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技術 車輌泥落装置の稼働量計測装置

出願人 井上鋼材株式会社
発明者 松田博近藤雅男河原宏昭
出願日 2016年6月13日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2016-117118
公開日 2017年12月21日 (3年4ヶ月経過) 公開番号 2017-223462
状態 特許登録済
技術分野 洗車、保守、修理、アウトリガー 機械部品、その他の構造物または装置の試験
主要キーワード チェーンカップリング 運転パターン毎 取り付け配置 日照時間帯 磁気センサ信号 各駆動ローラー 日常点検 稼働量
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図面 (10)

課題

的確なメンテナンスを行う時期を示し、的確なメンテナンスの実行を可能とする車輌泥落装置稼働量計測装置を提供する。

解決手段

車輌Cの落を行う車輌泥落装置1の長軸23の端面に配置した磁石部と、磁石部に近接して配置した磁気センサと、磁気センサの出力信号に基づき長軸23の回転数を算出する長軸回転数算出部と、長軸回転数算出部により算出した長軸23の回転数を車輌泥落装置1の稼働量として記憶する稼働量記憶部と、車輌泥落装置1の稼働量を画面表示する表示部と、予め定められた稼働量に達したことを表示する表示灯を有する稼働量計測装置本体と、太陽電池モジュールと、電気二重層コンデンサを組み合わせ、動作用の電力を前記稼働量計測装置本体に供給する電力供給手段と、を有する。

概要

背景

一般に、車輌泥落装置は、例えば土木工事現場において工事用車輌現場から退出する際、当該車輌の車輪やその付近に付着した、その他現場で付着した異物を場外に持ち出す事を防止するためそれらを除去する装置である。

車輌に付着した泥等を落とす方式としては、土木工事現場の特定の車輌用通路に設けた水たまりの中を車輌を走行させ泥を落とす湿式方式もあるが、本発明は特定の車輌用通路に設けた車輌泥落装置の駆動ローラー上で当該車輌の車輪を空回転させ、泥を振るい落とす方式に適用するものである。

上述したような車輌泥落装置は、例えば工事現場出口付近に設置され、車輌が工事現場から外部の道路に退出する際必ず通過させて、当該車輌に付着した泥等を落とすようにしている。

このような車輌泥落装置は、長期間使用している間に突然故障することがあり、故障すると車輌に付着した泥等の落とし動作をすることができなくなり、泥等が付着した複数の車輌が停滞し、工事進捗に多大な影響を及ぼすことになる。

車輌泥落装置については、部品の破損等の不都合を未然に防止するための日常点検又は定期的な点検は勿論実施されるが、このような点検では装置細部までの精密点検は実施されないことが通常である。

このため、上述したような車輌泥落装置に関しては、日常点検又は定期的な点検とは別に、車輌泥落装置自体の総稼働量を把握し、総稼働量に応じて的確なメンテナンスを行う時期を把握し、実行することが工事の円滑な進捗を実現する観点から要請されるところである。

特許文献1には、他の技術分野ではあるが、回転機械装置回転数及び該回転機械装置への負荷条件とからなる運転状態パラメータに基づいて区分した複数の運転パターン毎に、かつ、各振動検出センサの設置位置毎に異常振動警報発生レベルを備え、回転機械装置の運転状態監視は、各振動検出センサの設置位置毎に、かつ、前記運転パターン毎に、前記各振動検出センサで検出される振動レベルと前記設定した警報発生レベルと比較して警報判定を行い、警報発生レベルに達すると前記警報表示手段で警報を表示するように構成し、回転機械装置の各位置の異常発生の有無を簡単、かつ、確実に診断し得るようにした回転機械装置の監視診断装置が開示されている。

しかし、特許文献1の回転機械装置の監視診断装置は、回転機械装置の各部位の振動レベルを基に異常発生の有無を診断することを主眼としており、この特許文献1の技術を含み回転軸の回転数を主要な基準指標として装置の稼働量を測定するような技術は見当たらないのが現況である。

概要

的確なメンテナンスを行う時期を示し、的確なメンテナンスの実行を可能とする車輌泥落装置の稼働量計測装置を提供する。車輌Cの泥落を行う車輌泥落装置1の長軸23の端面に配置した磁石部と、磁石部に近接して配置した磁気センサと、磁気センサの出力信号に基づき長軸23の回転数を算出する長軸回転数算出部と、長軸回転数算出部により算出した長軸23の回転数を車輌泥落装置1の稼働量として記憶する稼働量記憶部と、車輌泥落装置1の稼働量を画面表示する表示部と、予め定められた稼働量に達したことを表示する表示灯を有する稼働量計測装置本体と、太陽電池モジュールと、電気二重層コンデンサを組み合わせ、動作用の電力を前記稼働量計測装置本体に供給する電力供給手段と、を有する。

