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技術 交絡付与機構

出願人 TMTマシナリー株式会社
発明者 杉山研志乾俊哉
出願日 2016年6月10日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2016-115882
公開日 2017年12月14日 (2年6ヶ月経過) 公開番号 2017-218706
状態 特許登録済
技術分野 糸;糸またはロープの機械的な仕上げ
主要キーワード 保温ボックス シングルタイプ 字部材 アクシデント 回収トレイ メンテナンス後 合成繊維糸 メッシュ部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月14日)のものです。
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図面 (11)

課題

交絡装置から飛散する油剤ミストを、低コストで確実に回収する。

解決手段

油剤が付与された糸Yに流体噴射することによって、糸Yに交絡を付与する交絡装置6と、交絡装置6から飛散する油剤ミストを回収する油剤回収装置7と、を備えた交絡付与機構であって、油剤回収装置7は、交絡装置6から排出される流体が内部に流れ込む筐体30と、筐体30の内部に配置され、油剤ミストを油滴化させるためのフィルタ31と、フィルタ31で油滴化された油滴を回収するための回収部33と、を有する。

概要

背景

従来より、紡糸装置から紡出された糸に油剤を付与する工程と、油剤が付与された糸に交絡を付与する工程とを含む、糸の製造方法が知られている。ここで、糸に交絡を付与する交絡装置としては、糸に流体噴射することによって、流体作用により交絡を付与するものがよく知られている。このような交絡装置では、油剤が付与された糸に流体を噴射することによって、糸から油剤が飛散してミスト化し、油剤ミストが発生する。油剤ミストにより装置が汚染されてしまうことを防止するため、例えば特許文献1には、油剤ミストを吸引手段により回収する技術が開示されている。

概要

交絡装置から飛散する油剤ミストを、低コストで確実に回収する。油剤が付与された糸Yに流体を噴射することによって、糸Yに交絡を付与する交絡装置6と、交絡装置6から飛散する油剤ミストを回収する油剤回収装置7と、を備えた交絡付与機構であって、油剤回収装置7は、交絡装置6から排出される流体が内部に流れ込む筐体30と、筐体30の内部に配置され、油剤ミストを油滴化させるためのフィルタ31と、フィルタ31で油滴化された油滴を回収するための回収部33と、を有する。

目的

以上の課題に鑑みて、本発明は、交絡装置から飛散する油剤ミストを、低コストで確実に回収することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

油剤が付与された糸に流体噴射することによって、前記糸に交絡を付与する交絡装置と、前記交絡装置から飛散する油剤ミスト回収する油剤回収装置と、を備えた交絡付与機構であって、前記油剤回収装置は、前記交絡装置から排出される前記流体が内部に流れ込む筐体と、前記筐体の内部に配置され、前記油剤ミストを油滴化させるためのフィルタと、前記フィルタで油滴化された油滴を回収するための回収部と、を有する、ことを特徴とする交絡付与機構。

請求項2

前記交絡装置は、前記交絡装置から排出される前記流体を前記筐体の内部に向かわせるガイド部材を有する請求項1に記載の交絡付与機構。

請求項3

前記交絡装置は、前記糸が走行する糸走行空間と、前記糸走行空間を走行する前記糸に前記流体を噴射する噴射孔と、が形成された交絡部と、前記交絡部を支持する基体と、前記基体から突出する態様で前記糸走行空間の延長線上に配置され、前記糸の走行を規制する規制部材と、を有しており、前記規制部材が、前記ガイド部材として兼用される請求項2に記載の交絡付与機構。

請求項4

前記フィルタで油滴化された前記油滴を前記回収部に案内するための案内部材が、前記フィルタの鉛直下方に設けられている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の交絡付与機構。

請求項5

前記案内部材は、シート状のメッシュ部材で構成されている請求項4に記載の交絡付与機構。

請求項6

前記案内部材は、複数の前記メッシュ部材を積層することによって構成されている請求項5に記載の交絡付与機構。

請求項7

前記複数のメッシュ部材に、互いに目の粗さが異なる少なくとも2枚の前記メッシュ部材が含まれる請求項6に記載の交絡付与機構。

請求項8

前記筐体は、閉位置と開位置との間で移動可能な開閉部を有しており、前記開閉部が前記閉位置にあるときは、前記交絡装置の少なくとも一部が覆われた状態となり、前記開閉部が前記開位置にあるときは、前記交絡装置が露出した状態となる請求項1ないし7のいずれか1項に記載の交絡付与機構。

請求項9

前記筐体は、本体部と、前記本体部に着脱可能であり、前記フィルタを収容するフィルタ収容部と、を有する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の交絡付与機構。

請求項10

前記筐体は、前記フィルタ収容部を前記本体部から取り外すことによって開閉可能となる第2開閉部を有している請求項9に記載の交絡付与機構。

請求項11

前記筐体は、直線的に延びるダクト体であり、前記交絡装置から排出された前記流体は、前記ダクト体の一端から前記ダクト体の内部に流れ込み、前記フィルタを通過した後、前記ダクト体の他端から前記ダクト体の外部に流れ出る請求項1ないし10のいずれか1項に記載の交絡付与機構。

