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技術 入力装置、および画像処理装置

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 松前慶作
出願日 2016年6月10日 (3年5ヶ月経過) 出願番号 2016-115884
公開日 2017年12月14日 (1年11ヶ月経過) 公開番号 2017-220138
状態 特許登録済
技術分野 位置入力装置
主要キーワード 角度検出センサー 使用ユーザー 接触状況 身長データ 腹部分 入力画 用紙セット メニュ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

便性を向上させながら、入力の際の誤検知のおそれを低減することができる入力装置を提供する。

解決手段

入力装置は、タッチパネルと、ユーザーデータ取得部41と、高さ導出部42と、検出範囲調整部43とを備える。タッチパネルは、操作内容に関するデータを表示する。タッチパネルは、表示された操作内容に対応する領域と操作内容を入力するユーザーの指との接触を検出して、操作内容を入力させる。ユーザーデータ取得部41は、ユーザーのデータを取得する。高さ導出部42は、ユーザーデータ取得部41により取得されたユーザーのデータに基づいて、タッチパネルと接触するユーザーの手の高さを導出する。検出範囲調整部43は、高さ導出部42により導出されたユーザーの手の高さに基づいて、タッチパネルの検出範囲を調整する。

概要

背景

複合機等に代表される画像処理装置においては、画像読み取り部で原稿の画像を読み取った後、画像形成部に備えられる感光体に対して読み取った画像を基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナー等の現像剤を供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させて印刷し、装置外に排出する。

画像処理装置においては、コピー機能スキャン機能等、各種の機能を選択して処理を行うことができる。ユーザーは、画像処理装置に備えられた入力装置を用いて、いずれかの機能を選択して処理するよう入力する。また、種々の設定や条件についても、入力装置を介して、入力を行う。入力装置は、液晶画面に種々の機能等を表示し、種々の機能等に該当する領域に指を接触させることにより入力を行うタッチパネルを有するものがある。

ここで、入力装置に関する技術が、特開2010−128508号公報(特許文献1)に開示されている。

概要

便性を向上させながら、入力の際の誤検知のおそれを低減することができる入力装置を提供する。入力装置は、タッチパネルと、ユーザーデータ取得部41と、高さ導出部42と、検出範囲調整部43とを備える。タッチパネルは、操作内容に関するデータを表示する。タッチパネルは、表示された操作内容に対応する領域と操作内容を入力するユーザーの指との接触を検出して、操作内容を入力させる。ユーザーデータ取得部41は、ユーザーのデータを取得する。高さ導出部42は、ユーザーデータ取得部41により取得されたユーザーのデータに基づいて、タッチパネルと接触するユーザーの手の高さを導出する。検出範囲調整部43は、高さ導出部42により導出されたユーザーの手の高さに基づいて、タッチパネルの検出範囲を調整する。

目的

この発明の目的は、利便性を向上させながら、入力の際の誤検知のおそれを低減することができる入力装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

操作内容に関するデータを表示し、表示された前記操作内容に対応する領域と前記操作内容を入力するユーザーの指との接触を検出して、前記操作内容を入力させるタッチパネルと、前記ユーザーのデータを取得するユーザーデータ取得部と、前記ユーザーデータ取得部により取得された前記ユーザーのデータに基づいて、前記タッチパネルと接触する前記ユーザーの手の高さを導出する高さ導出部と、前記高さ導出部により導出された前記ユーザーの手の高さに基づいて、前記タッチパネルの検出範囲を調整する検出範囲調整部とを備える、入力装置

請求項2

前記ユーザーデータ取得部は、前記ユーザーを撮影して前記ユーザーの位置のデータを取得する撮影部を含む、請求項1に記載の入力装置。

請求項3

前記ユーザーデータ取得部は、前記入力装置の外部から前記ユーザーの身長のデータを入手するユーザー身長データ取得部を含む、請求項1または2に記載の入力装置。

請求項4

データを記憶する記憶部をさらに備え、前記記憶部には、予め前記ユーザーのデータが記憶されており、前記ユーザーデータ取得部は、前記記憶部から前記ユーザーのデータを取得する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の入力装置。

請求項5

前記検出範囲調整部は、前記タッチパネルに表示された前記操作内容に関するデータの枠の大きさから、前記タッチパネルの検出範囲を調整する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の入力装置。

請求項6

前記タッチパネルは、回動可能に構成されており、前記高さ導出部は、回動された前記タッチパネルの角度に基づいて、前記ユーザーの手の高さを導出する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の入力装置。

