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技術 USBポートロック装置

出願人 タキゲン製造株式会社
発明者 瀬川志朗
出願日 2016年6月21日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2016-122502
公開日 2017年12月28日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-228015
状態 特許登録済
技術分野 計算機・構造 錠;そのための付属具
主要キーワード 挿入ケース 平面視直角三角形 角形プレート 差し込み部分 亜鉛合金ダイカスト 押圧変位 各取付穴 硬質素材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月28日)のものです。
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図面 (5)

課題

USBポートロック解除を困難にして、信頼性の高いセキュリティを提供する。

解決手段

このUSBポートロック装置Lでは、USBポートに挿入ケース7を差し込んでこれを閉塞し、この状態をUSBポートの外枠91のスリット92と挿入ケース7の孔73から突出されるロック爪811との係合によりロックし、このロック状態施錠状態シリンダー錠2により保持する。USBポートから挿入ケース7を抜き取るときは、シリンダー錠2の鍵孔に専用の鍵を挿入してシリンダー錠2を解錠し、内筒4を挿入ケース7側に押し込むことにより、ロック解除部41でロックを解除する構成とした。

概要

背景

今日、パソコンの普及が急速に進み、パソコン内部にはさまざまな情報が大量に記録、蓄積されており、他面で、これらの情報を盗み出すために、パソコンへの不正アクセス情報漏洩があとを経たない現状である。
このパソコンへの不正アクセスの中でも、近年、問題になっているのが、USBポートへのアクセスによる情報の漏洩である。USBポートは、周知のとおり、USBメモリなどの外部記憶装置を接続すれば、パソコン内部のデータを簡単にコピーすることができるので、USBポートへのアクセスを阻止する措置が必要になっている。

そこで、USBポートへのアクセスができないように、USBポートに挿入ケースを差し込んでこれを塞ぎ、USBポートの外枠の任意の面のスリットに挿入ケースに設けたロック爪係合させることによりロックして、情報の漏洩を防止するようにしたUSBポートロック装置(USBロック機構及び解除機構)が特許文献1により提案されている。

この文献1のUSBポートロック装置では、通常の規格として利用されるUSBデバイスオス端子)の形状と同じ外形を持った、開口を有する筺体(挿入ケース)を利用するものである。この開口を通じてUSBロック機構はUSBポートに差し込まれる。
通常の規格のUSBポートのメス端子は、その(外枠)平面部切り込み(スリットが形成されて押えばね)を持っており、筺体にはその場所に対応するように孔が設けられている。
筺体の素材は、現行のUSBデバイス(オス端子)と同様に、差し込み部分非鉄金属、手に持つ部分はプラスチックで良い。ただし本考案では電気的な接続を必要としないので全て非導電性材料でも良い。
そして、この孔と切り込みに設けられた隙間を利用して、USBポートを塞ぎ、ロックする。すなわち、爪部が、孔から突出して設けられ、これが切り込みの隙間に噛み合うように位置しているので、USBロック機構を挿入すると完全に噛み合い、抜けなくなる。
このような構造にするために、爪部は、爪部から筺体の開口のない端部へと連結させるガイド部と連結される。USBロック機構が挿入されると、ガイド部は爪部が切り込みに設けられた隙間に入り込むまで僅かなしなりを持ちつつ位置を保持し、爪部が確実に隙間に食い込み噛み合うようにするものである。ガイド部の素材はプラスチックなど、性質非導電性のものが好適である。
また、通常USBデバイス(オス端子)の孔は、切り込みに合わせて、同じ平面上に2カ所設けられている。そのため爪部及びガイド部も、1つでもよいが各々2つ設けることが強度上好適である。なお、USBポートの側面の切り込みを利用して、それに対応して孔と爪部を設置することも可能である。
このようにして、爪部とUSBポートは完全に噛み合い、外すことができない。もし、力ずくで無理に外そうとすると、USBポートやUSBロック機構が破損してしまう。結果、ソフトウェア等を全く使用せずにポートをロックすることが可能である。
また、本考案のUSBロック機構には、前記ガイド部に連結し、ロック解除部材を受けるロック解除受け部が設けられるものである。下記に示すように、ロック解除部材を受けて爪部を切り込みの隙間から外すためである。
このため、USBポートの平面上2カ所の切り込みに対応して、爪部とガイド部を2カ所設けた場合には、ロック解除受け部は2つの前記ガイド部の間を繋ぐ板状で、開口のない端部へ向かって斜方向へ配置されることが好適である。
なお、爪部、ガイド部、ロック解除受け部は、上記したように、側面の切り込みを利用しても良いし、2カ所でなくてもよい。例えば、相対する側面の切り込み2カ所を利用して孔、爪部、ガイド部を各々2カ所設け、その2カ所のガイド部を繋いで連結し、ロック解除部材を受けるロック解除受け部を設けることが出来る。
さらに、ロック解除受け部は、ロック解除部材を受けて爪部を外すことが出来る限り、硬質素材でも弾性素材でも良く、その形状もロック解除部材の形状に応じて適宜変更することが出来る。
また、筺体には、前記筺体の開口のない端部面に、ロック解除部材の入り口となる薄膜と、ロック解除受け部方向への空洞が設けられている。
すなわち、一度ロックされたロックを外すためには、使用者は、ロック解除部材を、薄膜を破って空洞へ通し、さらに推し進め、ロック解除部材をロック解除受け部にあててガイド部を押し下げ又は押しのけて動かし、爪部を切り込みから外して、その上でロックを外すしかない。
そのため、薄膜は人がロック解除部材を適度な力で押せば破れる程度の強度及び素材であればよい。例えば薄いプラスチックなどである。
すなわち、ロックを外すためには薄膜を破らなければならず、外した履歴一目瞭然に残ってしまう。このようにして、不正にアクセスがあったかどうかを、何らソフトウェアを使用することなく一見して容易に認識できるのである。なお、筺体にシリアルナンバーのような個別認識情報を付与しておけば、外した後別の筺体を着けたかどうかも容易に認識できる。
さらに、前記ロック機構とは別体に設けられるロックの解除機構は、前記開口に入るよう棒状又は板状の部材を含む。
また、薄膜を破り挿入し、ガイドを押し下げながら爪部を外す時に、ロック解除受け部に噛み合うように設けられた解除用凹部を有することが好適である。これにより、ロック解除受け部に解除用凹部を引っかけ、最も安全かつ容易にロック機構を引き抜くことが可能である。
以上の構成により、ソフトウェアを全く必要とせず、USBポート自体へのアクセスを防ぎ情報漏洩を防止することが可能で、かつ安全に取外しが可能であるにも関わらず、不正なアクセスへの履歴を認知することが可能となった。

