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技術 連結材および該連結材を利用したパネルの接続構造

出願人 株式会社ノーリツ株式会社アールビー
発明者 山本祐史蔭山高滋長瀬秀明
出願日 2016年6月24日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2016-125194
公開日 2017年12月28日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2017-227072
状態 特許登録済
技術分野 薄板耐力壁;間仕切り壁
主要キーワード 上下範囲 上下方向中心 ダボ孔 流れ止め 欄間パネル 折り返し片 ジョイナ アングル状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月28日)のものです。
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図面 (13)

課題

互いに隣接するドア上パネル壁パネルを連結する連結材を、ドア上パネルに取り付ける際に生じ易い、誤って上下反転した状態での取付による誤組立を防止する。

解決手段

ドアの上部に設けられたドア上パネルと、ドア上パネルに隣接して設けられ床からドア上パネルの上端までの高さを有する壁パネルとに渡って、裏面に嵌合してパネル同士を連結する角状の連結材8において、角状の連結材8の上端部には、誤組立防止部26が設けられており、ドア上パネルと角状の連結材8を、所定の上下方向の正常の配置ではなく、共に上下反転した状態とした場合は、誤組立防止部26がドア上パネル1に当接して規制され、裏面に嵌合することができず、これによって、上下反転した状態での取付による誤組立を防止する。

概要

背景

従来、ドアの上に設けられたパネルドア上パネルドア上壁パネル欄間パネル等と呼ばれており、本明細書ではこれらをドア上パネルと言うが、ドア上パネルと壁パネル取付構造が知られている(特許文献1、2、3参照)。

また、補強材を有するパネル同士を、互いの補強材をジョイナを介して接続する接続構造が知られている(特許文献4参照)。

図7〜図12は、本出願人においてすでに開発しているドア上パネルと壁パネルとを連結する連結材および接続構造(本明細書では「先行技術」という)を示す図である。図7(a)に示すように、ドア40の上に設けられたドア上パネル1は、その左端部は、平状の連結材37で壁パネル2と平面視で直線的に連結されており、その右端部は、角状アングル状)の連結材38によって平面視で壁パネル2と直角的に連結されている。

平状の連結材37は、図7(b)、(c)、図8(b)に示すように、左右の当接部32と、左右の当接部32の間において当接部32から裏面側に向けて突出した非当接部33と、当接部32の左右側に、それぞれ表面側に向けて突出した折り返し片34と、を備えている。

図7(c)、図8(b)に示すように、当接部32の表面側の左右には、それぞれ突起部11が設けられている。この突起部11は首部12と、首部12を介して表面側に向けてテーパ状に拡大する大径部13とから形成されている。

大径部13の最大直径は、後記する縦桟3の縦溝部6の太溝16のより小さく、細溝17の幅より大きく形成されている。また、非当接部33の下端から表面側に向けて水平に突き出るようにコーキング材流れ止め用の舌部35(図7、(c)、図8(b)参照)が形成されている。

図8(a)は、互いに連結するドア上パネル1と隣接する壁パネル2を裏面側から見た図であるが、ドア上パネル1は、その左右の側端部(図8(a)は左側端部のみを示す)における基材41の主面部(表面側の面)42、折曲部43および折返部44で囲まれた空間に、縦桟3が挿入されており、折返部44に予め形成したダボを縦桟3に予め形成したダボ孔係合してなる固定部47で、折返部44と縦桟3が固定されている。

縦桟3には、連結材嵌合用の上下方向に延びる縦溝部6が形成されている。この縦溝部6は、平状の連結材37の突起部11が抜き差し可能な横幅が広い太溝16と、突起部11が抜き差しができない横幅の狭い細溝17と、から構成されている。基材41の裏面には、補強材48が接着剤によって接着されている。

壁パネル2における側端のうち、ドア上パネル1と連結される側端部は、ドア上パネル1の側端部と同様の構造であり、基材41の主面部42、折曲部43および折返部44で囲まれる空間に、縦桟3が挿入され、折返部44に予め形成したダボを縦桟3に予め形成したダボ孔に係合してなる固定部47で、折返部44と縦桟3が固定されている。

この縦桟3には、連結材嵌合用の上下方向に延びる縦溝部6が形成されている。この縦溝部6は、横幅が広い太溝16と横幅の狭い細溝17とから構成されており、基材41の裏面には、補強材48が接着剤によって接着されている。

