図面 (/)

技術 印刷装置、及び給紙装置

出願人 日本プリメックス株式会社
発明者 佐藤仁大森学
出願日 2017年9月13日 (3年3ヶ月経過) 出願番号 2017-175392
公開日 2017年12月7日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-213916
状態 特許登録済
技術分野 用紙の取扱い 連続用紙の取扱い ウエブロールの交換
主要キーワード 固定励磁 ロール紙毎 専用搬送路 ダンパー部材 チケット発行機 共通経路 下流側搬送ローラ 上流側搬送ローラ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年12月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

簡易な構成にて複数のロール紙の用紙をそれぞれ印刷部に適切に搬送する。

解決手段

プリンタ11は、用紙P1が巻かれた第1ロール紙21を収容する第1収容部23と、用紙P2が巻かれた第2ロール紙22を収容する第2収容部24と、用紙P1と用紙P2とに印刷を行う印刷部12と、第1ロール紙21及び第2ロール紙22からそれぞれ引き出されて重なった状態の用紙P1及び用紙P2を共に挟持可能な挟持部19を有し、挟持部19に挟持された用紙P1及び用紙P2のうちの用紙P1を印刷部12に搬送する搬送部14と、用紙P1の有無を検出する用紙センサS1と、用紙センサS1によって印刷部12に搬送すべき用紙P1が無いと検出された場合には、搬送部14を動作させて、挟持部19に挟持された用紙P2を印刷部12に搬送させる制御部50とを備える。

概要

背景

ロール紙に印刷を行う印刷装置として、例えば2本のロール紙を収容し、各ロール紙から引き出した用紙に印刷部によって印刷を行う印刷装置が利用されている。この印刷装置においては、各ロール紙から引き出された用紙の専用の搬送経路及び排出部が、それぞれ設けられていた。

近年、2本のロール紙の搬送経路の一部を共通にする方式が提案されている。
下記の特許文献1及び特許文献2に開示された印刷装置は、2本のロール紙をそれぞれ搬送する専用経路と、専用経路の下流側に位置する共通経路と、共通経路上に設けられた印刷部とを有し、専用経路を介して共通経路に搬送されてきたロール紙に印刷を行う。

概要

簡易な構成にて複数のロール紙の用紙をそれぞれ印刷部に適切に搬送する。プリンタ11は、用紙P1が巻かれた第1ロール紙21を収容する第1収容部23と、用紙P2が巻かれた第2ロール紙22を収容する第2収容部24と、用紙P1と用紙P2とに印刷を行う印刷部12と、第1ロール紙21及び第2ロール紙22からそれぞれ引き出されて重なった状態の用紙P1及び用紙P2を共に挟持可能な挟持部19を有し、挟持部19に挟持された用紙P1及び用紙P2のうちの用紙P1を印刷部12に搬送する搬送部14と、用紙P1の有無を検出する用紙センサS1と、用紙センサS1によって印刷部12に搬送すべき用紙P1が無いと検出された場合には、搬送部14を動作させて、挟持部19に挟持された用紙P2を印刷部12に搬送させる制御部50とを備える。

目的

本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成にて複数のロール紙の用紙をそれぞれ印刷部に適切に搬送することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

第1用紙が巻かれた第1ロール紙を収容する第1収容部と、第2用紙が巻かれた第2ロール紙を収容する第2収容部と、前記第1用紙と前記第2用紙とに印刷を行う印刷部と、前記第1ロール紙及び前記第2ロール紙からそれぞれ引き出されて重なった状態の前記第1用紙及び前記第2用紙を共に挟持可能な挟持部を有し、前記挟持部に挟持された前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第1用紙を前記印刷部に搬送する搬送部と、を備え、前記挟持部は、重なった状態の前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第2用紙に接触する接触部材と、前記接触部材に対向するように設けられ前記第1用紙に接触する対向部材とを有し、前記接触部材と前記第2用紙の間の第1摩擦力は、前記対向部材と前記第1用紙の間の第2摩擦力よりも大きい、印刷装置

請求項2

前記搬送部は、前記挟持部の搬送方向下流側に設けられ、前記挟持部に挟持された前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第1用紙を前記印刷部に搬送する搬送ローラを更に有し、前記接触部材は、前記搬送ローラの搬送方向上流側に設けられ、前記第1ロール紙から前記第1用紙を引き出して前記搬送ローラへ送り、又は前記第2ロール紙から前記第2用紙を引き出して前記搬送ローラへ送る紙送りローラである、請求項1に記載の印刷装置。

請求項3

前記紙送りローラは、駆動源に連結されており、前記搬送ローラは、前記駆動源によって前記紙送りローラが回転停止状態を保持された際に、前記挟持部に挟持された前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第1用紙を前記印刷部に搬送する、請求項2に記載の印刷装置。

請求項4

前記対向部材は、前記紙送りローラによって送られる前記第1用紙又は前記第2用紙をガイドするガイド部材であり、前記挟持部は、前記対向部材を前記接触部材へ向けて付勢する付勢部材を更に有する、請求項2又は3に記載の印刷装置。