概要

USBポートのロック解除を困難にして、信頼性の高いセキュリティを提供する。このUSBポートロック装置Lでは、USBポートに挿入ケース7を差し込んでこれを閉塞し、この状態をUSBポートの外枠91のスリット92と挿入ケース7の孔73から突出されるロック爪811との係合によりロックし、このロック状態施錠状態シリンダー錠2により保持する。USBポートから挿入ケース7を抜き取るときは、シリンダー錠2の鍵孔に専用の鍵を挿入してシリンダー錠2を解錠し、内筒4を挿入ケース7側に押し込むことにより、ロック解除部41でロックを解除する構成とした。

目的

本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種のUSBポートロック装置において、USBポートを閉塞、ロックした後のロック解除を困難にして、信頼性の高いセキュリティを実現すること、を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

USBポート挿入ケースを差し込んでこれを塞ぎ、USBポートの外枠の一面のスリットに挿入ケースに設けられたロック爪係合させることによりロックして、USBポートへのアクセスを阻止し情報の漏洩を防止するUSBポートロック装置において、両端に開口を有する略筒状のカバーケースと、両端に開口を有し、前記カバーケース内に配置固定される外筒、一端に先端を楔形に形成されるロック解除部を有し、他端側に鍵孔を有し、前記外筒内に当該外筒の軸方向に移動可能に嵌挿される内筒、前記外筒及び前記内筒間に複数のピン孔が設けられて、前記外筒の各ピン孔に移動可能に配置されるとともにばね部材により前記内筒側に押圧付勢される複数のロックピン及び前記内筒の各ピン孔に移動可能に配置され、前記外筒の各ロックピンに弾性的に押圧される複数のドライバーピンを有してなり、常態として施錠状態で、前記鍵孔に専用の鍵を挿入することにより解錠されて、前記外筒内で前記内筒を当該外筒の一端方向に移動可能とする形式シリンダー錠と、前記シリンダー錠内に配置され、常態として、前記内筒を前記外筒の他端側に向けて押圧付勢し、前記内筒のロック解除部を前記外筒の一端開口内に押え保持するばね部材と、両端に開口を有し、周面にUSBポートの外枠の一面のスリットに対向して孔を有して、USBポートに差し込み可能な略筒形形状をなし、前記カバーケースの一端開口に前記略筒形形状内を前記内筒のロック解除部が進退可能に連結されて当該一端開口から前記カバーケースの外部に突出される挿入ケース、及び前記挿入ケースの前記略筒形形状内に前記孔を有する面に沿って配置され、一端が前記USBポート挿入部の一端側に支持され、他端が前記孔とは反対方向に前記ロック解除部先端楔形状に沿って斜めに向けて延び、中間部に前記孔から突出してUSBポートのスリットに係止可能なロック爪を有する板ばねからなるロック部材と、を備え、USBポートに前記挿入ケースを差し込むことにより、USBポートは前記挿入ケースにより閉塞されて、この状態がUSBポートの外枠のスリットと前記挿入ケースの孔から突出される前記ロック爪との係合によりロックされ、当該ロック状態は常態として施錠状態の前記シリンダー錠により保持され、USBポートから前記挿入ケースを抜き取るときは、前記シリンダー錠の鍵孔に前記専用の鍵を挿入することにより前記シリンダー錠を解錠し、当該解錠の状態で、前記内筒を前記ばね部材の付勢力に抗して前記挿入ケース側に押し込むことにより、前記ロック解除部を前記挿入ケース内に押進させ、前記ロック解除部で前記ロック部材を前記ロック爪がUSBポートのスリットから離れる方向に押圧変位させて、前記ロックを解除する、ことを特徴とするUSBポートロック装置。