目的

本発明は、上記従来の事情に鑑み開発されたものであり、車輌泥落装置の回転軸の回転数を主要な基準指標としてその稼働量を測定し、測定した稼働量を基に的確なメンテナンスを行う時期を把握し、更には的確なメンテナンスの実行を可能とし、工事の円滑な進捗の実現に寄与する車輌泥落装置の稼働量計測装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

車輌の前後各車輪を乗せる装置架台と、この装置架台に備えた車輌の車輪動力を受けて回転する所要数落用の駆動ローラー及びこの各駆動ローラー軸支する所要数の回転軸とを有し、前記車輌の車輪動力を利用する前記駆動ローラーの回転で前記装置架台上の当該車輌の車輪等に付着した泥等を落とす車輌泥落装置稼働量を測定する稼働量計測装置であって、前記回転軸の端面に配置した磁石部と、前記磁石部に近接して配置した磁気センサと、前記磁気センサの出力信号に基づき前記回転軸の回転数を算出する回転数算出部と、前記回転数算出部により算出した前記回転軸の回転数を前記車輌泥落装置の稼働量として記憶する稼働量記憶部と、前記車輌泥落装置の稼働量を画面表示する表示部と、を有する稼働量計測装置本体と、太陽電池モジュールと、電気二重層コンデンサとを組み合わせ、動作用の電力を前記稼働量計測装置本体に供給する電力供給手段と、を有することを特徴とする車輌泥落装置の稼働量計測装置。

請求項2

車輌の前後各車輪を乗せる装置架台と、この装置架台に備えた車輌の車輪動力を受けて回転する所要数の泥落用の駆動ローラー及びこの各駆動ローラーを軸支する所要数の回転軸とを有し、前記車輌の車輪動力を利用する前記駆動ローラーの回転で前記装置架台上の当該車輌の車輪等に付着した泥等を落とす車輌泥落装置の稼働量を測定する稼働量計測装置であって、前記回転軸の端面にこの回転軸の中心に対して180度対向配置に取り付けた一対若しくは一対以上の磁石からなる磁石部と、前記磁石部に近接して配置したホール素子からなる磁気センサと、前記磁気センサの出力信号に基づき前記回転軸の回転数を算出する回転数算出部と、前記回転数算出部により算出した前記回転軸の回転数を前記車輌泥落装置の稼働量として記憶する稼働量記憶部と、前記車輌泥落装置の稼働量を画面表示する表示部と、を有する稼働量計測装置本体と、前記稼働量計測装置本体に外付けした太陽電池モジュールと、前記稼働量計測装置本体に組み込んだ電気二重層コンデンサとを組み合わせ、動作用の電力を前記稼働量計測装置本体に供給する電力供給手段と、を有することを特徴とする車輌泥落装置の稼働量計測装置。

請求項3

車輌の前後各車輪を乗せる装置架台と、この装置架台に備えた車輌の車輪動力を受けて回転する所要数の泥落用の駆動ローラー及びこの各駆動ローラーを軸支する所要数の回転軸とを有し、前記車輌の車輪動力を利用する前記駆動ローラーの回転で前記装置架台上の当該車輌の車輪等に付着した泥等を落とす車輌泥落装置の稼働量を測定する稼働量計測装置であって、前記回転軸の端面にこの回転軸の中心に対して180度対向配置に取り付けた一対若しくは一対以上の磁石からなる磁石部と、前記磁石部に近接して配置したホール素子からなる磁気センサと、前記磁気センサの出力信号に基づき前記回転軸の回転数を算出する回転数算出部と、前記回転数算出部により算出した前記回転軸の回転数を前記車輌泥落装置の稼働量として記憶する稼働量記憶部と、前記車輌泥落装置の稼働量を画面表示する表示部と、を有する稼働量計測装置本体と、前記稼働量計測装置本体に外付けした太陽電池モジュールと、前記稼働量計測装置本体に組み込んだ電気二重層コンデンサとを組み合わせ、動作用の電力を前記稼働量計測装置本体に供給する電力供給手段と、前記稼働量計測装置本体に組み込まれた前記磁気センサの出力信号の有無を判定する磁気センサ信号判定部、及び前記磁気センサ信号判定部の判定結果に応じて前記稼働量計測装置本体を動作状態又は動作停止状態とする装置停止・起動コントローラと、を有することを特徴とする車輌泥落装置の稼働量計測装置。

