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図面 (11)

課題

光学像結像されるイメージセンサーとして汎用性の高いラインイメージセンサーを備えて、省エネルギー化を図ることが可能な画像読取装置を提供する。

解決手段

光学系4は、反射ミラーアレイ411と該反射ミラーアレイ411から光電変換部5への結像光路上に配置される光束規制絞り部412とを含む。反射ミラーアレイ411は、第1乃至第6反射領域が連続的に設けられたものである。光束規制絞り部412は、反射ミラーアレイ411の第1乃至第6反射領域の各々によって反射された光を通過させる第1乃至第6光束規制通過孔を有する。光電変換部5は、光束規制絞り部412の第1乃至第6光束規制通過孔の各々を通過した光を受光する第1乃至第6受光領域が連続した受光面51を有する。光電変換部5は、受光面51の第2方向に沿った長さが、画像読取領域の第2方向に沿った長さ以上に設定されたラインイメージセンサーである。

概要

背景

従来、コンタクトガラスからの反射光に基づいて画像読取りを行う画像読取装置を備えた複写機ファクシミリスキャナーMFP等の画像形成装置が知られている。この種の画像読取装置は、一般的に、縮小光学系タイプの画像読取装置と、等倍光学系タイプの画像読取装置とに大別される。

縮小光学系タイプの画像読取装置は、通常、複数のミラーと1つの光学レンズとを備え、コンタクトガラスからの反射光をミラーにて光学レンズに導き、光電変換部として機能するイメージセンサー縮小光学像結像させて画像読取りを行う。縮小光学系タイプの画像読取装置に用いられるイメージセンサーの主走査方向における長さは、コンタクトガラスの主走査方向における画像読取領域の長さの1/5〜1/9程度である。

一方、等倍光学系タイプの画像読取装置は、通常、複数のロッドレンズアレイ状に配列されたロッドレンズアレイを備え、コンタクトガラスからの反射光を該コンタクトガラスに近接したロッドレンズアレイにてイメージセンサーに等倍光学像を結像させて画像読取りを行う(特許文献1参照)。等倍光学系タイプの画像読取装置に用いられるイメージセンサーでは、原稿とイメージセンサーとの距離が変動すると、各ロッドレンズの像倍率差異が生じ、読取り画像に像滲みによる画像ボケが発生するという不具合が生じやすい。また、結像光学系としてレンズを用いた場合、ロッドレンズアレイの主走査方向における長さは、コンタクトガラスの主走査方向における画像読取領域の長さと同程度である。

等倍光学系タイプの画像読取装置は、画像読み取り位置における原稿からイメージセンサーまでの距離で表される共役長TCが10〜20mm程度と短く、共役長TCが200〜500mm程度の縮小光学系タイプの画像読取装置と比較すると、装置の小型化が可能である。反面、等倍光学系タイプの画像読取装置は、結像光学系としてロッドレンズアレイを用いるため、画像読み取り位置において原稿がコンタクトガラスから浮いた部分などの原稿位置ずれ部分が存在すると、ロッドレンズアレイを用いる波長の光は、屈折率の違いから異なる距離で焦点を結ぶので、色が滲んだり、中央部と周辺部で倍率が異なって結像し、色収差が発生する。このような色収差の発生を抑止するためには、色収差補正のための複数のレンズが必要となり、光学系を構成する部品部品点数が多くなってしまう。

上記の問題を解決する画像読取装置として、複数の反射ミラーがアレイ状に配列された反射ミラーアレイを結像光学系に用いた画像読取装置が提案されている(特許文献2参照)。特許文献2に開示される画像読取装置は、コンタクトガラスからの反射光を反射ミラーアレイにてイメージセンサーに縮小倒立像を結像させて画像読取りを行う。

概要

光学像が結像されるイメージセンサーとして汎用性の高いラインイメージセンサーを備えて、省エネルギー化をることが可能な画像読取装置を提供する。光学系4は、反射ミラーアレイ411と該反射ミラーアレイ411から光電変換部5への結像光路上に配置される光束規制絞り部412とを含む。反射ミラーアレイ411は、第1乃至第6反射領域が連続的に設けられたものである。光束規制絞り部412は、反射ミラーアレイ411の第1乃至第6反射領域の各々によって反射された光を通過させる第1乃至第6光束規制通過孔を有する。光電変換部5は、光束規制絞り部412の第1乃至第6光束規制通過孔の各々を通過した光を受光する第1乃至第6受光領域が連続した受光面51を有する。光電変換部5は、受光面51の第2方向に沿った長さが、画像読取領域の第2方向に沿った長さ以上に設定されたラインイメージセンサーである。

目的

本発明の目的は、反射光に基づいて画像読取りを行う画像読取装置において、結像光学系における色収差の発生が抑止され、且つ、光学像が結像されるイメージセンサーとして汎用性の高いラインイメージセンサーを備えて、省エネルギー化を図ることが可能な画像読取装置を提供する

効果

実績

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請求項1

所定の画像読取領域における原稿からの反射光に基づいて画像読取りを行う画像読取装置であって、前記画像読取領域における原稿に光を照射する光照射部と、前記光照射部によって光が照射された原稿からの反射光を結像させる光学系と、前記光学系によって結像された光学像電気信号に変換する光電変換部と、を備え、前記光学系は、原稿からの反射光を前記光電変換部へ反射し、前記光電変換部に結像させる反射ミラー部であって、主走査方向に連続して設けられる第1反射領域及び第2反射領域を有する反射ミラー部と、前記反射ミラー部から前記光電変換部への結像光路上に配置される絞り部であって、遮光性を有する遮光部と、前記遮光部を貫通して形成される、前記第1反射領域及び前記第2反射領域の各々によって反射された光を通過させる第1光通過孔及び第2光通過孔と、を有する絞り部と、を含み、前記光電変換部は、前記第1光通過孔及び前記第2光通過孔の各々を通過した光を受光する第1受光領域及び第2受光領域が前記主走査方向に沿って連続した受光面を有し、前記第1受光領域及び前記第2受光領域の各々が受光した光に基づく光学像の各々を電気信号に変換するラインイメージセンサーであり、前記受光面の前記主走査方向に沿った長さが、前記画像読取領域の前記主走査方向に沿った長さ以上に設定されている、画像読取装置。

請求項2

請求項1に記載の画像読取装置において、前記反射ミラー部は、原稿からの反射光を倒立結像させるテレセントリック光学系である、画像読取装置。

請求項3

請求項2に記載の画像読取装置において、前記反射ミラー部における前記第1反射領域及び前記第2反射領域の各々は、所定の縮小倍率縮小された倒立像からなる光学像を、前記受光面における前記第1受光領域及び前記第2受光領域の各々に結像させるように構成され、前記受光面において、前記第1受光領域と前記第2受光領域との境界部分に、遮光性を有する遮光壁が設けられている、画像読取装置。

