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技術 整列装置

出願人 株式会社ヤクルト本社株式会社京都製作所
発明者 山内和孝岡崎祥之藤本晃司
出願日 2016年6月21日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2016-123086
公開日 2017年12月28日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2017-226508
状態 特許登録済
技術分野 コンベア上の物品の姿勢制御 特殊移送1(往復動部材,分離・停止部材) 基本的包装技術5(被包)
主要キーワード 搬送体間 各筒状部材 各接触部材 略長円状 各搬送体 シュリンク装置 周回速度 側搬送装置
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

搬送物を搬送しながら連続的に整列することができる整列装置を提供することを課題とする。

解決手段

搬送物Wを搬送装置の搬送面上において整列する整列装置1であって、前記整列装置1は、前記搬送面上を搬送方向に通過するように周回駆動される複数の接触部材を備え、一の接触部材を前記搬送物Wの下流側端部と接触させ、他の接触部材を前記搬送物Wの上流側端部と接触させることで前記搬送物Wを挟持し、前記搬送物Wを送り出す。

概要

背景

従来、包装ラインは、複数の包装装置搬送装置で連結されて構成される。包装ラインにおいて、搬送物が複数の搬送体からなる場合、一の搬送装置から他の搬送装置に搬送物が受け渡されるときに、摩擦、速度の変化、連結部の凹凸、搬送装置の構造によって、搬送体の姿勢が不安定になり、搬送体の列が乱れることがあった。

包装ラインにシュリンク装置が含まれている場合、シュリンク装置は、搬送物を包む熱収縮性素材加熱炉にて高温で処理するため、通常のゴム製のコンベアではなく、金属メッシュチェーンなどの金属製のコンベアを備えている。そのため、搬送物が上流側の通常のゴム製のコンベアから物性の異なる金属製のコンベアに受け渡される際に、搬送体の姿勢が乱れることがあった。

シュリンク装置への搬送物の受け渡しにおいて、コンベアの構造及び摩擦係数などの物性の違いにより、搬送体の姿勢が乱れた状態で加熱炉に搬送されると、シュリンク後の搬送物も同様に姿勢が乱れた状態で熱収縮性素材が密着される。そのため、搬送物の美観を損ねたり、下流工程でのケースへの充填時にケースに収まりきらなかったり、ケース内の空隙が生じることで運搬中に受ける振動や衝撃によって搬送物に損害を与えたりすることがあった。ゆえに、シュリンク装置においてシュリンクを行う前の搬送物の整列は必要不可欠である。

そこで、包装装置の上流側で搬送物を整列する整列装置が知られている。例えば、特許文献1には、複数の搬送体からなる搬送物を整列する整列装置が開示される。整列装置は、複数個ずつ複数列に搬送体を整列させた搬送物を載置した昇降テーブルが任意の位置で停止したのち、送出手段によって搬送物を送り出すことで下流側の搬送装置に受け渡している。

概要

搬送物を搬送しながら連続的に整列することができる整列装置を提供することを課題とする。搬送物Wを搬送装置の搬送面上において整列する整列装置1であって、前記整列装置1は、前記搬送面上を搬送方向に通過するように周回駆動される複数の接触部材を備え、一の接触部材を前記搬送物Wの下流側端部と接触させ、他の接触部材を前記搬送物Wの上流側端部と接触させることで前記搬送物Wを挟持し、前記搬送物Wを送り出す。

目的

本発明は、搬送物を搬送しながら連続的に整列することができる整列装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

搬送物搬送装置の搬送面上において整列する整列装置であって、前記整列装置は、前記搬送面上を搬送方向に通過するように周回駆動される複数の接触部材を備え、一の接触部材を前記搬送物の下流側端部と接触させ、他の接触部材を前記搬送物の上流側端部と接触させることで前記搬送物を挟持し、前記搬送物を送り出す整列装置。