技術分野

0001

本発明は、車輌泥落装置回転軸回転数稼働量として測定し、測定した稼働量を基に的確なメンテナンスを行う時期を把握し、更には的確なメンテナンスの実行を可能とする車輌泥落装置の稼働量計測装置に関する。

背景技術

0002

一般に、車輌泥落装置は、例えば土木工事現場において工事用車輌現場から退出する際、当該車輌の車輪やその付近に付着した、その他現場で付着した異物を場外に持ち出す事を防止するためそれらを除去する装置である。

0003

車輌に付着した泥等を落とす方式としては、土木工事現場の特定の車輌用通路に設けた水たまりの中を車輌を走行させ泥を落とす湿式方式もあるが、本発明は特定の車輌用通路に設けた車輌泥落装置の駆動ローラー上で当該車輌の車輪を空回転させ、泥を振るい落とす方式に適用するものである。

0004

上述したような車輌泥落装置は、例えば工事現場出口付近に設置され、車輌が工事現場から外部の道路に退出する際必ず通過させて、当該車輌に付着した泥等を落とすようにしている。

0005

このような車輌泥落装置は、長期間使用している間に突然故障することがあり、故障すると車輌に付着した泥等の落とし動作をすることができなくなり、泥等が付着した複数の車輌が停滞し、工事進捗に多大な影響を及ぼすことになる。

0006

車輌泥落装置については、部品の破損等の不都合を未然に防止するための日常点検又は定期的な点検は勿論実施されるが、このような点検では装置細部までの精密点検は実施されないことが通常である。

0007

このため、上述したような車輌泥落装置に関しては、日常点検又は定期的な点検とは別に、車輌泥落装置自体の総稼働量を把握し、総稼働量に応じて的確なメンテナンスを行う時期を把握し、実行することが工事の円滑な進捗を実現する観点から要請されるところである。

0008

特許文献1には、他の技術分野ではあるが、回転機械装置の回転数及び該回転機械装置への負荷条件とからなる運転状態パラメータに基づいて区分した複数の運転パターン毎に、かつ、各振動検出センサの設置位置毎に異常振動警報発生レベルを備え、回転機械装置の運転状態監視は、各振動検出センサの設置位置毎に、かつ、前記運転パターン毎に、前記各振動検出センサで検出される振動レベルと前記設定した警報発生レベルと比較して警報判定を行い、警報発生レベルに達すると前記警報表示手段で警報を表示するように構成し、回転機械装置の各位置の異常発生の有無を簡単、かつ、確実に診断し得るようにした回転機械装置の監視診断装置が開示されている。

0009

しかし、特許文献1の回転機械装置の監視診断装置は、回転機械装置の各部位の振動レベルを基に異常発生の有無を診断することを主眼としており、この特許文献1の技術を含み回転軸の回転数を主要な基準指標として装置の稼働量を測定するような技術は見当たらないのが現況である。

先行技術

0010

特開2009−109350号公報

発明が解決しようとする課題

0011

本発明は、上記従来の事情に鑑み開発されたものであり、車輌泥落装置の回転軸の回転数を主要な基準指標としてその稼働量を測定し、測定した稼働量を基に的確なメンテナンスを行う時期を把握し、更には的確なメンテナンスの実行を可能とし、工事の円滑な進捗の実現に寄与する車輌泥落装置の稼働量計測装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0012

本発明は、車輌の前後各車輪を乗せる装置架台と、この装置架台に備えた車輌の車輪動力を受けて回転する所要数の泥落用の駆動ローラー及びこの各駆動ローラー軸支する所要数の回転軸とを有し、前記車輌の車輪動力を利用する前記駆動ローラーの回転で前記装置架台上の当該車輌の車輪等に付着した泥等を落とす車輌泥落装置の稼働量を測定する稼働量計測装置であって、前記回転軸の端面に配置した磁石部と、前記磁石部に近接して配置した磁気センサと、前記磁気センサの出力信号に基づき前記回転軸の回転数を算出する回転数算出部と、前記回転数算出部により算出した前記回転軸の回転数を前記車輌泥落装置の稼働量として記憶する稼働量記憶部と、前記車輌泥落装置の稼働量を画面表示する表示部と、を有する稼働量計測装置本体と、太陽電池モジュールと、電気二重層コンデンサとを組み合わせ、動作用の電力を前記稼働量計測装置本体に供給する電力供給手段と、を有することを最も主要な特徴とする。

