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技術 生理用ナプキン

出願人 簡元正
発明者 簡元正
出願日 2016年12月12日 (3年3ヶ月経過) 出願番号 2016-240475
公開日 2017年12月28日 (2年2ヶ月経過) 公開番号 2017-225800
状態 特許登録済
技術分野 吸収性物品とその支持具
主要キーワード 傾斜付 外側面図 平らの 各案内部材 メインボディ フローガイド ロングタイプ 方向沿い
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月28日)のものです。
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図面 (19)

課題

ユーザーの体型によらずフィットでき、液が素早く吸収される生理用ナプキンを提供する。

解決手段

下部パッド層41と、下部パッド層41とにより吸収体を内包するように設けられた上部パッド層42とを備えたメインパッドディ4と、2つの案内部材51とプル部材52とを備えたフローガイドユニット5とを備えている。各案内部材51はその上端が互いに連結されるようにプル部材52と連結され、その下端が互いに所定の間隔をおいて離れるように吸収体に連結されている。各案内部材51は、上端が下端に近づいた近接位置に折り畳まれ、離れた離反位置に引き伸ばされるように折り曲げられてなり、折り曲げられた本体部分としての複数のガイド部511を有する。プル部材52は、案内部材51の上端との間に連結された主体部521と、主体部521の後端から一体的に延出された後部延伸部522とを有する。

概要

背景

生理用ナプキン(sanitary napkin)は、女性生理の時を快適に過ごすために用いられるものであり、近年、女性の生活ぶりに合せて生理期間の憂鬱を乗り越えて快適に過ごせるように多様な設計がなされている。日中はもちろん、就寝時でもナプキンのずれにより経血が吸収されず横・後ろから漏れたりして、服や寝具汚れ心配なくぐっすり寝られるようにロングタイプの夜用ナプキンが使用されている。夜用ナプキンは、寝返りによりユーザー股間部の後ろまで流れた経血を吸収するようにナプキンの長さが臀部まで延伸されているものである。しかし、夜用ナプキンは寝返りにより位置がずれてユーザーの股間部にフィットしなくなることもあり、やはり経血が吸収されず漏れてしまう恐れがある。

例えば特許文献1には、図1と図2に示されているように、メインボディ11と、メインボディ11の上側に配置されており、帯状成形されたフローガイドディ12とを備え、フローガイドボディ12が折り畳み式になっており、使用の際に股間の液排泄部側に近づいて密着するようにフローガイドボディ12が押し上げられることによって、ユーザーの姿勢が傾いたりして経血が股間に流れ込んだ場合でも、股間に密着されたフローガイドボディ12に経血が接触され、吸収されるという生理用ナプキンが開示されている。この従来の生理用ナプキンによれば、経血が後ろ側に流れて漏れることを効果的に避けることができる。

例えば特許文献2には、図3と図4に示されているように、吸収体21と、該吸収体21を覆って設けられたシート状の外側覆い部材22と、外側覆い部材22のほぼ中央に設けられたシート状の液止め部材24と、液止め部材24に連結された帯状に形成されたフローガイドボディ25と、フローガイドボディ25を貫通してその両端の外側に突き出て設けられた引き紐26とを備えている生理用ナプキンが開示されている。ユーザーがこの引き紐26を引っ張ると、フローガイドボディ25が折り畳み姿勢から起立姿勢引き上げられて股間の液排泄部側に近づいて密着することができる。従って、ユーザーの姿勢が傾いたりして経血が股間に流れ込んだ場合でも、股間に密着されたフローガイドボディ25によって素早く吸収される。

概要

ユーザーの体型によらずフィットでき、液が素早く吸収される生理用ナプキンを提供する。下部パッド層41と、下部パッド層41とにより吸収体を内包するように設けられた上部パッド層42とを備えたメインパッドボディ4と、2つの案内部材51とプル部材52とを備えたフローガイドユニット5とを備えている。各案内部材51はその上端が互いに連結されるようにプル部材52と連結され、その下端が互いに所定の間隔をおいて離れるように吸収体に連結されている。各案内部材51は、上端が下端に近づいた近接位置に折り畳まれ、離れた離反位置に引き伸ばされるように折り曲げられてなり、折り曲げられた本体部分としての複数のガイド部511を有する。プル部材52は、案内部材51の上端との間に連結された主体部521と、主体部521の後端から一体的に延出された後部延伸部522とを有する。