請求項4

請求項3に記載の画像読取装置において、前記反射ミラー部と前記絞り部とは、一体的に形成されている、画像読取装置。

請求項5

請求項4に記載の画像読取装置において、前記第1受光領域及び前記第2受光領域の各々に結像された光学像の各々に基づく、前記光電変換部による電気信号に応じて、原稿に記録された画像に対応した画像データを生成する画像データ生成部を、更に備え、前記画像データ生成部は、前記第1受光領域及び前記第2受光領域の各々に結像された光学像の各々に対して処理を行う処理部として、前記縮小倍率の逆数となる拡大倍率で拡大する拡大処理部と、前記倒立像を反転して正立像とする反転処理部と、前記拡大処理部及び前記反転処理部による処理後の各像を結合する結合処理部と、を含む、画像読取装置。

技術分野

0001

本発明は、原稿からの反射光に基づいて画像読取りを行う画像読取装置に関する。

背景技術

0002

従来、コンタクトガラスからの反射光に基づいて画像読取りを行う画像読取装置を備えた複写機ファクシミリスキャナーMFP等の画像形成装置が知られている。この種の画像読取装置は、一般的に、縮小光学系タイプの画像読取装置と、等倍光学系タイプの画像読取装置とに大別される。

0003

縮小光学系タイプの画像読取装置は、通常、複数のミラーと1つの光学レンズとを備え、コンタクトガラスからの反射光をミラーにて光学レンズに導き、光電変換部として機能するイメージセンサー縮小光学像結像させて画像読取りを行う。縮小光学系タイプの画像読取装置に用いられるイメージセンサーの主走査方向における長さは、コンタクトガラスの主走査方向における画像読取領域の長さの1/5〜1/9程度である。

0004

一方、等倍光学系タイプの画像読取装置は、通常、複数のロッドレンズアレイ状に配列されたロッドレンズアレイを備え、コンタクトガラスからの反射光を該コンタクトガラスに近接したロッドレンズアレイにてイメージセンサーに等倍光学像を結像させて画像読取りを行う(特許文献1参照)。等倍光学系タイプの画像読取装置に用いられるイメージセンサーでは、原稿とイメージセンサーとの距離が変動すると、各ロッドレンズの像倍率差異が生じ、読取り画像に像滲みによる画像ボケが発生するという不具合が生じやすい。また、結像光学系としてレンズを用いた場合、ロッドレンズアレイの主走査方向における長さは、コンタクトガラスの主走査方向における画像読取領域の長さと同程度である。

0005

等倍光学系タイプの画像読取装置は、画像読み取り位置における原稿からイメージセンサーまでの距離で表される共役長TCが10〜20mm程度と短く、共役長TCが200〜500mm程度の縮小光学系タイプの画像読取装置と比較すると、装置の小型化が可能である。反面、等倍光学系タイプの画像読取装置は、結像光学系としてロッドレンズアレイを用いるため、画像読み取り位置において原稿がコンタクトガラスから浮いた部分などの原稿位置ずれ部分が存在すると、ロッドレンズアレイを用いる波長の光は、屈折率の違いから異なる距離で焦点を結ぶので、色が滲んだり、中央部と周辺部で倍率が異なって結像し、色収差が発生する。このような色収差の発生を抑止するためには、色収差補正のための複数のレンズが必要となり、光学系を構成する部品部品点数が多くなってしまう。

0006

上記の問題を解決する画像読取装置として、複数の反射ミラーがアレイ状に配列された反射ミラーアレイを結像光学系に用いた画像読取装置が提案されている(特許文献2参照)。特許文献2に開示される画像読取装置は、コンタクトガラスからの反射光を反射ミラーアレイにてイメージセンサーに縮小倒立像を結像させて画像読取りを行う。

先行技術

0007

特開2003−121608号公報
米国特許出願公開第2010/0002273号明細書

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、特許文献2に開示される画像読取装置では、反射ミラーアレイを構成する各反射ミラーにて反射された光を受光する、結像光学像の縮小倍率に対応したセルサイズの複数の光電変換素子ベース基板上に離散的に配置された、特殊なイメージセンサーを用いる必要がある。画像読取装置において特殊なイメージセンサーを用いることは、複数の受光領域が連続的に設けられてなる汎用性の高いラインイメージセンサーを用いる場合と比較して、コストを上昇させることになる。加えて、上記の特殊なイメージセンサーとした場合、光電変換素子が離散的に配置されているので、各反射ミラーにて反射された光に対する受光面積が小さなものとなる。そのため、画像読取装置における画像読取速度を高水準に維持するためには、コンタクトガラスに対して高照度で光を照射可能な光源を用いる必要があり、省エネルギー化を図る装置構成とすることが困難となる。

0009

本発明の目的は、反射光に基づいて画像読取りを行う画像読取装置において、結像光学系における色収差の発生が抑止され、且つ、光学像が結像されるイメージセンサーとして汎用性の高いラインイメージセンサーを備えて、省エネルギー化を図ることが可能な画像読取装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

本発明の一の局面に係る画像読取装置は、所定の画像読取領域における原稿からの反射光に基づいて画像読取りを行う画像読取装置であって、前記画像読取領域における原稿に光を照射する光照射部と、前記光照射部によって光が照射された原稿からの反射光を結像させる光学系と、前記光学系によって結像された光学像を電気信号に変換する光電変換部と、を備える。前記光学系は、原稿からの反射光を前記光電変換部へ反射し、前記光電変換部に結像させる反射ミラー部であって、主走査方向に連続して設けられる第1反射領域及び第2反射領域を有する反射ミラー部と、前記反射ミラー部から前記光電変換部への結像光路上に配置される絞り部であって、遮光性を有する遮光部と、前記遮光部を貫通して形成される、前記第1反射領域及び前記第2反射領域の各々によって反射された光を通過させる第1光通過孔及び第2光通過孔と、を有する絞り部と、を含む。前記光電変換部は、前記第1光通過孔及び前記第2光通過孔の各々を通過した光を受光する第1受光領域及び第2受光領域が前記主走査方向に沿って連続した受光面を有し、前記第1受光領域及び前記第2受光領域の各々が受光した光に基づく光学像の各々を電気信号に変換するラインイメージセンサーであり、前記受光面の前記主走査方向に沿った長さが、前記画像読取領域の前記主走査方向に沿った長さ以上に設定されている。

0011

この画像読取装置によれば、画像読取領域における原稿からの反射光に基づいて画像読取りを行う。画像読取領域における原稿からの反射光を光電変換部に結像させる光学系は、反射ミラー部と、該反射ミラー部から光電変換部への結像光路上に配置される絞り部とを含む。画像読取領域における原稿からの反射光を、反射ミラー部における第1反射領域及び第2反射領域の各々によって光電変換部へ反射させる構成であるので、従来技術のレンズを用いた結像光学系のような色収差が発生することを抑止することができる。

