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技術 電力供給制御装置、液滴吐出装置、電力供給制御方法、電力供給制御プログラム

出願人 株式会社リコー
発明者 習田知宏
出願日 2016年6月14日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2016-118041
公開日 2017年12月21日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-222064
状態 未査定
技術分野 インクジェット(インク供給、その他) 付属装置、全体制御 電池等の充放電回路
主要キーワード 蓄電制御 電力供給制御装置 印刷出力対象 カバー開閉検知センサ 蓄電ユニット 電力供給制御プログラム アース層 測温抵抗体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月21日)のものです。
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図面 (9)

課題

電力の供給が得られない期間、継続的に駆動させることができる電力供給制御装置を提供する。

解決手段

液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを移動させる移動部と、液滴が吐出される対象を搬送する搬送部と、液滴吐出ヘッド、移動部および搬送部を動作させるために駆動される駆動部と、駆動部の動力によって発電を行う発電部に発電させる電力供給制御部と、発電された電力を蓄電部に蓄電する蓄電制御部と、を含む。

概要

背景

近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタファクシミリおよび書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能画像形成機能および通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。

上述したプリンタや複写機においては、インク記録媒体噴射させることにより印刷を行う液滴吐出装置であるインクジェットプリンタが広く用いられている。このようなインクジェットプリンタは、色ごとに記録ヘッドを備えている。例えば、カラープリンタでは、CMYK(Cyan Magenta Yellow Black)の4つの記録ヘッドから色ごとに独立してインク滴吐出し、カラー画像を形成する。

このようなインクジェットプリンタにバッテリを搭載し、商用電源から電力の供給を受けると同時に搭載されているバッテリに蓄電することによって、停電時やコンセントの無い場所では、バッテリから供給される電力で動作するものがある(例えば、特許文献1参照)。

概要

電力の供給が得られない期間、継続的に駆動させることができる電力供給制御装置を提供する。液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを移動させる移動部と、液滴が吐出される対象を搬送する搬送部と、液滴吐出ヘッド、移動部および搬送部を動作させるために駆動される駆動部と、駆動部の動力によって発電を行う発電部に発電させる電力供給制御部と、発電された電力を蓄電部に蓄電する蓄電制御部と、を含む。

目的

本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、電力の供給が得られない期間、継続的に液滴吐出装置を駆動させることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを移動させる移動部と、前記液滴が吐出される対象を搬送する搬送部と、前記液滴吐出ヘッド、前記移動部および前記搬送部を動作させるために駆動される駆動部と、前記駆動部の動力によって発電を行う発電部に発電させる電力供給制御部と、発電された電力蓄電部に蓄電する蓄電制御部と、を含むことを特徴とする電力供給制御装置

請求項2

前記蓄電制御部は、発電された前記電力を前記蓄電部に蓄電することを特徴とする請求項1に記載の電力供給制御装置。

請求項3

前記電力供給制御部は、前記発電部に前記駆動部の動力を前記電力に変換し発電を実行させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力供給制御装置。

請求項4

前記電力供給制御部は、前記移動部および前記搬送部が前記電力の供給を受けない状態で動作させられている場合に、前記駆動部の動力によって前記発電部に発電を実行させることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか一項に記載の電力供給制御装置。

請求項5

前記電力供給制御部は、前記移動部および前記搬送部が前記電力の供給を受けない状態で動作させられている場合に、前記駆動部の動力によって前記発電部に発電を実行させ、前記蓄電制御部は、発電された前記電力を前記蓄電部に蓄電させ、前記駆動部は、前記蓄電部から前記電力の供給を受けて前記液滴吐出ヘッドを動作させるために駆動されることを特徴とする請求項1ないし請求項4いずれか一項に記載の電力供給制御装置。