技術分野

0001

本発明は、糸に交絡を付与する交絡付与機構に関する。

背景技術

0002

従来より、紡糸装置から紡出された糸に油剤を付与する工程と、油剤が付与された糸に交絡を付与する工程とを含む、糸の製造方法が知られている。ここで、糸に交絡を付与する交絡装置としては、糸に流体噴射することによって、流体作用により交絡を付与するものがよく知られている。このような交絡装置では、油剤が付与された糸に流体を噴射することによって、糸から油剤が飛散してミスト化し、油剤ミストが発生する。油剤ミストにより装置が汚染されてしまうことを防止するため、例えば特許文献1には、油剤ミストを吸引手段により回収する技術が開示されている。

先行技術

0003

特開平11−323681号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1の装置で油剤ミストを確実に回収するためには、吸引手段の吸引能力を十分に高める必要があるが、そうすると、吸引手段のコストが上昇してしまうという問題がある。特に、昨今、糸の生産効率を向上させるため、複数の糸に同時に交絡を付与する交絡装置が用いられることがあるが、このような交絡装置では、広い範囲で油剤ミストが発生し、吸引手段による回収には限界があった。

0005

以上の課題に鑑みて、本発明は、交絡装置から飛散する油剤ミストを、低コストで確実に回収することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、油剤が付与された糸に流体を噴射することによって、前記糸に交絡を付与する交絡装置と、前記交絡装置から飛散する油剤ミストを回収する油剤回収装置と、を備えた交絡付与機構であって、前記油剤回収装置は、前記交絡装置から排出される前記流体が内部に流れ込む筐体と、前記筐体の内部に配置され、前記油剤ミストを油滴化させるためのフィルタと、前記フィルタで油滴化された油滴を回収するための回収部と、を有する、ことを特徴とする。

0007

本発明によれば、交絡装置から排出される流体が筐体の内部に流れ込む際に、交絡装置から飛散する油剤ミストが、流体とともに筐体の内部に流れ込み、筐体の内部に設けられたフィルタによって油滴化される。そして、フィルタで油滴化された油滴は、回収部で回収される。つまり、本発明によれば、交絡装置から排出される流体の流れを利用することによって、吸引手段のような圧空機器がなくとも、油剤ミストを低コストで確実に回収することが可能となる。

0008

また、本発明において、前記交絡装置は、前記交絡装置から排出される前記流体を前記筐体の内部に向かわせるガイド部材を有すると好適である。

0009

このようなガイド部材を設けることにより、交絡装置から排出される流体を、積極的に筐体の内部に流れ込ませることができる。その結果、交絡装置から飛散する油剤ミストが、流体とともに筐体の内部に流れ込みやすくなり、油剤ミストをより効果的に回収することができる。

0010

また、本発明において、前記交絡装置は、前記糸が走行する糸走行空間と、前記糸走行空間を走行する前記糸に前記流体を噴射する噴射孔と、が形成された交絡部と、前記交絡部を支持する基体と、前記基体から突出する態様で前記糸走行空間の延長線上に配置され、前記糸の走行を規制する規制部材と、を有しており、前記規制部材が、前記ガイド部材として兼用されると好適である。

0011

このように構成された交絡装置では、交絡部の噴射孔から噴射された流体が糸走行空間を流れ、糸走行空間から排出される。そして、糸走行空間から排出された流体が、規制部材によって基体から離れる方向へと導かれる。したがって、規制部材をガイド部材として兼用することで、すなわち、規制部材によって流体が導かれる方向に筐体を配置しておくことで、ガイド部材を別途設ける必要がなく、部品点数の増加を抑制することができる。

0012

また、本発明において、前記フィルタで油滴化された前記油滴を前記回収部に案内するための案内部材が、前記フィルタの鉛直下方に設けられていると好適である。

0013

このように、案内部材がフィルタの鉛直下方に配置されていると、フィルタから落下した油滴が、案内部材によって回収部に案内される。このため、フィルタから落下した油滴により、他の装置や部品が汚染されてしまうことを回避できる。

0014

また、本発明において、前記案内部材は、シート状のメッシュ部材で構成されていると好適である。

0015

メッシュ部材は、その目の粗さを適切に選択すれば、油剤ミストは通過させるが、網目による毛管力により油滴の落下を抑えることができる。このため、メッシュ部材を利用することで、案内部材を簡易に構成することができる。

0016

また、本発明において、前記案内部材は、複数の前記メッシュ部材を積層することによって構成されているとさらに好適である。

0017

複数のメッシュ部材を積層することによって、網目による毛管力を大きくすることができ、案内部材から油滴が落下することを効果的に抑えることができる。

0018

また、本発明において、前記複数のメッシュ部材に、互いに目の粗さが異なる少なくとも2枚の前記メッシュ部材が含まれるとさらに好適である。

0019

案内部材に、目の粗さが異なる少なくとも2枚のメッシュ部材が含まれていれば、油滴に作用する毛管力や表面張力の調整自由度が向上する。このため、案内部材から油滴が落下することを確実に抑えることができ、油滴を好適に回収部に案内することができる。