請求項2

カバーケース、外筒及び内筒はそれぞれ偏平角筒形状に形成され、全体が扁平の角形に形成される請求項1に記載のUSBポートロック装置。

請求項3

USBポートの外枠の一面に並列配置される2つのスリットに対応して挿入ケースの一側面に2つの孔が形成され、ロック部材は前記挿入ケースの内部で前記一側面に沿って一端から前記各孔の位置まで延び、前記各孔の位置で前記各孔から前記挿入ケースの外部に突出される2つのロック爪を有する幅広プレートと、前記各ロック爪間から前記挿入ケースの他端所定の位置まで延び、端部にロック解除部の先端楔形状に当接可能な傾斜面を有する幅狭のプレートとからなり、前記幅広のプレートの一端が前記挿入ケースの前記一側面の一端にかしめ固定される請求項1又は2に記載のUSBポートロック装置。

技術分野

0001

本発明は、パソコンなどに設けられるUSB(Universal Serial Bus)ポート差し込み口)に挿入ケースを差し込んでこれを塞ぎ、USBポート外枠スリットに挿入ケースに設けられたロック爪係合させることによりロックして、USBポートへのアクセスを阻止し情報の漏洩を防止するUSBポートロック装置に関する。

背景技術

0002

今日、パソコンの普及が急速に進み、パソコン内部にはさまざまな情報が大量に記録、蓄積されており、他面で、これらの情報を盗み出すために、パソコンへの不正アクセス、情報漏洩があとを経たない現状である。
このパソコンへの不正アクセスの中でも、近年、問題になっているのが、USBポートへのアクセスによる情報の漏洩である。USBポートは、周知のとおり、USBメモリなどの外部記憶装置を接続すれば、パソコン内部のデータを簡単にコピーすることができるので、USBポートへのアクセスを阻止する措置が必要になっている。

0003

そこで、USBポートへのアクセスができないように、USBポートに挿入ケースを差し込んでこれを塞ぎ、USBポートの外枠の任意の面のスリットに挿入ケースに設けたロック爪を係合させることによりロックして、情報の漏洩を防止するようにしたUSBポートロック装置(USBロック機構及び解除機構)が特許文献1により提案されている。

0004

この文献1のUSBポートロック装置では、通常の規格として利用されるUSBデバイスオス端子)の形状と同じ外形を持った、開口を有する筺体(挿入ケース)を利用するものである。この開口を通じてUSBロック機構はUSBポートに差し込まれる。
通常の規格のUSBポートのメス端子は、その(外枠)平面部切り込み(スリットが形成されて押えばね)を持っており、筺体にはその場所に対応するように孔が設けられている。
筺体の素材は、現行のUSBデバイス(オス端子)と同様に、差し込み部分非鉄金属、手に持つ部分はプラスチックで良い。ただし本考案では電気的な接続を必要としないので全て非導電性材料でも良い。
そして、この孔と切り込みに設けられた隙間を利用して、USBポートを塞ぎ、ロックする。すなわち、爪部が、孔から突出して設けられ、これが切り込みの隙間に噛み合うように位置しているので、USBロック機構を挿入すると完全に噛み合い、抜けなくなる。
このような構造にするために、爪部は、爪部から筺体の開口のない端部へと連結させるガイド部と連結される。USBロック機構が挿入されると、ガイド部は爪部が切り込みに設けられた隙間に入り込むまで僅かなしなりを持ちつつ位置を保持し、爪部が確実に隙間に食い込み噛み合うようにするものである。ガイド部の素材はプラスチックなど、性質非導電性のものが好適である。
また、通常USBデバイス(オス端子)の孔は、切り込みに合わせて、同じ平面上に2カ所設けられている。そのため爪部及びガイド部も、1つでもよいが各々2つ設けることが強度上好適である。なお、USBポートの側面の切り込みを利用して、それに対応して孔と爪部を設置することも可能である。
このようにして、爪部とUSBポートは完全に噛み合い、外すことができない。もし、力ずくで無理に外そうとすると、USBポートやUSBロック機構が破損してしまう。結果、ソフトウェア等を全く使用せずにポートをロックすることが可能である。
また、本考案のUSBロック機構には、前記ガイド部に連結し、ロック解除部材を受けるロック解除受け部が設けられるものである。下記に示すように、ロック解除部材を受けて爪部を切り込みの隙間から外すためである。
このため、USBポートの平面上2カ所の切り込みに対応して、爪部とガイド部を2カ所設けた場合には、ロック解除受け部は2つの前記ガイド部の間を繋ぐ板状で、開口のない端部へ向かって斜方向へ配置されることが好適である。
なお、爪部、ガイド部、ロック解除受け部は、上記したように、側面の切り込みを利用しても良いし、2カ所でなくてもよい。例えば、相対する側面の切り込み2カ所を利用して孔、爪部、ガイド部を各々2カ所設け、その2カ所のガイド部を繋いで連結し、ロック解除部材を受けるロック解除受け部を設けることが出来る。
さらに、ロック解除受け部は、ロック解除部材を受けて爪部を外すことが出来る限り、硬質素材でも弾性素材でも良く、その形状もロック解除部材の形状に応じて適宜変更することが出来る。
また、筺体には、前記筺体の開口のない端部面に、ロック解除部材の入り口となる薄膜と、ロック解除受け部方向への空洞が設けられている。
すなわち、一度ロックされたロックを外すためには、使用者は、ロック解除部材を、薄膜を破って空洞へ通し、さらに推し進め、ロック解除部材をロック解除受け部にあててガイド部を押し下げ又は押しのけて動かし、爪部を切り込みから外して、その上でロックを外すしかない。
そのため、薄膜は人がロック解除部材を適度な力で押せば破れる程度の強度及び素材であればよい。例えば薄いプラスチックなどである。
すなわち、ロックを外すためには薄膜を破らなければならず、外した履歴一目瞭然に残ってしまう。このようにして、不正にアクセスがあったかどうかを、何らソフトウェアを使用することなく一見して容易に認識できるのである。なお、筺体にシリアルナンバーのような個別認識情報を付与しておけば、外した後別の筺体を着けたかどうかも容易に認識できる。
さらに、前記ロック機構とは別体に設けられるロックの解除機構は、前記開口に入るよう棒状又は板状の部材を含む。
また、薄膜を破り挿入し、ガイドを押し下げながら爪部を外す時に、ロック解除受け部に噛み合うように設けられた解除用凹部を有することが好適である。これにより、ロック解除受け部に解除用凹部を引っかけ、最も安全かつ容易にロック機構を引き抜くことが可能である。
以上の構成により、ソフトウェアを全く必要とせず、USBポート自体へのアクセスを防ぎ情報漏洩を防止することが可能で、かつ安全に取外しが可能であるにも関わらず、不正なアクセスへの履歴を認知することが可能となった。