ドア上パネル1と壁パネル2を連結する際には、図9(b)に示すように、連結材37の左右の突起部11を、それぞれドア上パネル1と壁パネル2の縦桟3にそれぞれ形成された連結材嵌合用の縦溝部6に嵌合する。

これによって、ドア上パネル1と壁パネル2は、図9(a)、(b)に示す接続構造のように、平状の連結材37によって互いに連結することができる。なお、ドア上パネル1と壁パネル2の連結端には、必要に応じて目地材49、コーキング材等を装入する。

図10、図11は、ドア上パネル1と平面視で直角に接続される壁パネル2を連結する角状の連結材38、およびこの角状の連結材38による接続構造を説明する図である。角状の連結材38(図10(a)、(b)参照)および接続構造(図11(b)参照)は、図8、図9に示す連結材37および接続構造に比べて、ドア上パネル1と壁パネル2を互いに直角状に連結する点では相違するが、基本的には同じである。

この接続構造では、連結材38は、図10(a)、(b)に示すように、平面視で互いに直角になる2つの当接部25が形成されており、その表面側に、首部12とテーパ状に拡大する大径部13から成る突起部11が突出するように設けられている。

当接部25の側端の上下方向に沿った一部には折り返し片29が形成されており、角状の連結材38の2つの当接部25の角部の下端には、コーキング材の流れ止め用の舌部30が設けられている。

概要

互いに隣接するドア上パネルと壁パネルを連結する連結材を、ドア上パネルに取り付ける際に生じ易い、誤って上下反転した状態での取付による誤組立を防止する。ドアの上部に設けられたドア上パネルと、ドア上パネルに隣接して設けられ床からドア上パネルの上端までの高さを有する壁パネルとに渡って、裏面に嵌合してパネル同士を連結する角状の連結材8において、角状の連結材8の上端部には、誤組立防止部26が設けられており、ドア上パネルと角状の連結材8を、所定の上下方向の正常の配置ではなく、共に上下反転した状態とした場合は、誤組立防止部26がドア上パネル1に当接して規制され、裏面に嵌合することができず、これによって、上下反転した状態での取付による誤組立を防止する。

目的

本発明は、ドア上パネルを左右の連結材に取り付ける際に生じる上記誤組立を防止することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

ドアの上部に設けられたドア上パネルと、ドア上パネルに隣接して設けられ床からドア上パネル上端までの高さを有する壁パネルを連結する連結材において、連結材は二枚のパネルに渡ってパネルの裏面に嵌合してパネル同士を連結し、連結材の端部にはドア上パネルの誤組立防止部が設けられていることを特徴とする連結材。

請求項2

請求項1に記載の連結材において、誤組立防止部は連結材の端部がパネル表面側に屈曲されて設けられており、誤組立防止部の先端は壁パネルの表面よりは裏面側に位置することを特徴とする連結材。

請求項3

請求項1または2に記載の連結材において、誤組立防止部は連結材の壁パネル側の上端部に設けられていることを特徴とする連結材。

請求項4

請求項1から3のいずれかに記載の連結材において、ドア上パネルの左右両端にそれぞれ壁パネルが連結材によって連結されており、少なくともの左右どちらか一方の連結材に誤組立防止部が設けられていることを特徴とする連結材。

請求項5

請求項1から4のいずれかに記載の連結材によるパネルの接続構造において、パネルと連結材のいずれかに突起部が設けられ、もう一方に端部が細溝で形成される縦構部が設けられ、突起部を縦溝部の細溝に嵌め込むことによってパネルと連結材が固定され、突起部および縦溝部がパネルおよび連結材の高さ方向中央から上または下に位置ずれして設けられており、ドア上パネルを上下移動させることにより連結材に連結可能な構成とされていることを特徴とするパネルの接続構造。

技術分野

0001

本発明は、連結材および該連結材を利用したパネル接続構造に関し、ドアの上部に設けられたドア上パネルと、ドア上パネルに隣接して設けられ床からドア上パネル上端までの高さを有する壁パネルを連結する連結材および該連結材を利用したパネルの接続構造に関するものである。

