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技術 遊技機

出願人 株式会社ニューギン
発明者 中島丈博
出願日 2016年6月16日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2016-120160
公開日 2017年12月21日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-221509
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 複合組立 最終回目 出力端子盤 断面山型 生起条件 延出位置 強弱変化 デザイン形状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月21日)のものです。
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図面 (9)

課題

遊技に関する詳細な情報を機外部に伝達可能な遊技機を提供する。

解決手段

パチンコ機10は、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が入球可能な第1特定領域39a、第2特定領域39b,39bおよび一般領域39c,39cとを備えると共に、遊技に関する情報信号払出制御CPU61aが機外部のホールコンピュータへ出力するよう構成されている。そして、特図当り判定が第1種大当り遊技を生起させる判定結果となったことを契機として第1種大当り遊技を生起させる場合には第6情報信号を出力する一方で、第1特定領域39aや第2特定領域39b,39bにパチンコ球が入球したことを契機として第2種大当り遊技を生起させる場合には、第6情報信号に加えて、第8情報信号または第10情報信号を出力するよう構成される。

概要

背景

遊技機の代表例の一つとしてのパチンコ機は、機前面に操作ハンドルが設けられ、遊技者が操作ハンドルを操作して機内部に画成された遊技領域へ向けてパチンコ球を発射することができるように構成されている。また、遊技領域には、パチンコ球が入賞可能な入賞口が設けられており、パチンコ球が入賞口に入賞すると、規定個数賞球が払い出されたり、遊技者に有利な遊技状態生起されたりして、遊技の結果としての特典が遊技者に付与され得るようになっている。このため、遊技者は、操作ハンドルを自ら操作して遊技を行い、遊技領域でのパチンコ球の挙動に応じた遊技結果に一喜一憂する。

ところで、上記例示したパチンコ機等の遊技機には、複数の出力端子を設けた外部情報出力端子板が配設されており、この外部情報出力端子板の出力端子から遊技店ホールコンピュータへ向けて、遊技に関する各種の情報を含む複数種類情報信号を出力するよう構成されている(例えば、特許文献1)。

概要

遊技に関する詳細な情報を機外部に伝達可能な遊技機を提供する。パチンコ機10は、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が入球可能な第1特定領域39a、第2特定領域39b,39bおよび一般領域39c,39cとを備えると共に、遊技に関する情報信号を払出制御CPU61aが機外部のホールコンピュータへ出力するよう構成されている。そして、特当り判定が第1種大当り遊技を生起させる判定結果となったことを契機として第1種大当り遊技を生起させる場合には第6情報信号を出力する一方で、第1特定領域39aや第2特定領域39b,39bにパチンコ球が入球したことを契機として第2種大当り遊技を生起させる場合には、第6情報信号に加えて、第8情報信号または第10情報信号を出力するよう構成される。

目的

本発明は、従来の技術に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、遊技に関する詳細な情報を機外部に伝達可能な遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遊技領域を流下する遊技球入賞可能な第1入賞口および第2入賞口と、前記第1入賞口への遊技球の入賞を契機として当り遊技生起させるか否かの判定を行う当り判定手段と、前記第2入賞口に入賞した遊技球が入球可能な特定入球領域と、前記当り判定手段による判定が当りの判定結果となった場合および前記特定入球領域へ遊技球が入球した場合に当り遊技を生起させる生起手段と、情報信号機外部に出力する外部出力手段とを備えた遊技機において、前記生起手段が前記特定入球領域への遊技球の入球に応じて当り遊技を生起させる場合には、前記当り判定手段による判定が当りの判定結果となったことに応じて前記生起手段が当り遊技を生起させる場合と異なる情報信号が出力されるよう構成されたことを特徴とする遊技機。

請求項2

複数の出力端子を有する出力端子板を備え、前記生起手段が前記特定入球領域への遊技球の入球に応じて当り遊技を生起させる場合には、前記当り判定手段による判定が当りの判定結果となったことに応じて前記生起手段が当り遊技を生起させる場合に情報信号を出力する出力端子とは別の出力端子から情報信号が出力されるよう構成された請求項1記載の遊技機。

請求項3

記入賞口に入賞した遊技球が異常なタイミングで前記特定入球領域に入球した場合には、該遊技球が正常なタイミングで前記特定入球領域に入球した場合と異なる情報信号が出力されるよう構成された請求項1または2記載の遊技機。

請求項4

電源断後に情報を記憶保持可能な記憶手段を備え、前記記憶手段は、電源断が発生するまで情報を記憶可能な作業領域と、電源断後も情報を記憶可能なバックアップ記憶領域とを備え、前記異常なタイミングで前記特定入球領域に遊技球が入球したことを示す異常入球発生情報を前記作業領域に記憶する一方で前記バックアップ記憶手段に記憶しないよう構成された請求項3記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、機外部へ向けて情報を出力可能遊技機に関するものである。

背景技術

0002

遊技機の代表例の一つとしてのパチンコ機は、機前面に操作ハンドルが設けられ、遊技者が操作ハンドルを操作して機内部に画成された遊技領域へ向けてパチンコ球を発射することができるように構成されている。また、遊技領域には、パチンコ球が入賞可能な入賞口が設けられており、パチンコ球が入賞口に入賞すると、規定個数賞球が払い出されたり、遊技者に有利な遊技状態生起されたりして、遊技の結果としての特典が遊技者に付与され得るようになっている。このため、遊技者は、操作ハンドルを自ら操作して遊技を行い、遊技領域でのパチンコ球の挙動に応じた遊技結果に一喜一憂する。

0003

ところで、上記例示したパチンコ機等の遊技機には、複数の出力端子を設けた外部情報出力端子板が配設されており、この外部情報出力端子板の出力端子から遊技店ホールコンピュータへ向けて、遊技に関する各種の情報を含む複数種類情報信号を出力するよう構成されている(例えば、特許文献1)。

先行技術

0004

特開2005−95201号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、従来において遊技機からホールコンピュータへ出力される情報信号の種類は限られており、遊技機から外部情報出力端子板を通じてホールコンピュータへ伝達される遊技に関する情報は、未だ充分とは言えない。

0006

そこで本発明は、従来の技術に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、遊技に関する詳細な情報を機外部に伝達可能な遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願請求項1に係る発明は、
遊技領域(24)を流下する遊技球が入賞可能な第1入賞口(29a,33a)および第2入賞口(35a)と、前記第1入賞口(29a,33a)への遊技球の入賞を契機として当り遊技を生起させるか否かの判定を行う当り判定手段(60a)と、前記第2入賞口(35a)に入賞した遊技球が入球可能な特定入球領域(39a,39b)と、前記当り判定手段(60a)による判定が当りの判定結果となった場合および前記特定入球領域(39a,39b)へ遊技球が入球した場合に当り遊技を生起させる生起手段(60a)と、情報信号を機外部に出力する外部出力手段(61a)とを備えた遊技機において、
前記生起手段(60a)が前記特定入球領域(39a,39b)への遊技球の入球に応じて当り遊技を生起させる場合には、前記当り判定手段(60a)による判定が当りの判定結果となったことに応じて前記生起手段(60a)が当り遊技を生起させる場合と異なる情報信号が出力されるよう構成されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、特定入球領域への入球に応じて当り遊技が生起される場合に、当り判定の結果に応じて当り遊技が生起されることを示す情報信号とは異なる情報信号を出力することができ、当り遊技が生起されることに関する詳細な情報を機外部へ伝達することができる。

0008

請求項2に係る発明は、
複数の出力端子(PT1〜PT10)を有する出力端子板(63)を備え、
前記生起手段(60a)が前記特定入球領域(39a,39b)への遊技球の入球に応じて当り遊技を生起させる場合には、前記当り判定手段(60a)による判定が当りの判定結果となったことに応じて前記生起手段(60a)が当り遊技を生起させる場合に情報信号を出力する出力端子(PT6)とは別の出力端子(PT8,PT10)から情報信号が出力されるよう構成されたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、当り判定の結果に応じて当り遊技が生起される場合と、特定入球領域への入球に応じて当り遊技が生起される場合とで異なる出力端子から情報信号を出力することにより、当り遊技が生起されることに関する詳細な情報を機外部へ伝達することができると共に、各情報信号が示す情報を機外部において容易に区別し得る。

0009

請求項3に係る発明は、
記入賞口(35a)に入賞した遊技球が異常なタイミングで前記特定入球領域(39a)に入球した場合には、該遊技球が正常なタイミングで前記特定入球領域(39a)に入球した場合と異なる情報信号が出力されるよう構成されたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、入賞口に入賞した遊技球が特定入球領域に入球するタイミングが正常であった場合と異常であった場合とで異なる情報信号を出力することで、特定入球領域への入球が発生したことに関する詳細な情報を機外部へ伝達することができる。

0010

請求項4に係る発明は、
電源断後に情報を記憶保持可能な記憶手段(60c,65c)を備え、
前記記憶手段(60c,65c)は、電源断が発生するまで情報を記憶可能な作業領域と、電源断後も情報を記憶可能なバックアップ記憶領域とを備え、前記異常なタイミングで前記特定入球領域に遊技球が入球したことを示す異常入球発生情報を前記作業領域に記憶する一方で前記バックアップ記憶手段に記憶しないよう構成されたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、バックアップ記憶領域によって記憶するデータ量の増加を防ぐことができる。

発明の効果

0011

本発明に係る遊技機によれば、遊技に関する詳細な情報を機外部に伝達することができる。

図面の簡単な説明

0012

実施例1に係るパチンコ機を示す正面図である。
実施例1に係る遊技盤の正面図である。
実施例1に係る第2特別入賞装置の正面図である。
実施例1に係る第2特別入賞装置を一部切り欠いて内部構造を示す概略斜視図である。
(a)は、実施例1に係る第2特別入賞装置を破断して下部入賞空間を示す概略斜視図であり、(b)は、実施例1に係るステージの構成を示す説明図である。
実施例1に係るパチンコ機の制御構成を示すブロック図である。
実施例1に係る払出制御CPUが外部情報出力端子盤を通じてホールコンピュータへ出力する情報信号の出力契機、出力期間および当該情報信号が示す遊技情報の内容を示す説明図である。
実施例2に係るステージの構成を示す説明図である。

0013

次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行うパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。

0014

(パチンコ機10について)
実施例1に係るパチンコ機10は、図1に示すように、矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に固定される固定枠としての外枠11の開口前面側に、後述する遊技盤20(図2参照)を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組付けられている。また、中枠12の前面側には、遊技盤20を透視可能に保護する透明板13aで前後に開口する窓口13bを覆うよう構成された装飾枠としての前枠13が開閉可能に組付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組付けられる。なお、実施例1では、前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。ここで、パチンコ機10は、前枠13の開閉動作に応じて前後に進退移動する開閉検出レバー(図示せず)と、この開閉検出レバーの位置に応じて前枠13の開閉状態(閉位置から開位置側へ変位した状態か)を検出する前枠開放検出センサ13c(図6参照)とが、中枠12の開放端部(右上端部)の前面に配設されている。また、パチンコ機10には、遊技店内の図示しない球補給機構から補給されたパチンコ球を貯留する球貯留タンク(図示せず)が機後側の上部に配設されており、この球貯留タンクの下流側に繋がる球通路(図示せず)に接続するよう配設された球払出装置62(図6参照)を駆動することで、球貯留タンクに貯留されたパチンコ球を賞球として上球受け皿14や下球受け皿15へと払い出すよう構成される。

0015

前枠13には、図1に示すように、下球受け皿15の右側方に、前記中枠12に配設された球発射装置(図示せず)を作動する操作ハンドル16が設けられる。この操作ハンドル16は、左回転方向に付勢された操作レバー16aを備えており、該操作レバー16aを右回転するよう遊技者が回動操作することで球発射装置が作動されて、上球受け皿14に貯留されたパチンコ球が遊技盤20に向けて発射されるようになっている。ここで、操作レバー16aの回動量に応じて前記球発射装置によるパチンコ球の打球力強弱変化するよう構成されており、遊技者が操作レバー16aを操作して回動量を調節することで、遊技盤20に形成された第1流下経路24a(後述)をパチンコ球が流下する所謂「左打ち」と、該遊技盤20に形成された第2流下経路24b(後述)をパチンコ球が流下する所謂「右打ち」とを打ち分け得るようになっている。また、前枠13には、窓口13bの外周を囲繞するようランプ装置(発光手段)18が配設されると共に、該前枠13における上部の左右の隅部に、音声効果音を出力可能なスピーカ(音出力手段)19が配設されている。すなわち、ランプ装置18に設けられたLED等の発光体(図示せず)を点灯・点滅したり、スピーカ19から適宜の音声を出力することで、後述する表示装置17での図柄変動演出に合わせて発光演出音声演出を行い得るよう構成されている。

0016

図6に示すように、パチンコ機10の内部(中枠12の後面側)には、パチンコ機10での遊技に関する各種制御を実行する主制御CPU60aを備えた主制御基板60と、該主制御基板60(主制御CPU60a)からの制御信号に基づいて表示装置17、ランプ装置18およびスピーカ19等の演出手段を統括的に制御する演出制御CPU65aを備えた演出制御基板65と、演出制御基板65からの制御信号に基づいて表示装置17での表示内容更新する表示制御基板66とが設けられている。演出制御基板65は、主制御基板60が出力した制御信号(制御コマンド)に基づいて、表示制御基板66での制御内容(表示装置17での表示内容)を制御し、またパチンコ機10が備える各種発光演出手段(ランプ装置18等)の点灯・消灯のタイミングや、発光強度等を制御すると共に、パチンコ機10が備える各種スピーカ19からの音声出力のタイミングや出力内容等を制御するよう構成されている。

