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技術 課題管理システム

出願人 GROUND株式会社
発明者 中島大造
出願日 2016年5月26日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-105114
公開日 2017年11月30日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-211857
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 倉庫作業 作業開始通知 担当変更 対処結果 変更確定 受付担当 大口取引 クローズ操作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月30日)のものです。
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図面 (20)

課題

チャット情報を用いたコミュニケーションに基づいて課題に関する情報を課題管理装置に容易に登録できると共に、課題関連情報対応付けられたチャット情報を迅速に参照できる課題管理システムを提供すること。

解決手段

課題管理システム(1)において、メッセンジャー処理エンジン(10)は、複数のユーザ端末(4、5、6)間で対話可能なチャットルームを課題の1つに対して1つ開設し、チャット情報に基づいて課題関連情報を生成し、課題管理エンジンに入力して課題管理DBへ登録させる。また、メッセンジャー処理エンジンは、課題関連情報に対応してチャット情報をジャーナルDBに登録する。ユーザ端末の端末制御部は、チャットルームの見出しを含む一覧画面を表示部に表示させ、且つ、入力部を介して行われた見出しに対するユーザ操作に基づいて、チャットルームに入力されたチャット情報を、表示部に表示させる。

概要

背景

例えば、物流現場では、商品欠品のような異常事象や、値札貼りのような作業依頼などのように、対処が必要な様々な課題が発生する。課題に対して、例えば、荷主サプライヤ及び倉庫業者担当者間で、課題を共有し、適切な担当者アサインし、迅速に対処する必要がある。

従来、課題の共有には、電話電子メール、FAX等の伝統的なコミュニケーション手段が用いられている。

電話での対話ログにとったり、電子メールをメールボックス蓄積しておいたり、FAXで送受信した文書を電子化し、蓄積することにより、コミュニケーションの履歴を保存、管理し、必要に応じて参照することが可能である。しかしながら、このようなコミュニケーションの履歴から、課題への対処の進捗状況の確認を迅速に行うことは困難である。

一方、ソフトウエア開発などのプロジェクトにおいて、WEB技術を利用した課題管理システムが利用されている。例えば、非特許文献1に記載されているRedmineのような課題管理システムでは、Webページや専用のアプリケーションを用いて、課題の登録、担当者のアサイン及び変更、進捗状況の確認などを行えるようになっている。

概要

チャット情報を用いたコミュニケーションに基づいて課題に関する情報を課題管理装置に容易に登録できると共に、課題関連情報対応付けられたチャット情報を迅速に参照できる課題管理システムを提供すること。課題管理システム(1)において、メッセンジャー処理エンジン(10)は、複数のユーザ端末(4、5、6)間で対話可能なチャットルームを課題の1つに対して1つ開設し、チャット情報に基づいて課題関連情報を生成し、課題管理エンジンに入力して課題管理DBへ登録させる。また、メッセンジャー処理エンジンは、課題関連情報に対応してチャット情報をジャーナルDBに登録する。ユーザ端末の端末制御部は、チャットルームの見出しを含む一覧画面を表示部に表示させ、且つ、入力部を介して行われた見出しに対するユーザ操作に基づいて、チャットルームに入力されたチャット情報を、表示部に表示させる。

目的

“Redmine公式ウエブサイト”,Jean−Philippe Lang,[平成28年5月18日検索],インターネット,<http://www.redmine.org/>






しかしながら、従来の課題管理システムを、物流の現場に応用しようとした場合、課題を提起しようとする者が、課題管理システムが提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数のノードと、前記複数のノードから入力されたチャット情報交換するメッセンジャー処理装置と、課題管理データベースを備えた課題管理装置と、を具備する課題管理システムにおいて、前記メッセンジャー処理装置が備えるメッセンジャー制御部は、前記複数のノードのうち少なくとも2つの間で対話可能なチャットルームを課題の1つに対して1つ開設し、前記チャットルームに入力された前記チャット情報の少なくとも1つに基づいて、少なくとも前記課題に関連する課題関連情報を生成し、前記課題管理装置に前記課題関連情報を入力して前記課題管理データベースへ登録させ、且つ、前記課題関連情報に対応して、前記チャット情報をチャット情報データベースに登録し、前記複数のノードは、少なくとも1つのユーザ端末を含み、前記ユーザ端末が備える端末制御部は、前記課題管理データベースに登録された前記課題に対応する前記チャットルームの見出しを少なくとも1つ含む一覧画面を、表示部に表示させ、且つ、入力部を介して行われた、前記一覧画面に含まれる前記見出しに対するユーザ操作に基づいて、前記見出しに対応する前記チャットルームに入力された前記チャット情報を、前記表示部に表示させることを特徴とする課題管理システム。

請求項2

前記課題関連情報の生成を、言語処理装置により行うことを特徴とする請求項1に記載の課題管理システム。

請求項3

前記ユーザ端末から送信された少なくとも1つの前記チャット情報を整形し、且つ、前記見出しに前記整形の結果を含めることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の課題管理システム。

請求項4

前記メッセンジャー処理装置において、前記メッセンジャー制御部は、前記ユーザ端末で前記見出しに対して行われた前記ユーザ操作に基づいて、前記見出しに対応する前記課題関連情報に含まれる進捗状況を、前記課題管理装置に変更させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の課題管理システム。

請求項5

前記メッセンジャー処理装置において、前記メッセンジャー制御部は、前記ユーザ端末で前記見出しに対して行われた前記ユーザ操作に基づいて、前記見出しに対応する前記課題関連情報に含まれる担当者に関する情報を、前記課題管理装置に変更させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の課題管理システム。

技術分野

0001

本発明は、課題管理システムに関する。

背景技術

0002

例えば、物流現場では、商品欠品のような異常事象や、値札貼りのような作業依頼などのように、対処が必要な様々な課題が発生する。課題に対して、例えば、荷主サプライヤ及び倉庫業者担当者間で、課題を共有し、適切な担当者アサインし、迅速に対処する必要がある。

0003

従来、課題の共有には、電話電子メール、FAX等の伝統的なコミュニケーション手段が用いられている。

0004

電話での対話ログにとったり、電子メールをメールボックス蓄積しておいたり、FAXで送受信した文書を電子化し、蓄積することにより、コミュニケーションの履歴を保存、管理し、必要に応じて参照することが可能である。しかしながら、このようなコミュニケーションの履歴から、課題への対処の進捗状況の確認を迅速に行うことは困難である。

0005

一方、ソフトウエア開発などのプロジェクトにおいて、WEB技術を利用した課題管理システムが利用されている。例えば、非特許文献1に記載されているRedmineのような課題管理システムでは、Webページや専用のアプリケーションを用いて、課題の登録、担当者のアサイン及び変更、進捗状況の確認などを行えるようになっている。

先行技術

0006

“Redmine公式ウエブサイト”,Jean−Philippe Lang,[平成28年5月18日検索],インターネット,<http://www.redmine.org/>

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、従来の課題管理システムを、物流の現場に応用しようとした場合、課題を提起しようとする者が、課題管理システムが提供するWebページにアクセスするか専用のアプリケーションを用いて、フォームなどに沿って、多数の入区項目に必要事項を入力し、課題に適切な件名を付け、課題の内容を整理して入力したり、また、適切な担当者をアサインしたりする必要があり、課題共有の手間が極めて煩雑になる。

0008

また、従来の課題管理システムを使用すれば、担当者間で課題を共有、管理することができるものの、課題に対処するために、結局は担当者間でコミュニケーションを行う必要があるが、コミュニケーションの内容を課題管理システムに反映するには、改めて、担当者が、課題管理システムが提供するWebページにアクセスするか専用のアプリケーションを用いて、入力を行う必要があり、かえって手間がかかってしまうという課題があった。

0009

このような課題は、物流に限らず、例えば、商談(特に電子商取引(EC))、コールセンタ及びセールスのような様々な商業活動において認められる。

0010

本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、チャット情報を用いたコミュニケーションに基づいて課題に関する情報を課題管理装置に容易に登録できると共に、課題関連情報対応付けられたチャット情報を迅速に参照できる課題管理システムを提供することを目的の1つとする。

課題を解決するための手段

0011

本発明の一態様の課題管理システムは、複数のノードと、前記複数のノードから入力されたチャット情報を交換するメッセンジャー処理装置と、課題管理データベースを備えた課題管理装置と、を具備する課題管理システムにおいて、前記メッセンジャー処理装置が備えるメッセンジャー制御部は、前記複数のノードのうち少なくとも2つの間で対話可能なチャットルームを課題の1つに対して1つ開設し、前記チャットルームに入力された前記チャット情報の少なくとも1つに基づいて、少なくとも前記課題に関連する課題関連情報を生成し、前記課題管理装置に前記課題関連情報を入力して前記課題管理データベースへ登録させ、且つ、前記課題関連情報に対応して、前記チャット情報をチャット情報データベースに登録し、前記複数のノードは、少なくとも1つのユーザ端末を含み、前記ユーザ端末が備える端末制御部は、前記課題管理データベースに登録された前記課題に対応する前記チャットルームの見出しを少なくとも1つ含む一覧画面を、表示部に表示させ、且つ、入力部を介して行われた、前記一覧画面に含まれる前記見出しに対するユーザ操作に基づいて、前記見出しに対応する前記チャットルームに入力された前記チャット情報を、前記表示部に表示させることを特徴とする。