0020

また、本発明において、前記筐体は、閉位置と開位置との間で移動可能な開閉部を有しており、前記開閉部が前記閉位置にあるときは、前記交絡装置の少なくとも一部が覆われた状態となり、前記開閉部が前記開位置にあるときは、前記交絡装置が露出した状態となると好適である。

0021

交絡装置が筐体で覆われていると、油剤ミストが筐体の外部に飛散することを抑えることができるが、そうすると、交絡装置への糸掛け作業等の際に、筐体が邪魔となってしまう。そこで、上述のような開閉部を設ければ、糸の生産時には開閉部を閉位置にすることで、油剤ミストの外部への飛散を抑えることができ、糸掛け作業等の際には開閉部を開位置にすることで、円滑な糸掛け作業等が可能となる。

0022

また、本発明において、前記筐体は、本体部と、前記本体部に着脱可能であり、前記フィルタを収容するフィルタ収容部と、を有すると好適である。

0023

このような構成によれば、フィルタ収容部を本体部から取り外すことによって、フィルタの交換清掃が容易となる。

0024

また、本発明において、前記筐体は、前記フィルタ収容部を前記本体部から取り外すことによって開閉可能となる第2開閉部を有していると好適である。

0025

フィルタの交換や清掃をする際には、フィルタ収容部が本体部から取り外されるが、このとき、第2開閉部が開閉可能となることによって、筐体の内部の清掃も同時に行うことができ、油剤回収装置のメンテナンス性が向上する。また、第2開閉部は、換言すると、フィルタ収容部が本体部に取り付けられているときは開くことはできない。このため、糸の生産時に第2開閉部が意図せず開いてしまい、油剤ミストが筐体の外部に漏れ出るといったアクシデントを防止できる。

0026

また、本発明において、前記筐体は、直線的に延びるダクト体であり、前記交絡装置から排出された前記流体は、前記ダクト体の一端から前記ダクト体の内部に流れ込み、前記フィルタを通過した後、前記ダクト体の他端から前記ダクト体の外部に流れ出ると好適である。

0027

このように、ダクト体を直線的に構成すれば、ダクト体の内部に流れ込んだ流体が、ダクト体の内部で滞留したり逆流したりすることなく、円滑にフィルタを通過することができる。したがって、流体とともにダクト体の内部を流れる油剤ミストを、より確実にフィルタで油滴化させることができ、油剤ミストの回収効率を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0028

本実施形態に係る交絡付与機構を備える紡糸引取装置の模式図である。
交絡装置の斜視図である。
図2のIII−IIIにおける断面図である。
油剤回収装置の断面図である。
開閉部を閉位置にしたときの油剤回収装置の斜視図である。
開閉部を開位置にしたときの油剤回収装置の斜視図である。
フィルタ収容部を取り外した状態の油剤回収装置の斜視図である。
第2開閉部を開いた状態の油剤回収装置の斜視図である。
変形例に係る油剤回収装置の断面図である。
他の実施形態に係る油剤回収装置の断面図である。

実施例

0029

(紡糸引取装置の概略構成
本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る交絡付与機構を備える紡糸引取装置の模式図である。紡糸引取装置100は、紡糸装置1から紡出される複数の合成繊維糸Yをそれぞれ引き取り、複数のボビンBにそれぞれ巻き取って複数のパッケージPを形成する。なお、図1に示される上下前後の方向を、それぞれ、紡糸引取装置100の上下前後の方向と定義する。

0030

紡糸引取装置100は、油剤ガイド2、延伸部3、引取ローラ4、8、交絡装置6及び油剤回収装置7を有する交絡付与機構5、巻取装置9等を備えている。紡糸装置1においては、ギヤポンプ等からなるポリマー供給装置(図示省略)から供給されたポリマーが、紡糸口金から下方に押し出される。

0031

紡糸装置1から紡出された複数の糸Yは、図1紙面垂直方向に並んでおり、不図示の糸道ガイドにより適切な糸ピッチで配列された状態で、油剤ガイド2、延伸部3、引取ローラ4、交絡装置6、引取ローラ8に沿った糸道を走行する。さらに、複数の糸Yは、引取ローラ8から前後方向に分配されたうえで、巻取装置9において複数のボビンBにそれぞれ巻き取られる。

0032

紡糸装置1から紡出された複数の糸Yは、油剤ガイド2によって油剤が付与された後、延伸部3に送られる。延伸部3は、保温ボックス10と、保温ボックス10内に収容された複数の加熱ローラ(図示省略)を有する。延伸部3は、複数の加熱ローラにより、紡糸装置1から紡出された複数の糸Yをそれぞれ加熱しつつ延伸する。