0012

また、光電変換部は、反射ミラー部の第1反射領域及び第2反射領域の各々によって反射された光を受光するための第1受光領域及び第2受光領域が、主走査方向に沿って連続した受光面を有する。そして、光電変換部において、受光面の前記主走査方向に沿った長さは、画像読取領域の前記主走査方向に沿った長さ以上に設定されている。すなわち、光電変換部は、光電変換素子がベース基板上に離散的に配置された、従来技術の画像読取装置において用いられる特殊なイメージセンサーではなく、汎用性の高いラインイメージセンサーである。光電変換部において、受光面を構成する第1受光領域及び第2受光領域が連続的に配置されているので、光電変換素子が離散的に配置された従来技術の特殊なイメージセンサーと比較して、反射ミラー部における第1反射領域及び第2反射領域の各々によって反射された光に対する受光面積が大きなものとなる。そのため、原稿載置面に対して高照度で光を照射可能な光照射部とする必要がなく、省エネルギー化を図ることが可能な画像読取装置とすることができる。

0013

さらにまた、反射ミラー部から光電変換部への結像光路上には絞り部が配置されているので、反射ミラー部の第1反射領域及び第2反射領域の各々によって反射された光を、絞り部の第1光通過孔及び第2光通過孔の各々を通過させて、光電変換部における受光面の第1受光領域及び第2受光領域の各々に導くことができる。そのため、光学系によって光学像が結像される光電変換部として、第1受光領域及び第2受光領域が連続的に配置された受光面を有する、汎用性の高いラインイメージセンサーを用いても、反射ミラー部の第1反射領域及び第2反射領域の各々によって反射された光を、第1受光領域及び第2受光領域の各々において結像させることができる。

0014

上記の画像読取装置において、前記反射ミラー部は、原稿からの反射光を倒立結像させるテレセントリック光学系であることが望ましい。

0015

この画像読取装置によれば、反射ミラー部がテレセントリック光学系であるので、反射ミラー部の第1反射領域及び第2反射領域の各々によって反射され、絞り部の第1光通過孔及び第2光通過孔の各々の中心を通過する光である主光線が、光軸と平行(すなわち、光電変換部の受光面に対して垂直)となる。そのため、画像読取領域において原稿の浮いた部分などの原稿位置ずれ部分が存在する場合であっても、光電変換部の受光面における第1受光領域及び第2受光領域の各々にて結像される光学像の結像倍率に差異が生じにくい。その結果、読取り画像に像滲みによる画像ボケが発生することを抑止することができ、被写界深度の深い画像読取装置とすることができる。

0016

上記の画像読取装置において、前記反射ミラー部における前記第1反射領域及び前記第2反射領域の各々は、所定の縮小倍率で縮小された倒立像からなる光学像を、前記受光面における前記第1受光領域及び前記第2受光領域の各々に結像させるように構成され、前記受光面において、前記第1受光領域と前記第2受光領域との境界部分に、遮光性を有する遮光壁が設けられていることが望ましい。

0017

この画像読取装置によれば、光電変換部の受光面において、第1受光領域と第2受光領域との境界部分に遮光壁が設けられているので、反射ミラー部の第1反射領域にて反射されて絞り部の第1光通過孔を通過した光の一部が第2受光領域に入射することを抑止し、反射ミラー部の第2反射領域にて反射されて絞り部の第2光通過孔を通過した光の一部が第1受光領域に入射することを抑止することができる。そのため、読取り画像においてゴースト像が形成されることを抑止することができる。

0018

上記の画像読取装置において、前記反射ミラー部と前記絞り部とは、一体的に形成されていることが望ましい。

0019

この画像読取装置によれば、反射ミラー部と絞り部とが一体的に形成された構成とすることによって、光電変換部に光学像を結像させる光学系において、反射ミラー部と絞り部との位置関係を高精度に保つことができるとともに、画像読取装置の使用状況に応じて温度変化が生じた場合に、反射ミラー部と絞り部との間で、熱膨張又は熱収縮の差異が生じることを抑止することができる。そのため、反射ミラー部と絞り部とによって構成される光学系において、光電変換部に対する結像性能劣化を抑止することができる。

0020

上記の画像読取装置において、前記第1受光領域及び前記第2受光領域の各々に結像された光学像の各々に基づく、前記光電変換部による電気信号に応じて、原稿に記録された画像に対応した画像データを生成する画像データ生成部を、更に備える。前記画像データ生成部は、前記第1受光領域及び前記第2受光領域の各々に結像された光学像の各々に対して処理を行う処理部として、前記縮小倍率の逆数となる拡大倍率で拡大する拡大処理部と、前記倒立像を反転して正立像とする反転処理部と、前記拡大処理部及び前記反転処理部による処理後の各像を結合する結合処理部と、を含むことが望ましい。

0021

この画像読取装置によれば、画像データ生成部において、光電変換部の第1受光領域及び第2受光領域の各々にて結像された光学像の各々について、拡大処理部が縮小倍率の逆数となる拡大倍率で拡大し、反転処理部が倒立像を反転して正立像とし、結合処理部が拡大及び反転処理後の各像を結合する。このような画像データ生成部における各処理によって、原稿に記録された画像に対応した画像データを生成することができる。

発明の効果

0022

本発明によれば、原稿からの反射光に基づいて画像読取りを行う画像読取装置において、結像光学系における色収差の発生が抑止され、且つ、光学像が結像されるイメージセンサーとして汎用性の高いイメージセンサーを備えて、省エネルギー化を図ることが可能な画像読取装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0023

本発明の第1実施形態に係る画像読取装置の概略構成を示す断面図である。
図1に示す画像読取装置における光学構造体及び光電変換部の構成を示す斜視図である。
図2に示す光学構造体の光電変換部に対向する側から見た斜視図である。
図1に示す画像読取装置における結像光路を示す光路図である。
本発明の第2実施形態に係る画像読取装置の概略構成を示す断面図である。
図5に示す画像読取装置における光学構造体及び光電変換部の構成を示す斜視図である。
図6に示す光学構造体の光電変換部に対向する側から見た斜視図である。
図5に示す画像読取装置における結像光路を示す光路図である。
光学構造体における反射ミラーアレイによって反射された結像光とフレア光との関係を説明するための模式図である。
光学構造体におけるフレア光規制絞り部の基準位置からのズレ量と基準結像光量に対する光量割合との関係を示すグラフである。