先行技術

0005

実用新案登録第3135047号公報(段落0009−段落0018、図5−図7)

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記従来のUSBポートロック装置(ロック機構及び解除機構)では、筺体の端部面にロック解除部材の入り口となる薄膜とロック解除受け部方向への空洞が設けられ、棒状又は板状の部材からなるロック解除部材を、この端部面の薄膜を破って空洞へ通し、さらに推し進めて、ロック解除部材をロック解除受け部にあててガイド部を押し下げ又は押しのけて動かし、爪部を(外枠平面部の)切り込み(スリット)から外すことにより、ロックを外すので、ロック解除部材そのものを使用しなくても、このロック解除部材に似た棒材板材、すなわち、筐体の空洞に通しロック解除受け部にあててガイド部を押して操作できる程度のものであれば、ロックを解除されるおそれがあり、このため、信頼性の高いセキュリティが得られていない、という問題がある。

0007

本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種のUSBポートロック装置において、USBポートを閉塞、ロックした後のロック解除を困難にして、信頼性の高いセキュリティを実現すること、を目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、本発明のUSBポートロック装置は、
USBポートに挿入ケースを差し込んでこれを塞ぎ、USBポートの外枠の一面のスリットに挿入ケースに設けられたロック爪を係合させることによりロックして、USBポートへのアクセスを阻止し情報の漏洩を防止するUSBポートロック装置において、
両端に開口を有する略筒状のカバーケースと、
両端に開口を有し、前記カバーケース内に配置固定される外筒、一端に先端を楔形に形成されるロック解除部を有し、他端側に鍵孔を有し、前記外筒内に当該外筒の軸方向に移動可能に嵌挿される内筒、前記外筒及び前記内筒間に複数のピン孔が設けられて、前記外筒の各ピン孔に移動可能に配置されるとともにばね部材により前記内筒側に押圧付勢される複数のロックピン及び前記内筒の各ピン孔に移動可能に配置され、前記外筒の各ロックピンに弾性的に押圧される複数のドライバーピンを有してなり、常態として施錠状態で、前記鍵孔に専用の鍵を挿入することにより解錠されて、前記外筒内で前記内筒を当該外筒の一端方向に移動可能とする形式シリンダー錠と、
前記シリンダー錠内に配置され、常態として、前記内筒を前記外筒の他端側に向けて押圧付勢し、前記内筒のロック解除部を前記外筒の一端開口内に押え保持するばね部材と、
両端に開口を有し、周面にUSBポートの外枠の一面のスリットに対向して孔を有して、USBポートに差し込み可能な略筒形形状をなし、前記カバーケースの一端開口に前記略筒形形状内を前記内筒のロック解除部が進退可能に連結されて当該一端開口から前記カバーケースの外部に突出される挿入ケース、及び前記挿入ケースの前記略筒形形状内に前記孔を有する面に沿って配置され、一端が前記USBポート挿入部の一端側に支持され、他端が前記孔とは反対方向に前記ロック解除部先端楔形状に沿って斜めに向けて延び、中間部に前記孔から突出してUSBポートのスリットに係止可能なロック爪を有する板ばねからなるロック部材と、
を備え、
USBポートに前記挿入ケースを差し込むことにより、USBポートは前記挿入ケースにより閉塞されて、この状態がUSBポートの外枠のスリットと前記挿入ケースの孔から突出される前記ロック爪との係合によりロックされ、当該ロック状態は常態として施錠状態の前記シリンダー錠により保持され、
USBポートから前記挿入ケースを抜き取るときは、前記シリンダー錠の鍵孔に前記専用の鍵を挿入することにより前記シリンダー錠を解錠し、当該解錠の状態で、前記内筒を前記ばね部材の付勢力に抗して前記挿入ケース側に押し込むことにより、前記ロック解除部を前記挿入ケース内に押進させ、前記ロック解除部で前記ロック部材を前記ロック爪がUSBポートのスリットから離れる方向に押圧変位させて、前記ロックを解除する、
ことを要旨とする。
このUSBポートロック装置では、カバーケース、外筒及び内筒はそれぞれ偏平角筒形状に形成され、全体が扁平の角形に形成されることが好ましい。
また、このUSBポートロック装置では、USBポートの外枠の一面に並列配置される2つのスリットに対応して挿入ケースの一側面に2つの孔が形成され、ロック部材は前記挿入ケースの内部で前記一側面に沿って一端から前記各孔の位置まで延び、前記各孔の位置で前記各孔から前記挿入ケースの外部に突出される2つのロック爪を有する幅広プレートと、前記各ロック爪間から前記挿入ケースの他端所定の位置まで延び、端部にロック解除部の先端楔形状に当接可能な傾斜面を有する幅狭のプレートとからなり、前記幅広のプレートの一端が前記挿入ケースの前記一側面の一端にかしめ固定されることが好ましい。

