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技術 アンテナローブが狭く、かつ角度検出範囲が広いイメージング・レーダセンサ

出願人 アスティックスゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
発明者 ケルベル,リヒャルトギーレ,アンドレ
出願日 2017年7月6日 (3年5ヶ月経過) 出願番号 2017-132706
公開日 2017年12月7日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-215328
状態 特許登録済
技術分野 レーダ方式及びその細部 可変指向性アンテナ、アンテナ配列
主要キーワード スイープ範囲 ビーム素子 アンテナライン フィードイン 送信用アンプ 速度フィルタ 角度検出範囲 陸上車両
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

イメージングレーダセンサ受信アンテナアレイアンテナビームスイープ範囲を拡大するための装置および方法を提供する。

解決手段

少なくとも2個の切換え可能な送信アンテナと、複数個受信アンテナを含み、上記送信アンテナと上記受信アンテナがそれぞれ、第1の方向において互いに平行に縦方向に延びており、また、上記受信アンテナが一列に配置されて、第2の方向に延びており、上記受信アンテナと上記送信アンテナが、上記送信アンテナと上記受信アンテナの位置、および、上記送信アンテナの順次の作動によって、ビームスイープ用の合成受信アンテナアレイを作り出すように配置され、その結果得られる距離が、第2の方向dにおける合成受信アンテナアレイ内の受信アンテナの位置に相当し、また、装置における隣り合った受信アンテナが、距離dの2倍であるd2、もしくはそれよりも長い距離だけ間隔を置いているような装置に関する。

概要

背景

例えば距離の短い自動車用途向けのミリ波レーダセンサは、高い距離・角度分解能に加えて、できるだけ広い角度検出範囲も持って、車両の周りに装着されるセンサの数を極力少なくできるようにしなければならない。

これらのセンサは一般に、「アクティブセーフティ(予防安全)」の用途に使用され、歩行者保護に加えて、都市交通において、また甚だしい交通渋滞において運転者サポートするのにも役立つものである。

非特許文献1は、いくつかの送信機といくつかの受信機を有するアンテナアレイを利用するデジタルビームフォーミング技術を用いてエリアモニタリングする方法および装置を開示している。

上記送信機を経時的に途切れずに使用することにより、アンテナ開口角を小さくでき、
それにより、受信アンテナ物理的サイズが増すことはない。

非特許文献2には、アンテナビーム幅を小さくし、それゆえ、その角度分解能を向上させることのできる合成アンテナ開口を作り出す方法が記載されている。

これらの記述された方法の目的は、合成アンテナアレイを用いて開口を2倍にしてアンテナビーム幅を小さくすることであって、最大可能スイープ角を大きくすることではない。

概要

イメージングレーダセンサ受信アンテナアレイアンテナビームスイープ範囲を拡大するための装置および方法を提供する。少なくとも2個の切換え可能な送信アンテナと、複数個の受信アンテナを含み、上記送信アンテナと上記受信アンテナがそれぞれ、第1の方向において互いに平行に縦方向に延びており、また、上記受信アンテナが一列に配置されて、第2の方向に延びており、上記受信アンテナと上記送信アンテナが、上記送信アンテナと上記受信アンテナの位置、および、上記送信アンテナの順次の作動によって、ビームスイープ用の合成受信アンテナアレイを作り出すように配置され、その結果得られる距離が、第2の方向dにおける合成受信アンテナアレイ内の受信アンテナの位置に相当し、また、装置における隣り合った受信アンテナが、距離dの2倍であるd2、もしくはそれよりも長い距離だけ間隔を置いているような装置に関する。

目的

本発明の目的は、アンテナラインを互いに近づけることによる結合が避けられ、それゆえ、広いスイープ角を作り出せるような装置、方法、レーダシステム利用可能にすることである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

物体、特に移動物体の位置を決定する装置であって、少なくとも2つの切換え可能な送信アンテナ(10)と、複数の受信アンテナ(20)と、を含み、前記送信アンテナ(10)と前記受信アンテナ(20)がそれぞれ、第1の方向(y)において互いに平行に縦方向に延びており、また、前記受信アンテナ(10)が一列に配置されて、第2の方向(x)に延びており、隣り合った受信アンテナ(20)がそれぞれ、距離d2だけ互いに間隔を置いており、前記送信アンテナ(10)が前記第1の方向(y)に沿って平行に互いにずれており、また、前記第2の方向(x)に関して距離dだけ互いに間隔を置いており、さらに、隣り合った受信アンテナ(20)の間隔d2が、前記送信アンテナ(10)の間隔dの少なくとも2倍の長さである、装置。