請求項5

前記接触部材と前記対向部材との間隔を調整する間隔調整部を更に備え、前記間隔調整部は、前記搬送ローラによって前記第2用紙を前記印刷部に搬送する際の前記間隔を、前記紙送りローラによって前記第2用紙を前記搬送ローラへ送る際の前記間隔よりも大きくする、請求項2から4のいずれか1項に記載の印刷装置。

請求項6

第1用紙が巻かれた第1ロール紙を収容する第1収容部と、第2用紙が巻かれた第2ロール紙を収容する第2収容部と、前記第1ロール紙及び前記第2ロール紙からそれぞれ引き出されて重なった状態の前記第1用紙及び前記第2用紙を共に挟持可能な挟持部を有し、前記挟持部に挟持された前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第1用紙を印刷部に搬送する搬送部と、を備え、前記挟持部は、重なった状態の前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第2用紙に接触する接触部材と、前記接触部材に対向するように設けられ前記第1用紙に接触する対向部材とを有し、前記接触部材と前記第2用紙の間の第1摩擦力は、前記対向部材と前記第1用紙の間の第2摩擦力よりも大きい、給紙装置

技術分野

0001

本発明は、複数のロール紙から引き出された用紙に印刷を行う印刷装置、及び給紙装置に関する。

背景技術

0002

ロール紙に印刷を行う印刷装置として、例えば2本のロール紙を収容し、各ロール紙から引き出した用紙に印刷部によって印刷を行う印刷装置が利用されている。この印刷装置においては、各ロール紙から引き出された用紙の専用の搬送経路及び排出部が、それぞれ設けられていた。

0003

近年、2本のロール紙の搬送経路の一部を共通にする方式が提案されている。
下記の特許文献1及び特許文献2に開示された印刷装置は、2本のロール紙をそれぞれ搬送する専用経路と、専用経路の下流側に位置する共通経路と、共通経路上に設けられた印刷部とを有し、専用経路を介して共通経路に搬送されてきたロール紙に印刷を行う。

先行技術

0004

特開2006−341989号公報
特開2001−105676号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、特許文献1及び特許文献2の印刷装置の場合にもロール紙毎の専用経路が必要であるため、専用経路にローラセンサ等の部品が必要となるとともに、前記部品を配置するためのスペースを確保する必要があった。また、専用経路毎にローラ及びセンサの動作を制御する必要があった。

0006

そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成にて複数のロール紙の用紙をそれぞれ印刷部に適切に搬送することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の第1の態様においては、第1用紙が巻かれた第1ロール紙を収容する第1収容部と、第2用紙が巻かれた第2ロール紙を収容する第2収容部と、前記第1用紙と前記第2用紙とに印刷を行う印刷部と、前記第1ロール紙及び前記第2ロール紙からそれぞれ引き出されて重なった状態の前記第1用紙及び前記第2用紙を共に挟持可能な挟持部を有し、前記挟持部に挟持された前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第1用紙を前記印刷部に搬送する搬送部と、を備え、前記挟持部は、重なった状態の前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第2用紙に接触する接触部材と、前記接触部材に対向するように設けられ前記第1用紙に接触する対向部材とを有し、前記接触部材と前記第2用紙の間の第1摩擦力は、前記対向部材と前記第1用紙の間の第2摩擦力よりも大きい、印刷装置を提供する。

0008

また、前記搬送部は、前記挟持部の搬送方向下流側に設けられ、前記挟持部に挟持された前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第1用紙を前記印刷部に搬送する搬送ローラを更に有し、前記接触部材は、前記搬送ローラの搬送方向上流側に設けられ、前記第1ロール紙から前記第1用紙を引き出して前記搬送ローラへ送り、又は前記第2ロール紙から前記第2用紙を引き出して前記搬送ローラへ送る紙送りローラであることとしてもよい。

0009

また、前記紙送りローラは、駆動源に連結されており、前記搬送ローラは、前記駆動源によって前記紙送りローラが回転停止状態を保持された際に、前記挟持部に挟持された前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第1用紙を前記印刷部に搬送することとしてもよい。

0010

また、前記対向部材は、前記紙送りローラによって送られる前記第1用紙又は前記第2用紙をガイドするガイド部材であり、前記挟持部は、前記対向部材を前記接触部材へ向けて付勢する付勢部材を更に有することとしてもよい。

0011

また、前記印刷装置は、前記接触部材と前記対向部材との間隔を調整する間隔調整部を更に備え、前記間隔調整部は、前記搬送ローラによって前記第2用紙を前記印刷部に搬送する際の前記間隔を、前記紙送りローラによって前記第2用紙を前記搬送ローラへ送る際の前記間隔よりも大きくすることとしてもよい。