0017

また、パチンコ機10の内部(中枠12の後面側)には、図6に示すように、主制御基板60からの制御信号に基づいて球払出装置62を駆動制御する払出制御CPU61aを備えた払出制御基板61が設けられている。この払出制御基板61は、後述する外部情報出力端子盤(出力端子板)63に備えられる複数の出力端子PT1〜PT11と電気的に接続されており、主制御基板60から入力される制御信号に基づいて得た複数種類の情報(遊技情報)を、複数種類の情報信号として対応する出力端子PT1〜PT11から機外部のホールコンピュータに出力可能に構成されている。更に、パチンコ機10の後面側には、外部電源(例えば、AC24V)から各部の必要電源電圧(例えば、DC30V)を生成して各制御基板60,61,65,66や他の電気部品に供給する電源回路(図示せず)を備えた電源基板64が配設されている。

0018

(遊技盤20について)
遊技盤20は、木材板等からなる平板状の板部材であって、該板部材の表面に各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート等を貼付けて装飾が施されている。遊技盤20の前面には、図2に示す如く、略円形状湾曲形成した案内レール23が配設されており、該案内レール23により画成される遊技領域24に、前記球発射装置から発射されたパチンコ球が打ち出されることで遊技が行われるようになっている。また、遊技盤20には、前後に貫通する装着口(図示せず)が適宜位置に開設されており、各装着口に対して各種の遊技部品が前側から取り付けられると共に、遊技領域24の最下部位置には、該遊技領域24に打ち出されたパチンコ球を排出するアウト口25が開設されている。なお、前記装着口の形成数は、遊技盤20に取り付けられる各種遊技部品個数や配設位置等により必要に応じて適宜変更される。なお、遊技盤20は、アクリルポリカーボネート等の合成樹脂材等からなる透明な平板状の板部材を採用し得る。

0019

前記遊技盤20には、図2に示すように、案内レール23で囲まれた遊技領域24の略中央で開口する装着口に、後述する第2特別入賞装置(可変入賞部)35が配設されている。案内レール23と第2特別入賞装置35との間に画成された遊技領域24は、図2に示す如く、第2特別入賞装置35の左側方をパチンコ球が流下する第1流下経路24aおよび第2特別入賞装置35の右側方をパチンコ球が流下する第2流下経路24bに分かれており、前記球発射装置により遊技領域24内に向けて発射されたパチンコ球は、到達位置に応じて第1流下経路24aか、或いは第2流下経路24bの何れかを流下するよう構成される。なお、遊技盤20には、遊技領域24内に複数の遊技釘27やパチンコ球の接触に伴って回転する所謂「風車」とも称される回転案内具28が回転自在に支持されており、遊技領域24を流下するパチンコ球が遊技釘27や回転案内具28に接触することで、流下方向が不規則に変化するよう構成されている。

0020

前記遊技盤20における第1装着口(第2特別入賞装置35)の下方に開設された第2装着口に、図2に示す如く、遊技領域24(第1流下経路24a,第2流下経路24b)を流下するパチンコ球が入賞可能な第1始動入賞口(始動入賞手段)29aを有する始動入賞部29が取り付けられている。また、遊技盤20には、第2装着口の下方に開設された第3装着口に、遊技領域24(第1流下経路24a,第2流下経路24b)を流下するパチンコ球が入賞可能な第2始動入賞口(始動入賞手段)33aを有する始動入賞装置(可変入賞部)33が取り付けられている。更に、第2装着口の右側方に開設された第4装着口に、遊技領域24(第2流下経路24b)を流下するパチンコ球が入賞可能な第1特別入賞口34aを有する第1特別入賞装置(可変入賞部)34が取り付けられている。また、第2装着口の左上方に開設された第5装着口に、遊技領域24(第1流下経路24a)を流下するパチンコ球が通過可能な球通過ゲート31が取り付けられている。なお、遊技盤20には、遊技領域24を流下するパチンコ球が入賞可能な普通入賞口32aが設けられた普通入賞部材32が複数取り付けられている。そして、第1特別入賞装置34を第2流下経路24bに臨むように配置した実施例1に係るパチンコ機10では、第2流下経路24bをパチンコ球が流下する場合(右打ちの場合)に、パチンコ球が第1流下経路24aを流下する場合に較べて第1特別入賞装置34の特別入賞口34aへパチンコ球が入賞する可能性が高くなっている。

0021

(始動入賞部29について)
前記遊技盤20に配設された始動入賞部29の第1始動入賞口29aは、遊技領域24内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされ、該第1始動入賞口29aは、遊技領域24を流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成される。また始動入賞部29は、第1始動入賞口29aに入賞したパチンコ球を検出する入賞検出手段としての第1始動入賞検出センサ54を備えている。第1始動入賞検出センサ54は、パチンコ機10の裏側に配設された主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、第1始動入賞検出センサ54による検出が発生した場合に、該検出の発生を示す第1始動入賞コマンド(賞球払出指定コマンド)を主制御CPU60aが演出制御CPU65aや払出制御CPU61aへ出力するよう構成されている。そして、第1始動入賞検出センサ54によるパチンコ球の検出(すなわち第1始動入賞口29aへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出されるようになっている。

0022

(始動入賞装置33について)
前記始動入賞装置33の第2始動入賞口33aは、開閉部材33b,33bによって開閉するよう構成されており、駆動手段としての始動入賞ソレノイド56(図6参照)の駆動に伴って開閉部材33b,33bが第2始動入賞口33aを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。すなわち、第2始動入賞口33aは、始動入賞ソレノイド56を駆動することでパチンコ球の入賞確率を可変し得るよう構成される。なお、開閉部材33b,33bを閉鎖位置から開放位置に変位して第2始動入賞口33aを開放する開放条件および開閉部材33b,33bを開放位置から閉鎖位置に変位して第2始動入賞口33aを閉鎖する閉鎖条件としては、開閉部材33b,33bが開放位置に変位している継続時間(第2始動入賞口33aの開放時間)が挙げられるが、その他の条件を設定してもよい。

0023

前記始動入賞装置33は、第2始動入賞口33aに入賞したパチンコ球を検出する入賞検出手段としての第2始動入賞検出センサ55を備えている。第2始動入賞検出センサ55は、前記主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、第2始動入賞検出センサ55による検出が発生した場合に、該検出の発生を示す第2始動入賞コマンド(賞球払出指定コマンド)を主制御CPU60aが演出制御CPU65aや払出制御CPU61aへ出力するよう構成されている。そして、第2始動入賞検出センサ55によるパチンコ球の検出(すなわち第2始動入賞口33aへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出されるようになっている。

0024

(第1特別入賞装置34について)
前記第1特別入賞装置(通常特別入賞装置)34の第1特別入賞口(特別入賞口)34aは、第1開閉部材(開閉部材)34bによって開閉されるよう構成される。第1開閉部材34bは、駆動手段としての第1特別入賞ソレノイド57(図6参照)に連繋されて、該第1特別入賞ソレノイド57を駆動することで、第1開閉部材34bが第1特別入賞口34aへのパチンコ球の入賞を阻止する閉位置と該第1特別入賞口34aへのパチンコ球の入賞を許容する開位置との間を移動するよう構成される。また第1特別入賞装置34には、第1特別入賞口34aに入賞したパチンコ球を検出する特別入賞検出手段としての第1特別入賞検出センサ58が配設されている。第1特別入賞検出センサ58は、前記主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、第1特別入賞検出センサ58による検出が発生した場合に、該検出の発生を示す第1特別入賞コマンド(賞球払出指定コマンド)を主制御CPU60aが払出制御CPU61aへ出力するよう構成されている。そして、第1特別入賞検出センサ58によるパチンコ球の検出(すなわち第1特別入賞口34aへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出されるようになっている。なお、第1特別入賞装置34は、第1開閉部材34bにより第1特別入賞口34aを常には閉鎖(入賞不能状態と)するよう構成され、後述する第1種大当り遊技(当り遊技)の発生に伴って第1特別入賞口34aを開放(入賞可能状態と)するよう構成されている。すなわち、第1特別入賞装置34は、大当り遊技状態(特別遊技状態)で開放可能な入賞装置として機能する。

0025

(第2特別入賞装置35について)
前記第2特別入賞装置(特別入賞装置)35は、図2に示すように、本体36の外周部に設けたフランジ状基枠体37を介して遊技盤20に装着セットするようになっている。この本体36は、図3,図4に示す如く、パチンコ球の通入出経路を形成すると共に、各種部材を装着するためにその全体が複合組立式の筺型化されたものであって、適宜デザイン形状に形成される。本体36の上部左右位置には、パチンコ球が入賞可能な第2特別入賞口(球入口,特別入賞口)35a,35aが形成されると共に、該第2特別入賞口35a,35aを開閉する左右一組の第2開閉部材(開閉部材)35b,35bが配設されている。これにより第2特別入賞装置35は、パチンコ球が第1流下経路24a側と第2流下経路24b側との2方向から本体36内に入賞し得るよう構成されている。この本体36の上部位置には、図柄を変動表示可能な表示装置17の表示部17aが左右の第2開閉部材(開閉部材)35b,35bの間から前方に臨んでいる。また、本体36の内部における第2開閉部材35b,35bの下方位置には、前方に開口すると共に所要の奥行きを有する入賞空間38が画成され、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球は該入賞空間38に流入するよう構成してある。更に、本体36の下部前端位置には、入賞空間38に流入したパチンコ球が入球可能な入球領域39として、第1特定領域39a(後述)および一般領域39c,39c(後述)が設けられ、本体36は、これら第1特定領域39aおよび一般領域39c,39cに入球したパチンコ球を遊技盤20の裏側に排出するように構成されている。更にまた、本体36において入賞空間38の左右を画成する隔壁36c,36cには、図5(a)および図5(b)に示すように、入賞空間38に流入したパチンコ球が入球可能な入球領域39としての第2特定領域39b,39bが夫々設けられており、これら第2特定領域39b,39bに入球したパチンコ球もまた遊技盤20の裏側に排出されるようになっている。

0026

(第2開閉部材35b,35bについて)
第2開閉部材35b,35bは、左右対称な構造、形状に成形された内外方向への傾動形態とされて、本体36に配設された第2特別入賞ソレノイド41,41(図6参照)に連繋されており、第2特別入賞ソレノイド41,41を駆動制御することで、両第2開閉部材35b,35bが第2特別入賞口35a,35aへのパチンコ球の入賞を阻止する閉位置(閉成状態)と該第2特別入賞口35a,35aへのパチンコ球の入賞を許容する開位置(開放状態)との間を開閉動作するよう構成される。具体的には、第2開閉部材35b,35bは、図3において2点鎖線で示す起立対向位置が閉位置とされ、その上端が外向きに傾倒した図中の実線位置が開位置とされて、第2特別入賞ソレノイド41,41により両第2開閉部材35b,35bを閉位置と開位置とに同時に傾動変化して第2特別入賞口35a,35aを開閉するようになっている。従って、各第2開閉部材35b,35bの夫々が開位置にある場合に、遊技領域24を流下するパチンコ球が第2特別入賞口35a,35aを介して本体36の内部(入賞空間38)へ流入可能となるのに対し、各第2開閉部材35b,35bの夫々が閉位置にある場合に、遊技領域24を流下するパチンコ球が、第2特別入賞口35a,35aを介して本体36の内部(入賞空間38)へ流入するのは阻止される。ここで、第2特別入賞装置35は、第2開閉部材35b,35bにより第2特別入賞口35a,35aが常には閉鎖された入賞不能状態とされ、始動入賞口29a,33aへのパチンコ球の入賞を契機とする特図当り判定の結果に基づいて後述する小当り遊技(当り遊技)が生起される場合、および小当り遊技の結果として後述する第2種大当り遊技(当り遊技)が生起される場合に、所定のタイミングで第2開閉部材35b,35bを動作して第2特別入賞口35a,35aが開放された入賞可能状態とするよう構成される。なお、第2特別入賞ソレノイド41は、第2開閉部材35bに対応して2つあるが、図6では1つのみ図示している。

0027

図3に示すように、本体36における両第2開閉部材35b,35bの間には、略中央位置が上方に突出する球受け台42が形成されると共に、該球受け台42における左右両端部には、入賞空間38に連通する案内出口43,43が開設されている。すなわち、第2開閉部材35b,35bが開位置に傾動した際に、第2特別入賞口35a,35aから入賞したパチンコ球は、直接または球受け台42を転動した後に、案内出口43,43の何れか一方から入賞空間38に流入する。各案内出口43には、パチンコ球の通過を検出する特別入賞検出手段としての第2特別入賞検出センサ44が夫々配設されている。各第2特別入賞検出センサ44は、前記主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、第2特別入賞検出センサ44による検出が発生した場合に、該検出の発生を示す第2特別入賞コマンド(賞球払出指定コマンド)を主制御CPU60aが払出制御CPU61aへ出力するよう構成されている。そして、第2特別入賞検出センサ44によるパチンコ球の検出(すなわち第2特別入賞口35aへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出されるようになっている。なお、第2特別入賞検出センサ44は、案内出口43に対応して2つあるが、図6では1つのみ図示している。

0028

(入賞空間38について)
入賞空間38は、図3または図4に示すように、前方に開口する略矩形箱状に形成されて前記本体36の大部分を占有するよう構成されると共に、該空間38の上下方向の略中央位置に形成された仕切板(仕切部)45により、上部入賞空間38aと下部入賞空間38bとに仕切られている。なお、下部入賞空間38b(入賞空間38)の底面をなすステージ46は、前方へ向けて下方傾斜すると共に、該ステージ46の前端縁と本体36の前板36a,36aとの間は所要の間隔離間するよう設定されて、該ステージ46の前側に、第1特定領域39aおよび一般領域39c,39cが設けられている。具体的に、ステージ46の前側中央には上下方向に開口する矩形枠状の樋部材79が配設されている。そして、この樋部材79の上方開口が第1特定領域39aとして機能すると共に、この樋部材79を挟む両側に一般領域39c,39cが夫々上方に開口している。また、入賞空間38の左右を画成する隔壁36c,36cには、第2特定領域39b,39bが下部入賞空間38bに向けて(ステージ46に向けて)開口しており(図5(a)および図5(b)参照)、下部入賞空間38bの左右側部を移動する(ステージ46の左右側部を転動する)パチンコ球が第2特定領域39b,39bへと入球可能に構成されている。