請求項2

前記一の接触部材を前記搬送物の下流側端部と接触させたのち、前記他の接触部材を前記搬送物の上流側端部と接触させる請求項1に記載の整列装置。

請求項3

前記一の接触部材を前記搬送装置の搬送速度よりも遅い速度で前記搬送物の下流側端部に接触させる請求項1又は2に記載の整列装置。

請求項4

前記他の接触部材を前記搬送装置の搬送速度よりも速い速度で前記搬送物の上流側端部に接触させる請求項1から3の何れか一項に記載の整列装置。

請求項5

前記搬送装置の搬送速度と同じ速度で前記搬送物を送り出す請求項1から4の何れか一項に記載の整列装置。

請求項6

前記複数の接触部材のうち、周回軌道上において隣り合う接触部材は、別個の駆動手段によって独立して駆動される請求項1から5の何れか一項に記載の整列装置。

請求項7

前記搬送物が複数の搬送体からなる請求項1から6の何れか一項に記載の整列装置。

請求項8

前記整列装置は、前記搬送物をシュリンクする熱処理装置直前に配置される請求項1から7の何れか一項に記載の整列装置。

技術分野

0001

本発明は、整列装置に関する。

背景技術

0002

従来、包装ラインは、複数の包装装置搬送装置で連結されて構成される。包装ラインにおいて、搬送物が複数の搬送体からなる場合、一の搬送装置から他の搬送装置に搬送物が受け渡されるときに、摩擦、速度の変化、連結部の凹凸、搬送装置の構造によって、搬送体の姿勢が不安定になり、搬送体の列が乱れることがあった。

0003

包装ラインにシュリンク装置が含まれている場合、シュリンク装置は、搬送物を包む熱収縮性素材加熱炉にて高温で処理するため、通常のゴム製のコンベアではなく、金属メッシュチェーンなどの金属製のコンベアを備えている。そのため、搬送物が上流側の通常のゴム製のコンベアから物性の異なる金属製のコンベアに受け渡される際に、搬送体の姿勢が乱れることがあった。

0004

シュリンク装置への搬送物の受け渡しにおいて、コンベアの構造及び摩擦係数などの物性の違いにより、搬送体の姿勢が乱れた状態で加熱炉に搬送されると、シュリンク後の搬送物も同様に姿勢が乱れた状態で熱収縮性素材が密着される。そのため、搬送物の美観を損ねたり、下流工程でのケースへの充填時にケースに収まりきらなかったり、ケース内の空隙が生じることで運搬中に受ける振動や衝撃によって搬送物に損害を与えたりすることがあった。ゆえに、シュリンク装置においてシュリンクを行う前の搬送物の整列は必要不可欠である。

0005

そこで、包装装置の上流側で搬送物を整列する整列装置が知られている。例えば、特許文献1には、複数の搬送体からなる搬送物を整列する整列装置が開示される。整列装置は、複数個ずつ複数列に搬送体を整列させた搬送物を載置した昇降テーブルが任意の位置で停止したのち、送出手段によって搬送物を送り出すことで下流側の搬送装置に受け渡している。

先行技術

0006

特開2002−87587号公報

発明が解決しようとする課題

0007

特許文献1に記載の整列装置において、昇降テーブルに載置される搬送物を任意の位置で一旦停止させたのち、送出手段によって整列しながら送り出している。整列装置は、搬送物を間欠的に停止させるため、連続的に搬送物を送り出すことが難しい場合があった。また、搬送物には、昇降テーブルの加減速によって不要な力が加わる場合があった。
そこで、本発明は、搬送物を搬送しながら連続的に整列することができる整列装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の整列装置は、搬送物を搬送装置の搬送面上において整列する整列装置であって、前記整列装置は、前記搬送面上を搬送方向に通過するように周回駆動される複数の接触部材を備え、一の接触部材を前記搬送物の下流側端部と接触させ、他の接触部材を前記搬送物の上流側端部と接触させることで前記搬送物を挟持し、前記搬送物を送り出す。