0012

本発明の第2の態様においては、第1用紙が巻かれた第1ロール紙を収容する第1収容部と、第2用紙が巻かれた第2ロール紙を収容する第2収容部と、前記第1ロール紙及び前記第2ロール紙からそれぞれ引き出されて重なった状態の前記第1用紙及び前記第2用紙を共に挟持可能な挟持部を有し、前記挟持部に挟持された前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第1用紙を印刷部に搬送する搬送部と、を備え、前記挟持部は、重なった状態の前記第1用紙及び前記第2用紙のうちの前記第2用紙に接触する接触部材と、前記接触部材に対向するように設けられ前記第1用紙に接触する対向部材とを有し、前記接触部材と前記第2用紙の間の第1摩擦力は、前記対向部材と前記第1用紙の間の第2摩擦力よりも大きい、給紙装置を提供する。

発明の効果

0013

本発明によれば、簡易な構成にて複数のロール紙の用紙をそれぞれ印刷部に適切に搬送できるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0014

本発明の一実施形態に係るプリンタ11を示す斜視図である。
プリンタ11の右側面図である。
プリンタ11の左側面図である。
プリンタ11の平面図である。
プリンタ11の底面図である。
プリンタ11の背面図である。
プリンタ11の正面図である。
プリンタ11の縦断面を右側から見た斜視図である。
プリンタ11の右側から見た縦断面図である。
プリンタ11の縦断面を左側から見た斜視図である。
プリンタ11の左側から見た縦断面図である。
用紙P1を紙送りローラ14aで紙送りする状態を示す図である。
紙送りローラ14aを開いて、用紙P1上に用紙P2を置いた状態を示す図である。
紙送りローラ14aを閉じた状態を示す図である。
用紙の搬送状態に応じた紙送りステージ14bの位置を説明するための模式図である。
第1ロール紙21が無くなった状態を示す図である。
紙送りローラ14aが用紙P2を紙送りする状態を示す図である。
搬送ローラ14dが用紙P2を搬送する状態を示す図である。
第2ロール紙22が第1収容部23に収容された状態を示す図である。
第1ロール紙21を第1収容部23へセットする際のプリンタ11の動作を示すフローチャートである。
2本目の第2ロール紙22を第2収容部24へセットする際のプリンタ11の動作を示すフローチャートである。
1本目の第1ロール紙21が無くなった場合のプリンタ11の動作を示すフローチャートである。

実施例

0015

<1.プリンタの構成>
図1図14を参照しながら、本発明に係る印刷装置の一例であるプリンタ11の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るプリンタ11を示す斜視図である。図2は、プリンタ11の右側面図である。図3は、プリンタ11の左側面図である。図4は、プリンタ11の平面図である。図5は、プリンタ11の底面図である。図6は、プリンタ11の背面図である。図7は、プリンタ11の正面図である。図8は、プリンタ11の縦断面を右側から見た斜視図である。図9は、プリンタ11の右側から見た縦断面図である。図10は、プリンタ11の縦断面を左側から見た斜視図である。図11は、プリンタ11の左側から見た縦断面図である。図12は、用紙P1を紙送りローラ14aで紙送りする状態を示す図である。図13は、紙送りローラ14aを開いて、用紙P1上に用紙P2を置いた状態を示す図である。図14は、紙送りローラ14aを閉じた状態を示す図である。
なお、図1図11は、ロール紙がセットされる前のプリンタ11を示す。

0016

プリンタ11は、ロール紙から引き出された用紙に印刷を行った後に、用紙を所定の長さにカットして排出する装置である。プリンタ11は、例えばPOS端末チケット発行機出力装置として組み込まれうる。本実施形態に係るプリンタ11は、2本のロール紙を収容可能であり、印刷中に一方のロール紙が無くなると、続けて他方のロール紙に印刷を行う。
プリンタ11は、図1図11に示すように、印刷部12と、用紙トレイ13と、搬送部14と、カット部40と、制御部50とを有する。

0017

用紙トレイ13は、図13に示すように第1ロール紙21と第2ロール紙22とを収容可能である。用紙トレイ13は、第1ロール紙21と第2ロール紙22とを水平方向に沿って一列に収容している。用紙トレイ13は、図11に示すように、第1収容部23と、第2収容部24と、レバー25と、凸部26、ローラ28と、検出センサS2とを有する。

0018

第1収容部23は、第1用紙である用紙P1が巻かれた第1ロール紙21を収容する。第2収容部24は、第2用紙である用紙P2が巻かれた第2ロール紙22を収容する。第1収容部23は、第2収容部24よりも用紙P1の引き出し方向の下流側に位置する。また、第2収容部24は、第1収容部23よりも若干高い位置に設けられている。
本実施形態では、第1ロール紙21及び第2ロール紙22は、芯を有さない。このため、第1ロール紙21及び第2ロール紙22が無くなった場合に、芯を回収する必要がない。ただし、上記に限定されず、第1ロール紙21及び第2ロール紙22は、芯を有していてもよい。

0019

検出センサS2は、第2収容部24の底部に設けられており、第2ロール紙22の有無を検出する。検出センサS2としては、例えば、発光部及び受光部を有する透過型あるいは反射型フォトインタラプタが使用されている。なお、検出センサS2は、フォトインタラプタの代わりに、検出スイッチであってもよい。