請求項2

内側にある隣り合った受信アンテナ(20)がそれぞれ、前記第2の方向において距離d2だけ互いに間隔を置いており、2つの外側の受信アンテナが、もっとも近い受信アンテナから前記第2の方向において距離d2または距離d3だけ間隔を置いており、dが、合成的に作り出されたアンテナアレイの中の隣り合った受信アンテナの間隔であり、また、d2が少なくとも2倍の長さであり、さらに、d3が少なくとも3倍の長さであり、第2の方向における前記送信アンテナの間隔が、合成アンテナアレイを作り出すためにdまたはd3のサイズである請求項1に記載の装置。

請求項3

ビームフォーミングのために前記合成アンテナアレイ内で使用される受信アンテナの数がN個であり、また、前記受信アンテナ(20)が、波長λを持つ信号を受信し、次式:arcsin[(λ/d)×{1−(1/N)}−1]>40°が適用される請求項1または2に記載の装置。

請求項4

前記第1の方向(y)においてフィードインが行われるように、前記送信アンテナ(10)の第1のアンテナ給電され、また、方向(y)において前記送信アンテナ(10)の第2のアンテナとは逆にフィードインが行われるように、前記第2のアンテナが給電され、その場合、前記第2の方向における前記送信アンテナの間隔が好ましくはdである請求項1から3のいずれかに記載の装置。

請求項5

前記第2の方向(y)においてフィードインが行われるように、前記送信アンテナ(10)が給電され、その場合、前記第2の方向における前記送信アンテナの間隔がd3である請求項1から3のいずれかに記載の装置。

請求項6

前記第2の方向(x)が前記第1の方向(y)に垂直である請求項1に記載の装置。

請求項7

第1のサイクルにおいて前記送信アンテナ(13)の第1のアンテナから、また、経時的に前記第1のサイクルに続く第2のサイクルにおいて前記送信アンテナ(10)の第2のアンテナから出される信号を生じさせるための周波数発生器(13)を含む請求項1から6のいずれかに記載の装置。

請求項8

受信アンテナの数が、8個、16個、または32個よりも多いか、好ましくは8個、16個、または32個、あるいは正確には4個であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の装置。

請求項9

前記物体の位置を示すため、あるいは、前記物体の位置に関するデータ出力を提供するための表示装置を含む請求項1から8のいずれかに記載の装置。

請求項10

レーダセンサビーム掃引して極限スイープ角を形成する方法であって、第1の方向(y)に沿って平行に互いにずれた2個の送信アンテナを順次に動作させて、受信アンテナアレイを用いて反射信号を受信するステップと、その受信された信号をデジタル化するステップと、合成アンテナアレイを形成するために、受信チャンネルの信号の配列を重ねるステップと、デジタルビームフォーミング方式により、束ねられたアンテナビームを形成するために前記受信された信号を組み合わせるステップと、前記束ねられたアンテナビームに対応する重なりアンテナライン出力信号を比較することで、二次元FFTを用いて、速度フィルタリングと、2つの送信信号間の時間的ズレから得られる速度補正を実施するステップと、を含む方法。

請求項11

2つの受信信号の出力信号を比較することで、二次元FFTを用いて、速度フィルタリングと、2つの送信信号間の時間的ズレから得られる速度補正を行うことを特徴とする請求項10に記載の方法。

技術分野

0001

本発明は、イメージングレーダセンサ受信アンテナアレイアンテナビームスイープ範囲を拡大するための装置および方法に関する。

背景技術

0002

例えば距離の短い自動車用途向けのミリ波レーダセンサは、高い距離・角度分解能に加えて、できるだけ広い角度検出範囲も持って、車両の周りに装着されるセンサの数を極力少なくできるようにしなければならない。

0003

これらのセンサは一般に、「アクティブセーフティ(予防安全)」の用途に使用され、歩行者保護に加えて、都市交通において、また甚だしい交通渋滞において運転者サポートするのにも役立つものである。

0004

非特許文献1は、いくつかの送信機といくつかの受信機を有するアンテナアレイを利用するデジタルビームフォーミング技術を用いてエリアモニタリングする方法および装置を開示している。

