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技術 包装用外枠体

出願人 株式会社コーセー東京パック株式会社
発明者 原吉彦松岡浩美田畑虎幸
出願日 2016年5月31日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2016-108550
公開日 2017年12月7日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2017-214097
状態 特許登録済
技術分野 剛性または準剛性容器の細部 内容物取出用特殊手段をもつ容器・包装体
主要キーワード トレー側壁 トレー外 トレー開口 突端部分 合成樹脂シート製 上方外側 シート状物品 箱状容器
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月7日)のものです。
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図面 (8)

課題

包装袋包装する際は略立方体ないし略直方体に綺麗に包装することが可能であり、また、包装袋への袋詰めも容易で、さらに、トレー内液状物トレー外漏れるおそれがないシート状物品容器用外枠体の提供。

解決手段

外枠体は、外装時にトレーの上部開口縁に載置可能に設けられた天板2と、該天板の対向する辺部に連設された一対の開閉部からなり、該開閉部は、その上端部で前記天板に回動可能に連設され外枠体の外装時にトレーの一の側壁42b及びその反対側の側壁42dに対向して配置される懸垂壁31と、該懸垂壁の下端から折り曲げ形成され外枠体の外装時にトレーの底部に対向して配置される底壁32と、該懸垂壁と該底壁の一の側端部とその反対の側端部からそれぞれ折り曲げ形成され外枠体の外装時に懸垂壁が配置されない一の側壁とその反対側の側壁に対向して配置される脇壁33とからなる外枠体。

概要

背景

従来、シート状の物品で、特に化粧料洗剤などの液状物含浸したシート状物品は、染みこませた液体蒸散しないように密閉性を有する袋状容器箱状容器収納されて販売されている(特許文献1、2)。

特許文献3には、かかるシート状物品容器として、上部が開放したトレー容器にシート状物品を収容し、該トレーの外側を合成樹脂シート製包装袋により包んだものが開示されている。

かかるトレー容器は、一般的に、シート材よりバキューム成型されており、その成型時に型抜きしやすくするために底部側よりも上部開口側が広くなるように側壁テーパーをつけて形成されることが多い。すなわち、これらのトレーは、底部より上部開口側の外寸が大きい略逆台形に形成されている。

一方、かかるトレー容器を合成樹脂製の包装袋により包装する場合は、美観や包装し易さの観点から、容器を包装した包装袋が最終的に略立方体ないし略直方体となることが好ましく、商品袋詰め作業の際には、包装袋を一面が開放した略立方体ないし略直方体に組み立てておき、開放した開口部から商品を袋詰めした後、該開口を封止することが一般的である。

ところが、トレーのように上部と底部で外寸差を有する物品を包装すると、略立方体ないし略直方体に形成された包装袋との形状の差異により、トレーと包装袋の間に隙間が生じ、それらの部分に皺がよるなどして、商品の美観を損ねることとなっていた。

さらに、トレーに収容されたシート状物品は、輸送時や陳列時に横向きや逆さになった場合に、シート状物品に含浸させている液状物がトレーの開口から包装袋内へと漏れて、トレー内に戻すことができないという問題も有していた。かかる問題を解決するためには、トレー開口蓋材等で封止することが望ましいが、かかる蓋材を接着するためのフランジ開口縁に設けると、トレー上部と底部の外寸差がさらに大きくなるため、包装袋で綺麗に包装することが更に困難となっていた。

概要

包装袋で包装する際は略立方体ないし略直方体に綺麗に包装することが可能であり、また、包装袋への袋詰めも容易で、さらに、トレー内の液状物がトレー外へ漏れるおそれがないシート状物品容器用外枠体の提供。外枠体は、外装時にトレーの上部開口縁に載置可能に設けられた天板2と、該天板の対向する辺部に連設された一対の開閉部からなり、該開閉部は、その上端部で前記天板に回動可能に連設され外枠体の外装時にトレーの一の側壁42b及びその反対側の側壁42dに対向して配置される懸垂壁31と、該懸垂壁の下端から折り曲げ形成され外枠体の外装時にトレーの底部に対向して配置される底壁32と、該懸垂壁と該底壁の一の側端部とその反対の側端部からそれぞれ折り曲げ形成され外枠体の外装時に懸垂壁が配置されない一の側壁とその反対側の側壁に対向して配置される脇壁33とからなる外枠体。