0033

延伸部3で延伸された複数の糸Yは、引取ローラ4、8により巻取装置9に送られる。なお、引取ローラ4、8の間には、複数の糸Yのそれぞれの糸Yを構成する多数のフィラメントを絡ませて交絡を付与する交絡装置6が配置されている。また、交絡装置6の近傍には、交絡装置6から飛散する油剤ミストを回収するための油剤回収装置7が配置されている。交絡装置6及び油剤回収装置7については、後で詳細に説明する。

0034

巻取装置9は、機台11と、ターレット12、2本のボビンホルダ13、支持枠体14、接触ローラ15、トラバース装置16等を備えている。巻取装置9は、ボビンホルダ13を回転させることによって、引取ローラ8から送られてきた複数の糸Yを、複数のボビンBに同時に巻き取り、複数のパッケージPを形成する。

0035

機台11には、円板状のターレット12が取り付けられている。ターレット12は、不図示のモータによって回転駆動される。ターレット12には、長尺円筒状の2本のボビンホルダ13が、前後方向に延びる姿勢片持ち支持されている。各ボビンホルダ13には、その軸方向に沿って複数のボビンBが並んだ状態で装着される。ターレット12が回転することにより、2本のボビンホルダ13が、上側の巻取位置と下側の退避位置との間で切り換え可能となっている。

0036

支持枠体14は、前後方向に延びる長尺なフレーム状の部材である。この支持枠体14は、機台11に固定的に取り付けられている。支持枠体14の下部には、前後に長いローラ支持部材17が、支持枠体14に対して上下に移動可能に取り付けられている。ローラ支持部材17には、ボビンホルダ13の軸方向に沿って延びる接触ローラ15が回転自在に支持されている。この接触ローラ15が形成途中のパッケージPに接し、パッケージPに所定の接圧が付与されることにより、パッケージPの形状が整えられる。

0037

ローラ支持部材17の接触ローラ15の直上には、トラバース装置16が取り付けられている。トラバース装置16は、前後方向に並んだ複数のトラバースガイド16aを有する。複数のトラバースガイド16aは、不図示のモータによって駆動されて、それぞれ前後方向に往復移動する。糸Yが掛けられた状態でトラバースガイド16aが往復移動することにより、糸Yは、支点ガイド18を中心に前後に綾振りされながら、対応するボビンBに巻き取られる。

0038

(交絡装置の構成)
次に、交絡装置6の詳細について説明する。図2は、交絡装置6の斜視図であり、図3は、図2のIII−IIIにおける断面図である。ここで、糸走行方向とは、糸Yの走行方向を指す。配列方向とは、複数の糸Yが並んでいる方向を指す。高さ方向とは、交絡部20が基体22から立設されている方向を指す。本実施形態では、これら各方向は互いに直交しているが、これら各方向が互いに直交していなくてもよい。

0039

交絡装置6は、複数の糸Yに流体(例えば圧縮空気)を噴射することによって、流体作用により複数の糸Yに交絡を付与する。交絡装置6は、複数の糸Yに交絡を付与する交絡部20と、交絡部20と間隔を空けて、交絡部20の糸走行方向上流側及び下流側のそれぞれに配置された2つの規制部材21と、交絡部20及び規制部材21を支持する基体22と、を有する。交絡部20を走行する複数の糸Yの糸道は、糸走行方向において交絡部20の両側に配置された2つの規制部材21によって規定される。

0040

交絡部20は、複数の交絡片23が配列方向に並べられた構成となっている。交絡片23は、糸走行方向に沿って延びる形状を有しており、基体22から高さ方向に立設されている。各交絡片23には、糸走行方向に貫通する糸走行空間23aが形成されている。糸走行空間23aの断面形状は、高さ方向に長軸を有する長円形状となっており、その略中心を糸Yが糸走行方向に沿って走行する。また、交絡片23の糸走行方向における中央部には、噴射孔23b(図3参照)が形成されており、この噴射孔23bから糸走行空間23aに流体が噴射される。糸走行空間23aを走行している糸Yが、噴射孔23bから噴射される流体の作用を受けることで、糸Yに交絡が付与される。なお、糸走行空間23aの断面形状は、長円形状に限定されず、円形三角形状等の他の形状とすることも可能である。

0041

規制部材21は、複数の糸Yの走行を主に配列方向において規制する。規制部材21は、糸Yを配列方向の両側から挟む複数のガイド部24が配列方向に連なることによって構成されている。各ガイド部24は、高さ方向に沿って形成されたU字状の規制溝24aを有しており、糸Yは規制溝24a内を走行する。

0042

上述のように、規制部材21は、複数のガイド部24が配列方向に連なっており、全体として配列方向に延びる壁状となっている。したがって、噴射孔23bから糸走行空間23aに噴射された流体は、糸走行空間23aを糸走行方向上流側に向かって流れる流れと、糸走行空間23aを糸走行方向下流側に向かって流れる流れとに分岐し、交絡片23の両端面から排出される。交絡片23の両端面から排出された流体は、糸走行空間23aの延長線上に位置する壁状の規制部材21の影響で、基体22から離れる方向に向かって流れる(図3の矢印参照)。本実施形態では、規制部材21が本発明の「ガイド部材」として機能する。