0005

上記送信機を経時的に途切れずに使用することにより、アンテナ開口角を小さくでき、
それにより、受信アンテナ物理的サイズが増すことはない。

0006

非特許文献2には、アンテナビーム幅を小さくし、それゆえ、その角度分解能を向上させることのできる合成アンテナ開口を作り出す方法が記載されている。

0007

これらの記述された方法の目的は、合成アンテナアレイを用いて開口を2倍にしてアンテナビーム幅を小さくすることであって、最大可能スイープ角を大きくすることではない。

先行技術

0008

Winfried Mayer博士による「Imagingradar sensor withantennaarrayconnectedonthetransmittingside」と称する論文(CuvillierVerlag、Gottingen 2008、ISBN 978−3−86727−565−1)
刊行物/1/N.Kees氏、E.Schmidhammer氏、J.Detlefsen氏による「Improvementofangularresolutionofamillimeterwaveimagingsystembytransmitterlocationmultiplexing」(IEEEMTT−SInt.Microw.Symp.Dig.,Orlando,FL.1995年5月、第2巻、969ページ〜972ページ)

発明が解決しようとする課題

0009

本発明の目的は、アンテナラインを互いに近づけることによる結合が避けられ、それゆえ、広いスイープ角を作り出せるような装置、方法、レーダシステム利用可能にすることである。

0010

この目的は、独立クレーム特徴要素により達成される。

課題を解決するための手段

0011

アンテナラインの間隔が同一である直線アンテナアレイの最大可能スイープ角Φmaxは、次式

0012

Φmax=arcsin[(λ/d)×{1−(1/N)}−1] (1)

0013

により計算され、
ここで、
λは波長であり、
dは、個々のアンテナラインの間隔であり、
Nは、アンテナラインの数である。

0014

代表的な波長λは3.9mmであり、これは、約77GHzの送信周波数に相当する。アンテナラインの代表的な間隔は、1.5mmまたは1.8mmと、3mmとの間にある。

0015

上記の式から、アンテナラインの間隔が小さければ小さいほど、スイープ角が大きくなることが明らかになる。

0016

ミリ波範囲でのいわゆるマイクロストリップパッチアンテナでは、一般に±40度までのスイープ角を得ることができる。さらに、もはや無視できない過結合がアンテナライン間に生じ、かつビームフォーミングがもう可能ではなくなるようなところまで、個々のアンテナラインが互いに近づくようになる。

0017

少なくとも2個の切換え可能な送信アンテナ複数個の受信アンテナを用いてスイープ範囲内で物体を検出するレーダセンサが提供される。これらの送信アンテナと受信アンテナはそれぞれ、第1の方向において、互いに平行に長手方向に延びている。

0018

受信アンテナは一列に配置されている。この列は第2の方向に延びている。隣り合った受信アンテナはそれぞれ、ここでは距離d2だけ互いに間隔を置いている。

0019

第1の実施形態では、送信アンテナは、第1の方向に関して互いにずれており、また、第2の方向に関して互いに距離dだけ離して配置されている。隣り合った受信アンテナの間隔d2は、送信アンテナの間隔dの少なくとも2倍、好ましくは2倍の長さである。

0020

これらの送信アンテナの方向のズレにより、大きなスイープ角に必要であるくらい小さく送信アンテナの間隔を決めることができ、しかも、送信アンテナの放射特性が、対応する他の送信アンテナの存在により大きく乱されることもない。

0021

好ましくは、次式:

0022

arcsin[(λ/d)×{1−(1/N)}−1]>40°

0023

が適用され、ここで、受信アンテナの数はN個である。それゆえ、40度よりも大きいスイープ角が可能である。スイープ角は、主ビーム方向からの偏りであると解される。スイープ角が70°である場合、−70°〜+70°の範囲でスイープすることができる。

0024

第1の実施形態では、第2の方向にフィードインが行われるように、送信アンテナの第1のアンテナ給電され、また、第2の方向とは逆にフィードインが行われるように、送信アンテナの第2のアンテナが給電される。

0025

したがって、この実施形態では、これら2個の送信アンテナ向けのドライバを互いに隣り合うように配置し、次に、これら2個の送信アンテナに向う2つの方向に分かれることが可能であり、これにより、送信用アンプと送信アンテナとの間の線路をできるだけ短くし、同時に、できるだけ均等にすることができる。