発明の効果

0009

本発明のUSBポートロック装置では、上記の構成により、USBポートに挿入ケースを差し込むことにより、USBポートを挿入ケースにより閉塞して、この状態をUSBポートの外枠のスリットと挿入ケースの孔から突出されるロック爪との係合によりロックし、このロック状態を常態として施錠状態のシリンダー錠により保持するので、USBポートを閉塞、ロックした後のロック解除を困難にして、信頼性の高いセキュリティを実現することができ、USBポートから挿入ケースを抜き取るときは、シリンダー錠の鍵孔に専用の鍵を挿入することによりシリンダー錠を解錠し、この解錠の状態で、内筒をばね部材の付勢力に抗して挿入ケース側に押し込むことにより、ロック解除部を挿入ケース内に押進させ、ロック解除部でロック部材をロック爪がUSBポートのスリットから離れる方向に押圧変位させて、ロックを解除するので、鍵の管理者のみがUSBポートのロックを容易に解除することができる、という本発明独自の格別な効果を奏する。

図面の簡単な説明

0010

一般的なUSBポートの構成を示す図((a)は側面図(b)は正面図)
本発明の一実施の形態におけるUSBポートロック装置の構成を示す図((a)は側面断面図(b)は背面断面図)
同USBポートロック装置の使用例(USBポートをUSBポートロック装置でロックする状態)を示す図((a)は平面断面図(b)は側面断面図)
同USBポートロック装置の使用例(USBポートのUSBポートロック装置によるロックを解除する状態)を示す図((a)は側面断面図(b)は平面断面図(c)は側面断面図)

実施例

0011

次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。
図1に一般的なUSBポートを示し、図2にUSBポートロック装置を示している。

0012

ここでまず、USBポートについて説明する。
図1に示すように、USBポートPは、扁平の略角筒状をなす金属製の外枠91と、この外枠91内に配置されるプラスチック製の電極支持部材94と、この電極支持部材94に配置される複数本電極(図示省略)とを備えて構成される。特に、外枠91はばね鋼などにより、挿入口90が長さ方向に広く幅方向に狭くなるように全体が扁平の略四角形の筒形形状に形成される。また、外枠91の各面にはこのUSBポートPに挿入されるUSB端子オス)を押えるための押えばね93が内方に向けて突設される。この場合、2つの大きい面には2つの略U字形のスリット92が並列に形成されて2つの略三角形の押えばね93が並列配置され、小さい面には1つの略U字形のスリット92が形成されて1つの略三角形の押えばね93が配置される。これらの押えばね93はそれぞれ、全体が内側に向けて湾曲又は折曲され、その先端が外側に向けて湾曲又は折曲されて、このUSBポートPに差し込まれたUSB端子(オス)を確実に押え保持し、また、このUSBポートPにUSB端子を容易に挿脱できるようになっている。

0013

以下、USBポートロック装置について説明する。
図2に示すように、USBポートロック装置Lは、既述のUSBポートPに挿入ケース7を差し込んでこれを塞ぎ、USBポートPの外枠91の一面のスリット92に挿入ケース7に設けられたロック爪811を係合させることによりロックして、USBポートPへのアクセスを阻止し情報の漏洩を防止するもので、特に、このUSBポートロック装置Lでは、カバーケース1と、シリンダー錠2と、ばね部材6と、挿入ケース7及びロック部材8とを備えて構成される。
また、このUSBポートロック装置Lでは、USBポートPの外枠91の一面、この場合、電極支持部材94の電極が配置される面に対向する外枠91の一面91s(以下、外枠91の左側面91sという。)に並列配置される2つのスリット92に対応して挿入ケースに2つのロック爪811が設けられ、2つのスリット92に2つのロック爪811を係合させてロックするようにしてある。

0014

カバーケース1は、両端に開口10を有する略筒状に形成される。この場合、カバーケース1は、ポリプロピレンにより、偏平の角筒形状に、さらに具体的に言えば、全体が縦に長い扁平の略四角形の筒形形状に形成され、両端の開口10が長さ方向(縦方向)に広く幅方向(横方向)に狭い縦に長い扁平の四角形を呈している。また、この場合、一端の開口10は全周に所定の幅を有するフランジ11が形成されて、開口面積が他端の開口10よりも少し小さくなっている。