0029

図5(a)および図5(b)に示すように、前記ステージ46は、左右方向の中央で前後に延在する中央通路部(第1経路)46aと、この中央通路部46aを挟む左右に設けられた傾斜面(第2経路)46b,46bとを備えた構成であり、中央通路部46aおよび左右の傾斜面46b,46bは上方へ突出する立壁46c,46cにより区画されて、中央通路部46aおよび傾斜面46b,46bの一方から他方へパチンコ球が移動しないよう構成されている。中央通路部46aの前端部(傾斜下端部)は、ステージ46の前縁の中央部分を形成しており、この中央通路部46aの前端部(傾斜下端部)の前側には樋部材79が位置して、中央通路部46aを通過したパチンコ球が略確実に第1特定領域39aへと入球するように構成されている。すなわち、上部入賞空間38aから下部入賞空間38bへと導かれたパチンコ球は、中央通路部46aを前方へ向けて直線状に転動して樋部材79の第1特定領域39aに入球するか、左右の傾斜面46b,46bの上を転動して一般領域39c,39cまたは第2特定領域39b,39bに入球する。

0030

前記樋部材79の下方位置には、第1特定領域39aに入球したパチンコ球を検出する特定領域入球検出手段としての第1特定領域入球検出センサ81が配設されている。また、本体36の外面側(隔壁36c,36cにおける入賞空間38と反対側)には、第2特定領域39b,39bに入球したパチンコ球を検出する特定領域入球検出手段としての第2特定領域入球検出センサ40,40が配設されている。第1特定領域入球検出センサ81および第2特定領域入球検出センサ40,40は、前記主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、第1特定領域入球検出センサ81および第2特定領域入球検出センサ40,40がパチンコ球を検出すると、検出信号を主制御基板60に出力するよう構成される。なお、第2特定入球検出センサ40は、第2特定領域39bに対応して2つあるが、図6では1つのみ図示している。

0031

図3または図4に示すように、前記仕切板45は、入賞空間38の略前側半分を上下に区画する寸法に設定され、案内出口43,43から入賞空間38に流入するパチンコ球は、先ず上部入賞空間38a内に通入して仕切板45上に落下し、該仕切板45を転動した後に下部入賞空間38bに案内されてステージ46(中央通路部46aまたは傾斜面46b,46b)を転動するようになっている。また、仕切板45は、案内出口43,43の下方に臨む位置に形成されて、後方に向けて下方傾斜する左右の第1傾斜通路45a,45aと、該第1傾斜通路45a,45aの後端部側に対応的に形成されて後方に向けて下方傾斜する左右の第2傾斜通路45b,45b(図4参照)と、左右の第1傾斜通路45a,45aの間を接続する連絡部45cとから構成される。なお、第1傾斜通路45a,45aは、入賞空間38の奥行きの略半分の長さ寸法に設定されている。また、連絡部45cは、左右方向の略中央位置で上方に突出すると共に、前側に向けて下方傾斜するよう形成され、該連絡部45cに到来したパチンコ球を、第1傾斜通路45a,45aの前端部側(傾斜下端側)に向けて案内するようになっている。

0032

ここで、各第2傾斜通路45b,45bは、対応の第1傾斜通路45a,45aに対して入賞空間38の左右側縁側(隔壁36c,36cに近接する側)に変位した位置に夫々形成され、各第1傾斜通路45a,45aの後端部と各第2傾斜通路45b,45bの前端部とは左右に並んで互いに連通している。また、各第1傾斜通路45a,45aの後端部は、ステージ46における傾斜面46b,46bの上方位置に開口して、後述する流路変更部材77,77の上方に開口が臨むよう構成される。

0033

前記仕切板45の後側には、動作可能な振分け部48b,48bを有する振分け部材48が入賞空間38に位置するよう配設されている。振分け部材48は、図3または図4に示すように、キャラクタを模した本体部48aと、本体部48aの背面側で支持されて左右に延在すると共に前後方向に揺動可能な一対の振分け部48b,48bとから構成されている。本体部48aは、その前面が仕切板45における連絡部45cの後端部に近接するように位置すると共に、ステージ46から上方に離間しており、パチンコ球が連絡部45cの後端部から下部入賞空間38bに落下するのを防止している。

0034

振分け部48b,48bの夫々は、本体36に配設した振分け用ソレノイド(駆動手段)49に連繋されており(図6参照)、また、振分け用ソレノイド49は主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されている(図6参照)。そして、主制御CPU60aが振分け用ソレノイド49を駆動制御することで、振分け部48bが第1傾斜通路45a,45aの後端部に近接および離間する動作を行うようになっている。すなわち、振分け部48b,48bが第1傾斜通路45a,45aの後端部から離間して、第1傾斜通路45a,45a(仕切板45)を転動するパチンコ球が後端部から傾斜面46b,46bへ落下するのを許容する第1の状態と、該振分け部48b,48bが第1傾斜通路45a,45aの後端部に当接して、第1傾斜通路45a,45aを転動するパチンコ球を対応の第2傾斜通路45b,45bに案内する第2の状態とに変位して、パチンコ球を振分け得るよう構成される。実施例1において振分け部48b,48bは、当り遊技(小当り遊技)において一定のタイミングで第1の状態から第2の状態に変化すると共に、所定時間の経過に応じて第2の状態から第1の状態に復帰するよう主制御CPU60aに駆動制御されるようになっている。具体的に、振分け部48b,48bは、小当り遊技の開始後1秒を経過した時点から2秒間に亘って第2の状態となる。なお、実施例1では、第2特別入賞装置35が作動する大当り遊技(後述する第2種大当り遊技)の各ラウンド(後述)にも振分け部48b,48bが一定のタイミングで第2の状態へと変位するよう構成されている。

0035

図4および図5に示すように、第2傾斜通路45b,45bの後方(傾斜下端側)には、下部入賞空間38bの側部から左右方向の略中央位置に向けて下方傾斜する第3傾斜通路45d,45dが夫々形成されており、該第2傾斜通路45b,45bを転動するパチンコ球は、該第3傾斜通路45d,45dに向けて案内される。また、この左右の第3傾斜通路45d,45dの傾斜下端部は互いに所要距離だけ離間しており、該第3傾斜通路45d,45dを転動したパチンコ球は、両第3傾斜通路45d,45dの傾斜下端部の間から前方へ傾斜する誘導部47の上に落下するよう構成されている。なお、誘導部47は、第3傾斜通路45d,45dの傾斜下端部より下側かつステージ46の傾斜上端部より上側となる高さ位置に設けられている。そして、第3傾斜通路45d,45dから誘導部47上に落下したパチンコ球は、ステージ46の中央通路部46aおよび左右の傾斜面46b,46bのうち何れかへと流下するようになっている。

0036

流路変更部材77,77は、図5に示す如く、左右方向の略中央位置が上方に突出して上面が左右に下方傾斜する断面山型に形成された板状部材であって、第3傾斜通路45d,45dの下方に開設した通孔36b,36bの後方から、傾斜面46b,46bの上方を前側へ所定長延出するよう挿通される。また、流路変更部材77,77は、傾斜面46b,46bの傾斜角度に略一致するよう前方に向かって下方傾斜するよう配置されて、本体36に配設した流路変更モータ78に連繋されており(図6参照)、流路変更モータ78は主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されている(図6参照)。そして、主制御CPU60aが流路変更モータ78を駆動制御することで、前後方向に往復移動する一定の動作を流路変更部材77,77がパチンコ機10の電源遮断されるまで繰り返すようになっている。具体的に、流路変更部材77,77は、通孔36b,36bから前方へ最も延出した延出位置と、この延出位置に対して後方へ最も退避して前端が通孔36b,36b内に位置する退避位置との間で変位可能に構成され、退避位置から延出位置に移動して再び退避位置に戻る1秒の動作を2秒間隔で行うよう主制御CPU60aにより駆動制御される。ここで、流路変更部材77,77が延出位置にある場合には、第1傾斜通路45a,45aの後端部から落下するパチンコ球が流路変更部材77,77の上面に接触して左右方向または前方へ向けて跳ね返る。一方で、流路変更部材77,77が退避位置にある場合には、第1傾斜通路45a,45aの後端部から落下するパチンコ球が傾斜面46b,46bの傾斜上端部に接触して前方へ流下するようになっている。そして、延出位置にある流路変更部材77,77の上面の内で隔壁36c,36cと近接する側の斜面に接触して下部入賞空間38bの左右側縁側(隔壁36c側)に跳ね返ったパチンコ球の一部が、隔壁36cに形成された第2特定領域39b,39bに入球し得るように構成されている。実施例1では、第1傾斜通路45a,45aの後端部からステージ46側に落下したパチンコ球のみが第2特定領域39b,39bに入球可能であり、第2傾斜通路45b,45bおよび第3傾斜通路45d,45dを通過したパチンコ球は例え誘導部47により傾斜面46b,46bに案内されたとしても第2特定領域39b,39bへは入球しないように構成されている。

0037

(普通入賞口32aについて)
前記普通入賞部材32の普通入賞口32aは、遊技領域24内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされ、遊技領域24を流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成されている。パチンコ機10は、普通入賞口32aに入賞したパチンコ球を検出する普通入賞検出手段としての普通入賞検出センサ59を備えている。普通入賞検出センサ59は、前記主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、普通入賞検出センサ59による検出が発生した場合に、該検出の発生を示す普通入賞コマンド(賞球払出指定コマンド)を主制御CPU60aが払出制御CPU61aへ出力するよう構成されている。そして、普通入賞検出センサ59によるパチンコ球の検出(すなわち普通入賞口32aへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出されるようになっている。なお、普通入賞検出センサ59は、各普通入賞口32aに対応して設けられているが、図6では1つのみ図示している。

0038

(特図表示部Ma,Mbについて)
図2に示すように、前記遊技盤20には、遊技領域24外の位置に、第1および第2始動入賞口29a,33aへの入賞を契機として作動する特図表示部Ma,Mbが設けられている。ここで、特図表示部Ma,Mbは、第1始動入賞口29aへの入賞(第1始動入賞検出センサ54の検出)を契機として変動表示を開始する第1特図表示部Maと、第2始動入賞口33aへの入賞(第2始動入賞検出センサ55の検出)を契機として変動表示を開始する第2特図表示部Mbとからなる。そして、第1始動入賞口29aへのパチンコ球の入賞を契機として、第1特図表示部Maの変動表示(以下特図変動表示という場合がある)が行われ、最終的に複数種類の特別図柄(以下、特図という)の内の1つを表示するようになっている。また、第2始動入賞口33aへのパチンコ球の入賞を契機として、第2特図表示部Mbの変動表示(以下特図変動表示という場合がある)が行われて、最終的に複数種類の特図の内の1つを表示するよう構成されている。

0039

ここで、各特図表示部Ma,Mbでは、特図として、大当り遊技(後述する第1種大当り遊技)を生起させる大当り結果を示す大当り図柄としての特図A,a、小当り遊技(後述)を生起させる小当り結果を示す小当り図柄としての特図B,b、および、大当り遊技および小当り遊技を生起させないはずれ結果を示すはずれ図柄としての特図C,cを表示可能とされている。すなわち、特図当り判定の結果に応じて1つの特図が決定されて、特図変動表示の結果として、決定された特図が各特図表示部Ma,Mbに確定停止表示されるようになっている。以下の説明では、第1特図表示部Maで行われる特図変動表示を「第1特図変動表示」と称し、該第1特図変動表示の結果、第1特図表示部Maに確定停止表示される特図を特図1と称する場合がある。同様に、第2特図表示部Mbで行われる特図変動表示を「第2特図変動表示」と称し、該第2特図変動表示の結果、第2特図表示部Mbに確定停止表示される特図を特図2と称する場合がある。なお、前述した特図A,B,Cは特図1を示しており、前述した特図a,b,cは特図2を示している。但し、大当り図柄、小当り図柄およびはずれ図柄としての特図の数は一例であって、適宜に変更することができる。

0040

(特図保留について)
第1始動入賞口29aにパチンコ球が入賞した際に取得される入賞情報(各種乱数情報)が機内部の記憶手段(実施例1では、主制御RAM60c)に第1特図始動保留情報(第1始動保留球)として記憶されるようになっている。同様に、第2始動入賞口33aにパチンコ球が入賞した際に取得される情報(各種乱数情報)は機内部の記憶手段(実施例1では、主制御RAM60c)に第2特図始動保留情報(第2始動保留球)として記憶されるようになっている。そして、遊技盤20には、第1特図始動保留情報の保留数を表示する第1特図保留表示部Mcおよび第2特図始動保留情報の保留数を表示する第2特図保留表示部Mdが設けられている(図6参照)。すなわち、第1および第2特図保留表示部Mc,Mdの表示内容によって、保留されている第1特図変動表示および第2特図変動表示の回数(図柄変動演出の回数)が報知される。

0041

ここで、第1特図保留表示部Mcで表示される第1特図始動保留情報の保留数は、第1始動入賞口29aへパチンコ球が入賞することで1加算されると共に、第1特図変動表示(図柄変動演出)が行われる毎に1減算される。同様に、第2特図保留表示部Mdで表示される第2特図始動保留情報の保留数は、第2始動入賞口33aへパチンコ球が入賞することで1加算されると共に、第2特図変動表示(図柄変動演出)が行われる毎に1減算される。なお、第1および第2特図始動保留情報の保留数には所定の上限数(例えば「4」)が設定されており、該上限数まで第1および第2特図始動保留情報の保留数を夫々加算し得るよう設定されている。

