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技術 処理装置、処理システムおよびプログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 渋谷剛巳森田耕真
出願日 2016年6月15日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2016-118635
公開日 2017年12月21日 (3年4ヶ月経過) 公開番号 2017-222075
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 電子写真における制御・管理・保安 ファクシミリ一般
主要キーワード 確保情報 ジョブ制御装置 アドレス種別 占有状態 シートフィード グラフィックボード ソリッドステートドライブ パスワ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (11)

課題

利用者によってなされた操作により選択される処理が完了するのを待たずに、他の利用者による操作を受付ける。

解決手段

検知部312は、UI情報321を送信した端末1から受取った信号に基づいて、その端末1を用いて処理装置3を利用しようとする利用者を検知する。受付部313は、検知された利用者による、処理を選択する操作を受付ける。実行部314は、受付けた操作により選択された処理を、処理装置3に備わる複数の資源のいずれか1つ以上と協働して実行する。管理部315は、検知部312が利用者を検知すると、その利用者のために処理装置3に備わる複数の資源を確保し、全ての資源を確保した後、受付部313が利用者の操作を受付けたときに、確保されたそれらの資源のうち、その操作により選択される処理に不要なものを解放する。

概要

背景

特許文献1には、占有状態にある一のユーザおよび占有状態にない他のユーザから投入されたジョブを保存するジョブ保存手段からジョブを読み出して実行し、一のユーザの占有状態が解除されるまでそのユーザから投入されたジョブを実行させ、一のユーザの占有状態が解除されると、一のユーザから投入されたジョブの実行を停止させ、他のユーザから投入されたジョブの実行を開始させるジョブ制御装置が開示されている。

概要

利用者によってなされた操作により選択される処理が完了するのを待たずに、他の利用者による操作を受付ける。検知部312は、UI情報321を送信した端末1から受取った信号に基づいて、その端末1を用いて処理装置3を利用しようとする利用者を検知する。受付部313は、検知された利用者による、処理を選択する操作を受付ける。実行部314は、受付けた操作により選択された処理を、処理装置3に備わる複数の資源のいずれか1つ以上と協働して実行する。管理部315は、検知部312が利用者を検知すると、その利用者のために処理装置3に備わる複数の資源を確保し、全ての資源を確保した後、受付部313が利用者の操作を受付けたときに、確保されたそれらの資源のうち、その操作により選択される処理に不要なものを解放する。

目的

本発明は、利用者によってなされた操作により選択される処理が完了するのを待たずに、他の利用者による操作を受付ける処理装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

利用者を検知する検知手段と、前記利用者による、処理を選択する操作を受付ける受付手段と、前記検知手段が前記利用者を検知すると自装置の複数の資源が確保され、前記受付手段が前記操作を受付けると該資源のうち該操作により選択される処理に不要なものが解放されるように該資源を管理する管理手段と、を有する処理装置

請求項2

前記検知手段は、前記利用者の認証に成功した場合に該利用者を検知することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。

請求項3

前記管理手段は、前記検知手段が前記利用者を検知する前、または、該利用者を検知するとともに、前記受付手段が該利用者の前記操作を受付けると、該操作により選択される処理に必要な資源が確保されるように該資源を管理することを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。

請求項4

前記操作により選択された前記処理を実行する実行手段、を有し、前記受付手段は、複数の前記処理のうちいずれかを選択する第1操作と、該第1操作によって選択された前記処理を自装置に実行させる旨の指示をする第2操作と、を受付け、前記管理手段は、前記受付手段が前記第1操作を受付けたときに、確保された前記資源のうち、該第1操作により選択される処理に不要な資源が解放されるように該資源を管理し、前記実行手段は、前記受付手段が前記第2操作を受付けたときに前記第1操作により選択された前記処理を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の処理装置。

請求項5

前記受付手段は、前記第1操作によって選択された前記処理の実行を中止する旨の指示をする第3操作を受付け、前記管理手段は、前記受付手段が前記第3操作を受付けたときに、前記第1操作により選択される処理に必要な資源が解放されるように該資源を管理することを特徴とする請求項4に記載の処理装置。