0026

本出願のさらに他の態様により、アンテナローブ掃引する装置は、少なくとも2個の送信アンテナと、一列に互いに同一距離だけ離して配置されたいくつかの複数個の受信アンテナ、すなわち、いわゆる「linearuniformarray(ユニフォームリニア・アレイ)」を含み、その場合、上記送信アンテナは、この第1の実施形態では互いに距離dだけ離して配置され、しかも、この距離は、2つの受信アンテナラインの間隔の半分に相当する。ここでは、これら2個の送信アンテナの間で過結合がまったく発生しないように、これらの送信アンテナは、図2に示される通り、互いに逆向きであるように配置されている。

0027

ここで、例えば70度のスイープ角を作り出すためには、全体アンテナアレイのダイアグラムを乱すことになる無視されない電磁結合が個々のアンテナ間に発生するように、受信アンテナを互いに近づけて配置することがあってはならない。これを避けるために、非特許文献2に記載される「transmitterlocationmultiplexing(送信機位置多重化)」の原理により、厳密に受信アンテナラインの間にくる擬似アンテナアレイが作り出される。ここでは、送信機を時間的に連続して動作させ、また、2つの測定サイクルからの受信信号を互いに組み合わせる。第1の実施形態に対する結果は、図3に示されるように、合成アンテナアレイに該当する。アクティブ送信機をただ1個だけ持っている合成アンテナアレイの受信信号の位相は、ここでは、交互する送信機を持っている実アレイの位相に相当する。

0028

動かされる物体では、このビームスイープは、ドップラー効果により歪曲される。これは、後で補正計算するドップラーフィルタにより補償できる。

0029

代替実施形態では、実受信アンテナラインと合成受信アンテナラインの重なりは、ドップラー位相シフトにより度量衡学的に記録され、それゆえ、内容の点では本発明の主題でもある特許DE102011113015.6の「Imagingradarsensorwithsyntheticenlargementoftheantennaapertureandtwo−dimensionalbeamsweep」に記載される通りの補正計算が実行される。

0030

この装置はさらに、送信アンテナから時間的に連続して出される信号を生じさせる周波数発生器束ねられたアンテナビームを生じさせるために、デジタルビームフォーミング方式により受信アンテナから出された受信信号を相互に少なくとも1回結びつける少なくとも1つの処理ユニット、および、物体の位置を示す表示装置も含む。

0031

本出願のさらに他の態様により、レーダセンサのビームを掃引して極限スイープ角を形成する装置であって、少なくとも2つの切換え可能な送信アンテナを含む装置が提供される。ここでは、一列に配置されたいくつかの複数個の受信アンテナが提供され、その場合、これらの受信アンテナは、互いに或る距離だけ離して配置され、この距離は、明確にビームを掃引するために必要な距離の2倍に相当し、また、上記送信アンテナは、第1の実施形態において、逆向きに、かつ或る距離だけ離して配置され、この距離は、明確なビームスイープに必要な距離に相当する。

0032

有利には、上記装置が有する受信アンテナの数は、8個、16個、または32個である。

0033

有利なさらなる展開により、この物体の位置は、アンテナ・ダイアグラムを持つ表示装置を用いて示されることもある。

0034

以下では、本発明の例示的実施形態を、図を用いてさらに詳しく説明する。これらの図のすべてにおいて、互いに対応する部分には同一の参照番号が付けられている。

図面の簡単な説明

0035

レーダセンサの機能ブロック図式的に示した説明図である。
レーダセンサのアンテナの配置を示した説明図である。
第1の実施形態により、実開口と、結果として得られる合成配置構成を示した説明図である。
ビームスイープを実施する方法を示した説明図である。
ビームスイープを実施する方法を示した説明図である。
ビームスイープのないアンテナ・ダイアグラムを示した説明図である。
強力なビームスイープのあるアンテナ・ダイアグラムを示した説明図である。
代替実施形態により、実開口と、結果として得られる合成配置構成を示した説明図である。
代替実施形態において、重なり受信アンテナを合成アンテナアレイにして、ビームスイープを実施する方法を示した説明図である。