発明の効果

0013

請求項1記載の発明によれば、前記装置架台上に乗った車輌の車輪動力を利用して回転駆動される車輌泥落装置の回転軸の回転状態を磁気センサにより非接触で検知し、この磁気センサの出力信号を基に、車輌泥落装置の稼働量(回転軸の回転数)を測定し、測定した稼働量を基に的確なメンテナンスを行う時期を把握し、更には的確なメンテナンスの実行を可能として、工事の円滑な進捗の実現に寄与することができるとともに、太陽電池モジュールと、電気二重層コンデンサとを組み合わせた電力供給手段を備えることから、前記車輌泥落装置自体に容易に組み込み可能で、かつ、フリーメンテナンス仕様を実現し、更に無日照時間帯が長くても必要な電力供給を行うことが可能な車輌泥落装置の稼働量計測装置を実現し提供することができる。

0014

請求項2記載の発明によれば、前記磁石部を前記回転軸の端面にこの回転軸の中心に対して180度対向配置に取り付けた一対の磁石により構成し、前記磁気センサをホール素子を用いた構成とし、前記電力供給手段を前記稼働量計測装置本体に外付けした太陽電池モジュールと、前記稼働量計測装置本体に組み込んだ電気二重層コンデンサとを組み合わせた構成として、請求項1記載の発明と同様な効果を奏する車輌泥落装置の稼働量計測装置を実現し提供することができる。

0015

請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の構成に加えて、前記稼働量計測装置本体に組み込まれた前記磁気センサの出力信号の有無を判定する磁気センサ信号判定部、及び、前記磁気センサ信号判定部の判定結果に応じて前記稼働量計測装置本体を動作状態又は動作停止状態とする装置停止・起動コントローラを備えることから、請求項2記載の発明と同様な効果を奏し、かつ、前記装置架台上に車輌が乗り、車輪等の泥落を行うときのみ稼働量計測装置を動作させ、他の場合は稼働量計測装置を停止状態とすることができ、不必要な電力消費を抑えた省電力運用を実現することもできる車輌泥落装置の稼働量計測装置を実現し提供することができる。

図面の簡単な説明

0016

図1は本発明の実施例に係る稼働量計測装置を含む車輌泥落装置の概略平面図である。
図2は本実施例に係る稼働量計測装置の車輌泥落装置に対する取り付け配置を示す概略拡大図である。
図3は本実施例に係る稼働量計測装置における車輌泥落装置の長軸端部に配置する磁石を示す拡大図である。
図4は本実施例に係る稼働量計測装置における長軸端部に配置する磁石及び磁気センサを示す拡大図である。
図5は本実施例に係る稼働量計測装置を含む車輌泥落装置の概略正面図である。
図6は本実施例に係る稼働量計測装置を含む車輌泥落装置の概略側面図である。
図7は本実施例に係る稼働量計測装置の構成を示すブロック図である。
図8は本実施例に係る稼働量計測装置における磁石の磁界強度と磁気センサの出力波形を示す波形図である。
図9は本実施例に係る稼働量計測装置による車輌泥落装置の長軸の稼働量の測定結果を示す説明図である。

0017

本発明は、車輌泥落装置の回転軸の回転数を主要な基準指標としてその稼働量を測定し、測定した稼働量を基に的確なメンテナンスを行う時期を把握し、更には的確なメンテナンスの実行を可能とする車輌泥落装置の稼働量計測装置を実現し提供するという目的を、車輌の前後各車輪を乗せる装置架台と、この装置架台に備えた車輌の車輪動力を受けて回転する所要数の泥落用の駆動ローラー及びこの各駆動ローラーを軸支する所要数の回転軸とを有し、前記車輌の車輪動力を利用する前記駆動ローラーの回転で前記装置架台上の当該車輌の車輪等に付着した泥等を落とす車輌泥落装置の稼働量を測定する稼働量計測装置であって、前記回転軸の端面にこの回転軸の中心に対して180度対向配置に取り付けた一対の磁石からなる磁石部と、前記磁石部に近接して配置したホール素子からなる磁気センサと、前記磁気センサの出力信号に基づき前記回転軸の回転数を算出する回転数算出部と、前記回転数算出部により算出した前記回転軸の回転数を前記車輌泥落装置の稼働量として記憶する稼働量記憶部と、前記車輌泥落装置の稼働量を画面表示する表示部と、を有する稼働量計測装置本体と、前記稼働量計測装置本体に外付けした太陽電池モジュールと、前記稼働量計測装置本体に組み込んだ電気二重層コンデンサとを組み合わせ、動作用の電力を前記稼働量計測装置本体に供給する電力供給手段と、を有する構成により実現した。