実施例

0024

以下、本発明の一実施形態に係る画像読取装置について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像読取装置1の概略構成を示す断面図である。本実施形態に係る画像読取装置1は、所定の画像読取領域における原稿からの反射光に基づいて画像読取りを行う装置である。図1に示す例において、画像読取装置1は、コンタクトガラス7の原稿載置面71における画像読取領域に載置された原稿8からの反射光に基づいて、画像読取りを行う。なお、コンタクトガラス7は、矩形板状に形成され、枠状のコンタクトガラス支持部72によって支持される。コンタクトガラス支持部72によってコンタクトガラス7が支持された状態において、コンタクトガラス支持部72の内側領域が、コンタクトガラス7の原稿載置面71における画像読取領域となる。画像読取装置1は、例えば、複写機や複合機、ファクシミリ、スキャナー、MFP等の画像形成装置において、画像読取機構を実行する装置として搭載される。

0025

画像読取装置1は、キャリッジ2と、光照射部3と、光学系4と、光電変換部5と、画像データ生成部6と、を備える。

0026

キャリッジ2は、例えば合成樹脂で構成された成形品である。キャリッジ2は、コンタクトガラス7の原稿載置面71に対向して配置され、原稿載置面71に沿った所定の第1方向(例えば、副走査方向であり、コンタクトガラス7の長辺に沿った方向)に移動可能である。キャリッジ2は、ステッピングモーター等の駆動装置を用いた移動機構によって前記第1方向へ移動可能に構成されている。キャリッジ2は、キャリッジ本体21と蓋体22とを含む。キャリッジ本体21は、上方側が開口して内部空間を有し、原稿載置面71に平行且つ前記第1方向に垂直な第2方向(主走査方向)に長い直方体形状に形成されている。このキャリッジ本体21は、光照射部3、光学系4及び光電変換部5を収容する。

0027

キャリッジ2において、蓋体22は、キャリッジ本体21の上方側の開口を塞ぐように、その開口の周縁端部に取り付けられている。蓋体22には、その長手方向(前記第2方向と同一方向)に延びる細幅の第1スリット221及び第2スリット222が形成されている。第1スリット221は、後述の光照射部3から出射された光をキャリッジ2の外部へ導くための貫通口である。第2スリット222は、コンタクトガラス7の原稿載置面71における画像読取領域に載置された原稿8からの反射光をキャリッジ2の内部に受け入れて後述の光学系4における第1平面ミラー42に導く貫通口である。

0028

光照射部3は、キャリッジ2のキャリッジ本体21内に配置される。この光照射部3は、コンタクトガラス7の原稿載置面71における画像読取領域に載置された原稿8に、第1スリット221を介して光を照射する。光照射部3は、例えば、前記第2方向に沿って配列された複数の発光ダイオードLED:Light Emitting Diode)を含んで構成される。

0029

光学系4は、キャリッジ2のキャリッジ本体21内に配置される。この光学系4は、光照射部3によって光が照射された原稿載置面71の画像読取領域に載置された原稿8からの反射光を、後述の光電変換部5に結像させる。本実施形態では、光学系4は、光学構造体41と、第1平面ミラー42と、第2平面ミラー43とを含む。光学系4において、光学構造体41は、反射ミラー部の一例である反射ミラーアレイ411と、絞り部の一例である光束規制絞り部412とを含む。

0030

第1平面ミラー42は、前記第2方向に沿って延びる平面状に形成された反射ミラーであり、第2スリット222を通過して入射される、原稿載置面71の画像読取領域に載置された原稿8からの反射光を反射して、反射ミラーアレイ411に導く。第2平面ミラー43は、前記第2方向に沿って延びる平面状に形成された反射ミラーであり、反射ミラーアレイ411によって反射された光を反射して、光束規制絞り部412に導く。

0031

本実施形態では、光学構造体41において反射ミラーアレイ411と光束規制絞り部412とは、合成樹脂によって一体的に形成されている。反射ミラーアレイ411と光束規制絞り部412とが一体的に形成された光学構造体41とすることによって、光電変換部5に光学像を結像させる光学系4において、反射ミラーアレイ411と光束規制絞り部412との位置関係を高精度に保つことができるとともに、画像読取装置1の使用状況に応じて温度変化が生じた場合に、反射ミラーアレイ411と光束規制絞り部412との間で、熱膨張又は熱収縮の差異が生じることを抑止することができる。そのため、反射ミラーアレイ411と光束規制絞り部412とを含む光学構造体41を備える光学系4において、光電変換部5に対する結像性能の劣化を抑止することができる。

0032

本実施形態の画像読取装置1における、光学構造体41及び光電変換部5の構成について、図2乃至図4を参照して詳細に説明する。図2は、図1に示す画像読取装置1における光学構造体41及び光電変換部5の構成を示す斜視図である。図3は、図2に示す光学構造体41の光電変換部5に対向する側から見た斜視図である。図4は、図1に示す画像読取装置1における結像光路を示す光路図である。なお、光学構造体41において反射ミラーアレイ411は光を反射するものであるが、図4に示す光路図では、反射ミラーアレイ411が光を透過するものとして示されている。

0033

光学構造体41において、反射ミラーアレイ411は、第1平面ミラー42によって導かれた、原稿載置面71の画像読取領域に載置された原稿8からの反射光を、第2平面ミラー43を介して光電変換部5へ反射し、光電変換部5に結像させる。反射ミラーアレイ411は、図2に示すように、前記第2方向にアレイ状に連続して設けられる曲面状の複数の反射領域を有する。反射ミラーアレイ411は、反射領域として、少なくとも第1反射領域411a及び第2反射領域411bを有する構成であればよく、反射領域の数は限定されるものではない。図2に示す例では、反射ミラーアレイ411は、第1反射領域411a、第2反射領域411b、第3反射領域411c、第4反射領域411d、第5反射領域411e及び第6反射領域411fの6つの反射領域が、前記第2方向にアレイ状に連続して設けられてなる。

0034

光学構造体41において、光束規制絞り部412は、反射ミラーアレイ411から光電変換部5への結像光路上に配置される。光束規制絞り部412は、反射ミラーアレイ411の上面に、反射ミラーアレイ411と一体的に形成されている。光束規制絞り部412は、前記第2方向に沿って延びて形成される遮光性を有する光束規制遮光部412Aと、該光束規制遮光部412Aを貫通して形成される複数の光通過孔とを有する。光束規制絞り部412は、光通過孔として、少なくとも第1光束規制通過孔412a(第1光通過孔)及び第2光束規制通過孔412b(第2光通過孔)を有する構成であればよく、光通過孔の数は限定されるものではない。図2に示す例では、光束規制絞り部412は、反射ミラーアレイ411の反射領域と同一の数の6つの光通過孔として、第1光束規制通過孔412a、第2光束規制通過孔412b、第3光束規制通過孔412c、第4光束規制通過孔412d、第5光束規制通過孔412e及び第6光束規制通過孔412fが、光束規制遮光部412Aを貫通して、前記第2方向に沿って配列されてなる。なお、光束規制絞り部412において、第1光束規制通過孔412a、第2光束規制通過孔412b、第3光束規制通過孔412c、第4光束規制通過孔412d、第5光束規制通過孔412e及び第6光束規制通過孔412fは、それぞれ、平面視の形状が円形状である。

