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技術 装置、方法、及びプログラム

出願人 日本電気株式会社
発明者 田中文郁
出願日 2016年6月24日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2016-125140
公開日 2017年12月28日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-228184
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 死亡届 回答パケット 同意確認 代行装置 契約会社 代行動作 提供許可 許可パケット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月28日)のものです。
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図面 (9)

課題

契約者が指定した者(例えば、遺族)が、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる装置、方法、及びプログラムを提供する。

解決手段

装置は、第1の装置と第2の装置に接続された装置であって、契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認部と、前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行部と、を備える。

概要

背景

現代社会において、個人は、様々な契約を交わしているのが普通である。例えば、個人は、プロバイダ電話会社等と契約を交わす。しかし、個人が死亡した場合、交わされていた契約は速やかに解約されることが望ましい。解約されないままだと、利用料金口座引き落しが継続されてしまう等の不都合が発生するからである。

そこで、死亡した個人に代わって、契約の解約手続きを行うシステムが知られている。当該システムは、以下の特許文献1に開示されている。図1は、特許文献1のシステムの構成例を示す図である。

特許文献1のシステムは、図1に示されるように、利用者端末91と、解約代行装置92と、契約先端末93と、を備える。利用者端末91、解約代行装置92、及び契約先端末93は、インターネット94を介して接続される。

利用者端末91は、プロバイダ、電話会社、及びカード会社(以下、「契約会社」という)と契約を交わした者(以下、「契約者」という)が所有する端末である。契約者は、各契約会社が提供するサービスを利用している。解約代行装置92は、契約者を示すID(Identification)と、契約者と契約会社との間で交わされた契約内容と、を対応づけて記憶手段に記憶している。

契約者が死亡したとき、契約者の家族は、解約を特許文献1のシステムに要求する。具体的には、契約者の家族は、利用者端末91の入力画面に、解約代行の種類(例えば、本人死亡)と契約者を示すIDを入力し、確定ボタンを押下する。利用者端末91は、確定ボタンが押下されると、入力されたデータ (以下、「解約代行受付データ」という)を解約代行装置92に送信する。解約代行装置92は、解約代行受付データを受信すると、受信した解約代行受付データに含まれている契約者を示すIDを抽出する。解約代行装置92は、IDを抽出すると、抽出したIDに対応する契約内容を記憶手段から取得する。解約代行装置92は、契約内容を取得すると、取得した契約内容に示される契約会社の契約先端末93に対し、解約データを送信する。各契約先端末93は、解約データを受信すると、解約手続きを実行する。

上述の構成や動作の通り、特許文献1のシステムは、契約者の家族から解約を要求されると、故人となった契約者に代わって、故人が交わしていた契約を自動的に全て解約する。その結果、契約者の家族は、利用料金の口座引き落としが継続されるという事態を防ぐことができる。

概要

契約者が指定した者(例えば、遺族)が、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる装置、方法、及びプログラムを提供する。装置は、第1の装置と第2の装置に接続された装置であって、契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認部と、前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行部と、を備える。

目的

本発明は、上記課題を解決する装置、方法、及びプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1の装置と第2の装置に接続された装置であって、契約者死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認部と、前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行部と、を備えることを特徴とする装置。

請求項2

前記解約代行部は、前記第1の装置の使用者の状況を確認する情報を含む前記同意確認信号に応じて前記第1の装置から入力された信号に、哀悼を示す情報が含まれるときには、謝意を示す所定の動画データを前記第1の装置に出力する、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。

請求項3

前記同意を求める同意確認信号は、同意を求めるメールであり、前記同意を示す信号は、同意を示すメールであり、前記入力された信号は、入力されたメールである、ことを特徴とする請求項2に記載の装置。

請求項4

前記契約情報は、前記契約の当事者間の合意内容を含む、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。

請求項5

第1の装置と第2の装置に接続された装置の方法であって、契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認ステップと、前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行ステップと、有する、ことを特徴とする方法。

請求項6

前記解約代行ステップにおいては、前記第1の装置の使用者の状況を確認する情報を含む前記同意確認信号に応じて前記第1の装置から入力された信号に、哀悼を示す情報が含まれるときには、謝意を示す所定の動画データを前記第1の装置に出力する、ことを特徴とする請求項5に記載の方法。

請求項7

前記同意を求める同意確認信号は、同意を求めるメールであり、前記同意を示す信号は、同意を示すメールであり、前記入力された信号は、入力されたメールである、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。

請求項8

前記契約情報は、前記契約の当事者間の合意内容を含む、ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の方法。

請求項9

第1の装置と第2の装置に接続された装置に実装されたプロセッサに、契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認処理と、前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行処理と、を行わせるためのプログラム

請求項10

前記解約代行処理において、前記第1の装置の使用者の状況を確認する情報を含む前記同意確認信号に応じて前記第1の装置から入力された信号に、哀悼を示す情報が含まれるときには、謝意を示す所定の動画データを前記第1の装置に出力する処理を、前記プロセッサに行わせるための請求項9に記載のプログラム。

技術分野

0001

本発明は、装置、方法、及びプログラムに関し、特に、手続きを代行する装置、方法、及びプログラムに関する。

背景技術

0002

現代社会において、個人は、様々な契約を交わしているのが普通である。例えば、個人は、プロバイダ電話会社等と契約を交わす。しかし、個人が死亡した場合、交わされていた契約は速やかに解約されることが望ましい。解約されないままだと、利用料金口座引き落しが継続されてしまう等の不都合が発生するからである。

0003

そこで、死亡した個人に代わって、契約の解約手続きを行うシステムが知られている。当該システムは、以下の特許文献1に開示されている。図1は、特許文献1のシステムの構成例を示す図である。

0004

特許文献1のシステムは、図1に示されるように、利用者端末91と、解約代行装置92と、契約先端末93と、を備える。利用者端末91、解約代行装置92、及び契約先端末93は、インターネット94を介して接続される。

0005

利用者端末91は、プロバイダ、電話会社、及びカード会社(以下、「契約会社」という)と契約を交わした者(以下、「契約者」という)が所有する端末である。契約者は、各契約会社が提供するサービスを利用している。解約代行装置92は、契約者を示すID(Identification)と、契約者と契約会社との間で交わされた契約内容と、を対応づけて記憶手段に記憶している。

0006

契約者が死亡したとき、契約者の家族は、解約を特許文献1のシステムに要求する。具体的には、契約者の家族は、利用者端末91の入力画面に、解約代行の種類(例えば、本人死亡)と契約者を示すIDを入力し、確定ボタンを押下する。利用者端末91は、確定ボタンが押下されると、入力されたデータ (以下、「解約代行受付データ」という)を解約代行装置92に送信する。解約代行装置92は、解約代行受付データを受信すると、受信した解約代行受付データに含まれている契約者を示すIDを抽出する。解約代行装置92は、IDを抽出すると、抽出したIDに対応する契約内容を記憶手段から取得する。解約代行装置92は、契約内容を取得すると、取得した契約内容に示される契約会社の契約先端末93に対し、解約データを送信する。各契約先端末93は、解約データを受信すると、解約手続きを実行する。