目的

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ユーザーの体型によらずフィットでき、体液が素早く吸収される生理用ナプキンを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ユーザー経血等の排泄液を吸収・保持するための生理用ナプキンであって、前記ユーザーの腹側から背中側に向かう前後方向に対応する長手方向に延伸されてなり、メインパッドディフローガイドユニットとを備え、前記メインパッドボディは、前記長手方向に延伸されて形成された下部パッド層と、前記下部パッド層の上に設けられた吸収体と、前記下部パッド層の上に前記下部パッド層とにより前記吸収体を内包するように設けられた上部パッド層とを備え、前記フローガイドユニットは、2つの案内部材プル部材とを備え、各前記案内部材は、前記長手方向に対して垂直の高さ方向沿い相反する上端下端とを有し、各前記上端が互いに連結され、各前記下端は、互いに所定の間隔をおいて離れるように前記吸収体に連結され、前記プル部材は前記上端に連結され、各前記案内部材は、前記上端が前記下端に前記高さ方向沿いに近づいた近接位置に折り畳まれ、離れた離反位置に引き伸ばされるように折り曲げられてなり、折り曲げられた本体部分としての複数のガイド部と、前記ガイド部の曲げられて隣り合わせた内側端部の間に設けられた複数の内側接合部と、前記ガイド部の曲げられて隣り合わせた前記内側端部と反対側の外側端部の間に設けられた複数の外側接合部とを有し、前記プル部材は、前記近接位置にて前記ガイド部が前記吸収体に対して前記高さ方向沿いに積み重ねられた折り畳み位置から、前記離反位置にて前記ガイド部が前記吸収体に対して前記高さ方向沿いに引き伸ばされた伸長位置変位するように前記メインパッドボディに対して移動可能に操作されるよう構成されている、ことを特徴とする生理用ナプキン。

請求項2

各前記ガイド部における前記外側接合部と前記内側接合部との間の幅は、前記ガイド部が前記折り畳み位置にて積み重ねられた場合において上側に向かうほど減少するように設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の生理用ナプキン。

請求項3

各前記案内部材の前記ガイド部は、前記折り畳み位置において前記高さ方向沿いに積み重ねられた場合において、各前記案内部材の前記内側接合部が前記長手方向の中心軸線に対して対称的に且つ互いに近接するように設けられる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の生理用ナプキン。

請求項4

前記上部パッド層は、前記吸収体を取り囲むように前記下部パッド層に対面して連結された環状の連結部と、前記吸収体の上面に互いに所定の間隔をおいて前記連結部の前記吸収体寄りの前記長手方向の両側の内側縁から前記吸収体側に突き出ると共に前記長手方向に延伸されるように設けられた2つのブロック部と、を備え、前記ブロック部は、前記案内部材の前記下端に近づいて配置されている、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの一項に記載の生理用ナプキン。

請求項5

前記ブロック部は、前記吸収体側に対しての平行姿勢から、前記吸収体全体露出するように前記連結部に対しての平行姿勢に変換するように折り返し可能になっている、ことを特徴とする請求項4に記載の生理用ナプキン。

請求項6

前記ブロック部は、前記吸収体から続いた吸収体側面部と前記連結部から続いた連結部側面部とを有し、前記吸収体側面部が液吸収性材料で作られ、前記連結部側面部が液不透過性材料で作られたものである、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の生理用ナプキン。

請求項7

前記プル部材は、前記案内部材の前記上端同士の間に連結された主体部と、前記主体部の前端から一体的に延出された前部延伸部又は/及び後端から一体的に延出された後部延伸部を有する、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかの一項に記載の生理用ナプキン。

請求項8

前記フローガイドユニットは、更に前記案内部材の前記外側接合部より外方に突き出て設けられている液吸収性を有する複数のフラッフを備えている、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかの一項に記載の生理用ナプキン。