背景技術

0002

従来、ドアの上に設けられたパネルをドア上パネル、ドア上壁パネル欄間パネル等と呼ばれており、本明細書ではこれらをドア上パネルと言うが、ドア上パネルと壁パネルの取付構造が知られている(特許文献1、2、3参照)。

0003

また、補強材を有するパネル同士を、互いの補強材をジョイナを介して接続する接続構造が知られている(特許文献4参照)。

0004

図7図12は、本出願人においてすでに開発しているドア上パネルと壁パネルとを連結する連結材および接続構造(本明細書では「先行技術」という)を示す図である。図7(a)に示すように、ドア40の上に設けられたドア上パネル1は、その左端部は、平状の連結材37で壁パネル2と平面視で直線的に連結されており、その右端部は、角状アングル状)の連結材38によって平面視で壁パネル2と直角的に連結されている。

0005

平状の連結材37は、図7(b)、(c)、図8(b)に示すように、左右の当接部32と、左右の当接部32の間において当接部32から裏面側に向けて突出した非当接部33と、当接部32の左右側に、それぞれ表面側に向けて突出した折り返し片34と、を備えている。

0006

図7(c)、図8(b)に示すように、当接部32の表面側の左右には、それぞれ突起部11が設けられている。この突起部11は首部12と、首部12を介して表面側に向けてテーパ状に拡大する大径部13とから形成されている。

0007

大径部13の最大直径は、後記する縦桟3の縦溝部6の太溝16のより小さく、細溝17の幅より大きく形成されている。また、非当接部33の下端から表面側に向けて水平に突き出るようにコーキング材流れ止め用の舌部35(図7、(c)、図8(b)参照)が形成されている。

0008

図8(a)は、互いに連結するドア上パネル1と隣接する壁パネル2を裏面側から見た図であるが、ドア上パネル1は、その左右の側端部(図8(a)は左側端部のみを示す)における基材41の主面部(表面側の面)42、折曲部43および折返部44で囲まれた空間に、縦桟3が挿入されており、折返部44に予め形成したダボを縦桟3に予め形成したダボ孔係合してなる固定部47で、折返部44と縦桟3が固定されている。

0009

縦桟3には、連結材嵌合用の上下方向に延びる縦溝部6が形成されている。この縦溝部6は、平状の連結材37の突起部11が抜き差し可能な横幅が広い太溝16と、突起部11が抜き差しができない横幅の狭い細溝17と、から構成されている。基材41の裏面には、補強材48が接着剤によって接着されている。

0010

壁パネル2における側端のうち、ドア上パネル1と連結される側端部は、ドア上パネル1の側端部と同様の構造であり、基材41の主面部42、折曲部43および折返部44で囲まれる空間に、縦桟3が挿入され、折返部44に予め形成したダボを縦桟3に予め形成したダボ孔に係合してなる固定部47で、折返部44と縦桟3が固定されている。

0011

この縦桟3には、連結材嵌合用の上下方向に延びる縦溝部6が形成されている。この縦溝部6は、横幅が広い太溝16と横幅の狭い細溝17とから構成されており、基材41の裏面には、補強材48が接着剤によって接着されている。

0012

ドア上パネル1と壁パネル2を連結する際には、図9(b)に示すように、連結材37の左右の突起部11を、それぞれドア上パネル1と壁パネル2の縦桟3にそれぞれ形成された連結材嵌合用の縦溝部6に嵌合する。

0013

これによって、ドア上パネル1と壁パネル2は、図9(a)、(b)に示す接続構造のように、平状の連結材37によって互いに連結することができる。なお、ドア上パネル1と壁パネル2の連結端には、必要に応じて目地材49、コーキング材等を装入する。

0014

図10図11は、ドア上パネル1と平面視で直角に接続される壁パネル2を連結する角状の連結材38、およびこの角状の連結材38による接続構造を説明する図である。角状の連結材38(図10(a)、(b)参照)および接続構造(図11(b)参照)は、図8図9に示す連結材37および接続構造に比べて、ドア上パネル1と壁パネル2を互いに直角状に連結する点では相違するが、基本的には同じである。

0015

この接続構造では、連結材38は、図10(a)、(b)に示すように、平面視で互いに直角になる2つの当接部25が形成されており、その表面側に、首部12とテーパ状に拡大する大径部13から成る突起部11が突出するように設けられている。