0007

上述の構成や動作の通り、特許文献1のシステムは、契約者の家族から解約を要求されると、故人となった契約者に代わって、故人が交わしていた契約を自動的に全て解約する。その結果、契約者の家族は、利用料金の口座引き落としが継続されるという事態を防ぐことができる。

先行技術

0008

特開2002−157324号公報

発明が解決しようとする課題

0009

しかし、特許文献1のシステムでは、契約者の家族(遺族)は、故人との思い出を懐かしむ機会を失うという課題があった。その理由を以下に説明する。

0010

まず、契約が解約されたとき、契約会社は、契約者がサーバ等に保存していたデータを、解約から数十日後に削除をすることが一般的である。故人が家族との思い出の詰まった画像データをサーバ等に保存していたときであっても、契約会社は、解約を契機に(思い出の詰まった画像データを全て)削除してしまう。

0011

ここで、特許文献1のシステムは、自動的に契約を解約する。特許文献1のシステムが契約を解約すると、故人が保存していた家族との思い出の詰まった画像データは削除されることとなる。その結果、遺族は、故人との思い出の詰まった画像データを失う。特許文献1のシステムでは、遺族は、故人との思い出の詰まった画像データを失うので、故人との思い出を懐かしむ機会を失うという課題があった。

0012

本発明は、上記課題を解決する装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

上記目的を達成するために、本発明の装置は、第1の装置と第2の装置に接続された装置であって、契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認部と、前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行部と、を備える。

0014

上記目的を達成するために、本発明の方法は、第1の装置と第2の装置に接続された装置の方法であって、契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認ステップと、前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行ステップと、有する。

0015

上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、第1の装置と第2の装置に接続された装置に実装されたプロセッサに、契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認処理と、前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行処理と、を行わせるためのプログラム。

発明の効果

0016

本発明によれば、契約者が指定した者(例えば、遺族)は、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。

図面の簡単な説明

0017

特許文献1のシステムの構成例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態におけるシステムの動作(契約に関する情報を登録する動作)を説明する為の図である。
本発明の第1の実施の形態におけるシステムの動作(解約を代行する動作)を説明する為の図である。
本発明の第2の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。
本発明の第2の実施の形態におけるシステムの動作(動画データを登録する動作)を説明する為の図である。
本発明の第2の実施の形態におけるシステムの動作(故人を偲ぶ遺族に動画データを配信する動作)を説明する為の図である。
本発明の第3の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。

実施例

0018

次に本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。

0019

≪第1の実施の形態≫
[概要]
本実施形態のシステムは、故人が交わしていた契約内容を遺族の端末に通知し、契約を本当に解約してよいか遺族に同意を求める。本実施形態のシステムは、遺族の端末から、同意を示す信号を受信したときに限り、故人に代わって契約の解約を代行する。遺族は、故人が生前指定した者である。

0020

遺族は、通知された契約内容から、故人が思い出の詰まった画像データをサーバ等に保存している可能性があることに気づくことができ、同意を示す信号を端末から送信しないことで、解約(思い出の詰まったデータの削除)が実施されないようにすることができる。その結果、遺族は、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。

0021

以下に、本発明の第1の実施の形態におけるシステムの構成や機能、動作について説明する。

0022

[構成の説明]
まず、本発明の第1の実施の形態におけるシステムの構成と機能について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。

0023

(1)本発明の第1の実施の形態におけるシステムの構成
本実施形態のシステムは、図2に示されるように、携帯端末1と、PC(Personal Computer)端末2と、解約代行サーバ3と、役所サーバ4と、事業者サーバ5と、インターネット6と、を備える。携帯端末1、PC端末2、解約代行サーバ3、役所サーバ4、及び事業者サーバ5は、インターネット6を介して接続される。

0024

携帯端末1は、プロバイダと契約している者(以下、「契約者」という)が持つ端末である。契約者は、プロバイダが提供するブログサービスを利用して、旅行等、家族との思い出の画像をブログアップしている。PC端末2は、契約者の家族が使用するPCである。PC端末2は、例えば、契約者の息子が使用するPCであってもよい。役所サーバ4は、契約者が住む地域を管轄する役所に設定されたサーバである。事業者サーバ5は、プロバイダが管理しているサーバである。

0025

上述の端末やサーバの機能については、後述の[動作の説明]にて詳細に説明する。但し、後述の[動作の説明]では、事業者サーバ5に以下の機能が備わることを前提に説明する。

0026

(2)事業者サーバ5に備わる機能
(2−1)解約の申請をプロバイダに通知する機能
事業者サーバ5は、LED(Light Emitting Diode)とディスプレイを備える。事業者サーバ5は、契約の解約を申請するパケット(以下、「解約申請パケット」という)を解約代行サーバ3から受信すると、受信した解約申請パケットに含まれる契約者の氏名を抽出する。事業者サーバ5は、契約者の氏名を抽出すると、抽出した氏名を、解約申請者の氏名としてディスプレイに表示し、LEDを点灯させる。プロバイダは、LEDの点灯を確認することで、事業者サーバ5のディスプレイに表示された氏名の契約者について契約を解約する処理を行うものとする。

0027

(2−2)ブログサービス提供機能
事業者サーバ5は、ブログサービスを提供する一般的な機能を備える。すなわち、事業者サーバ5は、メモリを備え、携帯端末1からアップロードされたHTML(Hypertext Markup Language)ファイルや画像データをメモリに記憶する。さらに、事業者サーバ5は、クライアント装置(図示せず)からHTTPリクエストを受信すると、記憶するHTMLファイルと画像データをHTTPレスポンスとして返信する。これにより携帯端末1からアップロードされたHTMLファイルと画像データがブログとしてクライアント装置(図示せず)のウェブブラウザに表示がされることとなる。HTTPは、Hypertext transfer Protocolの略称である。

0028

(2−3)ブログサービス停止機能
事業者サーバ5は、一般的なキーボードを備え、キーボードの所定のボタンが押下されたときには、携帯端末1からアップロードされて記憶するHTMLファイルや画像データをメモリから削除する。これにより契約者のブログサービスが停止する。所定のボタンは、「F10」ボタンであってもよい。

0029

[動作の説明]
図3図4は、本発明の第1の実施の形態におけるシステムの動作を説明する為の図である。図3は、契約者が交わした契約内容を示す情報を本実施形態のシステムに登録する動作を説明する為の図である。図4は、故人に代わり解約を代行する動作を説明する為の図である。図3図4を用いて、本実施形態のシステムの詳細な動作を以下に説明する。