0042

(ラウンド報知について)
実施例1のパチンコ機10は、規定ラウンド数のラウンドから構成される複数種類の大当り遊技を生起させることが可能に構成されており、遊技盤20には、生起させる大当り遊技の規定ラウンド数を当該大当り遊技中に報知するラウンド表示部Mg(図6参照)が設けられている。実施例1では、大当り遊技の規定ラウンド数として、「9回」の1種類が設定されており、該ラウンド表示部Mgでの表示によって規定ラウンド数を識別可能に報知するようになっている。なお、実施例1のパチンコ機10では全ての大当り遊技において規定ラウンド数が同一とされているため、ラウンド表示部Mgの構成を省略することもできる。

0043

(状態報知について)
実施例1のパチンコ機10では、後述するように、大当り遊技終了後に付与される遊技者に有利な遊技状態として、確変状態および変短状態が設けられており、遊技盤20には、これらの遊技状態を報知する状態表示部Mh(図6参照)が設けられている。

0044

ここで、特図表示部Ma,Mb、特図保留表示部Mc,Md、ラウンド表示部Mg、状態表示部Mh等は、対応する情報を表示乃至報知し得るものであれば、個別に点灯制御可能な複数のLEDからなる発光表示部で構成したり、または7セグメント表示器ドットマトリックス、小型の液晶表示器、その他の表示手段を採用できる。

0045

(表示装置17について)
前記表示装置17には、図3に示すように、飾図(図柄)を変動表示可能な左図柄列,中図柄列,右図柄列3列図柄列が左右横並び状に設定されており、第1始動入賞口29aまたは第2始動入賞口33aへの入賞を契機として、各図柄列の飾図が変動開始されるようになっている。実施例1の表示装置17には、図柄変動演出の結果として1つの飾図を停止表示可能な有効停止位置が設定されており、図柄変動演出により、各図柄列の有効停止位置を組み合わせた停止図柄有効ラインに確定停止表示される飾図の図柄組み合わせ導出するようになっている。すなわち、実施例1の表示装置17には、1つの停止図柄有効ラインが設定されている。そして、表示装置17における各図柄列の有効停止位置(停止図柄有効ライン)に確定停止表示された各図柄列の飾図が当りの図柄組み合わせであった場合に、大当り遊技(当り遊技)が付与されることを把握し得るようになっている。ここで、実施例1では、大当りの図柄組み合わせとして、各図柄列の有効停止位置に同じ飾図が確定停止表示される図柄組み合わせ(例えば、「222」、「777」等)が設定されている。また、実施例1では、表示装置17で変動表示される前述した基本の飾図とは別に、特殊飾図(特殊図柄)を表示し得るよう設定されており、各図柄列の有効停止位置の何れか(例えば中図柄列の有効停止位置)に特殊飾図が確定停止表示されることで、小当り遊技(当り遊技)が付与されることを認識できるよう構成されている。一方で、表示装置17の有効停止位置に確定停止表示された全列の図柄が1つでも異なる種類の場合には、その図柄組み合わせ(例えば「123」、「734」、「171」等)から、大当り遊技や小当り遊技が生起されない「はずれ」であることを認識できる。

0046

表示装置17に確定停止表示される図柄組み合わせは、第1特図表示部Maおよび第2特図表示部Mbでの特図変動表示の結果として表示される特図の種類(大当り図柄、小当り図柄およびはずれ図柄)に対応している。ここで、第1特図表示部Maと表示装置17では、第1特図変動表示と該第1特図変動表示に関する図柄変動演出が開始され、特図1と飾図とが確定停止表示される。同様に、第2特図表示部Mbと表示装置17では、第2特図変動表示と該第2特図変動表示に関する図柄変動演出が開始され、特図2と飾図とが確定停止表示される。なお、第1および第2特図表示部Ma,Mbにおいて特図変動表示が同時に行われることはなく、一方の特図表示部Ma,Mbで特図変動表示が行われている場合には、主制御RAM60cに対応する第1または第2特図始動保留情報として保留記憶されるようになっている。なお、特別図柄に対する飾図の図柄組み合わせは一対一とは限らず、1つの特別図柄に対して複数の飾図による図柄組み合わせの中から1つの飾図による図柄組み合わせが選択されるようになっている。

0047

(球通過ゲート31について)
前記球通過ゲート31は、該ゲート31を通過するパチンコ球を検出する球通過検出センサ72が設けられている。この球通過検出センサ72は、前記主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、該球通過検出センサ72から主制御基板60への球検出信号の入力(すなわち球通過検出センサ72のパチンコ球の検出)に伴って各種情報(普図当り判定用乱数等)が取得され、この取得した情報に基づいて普図当り判定(普図当り抽選)が行われるよう構成されている。そして、この普図当り抽選の結果に応じて始動入賞装置33の始動入賞ソレノイド56が駆動制御されて開閉部材33b,33bが開閉動作するようになっている。

0048

(普図表示部Meについて)
前記遊技盤20には、前記球通過検出センサ72のパチンコ球の検出を契機として作動する普図表示部Meが設けられている(図6参照)。この普図表示部Meでは、球通過検出センサ72のパチンコ球の検出(球通過ゲート31のパチンコ球の通過)を契機として、複数種類の普通図柄(以下、「普図」と示す場合がある)を変動させて1つの普図を導出する普図変動表示が行われる。そして、普図表示部Meの最終的な表示結果から普図当りまたははずれを認識できるようになっている。

0049

(普図保留について)
また、前記遊技盤20には、球通過ゲート31をパチンコ球が通過した際に取得される情報(後述する各種乱数情報)が機内部の記憶手段(主制御RAM60c)で始動保留情報として記憶された際に、該普図保留情報の保留数を表示する普図保留表示部Mfが配設されており(図6参照)、該普図保留表示部Mfの表示内容によって保留されている普図の変動回数が報知される。普図保留表示部Mfで表示される普図始動保留記憶数は、球通過ゲート31をパチンコ球が通過すると1加算され、普図変動表示が開始されることにより1減算される。なお、普図始動保留記憶数には所定の上限数(実施例1では「4」)が設定されており、該上限数まで普図始動保留記憶数を加算し得るよう設定されている。

0050

(確変状態について)
実施例1のパチンコ機10は、大当り遊技の終了後に遊技者に有利な遊技状態として第1種特典遊技状態を付与する機能を備えている。ここで、第1種特典遊技状態としては、前記特別入賞口34a,35a,35aへのパチンコ球の入賞契機が、当該第1種特典遊技状態が付与されていない状態に較べて増加する状態である。具体的には、第1種特典遊技状態では、特図当り確率を低確率から高確率に変動することにより特別入賞口34a,35a,35aへのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。以下の説明では、第1種特典遊技状態を、便宜的に「確変状態」という場合もある。

0051

確変機能は、大当り遊技(当り遊技)の終了後に大当りの抽選確率(大当り確率)を低確率(実施例1では、1/100)から高確率(実施例1では、2/100)に変動させる確変状態を付与可能とする機能である。なお、確変状態が付与されていない状態を非確変状態というものとする。また、前記低確率および高確率は一例であって、これに限られるものではない。実施例1では、確変状態が付与される場合には、大当り遊技終了後、所定回数の図柄変動演出(特図変動表示)が実行されるまでの間継続して確変状態が付与される。具体的には、大当り遊技終了後に付与される確変状態の変動回数(以下、確変回数という)が、直前の大当り遊技の種類に関係なく10回に設定してある。なお、確変回数(確変状態が付与される期間)としては、上記のものに限られない。

0052

(変短状態について)
また、実施例1のパチンコ機10は、大当り遊技の終了後に遊技者に有利な遊技状態として第2種特典遊技状態を付与する機能を備えている。ここで、第2種特典遊技状態としては、前記第2始動入賞口33aへのパチンコ球の入賞契機が、当該第2種特典遊技状態が付与されていない状態と較べて増加する入賞率向上状態である。具体的には、第2種特典遊技状態では、(1)普図変動表示の変動時間の短縮、(2)普図当り確率を低確率から高確率に変動、(3)普図当り1回についての第2始動入賞口33aを開放する開閉部材33bの開放時間を増やすこと、により第2始動入賞口33aへのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。第2種特典遊技状態では、上記(1)〜(3)を単独または複数を組み合わせることができる。なお、普図当り1回についての第2始動入賞口33aを開放する開閉部材33bの開放時間を増やすに際しては、開閉部材33bの開放時間を単純に延長することで実現してもよく、また開閉部材33bの開放回数を増やすことで実現することもでき、またこれらを複合させてもよい。実施例1では、第2種特典遊技状態について、「変短状態」という場合もある。なお、変短状態が付与されていない状態を非変短状態というものとする。また、第1種特典遊技状態および第2種特典遊技状態は、大当り遊技の終了後(当り遊技の終了後)に遊技者に付与可能な特定状態である。実施例1では、大当り遊技終了後に付与される変短状態の変動回数(以下、変短回数という)が、直前の大当り遊技の種類に関係なく10回に設定してある。なお、変短回数(変短状態が付与される期間)としては、上記のものに限られない。

0053

(当り遊技について)
次に、実施例1のパチンコ機10で付与される当り遊技(大当り遊技、小当り遊技)について説明する。当り遊技は、特図変動表示の結果として第1特図表示部Maまたは第2特図表示部Mbに大当り図柄が確定停止表示された後に開始されるよう設定されており、主制御CPU60aが実行する特図当り判定において当選した当り遊技(第1種大当り遊技、小当り遊技)の種類に応じて第1特別入賞装置34の第1開閉部材34bまたは第2特別入賞装置35の第2開閉部材35b,35bが開閉動作される。なお、実施例1において、主制御CPU60aは、特図当り判定が大当り結果となった場合(生起条件成立した場合)に、大当り図柄(図柄A,a)に対応する第1種大当り遊技を生起させ、特図当り判定が小当り結果となった場合(生起条件が成立した場合)に、小当り図柄(特図B,b)に対応する小当り遊技を生起させるよう構成されている。また、主制御CPU60aは、小当り遊技の特定入球有効期間(後述)において第1特定領域39aまたは第2特定領域39bにパチンコ球が入球し、該パチンコ球が特定領域入球検出センサ81,40により検出された場合(生起条件が成立した場合)に、第2種大当り遊技を生起させるよう構成されている。なお、実施例1では、第1種大当り遊技および第2種大当り遊技として何れも1種類が設定されている。これに対し、主制御CPU60aが生起可能な第2種大当り遊技(または第1種大当り遊技)として、例えば終了後の遊技状態の違いやラウンド数の違い、または第2開閉部材35b,35b(または第1開閉部材34b,34b)の開放パターンの違い等による複数数種類を設定してもよい。

0054

ここで、主制御CPU60aは、第1種大当り遊技が開始されるタイミング(後述するオープニング期間開始時点)で、当該第1種大当り遊技の開始を示す第1種大当り開始コマンドを演出制御基板65(演出制御CPU65a)および払出制御基板61(払出制御CPU61a)に出力するよう構成されている。また、主制御CPU60aは、第2種大当り遊技が開始されるタイミング(後述するオープニング期間の開始時点)で、後述する複数種類の第2種大当り開始コマンドのうち何れかを演出制御基板65(演出制御CPU65a)および払出制御基板61(払出制御CPU61a)に出力可能に構成されている。更に、主制御CPU60aは、大当り遊技(第1種大当り遊技および第2種大当り遊技)が終了されるタイミング(後述するエンディング期間終了時点)で、当該大当り遊技の終了を示す大当り終了コマンドを演出制御基板65(演出制御CPU65a)および払出制御基板61(払出制御CPU61a)に出力するよう構成されている。更にまた、主制御CPU60aは、小当り遊技において第2開閉部材35b,35bが開放される毎に小当り開放コマンドを演出制御基板65(演出制御CPU65a)および払出制御基板61(払出制御CPU61a)に出力するよう構成されている。

0055

(第1種大当り遊技について)
特図A,aに対応する第1種大当り遊技は、大当り遊技が開始されたことを示すオープニング演出が行われるオープニング期間と、大当り遊技が終了されることを示すエンディング演出が行われるエンディング期間とを含み、これらオープニング期間およびエンディング期間の間に、第1特別入賞装置34の第1開閉部材34bを開放するラウンドを規定ラウンド数(実施例1では9回)だけ実行するようになっている。1回のラウンドは、第1特別入賞口34aに規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞するか、あるいは各ラウンドの開始から規定のラウンド時間(実施例1では27秒)が経過することで終了する。この第1種大当り遊技における第1開閉部材34bの開放パターンには、パチンコ球を所定間隔(実施例では0.6秒間隔)で連続的に発射した条件において、1回の開放動作(開放してから閉鎖するまでの動作)においてラウンドに定められた規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞可能な時間だけ開放を継続する長時間開放動作(長開放)が設定されている。実施例1では、第1種大当り遊技の各ラウンドにおいて、第1開閉部材34bが長時間開放動作によって最大で27秒間(ラウンド時間)に亘って開放するよう設定されている。なお、開放時間が発射間隔(0.6秒)より短い短時間開放動作(例えば0.5秒の開放動作)を第1特別入賞装置34の第1開閉部材34bが単独で行うラウンドや、長時間開放動作および短時間開放動作を組み合わせて行うラウンドを含んだ第1種大当り遊技を設定してもよい。

0056

(小当り遊技について)
特図B,bに対応する小当り遊技では、第2特別入賞装置35における第2開閉部材35b,35bの開放秒数の合計が6秒を超えない範囲で第2開閉部材35b,35bを1回または複数回開放させることで、遊技者が遊技領域24に打ち出したパチンコ球を第2特別入賞口35a,35aに入賞させることができる。この小当り遊技は、第2開閉部材35b,35bの最初の開放と同時に開始され、該第2開閉部材35b,35bの最後の閉鎖と同時に終了する。そして、実施例1では具体的に、小当り遊技を1回生起させる場合における第2開閉部材35b,35bの開放パターンとして、左右の第2開閉部材35b,35bを小当り遊技の開始と同時に開放して1秒後に閉鎖し、開放インターバル時間としての1秒の経過後に再び第2開閉部材35b,35bを同時に1秒間開放して閉鎖する1種類の開放パターンが設定されている。なお、小当り遊技における第2開閉部材35b,35bの開放パターンを複数種類設定しておき、主制御CPU60aが小当り遊技を開始する際に複数種類の開放パターンの何れかを決定するようにしてもよい。