0015

シリンダー錠2は、両端に開口31、32を有し、カバーケース1内に配置固定される外筒3と、一端に先端を楔形に形成されるロック解除部41を有し、他端側に鍵孔40を有し、外筒3内にこの外筒3の軸方向に移動可能に嵌挿される内筒4と、外筒3及び内筒4間に複数のピン孔33・43が設けられて、外筒3の各ピン孔33に移動可能に配置されるとともにばね部材34により内筒4側に押圧付勢される複数のロックピン35及び内筒4の各ピン孔43に移動可能に配置され、外筒3の各ロックピン35に弾性的に押圧される複数のドライバーピン45とを有してなり、常態として施錠状態で、鍵孔40に専用の鍵5(図4参照)を挿入することにより解錠されて、外筒3内で内筒4をこの外筒3の一端方向に移動可能とする形式になっている。
外筒3は、亜鉛合金ダイカストにより、カバーケース1内に嵌合可能に、このカバーケース1内の軸方向の長さと略同じ長さでカバーケース1内の中空断面よりも僅かに小さい大きさの、両端に開口31、32を有する偏平な角筒形状、この場合、扁平の略四角形の筒形形状に形成される。また、この外筒3の両端開口31、32間の中空部36は、軸方向の長さが短く中空断面が大きい縦に長い四角形の一端側中空部361と、一端側中空部361に連接し軸方向の長さが一端側中空部361よりも長く、上部が一端側中空部361よりも少し肉厚で中空断面が一端側中空部361よりも少し小さい縦に長い四角形の中間中空部362と、中間中空部362に連接し軸方向の長さが一端側中空部361、中間中空部362を合わせた長さよりも少し長く、上部が中間中空部362よりも肉厚で中空断面が中間中空部362よりも小さい縦に長い四角形の他端側中空部363とからなる。このようにして一端側、中間、他端側の各中空部361、362、363の上部の肉厚の違いから、一端側中空部361の上部と中間中空部362の上部との間、中空空間部362と他端側中間部363との間にはそれぞれ、段差部364、365が形成され、また、他端側中空部363はこの外筒3の軸芯に対して偏芯した位置、この場合、軸芯よりも少し下方に偏芯した位置に形成される。ピン孔33はこの外筒3の最も肉厚の他端側中空部363の上部に、軸方向に4箇所、軸方向に対して直角に外周面内周面間を貫通して形成される。これらのピン孔33にそれぞれ、有底筒状のロックピン35がばね部材34としてコイルスプリング介装して内筒4のピン孔43に移動可能に取り付けられる。また、この外筒3の左右両側面の一端、上下両側にそれぞれ、後述する挿入ケース7を連結固定するための取付穴37が穿たれる。
内筒4は、亜鉛合金ダイカストにより、外筒3内の中空部36に嵌挿可能に、外筒3の中空部36の長さと同じ長さで、他端側中空部363の中空断面よりも僅かに小さい大きさの、両端に開口401、402を有する偏平な角筒形状、この場合、扁平の略四角形の筒形形状に形成される。また、この内筒4の一端側は略下半部が所定の長さだけ切り欠かれ、かつこの一端側の上半部の先端側(一端面)が楔形に形成されて、内筒4の一端にロック解除部41が設けられる。この場合、ロック解除部41先端の楔形形状はロック解除部41の一方の側面(右側面)の前端(一端)から他方の側面(左側面)の前後方向中間部に向けて所定の角度の斜めに(平面視直角三角形状に)形成される(図3(a)参照)。そして、この内筒4の両端開口401、402間の中空部は、一端のロック解除部41から他端にかけて下半部側が断面凸形に形成されて鍵孔40をなす。ピン孔43は、外筒3のピン孔33に対応して、内筒4の上部で他端部側に軸方向に4箇所、軸方向に対して直角に外周面、内周面(鍵孔)間を貫通して形成される。これらのピン孔43にそれぞれ、同径で長さの異なるドライバーピン45が上下方向に移動可能に配置され、外筒3のロックピン35により弾性的に押圧される。また、この内筒4の上部にはロック解除部41の後部にロック解除部41側、すなわち前部を開放されたコ字形立ち上がり部からなるコイルスプリングのための受部47が併せて形成される。この内筒4は外筒3の中空部36内に挿入されて、受部47が外筒3の中間中空部362の上部に配置されるとともに(受部47の後部が)中間中空部362と他端側中空部363との間の段差部365に係合され、一端のロック解除部41が外筒3の一端から出没可能に外筒3内を外筒3の軸方向に移動可能に組み込まれる。
鍵5は真鍮により形成され、ブレード51とヘッド52とからなり、ブレード51縁部の凹凸形状が当然のことながらシリンダー錠2のキーコードに見合ったものになる。この場合、シリンダー錠2が長さの異なる4本のコードピン、4つの段差で構成されるので、4の4乗で、256種類の鍵違いが可能である。
また、この鍵5にはブレード51の凹凸形状の基部に、鍵5をシリンダー錠2の鍵孔40に挿入した際に、内筒4の他端面で鍵孔40(開口402)の上部縁部にのみ衝接可能な高さと外筒3内で内筒4を所定距離だけ移動させるのに必要な長さを有する凸状係合部53が併せて形成される。
シリンダー錠2はかかる構成からなり、一端に後述する挿入ケース7が取り付けられて、カバーケース1内に一体的に組み込まれる。

0016

ばね部材6は、シリンダー錠2内に配置され、常態として、内筒4を外筒3の他端側に向けて押圧付勢し、内筒4のロック解除部41を外筒3の一端開口31内に押え保持する。この場合、ばね部材6にコイルスプリングが採用され、このコイルスプリング6がシリンダー錠2の内筒4上部の受部47に軸方向に向けて配置され、後述する挿入ケース7により押え圧縮されて、内筒4を外筒3の他端側に向けて押圧付勢して、内筒4上部の受部47の後部を中間中空部362と他端側中空部363との間の段差部365に圧接し、内筒4のロック解除部41を外筒3の一端開口31内に押え保持するようになっている。