請求項6

前記管理手段は、前記受付手段が前記第1操作を受付けてから決められた時間が経過したときに、該第1操作により選択される処理に必要な資源が解放されるように該資源を管理することを特徴とする請求項4または5に記載の処理装置。

請求項7

前記受付手段は、前記管理手段により確保されていない資源のみを用いる処理を選択する前記操作を受付けることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の処理装置。

請求項8

処理に用いる通信相手の宛先と、該処理の種別とを対応付けて記憶する記憶手段を有し、前記受付手段は、前記利用者による、前記宛先を選択する操作を受付け、前記管理手段は、前記受付手段が前記操作を受付けたときに該資源のうち該操作により選択される宛先と、前記記憶手段において対応付けて記憶されている種別の処理に不要なものが解放されるように該資源を管理することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の処理装置。

請求項9

端末と、処理装置と、を有し、前記端末は、処理を選択する利用者の操作を受付ける受付手段、を有し、前記処理装置は、前記利用者を検知する検知手段と、前記検知手段が前記利用者を検知すると自装置の複数の資源が確保され、前記受付手段が前記操作を受付けると該資源のうち該操作により選択される処理に不要なものが解放されるように該資源を管理する管理手段と、を有することを特徴とする処理システム

請求項10

処理装置を制御するコンピュータを、利用者を検知する検知手段と、前記利用者による、処理を選択する操作を受付ける受付手段と、前記検知手段が前記利用者を検知すると自装置の複数の資源が確保され、前記受付手段が前記操作を受付けると該資源のうち該操作により選択される処理に不要なものが解放されるように該資源を管理する管理手段として機能させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、処理装置、処理システムおよびプログラムに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、占有状態にある一のユーザおよび占有状態にない他のユーザから投入されたジョブを保存するジョブ保存手段からジョブを読み出して実行し、一のユーザの占有状態が解除されるまでそのユーザから投入されたジョブを実行させ、一のユーザの占有状態が解除されると、一のユーザから投入されたジョブの実行を停止させ、他のユーザから投入されたジョブの実行を開始させるジョブ制御装置が開示されている。

先行技術

0003

特開2013−196126号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、利用者によってなされた操作により選択される処理が完了するのを待たずに、他の利用者による操作を受付ける処理装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

上述した課題を解決するため、本発明の請求項1に係る処理装置は、利用者を検知する検知手段と、前記利用者による、処理を選択する操作を受付ける受付手段と、前記検知手段が前記利用者を検知すると自装置の複数の資源が確保され、前記受付手段が前記操作を受付けると該資源のうち該操作により選択される処理に不要なものが解放されるように該資源を管理する管理手段と、を有する。
本発明の請求項2に係る処理装置は、請求項1に記載の態様において、前記検知手段は、前記利用者の認証に成功した場合に該利用者を検知することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る処理装置は、請求項1または2に記載の態様において、前記管理手段は、前記検知手段が前記利用者を検知する前、または、該利用者を検知するとともに、前記受付手段が該利用者の前記操作を受付けると、該操作により選択される処理に必要な資源が確保されるように該資源を管理することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る処理装置は、請求項1から3のいずれか1項に記載の態様において、前記操作により選択された前記処理を実行する実行手段、を有し、前記受付手段は、複数の前記処理のうちいずれかを選択する第1操作と、該第1操作によって選択された前記処理を自装置に実行させる旨の指示をする第2操作と、を受付け、前記管理手段は、前記受付手段が前記第1操作を受付けたときに、確保された前記資源のうち、該第1操作により選択される処理に不要な資源が解放されるように該資源を管理し、前記実行手段は、前記受付手段が前記第2操作を受付けたときに前記第1操作により選択された前記処理を実行することを特徴とする。
本発明の請求項5に係る処理装置は、請求項4に記載の態様において、前記受付手段は、前記第1操作によって選択された前記処理の実行を中止する旨の指示をする第3操作を受付け、前記管理手段は、前記受付手段が前記第3操作を受付けたときに、前記第1操作により選択される処理に必要な資源が解放されるように該資源を管理することを特徴とする。
本発明の請求項6に係る処理装置は、請求項4または5に記載の態様において、前記管理手段は、前記受付手段が前記第1操作を受付けてから決められた時間が経過したときに、該第1操作により選択される処理に必要な資源が解放されるように該資源を管理することを特徴とする。
本発明の請求項7に係る処理装置は、請求項1から6のいずれか1項に記載の態様において、前記受付手段は、前記管理手段により確保されていない資源のみを用いる処理を選択する前記操作を受付けることを特徴とする。
本発明の請求項8に係る処理装置は、請求項1から6のいずれか1項に記載の態様において、処理に用いる通信相手の宛先と、該処理の種別とを対応付けて記憶する記憶手段を有し、前記受付手段は、前記利用者による、前記宛先を選択する操作を受付け、前記管理手段は、前記受付手段が前記操作を受付けたときに該資源のうち該操作により選択される宛先と、前記記憶手段において対応付けて記憶されている種別の処理に不要なものが解放されるように該資源を管理することを特徴とする。
本発明の請求項9に係る処理システムは、端末と、処理装置と、を有し、前記端末は、処理を選択する利用者の操作を受付ける受付手段、を有し、前記処理装置は、前記利用者を検知する検知手段と、前記検知手段が前記利用者を検知すると自装置の複数の資源が確保され、前記受付手段が前記操作を受付けると該資源のうち該操作により選択される処理に不要なものが解放されるように該資源を管理する管理手段と、を有することを特徴とする。
本発明の請求項10に係るプログラムは、処理装置を制御するコンピュータを、利用者を検知する検知手段と、前記利用者による、処理を選択する操作を受付ける受付手段と、前記検知手段が前記利用者を検知すると自装置の複数の資源が確保され、前記受付手段が前記操作を受付けると該資源のうち該操作により選択される処理に不要なものが解放されるように該資源を管理する管理手段として機能させるためのプログラムである。

