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技術 審査業務支援装置および審査業務支援方法

出願人 大日本印刷株式会社
発明者 飯田時由
出願日 2016年6月22日 (4年5ヶ月経過) 出願番号 2016-123761
公開日 2017年12月28日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 2017-228092
状態 特許登録済
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機の表示出力 金融・保険関連業務,支払い・決済 文字入力
主要キーワード 審査作業 スタッフ毎 審査業務 審査対象 シート面内 フォーマット画像 ランク情報 OCR
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

効率的で漏れのない審査が可能で、かつ審査精度と審査速度を向上可能な審査業務支援装置および審査業務支援方法を提供する。

解決手段

審査業務支援装置1は、複数の入力欄を有するシート面電子的に画像化した画像データと、複数の入力欄領域を分類する審査分類部13と、審査分類部で分類された複数の入力欄領域のそれぞれを表示させるとともに、審査対象でない入力欄領域のマスク処理を行う第1表示制御部14と、シート面内の複数の入力欄以外の領域に入力された入力情報に対応する画像データ内の入力欄外領域を表示させる第2表示制御部15と、複数の入力欄領域および入力欄外領域の審査結果を入力する審査結果入力部16を備える。

概要

背景

契約書申込書などの文書を読み取った文書画像データフォームを特定し、各フォームごとに文書画像データから情報を抽出する技術が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1では、特定したフォーム内の文書画像データから抽出した情報をそのまま、あるいはOCR(Optical Character Recognition)等でテキスト情報に変換して記憶している。

概要

効率的で漏れのない審査が可能で、かつ審査精度と審査速度を向上可能な審査業務支援装置および審査業務支援方法を提供する。審査業務支援装置1は、複数の入力欄を有するシート面電子的に画像化した画像データと、複数の入力欄領域を分類する審査分類部13と、審査分類部で分類された複数の入力欄領域のそれぞれを表示させるとともに、審査対象でない入力欄領域のマスク処理を行う第1表示制御部14と、シート面内の複数の入力欄以外の領域に入力された入力情報に対応する画像データ内の入力欄外領域を表示させる第2表示制御部15と、複数の入力欄領域および入力欄外領域の審査結果を入力する審査結果入力部16を備える。

目的

本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、効率的で漏れのない審査が可能で、かつ審査精度と審査速度を向上可能な審査業務支援装置および審査業務支援方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の入力欄を有するシート面電子的に画像化した画像データと、前記複数の入力欄領域を分類する審査分類部と、前記審査分類部で分類された前記複数の入力欄領域のそれぞれを、表示させるとともに、審査対象でない入力欄領域のマスク処理を行う第1表示制御部と、前記シート面内の前記複数の入力欄以外の領域に入力された入力情報に対応する前記画像データ内の入力欄外領域を表示させる第2表示制御部と、前記複数の入力欄領域および前記入力欄外領域の審査結果を入力する審査結果入力部と、を備える、審査業務支援装置

請求項2

前記審査分類部は、前記複数の入力欄に入力される情報と、審査内容の少なくとも一方に基づいて、前記複数の入力欄領域を分類する、請求項1に記載の審査業務支援装置。

請求項3

前記第1表示制御部は、同一の審査スタッフにて審査される2以上の入力欄領域がある場合には、これら2以上の入力欄領域を表示させるとともに、審査対象でない入力欄領域のマスク処理を行う、請求項1または2に記載の審査業務支援装置。

請求項4

前記第1表示制御部は、審査対象の入力欄領域以外の領域を、審査対象の入力欄領域よりも暗い表示色で表示させる、請求項3に記載の審査業務支援装置。

請求項5

前記第2表示制御部は、入力欄領域以外の領域について、前記画像データと、前記シート面のフォーマットデータの画像データとの差分を取って、前記入力欄外の入力データを抽出する入力欄外データ抽出部を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の審査業務支援装置。

請求項6

複数の入力欄領域を分類する審査分類部で分類された前記複数の入力欄領域のそれぞれを、表示させるとともに、審査対象でない入力欄領域のマスク処理を行い、前記シート面内の前記複数の入力欄以外の領域に入力された入力情報に対応する前記画像データ内の入力欄外領域を表示させ、前記複数の入力欄領域および前記入力欄外領域の審査結果を入力する、審査業務支援方法