0057

主制御CPU60aは、小当り遊技が生起される場合に設定される入賞検出期間において発生した第2特別入賞検出センサ44による検出を正常な入賞検出と判定する一方で、入賞検出期間外に発生した異常な検出に基づいて、閉時入賞エラー(異常)の発生を示す閉時入賞エラー指定コマンド(エラー指定コマンドの一種)を演出制御基板65(演出制御CPU65a)および払出制御基板61(払出制御CPU61a)へ出力するよう構成されている。ここで、主制御CPU60aは、小当り遊技において第2開閉部材35b,35bの1回目(最初)の開放を開始する時点(小当り遊技の開始時点)を入賞検出期間の開始タイミングとし、第2開閉部材35b,35bの2回目(最後)の開放を終了するタイミング(小当り遊技の終了時点)から所定時間(パチンコ球が第2特別入賞口35a,35aから案内出口43,43に到達可能な時間であり、実施例1では1秒)が経過した時点を入賞検出期間の終了タイミングとして、第2特別入賞検出センサ44による検出が正常な入賞検出であるか否かを判定するよう構成されている。

0058

主制御CPU60aは、小当り遊技が生起される場合において発生した第1特定領域入球検出センサ81による検出が異常なタイミング(後述)か否かを判定するよう構成されている(異常判定手段としての機能を備えている)。ここで、実施例1のパチンコ機10は、小当り遊技が生起される場合において異常なタイミングで第1特定領域入球検出センサ81による検出が発生した場合には、当該検出が前記入賞検出期間に発生したものであっても、主制御CPU60aが当該検出を契機として第2種大当り遊技を生起させないよう構成されている。そして、この場合には、当該第1特定領域入球検出センサ81による検出が異常なタイミングであったことを示すエラー報知を演出制御CPU65aが各種の演出手段17,18,19に実行させると共に、当該第1特定領域入球検出センサ81による検出が異常なタイミングであったことを示す情報信号を機外部のホールコンピュータへ向けて外部出力するようになっている(後述)。なお、以下の説明では、第1特定領域入球検出センサ81による異常なタイミングでの検出が発生した状態を、異常状態としての「特定入球エラー」と称することがある。

0059

具体的に、主制御CPU60aは、小当り遊技の開始タイミングから1秒が経過するまでの期間(すなわち、振分け部48b,48bが第1の状態に維持されて第1特定領域39aへの入球が発生し得ない特定入球無効期間)において第1特定領域入球検出センサ81による検出が発生した場合に、当該検出を異常なタイミングでの検出として、特定入球エラー(異常)が発生したと判定するよう構成されている。なお、実施例1では、特定入球無効期間の終了時点から小当り遊技の終了後6秒が経過するまでが、第1特定領域入球検出センサ81による検出を有効と判定する特定入球有効期間として設定されている。主制御CPU60aは、主制御基板60に備えられる記憶手段としての主制御RAM60cのうち常用記憶エリア(作業領域)に設定される特定入球エラー判定フラグ(エラー判定フラグの一種)の値を「0」から「1」に変更する(異常入球発生情報を記憶する)。そして、主制御CPU60aは、特定入球エラー判定フラグの値が「1」に設定されたことに応じて(異常入球発生情報に応じて)、特定入球エラー指定コマンド(エラー指定コマンドの一種)を設定すると共に、設定した特定入球エラー指定コマンドを演出制御基板65(演出制御CPU65a)および払出制御基板61(払出制御CPU61a)へ出力するようになっている。

0060

また、主制御RAM60cは、小当り遊技でのパチンコ球の転動態様に関する態様情報を記憶可能に構成されている(態様記憶手段としての機能を備えている)。具体的に、主制御RAM60cは、小当り遊技の特定入球有効期間において第1特定領域入球検出センサ81による検出が発生したことを示す第1態様情報を、主制御CPU60aが後述する第2種大当り開始コマンドを出力するまで記憶可能に構成されている(具体的には、主制御RAM60cの常用記憶エリアに設定される第1態様判別フラグの値を「0」から「1」に変更することで、第1態様情報を記憶する)。すなわち、小当り遊技において、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が第1特定領域39aに入球した場合には、第1態様情報が主制御RAM60cにおいて第2種大当り遊技の開始時点まで記憶されるようになっている。また、主制御RAM60cは、小当り遊技の特定入球有効期間において第2特定領域入球検出センサ40による検出が発生したことを示す第2態様情報を、主制御CPU60aが後述する第2種大当り開始コマンドを出力するまで記憶可能に構成されている(具体的には、主制御RAM60cの常用記憶エリアに設定される第2態様判別フラグの値を「0」から「1」に変更することで、第2態様情報を記憶する)。すなわち、小当り遊技においてパチンコ球が第2特定領域39bに入球した場合は、第2態様情報が主制御RAM60cにおいて第2種大当り遊技の開始時点まで記憶されるようになっている。

0061

(第2種大当り遊技について)
第2種大当り遊技は、小当り遊技終了後の期間であって大当り遊技が開始されたことを示すオープニング演出が行われるオープニング期間と、大当り遊技が終了されることを示すエンディング演出が行われるエンディング期間とを含み、これらオープニング期間およびエンディング期間の間に、第2特別入賞装置35の第2開閉部材35bを開放する複数回のラウンドを実行するようになっている。なお、実施例1では、第2種大当り遊技の規定ラウンド数として9回を設定しているが、第2種大当り遊技が2回目のラウンドから開始するようになっている(1回目のラウンドがない代わりに、直前に小当り遊技が実行される)。すなわち、第2種大当り遊技は、小当り遊技後に実行されるオープニング期間と、該オープニング期間の終了後に実行される合計8回のラウンドと、最終ラウンドの終了後に実行されるエンディング期間とにより構成されている。この第2種大当り遊技における1回のラウンド(2回目〜9回目の各ラウンド)は、第2特別入賞口35aに規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞するか、あるいは各ラウンドの開始から規定のラウンド時間(実施例1では27秒)が経過することで終了する。この第2種大当り遊技における第2開閉部材35bの開放パターンには、パチンコ球を所定間隔で連続的に発射した条件において、1回の開放動作(開放してから閉鎖するまでの動作)においてラウンドに定められた規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞可能な時間だけ開放を継続する長時間開放動作(長時間開放)が設定されている。実施例1では、第2種大当り遊技の各ラウンドにおいて、第2開閉部材35bが長時間開放動作によって最大で27秒間(ラウンド時間)に亘って開放するよう設定されている。なお、第2特別入賞装置35の第2開閉部材35bが短時間開放動作(開放時間が発射間隔より短い開放動作)を単独で行うラウンドや、長時間開放動作および短時間開放動作を組み合わせて行うラウンドを含んだ第2種大当り遊技を設定してもよい。

0062

ここで、主制御CPU60aは、第2種大当り遊技を開始するタイミング(オープニング期間の開始時点)において、主制御RAM60cに第1態様情報および第2態様情報のうち何れが記憶されているかに基づいて、第1の第2種大当り開始コマンドおよび第2の第2種大当り開始コマンドのうち何れの大当り開始コマンドを演出制御CPU65aおよび払出制御CPU61aに出力するかを決定するよう構成されている。具体的に、主制御CPU60aは、第2種大当り遊技を生起させる場合に、主制御RAM60cに第1態様情報が記憶されていれば(第1態様判別フラグの設定値が「1」であれば)、第1の第2種大当り開始コマンドを演出制御CPU65aおよび払出制御CPU61aに出力すると共に、主制御RAM60cに第2態様情報が記憶されていれば(第2態様判別フラグの設定値が「1」であれば)、第2の第2種大当り開始コマンドを演出制御CPU65aおよび払出制御CPU61aに出力するよう構成されている。

0063

(パチンコ機の制御構成について)
次に、パチンコ機10の制御構成について説明する。

0064

(電源基板64について)
前記電源基板64には、電源のON−OFF切り替えるための電源スイッチ(図示せず)と、所定の制御基板60,61,65に備えられる制御RAM60c,61c,65cを初期化(バックアップした記憶内容消去)するためのクリアスイッチ(図示せず)とが設けられている。また、電源基板64には、電源回路(図示せず)に供給される電源電圧(以下、監視電源電圧という場合もある)の電圧値閾値電圧に降下したかを監視する電源断監視回路(図示せず)が設けられている。ここで、監視電源電圧が閾値電圧に降下するのは、例えば、前記電源スイッチのOFF操作停電によって機外部からの電力供給が遮断された場合(電源断時)である。更に、電源基板64には、前記クリアスイッチに接続するクリアスイッチ回路(図示せず)が設けられている。実施例1では、クリアスイッチをON操作した状態で電源スイッチをON操作(電源投入)したときに限り、前記クリアスイッチ回路から制御基板60,61,65にクリア信号が出力され、該クリア信号を受けた所定の制御基板60,61,65の制御CPU60a,61a,65aが制御RAM60c,61c,65cを初期化する処理を行うよう設定される。なお、実施例1では、電源基板64からのクリア信号の出力に応じて、主制御基板60、払出制御基板61および演出制御基板65に夫々備えられる制御RAM60c,61c,65cを初期化するよう構成されている。

0065

電源基板64には、前記電源断監視回路に接続するリセット信号回路(図示せず)が設けられている。ここで、前記電源断監視回路は、監視電源電圧が閾値電圧以下となった場合に、前記リセット信号回路、主制御基板60(主制御CPU60a)、払出制御基板61(払出制御CPU61a)および演出制御基板65(演出制御CPU65a)に対して電源断信号(監視電源電圧が閾値電圧に降下したことを示す信号)を出力するよう構成される。また、前記リセット信号回路は、機外部からの電力供給の開始時(電源投入時や復電時)および電源断信号の入力時に、主制御基板60(主制御CPU60a)、払出制御基板61(払出制御CPU61a)および演出制御基板65(演出制御CPU65a)に対してリセット信号を出力し、主制御CPU60a、払出制御CPU61aおよび演出制御CPU65aの動作を規制するようになっている。なお、リセット信号についての詳細な説明は省略してある。

0066

電源基板64には、コンデンサ等のバックアップ電源(図示せず)が設けられ、パチンコ機10への電力供給が停止した場合(電源断信号が出力された場合)には、前記バックアップ電源から主制御CPU60a、払出制御CPU61aおよび演出制御CPU65aに電力が供給される。ここで、主制御基板60、払出制御基板61および演出制御基板65に記憶手段として備えられる各制御RAM60c,61c,65cには、パチンコ機10の動作中に各種情報を一時的に記憶する常用記憶エリア(作業領域)の他に、バックアップエリア(バックアップ記憶領域)が設けられている。そして、バックアップ電源からの電力供給に応じて、制御RAM60c,61c,65cの常用記憶エリアに記憶されている各種情報がバックアップエリアに記憶(書き込み)され、バックアップエリアに記憶された情報は、機外部からパチンコ機10への電力供給が停止された後の一定期間に亘って保持されるようになっている。各制御CPU60a,61a,65aによるバックアップエリアへの各種情報の記憶(書き込み)は、電源断時(電源断信号の入力時)の制御処理(電源断処理)において実行され、該バックアップエリアに記憶された各種情報の常用記憶エリアへの設定(読み出し)は、パチンコ機10への電力供給開始時の制御処理(データ復旧処理)において実行される。

0067

(主制御基板60について)
前記主制御基板60は、図6に示す如く、制御処理を実行する主制御CPU(主制御手段)60a、該主制御CPU60aが実行する制御プログラムを記憶する主制御ROM60b、当該主制御CPU60aの処理に必要なデータの書込み・読出しが可能な主制御RAM60c等が備えられている。そして、始動入賞検出センサ54,55、第1特別入賞検出センサ58、第2特別入賞検出センサ44、第1特定領域入球検出センサ81、第2特定領域入球検出センサ40、球通過検出センサ72等の各種センサが主制御CPU60aに接続されている。また、主制御CPU60aには、第1および第2特図表示部Ma,Mb、第1および第2特図保留表示部Mc,Md、普図表示部Me、普図保留表示部Mf等の各表示器が接続されて、各検出センサ54,55の検出を契機として主制御CPU60aで実行された制御処理に基づいて、各表示器Ma,Mbの表示制御が実行されるようになっている。また、主制御CPU60aには、前記始動入賞装置33および特別入賞装置34,35に設けられたソレノイド56,57,41が接続されており、該主制御CPU60aでの制御処理結果に基づいて各ソレノイド56,57,41を駆動させることで、対応する開閉部材33b,34b,35bを開閉するようになっている。ここで、主制御CPU60aは、大当り遊技の種類に応じた開閉態様で特別入賞装置34,35の開閉部材34b,35bを開閉させるよう前記特別入賞ソレノイド57,41を駆動制御するよう構成される。また、主制御CPU60aには、第2特別入賞装置35に設けられた振分け用ソレノイド49および流路変更モータ78が接続されており、該主制御CPU60aが振分け用ソレノイド49および流路変更モータ78を駆動させることで、対応する振分け部材48および流路変更部材77が動作されるようになっている。

0068

主制御CPU60aは、第1始動入賞口29aまたは第2始動入賞口33aへパチンコ球が入賞したこと(より具体的には第1始動入賞検出センサ54または第2始動入賞検出センサ55がパチンコ球を検出したこと)を契機として入賞情報としての判定用乱数を取得するよう設定されている。ここで、主制御CPU60aが取得する判定用乱数(入賞情報)としては、所定の周期(実施例1では4ms)で更新される特図当り判定用乱数や変動パターン分用乱数等の各種乱数の値が設定されている。そして、第1または第2始動入賞検出センサ54,55の検出信号が主制御CPU60aに入力されたタイミングに応じて主制御CPU60aが各種の判定用乱数の値を取得すると共に、取得した各種判定用乱数の値のうち特図当り判定用乱数の値に基づいて、当り遊技(大当り遊技、小当り遊技)を生起させるか否かを判定する特図当り判定を実行すると共に、特図変動表示の結果として特図表示部Ma,Mbに表示させる特図を決定し、変動パターン振分用乱数の値に基づいて、特図変動表示の変動時間(図柄変動演出の演出時間)を決定するよう構成されている。