発明の効果

0006

請求項1、9、10に係る発明によれば、利用者によってなされた操作により選択される処理が完了するのを待たずに、他の利用者による操作を受付けることができる。
請求項2に係る発明によれば、認証に成功した利用者のために資源を確保することができる。
請求項3に係る発明によれば、検知された利用者が利用しない資源を他の利用者に利用させる機会が増える。
請求項4に係る発明によれば、処理を予約する操作を受付けることができる。
請求項5に係る発明によれば、処理を予約する操作を受付けた場合に、その処理の実行を中止する操作を受付けることができる。
請求項6に係る発明によれば、処理を予約する操作を受付けた場合に、その操作を受付けてからの経過時間に応じて、その処理に必要な資源を解放することができる。
請求項7に係る発明によれば、全ての資源が解放されていない状態においても、いずれかの処理を選択する操作を受付けることができる。
請求項8に係る発明によれば、利用者は処理に用いる通信相手の宛先を選択するだけで、その処理に不要な資源を解放することができる。

図面の簡単な説明

0007

本実施形態に係る処理システム9の全体構成を示す図。
端末1の構成の一例を示す図。
処理装置3の構成の一例を示す図。
処理装置3の機能的構成の一例を示す図。
処理システム9の動作の一例を示すシーケンス図。
確保情報322の記憶内容を示す図。
メニュー画面の一例を示す図。
アドレス帳324のデータ構造を示す図。
アドレス帳324の表示の一例を示す図。
アドレス種別と処理の対応の一例を示す図。

実施例

0008

1.実施形態
1−1.処理システムの全体構成
図1は、本実施形態に係る処理システム9の全体構成を示す図である。処理システム9は、LAN(Local Area Network)を形成する通信回線2と、この通信回線2に接続された複数の端末1と、処理装置3と、を有する。図1に示す複数の端末1は、端末1Aおよび端末1Bである。

0009

処理装置3は、用紙などの媒体上に形成された画像を光学的に読取る画像読取(スキャナ)の機能と、画像データに基づいて用紙などの媒体上に画像を形成する画像形成プリンタ)の機能と、を有する。

0010

また、図1において処理装置3は、公衆電話回線4にも接続しており、公衆電話回線4を用いて画像データを他の装置に送る画像送信ファクシミリ)の機能も有する。
さらに、処理装置3は、取得した画像データに対して各種の演算を施して加工する画像処理の機能も有する。