0016

当接部25の側端の上下方向に沿った一部には折り返し片29が形成されており、角状の連結材38の2つの当接部25の角部の下端には、コーキング材の流れ止め用の舌部30が設けられている。

先行技術

0017

特開2004−11221号公報
特開2009−114692号公報
特開2009−263993号公報
実用新案登録第2507339号公報

発明が解決しようとする課題

0018

上記図7図12に示す先行技術の連結材37、38および接続構造では、図12において説明するが、ドア上パネル1が上下反転上下逆向き)の状態で壁パネル2と連結されてしまうという、誤組立が生じる可能性がある。

0019

このような誤組立があると、ドア上パネル1の表面にデザインが付されている場合、所定のデザインを表現することができなくなる。また、コーキング材の流れ止め用の舌部30、35が上方に位置してしまい、下方でコーキング材の流れ止めするべき舌部としては役立たない等の問題が生じる。このような誤組立について、図12等においてさらに説明する。

0020

ドア上パネル1と壁パネル2を連結する場合、図12(a)は、ドア上パネル1と左右の連結材37、38を、それぞれ固定するに際して、予め決められた所定の上下正しい向きに配置した場合を示している。

0021

この図12(a)に示す場合は、左右の連結材37、38の突起部11を、それぞれドア上パネル1の縦桟3の裏面にそれぞれ形成された連結材嵌合用の縦溝部6に嵌合し、ドア上パネル1を左右の連結材37、38に対し相対的に下方に移動すれば、ドア上パネル1に左右の連結材37、38を取り付けることができる。

0022

図12(b)は、ドア上パネル1が上下正しい向きに配置されているが、左右の連結材37、38が上下反転して(上下逆向き)に配置された場合を示している。この場合は、ドア上パネル1に左右の連結材37、38を取り付けることができない。

0023

図12(b)に示す配置の場合は、左右の連結材37、38の突起部11をそれぞれ、仮に、ドア上パネル1と壁パネル2の縦桟3にそれぞれ形成された連結材嵌合用の縦溝部6に嵌合し、ドア上パネル1を左右の連結材37、38に対し相対的に下方に移動しても、ドア上パネル1と左右の連結材37、38は上下方向にずれて取り付けられてしまうので、ドア上パネル1と左右の連結材37、38を正しく取り付けることができないのである。

0024

なお、図示はしないが、ドア上パネル1が上下反転して(上下逆向き)に配置され、左右の連結材37、38が上下正しい向きに配置された場合も、同様にドア上パネル1に左右の連結材37、38を取り付けることができない。

0025

図12(c)は、ドア上パネル1と左右の連結材37、38を、共に上下方向に正常ではなく、誤って上下反転して(上下逆向き)に配置した場合を示している。この場合は、図12(a)と同様に、ドア上パネル1と左右の連結材37、38は、互いにずれることなく取り付けることができる。しかし、ドア上パネル1が上下反転した状態で取り付けられてしまい、誤組立となってしまうという問題が生じる。

0026

本発明は、ドア上パネルを左右の連結材に取り付ける際に生じる上記誤組立を防止することを目的とするものであり、連結材に誤組立を防止する手段を付与することによって、ドア上パネルが上下反転した状態で連結材に取り付けられないようにすることを課題とする。

課題を解決するための手段

0027

本発明は上記課題を解決するために、ドアの上部に設けられたドア上パネルと、ドア上パネルに隣接して設けられ床からドア上パネル上端までの高さを有する壁パネルを連結する連結材において、連結材は二枚のパネルに渡ってパネルの裏面に嵌合してパネル同士を連結し、連結材の端部にはドア上パネルの誤組立防止部が設けられていることを特徴とする連結材を提供する。

0028

誤組立防止部は連結材の端部がパネル表面側に屈曲されて設けられており、誤組立防止部の先端は壁パネルの表面よりは裏面側に位置する構成とすることが好ましい。

0029

誤組立防止部は連結材の壁パネル側の上端部に設けられていることが好ましい。

0030

ドア上パネルの左右両端にそれぞれ壁パネルが連結材によって連結されており、少なくともの左右どちらか一方の連結材に誤組立防止部が設けられていることが好ましい。

0031

パネルと連結材のいずれかに突起部が設けられ、もう一方に端部が細溝で形成される縦構部が設けられ、突起部を縦溝部の細溝に嵌め込むことによってパネルと連結材が固定され、突起部および縦溝部がパネルおよび連結材の高さ方向中央から上または下に位置ずれして設けられており、ドア上パネルを上下移動させることにより連結材に連結可能な構成とされていることが好ましい。

