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技術 本体ケース、端子装置、スイッチ装置および制御装置

出願人 IDEC株式会社
発明者 大西康夫境井貴行川口健一石見崇
出願日 2016年5月30日 (3年5ヶ月経過) 出願番号 2016-107304
公開日 2017年12月7日 (1年11ヶ月経過) 公開番号 2017-216049
状態 特許登録済
技術分野 スイッチのケース,表示,鎖錠 電気装置のための部品取付一般 電気装置のための箱体
主要キーワード 専用固定具 凸部下 機器取付用 サーキットプロテクタ 汎用工具 先端突起 取り外し用 押ボタン操作
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

汎用工具により爪部による係止解除する。

解決手段

一対のケース係止部22のそれぞれは、腕部23と、爪部24と、外側凸部25と、先端突起部26とを備える。腕部23は、ケース部の左右方向の両側部から前方に突出する。爪部24は、腕部23の先端部から左右方向の内側に突出し、取付対象物に係止される。外側凸部25は、腕部23の先端部から左右方向の外側に突出する。先端突起部26は、外側凸部25の下面から腕部23の下面231よりも下方に突出する。先端突起部26の左右方向の内側面260の後端部は、腕部23の左右方向の外側面232よりも左右方向の外側に位置する。本体ケースでは、先端突起部26の後側から挿入されたマイナスドライバー等の汎用工具の先端を、先端突起部26の内側面260に当接させ、先端突起部26を左右方向の外側へと移動させることにより、爪部24による係止を解除することができる。

概要

背景

従来、押ボタンスイッチセレクトスイッチ表示灯等の装置において、操作部に取り付けられる端子装置が使用されている。例えば、特許文献1では、押ボタン操作部の背後に連結される端子装置であるコンタクト部が開示されている。当該コンタクト部では、ケース本体の左右両側から前方に突出する一対の弾性体係合片が設けられる。コンタクト部が押ボタン操作部に連結される際には、当該一対の係合片が、押ボタン操作部の左右両側の側面に形成された一対の溝部に挿入され、各係合片の先端部にて内向きに設けられた爪部が押ボタン操作部の側面に係止される。

概要

汎用工具により爪部による係止を解除する。一対のケース係止部22のそれぞれは、腕部23と、爪部24と、外側凸部25と、先端突起部26とを備える。腕部23は、ケース部の左右方向の両側部から前方に突出する。爪部24は、腕部23の先端部から左右方向の内側に突出し、取付対象物に係止される。外側凸部25は、腕部23の先端部から左右方向の外側に突出する。先端突起部26は、外側凸部25の下面から腕部23の下面231よりも下方に突出する。先端突起部26の左右方向の内側面260の後端部は、腕部23の左右方向の外側面232よりも左右方向の外側に位置する。本体ケースでは、先端突起部26の後側から挿入されたマイナスドライバー等の汎用工具の先端を、先端突起部26の内側面260に当接させ、先端突起部26を左右方向の外側へと移動させることにより、爪部24による係止を解除することができる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

端子装置端子本体部を覆う本体ケースであって、前記端子装置の前記端子本体部を覆うケース部と、前記ケース部の左右方向の両側部から前方に突出し、間に取付対象物を挟み込むことにより前記ケース部を前記取付対象物に固定する一対のケース係止部と、を備え、前記一対のケース係止部のそれぞれが、前記ケース部の左右方向の両側部から前方に突出する腕部と、前記腕部の先端部から左右方向の内側に突出し、前記取付対象物に係止される爪部と、前記腕部の先端部から左右方向の外側に突出する外側凸部と、前記外側凸部の下面から前記腕部の下面よりも下方に突出する先端突起部と、を備え、前記先端突起部の左右方向の内側面の後端部が、前記腕部の左右方向の外側面よりも左右方向の外側に位置することを特徴とする本体ケース。

請求項2

請求項1に記載の本体ケースであって、前記先端突起部の前記内側面全体が、前記腕部の前記外側面よりも左右方向の外側に位置することを特徴とする本体ケース。

請求項3

請求項1または2に記載の本体ケースであって、前記先端突起部の前記内側面が、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう傾斜面を含み、前記傾斜面と前記腕部の前記外側面との成す角度が45°以下であることを特徴とする本体ケース。

請求項4

請求項1ないし3のいずれかに記載の本体ケースであって、前記先端突起部の前記内側面の後端と前記内側面の左右方向の内端との間の左右方向の距離が、前記腕部の左右方向の内側面と前記爪部の左右方向の内端との間の左右方向の距離以上であることを特徴とする本体ケース。

請求項5

請求項1ないし4のいずれかに記載の本体ケースであって、前記一対のケース係止部のそれぞれが、前記腕部の前記外側面から左右方向の外側に離間しつつ前記外側凸部の後端部から後方に突出する部位を含む後方突出部をさらに備えることを特徴とする本体ケース。

請求項6

請求項5に記載の本体ケースであって、前記ケース部の左右方向の側面において、前記後方突出部と前後方向に並び、前記腕部の前記外側面よりも左右方向の外側に突出する本体凸部が設けられることを特徴とする本体ケース。

請求項7

請求項6に記載の本体ケースであって、前記ケース部の前記側面のうち、前記本体凸部の下側にて前記先端突起部と前後方向に並ぶ領域が、前記腕部の前記外側面よりも左右方向の内側、または、前記腕部の前記外側面と左右方向の同じ位置に位置することを特徴とする本体ケース。

請求項8

請求項7に記載の本体ケースであって、前記ケース部の前記側面のうち、前記先端突起部と前後方向に並ぶ領域全体が、前記腕部の前記外側面よりも左右方向の内側、または、前記腕部の前記外側面と左右方向の同じ位置に位置することを特徴とする本体ケース。

請求項9

請求項5ないし8のいずれかに記載の本体ケースであって、前記先端突起部が、前記外側凸部の下側から前記後方突出部の下側まで連続しており、前記先端突起部の前記内側面が、前記後方突出部の下面から下方に突出し、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう第1傾斜面と、前記外側凸部の前記下面から下方に突出し、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう第2傾斜面と、を含み、前記第2傾斜面と前記腕部の前記外側面との成す角度が45°以下であり、前記第1傾斜面と前記腕部の前記外側面との成す角度が、前記第2傾斜面と前記腕部の前記外側面との成す角度よりも小さいことを特徴とする本体ケース。