0011

端末1は、通信回線2に接続された無線アクセスポイント(図示せず)を介して処理装置3と接続するように構成されている。無線アクセスポイントは、いわゆる無線LAN規格、例えばIEEE802.11に準拠した方式により、端末1と通信回線2とを接続する機能を提供する。

0012

処理装置3と端末1とは、近距離無線通信(Near Field Communication、NFC)の規格、例えばISO/IEC18092(NFCIP−1)、ISO/IEC14443、ISO/IEC15693、またはIEEE802.15に準拠した方式で互いに接続する機能を有していてもよい。

0013

1−2.端末の構成
図2は、端末1の構成の一例を示す図である。端末1は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、通信部15とを有する。

0014

制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を有し、CPUがROMや記憶部12に記憶されているコンピュータプログラム(以下、単にプログラムという)を読み出して実行することにより端末1の各部を制御する。

0015

操作部13は、各種の指示を入力するための操作ボタンタッチパネルなどの操作子を備えており、利用者による操作を受付けてその操作内容に応じた信号を制御部11に供給する。

0016

表示部14は、液晶ディスプレイを有しており、制御部11が指示した各種の情報などを表示する。表示部14の液晶ディスプレイの上には、操作部13のタッチパネルが重ねて配置されてもよい。この場合、タッチパネルは、表示部14の液晶ディスプレイで表示された画像が利用者から見えるように透明な素材で構成される。

0017

記憶部12は、ソリッドステートドライブなどの大容量の記憶手段であり、制御部11のCPUに読み込まれるプログラムを記憶する。また、記憶部12は、図2に示す通りUI情報121を記憶する。

0018

UI情報121は、例えば通信回線2を介して処理装置3から送られてくる操作画面の情報であって、処理装置3に対する操作を受付けるためのユーザインタフェース(User Interface、UI)を示す情報である。端末1は、記憶部12に記憶されたUI情報121を用いて処理装置3の操作画面を表示部14に表示し、処理装置3に実行させる処理を選択する操作を操作部13によって受付ける。

0019

通信部15は、LAN通信部151を有する。LAN通信部151は、無線アクセスポイントを介して通信回線2に接続する通信回路である。通信部15は、図2破線で示す近距離通信部152を有していてもよい。この場合、近距離通信部152は、近距離無線通信の規格に準拠した方式で処理装置3と接続する通信回路である。

0020

1−3.処理装置の構成
図3は、処理装置3の構成の一例を示す図である。制御部31は、CPU、ROM、RAMを有し、CPUがROMや記憶部32に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより処理装置3の各部を制御する。

0021

記憶部32は、ハードディスクドライブなどの大容量の記憶手段であり、制御部31のCPUに読み込まれるプログラムを記憶する。また、記憶部32は、UI情報321、確保情報322、認証情報323、およびアドレス帳324を記憶する。

0022

UI情報321は、端末1に送信して表示させる操作画面のオリジナルの情報であり、端末1において処理装置3に指示をするためのユーザインタフェースを示す情報である。

0023

確保情報322は、処理装置3に備わる複数の資源の状態を示す情報である。確保情報322は、これら複数の資源のうち、いずれがどの利用者のために確保されているか、または解放されているか(すなわち、どの利用者にも占有されていないか)を記憶する。制御部31は、確保情報322の記憶内容を更新することにより、これら複数の資源を管理する。

0024

認証情報323は、予め登録された利用者のユーザIDなどの識別情報と、その利用者だけが知っているパスワードなどの認証情報と、の組を複数組、記憶する。制御部31は、外部の装置から通信部35を介して受取る識別情報と認証情報との組を、この認証情報323の記憶内容と照合し、受取ったその識別情報で示される利用者が本人であるか否かを判断する。

0025

通信部35は、LAN通信部351を有する。LAN通信部351は、有線または無線により通信回線2に接続する通信回路である。

0026

なお、通信部35は、図3に破線で示す近距離通信部352を有していてもよい。近距離通信部352は、近距離無線通信の規格に準拠した方式で端末1と接続する通信回路である。

0027

画像読取部33は、原稿を光学的に読取る手段である。画像読取部33は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなどの撮像素子を備え、原稿を表す画像データを生成する。画像読取部33は、撮像素子を移動させながら原稿を読取るフラットベッド型、撮像素子の位置を変えずに原稿を移動させて読取るシートフィード型のいずれであってもよいし、他のタイプであってもよい。