0017

挿入ケース7は、両端に開口71、72を有し、周面にUSBポートPの外枠91の一面のスリット92に対向して孔73を有して、USBポートPに差し込み可能な略筒形形状をなし、カバーケース1の一端開口10に挿入ケース7の筒形形状内を内筒4のロック解除部41が進退可能に連結されてこの一端開口10からカバーケース1の外部に突出される。この場合、挿入ケース7は鋼板により、一般に使用されるUSBデバイス(オス端子)のコネクタの外枠の形状と略同じ扁平の略四角形の筒状に形成され、一端の開口71が縦に長い扁平の四角形をなし、他端の開口72が他端の上下方向中央で内筒4のロック解除部41が挿通可能にロック解除部41の断面形状と略同じ四角形をなす。なお、他端の開口72の上下両側はプレートになっていて、この挿入ケース7がカバープレート1の一端開口10内に連結されたときに上部のプレートでばね部材6が押えられる。この挿入ケース7のUSBポートPの外枠91の左側面91sに対応する右側面には外枠91の左側面の各スリット92(特に、スリット92の中央部)に対応して2つの孔73が形成される。各孔73は四角形に形成される。また、この挿入ケース7の右側面の一端には後述するロック部材8を固定するための固定部74が形成され、左右両側面の他端側にこの挿入ケース7をカバーケース1の一端開口内に連結固定するための取付穴75が形成される。この場合、固定部74は一対のU字形の突片741からなり、挿入ケース7の右側面の一端縁部に幅方向中心対称中心としてその上下両側に突片741が対称的に形成され、それぞれ内向きに略U字形に折り返される。また、取付穴75は挿入ケース7の左右両側面の他端側で幅方向中心を対称中心としてその上下両側に対称的に形成される。
ロック部材8は、挿入ケース7の筒形形状内に、孔73を有する右側面に沿って配置され、一端が挿入ケース7の一端側に支持され、他端が孔73を有する右側面とは反対の左側面方向にロック解除部41先端の楔形状に沿って斜めに向けて延び、中間部に孔73から突出してUSBポートPのスリット92に係止可能なロック爪811を有する板ばねからなる。この場合、ロック部材8はステンレス鋼板により、挿入ケース7の筒形形状内で右側面に沿って一端から各孔73の位置まで延び、各孔73の位置で各孔73から挿入ケース7の外部に突出される2つのロック爪811を有する幅広の角形プレート81と、この角形プレート81の各ロック爪811間から挿入ケース7の他端所定の位置まで延び、端部にロック解除部41の先端楔形状に当接可能な傾斜面821を有する幅狭の角形プレート82とからなる。このロック部材8は、幅広の角形プレート81の一端が挿入ケース7の右側面一端の固定部74、すなわち、一対のU字形の突片741内に挿入されてかしめ固定され、2つのロック爪811が挿入ケース7の右側面の各孔73から外部に突出され、他端の傾斜面821が挿入ケース7の他端側で右側面から左側面に向けて斜めに延ばされる。
この挿入ケース7は他端側がシリンダー錠2の外筒3の一端開口31内に配置され、外筒3の一端の各取付穴37と挿入ケース7の一端の各取付穴75間にピン77が通されピン77の両端がかしめられて、外筒3の一端に連結され、この挿入ケース7内でロック解除部41が、ロック解除部41の先端がロック部材の他端傾斜面821に接して、進退可能に配置される。そして、このように挿入ケース7を結合されたシリンダー錠2はカバーケース1内に一体的に組み込まれて、挿入ケース7がカバーケース1の一端開口10から突出される。

0018

このようにしてこのUSBポートロック装置Lでは、USBポートPに挿入ケース7を差し込むことにより、USBポートPは挿入ケース7により閉塞され、この状態がUSBポートPの外枠91の各スリット92と挿入ケース7の各孔73から突出される各ロック爪811との係合によりロックされ、このロック状態は常態として施錠状態のシリンダー錠2により保持される。そして、USBポートPから挿入ケース7を抜き取るときは、シリンダー錠2の鍵孔40に専用の鍵5を挿入することによりシリンダー錠2を解錠し、この解錠の状態から、内筒4をばね部材6の付勢力に抗して挿入ケース7側に押し込むことにより、ロック解除部41を挿入ケース7内で押進させ、このロック解除部41でロック部材8の傾斜面821を各ロック爪811がUSBポートPの各スリット92から離れる方向に押圧変位させて、ロックを解除する。