請求項10

端子装置であって、請求項1ないし9のいずれかに記載の本体ケースと、前記本体ケースに覆われる端子本体部と、を備えることを特徴とする端子装置。

請求項11

スイッチ装置であって、請求項10に記載の端子装置と、前記端子装置の前記本体ケースの前記一対のケース係止部の間に挟まれる前記取付対象物である操作部と、前記端子装置の前記一対のケース係止部の間から前記一対のケース係止部よりも前方に突出し、前記操作部の内部に収容される被収容部と、を備えることを特徴とするスイッチ装置。

請求項12

スイッチ装置であって、請求項10に記載の端子装置である第1端子装置と、前記第1端子装置の前記本体ケースと同構造の本体ケースを備える第2端子装置と、前記第1端子装置の前記本体ケースの前記一対のケース係止部の間に挟まれる前記取付対象物である操作部と、を備え、前記操作部の後端部における左右方向の両側面のそれぞれに、前記第1端子装置の前記本体ケースの前記腕部が収容される第1溝部と、前記第1溝部と上下方向に隣接して配置され、前記第2端子装置の前記本体ケースの腕部が収容される第2溝部と、が設けられ、前記第1端子装置の前記先端突起部と前記第2端子装置の先端突起部とが上下方向にて接することを特徴とするスイッチ装置。

請求項13

請求項12に記載のスイッチ装置であって、前記操作部が、前記後端部における左右方向の前記両側面のそれぞれにおいて、前記第1溝部と前記第2溝部との間に位置する壁部を備え、前記壁部の左右方向の端面の左右方向における位置が、前記第1溝部に収容された前記第1端子装置の前記腕部の前記外側面、および、前記第2溝部に収容された前記第2端子装置の前記腕部の外側面の左右方向における位置と同じであることを特徴とするスイッチ装置。

請求項14

制御装置であって、制御装置本体部と、前記制御装置本体部の左右方向の両側部から前方に突出し、間に取付対象物を挟み込むことにより前記制御装置本体部を前記取付対象物に固定する一対の係止部と、を備え、前記一対の係止部のそれぞれが、前記制御装置本体部の左右方向の両側部から前方に突出する腕部と、前記腕部の先端部から左右方向の内側に突出し、前記取付対象物に係止される爪部と、前記腕部の先端部から左右方向の外側に突出する外側凸部と、前記外側凸部の下面から前記腕部の下面よりも下方に突出する先端突起部と、を備え、前記先端突起部の左右方向の内側面の後端部が、前記腕部の左右方向の外側面よりも左右方向の外側に位置することを特徴とする制御装置。

技術分野

0001

本発明は、端子装置ハウジング本体を覆う本体ケース、当該本体ケースを備える端子装置、当該端子装置を備えるスイッチ装置、および、制御装置に関する。

背景技術

0002

従来、押ボタンスイッチセレクトスイッチ表示灯等の装置において、操作部に取り付けられる端子装置が使用されている。例えば、特許文献1では、押ボタン操作部の背後に連結される端子装置であるコンタクト部が開示されている。当該コンタクト部では、ケース本体の左右両側から前方に突出する一対の弾性体係合片が設けられる。コンタクト部が押ボタン操作部に連結される際には、当該一対の係合片が、押ボタン操作部の左右両側の側面に形成された一対の溝部に挿入され、各係合片の先端部にて内向きに設けられた爪部が押ボタン操作部の側面に係止される。

先行技術

0003

特開平9−129277号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、特許文献1のコンタクト部を押ボタン操作部から取り外す際には、係合片の先端部を左右方向の外側に移動させて爪部による係止を解除する必要がある。押ボタン操作部が扉や壁面に取り付けられている場合、コンタクト部の前側から爪部と押ボタン操作部との間にマイナスドライバー等を差し込むことができないため、例えば、コンタクト部の後側から取り外し用専用治具を利用して爪部による係止を解除することが行われている。

0005

あるいは、係合片の先端部に、左右方向の外側に突出するとともに後端部が係合片の外側面から離間する返し部を設け、当該返し部にマイナスドライバー等の汎用工具を後側から差し込み、係合片の付け根に設けられた突起部を梃子支点としてマイナスドライバー等の先端を持ち上げることにより、爪部による係止を解除することも行われている。しかしながら、コンタクト部から前方に突出するLED照明部等が押ボタン操作部の内部に挿入されている場合、左右方向の一方側の爪部のみを外した状態では、LED照明部等が押ボタン操作部の内面に引っかかり、コンタクト部を押ボタン操作部から取り外すことができない場合がある。この場合、左右両側の爪部を外す必要があるが、一方側の爪部が外れた状態で他方側の爪部を外そうとすると、他方側の爪部の返し部に挿入されたマイナスドライバー等により係合片の付け根の突起部が押され、外れていた一方側の爪部が押ボタン操作部に再度係止し、コンタクト部を容易に取り外すことができない場合がある。

0006

本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、取付対象物から端子装置を取り外す際に、汎用工具により爪部による係止を解除すること目的としている。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に記載の発明は、端子装置の端子本体部を覆う本体ケースであって、前記端子装置の前記端子本体部を覆うケース部と、前記ケース部の左右方向の両側部から前方に突出し、間に取付対象物を挟み込むことにより前記ケース部を前記取付対象物に固定する一対のケース係止部とを備え、前記一対のケース係止部のそれぞれが、前記ケース部の左右方向の両側部から前方に突出する腕部と、前記腕部の先端部から左右方向の内側に突出し、前記取付対象物に係止される爪部と、前記腕部の先端部から左右方向の外側に突出する外側凸部と、前記外側凸部の下面から前記腕部の下面よりも下方に突出する先端突起部とを備え、前記先端突起部の左右方向の内側面の後端部が、前記腕部の左右方向の外側面よりも左右方向の外側に位置する。

0008

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の本体ケースであって、前記先端突起部の前記内側面全体が、前記腕部の前記外側面よりも左右方向の外側に位置する。

0009

請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の本体ケースであって、前記先端突起部の前記内側面が、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう傾斜面を含み、前記傾斜面と前記腕部の前記外側面との成す角度が45°以下である。

0010

請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の本体ケースであって、前記先端突起部の前記内側面の後端と前記内側面の左右方向の内端との間の左右方向の距離が、前記腕部の左右方向の内側面と前記爪部の左右方向の内端との間の左右方向の距離以上である。

0011

請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の本体ケースであって、前記一対のケース係止部のそれぞれが、前記腕部の前記外側面から左右方向の外側に離間しつつ前記外側凸部の後端部から後方に突出する部位を含む後方突出部をさらに備える。

0012

請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の本体ケースであって、前記ケース部の左右方向の側面において、前記後方突出部と前後方向に並び、前記腕部の前記外側面よりも左右方向の外側に突出する本体凸部が設けられる。