0069

このように、主制御CPU60aは、始動入賞口29a,33aへの入賞を契機として当り遊技(大当り遊技、小当り遊技)を生起させるか否かの特図当り判定を行う当り判定手段として機能している。また、主制御CPU60aは、特図当り判定が大当り遊技を生起させる判定結果となった場合に第1種大当り遊技を生起させる第1生起手段(生起手段)として機能している。また、主制御CPU60aは、特図当り判定が小当り遊技を生起させる判定結果となった場合に小当り遊技を生起させる第2生起手段(生起手段)として機能している。更に、主制御CPU60aは、小当り遊技においてパチンコ球が特定領域(特定入球領域)39a,39bに入球した場合に第2種大当り遊技を生起させる第3生起手段(生起手段)として機能している。

0070

なお、主制御RAM60cの常用記憶エリアに記憶される各種情報の内で前述した特定入球エラー判定フラグの値は、電源断が発生した際に主制御RAM60cのバックアップエリアに記憶保持する対象とはされていない。すなわち、第2種大当り遊技が生起される契機としての第1特定領域39aへの入球(第1特定領域入球検出センサ81による検出)が異常なタイミングで発生(特定入球エラーが発生)してから当該入球に対応する特定入球エラー指定コマンドが出力されるまでの間にパチンコ機10の電源が遮断された場合には、主制御RAM60cの常用記憶エリアにおいて「1」に設定された特定入球エラー判定フラグの設定値(異常入球発生情報)がクリアされ、当該電源断後の電源再投入時には「0」となる。このように、実施例1では、特定入球エラー判定フラグの設定値をバックアップ対象としないことで、主制御RAM60cのバックアップエリアに記憶するデータ量の増加を防いでいる。

0071

(演出制御基板65について)
前記演出制御基板65には、演出制御CPU65aが備えられている。該演出制御CPU65aには、図6に示す如く、演出制御ROM65bおよび演出制御RAM65cが接続されている。また、演出制御CPU65aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を演出制御RAM65cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。演出制御ROM65bには、図柄変動演出や当り遊技中の演出に合わせて演出手段としての表示装置17(表示制御基板66)、ランプ装置18等の発光演出手段、スピーカ19等を統括的に制御するための演出用統括制御プログラムが記憶されている。そして、演出制御CPU65aは、演出時間や演出内容を特定するための各種制御コマンドを入力すると、当該制御コマンドに応じた演出用統括制御プログラムに基づき各種制御を実行するよう構成される。なお、演出制御CPU65aは、第2種当り遊技に関する演出を演出手段17,18,19に実行させる場合に、第2種大当り開始コマンドの種類(第1の第2種大当り開始コマンドおよび第2の第2種大当り開始コマンド)に応じた演出を演出手段17,18,19に実行させるよう構成されている。

0072

また、演出制御ROM65bには、パチンコ機10のエラー(異常)の発生を遊技店の店員や遊技者に周知させるエラー報知を表示装置17(表示制御基板66)、ランプ装置18等の発光演出手段、スピーカ19等の報知手段に行わせるためのエラー報知用統括制御プログラムが記憶されている。そして、演出制御CPU65aは、主制御CPU60aから出力されるエラー指定コマンド(制御信号)の種類(エラーの種類)に応じたエラー報知用統括制御プログラムに基づき各種制御を実行するよう構成されている。すなわち、演出制御CPU65aは、パチンコ機10での異常の発生に応じてエラー報知を報知手段に実行させる報知制御手段として機能している。具体的に、演出制御CPU65aは、閉時入賞エラーの発生を示す閉時入賞エラー指定コマンドの入力を契機として閉時入賞エラー報知を報知手段17,18,19に実行させ、報知期間として30秒が経過したことに応じて当該閉時入賞エラー報知を終了させる。また、演出制御CPU65aは、特定入球エラーの発生を示す特定入球エラー指定コマンドの入力を契機として特定入球エラー報知を報知手段17,18,19に実行させ、報知期間として30秒が経過したことに応じて当該特定入球エラー報知を終了させる。なお、報知期間は適宜設定可能であり、例えば、パチンコ機10の電源が遮断されるまで報知期間を終了しないようにすることも可能である。

0073

ここで、演出制御CPU65aは、主制御CPU60aから特定入球エラー指定コマンドを入力した場合に、演出制御基板65に備えられる記憶手段としての演出制御RAM65cのうち常用記憶エリア(作業領域)に設定されるエラー報知実行フラグの値を「0」から「1」に変更する(異常入球発生情報を記憶する)と共に、当該エラー報知実行フラグを「1」にしたタイミング(特定入球エラー指定コマンドを入力したタイミング)から30秒が経過した時点で、当該エラー報知実行フラグの値を「1」から「0」に変更する。そして、演出制御CPU65aは、特定入球エラー判定フラグの値が「1」に設定された期間に、特定入球エラー報知を報知手段17,18,19に実行させるための制御を実行するよう構成されている。すなわち、演出制御RAM65cがエラー報知実行フラグの値として「1」の設定値(異常入球発生情報)を記憶する期間が、特定入球エラー報知の報知期間となる。

0074

なお、演出制御RAM65cの常用記憶エリアに記憶されるエラー報知実行判定フラグの値は、当該演出制御RAM65cのバックアップエリアに記憶保持する対象とはされていない。すなわち、特定入球エラー報知が実行される報知期間にパチンコ機10の電源が遮断された場合には、演出制御RAM65cの常用記憶エリアにおいて「1」に設定されたエラー報知実行フラグの設定値(異常入球発生情報)がクリアされ、当該電源断後の電源再投入時には「0」となる。このように、実施例1では、エラー報知実行フラグの設定値をバックアップ対象としないことで、演出制御RAM65cのバックアップエリアに記憶するデータ量の増加を防いでいる。

0075

(表示制御基板66について)
次に、図6に基づき表示制御基板66について説明する。表示制御基板66には、表示制御CPU(サブ制御手段)70aが備えられている。該表示制御CPU66aには、表示制御ROM66bおよび表示制御RAM66cが接続されている。また、表示制御基板66(表示制御CPU66a)には、表示装置17が接続されている。表示制御ROM66bには、表示装置17の表示内容を制御するための表示制御プログラムが記憶されている。また、表示制御ROM66bには、各種の画像データ(図柄、各種背景画像文字、キャラクタ、エラー報知を示す表示画像(エラー表示)などの画像データ)が記憶されている。更に、表示制御RAM66cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。

0076

(払出制御基板61について)
次に、図6に基づき払出制御基板61について説明する。払出制御基板61には、払出制御CPU61aが備えられている。該払出制御CPU61aには、払出制御ROM61bおよび払出制御RAM61cが接続されている。また、払出制御CPU61aには、前枠開放検出センサ13c、球払出装置62および外部情報出力端子盤63が接続されている。払出制御ROM61bには、球払出装置62の駆動制御するための払出制御プログラムが記憶されていると共に、外部情報出力端子盤63の出力端子PT1〜PT11を通じて情報信号を外部出力するための外部情報出力制御プログラムが記憶されている。すなわち、払出制御CPU61aは、情報信号を機外部(ホールコンピュータ)へ出力する外部出力手段として機能している。

0077

(情報信号の外部出力について)
払出制御CPU61aは、主制御CPU60aから出力される各種コマンド(例えば、始動入賞コマンド(賞球払出指令コマンド)、特別入賞コマンド(賞球払出指令コマンド)、大当り開始コマンド、大当り終了コマンド、開放コマンド、エラー指定コマンド(不正入球コマンド等)、経路指定コマンドに基づいて、遊技に関する各種情報(遊技情報)を得ると共に、該遊技に関する各種の遊技情報を外部情報出力端子盤63の出力端子から機外部のホールコンピュータへ向けて情報信号として出力し得るよう構成されている。ここで、払出制御CPU61aと電気的に接続される外部情報出力端子盤63には、第1出力端子PT1から第10出力端子PT10までの合計10個の出力端子が設けられており、各出力端子に応じて異なる情報に対応する情報信号を出力するようになっている。

0078

外部情報出力端子盤63の第1出力端子PT1は、前枠開放エラーの発生(遊技情報)を示す第1情報信号(セキュリティーに関する情報信号)を出力する出力端子として用いられる。払出制御CPU61aは、前述した前枠開放検出センサ13cから検出信号が入力されている期間(すなわち、前枠13が開位置にない期間)に亘って第1出力端子PT1から第1情報信号を出力させる。

0079

外部情報出力端子盤63の第2出力端子PT2は、賞球の払い出し(遊技情報)を示す第2情報信号を出力する出力端子として用いられる。払出制御CPU61aは、主制御CPU60aからの賞球払出指令コマンド(各種入賞コマンド)に基づいて払出制御RAMcに記憶される未だ払い出しが終了していない賞球数(賞球残数)の値を加算し、球払出装置62による払い出しが行われる毎に賞球残数を減算する。そして、賞球残数の加算数が所定数分(実施例1では10個分)の賞球に対応する毎に、第2出力端子PT2から第2情報信号を所定時間(実施例1では約56ms)に亘って出力させる。

0080

外部情報出力端子盤63の第3出力端子PT3および第4出力端子PT4は、始動入賞口29a,33aへの入賞の発生(遊技情報)を示す第3情報信号および第4情報信号を出力する出力端子として用いられる。払出制御CPU61aは、第1始動入賞検出センサ54による検出に応じて主制御CPU60aから出力される第1始動入賞コマンド(賞球払出指令コマンド)が当該払出制御CPU61aに入力される毎に、第3出力端子PT3から第3情報信号を所定時間(実施例1では約56ms)に亘って出力させる。また、払出制御CPU61aは、第2始動入賞検出センサ55による検出に応じて主制御CPU60aから出力される第2始動入賞コマンド(賞球払出指令コマンド)が当該払出制御CPU61aに入力される毎に、第4出力端子PT4から第4情報信号を所定時間(実施例1では約56ms)に亘って出力させる。

0081

外部情報出力端子盤63の第5出力端子PT5は、第1特別入賞口34aまたは第2特別入賞口35aへの入賞の発生(遊技情報)を示す第5情報信号を出力する出力端子として用いられる。払出制御CPU61aは、第1特別入賞検出センサ58や第2特別入賞検出センサ44による検出に応じて主制御CPU60aから出力される特別入賞コマンド(賞球払出指令コマンド)を入力する毎に、第5出力端子PT5から第5情報信号を所定時間(実施例1では約56ms)に亘って出力させる。

0082

外部情報出力端子盤63の第6出力端子PT6は、大当り遊技が付与される期間(遊技情報)を示す第6情報信号を出力する出力端子として用いられる。払出制御CPU61aは、大当り遊技(第1種大当り遊技や第2種大当り遊技)の開始を示す大当り開始コマンド(第1種大当り開始コマンド、第1の第2種大当り開始コマンドおよび第2の第2種大当り開始コマンドのうち何れか)が払出制御CPU61aに入力されたタイミングで、第6出力端子PT6から第6情報信号を出力開始させると共に、大当り遊技の終了を示す大当り終了コマンドが払出制御CPU61aに入力されたタイミングで、第6出力端子PT6からの第6情報信号の出力を終了させる。なお、大当り遊技における1回目のラウンド遊技に対応する開放コマンドが払出制御CPU61aに入力されたタイミングで第6情報信号を出力開始させるようにしてもよいし、大当り遊技における最終回目のラウンド遊技に対応する閉鎖コマンドが払出制御CPU61aに入力されたタイミングで第6情報信号の出力を終了または開始させるようにしてもよい。

0083

外部情報出力端子盤63の第7出力端子PT7は、小当り遊技での第2開閉部材35b,35bの開放(遊技情報)を示す第7情報信号を出力する出力端子として用いられる。払出制御CPU61aは、主制御CPU60aから小当り開放コマンドが入力される毎に第7出力端子PT7から第7情報信号を所定時間(実施例1では約56ms)に亘って出力させる。

0084

外部情報出力端子盤63の第8出力端子PT8は、第1特定領域39aへの入球を契機とした第2種大当り遊技が生起される期間(遊技情報)を示す第8情報信号を出力する出力端子として用いられる。払出制御CPU61aは、第2種大当り遊技の開始を示す第2種大当り開始コマンドの内で第1の第2種大当り開始コマンドが当該払出制御CPU61aに入力されたタイミングで、第8出力端子PT8から第8情報信号を出力開始させると共に、大当り遊技の終了を示す大当り終了コマンドが当該払出制御CPU61aに入力されたタイミングで、第8出力端子PT8からの第8情報信号の出力を終了させる。

0085

外部情報出力端子盤63の第9出力端子PT9は、エラー(異常)の発生(遊技情報)を示す第9情報信号(セキュリティーに関する情報信号)を出力する出力端子として用いられる。払出制御CPU61aは、具体的に、主制御CPU60aからのエラー指定コマンド(例えば特定入球エラー指定コマンドや閉時入賞エラー指定コマンド)が当該払出制御CPU61aに入力されたタイミングで、第9出力端子PT9から第9情報信号を所定時間(実施例1では約56ms)に亘って出力させる。なお、セキュリティーに関する情報のうち前枠開放エラーについては、第1出力端子PT1から第1情報信号として出力される。