0030

(1)契約内容を示す情報を登録する処理
契約者は、自分の死後、自分に代わって契約の解約を本実施形態のシステムに代行してもらう為、プロバイダとの契約内容を示す情報(以下、「契約情報」という)を解約代行サーバ3に登録する。

0031

その為に、契約者は、契約情報を記憶するmicroSDメモリーカードを携帯端末1に挿入し、携帯端末1の「#」ボタンと「1」ボタンを押下する。microSD(登録商標)は、micro Secure Digitalの略称である。

0032

携帯電話1の取扱説明書には、「#」ボタンと「1」ボタンを押下すると、microSDメモリーカードに記憶される契約情報が解約代行サーバ3に登録されることが記載されている。携帯電話1のユーザは、その動作を理解した上で「#」ボタンと「1」ボタンを押下している。

0033

契約情報は、契約内容が記載された文字情報である。契約情報は、契約内容として、契約当事者及び当事者間の合意内容が記載された文字情報であってもよい。以下に、契約情報の一例を示す。

0034

契約当事者:
・契約者の氏名(以下、「」という)
・契約先の会社名(具体的には、プロバイダ名。以下、「乙」という)
当事者間の合意内容:
・乙は、甲にブログサービスとインターネット接続サービスを提供すること。

0035

・甲は、乙に毎月4000円のサービスの利用料金を支払うこと。

0036

契約情報は、契約者によって予めmicroSDメモリーカードに書き込まれる。契約者は、一般的なカードアダプタとPC(Personal Computer)を用いてmicroSDメモリーカードに契約情報を書き込むことができる。

0037

さらに、契約者は、家族(例えば、息子)のメールアドレスもmicroSDメモリーカードに書き込む。本実施形態のシステムが、解約を代行する際に、契約者の家族(例えば、息子)が使用するPC端末2に契約情報をメールで通知できるようにする為である。なお、契約者がメールアドレスをmicroSDメモリーカードに書き込むことは、そのメールアドレスを持つ家族(例えば、息子)を契約者が指定することに相当する。

0038

携帯端末1は、「#」ボタンと「1」ボタンが押下されると、図3に示されるように、契約情報の登録を要求するパケット(以下、「登録要求パケット」という)を解約代行サーバ3に送信する(S1)。このとき、携帯端末1は、microSDメモリーカードに記憶されている契約情報と、家族(例えば息子)のメールアドレスと、を登録要求パケットに含めてから登録要求パケットを送信する。

0039

解約代行サーバ3は、登録要求パケットを受信すると、受信したパケットから契約情報とメールアドレスを抽出し、抽出した契約情報とメールアドレスを、自身に備わるメモリに記憶する(S2)。

0040

(2)情報提供許可を役所サーバ4に与える処理
次に、契約者は、自分の情報が役所サーバ4から解約代行サーバ3に提供されることを許可する。具体的には、契約者は、携帯端末1の「#」ボタンと「2」ボタンを押下する。

0041

携帯端末1の取扱説明書には、「#」ボタンと「2」ボタンを押下すると、自分の情報が役所サーバ4から解約代行サーバ3に提供されることが記載されており、契約者は、そのことを理解した上で「#」ボタンと「2」ボタンを押下している。

0042

携帯端末1は、「#」ボタンと「2」ボタンが押下されると、図3に示されるように、情報提供の許可を示すパケット(以下、「情報提供許可パケット」という)を役所サーバ4に送信する(S3)。このとき、携帯端末1は、microSDメモリーカードに記憶される契約情報を情報提供許可パケットに含めてから情報提供許可パケットを送信する。

0043

次に、役所サーバ4は、情報提供許可パケットを受信すると、受信したパケットから契約情報を抽出し、抽出した契約情報を、自身に備わるメモリ(以下、「提供許可記憶メモリ」という)に記憶する(S4)。

0044

提供許可者記憶メモリには、自分の情報が解約代行サーバ3に提供されることを許可した契約者の契約情報(氏名等)が記憶されることとなる。

0045

(3)契約者死亡前後の状況
その後、契約者は、家族と旅行や食事にでかけ、ブログに楽しい思い出の写真をアップさせていたが、ある日、突然倒れ、死亡した。

0046

遺族となった契約者の家族は、死亡から7日以内に死亡届を役所に提出する。役所の職員は、死亡届を受理すると、役所に設置された役所サーバ4に、死亡届に記された契約者の氏名と、本人死亡を示す番号200と、を入力する。

0047

役所サーバ4は、データベースを備えており、図示していないが、番号200が入力されると、入力された契約者の氏名と、死亡届が提出されたことを示す番号210と、を対応づけてデータベースに登録する。

0048

(4)契約者の死亡の確認
(動作概要)
解約代行サーバ3は、S2の後、契約者の死亡届が提出されたか、すなわち、契約者が死亡したかを繰り返し役所サーバ4に問い合わせている。その具体的な動作は、以下のS10〜S15の通りである。

0049

(動作詳細)
まず、解約代行サーバ3は、所定のタイミングになると、図4に示されるように、死亡届の提出を確認するパケット(以下、「提出確認パケット」という)を役所サーバ4に送信する(S10)。このとき、解約代行サーバ3は、契約者の氏名を提出確認パケットに含めてから、提出確認パケットを送信する。解約代行サーバ3は、契約者の氏名を上述のS2で記憶している。

0050

上述の所定のタイミングは、一定間隔毎のタイミングであり、解約代行サーバ3の製造者によって設定される。解約代行サーバ3の製造者は、1日の任意の1タイミングを解約代行サーバ3に設定してもよい。以下、所定のタイミングは20時であり、解約代行サーバ3は、毎日20時になると、提出確認パケットを役所サーバ4に送信するものとする。

0051

上述のS10の後、役所サーバ4は、提出確認パケットを受信すると、受信した提出確認パケットから契約者の氏名を抽出し、抽出した氏名が提供許可者記憶メモリに記憶されているか否かを判別する(S11)。

0052

S11の処理は、抽出した氏名の者(契約者)が、役所サーバ4から解約代行サーバ3に自分の情報が提供されることを許可したか否かを判別する処理である。

0053

役所サーバ4は、S11で抽出した契約者の氏名が提供許可者記憶メモリに記憶されていない場合(S11でNoの場合)には、回答を示すパケット(以下、「回答パケット」という)を解約代行サーバ3に送信する(S12)。この時、役所サーバ4は、許可無を示す番号300を回答パケットに含めて送信する。

0054

ここでは、上述のS4により、提供許可者記憶メモリに契約者の氏名が記憶されている。

0055

役所サーバ4は、S11において抽出した契約者の氏名が提供許可者記憶メモリに記憶されている場合(S11でNoの場合)には、S11で抽出した氏名の者(契約者)の死亡届が提出されているか判別する(S13)。