0013

請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の本体ケースであって、前記ケース部の前記側面のうち、前記本体凸部の下側にて前記先端突起部と前後方向に並ぶ領域が、前記腕部の前記外側面よりも左右方向の内側、または、前記腕部の前記外側面と左右方向の同じ位置に位置する。

0014

請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の本体ケースであって、前記ケース部の前記側面のうち、前記先端突起部と前後方向に並ぶ領域全体が、前記腕部の前記外側面よりも左右方向の内側、または、前記腕部の前記外側面と左右方向の同じ位置に位置する。

0015

請求項9に記載の発明は、請求項5ないし8のいずれかに記載の本体ケースであって、前記先端突起部が、前記外側凸部の下側から前記後方突出部の下側まで連続しており、前記先端突起部の前記内側面が、前記後方突出部の下面から下方に突出し、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう第1傾斜面と、前記外側凸部の前記下面から下方に突出し、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう第2傾斜面とを含み、前記第2傾斜面と前記腕部の前記外側面との成す角度が45°以下であり、前記第1傾斜面と前記腕部の前記外側面との成す角度が、前記第2傾斜面と前記腕部の前記外側面との成す角度よりも小さい。

0016

請求項10に記載の発明は、端子装置であって、請求項1ないし9のいずれかに記載の本体ケースと、前記本体ケースに覆われる端子本体部とを備える。

0017

請求項11に記載の発明は、スイッチ装置であって、請求項10に記載の端子装置と、前記端子装置の前記本体ケースの前記一対のケース係止部の間に挟まれる前記取付対象物である操作部と、前記端子装置の前記一対のケース係止部の間から前記一対のケース係止部よりも前方に突出し、前記操作部の内部に収容される被収容部とを備える。

0018

請求項12に記載の発明は、スイッチ装置であって、請求項10に記載の端子装置である第1端子装置と、前記第1端子装置の前記本体ケースと同構造の本体ケースを備える第2端子装置と、前記第1端子装置の前記本体ケースの前記一対のケース係止部の間に挟まれる前記取付対象物である操作部とを備え、前記操作部の後端部における左右方向の両側面のそれぞれに、前記第1端子装置の前記本体ケースの前記腕部が収容される第1溝部と、前記第1溝部と上下方向に隣接して配置され、前記第2端子装置の前記本体ケースの腕部が収容される第2溝部とが設けられ、前記第1端子装置の前記先端突起部と前記第2端子装置の先端突起部とが上下方向にて接する。

0019

請求項13に記載の発明は、請求項12に記載のスイッチ装置であって、前記操作部が、前記後端部における左右方向の前記両側面のそれぞれにおいて、前記第1溝部と前記第2溝部との間に位置する壁部を備え、前記壁部の左右方向の端面の左右方向における位置が、前記第1溝部に収容された前記第1端子装置の前記腕部の前記外側面、および、前記第2溝部に収容された前記第2端子装置の前記腕部の外側面の左右方向における位置と同じである。

0020

請求項14に記載の発明は、制御装置であって、制御装置本体部と、前記制御装置本体部の左右方向の両側部から前方に突出し、間に取付対象物を挟み込むことにより前記制御装置本体部を前記取付対象物に固定する一対の係止部とを備え、前記一対の係止部のそれぞれが、前記制御装置本体部の左右方向の両側部から前方に突出する腕部と、前記腕部の先端部から左右方向の内側に突出し、前記取付対象物に係止される爪部と、前記腕部の先端部から左右方向の外側に突出する外側凸部と、前記外側凸部の下面から前記腕部の下面よりも下方に突出する先端突起部とを備え、前記先端突起部の左右方向の内側面の後端部が、前記腕部の左右方向の外側面よりも左右方向の外側に位置する。

発明の効果

0021

本発明では、汎用工具により爪部による係止を解除することができる。

図面の簡単な説明

0022

一の実施の形態に係るスイッチ装置の斜視図である。
スイッチ装置の斜視図である。
第1端子装置の平面図である。
第1端子装置の斜視図である。
第1端子装置の底面図である。
第1端子装置の前面図である。
第1端子装置の側面図である。
ケース係止部の先端部を拡大して示す底面図である。
ケース係止部の先端部を拡大して示す斜視図である。
取り外し途上の第1端子装置を示す図である。
取り外し途上の第1端子装置を示す図である。
他の好ましいスイッチ装置を示す図である。

実施例

0023

図1および図2は、本発明の一の実施の形態に係るスイッチ装置4の斜視図である。図1は、スイッチ装置4を斜め前方から見た図であり、図2は、スイッチ装置4を斜め後方から見た図である。スイッチ装置4は、例えば、押ボタンスイッチである。スイッチ装置4は、押ボタンスイッチには限定されず、例えば、セレクトスイッチまたは表示灯であってもよい。

0024

スイッチ装置4は、操作部41と、2つの端子装置1,1aとを備える。操作部41は、スイッチ装置4のアクチュエータである。端子装置1,1aは、操作部41の後側に取り付けられる。操作部41は、端子装置1,1aが取り付けられる取付対象物である。以下の説明では、端子装置1,1aをそれぞれ「第1端子装置1」および「第2端子装置1a」と呼ぶ。

0025

第1端子装置1および第2端子装置1aは、例えば、操作部41に対する電流導通と非導通とを切り替える。第1端子装置1および第2端子装置1aは、接点ブロックまたはコンタクトブロックとも呼ばれる。第1端子装置1は、例えば、ノーマルオープン型(すなわち、NO型)の端子装置であり、第2端子装置1aは、例えばノーマルクローズ型(すなわち、NC型)の端子装置である。

0026

第1端子装置1は、本体ケース2と、端子本体部3とを備える。本体ケース2は、端子本体部3に取り付けられて、端子本体部3を覆う。第2端子装置1aは、本体ケース2aと、端子本体部3aとを備える。本体ケース2aは、端子本体部3aに取り付けられて、端子本体部3aを覆う。第1端子装置1の本体ケース2と、第2端子装置1aの本体ケース2aとは、同じ構造(すなわち、同じ形状)を有する。また、第1端子装置1の端子本体部3と、第2端子装置1aの端子本体部3aとは、外形は略同じであるが、内部構造は互いに異なる。以下、第1端子装置1の本体ケース2について説明するが、第2端子装置1aの本体ケース2aについても同様である。