0020

レバー25は、第2収容部24の底部に回動可能に支持されており、検出センサS2の発光部が発した光を遮断したり、光を通過させたりする。例えば、図13に示すように第2収容部24に第2ロール紙22がセットされると、レバー25が下向きに回動して光を遮断する位置に位置する。検出センサS2は、レバー25によって光が遮断されて受光部が光を受光しないと、第2収容部24に第2ロール紙22が有ると検出する。

0021

なお、検出センサS2及びレバー25は、第2収容部24に設けられていなくてもよい。また、第1収容部23に、第1ロール紙21の有無を検出したり、第1ロール紙21の残量を検出したりする検出センサが設けられていてもよい。この検出センサは、後述するように第2収容部24の第2ロール紙22が第1収容部23に移動した場合には、第1収容部23内の第2ロール紙22の有無や残量を検出する。

0022

凸部26は、図11に示すように、第1収容部23と第2収容部24の間に設けられている。凸部26は、第2収容部24に収容された第2ロール紙22が第1収容部23に移動することを規制する機能を有する。

0023

ローラ28は、第1収容部23に回転自在に設けられている。ローラ28は、図12に示すように第1ロール紙21の外周面に接触して、第1ロール紙21からの用紙P1の引き出しを円滑に行う機能を有する。本実施形態では、用紙P1を引き出す際の第1ロール紙21の挙動を安定させるために、ローラ28が複数設けられている。
なお、第1収容部23には、第1ロール紙21の側面に接触して第1ロール紙21の幅方向の挙動を安定させるダンパー部材(不図示)が設けられている。ダンパー部材は、第1ロール紙21の幅方向の両側にそれぞれ設けられている。

0024

また、上記では、用紙トレイ13が、2本のロール紙(第1ロール紙21及び第2ロール紙22)を収容することとしたが、これに限定されない。例えば、プリンタ11は、3本以上のロール紙を収容可能な用紙トレイを有してもよい。

0025

搬送部14は、用紙P1又は用紙P2を第1ロール紙21又は第2ロール紙22から引き出して、印刷部12に搬送する。本実施形態では、搬送部14は、用紙P1と用紙P2が共に搬送される共通搬送路R(図11)を有し、用紙P1の専用搬送路及び用紙P2の専用搬送路を有さない。これにより、用紙P1の専用搬送路及び用紙P2の専用搬送路を設けた場合に比べて、部品点数を削減でき、またプリンタ11の小型化も実現可能となる。

0026

搬送部14は、共通搬送路R上に、第1ロール紙21及び第2ロール紙22からそれぞれ引き出されて重なった状態の用紙P1及び用紙P2を共に挟持可能な挟持部19(図14)を有する。搬送部14は、挟持部19にて用紙P1及び用紙P2が挟持された場合には、用紙P1を印刷部12に搬送し、用紙P1が無くなると用紙P2を印刷部12に搬送する。このように、搬送部14は、挟持部19に挟持された用紙P1及び用紙P2を重送させずに、用紙を一枚ずつ搬送する。なお、挟持部19を含む搬送部14の詳細構成については、後述する。

0027

印刷部12は、搬送部14によって搬送されてきた用紙P1又は用紙P2に印刷を行う。印刷部12は、ここではサーマルヘッドを有し、用紙に文字や図形等を印刷する。なお、印刷部12は、サーマルヘッドの代わりに、例えば用紙にインク吐出するヘッドを有していてもよい。

0028

カット部40は、印刷部12により印刷がされた用紙P1又は用紙P2を所定の長さにカットする。カット部40は、例えば固定刃及び可動刃を有し、用紙を固定刃とで挟むように可動刃を移動させてカットする。カット部40によりカットされた用紙は、排出口から排出される。

0029

制御部50は、プリンタ11全体の動作を制御する。制御部50は、記憶部に記憶されたプログラムを実行することで、搬送部14、印刷部12及びカット部40等の動作を制御する。例えば、制御部50は、共通の搬送経路Rにて搬送される用紙P1及び用紙P2の搬送制御を行う。なお、用紙P1及び用紙P2の搬送制御の詳細については、後述する。

0030

<2.搬送部14の詳細構成>
図11図14を参照しながら、搬送部14の詳細構成について説明する。
搬送部14は、紙送りローラ14aと、紙送りステージ14bと、搬送ローラ14dと、開閉部16と、バネ部材17と、ストッパー18と、間隔調整部30(図3)と、用紙センサS1と、用紙センサS3とを有する。本実施形態では、紙送りローラ14aが上流側搬送ローラであり、搬送ローラ14dは下流側搬送ローラである。また、紙送りローラ14a及び紙送りステージ14bが、前述した挟持部19を構成する。
以下では、上記の構成要素を、用紙P1、P2の紙送り方向に沿って説明する。

0031

(用紙センサS1)
用紙センサS1は、共通搬送路Rの用紙挿入口14cの近傍に設けられている。用紙センサS1は、用紙の枚数(2枚、1枚、0枚のいずれか)を検出するセンサである。具体的には、用紙センサS1は、出力値である電圧値が用紙の枚数に応じて異なることを利用して、用紙の枚数を検出する。