0009

本発明の整列装置は、前記一の接触部材を前記搬送物の下流側端部と接触させたのち、前記他の接触部材を前記搬送物の上流側端部と接触させる。

0010

本発明の整列装置は、前記一の接触部材を前記搬送装置の搬送速度よりも遅い速度で前記搬送物の下流側端部に接触させる。

0011

本発明の整列装置は、前記他の接触部材を前記搬送装置の搬送速度よりも速い速度で前記搬送物の上流側端部に接触させる。

0012

本発明の整列装置は、前記搬送装置の搬送速度と同じ速度で前記搬送物を送り出す。

0013

本発明の整列装置は、前記複数の接触部材のうち、周回軌道上において隣り合う接触部材は、別個の駆動手段によって独立して駆動される。

0014

本発明の整列装置は、前記搬送物が複数の搬送体からなる。

0015

本発明の整列装置は、前記搬送物をシュリンクする熱処理装置直前に配置される。

発明の効果

0016

本発明によれば、搬送物を搬送しながら連続的に整列することができる。

図面の簡単な説明

0017

搬送装置及び整列装置の側面図である。
整列装置の側面図である。
整列装置の一部を断面とする平面図である。
(a)図2のA−A線によって一部を断面とする側面図である(b)図2のB−B線によって一部を断面とする側面図である。
(a)一の接触部材の搬送体へ接触することを示す模式図である(b)一の接触部材と接触される搬送体の搬送速度の低下を示す模式図である(c)搬送速度が低下した搬送体と隣接する搬送体の搬送速度の低下を示す模式図である。
(a)他の接触部材と接触される搬送体の搬送速度の上昇を示す模式図である(b)一の接触部材及び他の接触部材によって搬送物を挟持した様子を示す模式図である(c)一の接触部材及び他の接触部材によって搬送物を送りだす様子を示す模式図である。
(a)一の接触部材の搬送物から離間されたことを示す模式図である(b)他の接触部材の搬送物から離間されたことを示す模式図である。
一の接触部材及び他の接触部材の時間と周回速度との関係を表すグラフを示す図である。

実施例

0018

図1から図4を参照して、整列装置1について説明する。
整列装置1は、搬送装置である下流側搬送装置2によって搬送される搬送物Wを搬送面上において整列するものである。
搬送物Wは、複数の搬送体から構成される。各搬送体は、円柱形状に形成される。搬送物Wは、下流側搬送装置2によって搬送体が幅方向に2列、搬送方向に5列の形態で熱収縮性素材fに覆われた状態で熱処理装置3に搬送される。複数の搬送体は、搬送方向下流側に位置する搬送体から順に搬送体w1・w1、搬送体w2・w2、搬送体w3・w3、搬送体w4・w4、搬送体w5・w5と規定する。また、上流側とは下流側搬送装置2の搬送方向の上流側を指し、下流側とは下流側搬送装置2の搬送方向の下流側を指す。幅方向は、下流側搬送装置2の搬送面において搬送方向と直交する方向として規定する。

0019

図1を用いて、下流側搬送装置2及び下流側搬送装置2の上流側に設けられる上流側搬送装置4について説明する。
下流側搬送装置2は、チェーン駆動の金属製のローラコンベアによって構成される。下流側搬送装置2は、搬送面上において搬送物Wを搬送するものである。下流側搬送装置2の下流側には、搬送物Wを覆っている熱収縮性素材fをシュリンクする熱処理装置3が設けられる。

0020

上流側搬送装置4は、無端状のゴム製のベルトコンベアから構成される。上流側搬送装置4及び下流側搬送装置2は、上流側搬送装置4の下流側端部から下流側搬送装置2の上流側端部に搬送物Wを直接受け渡すことができるように搬送面の高さが略同じになるように構成される。上流側搬送装置4の上流側には、搬送物Wをシュリンクフィルム等の熱収縮性素材fによって包む被包装置が設けられることで、搬送物Wは熱収縮性素材fによって包まれている。