発明の効果

0032

本発明では、二枚のパネルに渡ってパネルの裏面に嵌合してパネル同士を連結する連結材の端部にドア上パネルの誤組立防止部が設けられているので、ドア上パネルの上下反転等の誤組立を防止することができる。

図面の簡単な説明

0033

本発明に係る連結材の実施例を説明する図であり、(a)は斜視図であり、(b)は(a)の矢視でB方向に見た図であり、(c)は(a)の要部Cの拡大図である。
(a)は本発明の実施例の別の構成の連結材を説明する図であり、(a)は斜視図であり、(b)は表面側から見た正面図である。
(a)は本発明の実施例の上記別の構成の連結材で直線的に連結するドア上パネルと壁パネルの斜視図であり、(b)は上記別の構成の連結材の平面図である。
本発明に係る接続構造において、ドア上パネルに連結材を正常な状態で取り付ける場合を説明する図であり、ドア上パネルと連結材を、(a)は裏面側から見た図であり、(b)は表面側から見た図である。
本発明に係る接続構造において、ドア上パネルと連結材を共に上下反転した誤った状態で取り付けようとする場合を説明する図であり、(a)は裏面側から見たドア上パネルと連結材(連結材については平面図も示す)を上下正常に並べた状態を示す図であり、(b)はドア上パネルと連結材を共に上下反転した誤った状態で並べた状態を示す図である。
本発明に係る接続構造において、ドア上パネルに連結材を共に上下反転した誤った状態で取り付けようとする場合を説明する図であり、(a)はドア上パネルに連結材を取り付けようとしている状態を裏面側から見た図であり、(b)はドア上パネルに連結材を取り付けようとしている状態を斜め下方から見た斜視図である。
ドア上パネルと壁パネルを連結する連結材と接続構造の先行技術を説明する図であり、(a)は連結されたドア上パネルと壁パネルの全体構成を示す斜視図であり、(b)はドア上パネルと壁パネルを直線的に連結する連結材を裏面側から見た斜視図であり、(c)はその連結材を表面側から見た正面図である。
上記先行技術の接続構造における、ドア上パネルと壁パネルの直線的な接続構造を説明する図であり、(a)はドア上パネルと壁パネルを並べた状態を示す斜視図であり、(b)は連結材の平面図である。
上記先行技術のドア上パネルと壁パネルの直線的な接続構造を説明する図であり、(a)は裏面側から見た斜視図であり、(b)は平面図である。
先行技術のドア上パネルと壁パネルを直角的に連結する連結材を説明する図であり、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。
上記先行技術のドア上パネルと壁パネルを直角的に連結する接続構造を説明する図であり、(a)はドア上パネルと壁パネルを直角に並べた状態を示す斜視図であり、(b)は接続構造の水平断面図である。
図7(a)に示す上記先行技術の接続構造における問題点を説明する裏面側から見た正面図であり、(a)はドア上パネルと壁パネルを上下正常な状態に配置した状態を示し、(b)はドア上パネルを正常に配置したが、連結材を上下反転した(上下逆向き)状態に配置した状態を示し、(c)はドア上パネルと壁パネルを共に上下反転し(上下逆向き)状態に配置した状態を示す図である。

0034

本発明に係る連結材および該連結材を利用したパネルの接続構造を実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。

0035

本発明に係る連結材および該連結材を利用したパネルの接続構造の実施例を図1図6において説明する。この実施例のパネルの接続構造において、連結材で互いに連結されるパネルは、ドア上パネルと床からドア上パネル上端までの高さを有する壁パネル(以下、「壁パネル」という)である。

0036

本実施例のドア上パネルと壁パネルの連結材および接続構造は、先行技術として図7(a)に示す、ドア上パネル1と壁パネル2が平面視で互いに直線的に連結される接続構造および平面視で直角的に連結される接続構造のいずれにも適用可能である。

0037

本明細書では、ドア上パネルと壁パネルにおいて、利用者から通常目視できる側、例えば、浴室内から見える側を表面側と言い、その裏側を裏面側という。なお、後記する連結材についても、ドア上パネルと壁パネルを連結するために配置する際に、ドア上パネルまたは壁パネルの表面側に向く面を表面側と言い、その裏側を裏面側という。