0043

(油剤回収装置の構成)
次に、油剤回収装置7の詳細について説明する。図4は、油剤回収装置7の断面図であり、より詳細には、上記配列方向に直交する断面における断面図である。なお、図4では、交絡装置6から排出された流体の流れを実線の矢印で示し、後述のフィルタ31で油滴化された油滴の流れを破線の矢印で示してある(図9及び図10においても同様)。

0044

油剤回収装置7は、交絡装置6の近傍に設けられている。油剤が付与された複数の糸Yに交絡装置6において流体が噴射されると、複数の糸Yから油剤が飛散してミスト化し、油剤ミストが発生する。油剤回収装置7は、このような交絡装置6から飛散する油剤ミストを回収するための装置である。油剤回収装置7は、上下方向に直線的に延びるダクト体30と、ダクト体30の内部に設けられたフィルタ31及び案内部材32と、ダクト体30の直下に配置された回収トレイ33と、を有する。本実施形態では、ダクト体30が本発明の「筐体」に相当し、回収トレイ33が本発明の「回収部」に相当する。

0045

ダクト体30は、本体部34と、本体部34の上端部に着脱可能なフィルタ収容部35とを有してなる。本体部34は、上下方向に長い直方体形状となっており、その下端及び上端が開口している。フィルタ収容部35は、箱型の直方体形状となっており、その下端及び上端が開口している。したがって、フィルタ収容部35を本体部34に取り付けた状態においては、本体部34の内部空間とフィルタ収容部35の内部空間とが連通し、ダクト体30の下端から上端へと流体が流れることができる。なお、ダクト体30は、例えばボルトによって不図示の支持体に固定されており、ボルトを外すことによって、ダクト体30を支持体から取り外すことができるようになっている。

0046

図4に示すように、交絡装置6は、規制部材21がダクト体30の下端の開口に向かって基体22から突出する位置関係となるよう、基体22を水平方向に対して傾斜させた状態で配置されている。したがって、上述のように、交絡装置6から排出される流体が、規制部材21によって基体22から離れる方向(規制部材21が基体22から突出している方向)に向かって流れると、図4の実線の矢印で示すように、そのままダクト体30の下端の開口から内部に流れ込む。

0047

フィルタ収容部35に収容されたフィルタ31は、例えば、高い比表面積を有する不織布で構成されており、交絡装置6から排出された流体に含まれる油剤ミストを油滴化し、油剤ミストが除去された流体を通過させることができる。つまり、交絡装置6から排出された流体は、ダクト体30の下端の開口からダクト体30の内部に流れ込み、上部の開口へ向かって上方へと流れる過程で、フィルタ31によって油剤ミストが除去され浄化される。そして、浄化された流体が、ダクト体30の上端の開口からダクト体30の外部に流れ出る。

0048

ここで、フィルタ31で油滴化された油滴がフィルタ31から落下すると、油剤回収装置7の鉛直下方に配置されている交絡装置6が、油滴で汚染されるおそれがある。そこで、本実施形態では、フィルタ31で油滴化された油滴を、交絡装置6に落下させることなく、回収トレイ33に案内するための案内部材32が設けられている。

0049

案内部材32は、本体部34の上部領域に配置されており、フィルタ31の鉛直下方に位置している。案内部材32は、本体部34の互いに対向する側面34Aと側面34Bとの間にわたって設けられており、側面34Aに近づくほど高さが低くなるように、水平方向に対して斜めに配置されている。回収トレイ33は、側面34Aの直下に配置されている。このような配置構成により、フィルタ31から落下した油滴は、図4の破線の矢印で示すように、案内部材32に沿って側面34Aまで移動した後、側面34Aに沿って下方に移動し、最終的に回収トレイ33に至る。なお、回収トレイ33は、ダクト体30の直下に配置された状態から、図4の紙面垂直方向の手前側引出可能な可動式となっている。

0050

ここで、案内部材32は、流体(空気)及び油剤ミストは通過させることができ、一方、油滴は極力落下させない部材であることが好ましい。本実施形態では、2枚の金属製のシート状のメッシュ部材32a、32bを積層することによって、案内部材32を構成している。メッシュ部材32a、32bは互いに目の粗さが異なっており、下側のメッシュ部材32aの目の粗さを、上側のメッシュ部材32bよりも細かくしている。メッシュ部材32aの目の粗さは、例えば目開き20μm〜700μm程度であり、メッシュ部材32bの目の粗さは、例えば目開き700μm〜1500μm程度である。

0051

メッシュ部材32a、32bの目の粗さが異なっている場合、メッシュ部材32a、32bの網目がずれることで、案内部材32を上下に貫く通路が狭くなりやすい。このため、案内部材32に付着している油滴に対して、毛管力が強く作用し、案内部材32から油滴が落下することを抑えることができる。さらに、上述のように、下側のメッシュ部材32aのほうが目が細かいと、案内部材32の下面近傍に付着している油滴に対して、より強く毛管力を作用させることができ、案内部材32から油滴が落下することをより効果的に抑えることができる。しかしながら、下側のメッシュ部材32aの目の粗さを、上側のメッシュ部材32bより粗くしてもよい。さらには、メッシュ部材32a、32bの目の粗さを同じとしてもよい。