0021

図2及び図4を用いて整列装置1について説明する。
整列装置1は、下流側搬送装置2の上流側端部で、かつ、熱処理装置3の直前に配置される。整列装置1は、下流側搬送装置2の上流側において、上流側搬送装置4から受け渡される搬送物Wを整列している。上流側搬送装置4から下流側搬送装置2の搬送面にかけて、搬送物Wが幅方向に広がることを規制する一対のガイド4a・4aが搬送方向に沿ってそれぞれ設けられる。一対のガイド4a・4aは、搬送物Wが抵抗なく通過できるように設けられている。整列装置1は、下流側搬送装置2の搬送面よりも上方に配置される。

0022

整列装置1は、フレーム11a・11bと、駆動軸12a・12bと、モータ13・13と、駆動スプロケット14・14・14・14と、従動スプロケット15・15・15・15と、チェーン16a・16a・16b・16bと、アーム17a・17a・17b・17bと、接触部材18a・18a・18b・18bと、を備える。

0023

フレーム11aは、略長円状に形成される板状部材である。フレーム11bは、略矩形状に形成される板状部材である。フレーム11a・11bは、長手方向が搬送方向となるように、下流側搬送装置2の側方に、対向して配置される。フレーム11aは、幅方向において内側に配置され、フレーム11bは、幅方向において外側に配置される。フレーム11a・11b間には、フレーム11a・11bをつなぐ連結部材11c・11cが設けられる。連結部材11cは、略矩形状に形成される板状部材である。連結部材11c・11cは、フレーム11a・11b間に上下に間隔をあけて設けられる。フレーム11bは、下流側搬送装置2のフレーム19及び上流側搬送装置4のフレーム20に支持されている(図3及び図4(b)参照)。

0024

駆動軸12a・12bは、搬送方向を長手方向として並べて配置される。駆動軸12aの各端部は、フレーム11a・11bに軸受21を介して支持される。駆動軸12bの各端部は、フレーム11a・11bに軸受21を介して支持される。駆動軸12aは、駆動軸12bよりも搬送方向上流側に所定の間隔をあけて配置される。

0025

駆動軸12aの一端は、フレーム11bを貫通して設けられる。駆動軸12aの一端には、カップリング22が設けられる。カップリング22には、減速機を介してモータ13が接続される。モータ13は、サーボモータによって構成されており、駆動軸12aを任意のタイミングで任意の位置、速度、トルク等となるように制御可能に構成される。

0026

駆動軸12bの一端は、フレーム11bを貫通して設けられる。駆動軸12bの一端には、カップリング22が設けられる。カップリング22には、減速機を介してモータ13が接続される。モータ13は、サーボモータによって構成されており、駆動軸12bを任意のタイミングで任意の位置、速度、トルク等となるように制御可能に構成される。

0027

駆動軸12aには、駆動スプロケット14・14及び従動スプロケット15・15が設けられる。駆動軸12aの下流側搬送装置2側から順に所定の間隔をあけて、駆動スプロケット14及び従動スプロケット15が交互に並ぶように設けられる。駆動スプロケット14は、駆動軸12aに固定される。従動スプロケット15は、駆動軸12aに対して回転可能に支持される。

0028

駆動軸12bには、駆動スプロケット14・14及び従動スプロケット15・15が設けられる。駆動軸12bの下流側搬送装置2側から順に所定の間隔をあけて、従動スプロケット15及び駆動スプロケット14が交互に並ぶように設けられる。駆動スプロケット14は、駆動軸12bに固定される。従動スプロケット15は、駆動軸12bに対して回転可能に支持される。

