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技術 マウス

出願人 株式会社バッファロー
発明者 池上響
出願日 2016年6月9日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2016-114964
公開日 2017年12月14日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2017-220071
状態 特許登録済
技術分野 表示による位置入力
主要キーワード DB側 囲み部分 DR側 親指用 押下方向 親指側 小指側 指先側
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月14日)のものです。
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図面 (5)

課題

疲労を緩和し、誤操作を抑制する。

解決手段

コンピュータ用のマウスは、筐体と、筐体に設けられた1以上の操作部と、を備える。筺体は、マウスの操作時に、少なくとも操作者親指人差し指を含む特定の複数の指をそれぞれ支持する複数の支持部を備える。複数の支持部のうちの親指用の支持部は、マウスの操作時に親指の少なくとも一部を下から支え支持面を含む。1以上の操作部は、親指の少なくとも一部が支持面に支えられた状態で、親指と筐体の底面との間の親指よりも低く底面よりも高い位置に設けられた第1操作部を含む。

概要

背景

従来から、コンピュータ等に接続される入力装置として、マウスが用いられている。マウスは、ポインティングデバイスとも呼ばれ、ユーザは、マウスを操作することによって、位置や方向などの情報を入力できる。また、マウスには、ボタンホイールなどの操作部が設けられ、ユーザは、操作部を操作することによって、追加の情報を入力できる。例えば、ユーザは、ボタンを押下することによって、表示装置に表示されたオブジェクト(例えば、ボタンやチェックボックスなど)を操作することができる。また、ユーザは、ホイールを回転させることによって、表示装置に表示されたページスクロールすることができる。

概要

疲労を緩和し、誤操作を抑制する。コンピュータ用のマウスは、筐体と、筐体に設けられた1以上の操作部と、を備える。筺体は、マウスの操作時に、少なくとも操作者親指人差し指を含む特定の複数の指をそれぞれ支持する複数の支持部を備える。複数の支持部のうちの親指用の支持部は、マウスの操作時に親指の少なくとも一部を下から支え支持面を含む。1以上の操作部は、親指の少なくとも一部が支持面に支えられた状態で、親指と筐体の底面との間の親指よりも低く底面よりも高い位置に設けられた第1操作部を含む。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コンピュータ用のマウスであって、筐体と、前記筐体に設けられた1以上の操作部と、を備え、前記筺体は、前記マウスの操作時に、少なくとも操作者親指人差し指を含む特定の複数の指をそれぞれ支持する複数の支持部を備え、前記複数の支持部のうちの前記親指用の支持部は、前記マウスの操作時に、前記親指の少なくとも一部を下から支え支持面を含み、前記1以上の操作部は、前記親指の少なくとも一部が前記支持面に支えられた状態で、前記親指と前記筐体の底面との間の前記親指よりも低く前記底面よりも高い位置に設けられた第1操作部を含む、マウス。

請求項2

請求項1に記載のマウスであって、前記筐体は、前記特定の複数の指が前記複数の支持部にそれぞれ支持された状態で、小指側から親指側に向かう方向に向かって最も突出した部分である頂部を有し、前記第1操作部は、前記筐体のうちの前記頂部とは異なる部分に設けられている、マウス。

請求項3

請求項2に記載のマウスであって、前記第1操作部は、前記特定の複数の指が前記複数の支持部にそれぞれ支持された状態で、前記筐体のうちの指先側の端部と、前記頂部と、の間に設けられている、マウス。

請求項4

請求項1から3のいずれかに記載のマウスであって、前記筐体は、前記底面に平行な方向に向かって凹む凹部を含み、前記第1操作部は、前記凹部に設けられている、マウス。

請求項5

請求項1から4のいずれかに記載のマウスであって、前記第1操作部は、ボタンを含み、前記ボタンの押下方向は、前記筐体の前記底面に垂直な方向よりも前記底面に平行な方向に近い、マウス。

請求項6

請求項1から5のいずれかに記載のマウスであって、前記筐体の表面のうち前記第1操作部を囲む部分は、前記筐体の前記底面に垂直な方向を基準として斜め下を向くように傾斜している部分を含む、マウス。

技術分野

0001

本明細書は、コンピュータ等に接続される入力装置であるマウスに関する。

背景技術

0002

従来から、コンピュータ等に接続される入力装置として、マウスが用いられている。マウスは、ポインティングデバイスとも呼ばれ、ユーザは、マウスを操作することによって、位置や方向などの情報を入力できる。また、マウスには、ボタンホイールなどの操作部が設けられ、ユーザは、操作部を操作することによって、追加の情報を入力できる。例えば、ユーザは、ボタンを押下することによって、表示装置に表示されたオブジェクト(例えば、ボタンやチェックボックスなど)を操作することができる。また、ユーザは、ホイールを回転させることによって、表示装置に表示されたページスクロールすることができる。

先行技術

0003

特開平8−6720号公報
特表2002−504732号公報
実用新案登録第3149617号公報
特開2002−14767号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところが、マウスに設けられた操作部を指で操作する場合に、指が疲労する場合があった。また、操作部の誤操作が生じる場合があった。

0005

本明細書は、疲労を緩和し、誤操作を抑制できる技術を開示する。

課題を解決するための手段

0006

本明細書は、例えば、以下の適用例を開示する。

0007

[適用例1]
コンピュータ用のマウスであって、
筐体と、
前記筐体に設けられた1以上の操作部と、
を備え、
前記筺体は、前記マウスの操作時に、少なくとも操作者親指人差し指を含む特定の複数の指をそれぞれ支持する複数の支持部を備え、
前記複数の支持部のうちの前記親指用の支持部は、前記マウスの操作時に、前記親指の少なくとも一部を下から支え支持面を含み、
前記1以上の操作部は、前記親指の少なくとも一部が前記支持面に支えられた状態で、前記親指と前記筐体の底面との間の前記親指よりも低く前記底面よりも高い位置に設けられた第1操作部を含む、
マウス。