0028

画像形成部34は、画像データに基づいて画像を形成する手段である。画像形成部34は、例えば、電子写真方式熱転写方式によって画像を用紙に形成する。

0029

画像処理部36は、画像データに対して各種の演算を施したり、加工したりする処理を行う手段である。画像処理部36は、例えば、グラフィックボードやGPU(Graphics Processing Unit)などと呼ばれる演算装置であってもよい。

0030

画像通信部37は、図1に示した公衆電話回線4を介して他の装置と接続し、画像データを送受信するための通信回路である。

0031

制御部31は、上述した画像読取部33、画像形成部34、画像処理部36、および画像通信部37の各資源を、確保情報322の内容に従って制御し、条件が満たされた場合にこれらの資源を用いて利用者が指示した処理を実行する。

0032

1−4.処理装置の機能的構成
図4は、処理装置3の機能的構成の一例を示す図である。処理装置3の制御部31は、記憶部32から読み込んだプログラムを実行することにより、送信部311、検知部312、受付部313、実行部314、および管理部315として機能する。

0033

送信部311は、通信部35を介して図1に示す端末1(端末1Aまたは端末1B)にUI情報321を送信する。このとき送信されるUI情報321は、利用者に対して、利用者の識別子とパスワードとを入力させる認証操作のための操作画面の情報であってもよい。

0034

検知部312は、UI情報321を送信した端末1から受取った信号に基づいて、その端末1を用いて処理装置3を利用しようとする利用者を検知する。検知部312は、利用者を検知した後、検知された利用者に対応する初期画面であるメニュー画面を示すUI情報321を、通信部35を介して端末1に送信してもよい。

0035

受付部313は、検知された利用者によってなされた、複数の処理のうちいずれかを選択する操作を受付ける。

0036

実行部314は、受付けた操作により選択された処理を、処理装置3に備わる複数の資源のいずれか1つ以上と協働して実行する。ここで、処理装置3に備わる複数の資源とは、例えば画像読取部33、画像形成部34、画像処理部36、および画像通信部37である。

0037

管理部315は、検知部312が利用者を検知すると、その利用者のために処理装置3に備わる複数の資源が確保されるように、資源を管理する。管理部315は、利用者を検知すると、画像読取部33、画像形成部34、画像処理部36、および画像通信部37の全ての資源を確保し、それらの資源を他の利用者に利用させることを禁止する。

0038

また、管理部315は、全ての資源を確保した後、受付部313が利用者の操作を受付けたときに、確保されたそれらの資源のうち、その操作により選択される処理に不要なものが解放されるように、それらの資源を管理する。

0039

なお、受付部313は、検知部312が利用者を検知したその後にその利用者による操作を受付けるが、管理部315が全ての資源を確保した後ではなく、その前に利用者による操作を受付けてもよい。この場合も管理部315は、受付部313が受付けた操作により選択される処理に不要なものが解放されるように、処理装置3の資源を管理すればよい。

0040

1−5.処理システムの動作
図5は、処理システム9の動作の一例を示すシーケンス図である。端末1は、利用者のユーザIDなどの識別情報と、パスワードなどの認証情報との組とともに、処理装置3に操作画面を示すUI情報321を要求する(ステップS101)。

0041

処理装置3は、この要求を受取ると、この要求に含まれる識別情報および認証情報を用いて認証を行う。認証は、受取った要求に含まれる識別情報と認証情報との組を認証情報323の記憶内容と照合することにより行われる。そして、認証が成功した場合にこの識別情報で識別される利用者を検知する(ステップS102)。

0042

処理装置3は、利用者を検知すると、この利用者のために、処理装置3に備わる資源の全てを確保する(ステップS103)。具体的には、処理装置3は、確保情報322に記述された、全ての資源の状態を「確保」に書き換える。処理装置3は、この資源の確保を行う前に他の利用者によって確保されている資源があるかどうかを確認し、他の利用者によって確保されている資源がない場合、全ての資源を確保するようにしてもよい。