請求項6

請求項1ないし請求項5いずれか一項に記載の電力供給制御装置を含む液滴吐出装置

請求項7

液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを移動させ、前記液滴が吐出される対象を搬送し、前記液滴吐出ヘッド、前記液滴吐出ヘッドを移動させる移動部および前記液滴が吐出される対象を搬送する搬送部を動作させるために駆動される駆動部を駆動させ、前記駆動部の動力によって発電を行う発電部に発電を実行させ、発電された電力を蓄電部に蓄電することを特徴とする電力供給制御方法

請求項8

液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを移動させるステップと、前記液滴が吐出される対象を搬送するステップと、前記液滴吐出ヘッド、前記液滴吐出ヘッドを移動させる移動部および前記液滴が吐出される対象を搬送する搬送部を動作させるために駆動部を駆動させるステップと、前記駆動部の動力によって発電を行う発電部に発電を実行させるステップと、発電された電力を蓄電部に蓄電するステップと、を実行させることを特徴とする電力供給制御プログラム

技術分野

背景技術

0002

近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタファクシミリおよび書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能画像形成機能および通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。

0003

上述したプリンタや複写機においては、インク記録媒体噴射させることにより印刷を行う液滴吐出装置であるインクジェットプリンタが広く用いられている。このようなインクジェットプリンタは、色ごとに記録ヘッドを備えている。例えば、カラープリンタでは、CMYK(Cyan Magenta Yellow Black)の4つの記録ヘッドから色ごとに独立してインク滴吐出し、カラー画像を形成する。

0004

このようなインクジェットプリンタにバッテリを搭載し、商用電源から電力の供給を受けると同時に搭載されているバッテリに蓄電することによって、停電時やコンセントの無い場所では、バッテリから供給される電力で動作するものがある(例えば、特許文献1参照)。

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、特許文献1に記載されているインクジェットプリンタは、電力の供給が得られない場合、バッテリ残量がなくなると駆動することができなくなってしまう。

0006

本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、電力の供給が得られない期間、継続的に液滴吐出装置を駆動させることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、本発明の一態様は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを移動させる移動部と、前記液滴が吐出される対象を搬送する搬送部と、前記液滴吐出ヘッド、前記移動部および前記搬送部を動作させるために駆動される駆動部と、前記駆動部の動力によって発電を行う発電部に発電させる電力供給制御部と、発電された電力を蓄電部に蓄電する蓄電制御部と、を含むことを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明によれば、電力の供給が得られない期間、継続的に液滴吐出装置を駆動させることができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の実施形態に係る画像形成装置外観概略図。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の要部概略図。
本発明の実施形態に係る画像形成出力機構機械的な構造を示す図。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図。
本発明の実施形態に係る電源制御部の機能を示すブロック図。
本発明の実施形態に係る印刷出力動作の処理の流れを示すフローチャート
本発明の実施形態に係るエンコーダシートを例示した図。
本発明の実施形態に係る動作モードの設定入力を行うための画面を例示した図。

実施例

0010

以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、キャリッジと記録ヘッドを含む画像形成装置であるインクジェットプリンタを例として説明を行う。このような画像形成装置は、キャリッジを記録媒体に対して一定の方向(以下、「主走査方向」とする)に移動させながらノズルが形成された記録ヘッドからインク滴を吐出し、印刷を行う液滴吐出装置としても機能する。

0011

また、キャリッジの主走査方向の一度の移動によって1ラインもしくは複数ラインの画像を形成し、記録媒体上で主走査方向に直交する方向(以下、「副走査方向」とする)に対する次回以降のラインについても同様に画像を形成する。インクジェットプリンタは、このような動作を繰り返し行うことによって記録媒体に対して印刷を行う。尚、本実施形態に係る画像形成装置は、入力された印刷データに基づいてCMYK(Cyan Mgenta Yellow blacK)の描画情報をそれぞれ生成し、生成された描画情報に基づいて画像形成出力を実行する。