0008

この構成によれば、マウスの操作時には親指の少なくとも一部が支持面に下から支えられるので、親指の疲労を緩和できる。また、親指を低い位置に下ろすことによって第1操作部を操作できるので、親指の疲労を緩和できる。また、第1操作部は、親指と筐体の底面との間の親指よりも低く底面よりも高い位置に設けられているので、マウスを動かすときの第1操作部の誤操作を抑制できる。例えば、マウスを握り直す場合や、マウスを持ち上げて前後左右に移動させる場合などに、誤って第1操作部が操作されることを抑制できる。

0009

[適用例2]
適用例1に記載のマウスであって、
前記筐体は、前記特定の複数の指が前記複数の支持部にそれぞれ支持された状態で、小指側から親指側に向かう方向に向かって最も突出した部分である頂部を有し、
前記第1操作部は、前記筐体のうちの前記頂部とは異なる部分に設けられている、
マウス。

0010

この構成によれば、マウスが、他の物(例えば、本、キーボードなど)に意図せずに接触するような状況下において、第1操作部よりも先に頂部が他の物に接触することによって、第1操作部の誤操作を抑制できる。

0011

[適用例3]
適用例2に記載のマウスであって、
前記第1操作部は、前記特定の複数の指が前記複数の支持部にそれぞれ支持された状態で、前記筐体のうちの指先側の端部と、前記頂部と、の間に設けられている、
マウス。

0012

この構成によれば、親指の指先がマウスの指先側の端部と頂部との間の近傍に位置する場合に、親指は、第1操作部を容易に操作できる。

0013

[適用例4]
適用例1から3のいずれかに記載のマウスであって、
前記筐体は、前記底面に平行な方向に向かって凹む凹部を含み、
前記第1操作部は、前記凹部に設けられている、
マウス。

0014

この構成によれば、マウスが、他の物(例えば、本、キーボードなど)に意図せずに接触するような状況下において、第1操作部が他の物に接触すること、ひいては、第1操作部の誤操作を、抑制できる。

0015

[適用例5]
適用例1から4のいずれかに記載のマウスであって、
前記第1操作部は、ボタンを含み、
前記ボタンの押下方向は、前記筐体の前記底面に垂直な方向よりも前記底面に平行な方向に近い、
マウス。

0016

この構成によれば、親指を低い位置に下ろす際に、親指がボタンに接触した場合であっても、ボタンが押下されにくいので、第1操作部の誤操作を抑制できる。

0017

[適用例6]
適用例1から5のいずれかに記載のマウスであって、
前記筐体の表面のうち前記第1操作部を囲む部分は、前記筐体の前記底面に垂直な方向を基準として斜め下を向くように傾斜している部分を含む、
マウス。

0018

この構成によれば、筐体の底面に垂直に下方を向いてマウスを見る場合に、第1操作部のうちの筐体から外にはみ出た部分を小さくできるので、第1操作部の誤操作を抑制できる。

0019

なお、本明細書に開示の技術は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、マウス、マウスを備えるコンピュータ、等の態様で実現することができる。

図面の簡単な説明

0020

一実施例としてのマウス100の斜視図である。
マウス100の六面図である。
マウス100の操作時の指の位置の説明図である。
第2実施例のマウス100bの平面図である。

実施例

0021

A.第1実施例:
図1(A)、図1(B)は、一実施例としてのマウス100の斜視図を示している。このマウス100は、コンピュータに接続されるポインティングデバイスである。マウス100は、図示しない無線通信回路(例えば、Bluetooth(登録商標)の通信回路)を備え、コンピュータと無線で接続される。なお、無線通信回路が省略されて、マウス100とコンピュータとが有線で接続されてもよい。

0022

本実施例では、マウス100は、筐体200と、筐体200に設けられたボタン310〜350と回転可能なホイール360と、を有している。筐体200は、例えば、樹脂で形成されている。また、図1では筐体200の後ろに隠れているが、マウス100の底面には、マウス100の位置の変化を検出するLEセンサと、電源スイッチと、Bluetoothのペアリングを開始するためのコネクトボタンと、が設けられている。図示を省略するが、筐体200の内には、複数個のボタンにそれぞれ対応付けられた複数個のスイッチと、ホイール360の回転を検出するロータリーエンコーダと、無線通信回路と、コンピュータとの通信を制御する制御部(例えば、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)と、が設けられている。制御部は、コンピュータとの通信回線を通じて、各スイッチとロータリーエンコーダとLEDセンサとからの信号によって表される情報を、コンピュータに供給する。

0023

図2(A)〜図2(F)は、マウス100の六面図を示している。図2(A)は、正面図であり、さらに、図2(B)は、底面図、図2(C)は、正面から見て右側の側面図、図2(D)は、平面図、図2(E)は、正面から見て左側の側面図、図2(F)は、背面図である。このマウス100は、筐体200の底面220をなどの台の上に載せた状態で、右手を筐体200の上に載せて、使用することが想定されている。図2(A)の正面図は、マウス100のうちの操作時の指先側の部分を示している。

0024

各図のDU方向は、底面220に垂直に、底面220から、筐体200の表面のうち底面220とは反対側の面(上面とも呼ぶ)を形成する上壁部210へ向かう方向である(以下、上方向DUとも呼ぶ)。図2(B)の底面図は、上方向DUを向いて見たマウス100を示している。図2(D)の平面図は、上方向DUとは反対の下方向DDを向いて見たマウス100を示している。下方向DDは、底面220に垂直な下方向である。前方向DFは、図2(D)の平面図において、マウス100の操作時に手首から指先に向かう方向である。後方向DBは、前方向DFに反対の方向である。右方向DRは、マウス100の操作時に手の左側から右側に向かう方向である。左方向DLは、右方向DRに反対の方向である。右方向DRと左方向DLとは、前方向DFに垂直である。また、方向DF、DB、DR、DLは、上方向DUに垂直である。