0052

図5は、開閉部36を閉位置にしたときの油剤回収装置7の斜視図であり、図6は、開閉部36を開位置にしたときの油剤回収装置7の斜視図である。ダクト体30の本体部34の側面の一部は、開閉自在な開閉部36となっている。開閉部36は、本体部34の4つの側面のうち2つの側面にまたがって形成されており、上面視でL字状となっている。本体部34の側面には、上下方向に延びる左右一対レール37が設けられている。開閉部36は、一対のレール37に係合した状態で、下側位置である閉位置(図5に示す位置)と、上側位置である開位置(図6に示す位置)との間で、上下方向に移動可能となっている。

0053

図5に示すように、開閉部36が閉位置にあるときは、交絡装置6の側方の一部が開閉部36によって覆われた状態となり、交絡装置6から飛散する油剤ミストが、ダクト体30の外部に漏れることを抑えることができる。一方、図6に示すように、開閉部36が開位置にあるときは、交絡装置6が露出した状態となり、開閉部36と交絡装置6との間に、糸掛け作業等を可能とする開放空間が確保される。なお、開閉部36の下端部の形状は、開閉部36が閉位置にある場合でも、交絡装置6の近傍における糸Yの走行と干渉しないようにされている。

0054

図7は、フィルタ収容部35を取り外した状態の油剤回収装置7の斜視図であり、図8は、第2開閉部38を開いた状態の油剤回収装置7の斜視図である。なお、図7及び図8では、フィルタ31の図示を省略している。

0055

本体部34の上端部には、複数の突起34aが形成されている。また、フィルタ収容部35の下端部には、内側に向かって突出する鍔部35aが形成されており、この鍔部35aのうち複数の突起34aに対応する位置に複数の穴35bが形成されている。そして、各突起34aを対応する各穴35bに係合させることによって、フィルタ収容部35が本体部34の上端部に取り付けられる。なお、フィルタ31は、フィルタ収容部35に収容されたときに、鍔部35aによって係止されることで、落下しないようになっている。

0056

ダクト体30の本体部34には、開閉部36の他に、開閉自在な第2開閉部38が設けられている。第2開閉部38は、上述の一対のレール37の間の側面部分に形成されている。図8に示すように、フィルタ収容部35を本体部34から取り外すことにより、複数の突起34aと複数の穴35bとの係合が解除されると、第2開閉部38は、ヒンジ38aを中心として回動可能となる。第2開閉部38を開いた状態(図8に示す状態)では、作業者が本体部34の内部に手を入れることができ、本体部34の内部を清掃したり、案内部材32を着脱したりすることが可能となる。

0057

なお、第2開閉部38を、一対のレール37の間の側面部分に形成することは必須ではない。例えば、一対のレール37を本体部34の側面34Bに設けることも可能であり、この場合に、第2開閉部38を図7に示す位置のままとすれば、第2開閉部38は一対のレール37の間以外の本体部34の側面部分に形成されていることになる。また、第2開閉部38は回動式のものに限定されず、例えば、本体部34に対して着脱可能なものとしてもよい。

0058

(効果)
以上のように、本実施形態の油剤回収装置7は、交絡装置6から排出される流体が内部に流れ込む筐体(ダクト体30)と、筐体30の内部に配置され、油剤ミストを油滴化させるためのフィルタ31と、フィルタ31で油滴化された油滴を回収するための回収部(回収トレイ33)と、を有して構成される。したがって、交絡装置6から排出される流体が筐体30の内部に流れ込む際に、交絡装置6から飛散する油剤ミストが、流体とともに筐体30の内部に流れ込み、筐体30の内部に設けられたフィルタ31によって油滴化される。そして、フィルタ31で油滴化された油滴は、回収部33で回収される。つまり、本実施形態の油剤回収装置7によれば、交絡装置6から排出される流体の流れを利用することによって、吸引手段のような圧空機器がなくとも、油剤ミストを低コストで確実に回収することが可能となる。

0059

また、本実施形態のように、複数の糸Yに対して交絡を付与する、いわゆるマルチタイプの交絡装置6の場合は、従来と比較して多糸条に対応するために、広い範囲で油剤ミストが発生し、吸引手段で油剤ミストを吸引するのには、設備の大型化と圧空消費の増大を伴うため限界がある。しかしながら、本実施形態の油剤回収装置7の構成であれば、交絡装置6の寸法に合わせて筐体30を大きくすれば、それほどコストをかけなくても広い範囲で油剤ミストを回収することが可能であり、マルチタイプの交絡装置6に対して特に有効である。