0056

具体的には、役所サーバ4は、抽出した氏名(契約者の氏名)に対応する番号をデータベースから取得し、取得した番号が、死亡届が提出されたことを示す番号210か否か判別する。

0057

役所サーバ4は、取得した番号が番号210でない場合(S13でNoの場合)には、死亡届提出無を示す番号310を含む回答パケットを解約代行サーバ3に送信する(S14)。

0058

ここでは、上述の「(3)契約者死亡前後の状況」で説明した通り、役所サーバ4のデータベースには、契約者の氏名と対応づけて、死亡届が提出されたことを示す番号210が登録されている。

0059

役所サーバ4は、取得した番号が番号210である場合(S13でYesの場合)には、死亡届提出有を示す番号320を含む回答パケットを解約代行サーバ3に送信する(S15)。

0060

上述のS10〜S15の処理により、解約代行サーバ3は、契約者について死亡届の提出の有無を示す番号310、320を取得する。この番号により、解約代行サーバ3は、契約者の死亡届の提出有無を確認することができる。

0061

(5)解約代行動作
(動作概要)
解約代行サーバ3は、契約者の死亡届の提出を確認した場合は、契約者が交わしていた契約について契約内容を提示すると共に、その契約を本当に解約してもよいか、遺族に確認する。また、解約代行サーバ3は、同意を得た場合に限り、故人に代わって契約の解約を申請する。その具体的な動作は、以下のS16〜S21の通りである。なお、解約代行サーバ3は、メール機能を備えているものとする。

0062

(動作詳細)
まず、解約代行サーバ3は、回答パケットを受信すると、受信した回答パケットに、死亡届提出有を示す番号320が含まれているか否かを判別する(S16)。契約者の死亡届の提出有無を確認する為である。

0063

解約代行サーバ3は、受信した回答パケットに番号320が含まれている場合(S16でYesの場合)には、契約者が死亡しているので、契約者が交わしていた契約を解約してよいか同意を求めるメールをPC端末2に送信する(S17)。この時、解約代行サーバ3は、同意を求めるメールの中に、契約者が交わしていた契約の契約情報を必ず含める。解約代行サーバ3は、契約情報を上述のS2により記憶している。同意を求めるメールは、以下のようなメールであってもよい。

0064

「故人となられたご契約者様が、以下の契約を交わされていたことをお伝えします。当社にて代行して以下の契約を解約しますが、解約してもよいでしょうか?本当に解約してよいか確認させて下さい。解約に同意される場合には、メールの件名欄に『同意する』という文字を記載したメールを返信して下さい。
・契約情報(契約内容):
契約当事者:
契約者 :契約者の氏名(以下、「甲」という)
契約先会社 :契約先の会社名(以下、「乙」という)
当事者間の合意内容:
・乙は、甲にブログサービスとインターネット接続サービスを提供
すること。

0065

・甲は、乙に毎月4000円のサービスの利用料金を支払うこと。」
なお、解約代行サーバ3は、上述のS17において、同意を求めるメールの宛先欄に、記憶する家族のメールアドレスを設定してから、当該同意を求めるメールを送信するものとする。家族が使用するPC端末2に、同意を求めるメールが届くようにする為である。

0066

ここで、PC端末2は、メーラーを備えている。PC端末2に備わるメーラーは、一般的なメーラーであり、PC端末2を使用する契約者の家族宛てに届いたメールを受信する機能を備える。

0067

PC端末2は、メーラーによって、同意を求めるメールを受信し、受信した同意を求めるメールを画面上に表示する(S18)。

0068

契約者の家族(例えば、契約者の息子)は、表示された契約情報から、ブログサービスが故人に提供されていることを確認することで、故人が家族との思い出の詰まった画像データをサーバ等に置いている可能性に気づくことができる。その場合、契約者の家族(例えば、契約者の息子)は、解約の代行に同意せず、「同意する」という文字を件名欄に記載したメールを返信しないことで、思い出の詰まった画像データが削除されるのを防ぐことができる。

0069

一方、契約者の家族(契約者の息子)は、ブログサービスが故人に提供されていることが契約情報から確認できなければ、故人が家族との思い出の詰まった画像データをブログサーバに置いている可能性は少ないと判別することもできる。その場合、契約者の家族(契約者の息子)は、解約に同意し、「同意する」という文字を件名欄に記載したメールを返信することができる。

0070

(5−1)遺族が同意した場合の動作
もし、契約者の家族(契約者の息子)が、「同意する」という文字を記載したメールをPC端末2から返信したとき、本実施形態のシステムは、以下の通り動作する。

0071

まず、PC端末2は、図4に示されるように、「同意する」という文字が件名欄に記載されたメール(以下、「同意を示すメール」という)を解約代行サーバ3に送信する(S19)。

0072

解約代行サーバ3は、同意を示すメールをPC端末2から受信すると、契約者の家族、すなわち、遺族から解約の同意がとれたものとして、契約の解約を申請するパケット(以下、「解約申請パケット」という)を事業者サーバ5に送信する(S20)。この時、解約代行サーバ3は、解約申請パケットに、契約者の氏名を含めて送信する。

0073

事業者サーバ5は、解約申請パケットを解約代行サーバ3から受信すると、受信した解約申請パケットに含まれる氏名の者(すなわち、契約者)の契約を解約する(S21)。

0074

具体的には、事業者サーバ5は、受信した解約申請パケットから抽出した氏名を、解約申請者の氏名としてディスプレイに表示し、自身に備わるLED(Light Emitting Diode)を点灯させる。事業者サーバ5は、LEDの点灯により、プロバイダに解約申請を要求する。プロバイダは、LEDの点灯を確認すると、事業者サーバ5のディスプレイに表示された氏名の契約者について契約を解約する事務手続きを行う。

0075

このとき、プロバイダは、契約を解約する手続きの一環として、ブログサービスを停止する処理を行う。具体的には、プロバイダは、事業者サーバ5に備わるキーボードの「F10」ボタンを押下する。

0076

事業者サーバ5は、「F10」ボタンが押下されると、「(2−3)ブログサービス停止機能」で説明した通り、契約者がアップロードした画像ファイルを削除する。これにより、ブログサービスが停止する。

0077

上述のS16〜S21の通り、本実施形態のシステムは、契約者が交わしていた契約について契約内容を提示すると共に、その契約を本当に解約してもよいか遺族に確認し、同意を得た場合に限り、故人に代わって契約の解約を実行する。

0078

なお、上述のS16において、受信した回答パケットに死亡届提出有を示す番号320が含まれていない場合(S16でNoの場合)、解約代行サーバ3は、次の所定のタイミングを待つ。契約者が生存しており、S17〜S21の解約を実施する処理を行う必要がないからである。