0025

図2(A)〜図2(F)に示すように、筐体200の上壁部210は、図2(D)の平面図における略中央に位置する最も高い部分HPから、前方向DFと後方向DBと右方向DRと左方向DLとのそれぞれに向かって徐々に低くなる曲面を形成している。図2(D)に示すように、筐体200の上壁部210は、最も高い部分HPから後方向DB側の部分でありを載せるための部分である第1部分211と、第1部分211の前方向DF側に接続され人差し指を載せるための第2部分212と、第1部分211の前方向DF側に接続され第2部分212の右方向DR側に位置し中指を載せるための第3部分213と、を含んでいる。第2部分212は、左ボタン340を形成し、第3部分213は、右ボタン350を形成している。第2部分212と第3部分213のそれぞれの下方向DD側(筐体200の内部)には、図示しないスイッチが設けられている。第2部分212と第3部分213とは、互いに独立に、第1部分211に対して下方向DDに向かって弾性的に変形可能である。第2部分212を下方向DDに押下することによって、第2部分212の下部のスイッチを押下でき、第3部分213を下方向DDに押下することによって、第3部分213の下部のスイッチを押下できる。

0026

第2部分212と第3部分213との間には、ホイール360が設けられている。本実施例では、ホイール360の回転軸は、右方向DRに平行である。ホイール360の後方向DB側には、DP切り替えボタン330が設けられている。DPI切り替えボタン330を操作することによって、底面220(図2(B))に設けられたLEDセンサ390によって検出される移動量(移動速度)を、所定の複数の候補の間で、切り替えることができる。例えば、DPI切り替えボタン330を押下する毎に、移動量は、1000dpi(dot per inch)と1600dpiとの間で、切り替えられる。

0027

図2(B)に示すように、筐体200の底面220には、LEDセンサ390と、電源スイッチ370と、コネクトボタン380と、が設けられている。

0028

図2(A)、図2(C)、図2(D)、図2(F)等に示すように、筐体200の左方向DL側の部分は、下方向DD側の部分である下部230と、下部230の上方向DU側に接続された壁部240と、壁部240の上方向DU側に接続された上部250と、を含んでいる。図2(D)に示すように、これらの部分230、240、250は、筐体200の後方向DB側の端部262の近傍から、筐体200の前方向DF側の端部252の近傍まで、延びている。

0029

壁部240は、図2(D)のように下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、下部230および上部250よりも、下部230および上部250から見て筐体200の外部から内部へ向かう方向側(ここでは、右方向DR側)の位置に形成されている。換言すれば、下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、下部230および上部250は、壁部240よりも、壁部240から見て筐体200の内部から外部へ向かう方向側(ここでは、左方向DL側)に突出している。図2(A)、図2(F)に示すように、壁部240は、下部230から上部250まで、上方向DU側に向かって延びている。下部230と壁部240と上部250とは、右方向DRに向かって凹んだ凹部242を形成する。本実施例では、凹部242は、滑らかな曲面で形成されている。マウス100の操作時(特に、マウス100を移動させる時)には、親指が、この凹部242内に配置される(詳細は、後述)。

0030

下部230は、図2(D)のように下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、壁部240から、壁部240から見て筐体200の内部から外部へ向かう方向側に向かって(ここでは、左方向DLに向かって)延びた部分であり、底面220の左方向DL側の一部分を形成している。図2(D)に示す平面図において、下部230は、外に向かって凸な形状の部分である頂部234を形成している。図2(D)中の方向Dxは、この平面図において、筐体200の長さL(すなわち、外径)が最大Lmaxとなるような方向である(長手方向Dxとも呼ぶ)。頂部234は、筐体200のうちの、長手方向Dxに垂直に左方向DL側に向かう方向Dyに向かって最も突出した部分である。なお、本実施例では、筐体200の前方向DF側の端部252のうち、第2部分212によって形成される部分は、第3部分213によって形成される部分よりも、前方向DF側に位置している。従って、長手方向Dxは、後方向DB側の端部262のうちの最も後方向DB側の部分から、前方向DF側の端部252のうちの第2部分212によって形成される部分に向かう方向である。そして、長手方向Dxは、ホイール360の回転軸に垂直な前方向DFに対して、斜めに傾斜している。ただし、長手方向Dxが、前方向DFと平行となるように、筐体200の形状が構成されていてもよい。

0031

下部230のうち、筐体200の前方向DF側の端部252と、頂部234と、の間に、ボタン310、320が配置されている。具体的には、下部230の縁部232の外面のうちの左方向DL側を向いた部分である側面232sに、ボタン310、320が設けられている。なお、下部230の縁部232は、図2(D)の平面図において、下部230のうち、下部230から見て筐体200の内部から外部へ向かう方向側(ここでは、左方向DL側)の縁の部分である。そして、下部230の側面232sは、この外部へ向かう方向側の外面である。

0032

本実施例では、第2ボタン320は、第1ボタン310の後方向DB側に配置されている。これらのボタン310、320は、親指によって操作される。第1ボタン310と第2ボタン320とのそれぞれの機能は、コンピュータの設定により変更可能であってよい。例えば、第1ボタン310は、進むボタンとして機能し、第2ボタン320は、戻るボタンとして機能してよい。

0033

上部250は、図2(D)のように下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、壁部240から、壁部240から見て筐体200の内部から外部へ向かう方向側に向かって(ここでは、左方向DLに向かって)延びた部分である。本実施例では、下部230は、上部250よりも、左方向DL側まで延びている。

0034

図2(C)に示すように、壁部240には、滑り止め部244が設けられている。滑り止め部244は、指が滑ることを抑制する機能を有しており、壁部240のうちのマウス100の操作時(特に、マウス100の移動時)に指が接し得る部分の少なくとも一部に形成されている。本実施例では、滑り止め部244は、シリコーンで形成されている。