0038

本発明のドア上パネル1および壁パネル2は、図7図12において示す先行技術のドア上パネル1および壁パネル2と同じ構成であるが、特に重要な構成について、先行技術の説明および図と一部重複するが、以下説明する。

0039

本発明のドア上パネル1は、横方向の左右の端部にそれぞれ、図3(a)、図4(a)に示すように、縦桟3が設けられている。縦桟3には、図8(a)、図11(a)に示す先行技術と同様に、高さ方向(上下方向)の中央から下方(または上方)にずれた位置に、上下方向に延びる連結材嵌合用の縦溝部6が形成されている。

0040

この縦溝部6は、後記する平状の連結材7、角状の連結材8の突起部11が抜き差し可能な横幅が広い太溝16と、太溝16から上下に延び、突起部11の首部12は挿通できるが大径部13が抜き差しできないような横幅の狭い細溝17と、から構成されている。

0041

本発明の壁パネル2も、図8(a)、図11(a)に示す先行技術と同様に、図3(a)に示すように、その端部に縦桟3を有し、ドア上パネル1の縦桟3に対応する上下範囲において、高さ方向(上下方向)の中央から上方(または下方)にずれた位置に、上下方向に延びる連結材嵌合用の縦溝部6が、形成されている。この縦溝部6の構成は、ドア上パネル1の縦桟3に形成された縦溝部6と同様に、太溝16と細溝17から構成されている。

0042

本発明に係る連結材には、図3(a)に示すように互いに直線的に配置した、ドア上パネル1と壁パネル2を連結する平状の連結材7(図2(a)、(b)、図3(b)参照)と、直角的に連結する角状(アングル状)の連結材8(図1(a)〜(c)参照)がある。

0043

本発明の実施例の平状の連結材7および角状の連結材8は、それぞれ先行技術の連結材37、38(図7(b)、(c)および図10(a)、(b)参照)と共通の構成を有するが、前記した課題を解決するために、本発明に特有な構成を備えている。この点について、以下、具体的に説明する。

0044

角状の連結材8は、図1(a)、(b)に示すように、平面視で互いに直角状に交叉する2つの当接部25を有し、2つの当接部25の当接面であって、上下方向の中心より下側の位置に突起部11が設けられている。

0045

この突起部11は、図10(a)、(b)に示す先行技術と同様に、当接部25に固定された首部12と、首部12を介して表面側に向けてテーパ状に拡大する大径部13とから形成されているが、大径部13の最大直径は、縦溝部6の太溝16の幅より小さく、細溝17の幅より大きく形成されている。首部12は、細溝17に挿通可能な径に形成されている。

0046

角状の連結材8には、先行技術と同様に、当接部25の側端の上下方向の一部には折り返し片29が形成されており、また、2つの当接部25の角部の下端には、コーキング材の流れ止め用の舌部30が設けられている。

0047

本発明の角状の連結材8の特徴は、図1(a)〜(c)に示すように、1つの当接部25(壁パネル2に当接する側の当接部25)の上端部に、誤組立防止部26が形成されている。この誤組立防止部26は、具体的には、当接部25の上端から上方に延びた起立部27と、起立部27の上端からパネルの表面側に向けて水平に屈曲された屈曲部28と、を備えている。

0048

誤組立防止部26の屈曲部28の屈曲方向の長さL(図1(b)参照)は、接続構造において、その先端が壁パネル2の表面よりは裏面側に位置するような長さとすることが好ましい。そのような長さとすると、接続構造において、誤組立防止部26の屈曲部28の先端が壁パネル2より表面側に露出しないので、見栄えが悪くならない。

0049

なお、誤組立防止部26は、図1(a)に示すように、1つの当接部25の上端の巾方向の一部にわたって形成された構成でも良いが、巾方向の全長にわたって形成された構成としても良い。また、誤組立防止部26は、起立部27を設けることなく、当接部25の上端から直接、表面側に水平に屈曲された屈曲部28を備えている構成としてもよい。