請求項7

請求項1〜6のいずれか1項に記載の入力装置と、前記入力装置により入力された前記操作内容に基づいて画像処理を行う画像処理部とを含む、画像処理装置

技術分野

0001

この発明は、入力装置、および画像処理装置に関するものである。

背景技術

0002

複合機等に代表される画像処理装置においては、画像読み取り部で原稿の画像を読み取った後、画像形成部に備えられる感光体に対して読み取った画像を基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナー等の現像剤を供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させて印刷し、装置外に排出する。

0003

画像処理装置においては、コピー機能スキャン機能等、各種の機能を選択して処理を行うことができる。ユーザーは、画像処理装置に備えられた入力装置を用いて、いずれかの機能を選択して処理するよう入力する。また、種々の設定や条件についても、入力装置を介して、入力を行う。入力装置は、液晶画面に種々の機能等を表示し、種々の機能等に該当する領域に指を接触させることにより入力を行うタッチパネルを有するものがある。

0004

ここで、入力装置に関する技術が、特開2010−128508号公報(特許文献1)に開示されている。

先行技術

0005

特開2010−128508号公報

発明が解決しようとする課題

0006

ユーザーは、タッチパネルを有する入力装置を用いて、自らの指での操作により処理内容を入力する。ここで、ユーザーの指とタッチパネルとの接触状態によっては、入力装置が誤操作を引き起こしたり、ユーザーの意図しない処理を選択してしまう場合がある。このような場合に備えて、入力装置においては、指で押下された検出位置の検出範囲の調整を行うこととしている。

0007

特許文献1によると、ユーザーの個人認証を行い、登録済みの指紋データと指の大きさの情報を利用して、検出範囲の調整や有効領域から外れた位置を押下された場合の誤動作を防ぐこととしている。

0008

しかし、このような構成によると、ユーザーの個人認証や指紋データの登録等を予め行っておかなければならず、利便性を損なうこととなる。すなわち、利用できる環境が制限されることとなり、好ましくない。もちろん、誤検知のおそれは、できるだけ低減されることが望ましい。

0009

この発明の目的は、利便性を向上させながら、入力の際の誤検知のおそれを低減することができる入力装置を提供することである。

0010

この発明の他の目的は、画像処理の要求を受け付ける際に、利便性を向上させながら、入力の際の誤検知のおそれを低減することができる画像処理装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0011

この発明の一つの局面においては、入力装置は、タッチパネルと、ユーザーデータ取得部と、高さ導出部と、検出範囲調整部とを備える。タッチパネルは、操作内容に関するデータを表示する。タッチパネルは、表示された操作内容に対応する領域と操作内容を入力するユーザーの指との接触を検出して、操作内容を入力させる。ユーザーデータ取得部は、ユーザーのデータを取得する。高さ導出部は、ユーザーデータ取得部により取得されたユーザーのデータに基づいて、タッチパネルと接触するユーザーの手の高さを導出する。検出範囲調整部は、高さ導出部により導出されたユーザーの手の高さに基づいて、タッチパネルの検出範囲を調整する。

0012

この発明の他の局面においては、画像処理装置は、上記した入力装置と、入力装置により入力された操作内容に基づいて画像処理を行う画像処理部とを含む。

発明の効果

0013

このような入力装置によると、利便性を向上させながら、入力の際の誤検知のおそれを低減することができる。

0014

また、このような画像処理装置によると、画像処理の要求を受け付ける際に、利便性を向上させながら、入力の際の誤検知のおそれを低減することができる。

図面の簡単な説明

0015

この発明の一実施形態に係る画像処理装置を複合機に適用した場合の複合機の外観を示す概略斜視図である。
図1に示す複合機の構成を示すブロック図である。
操作部の概略的な構成を示す外観図である。
制御部の構成を示すブロック図である。
この発明の一実施形態に係る複合機を用いてユーザーがタッチパネル部から操作内容を入力する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
指の位置が高い場合のタッチパネルと指との接触状態を示す図である。
指の位置がタッチパネルと水平な場合のタッチパネルと指との接触状態を示す図である。
指の位置が低い場合のタッチパネルと指との接触状態を示す図である。
タッチパネルがある程度傾斜した場合のタッチパネルと指との接触状態を示す図である。

実施例

0016

以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置を複合機に適用した場合の複合機の外観を示す概略図である。図2は、図1に示す複合機の構成を示すブロック図である。

0017

図1および図2を参照して、複合機11は、制御部12と、入力装置としての操作部13と、画像読み取り部14と、画像処理部としての画像形成部15と、用紙セット部19と、排出トレイ30と、記憶部としてのハードディスク16と、ファクシミリ通信部17と、本体部20と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18と、撮像部としてのカメラ44と、角度検出センサー45とを備える。