0027

図3は、第1端子装置1の平面図である。図4は、第1端子装置1の斜視図である。以下の説明では、図3中の上側および下側をそれぞれ「前側」および「後側」と呼び、図3中の右側および左側をそれぞれ、単に「右側」および「左側」と呼ぶ。また、図3中の紙面に垂直な方向の手前側を「上側」と呼び、奥側を「下側」と呼ぶ。なお、以下の説明における前後方向、左右方向および上下方向は、実際に第1端子装置1および第2端子装置1aが取り付けられる際の位置関係や方向を示すものではない。

0028

本体ケース2は、ケース部21と、一対のケース係止部22とを備える。ケース部21は、後側が開口した略直方体状の部材である。ケース部21の当該開口から端子本体部3が挿入されることにより、端子本体部3に本体ケース2が取り付けられる。これにより、端子装置1を容易に製造することができる。端子本体部3は、ケース部21により覆われる。具体的には、ケース部21は、端子本体部3の前面、左右両側の側面、上面および下面を覆う。換言すれば、ケース部21は、端子本体部3の後面を除く面を覆う。

0029

一対のケース係止部22は、ケース部21の左右方向の両側部から前方に突出する。一対のケース係止部22は、同じ構造を有し、本体ケース2の左右方向の中央を通る中心線に対して線対称である。一対のケース係止部22の間に操作部41(図1および図2参照)が挟み込まれることにより、ケース部21が操作部41に固定される。

0030

図5は、第1端子装置1の底面図である。図6は、第1端子装置1の前面図である。図7は、第1端子装置1の側面図である。図8は、図5中の右側のケース係止部22の先端部を拡大して示す底面図である。図9は、図5中の左側のケース係止部22の先端部を拡大して示す斜視図である図3ないし図9に示すように、一対のケース係止部22のそれぞれは、腕部23と、爪部24と、外側凸部25と、先端突起部26と、後方突出部27とを備える。図8では、外側凸部25と後方突出部27との境界二点鎖線にて示す。図9では、外側凸部25および後方突出部27と先端突起部26との境界を二点鎖線にて示す。なお、図8および図9は、ケース部21を前述の「下側」より見た図である。

0031

腕部23は、ケース部21の左右方向の両側部から前方に突出する。腕部23は、ケース部21の前面のうち下面近傍の部位に連続する。腕部23は、前後方向に略平行に延びる。腕部23の下面231は、前後方向および左右方向に対して略平行である。腕部23の左右方向の外側の側面232(すなわち、外側面232)は、前後方向に略平行であり、腕部23の下面231に対して略垂直である。腕部23は、左右方向に弾性変形可能である。

0032

爪部24は、腕部23の先端部(すなわち、前端部)から左右方向の内側に突出する。左右方向の内側とは、本体ケース2の左右方向の中央を通る中心線に近い側である。一対のケース係止部22の爪部24は、左右方向に対向する。本体ケース2が取付対象物である操作部41に取り付けられる際には、爪部24は、操作部41の左右の側面に設けられた段差部に係止される。爪部24は、平面視において略台形状の部位である。爪部24の上下方向の厚さは、腕部23の先端部の上下方向の厚さと略同じである。爪部24の下面は、腕部23の下面231と上下方向の略同じ位置に位置する。爪部24の上面は、腕部23の上面と上下方向の略同じ位置に位置する。

0033

爪部24の左右方向の内側面のうち前側の部位は、後側から前側に向かうに従って左右方向の外側に向かう傾斜面である。換言すれば、一対のケース係止部22の前端部では、2つの爪部24間の左右方向の距離が、前端に近づくに従って漸次増大する。これにより、本体ケース2を操作部41に取り付ける際に、一対のケース係止部22の間に操作部41を容易に挿入することができる。

0034

外側凸部25は、腕部23の先端部から左右方向の外側に突出する。換言すれば、外側凸部25は、腕部23の先端部において、爪部24とは左右方向の反対側に突出する。外側凸部25は、略直方体状の部位である。外側凸部25の上下方向の厚さは、腕部23の先端部の上下方向の厚さと略同じである。外側凸部25の下面は、腕部23の下面231と上下方向の略同じ位置に位置する。外側凸部25の上面は、腕部23の上面と上下方向の略同じ位置に位置する。

0035

後方突出部27は、外側凸部25の後端部から後方に突出する。後方突出部27は、外側凸部25の後端面251のうち左右方向の外側の端部から後方に突出する第1部位271と、後端面251の上側に位置する端部から後方に突出する第2部位272とを含む。第1部位271は、左右方向に略垂直な板状の部位である。第1部位271は、腕部23の外側面232から左右方向の外側に離間する。第1部位271の上下方向の厚さは、外側凸部25の上下方向の厚さと略同じである。第1部位271の下面は、外側凸部25の下面と上下方向の略同じ位置に位置する。第1部位271の上面は、外側凸部25の上面と上下方向の略同じ位置に位置する。第1部位271は、腕部23と上下方向の略同じ位置に位置する。第1部位271の内側面は、間に空隙を挟んで腕部23の外側面232と左右方向に対向する。

0036

第2部位272は、上下方向に略垂直な板状の部位である。第2部位272は、第1部位271の内側面と腕部23の外側面232との間に配置され、第1部位271の上側の端部および腕部23の上側の端部に連続する。第2部位272の上下方向の厚さは、第1部位271、外側凸部25および腕部23の上下方向の厚さよりも薄い。第2部位272の上面は、第1部位271、外側凸部25および腕部23の上面と上下方向の略同じ位置に位置する。第2部位272の下面は、第1部位271の下面、外側凸部25の下面および腕部23の下面231よりも上側に位置する。

0037

先端突起部26は、外側凸部25の下面および後方突出部27の第1部位271の下面から下方に突出する。換言すれば、先端突起部26は、外側凸部25の下側から後方突出部27の第1部位271の下側まで連続する。先端突起部26は、腕部23の下面231よりも下方に突出する。したがって、先端突起部26の下端は、腕部23の下面231よりも下側に位置する。先端突起部26の上下方向の厚さは、外側凸部25の上下方向の厚さよりも小さい。先端突起部26は、平面視において、前後方向に長い略七角形状である。先端突起部26の後部は、後方突出部27の第1部位271の下側に位置し、外側凸部25よりも後側に位置する。

0038

先端突起部26の左右方向の外側の側面(すなわち、外側面)は、前後方向に略平行であり、腕部23の下面231に対して略垂直である。先端突起部26の外側面の前端部は、前端から後側に向かうに従って左右方向の外側に向かう傾斜面である。