請求項9

前記案内部材は、前記内側接合部に更に複数の通気孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの一項に記載の生理用ナプキン。

請求項10

複数の前記通気孔は、前記内側接合部において前記長手方向に沿って互いに所定の間隔をおいて長く形成されており、隣接する前記内側接合部に形成された前記通気孔は互いに交互にずれてスタガード配置になるように設けられている、ことを特徴とする請求項9に記載の生理用ナプキン。

技術分野

0001

本発明は、衛生用品に関し、特には、経血等の体液を吸収・保持するための生理用ナプキンに関する。

背景技術

0002

生理用ナプキン(sanitary napkin)は、女性生理の時を快適に過ごすために用いられるものであり、近年、女性の生活ぶりに合せて生理期間の憂鬱を乗り越えて快適に過ごせるように多様な設計がなされている。日中はもちろん、就寝時でもナプキンのずれにより経血が吸収されず横・後ろから漏れたりして、服や寝具汚れ心配なくぐっすり寝られるようにロングタイプの夜用ナプキンが使用されている。夜用ナプキンは、寝返りによりユーザー股間部の後ろまで流れた経血を吸収するようにナプキンの長さが臀部まで延伸されているものである。しかし、夜用ナプキンは寝返りにより位置がずれてユーザーの股間部にフィットしなくなることもあり、やはり経血が吸収されず漏れてしまう恐れがある。

0003

例えば特許文献1には、図1図2に示されているように、メインボディ11と、メインボディ11の上側に配置されており、帯状成形されたフローガイドディ12とを備え、フローガイドボディ12が折り畳み式になっており、使用の際に股間の液排泄部側に近づいて密着するようにフローガイドボディ12が押し上げられることによって、ユーザーの姿勢が傾いたりして経血が股間に流れ込んだ場合でも、股間に密着されたフローガイドボディ12に経血が接触され、吸収されるという生理用ナプキンが開示されている。この従来の生理用ナプキンによれば、経血が後ろ側に流れて漏れることを効果的に避けることができる。

0004

例えば特許文献2には、図3図4に示されているように、吸収体21と、該吸収体21を覆って設けられたシート状の外側覆い部材22と、外側覆い部材22のほぼ中央に設けられたシート状の液止め部材24と、液止め部材24に連結された帯状に形成されたフローガイドボディ25と、フローガイドボディ25を貫通してその両端の外側に突き出て設けられた引き紐26とを備えている生理用ナプキンが開示されている。ユーザーがこの引き紐26を引っ張ると、フローガイドボディ25が折り畳み姿勢から起立姿勢引き上げられて股間の液排泄部側に近づいて密着することができる。従って、ユーザーの姿勢が傾いたりして経血が股間に流れ込んだ場合でも、股間に密着されたフローガイドボディ25によって素早く吸収される。

先行技術

0005

中国特許出願公開第101234056号明細書
中国特許出願公開第101234058号明細書

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、フローガイドボディ12(25)が細長い帯状に成形されているため、ユーザーの体型により臀部が大きい場合、股間の両側にフィットして密着することができなくなるため、効果的に吸収することが出来なくなる問題点がある。また、フローガイドボディ12(25)は、吸収体13(21)を覆って設けられたシート状の外側覆い部材14(22)に繋がっていて、フローガイドボディ12(25)に吸収案内された経血は外側覆い部材14(22)を経てから吸収体13(21)に吸収されるので、素早く吸収できない問題点もある。