0043

図6は、確保情報322の記憶内容を示す図である。どの端末1からも操作画面を示すUI情報321の要求がないとき、処理装置3の記憶部32には、図6(a)に示す確保情報322が記憶されている。図6(a)に示す確保情報322は、読取、形成、処理、通信の4つの資源、全てが「解放」の状態にある。ここで、識別情報「UA」で識別される利用者が検知されると、処理装置3は全ての資源の状態を「確保」に書き換える。これにより、確保情報322は、図6(b)に示す内容となる。

0044

そして、処理装置3は受取った要求に応答してUI情報321を端末1に送信する(ステップS104)。

0045

端末1は、処理装置3から取得したUI情報321の複製であるUI情報121に基づいて、操作画面を表示部14に表示する(ステップS105)。このとき端末1の表示部14に表示される操作画面は利用者の初期画面に対応するメニュー画面であってもよい。図7は、このメニュー画面の一例を示す図である。メニュー画面は処理装置3で実行可能な複数の処理(コピープリント印刷)、ファクシミリ(FAX)、スキャンSCAN)など)を利用者に選択させる画面である。端末1は、操作画面に対して利用者によってなされた、操作部13に対する操作を受付ける(ステップS106)。受付けられた操作は、符号化されて処理装置3に送信される(ステップS107)。

0046

処理装置3は、端末1から利用者の操作を受付けると(ステップS108)、ステップS103で確保された資源のうち、その操作により選択される処理に不要なものを解放する(ステップS109)。また、処理装置3は、選択された処理に関するパラメータの設定画面を表すUI情報321を、通信部35を介して端末1に送信してもよい(図示略)。

0047

処理装置3から処理のパラメータに関する設定画面を表すUI情報321を受信する場合、端末1は、処理のパラメータの設定画面を表示部14に表示し、表示された設定画面に対する利用者のパラメータ設定を受付ける。ここで言う処理のパラメータとしては、画像読取りに関するものであれば、読取り解像度白黒カラーの選択など設定などがあり、画像形成に関するものであれば、用紙サイズ、白黒/カラーの選択、またはN−UPなどの複数ページ集約印刷の設定などがある。

0048

処理のパラメータに関する設定画面には、処理の実行を指示するためのボタンの表示が含まれていて、処理に必要な設定を完了した利用者によりボタンが押されることで、設定されたパラメータと処理の実行を指示する操作が符号化されて処理装置3に送信される。

0049

処理装置3は、受付けた操作により選択される処理を実行する(ステップS110)。そして、その処理の実行が完了すると、その処理に用いられた資源を解放する(ステップS111)。

0050

例えば、受付けた操作が、画像読取部33で原稿の画像を読取り、画像形成部34で供給される用紙上にその画像を形成する、「コピー」を選択するものであるとき、「コピー」という処理は、4つの資源のうち、画像読取部33および画像形成部34を用いるが、画像処理部36および画像通信部37を用いない。したがって、利用者から「コピー」を選択する操作を受付けると、処理装置3の制御部31は、資源の欄のうち「処理」および「通信」に対応する状態の欄を「解放」になるように、かつ、利用者の欄が、不在であることを示す「−」になるように、確保情報322を書き換える。これにより、確保情報322は、図6(c)に示す内容となる。

0051

そして、利用者「UA」が選択した「コピー」が完了すると、処理装置3は、確保情報322を書き換えて全ての資源を解放する。これにより確保情報322は、図6(a)に示す内容となる。

0052

なお、上述した「コピー」が完了する前に、他の端末1の利用者「UB」から、例えば「ファクシミリ送信」を選択する操作を受付けると、画像通信部37が解放されているため、処理装置3は、この操作をした利用者「UB」のために、画像通信部37を確保する。具体的には、処理装置3の制御部31は、資源の欄のうち「通信」に対応する状態の欄が「確保」になるように、かつ、利用者の欄が、この操作をした利用者を示す「UB」になるように、確保情報322を書き換える。これにより確保情報322は、図6(d)に示す内容となる。そして処理装置3は、この画像通信部37を用いて、選択された「ファクシミリ送信」を実行する。