0018

以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る稼働量計測装置を含む車輌泥落装置の詳細に説明する。

0019

本発明の実施例に係る稼働量計測装置51を含む車輌泥落装置1は、図1図5図6に示すように、ダンプカー等の車輌Cが泥落洗浄のために走行する主に鋼鉄等の金属材で構成している装置架台2を備えている。

0020

前記装置架台2は、車輌Cが進入する左右一対で、上面側に凸面を具備し車輌Cのタイヤ泥土が取れやすく地面に落下させやすい構造とした鋼鉄等の金属材により枠組み構成され、地面から後述する後輪架台4に向けて上昇する傾斜配置の入口側スロープ3、3と、車輌Cの後輪側の泥落洗浄を行う後輪架台4と、この後輪架台4から後述する前輪架台6に掛け渡した水平配置で左右一対の中央架台5、5と、車輌Cの前輪側の泥落洗浄を行う前輪架台6と、泥落洗浄後の車輌Cが走出する左右一対で、上面側に凸面を具備する前記入口側スロープ3、3と同様な構成からなり、前記前輪架台6から地面に向けて降下する傾斜配置の出口側スロープ7、7と、を備えている。

0021

次に、前記後輪架台4、前輪架台6の具体的構成について詳述する。

0022

前記後輪架台4は、車輌Cのダブルタイヤの後輪に対応し、前記前輪架台6は車輌Cのシングルタイヤに対応する構成としたものである。

0023

すなわち、前記後輪架台4は、車輌Cの進行方向と直交する配置で、合計8個の後輪駆動ローラー群を具備している。

0024

詳述すると、前記左側の入口側スロープ3と、左側の中央架台5との間には、車輌Cの左側のダブルタイヤの後輪用として所定の間隔で2箇所に分離して2個ずつ、計4個の後輪駆動ローラー11を平行配置している。

0025

そして、2個一組、計2組の各々小間隔の各後輪駆動ローラー11上に車輌Cの左側のダブルタイヤを載せるように構成している。

0026

同様に、右側の入口側スロープ3と、右側の中央架台5との間には、車輌Cの右側のダブルタイヤの後輪用として所定の間隔で2箇所に分離して2個ずつ、計4個の後輪駆動ローラー11を平行配置している。

0027

そして、2個一組、計2組の各々小間隔の各後輪駆動ローラー11上に車輌Cの右側のダブルタイヤを載せるように構成している。

0028

また、後輪駆動ローラー群の左右両外側に一対のブロック体12、12を車輌Cの進行方向に沿って平行配置し、両ブロック体12、12に対して進行方向と直交する方向に各々中央位置にチェーンカップリング14を介在させつつ4本の回転軸である長軸13を所定の間隔で平行配置し、各長軸13により、進行方向と直交する方向で横並びとなる2個ずつ計4組の後輪駆動ローラー11を各々嵌装する状態で、かつ、各々回転可能に支持する構成としている。

0029

前記後輪架台4側には、クラッチブレーキ15を設けている。すなわち、図1に示すように、合計4本の長軸13のうち、進行方向手前から3本目の長軸13には、チェーンカップリング14の隣りに位置してクラッチブレーキ15を配置し、前記3本目の長軸13により支持した左右の後輪駆動ローラー11の回転規制を行うように構成している。

0030

更に、後輪架台4より先方の中央架台5の更に先方に配置した前輪架台6には、車輌Cの進行方向と直交する配置で、合計4個の前輪駆動ローラー群を具備している。

0031

すなわち、左側の中央架台5と前記左側の出口側スロープ7との間には、車輌Cの左側のシングルタイヤである前輪用として所定の間隔で2個の前輪駆動ローラー21を平行配置している。

0032

同様に、右側の中央架台5と前記右側の出口側スロープ7との間には、車輌Cの右側のシングルタイヤである前輪用として所定の間隔で2個の前輪駆動ローラー21を平行配置している。