目的

本発明は、従来のシート状物品容器のかかる欠点を克服し、包装袋で包装する際は略立方体ないし略直方体に綺麗に包装することが可能であり、また、包装袋への袋詰めも容易で、さらに、トレー内の液状物がトレー外へ漏れるおそれがないシート状物品容器用の外枠体の提供をその課題とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

底部と該底部の周縁部より立設する側壁により上部が開放した収納部が形成されるトレー状容器外装可能な外枠体であって、該外枠体は、トレーの上部開口に対応する開口を備え外枠体の外装時にトレーの上部開口縁に載置可能に設けられた天板と、該天板の対向する辺部に連設された一対の開閉部からなり、該開閉部は、その上端部で前記天板に回動可能に連設され外枠体の外装時にトレーの一の側壁及びその反対側の側壁に対向して配置される懸垂壁と、該懸垂壁の下端から折り曲げ形成され外枠体の外装時にトレーの底部に対向して配置される底壁と、該懸垂壁と該底壁の一の側端部とその反対の側端部からそれぞれ折り曲げ形成され外枠体の外装時に懸垂壁が配置されない一の側壁とその反対側の側壁に対向して配置される脇壁とからなる外枠体。

請求項2

シート状物品を直接収納し、その上面に開口を備えた略6面体からなる袋状容器に外装可能な外枠体であって、前記外枠体は、袋状容器の上部開口に対応する開口を備え外枠体の外装時に袋状容器の上面に載置可能に設けられた天板と、該天板の対向する辺部に連設された一対の開閉部からなり、該開閉部は、その上端部で前記天板に回動可能に連設され外枠体の外装時に袋状容器の一の側面及びその反対側の側面に対向して配置される懸垂壁と、該懸垂壁の下端から折り曲げ形成され外枠体の外装時に袋状容器の底部に対向して配置される底壁と、該懸垂壁と該底壁の一の側端部とその反対の側端部からそれぞれ折り曲げ形成され外枠体の外装時に懸垂壁が配置されない袋状容器の一の側面とその反対側の側面に対向して配置される脇壁とからなる外枠体。

請求項3

前記懸垂壁、前記底壁、前記脇壁、および前記天板により構成される前記外枠体のそれぞれの面は、それらの面が隣接する他の面と略直角となるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の外枠体。

請求項4

前記懸垂壁には、前記物品への外装時に前記トレーの側壁もしくは前記袋状容器の側面に当接可能な凹部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の外枠体。

請求項5

前記トレーもしくは前記袋状容器への外装時に前記底壁の先端部の間に隙間を形成するように設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の外枠体。

請求項6

前記底壁には、前記トレーへの外装時にトレーの底部に設けられた凹溝内に係止する係止部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の外枠体。

請求項7

前記脇壁と前記底壁の角辺には、前記トレーもしくは前記袋状容器への外装時に前記トレーの側壁もしくは前記袋状容器の側面に当接可能な凹部を設けたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の外枠体。

請求項8

前記懸垂壁と前記底壁の角辺には、前記トレーもしくは前記袋状容器への外装時に前記トレーの側壁もしくは前記袋状容器の側面と底部の角辺に当接可能な凹部を設けたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の外枠体。

技術分野

0001

本発明は、シート状物品収納したトレー容器もしくは袋状容器外装し、さらにその外側を包装袋包装するために使用される包装用外枠体に関する。

背景技術

0002

従来、シート状の物品で、特に化粧料洗剤などの液状物含浸したシート状物品は、染みこませた液体蒸散しないように密閉性を有する袋状容器や箱状容器に収納されて販売されている(特許文献1、2)。

0003

特許文献3には、かかるシート状物品容器として、上部が開放したトレー容器にシート状物品を収容し、該トレーの外側を合成樹脂シート製の包装袋により包んだものが開示されている。

0004

かかるトレー容器は、一般的に、シート材よりバキューム成型されており、その成型時に型抜きしやすくするために底部側よりも上部開口側が広くなるように側壁テーパーをつけて形成されることが多い。すなわち、これらのトレーは、底部より上部開口側の外寸が大きい略逆台形に形成されている。