0053

すなわち、処理装置3は、利用者によってなされた操作により選択される処理が完了しておらず、全ての資源が解放されていない状態で、他の利用者の操作を受付けてもよい。この場合、処理装置3は、自装置が実行する複数の処理のうち、確保されていない資源のみを用いる処理のいずれかを選択する操作を受付ければよい。

0054

以上、説明した動作により、処理装置3は、利用者によってなされた操作により選択される処理が完了するのを待たずに、他の利用者による操作を受付ける。

0055

2.変形例
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
2−1.変形例1
上述した実施形態において端末1に表示されたメニュー画面に対して処理の選択が行われていたが、アドレス帳324で処理に用いる通信相手の宛先を選択した時点で処理の選択が行われてもよい。このアドレス帳324の表示は、上述した実施形態におけるメニュー画面から選択されてもよいし、利用者に対応する初期画面としてメニュー画面の代わりに表示されてもよい。

0056

図8はアドレス帳324のデータ構造を示す図である。本変形例においてアドレス帳324は処理に用いる通信相手の宛先の名前アドレスの種別、アドレス情報の3つの項目から構成される。宛先の名前は利用者に識別可能形式で宛先の名前を記述する。宛先の名前の一例としては、人名、会社名、部門名、サーバ名などがある。図8の例では、「AAA」、「BBB」、「CCC」の3つの宛先に対応する名前が記載されている。アドレスの種別は、そのアドレスがどの種類の通信に対応するものかを示す情報である。アドレスの種別の一例としては、ファクシミリ番号電子メール、FTPサーバHTTPサーバリモートフォルダなどがある。アドレス情報は通信に利用するアドレスを示す情報である。一例としては、ファクシミリ番号は「0x−11xx−1111」といった電話番号などとして記載され、電子メールアドレスはRFC5321およびRFC5322に従った形式で記述される。

0057

本変形例における動作を説明する。ここでは上述の実施例の図5のS104で送信される初期画面を、アドレス帳324が示された操作画面として説明する。処理装置3は、検知された利用者に対応する初期画面であるアドレス帳324の操作画面に対応するUI情報321を、通信部35を介して端末1に送信する。

0058

アドレス帳の操作画面に対応するUI情報321を受信した端末1は、受信したUI情報321に基づいてアドレス帳324の操作画面を表示部14に表示する。図9はアドレス帳324の表示の一例を示す図である。図9に示す例では図8のデータ構造のアドレス帳324が表示されている。アドレス帳324の表示に各宛先の名称に対応付けて表示されている「ファクシミリ番号」、「電子メール」、「FTPサーバ」はこの宛先に含まれているアドレスの種別を示すものであり、表示されていても表示されていなくてもよい。

0059

表示部14に表示された宛先を利用者が選択することで、宛先の選択を示す情報が符号化されて通信部15を介して処理装置3に送信される。

0060

端末1から送信された宛先の選択を示す情報を受信した処理装置3は、選択された宛先に対応する処理を特定する。処理装置3は、まずアドレス帳324に基づいて選択された宛先に対応するアドレスの種別を抽出し、次に抽出したアドレスの種別と対応する処理を特定する。この特定は記憶部32に記憶されるアドレス種別と処理の対応を表す情報に基づいて行われる。図10は、このアドレス種別と処理の対応の一例を示す図である。

0061

例えば、宛先として「AAA」が指定された場合は、対応するアドレスの種別として「ファクシミリ番号」が抽出され、「ファクシミリ番号」に対応する処理として「ファクシミリ」が特定される。また宛先として「BBB」が指定された場合は、対応するアドレスの種別として「電子メール」が抽出され、「電子メール」に対応する処理として画像読取部33読取った画像を、通信部35を介して電子メールで送信する処理である「スキャン(電子メール転送)」が特定される。複数の宛先が指定された場合は対応する複数の処理が特定されてもよい。

0062

宛先に対応する処理が特定された結果、上述の実施例の図5フローのS108に記載された受付の以降、処理装置3は特定された処理に基づいて同様の動作を行う。ここで複数の処理が特定されていた場合は、複数の処理において不要な資源を解放する。