0033

また、前輪駆動ローラー群の左右両外側に一対のブロック体22、22を車輌Cの進行方向に沿って平行配置し、両ブロック体22、22に対して進行方向と直交する方向に各々中央位置にチェーンカップリング24を介在させつつ2本の回転軸である長軸23を所定の間隔で平行配置し、各長軸23により、進行方向と直交する方向で横並びとなる2個ずつ計4個の前輪駆動ローラー21を各々嵌装する状態で、かつ、各々回転可能に支持する構成としている。

0034

前記各後輪駆動ローラー11及び各前輪駆動ローラー21は、各々表面の凸面が螺旋状に形成され、タイヤが中心に向かって回転するように構成してあり、タイヤを高速で回転しても、横ゆれせず、泥土が遠くに飛ばないという利点を有するものである。

0035

更に、本実施例の車輌泥落装置1は、前記後輪駆動ローラー群、前輪駆動ローラー群の回転を連動させる回転連動機構部31を備えている。

0036

また、前記後輪架台4においては、前記後輪駆動ローラー群側の一方(図1において上側)のブロック体12に対して、入口側スロープ3側から見て1本目乃至4本目の各長軸13の一端を各々貫通させて側方に突出させ、1本目の長軸13の端部にスプロケット(図示せず:以下同様)を取り付けている。

0037

2本目、3本目及び4本目の各長軸13の各突出端部には、各々内外2個ずつ合計6個のスプロケットを取り付けている。

0038

そして、1本目の長軸13側のスプロケットと2本目の長軸13の内側のスプロケット間に第1チェーン35aを掛け渡し、2本目の長軸13の外側のスプロケットと3本目の長軸13の外側のスプロケット間に第2チェーン35bを掛け渡し、3本目の長軸13の内側のスプロケットと4本目の長軸13の内側のスプロケット間に第3チェーン35cを掛け渡して、1本目の長軸13から順に2本目の長軸13、3本目の長軸13、4本目の長軸13へと回転力を伝達するように構成している。

0039

前記前輪駆動ローラー群側の一方(図1において上側)のブロック体22に対して、中央架台5側から見て1本目の長軸23の一端を貫通させて側方に突出させ、突出する一端に対して内外2個のスプロケットを取り付け、また、一方のブロック体22に対して中央架台5側から見て2本目の長軸23の一端を貫通させて側方に突出させ、突出する一端に対して1個のスプロケットを取り付けている。

0040

そして、前記後輪駆動ローラー群側の4本目の長軸13に取り付けた外側のスプロケット、前記前輪駆動ローラー群側の1本目の長軸23に取り付けた外側のスプロケット間に前記回転連動機構部31を構成する第4チェーン35dを掛け渡し、更に、前輪駆動ローラー群側の1本目の長軸23に取り付けた内側のスプロケット、2本目の長軸23に取り付けたスプロケット間に第5チェーン35eを掛け渡し、前記後輪駆動ローラー群側の4本目の長軸13の回転力を、前記前輪駆動ローラー群側の1本目の長軸23、2本目の長軸23へと順に伝達するように構成している。

0041

前記後輪駆動ローラー群側の1本目の長軸13に取り付けた2個の後輪駆動ローラー11と、2本目の長軸13に取り付けた2個の後輪駆動ローラー11との間、及び、3本目の長軸13に取り付けた2個の後輪駆動ローラー11と、4本目の長軸13に取り付けた2個の後輪駆動ローラー11との間には、後輪側の各タイヤ洗浄用の水を噴出する複数(例えば合計8個)のノズル10を所定の間隔をもって配置している。

0042

同様に、前記前輪駆動ローラー群側の1本目の長軸23に取り付けた2個の前輪駆動ローラー21と、2本目の長軸23に取り付けた2個の前輪駆動ローラー21との間にも、前輪側の各タイヤ洗浄用の水を噴出する複数(例えば合計4個)のノズル10を所定の間隔をもって配置している。

0043

なお、前記各ノズル10に水を供給する水供給手段については図示省略する。また、図5図6においては、稼働量計測装置51の図示を省略する。

0044

次に、本実施例に係る稼働量計測装置51について詳述する。

0045

本実施例に係る稼働量計測装置51は、図1乃至図4に示すように、稼働量計測装置本体52と、例えば前記前輪駆動ローラー群側の1本目の長軸23の端部(外側の端面部)に中心に関して180度対向配置に取り付けた一対の磁石54a、54bからなる磁石部53と、前記磁石部53に近接して配置した磁気センサ55と、前記稼働量計測装置本体52に対して駆動電力発電し供給する太陽電池モジュール56と、を有している。