0012

また、本実施形態に係る画像形成装置は、CMYKそれぞれに記録ヘッドを備え、それらの記録ヘッドからそれぞれ独立にインク滴を記録媒体上に吐出し、カラー画像を形成する。これらのインク滴は、画像形成装置に色ごとに装填されたインクカートリッジからそれぞれの色の記録ヘッドに供給される。

0013

まず、本実施形態に係る画像形成装置1の構造について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の外部概略図である。また、図2は、本実施形態に係る画像形成装置1の要部概略図である。尚、図1および図2において、同一のものには同じ符号を付し、用紙搬送方向を副走査方向、副走査方向に直交する方向を主走査方向とする。

0014

図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、本体筐体2の上部に読取装置であるスキャナユニット3が配置され、本体筐体2の内部に画像形成部4、給紙部5、排紙部6、インクカートリッジ収納部7などが設けられている。また、画像形成装置1の本体筐体2の上部前面に、操作表示部8が設けられている。操作表示部8は、キー8a、ディスプレイ8bを含んで構成される。

0015

スキャナユニット3は、読取素子としてCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)が用いられており、原稿を走査し、原稿の画像を読み取る。

0016

画像形成部4は、インクジェット方式のように所定ラインを1バイトとしてバイト単位で画像形成を行うプリンタなどが用いられている。画像形成部4は、スキャナユニット3が読み取った原稿の画像データやコンピュータなど外部の情報処理装置からネットワークを介して送信されてきた画像データに基づいて給紙部5から搬送されてくる記録媒体である用紙Sに画像を形成し、排紙部6に排出する。

0017

また、画像形成装置1は、本体筐体2の前面側に開閉カバー9が設けられており、開閉カバー9の本体筐体2内には、蓄電部であるバッテリ400が取替え可能な状態で収納されている。また、開閉カバー9の下部には、USB(Universal Serial Bus)コネクタ10が設けられている。

0018

また、本体筐体2にはハンドル501、502が配置され、ハンドル501、502を回転操作することによって、後述する主走査モータ140および副走査モータ150を回転駆動させることが出来る。

0019

図2に示すように、給紙部5は、用紙積載部51から用紙Sを1枚ずつ分離給送する半月コロ給紙コロ)52および、この給紙コロ52に対向し配置されている分離パッド53を含む。分離パッド53は、摩擦係数の大きな材質からなる。給紙部5は、分離パッド53が給紙コロ52側に付勢された状態において給紙コロ52を回転させ、用紙積載部51に積載されている用紙Sを送り出す。

0020

給紙部5は、さらに、ガイド部材54、カウンタローラ55、搬送ガイド部材56、先端加圧コロ57を有する押さえ部材58、搬送ベルト201、搬送ベルト201が掛け渡されている搬送ローラ202とテンションローラ203を含む。給紙部5は、用紙積載部51から送り出された用紙Sを、ガイド部材54、カウンタローラ55、搬送ガイド部材56、先端加圧コロ57を有する押さえ部材58で、搬送ベルト201上に搬送する。

0021

搬送ベルト201は、無端状ベルトであり、搬送ローラ202とテンションローラ203との間に掛け渡されて、図3に示すベルト搬送方向(副走査方向)に周回搬送される。搬送ベルト201は、例えば、抵抗制御が行われていない純粋な厚さ40μm程度のETFEピュア材等の樹脂材で形成された用紙吸着面である表層と、表層と同材質でカーボンによる抵抗制御が行われている裏層中抵抗層アース層)とを含む。

0022

搬送ベルト201は、搬送ローラ202近傍に配置されている帯電ローラ62によって表面が帯電され、用紙Sを吸着して搬送する。尚、搬送ローラ202は、接地されているとともに、搬送ベルト201の中抵抗層(裏層)と接触配置され、アースローラとしても機能する。そして、搬送ベルト201は、副走査モータ150によって搬送ローラ202が回転駆動されることで、図3に示すベルト搬送方向(副走査方向)に周回搬送される。