0007

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ユーザーの体型によらずフィットでき、体液が素早く吸収される生理用ナプキンを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、本発明は、ユーザーの経血等の排泄液を吸収・保持するための生理用ナプキンであって、前記ユーザーの腹側から背中側に向かう前後方向に対応する長手方向に延伸されてなり、メインパッドボディとフローガイドユニットとを備え、前記メインパッドボディは、前記長手方向に延伸されて形成された下部パッド層と、前記下部パッド層の上に設けられた吸収体と、前記下部パッド層の上に前記下部パッド層とにより前記吸収体を内包するように設けられた上部パッド層とを備え、前記フローガイドユニットは、2つの案内部材プル部材とを備え、各前記案内部材は、相反する上端下端とを有し、各前記上端が互いに連結され、各前記下端は、互いに所定の間隔をおいて離れるように前記吸収体に連結され、前記プル部材は前記上端に連結され、各前記案内部材は、前記上端が前記下端に前記長手方向に対して垂直の高さ方向沿いに近づいた近接位置に折り畳まれ、離れた離反位置に引き伸ばされるように折り曲げられてなり、折り曲げられた本体部分としての複数のガイド部と、前記ガイド部の曲げられて隣り合わせた内側端部の間に設けられた複数の内側接合部と、前記ガイド部の曲げられて隣り合わせた前記内側端部と反対側の外側端部の間に設けられた複数の外側接合部とを有し、前記プル部材は、前記近接位置にて前記ガイド部が前記吸収体に対して前記高さ方向沿いに積み重ねられた折り畳み位置から、前記離反位置にて前記ガイド部が前記吸収体に対して前記高さ方向沿いに引き伸ばされた伸長位置変位するように前記メインパッドボディに対して移動可能に操作されるよう構成されている、ことを特徴とする。

発明の効果

0009

本発明に係るナプキンは、プル部材を案内部材と共に上側に引き上げ、ユーザーの股間に近寄せていくと、ユーザーの体型によらずフィットでき、良好に接触することができるため、ユーザーが寝返りの間でも股間の排泄部からの経血等の液を素早く吸収し、すぐに吸収体側にガイドすることができる。また、案内部材によってメインパッドボディがユーザーの臀部から所定のスペースをおくよう離れて配置されているため、空気がこもらず蒸れ感が大幅に軽減され、ドライに保つことができる。

図面の簡単な説明

0010

従来の生理用ナプキンの一例を示す斜視図である。
図1の線II—IIの断面図である。
従来の生理用ナプキンの他例を示す斜視図である。
図3の生理用ナプキンの一部を破断して拡大して示す図である。
第1の実施例に係る生理用ナプキンを示す平面図である。
第1の実施例に係る生理用ナプキンを示す斜視図である。
第1の実施例に係る生理用ナプキンを示す外側面図である。
図7の断面図である。
ブロック部の姿勢変換を説明する図である。
案内部材が伸長された状態を示す図である。
第1の実施例に係る生理用ナプキンの使用状態を説明する図である。
第2の実施例に係る生理用ナプキンを示す断面図である。
第2の実施例に係る生理用ナプキンの使用状態を説明する図である。
第3の実施例に係る生理用ナプキンを示す外側面図である。
第4の実施例に係る生理用ナプキンを示す平面図である。
第4の実施例に係る生理用ナプキンを示す外側面図である。
第5の実施例に係る生理用ナプキンを示す断面図である。
第6の実施例に係る生理用ナプキンを示す外側面図である。

実施例

0011

以下、本発明の生理用ナプキンにおけるいくつかの実施例について図面を参照して説明する。なお、同一構成及び機能を有する構成要素については、同一番号を付してその説明を省略する。

0012

(第1の実施例)
図5図11に示されているように、第1の実施例に係る生理用ナプキン3は、横長に延伸して略長方形状になっており、メインパッドボディ(main pad body)4とフローガイドユニット(flow-guide unit)5とを備えている。なお、ナプキン3の長手方向はユーザーの腹側から背中側に向かう前後方向に対応する方向、ナプキン3の幅方向は、長手方向と同一の平面にあり且つ該長手方向に直交する方向、ナプキン3の高さ方向は、ユーザーの躯体側から足側に向かう上下方向に対応し、長手方向及び幅方向に垂直する方向である。

0013

メインパッドボディ4は、長手方向に延伸されてシート状に形成された下部パッド層41と、下部パッド層41の上に敷かれて設けられた吸収体43と、下部パッド層41の上に下部パッド層41とにより吸収体43を内包するように設けられた上部パッド層42とを備えている。