技術分野

0001

本開示は、シート面に入力された情報を審査する審査業務支援装置および審査業務支援方法に関する。

背景技術

0002

契約書申込書などの文書を読み取った文書画像データフォームを特定し、各フォームごとに文書画像データから情報を抽出する技術が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1では、特定したフォーム内の文書画像データから抽出した情報をそのまま、あるいはOCR(Optical Character Recognition)等でテキスト情報に変換して記憶している。

先行技術

0003

特開2013−41539号公報

発明が解決しようとする課題

0004

文書に入力された情報を審査するには、OCR等でテキスト情報に変換するいかんにかかわらず、人手に頼らざるを得ない。特許文献1には、文書に入力された情報の効率的な審査手法については特に念頭に置いていない。

0005

例えば、文書に複数の入力欄がある場合、これら入力欄の入力情報を別々の審査スタッフ並行して審査する方が効率的な審査を行える場合がある。しかしながら、文書内に類似のサイズの入力欄が複数並んでいる場合には、各審査スタッフが審査すべき入力欄を間違ってしまうおそれがある。

0006

一方、文書内の複数の入力欄同士に関連性がある場合には、これら入力欄の入力情報を見比べながら審査するのが望ましい。しかしながら、関連性のある入力欄同士が文書内の離れた位置にある場合や、関連性のある入力欄同士の間に、別の入力欄がある場合には、見比べるべき入力欄同士を把握しにくくなり、審査スタッフの審査精度が低下したり、審査に時間がかかったりする。

0007

さらに、文書内の指定された入力欄以外の場所に、何らかの情報が入力されている場合、特許文献1のように、決められたフォームのみを抽出する手法では、入力欄以外に入力された情報を正しく検出できないおそれがある。例えば、文書内の任意の場所に特定のスタンプサインがあることが審査の条件になる場合、スタンプやサインが入力欄とは無関係の場所にあっても、スタンプやサインの有無を正しく検出できなければならない。

0008

本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、効率的で漏れのない審査が可能で、かつ審査精度と審査速度を向上可能な審査業務支援装置および審査業務支援方法を提供するものである。

課題を解決するための手段

0009

上記の課題を解決するために、本開示の一態様では、複数の入力欄を有するシート面を電子的に画像化した画像データと、
前記複数の入力欄領域を分類する審査分類部と、
前記審査分類部で分類された前記複数の入力欄領域のそれぞれを表示させるとともに、審査対象でない入力欄領域のマスク処理を行う第1表示制御部と、
前記シート面内の前記複数の入力欄以外の領域に入力された入力情報に対応する前記画像データ内の入力欄外領域を表示させる第2表示制御部と、
前記複数の入力欄領域および前記入力欄外領域の審査結果を入力する審査結果入力部とを備える、審査業務支援装置が提供される。

0010

前記審査分類部は、前記複数の入力欄に入力される情報と、審査内容の少なくとも一方に基づいて、前記複数の入力欄領域を分類してもよい。

0011

前記第1表示制御部は、同一の審査スタッフにて審査される2以上の入力欄領域がある場合には、これら2以上の入力欄領域を表示させるとともに、審査対象でない入力欄領域のマスク処理を行ってもよい。

0012

前記第1表示制御部は、審査対象の入力欄領域以外の領域を、審査対象の入力欄領域よりも暗い表示色で表示させてもよい。

0013

前記第2表示制御部は、
入力欄領域以外の領域について、前記画像データと、前記シート面のフォーマットデータの画像データとの差分を取って、前記入力欄外の入力データを抽出する入力欄外データ抽出部と、を有してもよい。

0014

本開示の他の一態様では、複数の入力欄領域を分類する審査分類部で分類された前記複数の入力欄領域のそれぞれを、表示させるとともに、審査対象でない入力欄領域のマスク処理を行い、
前記シート面内の前記複数の入力欄以外の領域に入力された入力情報に対応する前記画像データ内の入力欄外領域を表示させ、
前記複数の入力欄領域および前記入力欄外領域の審査結果を入力する、
審査業務支援方法が提供される。

発明の効果

0015

本開示によれば、効率的で漏れのない審査が可能で、かつ審査精度と審査速度を向上できる。

図面の簡単な説明

0016

本開示の一実施形態に係る審査業務支援装置の概略構成を示すブロック図。
審査対象の文書の一例である契約書の書面を示す図。
図2の書面に対応する審査内容の一例を示す図。
(a)は契約者本人の入力欄以外の領域をマスクした画像を生成する例を示す図、(b)は契約者本人の入力欄と保証人の入力欄とを並べて表示させ、それ以外の領域はマスクする例を示す図。
第2表示制御部の内部構成を示すブロック図。
審査4の処理手順を示すフローチャート
第2表示制御部の処理内容を示す図。