0023

画像形成装置1は、排紙部6として、テンションローラ203近傍に、搬送ベルト201から用紙Sを分離するための分離爪71と、排紙ローラ72および排紙コロ73を備えており、排紙ローラ72の下方に排紙トレイ74を備えている。排紙部6は、搬送ベルト201によって、画像の形成された用紙Sがテンションローラ203まで搬送されると、分離爪71によって搬送ベルト201から用紙Sを分離させ、排紙コロ73および排紙ローラ72によって用紙Sを排紙トレイ74上に排出させる。

0024

また、画像形成装置1は、着脱可能な両面ユニット81を含む。両面ユニット81は、搬送ベルト201を逆方向に回転させ、用紙Sを取り込んで反転させ、再度、カウンタローラ55と搬送ベルト201との間に給紙する。この両面ユニット81の上面は、用紙Sを手差しで給紙するための手差しトレイ82となっている。

0025

次に、図3を参照して本実施形態に係る画像形成装置1における画像形成出力機構の機械的な構造について説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成出力機構の機械的な構成を上面から見た状態を示す図である。

0026

図3に示すように、本実施形態に係る画像形成出力機構において、用紙Sは副走査モータ150によって駆動される搬送ローラ202と搬送ローラ202に従動して動作するテンションローラ203にかけ渡された搬送ベルト201によって搬送される。この搬送方向が副走査方向である。また、副走査モータ150、搬送ローラ202、副走査モータ150および搬送ローラ202を連結するタイミングベルトおよび搬送ベルト201が、用紙Sを搬送するための搬送部である。

0027

インクジェット方式の画像形成装置1に用いられるプリントヘッドはキャリッジ130に取り付けられている。このキャリッジ130は、主走査モータ140を駆動することで駆動プーリ204、従動プーリ207、タイミングベルト205によって用紙搬送方向とは直角な方向にガイドロッド206上を往復移動する。

0028

またキャリッジ130にはインクカートリッジ209からプリントヘッドにインクを供給するためのインクチューブ210が接続されている。シリアル方式のインクジェットプリンタは、このキャリッジ130の走査と用紙Sの搬送とを繰り返すことで、用紙S全面への印刷を行う。

0029

キャリッジ130には、CMYK各色のインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドである記録ヘッド212が搭載されていて、記録ヘッド212に配列されたインク吐出ノズル213からインク滴を吐出する。キャリッジ130を主走査方向に移動させながらインク滴を吐出させることによって、用紙S上に画像が形成される。従って、キャリッジ130は、液滴吐出ヘッドを移動させる移動部として機能する。

0030

また、キャリッジ130の位置情報は、エンコーダシート208に等間隔で配置されているパターンをキャリッジ130に固定されて配置されているエンコーダ211が読み取ることによって算出される。

0031

また、ハンドル502を回転操作することで、ハンドル502に従動する回転軸503が回転し、従動プーリ207、駆動プーリ204によって、主走査モータ140が回転駆動され、キャリッジ130を移動させることが出来る。

0032

尚、画像形成装置1の動作モードには、電源ユニット410もしくはバッテリ400から電力の供給を受け、印刷出力を自動で行う通常モードと、バッテリ400から電力の供給を受け、キャリッジ130や用紙Sの搬送を手動で行う手動モードとがある。手動モードの際には、ハンドル501、502を操作して、画像形成装置1を動作させることができる。

0033

動作モードが手動モードである場合、キャリッジ130は、画像形成装置1のユーザによってハンドル502が操作されることによって手動で移動させられる。その際、キャリッジ130と間接的に接続されている主走査モータ140の軸は、ハンドル502の動作に応じてキャリッジ130の移動に従動して回転する。モータ物理的に回転させられると、その回転させるための動力が電力に変換される。本実施形態に係る画像形成装置1は電力供給制御装置として機能し、この時発生する電力をバッテリ400に蓄電させる制御を実行する。