0005

一方、かかるトレー容器を合成樹脂製の包装袋により包装する場合は、美観や包装し易さの観点から、容器を包装した包装袋が最終的に略立方体ないし略直方体となることが好ましく、商品袋詰め作業の際には、包装袋を一面が開放した略立方体ないし略直方体に組み立てておき、開放した開口部から商品を袋詰めした後、該開口を封止することが一般的である。

0006

ところが、トレーのように上部と底部で外寸差を有する物品を包装すると、略立方体ないし略直方体に形成された包装袋との形状の差異により、トレーと包装袋の間に隙間が生じ、それらの部分に皺がよるなどして、商品の美観を損ねることとなっていた。

0007

さらに、トレーに収容されたシート状物品は、輸送時や陳列時に横向きや逆さになった場合に、シート状物品に含浸させている液状物がトレーの開口から包装袋内へと漏れて、トレー内に戻すことができないという問題も有していた。かかる問題を解決するためには、トレー開口蓋材等で封止することが望ましいが、かかる蓋材を接着するためのフランジ開口縁に設けると、トレー上部と底部の外寸差がさらに大きくなるため、包装袋で綺麗に包装することが更に困難となっていた。

先行技術

0008

特開2007−91294
特開2016−41593
特開2005−271966

発明が解決しようとする課題

0009

そこで本発明は、従来のシート状物品容器のかかる欠点を克服し、包装袋で包装する際は略立方体ないし略直方体に綺麗に包装することが可能であり、また、包装袋への袋詰めも容易で、さらに、トレー内の液状物がトレー外へ漏れるおそれがないシート状物品容器用外枠体の提供をその課題とするものである。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、上記課題を解決するものであり、底部と該底部の周縁部より立設する側壁により上部が開放した収納部が形成されるトレー状容器に外装可能な外枠体であって、該外枠体は、トレーの上部開口に対応する開口を備え外枠体の外装時にトレーの上部開口縁に載置可能に設けられた天板と、該天板の対向する辺部に連設された一対の開閉部からなり、該開閉部は、その上端部で前記天板に回動可能に連設され外枠体の外装時にトレーの一の側壁及びその反対側の側壁に対向して配置される懸垂壁と、該懸垂壁の下端から折り曲げ形成され外枠体の外装時にトレーの底部に対向して配置される底壁と、該懸垂壁と該底壁の一の側端部とその反対の側端部からそれぞれ折り曲げ形成され外枠体の外装時に懸垂壁が配置されない一の側壁とその反対側の側壁に対向して配置される脇壁とからなる外枠体である。

0011

また本発明は、シート状物品を収納し、その上面に開口を備えた略6面体からなる袋状容器に外装可能な外枠体であって、前記外枠体は、袋状容器の上部開口に対応する開口を備え外枠体の外装時に袋状容器の上面に載置可能に設けられた天板と、該天板の対向する辺部に連設された一対の開閉部からなり、該開閉部は、その上端部で前記天板に回動可能に連設され外枠体の外装時に袋状容器の一の側面及びその反対側の側面に対向して配置される懸垂壁と、該懸垂壁の下端から折り曲げ形成され外枠体の外装時に袋状容器の底部に対向して配置される底壁と、該懸垂壁と該底壁の一の側端部とその反対の側端部からそれぞれ折り曲げ形成され外枠体の外装時に懸垂壁が配置されない袋状容器の一の側面とその反対側の側面に対向して配置される脇壁とからなる外枠体である。

発明の効果

0012

本発明にかかる包装用の外枠体は、トレーや袋状容器へ外装した状態の輪郭形状が略立方体ないし略直方体を呈するため、略立方体ないし略直方体に形成された包装袋で包装しても外枠体と包装袋の間で余計な隙間が生じることなく、その結果、包装袋に皺等が寄ることなく綺麗に包装することができる。

0013

また、本発明の外枠体を用いて包装すると、トレーの開口縁にフランジを幅広に形成しても略立方体ないし略直方体に包装できるため、該フランジに開口を封止する蓋材を接着して輸送時や陳列時にトレー開口から液状物が漏れることを防ぐことができる。そして、輸送時や陳列時にトレー容器や袋状容器へ外枠体を外装すると、積み重ねやすく、積み重ねても容器の破損や型崩れを防ぐことができ、蓋材で開口を封止した場合は、どの向きに置いても液状物の漏れを防ぐことができる。