0018

制御部12は、複合機11全体の制御を行う。操作部13は、複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示するタッチパネル21を含む。タッチパネル21は、ユーザーの操作内容に関するデータを表示し、ユーザーの指との接触状況を検出して、操作内容を入力させる。図1に示す状態においては、タッチパネル21は、表示面が上面となるように設けられている。また、操作部13は、印刷部数階調性等の画像形成の条件や電源オンまたはオフを入力させる。画像読み取り部14は、セット位置にセットされた原稿を読み取り位置に搬送する原稿搬送装置としてのADF(Auto Document Feeder)22を含む。画像読み取り部14は、ADF22または不図示の載置台上にセットされた原稿の画像を読み取る。用紙セット部19は、手差しで用紙をセットする手差しトレイ28やサイズの異なる複数枚の用紙を収納可能な給紙カセット群29を含む。用紙セット部19は、画像形成部15に供給する用紙をセットさせる。画像形成部15は、画像読み取り部14により読み取られた画像やネットワーク25を介して送信された画像データを基に、搬送されてきた用紙に画像を形成する。画像形成部15により画像を形成された用紙は、排出トレイ30に排出される。本体部20は、画像形成部15をその内方側に収容する。ユーザーを撮影してユーザーの位置のデータを取得するカメラ44は、操作部13を操作するユーザーの映像を撮像することができる。ハードディスク16は、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行う。ファクシミリ通信部17は、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信ファクシミリ受信を行う。

0019

なお、複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備えるが、これらについては、図示および説明を省略する。また、図2中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。なお、図1に示すように、この実施形態においては、給紙カセット群29は、3つの給紙カセット23a、23b、23cから構成されている。

0020

複合機11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを用いて画像形成部15において画像を形成することにより、複写機として作動する。また、複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク25に接続されたコンピューター26a、26b、26cから送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成して用紙に印刷することにより、プリンターとして作動する。すなわち、画像形成部15は、要求された画像を印刷する印刷部として作動する。複合機11は、ファクシミリ通信部17を通じて、公衆回線24から送信された画像データを用いて、DRAMを介して画像形成部15において画像を形成することにより、また、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部17を通じて公衆回線24に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。複合機11は、画像処理に関し、複写機能プリンター機能ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。

0021

この発明の一実施形態に係る複合機11を含む画像処理システム27は、上記した構成の複合機11と、ネットワーク25を介して複合機11に接続される複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。この実施形態においては、複数のコンピューター26a〜26cについては、3台示している。各コンピューター26a〜26cはそれぞれ、複合機11に対して、ネットワーク25を介して印刷要求を行って印刷をすることができる。複合機11とコンピューター26a〜26cとは、LAN(Local Area Network)ケーブル等を用いて有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよく、ネットワーク25内には、他の複合機やサーバーが接続されている構成でもよい。

0022

次に、上記した操作部13の構成について、さらに詳細に説明する。図3は、操作部13の概略的な構成を示す外観図である。図3を参照して、操作部13は、印刷部数等を入力させるための0〜9までの数字、および「*」や「#」の記号をユーザーに入力させるテンキー31と、印刷の開始やファクシミリ送信の開始をユーザーに指示させるスタートキー32と、複合機11の電源のオンまたはオフをユーザーに入力させる電源キー33と、複合機11の有するプリンター機能やコピー機能等の選択をユーザーに指示させるメニュキー34と、種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録をユーザーに指示させる登録キー35と、テンキー31等を用いてユーザーにより入力された指示の内容をユーザーにキャンセルさせるリセットキー36と、上記したタッチパネル21とを含む。

0023

操作部13は、本体部20から前面側に突出するようにして設けられている。操作部13は、いわゆる平板状である。操作部13は、本体部20との接触側支点として回動可能に構成されている。操作部13は、図1中の矢印D1の方向またはその逆の方向であるいわゆる上下方向に所定の角度の範囲内だけ、回転させることができる。操作部13の回転の角度については、角度検知センサー45により検知することができる。

0024

タッチパネル21は、ユーザーの操作内容に関するデータを表示する。タッチパネル21は、表示された操作内容に対応する領域と操作内容を入力するユーザーの指との接触を検出して、操作内容を入力させる。ユーザーは、操作部13のタッチパネル21を指で押下等、接触させて、操作の内容を入力させる。