0012

この構成によれば、メッセンジャー処理装置において、メッセンジャー制御部は、課題に対応付けられたチャットルームに入力されたチャット情報に基づいて課題関連情報を生成し、課題管理装置に入力して登録を行わせるので、チャットを用いたコミュニケーションに基づいて課題関連情報を課題関連情報データベースに容易に登録できる。また、課題関連情報に対応付けてチャットルームに入力されたチャット情報をチャット情報データベースに登録する。一方、ユーザ端末において、端末制御部は、一覧画面に含まれる見出しに対するユーザ操作に基づいて、見出しに対応するチャットルームに入力されたチャット情報を、表示部に表示させる。よって、チャットルームの一覧画面の見出しから課題関連情報に対応付けられたチャット情報を迅速に参照することができる。

0013

本発明の一態様の課題管理システムにおいて、前記課題関連情報の生成を、言語処理装置により行うことが好ましい。

0014

本発明の一態様の課題管理システムにおいて、前記ユーザ端末から送信された少なくとも1つの前記チャット情報を整形し、且つ、前記見出しに前記整形の結果を含めることが好ましい。

0015

本発明の一態様の課題管理システムにおいて、前記メッセンジャー処理装置において、前記メッセンジャー制御部は、前記ユーザ端末で前記見出しに対して行われた前記ユーザ操作に基づいて、前記見出しに対応する前記課題関連情報に含まれる進捗状況を、前記課題管理装置に変更させることが好ましい。

0016

本発明の一態様の課題管理システムにおいて、前記メッセンジャー処理装置において、前記メッセンジャー制御部は、前記ユーザ端末で前記見出しに対して行われた前記ユーザ操作に基づいて、前記見出しに対応する前記課題関連情報に含まれる担当者に関する情報を、前記課題管理装置に変更させることが好ましい。

発明の効果

0017

本発明によれば、チャット情報を用いたコミュニケーションに基づいて課題に関する情報を課題管理装置に容易に登録できると共に、課題関連情報に対応付けられたチャット情報を迅速に参照できる。

図面の簡単な説明

0018

本実施の形態の課題管理システムの模式図である。
図1に示す課題管理システムで用いられるサーバを示すハードウエアブロック図である。
本発明の実施の形態に係るユーザ端末を構成するコンピュータを示すハードウエアブロック図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおけるサーバの機能ブロック図である。
本実施の形態に係る課題管理システムで用いられる自然言語処理エンジンの機能ブロック図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおけるデータベースの構成及び相互関係を示す説明図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおけるユーザ端末を示す概略図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける基本的な処理の流れを示すシーケンス図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける基本的な処理の流れを示すシーケンス図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける基本的な処理の流れを示すシーケンス図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける担当者の自動アサインの各工程を示すフローチャートである。
本実施の形態に係る課題管理システムの第1の適用例を示す概略図である。
本実施の形態に係る課題管理システムの第1の適用例におけるコミュニ—ケーションを示す説明図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける問い合わせのステータス変更の処理を示すシーケンス図である。
本実施の形態に係る課題管理システムの第2の適用例を示す概略図である。
本実施の形態に係る課題管理システムの第2の適用例におけるコミュニ—ケーションを示す説明図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。
本実施の形態に係る課題管理システムにおける担当変更処理を示すシーケンス図である。

実施例

0019

以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
概要
本実施の形態に係る課題管理システムは、複数のノードと、複数のノードから入力されたチャット情報を交換するメッセンジャー処理装置と、課題管理データベースを備えた課題管理装置と、を具備する。

0020

本実施の形態に係る課題管理システムにおいて、管理の対象となる課題とは、対処を必要とする事象であり、問い合わせ、意見相談質問依頼苦情、提案などが含まれるが、特に限定されるものではない。

0021

また、ノードとは、コンピュータネットワークに接続される機器をいい、サーバ及び端末を含む。

0022

サーバは、コンピュータネットワークにおいて、他のコンピュータに対し、自身の持っている機能やサービス、データなどを提供するコンピュータである。サーバは、例えば、サーバ制御部、通信部及び記憶部を備えている。

0023

サーバ制御部は、サーバ全体の制御を実施する。例えば、サーバ制御部は、通信部が所定の信号を送信及び/又は受信するように制御してもよい。また、サーバ制御部は、各種データを記憶部に保存するように制御してもよい。サーバ制御部は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される中央制御部、コントローラ制御回路又は制御装置により構成することができる。

0024

本実施の形態において、ノードには、対話が可能な人工知能を用い、他のノードからのチャット情報に対して返事を行うサーバが含まれてもよい。このようなノードは、例えば、チャットボット又はエージェントと呼ばれる。人工知能は、サーバ制御部がプログラムを実行して実現することができる。

0025

一方、ユーザ端末は、ユーザからの操作を受け付け、且つ、情報を出力することが可能な端末をいう。ユーザ端末は、例えば、端末制御部、表示部、入力部及び通信部を備えているが、表示部又は入力部が外部に設けられていてもよい。

0026

端末制御部は、ユーザ端末全体の制御を実施する。例えば、制御部は、通信部が所定の信号を送信及び/又は受信するように制御してもよい。また、制御部は、表示部での表示などを制御してもよい。制御部は、各種データを記憶部に保存するように制御してもよい。制御部は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置により構成することができる。

0027

表示部は、ユーザ端末に備えられた、又は、接続可能な、情報を表示するデバイスであり、具体的には、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイであるが、特に限定されない。表示部が、タッチパネルディスプレイのように、入力部を兼ねていてもよい。表示部は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるディスプレイモニタなどの表示装置により構成することができる。

0028

入力部は、ユーザ端末に備えられた、又は、接続可能なユーザインターフェイスである。入力部は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるキーボードマウス、ボタンなどの入力装置や、入出力端子入出力回路などにより構成することができる。また、入力部は、表示部と一体となった構成(例えば、タッチパネルディスプレイ)としてもよい。

0029

メッセンジャー処理装置は、複数のノードから入力されたチャット情報を交換するサーバである。メッセンジャー処理装置を実現するサーバのサーバ制御部(以下、メッセンジャー制御部と呼ぶ)は、複数のノードのうち少なくとも2つの間で対話可能なチャットルームを課題の1つに対して1つ開設する。

0030

チャットルームとは、メッセンジャー処理装置が、少なくとも2つのノードに対して提供するチャット情報を交換するための仮想的な空間(場)である。メッセンジャー制御部は、プログラムを実行して、あるノードからチャットルームに対して入力されたチャット情報を、当該チャットルームに参加している他のノードに送信するように構成されている。メッセージ制御部は、複数のチャットルームを同時に開設してもよい。

0031

チャット情報は、コンピュータネットワーク上のデータ通信回線を利用したリアルタイムコミュニケーションで伝達される情報をいう。メッセージコメントなどとも呼ばれる。

0032

チャット情報は、テキスト音声及び画像(動画及び静止画を含む)を含むが、本実施の形態では、後述のように、チャット情報を整形するための文字列を得るため、テキスト、音声、音声を含む動画、及び、テキストを含む画像が好ましい。音声及び音声を含む動画の場合、音声認識技術を用いて音声から文字列を認識することができる。テキストを含む画像の場合、文字認識技術を用いて、画像から文字列を認識することができる。

0033

また、メッセンジャー制御部は、チャットルームに入力されたチャット情報の少なくとも1つに基づいて、少なくとも課題に関連する課題関連情報を生成し、課題管理装置に課題関連情報を入力して課題管理データベースへ登録させる。

0034

課題関連情報は、課題に関連する情報であり、少なくとも課題の内容を含む。課題関連情報は、課題の内容の他、例えば、識別子、件名、登録日時、進捗状況(ステータス)、担当者に関する情報(担当者IDなど)及び最終更新日時(日のみの場合も含む)を含むことができるが、特に限定されない。

0035

課題関連情報は、少なくとも1つのチャット情報に基づいて生成される。課題関連情報は、チャット情報を整形した結果(以下、整形結果ともいう)であってもよい。整形とは、文字列をわかりやすくなるように加工する処理をいう。本願明細書において、チャット情報の整形には、文字列の一部の語句を削除及び言い換えたり、又は、文字列の一部を抜粋したりする要約が含まれる。

0036

課題関連情報の生成には、例えば、言語処理装置を用いることができる。すなわち、少なくとも1つのチャット情報に含まれる文字列を、言語処理により整形して、その結果を課題関連情報とすることができる。

0037

言語処理の一例が自然言語処理である。自然言語処理とは、人間が日常的に使っている自然言語をコンピュータに処理させる一連の技術である。

0038

本実施の形態では、自然言語処理装置は、まず、少なくとも1つのチャット情報から得られた文字列を単語分割する。次いで、専門用語辞書及びストップワード辞書を利用して、キーワードを抽出する。さらに、抽出したキーワードを、類義語辞書を利用した類義語変換を施して整理する。その後、整理したキーワードにテンプレート教師データともいう)を適用して要約を生成する。

0039

専門用語辞書とは、本実施の形態に係る課題管理システムを適用する商業活動等で関係者に使用される専門用語が登録された辞書である。ストップワード辞書とは、要約に不要な文言が登録された辞書である。

0040

テンプレート(教師データ)は、本実施の形態に係る課題管理システムを適用する商業活動等で関係者に容易に理解されるように、内容及び形式を定義した情報である。例えば、物流の場合、件名として「作業依頼(荷札貼り)」、内容として、「作業依頼(荷札貼り)、商品[XXXXX]、数量[YYYYY]、[優先度]」(角括弧内は変数を示す)のようなテンプレートが使用される。

0041

自然言語処理装置は、例えば、サーバが、自然言語処理プログラムを実行して実現することができる。メッセンジャー処理装置及び課題管理装置とは別の装置であってもよいし、メッセンジャー処理装置又は課題管理装置のいずれかの一部であってもよいし、全てが一つの装置であってもよい。