0014

また、本発明の外枠体で、トレーの側壁や袋状容器の側面に当接可能な凹部を懸垂壁に設けたものは、外装時に該凹部がトレー側壁に当接して支持するため、トレーや袋状容器を安定して保持することが可能である。

0015

また、本発明の外枠体で、外装時に一対の底壁の先端部の間に隙間を形成するように設けたものは、包装袋への出し入れが容易である。

0016

また、本発明の外枠体で、トレーへの外装時にトレー底部に設けられた凹溝内に係止する係止部を底壁に設けたものは、開閉部を閉じた状態で確実に係止することができる。

0017

また、本発明の外枠体で、トレーや袋状容器への外装時にトレーの側壁や袋状容器の側面に当接可能な凹部を脇壁と底壁との角辺に設けたものは、トレーや袋状容器を安定的に支持することができ、がたつきを防ぐことができる。

0018

さらに、本発明の外枠体で、トレーや袋状容器への外装時にトレーの側壁や袋状容器の側面と底部の角辺に当接可能な凹部を懸垂壁と底壁との角辺に設けたものは、トレーや袋状容器を安定的に支持することができ、がたつきを防ぐことができる。

図面の簡単な説明

0019

(a)本発明の外枠体が外装されるトレーの平面図、(b)同正面図、(c)同斜視図
(a)本発明の外枠体の平面図、(b)同正面図
(c)本発明の外枠体の側面図、(d)同斜視図
本発明の外枠体をトレーに外装する途中の斜視図
(a)本発明の外枠体をトレーに外装した状態の平面図、(b)同正面図、(c)同斜視図、(d)同断面図
本発明の外枠体の異なる実施態様の斜視図
本発明の外枠体が外装される袋状容器の斜視図

実施例

0020

以下、本発明の外枠体の実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。

0021

本発明に係る外枠体1は、1枚のシート材より一体に形成されており、天板2と、該天板2に回動可能に連設された一対の開閉部3を備える。外枠体1は、開閉部3を左右上方に展開することでトレー4に着脱することができ、また、開閉部3を閉じた状態でトレー4に外装される。

0022

本発明の外枠体1が外装されるトレー4は、図1に示すように、1枚のシート材よりバキューム成型され、底部41と、該底部41の周縁から立設する側壁42a、42b、42cおよび42dにより内部にシート状物品を収容可能な収納部43を形成し、上部の開口44から物品を取り出すことができる。なお、バキューム成型時の型抜きを容易とするために、側壁42a、42b、42c、42dはいずれも上方外側へとテーパーをつけて形成され、これにより、底壁41側より上部開口44側の方が広い略逆台形となっている。さらに、開口44の縁部には本実施態様のようにフランジ45を外側へ突設してもよい。

0023

以下、本発明の外枠体1の詳細について説明する。図2に示すように、天板2は、物品を取り出すための開口21がトレー4の開口44に対応して設けられ、トレー4の開口44縁部に載置可能な四角形の枠状に形成されている。天板2の対向する一組の辺部からは、一対の開閉部3が連設部22を回動軸として回動可能に連設されている。本実施態様において、連設部22は部分的に切れ込みを入れたミシン目状に形成され、天板2に対する開閉部3の回動角度を自由に変えることができる。なお、連設部22の態様はこれに限らず、当該部分を他の部分よりも薄肉状に形成して回動可能としてもよい。天板2の外寸・外形は、トレー4の開口44縁の外寸・外形と略同一に形成することが好ましいが、本実施態様のように開口44の縁部にフランジ45が形成されている場合は、かかるフランジ45の外縁と略同一の外寸・外形に形成することが好ましい。

0024

開閉部3は天板2の左右一対に連設され、トレー4に外装されたときにトレー4の一の側壁とその反対側の側壁に対向して配置される一対の懸垂壁31、トレー4の底部41に対向して配置される一対の底壁32、さらに、懸垂壁31が配置されない一の側壁とその反対側の側壁に対向して配置される一対の脇壁33および一対の脇壁34により構成される。