0014

上部パッド層42は、吸収体43を取り囲むように下部パッド層41に対面して連結された環状の連結部421と、吸収体43の上面に互いに所定の間隔をおいて連結部421の吸収体43寄りの長手方向の両側の内側縁から吸収体43側に突き出ると共に長手方向に延伸されるように設けられた2つのブロック部(liquid-blocking portions)423、423と、を備えている。

0015

連結部421は、ブロック部423を取り囲むように配置されている。ブロック部423は、図9に示されるように、吸収体43から続いた吸収体側面部423aと、吸収体側面部423aと背中合わせ側で連結部421から続いた連結部側面部423bとを有し、それぞれ吸収体43側に対して平行に対面する平行姿勢(図8参照)から連結部421に対して平行に対面する平行姿勢(図9参照)に変換するように折り返し可能になっており、折り返されて吸収体側面部423aが上側に来てブロック部423が連結部421に対して平行姿勢になり吸収体側面部423aと吸収体43とにより一面状になった際吸収体43全体が露出するようになる。

0016

連結部421とブロック部423の連結部側面部423bとは、同様に液不透過性材料で作られ、吸収体43とブロック部423の吸収体側面部423aとは、液吸収性材料で作られている。このように、ブロック部423は、図9のように、吸収体43全体が露出するように折り返されるように設けられているため、ブロック部423の吸収体側面部423aが吸収体43と同一材料で作られると、液の吸収面積を増大することができる。これによって、生理用ナプキン3の吸収力を高めることができ、ユーザーの体型に適応して使用される。

0017

フローガイドユニット5は、2つの案内部材51とプル部材52とを備えている。各案内部材51は、高さ方向において相反する上端と下端とを有し、それぞれの上端が連結されている。各案内部材51の下端は、図8図10のように、互いに所定の間隔をおいて離れるように吸収体43の上面に連結されている。ブロック部423は、案内部材51の下端に近づいて配置されている。図6に示すように、案内部材51の上端にプル部材52が連結されている。

0018

各案内部材51は、長手方向に延伸されており、左右方向に沿った幅を有するように、高さ方向沿いに上端が下端に近づいた近接位置に折り畳まれ、離れた離反位置に引き伸ばされるように折り曲げられてなる。

0019

この例では、各案内部材51は、折り曲げられた本体部分としての複数のガイド部511と、ガイド部511の曲げられて隣り合わせた内側端部の間に設けられた、即ち隣り合うガイド部511同士が接合している箇所であって谷折りとなった折り目である複数の内側接合部512と、ガイド部511の曲げられて隣り合わせた内側端部と反対側の外側端部の間に設けられた、即ち隣り合うガイド部511同士が接合している箇所であって山折りとなった折り目である複数の外側接合部513とを有する。

0020

プル部材52は、図5図6に示されたように、扁平状になっており、案内部材51の上端同士の間に連結された主体部521と、主体部521の後端から一体的に延出された後部延伸部522とを有する。

0021

プル部材52は、図6図8図10等に示されたように、高さ方向において案内部材51の上端が下端に近づいた近接位置にてガイド部511が吸収体43に対して高さ方向沿いに積み重ねられる折り畳み位置(図6参照)から、案内部材51の上端が下端から離れた離反位置にてガイド部511が吸収体43に対して高さ方向沿いに引き伸ばされた伸長位置(図8図10参照)に変位するようにメインパッドボディ4に対して起伏可能に操作される。

0022

各案内部材51のガイド部511は折り畳み位置において高さ方向沿いに積み重ねられると、嵩張らずガイド部511が占める高さ空間を節減することができる。また、高さ空間の節減効果をより一層図るために、一方の案内部材51のガイド部511が他方の案内部材51のガイド部511に対して吸収体43の長手方向の中心軸線に対して対称的に設けられ、両方の内側接合部512が互いに近接して設けられることが好ましい。