0042

メッセンジャー制御部は、上述のように、生成された課題関連情報を、課題管理装置により、課題管理データベースに登録させる。

0043

課題管理装置は、課題に関する課題関連情報を管理する。課題管理装置は、例えば、サーバにより実現できる。課題管理装置は、メッセンジャー処理装置と別の装置であってもよいし、メッセンジャー処理装置の一部であってもよいし、全てが一つの装置であってもよい。

0044

さらに、メッセンジャー制御部は、課題関連情報に対応して、チャットルームに入力されたチャット情報をチャット情報データベースに登録する。

0045

チャット情報は、そのまま、及び/又は、整形されて、チャット情報データベースに登録される。チャット情報の整形は、上述の課題関連情報の生成で説明したのと同様に行うことができる。

0046

チャット情報データベースは、メッセンジャー処理装置が備えていてもよいし、課題管理装置が備えていてもよい。課題管理装置が備えている場合は、メッセンジャー処理装置のメッセンジャー制御部からの指示に従って、課題管理装置を実現するサーバのサーバ制御部が、チャット情報データベースにチャット情報又はその要約を登録する。

0047

一方、ユーザ端末が備える端末制御部は、課題管理データベースに登録された、課題に対応するチャットルームの見出しを少なくとも1つ含む一覧画面を、表示部に表示させ、且つ、入力部を介して行われた、一覧画面に含まれる見出しに対するユーザ操作に基づいて、見出しに対応するチャットルームに入力されたチャット情報を、表示部に表示させる。

0048

ここで、見出しは、例えば、課題の件名及び最終更新日時を含むが特に限定されない。

0049

一覧画面のレイアウトは、特に限定されない。例えば、複数の見出しがリスト状に配置されていてもよいし、タイル状に配置されていてもよい。

0050

本実施の形態に係る課題管理システムによれば、メッセンジャー処理装置において、メッセンジャー制御部が、課題に対応付けられたチャットルームに入力されたチャット情報に基づいて課題関連情報を生成し、課題管理装置に入力して登録を行わせるので、チャットを用いたコミュニケーションに基づいて課題関連情報を課題関連情報データベースに容易に登録できる。また、課題関連情報に対応付けてチャットルームに入力されたチャット情報をチャット情報データベースに登録する。一方、ユーザ端末において、端末制御部は、一覧画面に含まれる見出しに対するユーザ操作に基づいて、見出しに対応するチャットルームに入力されたチャット情報を、表示部に表示させる。よって、チャットルームの一覧画面の見出しから課題関連情報に対応付けられたチャット情報を迅速に参照できる。

0051

本実施の形態に係る課題管理システムにおいて、一覧画面の見出しには、少なくとも1つのチャット情報の整形結果を含めることが望ましい。整形結果は、上述のように、チャット情報データベースに登録されたものである。見出しが整形結果を含んでいるので、ユーザが見出しを見ただけでチャットルームに対応付けられた課題を簡単に把握できる。

0052

また、ユーザ端末の端末制御部は、表示部に表示された一覧画面に含まれる見出しに対し、ユーザが入力部を介して操作(以下、ユーザ操作という)を行うことができるように構成されていることが好ましい。

0053

そして、メッセンジャー処理装置において、メッセンジャー制御部は、ユーザ端末で見出しに対して行われたユーザ操作に基づいて、見出しに対応する課題関連情報に含まれる進捗状況を、課題管理装置に変更させることが好ましい。

0054

また、メッセンジャー制御部は、ユーザ端末で見出しに対して行われたユーザ操作に基づいて、見出しに対応する課題関連情報に含まれる担当者に関する情報を、課題管理装置に変更させることが好ましい。

0055

ここで、担当者とは、課題に対する対処を行う者をいい、例えば、1名が割り当て(アサイン)される。担当者に関する情報は、例えば、担当者の氏名及び識別子(ユーザID)であるが特に限定されない。

0056

このように、コミュニケーション手段としてのチャットルームを選択するための一覧画面でのユーザ操作により、課題管理装置に進捗状況の変更や担当者の変更を行わせることができるので、コミュニケーションから課題管理を行うまでの手間を大幅に削減できる。

0057

さらに、本実施の形態に係る課題管理システムにおいて、ユーザ端末で見出しに対して行われたユーザ操作に基づいて、見出しに対応するチャットルームに入力されたチャット情報を整形した整形結果を、表示部に表示させることが望ましい。例えば、課題を対処する担当者のユーザ端末において、チャットルームの見出しに対してユーザ操作が行われると、その見出しに対応するチャットルームの画面が表示部に表示される。チャットルームの画面には、課題を提起する者(以下、起票者という)のユーザ端末においてチャットルームに入力されたチャット情報を整形した整形結果が表示される。このため、担当者は、整形結果から課題の内容を迅速かつ確実に把握できるので、チャット情報そのものだけに基づいた課題の共有よりもミスコミュニケーション発生を抑制できる。

0058

<システム
以下、添付図面を参照して本実施の形態の課題管理システムについて説明する。図1は、本実施の形態の課題管理システムの模式図である。なお、図1に示す課題管理システムの模式図は、本発明を説明するために簡略化したものであり、課題管理システムが通常備える構成については備えているものとする。

0059

図1に示すように、本実施の形態に係る課題管理システム1は、サーバ2、ネットワーク3、ユーザ端末A4、ユーザ端末B5及びユーザ端末C6を含む。

0060

サーバ2、並びに、ユーザ端末A4、ユーザ端末B5及びユーザ端末C6は、ネットワーク3を介して相互に接続可能な装置である。

0061

サーバ2は、本発明のメッセンジャー処理装置の一例であり、課題管理装置及び言語処理装置と一体になっている。

0062

サーバ2は、メッセンジャー処理を実行するメッセンジャー処理エンジン10、課題管理を行う課題管理エンジン20、データベース30、及び、自然言語処理を行う自然言語処理エンジン40を備えている。

0063

ユーザ端末A4、B5、C6(以下、単にユーザ端末というときは、これらのすべてを指す)は、本発明のユーザ端末の一例である。ここでは、ユーザ端末は、ノート型パーソナルコンピュータ携帯電話スマートフォンタブレット型端末ウエラブル端末(スマートグラス等)などの携帯端末移動通信端末)であってもよいし、パーソナルコンピュータなどの固定通信端末であってもよい。

0064

ネットワーク3は、機器間を接続し情報の通信を可能とする。例えば、ネットワーク3は、インターネット、モバイルネットワーク、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などの様々なネットワークを含む。なお、ネットワーク3は、無線で構成されてもよいし、有線で構成されてもよいし、両者で構成されていてもよい。

0065

なお、当該システム構成は一例であり、これに限られない。例えば、サーバ2及びユーザ端末の数はこれに限られない。

0066

<サーバ>
図2は、図1に示す課題管理システムで用いられるサーバを示すハードウエアブロック図である。

0067

図2に示すように、サーバ2は、サーバ制御部101、ネットワークインターフェイス102、メモリ103及びストレージデバイス104を備えている。

0068

サーバ制御部101は、サーバ2の各部を制御するものである。具体的には、サーバ制御部101は、CPU等を備え、メモリ103を用いてオペレーティングシステム(OS)や各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。

0069

ネットワークインターフェイス102は、ネットワーク3を経由してデータ通信等を遂行する。ネットワークインターフェイス102は、例えば、移動体通信デバイス又はWiFi通信デバイスであるが、特に限定されない。

0070

メモリ103は、記憶部の一例であり、例えば、DRAM等により構成され、サーバ制御部101等によって処理されるデータ等を一時的に記憶するバッファメモリや、サーバ制御部101等のワーキングメモリとして機能する。

0071

ストレージデバイス104は、記憶部の一例であり、例えば、不揮発性メモリフラッシュメモリ)等により構成され、サーバ制御部101の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶している。

0072

サーバ2において、目的に応じてプログラムやデータを適宜用意することで、各種機能を実現することができる。

0073

<ユーザ端末>
図3は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末を構成するコンピュータを示すハードウエアブロック図である。図3に示すように、コンピュータ200は、端末制御部201、ネットワークインターフェイス202、メモリ203、ストレージデバイス204、タッチパネルディスプレイ205、及びカメラ206を備えている。

0074

端末制御部201は、本発明の端末制御部の一例であり、コンピュータ200の各部を制御するものである。具体的には、端末制御部201は、CPU等を備え、メモリ203を用いてオペレーティングシステム(OS)や各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。

0075

ネットワークインターフェイス202、メモリ203及びストレージデバイス204は、図2を参照して説明したサーバ2のネットワークインターフェイス102、メモリ103及びストレージデバイス104と同様であり、説明を省略する。

0076

タッチパネルディスプレイ205は、本発明の表示部及び入力部の一例であり、端末制御部201で生成された各種情報を表示すると共に、ユーザによる操作を受け付け、これらの操作に応じて所定の操作信号を端末制御部201に入力する。

0077

カメラ206は、静止画や動画像撮影するためのレンズ及び光学素子を含む。

0078

以上説明したコンピュータ200において、目的に応じてプログラムやデータを適宜用意することで、ユーザ端末を実現することができる。

0079

<メッセンジャー処理エンジン>
図4は、本実施の形態に係る課題管理システムにおけるサーバの機能ブロック図である。図4に示すように、サーバ2(図1参照)のサーバ制御部101(図2参照)で実現されるメッセンジャー処理エンジン10は、ログイン処理部301、プロジェクト情報提供部302、チャットルーム管理部303及びチャット情報送受信部304を備えている。

0080

また、サーバ制御部101で同様に実現される課題管理エンジン20は、データベース30に含まれる、ユーザ情報を管理するためのユーザマスタ401、プロジェクトを管理するためのプロジェクトマスタ402、プロジェクトに所属するメンバーを管理するためのメンバーズマスタ403、本発明の課題の一例である問い合わせを管理するための問い合わせデータベース(以下、DBと省略する)404、及び、本発明のチャット情報データベースの一例であり、チャット情報を含む履歴を管理するためのジャーナルDB405が接続されている。