0025

次に、制御部12の構成について説明する。図4は、制御部12の構成を示すブロック図である。図1図4を参照して、制御部12は、ユーザーデータ取得部41と、高さ導出部42と、検出範囲調整部43とを備える。ユーザーデータ取得部41は、ユーザーのデータを取得する。ユーザーデータ取得部41は、ユーザーを撮影してユーザーの位置のデータを取得する撮影部としてのカメラ44を含む。高さ導出部42は、ユーザーデータ取得部41により取得されたユーザーのデータに基づいて、タッチパネル21と接触するユーザーの手の高さを導出する。検出範囲調整部43は、高さ導出部42により導出されたユーザーの手の高さに基づいて、タッチパネル21の検出範囲を調整する。

0026

次に、この発明の一実施形態に係る複合機11を用いて、ユーザーがタッチパネル21から操作内容を入力する場合について説明する。図5は、この発明の一実施形態に係る複合機11を用いてユーザーがタッチパネル21から操作内容を入力する場合の処理の流れを示すフローチャートである。

0027

図5を参照して、まず、複合機11は、ユーザーに操作内容を入力させるために、タッチパネル21において、入力画面を表示する(図5において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。ユーザーは、タッチパネル21のうちの操作内容に対応する領域、具体的には、枠で囲まれたボタンやキーに接触させて、要望する入力を行おうとする。そうすると、タッチパネル21は、ユーザーの指がタッチパネル21の領域の一部と接触したことを検出する(S12)。

0028

ユーザーの指がタッチパネル21の領域の一部と接触したことを検出すると(S12において、YES)、次に、ユーザーデータ取得部41は、ユーザーのデータを取得する(S13)。この場合、カメラ44により複合機11の前に滞在するユーザーを撮影する。そして、ユーザーデータ取得部41は、撮影されたユーザーの画像から、ユーザーの身長割り出す。このようにして、ユーザーの身長のデータを取得する。

0029

次に、高さ導出部42は、タッチパネル21の角度のデータを取得する(S14)。この場合、操作部13に取り付けられた角度検知センサー45により、操作部13が回転させられた角度のデータを取得する。具体的には、この実施形態においては、タッチパネル21を含む操作部13は、下方向に90度回転させた状態である。すなわち、操作部13が、複合機11のフロント側に向くように回転させられている。

0030

その後、高さ導出部42は、ユーザーの指46の位置がタッチパネル21の位置よりも低いか否かを判断する(S15)。この場合、ユーザーデータ取得部41により取得されたユーザーの身長のデータ、およびタッチパネル21の回転角度のデータを基に判断する。

0031

図6は、指46の位置が高い場合のタッチパネル21と指46との接触状態を示す図である。図7は、指46の位置がタッチパネル21と水平な場合のタッチパネル21と指46との接触状態を示す図である。図8は、指46の位置が低い場合のタッチパネル21と指46との接触状態を示す図である。

0032

図6図8を参照して、指46の位置がタッチパネル21よりも高い場合、指46の先端部分でタッチパネル21の表面と接触することになり、比較的小さな領域でタッチパネル21と指46とが接触することになる。指46の位置がタッチパネル21と水平な場合、指46の先端に近い部分でタッチパネル21と指46とが接触することになる。これらのような接触状態においては、通常のマージンでも、検出範囲を誤検知するおそれは低い。一方、指46の位置がタッチパネル21よりも低い場合、指46の腹部分でタッチパネル21の表面と接触することになり、比較的大きな領域でタッチパネル21と指46とが接触することになる。このような接触状態では、通常のマージンでは、検出の誤検知を引き起こすおそれがある。

0033

ここで、高さ導出部42により、指46の位置がタッチパネル21の位置よりも低いと判断されれば(S15において、YES)、検出範囲調整部43は、検出範囲のマージンを所定の閾値よりも広く調整する(S16)。一方、指46の位置がタッチパネル21の位置よりも低くないと判断されれば(S15において、NO)、すなわち、ユーザーの指46の位置がタッチパネル21の位置よりも高いか、または水平であると判断されれば、検出範囲調整部43は、通常のマージンで検出範囲を規定する(S17)。

0034

このようにして、検出範囲のマージンを規定し、ユーザーの指46によって接触された領域に応じて、入力値を取得する(S18)。そして、取得した入力値を基に、画像を形成し、出力する(S19)。

0035

このような複合機11によると、高さ導出部42により指46の位置がタッチパネル21の位置よりも低いと判断されれば、検出範囲調整部43により検出範囲のマージンを所定の閾値よりも広く調整する。そうすると、広く指46とタッチパネル21が接触することに基づく入力の誤検知の発生を抑制することができる。この場合、ユーザーの個人認証を行う必要はない。したがって、このような複合機11は、画像処理の要求を受け付ける際に、利便性を向上させながら、入力の際の誤検知のおそれを低減することができる。