0035

図2(D)、図2(E)に示すように、筐体200の右方向DR側の部分は、後方向DB側の部分である後部270と、後部270の前方向DF側に設けられた壁部280と、壁部280の上方向DU側に設けられた上部290と、を含んでいる。後部270の上方向DU側の面272は、前方向DFに向かって斜め下に下る傾斜面である(傾斜面272とも呼ぶ)。傾斜面272は、底面220の近傍まで延びており、また、傾斜面272の幅Ws(ここでは、右方向DRの幅Ws)は、前方向DFに向かって徐々に狭くなっている。後部270の右方向DR側の面274は、底面220に接続されており、底面220から上方向DU側に延びて傾斜面272に至る。マウス100の操作時には、薬指が、この傾斜面272上に配置され、小指は、後部270の右方向DR側の面274の右方向DR側に配置される(詳細は、後述)。

0036

壁部280は、底面220に接続されており、底面220から上方向DU側に延びて上部290に至る。上部290は、上壁部210の第3部分213の右方向DR側の縁の近傍に位置している。図2(A)に示すように、壁部280は、斜め下を向くように傾斜している。下方向DDを向いてマウス100を見る場合に(図2(D))、上部290は、壁部280と比べて、壁部280から見て筐体200の内部から外部へ向かう方向側(ここでは、右方向DR側)の位置に形成されている。換言すれば、上部290は、壁部280よりも、筐体200の内部から外部へ向かう方向側(ここでは、右方向DR側)に位置している。また、壁部280は、後部270の傾斜面272の左方向DL側の端部にも接続されており、傾斜面272から上方向DU側に延びて上壁部210に至る。

0037

図3は、マウス100の操作時の指の位置の説明図である。図3(A)は、図2(A)と同様の正面図を示し、図3(B)は、図2(D)と同様の平面図を示している。図3(A)では、マウス100は、台900の上に載せられている。図中には、マウス100の操作時の右手RHが太線で示されている。また、図中では、右手RHは、透けた状態で示されている。すなわち、マウス100のうちの右手RHに隠れた部分も、図示されている。なお、図中の指F1〜F5は、親指F1と人差し指F2と中指F3と薬指F4と小指F5とを示している。

0038

図示するように、親指F1は、凹部242内に位置し、人差し指F2は、第2部分212上に位置し、中指F3は、第3部分213上に位置し、薬指F4は、傾斜面272上に位置し、小指F5は、後部270の右方向DR側の面274の右方向DR側に位置している。図3(A)、図3(B)の例では、小指F5は、薬指F4の右方向DR側に接している。ただし、小指F5が、薬指F4から離れていてもよい。また、図3(B)に示すように、薬指F4の指先は、壁部280の右方向DR側に位置している。このような指F1〜F5の位置は、マウス100を移動させる時の配置を示している。

0039

図3(B)に示すように、マウス100の操作時に、下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、マウス100を操作する右手RHの複数の指F1〜F5は、筐体200の長手方向Dxに交差する方向(例えば、長手方向Dxに垂直な方向Dyの反対方向)に沿って並んで配置されている。また、図中の方向Da〜Deは、それぞれ、指F1〜F5の延びる方向を示している。指の延びる方向は、指の根元(すなわち、手首側の部分)から指先へ向かう方向である。本実施例では、指F1〜F5の延びる方向Da〜Deは、それぞれ、長手方向Dxとおおよそ平行である。このように、複数の指F1〜F5のそれぞれの延びる方向Da〜Deは、いずれも、長手方向Dxに垂直な方向Dyよりも、長手方向Dxに近い方向である。すなわち、指の延びる方向Da〜Deと長手方向Dxとがなす角度は、指の延びる方向Da〜Deと長手方向Dxに垂直な方向Dyとがなす角度よりも、小さい。筐体200は、このように指F1〜F5が配置された状態で、親指F1を含む少なくとも一部の特定の複数の指F1〜F4を下から支持するように、構成されている。すなわち、筐体200は、特定の複数の指F1〜F4のそれぞれを支持する複数の支持部を含んでいる。具体的には、凹部242内の親指F1を支える部分(具体的には、下部230)が、親指F1の支持部に相当する。第2部分212は、人差し指F2を支持する支持部に相当する。第3部分213は、中指F3を支持する支持部に相当する。傾斜面272は、薬指F4を支持する支持部に相当する。図3(B)に示す指F1〜F5の配置は、特定の複数の指F1〜F4が、複数の支持部230、212、213、272に、それぞれ支持された状態の配置を示している。

0040

親指F1は、下部230の上方向DU側の外面236上に載っている。この外面236は、マウス100の操作時に親指F1の少なくとも一部を下から支える支持面に対応する(以下、支持面236とも呼ぶ)。このように、親指F1の少なくとも一部が支持面236に下から支えられるので、親指F1の疲労を緩和できる。

0041

また、図2(D)、図3(B)のように下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、下部230は、壁部240よりも、壁部240から見て筐体200の内部から外部へ向かう方向側(ここでは、小指F5から親指F1に向かう方向側。具体的には、左方向DL側)に延びた部分である。従って、下部230の上方向DU側の面236を、容易に、親指F1を支える支持面236として用いることができる。

0042

また、ボタン310、320は、親指F1の少なくとも一部が支持面236に支えられた状態で、親指F1と筐体200の底面220との間に配置されている。具体的には、図3(A)に示すように、ボタン310、320は、親指F1よりも低く底面220よりも高い位置に設けられている。ユーザは、支持面236よりも低い位置(例えば、台900の上)に親指F1を下ろすことによって、ボタン310、320を操作できる。図3(A)、図3(B)中の点線で示された親指F1xは、ボタン310、320を操作する時の親指を示している。親指F1xは、台900上のボタン310、320の横の位置に配置されている。この親指F1xの位置は、支持面236に支えられた状態の親指F1の位置よりも、低い。支持面236に支えられた状態の親指F1よりも高い位置にボタン310、320が設けられている場合とは異なり、ボタン操作のために親指を支持面236から上に上げた状態を維持する必要がないので、親指の疲労を緩和できる。