0034

尚、搬送部においては、副走査モータ150が回転駆動することによって搬送ローラ202を回転させ、用紙Sを搬送させる。また、動作モードが手動である場合、キャリッジ130の移動と同様に、ハンドル501を回転動作させ、ハンドル501の回転軸504によって回転動作が伝達されることにより、副走査モータ150を回転させる。そのため、本実施形態においては、用紙搬送を手動で行うことによって副走査モータ150を回転させ、その回転させるための動力を電力に変換し、バッテリ400に蓄電させる制御を実行することが出来る。

0035

また、主走査モータ140および副走査モータ150は、それぞれバッテリ400に電気的に接続されており、主走査モータ140および副走査モータ150で発電された電力は、バッテリ400に蓄電される。

0036

次に、本実施形態に係る画像形成装置1の全体構成について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る画像形成装置1の全体構成を示すブロック図である。尚、図4においては、電気的接続実線の矢印、電力の流れを破線の矢印でそれぞれ示している。また、図4に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、商用電源や家庭用電源である交流電源によって構成される電源ユニット410、もしくはバッテリ400を電力供給源として駆動する。

0037

図4に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ100、操作パネル110、キャリッジ130、主走査モータ140、副走査モータ150を含む。操作パネル110は、画像形成装置1に必要な情報の入力および表示を行なうための操作部および表示部として機能するユーザインタフェースである。キャリッジ130は、用紙表面顕色剤であるインクを吐出するプリントヘッドが搭載されており、画像形成出力動作時に主走査方向に動かされる。

0038

主走査モータ140は、キャリッジ130を主走査方向に動かすための動力を供給するモータである。副走査モータ150は、画像を形成する対象である用紙Sを副走査方向に搬送するための動力を供給するモータである。

0039

コントローラ100は、画像形成装置1の動作を制御する制御部であり、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、NVRAM(Non Volatile RAM)14、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)15、ホストI/F17、ヘッド駆動部30、主走査モータ駆動部21、副走査モータ駆動部22、I/O31、電源制御部40を含む。

0040

CPU11は演算手段であり、コントローラ100各部の動作を制御する。ROM12は、読み出し専用不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。RAM13は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性記憶媒体であり、CPU11が情報を処理する際の作業領域として用いられる。NVRAM14は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、制御プログラム制御用パラメータが格納される。

0041

ASIC15は、画像形成出力に際して必要な画像処理を実行するハードウェア回路である。ホストI/F17は、PC(Personal Computer)等のホスト装置から印刷データを受信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。

0042

ヘッド駆動部30は、キャリッジ130に搭載されているプリントヘッドを駆動するためのハードウェアであり、CPU11による制御に応じてキャリッジ130を駆動する。また、ヘッド駆動部30は、キャリッジ130に設けられている測温抵抗体による温度の検知結果を取得する機能を有する。

0043

主走査モータ駆動部21および副走査モータ駆動部22は、それぞれ、CPU11の制御に従い、それぞれ主走査モータ140、副走査モータ150を含むモータ170を駆動する。

0044

PC等の情報処理装置、イメージスキャナ等の画像読取装置、デジタルカメラ等の撮像装置といったホスト側からの印刷データは、ホストI/F17によって受信される。CPU11は、ホストI/F17に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出し解析し、ASIC15を制御して、画像形成出力のために必要な画像処理やデータの並び替え処理等を実行させる。

0045

ASIC15によって画像データが処理されると、CPU11はその処理結果に応じてインクを吐出させるためにキャリッジ130に含まれるプリントヘッドに印加するための波形データを取得してヘッド駆動部30に入力する。この波形データは、例えばNVRAM14に記憶されている。

0046

ヘッド駆動部30は、CPU11から取得した波形データをアナログ信号に変換してプリントヘッドの駆動波形としてキャリッジ130に入力する。キャリッジ130は、ヘッド駆動部30から入力される駆動波形を選択的にプリントヘッドのアクチュエータに印加してプリントヘッドを駆動する。