0050

次に、平状の連結材7について説明する。平状の連結材7は、図2(a)、(b)、図3(b)に示すように、左右の当接部32と、左右の当接部32の間において当接部32から裏面側に向けて突出した非当接部33と、当接部32の左右側に、それぞれ表面側に向けて突出した折り返し片34と、を備えている。また、非当接部33の下端から表面側に向けて水平に突き出るように、コーキング材の流れ止め用の舌部35が形成されている。

0051

平状の連結材7の左右の当接部32の表面側には、図2(b)、図3(b)に示すように、それぞれ突起部11が設けられている。この突起部11は、当接部32に固定された首部12と、首部12を介して表面側に向けてテーパ状に拡大する大径部13とから形成されている。平状の連結材7のこのような構成は、図7(b)、(c)、図8(b)に示す先行技術と共通している。

0052

しかしながら、本発明の平状の連結材7の特徴は、図2(a)、(b)、図3(b)に示すように、1つの当接部32(壁パネル2と当接する当接部32)上端に、誤組立防止部26が形成されている。この誤組立防止部26は、具体的には、当接部32の上端から上方に延びた起立部27と、起立部27の上端から表面側に水平に屈曲された屈曲部28とを備えている。

0053

誤組立防止部26の屈曲部28の屈曲方向の長さL(図2(a)参照)は、接続構造において、その先端が壁パネル2の表面よりは裏面側に位置するような長さとすることが好ましい。その理由は、前記した角状の連結材8の場合と同じである。なお、誤組立防止部26は、起立部27を設けることなく、当接部32の上端から直接、表面側に水平に屈曲された屈曲部28を備えている構成としてもよい。

0054

(作用)
以上の構成から成る連結材7、8を利用してドア上パネル1と壁パネル2を連結する際の作業を通して、連結材7、8の作用およびパネルの接続構造等を説明する。ドア上パネル1と壁パネル2を、平状の連結材7を介して直線的に連結する接続構造と角状の連結材8を介して直角的に連結する接続構造は、互いに基本的には同じであるが、ここでは角状の連結材8を介して連結する場合について説明する。

0055

ドア上パネル1と壁パネル2と直交する状態で連結する際に、ドア上パネル1に角状の連結材8を、正常な状態、即ちドア上パネル1と角状の連結材8を予め上下決められた状態で取り付ける場合には、裏面側から見ると図4(a)に示すとおり配置し、表面側から見ると図4(b)に示すとおり配置する。

0056

そして、図示はしないが、角状の連結材8の突起部11を縦溝部6の太溝16に挿入し、角状の連結材8に対してドア上パネル1を下方に移動して突起部11の首部12を縦溝部6の細溝17に嵌め込むことで、突起部11を縦溝部6から抜け止めした状態とすることで、ドア上パネル1に角状の連結材8を取り付ける。

0057

ドア上パネル1に取り付けた角状の連結材8を、壁パネル2に先行技術と同様に取り付けることによって、ドア上パネル1と壁パネル2との接続構造が形成され、これによって、ドア上パネル1と壁パネル2が互いに直交した状態で連結される。この本発明の接続構造自体は、図11(b)に示す構成と比べて、連結材8は誤組立防止部26を有し、連結材38は誤組立防止部26を有しない点を除いて、同じである。

0058

ところで、ドア上パネル1に角状の連結材8を取り付ける際に、ドア上パネル1と角状の連結材8を共に正常な状態に配置(図5(a)参照)することなく、誤って、ドア上パネル1と角状の連結材8を、共に上下反転した(上下逆向き)状態で配置(図5(b)参照)して取り付けようとする場合は、角状の連結材8の突起部11を縦溝部6の太溝16に挿入しようとしても挿入できない。その理由を、以下さらに説明する。

0059

ドア上パネル1と角状の連結材8を共に、正常な状態とは表裏の向きを変えることなく、誤って上下反転(上下逆向き)状態にすると、ドア上パネル1は裏面側から見て、図5(a)に示す正しい状態から図5(b)に示す状態のように、左右端は入れ替わるとともに、縦溝部6は上下方向中心より下方の位置から、上下方向中心より上方の位置に変わる。

0060

一方、角状の連結材8は、その誤組立防止部26は、図5(a)に示すようにドア上パネル1の右端側に対向する位置(図5(a)の角状の連結材8参照)から、ドア上パネル1の右端側の縦桟3の裏面に対面する位置(図5(b)、図6(a)、(b)参照)になる。