0060

また、本実施形態では、交絡装置6は、交絡装置6から排出される流体を筐体30の内部に向かわせるガイド部材(規制部材21)を有する。このようなガイド部材21を設けることにより、交絡装置6から排出される流体を、積極的に筐体30の内部に流れ込ませることができる。その結果、交絡装置6から飛散する油剤ミストが、流体とともに筐体30の内部に流れ込みやすくなり、油剤ミストをより効果的に回収することができる。

0061

また、本実施形態では、交絡装置6は、糸Yが走行する糸走行空間23aと、糸走行空間23aを走行する糸Yに流体を噴射する噴射孔23bと、が形成された交絡部20と、交絡部20を支持する基体22と、基体22から突出する態様で糸走行空間23aの延長線上に配置され、糸Yの走行を規制する規制部材21と、を有しており、規制部材21が、ガイド部材として兼用される。このように構成された交絡装置6では、交絡部20の噴射孔23bから噴射された流体が糸走行空間23aを流れ、糸走行空間23aから排出される。そして、糸走行空間23aから排出された流体が、規制部材21によって基体22から離れる方向へと導かれる。したがって、規制部材21をガイド部材として兼用することで、すなわち、規制部材21によって流体が導かれる方向に筐体30を配置しておくことで、ガイド部材を別途設ける必要がなく、部品点数の増加を抑制することができる。

0062

また、本実施形態では、フィルタ31で油滴化された油滴を回収部33に案内するための案内部材32が、フィルタ31の鉛直下方に設けられている。このように、案内部材32がフィルタ31の鉛直下方に配置されていると、フィルタ31から落下した油滴が、案内部材32によって回収部33に案内される。このため、フィルタ31から落下した油滴により、他の装置や部品が汚染されてしまうことを回避できる。

0063

また、本実施形態では、案内部材32は、シート状のメッシュ部材32a、32bで構成されている。メッシュ部材32a、32bは、その目の粗さを適切に選択すれば、油剤ミストは通過させるが、網目による毛管力により油滴の落下を抑えることができる。このため、メッシュ部材32a、32bを利用することで、案内部材32を簡易に構成することができる。

0064

また、本実施形態では、案内部材32は、複数のメッシュ部材32a、32bを積層することによって構成されている。複数のメッシュ部材32a、32bを積層することによって、網目による毛管力を大きくすることができ、案内部材32から油滴が落下することを効果的に抑えることができる。

0065

また、本実施形態では、複数のメッシュ部材32a、32bに、互いに目の粗さが異なる少なくとも2枚のメッシュ部材32a、32bが含まれる。案内部材32に、目の粗さが異なる少なくとも2枚のメッシュ部材32a、32bが含まれていれば、油滴に作用する毛管力や表面張力の調整自由度が向上する。このため、案内部材32から油滴が落下することを確実に抑えることができ、油滴を好適に回収部33に案内することができる。

0066

また、本実施形態では、筐体30は、閉位置と開位置との間で移動可能な開閉部36を有しており、開閉部36が閉位置にあるときは、交絡装置6の少なくとも一部が覆われた状態となり、開閉部36が開位置にあるときは、交絡装置6が露出した状態となる。交絡装置6が筐体30で覆われていると、油剤ミストが筐体30の外部に飛散することを抑えることができるが、そうすると、交絡装置6への糸掛け作業等の際に、筐体30が邪魔となってしまう。そこで、上述のような開閉部36を設ければ、糸の生産時には開閉部36を閉位置にすることで、油剤ミストの外部への飛散を抑えることができ、糸掛け作業時等には開閉部36を開位置にすることで、円滑な糸掛け作業等が可能となる。

0067

また、本実施形態では、筐体30は、本体部34と、本体部34に着脱可能であり、フィルタ31を収容するフィルタ収容部35と、を有する。このような構成によれば、フィルタ収容部35を本体部34から取り外すことによって、フィルタ31の交換や清掃が容易となる。

0068

また、本実施形態では、筐体30は、フィルタ収容部35を本体部34から取り外すことによって開閉可能となる第2開閉部38を有している。フィルタ31の交換や清掃をする際には、フィルタ収容部35が本体部34から取り外されるが、このとき、第2開閉部38が開閉可能となることによって、筐体30の内部の清掃も同時に行うことができ、油剤回収装置7のメンテナンス性が向上する。また、第2開閉部38は、換言すると、フィルタ収容部35が本体部34に取り付けられているときは開くことはできない。このため、糸Yの生産時に第2開閉部38が意図せず開いてしまい、油剤ミストが筐体30の外部に漏れ出るといったアクシデントを防止できる。

0069

また、本実施形態では、筐体30は、直線的に延びるダクト体30であり、交絡装置6から排出された流体は、ダクト体30の一端からダクト体30の内部に流れ込み、フィルタ31を通過した後、ダクト体30の他端からダクト体30の外部に流れ出る。このように、ダクト体30を直線的に構成すれば、ダクト体30の内部に流れ込んだ流体が、ダクト体30の内部で滞留したり逆流したりすることなく、円滑にフィルタ31を通過することができる。したがって、流体とともにダクト体30の内部を流れる油剤ミストを、より確実にフィルタ31で油滴化させることができ、油剤ミストの回収効率を向上させることができる。