0047

I/O31は、画像形成装置1のカバー開閉検知センサなどの各種のセンサ160の信号、またFETスイッチなどのスイッチ180の信号をコントローラ100に入力する。電源制御部40は、画像形成装置1が動作するために供給される電力を切り替える電力供給制御部である。通常の動作時において電源制御部40は、電源ユニット410から電力が供給されるように制御を行う。しかし、電源ユニット410からの電力の供給が停止した場合、電源制御部40は、バッテリ400から電力が供給されるように切り替える。

0048

また、電源制御部40は、バッテリ400から電力の供給を受け駆動している場合に、蓄電ユニット420にバッテリ400の蓄電を実行させる。蓄電ユニット420は、主走査モータ140、副走査モータ150が駆動することによって発生する電力を、バッテリ400に蓄電させる。

0049

このように構成される画像形成装置1において、電源ユニット410からの電力の供給が停止し、バッテリ400から電力が供給される場合、長時間にわたって電源ユニット410からの電力の供給が再開されないことがある。このような場合においてバッテリの容量を大きくせずとも画像形成装置1を使用可能とすることが本発明の要旨である。

0050

次に、図5を参照して、本実施形態の特徴的な機能について説明する。図5は、本実施形態に係る電源制御部40の具体的な機能を示すブロック図である。図5に示すように、電源制御部40は、出力切替部41、充放電切替部42を含む。

0051

出力切替部41は、画像形成装置1を駆動させる電力を、電源ユニット410から供給するか、もしくはバッテリ400から供給するかを切り替える制御を実行する。充放電切替部42は、バッテリ400から電力を放電するか、もしくは外部から供給される電力をバッテリ400に蓄電するかを切り替える制御を実行する。したがって、充放電切替部42は、蓄電制御部として機能する。

0052

次に、図6を参照して、本実施形態に係る画像形成装置1が印刷出力を行う時の動作について説明する。図6は、本実施形態に係る画像形成装置1が印刷出力を行う際の処理の流れを示すフローチャートである。

0053

電源制御部40は、印刷指示情報を受信すると(S601)、画像形成装置1の動作モードの確認を行う(S602)。画像形成装置1の動作モードには、電源ユニット410もしくはバッテリ400から電力の供給を受け、印刷出力を自動で行う通常モードと、バッテリ400から電力の供給を受け、キャリッジ130や用紙Sの搬送を手動で行う手動モードとがある。

0054

動作モードが通常モードである場合(S602/No)、CPU11は、ホストI/F17を介して取得した印刷指示情報に基づいて、主走査モータ140、副走査モータ150をそれぞれ主走査モータ駆動部21、副走査モータ駆動部22に駆動させる。このように、キャリッジ130の走査と用紙Sの搬送とを繰り返し行い、画像を出力する(S603)。印刷指示情報に含まれる印刷出力対象の画像の出力が全て終了すると、CPU11は、本処理を終了させる制御を実行する。

0055

動作モードが手動モードである場合(S602/Yes)、CPU11は、ホストI/F17を介して取得した印刷指示情報をASIC15に入力し、印刷出力を行うための画像処理を実行させ、待機させる。そして、ヘッド駆動部30は、ユーザによってキャリッジ130が主走査方向へ移動させられた場合(S604/Yes)、記録ヘッド212にキャリッジ130の移動に合わせて意図した位置にインク滴を吐出させる。

0056

尚、キャリッジ130を手動で移動させた場合であっても、CPU11は、エンコーダ211が図7に示すようなエンコーダシート208を検知して出力する検知信号に基づいてキャリッジ130の移動量を算出する。そのため、ヘッド駆動部30は、印刷指示情報に基づいて、インク滴を正確な位置に吐出することが出来る。