0046

前記稼働量計測装置本体52は、図7に示すように、全体の制御を実行するとともに、前記長軸13の回転、したがって、前記一対の磁石54a、54bの回転動作に応じた前記磁気センサ55の出力信号が入力される制御部61と、太陽電池モジュール56からの発電出力を取り込む過充電制御部62と、前記過充電制御部62により充電制御が行われる電気二重層コンデンサ(Electric−double−layer capacitor)63と、前記電気二重層コンデンサ63からの出力電力を昇圧し稼働量計測装置本体52の動作電圧として前記制御部61に供給する昇圧コンバータ64と、前記制御部61に接続した前記磁気センサ55の出力信号に基づき前記長軸13の回転数を算出する長軸回転数算出部65と、前記制御部61に接続した液晶ディスプレイ等からなる表示部66と、前記制御部61に接続した前記長軸回転数算出部65により算出した前記長軸13の回転数のデータを前記制御部61の制御の基に前記車輌泥落装置1の稼働量として記憶する稼働量記憶部67と、を有している。

0047

前記稼働量計測装置本体52は、更に、前記磁気センサ55に接続され、その出力信号の有無を判定する磁気センサ信号判定部68と、前記磁気センサ信号判定部68の判定結果に応じて前記制御部61に対して前記稼働量計測装置本体52自体の装置停止指令、又は、装置起動指令伝送する装置停止・起動コントローラ69と、リセットスイッチ70と、を備えている。
なお、前記稼働量計測装置本体52に予め定められた稼働量に達したことを表示する例えばLED等からなる表示灯71を具備するように構成して実施しても良い。この場合、車輌泥落装置が予め定められた稼働量に達したら、前記表示部66の表示とともにLED等からなる表示灯71が点灯(又は点滅)することになる。

0048

前記磁気センサ55は、例えば、公知のように前記一対の磁石54a、54bによる磁界を検知するホール素子と、このホール素子の検知信号を処理して図8に示すような出力信号を生成する信号処理回路とから構成され、省電力仕様で小型、かつ、外部の環境に左右されないことを特徴とする。

0049

なお、前記一対の磁石54a、54bの仕様としては、前記長軸13の回転数検知に必要な磁界の強さはホール素子の反応距離に比例することから、設置環境に応じて決定するものである。

0050

また、前記磁気センサ55に替えて、赤外線センサ超音波照射による反射を利用する超音波センサを採用することも可能である。

0051

更に、前記長軸13の端面又は円周部にピン等を取り付け、そのピンに接触する回数カウンタメータで読み取る機械式センサ構造とすることも可能である。

0052

前記電気二重層コンデンサ63は、電気二重層という物理現象を利用することで蓄電量が著しく高められたコンデンサである。

0053

本実施例においては、前記稼働量計測装置51の電力供給源として、太陽光エネルギーを利用して発電する前記太陽電池モジュール56と、取り替え不要で劣化しにくい電気二重層コンデンサ63との組み合わせを採用する。

0054

これにより、前記車輌泥落装置1自体に容易に組み込み可能で、かつ、フリーメンテナンス仕様を実現し、更に無日照時間帯が長くても必要な電力供給を行い測定に影響を及ぼさないようにすることが可能となる。

0055

なお、前記太陽電池モジュール56に替えて、鉛蓄電池ニッカド電池リチウムイオン電池等を採用するようにしてもよい。更には、商用電源を採用するようにしてもよい。

0056

前記表示部66は、例えば前記長軸13の回転数の表示桁数を最大8桁×10行(一の位は非表示)のような仕様とする。

0057

前記リセットスイッチ70は、例えば、2段階リセット(10秒でデータ1リセット、30秒でデータ1,2リセット)のような仕様とする。

0058

図8は、本実施例に係る稼働量計測装置51における磁石部53の磁界強度の変化と磁気センサ55の出力信号波形を示すものである。

0059

なお、図8において、Bopは動作磁束密度を意味し、Brpは復帰磁束密度を意味するものである。

0060

そして、前記磁気センサ55は、前記長軸13の回転に応じた磁石部53の磁界強度が、動作磁束密度Bopから復帰磁束密度Brpまで変化する時間幅半サイクルとし、この復帰磁束密度Brpから次の動作磁束密度Bopに至る時間幅を次の半サイクルとしてロー、ハイ矩形波信号を順に出力する動作を繰り返し、前記長軸回転数算出部65は前記磁気センサ55の出力信号を基に、ロー、ハイの矩形波信号を1サイクル、すなわち、前記長軸13の1回転とする演算を順に繰り返し、前記長軸13の総回転数を個々の車輌C毎に前記車輌泥落装置1の稼働量として算出するものである。