0019

図3図4にこのUSBポートロック装置Lの使用例を示している。
このUSBポートロック装置LでUSBポートPをロックするときは、図3に示すように、このUSBポートロック装置Lのカバーケース1の部分を手に持ち、挿入ケース7をUSBポートPに差し込めばよく、挿入ケース7をUSBポートPに差し込むことにより、USBポートPは挿入ケース7により閉塞され、この状態がUSBポートPの外枠91の2つのスリット92(スリット92の中央部)に挿入ケース7の2つの孔73から突出される2つのロック爪811が係止(ロック)され、これらロック爪811のロック状態が常態として施錠状態のシリンダー錠2により保持される。すなわち、外筒3の4つのロックピン35と内筒4の4つのピン孔43との係合により、外筒3内で内筒4の挿入ケース7に向けた軸方向の移動を規制され、内筒4のロック解除部41でロック部材8(の傾斜面821)を押すことができないため、各スリット92と各ロック爪811との係合状態が保持される。
そして、USBポートPのロックを解除するときは、図4に示すように、このUSBポートロック装置Lのシリンダー錠2の鍵孔40に専用の鍵5を挿入することによりシリンダー錠2を解錠する。すなわち、専用の鍵5の挿入により、鍵5のブレード51の凹凸形状に合わせて内筒4の各ピン孔43の各ドライバーピン45が押し上げられて、外筒3及び内筒4の各ピン孔33、43に配置されるロックピン35とドライバーピン45との境界合わせ面が外筒3と内筒4との境界シェアライン上に一致して内筒4が外筒3内で挿入ケース7に向けて移動可能となり、これに続けて、鍵5の押操作により、鍵5の凸状係合部53で内筒4の鍵孔40の上縁部を押すことにより、外筒3内で内筒4を挿入ケース7に向けて押し込むと、外筒3内で内筒41が挿入ケース7に向けて移動し、挿入ケース7内で内筒4一端のロック解除部4が押進されてロック部材8の傾斜面821を押し上げながらロック部材8と挿入ケース7の右側面との間に進入し、ロック部材8全体を挿入ケース7の左側面に向けて傾動する。これにより、各ロック爪811はUSBポートPの各スリット92から抜け外れるとともに挿入ケース7右側面の各孔73から挿入ケース7内部に没入され、各ロック爪811と各スリット92との係合が解除される。このロック爪811のロック解除状態から、USBポートロック装置Lをカバーケース1の部分を手に持ってUSBポートPから引き抜けば、USBポートPのロックが解除される。

0020

以上説明したように、このUSBポートロック装置Lによれば、USBポートPに挿入ケース7を差し込むことにより、USBポートPを挿入ケース7により閉塞して、この状態をUSBポートPの外枠91の各スリット92と挿入ケース7の各孔73から突出される各ロック爪811との係合によりロックし、このロック状態を常態として施錠状態のシリンダー錠2により保持するので、USBポートPを閉塞、ロックした後のロック解除を困難にして、信頼性の高いセキュリティを実現することができる。そして、USBポートPから挿入ケース7を抜き取るときは、シリンダー錠2の鍵孔40に専用の鍵5を挿入することによりシリンダー錠2を解錠し、この解錠の状態で、内筒4をばね部材6の付勢力に抗して挿入ケース7側に押し込むことにより、ロック解除部41を挿入ケース7内に押進させ、ロック解除部41でロック部材8を各ロック爪811がUSBポートPの各スリット92から離れる方向に押圧変位させて、ロックを解除するので、鍵5の管理者のみがUSBポートPのロックを容易に解除することができる。
また、このUSBポートロック装置Lでは、シリンダー錠2を内筒4の鍵孔40に鍵5を挿入して解錠し、外筒3内の内筒4を鍵5で回転させる形式ではなく、軸方向に押し込む形式とし、カバーケース1、外筒3及び内筒4をそれぞれ偏平な角筒形状に形成して、装置全体を扁平の角形に形成したので、装置全体を可及的に薄厚にすることができ、パソコンの本体背面や側面にUSBポートPが2つ以上並列に設けられている場合でも、対応可能で、2つのUSBポートPを2つのUSBポートロック装置Lでロックすることもでき、一方のUSBポートPのみを1つのUSBポートロック装置Lで他方のUSBポートPの使用の邪魔にならないようにロックすることもできる。
さらに、このUSBポートロック装置Lでは、シリンダー錠2は長さの異なる4本のコードピン、4つの段差で構成されるので、4の4乗で、256種類の鍵違いが可能であり、より信頼性の高いセキュリティを実現することができる。

0021

なお、このUSBポートロック装置Lでは、USBポートPの外枠91の一面に並列配置される2つのスリット92に対応して挿入ケース7に2つのロック爪811が設けられ、2つのスリット92に2つのロック爪811を係合させてロックするようにしているが、USBポートの外枠の一面に配置される1つのスリットに対応して挿入ケースに1つのロック爪が設けられ、1つのスリットに1つのロック爪を係合させてロックするようにしてもよい。このようにしても概ね同様の作用効果を得ることができる。
また、このUSBポートロック装置Lでは、鍵違い数を256種類としたが、ピンの配列数を1本増やすごとに4乗ずつ増やすことができ、ピンの配列数を増やすことで、さらに信頼性の高いセキュリティを実現することが可能である。

0022

LUSBポートロック装置
1カバーケース
10 開口
11フランジ
2シリンダー錠
3外筒
31 開口
32 開口
33ピン孔
34ばね部材(コイルスプリング)
35ロックピン
36中空部
361 一端側中空部
362 中間中空部
363 他端側中空部
364段差部
365 段差部
37取付穴
4内筒
401 開口
402 開口
40鍵孔
41ロック解除部
43 ピン孔
45ドライバーピン
46 中空部
47 受部
5 鍵
51ブレード
52ヘッド
53 凸状係合部
6 ばね部材(コイルスプリング)
7挿入ケース
71 開口
72 開口
73 孔
74 固定部
741突片
75 取付穴
77ピン
8ロック部材
81幅広の角形プレート
811ロック爪
82 幅狭の角形プレート
821 傾斜面
P USBポート
90 挿入口
91外枠
91s 外枠の左側面
92スリット
93押えばね
94 電極支持部材

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