0081

以下、各部の機能を詳細に説明する。まず、ログイン処理部301は、サーバ2が各ユーザ端末からログイン要請を受け付けた場合、各ユーザ端末から受信したログインID及びパスワードを課題管理エンジン20に出力し、ユーザマスタ401に格納された情報を参照して認証を行わせることができる。なお、ログイン処理部301又は課題管理エンジン20が別途設けられた認証サーバ連動して認証を行うこともできる。

0082

プロジェクト情報提供部302は、プロジェクト(以下、PJとも記す)に関する情報を課題管理エンジン20から取得してユーザ端末に提供する機能を有する。まず、プロジェクト情報提供部302は、ユーザ端末からプロジェクトの切替を受け付けると、課題管理エンジン20に、プロジェクトマスタ402を参照して登録済のプロジェクトの情報を取得し、出力することを依頼すると共に、入力されたプロジェクトの情報をユーザ端末に送信する。

0083

また、プロジェクト情報提供部302は、ユーザ端末からプロジェクトの選択を受け付けると、課題管理エンジン20に、プロジェクトDB403を参照して、登録済のプロジェクトの情報を取得し、出力することを依頼すると共に、入力されたプロジェクトの情報をユーザ端末に送信し、後述するようにユーザ端末にプロジェクトの情報を、タッチパネルディスプレイ205に表示させる。

0084

チャットルーム管理部303は、チャットルーム(以下、CRとも記す)を開設する機能を有する。チャットルームの開設は、ユーザ端末からの新規な問い合わせ(以下、INQとも記す)の通知に応じて行われる。

0085

また、チャットルーム管理部303は、チャットバルーン(チャットウインドウとも呼ばれる)に入力されたチャット情報を、課題管理エンジン20に出力し、ジャーナルDB405に登録させる。

0086

また、チャットルーム管理部303は、ユーザ端末からプロジェクトの選択を受け付けると、課題管理エンジン20に、問い合わせDB404を参照して、問い合わせの情報を取得し、出力することを依頼すると共に、入力された問い合わせの情報をユーザ端末に送信し、後述するようにユーザ端末にチャットルームの一覧画面を、タッチパネルディスプレイ205に表示させる。

0087

また、チャットルーム管理部303は、ユーザ端末において一覧画面に対して行われたユーザ操作に応じて、課題管理エンジン20に、ジャーナルDB405を参照して、チャットルームに対応して格納されたチャット情報を取得し、出力することを依頼する。また、チャットルーム管理部303は、入力されたチャット情報をユーザ端末に送信し、後述するようにユーザ端末にチャット情報をタッチパネルディスプレイ205に表示させる。

0088

また、チャットルーム管理部303は、チャットバルーンを介してユーザ端末から入力されたチャット情報を、自然言語処理エンジン40(図1参照)に出力して、本発明の整形の一態様である要約を生成させる。また、チャットルーム管理部303は、生成された要約をチャット情報と同様に、課題管理エンジン20に出力し、ジャーナルDB405に登録させる。また、チャットルーム管理部303は、後述するようにチャットルームに対して定型文や要約を入力し、チャット情報送受信部304にユーザ端末へ送信させるように構成されている。

0089

チャット情報送受信部304は、ユーザ端末の一つからチャットバルーンを介して入力されたチャット情報を受信し、他のユーザ端末に送信する機能を有する。

0090

<課題管理エンジン>
課題管理エンジン20は、既に説明したように、データベース30に含まれる各種マスタ及びDBを互いにリンクさせ、課題の管理を行う機能を有する。課題管理エンジン20の機能は、非特許文献1に記載されたRedmineのような公知の課題管理システムで用いられるものと実質的に同一であり、当業者であれば、その機能を容易に実現することが可能である。

0091

<自然言語処理エンジン>
図5は、本実施の形態に係る課題管理システムで用いられる自然言語処理エンジンの機能ブロック図である。自然言語処理エンジン40は、本発明の言語処理装置の一例であり、本発明のチャット情報の整形の一態様である要約を行う。図5に示すように、自然言語処理エンジン40は、単語分割部501、単語抽出部502、類義語変換部503、及び、要約作成部504で構成される。また、自然言語処理エンジン40は、データとして、専門用語辞書505、ストップワード辞書506、類義語辞書507及びテンプレート(教師データ)508を利用する。

0092

自然言語処理エンジン40に、メッセンジャー処理エンジン10から、少なくとも1つのチャット情報が入力されると、単語分割部501が、チャット情報に含まれる文字列を単語分割する。次いで、単語抽出部502が、専門用語辞書及びストップワード辞書を利用してキーワードを抽出する。さらに、類義語変換部503が、抽出したキーワードを、類義語辞書を利用して類義語変換を施して整理する。要約作成部504は、整理したキーワードに、テンプレートを適用して要約を生成する。生成した要約は、メッセンジャー処理エンジン10に出力される。

0093

本実施の形態では、単語分割部501の前段に、画像認識部509を設けている。画像認識部509は、メッセンジャー処理エンジン10から、バーコード又はQRコード(登録商標)を含む画像データを受信し、バーコード又はQRコードを認識して商品コードなどの情報を取得し、要約作成部504に入力するように構成している。画像認識部509は、メッセンジャー処理エンジン10の機能の一部であってもよいし、他の構成から独立していてもよい。

0094

<データベースの構成と相互関係>
図6は、本実施の形態に係る課題管理システムにおけるデータベースの構成及び相互関係を示す説明図である。図6に示すように、ユーザマスタ401において、各レコードは、ユニークなユーザIDに、ログインID、パスワード、氏名及び勤務状況が対応付けられて構成されている。

0095

また、プロジェクトマスタ402において、各レコードは、ユニークなプロジェクトIDに名称が対応付けられて構成されている。

0096

また、メンバーズマスタ403において、各レコードは、ユニークなメンバーズIDに、ユーザID、プロジェクトID及び優先順位が対応付けられて構成されている。ここで、メンバーズマスタ403のユーザIDはユーザマスタ401のユーザIDとリンクされ、且つ、プロジェクトIDは、プロジェクトマスタ402のプロジェクトIDとリンクされている。この結果、ユーザIDからユーザがメンバーであるプロジェクトIDを取得することができる。

0097

また、本発明の課題管理DBの一例である問い合わせDB404においては、各レコードは、ユニークな問い合わせIDに、プロジェクトID、件名、内容、登録日時、ステータス(進捗状況)及び担当者IDが対応付けられて構成されている。このレコードが本発明の課題管理情報の一例に相当する。また、ここでプロジェクトIDは、プロジェクトマスタ402のプロジェクトIDとリンクされているので、特定のプロジェクトに属する問い合わせに対応する課題関連情報を取得することができる。また、担当者IDに、ユーザマスタ401のユーザIDがリンクされているので、特定のユーザが担当者になっている問い合わせに対応する課題関連情報を取得することができる。また、ステータスは、問い合わせに対する対処の状況を示し、例えば、起票(問い合わせ(課題)を新規に登録すること)(0)、作業開始(1)及びクローズ(9)のようなフラグが立てられる。

0098

また、ジャーナルDB405において、各レコードは、ユニークなジャーナルIDに、問い合わせID、ユーザID、内容及び日時(タイムスタンプ)が対応付けられて構成されている。ここで問い合わせIDは、問い合わせDB404の問い合わせIDとリンクされているので、特定の問い合わせに対応するジャーナル(チャット情報等)を取得することができる。ジャーナルとは、問い合わせDB404に登録された問い合わせに対応付けられた情報の更新履歴である。本実施の形態では、ジャーナルには、問い合わせに対応付けられたチャット情報(チャット情報そのもの及び要約を含む)とその発言日時、ステータス(進捗状況)(例えば、起票、作業開始及びクローズ)とその変更日時、及び、担当者の情報及びその変更日時が含まれるが特に限定されない。

0099

チャットアプリケーションプログラム>
図7は、本実施の形態に係る課題管理システムにおけるユーザ端末を示す概略図である。図7に示すように、ユーザ端末を構成するコンピュータ200(図3参照)において、端末制御部201が実行するオペレーティングシステム(OS)60上で、同じく端末制御部201が実行するチャットアプリケーションプログラム50が、本発明のユーザ端末の各機能を実現している。チャットアプリケーションプログラム50は、OS60を経由して、本発明の表示部の一例である、タッチパネルディスプレイ205のディスプレイ205a、入力部の一例である、タッチパネル205b、及び、記憶部であるストレージデバイス204を制御するように構成されている。

0100

図7に示す構成は、コンピュータ200が、スマートフォン及びタブレットを想定して説明しているが、コンピュータ200が、パーソナルコンピュータである場合、入力部として、キーボード及びマウスが用いられるのが一般的であるが、特に限定されない。また、コンピュータ200が、ウエラブルコピュータである場合、例えば、入力部としてマイク及び音声制御プログラムが用いられるが、特に限定されない。

0101

<基本的な処理の流れ>
以下、本実施の形態に係る課題管理システム1における基本的な処理の流れについて説明する。図8から図10は、本実施の形態に係る課題管理システムにおける基本的な処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図8から図10中では、ユーザ端末を単に端末と記す。

0102

(a)ログイン
まず、ログインについて説明する。図8に示すように、まず、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)が、サーバ2にログインID及びパスワード(PW)を送信し、ログイン要求を行う(ST100)。次に、サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10のログイン処理部301(図4参照)が、ユーザ端末A4からログイン要求を受け付けたならば、課題管理エンジン20へログインID及びパスワードを出力し、ユーザの認証を依頼する(ST101)。これに対し、課題管理エンジン20は、ユーザマスタ401(図6参照)を参照し(ST102)、受信したログインID及びパスワードが、ユーザマスタ401に登録された情報と一致するか否か判定し、ユーザの認証を行う。ユーザの認証結果が正しいならば、その旨の通知(図8中、OKと記す)をメッセンジャー処理エンジン10に出力する(ST103)。メッセンジャー処理エンジン10のログイン処理部301は、この通知に応じて、ユーザ端末A4からのログインを認める(ST104)。

