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技術 HDDユニット及び電子機器

出願人 株式会社東芝東芝インフラシステムズ株式会社
発明者 中島雄二
出願日 2016年5月31日 (3年7ヶ月経過) 出願番号 2016-109210
公開日 2017年12月7日 (2年1ヶ月経過) 公開番号 2017-216026
状態 特許登録済
技術分野 動的記録再生装置のキャビネット 計算機・構造
主要キーワード フレーム状部材 上板バネ ガイドレール機構 保守作業性 曲折加工 断面視コ字状 EMIガスケット 導電性布
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

保守作業性の高いHDDユニット及び電子機器を提供する。

解決手段

実施形態にかかるHDDユニットは、HDDケースと、HDDホルダと、を備える。HDDケースは、HDDトレイと、HDDカバーと、を備える。HDDトレイは、HDDが載置可能に構成される。HDDカバーは、前記HDDトレイ上に載置されるHDD上に配され前記HDDを抑える閉状態と、前記HDDトレイ上を開放する開状態と、で切替え可能に構成され、前記閉状態において前記HDD上に弾性的に当接する付勢部を有する。HDDホルダは、前記HDDケースを収容可能に構成され、前記HDDケースを所定の第1方向に沿って往復移動可能に支持する。

概要

背景

例えば電子機器において、筐体内に、HDDユニットが設けられる。HDDユニットは、HDD(hard disk drive)と、HDDを保持するHDDトレイと、HDDトレイを引き出し可能に収容するHDDホルダと、を備える。例えばHDDユニットは、筐体の前面部の裏側に配置され、筐体前面部に形成されたスロット開口からHDDが引き出し可能に構成されている。例えばHDDは、HDDトレイに対して複数個所でねじ留めされ、固定される。

概要

保守作業性の高いHDDユニット及び電子機器を提供する。 実施形態にかかるHDDユニットは、HDDケースと、HDDホルダと、を備える。HDDケースは、HDDトレイと、HDDカバーと、を備える。HDDトレイは、HDDが載置可能に構成される。HDDカバーは、前記HDDトレイ上に載置されるHDD上に配され前記HDDを抑える閉状態と、前記HDDトレイ上を開放する開状態と、で切替え可能に構成され、前記閉状態において前記HDD上に弾性的に当接する付勢部を有する。HDDホルダは、前記HDDケースを収容可能に構成され、前記HDDケースを所定の第1方向に沿って往復移動可能に支持する。

目的

本発明が解決しようとする課題は、保守作業性の高いHDDユニット及び電子機器を提供する

効果

実績

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牽制数
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請求項1

DDが載置可能に構成されたHDDトレイと、前記HDDトレイ上に載置されるHDD上に配され前記HDDを抑える閉状態と、前記HDDトレイ上を開放する開状態と、で切替え可能に構成され、前記閉状態において前記HDD上に弾性的に当接する付勢部を有する、HDDカバーと、を備えるHDDケースと、前記HDDケースを収容可能に構成され、前記HDDケースを所定の第1方向に沿って往復移動可能に支持する、HDDホルダと、を備えるHDDユニット

請求項2

前記HDDトレイは、前記HDDが載置される底フレームと、側フレームと、を備え、前記HDDホルダに対して前記第1方向に沿ってスライド可能に係合し、前記側フレームは、前記HDDの側部に弾性的に当接する付勢部を備える、請求項1記載のHDDユニット。

請求項3

前記HDDカバーは、前記HDDトレイの前記第1方向の一端側に設けられ、前記HDDトレイ上に載置される前記HDD上の少なくとも一部を覆う閉位置と、前記HDD上を開放する開位置とで回動可能に構成されたプレート部材であって、前記スロット天井部と前記HDDとの間に配され、前記閉状態において下方に突出して前記HDDの上面を付勢する第1板ばねと、前記閉状態において上方に突出して前記天井部を付勢する第2板ばねと、を有する、請求項1または2に記載のHDDユニット。

請求項4

前記HDDトレイは、前記HDDの載置部の、前記第1方向における前方と後方に隣接する位置に、前記HDDの位置を規制する規制部をそれぞれ備える、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のHDDユニット。