0086

外部情報出力端子盤63の第10出力端子PT10は、第2特定領域39b,39bへの入球を契機とした第2種大当り遊技が付与される期間(遊技情報)を示す第10情報信号を出力する出力端子として用いられる。払出制御CPU61aは、第2種大当り遊技の開始を示す第2種大当り開始コマンドの内で第2の第2種大当り開始コマンドを主制御CPU60aから入力したことに応じて、第10出力端子PT10から第10情報信号を出力開始させると共に、大当り遊技の終了を示す大当り終了コマンドを主制御CPU60aから入力したことに応じて、第10出力端子PT10からの第10情報信号の出力を終了させる。

0087

〔実施例1の作用〕
次に、前述のように構成された実施例1に係るパチンコ機10の作用につき説明する。

0088

前記前枠13の前面側に設けられた前記操作ハンドル16の操作レバー16aを遊技者が回転操作すると、前記球発射装置から発射されたパチンコ球が遊技領域24内に打ち出される。このとき、前記操作レバー16aの回動量に応じてパチンコ球の打ち出し位置が変化し、打ち出し位置に応じて遊技領域24の第1流下経路24aまたは第2流下経路24bをパチンコ球が流下する。パチンコ球は、前記遊技釘27や回転案内具28に接触しながら流下し、該パチンコ球の一部は、始動入賞部29の第1始動入賞口29aや、球通過ゲート31を通過したことを契機として始動入賞装置33の第2始動入賞口33aに入賞する。

0089

前記始動入賞口29a,33aに入賞したパチンコ球は、始動入賞検出センサ54,55で検出される。これに対し主制御CPU60aは、該始動入賞検出センサ54,55の球検出を契機として各種情報(各種乱数情報)を取得して、この取得した情報に基づいて特図当り判定(当り判定)を実行する。そして、特図当り判定が大当り遊技(第1種大当り遊技)を生起させる判定結果になったことを契機として、主制御CPU60aは、第1開閉部材34bに長時間開放動作を行わせる合計9回のラウンドからなる第1種大当り遊技を生起させる。ここで、主制御CPU60aは、第1種大当り遊技の開始タイミングで第1種大当り開始コマンドを払出制御CPU61aへ出力すると共に、第1種大当り遊技の終了タイミングで大当り終了コマンドを払出制御CPU61aへ出力する。これに対し、払出制御CPU61aは、第1種大当り開始コマンドの入力を契機として、外部情報出力端子盤63の第6出力端子PT6からの第6情報信号の出力を開始した後、当該第6情報信号の出力を大当り終了コマンドの入力に応じて終了する。すなわち、第1種大当り遊技が生起される場合には、ホールコンピュータへ向けた情報信号として、大当り遊技の期間中に第6出力端子PT6から第6情報信号が出力される。

0090

また、主制御CPU60aは、該始動入賞検出センサ54,55の球検出を契機として取得した情報(各種乱数情報)に基づいて実行した特図当り判定(当り判定)が小当り遊技を生起させる判定結果になった場合に、当該判定結果を契機として第2開閉部材35bに2回の短時間開放動作を行わせることで、小当り遊技を生起させる。ここで、主制御CPU60aは、小当り遊技において第2開閉部材35bの短時間開放動作を開始する毎に、小当り開放コマンドを払出制御CPU61aへ出力する。これに対し、払出制御CPU61aは、小当り開放コマンドの入力を契機として、外部情報出力端子盤63の第7出力端子PT7からの第7情報信号の出力を約56msに亘って出力する。すなわち、小当り遊技が生起される場合には、ホールコンピュータへ向けた情報信号として、第2開閉部材35bによる2回の短時間開放動作の開始タイミングで第7出力端子PT7から第7情報信号が出力される。

0091

主制御CPU60aは、小当り遊技においてパチンコ球が第1特定領域39a,39aまたは第2特定領域39b,39bの何れかに入球したことを契機として、第2開閉部材35b,35bに長時間開放動作を行わせる合計8回のラウンドからなる第2種大当り遊技を生起させる。この場合に、主制御CPU60aは、第2種大当り遊技の開始タイミングで第2種大当り開始コマンドを払出制御CPU61aへ出力すると共に、第2種大当り遊技の終了タイミングで大当り終了コマンドを払出制御CPU61aへ出力する。これに対し、払出制御CPU61aは、第2種大当り開始コマンドの入力を契機として、外部情報出力端子盤63の第6出力端子PT6からの第6情報信号の出力を開始した後、当該第6情報信号の出力を大当り終了コマンドの入力に応じて終了する。

0092

ここで、主制御CPU60aは、払出制御CPU61aへ出力する第2種大当り開始コマンドとして、主制御RAM60cに記憶された態様情報の種類(第1態様情報および第2態様情報)に応じた第2種大当り開始コマンドを複数種類の内から決定する。具体的に、主制御CPU60aは、小当り遊技の特定入球有効期間において第1特定領域入球検出センサ81による検出が発生し、該検出の発生を契機として第2種大当り遊技を生起させる場合は、第1特定領域入球検出センサ81による検出に応じて主制御RAM60cに記憶された第1態様情報に基づいて、第1の第2種大当り開始コマンドを決定し、払出制御CPU61aへ出力する。これに対し、払出制御CPU61aは、第1の第2種大当り開始コマンドの入力を契機として、外部情報出力端子盤63の第8出力端子PT8からの第8情報信号の出力を開始した後、当該第8情報信号の出力を大当り終了コマンドの入力に応じて終了する。一方で、主制御CPU60aは、小当り遊技の特定入球有効期間において第2特定領域入球検出センサ40による検出が発生し、該検出の発生を契機として第2種大当り遊技を生起させる場合は、第2特定領域入球検出センサ40による検出に応じて主制御RAM60cに記憶された第2態様情報に基づいて、第2の第2種大当り開始コマンドを決定し、払出制御CPU61aへ出力する。これに対し、払出制御CPU61aは、第2の第2種大当り開始コマンドの入力を契機として、外部情報出力端子盤63の第10出力端子PT10からの第10情報信号の出力を開始した後、当該第10情報信号の出力を大当り終了コマンドの入力に応じて終了する。

0093

すなわち、第2種大当り遊技が生起される場合には、ホールコンピュータへ向けた情報信号として、大当り遊技の期間中に第6出力端子PT6から第6情報信号が出力される。また、小当り遊技が生起される場合には、第2開閉部材35b,35bの開放毎に第7出力端子PT7から第7情報信号が出力される。更に、第2種大当り遊技が生起される場合には、ホールコンピュータへ向けた情報信号として、第1特定領域39aへの入球および第2特定領域39bへの入球のうち何れを契機とするかによって異なる出力端子PT8,PT10から異なる情報信号(第8情報信号または第10情報信号)が出力される。

0094

また、主制御CPU60aは、特定入球無効期間(小当り遊技の開始タイミングから1秒が経過するまでの期間)において第1特定領域入球検出センサ81による検出が発生した場合に、特定入球エラー(異常)が発生したと判定し、主制御RAM60cの常用記憶エリア(作業領域)に設定される特定入球エラー判定フラグの値を「0」から「1」に変更する(異常入球発生情報を記憶する)と共に、当該特定入球エラー判定フラグの値が「1」に設定されたことに応じて(異常入球発生情報に応じて)、特定入球エラー指定コマンドを設定して、演出制御CPU65aおよび払出制御CPU61aへ向けて出力する。これに対し、払出制御CPU(外部出力手段)61aは、主制御CPU60aからの特定入球エラー指定コマンドを入力したことに応じて、特定入球エラーが発生したこと(遊技情報)を示す第9情報信号を外部情報出力端子盤63の第9出力端子PT9から約56msに亘って出力させる。

0095

また、演出制御CPU65aは、特定入球エラー指定コマンドの入力を契機として、演出制御RAM65cの常用記憶エリア(作業領域)に設定されるエラー報知実行フラグの設定値を「0」から「1」に変更し、30秒が経過した時点で当該設定値を「0」に戻す。また、エラー報知実行フラグの値が「1」に設定される30秒の期間(報知期間)に報知手段17,18,19を制御して特定入球エラー報知を実行させる。なお、特定入球エラー判定フラグの値およびエラー報知実行判定フラグの値は、主制御RAM60cや演出制御RAM65cのバックアップエリアに記憶保持する対象とはされていない。すなわち、第1特定領域入球検出センサ81による検出が異常なタイミングで発生してから当該入球に対応する特定入球エラー指定コマンドが出力されるまでの間にパチンコ機10の電源が遮断された場合には、主制御RAM60cの常用記憶エリアにおいて「1」に設定された特定入球エラー判定フラグの設定値(異常入球発生情報)がクリアされ、また、特定入球エラー報知が実行される報知期間にパチンコ機10の電源が遮断された場合には、演出制御RAM65cの常用記憶エリアにおいて「1」に設定されたエラー報知実行フラグの設定値(異常入球発生情報)がクリアされる。

0096

このように、実施例1に係るパチンコ機10は、遊技領域24を流下するパチンコ球が入賞可能な始動入賞口(第1入賞口)29a,33aおよび第2特別入賞口(入賞口、第2入賞口)35a,35aと、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が入球可能な第1特定領域39a、第2特定領域39b,39bおよび一般領域39c,39cとを備えている。また、パチンコ機10は、始動入賞検出センサ54,55による検出に基づいて主制御CPU(当り判定手段)60aが行う特図当り判定が第1種大当り遊技を生起させる判定結果となったこと(生起条件の成立)を契機として、当該主制御CPU(生起手段)60aが、遊技者に有利な第1種大当り遊技を生起させると共に、小当り遊技の特定入球有効期間において第1特定領域39aや第2特定領域39b,39bにパチンコ球が入球し、該パチンコ球が特定領域入球検出センサ81,40により検出されたこと(生起条件が成立した場合)を契機として、当該主制御CPU(生起手段)60aが、遊技者に有利な第2種大当り遊技を生起させる。更に、パチンコ機10は、払出制御CPU61aが遊技に関する情報信号を機外部のホールコンピュータへ出力するよう構成されている。そして、特図当り判定が第1種大当り遊技を生起させる判定結果となったことを契機として主制御CPU60aが第1種大当り遊技を生起させる場合には第6情報信号を出力する一方で、第1特定領域39aや第2特定領域39b,39bにパチンコ球が入球したことを契機として主制御CPU60aが第2種大当り遊技を生起させる場合には、第6情報信号に加えて、第8情報信号または第10情報信号を出力する。すなわち、特定領域39a,39bへの入球に応じて第2種当り遊技が生起される場合に、特図当り判定の結果に応じて第1種当り遊技が生起されることを示す第6情報信号とは異なる第8情報信号または第10情報信号を出力することができ、大当り遊技が生起されることに関する詳細な情報を機外部へ伝達することができる。また、特図当り判定の結果に応じて第1種当り遊技が生起される場合と、特定領域39a,39bへの入球に応じて第2種当り遊技が生起される場合とで異なる出力端子PT1〜PT10から情報信号を出力することにより、大当り遊技が生起されることに関する詳細な情報を遊技店側に伝達することができると共に、各情報信号が示す情報を遊技店側で容易に区別し得る。

0097

また、実施例1に係るパチンコ機10は、第2種大当り遊技が生起される契機となる第1特定領域39aへのパチンコ球の入球が発生した場合には、払出制御CPU61aが外部情報出力端子盤63の第8出力端子PT8から第8情報信号を出力し、第2種大当り遊技が生起される契機とならない第1特定領域39aへのパチンコ球の入球(特定入球エラー)が発生した場合には、払出制御CPU61aが外部情報出力端子盤63の第9出力端子PT9から第9情報信号を出力するようになっている。すなわち、第2種大当り遊技が生起される生起条件の成立契機となる第1特定領域39aへの入球(特定入球有効期間での入球)が発生した場合と、生起条件の成立契機とならない第1特定領域39aへの入球(特定入球無効期間での入球)が発生した場合とで異なる情報信号を出力することにより、第2種当り遊技に関する詳細な情報を遊技店側に伝達することができる。

0098

また、実施例1に係るパチンコ機10は、小当り遊技において第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が特定入球有効期間において(正常なタイミングで)第1特定領域39aに入球する場合(すなわち、第1経路としての中央通路部46aを通過する場合)には、第1特定領域39aへの入球を契機とした第2種大当り遊技が生起される期間を示す第8情報信号を第8出力端子PT8から出力する一方、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が特定入球有効期間において(正常なタイミングで)第2特定領域39b,39bに入球する場合(すなわち、第2経路としての傾斜面46b,46bを通過する場合)には、第2特定領域39b,39bへの入球を契機とした第2種大当り遊技が生起される期間を示す第10情報信号を第10出力端子PT10から出力する。すなわち、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が何れの特定領域39a,39bに入球したか(中央通路部46aおよび傾斜面46bの何れを通過したか)を示す第8情報信号および第10情報信号を出力端子PT1〜PT10からホールコンピュータへ出力することができ、第2種大当り遊技に関する詳細な情報を機外部へ伝達することができる。

0099

また、実施例1に係るパチンコ機10は、前述したように、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が特定入球有効期間において(すなわち、正常なタイミングで)第1特定領域39aに入球した場合には、第1特定領域39aへの入球を契機として第2種大当り遊技が生起される期間を示す第8情報信号を第8出力端子PT8から出力する。一方で、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が特定入球無効期間において(すなわち、異常なタイミングで)第1特定領域39aに入球した場合には、特定入球エラーの発生を示す第9情報信号を第9出力端子PT9から出力する。すなわち、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が第1特定領域39aに入球するタイミングが正常であった場合と異常であった場合とで異なる情報信号をホールコンピュータへ出力することで、第2種大当り遊技に関する詳細な情報をホールコンピュータへ伝達することができる。