0039

先端突起部26の左右方向の内側の側面260(すなわち、内側面260)も、腕部23の下面231に対して略垂直である。本実施の形態では、先端突起部26の内側面260は、左右方向の内側に向かって突出する凸面である。先端突起部26の内側面260の後端と内側面260の左右方向の内端との間の左右方向の距離D1は、腕部23の左右方向の内側面233(具体的には、内側面233の爪部24近傍の部位)と爪部24の左右方向の内端との間の左右方向の距離D2以上である。距離D2は、腕部23の内側面233からの爪部24の左右方向における突出長でもある。内側面260全体は、腕部23の外側面232よりも左右方向の外側に位置する。当然、内側面260の後端部も、腕部23の外側面232よりも左右方向の外側に位置する。

0040

先端突起部26の内側面260は、第1傾斜面261と、第2傾斜面262と、第3傾斜面263とを含む。第1傾斜面261、第2傾斜面262および第3傾斜面263は、後側から前側に向かってこの順番で前後方向に連続する。第1傾斜面261は、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう傾斜面である。第2傾斜面262も、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう傾斜面である。第3傾斜面263は、後側から前側に向かうに従って左右方向の外側へと向かう傾斜面である。第1傾斜面261は、後方突出部27の第1部位271の下面から下方に突出する。第2傾斜面262は、外側凸部25の下面から下方に突出する。

0041

第1傾斜面261と腕部23の外側面232との成す角度(具体的には、平面視における当該角度)は、45°以下である。第2傾斜面262と腕部23の外側面232との成す角度(具体的には、平面視における当該角度)も、45°以下である。第1傾斜面261と腕部23の外側面232との成す角度は、第2傾斜面262と腕部23の外側面232との成す角度よりも小さい。

0042

本体ケース2のケース部21では、左右方向の両側面に一対の本体凸部211が設けられる。本体凸部211は、ケース部21の側面において、腕部23の外側面232よりも左右方向の外側に突出する。本体凸部211は、ケース部21の側面のうち前端部に設けられる。すなわち、本体凸部211は、腕部23の付け根部近傍に位置する。本体凸部211は、後方突出部27および外側凸部25と前後方向に並ぶ。換言すれば、本体凸部211は、後方突出部27および外側凸部25と上下方向の略同じ位置に位置する。先端突起部26は、本体凸部211よりも下側に位置する。

0043

図4および図5に示すように、ケース部21の側面のうち、本体凸部211の下側の領域(以下、「凸部下側領域212」という。)は、腕部23の外側面232よりも左右方向の内側に位置する。凸部下側領域212は、腕部23の外側面232と左右方向の略同じ位置に位置してもよい。図7に示すように、凸部下側領域212は、先端突起部26と前後方向に並ぶ。

0044

図4および図5に示すように、ケース部21の側面のうち、先端突起部26と前後方向に並ぶ領域全体は、腕部23の外側面232よりも左右方向の内側に位置する。具体的には、凸部下側領域212の前側にて凸部下側領域212と前後方向に並ぶ前側領域213、および、凸部下側領域212の後側にて凸部下側領域212と前後方向に並ぶ後側領域214が、腕部23の外側面232よりも左右方向の内側に位置する。図7に示すように、前側領域213および後側領域214は、先端突起部26と前後方向に並ぶ。ケース部21の側面のうち、先端突起部26と前後方向に並ぶ上述の領域全体は、腕部23の外側面232と左右方向の略同じ位置に位置してもよい。

0045

図1および図2に示すように、操作部41の後端部における左右方向の両側面410(すなわち、図1および図2中の上下両側の側面)のそれぞれには、第1溝部411と、第2溝部412とが設けられる。図1および図2では、左右方向の一方の側面410が図中の上側を向くようにスイッチ装置4を描いている。第1溝部411および第2溝部412は、前後方向に延びる。第2溝部412は、第1溝部411と上下方向に隣接して配置される。

0046

第1端子装置1は、本体ケース2の下面を図2中の手前側に向けて操作部41に取り付けられる。第1端子装置1の本体ケース2の腕部23は、第1溝部411に収容される。第2端子装置1aは、本体ケース2aの上面を図2中の手前側に向けて操作部41に取り付けられる。第2端子装置1aの本体ケース2aの腕部23は、第2溝部412に収容される。換言すれば、第1端子装置1と第2端子装置1aとは、本体ケース2の下面と本体ケース2aの下面とを上下方向にて対向させた状態で操作部41に取り付けられ、第1端子装置1の腕部23と第2端子装置1aの腕部23とは、上下方向に近接した状態で配置される。図1および図2に示す例では、第1端子装置1の先端突起部26と第2端子装置1aの先端突起部26とは、上下方向にて接する。

0047

操作部41は、上記後端部における左右方向の両側面410のそれぞれにおいて、第1溝部411と第2溝部412との間に位置する壁部413を備える。壁部413は、前後方向に平行かつ上下方向に略垂直な板状の部位である。壁部413の前後方向の長さは、第1溝部411および第2溝部412の前後方向の長さよりも短い。壁部413は、第1端子装置1の腕部23と第2端子装置1aの腕部23との間に位置する。壁部413の左右方向の端面の左右方向における位置は、第1溝部411に収容された第1端子装置1の腕部23の外側面232、および、第2溝部412に収容された第2端子装置1aの腕部23の外側面232の左右方向における位置と略同じである。

0048

第1端子装置1および第2端子装置1aを操作部41から取り外す際には、先端の刃幅が比較的細いマイナスドライバー等の汎用工具が、第1端子装置1の先端突起部26および第2端子装置1aの先端突起部26の左右方向の内側に、操作部41の壁部413の端面に沿って後側から挿入される。

0049

図10および図11は、取り外し途上の第1端子装置1を下面側から見た図である。図10および図11では、操作部41の断面、および、第1端子装置1の取り外しに利用されるマイナスドライバー9も併せて示す。図10および図11では、操作部41の断面の一部の平行斜線を省略しており、また、断面の奥側の部位も併せて示す。図10および図11では、図中の右側のケース係止部22の爪部24による係止(すなわち、爪部24の操作部41に対する係止)が解除され、左側のケース係止部22の先端部にマイナスドライバー9が挿入された状態を示す。マイナスドライバー9の先端の刃幅は比較的細く、例えば、2〜3mmである。

0050

マイナスドライバー9は、図10に示すように、操作部41の壁部413の端面に沿って挿入され、先端部が先端突起部26の左右方向の内側に挿入される。マイナスドライバー9の先端は、先端突起部26の内側面260のうち第2傾斜面262に当接し、第2傾斜面262を前方に向かって押す。マイナスドライバー9の先端は、第2傾斜面262に沿って前方へと移動する。マイナスドライバー9の先端部の刃厚は、先端から離れるに従って漸次増大する。このため、マイナスドライバー9が前方へと移動するに従って、図11に示すように、先端突起部26が左右方向の外側へと移動する。