0061

前記長軸回転数算出部65により算出した個々の車輌C毎の長軸13の総回転数は、例えば、図9に示すように、前記制御部61の制御の基に、年月日、時、分のデータに関連付けられて前記稼働量記憶部67に記憶され、また、表示部66に画面表示されるように構成している。

0062

上述のようにして測定した車輌泥落装置1の稼働量のデータは、上述した場合の他、例えば図示しないが当該工事現場の別の位置に設置している管理棟管理コンピュータ無線通信で送信し管理するようにすることも可能である。

0063

以上説明した本実施例に係る稼働量計測装置51によれば、前記装置架台2上に乗った車輌Cの車輪動力を利用して回転駆動される車輌泥落装置1の長軸13の回転状態を磁気センサ55により非接触で検知し、この磁気センサ55の出力信号を基に、車輌泥落装置1の稼働量としての長軸13の回転数)を測定し、測定した稼働量を基に的確なメンテナンスを行う時期を把握し、更には的確なメンテナンスの実行を可能として、工事現場における車輌Cの往来の円滑化、更には工事の円滑な進捗の実現に寄与することができる。

0064

また、前記太陽電池モジュール56と、前記電気二重層コンデンサ63とを組み合わせた電力供給手段を備えることから、前記車輌泥落装置1自体に容易に組み込み可能で、かつ、フリーメンテナンス仕様を実現し、更に無日照時間帯が長くても必要な電力供給を行うことが可能となる。

0065

また、前記稼働量計測装置本体52に組み込まれた前記磁気センサ55の出力信号の有無を判定する磁気センサ信号判定部68、及び、前記磁気センサ信号判定部68の判定結果に応じて前記稼働量計測装置本体52を動作状態又は動作停止状態とする装置停止・起動コントローラ69を備えることから、前記装置架台2上に車輌Cが乗り、車輪等の泥落を行うときのみ稼働量計測装置51を動作させ、他の場合は稼働量計測装置51を停止状態とすることができ、不必要な電力消費を抑えた省電力運用を実現することもできる。

0066

付言すれば、本願発明者が、前記稼働量計測装置51における前記太陽電池モジュール56を日照可能な場所に配置した状態において、数日間運用を行ったところ曇天にも関わらず、問題なく前記稼働量計測装置51の連続運用が可能であることを確認できた。

0067

また、前記電気二重層コンデンサ63が空の状態でも直射日光で1時間以内に満充電に至り運用が再開できることを確認できた。

0068

更に、前記電気二重層コンデンサ63が満充電の場合、充電なしでも15時間程度、すなわち通常稼働時で1日程度の運用ができることが確認できた。

実施例

0069

なお、上述した実施例においては、前記稼働量計測装置51の磁石部53を前記前輪駆動ローラー群側の1本目の長軸23の端部に配置する構成について説明したが、これに限らず、2本目の長軸23の端部に配置したり、後輪駆動ローラー群側のいずれかの長軸13の端部に配置したりすることも勿論可能である。

0070

本発明は、回転軸を備えた工作機械等の各種機械装置の稼働量を測定し把握する用途として広範に応用可能である。

0071

1車輌泥落装置
2装置架台
3 入口側スロープ
4後輪架台
5中央架台
6前輪架台
7出口側スロープ
10ノズル
11後輪駆動ローラー
12ブロック体
13長軸
14チェーンカップリング
15クラッチブレーキ
21前輪駆動ローラー
22 ブロック体
23 長軸
24 チェーンカップリング
31 回転連動機構部
35a 第1チェーン
35b 第2チェーン
35c 第3チェーン
35d 第4チェーン
35e 第5チェーン
51稼働量計測装置
52 稼働量計測装置本体
53磁石部
54a 磁石
54b 磁石
55磁気センサ
56太陽電池モジュール
61 制御部
62過充電制御部
63電気二重層コンデンサ
64昇圧コンバータ
65 長軸回転数算出部
66 表示部
67 稼働量記憶部
68磁気センサ信号判定部
69 装置停止・起動コントローラ
70リセットスイッチ
C 車輌

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