0035

光束規制絞り部412は、反射ミラーアレイ411により反射され、且つ第2平面ミラー43により導かれた光の一部を光束規制遮光部412Aによって遮光して、光束を規制する。そして、光束規制絞り部412において、第1光束規制通過孔412a、第2光束規制通過孔412b、第3光束規制通過孔412c、第4光束規制通過孔412d、第5光束規制通過孔412e及び第6光束規制通過孔412fは、それぞれ、反射ミラーアレイ411における第1反射領域411a、第2反射領域411b、第3反射領域411c、第4反射領域411d、第5反射領域411e及び第6反射領域411fの各々によって反射された光を通過させる。第1光束規制通過孔412a、第2光束規制通過孔412b、第3光束規制通過孔412c、第4光束規制通過孔412d、第5光束規制通過孔412e及び第6光束規制通過孔412fの各々を通過した光は、光電変換部5に結像される。

0036

光電変換部5は、キャリッジ2のキャリッジ本体21内に配置される。この光電変換部5は、光学系4によって結像された光学像を電気信号に変換する。光電変換部5は、前記第2方向に沿って延びるラインイメージセンサーである。光電変換部5は、第1光束規制通過孔412a、第2光束規制通過孔412b、第3光束規制通過孔412c、第4光束規制通過孔412d、第5光束規制通過孔412e及び第6光束規制通過孔412fの各々を通過した光を受光する第1受光領域51a、第2受光領域51b、第3受光領域51c、第4受光領域51d、第5受光領域51e及び第6受光領域51fが前記第2方向に沿って連続した受光面51を有する。光電変換部5は、第1受光領域51a、第2受光領域51b、第3受光領域51c、第4受光領域51d、第5受光領域51e及び第6受光領域51fの各々が受光した光に基づく光学像の各々を、電気信号に変換する。本実施形態の光電変換部5においては、受光面51の前記第2方向に沿った長さが、コンタクトガラス7の原稿載置面71における画像読取領域の前記第2方向に沿った長さ以上に設定されている。

0037

光電変換部5は、第1受光領域51a、第2受光領域51b、第3受光領域51c、第4受光領域51d、第5受光領域51e及び第6受光領域51fの各々を構成する受光素子が、前記第2方向に沿って連続的に配列されてなる。受光素子としては、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーやCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーが用いられる。なお、本実施形態の画像読取装置1において、コンタクトガラス7の原稿載置面71から光電変換部5までの距離で表される共役長TCは、10〜20mm程度である。

0038

以上のように構成される画像読取装置1では、コンタクトガラス7の原稿載置面71に原稿8が載置された状態で、原稿8に対してキャリッジ2が駆動装置によって第1方向へ移動される。そして、キャリッジ2の移動中に光照射部3からコンタクトガラス7の原稿載置面71における画像読取領域に照射される光が、前記第1方向に走査される。光照射部3によって光が照射された原稿載置面71の画像読取領域に載置された原稿8からの反射光は、第1平面ミラー42によって光学構造体41の反射ミラーアレイ411に向けて反射される。反射ミラーアレイ411に到達した光は、第1乃至第6反射領域411a〜411fによって第2平面ミラー43に向けて反射される。第2平面ミラー43に到達した光は、光学構造体41の光束規制絞り部412に向けて反射される。光束規制絞り部412に到達した光のうち、第1乃至第6光束規制通過孔412a〜412fの各々を通過した光は、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fによって受光される。光電変換部5は、第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々が受光した光に基づく光学像の各々を電気信号に変換し、これにより原稿8の画像が読み取られる。

0039

本実施形態の画像読取装置1によれば、コンタクトガラス7の原稿載置面71における画像読取領域に載置された原稿8からの反射光を光電変換部5に結像させる光学系4は、反射ミラーアレイ411と光束規制絞り部412とを含む光学構造体41を備える。原稿載置面71における画像読取領域に載置された原稿8からの反射光を、反射ミラーアレイ411における第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々によって光電変換部5へ反射させる構成であるので、従来技術のレンズを用いた結像光学系のような色収差が発生することを抑止することができる。

0040

また、光電変換部5は、反射ミラーアレイ411の第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々によって反射された光を受光するための第1乃至第6受光領域51a〜51fが、前記第2方向に沿って連続した受光面51を有する。そして、光電変換部5において、受光面51の前記第2方向に沿った長さは、原稿載置面71における画像読取領域の前記第2方向に沿った長さ以上に設定されている。すなわち、光電変換部5は、光電変換素子がベース基板上に離散的に配置された、従来技術の画像読取装置において用いられる特殊なイメージセンサーではなく、汎用性の高いラインイメージセンサーである。光電変換部5において、受光面51を構成する第1乃至第6受光領域51a〜51fが連続的に配置されているので、光電変換素子が離散的に配置された従来技術の特殊なイメージセンサーと比較して、反射ミラーアレイ411における第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々によって反射された光に対する受光面積が大きなものとなる。そのため、原稿載置面71に対して高照度で光を照射可能な光照射部3とする必要がなく、省エネルギー化を図ることが可能な画像読取装置1とすることができる。

0041

さらにまた、反射ミラーアレイ411から光電変換部5への結像光路上には光束規制絞り部412が配置されているので、反射ミラーアレイ411の第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々によって反射された光を、光束規制絞り部412の第1乃至第6光束規制通過孔412a〜412fの各々を通過させて、光電変換部5における受光面51の第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々に導くことができる。そのため、光学系4によって光学像が結像される光電変換部5として、第1乃至第6受光領域51a〜51fが連続的に配置された受光面51を有する、汎用性の高いラインイメージセンサーを用いても、反射ミラーアレイ411の第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々によって反射された光を、第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々において結像させることができる。

0042

また、本実施形態の画像読取装置1において、光学構造体41の反射ミラーアレイ411は、コンタクトガラス7の原稿載置面71における画像読取領域に載置された原稿8からの反射光を倒立結像させるテレセントリック光学系であることが望ましい。反射ミラーアレイ411がテレセントリック光学系であることによって、反射ミラーアレイ411の第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々によって反射され、光束規制絞り部412の第1乃至第6光束規制通過孔412a〜412fの各々の中心を通過する光である主光線が、光軸と平行(すなわち、光電変換部5の受光面51に対して垂直)となる。そのため、コンタクトガラス7の原稿載置面71において原稿8の浮いた部分などの原稿位置ずれ部分が存在する場合であっても、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々にて結像される光学像の結像倍率に差異が生じにくい。その結果、読取り画像に像滲みによる画像ボケが発生することを抑止することができ、被写界深度の深い画像読取装置1とすることができる。