0100

更に、実施例1に係るパチンコ機10は、主制御基板60に備えられる記憶手段としての主制御RAM60cに、電源断が発生するまで情報を記憶可能な常用記憶エリア(作業領域)と、電源断後も情報を記憶保持可能なバックアップエリア(バックアップ記憶領域)とが設定されており、常用記憶エリアに記憶される情報としての、特定入球エラーの発生(異常なタイミングで第1特定領域39aにパチンコ球が入球したこと)を示す特定入球エラー判定フラグの設定値(異常入球発生情報)が、バックアップエリアに記憶する対象から除外されている。また、演出制御基板65に備えられる記憶手段としての演出制御RAM65cに、電源断が発生するまで情報を記憶可能な常用記憶エリア(作業領域)と、電源断後も情報を記憶保持可能なバックアップエリア(バックアップ記憶領域)とが設定されており、常用記憶エリアに記憶される情報としての、特定入球エラーの発生(異常なタイミングで第1特定領域39aにパチンコ球が入球したこと)を示すエラー報知実行フラグの設定値(異常入球発生情報)が、バックアップエリアに記憶する対象から除外されている。すなわち、このように構成することで、バックアップエリアによって記憶するデータ量の増加を防ぐことができる。

0101

次に、実施例2について図8を参照して説明する。なお、以下の説明において、実施例1で説明したパチンコ機10と同一の構成に関しては、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。

0102

実施例2では、振分け部材48および流路変更部材77に加えて、樋部材79が動作可能に構成されている(図8参照)。具体的に、実施例2の樋部材79は、第1特定領域39aがステージ46の前端縁より前側で開口する位置で、本体36に設けた軸部(図示せず)を介して左右方向に揺動可能に軸支されている。また樋部材79は、本体36に配設した樋部材用モータ(図示せず)に連繋されており、該樋部材用モータを駆動制御することで樋部材79は、ステージ46の前方の略中央位置に位置して第1特定領域39aが中央通路部46aの前端部(傾斜下端部)に臨む原位置と、該第1特定領域39aが原位置から左方向または右方向に変位した左右の端部位置とに揺動し得るよう構成されている。すなわち、実施例2のパチンコ機10は、ステージ46の中央通路部46aを転動したパチンコ球が第1特定領域39aに入球可能なだけでなく、樋部材79が左右の端部位置に位置する状態ではステージ46の傾斜面46b,46bを転動するパチンコ球が第1特定領域39aに入球し得る構成となっている。なお、樋部材79の下方位置には、第1特定領域39aに入球したパチンコ球を検出すると共に主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続された特定領域入球検出センサ81が配設されている。

0103

ここで、第2特別入賞装置35の本体36には、図8に示すように、第3傾斜通路(第1経路)45dを通過するパチンコ球を検出する第3傾斜通路通過検出センサ89が配設されている。第3傾斜通路通過検出センサ89は、前記主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており、第3傾斜通路通過検出センサ89がパチンコ球を検出すると、検出信号を主制御基板60に出力するよう構成される。そして、小当り遊技の入賞検出期間において第3傾斜通路通過検出センサ89による検出が発生してから所定時間(パチンコ球が第3傾斜通路45d,45dを通過して第1特定領域39aに到達することが可能な時間であり、実施例2では2秒)が経過するまでの間に第1特定領域入球検出センサ81による検出が発生したことを示す第3態様情報を、主制御RAM60cに記憶し、この第3態様情報が第2種大当り遊技を生起させる場合に主制御RAM60cに記憶されていれば、主制御CPU60aが経路指定コマンドを払出制御CPU61aに出力するよう構成されている。すなわち、実施例2のパチンコ機10は、小当り遊技において、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が第3傾斜通路45d,45dを通過して第1特定領域39aに入球した場合(傾斜面46b,46bを経由せずに第1特定領域39aに入球した場合)に、主制御RAM60cに第3態様情報が記憶され、該第3態様情報に応じて主制御CPU60aが経路指定コマンドを出力するように構成されている。一方で、実施例2のパチンコ機10は、小当り遊技において、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が第3傾斜通路45d,45dを通過することなく第1特定領域39aに入球した場合(傾斜面46b,46bを経由して第1特定領域39aに入球した場合)には第3態様情報が主制御RAM60cに記憶されず、経路指定コマンドが出力されないように構成されている。

0104

実施例2のパチンコ機10は、パチンコ球が第3傾斜通路45d,45dを通過することなく第1特定領域39aに入球する可能性があることから、小当り遊技においてパチンコ球が第1特定領域39aに入球した場合に、主制御RAM60cに第3態様情報が記憶される場合と記憶されない場合とが生じ得る。ここで、小当り遊技の結果として第3態様情報が主制御RAM60cに記憶される割合が過度に高くなった場合には、振分け部48bの破損や振分け用ソレノイド49の故障が生じたか、または不正行為によって振分け部48bが第2の状態に維持されている可能性がある。

0105

ここで、実施例2のパチンコ機10は、外部情報出力端子盤63の出力端子として、第1出力端子PT1〜第10出力端子PT10に加えて、第11出力端子PT11を備えている。そして、払出制御CPU61aは、第2種大当り遊技の開始タイミングで経路指定コマンドを入力したことに応じて、第11出力端子PT11から第11情報信号を所定時間(実施例では約56ms)に亘って出力させるように構成されている。

0106

すなわち、実施例2では、経路指定コマンドを主制御RAM60cの第3態様情報に応じて主制御CPU60aが出力し、該経路指定コマンドを入力した払出制御CPU61aが経路指定コマンドにより特定される遊技情報に対応する第11情報信号を機外部のホールコンピュータへ向けて出力する。これにより、遊技店側では、ホールコンピュータへの第11情報信号の入力頻度高頻度となった場合に、第2特別入賞装置35に関する異常状態(振分け部48bの破損、振分け用ソレノイド49の故障または不正行為の発生)が発生した可能性があることを判別することが可能となる。

0107

このように、実施例2に係るパチンコ機10は、小当り遊技において第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が特定入球有効期間において第3傾斜通路45d,45dおよび中央通路部46a(第1経路)を通過して第1特定領域39aに入球する場合には、第1特定領域39aへの入球を契機とした第2種大当り遊技が生起される期間を示す第8情報信号を第8出力端子PT8から出力する一方、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が特定入球有効期間において傾斜面46b,46b(第2経路)を通過して第1特定領域39aに入球する場合には、第8情報信号に加えて、第11情報信号を第11出力端子PT11から出力する。すなわち、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球が何れの経路を通過して第1特定領域39aに入球したかを示す第8情報信号および第11情報信号を出力端子PT1〜PT10からホールコンピュータへ出力することができ、第2種大当り遊技に関する詳細な情報を機外部へ伝達することができる。

実施例

0108

(変更例)
本願は前述した実施例1および2の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例1および2では、遊技球が入球可能な入球領域としての第1特定領域、左右の第2特定領域および左右の一般領域を第2特別入賞装置に設け、第2特別入賞口に入賞した遊技球が複数の入球領域に入球可能に構成したが、始動入賞口への遊技球の入賞を契機として遊技球が入賞可能となる第1特別入賞口を備えた第1特別入賞装置に、複数の入球領域(例えば、第1特定領域、第2特定領域および一般領域)を設けるよう構成してもよい。
(2) 実施例1および2では、特定入球領域(第1特定領域および第2特定領域)への入球を生起条件の成立契機として、遊技者に有利な遊技状態としての大当り遊技を生起させるよう構成したが、大当り遊技については当り判定手段(主制御CPU)による当り判定の結果を契機として生起させるよう構成し、大当り遊技以外の遊技者に有利な遊技状態(例えば確変状態や変短状態)を、特定入球領域(第1特定領域および第2特定領域)への入球を生起条件の成立契機として生起させるようにしてもよい。
(3) 実施例1および2では、払出制御CPUが情報信号を機外部へ出力するよう構成したが、主制御CPUが情報信号を機外部へ向けて出力するよう構成してもよいし、払出制御CPUおよび主制御CPU以外の制御CPUが情報信号を機外部へ向けて出力するよう構成してもよい。
(4) 実施例1および2では、遊技球の入球が当り遊技の生起条件の成立契機となる特定入球領域として、1つの第1特定領域および2つの第2特定領域を設けたが、第1特定領域および第2特定領域のうち一方のみを設けてもよいし、第2特定領域を1つのみ設けてもよいし、第1特定領域を複数設けるようにしてもよい。
(5) 実施例1および2では、特定入球有効期間に(正常なタイミングで)第1特定領域(所定の入球領域)への入球が発生した場合に、第2種大当り遊技の生起条件の成立契機となり、かつ第2種大当り遊技の生起条件の成立契機となる入球が発生した場合の情報信号(第8情報信号または第10情報信号)が出力されると共に、特定入球無効期間に(異常なタイミングで)第1特定領域(所定の入球領域)への入球が発生した場合に、第2種大当り遊技の生起条件の成立契機とならず、かつ第2種大当り遊技の生起条件の成立契機となる入球が発生した場合の情報信号(第8情報信号または第10情報信号)とは異なる情報信号(第9情報信号)が出力されるよう構成した。
これに対し、第2種大当り遊技の生起条件の成立契機とならない一般領域(所定の入球領域とは別の入球領域)への入球が発生した場合に、第2種大当り遊技の生起条件の成立契機となる入球が発生した場合の情報信号(第8情報信号または第10情報信号)とは異なる情報信号が出力されるよう構成してもよい。
(6) 実施例1および2では、小当り遊技が生起される場合の特定入球無効期間に(異常なタイミングで)第1特定領域への入球が発生した場合に第2種大当り遊技を生起させないよう構成したが、当該入球を契機として主制御CPU60aが第2種大当り遊技を生起させるよう構成してもよい。但し、この場合にも特定入球エラーに関するエラー報知や機外部への情報信号の出力を行うことが好ましい。
この場合には例えば、第2種大当り遊技の開始時点まで特定入球エラー判定フラグの「1」に対応する設定値(異常入球発生情報)を主制御RAM60cに保持しておき(パチンコ機10の電源が遮断される場合を除く)、主制御CPU60aは、第2種大当り遊技の開始時点において特定入球エラー判定フラグの設定値が「1」であることに応じて、特定入球エラー指定コマンドを設定すると共に、設定した特定入球エラー指定コマンドを演出制御CPUおよび払出制御CPUへ向けて出力するよう構成することができる。
(7) 実施例1および2では、小当り遊技の開始から1秒経過までの特定入球無効期間に第1特定領域への入球が発生した場合のみ、主制御CPU60aが当該入球を契機として特定入球エラー指定コマンドを出力する(更に、特定入球エラー報知を行うと共に、特定入球エラーの発生に対応する第9情報信号を出力する)よう構成したが、小当り遊技や第2種大当り遊技が生起されていない状態で第1特定領域への入球が発生した場合にも、特定入球エラー指定コマンドを出力する(特定入球エラー報知を行うと共に、特定入球エラーの発生に対応する第9情報信号を出力する)よう構成してもよい。
(8) 実施例1および2では、大当り遊技終了後に付与される確変状態の変動回数を、直前の大当り遊技の種類に関係なく10回に設定したが、確変回数を11回以上(例えば100回等)または9回以下に設定してもよいし、次回の大当り遊技が開始されるまでの期間に亘って確変状態が付与されるように設定してもよい。
(9) 実施例1および2では、大当り遊技終了後に付与される変短状態の変動回数を、直前の大当り遊技の種類に関係なく10回に設定したが、変短回数を11回以上(例えば100回等)または9回以下に設定してもよいし、次回の大当り遊技が開始されるまでの期間に亘って変短状態が付与されるように設定してもよい。
また、大当り遊技の種類に応じて変短状態が付与される期間を異ならせてもよく、この場合には例えば、第1種大当り遊技(または第2種大当り遊技)の終了後の変短回数を所定回数(例えば100回)とするか、または次回の大当り遊技が開始されるまで変短状態を継続させる一方で、第2種大当り遊技(または第1種大当り遊技)の終了後の変短回数を所定回数未満(例えば10回)とすることができる。また、変短回数が相互に異なる複数種類の第1種大当り遊技(または第2種大当り遊技)を設ける等、適宜の設定が可能である。
(10) 実施例1および2では、大当り遊技終了後に付与される変短状態の変動回数を、確変状態が付与される期間に関係なく10回に設定したが、大当り遊技の終了後に確変状態が付与される場合と付与されない場合とで変短状態の付与期間を異ならせてもよい。
例えば、大当り遊技として、終了後に確変状態が付与される確変大当り遊技と、付与されない非確変大当り遊技とを設け、非確変大当り遊技の終了後に付与される変短回数を0回から100回のうち何れかの回数(例えば100回)に設定する一方、確変大当り遊技の終了後に付与される変短回数を、非確変大当り遊技の終了後に付与される回数とは異なる回数(例えば101回)に設定することができる。なおこの場合に、確変回数が100回以上(確変状態が次回の大当り遊技の開始まで付与される場合を含む)であれば、当該確変状態が付与される期間を上限として、変短状態を付与する期間を設定すればよい。
また、大当り遊技において遊技球が特定入球領域(第1特定領域および第2特定領域)に入球したことを契機として当該大当り遊技の終了後に確変状態を付与するよう構成し、特定入球領域への遊技球の入球が発生しなかった大当り遊技の終了後に付与される変短回数を0回から100回のうち何れかの回数(例えば100回)に設定する一方、特定入球領域への遊技球の入球が発生した大当り遊技の終了後に付与される変短回数を、非確変大当り遊技の終了後に付与される回数とは異なる回数(例えば101回)に設定することができる。なおこの場合に、確変回数が100回以上(確変状態が次回の大当り遊技の開始まで付与される場合を含む)であれば、当該確変状態が付与される期間を上限として、変短状態を付与する期間を設定すればよい。

0109

24遊技領域
29a 第1始動入賞口(第1入賞口)
33a 第2始動入賞口(第1入賞口)
35a 第2特別入賞口(第2入賞口)
39a 第1特定領域(特定入球領域)
39b 第2特定領域(特定入球領域)
60a 主制御CPU(当り判定手段、生起手段)
60c 主制御RAM(記憶手段)
61a払出制御CPU(外部出力手段)
65c演出制御RAM(記憶手段)
63外部情報出力端子盤(出力端子板)
PT1〜PT10 第1〜第10出力端子(出力端子)

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