0079

(5−2)遺族が同意しないときの動作
上述のS18によって表示された契約情報には、ブログサービスが故人に提供される旨が記載されている。その為、契約者の家族(例えば、契約者の息子)が、故人が家族との思い出の詰まった画像データをブログサーバに置いている可能性に気づき、「同意する」という文字を件名欄に記載したメールを返信しなかったとする。同意を示すメールが送信されないときは、解約代行サーバ3は、同意を示すメールを受信しないので、S20を実施せず、解約の申請を行わない。

0080

その結果、故人と遺族との思い出の詰まった画像データは削除されない。すなわち、遺族(例えば、契約者の息子)は、思い出の詰まった画像データが削除されるのを防ぐことができる。遺族(例えば、契約者の息子)は、契約先の会社(プロバイダ)にTELし、ブログが掲載されるホームページのURLを確認する等により、故人との思い出の詰まった画像データに接することができ、故人との思い出を懐かしむことができる。本実施形態のシステムでは、遺族は、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。URLは、Uniform Resource Locatorの略称である。

0081

(6)バリエーション動作
(6−1)解約代行サーバ3の動作(同意を求めるメールの送信頻度を少なくする動作)
次に、解約代行サーバ3の動作のバリエーションについて説明する。

0082

解約代行サーバ3は、S17にて同意を求めるメールを一度送信した後は、頻繁に同意を求めるメールをPC端末2に送信しないことが望ましい。煩わしさを遺族に感じさせる可能性があるからである。

0083

しかし、所定のタイミング毎に上述のS10〜S17を繰り返し実施する上述の解約代行サーバ3は、同意を求めるメールを繰り返し送信してしまう。そこで、解約代行サーバ3は、初期値が0のカウンタを備え、以下の処理を行ってもよい。解約代行サーバ3は、同意を求めるメールを送信する頻度を落とすことができる。

0084

まず、解約代行サーバ3は、S17を実施した後、再度、所定のタイミングになると、S10を実施することとなるが、S10を実施する前に、カウンタの値が所定値100以上か否かを判別する。

0085

所定値は、本実施形態のシステムの管理者によって解約代行サーバ3に設定される。以下では、所定値が100である場合について説明するが、本実施形態のシステムの管理者は、値1以上の任意の値を所定値として設定することができる。

0086

解約代行サーバ3は、カウンタの値が所定値100より小さい場合には、S10を実施せず、カウンタの値を1つインクリメントして、次の所定のタイミングを待つ。当初、カウンタの値は所定値100より小さいが、100回、所定のタイミングになると、カウンタの値が所定値100となる。解約代行サーバ3は、カウンタの値が所定値100以上の場合に、S10を実施し、提出確認パケットを送信する。その後、解約代行サーバ3は、死亡届提出有を示す番号320を含む回答パケットを受信すると、S17の処理を実施し、同意を求めるメールを送信する。

0087

上述の動作により、解約代行サーバ3は、所定のタイミング100回に1回、S10の提出確認パケットを送信し、S17の同意を求めるメールを送信する。解約代行サーバ3は、同意を求めるメールを送信する頻度を落とすことができる。

0088

(6−2)解約代行サーバ3の動作(解約申請が完了した後は、S10の処理を起動しない動作)
解約代行サーバ3は、S20にて解約申請パケットを送信し、解約の申請が完了した後は、S10の処理を起動しないことが望ましい。解約の申請が完了しているのに、再度、死亡届の提出を確認したり、解約申請パケットを送信する必要がないからである。その為に、解約代行サーバ3は、初期値が0のレジスタを備え、以下の(i)〜(v)の処理をおこなってもよい。

0089

(i)まず、解約代行サーバ3は、所定のタイミングになり、S10を実施する前に、レジスタの値が0であるか否かを判別する。

0090

(ii)次に、解約代行サーバ3は、レジスタの値が0である場合には、上述のS10、S16〜S17、及びS20の処理を行う。

0091

(iii)解約代行サーバ3は、S20の処理を行い、解約申請パケットを送信すると、レジスタの値を1とし、次の処理のタイミングになるのを待つ。

0092

(iv)次に、解約代行サーバ3は、次の所定のタイミングになると、レジスタの値が0であるか否かを判別する。ここでは、レジスタの値は1となっている。

0093

(v)解約代行サーバ3は、レジスタの値が0でない場合には、次の所定のタイミングを待つ。解約代行サーバ3は、S10の処理を起動しない。

0094

上述の(i)〜(v)の処理を行うことで、解約代行サーバ3は、S20にて解約申請パケットを送信し、解約の申請が完了した後は、再度、解約申請パケットを送信しない。

0095

(6−3)システムが扱う情報について
本実施形態のシステムは、契約者の氏名を用いたが、契約者の氏名の代わりに、契約者のマイナンバーを用いてもよい。また、本実施形態のシステムは、契約者を示す識別子であれば、その識別子を契約者の氏名の代わりに用いてもよい。

0096

なお、契約者のマイナンバーを本実施形態のシステムで用いる場合、解約代行サーバ3と事業者サーバ5の管理者は、マイナンバーを適正に管理する能力を有する者である。

0097

(6−4)契約者の家族について
上記の「契約者の家族」は、契約者の息子に限定しない。「契約者の家族」は、契約者のであってもよいし、契約者の親であってもよい。「契約者の家族」は、叔母等の親族であってもよい。契約者は、家族を指定し、指定した家族のメールアドレスをmicroSDメモリーカードに書き込む。

0098

[効果の説明]
本実施形態によれば、遺族は、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。

0099

なぜならば、本実施形態のシステムは、故人が交わしていた契約について契約内容と共に、その契約を本当に解約してよいか同意を求める信号を遺族の端末に通知し、遺族の端末から同意を示す信号が得られた場合に限り、故人に代わり契約の解約を行うからである。上述の動作により、遺族は、通知された契約情報から、故人が家族との思い出の詰まった画像データをサーバ等に保存している可能性に気づくことができ、気づいたときには、同意を示す信号を端末から送信しないことで、契約を解約しないことを選択できる。すなわち、遺族は、解約に伴って故人との思い出の詰まったデータが削除されるのを防ぐことができ、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。

0100

≪第2の実施の形態≫
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。

0101

第2の実施形態のシステムは、遺族が故人を偲びたい状況か否かを判別し、偲びたい状況である場合には、動画データを遺族のPC端末に配信する。動画データは、偲んでくれるお礼を故人が述べるものである。遺族は、故人を一層偲ぶことができる。

0102

以下に、第2の実施の形態のシステムの構成と動作について説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。

0103

[構成の説明]
(1)第2の実施形態のシステムの構成
第2の実施形態のシステムは、図5に示されるように、携帯端末1、PC端末2、及び解約代行サーバ3の代わりに、携帯端末21、PC端末22、及び解約代行サーバ23を備える。