実施例

0036

以下では、本発明の例示的実施形態を、図面を用いてさらに詳しく説明する。これらの図のすべてにおいて、互いに対応する部分には同一の参照番号が付けられている。

0037

本発明は、デジタルビームフォーミングを用いてエリアをモニタリングする図1による周波数変調連続波レーダFMCWレーダ)に関わっている。このレーダセンサは、ここでは、2つの出力を持つ送信機と、いくつか(この場合、16)の受信機から成っている。図1は、集積化された周波数変調器と2つの切換え可能な出力部を持つ送信機、および、それぞれが4つの受信チャンネルを持つ4つの受信機ブロックを示している。受信信号は、これらの受信機ブロック内でベースバンドミックスダウンされる。

0038

ここで、図1は、送信機(1)、2個の送信アンテナ(10)、4つの受信機ブロック(2)、および、16個の受信アンテナ(20)を含むレーダセンサを示している。送信機(1)は、変調器(16)、周波数発生器(13)、分周器(14)、調整可能なアンプ(12)、および、2つの切換え可能なドライバ(11)を収めている。周波数発生器(13)は、周波数が76GHzと77GHzの間で連続的に変化する出力信号を生じさせる。このような周波数変化は、変調器(16)により起こされる。この出力信号はアンプ(12)に出されて、その振幅を調整できる。アンプ(12)の出力信号は、オンオフに切換えできる2つのドライバ(11)の入力部に出される。ドライバ(11)の出力はそれぞれ、送信アンテナ(10)の1つを駆動する。

0039

送信機(1)の周波数発生器(13)はまた、その出力部において、分周器(14)にも信号を出し、分周器(14)は、この周波数発生器の出力信号の周波数の半分の周波数を持つ出力信号を出す。

0040

受信機ブロック(2)はそれぞれ、周波数逓倍器(22)と4つのミキサ(21)を収めている。周波数逓倍器(22)は、送信機(1)の分周器(14)の出力信号を受け取り、それぞれ、それらの入力信号の周波数の2倍の周波数を持つ信号を生じさせ、また、それぞれ、それらの発生した信号をミキサ(21)の第1の入力部に出す。ミキサ(21)はそれぞれ、受信アンテナ(20)をそれぞれ1つ持つ第2の入力部につながれて、受信アンテナ(20)で受け取られた信号がそれぞれミキサ(21)の中でベースバンドにミックスダウンされるようにしている。ミキサ(21)の出力信号は、図1には示されてない処理ユニットの中で算定される。

0041

図2は、第1の実施形態において、アンテナの物理的配置を示している。ここでは、図2は、送信アンテナ(10)と受信アンテナ(20)の配置を平面図で示している。送信アンテナ(10)と受信アンテナ(20)は、xy平面内に延びているパッチアンテナの形式で作られている。受信アンテナ(20)はそれぞれ、いわゆるアンテナライン(28)を持っており、アンテナライン(28)はそれぞれ、9つの受信ビーム素子(24)と、その間にある接続線から成っている。アンテナライン(28)の受信ビーム素子(24)は縦に1列に並べられて、アンテナライン(28)が細長く、かつy方向に延びるようにしている。受信アンテナ(20)からのアンテナライン(28)はすべて、互いに平行に延びており、また、y方向に関して同じ高さにある。それゆえ、アンテナライン(28)は、x方向に関して互いに隣接して配置され、また、外側のアンテナラインは、右側のアンテナラインと称されるか、あるいは左側のアンテナラインと称される。

0042

z方向は、この図面のページ面から外に上向きになっている。z方向は、物体が検出される方向である。例えば、レーダセンサが陸上車両内で使用されて、進行方向において物体を検出することになっている場合には、このz方向が進行方向である。

0043

アンテナライン(28)はそれぞれ、ストリップ線路(23)を用いて受信機ブロック(2)の入力部にアンテナライン(28)を連絡させるフィードイン点を持っている。受信アンテナ(20)はそれぞれ、ただ1列のアンテナライン(28)を持っていて、ただ1列のアンテナライン(28)がそれぞれ、その対応するフィードイン点を用いて受信機ブロック(2)の入力部に連絡されるようにしている。