0043

また、本実施形態の画像読取装置1において、光学構造体41の反射ミラーアレイ411における第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々は、所定の縮小倍率で縮小された倒立像からなる光学像を、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々に結像させるように構成されることが望ましい。そして、図2及び図4に示すように、光電変換部5の受光面51において、第1乃至第6受光領域51a〜51fの各受光領域の境界部分と、前記第2方向の両端部とに、遮光性を有する遮光壁が設けられていることが望ましい。具体的には、光電変換部5の受光面51において、前記第2方向の一端部に第1遮光壁52aが設けられ、第1受光領域51aと第2受光領域51bとの境界部分に第2遮光壁52bが設けられ、第2受光領域51bと第3受光領域51cとの境界部分に第3遮光壁52cが設けられ、第3受光領域51cと第4受光領域51dとの境界部分に第4遮光壁52dが設けられ、第4受光領域51dと第5受光領域51eとの境界部分に第5遮光壁52eが設けられ、第5受光領域51eと第6受光領域51fとの境界部分に第6遮光壁52fが設けられ、前記第2方向の一端部とは反対の他端部に第7遮光壁52gが設けられている。

0044

光電変換部5の受光面51において、第1乃至第7遮光壁52a〜52gが設けられていることによって、反射ミラーアレイ411の第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々にて反射されて光束規制絞り部412の第1乃至第6光束規制通過孔412a〜412fの各々を通過した光の一部が、光電変換部5の受光面51における、第1乃至第6光束規制通過孔412a〜412fの各々に対応した受光領域に隣接した受光領域に入射することを抑止することができる。そのため、読取り画像においてゴースト像が形成されることを抑止することができる。

0045

具体的には、第1遮光壁52aは、反射ミラーアレイ411の第1反射領域411aにて反射されて光束規制絞り部412の第1光束規制通過孔412aを通過した光の一部が、光電変換部5の受光面51における第1受光領域51aから外方に進行することを抑止する。第2遮光壁52bは、反射ミラーアレイ411の第1反射領域411aにて反射されて光束規制絞り部412の第1光束規制通過孔412aを通過した光の一部が、光電変換部5の受光面51における第1受光領域51aに隣接した第2受光領域51bに入射することを抑止する。第3遮光壁52cは、反射ミラーアレイ411の第2反射領域411bにて反射されて光束規制絞り部412の第2光束規制通過孔412bを通過した光の一部が、光電変換部5の受光面51における第2受光領域51bに隣接した第3受光領域51cに入射することを抑止する。第4遮光壁52dは、反射ミラーアレイ411の第3反射領域411cにて反射されて光束規制絞り部412の第3光束規制通過孔412cを通過した光の一部が、光電変換部5の受光面51における第3受光領域51cに隣接した第4受光領域51dに入射することを抑止する。第5遮光壁52eは、反射ミラーアレイ411の第4反射領域411dにて反射されて光束規制絞り部412の第4光束規制通過孔412dを通過した光の一部が、光電変換部5の受光面51における第4受光領域51dに隣接した第5受光領域51eに入射することを抑止する。第6遮光壁52fは、反射ミラーアレイ411の第5反射領域411eにて反射されて光束規制絞り部412の第5光束規制通過孔412eを通過した光の一部が、光電変換部5の受光面51における第5受光領域51eに隣接した第6受光領域51fに入射することを抑止する。第7遮光壁52gは、反射ミラーアレイ411の第6反射領域411fにて反射されて光束規制絞り部412の第6光束規制通過孔412fを通過した光の一部が、光電変換部5の受光面51における第6受光領域51fから外方に進行することを抑止する。

0046

また、本実施形態の画像読取装置1は、図1に示すように、画像データ生成部6を備える。画像データ生成部6は、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々に結像された光学像の各々に基づく、光電変換部5による電気信号に応じて、原稿8に記録された画像に対応した画像データを生成する。本実施形態において画像データ生成部6は、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々に結像された光学像の各々に対して処理を行う処理部として、拡大処理部と、反転処理部と、結合処理部とを含む。画像データ生成部6において、拡大処理部は、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々に結像される光学像に設定される前記縮小倍率の逆数となる拡大倍率で拡大する処理を行う。画像データ生成部6において、反転処理部は、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々に結像される光学像となる倒立像を反転して正立像とする処理を行う。画像データ生成部6において、結合処理部は、拡大処理部及び反転処理部による処理後の各像を結合し、原稿8に記録された画像に対応した画像データを生成する処理を行う。

0047

画像データ生成部6において、光電変換部5の第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々にて結像された光学像の各々について、拡大処理部が縮小倍率の逆数となる拡大倍率で拡大し、反転処理部が倒立像を反転して正立像とし、結合処理部が拡大及び反転処理後の各像を結合する。このような画像データ生成部6における各処理によって、原稿8に記録された画像に対応した画像データを生成することができる。

0048

図5は、本発明の第2実施形態に係る画像読取装置1の概略構成を示す断面図である。図6は、図5に示す画像読取装置1における光学構造体41及び光電変換部5の構成を示す斜視図である。図7は、図6に示す光学構造体41の光電変換部5に対向する側から見た斜視図である。図8は、図5に示す画像読取装置1における結像光路を示す光路図である。なお、光学構造体41において反射ミラーアレイ411は光を反射するものであるが、図8に示す光路図では、反射ミラーアレイ411が光を透過するものとして示されている。

0049

第2実施形態に係る画像読取装置1は、光学構造体41が上述の反射ミラーアレイ411及び光束規制絞り部412に加えて、フレア光規制絞り部413を含むこと以外は、上述の第1実施形態に係る画像読取装置1と同様に構成される。このように第2実施形態に係る画像読取装置1は、上述の第1実施形態に係る画像読取装置1と同様の部分を有する。従って、以下の説明および図において、対応する同様の部分については同一の参照符号を付すとともに、説明を省略する。

0050

本実施形態の画像読取装置1において、光学構造体41は、反射ミラーアレイ411と、光束規制絞り部412と、フレア光規制絞り部413とを含む。光学構造体41において、反射ミラーアレイ411は、第1平面ミラー42によって導かれた、原稿載置面71の画像読取領域に載置された原稿8からの反射光を、第2平面ミラー43を介して光電変換部5へ反射し、光電変換部5に結像させる。反射ミラーアレイ411は、図6に示すように、第1反射領域411a、第2反射領域411b、第3反射領域411c、第4反射領域411d、第5反射領域411e及び第6反射領域411fの6つの反射領域が、前記第2方向にアレイ状に連続して設けられてなる。