0104

上述した以外の構成は、第1の実施の形態におけるシステムと同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。

0105

また、携帯端末21、PC端末22、及び解約代行サーバ23は、各々、携帯端末1、PC端末2、及び解約代行サーバ3と同じ機能を備える。本実施形態において、携帯端末21、PC端末22、及び解約代行サーバ23に新たに追加される機能については、後述の[動作の説明]にて詳細に説明する。

0106

[動作の説明]
本実施形態のシステムの動作を説明する。図6図7は、本発明の第2の実施の形態におけるシステムの動作を説明する為の図である。図6は、動画データを登録する動作を説明する為の図である。図7は、故人を偲ぶ遺族に動画データを配信する動作を説明する為の図である。

0107

(1)動画データの事前登録動作
まず、携帯端末21は、一般的なスマートフォンと同様、動画撮影機能を備える。

0108

携帯端末21を持つ契約者は、生きている間に、動画撮影機能を用いて、偲んでくれる遺族へお礼を述べる動画を撮影する。撮影により動画データが携帯端末21に記憶される。

0109

撮影後、契約者は、携帯端末21の「#」ボタンと「3」ボタンを押下する。

0110

携帯端末21の取扱説明書には、「#」ボタンと「3」ボタンを押下すると、撮影した動画データが解約代行サーバ23に登録されることが記載されており、契約者は、そのことを理解した上で「#」ボタンと「3」ボタンを押下する。

0111

携帯端末21は、「#」ボタンと「3」ボタンが押下されると、図6に示されるように、動画データの登録を要求するパケット(以下、「動画登録要求パケット」という)を解約代行サーバ23に送信する(S30)。このとき、携帯端末21は、送信する動画登録要求パケットに、記憶する動画データを含めてから送信する。

0112

解約代行サーバ23は、動画登録要求パケットを受信すると、受信した動画登録要求パケットから動画データを抽出し、抽出した動画データを、自身に備わるメモリに記憶する(S31)。

0113

その後、契約者は、「#」ボタンと「1」ボタンの押下及び、「#」ボタンと「2」ボタンの押下を実施する。携帯端末21と解約代行サーバ23は、携帯端末1と解約代行サーバ3と同様、上述のS1〜S4の処理を実施する。

0114

(2)動画データの送信
契約者が死亡したとき、本実施形態のシステムは、図7に示されるように、第1の実施形態のシステムと同様、上述のS10〜S15を実施する。その場合、解約代行サーバ23は、役所サーバ4から回答パケットを受信する。

0115

解約代行サーバ23は、回答パケットを受信すると、解約代行サーバ3と同様、S16の処理を実施し、死亡届が提出されたことを示す番号210が含まれているか判別する(S16)。

0116

ここでは、番号210が含まれていたものとして説明を続ける。

0117

解約代行サーバ23は、回答パケットに番号210が含まれていると判別した場合(S16でYesの場合)には、上述のS17と同じく、契約者が交わしていた契約の解約について同意を求めるメールをPC端末22に送信する(S32)。但し、解約代行サーバ23は、送信する同意を求めるメールに、遺族の状況を確認するアンケートを含めて送信する。遺族が故人を偲びたい状況か判別する為である。

0118

遺族の状況を確認するアンケートは、以下の通りの文章であってもよい。

0119

「アンケート:
現在の状況はいかがですか。よろしかったらご回答下さい。
1.故人を偲びたい。その場合、『偲びたい』と件名欄に記載したメールを返信して下さい。
2.普通。よかったら、『普通』と件名欄に記載したメールを返信して下さい。」
PC端末22は、同意を求めるメールを受信すると、メーラを起動し、受信した同意を求めるメールを画面上に表示する(S33)。具体的には、PC端末22は、以下の通り、メールを表示する。メールには、遺族の状況を確認するアンケートも含まれる。

0120

「故人となられたご契約者様が、以下の契約を交わされていたことをお伝えします。当社にて代行して以下の契約を解約しますが、解約してもよいでしょうか?本当に解約してよいか確認させて下さい。解約に同意される場合には、メールの件名欄に『同意する』という文字を記載したメールを返信して下さい。
・契約情報(契約内容):
契約当事者:
契約者 :契約者の氏名(以下、「甲」という)
契約先会社 :契約先の会社名(以下、「乙」という)
当事者間の合意内容:
・乙は、甲にブログサービスとインターネット接続サービスを提供
すること。

0121

・甲は、乙に毎月4000円のサービスの利用料金を支払うこと。

0122

アンケート:
現在の状況はいかがですか。よろしかったらご回答下さい。
1.故人を偲びたい。その場合、『偲びたい』と件名欄に記載したメールを返信し
て下さい。
2.普通である。その場合、『普通』と件名欄に記載したメールを返信して下さい。」
遺族は、「同意する」、「偲びたい」、「普通」のいずれか、又は組み合わせが記載されたメール(以下、「返信メール」という)をPC端末22から送信することができる。

0123

ここでは、故人の家族は、返信メールをPC端末22から送信したものとする。その返信メールは、件名欄に「偲びたい」と記載されている。

0124

解約代行サーバ23は、返信メールをPC端末22から受信すると、受信したメールの件名欄に「同意する」との文字が含まれているか否かを判別する(S35)。解約代行サーバ23は、一般的なメールフィルタリング機能によって、メールの件名欄に「同意する」との文字が含まれているか判別してもよい。

0125

解約代行サーバ23は、受信したメールの件名欄に「同意する」との文字が含まれている場合(S35でYesの場合)には、返信メールは同意を示すメールであるので、解約代行サーバ3と同様に、解約申請パケットを送信する(S20)。

0126

ここでは、受信したメールの件名欄には「同意する」との文字は含まれていない。解約代行サーバ23は、受信したメールの件名欄に「同意する」との文字が含まれていないと判別する。

0127

解約代行サーバ23は、受信したメールの件名欄に「同意する」との文字が含まれていないと判別した場合(S35でNoの場合)は、メールの件名欄に「偲びたい」という文字が含まれているか判別する(S36)。

0128

受信したメールは、件名欄に「偲びたい」という文字が含まれている。

0129

解約代行サーバ23は、受信したメールの件名欄に「偲びたい」との文字が含まれている場合(S36でYesの場合)、記憶する動画データをパケットとしてPC端末22に送信する(S37)。

0130

PC端末22は、動画再生機能を備えており、動画データを含むパケットを受信すると、受信したパケットに含まれる動画データを動画再生機能によって再生する(S38)。

0131

動画データは、偲んでくれる遺族へのお礼を故人が述べる動画である。本実施形態のシステムでは、遺族は故人から偲んでくれているお礼を言われ、一層故人を偲ぶことができる。

0132

なお、解約代行サーバ23は、S36の判別において、受信したメールの件名欄に「偲びたい」との文字が含まれていない場合(S36でNoの場合)は、特に何もせず、次にS10を実施する所定のタイミングを待つ。