0032

また、用紙センサS1は、挟持部19に用紙P1及び用紙P2が挟持された場合には、用紙P1の有無を検出する検出センサの機能を有する。前述したように、用紙P1及び用紙P2が挟持部19に挟持されている場合には、先に用紙P1が搬送され、用紙P1が無くなった後に用紙P2が搬送される。このため、用紙センサS1は、用紙の枚数が2枚から1枚になった場合には、用紙P1が無いと検出する。

0033

なお、上記では、用紙センサS1が、用紙の枚数として2枚、1枚、0枚を検出するとしたが、これに限定されない。例えば、用紙センサS1は、用紙の枚数として1枚、0枚を検出することとしてもよい。本実施形態では、ロール紙が1本である場合には当該ロール紙は第1収容部23に収容され、2本目のロール紙が第2収容部24に収容される。そこで、用紙センサS1によって用紙の枚数が1枚であると検出され、かつ第2収容部24に設けられた検出センサS2によって第2収容部24内にロール紙が有ると検出した場合には、挟持部19に挟持された用紙の枚数が2枚であると判定できる。

0034

(紙送りローラ14aと紙送りステージ14b)
紙送りローラ14aは、図12に示すように用紙P1を第1ロール紙21から引き出して、搬送ローラ14dに紙送りする。また、紙送りローラ14aは、用紙P2を第2ロール紙22から引き出して、搬送ローラ14dに紙送りする。紙送りローラ14aは、駆動部15(図1)のモータ(ここではステッピングモータ)に連結されており、モータからの駆動力を受けて回転することで、用紙を紙送りする。

0035

紙送りステージ14bは、紙送りローラ14aの下方に紙送りローラ14aに対向するように設けられている。紙送りステージ14bは、紙送りローラ14aによって紙送りされる用紙P1又は用紙P2をガイドするガイド部材の機能を有する。また、紙送りステージ14bは、用紙を挟持する挟持位置と、紙送りローラ14aから離れて用紙を挟持しない離間位置との間で上下動する。

0036

図15は、用紙の搬送状態に応じた紙送りステージ14bの位置を説明するための模式図である。紙送りステージ14bは、図15(a)に示すように共通搬送路Rに用紙が二枚の場合(挟持部19に用紙P1及び用紙P2が挟持されている場合)で搬送ローラ14dが用紙P1を搬送する際には、挟持位置に位置する。また、紙送りステージ14bは、図15(b)に示すように共通搬送路Rに用紙が一枚のみの場合で紙送りローラ14aが当該用紙を搬送ローラ14dに紙送りする際には、挟持位置に位置する。一方で、紙送りステージ14bは、図15(c)に示すように共通搬送路Rに用紙が一枚のみの場合で搬送ローラ14dが当該用紙を搬送する際には、離間位置に位置する。

0037

用紙P1及び用紙P2が、重なった状態で挟持部19である紙送りローラ14a及び紙送りステージ14bに挟持されている場合には、図15(a)に示すように紙送りステージ14bが用紙P1に接触し、紙送りローラ14aが用紙P2に接触している。すなわち、紙送りローラ14aは、重なった状態の用紙P1及び用紙P2のうちの用紙P2に接触する接触部材としても機能する。

0038

本実施形態では、用紙P1及び用紙P2が挟持部19に挟持されている場合には、下流側の搬送ローラ14dによって用紙P1が搬送される。この際、重なった状態の用紙P1と用紙P2のうちの用紙P2は、接触する紙送りローラ14aの摩擦抵抗によって、下流側に搬送されない。一方で、用紙P1と用紙P2の間の摩擦抵抗は小さいので、用紙P1は搬送ローラ14dによって下流側に搬送される。

0039

また、本実施形態では、紙送りローラ14aと用紙P2の間の第1摩擦力が、紙送りステージ14bと用紙P1の間の第2摩擦力よりも大きくなるように、紙送りローラ14a及び紙送りステージ14bの材料が選定されている。例えば、紙送りローラ14aはゴム製のローラであり、紙送りステージ14bは金属製の板である。これにより、用紙P1の搬送の際に、用紙P2も搬送されることを有効に防止できる。なお、上記に限定されず、第1摩擦力が第2摩擦力よりも大きければ、紙送りローラ14aはSUS等の金属ローラであってもよい。

0040

また、紙送りローラ14aは、用紙センサS1によって用紙P1及び用紙P2のうちの用紙P1が無いと検出された場合に、挟持部19に挟持された用紙P2の先端を搬送ローラ14dに紙送りする。かかる場合には、搬送ローラ14dによる用紙P2の印刷部12への搬送が行われる。

0041

(バネ部材17)
バネ部材17は、紙送りステージ14bの下方に設けられ、紙送りステージ14bを紙送りローラ14aへ向けて付勢する付勢部材である。紙送りステージ14bは、バネ部材17の付勢力を受けて挟持位置に位置し、紙送りローラ14aとの間で用紙P1及び用紙P2を挟持する。
なお、上記では、バネ部材17が紙送りステージ14bを付勢することとしたが、これに限定されない。例えば、バネ部材17は、紙送りローラ14aを紙送りステージ14bへ向けて付勢することとしてもよい。