0043

図3(A)、図3(B)中の押下方向DBTは、ボタン310、320の押下方向である。親指F1xは、ボタン310、320をこの押下方向DBTに押すことによって、ボタン310、320を操作できる。図示するように、押下方向DBTは、底面220におおよそ平行であり、また、右方向DRとおおよそ同じである。親指を支持面236上の位置からボタン310、320の近くの低い位置に下ろす際に、親指がボタン310、320に接触し得る。この時、ボタン310、320には、下方向DDの力が印加される。ところが、本実施例では、上述したように、ボタン310、320の押下方向DBTは、筐体200の底面220に垂直な下方向DDよりも底面220に平行な方向(例えば右方向DR)に近い。従って、親指をボタン310、320の近くに下ろす際に親指がボタン310、320に接触した場合であっても、ボタン310、320が誤って押下されることを抑制できる。

0044

また、図2(D)、図3(B)に示すように、筐体200の底面220に垂直に下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、筐体200は、筐体200の長手方向Dxに垂直にマウス100の操作時の小指F5側から親指F1側に向かう方向Dyに向かって最も突出した部分である頂部234を有している。すなわち、この頂部は、図3(B)に示すように、特定の複数の指F1〜F4が、筐体200の複数の支持部230、212、213、272に、それぞれ支持された状態で、小指F5側から親指F1側に向かう方向(例えば、方向Dy)に向かって最も突出した部分である。マウス100は、マウス100の近くの他の物(例えば、台900上の図示しない本やキーボード)に意図せず接触し得る。このような状況下において、筐体200のうちの頂部234は、筐体200の他の部分と比べて、他の物に接触しやすい。ここで、ボタン310、320は、筐体200のうちの頂部234とは異なる部分に設けられている。従って、頂部234が、ボタン310、320の代わりに他の物に接触することによって、ボタン310、320の誤操作を抑制できる。

0045

また、本実施例では、ボタン310、320は、筐体200のうちの指先側の端部252と、頂部234と、の間に設けられている(ここで、指先側は、図3(B)に示す状態の指(例えば、親指F1)を基準とする指先側である)。具体的には、ボタン310、320は、頂部234よりも指先側、かつ、筐体200の指先側の端部252よりも頂部234側に設けられている。従って、親指は、容易に、ボタン310、320を操作できる。特に、本実施例では、親指F1の指先が頂部234よりも前方向DF側に位置するように、下部230と頂部234との形状が構成されている。従って、親指は、容易に、ボタン310、320を操作できる。

0046

より具体的には、図3(B)のように下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、ボタン310、320は、支持面236から見て、筐体200の内部から外部へ向かう方向側(換言すれば、小指F5から親指F1へ向かう方向側。ここでは、左方向DL側)に配置されている。従って、親指F1を小指F5から離れる方向に移動させることによって、親指F1は、容易に、ボタン310、320を操作できる。特に、本実施例では、ボタン310、320は、下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、筐体200の支持面236を形成する下部230の外面のうちの、下部230から見て筐体200の内部から外部へ向かう方向側(換言すれば、小指F5から親指F1へ向かう方向側。ここでは、左方向DL側)の側面232sに、設けられている。ここで、底面220に垂直に下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、ボタン310、320は、筐体200の輪郭のうち、頂部234よりも指先側、かつ、筐体200の指先側の端部252よりも頂部234側の部分に設けられている。従って、図3(A)、図3(B)の親指F1xのように、親指F1を下部230の外(より一般的には筐体200の外)に移動させることによって、容易に、ボタン310、320を操作できる。

0047

また、図2(C)には、囲み部分232ssが示されている。囲み部分232ssは、下部230の側面232s(より一般的には、筐体200の外面)のうちのボタン310、320を囲む部分である。本実施例では、筐体200(具体的には、下部230)に2個の孔が設けられ、2個の孔の中にボタン310、320がそれぞれ配置されている。この場合、筐体200の外面のうちの孔の縁を形成する部分が、囲み部分232ssに対応する。図2(A)、図3(A)に示す方向D1は、囲み部分232ssの法線方向を示している。本実施例では、この法線方向D1は、筐体200の底面220に垂直な下方向DDを基準として、斜め下を向いている。すなわち、囲み部分232ssは、斜め下を向くように傾斜している。従って、図2(D)、図3(B)のように底面220に垂直に下方向DDを向いてマウス100を見る場合には、ボタン310、320の一部が、筐体200の下に隠れるので、ボタン310、320のうちの筐体200の輪郭の外にはみ出た部分を小さくできる。これにより、ボタン310、320が、指や他の物に意図せずに接触することを抑制でき、ひいては、ボタン310、320の誤操作を抑制できる。

0048

また、図2(D)、図3(B)のように下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、筐体200の左方向DL側に設けられた上部250は、壁部240よりも、壁部240から見て筐体200の内部から外部へ向かう方向側(ここでは、小指F5から親指F1に向かう方向側。具体的には、左方向DL側)に延びた部分である。この上部250は、支持面236を形成する下部230よりも高い位置に設けられている。図3(A)、図3(B)に示すように、マウス100の操作時には、上部250は、親指F1の少なくとも一部(ここでは、右方向DR側の部分)の上方を覆っている。すなわち、親指F1の少なくとも一部は、上部250の外(具体的には、左方向DL側)ではなく、上部250の下方向DD側に位置している。従って、マウス100を大きく移動させる場合などマウス100を持ち上げる場合には、上部250が親指F1に支持され得るので、マウス100を強い力で持たなくても、マウス100が手から落ちることを抑制できる。この結果、疲労を緩和できる。