0103

ユーザ端末A4、B5、B6のいずれからのログイン要求も同様に処理される。

0104

(b)プロジェクト選択
次に、プロジェクト選択について説明する。図8に示すように、上述のようにログインが行われたならば、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)が、タッチパネル205bを介したユーザ操作に基づいて、サーバ2に対して、プロジェクト(PJ)のPJ情報要求を送信する(ST105)。PJ情報要求は、例えば、ユーザ端末A4のユーザのユーザIDを含む。

0105

次に、サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10のプロジェクト情報提供部302(図4参照)が、ユーザ端末A4からPJ情報要求を受け付けたならば、課題管理エンジン20に、ユーザが所属するプロジェクトの取得依頼を出力する(ST106)。この依頼は、少なくともユーザIDを含む。これに対し、課題管理エンジン20は、図6に示すメンバーズマスタ403及びプロジェクトマスタ402を参照し(ST107)、ユーザ端末A4のユーザのユーザIDに対応付けられたプロジェクトの情報を取得する。その取得結果としてプロジェクトの情報をメッセンジャー処理エンジン10に出力する(ST108)。プロジェクト情報提供部302は、入力された取得結果をユーザ端末A4に送信する(ST109)。

0106

ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)が、ディスプレイ205aに、サーバ2から送信された取得結果に含まれるプロジェクトの情報の少なくとも一部(例えば、プロジェクトの名称)をリストなどの形式で表示させる(ST110)。

0107

次に、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)が、タッチパネル205bを介して行われたユーザ操作に応じて、プロジェクトの選択を受け付けると、サーバ2に対して、ユーザが選択したプロジェクトの情報を送信する(ST111)。選択したプロジェクトの情報は、例えば、ユーザID及びプロジェクトIDを含む。サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10のチャットルーム管理部303(図4参照)が、ユーザ端末A4から選択したプロジェクトの情報を受信したならば、課題管理エンジン20に、その情報を出力して、問い合わせ(INQ)の取得を依頼する(ST112)。これに対し、課題管理エンジン20は、ユーザID及びプロジェクトを用いて、問い合わせ(INQ)DB404を参照し(ST113)、プロジェクトIDに対応付けて登録され、且つ、ユーザIDと担当者IDとが一致する問い合わせの情報を取得する。その後、取得結果として問い合わせの情報をメッセンジャー処理エンジン10に出力する(ST114)。メッセンジャー処理エンジン10のチャットルーム管理部303は、入力された取得結果をユーザ端末A4に送信する(ST115)。ユーザ端末A4は、受信した取得結果に基づいて、問い合わせに対応するチャットルームの一覧画面を、ディスプレイ205aに表示させる(ST116)。

0108

ユーザ端末A4、B5、B6のいずれからのプロジェクト情報要求も同様に処理される。

0109

以上説明したプロジェクトの選択は、チャットアプリケーションプログラム50に予め設定された、又は、ユーザが設定したプロジェクトについて、ユーザ操作なしで自動的に行われてもよい。

0110

(c)新規問い合わせ
次に、新規問い合わせについて説明する。図9に示すように、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)が、タッチパネル205bを介して行われたユーザ操作に応じて、新規問い合わせ(INQ)の指示を受け付ける(ST201)。新規問い合わせの指示は、例えば、一覧画面に設けられた新規問い合わせのボタン又はアイコンに対するユーザ操作によって行われるが、特に限定されない。チャットアプリケーションプログラム50は、新規問い合わせの指示を受け付けると、サーバ2に、新規問い合わせの通知を行う(ST202)。

0111

次に、サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10のチャットルーム管理部303(図4参照)が、ユーザ端末A4から新規問い合わせの通知を受信したならば、新規にチャットルーム(CR)を開設し(ST203)、その旨の通知をユーザ端末A4に送信する(ST204)。

0112

次に、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50が、ディスプレイ205aに、チャットルームの画面を表示させる(ST205)。チャットルームの画面の詳細については後述するが、例えば、チャット情報を入力するためのテキスト入力領域、送信ボタン、確定ボタン及びチャットバルーンが含まれる。チャットバルーンは、発言毎に設けられた吹き出し状の表示態様であり、吹き出しの中にはチャット情報が含まれる。

0113

次に、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50が、タッチパネル205bを介して行われたユーザ操作に応じ、テキスト入力領域に対してチャット情報が入力され、送信ボタンがON(アクティベート)される(ST206)と、入力されたチャット情報をサーバ2に送信する(ST207)。また、チャットアプリケーションプログラム50は、ディスプレイ205aに、チャットルームの画面に新規にチャットバルーンを生成させ、その中に入力されたチャット情報を表示させる。

0114

サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10のチャット情報送受信部304(図4参照)は、ユーザ端末A4からチャット情報を受信したならば、記憶部の一例であるストレージデバイス104(図2参照)にチャット情報を蓄積する(ST208)。

0115

引き続き、ユーザ端末A4において、上述と同様に、チャット入力(ST209)が行われると、サーバ2にチャット情報が送信され(ST210)、サーバ2において、チャット情報送受信部304が、ユーザ端末A4からチャット情報を受信し、ストレージデバイス104にチャット情報を蓄積する(ST211)。このようなチャット情報に関する処理(ST206〜ST208、ST209〜ST211)は、ユーザ端末A4においてチャット入力が行われる毎に繰り返される。

0116

次に、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)が、タッチパネル205bを介して行われたユーザ操作に応じて、確定ボタンがON(アクティベート)される(ST212)と、入力完了宣言が、サーバ2に送信される(ST213)。

0117

サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10のチャット情報送受信部304が、入力完了宣言に応じて、ストレージデバイス104に蓄積したチャット情報を、自然言語処理エンジン40(図2参照)に入力して要約を依頼する(ST214)。自然言語処理エンジン40は、入力されたチャット情報に自然言語処理を施し、要約を生成する(ST215)し、その結果をメッセンジャー処理エンジン10に入力する(ST216)。

0118

チャット情報送受信部304は、入力された要約結果をユーザ端末A4に送信する(ST217)。また、チャット情報送受信部304は、要約結果を、記憶部の一例であるストレージデバイス104に記憶する。

0119

次に、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)が、ディスプレイ205aに、チャットルームの画面において、新規なチャットバルーンを生成させ、その中に要約結果を表示させる(ST218)。

0120

チャットアプリケーションプログラム50は、タッチパネル205bを介したユーザ操作に応じて、要約結果の表示を編集可能なように構成することが好ましい。この場合、チャットアプリケーションプログラム50は、要約の編集結果をサーバ2に送信する(ST219)。サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10のチャット情報送受信部304は、ユーザ端末A4から要約の編集結果を受信し、ストレージデバイス104に記憶した要約結果と置き換える(ST220)。

0121

次に、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)が、タッチパネル205bを介して行われたユーザ操作に応じ、確定ボタンがON(アクティベート)される(ST221)と、確定通知をサーバ2に送信する(ST222)。

0122

その後、サーバ2において、チャット情報送受信部304が確定通知を受信すると、ストレージデバイス104に記憶したチャット情報及び要約結果を課題管理エンジン20に出力し、問い合わせ(INQ)の登録を依頼する(ST223)。

0123

課題管理エンジン20は、問い合わせの登録依頼を受け付けると、新規の問い合わせの担当者を自動的にアサインする(ST224)。担当者の自動アサインの詳細については後述する。この例では、担当者としてユーザ端末B5のユーザがアサインされた場合について説明する。

0124

次に、課題管理エンジン20は、要約結果及びアサインされた担当者に基づいて新規の問い合わせの課題関連情報を問い合わせDB404に登録する(ST225)。その後、課題管理エンジン20は、ユーザ端末B5に、新規問い合わせの担当者にアサインされたことを示す担当者通知を送信する(ST226)。この通知は、課題管理エンジン20が、問い合わせDB404を参照し、問い合わせに対応付けられた担当者IDに対応するユーザ端末に対して行われる。

0125

(d)対処
次に問い合わせへの対処について説明する。図10に示すように、まず、ユーザ端末Bにおいて、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)が、図8のST116で説明したのと同様に、ユーザ端末B5のユーザが担当者となっている問い合わせに対応するチャットルーム(CR)の一覧画面を、ディスプレイ205aに表示させる(ST301)。

0126

チャットアプリケーションプログラム50は、チャットルームの一覧画面に対してユーザがタッチパネル205bを介して行ったユーザ操作に応じて、一覧画面に含まれるチャットルームのいずれか一つに対する選択を受け付ける(ST302)。チャットルームの選択を受け付けると、チャットアプリケーションプログラム50は、チャットルームに対するチャット情報の要求をサーバ2に送信する(ST303)。この要求には、チャットルームに対応付けられた問い合わせの問い合わせIDが少なくとも含まれている。

0127

サーバ2において、チャットルーム管理部303(図4参照)は、ユーザ端末B5からチャット情報の要求を受信すると、課題管理エンジン20に、チャット情報の要求に含まれる問い合わせIDを出力し、チャット情報の取得を依頼する(ST304)。