0025

懸垂壁31は、その上端の連設部22で天板2と回動自在に連設され、図4に示すように、トレー4に外装されたときに天板2から垂下して側壁42b、42dに対向して配置される。ひとつの懸垂壁31は、側壁42bもしくは42dの全領域を覆う略矩形に形成されている。

0026

本実施態様では、懸垂壁31の中央部分にトレー4側に凹陥する凹部311が設けられている。該凹部311はその凹陥した突端部分がトレー4への外装時に側壁42b、42dに当接可能に形成されているため、外枠体1内でトレー4のがたつきを防ぐことができる。すなわち、トレー4の側壁42b、42dは上述のとおりテーパー状に上方外側へ傾斜して形成されているが、これに対して懸垂壁31は天板2から垂下するため、下方に行くほど懸垂壁31と側壁42b、42dの隙間が広くなってトレー4のがたつきが発生しやすい。そこで、かかる凹部311を懸垂壁31に設けることにより、外装時に凹部311が側壁42b、42dに当接してトレー4を支持し、安定して保持することが可能となる。なお、凹部311は外装時に側壁42b、42dに常に当接している必要はなく、トレー4が許容範囲を超えて外枠体1内で動いたときに当接して動き規制するよう、両者の間に多少の遊び(隙間)を設けてもよい。

0027

なお、本実施態様では、懸垂壁31は1枚の板状に形成されているが、強度を十分に確保できる範囲内であれば、その一部に開口を設けてもよい。かかる開口を設けることにより、外枠体1の軽量化や原材料費の削減を図ることができる。また、強度向上のために、懸垂壁31に複数の凹溝を形成してもよい。

0028

底壁32は、懸垂壁31の下端から略直角に反対側の懸垂壁31方向へ折り曲げ形成され、トレー4の外装時に底部41に対向して配置される。ひとつの底壁32は底部41の略半分を覆うように略矩形に形成されており、本実施態様では、一対の底壁32により底部41の中央部分を除く領域を覆うように形成されている。

0029

なお、一対の底壁32の先端部がトレー4の外装時に互いに接するようにして、底部41を完全に覆うように設けてもよいが、本実施態様のように、2つの底壁32の先端部の間に隙間321を設け、底部41の一部が露出するように形成すると、外枠体1を外装したトレー4の包装袋への出し入れが容易となるため好ましい。すなわち、包装袋は予め商品の外寸および外形に合わせて包装袋の開口が形成されているが、かかる開口寸法は余裕がないため、開口から包装袋内へと商品を詰める際に窮屈になり作業が困難な場合がある。その点、側壁42b、42dの下部と懸垂壁31の下部の間ではもともと隙間が形成されているため、懸垂壁31を連設部22で天板2に対して直角以上に折り曲げて側壁42b、42d側へ寄せることが可能となっている。そこで、本実施態様のように一対の底壁32の間に隙間321を設けると、隙間321の分だけ底壁32を中央側へと寄せることができ、その結果、開閉部3の下部の横幅が狭くなって包装袋の開口寸法よりも小さくなるため、包装袋への出し入れが容易となる。

0030

さらに、底壁32には、係止部322を設けてもよい。かかる係止部322はトレー4側に向かって突設しており、トレー外装時に、底部41に設けられた凹溝411内に係止するように設けられている。かかる係止部322により、開閉部3を閉じた状態でトレー4に係止することができるため、外枠体1がトレー4から不用意外れることがない。なお、かかる凹溝411は、係止部322の係止のみを目的として係止部322と対応する位置に個別に設けてもよいが、図に示すように、連続した1本の線状に形成すると、底部41の補強用凹溝も兼ねるため好ましい。また、凹溝411を1本の連続した線状に形成した場合、線状のいずれかの部分に係止すればよいため、係止部322を係止させる作業がより容易となる。

0031

本実施態様では、底壁32は1枚の板状に形成されているが、強度を十分に確保できる範囲内であれば、その一部に開口を設けてもよい。また、底壁32の先端から懸垂壁31方向に凹状に切り欠いて、底壁32を閉じたときに一対の底壁32の中央に1つの開口が形成されるようにしてもよい。かかる開口を設けることにより、外枠体1の軽量化や原材料費の削減を図ることができる。また、強度向上のために、底壁32に複数の凹溝を形成してもよい。