0133

上述の「偲んでくれる遺族へのお礼を故人が述べる動画」は、謝意を示す動画である。件名欄に「偲びたい」との文字が含まれているメールは、哀悼を示す情報である。

0134

(7)家族以外の人間に同意を求めるシステム
本実施形態のシステムは、上述のS32において、契約者の家族の使用するPC端末22に対して、同意を求める信号を送信した。

0135

本実施形態のシステムは、家族が使用するPC端末22ではなく、家族以外の人間(例えば、友達)が使用する端末(図示せず)に、同意を求める信号を送信することもできる。その場合、契約者は、生きている間に、家族以外の人間(例えば、日から親しくしている友達の一人)を指定し、指定した友達(以下、「友達Aさん」という)のメールアドレスをmicroSDメモリーカードに書き込む。さらに、契約者は、書き込んだmicroSDメモリーカードを携帯端末1に挿入し、携帯端末1の「#」ボタンと「1」ボタンを押下する。その結果、本実施形態のシステムは、上述のS1〜S4を実施し、さらに、契約者の死後、S10〜S17を実施する。S10〜S17が実施された結果、契約情報を含む、同意を求めるメールが、友達Aさんの端末に通知される。友達Aさんの使用する端末は、Aさんのメールアドレス宛のメールを受信して表示する一般的なメーラーを備える。

0136

友達Aさんは、表示されたメール内の契約情報から、故人がAさんとの思い出の詰まった画像データをサーバ等に保存している可能性があることに気づくことができる。Aさんは、該可能性に気づいたときには、同意を示す信号を端末から送信しないことで、契約を解約しないことを選択できる。すなわち、友達Aさんは、故人との思い出の詰まったデータが解約に伴って削除されるのを防ぐことができ、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。

0137

[効果の説明]
本実施形態のシステムでは、遺族は、第1の実施形態のシステムよりも一層故人を偲ぶことができる。

0138

なぜなら、本実施形態のシステムは、遺族が故人を偲びたい状況かを判別し、偲びたい状況の場合は、故人がお礼を述べる動画データをPC端末22に表示するからである。遺族は、偲びたいと思いっていた所、故人から偲んでくれているお礼を言われるので、一層故人を偲ぶことができる。

0139

なお、本実施形態のシステムでは、第1の実施形態のシステムと同様、遺族は、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。

0140

なぜなら、本実施形態のシステムは、第1の実施形態のシステムと同じく、契約内容と共に、解約の同意を求める信号を遺族の端末に通知し、遺族の端末から同意を示す信号が得られた場合に限り、契約を解約する動作を行うからである。

0141

なお、本実施形態のシステムでは、遺族でなくても、契約者が生前指定した人間は、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。

0142

なぜなら、本実施形態のシステムは、契約内容と共に、解約の同意を求める信号を、契約者が指定した人間(例えば、友達Aさん)の端末に通知し、その端末から同意を示す信号が得られた場合に限り、契約を解約する動作を行うこともできるからである。契約者が指定した人間(友達Aさん)は、故人が自分との思い出の詰まった画像データをサーバ等に保存している可能性に契約情報から気づくことができ、気づいたときには、同意を示す信号を端末から送信しないことで、契約を解約しないことを選択できる。すなわち、契約者が指定した人間(例えば、友達Aさん)は、故人との思い出の詰まったデータが解約に伴って削除されるのを防ぐことができ、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。

0143

≪第3の実施の形態≫
図8は、本発明の第3の実施の形態におけるシステムの構成例を示す図である。以下に、第3の実施の形態のシステムの構成と動作について説明する。

0144

[構成の説明]
(1)第3の実施形態のシステムの構成
第3の実施形態のシステムは、図8に示されるように、装置100と、第1の装置200と、第2の装置210と、を備える。装置100は、第1の装置200と第2の装置210に接続された装置である。

0145

(2)装置100の構成と機能
装置100は、確認部101と、解約代行部102と、を備える。

0146

確認部101は、契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、その契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、契約の解約について同意を求める同意確認信号を、契約者が指定した者が使用する第1の装置200に出力する。

0147

解約代行部102は、上述の同意確認信号に応じて同意を示す信号が第1の装置200から入力された場合に限り、上述の契約の解約を申請する解約申請信号を第2の装置210に出力する。

0148

(3)第2の装置210について
第2の装置210は、契約の解約を解約申請信号の入力により行う装置である。

0149

(4)確認部101と解約代行部102の実現手段について
確認部101と解約代行部102は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置と、RAM等の一般的なメモリと、一般的なネットワークインターフェースと、を用いて実現することができる。RAMは、Random Access Memoryの略称である。

0150

[動作の説明]
次に、本実施形態のシステムの動作を説明する。

0151

まず、携帯端末(図示せず)を保有する者が、プロバイダと契約を交わしていたとする。契約には、ブログサービスを提供する契約も含まれており、携帯端末を保有する者(以下、「契約者」という)は、家族との思い出の画像をブログに掲載している。

0152

また、契約者は、装置100の管理者に連絡して、自分が交わした契約の内容を示す契約情報を装置100の確認部101に予め設定してもらっている。その時、契約者は、家族(例えば、息子)を指定し、その家族が使用する第1の装置200のIP(Internet Protocol)アドレスも、装置100の確認部101に予め設定してもらっている。

0153

その後、契約者が死亡したとする。

0154

故人となった契約者の家族(例えば、契約者の息子)は、契約者の死亡を示す所定の信号を携帯端末(図示せず)等から装置100に入力する。契約者の死亡を示す所定の信号は、契約者が死亡したことが記載されたメールであってもよい。

0155

装置100の確認部101は、契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、その契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、契約者が指定した者(例えば、契約者の息子)が使用する第1の装置200に出力する。

0156

同意確認信号はパケットであってもよい。装置100の確認部101は、パケットである同意確認信号の宛先IPアドレスを、予め設定されているIPアドレスに変換してから同意確認信号を送信する。第1の装置200に同意確認信号が届くようにする為である。

0157

ところで、上述の契約情報には、契約の当事者間の合意内容(例えば、プロバイダが契約者にブログサービスを提供する等)を示す文字情報が含まれる。

0158

契約者の家族(例えば、契約者の息子)は、第1の装置200に通知された契約情報を確認することで、故人が家族との思い出の詰まった画像データをブログサーバ等に残している可能性に気づくことができる。

0159

(1)契約者の家族が解約に同意しない場合の動作
ここで、契約情報を確認した契約者の家族(例えば、契約者の息子)が、故人が家族との思い出の詰まった画像データをブログサーバ等に残している可能性に気づき、解約に同意しない為、同意しないことを記載したメールを第1の装置200から送信したとする。同意しないことを記載したメールは、同意しないことを示す信号である。