0128

課題管理エンジン20は、入力された問い合わせIDを用いて、図6に示すジャーナルDB405を参照し(ST305)、問い合わせIDに対応付けられて登録されたチャット情報を取得する。その取得結果として少なくとも1つのチャット情報をメッセンジャー処理エンジン10に出力する(ST306)。チャットルーム管理部303は、入力された取得結果をユーザ端末B5に送信する(ST307)。ユーザ端末B5において、チャットアプリケーションプログラム50は、ディスプレイ205aに、チャットルームの画面を表示させる(ST308)。

0129

以降の、チャット入力(ST309、ST312)、チャット情報の送信(ST310、ST313)、チャット情報の蓄積(ST311、ST314)、確定ボタンのON(ST315)、入力完了宣言(ST316)、要約依頼(ST317)、自動要約(ST318)、要約結果の入力(ST319)、要約結果の送信(ST320)、要約結果の表示(ST321)、編集結果の送信(ST322)、要約の置換(S323)、確定ボタンのON(ST324)及び確定通知の送信(ST325)までの処理は、図9を参照して説明したST206〜ST212と同様に行われる。

0130

その後、サーバ2において、チャット情報送受信部304が、ユーザ端末B5から確定通知を受信すると、ストレージデバイス104に記憶したチャット情報及び要約結果を課題管理エンジン20に出力し、対処結果の登録を依頼する(ST326)。

0131

課題管理エンジン20は、対処結果の登録依頼を受け付けると、問い合わせに対応付けて、チャット情報及び要約結果をジャーナルDB405(図6参照)に登録する(ST327)。その後、課題管理エンジン20は、ユーザ端末A4に、自らが行った問い合わせに対して対処が行われた旨を示す通知を送信する(ST328)。

0132

以上、ユーザ端末へ各種通知をサーバ2から直接行う場合について説明したが、サーバ2が、他のサーバにユーザ端末への通知を代行させてもよい。

0133

<担当者の自動アサイン>
図9のST224における担当者の自動アサインについて説明する。図11は、本実施の形態に係る課題管理システムにおける担当者の自動アサインの各工程を示すフローチャートである。図11に示すように、まず、課題管理エンジン20(図4参照)は、メンバーズマスタ403を参照して、新規問い合わせがあったプロジェクトに対応付けられたユーザの優先順位に基づいて、優先順位がN番目初期値1)のユーザのユーザIDを取得する(S1)。次に、取得したユーザIDを用いて、ユーザマスタ401を参照して、ユーザIDに対応するユーザの勤務状況を取得する(S2)。

0134

ここで、ユーザの勤務状況は、サーバ2において、課題管理エンジン20が、ユーザ端末で実行されるチャットアプリケーションプログラム50の操作履歴収集し、それに基づいて判断し、登録、更新されてもよい。また、ユーザの勤務状況は、ユーザの勤怠を管理する勤怠管理システムと課題管理システム1とが連動してユーザの勤務状況を取得し、登録、更新されてもよい。このようにユーザの勤務状況を取得し、ユーザマスタ401に登録、更新する手段は特に限定されない。

0135

次に、課題管理エンジン20は、取得した勤務状況に基づいてユーザが出勤中か否か判断する(S3)。ユーザが出勤中(S3でYes)であれば、当該ユーザを担当者に決定する(S4)。一方、ユーザが出勤していない(S3でNo)のであれば、優先順位Nを1インクリメントし(S5)、S1〜S3の処理を繰り返す。

0136

このように、本実施の形態に係る課題管理システム1では、ユーザ端末から新規問い合わせが行われると、担当者が自動的にアサインされるため、起票者であるユーザが、担当者として誰が適当か考えてアサインする必要がないので、新規問い合わせの手間を削減することができる。

0137

ただし、チャットアプリケーションプログラム50に、担当者を選択する機能を設けてユーザが自ら担当者をアサインできるようにしてもよい。この場合、例えば、チャットアプリケーションプログラム50がサーバ2に新規問い合わせに対応するプロジェクトに割り当てられたユーザの情報を要求する。この要求には、プロジェクトIDが含まれている。サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10(図4参照)が、課題管理エンジン20に、ユーザ端末から受信したプロジェクトIDを含む担当者取得の要求を課題管理エンジン20に出力する。課題管理エンジン20は、受信した要求に含まれるプロジェクトIDを用いて、メンバーズマスタ403を参照し、プロジェクトIDに対応付けられたユーザのユーザIDを取得し、さらに、ユーザIDを用いてユーザマスタ401を参照してユーザの氏名を取得する。課題管理エンジン20は、取得したユーザID及び氏名を、メッセンジャー処理エンジン10へ出力する。メッセンジャー処理エンジン10は、入力されたユーザID及び氏名をユーザ端末に送信する。ユーザ端末において、チャットアプリケーションプログラム50が、担当者の氏名をリストとしてディスプレイ205a(図7参照)に表示させる。ユーザがタッチパネル205bを介して行ったユーザ操作に応じて、チャットアプリケーションプログラム50は、担当者の選択を受け付けたならば、選択されたユーザのユーザIDをサーバ2に送信する。サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10は、受信したユーザIDを、課題管理エンジン20に出力する。課題管理エンジン20は、入力されたユーザIDを問い合わせDB404に担当者IDとして登録する。

0138

<適用例>
以下、本実施の形態に係る課題管理システム1を、物流の入荷作業であって、EC(電子商取引)サイト運営する荷主、倉庫作業者及び商品のサプライヤ担当者の間での問い合わせへの対処に適用した場合について例を挙げて説明する。

0139

(1)値札貼り作業依頼
図12は、本実施の形態に係る課題管理システムの第1の適用例を示す概略図である。図12に示すように、サーバ2(図1参照)は、荷主が操作するユーザ端末A4と、倉庫作業者が操作するユーザ端末B5と、に接続されている。図12中の丸数字は、図13中の丸数字と対応している。図12中、ユーザ端末は、単に端末と記載している。

0140

図13は、本実施の形態に係る課題管理システムの第1の適用例におけるコミュニ—ケーションを示す説明図である。図13に示すように、まず、荷主が、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)を用いて、新規問い合わせとして値札貼り作業の指示を行う(丸数字1)。

0141

値札貼り作業の指示は、上述の「基本的な処理の流れ(c)新規問い合わせ」で説明した通りに行われる。

0142

図14及び図15は、本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。図14に示すように、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50が、荷主が担当者となっている問い合わせに対するチャットルームの一覧画面601をディスプレイ205aに表示させる。一覧画面601には、複数のチャットルームの見出し602が含まれている。見出し602には、チャットルームに対応付けられた問い合わせに関する課題関連情報の一部が表示されている。この例では、見出し602には、担当者の氏名602a、問い合わせの要約602b、及び、問い合わせの登録時刻602cが含まれている。登録時刻602cに、登録日を追加してもよい。

0143

また、一覧画面601の上端部の中央には、プロジェクト名称603が表示されている。さらに、一覧画面601の上端部の右端部分には、新規問い合わせボタン604が設けられている。新規問い合わせボタン604に対してユーザが操作を行うと、チャットアプリケーションプログラム50が、ディスプレイ205aに、図15に示すような新規問い合わせのためのチャットルーム画面を表示させる。チャットルーム画面610において、左側には、サーバ2のメッセンジャー処理エンジン10(図4参照)から受信したチャット情報を含むチャットバルーンが表示され、右側には、ユーザがチャットアプリケーションプログラム50で入力したチャット情報を含むチャットバルーンが表示される。

0144

チャットルーム画面610には、テキストを入力するためのテキスト入力領域611と、カメラ206で撮影した画像を入力するための画像入力ボタン612と、入力されたチャット情報を送信するための送信ボタン613、及び、入力完了及び要約結果を確定するための確定ボタン614を含んでいる。

0145

まず、チャットアプリケーションプログラム50は、チャットルーム画面610に、サーバ2から送信された、問い合わせの入力を促すチャット情報を含むチャットバルーン615を表示させる。次に、チャットアプリケーションプログラム50は、テキスト入力領域611及び画像入力ボタン612に対するユーザ操作に応じて、複数のチャット情報の入力を受け付け、チャットバルーン616a〜616cをチャットルーム画面610に表示させる。

0146

なお、チャットバルーン615、616a〜616cには、図15に示すように、チャット情報の発言時刻付帯されていてもよい。

0147

さらに、チャットアプリケーションプログラム50は、ユーザにより確定ボタン614がONされると、図9のST212〜ST217で説明したように、入力完了宣言及びチャット情報の自動要約が行われ、要約結果がユーザ端末A4に送信される。そして、チャットアプリケーションプログラム50は、サーバ2から送信された問い合わせの要約結果を含むチャットバルーン617をチャットルーム画面610に表示させる。チャットバルーン617には、要約結果を編集するための画面に遷移するためのリンク617aが含まれている。リンク617aがユーザ操作によってON(アクティベート)されると、チャットアプリケーションプログラム50は、要約結果を編集可能な状態とし、ユーザによる編集作業を受け付ける。

0148

なお、チャットバルーン616bでは、商品のバーコードを撮影した画像がチャット情報として入力され、サーバ2に送信されているが、画像に含まれるバーコードを、自然言語処理エンジン40(図5参照)の画像認識部509で認識し、商品ID(数字など)に変換している。

0149

この後、ユーザが要約結果を確認し、確定ボタン614がONされると、図9のST221〜ST226で説明したように、新規問い合わせについて担当者のアサイン及び問い合わせDB404(図6参照)への登録が行われる。

0150

次いで、図13に示すように、サーバ2は、ユーザ端末B5に新規問い合わせの通知を行う。倉庫作業者は、ユーザ端末B5において、チャットアプリケーションプログラム50を用いて、通知を受けたならば(丸数字2)、新規問い合わせの内容を確認し、作業開始の操作を行う(丸数字3)。