0032

脇壁33は、懸垂壁31および底壁32の一の側端部から略直角に折り曲げ形成され、脇壁34は、その反対側の側端部から略直角に折り曲げ形成されている。脇壁33と脇壁34は、トレー外装時にそれぞれ側壁42aと側壁42cに対向して配置される。脇壁33と脇壁34は、懸垂壁31の上端と底壁32の先端を結んで形成される線を斜辺とし、懸垂壁31との角辺を垂辺、底壁32との角辺を底辺とする一対の略直角三角形に形成されており、トレー外装時には、側壁42aと側壁42cの中央に逆三角形の露出部分を残してその左右下側を覆うように形成されている。

0033

脇壁33と底壁32との角辺および、脇壁34と底壁32との角辺には、本実施態様のように、トレー側に向かって凹陥した凹部331および凹部341をトレー4の側壁42a、42cに当接可能に形成しても良い。すなわち、側壁42a、42cは上述のとおりテーパー状に傾斜して形成されているため、下方に行くほど脇壁33、34と側壁42a、42cとの間で隙間が広くなる。そこで、外装時に側壁42a、42c当接する凹部331、341を設けることによりトレー4を安定的に支持することができ、がたつきを防ぐことができる。なお、凹部331、341は外装時に側壁42a、42cに常に当接している必要はなく、トレー4が許容範囲を超えて外枠体1内で動いたときに当接して動きを規制するよう、両者の間に多少の遊び(隙間)を設けてもよい。

0034

なお、本実施態様では、脇壁33および脇壁34はそれぞれ1枚の板状に形成されているが、強度を十分に確保できる範囲内であれば、その一部に開口を設けてもよい。また、脇壁33および脇壁34の斜辺側から切り欠き部を形成してもよい。かかる開口や切り欠き部を設けることにより、外枠体1の軽量化や原材料費の削減を図ることができる。また、強度向上のために、脇壁33および脇壁34の表面に複数の凹溝を形成してもよい。

0035

以上説明した外枠体1は、トレー4に外装したときに、その輪郭形状が略立方体ないし略直方体となるように形成することが好ましい。すなわち、懸垂壁31、底壁32、脇壁33、脇壁34、および天板2により構成されるそれぞれの面は、それらの面が隣接する他の面と略直角となるように形成されており、これにより外枠体1は、幅、奥行き、高さが一定の輪郭形状を呈する。なお、最終的に包装袋で外枠体1を綺麗な略立方体ないし略直方体に包装することを考慮した場合、上記のように、外枠体1の輪郭形状も略立方体ないし略直方体となる方が好ましいが、最終的な包装形状に拘らなければ、外枠体1の輪郭形状も略立方体ないし略直方体に限定されず、例えば、正面視や側面視で略台形となるように形成してもよい。さらに、各面の境界となる角辺部は隅丸状に形成されてもよく、また、角辺部の一部において、トレー4を固定するための凹部や係止部等を形成してもよい。

0036

以下では、本発明の外枠体1をトレー4に着脱する方法について説明する。まず、外枠体1の開閉部3を、連設部22を回動軸として左右上方へ回動しながら展開し、かかる展開状態で天板2をトレー4の開口44縁部に載置する(図3)。そして、次に展開していた一対の開閉部3を連設部22より下方へ回動し、懸垂壁31が天板2から垂下するまで閉じる。かかる状態において、一対の懸垂壁31は側壁42b、42dに対向して配置され、一対の底壁32は底部41に対向して、一対の脇壁33は側壁42aに対向して、さらに、一対の脇壁34は側壁42cに対向してそれぞれ配置される。

0037

そして、底壁32の係止部322を、底部41の凹溝411に係止させることにより、トレー4への外装が完了する(図4)。なお、トレー4から外枠体1を取り外す時は、まず、係止部322と凹溝411の係止を外し、次に、開閉部3を左右上方へ回動して展開すればトレー4から取り外すことができる。