0042

(間隔調整部30)
間隔調整部30は、紙送りローラ14aと、バネ部材17により付勢されている紙送りステージ14bとの間隔を調整する。本実施形態では、間隔調整部30は、紙送りステージ14bを挟持位置と離間位置との間で上下動させることで、間隔を調整する。間隔調整部30は、バネ部材17の付勢力に抗い、紙送りステージ14bを挟持位置から離間位置へ下降させる。紙送りステージ14bが離間位置に位置する際の紙送りローラ14aと紙送りステージ14bとの間隔(図15(c)参照)は、紙送りステージ14bが挟持位置に位置する際の間隔(図15(a)参照)よりも大きい。これにより、紙送りローラ14aと搬送ローラ14dによる用紙P1及び用紙P2の搬送を円滑に行うことができる。
間隔調整部30は、図3に示すようにギア31を有し、ギア31が駆動源の動力を受けて回動することで、紙送りステージ14bが上下動する。

0043

(開閉部16)
開閉部16は、図13及び図14に示すように、軸16aを中心に開位置と閉位置との間で回動する。開閉部16には紙送りローラ14aが支持されており、挟持部19を構成する紙送りローラ14aも、開閉部16と連動して開閉する。使用者は、開閉部16が開位置(図13)に位置する(紙送りローラ14aが開位置に位置する)際に、紙送りステージ14b上に用紙P1と用紙P2とをセットできる。

0044

開閉部16には、使用者が開閉部16を回動させるための取っ手16bが設けられている。例えば、使用者が取っ手16bを持ち上げることで、開閉部16が閉位置から開位置へ回動する。
なお、開位置として、第1開位置と第2開位置があってもよい。第1開位置は、開閉部16を全開した位置であり、第2開位置は第1開位置よりも開閉部16を開く角度が小さい位置である。使用者は、第1開位置だけでなく第2開位置でも、紙送りステージ14b上に用紙をセットできる。かかる場合には、使用者が開閉部16を第2開位置に回動して用紙をセットすることになり、使用者が開閉部16を第1開位置よりも更に回動することを抑制できるので、開閉部16が過大な負荷を受けて損傷することを防止できる。

0045

(ストッパー18)
ストッパー18は、挟持部19の搬送方向下流側で、かつ紙送りステージ14b上に位置している。また、ストッパー18は、開閉部16の軸16aで支持されており、開閉部16の回動に連動して回動する。ストッパー18は、軸から半径方向に偏心した偏心部18aを有する。偏心部18aは、開閉部16が閉位置に位置する際には紙送りステージ14bから離れた離間位置に位置し(図11参照)、開閉部16が開位置に位置する際には紙送りステージ14bに接触する接触位置に位置する(図13参照)。

0046

そして、偏心部18aが接触位置に位置する際には、図13に示すように、紙送りステージ14b上にセットする用紙P1又は用紙P2の先端を、ストッパー18よりも搬送方向下流側に位置させることができない。すなわち、ストッパー18は、紙送りローラ14aが開いた状態で紙送りステージ14b上に用紙P1又は用紙P2がセットされる際に、用紙P1及び用紙P2の先端の位置を搬送ローラ14dよりも上流側に規制する規制部材である。

0047

(用紙センサS3)
用紙センサS3は、紙送りローラ14aによって搬送ローラ14dへ向けて紙送りされてきた用紙P1又は用紙P2を検出するセンサである。用紙センサS3は、搬送ローラ14dの搬送方向上流側の近傍に設けられている。

0048

(搬送ローラ14d)
搬送ローラ14dは、用紙センサS3の搬送方向下流側に設けられ、用紙P1又はP2を搬送する。搬送ローラ14dは、紙送りローラ14aが紙送りしてきた用紙P1又は用紙P2を、下流側に搬送する。ここで、紙送りローラ14aによる用紙の搬送速度は搬送ローラ14dによる用紙の搬送速度よりも小さいので、搬送ローラ14dが用紙P1を搬送する際には、紙送りローラ14aは回転していない。

0049

搬送ローラ14dは、印刷部12のヘッドに対向する位置に設けられ、プラテンとしての機能も有する。また、挟持部19(紙送りローラ14aと紙送りステージ14b)に用紙P1及び用紙P2が挟持されている場合には、搬送ローラ14dは、用紙P1及び用紙P2のうちの用紙P1を搬送する。

0050

なお、上記では、紙送りローラ14aによる用紙の搬送速度と搬送ローラ14dによる用紙の搬送速度とを異ならせることとしたが、これに限定されない。例えば、紙送りローラ14a及び搬送ローラ14dによる用紙の搬送速度が同じ大きである一方で、搬送ローラ14dの用紙搬送力が、紙送りローラ14aの用紙搬送力よりも大きいこととしてもよい。かかる場合にも、搬送ローラ14dが用紙P1を搬送する際には、紙送りローラ14aが回転していないことで、用紙の受け渡しが円滑に行われる。

0051

上記では、搬送ローラ14dが印刷部12のヘッド(図15に示すヘッド12a)に対向する位置に設けられていることとしたが、これに限定されない。例えば、搬送ローラ14dは、印刷部12よりも搬送方向上流側に設けられていてもよい。