0151

図16は、本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。図16に示すように、一覧画面601に表示された複数の見出し602のうち一つの見出し620に対して、例えば、ユーザの指等によるスワイプ操作が行なわれたことにより、見出し620を左方向にずらし、担当変更及び作業開始のための選択可能オブジェクト621、622を表示させ、次いで、作業開始のための選択可能オブジェクト622をタップする操作を行うことで、作業開始操作が行われる。

0152

次に、図13に示すように、作業結果の入力が行われる(丸数字4)。作業結果の入力は、上述の「基本的な処理の流れ(d)対処」で説明した通りに行われる。図17から図20は、本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。図17に示すように、ユーザ端末B5において、チャットアプリケーションプログラム50は、倉庫作業者が担当者となっている問い合わせに対応するチャットルームの一覧画面601を、ディスプレイ205aに表示させる。一覧画面601には、複数のチャットルームの見出し602が含まれている。複数の見出し602のうち、通知があった問い合わせに対応する見出し623が選択されたならば、チャットアプリケーションプログラム50は、図18に示すような問い合わせ更新のためのチャットルーム画面624をディスプレイ205aに表示させる。見出し623の選択は、例えば、ユーザの指等によるタップ操作により行うことができるが、特に限定されない。

0153

図18に示すように、チャットルーム画面624には、サーバ2から送信された問い合わせの要約を含むチャットバルーン625が表示されている。倉庫作業者は、このチャットバルーン625に含まれる問い合わせの要約を見て問い合わせの内容を確認することができる。

0154

次いで、倉庫作業者が、依頼された作業に着手したならば、例えば、作業を着手した旨のチャット情報をテキスト入力領域611に入力し、送信ボタン613をON(アクティベート)すると、チャットアプリケーションプログラム50は入力されたチャット情報をサーバ2に送信する。また、チャットアプリケーションプログラム50は、図19に示すように、作業を着手した旨のチャット情報を含むチャットバルーン626aを、チャットルーム画面624に表示させる。

0155

次に、倉庫作業者が、依頼された作業を行い、完了したならば、作業内容をテキスト入力領域611に入力し、送信ボタン613をON(アクティベート)すると、チャットアプリケーションプログラム50は入力されたチャット情報をサーバ2に送信する。また、チャットアプリケーションプログラム50は、図19に示すように、作業内容のチャット情報を含むチャットバルーン626bを、チャットルーム画面624に表示させる。

0156

さらに、チャットアプリケーションプログラム50は、ユーザにより確定ボタン614がONされると、図10のST315〜ST320で説明したように、チャット情報の入力完了宣言及び自動要約が行われ、要約結果がユーザ端末B5に送信される。そして、チャットアプリケーションプログラム50は、サーバ2から送信された問い合わせの要約結果を含むチャットバルーン627をチャットルーム画面624に表示させる。チャットバルーン627には、要約結果を編集するための画面に遷移するためのリンク627aが含まれている。リンク627aがユーザ操作によってON(アクティベート)されると、チャットアプリケーションプログラム50は、要約結果を編集可能な状態とし、ユーザによる編集作業を受け付ける。

0157

この後、ユーザが要約結果を確認し、確定ボタン614がONされると、図10のST324〜ST327で説明したように、作業結果(対処結果)についてジャーナルDB405(図6参照)への登録が行われる。

0158

その後、図13に示すように、サーバ2は、ユーザ端末A4に作業結果の通知を行う。荷主は、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50を用いて、通知を受けたならば(丸数字5)、作業結果の内容を確認する。作業結果の内容を確認し、問題がなければ、荷主は、チャットアプリケーションプログラム50を用いて、問い合わせのクローズを行う(丸数字6)。

0159

図20に示すように、ユーザ端末A4において、一覧画面601に表示された複数の見出し602のうち一つの見出し630に対して、例えば、ユーザの指等によるスワイプ操作が行なわれ、見出し623を右方向にずらし、作業完了のための選択可能オブジェクト631を表示させ、次いで、これにタップ操作を行うことで、問い合わせのクローズの操作が行われる。

0160

図21は、本実施の形態に係る課題管理システムにおける問い合わせのステータス変更の処理を示すシーケンス図である。図21中、ユーザ端末は単に端末と記載する。図21に示すように、ユーザ端末B5において、チャットアプリケーションプログラム50は、上述のように、図16を用いて説明した作業開始操作を受け付けたならば(ST401)、その旨の通知(作業開始通知)をサーバ2に送信する。作業開始通知は、例えば、問い合わせIDを含んでいる。

0161

サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10のチャットルーム管理部303(図4参照)は、ユーザ端末B5から受信した作業開始通知に含まれている問い合わせIDを課題管理エンジン20に出力し、ステータスの変更を依頼する(ST403)。課題管理エンジン20は、入力された問い合わせIDを用いて、問い合わせDB404(図6参照)のステータス(進捗状況)の項目を、起票(0)から作業開始(1)に変更する(ST404)。同時に、課題管理エンジン20は、問い合わせDB404の日時の項目に現在時刻を記録し、タイムスタンプを行う(ST405)。その後、課題管理エンジン20は、ステータス変更の処理結果をメッセンジャー処理エンジン10へ出力する(ST406)。メッセンジャー処理エンジン10のチャットルーム管理部303は、入力された処理結果をユーザ端末A4に送信する(ST406)。ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50は、処理結果を受信したならば、図16に示す一覧画面601を更新する(ST408)。一覧画面601の更新は、例えば、作業が開始された問い合わせに対応する見出し620の背景の色を変更することであるが、特に限定されない。

0162

一方、クローズ操作を受け付けたならば(ST410)、その旨の通知(クローズ通知)をサーバ2に送信する(ST411)。クローズ通知は、例えば、問い合わせIDを含んでいる。

0163

サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10のチャットルーム管理部303(図4参照)は、ユーザ端末A4から受信したクローズ通知に含まれている問い合わせIDを課題管理エンジン20に出力し、ステータスの変更を依頼する(ST412)。課題管理エンジン20は、入力された問い合わせIDを用いて、問い合わせDB404(図6参照)のステータス(進捗状況)の項目を、作業開始(0)からクローズ(9)に変更する(ST413)。同時に、課題管理エンジン20は、問い合わせDB404の日時の項目に現在時刻を記録し、タイムスタンプを行う(ST414)。その後、課題管理エンジン20は、ステータス変更の処理結果をメッセンジャー処理エンジン10へ出力する(ST415)。メッセンジャー処理エンジン10のチャットルーム管理部303は、入力された処理結果をユーザ端末A4に送信する(ST416)。ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50は、処理結果を受信したならば、図17に示す一覧画面601を更新する(ST417)。一覧画面601の更新は、例えば、クローズされた問い合わせに対応する見出し630を一覧画面601から削除することであるが、特に限定されない。

0164

以上説明したように、荷主は、問い合わせに対応付けられたチャットルームの見出し630に対して操作を行うだけで、課題管理エンジン20に問い合わせDB404に登録された問い合わせのステータス(進捗状況)を変更させることができる。また、課題管理エンジン20は、ステータスを変更した際、タイムスタンプ(ST405、ST414)を行っているので、作業開始からクローズまでの所要時間(日数、時間等)を算出し、問い合わせDB404に登録するようにしてもよい。この所要時間を用いて、例えば、プロジェクト毎の所要時間を週次月次集計することが可能になる。

0165

(2)入荷欠品報告
図22は、本実施の形態に係る課題管理システムの第2の適用例を示す概略図である。図22に示すように、サーバ2(図1参照)は、荷主が操作するユーザ端末A4と、倉庫入荷担当が操作するユーザ端末B5と、サプライヤ受付担当が操作するユーザ端末C6と、サプライヤ商品担当が操作するユーザ端末D7に接続されている。図22中の丸数字は、図23中の丸数字と対応している。図22中、ユーザ端末は、単に端末と記載している。

0166

図23は、本実施の形態に係る課題管理システムの第2の適用例におけるコミュニ—ケーションを示す説明図である。図23に示すように、まず、倉庫入荷担当が、ユーザ端末B5において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)を用いて、新規問い合わせとして入荷実績数を報告する(丸数字1)。

0167

入荷実績数の報告は、上述の「基本的な処理の流れ(c)新規問い合わせ」で説明した通りに行われる。

0168

次に、ユーザ端末A4に、入荷実績数の報告の通知が行われる(丸数字2)。荷主は、ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50を用いて、通知を受けたならば(丸数字2)、入荷実績数の報告の内容を確認し、追加コメントの入力を行った後に、サプライヤ受付担当に担当変更を行う(丸数字3)。

0169

担当変更は、以下のように行われる。図24は、本実施の形態に係る課題管理システムにおける画面例を示す模式図である。また、図25は、本実施の形態に係る課題管理システムにおける担当変更処理を示すシーケンス図である。図25中、ユーザ端末は単に端末と記載する。図25に示すように、まず、荷主は、ユーザ端末A4(図22参照)において、チャットアプリケーションプログラム50を用いて、担当変更の選択の操作を行う(ST501)。より詳細には、図16に示すように、一覧画面601に表示された複数の見出し602のうち一つの見出し620に対して、例えば、ユーザの指等によるスワイプ操作が行なわれたことにより、見出し620を左方向にずらし、担当変更及び作業開始のための選択可能オブジェクト621、622を表示させ、次いで、担当変更のための選択可能オブジェクト621をタップする操作を行うことで、問い合わせの担当変更の選択が行われる。

0170

このように担当変更の選択が行われたならば、ユーザ端末Aにおいて、チャットアプリケーションプログラム50が、図24に示すように、ディスプレイ205aに担当変更画面651を表示させる(ST502)。担当変更画面651には、担当者を選択するためのプルダウンメニュー652及び変更確定ボタン653が含まれている。荷主は、プルダウンメニュー652を操作して、選択可能な担当者を表示させ、サプライヤ受付担当を選択し、変更確定ボタン653をON(アクティベート)し、担当者の変更を行う(ST503)。