0029

駆動軸12aには、駆動スプロケット14・14及び従動スプロケット15・15が設けられる。駆動軸12bには、駆動スプロケット14・14及び従動スプロケット15・15が設けられる。駆動軸12aに設けられる各駆動スプロケット14及び駆動軸12bに設けられる各従動スプロケット15は、各チェーン16aを巻回できるように、搬送方向からみて重なる位置に設けられる。駆動軸12aに設けられる各従動スプロケット15及び駆動軸12bに設けられる各駆動スプロケット14は、各チェーン16bを巻回できるように、搬送方向からみて重なる位置に設けられる。

0030

図3に示すように、各チェーン16aは、駆動軸12aの各駆動スプロケット14及び駆動軸12bの各従動スプロケット15に巻回される無端状のチェーンである。つまり、各チェーン16aは、駆動軸12aから動力が伝達されることで周回可能に構成される。

0031

図3及び図4(a)に示すように、各チェーン16bは、駆動軸12aの従動スプロケット15及び駆動軸12bの駆動スプロケット14に巻回される無端状のチェーンである。つまり、各チェーン16bは、駆動軸12bから動力が伝達されることで周回可能に構成される。

0032

以上の構成において、各チェーン16a及び各チェーン16bは、別個の駆動手段であるモータ13・13によって独立して周回可能にされる。また、各チェーン16a及び各チェーン16bは、駆動軸12a・12bの軸方向において互い違いに配置される。

0033

各駆動スプロケット14及び各従動スプロケット15の歯数及びチェーンサイズは同じになるように構成される。また、各チェーン16a及び各チェーン16bは、チェーンサイズ及びリンク数が同じになるように構成される。そのため、各チェーン16a及び各チェーン16bは、同一の周回軌道を周回するように構成される。

0034

図4(b)に示すように、連結部材11c・11cには、駆動軸12a・12b間の上部及び下部において周回するチェーン16a・16bを支持する支持部材が設けられる。支持部材は、チェーン16a・16a・16b・16bを内側から支持する支持部材23a・23a・23a・23aと、チェーン16a・16a・16b・16bを外側から支持する支持部材23b・23b・23b・23bと、によって構成される。支持部材23aは、連結部材11cに固定される。支持部材23bは、チェーンを挟み込んだ状態で、ボルト等の締結具によって支持部材23aに固定される。以上のように、駆動軸12a・12b間を周回するチェーン16a・16a・16b・16bを支持することで、チェーン16a・16a・16b・16bのたわみを防止することができ、チェーン16a・16a・16b・16bは所定の周回軌道を周回可能に構成される。

0035

図3に示すように、各アーム17aは、各接触部材18aを支持するものである。各アーム17aの一端側は、チェーン16a・16aにアタッチメントを介して取り付けられる。各アーム17aは、金属製部材によって成形される。各アーム17aは、一端から下流側搬送装置2の搬送面に向けて延びるように形成されたのち、チェーン16aの周回軌道の外側に湾曲して形成される。各アーム17aの他端には、各接触部材18aが固定される。

0036

図3に示すように、各アーム17bは、各接触部材18bを支持するものである。各アーム17bの一端側は、チェーン16b・16bにアタッチメントを介して取り付けられる。各アーム17bは、金属製部材によって成形される。各アーム17bは、一端から下流側搬送装置2の搬送面に向けて延びるように形成されたのち、チェーン16bの周回軌道の外側に湾曲して形成される。各アーム17bの他端には、各接触部材18bが固定される。

0037

各接触部材18aは、搬送物Wの搬送方向端部とそれぞれ接触されることで搬送物Wを挟持するものである。各接触部材18aは、幅方向を長手方向として配置される棒状部材25と、棒状部材25の両端部をそれぞれ覆う筒状部材26・26と、によって構成される。棒状部材25は、金属製部材によって形成される。棒状部材25の中央部は、各アーム17aの他端に溶接等によって固定される。各筒状部材26は、略円筒状に形成される樹脂成形品である。筒状部材26・26は、棒状部材25の両端部からそれぞれ嵌め込まれボルト等によって締結される。同様に、各接触部材18bは、幅方向を長手方向として配置される棒状部材25と、棒状部材25の両端部をそれぞれ覆う筒状部材26・26と、によって構成される。