実施例

0017

以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本開示の一実施形態に係る審査業務支援装置1の概略構成を示すブロック図、図2は審査対象の文書の一例である契約書の書面を示す図である。図1の審査業務支援装置1は、契約書や申込書などの各種の文書2に入力された情報を審査する業務を支援する装置である。本装置では、主に複数人の審査スタッフが文書2の書面(シート面)2aに入力された情報を手分けして審査することを念頭に置いている。なお、文書2によっては、一人の審査スタッフのみで審査する場合もありうる。また、審査対象となる文書2は、必ずしも紙媒体である必要はなく、樹脂等のシート部材でもよい。

0018

審査対象となる文書2の書面2aには、図2に示すように、複数の入力欄3が設けられている。これら入力欄3の枠は、書面2aに予め印字されており、各入力欄3には、手書きまたはタイプで入力される。また、場合によっては、少なくとも一部の入力欄3に、印鑑やスタンプなどが押印される。

0019

さらに、図2の文書2の書面2a内の任意の場所に、メモ書き4が入力されたり、付箋が貼られたり、印鑑やスタンプが押印されたり、サインが入力される場合がありうる。ここで、任意の場所とは、必ずしも入力欄3に依存しないことを意味する。メモ書き4は、手入力でも、タイプ入力でも構わない。

0020

図1の審査業務支援装置1は、電子化部11と、書類特定部12と、審査分類部13と、第1表示制御部14と、第2表示制御部15と、審査結果入力部16と、審査結果記憶部17と、を備えている。

0021

電子化部11は、複数の入力欄3を有する書面2aを電子的に画像化して画像データ21を生成する。電子化部11は、ラインセンサを有するスキャナや、二次元平面を撮像する撮像素子などを用いて画像データ21を生成する。

0022

書類特定部12は、画像データ21の罫線文字バーコードQRコード等の情報から画像データ21に対応する書面のフォーマットデータを特定する。フォーマットデータには、入力欄3、入力欄領域22の位置情報名称づけられている。例えば、フォーマットデータに記載されている入力欄3の一つから名称「契約者本人」とその入力欄3の左上の座標(x1,y1)と右下の座標(x2、y2)を抽出することができる。あるいは、書面のフォーマットデータの画像データを用意しておき、別途、入力欄3と、対応する入力欄領域22がわかる情報を紐づけたデータを用意しておく。

0023

審査分類部13は、審査毎の入力欄3を分類する。具体的には書類特定部12により、入力欄領域22の名称である契約者本人氏名、契約者本人住所、保証人氏名、保証人住所を抽出し、それぞれに審査の内容を対応させる。その他に、審査毎に審査する端末、審査スタッフの名前、ID等のデータを紐づけて記憶しておいてもよい。

0024

第1表示制御部14は、審査分類部13で分類された入力欄領域22を、審査毎に指定された端末18に表示させ、審査対象でない入力欄領域22についてはマスク処理を行う。各審査スタッフは、審査毎に割り当てられた端末18で画像データ21を表示させて審査を行う。第1表示制御部14は、端末毎に審査の割り当てられていない入力欄領域22をマスク処理により暗い表示色で表示させて、審査スタッフが審査担当でない入力欄領域22を審査する誤りを防止する。このことによって審査スタッフが集中的かつ迅速に、割り当てられた入力欄領域22を審査できるようにする。

0025

第2表示制御部15は、画像データ21内の入力欄領域22以外に入力されたメモ書きや、付箋等を表示させる。具体的には、第2表示制御部15は、入力欄領域22を除く領域と、書面2aのフォーマットデータから生成した画像データとの差分により、メモ書き4、付箋等の入力情報を抽出して表示する。第2表示制御部15も第1表示制御部14と同様に審査が行える端末を設定する。

0026

審査結果入力部16は、審査スタッフが審査した結果を入力する入力部(例えば、キーボードマウスなど)である。例えば、審査スタッフは、審査結果入力部16にて、審査結果がOKかNGかを示す情報を入力させてもよいし、OKかNGかを判断しかねることを示す情報を入力してもよい。あるいは、審査結果として3段階以上のランク情報を設けて、審査スタッフは、いずれかのランク情報を選択させて入力してもよい。このように、審査結果入力部16により入力される審査結果の具体的内容データ形式は特に問わない。