0049

また、図2(D)、図3(B)のように下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、筐体200の右方向DR側に設けられた上部290は、壁部280よりも、壁部280から見て筐体200の内部から外部へ向かう方向側(ここでは、親指F1から小指F5に向かう方向側。具体的には、右方向DR側)に位置している。図3(A)、図3(B)に示すように、マウス100の操作時には、薬指F4のうちの壁部280に接触する部分は、上部290の右方向DR側ではなく、上部290の下方向DD側に位置している。すなわち、上部290は、薬指F4の少なくとも一部(ここでは、左方向DL側の部分)の上方向DU側に位置している。従って、マウス100を大きく移動させる場合などマウス100を持ち上げる場合には、上部290が薬指F4に支持され得るので、マウス100を強い力で持たなくても、マウス100が手から落ちることを抑制できる。この結果、疲労を緩和できる。特に、本実施例では、親指F1と薬指F4とでマウス100を挟む場合に、親指F1が上部250を支持し得、薬指F4が上部290を支持し得る。従って、マウス100を強い力で持たなくても、マウス100が手から落ちることを適切に抑制できる。この結果、疲労を緩和できる。

0050

また、図2(D)、図3(B)のように下方向DDを向いてマウス100を見る場合に、支持面236を形成する下部230は、筐体200のうちの下部230の上方向DU側に設けられた部分(ここでは、壁部240と上部250)と比べて、筐体200の外部側(ここでは、左方向DL側)まで延びている。従って、マウス100の上方向DU側から手を下方向DDに下ろして、親指F1を支持面236上に載せるときには、親指を下部230よりも左方向DL側まで移動させる必要がなく、下部230の上方向DU側に設けられた部分(ここでは、壁部240と上部250)よりも左方向DL側まで移動させればよい。従って、マウス100に手を載せる際の手の疲労を緩和できる。

0051

また、図2(C)で説明したように、壁部240のうちのマウス100の操作時(特に、マウス100の移動時)に親指F1が接触し得る部分の少なくとも一部には、親指が滑ることを抑制する滑り止め部244が形成されている。従って、マウス100の操作時(特に、マウス100の移動時)にマウス100に対して親指F1が滑ることが抑制されるので、マウス100を強い力で持たなくてもよい。この結果、疲労を緩和できる。

0052

また、図2(A)、図3(A)に示す方向D2は、筐体200の右方向DR側(より一般的には、小指F5側)の外面274のうちの底面220に接続される部分276の法線方向を示している。本実施例では、この法線方向D2は、下方向DDを基準として、斜め下を向いている。すなわち、外面274のうち底面220に接続される部分276は、斜め下を向くように傾斜している。この傾斜した部分276を支点としてマウス100を台900上で傾けてから、マウス100を台900から持ち上げれば、容易にマウス100を台900から持ち上げることができる。このようなマウス100の移動は、例えば、手首を台900に接触させた状態で、マウス100を持つ手を右方向DR側にることによって、容易に実現できる。また、支点として用いられる部分276が、下方向DDを基準として、斜め下を向いているので、底面220が台900上に載った状態から、部分276を支点としてマウス100が傾いて底面220が台900から離れて持ち上げられた状態へ、滑らかに移行できる。この結果、マウス100を持ち上げる際の疲労を緩和できる。

0053

また、図2(B)に示すように、マウス100は、底面220に設けられた操作部を有している(具体的には、電源スイッチ370とコネクトボタン380)。また、図2(B)中の輪郭線200Lは、図2(B)の底面図における筐体200の輪郭線を示している。ここで、輪郭線200L上の位置のうち、電源スイッチ370に最も近い位置Pは、支持面236を形成する下部230の輪郭線230L上の位置Pである。このように、電源スイッチ370は、底面220のうちの親指に近い位置に配置されている。従って、図3(A)、図3(B)に示すマウス100の操作時のようにマウス100を手に持った状態で、親指で容易に電源スイッチ370を操作できる。

0054

B.第2実施例:
図4は、第2実施例のマウス100bの平面図である。この平面図は、図2(D)の平面図と同様に、マウス100bの底面220bに垂直に下方向DDを向いて見たマウス100bを示している。図2(D)に示す第1実施例のマウス100との差異は、2点ある。第1の差異は、筐体200bの底面に垂直に下方向DDを向いてマウス100bを見る場合に、支持面236bを形成する下部230bが、下部230bから見て筐体200bの外部から内部へ向かう方向側(ここでは、底面220bに平行な方向側(具体的には
右方向DR側))に向かって凹む凹部239bを形成している点である。第2の差異は、ボタン310、320が、この凹部239bに設けられている点である。マウス100bの他の部分の構成は、図1図3のマウス100の対応する部分の構成と同じである(対応する要素と同じ要素には、同じ符号を付して、説明を省略する)。

0055

図示するように、下部230bの縁部232bのうちの頂部234よりも前方向DF側の部分は、右方向DR側に凹む凹部239bを形成している。換言すれば、下方向DDを向いてマウス100bを見る場合に、筐体200bの輪郭線200bLのうち凹部239bの縁を表す部分は、輪郭線200bLの内側に向かって凹んでいる。また、ボタン310、320は、この凹部239bに設けられている。従って、ボタン310、320が、他の物(例えば、本、キーボードなど)に意図せずに接触すること、ひいては、ボタン310、320の誤操作を、抑制できる。なお、本実施例では、下部230bの縁部232bの側面232bsに、ボタン310、320が設けられている。図4の平面図において、側面232bsは、縁部232bの外面のうち、縁部232bから見て筐体200bの内部から外部へ向かう方向側(ここでは、左方向DL側)の部分である。

0056

なお、本実施例においても、下部230bの上方向DU側の外面である支持面236bは、図2(D)の支持面236と同様に、親指の少なくとも一部を下から支える。従って、親指の疲労を緩和できる。また、図示を省略するが、下部230bの側面232bsのうちのボタン310、320を囲む部分は、図2(A)の囲み部分232ssと同様に、斜め下を向いている。従って、第2実施例のマウス100bは、第1実施例のマウス100と同様に、ボタン310、320の誤操作を、更に抑制できる。また、ボタン310、320の押下方向は、図3(A)の第1実施例と同様に、筐体200bの底面220bに垂直な下方向DDよりも底面220bに平行な方向(例えば右方向DR)に近い。従って、第1実施例のマウス100と同様に、ボタン310、320の誤操作を抑制できる。