0052

<3.用紙の搬送制御>
前述したように、搬送部14は、挟持部19(紙送りローラ14aと紙送りステージ14b)に2枚の用紙をセットした状態(すなわち、用紙P1及び用紙P2を挟持した状態)で、用紙の搬送を行う。そして、本実施形態では、2枚の用紙の搬送を円滑に行うために、制御部50は以下のような制御を行う。

0053

制御部50は、挟持部19に一枚目の用紙(ここでは用紙P1)がセットされた場合には、紙送りローラ14aに用紙P1を搬送ローラ14dへ送らせ、用紙P1上に用紙P2がセットされた場合には、紙送りローラ14aに用紙P2を搬送ローラ14dへ送らせない。そして、制御部50は、紙送りローラ14aの回転停止を保持させた(具体的には、紙送りローラ14aの駆動モータ固定励磁させた)状態で、挟持部19に挟持された用紙P1及び用紙P2のうちの用紙P1を搬送ローラ14dによって印刷部12に搬送させる。この際、用紙P2は、接触する紙送りローラ14aの摩擦抵抗を受けて搬送されない。これにより、挟持部19に用紙P1、P2が挟持されていても、用紙P1、P2が重送されることなく、用紙P1が適切に印刷部12へ向けて搬送される。

0054

図16は、第1ロール紙21が無くなった状態を示す図である。用紙P1、P2が挟持部19に挟持された状態で用紙P1への印刷が継続すると、図16に示すように第1ロール紙21が無くなる。そして、制御部50は、用紙センサS1によって印刷部12に搬送すべき用紙P1が無いと検出された場合には、搬送部14を動作させて、挟持部19に挟持された用紙P2を印刷部12に搬送させる。

0055

図17は、紙送りローラ14aが用紙P2を紙送りする状態を示す図である。図18は、搬送ローラ14dが用紙P2を搬送する状態を示す図である。制御部50は、第1ロール紙21が無くなると、図17に示すように紙送りローラ14aによって用紙P2の先端を搬送ローラ14dに紙送りさせる。そして、制御部50は、紙送りされてきた用紙P2を用紙センサS3が検出すると、所定時間(用紙P2の先端が搬送ローラ14dに達したと想定される時間)経過後に紙送りローラ14aの回転を停止させて、図18に示すように搬送ローラ14dによって用紙P2を搬送させる。これにより、用紙P1が無くなった後に、用紙P2を印刷部12に適切に搬送することができる。

0056

図19は、第2ロール紙22が第1収容部23に収容された状態を示す図である。制御部50は、用紙センサS1によって印刷部12に搬送すべき用紙P1が無いと検出された場合には、挟持部19に挟持された用紙P2を印刷部12に搬送させる際に、第2収容部24に収容された第2ロール紙22を第1収容部23へ移動させる。これにより、図19に示すように、第2ロール紙22が、第1収容部23に収容されることになる。

0057

前述したように、第1収容部23と第2収容部24の間には凸部26が、設けられている。このため、制御部50は、第2収容部24に収容された第2ロール紙22が凸部26を乗り越えて第1収容部23へ移動するように、挟持部19に挟持された用紙P2を印刷部12に搬送させる。
具体的には、紙送りローラ14aが用紙P2を印刷部12へ向けて紙送りする際に、第2ロール紙22は、図17及び図18に示すように紙送りされる用紙P2に引っ張られて凸部26を乗り越える。そして、第2ロール紙22は、図19に示すように第1収容部23へ移動して収容される。このように、第1収容部23の第1ロール紙21が無くなった後に、第2収容部24の第2ロール紙22が自動で第1収容部23へ移動することになる。この結果、使用者は、第2収容部24に追加のロール紙をセットしやすくなる。

0058

また、制御部50は、印刷部12による印刷データの用紙P1への印刷中に用紙センサS1によって用紙P1が無いと検出された場合には、挟持部19に挟持された用紙P2を印刷部12に搬送させて、前記印刷データを用紙P2に再度印刷させる。これにより、印刷中に用紙が無くなっても、印刷データを確実に後続の用紙に印刷することが可能となる。

0059

<4.プリンタの動作>
図20図22を参照しながら、第1ロール紙21及び第2ロール紙22をセットして用紙P1、P2を搬送する際のプリンタ11の動作例について説明する。以下に説明する動作は、制御部50が記憶部に記憶されたプログラムを実行することで実現される。

0060

(4−1.1本目のロール紙セット時)
図20は、第1ロール紙21を第1収容部23へセットする際のプリンタ11の動作を示すフローチャートである。
図20のフローチャートは、プリンタ11に電源投入されたところから開始される(ステップS102)。次に、制御部50は、用紙センサS1によって挟持部19に用紙がないことを検出して、紙送りステージ14bを離間位置から挟持位置へ上昇させる(ステップS104)。その後、作業者は、1本目の第1ロール紙21を第1収容部23にセットして、開閉部16を開いて第1ロール紙21から引き出した用紙P1を挟持部19にセットすることになる。