0023

プル部材52が折り畳み位置から伸長位置に移動されるように後部延伸部522が引っ張られると、例えば図10に示されているように、両方のガイド部511が互いに所定の幅間隔をおいて離隔され、内側接合部512と外側接合部513とにおける折り目の夾角が拡げられる。なお、プル部材52が引っ張られて案内部材51の上端が下端から最も離れた場合、内側接合部512と外側接合部513との夾角がなくなるように両方のガイド部511がほぼ平行に対向し、各案内部材51は折り曲げられた状態から平らの面になるように引き伸ばされる。

0024

なお、案内部材51とプル部材52は好ましくは同じ材料で一体的に作られる。また、プル部材52が折り畳み位置から伸長位置に動かされると、図10のようにその幅方向の断面が略逆V字形になる。このように、生理用ナプキン3が使用されている際、図11のように、プル部材52が一の字形(図6)から略逆V字形(図9等)になるように引っ張られると、案内部材51が折り畳み位置から折り曲げられた状態から平らの面になるように引き伸ばされた伸長位置に動かされた場合、略逆V字形になったプル部材52と外側接合部513とがユーザーの臀部62の股間61に入り込まれて当接されると共に吸収体43全体が露出するように折り返されたブロック部423の吸収体側面部423aが臀部62に当接されることができる。このようになると、股間61の液排泄部からの経血等の排泄液がすぐに外側接合部513に当たって素早く吸収されることができる。

0025

案内部材51は、吸収体43に連結されているので、外側接合部513に吸収された液等が直ちに吸収体43側に導入されることができる。従って生理用ナプキン3の吸収力の向上を図ることができ、表面をさらっとドライに保つことができる。

0026

また、ブロック部423の吸収体側面部423aが折りかえって臀部62に当接されることができるので、吸収面積が増大することができ、吸収力が向上することができる。

0027

また、案内部材51のガイド部511は、図8等に示されたように、各ガイド部511における外側接合部513と内側接合部512との間の幅が、吸収体43から離れるほど、つまり上側に向かうほど段々と減少するように設けられているため、案内部材51が占める高さ方向の空間が少なく済むようにすることができる。また、プル部材52が引っ張られ、ガイド部511が折り畳み位置から伸長位置に動かされた際、図11に示されたように、2つの案内部材51がそれぞれ例えば内側に窪むように曲がると共に、プル部材52とによりほぼ逆V字形状に傾斜が設けられた形状になるため、案内部材51がユーザーの股間61により一層容易に接触配置されることが可能である。

0028

プル部材52は後部延伸部522がユーザーによって引っ張られる操作をされると、上側に引っ張られ、ユーザーの股間61に入り込みユーザーの排泄部に近寄るように動かされる。また、2つの案内部材51は、所定の間隔をおいて離れながらプル部材52と共に傾斜付の逆V字形状に形成されているので、ユーザーの股間61にフィットするよう入り込んで接触配置されることができる。従って、体型が大きいユーザーにも適用される。

0029

また、案内部材51がユーザーの排泄部に近寄るように設けられているので、歩いたり寝返りを打ったりする間でも股間61の排泄部からの経血等の排泄液を素早く吸収し、すぐに吸収体43側にガイドすることができる。従って、排泄液の漏れも心配せずに安心して行動することができる。また、プル部材52の後部延伸部522が股間61の後ろ側に保持されるので、ユーザーが歩いたりする間でも、案内部材51が変位することなく安定して定位されることができる。従って、排泄液を素早く吸収して吸収体43側に導入することができるので、排泄液の漏れを極力なくすことができ、ドライに保つことができる。また、案内部材51は股間61に直ちに接触することができるので、上部パッド層42が直接臀部62に当たることがなくなる。従って、皮膚との擦れが軽減され、且つ通気性がよくなり空気がこもりにくく蒸れ感が大幅に軽減される。

0030

(第2の実施例)
以下、図12図13を参照して本発明に係る生理用ナプキンの第2実施例について説明するが、前述した実施例との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。フローガイドユニット5は、第1の実施例におけるフローガイドユニット5の構成とほぼ同様であるが、更に液吸収性を有する複数のフラッフ(liquid-absorbent fluff)53を備えている。複数のフラッフ53は、案内部材51の外側接合部513とプル部材52の中間部より外方に起毛されて設けられている。