0160

ここで、上述の「(2)装置100の構成と機能」で説明した通り、装置100は、同意を示す信号が第1の装置200から入力された場合に限り、契約の解約を申請する解約申請信号を解約代行部102から第2の装置210に出力する装置である。装置100は、同意しないことを示す信号が入力されたときには、解約代行部102から解約申請信号を第2の装置210に出力しない。

0161

第2の装置210は、解約申請信号が入力されないので、契約の解約を行わない。その結果、ブログに掲載された思い出の詰まった画像データは削除されない。

0162

上述のように、本実施形態のシステムでは、契約者の家族(例えば、契約者の息子)は、通知された契約情報を確認することで、故人が家族との思い出の詰まった画像データをブログサーバ等に残している可能性に気づくことができる。気づいたときには、契約者の家族(例えば、契約者の息子)は、同意を示す信号を第1の装置200から送信しないことで、思い出の詰まった画像データが削除されるのを防ぐことができる。契約者の家族(例えば、契約者の息子)は、思い出の詰まった画像データが削除されるのを防ぎ、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。同意を示す信号は、同意を示すメールであってもよい。

0163

(2)契約者の家族が解約に同意する場合の動作
契約者の家族は、契約の解約に同意する場合は、第1の装置200から同意を示す信号を送信する。同意を示す信号は、同意することが件名欄に記載されたメールであってもよい。

0164

装置100の解約代行部102は、同意確認信号に応じて同意を示す信号が第1の装置200から入力された場合には、上述の契約の解約を申請する解約申請信号を第2の装置210に出力する。

0165

第2の装置210は、解約申請信号が入力されると、契約の解約を行う。このとき、第2の装置210は、解約に伴い、契約者のブログに記載される画像データも削除する。

0166

(3)契約者が指定する者について
契約者は、息子以外にも、自分の娘や親等の家族として指定してもよい。家族とは親族のことである。また、契約者は、家族以外の人間、例えば、友達、恩師、教え子、若しくは義兄弟等を指定することもできる。契約者は、生前、指定した者が使用する第1の装置200のIPアドレスを、装置100の確認部101に設定する。

0167

[効果の説明]
本実施形態によれば、契約者が指定した者(例えば、契約者の家族や友達等)は、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。

0168

なぜなら、本システムは、故人が交わしていた契約について契約内容と共に、契約を解約してよいか同意を求める信号を契約者が指定した者の端末(第1の装置200)に通知し、その者の端末から同意を示す信号が得られた場合に限り、契約の解約を行うからである。上述の動作により、契約者が指定した者(例えば、遺族や友達)は、通知された契約情報から、故人が自分との思い出の詰まった画像データをブログサーバ等に残している可能性に気づくことができる。そして、契約者が指定した者(例えば、遺族や友達)は、思い出の詰まった画像データを残している可能性に気づいたときには、同意を示す信号を端末から送信しないことで、契約を解約しないことを選択できる。すなわち、契約者が指定した者(例えば、遺族や友達)は、解約に伴って故人との思い出の詰まった画像データが削除されるのを防ぐことができ、故人との思い出を懐かしむ機会を失わないようにすることができる。

0169

なお、上述した実施の形態は、その形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。

0170

さらに、上記の各実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
第1の装置と第2の装置に接続された装置であって、
契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認部と、
前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行部と、
を備えることを特徴とする装置。
(付記2)
前記解約代行部は、前記第1の装置の使用者の状況を確認する情報を含む前記同意確認信号に応じて前記第1の装置から入力された信号に、哀悼を示す情報が含まれるときには、謝意を示す所定の動画データを前記第1の装置に出力する、
ことを特徴とする付記1に記載の装置。
(付記3)
前記同意を求める同意確認信号は、同意を求めるメールであり、
前記同意を示す信号は、同意を示すメールであり、
記入力された信号は、入力されたメールである、
ことを特徴とする付記2に記載の装置。
(付記4)
前記契約情報は、前記契約の当事者間の合意内容を含む、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
(付記5)
第1の装置と第2の装置に接続された装置の方法であって、
契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認ステップと、
前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行ステップと、有する、
ことを特徴とする方法。
(付記6)
前記解約代行ステップにおいては、前記第1の装置の使用者の状況を確認する情報を含む前記同意確認信号に応じて前記第1の装置から入力された信号に、哀悼を示す情報が含まれるときには、謝意を示す所定の動画データを前記第1の装置に出力する、
ことを特徴とする付記5に記載の方法。
(付記7)
前記同意を求める同意確認信号は、同意を求めるメールであり、
前記同意を示す信号は、同意を示すメールであり、
前記入力された信号は、入力されたメールである、
ことを特徴とする付記6に記載の方法。
(付記8)
前記契約情報は、前記契約の当事者間の合意内容を含む、
ことを特徴とする付記5乃至7のいずれか1項に記載の方法。
(付記9)
第1の装置と第2の装置に接続された装置に実装されたプロセッサに、
契約者の死亡を示す所定の信号が入力されると、前記契約者が交わしていた契約の内容を示す契約情報と共に、前記契約の解約について同意を求める同意確認信号を、前記契約者が指定した者が使用する前記第1の装置に出力する確認処理と、
前記同意確認信号に応じて同意を示す信号が前記第1の装置から入力された場合に限り、前記契約の解約を申請する解約申請信号を、前記契約の解約を前記解約申請信号の入力により行う前記第2の装置に出力する解約代行処理と、
を行わせるためのプログラム。
(付記10)
前記解約代行処理において、前記第1の装置の使用者の状況を確認する情報を含む前記同意確認信号に応じて前記第1の装置から入力された信号に、哀悼を示す情報が含まれるときには、謝意を示す所定の動画データを前記第1の装置に出力する処理を、
前記プロセッサに行わせるための付記9に記載のプログラム。
(付記11)
前記同意を求める同意確認信号は、同意を求めるメールであり、
前記同意を示す信号は、同意を示すメールであり、
前記入力された信号は、入力されたメールである、
ことを特徴とする付記10に記載のプログラム。
(付記12)
前記契約情報は、前記契約の当事者間の合意内容を含む、
ことを特徴とする付記9乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
(付記13)
前記契約者が指定した者とは、前記契約者が指定した、前記契約者の息子、前記契約者の娘、前記契約者の親、前記契約者の友達、前記契約者の恩師、前記契約者の教え子、若しくは前記契約者の義兄弟である、
ことを特徴とする付記9乃至12のいずれか1項に記載のプログラム。

0171

1、21携帯端末
2、22 PC(Personal Computer)端末
3、23解約代行サーバ
4役所サーバ
5事業者サーバ
6、94インターネット
91利用者端末
92 解約代行装置
93契約先端末
100 装置
101 確認部
102 解約代行部
200 第1の装置
210 第2の装置

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