0061

制御部50は、用紙センサS1が挟持部19にセットされた用紙P1を検出すると(ステップS106:Yes)、紙送りローラ14aを回転させて用紙P1を搬送ローラ14dへ紙送りさせる(ステップS108)。紙送りされた用紙P1は、共通搬送路Rにおいて用紙センサS3を通過して搬送ローラ14dに至ることになる。

0062

次に、制御部50は、用紙センサS3が用紙P1を検出すると(ステップS110:Yes)、搬送ローラ14dに用紙P1の搬送を開始させる(ステップS112)。そして、制御部50は、紙送りローラ14aの回転を停止させ、紙送りステージ14bを挟持位置から離間位置へ下降させる(ステップS114)。これにより、用紙P1は、その後、搬送ローラ14dによって搬送されて、印刷部12により印刷される。

0063

(4−2.2本目のロール紙セット時)
図21は、2本目の第2ロール紙22を第2収容部24へセットする際のプリンタ11の動作を示すフローチャートである。
図21のフローチャートは、使用者が2本目の第2ロール紙22をセットするために、開閉部16を開いたところから開始される。まず、制御部50は、開閉部16が開いたことを検出して、紙送りステージ14bを離間位置から挟持位置へ上昇させる(ステップS202)。その後、作業者は、2本目の第2ロール紙22を第2収容部24にセットして、第2ロール紙22から引き出した用紙P2を用紙P1上にセットすることになる。

0064

次に、制御部50は、用紙センサS1が2枚の用紙を検出すると(ステップS204:Yes)、紙送りローラ14aが連結されているモータを固定励磁させて、紙送りローラ14aを固定させる(ステップS206)。これにより、その後、搬送ローラ14dが回転して用紙P1を搬送しても、用紙P2は紙送りローラ14aの摩擦抵抗を受けて搬送されない。

0065

(4−3.1本目のロール紙の用紙が無くなった場合)
図22は、1本目の第1ロール紙21が無くなった場合のプリンタ11の動作を示すフローチャートである。
まず、制御部50は、用紙センサS1によって、挟持部19に挟持された用紙の枚数が2枚から1枚に変化したか否かを検出する(ステップS302)。第1ロール紙21が無くなって用紙センサS1が用紙の枚数が一枚になったことを検出すると(ステップS302:Yes)、制御部50は、共通搬送路Rに残存する用紙P1を排出させる(ステップS304)。

0066

次に、制御部50は、紙送りローラ14aを回転させて、挟持部19に挟持された用紙P2を搬送ローラ14dへ紙送りさせる(ステップS306)。紙送りされた用紙P2は、共通搬送路Rにおいて用紙センサS3を通過して搬送ローラ14dに至ることになる。この際、第2収容部24に収容された第2ロール紙22は、紙送りされる用紙P2に引っ張られて第1収容部23へ移動する。

0067

次に、制御部50は、用紙センサS3が用紙P2を検出すると(ステップS308:Yes)、搬送ローラ14dに用紙P2の搬送を開始させる(ステップS310)。そして、制御部50は、紙送りローラ14aの回転を停止させ、紙送りステージ14bを挟持位置から離間位置へ下降させる(ステップS312)。これにより、用紙P2は、その後、搬送ローラ14dによって搬送されて、印刷部12により印刷される。

0068

<5.本実施形態における効果>
本実施形態に係るプリンタ11においては、共通搬送路Rの挟持部19に挟持された用紙P1及び用紙P2のうちの用紙P1が、印刷部12に搬送されて印刷される。そして、印刷部12に搬送すべき用紙P1が無いと用紙センサS1が検出すると、搬送部14は、挟持部19に挟持された用紙P2を印刷部12に搬送させる。
かかる場合には、プリンタ11に第1ロール紙21及び第2ロール紙22をセットした場合でも、挟持部19によって、用紙P1及び用紙P2の共通搬送路において用紙P1及びP2を重送させることなく、用紙を一枚ずつ印刷部12に搬送できる。この結果、用紙P1、P2の専用搬送路を設けることなく、簡易な構成にて複数のロール紙の用紙をそれぞれ印刷部12に搬送することが可能となる。

0069

上記では、印刷装置であるプリンタ11に本発明を適用したが、これに限定されない。例えば、印刷部を有しない給紙装置(例えば給紙カセット)にも、本発明を適用可能である。

0070

また、上記では、挟持部19が紙送りローラ14aと紙送りステージ14bで構成されることとしたが、これに限定されない。例えば、挟持部19は、紙送りローラ14aと、紙送りローラ14aに対向するローラとで構成されてもよい。また、挟持部19は、紙送りローラ14aの代わりに、搬送機能を有しないローラを有していてもよい。

0071

以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。

0072

11プリンタ
12印刷部
14 搬送部
14a紙送りローラ
14b紙送りステージ
14d搬送ローラ
17バネ部材
18ストッパー
19 挟持部
21 第1ロール紙
22 第2ロール紙
23 第1収容部
24 第2収容部
26 凸部
30間隔調整部
50 制御部
P1、P2 用紙
S1 用紙センサ

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