0051

マイナスドライバー9は、上述のように操作部41の壁部413には接触するが、ケース部21の左右方向の側面には接触しない。あるいは、マイナスドライバー9は、ケース部21の左右方向の側面に接触したとしても、ケース部21の側面を左右方向の内側に向かって押すことはない。マイナスドライバー9は、ケース部21の側面のうち、前側領域213、凸部下側領域212および後側領域214の左右方向の外側に位置し、前側領域213、凸部下側領域212および後側領域214に沿って前方へと移動する。マイナスドライバー9は、ケース部21の本体凸部211に左右方向の外側から接触することはない。

0052

ケース係止部22では、先端突起部26の外側への移動に伴って、腕部23が弾性変形して左右方向の外側へと湾曲し、爪部24を含むケース係止部22の先端部が先端突起部26と共に左右方向の外側へと移動する。これにより、爪部24による係止(すなわち、爪部24の操作部41に対する係止)が解除され、第1端子装置1が操作部41から取り外すことが可能な状態となる。第1端子装置1は、図11に示す状態から後方へと移動されることにより、操作部41から取り外される。第2端子装置1aの操作部41からの取り外しについても同様である。第2端子装置1aの爪部24による係止の解除は、例えば、第1端子装置1の爪部24による係止の解除と同時に行われる。

0053

第1端子装置1を操作部41から取り外す際に、一方の爪部24の係止を解除するだけで第1端子装置1が操作部41から取り外すことが可能な状態となる場合、上述のマイナスドライバー9に代えて、マイナスドライバー9よりも太いマイナスドライバー等の汎用工具が利用されてもよい。この場合、先端の刃幅が比較的太いマイナスドライバー(例えば、刃幅が4〜5mmのマイナスドライバー)が、第1端子装置1の後方突出部27の第1部位271および先端突起部26、並びに、第2端子装置1aの先端突起部26および後方突出部27の第1部位271の左右方向の内側に後側から挿入される。

0054

当該マイナスドライバーの先端部は、第1端子装置1の後方突出部27の第1部位271および先端突起部26、並びに、第2端子装置1aの先端突起部26および後方突出部27の第1部位271に、左右方向の内側から接触する。また、当該マイナスドライバーの先端部よりも少し後側の部位は、ケース部21の本体凸部211に左右方向の外側から接触する。そして、本体凸部211を梃子の支点としてマイナスドライバーの先端部が左右方向の外側に移動されることにより、第1端子装置1の爪部24および第2端子装置1aの爪部24による係止が解除され、第1端子装置1および第2端子装置1aが、操作部41から取り外すことが可能な状態となる。

0055

以上に説明したように、本体ケース2は、ケース部21と、一対のケース係止部22とを備える。ケース部21は、第1端子装置1の端子本体部3を覆う。一対のケース係止部22は、ケース部21の左右方向の両側部から前方に突出する。一対のケース係止部22は、間に取付対象物(上述の例では、スイッチ装置4の操作部41)を挟み込むことにより、ケース部21を当該取付対象物に固定する。

0056

一対のケース係止部22のそれぞれは、腕部23と、爪部24と、外側凸部25と、先端突起部26とを備える。腕部23は、ケース部21の左右方向の両側部から前方に突出する。爪部24は、腕部23の先端部から左右方向の内側に突出し、上記取付対象物に係止される。外側凸部25は、腕部23の先端部から左右方向の外側に突出する。先端突起部26は、外側凸部25の下面から腕部23の下面231よりも下方に突出する。先端突起部26の左右方向の内側面260の後端部は、腕部23の左右方向の外側面232よりも左右方向の外側に位置する。

0057

本体ケース2では、先端突起部26の後側から挿入されたマイナスドライバー9等の汎用工具の先端を、先端突起部26の内側面260に当接させ、先端突起部26を左右方向の外側へと移動させることにより、当該汎用工具により本体ケース2を左右方向の内側に向かって押圧することなく、爪部24による係止を解除することができる。これにより、一対のケース係止部22の取付対象物に対するそれぞれの係止を容易に解除することができる。その結果、本体ケース2を汎用工具を用いて取付対象物から容易に取り外すことができる。

0058

上述のように、先端突起部26の内側面260全体は、腕部23の外側面232よりも左右方向の外側に位置する。これにより、先端突起部26の後側から挿入されたマイナスドライバー9等の汎用工具を、容易に前方に移動することができる。換言すれば、マイナスドライバー9等の汎用工具を、先端突起部26の後側から前側へと深く挿入することができる。これにより、先端突起部26の左右方向の外側への移動量を増大させることができる。その結果、爪部24による係止を容易に解除することができる。

0059

また、先端突起部26の内側面260は、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう第2傾斜面262を含み、第2傾斜面262と腕部23の外側面232との成す角度が45°以下である。このため、マイナスドライバー9等の汎用工具を第2傾斜面262に当接させて前方に押すことにより、爪部24を左右方向の外側に容易に移動させることができる。その結果、爪部24による係止を容易に解除することができる。

0060

上述のように、先端突起部26の内側面260の後端と内側面260の左右方向の内端との間の左右方向の距離D1は、腕部23の左右方向の内側面233と爪部24の左右方向の内端との間の左右方向の距離D2以上である。これにより、先端突起部26の内端が、左右方向に関して内側面260の後端の初期位置と同じ位置に達するまで、先端突起部26を左右方向の外側へと移動することにより、爪部24による係止を確実に解除することができる。

0061

本体ケース2では、一対のケース係止部22のそれぞれが後方突出部27をさらに備える。後方突出部27は、腕部23の外側面232から左右方向の外側に離間しつつ外側凸部25の後端部から後方に突出する第1部位271を含む。このため、マイナスドライバー9等の汎用工具の先端を後方突出部27と腕部23との間に挿入し、後方突出部27を左右方向の外側へと押して移動させることができる。これにより、爪部24による係止を解除することができる。当該汎用工具は、後方突出部27のみならず先端突起部26にも当接し、後方突出部27と共に先端突起部26も左右方向の外側へと押してもよい。この場合、ケース係止部22の先端部において汎用工具が当接可能な部位の上下方向の長さが比較的大きいため、爪部24による係止を解除するための汎用工具として、マイナスドライバー9よりも刃幅が大きいマイナスドライバー等を利用することもできる。