0057

C.変形例:
(1)親指用の操作部としては、ボタン310、320(図2(D)))に限らず、種々の操作部を採用可能である。例えば、ホイール、タッチパネル、などの他の種類の操作部が設けられていてもよい。一般的には、親指用の操作部は、ボタンとホイールとの少なくとも一方を含むことが好ましい。

0058

(2)マウスの操作時に親指の少なくとも一部を下から支える支持面(例えば、図3図4の支持面236、236b)は、曲面で形成される代わりに平面で形成されてもよく、また、曲面の部分と平面の部分との両方を含んでも良い。いずれの場合も、マウスの筐体の外面のうち、マウスの操作時(特に、マウスを移動させる時)に親指の少なくとも一部を下から支える面(特に、親指に接し得る部分)が、支持面に対応する。

0059

(3)親指用の操作部の配置としては、上記各実施例での配置に代えて、他の種々の配置を採用可能である。例えば、図2(D)、図4の実施例において、ボタン310、320のいずれかが、頂部234に設けられていてもよい。また、図4の実施例において、ボタン310、320のいずれかが、側面232bsのうちの凹部239bとは異なる部分に設けられていてもよい。また、親指用の操作部(例えば、ボタン310、320の少なくとも1つ)が、頂部234よりも後方向DB側に設けられていてもよい。この場合、下部230と頂部234との形状は、親指の指先が頂部234よりも後方向DB側に位置するように、構成されていてもよい。一般的には、親指用の操作部は、親指の少なくとも一部が支持面に支えられた状態で、親指と筐体の裏面との間であって親指よりも低く底面よりも高い位置に設けられていることが好ましい。ここで、筐体のうちの親指と裏面との間の部分は、図2(D)、図4のように筐体の底面に垂直に下方向DDを向いてマウスを見る場合に、支持面(例えば、支持面236、236b)から見て支持面よりも外側の部分に対応する。ここで、支持面から見て外側は、支持面から見て筐体の内部から外部へ向かう方向側であり、図2(D)の例では、小指から親指へ向かう方向側であり、より具体的には、左方向DL側である。

0060

(4)親指用のボタンの押下方向は、筐体の底面に平行ではない他の方向であってもよい。ただし、ボタンの誤操作を抑制するためには、押下方向は、筐体の底面に垂直な方向よりも底面に平行な方向に近いことが好ましい。換言すれば、底面に平行な方向(例えば、右方向DR)と押下方向とがなす角度(角度が底面に平行な方向(例えば、右方向DR、左方向DL、前方向DF、後方向DBなど)に応じて異なる場合、最小の角度)が、底面に垂直な方向(特に、下方向DD)と押下方向とがなす角度よりも、小さいことが好ましい。ただし、押下方向が、筐体の底面に平行な方向よりも筐体の底面に垂直な方向に近くてもよい。

0061

(5)筐体の外面のうちの親指用の操作部を囲む囲み部分(例えば、図2(C)の囲み部分232ss)のうちの斜め下を向くように傾斜している部分は、囲み部分のうちの一部分であってもよい。例えば、囲み部分が、筐体の底面に垂直な部分を含んでもよく、斜め上を向くように傾斜する部分を含んでもよい。また、囲み部分が、斜め下を向くように傾斜している部分を含まずに、筐体の底面に垂直な部分と斜め上を向くように傾斜する部分との少なくとも一方で構成されていてもよい。ただし、操作部の誤操作を抑制するためには、囲み部分が、斜め下を向くように傾斜している部分を含むことが好ましい。

0062

(6)図3図4に示す実施例において、筐体200、200bの左方向DL側の上部250の構成としては、種々の構成を採用可能である。例えば、図2(D)、図4のように底面220、220bに垂直に下方向DDを向いてマウス100、100bを見る場合に、上部250の縁が、下部230、230bの縁と重なっていてもよい。一般的には、マウスの操作時(特に、マウスを移動させる時)に、親指の少なくとも一部の上方向DU側に位置する部分である上部(例えば、上部250)が、筐体に設けられていることが好ましい。筐体の底面に垂直に下方向DDを向いてマウスを見る場合に、上部の少なくとも一部は、親指の少なくとも一部に重なっている。すなわち、親指の少なくとも一部は、このような上部の下に隠れている。従って、マウスを持ち上げる場合には、上部が、親指に支持され得るので、マウスを強い力で持たなくても、マウスが手から落ちることを抑制できる。この結果、疲労を緩和できる。ただし、そのような上部が省略されてもよい。例えば、下部230から上方向DU側に向かって延びる壁部240は、底面220に垂直な外面を形成する部分と、斜め上を向くように傾斜する外面を形成する部分と、の少なくとも一方で構成されていてもよい。そして、そのような壁部240が、上壁部210に接続されてもよい。