0070

(変形例)
図9は、上記実施形態の変形例に係る油剤回収装置107の断面図であり、より詳細には、交絡装置6における配列方向に直交する断面における断面図である。なお、上記実施形態と共通する構成については、同じ符号を付してある。

0071

本変形例に係る油剤回収装置107が、上記実施形態の油剤回収装置7と異なる点は、ダクト体30を傾斜させて配置させている点である。具体的には、ダクト体30の長手方向が、規制部材21の基体22からの突出方向と略平行となるように、ダクト体30が傾けられている。このような配置構成により、交絡装置6から排出される流体の排出方向が、ダクト体30の長手方向と概ね一致する。したがって、交絡装置6から飛散する油剤ミストを、交絡装置6から排出される流体とともに、より確実にダクト体30に流れ込ませることができ、油剤ミストを効率的に回収することができる。

0072

さらに、この変形例では、図9におけるフィルタ31の右端(回収トレイ33が設けられている側と反対側の端)が、側面34Aの下端より左側(回収トレイ33が設けられている側)に位置している。つまり、フィルタ31の鉛直下方に、側面34Aが位置していることになる。このため、フィルタ31で油滴化された油滴は側面34Aに落下し、案内部材32がなくとも、交絡装置6に油滴が落下することを回避できる。

0073

(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は、上述の実施形態に限られるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることが可能である。

0074

上記実施形態では、本発明の「筐体」として、直線的に延びるダクト体30を設けるものとした。しかしながら、ダクト体30が直線的であることは必須ではなく、ダクト体30が湾曲していたり、屈曲していたりしてもよい。また、例えば、図10に示す油剤回収装置207のように、本発明の筐体として、断面形状がL字状のL字部材230を設けて、L字部材230の内部の側面に、フィルタ231を設けるようにしてもよい。

0075

また、上記実施形態では、本発明の「ガイド部材」として、交絡装置6において糸Yの走行を規制する規制部材21を兼用するものとした。しかしながら、本発明のガイド部材の構成はこれに限定されない。例えば、規制部材21とは別に、交絡装置6から排出される流体をダクト体30の内部に向かわせる専用のガイド部材を設けてもよい。

0076

また、上記実施形態では、本発明の「回収部」として、可動式の回収トレイ33を設けるものとした。しかしながら、回収トレイ33を固定式とし、回収トレイ33に油剤を排出するための排油レンを接続するようにしてもよい。また、本発明の回収部として、ダクト体30の側面34Aの下端部に、直接排油ドレンを接続するようにしてもよい。

0077

また、上記実施形態では、案内部材32を、複数のメッシュ部材32a、32bを積層することによって構成したが、1枚のメッシュ部材により構成してもよい。さらには、案内部材32をメッシュ部材以外で構成してもよい。

0078

また、上記実施形態では、フィルタ31を収容するフィルタ収容部35を、本体部34とは別体とし、フィルタ収容部35を本体部34に着脱可能に構成した。しかしながら、フィルタ収容部35を着脱可能に構成することは必須ではない。また、フィルタ収容部35をなくして、本体部34の内部にフィルタ31を配置するようにしてもよい。

0079

また、上記実施形態では、メンテナンス等の便宜を考慮して、ダクト体30に開閉部36や第2開閉部38を設けるものとしたが、開閉部36や第2開閉部38の具体的な形状や位置は適宜変更が可能であり、さらには、これらの開閉部36、38を省略してもよい。

0080

また、上記実施形態では、交絡装置6は複数の糸Yに対して交絡を付与するいわゆるマルチタイプのものとしたが、交絡装置6は単一の糸Yに対して交絡を付与するいわゆるシングルタイプのものでもよい。

0081

また、上記実施形態において、糸Yの巻取り中に、開閉部36が閉位置にあるか否かを判別できるセンサ又はスイッチを設けるようにしてもよい。また、糸Yの巻取り中に、フィルタ収容部35が本体部34に装着されているか否かを判別できるセンサ又はスイッチを設けるようにしてもよい。そして、上述の各センサ又はスイッチによる判別結果をオペレータ報知するための報知手段(例えば表示灯等)を設けるようにしてもよい。このような構成を採用することにより、オペレータが糸掛け作業後に開閉部36を閉位置に移動させることを忘れたり、フィルタ31のメンテナンス後にフィルタ収容部35を本体部34に装着し忘れたりすることを防止できる。

0082

5:交絡付与機構
6:交絡装置
7:油剤回収装置
20:交絡部
21:規制部材(ガイド部材)
22:基体
23a:糸走行空間
23b:噴射孔
30:ダクト体(筐体)
31:フィルタ
32:案内部材
32a:メッシュ部材
32b:メッシュ部材
33:回収トレイ(回収部)
34:本体部
35:フィルタ収容部
36:開閉部
38:第2開閉部
Y:糸

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