0044

2個の送信アンテナ(10)はそれぞれ、1列のアンテナライン(18)を収めている。アンテナライン(18)はそれぞれ、送信機ビーム素子(17)と、その間にある接続線を持っている。アンテナライン(18)の送信機ビーム素子(17)は、縦に1列に並べられて、アンテナライン(18)が細長く、かつy方向に延びるようにしている。アンテナライン(18)はすべて、互いに平行に延びている。しかしながら、アンテナライン(18)は、第1の方向(y)に関して互いにずれている。第2の方向(x)に関して、アンテナライン(10)は、互いに距離dだけ離れている。この距離は常に、対応するアンテナラインの位相焦点に関係がある。

0045

隣り合った受信アンテナ(20)の間隔d2は、送信アンテナ(10)の間隔dの2倍の長さである。

0046

第1の方向yにおいてフィードインが行われるように、送信アンテナ(10)の第1のアンテナが給電され、また、方向(y)において第1の送信アンテナとは逆にフィードインが行われるように、送信アンテナ(10)の第2のアンテナが給電される。

0047

これらの送信アンテナと受信アンテナアレイは一般に、10度の垂直ビーム幅を持っている。±70度の所望の検出範囲がほぼ照射されるように、送信機の水平ビーム幅を設定している。同じことが、受信アンテナアレイの個々のアンテナラインの水平ビーム幅にも当てはまる

0048

受信信号は、同位相の受信機(recipient)により、ベースバンドに変換されて、デジタル化される。次に、交互する送信アンテナから放射され、反射されて、受信される信号は、次の信号処理装置の中で組み合わされて、合成アンテナアレイを形成する。次に、ビームのフォーミングとスイープは、「デジタルビームフォーミング」方式により実施される。

0049

図3は、第1の実施形態により、実開口と、結果として得られる合成配置構成を示している。

0050

このアンテナアレイの副ローブを減らすために、まず第1に個々のアンテナラインの信号に重みを付ける。これは一般に、いわゆる「ドルフ・チェビシェフ」関数により行われる。

0051

次に、角度θによるビームスイープを実行する場合には、個々のアンテナラインの信号は、図4a図4b概説される方法により、角度αの倍数だけ位相がずらされることになっている。
角度αは、次式:

0052

α=−2*π*(d/λ)*sinθ

0053

により計算され、
ここで、
λは波長であり、
dは合成アンテナアレイのアンテナラインの間隔である。

0054

図5は、ビームスイープのないアンテナ・ダイアグラムを示している。図6では、極限スイープ角が70°であるアンテナ・ダイアグラムを見ることができる。斜めの視角により、まず第1にアンテナビームの拡大が行われる。さらに、アンテナ利得も低減する。なぜなら、個々のアンテナラインのダイアグラムも、このような極限角度で利得が低減するからである。同様に、副ローブが発生する。それでも、このダイアグラムは、検出範囲の外縁上で物体を認識するのに充分優れている。ここでは、アンテナアレイ・ダイアグラムの主ローブの拡大により、角度測定精度が低下する。

0055

図7は、代替実施形態により、実開口と、結果としてビームスイープにアンテナラインを使用して得られる合成配置構成を示している。代替実施形態では、第2の方向において送信アンテナTx1と送信アンテナTx2との間隔d3(dの3倍)から、合成アンテナアレイにおいて外側にあるアンテナラインが得られ、その場合、内側にある隣りのアンテナラインが極限スイープ角の基準を満たさないために、ビームスイープには、それらのアンテナラインからdよりも大きい距離を考慮に入れることができない。

0056

さらに、この代替実施形態は、外側の1つの受信アンテナラインを、内側にある隣りのアンテナラインから第2の方向にd3だけ間隔を置くことで、これらの受信アンテナラインの配置構成を転換することを示しており、これにより、速度を補正するために、合成アンテナアレイにおいて受信信号を重ねることができる。次に、角度θによるビームスイープを実行する場合には、個々のアンテナラインの信号は、このビームスイープに対してこれらの受信信号を考慮に入れるために、図8に概説される方法により、角度αの倍数だけ位相がずらされることになっている。
角度αは、次式:

0057

α=−2*π*(d/λ)*sinθ

0058

により計算され、
ここで、
λは波長であり、
dは合成アンテナアレイのアンテナラインの間隔である。

0059

1送信機
受信機回路
10送信アンテナ
11ドライバ
12アンプ
13周波数発生器
14分周器
16変調器
17送信アレイ素子
20受信アンテナ
21ミキサ
22 分周器
23ストリップ線路
24受信アレイ素子
25 チップ

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