0036

この場合、カメラ44によりユーザーの姿を撮像して、ユーザーの身長のデータを割り出しているため、より正確にユーザーの手の高さを導出することができる。

0037

高さ導出部42は、回動されたタッチパネル21の角度に基づいて、ユーザーの手の高さを導出する。図9は、タッチパネル21がある程度傾斜した場合のタッチパネル21と指46との接触状態を示す図である。図9を参照して、タッチパネル21を含む操作部13がある程度傾くと、指46との接触状態が変わる。この場合、ユーザーの指46の腹部分で比較的広い接触面積で接触することとなる。したがって、このような状況においては、ユーザーの手の高さがタッチパネル21と水平に近い場合でも、検出範囲調整部43は、タッチパネル21の角度のずれを調整して、検出範囲のマージンを所定の閾値よりも広く調整する。このように構成することにより、より誤検知のおそれを低減することができる。

0038

なお、上記の実施の形態においては、ユーザーデータ取得部41は、カメラ44によりユーザーを撮影し、ユーザーの身長を割り出すことにより、ユーザーの身長のデータを取得することとしたが、ユーザーデータ取得部41は、カメラ44の有無に関わらず、記憶部としてのハードディスク16に予め記憶されているユーザーの身長のデータを基に、ユーザーの身長のデータを取得するよう構成してもよい。この場合、例えば、複合機11の使用時に入力されるログイン情報を基に、ユーザーを特定するようにする。

0039

また、上記の実施の形態においては、ユーザーデータ取得部41は、カメラ44によりユーザーを撮影し、ユーザーの身長を割り出すことにより、ユーザーの身長のデータを取得することとしたが、これに限らず、ユーザーデータ取得部41は、ユーザーの位置を検出するセンサーを含み、このセンサーにより、ユーザーの位置のデータを取得するようにしてもよい。

0040

なお、ユーザーデータ取得部41は、複合機11に接続されているコンピューター26a〜26cからユーザーのデータを取得するよう構成してもよい。すなわち、ユーザーデータ取得部41は、ネットワーク25を介して外部からユーザーの身長のデータを入手するユーザー身長データ取得部を含むよう構成してもよい。

0041

また、検出範囲調整部43は、タッチパネル21に表示された操作内容に関するデータの枠の大きさから、タッチパネル21の検出範囲を調整するようにしてもよい。こうすることにより、よりタッチパネル21に表示された操作内容に即した検出範囲のマージンを規定することができる。

0042

なお、上記の実施の形態においては、複合機11の操作部13としての操作内容の入力の場合について説明したが、これに限らず、他の電子機器等に備えられ、タッチパネル21により操作内容を入力する入力装置において、上記構成を備えることとしてもよい。

0043

すなわち、入力装置は、タッチパネルと、ユーザーデータ取得部と、高さ導出部と、検出範囲調整部とを備える構成とする。タッチパネルは、操作内容に関するデータを表示する。タッチパネルは、表示された操作内容に対応する領域と操作内容を入力するユーザーの指との接触を検出して、操作内容を入力させる。ユーザーデータ取得部は、ユーザーのデータを取得する。高さ導出部は、ユーザーデータ取得部により取得されたユーザーのデータに基づいて、タッチパネルと接触するユーザーの手の高さを導出する。検出範囲調整部は、高さ導出部により導出されたユーザーの手の高さに基づいて、タッチパネルの検出範囲を調整する。

0044

このような構成の入力装置は、利便性を向上させながら、入力の際の誤検知のおそれを低減することができる。

0045

今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0046

この発明に係る入力装置、および画像処理装置は、利便性の向上および、入力の際の誤検知のおそれの低減が要求される場合に、特に有効に利用される。

0047

11複合機、12 制御部、13 操作部、14画像読み取り部、15画像形成部、16ハードディスク、17ファクシミリ通信部、18ネットワークインターフェース部、19用紙セット部、20 本体部、21タッチパネル、22 ADF、23a,23b,23c給紙カセット、24公衆回線、25ネットワーク、26a,26b,26cコンピューター、27画像処理システム、28手差しトレイ、29 給紙カセット群、30排出トレイ、31テンキー、32スタートキー、33電源キー、34メニューキー、35登録キー、36リセットキー、41ユーザーデータ取得部、42 高さ導出部、43検出範囲調整部、44カメラ、45角度検出センサー、46 指。

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