0063

2−2.変形例2
上述した実施形態において処理装置3の記憶部32は、認証情報323を記憶していたが、認証情報323を記憶していなくてもよい。この場合、検知部312は、利用者の認証を行わずに、その利用者を検知すればよい。具体的には例えば、処理装置3の制御部31は、端末1から受取った利用者の識別情報のみにより利用者を検知してもよい。処理装置3が利用者の識別情報を受取るために、例えば、光学的に読取られる二次元コードを端末1の筐体貼付したり、端末1の内部に電波ビーコン発信する発信器を設置したりすればよい。

0064

また、利用者は識別情報により識別されなくてもよい。この場合、確保情報322には利用者の識別情報を記述する欄はなくてもよい。要するに、特定や認証されていない利用者であっても検知されているのであれば、処理装置3はその利用者のために資源を確保してもよい。

0065

2−3.変形例3
上述した実施形態において処理装置3は、利用者を検知するとこの利用者のために資源の全てを確保し、利用者によりなされた操作を受付けると確保した資源のうちその操作により選択される処理に不要なものを解放していた。しかし、処理装置3は、利用者を検知する前に利用者の操作を受付けた場合や、利用者を検知すると同時に利用者の操作を受付けた場合には、全ての資源を確保することなく、その操作により選択される処理に必要な資源のみを確保してもよい。

0066

この態様によれば、利用者が利用する意図のない資源まで確保することがなくなるため、他の利用者がその資源を利用する機会が増加する。

0067

2−4.変形例4
上述した実施形態において処理装置3は、受付けた操作により選択される処理を実行していたが、処理装置3が受付ける操作は、処理装置3が実行する複数の処理のうちいずれかを選択する第1操作と、その第1操作によって選択された処理を実行させる旨の指示をする第2操作と、に区別されていてもよい。

0068

この場合、処理装置3は、第1操作を受付けた段階ではその第1操作により選択される処理を直ぐに実行しなくてもよい。処理装置3は、第2操作を受付けたときに、第1操作により選択された処理を実行すればよい。

0069

すなわち、処理装置3は、第1操作を受付けたときにこの第1操作により選択される処理を予約し、第2操作を受付けたタイミングで予約されたその処理を実行すればよい。そして、処理装置3は、第1操作を受付けたときに、この第1操作により選択される処理に不要な資源が解放されるように確保情報322を更新することで、これらの資源を管理すればよい。

0070

2−5.変形例5
上述した変形例3において処理装置3は、処理を選択してその処理を予約するための第1操作と、第1操作で予約された処理を実行するための第2操作と、を受付けるが、さらに、第1操作によって選択された処理の実行を中止する旨の指示をする第3操作を受付けてもよい。この場合、処理装置3は、第3操作を受付けると、第1操作により選択される処理の実行を中止し、この処理に必要な資源が解放されるように確保情報322を更新することで、これらの資源を管理すればよい。

0071

2−6.変形例6
上述した変形例3において処理装置3は、利用者を検知すると全ての資源が確保され、第1操作を受付けると、この第1操作により選択される処理に不要な資源が解放されるように資源を管理していたが、時間の経過に応じて資源を管理してもよい。例えば、処理装置3は、第1操作を受付けてから決められた時間が経過したときに、この第1操作により選択される処理に必要な資源が解放されるように確保情報322を更新することで、これらの資源を管理してもよい。

0072

2−7.変形例7
処理装置3の制御部31によって実行されるプログラムは、磁気テープ磁気ディスクなどの磁気記録媒体光ディスクなどの光記録媒体光磁気記録媒体半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットなどの通信回線経由ダウンロードさせることも可能である。なお、上記の制御部31によって例示した制御手段としてはCPU以外にも種々の装置が適用される場合があり、例えば、専用のプロセッサなどが用いられる。

0073

1…端末、11…制御部、12…記憶部、121…UI情報、13…操作部、14…表示部、15…通信部、151…LAN通信部、152…近距離通信部、1A…端末、1B…端末、2…通信回線、3…処理装置、31…制御部、311…送信部、312…検知部、313…受付部、314…実行部、315…管理部、32…記憶部、321…UI情報、322…確保情報、323…認証情報、33…画像読取部、34…画像形成部、35…通信部、351…LAN通信部、352…近距離通信部、36…画像処理部、37…画像通信部、4…公衆電話回線、9…処理システム。

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