0038

図2に示すように、接触部材18a・18bは、同一の周回軌道Oを一定方向に周回するように構成される。周回軌道Oは、下流側搬送装置2の搬送面上を搬送方向に通過する軌道を含むように構成される。周回軌道Oは、チェーン16a・16a・16b・16bの周回軌道に応じて横長の長円状に形成される。

0039

図2に示すように、接触部材18a・18a・18b・18bは、接触部材18a・18bが周回軌道O上において隣り合うように構成される。つまり、接触部材18a・18bが周回軌道O上において交互に並ぶように配置される。

0040

図3に示すように、周回軌道O上において隣り合う接触部材18a・18bは、別個の駆動手段によって駆動される。言い換えれば、周回軌道O上において一つ置きに配置される各接触部材18a及び各接触部材18bは、それぞれ同一の駆動手段によって駆動される。接触部材18a・18aは、周回軌道O上において等しいピッチとなるように設けられる。同様に、接触部材18b・18bは、周回軌道O上において等しいピッチとなるように設けられる。

0041

以上の構成において、整列装置1は、搬送物Wの下流側にある一の接触部材である接触部材18aを搬送物Wの下流側端部に接触させたのち、搬送物Wの上流側にある他の接触部材である接触部材18bを搬送物Wの上流側端部に接触させることで搬送物Wを挟持し、下流側搬送装置2の搬送速度と同じ速度で送り出すよう構成される。周回軌道O上において隣り合う接触部材18a・18bは、別個の駆動手段によって駆動されることで、搬送物Wを搬送方向の両端から挟持して送り出すことができる。整列装置1は、搬送物Wを挟持することで、搬送方向に隣り合う搬送体同士を密着させることができ、搬送物Wを整列することができる。

0042

搬送物Wを挟持し、下流側搬送装置2の搬送速度と同じ速度で送り出すよう構成されることで、搬送物Wを解放するときに、搬送物Wと下流側搬送装置2との相対速度差をなくすことができる。そのため、搬送物Wに速度差による慣性力が作用することを防ぐことができ、搬送物Wの整列の乱れを抑制することができる。

0043

整列装置1は、接触部材18a・18a・18b・18bが下流側搬送装置2の搬送面上を搬送方向に通過するように周回駆動され、周回軌道O上において隣り合う接触部材18a・18bが別個の駆動手段であるモータ13・13によって独立して駆動されることで、連続的に搬送物Wを挟持して送り出すことを可能としている。整列装置1は、接触部材18aと接触部材18bをそれぞれ2つ備えているため、周回軌道Oを接触部材が1サイクルする間に、4つの搬送物Wを挟持して送り出すことができる。

0044

整列装置1は、下流側搬送装置2の搬送面よりも上方に設けられているが、これに限定されない。複数の接触部材18a・18a・18b・18bが、搬送面上を搬送方向に通過するように周回駆動されればよいため、下流側搬送装置2の搬送面よりも下方に配置してもよい。また、整列装置1は、下流側搬送装置2の上流側端部に配置されているが、搬送物Wが上流側搬送装置4から下流側搬送装置2に受け渡されているときに搬送物Wを整列可能であるならば、上流側搬送装置4及び下流側搬送装置2にまたがるように配置してもよい。

0045

また、整列装置1の接触部材は、4つ設けられているがこれに限定されない。例えば、接触部材が3つ設けられる場合、それぞれ別個の駆動手段によって駆動されるチェーンを3つ設け、該チェーンにそれぞれ接触部材を設けることで、チェーンの周回軌道上において隣り合う接触部材を独立して駆動させるよう構成してもよい。

0046

また、整列装置1が設けられる下流側搬送装置2は、チェーン駆動のローラコンベアによって構成されているが、これに限定されない。整列装置1が設けられる搬送装置は、複数の搬送体からなる搬送物Wを搬送するものであるならばどのような構成のものでもよい。また、各接触部材18a・18bは、上記の形状のものに限定されない。搬送物Wを挟持することができればよく、例えば、板状部材から構成されるものでもよい。