請求項5

前記付勢部は、金属材料で構成された片持ち構造の板ばね部材であり、前記付勢部と前記HDDトレイと前記HDDホルダとが電気的に接続される、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のHDDユニット。

請求項6

前記付勢部は、弾性部材と、前記弾性部材の表面を覆う導電性被覆部と、を備えるEMIガスケットであり、前記付勢部と前記HDDトレイと前記HDDホルダとが電気的に接続される、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のHDDユニット。

請求項7

請求項1記載のHDDユニットと、前記HDDユニットを収容可能な箱状に構成されるとともに、前記スロットに連通するスロット開口を有する、筐体と、前記筐体内において前記ホルダの背面に立設されるとともに、前記HDDの前記引き出し方向後方に設けられる端子に接続されるコネクタを搭載するバックボードと、を備える電子機器

技術分野

0001

実施形態は、HDDユニット及び電子機器に関する。

背景技術

0002

例えば電子機器において、筐体内に、HDDユニットが設けられる。HDDユニットは、HDD(hard disk drive)と、HDDを保持するHDDトレイと、HDDトレイを引き出し可能に収容するHDDホルダと、を備える。例えばHDDユニットは、筐体の前面部の裏側に配置され、筐体前面部に形成されたスロット開口からHDDが引き出し可能に構成されている。例えばHDDは、HDDトレイに対して複数個所でねじ留めされ、固定される。

先行技術

0003

特開2014−116052号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明が解決しようとする課題は、保守作業性の高いHDDユニット及び電子機器を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

実施形態にかかるHDDユニットは、HDDケースと、HDDホルダと、を備える。HDDケースは、HDDトレイと、HDDカバーと、を備える。HDDトレイは、HDDが載置可能に構成される。HDDカバーは、前記HDDトレイ上に載置されるHDD上に配され前記HDDを抑える閉状態と、前記HDDトレイ上を開放する開状態と、で切替え可能に構成され、前記閉状態において前記HDD上に弾性的に当接する付勢部を有する。HDDホルダは、前記HDDケースを収容可能に構成され、前記HDDケースを所定の第1方向に沿って往復移動可能に支持する。

図面の簡単な説明

0006

第1実施形態にかかる電子機器の一部の構成を示す斜視図。
同実施形態にかかるHDDユニットの構成を示す斜視図。
同HDDユニットのHDDユニットの一部の第1状態の構成を示す斜視図。
同HDDユニットの一部の第2状態の構成を示す斜視図。
同HDDユニットのHDDトレイの斜視図。
同HDDトレイの斜視図。
同HDDトレイの斜視図。
同実施形態にかかるHDDユニットの交換時の説明図。
同実施形態にかかるHDDユニットの交換時の説明図。
他の実施形態にかかるHDDトレイの構成を示す斜視図。

実施例

0007

[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る電子機器10及びHDDユニット12の構成について、図1乃至図5を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる電子機器10の一部の構成を示す斜視図であり、図2はHDDユニット12の構成を示す斜視図である。図3及び図4はHDDユニット12の一部の第1状態及び第2状態を示す斜視図であり、図5乃至図7はHDDトレイ24の斜視図である。図8及び図9はHDDユニット12の保守作業の説明図である。なお、図3において、HDDカバー25を省略して示している。

0008

なお、図中矢印X,Y,Zは互いに直交する3方向を示しており、Xは前後方向である第1方向、Yは幅方向である第2方向、Zは上下方向である第3方向にそれぞれ沿っている。なお、本実施形態において上下左右前後等の方向については、図1のように筐体11の底板を下に向けて配した際の方向の一例を示しているが、各方向は、電子機器10の姿勢に応じて適宜変化するものである。

0009

図1及び図2に示すように、電子機器10は、筐体11と、筐体11内に設けられたHDDユニット12と、を備える。
筐体11は、例えば、矩形状の天板11aと、天板11aの下方に対向配置される底板と、底板の前端縁から上方に立設される前板11cと、底板の両側縁から上方に立設される一対の側板11dと、底板の後端から上方に立設される後板と、を備える。筐体11は、これらの底板11b、天板11a、前板11c、後板、及び一対の側板11dによって囲まれる直方体状の収容空間を形成する。