0051

原稿載置面71の画像読取領域に載置された原稿8からの反射光は様々な方向へ散乱するため、第1平面ミラー42によって反射されて反射ミラーアレイ411に到達した光は、第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々に対し、様々な角度で入射する。反射ミラーアレイ411の第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々に入射し、第1乃至第6反射領域411a〜411fの各々によって反射された光は、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々に結像される。ただし、反射ミラーアレイ411における一の反射領域と当該一の反射領域に隣接した反射領域との境界部分に特定の角度で入射し、その境界部分で反射された光が、光電変換部5の受光面51における当該一の反射領域に対応した受光領域に入射してしまう場合がある。このように、当該一の反射領域に隣接した反射領域との境界部分で生じた光(以下では、「フレア光」という)が、光電変換部5の受光面51における当該一の反射領域に対応した受光領域に入射すると、受光領域に結像される光学像に基づく読取り画像にフレア現象による画像ボケが発生する。そこで、本実施形態の光学構造体41は、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々にフレア光が入射することを規制するフレア光規制絞り部413を備える。

0052

光学構造体41において、フレア光規制絞り部413は、反射ミラーアレイ411から光電変換部5への結像光路上に配置される。そして、光束規制絞り部412は、前記結像光路上において、フレア光規制絞り部413と光電変換部5との間に配置される。

0053

フレア光規制絞り部413は、前記第2方向に沿って延びて形成される遮光性を有するフレア光規制遮光部413Aと、該フレア光規制遮光部413Aを貫通して形成される複数の光通過孔とを有する。フレア光規制絞り部413は、光通過孔として、少なくとも第1フレア光規制通過孔413a及び第2フレア光規制通過孔413bを有する構成であればよく、光通過孔の数は限定されるものではない。図6に示す例では、フレア光規制絞り部413は、反射ミラーアレイ411の反射領域と同一の数の6つの光通過孔として、第1フレア光規制通過孔413a、第2フレア光規制通過孔413b、第3フレア光規制通過孔413c、第4フレア光規制通過孔413d、第5フレア光規制通過孔413e及び第6フレア光規制通過孔413fが、フレア光規制遮光部413Aを貫通して、前記第2方向に沿って配列されてなる。

0054

図9は、光学構造体41における反射ミラーアレイ411によって反射された結像光とフレア光との関係を説明するための模式図である。フレア光規制絞り部413は、反射ミラーアレイ411により反射され、且つ第2平面ミラー43により導かれた光のうちのフレア光をフレア光規制遮光部413Aによって遮光し、フレア光の通過を規制する。そして、フレア光規制絞り部413において、第1フレア光規制通過孔413a、第2フレア光規制通過孔413b、第3フレア光規制通過孔413c、第4フレア光規制通過孔413d、第5フレア光規制通過孔413e及び第6フレア光規制通過孔413fは、それぞれ、反射ミラーアレイ411における第1反射領域411a、第2反射領域411b、第3反射領域411c、第4反射領域411d、第5反射領域411e及び第6反射領域411fの各々によって反射され、且つ第2平面ミラー43により導かれた光のうちのフレア光がカットされた結像光を通過させる。

0055

具体的には、図9(A)に示すように、第1フレア光規制通過孔413aは、反射ミラーアレイ411における第2反射領域411bの第1反射領域411aとの境界部分で生じたフレア光がフレア光規制遮光部413Aによって遮光された状態で、反射ミラーアレイ411における第1反射領域411aによって反射された結像光を通過させる。第2フレア光規制通過孔413bは、反射ミラーアレイ411における第1反射領域411a及び第3反射領域411cの第2反射領域411bとの境界部分で生じたフレア光がフレア光規制遮光部413Aによって遮光された状態で、反射ミラーアレイ411における第2反射領域411bによって反射された結像光を通過させる。第3フレア光規制通過孔413cは、反射ミラーアレイ411における第2反射領域411b及び第4反射領域411dの第3反射領域411cとの境界部分で生じたフレア光がフレア光規制遮光部413Aによって遮光された状態で、反射ミラーアレイ411における第3反射領域411cによって反射された結像光を通過させる。第4フレア光規制通過孔413dは、反射ミラーアレイ411における第3反射領域411c及び第5反射領域411eの第4反射領域411dとの境界部分で生じたフレア光がフレア光規制遮光部413Aによって遮光された状態で、反射ミラーアレイ411における第4反射領域411dによって反射された結像光を通過させる。第5フレア光規制通過孔413eは、反射ミラーアレイ411における第4反射領域411d及び第6反射領域411fの第5反射領域411eとの境界部分で生じたフレア光がフレア光規制遮光部413Aによって遮光された状態で、反射ミラーアレイ411における第5反射領域411eによって反射された結像光を通過させる。第6フレア光規制通過孔413fは、反射ミラーアレイ411における第5反射領域411eの第6反射領域411fとの境界部分で生じたフレア光がフレア光規制遮光部413Aによって遮光された状態で、反射ミラーアレイ411における第6反射領域411fによって反射された結像光を通過させる。

0056

フレア光規制絞り部413における第1乃至第6フレア光規制通過孔413a〜413fの各々を通過した光は、光束規制絞り部412に導かれる。光束規制絞り部412は、フレア光規制絞り部413における第1乃至第6フレア光規制通過孔413a〜413fの各々を通過した光の一部を光束規制遮光部412Aによって遮光して、光束を規制する。そして、光束規制絞り部412において、第1光束規制通過孔412a、第2光束規制通過孔412b、第3光束規制通過孔412c、第4光束規制通過孔412d、第5光束規制通過孔412e及び第6光束規制通過孔412fは、それぞれ、フレア光規制絞り部413における第1乃至第6フレア光規制通過孔413a〜413fの各々を通過した光を通過させる。第1光束規制通過孔412a、第2光束規制通過孔412b、第3光束規制通過孔412c、第4光束規制通過孔412d、第5光束規制通過孔412e及び第6光束規制通過孔412fの各々を通過した光は、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々に結像される。なお、光束規制絞り部412において、第1光束規制通過孔412a、第2光束規制通過孔412b、第3光束規制通過孔412c、第4光束規制通過孔412d、第5光束規制通過孔412e及び第6光束規制通過孔412fは、それぞれ、平面視の形状が円形状である。

0057

以上のように構成される第2実施形態に係る画像読取装置1によれば、反射ミラーアレイ411から光電変換部5への結像光路上にフレア光規制絞り部413が配置されているので、反射ミラーアレイ411における一の反射領域と、当該一の反射領域に隣接した反射領域との境界部分で生じたフレア光をフレア光規制遮光部413Aによって遮光することができる。そのため、当該一の反射領域に隣接した反射領域との境界部分で生じたフレア光が、光電変換部5の受光面51における当該一の反射領域に対応した受光領域に入射することを規制することができる。その結果、光電変換部5の受光面51における第1乃至第6受光領域51a〜51fの各々に結像される光学像に基づく読取り画像にフレア現象による画像ボケが発生することを抑止することができる。