0047

図5から図8を用いて、整列装置1の搬送物Wを整列する一連の動作について説明する。なお、図5から図7では、複数の搬送体を覆う熱収縮性素材fの記載については、省略している。

0048

図5及び図8を用いて搬送物Wの下流側にある一の接触部材である接触部材18aの動きについて説明する。
まず、上流側搬送装置4から下流側搬送装置2へ搬送物Wが受け渡される。搬送物Wが下流側搬送装置2の搬送面上の所定の位置に搬送されるまで、搬送物Wを挟持する接触部材18a・18bは、周回軌道O上の所定の位置において待機している。具体的には、接触部材18aは、搬送物Wの下流側に待機している(図5(a)の二点鎖線部参照)。搬送物Wの上流側にある他の接触部材である接触部材18bは、搬送物Wの上流側(上方)において待機している(図5(a)の二点鎖線部参照)。

0049

搬送物Wが所定の位置に搬送されると、接触部材18aは、待機位置から下流側搬送装置2の搬送速度に加速される。搬送物Wは、下流側搬送装置2の搬送速度V3よりも遅い速度V1(図8におけるT1時)で接触部材18aに接触する。接触部材18aの加速中は、接触部材18aよりも搬送物Wの搬送速度V3の方が速い。そのため、搬送物W(搬送体w1・w1)は接触部材18aに追いついて接触する。搬送体w1・w1は、接触部材18aと接触すると、接触部材18aと同じ速度となる。搬送体w1・w1と搬送方向に隣り合う、搬送体w2・w2は、下流側搬送装置2の搬送速度V3によって搬送されている。

0050

図5(a)及び図5(b)に示すように、搬送体w2・w2は、搬送体w1・w1に追いついて搬送体w1・w1に密着する。このように、搬送物Wを構成する搬送体は、下流側に位置する搬送体w1・w1から順に、下流側搬送装置2の搬送速度V3よりも遅い速度となることで上流側に位置する搬送体が下流側に位置する搬送体に追いついて搬送体同士が密着される。そのため、搬送方向に隣り合う搬送体間の隙間がなくなり、搬送物Wは、整列される(図5(c)参照)。そして、接触部材18aは、下流側搬送装置2の搬送速度となる。また、整列装置1は、下流側搬送装置2の搬送速度V3と接触部材18aの周回速度との相対速度差から、搬送物Wが接触部材18aに押し付けられる力が発生する。搬送物Wが接触部材18aに押し付けられる力を利用して、搬送物Wを構成する個々の搬送体の姿勢の乱れを正すことができる。

0051

図5及び図6及び図8を用いて、搬送物Wの上流側にある他の接触部材である接触部材18bの動きについて説明する。
搬送物Wが所定の位置に搬送されると、接触部材18bは、待機位置から下流側搬送装置2の搬送速度V3を超えるように加速される。接触部材18bは、搬送速度を超えた所定の速度になると、下流側搬送装置2の搬送速度V3となるように減速される。

0052

搬送物Wは、下流側搬送装置2の搬送速度V3よりも速い速度V2(図8におけるT2時)で接触部材18bに接触する。接触部材18bの減速中は、搬送物Wよりも接触部材18bの方が速い。そのため、接触部材18bは搬送物W(搬送体w5・w5)に追いついて接触する。

0053

図8に示すように、接触部材18bが搬送物Wと接触するT2は、搬送物Wが接触部材18aと接触するT1よりもあとになる。つまり、整列装置1は、搬送物Wと接触部材18aを接触させたのち、搬送物Wと接触部材18bを接触させるように構成されている。