0063

(7)図3図4に示す実施例において、筐体200、200bは、右方向DR側の壁部280と上部290とが薬指F4ではなく小指F5によって支持されるように、構成されていてもよい。例えば、第3部分213が、中指F3と薬指F4との両方を支持するための大きな部分であり、傾斜面272が、小指F5を支持するための部分であってもよい。このように、筐体200、200bによって下から支持される指は、マウス100、100bを操作する手の複数の指F1〜F5のうち、親指F1を含む一部の特定の複数の指(すなわち、予め決められた複数の指。例えば、4個の指F1〜F4、3個の指F1〜F3、2個の指F1、F2、など)であってもよく、全ての指F1〜F5であってもよい。一般的には、筐体は、少なくとも親指と人差し指とを含む特定の複数の指をそれぞれ支持する複数の支持部を備えることが好ましい。換言すれば、筐体は、少なくとも親指と人差し指とを含む特定のN個の指(Nは2以上、5以下の整数)をそれぞれ支持するN個の支持部を備えることが好ましい。また、一般的には、マウスの操作時(特に、マウスを移動させる時)に、薬指と小指との少なくとも一方の少なくとも一部の上方向DU側に位置する部分である上部(例えば、上部290)が、筐体に設けられていることが好ましい。筐体の底面に垂直に下方向DDを向いてマウスを見る場合に、上部の少なくとも一部は、薬指と小指との少なくとも一方の少なくとも一部に重なっている。すなわち、薬指と小指との少なくとも一方の少なくとも一部は、このような上部の下に隠れる。従って、マウスを持ち上げる場合には、上部が、薬指と小指との少なくとも一方に支持され得るので、マウスを強い力で持たなくても、マウスが手から落ちることを抑制できる。この結果、疲労を緩和できる。ただし、そのような上部が省略されてもよい。例えば、底面220から上方向DU側に向かって延びる壁部280が、斜め下を向くように傾斜する外面を形成する部分を含まずに、底面220に対して垂直な外面を形成する部分と、斜め上を向くように傾斜する外面を形成する部分と、の少なくとも一方で構成されていてもよい。

0064

(8)筐体の親指から小指へ向かう方向側の外面(例えば、図2(E)に示すような右方向DR側の外面)のうちの底面に接続される部分(例えば、図2(E)の部分276)のうち、斜め下を向くように傾斜する部分は、その一部分のみであってもよい。この場合も、傾斜する部分を支点としてマウスを台900(図3(A))上で傾けてから、マウスを台900から持ち上げれば、容易にマウスを台900から持ち上げることができる。そして、支点として用いられる部分が斜め下を向くように傾斜しているので、マウスの底面が台900上に載った状態から、マウスが台900上で傾いて底面が台900から持ち上げられた状態へ、滑らかに移行できる。この結果、マウスを持ち上げる際の疲労を緩和できる。ただし、そのような斜め下を向くように傾斜する部分が、省略されてもよい。

0065

(9)筐体の底面には、電源スイッチ370とコネクトボタン380とに限らず、種々の操作部を設けてよい。いずれの場合も、底面に設けられた1以上の操作部のうちの少なくとも1つの操作部である特定の操作部に関しては、図2(B)のように底面に垂直に上方向DUを向いてマウスを見る場合に、筐体の輪郭線(例えば、図2(B)の輪郭線200L)のうちその操作部に最も近い部分が、筐体のうちの親指を支える支持面を形成する部分の輪郭線(例えば、図2(B)の下部230の輪郭線230L)であるように、底面の操作部が配置されていることが好ましい。この構成によれば、マウスの操作時のようにマウスを手に持った状態で、親指で容易に特定の操作部を操作できる。

0066

(10)滑り止め部244(図2(C))の材料としては、シリコーンに代えて、他の種々の材料を採用可能である。例えば、シリコーンと、エラストマーと、ウレタンと、天然ゴムと、合成ゴムと、ポリウレタンと、EVA樹脂エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)と、のうちの1以上の材料を用いてもよい。また、一般的には、親指の形状に合わせて弾性変形可能な弾性材料を採用することが好ましい。また、滑り止め部244は、壁部240のうちの親指に接し得る部分の全体に設けられてもよく、代わりに、親指に接し得る部分の一部に設けられてもよい。また、滑り止め部の構成としては、壁部に対して親指が滑ることを抑制する滑り止め機能を備える任意の構成を採用可能である。ここで、滑り止め機能を備える構成としては、上記のような弾性材料で形成される構成に代えて、他の種々の構成を採用可能である。例えば、壁部のうちの親指に接触する接触部分に複数の凸部と複数の凹部との少なくとも一方を形成した構成を採用してもよい。ただし、滑り止め部を省略してもよい。

0067

(11)マウスの筐体の構成としては、上述した構成に代えて、他の種々の構成を採用可能である。一般的には、親指の少なくとも一部を下から支える支持面を形成する下部と、下部から上方向DU側に延びる壁部と、を備える種々の構成を採用可能である。ここで、壁部が下部から上方向DU側に向かって延び、そして、下部が壁部から筐体の底面に平行な方向側に向かって延びていることが好ましい。この構成によれば、下部は、親指の少なくとも一部を下から支える支持面を容易に形成できる。そして、壁部は、親指の少なくとも一部を横から支える支持面を容易に形成できる。このように、壁部と下部とは、親指を支える段を容易に形成できる。

0068

(12)マウスの構成としては、上述した構成に代えて、他の種々の構成を採用可能である。例えば、DPI切り替えボタン330は、筐体の底面に設けられていてもよい。また、ホイール360が省略されてもよい。また、更に別の操作部(例えば、ボタン)が、マウスに追加されてもよい。

0069

以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。

0070

100、100b...マウス、200、200b...筐体、200L、200bL...輪郭線、210...上壁部、211...第1部分、212...第2部分、213...第3部分、220、220b...底面、230、230b...下部、230L...輪郭線、232、232b...縁部、232s...側面(外面)、232bs...側面(外面)、232ss...囲み部分、234...頂部、236、236b...支持面(外面)、239b...凹部、240...壁部、242...凹部、244...滑り止め部、250...上部、252...端部、262...端部、270...後部、272...傾斜面、274...外面、276...部分、280...壁部、290...上部、310...第1ボタン、320...第2ボタン、330...DPI切り替えボタン、340...左ボタン、350...右ボタン、360...ホイール、370...電源スイッチ、380...コネクトボタン、390...LEDセンサ、900...台、DU...上方向、DD...下方向、DF...前方向、DB...後方向、DL...左方向、DR...右方向、D1...法線方向、D2...法線方向、F1、F1x...親指、F2...人差し指、F3...中指、F4...薬指、F5...小指、RH...右手、Dx...長手方向、Dy...方向、DBT...押下方向

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