0062

また、本体ケース2では、ケース部21の左右方向の側面において、後方突出部27と前後方向に並び、腕部23の外側面232よりも左右方向の外側に突出する本体凸部211が設けられる。このため、汎用工具を後方突出部27に当接させた状態で、本体凸部211を梃子の支点として利用し、汎用工具の後端部を左右方向の内側へと移動することにより、後方突出部27を左右方向の外側に容易に移動することができる。その結果、爪部24による係止を容易に解除することができる。

0063

さらに、本体ケース2では、ケース部21の側面のうち、本体凸部211の下側にて先端突起部26と前後方向に並ぶ領域である凸部下側領域212が、腕部23の外側面232よりも左右方向の内側、または、腕部23の外側面232と左右方向の同じ位置に位置する。これにより、刃幅が比較的小さいマイナスドライバー9等の汎用工具を、後方突出部27に当接させることなく、先端突起部26に当接させて爪部24による係止を解除する際に、汎用工具がケース部21の本体凸部211に左右方向の外側から当接してケース部21を左右方向の内側へと押すことを防止または抑制することができる。その結果、係止解除済みの他方の爪部24が、操作部41等の取付対象物に再度係止することを防止または抑制することができる。

0064

また、本体ケース2では、ケース部21の側面のうち、先端突起部26と前後方向に並ぶ領域全体(例えば、前側領域213、凸部下側領域212および後側領域214)が、腕部23の外側面232よりも左右方向の内側、または、腕部23の外側面232と左右方向の同じ位置に位置する。これにより、刃幅が比較的小さいマイナスドライバー9等の汎用工具を、後方突出部27に当接させることなく、先端突起部26に当接させて爪部24による係止を解除する際に、汎用工具がケース部21の側面に左右方向の外側から当接してケース部21を左右方向の内側へと押すことを防止または抑制することができる。その結果、係止解除済みの他方の爪部24が、操作部41等の取付対象物に再度係止することを防止または抑制することができる。

0065

上述のように、先端突起部26は、外側凸部25の下側から後方突出部27の下側まで連続する。また、先端突起部26の内側面260は、第1傾斜面261と、第2傾斜面262とを含む。第1傾斜面261は、後方突出部27の下面から下方に突出し、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう。第2傾斜面262は、外側凸部25の下面から下方に突出し、後側から前側に向かうに従って左右方向の内側へと向かう。第2傾斜面262と腕部23の外側面232との成す角度は45°以下である。第1傾斜面261と腕部23の外側面232との成す角度は、第2傾斜面262と腕部23の外側面232との成す角度よりも小さい。これにより、第2傾斜面262による上述の爪部24の係止解除の容易化を実現しつつ、先端突起部26および後方突出部27の後端部が左右方向の外側に広がることを抑制することができる。その結果、本体ケース2を左右方向に小型化することができる。

0066

上述の本体ケース2において奏される効果は、本体ケース2と同様の構造を有する本体ケース2aにおいても同様に奏される。

0067

上述のように、スイッチ装置4は、第1端子装置1と、第2端子装置1aと、操作部41とを備える。第2端子装置1aは、第1端子装置1の本体ケース2と同構造の本体ケース2aを備える。操作部41は、第1端子装置1の本体ケース2の一対のケース係止部22の間に挟まれる取付対象物である。操作部41の後端部における左右方向の両側面410のそれぞれには、第1溝部411と、第2溝部412とが設けられる。第1溝部411には、第1端子装置1の本体ケース2の腕部23が収容される。第2溝部412は、第1溝部411と上下方向に隣接して配置される。第2溝部412には、第2端子装置1aの本体ケース2aの腕部23が収容される。第1端子装置1の先端突起部26と第2端子装置1aの先端突起部26とは上下方向にて接する。これにより、1本のマイナスドライバー9等の汎用工具により、2つの本体ケース2,2aの先端突起部26を幅方向の外側に同時に移動して爪部24による係止を解除することができる。

0068

さらに、操作部41は、上記後端部における左右方向の両側面410のそれぞれにおいて、第1溝部411と第2溝部412との間に位置する壁部413を備える。壁部413の左右方向の端面の左右方向における位置は、第1溝部411に収容された第1端子装置1の腕部23の外側面232、および、第2溝部412に収容された第2端子装置1aの腕部23の外側面232の左右方向における位置と同じである。このため、2つの本体ケース2,2aの爪部24による係止を解除する際に、マイナスドライバー9等の汎用工具の側部を壁部413の端面に当接させ、当該端面に沿って容易に前方へと移動することができる。その結果、2つの本体ケース2,2aの爪部24による係止を容易に解除することができる。

0069

図12は、他の好ましいスイッチ装置4aを示す図である。スイッチ装置4aは、操作部41aと、操作部41aの後側に取り付けられる2つの端子装置1bとを備える。図12では、一方の端子装置1bの下面、および、操作部41aの断面を示す。図12では、図の理解を容易にするために、操作部41aの断面を細線にて描き、当該断面の平行斜線を省略している。操作部41aは、図10および図11に示す操作部41と形状が異なる。具体的には、操作部41aは、操作部41よりも前後方向に長い略円筒状である。操作部41aの前端は閉塞されており、後端は開口している。

0070

2つの端子装置1bのうち一方の端子装置1bは、LED照明部51を備える点を除き、上述の第1端子装置1と同様の構造を有する。また、2つの端子装置1bのうち他方の端子装置1bは、LED照明部51を上記一方の端子装置1bと共有する点を除き、上述の第2端子装置1aと同様の構造を有する。すなわち、一方の端子装置1bは、本体ケース2と、端子本体部3と、LED照明部51とを備え、他方の端子装置1bは、本体ケース2aと、端子本体部3aと、LED照明部51とを備える。上述のように、本体ケース2と本体ケース2aとは、同じ構造を有する。

0071

LED照明部51は、一方の端子装置1bの一対のケース係止部22の間から、当該一対のケース係止部22よりも前方に突出する。また、LED照明部51は、他方の端子装置1bの一対のケース係止部22の間から、当該一対のケース係止部22よりも前方に突出する。2つの端子装置1bが操作部41aに取り付けられた状態では、LED照明部51は、操作部41aの後側の開口から内部に挿入されて収容される。LED照明部51は、操作部41aの内部に収容される被収容部である。

0072

スイッチ装置4aでは、端子装置1bを操作部41aから取り外す際に、仮に、一対のケース係止部22のうち一方のケース係止部22の爪部24による係止のみを解除した状態で端子装置1bを操作部41aから離間させようとすると、LED照明部51が操作部41aの内面に引っかかる等して、端子装置1bを後方に移動することができない可能性がある。また、仮に、一方のケース係止部22の爪部24による係止が解除された状態で、他方のケース係止部22の爪部24による係止を解除する際に、当該解除に使用されるマイナスドライバー等によりケース部21が左右方向の内側に向けて押されると、係止解除済みの上記一方のケース係止部22の爪部24が操作部41aに再度係止する可能性がある。