0038

以上のとおり、本発明の外枠体1はトレー4への外装状態で略立方体ないし略直方体を呈するため、略立方体ないし略直方体に形成された包装袋で包装しても外枠体1と包装袋の間で余計な隙間が生じることなく、その結果、包装袋に皺等が寄ることなく綺麗に包装することができる。なお、本発明の外枠体1を包装する包装袋の材質は、特に限定されないが、合成樹脂製や紙製の包装袋を使用することができる。

0039

また、トレー4の開口44のフランジ45も幅を広く形成して底部41との外寸差が大きくなっても外枠体1により寸法差補正が可能なため、幅広のフランジ45に開口44を封止するための蓋材を接着することができ、その結果、輸送時や陳列時にトレー4の開口44から液状物が漏れるおそれがなくなる。

0040

図5は、本発明の外枠体1の異なる実施態様である。図に示すように、本実施態様の外枠体1は、懸垂壁31と底壁32の角辺に、トレー4の底部41と側壁42bの角辺、あるいは底部41と側壁42dの角辺に当接可能な凹部312が形成されている。外枠体1をトレー4に外装したときに、かかる凹部312がトレー4の底部41と側壁42b、dの角辺に当接してトレー4のがたつきを防ぐことができる。なお、凹部312は外装時に底部41と側壁42b、dの角辺に常に当接している必要はなく、トレー4が許容範囲を超えて外枠体1内で動いたときに当接して動きを規制するよう、両者の間に多少の遊び(隙間)を設けてもよい。

0041

さらに、本発明の外枠体1は、以上説明したようなトレー4以外の物品にも外装可能であり、具体的には、図6に示すような、シート状物品を収納する袋状容器5に外装することもできる。袋状容器5は合成樹脂製の材質から略6面体の袋状に形成され、その上面51には、蓋体53で封止可能な開口52を備え、かかる開口52よりシート状物品を取り出すことができる。なお、蓋体53は本実施態様に限定されず、袋状容器5の一部をハーフカット等で切り取り可能に形成し、当該部分を切り取ることで開口52を形成してもよく、また、切り取った蓋体53は破棄し、外枠体1を包装する包装袋に開口及び該開口を封止する蓋体を別途設けてもよい。

0042

外枠体1を袋状容器5に着脱する方法は基本的にトレー4の場合と同様である。すなわち、外枠体1の開閉部3を、連設部22を回動軸として左右上方へ回動しながら展開し、かかる展開状態で天板2を袋状容器5の上面51に載置する。そして、次に展開していた一対の開閉部3を連設部22より下方へ回動し、懸垂壁31が天板2から垂下するまで閉じる。かかる状態において、一対の懸垂壁31は袋状容器5の左右側面に対向して配置され、一対の底壁32は袋状容器5の底部に対向して、一対の脇壁33は袋状容器5の正面に対向して、さらに、一対の脇壁34は袋状容器5の背面に対向してそれぞれ配置される。

0043

かかる袋状容器5に外装する場合も、外枠体1に凹部311、312、331、341を袋状容器5の側面等に当接可能に設けることで、外装時に外枠体1内での袋状容器5のがたつきを防ぐことができる。さらに、隙間321を設けることで、外枠体1を外装した袋状容器5の包装袋への出し入れも容易となる。

0044

本発明に係る外枠体1の材質は、特に限定されないが、ポリプロピレンポリエチレンポリエチレンテレフタレートポリスチレン等の合成樹脂素材のシートが挙げられ、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。また、シートの厚みは0.3〜1mmが好ましい。

0045

本発明の外枠体は、各種商品のトレー容器や袋状容器に適用することが可能であり、具体的には、シート状の化粧品の他に、医薬品、食品製品やその他の日用品等の商品を収容したトレー容器や袋状容器に利用が可能である。

0046

1 … …外枠体
2 … …天板
3 … …開閉部
4 … …トレー
5 … …袋状容器
21 … … 開口部
22 … …連設部
31 … …懸垂壁
32 … …底壁
33 … …脇壁
34 … … 脇壁
41 … … 底部
42a … …側壁
42b … … 側壁
42c … … 側壁
42d … … 側壁
43 … …収納部
44 … … 開口
45 … …フランジ
51 … … 上面
52 … … 開口
53 … …蓋体
311 … … 凹部
312 … … 凹部
321 … … 隙間
322 … …係止部
331 … … 凹部
341 … … 凹部
411 … … 凹溝

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