0010

筐体11は、その収容空間内前端部であって前板11cの裏側に、複数のHDDユニット12を備える。また、筐体11は、各HDDユニット12の背面部に立設されるバックボード14の他、光学ドライブユニット冷却装置基板ユニット等の、各種の電子部品を収容する。

0011

筐体11の前板11cには、後述するHDDホルダ23のスロット40aに連通するスロット開口11fが複数形成されている。

0012

各HDDユニット12は、例えば複数のHDD21と、HDD21をそれぞれ保持する複数のHDDケース22と、複数のHDDケース22を引き出し可能に収容するHDDホルダ23と、を備える。なお、本実施形態においてHDDユニット12は、HDDケース22を上下2段に配設する2段構造のHDDユニット12を例示する。

0013

HDD21は、例えば所定の厚さ寸法を有する矩形のブロック状に構成され、データを記憶する磁気ディスクを複数内蔵している。

0014

HDDケース22は、たとえば金属材料で構成され、HDD21が載置されるHDDトレイ24と、HDDカバー25と、を備える。

0015

HDDトレイ24は、矩形の底フレーム31と、一対の側フレーム32と、前フレーム33と、を備え、上面及び後方が開口している。HDDトレイ24は、HDDホルダ23に、第1方向に沿ってスライド可能に支持される。HDDトレイ24は、HDD21が載置可能に構成されている。

0016

底フレーム31は、例えば矩形のプレート状に構成されている。底フレーム31の上面にHDD21が載置される。底フレーム31の前方部位には円形状の孔部31aが形成されている。孔部31aは、操作の際に手指の挿入を可能とする開口である。

0017

図6に示すように、底フレーム31の前端部の所定位置であって、HDD21の載置部の前方に隣接する位置には、規制部として、上方に突出する規制突起31bが一体に設けられている。規制突起31bは、底フレーム31の一部がコ字状に切りかかれ、上方に屈曲されて成るリブ状の部材である。規制突起31bは、HDD21の前面に当接することでHDD21の前方への位置ずれ規制する。

0018

前フレーム33は、底フレーム31の前端縁に立設され、底フレーム31の前方を塞ぐ板状部材である。前フレーム33の一端には、前フレーム33を閉じた際に前フレーム33を筐体11に締結する締結部材34が設けられる。

0019

一対の側フレーム32は、底フレーム31の両側部から上方に延びる壁部材である。側フレーム32は、例えばその上端縁において内方に突出するレール突起32aを備えている。レール突起32aは所定位置に、後部が前部よりも上位置となる段差部32bを有している。すなわち、レール突起32aは段差部32bの一方と他方にそれぞれ設けられ、後部のレール突起32aが前部のレール突起32aよりも上方に位置している。段差部32bは、リンクレール43のうち前方の低位のレール突起43aに当接することにより、リンクレール43との相対位置関係を規制するストッパとなる。

0020

一対の側フレーム32はHDDホルダ23の一対のリンクレール43にそれぞれスライド可能に係合する。すなわち、側フレーム32が、リンクレール43の内面の第2のガイドスリット43cに配されることにより、HDDトレイ24の後端部が、HDDホルダ23の前端部にスライド可能に係合する。

0021

側フレーム32の内面には、ばねプレート35が設けられている。ばねプレート35は、例えば細長い板状であって、その両端部に、付勢部となる板ばね部35aを備える。板ばね部35aは、ばねプレート35の端部がHDDホルダ23のスロット40aの内方に向けて突出するように屈曲され、弾性変形可能に構成される。板ばね部35aは、側フレーム32の内面よりも内方に位置し、底フレーム31上に載置されるHDD21の側面に当接して弾性的に付勢することにより、GND接地と、HDD21の第2方向の位置決め機能を果たす。

0022

一対の側フレーム32の前端部には、HDDカバー25を回動可能に支持する軸体36を回動可能に支持する軸孔32cがそれぞれ形成されている。軸孔32cには軸体36が挿入される。軸体36は例えばEリングなどの支持部材32fによって側フレーム32の前端部に支持されている。