0073

しかしながら、端子装置1bの本体ケース2では、上述の第1端子装置1の本体ケース2と同様に、マイナスドライバー9等の汎用工具により本体ケース2を左右方向の内側に向かって押圧することなく、爪部24による係止を解除することができる。これにより、一対のケース係止部22の取付対象物に対するそれぞれの係止を容易に解除することができる。その結果、LED照明部51のような被収容部を備える端子装置1bであっても、汎用工具を用いて取付対象物である操作部41aから容易に取り外すことができる。

0074

上述の本体ケース2,2a、第1端子装置1、第2端子装置1a、端子装置1bおよびスイッチ装置4,4aでは、様々な変更が可能である。

0075

例えば、本体ケース2,2aでは、先端突起部26の内側面260の後端部が、腕部23の外側面232よりも左右方向の外側に位置しているのであれば、内側面260全体は、必ずしも腕部23の外側面232よりも左右方向の外側に位置する必要はない。換言すれば、先端突起部26では、内側面260の後端部以外の一部の部位は、腕部23の外側面232と左右方向の同じ位置に位置してもよく、腕部23の外側面232よりも左右方向の内側に位置してもよい。

0076

先端突起部26の内側面260は、必ずしも、腕部23の外側面232との成す角度が互いに異なる第1傾斜面261および第2傾斜面262を含む必要はない。例えば、先端突起部26の内側面260の後端から上記内端に至る領域と腕部23の外側面232との成す角度は、前後方向の略全長に亘って略一定であってもよい。先端突起部26の内側面260は、必ずしも傾斜面を含む必要はなく、内側面260は、およそ全面に亘って前後方向に略平行、かつ、左右方向に対して略垂直であってもよい。

0077

先端突起部26の内側面260の後端と左右方向の内端との間の左右方向の距離D1は、腕部23の左右方向の内側面233と爪部24の左右方向の内端との間の左右方向の距離D2よりも小さくてもよい。

0078

各ケース係止部22では、後方突出部27において第2部位272は省略されてもよい。また、後方突出部27が各ケース係止部22から省略されてもよい。

0079

ケース部21では、本体凸部211が省略されてもよい。また、ケース部21の側面のうち先端突起部26と前後方向に並ぶ領域では、一部または全体が、腕部23の外側面232よりも左右方向の外側に位置していてもよい。

0080

操作部41では、第1溝部411と第2溝部412との間の壁部413は省略されてもよい。また、第1端子装置1の先端突起部26と第2端子装置1aの先端突起部26とは、必ずしも上下方向にて接する必要はなく、上下方向に離間していてもよい。操作部41aにおいても同様である。

0081

スイッチ装置4では、第1端子装置1の本体ケース2と第2端子装置1aの本体ケース2aとは、必ずしも同構造である必要はなく、互いに異なる形状を有していてもよい。スイッチ装置4aの2つの端子装置1bにおいても同様である。

0082

スイッチ装置4aでは、LED照明部51に代えて、様々な種類の被収容部が2つの端子装置1bに設けられてもよい。また、当該被収容部は、2つの端子装置1bのうち、一方の端子装置1bのみに設けられてもよい。

0083

スイッチ装置4,4aでは、操作部41,41aに取り付けられる端子装置の数は、1であってもよく、3以上であってもよい。

0084

本体ケース2,2aが取り付けられる取付対象物は、スイッチ装置4,4aの操作部41,41aには限定されず、様々に変更されてよい。例えば、当該取付対象物は、スイッチ装置においてアクチュエータと端子装置とを接続する接続ボックスであってもよい。あるいは、取付対象物は、スイッチ装置以外の様々な物であってもよい。

0085

上述の本体ケース2,2aの構造は、上述の端子装置の本体ケース以外に、例えば制御装置に適用されてもよい。具体的には、制御装置は、制御装置本体部と、一対の係止部とを備え、当該一対の係止部は、当該制御装置本体部の左右方向の両側部から前方に突出し、間に取付対象物を挟み込むことにより制御装置本体部を取付対象物に固定する。当該一対の係止部は、上述の一対のケース係止部22と同様の構造を有する。すなわち、当該一対の係止部のそれぞれは、上述の腕部23、爪部24、外側凸部25および先端突起部26と同様の腕部、爪部、外側凸部および先端突起部を備える。一対の係止部の腕部は、制御装置本体部の左右方向の両側部から前方に突出する。爪部は、腕部の先端部から左右方向の内側に突出し、取付対象物に係止される。外側凸部は、腕部の先端部から左右方向の外側に突出する。先端突起部は、外側凸部の下面から腕部の下面よりも下方に突出する。そして、先端突起部の左右方向の内側面の後端部が、腕部の左右方向の外側面よりも左右方向の外側に位置する。

0086

当該制御装置では、上述の本体ケース2,2aと同様に、先端突起部の後側から挿入されたマイナスドライバー等の汎用工具の先端を、先端突起部の内側面に当接させ、先端突起部を左右方向の外側へと移動させることにより、当該汎用工具により制御装置を左右方向の内側に向かって押圧することなく、爪部による係止を解除することができる。これにより、一対の係止部の取付対象物に対するそれぞれの係止を容易に解除することができる。その結果、汎用工具を用いて制御装置を取付対象物から容易に取り外すことができる。当該制御装置は、例えば、取付レール着脱可能なリレーソケットリレーモジュールコントローラサーキットプロテクタ、ねじアップ形端子台もしくはプログラマブルコントローラといった機器、これらの機器を取付レールに係止するための専用固定具、または、これら機器の通信コネクタ部である。上記取付対象物は、例えば、DINレールといった機器取付用レールである。

0087

上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。

0088

1 (第1)端子装置
1a (第2)端子装置
1b 端子装置
2,2a 本体ケース
3,3a端子本体部
4,4aスイッチ装置
21 ケース部
22 ケース係止部
23 腕部
24 爪部
25 外側凸部
26先端突起部
27後方突出部
41,41a 操作部
211 本体凸部
212凸部下側領域
213前側領域
214後側領域
231 (腕部の)下面
232 (腕部の)外側面
233 (腕部の)内側面
260 (先端突起部の)内側面
261 第1傾斜面
262 第2傾斜面
271 第1部位
410 (操作部の)側面
411 第1溝部
412 第2溝部
413 壁部
D1,D2 距離

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