0054

図6(a)に示すように、接触部材18bが接触する搬送体w5・w5は、接触部材18bと同じ速度となり、下流側搬送装置2の搬送速度V3よりも速い速度となる。そのため、搬送体w5・w5は、搬送方向に隣り合う搬送体w4・w4に追いついて密着する。このように、搬送物Wを構成する搬送体は、上流側に位置する搬送体w5・w5から順に、下流側搬送装置2の搬送速度V3よりも速い速度となることで上流側に位置する搬送体が下流側に位置する搬送体に追いついて搬送体同士が密着される。そのため、搬送方向に隣り合う搬送体間の隙間がなくなり、搬送物Wは、整列される。そして、接触部材18bは、下流側搬送装置2の搬送速度となる。また、整列装置1は、下流側搬送装置2の搬送速度V3と接触部材18bの周回速度との相対速度差から、接触部材18bが搬送物Wに押し付けられる力が発生する。接触部材18bが搬送物Wに押し付けられる力を利用して、搬送物Wを構成する個々の搬送体の姿勢の乱れを正すことができる。

0055

図6(b)に示すように、接触部材18a・18bは、搬送物Wを搬送方向の両側から挟み込む。この際、搬送物Wを挟み込む接触部材18a・18bの間隔は、搬送物Wの搬送方向の長さよりも所定の長さだけ短くなるように設定されることで、搬送物Wを搬送方向に予圧をかけた状態で挟持することを可能としている。搬送物Wに予圧をかけた状態で挟持することで、搬送方向に隣り合う搬送体間に摩擦を生じさせ、搬送方向に隣り合う搬送体同士をずれにくくしている。図6(c)に示すように、接触部材18a・18bによって搬送物Wを下流側搬送装置2の搬送速度と同じ速度V3で送り出す際に、安定的な搬送物Wの送り出しを可能としている。

0056

図7及び図8を用いて、搬送物Wから離間する接触部材18a・18bの動きについて説明する。
搬送物Wを送り出すと、搬送物Wの下流側の接触部材18aは、下流側搬送装置2の搬送速度V3を超えるように加速される。接触部材18aは、搬送物Wから搬送方向下流側に離間していったのち、上方に周回される。接触部材18aは、周回軌道O上の所定の位置で停止するように減速される(図7(a)及び図8参照)。

0057

搬送物Wから下流側の接触部材18aが離れていったのち、搬送物Wの上流側の接触部材18bは、減速される。接触部材18bは、搬送物Wから搬送方向上流側に離間していったのち、所定の位置で待機するように減速される。搬送物Wの上流側の接触部材18bは、待機位置において、次の搬送物Wがくるまで次の搬送物Wの下流側において待機する(図7(b)及び図8参照)。

0058

以上のように、整列装置1は、周回軌道O上において隣り合う接触部材18a・18bによって下流側搬送装置2に受け渡される搬送物Wを搬送しながら連続的に整列することができる。整列装置1は、熱処理装置3が設けられる下流側搬送装置2のうち、熱処理装置3直前において、搬送物Wを整列することができる。そのため、搬送物Wは極めて良好に整列した状態で熱収縮性素材fを密着させることができる。また、整列装置1は、下流側搬送装置2の搬送速度に応じて、周回軌道O上において隣り合う接触部材18a・18bをそれぞれ周回駆動させることで、搬送物Wを一時停止させることなく、下流側搬送装置2の処理能力(搬送速度)を維持した状態で連続的に整列することができる。

0059

また、搬送物Wの下流側の接触部材18aは、搬送物Wから離間するとき、周回軌道O上に沿って上方に周回していくため、搬送の障害になることがない。また、搬送物Wの上流側の接触部材18bは、搬送物Wから離間すると、次の搬送物Wの下流側の接触部材18aとして機能し、連続的に搬送物Wを整列することができる。

0060

1:整列装置、2:搬送装置、3:熱処理装置、18a:接触部材、18b:接触部材、f:熱収縮性素材、O:周回軌道、W:搬送物、w1・w2・w3・w4・w5:搬送体

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