0023

図6及び図7に示すように、一対の側フレーム32の後端部には、その一部が幅方向内方屈曲形成されてなる、規制部としての規制壁32dが設けられている。規制壁32dはHDD21の載置部の後方に隣接する位置に配され、幅方向端部において、例えば挿入方向と直交する平面を形成し、HDD21の後端部に当接することでHDD21の後方への移動を規制する。

0024

HDDカバー25は、例えば金属製のプレート部材であって、前フレーム33の上端において側フレーム32間に、軸体36を中心に回動可能に設けられている。HDDカバー25は、HDD21上に配されHDD21を抑える閉状態と、HDDトレイ24上を開放する開状態と、で切替え可能に構成されている。HDDカバー25は、幅方向両端部において、回動軸からの距離が大きく構成された突出部25aを備え、中央部は回動軸からの距離が小さく構成されている。

0025

HDDカバー25は、突出部25aの先端部に押さえ片25bを有する。押さえ片25bは、HDDカバー25が閉状態に向かう回動方向における先方、すなわちHDD21に向けて、斜めに屈曲されて構成されている。押さえ片25bは閉状態において、挿入方向の奥方及び下方に向けて斜めに延び、HDD21の上面に押しつけられる。

0026

HDDカバー25は、突出部25aに、それぞれ第1の板ばね部25c及び第2の板ばね部25dを備える。

0027

第1の板ばね部25cは、HDDカバー25の突出部25aの所定の領域がU字状に切りかかれたばね片が上方に曲折加工されて構成される。第1の板ばね部25cは、例えばスライド方向後方が基端であり、スライド方向前方が自由端となる片持ちの構造であって、先端部が上方に位置するように斜めに傾斜している。第1の板ばね部25cの先端部には、上方に突出するばね凸部25eが形成されている。

0028

第2の板ばね部25dは、HDDカバー25の突出部25aの基端部分の所定の領域がU字状に切りかかれたばね片が下方に曲折加工されて構成される。第2の板ばね部25dは例えば幅方向中央側が基端であり、幅方向外方が自由端となる片持ちの構造であって、先端が下方に位置するように斜めに傾斜している。第2の板ばね部25dの先端部には、下方に突出されるばね凸部25eが形成されている。

0029

HDDカバー25は、図2に示す閉位置と、図1に示す開位置とで、回動可能に構成されている。HDDカバー25の厚さ方向において、第1の板ばね部25cのばね凸部25eの先端位置と第2の板ばね部25dのばね凸部25eの先端位置とによって規定される寸法は、HDD21の上面とスロット40aの天井面との間の高さ寸法よりも僅かに大きく構成されている。すなわち、閉状態においてスロット40aの天井面とHDD21の上面との間に配されたHDDカバー25によって、HDD21の上面が第2の板ばね部25dと押さえ片25bによって相対的に下方に押圧される寸法に構成されている。

0030

HDDホルダ23は、外郭を構成するハウジング41と、HDDトレイ24が載置される2つの支持フレーム42と、支持フレーム42にHDDトレイ24をスライド可能に支持するリンクレール43と、を備える。

0031

HDDホルダ23は、ハウジング41と2段の支持フレーム42とによって、上下及び両側部を囲む断面矩形状の筒状に構成されている。HDDホルダ23は、ハウジング41と2段の支持フレーム42とによって、その前後にそれぞれ開口するスロット40aを高さ方向2段備える。

0032

ハウジング41は、上壁部41aと一対の側壁部41bとを一体に備える。ハウジング41は、上壁部41aの側縁から側方延出し、締結部材の締結孔を有する固定片41cを前後左右の4か所に備える。またハウジング41は側壁部の前端縁から側方に延びる固定フランジ片41dと、側壁部の下縁から側方に延出する一対の側フランジ片41eと、を一体に備える。ハウジング41は、その後端部に、底板が固定されるボード固定部41fを一体に備える。

0033

支持フレーム42は、たとえば金属材料で構成され、矩形の底プレート42aと、底プレートの両側縁から上方に立設される一対の側壁42bと、を一体に備える。

0034

一対の側壁42bは、所定の高さ寸法を有する板状に構成される。側壁42bはその上端縁において内方に突出するレール突起42cを一体に有している。このレール突起42cによって、側壁42bの内壁にリンクレール43が配される凹みであるガイドスリット42dが形成される。