0057

この時、主走査モータ140を回転駆動させるためのモータ軸が回転させられることによって主走査モータ140は電力を生じる(S605)。動作モードが手動である場合、充放電切替部42は、蓄電ユニット420に、主走査モータ140の駆動によって発電された電力をバッテリ400に蓄電させるように制御する。従って、主走査モータ140は発電部として機能する。

0058

全てのインク滴の吐出が終了すると(S606/Yes)、CPU11は、操作パネル110に用紙Sの搬送を行うようにユーザに通知する画面を表示させる。ユーザによって用紙Sが副走査方向に移動させられると、副走査モータ150を回転駆動させるためのモータ軸が回転させられることによって副走査モータ150は電力を生じる(S607)。

0059

動作モードが手動である場合、充放電切替部42は、蓄電ユニット420に、副走査モータ150の駆動によって発電された電力をバッテリ400に蓄電させるように制御する。従って、副走査モータ150も発電部として機能する。

0060

尚、用紙搬送を手動で行った場合であっても、CPU11は、エンコーダ211が図7に示すようなエンコーダシート208を検知して出力する検知信号に基づいて用紙Sの移動量を算出する。そのため、ヘッド駆動部30は、印刷指示情報に基づいて、インク滴を正確な位置に吐出することが出来る。

0061

1ライン分の用紙Sの搬送が完了すると(S608/Yes)、CPU11は、操作パネル110にキャリッジ130の移動を行うようにユーザに通知する画面を表示させる。その後は、再びS604からの処理を実行する。このように、キャリッジ130の移動と用紙搬送とを繰り返し実行させることによって(S608/NoかつS609/No)、用紙S上に印刷指示情報に基づいた画像が出力される。用紙搬送および全ラインへのインクの吐出が完了すると(S609/Yes)、CPU11は本処理を終了させる。

0062

以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置1は、用紙Sの搬送やキャリッジ130を駆動させるモータの動力を用いて発電を行う。キャリッジ130を移動させるためのモータや用紙Sを搬送するためのモータは従来の画像形成装置においても必須の構成であるため、発電のための新たな機構を設けずともバッテリ400の蓄電を行うことが出来る。また、印刷出力と同時に蓄電を行うことが可能なため、電源ユニット410に接続されていない場合であっても、大容量のバッテリを用いることなく印刷出力を継続して実行することが出来る。

0063

尚、ホストI/F17を介して画像形成装置1の動作モードを指定する構成であってもよい。ホストI/F17を介して印刷指示情報を画像形成装置1に入力する場合に、画像形成装置1に接続されている情報処理装置に、図8に示すように、画像形成装置1の動作モードを設定するための画面を表示させ、動作モードの設定を入力させてもよい。

0064

また、画像形成装置1の動作モードを切り替える構成として、FET(Field Effect Transistor、電界効果トランジスタ)スイッチをスイッチ180として使用する構成であってもよい。物理的な切替スイッチにおいては、消費する電力が大きいため、FETスイッチを用いることによってさらに消費する電力を小さくすることができる。

0065

1画像形成装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 NVRAM
15ASIC
17 ホストI/F
21主走査モータ駆動部
22副走査モータ駆動部
30ヘッド駆動部
31 I/O
40電源制御部
41出力切替部
42充放電切替部
100コントローラ
110操作パネル
130キャリッジ
131ヘッドドライバ
132記録ヘッド
140 主走査モータ
150 副走査モータ
160センサ
170モータ
180 スイッチ
201搬送ベルト
202搬送ローラ
203テンションローラ
204駆動プーリ
205タイミングベルト
206ガイドロッド
207従動プーリ
208エンコーダシート
209インクカートリッジ
210インクチューブ
211エンコーダ
212 記録ヘッド
213インク吐出ノズル
400バッテリ
410電源ユニット
420 蓄電ユニット

先行技術

0066

特開2001−146005号公報

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