0031

プル部材52が引っ張られて案内部材51が股間61に近寄せられるよう動かされると、複数のフラッフ53が臀部62に当接されることができる(図13参照)。このように、吸収力を高めるだけでなく、案内部材51の皮膚に直接当たる面積が減り、皮膚との擦れが軽減され、快適感を向上させることができる。

0032

(第3の実施例)
以下、図14を参照して本発明に係る生理用ナプキンの第3の実施例について説明するが、前述した実施例との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。

0033

フローガイドユニット5は、上記の実施例におけるフローガイドユニット5の構成とほぼ同様であるが、その案内部材51の内側接合部512に更に複数の通気孔54が形成されている。複数の通気孔54は、内側接合部512において長手方向に沿って互いに所定の間隔をおいて長く形成されており、隣接する内側接合部512に形成された通気孔54は互いに交互にずれてスタガード配置になるように設けられている。これによって、通気性が向上し、股間61に湿気が溜まることがなくなり、つけ心地がよくなり、快適感を高めることができる。

0034

(第4の実施例)
図15図16を参照して本発明に係る生理用ナプキンの第4の実施例について説明するが、前述した実施例との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。この例では、フローガイドユニット5のプル部材52は、後部延伸部522のみならず、後部延伸部522の逆側でありその主体部521の前端から一体的に延出された前部延伸部523を有する。ユーザーは背中側から後部延伸部522を引っ張っても腹側から前部延伸部521を引っ張ってもよいので、使用勝手が良い。なお、変化例として、プル部材52は、後部延伸部522を有さず、前部延伸部521のみを有するように構成されてもよい。

0035

(第5の実施例)
図17を参照して本発明に係る生理用ナプキンの第5の実施例について説明するが、前述した実施例との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。この例に係る構成は第2の実施例と第4の実施例の構成の一部を取り入れたものである。つまり、フローガイドユニット5は、更に外側接合部513とプル部材の中間部より外方に突き出て起毛された、複数の液吸収性を有する複数のフラッフ53と、主体部521の前端から一体的に延出された前部延伸部523(図15参照)とを備えている。このように構成すると、上記の実施例と同様な効果を有する他、吸収力を高めて着用快適感の向上を図ると共に、使用勝手も良い。

0036

(第6の実施例)
図18を参照して本発明に係る生理用ナプキンの第5の実施例について説明する。この実施例では、フローガイドユニット5は第4の実施例の構成において更に第3の実施例における通気孔54を取り入れて構成されている。このように、複数の内側接合部512に複数の通気孔54が形成され、主体部521の前端から前部延伸部523が一体的に延出されているので、通気性が向上し、使用勝手も良い。

0037

以上のように、プル部材52は案内部材51と共に上側に引き上げられ、ユーザーの股間61に近寄せていくと、ユーザーの体型によらずフィットでき、良好に接触することができるため、寝返りの間でも股間61の排泄部からの経血等の液を素早く吸収し、すぐに吸収体43側にガイドすることができる。また、案内部材51によってメインパッドボディ4が臀部62に対して所定のスペースをおいて離れるように配置されるため、空気がこもらず蒸れ感が大幅に軽減され、ドライに保つことができる。また、案内部材51が吸収体43に連結されているので、液の吸収を素早く行うことができ、ドライに保つことができる。また、プル部材52は股間61に入り込んで定位されるため、ユーザーが歩いたりする際、装着位置がずれることがなくなる。従って案内部材51も安定し、変位することがない。

0038

以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。

0039

本発明に係る生理用ナプキンは、経血等の体液を吸収しドライに保持する衛生用品として有用である。

0040

3生理用ナプキン
4メインパッドボディ
41 下部パッド層
42 上部パッド層
421 連結部
423ブロック部
423a吸収体側面部
423b連結部側面部
43吸収体
5フローガイドユニット
51案内部材
511ガイド部
512 内側接合部
513 外側接合部
52プル部材
521主体部
522 後部延伸部
523 前部延伸部
53フラッフ
54通気孔
61股間
62 臀部

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