0027

審査結果記憶部17は、各審査スタッフが入力した審査結果と審査スタッフを特定する識別情報を対応づけて記憶する。更に、書面2aの入力した申込者や契約者の識別情報を対応づけてもよい。

0028

この他、図1の審査業務支援装置1は、画像データ記憶部19を備えている。画像データ記憶部19には、電子化部11にて画像化した画像データ21が記憶させられている。画像データ記憶部19と、審査結果記憶部17とを統合してもよい。この場合、書面2aの入力を行った申込み者や契約者の識別情報、審査スタッフの識別情報を、審査結果、画像データ21と対応づけて記憶してもよい。この他、審査業務支援装置1のシステムの構成としては、電子化部11、画像データ記憶部19、書類特定部12、審査分類部13、審査結果記憶部17を不図示のサーバに設けて、第1表示制御部14、第2表示制御部15、審査結果入力部16を端末18に設けてもよい。この場合は、審査毎に端末18に第1表示制御部14、第2表示制御部15を組み込み、制御条件を設定しておき、画像データ21の契約者本人氏名、契約者本人住所、保証人氏名、保証人住所のマスク処理の制御を端末毎に行わせる。審査スタッフは端末18から画像データ21にアクセスして審査行い審査結果を入力する。システム構成については特に制限はなく、その他の構成であってもよい。第1表示制御部14、第2表示制御部15についても端末毎に設定してもよいし、サーバ側に設定しておき、サーバにアクセスしてきた端末の識別情報をもとに制御してもよい。また、審査スタッフの識別情報毎に制御して、審査スタッフ毎にマスク処理を行ってもよい。

0029

図3図2の書面2aに対応する審査内容の一例を示す図であり、審査を4段階に分けて行う例を示している。審査1では、契約者本人の氏名が記載されているか否かを審査する。審査2では、保証人の氏名が記載されているか否かを審査する。審査3では、契約者と保証人の押印があるか否かを審査する。審査4では、シート面内の任意の場所にメモ書き4または付箋があるか否かを審査する。図3の審査内容は、任意の端末18に表示される。図3の審査内容を表示する端末18には、審査1〜4を行ったか否かを示すチェックボタン20も表示されている。審査スタッフあるいは管理者は、審査1〜4を行った場合には、対応するチェックボタン20にチェックを付ける。

0030

審査1〜4のそれぞれは、別々の審査スタッフにて並行して審査される。各審査スタッフは、多数の契約書について、対応する審査を逐次的に行う。各審査スタッフは、与えられた審査だけを行えばよいため、極めて効率的に審査を行うことができ、審査時間の短縮化と審査精度の向上とを図ることができる。また、複数の審査スタッフが別種類の審査を並行して行えるため、審査の種類が多くても、審査時間が長くなるおそれがない。

0031

例えば、審査1の審査を行う審査スタッフは、図2の契約者本人の入力欄3だけを審査すればよい。この審査スタッフにとっては、契約者本人の入力欄3以外の領域の情報は不要である。図2に示すように、契約者本人の入力欄3に近接して保証人の入力欄3が表示されている場合、契約者本人の入力欄3を審査すべきなのに、保証人の入力欄3の入力情報を審査するミスが起こりえる。そこで、本実施形態の第1表示制御部14は、契約者本人の入力欄3だけを審査する審査スタッフに対して、図4(a)に示すように、契約者本人の入力欄3以外の領域24をマスクした画像を生成して、この審査スタッフの端末18に表示させる。これにより、審査スタッフは、審査するべき入力欄3を把握しやすくなり、審査するべき入力欄3を間違うおそれがなくなる。また、審査するべき入力欄3を一目で把握できるため、どの入力欄3を審査するべきかの迷いが生じなくなり、審査に要する時間を短縮できる。

0032

同様に、審査2の審査を行う審査スタッフの端末18には、保証人の入力欄3以外の領域をマスクした画像を表示させればよい。

0033

審査3の審査を行う審査スタッフの端末18には、図4(b)に示すように、契約者本人の入力欄3と保証人の入力欄3とを並べて表示させ、それ以外の領域はマスクするのが望ましい。これにより、審査スタッフは、契約者本人と保証人の双方とも、正しく印鑑等が押印されているか否かを一目で把握でき、審査ミスをなくせるとともに、審査の迅速化を図れる。