0035

レール突起42cは所定位置に、後部が前部よりも上位置となる段差部42gを有している。すなわち、レール突起42cは段差部42gの一方と他方にそれぞれ設けられ、後部のレール突起42cが前部のレール突起42cよりも上方に位置している。

0036

一対の側壁42bの所定位置には、付勢部を構成する板ばね部42eが設けられている。板ばね部42eは、一対の側壁42bの所定の領域がU字状に切りかかれたばね片を有して構成される。板ばね部42eは、スライド方向前方が基端であり、スライド方向後方が自由端となる片持ちの構造であり、その先端部には、内方に突出されるばね凸部42fが形成されている。

0037

リンクレール43は、第1方向に延びるフレーム状部材であって、その上端及び下端においてスロット40a内方に突出するレール突起43aを備え、例えば断面視コ字状に構成されている。リンクレール43は、レール突起43aによって、その内壁に、第1方向沿って延びる凹みである、第2のガイドスリット43cを形成する。

0038

リンクレール43は後端側の領域が支持フレーム42の第1のガイドスリット42dに配されることにより、支持フレーム42にスライド可能に係合する。また、リンクレール43は、その内壁に構成される第2のガイドスリット43cにHDDトレイ24の側部が配されることによりHDDトレイ24の移動方向を第1方向に案内する。

0039

レール突起43aは所定位置に、後部が前部よりも上位置となる段差部43bを有している。すなわち、レール突起43aは段差部43bの一方と他方にそれぞれ設けられ、後部のレール突起43aが前部のレール突起43aよりも上方に位置している。段差部43bは、側壁42bのうち前部の低位のレール突起42cに当接することにより、リンクレール43と支持フレーム42との第1方向の相対位置関係を規制するストッパとなる。

0040

すなわち、HDDケース22、支持フレーム42、及びリンクレール43によって2段階に伸縮可能なガイドレール機構が構成される。HDDケース22はHDDホルダ23に所定の第1方向に沿って往復移動可能に支持される。

0041

リンクレール43の所定位置には、付勢部を構成する板ばね部43eが設けられている。板ばね部43eは、リンクレール43の所定の領域がU字状に切りかかれたばね片を有して構成される。板ばね部43eは、スライド方向前方が基端であり、スライド方向後方が自由端となる片持ちの構造であり、その先端部には、内方に突出されるばね凸部43fが形成されている。

0042

バックボード14は電子部品が搭載される基板であり、HDDユニット12の背面部に立設される。バックボード14は、例えばHDD21の背面に対向配置される主面に、HDD21と接続されるコネクタを搭載している。HDDホルダ23のスロット40aにHDD21が挿入され、収納されると、HDD21の後端の端子が、HDDホルダ23のスロット40aの後ろ側の開口に配され、バックボード14のコネクタに電気的及び機械的に接続される。HDD21の後端がバックボード14に接続されることで、HDD21の後方が支持される。

0043

HDDユニット12は、複数の付勢部として、板ばね部25c、25d、35a、42e、43eがGNDの接地点を兼ねる。すなわち、金属材料からなるHDDケースに設けられた導電性の板ばね部25c、25d、35aと、HDDホルダ23及びリンクレール43に設けられた導電性の板ばね部42e、43eによって、HDD21から、HDDケース22及びHDDホルダ23まで電気的に接続されることとなる。

0044

以上のように構成されたHDDユニット12の、HDD21の交換作業について、図1乃至図9を参照して説明する。

0045

図4に示す第1状態において、HDDユニット12は、HDDトレイ24がスロット40a内の奥方であって、スライド方向後方端部に、押し込まれて収納された状態である。このとき、HDDトレイ24上にはHDD21が載置され、HDDカバーは閉位置にある。この第1状態においては、カバーがHDD21上面に被せられ、スロット40aの天井部との間に配されている。このとき、上板バネが天井部を付勢し、下板ばねがHDD21の上面を下方に向けて付勢している。カバーの押さえ片25bはHDD21の上面に押しつけられている。このとき、支持フレーム42とレール部材とで構成されるガイドレール機構は収縮した状態となっている。