0061

そのために、角状の連結材8をドア上パネル1に取り付ける際に、ドア上パネル1の裏面側から当接させようとすると、図6(a)、(b)に示すように、角状の連結材8の誤組立防止部26が縦桟3の裏面に当たって規制されてしまい、角状の連結材8の突起部11を縦溝部6の太溝16に挿入することができない。

0062

従って、ドア上パネル1と角状の連結材8を上下反転した(上下逆向き)状態にして取り付けようとする誤組立を防止することが可能となる。その結果、ドア上パネル1の表面に付されたデザイン、模様等が、逆さになることが防止でき所定の表現をすることができる。また、舌部30は、連結材8の上端に位置するようなことがなく、コーキング材流れ止めのために所定の機能を発揮する。

0063

図示はしないが、ドア上パネル1と壁パネル2を、平状の連結材7を介して直線的に連結する際に、ドア上パネル1に平状の連結材7を取り付ける作業、取付構造は、上記ドア上パネル1に角状の連結材8を取り付ける作業、取付構造と同じである。

0064

特に、ドア上パネル1に平状の連結材7を、ドア上パネル1と平状の連結材7を共に正常な状態ではなく、誤って上下反転した(上下逆向き)状態にして取り付けようとする場合は、平状の連結材7の誤組立防止部26がドア上パネル1の縦桟3に当接して規制されてしまい、平状の連結材7の突起部11を縦溝部6の太溝16に挿入することができないので、ドア上パネル1に平状の連結材7を取り付けることができず、誤組立を防止することが可能となる。

0065

裏面側から見て、ドア上パネル1を、その右側端を角状の連結材8によって直角状に壁パネル2に連結し、その左側端を平状の連結材7によって直線状に壁パネル2に連結する構成とした場合(先行技術の図7(a)参照)、平状の連結材7および角状の連結材8のいずれかに誤組立防止部26が設けられたものを使用すれば、ドア上パネル1の上下反転を防止できる。

0066

ところで、本発明では、図7(a)に示す先行技術と同様に、ドア上パネル1を、その左右方向の一端側を平状の連結材7によって直線状に壁パネル2に連結することができ、その他端側を角状の連結材8によって直角状に壁パネル2に連結することができる。

0067

このような場合、平状の連結材7および角状の連結材8のいずれかに誤組立防止部26を設ければ、誤ってドア上パネル1および連結材7又は連結材8を上下反転して組み立てる誤組立を防止することができる。

0068

上記実施例では、連結材7、8によるパネルの接続構造において、ドア上パネル1および壁パネル2にそれぞれ縦構部6が設けられており、連結材7および連結材8に突起部11が設けられた構成である。しかしながら、ドア上パネル1および壁パネル2に突起部11と同じ構成の突起部が設けられ、連結材7および連結材8に縦構部6と同じ構成の縦構部が設けられた構成としてもよい。

0069

そのような構成の場合は、縦溝部および突起部がそれぞれ、ドア上パネル1および壁パネル2の高さ方向中央から上または下の位置ずれて設けられており、突起部を縦溝部に嵌め込むことによって、ドア上パネル1および壁パネル2に連結材7、8が取り付けられる。

実施例

0070

以上、本発明に係る連結材および該連結材を利用したパネルの接続構造を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。

0071

本発明に係る連結材および該連結材を利用したパネルの接続構造は上記のような構成であるから、ドア上パネルと壁パネルを連結する接続構造だけでなく、互いに隣接するパネルを予め決められた所定の上下方向に反転することなく連結するパネルの接続構造に広く適用可能である。

0072

1ドア上パネル
2壁パネル
3縦桟
6縦溝部
7 平状の連結材
8角状の連結材
11突起部
12 突起部の首部
13 突起部の大径部
16 縦溝部の太溝
17 縦溝部の細溝
25 角状の連結材の当接部
26 誤組立防止部
27 誤組立防止部の起立部
28 誤組立防止部の屈曲部
29 角状の連結材の折り返し片
30コーキング材流れ止め用の舌部
32 平状の連結材の当接部
33 非当接部
34 平状の連結材の折り返し片
35 コーキング材流れ止め用の舌部
37 平状の連結材
38 角状の連結材
40ドア
41基材
42 基材の主面部(表面側の面)
43折曲部
44 折返部
47 固定部
48補強材
49 目地材

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