0058

光束規制絞り部412における第1乃至第6光束規制通過孔412a〜412fの各々の平面視の形状が円形状であるので、第1乃至第6光束規制通過孔412a〜412fの各々を通過した結像光のスポット形状は円形状となる。ただし、反射ミラーアレイ411における一の反射領域と当該一の反射領域に隣接した反射領域との境界部分に対応した結像光のスポット形状は、図9(B)に示すように、半円形状となる。反射ミラーアレイ411における一の反射領域と当該一の反射領域に隣接した反射領域との境界部分において、フレア光は、結像光における半円形状の弦に接する形で発生する。そのため、フレア光規制絞り部413における第1乃至第6フレア光規制通過孔413a〜413fの各々の平面視の形状を円形状に設定すると、フレア光の一部を通過させてしまうか、あるいは結像光の一部を遮光してしまう。そこで、フレア光規制絞り部413における第1乃至第6フレア光規制通過孔413a〜413fの各々の平面視の形状は、図6に示すように、長方形状であることが望ましい。これによって、反射ミラーアレイ411における一の反射領域と当該一の反射領域に隣接した反射領域との境界部分で生じたフレア光のみが遮光された状態で、結像光を通過させることができる。

0059

また、上述の如く、反射ミラーアレイ411における一の反射領域と当該一の反射領域に隣接した反射領域との境界部分において、フレア光は、結像光における半円形状の弦に接する形で発生するので、結像光は遮光せずにフレア光のみを遮光するためには、反射ミラーアレイ411から光電変換部5への結像光路上におけるフレア光規制絞り部413の配置位置を高精度に設定する必要がある。図10は、光学構造体41におけるフレア光規制絞り部413の基準位置からのズレ量と基準結像光量に対する光量割合との関係を示すグラフである。

0060

図10のグラフから明らかなように、フレア光規制絞り部413が、基準位置(グラフの横軸におけるズレ量が「0」の位置)から「+0.1mm」移動した位置(グラフの横軸におけるズレ量が「+0.1」の位置)に配置されると、結像光の一部が遮光され、結像光の光量が20%程度低下してしまう。また、フレア光規制絞り部413が、基準位置から「−0.1mm」移動した位置(グラフの横軸におけるズレ量が「−0.1」の位置)に配置されると、フレア光の一部が通過してしまう。従って、結像光は遮光せずにフレア光のみを遮光するためには、フレア光規制絞り部413の配置位置を高精度に設定する必要がある。

0061

そこで、本実施形態では、光学構造体41においてフレア光規制絞り部413は、光束規制絞り部412と一体的に形成されていることが望ましい。更に、光学構造体41において、光束規制絞り部412及びフレア光規制絞り部413と反射ミラーアレイ411とは、一体的に形成されていることが望ましい。本実施形態では、光束規制絞り部412及びフレア光規制絞り部413は、図6及び図7に示すように、反射ミラーアレイ411の上面に、反射ミラーアレイ411と一体的に形成されている。反射ミラーアレイ411、光束規制絞り部412及びフレア光規制絞り部413が一体的に形成された光学構造体41とすることによって、光電変換部5に光学像を結像させる光学系4において、反射ミラーアレイ411、光束規制絞り部412及びフレア光規制絞り部413の3者間の位置関係を高精度に保つことができるとともに、画像読取装置1の使用状況に応じて温度変化が生じた場合に、当該3者間で、熱膨張又は熱収縮の差異が生じることを抑止することができる。そのため、反射ミラーアレイ411、光束規制絞り部412及びフレア光規制絞り部413を含む光学構造体41を備える光学系4において、光電変換部5に対する結像性能の劣化を抑止することができる。

0062

以上、本発明の実施形態に係る画像読取装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を採ることができる。

0063

上記の実施形態においては、コンタクトガラス7の原稿載置面71における画像読取領域に載置された原稿8に対して、光照射部3、光学系4及び光電変換部5が収容されたキャリッジ2を第1方向(副走査方向)に移動させ、原稿8からの反射光に基づき画像読取りを行う画像読取装置1の構成について説明した。本発明は、このような構成に限定されるものではなく、例えば、原稿8を第1方向(副走査方向)に搬送し、画像読取領域(原稿読み取り位置)を通過する原稿8からの反射光に基づき、光照射部3、光学系4及び光電変換部5にて画像読取りを行う構成の画像読取装置(以下、「画像読取装置1A」と称する)であってもよい。

0064

このような構成の画像読取装置1Aは、上記のコンタクトガラス7を備えておらず、原稿8を第1方向に搬送する搬送機構を備える。そして、画像読取装置1Aは、第1方向に移動可能な上記のキャリッジ2の代わりに固定的に配置された収容ケースを備え、この収容ケース内に光照射部3、光学系4及び光電変換部5が配置されている。

0065

画像読取装置1Aでは、搬送機構により第1方向に搬送され、画像読取領域を通過する原稿8に対して、光照射部3により光が照射される。そして、光照射部3により光が照射された原稿8からの反射光を光学系4が光電変換部5に結像し、その結像された光学像を光電変換部5が電気信号に変換する。このようにして、原稿8の画像を読み取ることができる。

0066

1画像読取装置
2キャリッジ
3光照射部
4光学系
41光学構造体
411反射ミラーアレイ(反射ミラー部)
411a 第1反射領域
411b 第2反射領域
411c 第3反射領域
411d 第4反射領域
411e 第5反射領域
411f 第6反射領域
412 光束規制絞り部(絞り部)
412A 光束規制遮光部
412a 第1光束規制通過孔(第1光通過孔)
412b 第2光束規制通過孔(第2光通過孔)
412c 第3光束規制通過孔
412d 第4光束規制通過孔
412e 第5光束規制通過孔
412f 第6光束規制通過孔
413フレア光規制絞り部
413A フレア光規制遮光部
413a 第1フレア光規制通過孔
413b 第2フレア光規制通過孔
413c 第3フレア光規制通過孔
413d 第4フレア光規制通過孔
413e 第5フレア光規制通過孔
413f 第6フレア光規制通過孔
5光電変換部
51受光面
51a 第1受光領域
51b 第2受光領域
51c 第3受光領域
51d 第4受光領域
51e 第5受光領域
51f 第6受光領域
52a 第1遮光壁
52b 第2遮光壁
52c 第3遮光壁
52d 第4遮光壁
52e 第5遮光壁
52f 第6遮光壁
52g 第7遮光壁
6画像データ生成部
7コンタクトガラス
71原稿載置面

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