0046

この第1状態から、締結部材34を外し、HDDトレイ24を引き出し方向に引っ張ると、HDDケース22、支持フレーム42、及びリンクレール43によって構成されるガイドレール機構が伸び、HDDトレイ24が前板11cよりも前方に引き出される第2状態となる。この第2状態において、閉位置にあるHDDカバー25を開位置に向けて回動し開状態として、HDDトレイ24の上方を開放する。そしてHDD21を取り出し、別のHDD21をHDDトレイ24上にセットする。

0047

その後、HDDカバー25を閉位置にあるHDDカバー25を閉位置に向けて回動し、HDD上に被せる。次に、HDDトレイ24をスロット40aの奥方に押し込む。すると、再びガイドレール機構が縮み、HDDトレイ24がスロット40a内に収容され、第1の状態となり、締結部材34を締結し、交換作業が完了する。

0048

以上の様に構成されたHDDユニット12及び電子機器10は、以下の効果を奏する。すなわち、HDDトレイ24に、HDD21を上から弾性的に押さえるHDDカバー25を備える構成としたことにより、HDD21の上下方向の位置決め及び固定が可能となる。このため、ねじレス化が可能であり、保守作業が容易となるとともに、例えば計算室などの特殊な場所での作業において、ねじなどの細かい部品を管理する必要がなくなるため、作業性や安全性が高い。

0049

また、HDDトレイ24、リンクレール43、及び支持フレーム42の側壁部分に、片持ち構造の板ばね部25c、25d、35a、42e、43eを形成したことにより、HDDの幅方向の移動規制とGND接地を両立できる。また、幅方向及上下方向において片持ち構造の板ばね部25c、25d、35a、42e、43eで弾性的に付勢する構成としたため、防振性の高い構成を実現できる。

0050

HDDトレイ24はHDD21の前方移動を規制する規制突起31dと、後方の移動を規制する規制壁32dと、を備えることにより、HDD21の前後方向の移動が規制される。

0051

また、HDDトレイ24は2段階でスライド可能なガイドレール機構によってHDDホルダ23に支持される構成としたため、HDDトレイ24を筐体11の外方に完全に引き出すことが可能であり、保守作業性が高い。また、電子機器10からHDDトレイ24を大きく引き出しても自重で下に撓むことを抑制できる。

0052

なお、本発明は上記実施形に限られるものではない。

0053

例えば他の実施形態として図10に示すHDDトレイ24Aは、付勢部として、ばねプレート35に代えてEMI(Electro Magnetic Interference)ガスケット46を備える。その他の構成は上記第1実施形態にかかるHDDトレイ24Aと同様である。EMIガスケット46は、例えばクッション性のあるスポンジ状の弾性部材と、この弾性部材の表面に巻き付けられる導電性布などの導電被覆材(被覆部)と、を備える。本実施形態においても、EMIガスケット46と、HDD21から、金属製のHDDトレイ24A、及び金属製のHDDホルダ23まで、各付勢部25c、25d、46によって電気的に接続されることで、上記実施形態と同様の効果を奏する。

0054

なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

0055

10…電子機器、12…HDDユニット、14…バックボード、22…HDDケース、23…HDDホルダ、24…HDDトレイ、25…HDDカバー、25a…突出部、25b…押さえ片、25c…第1の板ばね部(付勢部)、25d…第2の板ばね部(付勢部)25e…ばね凸部、31…底フレーム、31a…孔部、31b…規制突起(規制部)、32…側フレーム、32a…レール突起、32b…段差部、32c…軸孔、32d…規制壁(規制部)、33…前フレーム、35…ばねプレート、35a…板ばね部(付勢部)、36…軸体、40a…スロット、41…ハウジング、42…支持フレーム、42a…底プレート、42b…側壁、42c…レール突起、42d…ガイドスリット、42e…板ばね部(付勢部)、42f…ばね凸部、42g…段差部、43…リンクレール、43a…レール突起、43b…段差部、43c…ガイドスリット、43e…板ばね部(付勢部)、43f…ばね凸部。

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