0034

図3図4では、マスク領域24を、マスクしない領域25に比べて、暗い表示色で表示しており、マスク領域24内のシート面情報がうっすらと視認できるようにしている。ただし、マスク領域24の表示形態図3図4に限定されるものではなく、マスク領域24をシート面の情報が完全に不可視になるようにしてもよい。あるいは、マスク領域24とマスクしない領域とで、表示色を変えてもよい。この場合、マスク領域24はマスクしない領域よりも、暗い色合いで表示させるのが望ましい。

0035

図5は第2表示制御部15の内部構成を示すブロック図、図6は審査4の処理手順を示すフローチャート、図7は第2表示制御部15の処理内容を示す図である。

0036

図5に示すように、第2表示制御部15は、フォーマット画像データ生成部31と、入力欄外データ抽出部32とを有する。フォーマット画像データ生成部31は、書面2aのフォーマットデータ26から画像データを生成する。入力欄外データ抽出部32は、入力欄領域22以外の領域について、画像データ21とフォーマットデータ26の画像データとの差分を取って、メモ書き4等を含む入力欄外の領域から抽出する。

0037

書面2aの任意の場所にメモ書き4や付箋等があるか否かを審査する審査4は、図6の処理手順で行われる。まず、フォーマット画像データ生成部31にて、書面2aの各入力欄3に情報が入力される前の書面2aのフォーマットデータ26から画像データを生成する(ステップS1)。フォーマットデータ26とは、図7(a)に示すように、書面2aのレイアウトデータであり、DTPで作成された印刷用データである。レイアウトデータには、入力欄3、入力欄領域22の名称、位置情報が含まれている。このレイアウトデータから画像データを作成する。あるいは、すでに印刷された書面2aをスキャナで読み取って画像データを作成してもよい。このステップS1の処理は、審査4の審査時に行う必要はなく、書面2aのフォーマットデータ26の画像データが予め生成されて保存されていてもよい。

0038

次に、第2表示制御部15は、書面2aのマスクする領域を指定する(ステップS2)。この場合、書面2a内のすべての入力欄3がマスクする領域として指定される。次に、入力欄3をマスクして図7(b)のような画像データ21を生成する(ステップS3)。画像データ21の位置および傾きを補正する(ステップS4)。ここでは、例えば、フォーマットデータ26の画像データから特徴点を抽出し、その特徴点の位置および方向に合わせて、画像データ21の位置および傾きを補正する。

0039

次に、入力欄外データ抽出部32は、マスクした領域以外の領域について、フォーマットデータ26の画像データと補正後の画像データ21との差分画像データ27を抽出する(ステップS5)。ここで抽出された差分画像データ27は、図7(c)に示すメモ書き4や付箋、スタンプ、サイン等に対応する。審査スタッフは、差分画像データ27を目視で確認して、審査を行う(ステップS6)。

0040

このように、本実施形態では、書面2a内の任意の場所にメモ書き4や付箋などがあっても、第2表示制御部15によりメモ書き4や付箋などの入力欄外領域23を適切に検出できる。よって、書面2a内の入力欄3以外の任意の領域にあるメモ書き4や付箋などについても、正しく審査を行うことができる。

0041

また、本実施形態では、書面2a内に複数の入力欄3がある場合には、各審査スタッフが審査する対象の入力欄3以外の領域をマスクして端末18に表示させるため、各審査スタッフが審査対象の入力欄3を間違えるおそれがなくなる。また、各審査スタッフが審査すべき入力欄3を一目で把握できるため、審査速度と審査精度が向上する。よって、本実施形態によれば、審査作業不慣れな審査スタッフであっても、審査効率を落とすことなく、審査を行うことができる。

0042

本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。

0043

1審査業務支援装置、2文書、2a 書面、3入力欄、4メモ書き、11電子化部、12書類特定部、13審査分類部、14 第1表示制御部、15 第2表示制御部、16審査結果入力部、17 審査結果記憶部、18端末、19画像データ記憶部、21 画像データ、22 入力欄領域、23 入力欄外の入力データ、24マスク領域、25マスクしない領域、26フォーマットデータ、31フォーマット画像データ生成部、32 入力欄外データ抽出部

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