0171

このように、担当者の選択が行われたならば、チャットアプリケーションプログラム50は、サーバ2に、例えば、担当者のユーザIDを含む担当変更通知を送信する(ST504)。サーバ2において、メッセンジャー処理エンジン10のチャットルーム管理部303(図4参照)は、ユーザ端末A4から受信した担当変更通知に含まれているユーザIDを課題管理エンジン20に出力し、担当変更を依頼する(ST505)。課題管理エンジン20は、入力されたユーザIDを用いて、問い合わせDB404(図6参照)の担当者(進捗状況)の項目を変更する(ST506)。その後、課題管理エンジン20は、担当変更の処理結果をメッセンジャー処理エンジン10へ出力する(ST507)。処理結果には、変更後の担当者に関する情報として担当者の氏名等が含まれていてもよい。メッセンジャー処理エンジン10のチャットルーム管理部303は、入力された処理結果をユーザ端末A4に送信する(ST508)。ユーザ端末A4において、チャットアプリケーションプログラム50は、処理結果を受信したならば、図xに示す一覧画面601を更新する(ST509)。一覧画面601の更新は、例えば、担当変更があった問い合わせに対応する見出し620の担当者の氏名を変更することであるが、特に限定されない。

0172

さらに、課題管理エンジン20は、新しい担当者にアサインされたサプライヤ受付担当が使用するユーザ端末C6に対して、担当者通知を送信する(ST510)。

0173

このように担当変更が行われると、図23に示すように、サプライヤ受付担当が、ユーザ端末C6において、チャットアプリケーションプログラム50を用いて通知を受け(丸数字4)、荷主が入力したチャット情報の内容を確認し、サプライヤ商品担当に担当変更を行う(丸数字5)。ここでの担当変更も上記の通り行われる。

0174

次いで、サプライヤ商品担当が、ユーザ端末D7において、チャットアプリケーションプログラム50を用いて通知を受け(丸数字6)、荷主が入力したチャット情報の内容を確認し、欠品理由と対応をチャット情報として入力する(丸数字7)。これに応じて、サーバ2が通知を倉庫入荷担当のユーザ端末B5に送信する。

0175

この後、倉庫入荷担当が、ユーザ端末B5において、チャットアプリケーションプログラム50を用いて通知を受け(丸数字8)、サプライヤ商品担当からのチャット情報の内容を確認し、欠品理由と対応を実施し、クローズ処理を行う(丸数字9)。クローズ処理は、第1の適用例で説明したのと同様に行われる。

0176

以上説明したように、荷主からサプライヤ受付担当へ、及び、サプライヤ受付担当から商品担当への担当変更を、ユーザが、問い合わせに対応付けられたチャットルームの見出し620に対して操作を行うだけで、課題管理エンジン20に問い合わせDB404に登録された担当者IDを変更させることができる。

0177

<応用例>
以上、本実施の形態に係る課題管理システム1を物流の入荷作業に適用した場合を例に挙げて説明したが、以下のように、様々な商取引における担当者間のコミュニケーション及び課題の共有に応用することができる。

0178

(1)商談(EC)
例えば、サプライヤで新商品を開発し、サプライヤの営業担当者ECサイトバイヤ宛に新商品の提案を行う際に応用できる。この例では、参照者キャッチコピー作成者及びECサイト登録者を指定し、情報共有することも可能である。

0179

ここで、参照者とは、担当者以外のユーザであってチャットルームを参照し、子チャット情報などを参照できる者をいう。問い合わせDB404(図6参照)に参照者IDの項目を設け、参照者のユーザIDを登録しておく。サーバ2において、課題管理エンジン20は、図8に示すように、問い合わせ取得依頼(ST112)に応じて、問い合わせDB404(図6参照)を参照して、プロジェクトIDに対応付けて登録された、且つ、ユーザIDと担当者IDとが一致する問い合わせの情報に加え、ユーザIDと参照者IDとが一致する問い合わせの情報を取得し、メッセンジャー処理エンジン10に出力する。これにより、ユーザ端末において、チャットアプリケーションプログラム50が、ユーザが参照者となっている問い合わせを、担当者となっている問い合わせと同様に、一覧画面601(図17参照)に見出し602を表示させ、ユーザが見出し602を選択する操作を行うことにより、問い合わせに対応付けられたチャット情報を含むチャットルーム画面624(図18参照)をディスプレイ205aに表示させる。これにより、参照者も、チャット情報を見ることができる。

0180

(2)コールセンタ
例えば、倉庫で使用している機械故障した際のコールセンタへの連絡に応用できる。この場合、自然言語処理エンジン40(図1参照)において、「ライン停止」をキーワードに「現場影響有」と自動的に判断させることができる。また、データベース30(図1参照)に保守契約マスタを設け、課題管理エンジン20に、保守契約マスタを参照して契約内容を取得させる。これにより、例えば、保守契約で保守対応の条件(例えば、平日9時〜17時のみ対応、24時間緊急対応等)及び問い合わせがあった日時に基づいて、カスタマーエンジニアに問い合わせの通知を行い、倉庫へ直行させるかどうか判断することができる。

0181

(3)セールス
セールス活動において、営業員から上長及び部門長へ報告を行うのに応用できる。例えば、データベース30(図1参照)に、訪問日程DB又は顧客リストマスタを設け、チャット情報から報告内容を自動的に生成することができる。例えば、自然言語処理エンジン40に、営業員から上長へ、顧客に見積もり提示したら、クレームを受けた旨の報告を生成させたり、顧客リストから現在の契約内容(2,000万円契約中)を取得して、顧客が大口取引先かどうかに基づいて、報告先を上長の他に部門長を追加したり、することができる。

0182

また、本発明の各実施の形態を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記各実施の形態を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。

0183

また、本発明の実施の形態は上記の各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。

0184

なお、上記実施形態において、サーバ2が、メッセンジャー処理エンジン10、課題管理エンジン20及び自然言語処理エンジン40を備えているが、複数のサーバが、メッセンジャー処理、課題管理及び自然言語処理のそれぞれを実行してもよいし、これらのうち、いずれか2つの処理を一つのサーバが実行し、残りの処理を他のサーバが実行してもよい。また、複数のサーバが協働して一つの処理を実行してもよい。

0185

本実施の形態では、テキストチャットを例に挙げて説明したが、音声チャット及びビデオチャットに適用することも可能である。

0186

本実施の形態では、「(c)新規問い合わせ」の項目で、ユーザが、ユーザ端末において、チャットアプリケーションプログラム50(図7参照)を用いて、チャットルームの画面で、自由な形式で、問い合わせの内容をテキスト等で入力すると、サーバ2において、自然言語処理エンジン40(図1参照)は、入力されたチャット情報に自然言語処理を施し、要約を生成し、課題管理エンジン20(図1参照)が、要約結果に基づいて、新規の問い合わせの関連情報を問い合わせDB404(図4参照)に登録している。しかし、自然言語処理エンジンを用いず、チャットルームに入力されたチャット情報の少なくとも1つに基づいて、少なくとも問い合わせの関連情報を生成し、課題管理エンジン20に入力して問い合わせDB404へ登録させてもよい。

0187

例えば、ウィザードを用いた対話形式で、チャットルームにおいて、サーバ2とユーザとの対話により行ってもよい。より具体的には、サーバ2において、プロジェクト情報提供部302(図4参照)に、問い合わせの関連情報の一つ(例えば、問い合わせの件名)の入力を促すチャット情報(例えば、「件名を入力してください」)をユーザ端末へ送信させる。このチャット情報は、サーバ2の記憶部であるメモリ103(図2参照)又はストレージデバイス104に予め記憶され、同じく予め記憶されたウィザード情報に基づいて、プロジェクト情報提供部302がユーザ端末へ送信するように構成されている。

0188

ユーザ端末では、チャットアプリケーションプログラム50が、チャットルーム画面に、サーバ2から送信された、問い合わせの入力を促すチャット情報を含むチャットバルーンを表示させる。次に、チャットアプリケーションプログラム50は、テキスト入力領域611に対するユーザ操作に応じて、チャット情報の入力を受け付け、サーバ2に送信する。このような処理を、問い合わせの関連情報の各項目について繰り返すことで、ユーザ端末からサーバ2へ必要な問い合わせの関連情報が送信され、問い合わせDB404に登録される。

0189

また、本実施の形態では、本発明を商業活動での課題への対処の管理に適用した構成について説明したが、当事者間のコミュニケーションと課題管理との統合によるメリットが得られる商業活動以外での課題管理に適用することも可能である。

0190

以上説明したように、例えば、商業活動において課題を共有し、コミュニケーションを図りながら解決する課題管理システムに有用である。

0191

1課題管理システム
2サーバ
3ネットワーク
4、5、6、7ユーザ端末
10メッセンジャー処理エンジン(メッセンジャー処理装置)
20 課題管理エンジン(課題管理装置)
30データベース
40自然言語処理エンジン(自然言語処理装置)
50チャットアプリケーションプログラム
101サーバ制御部(メッセンジャー制御部)
200コンピュータ
201端末制御部
205タッチパネルディスプレイ(表示部、入力部)
301ログイン処理部
302プロジェクト情報提供部
303チャットルーム管理部
304チャット情報送受信部
401ユーザマスタ
402プロジェクトマスタ
403メンバーズマスタ
404問い合わせデータベース(課題管理データベース)
405ジャーナルデータベース(チャット情報データベース)
501単語分割部
502単語抽出部
503類義語変換部
504要約作成部
505専門用語辞書
506ストップワード辞書
507類義語辞書
509画像認識部
601 一覧画面
602、620、623、630 見出し
610、624 チャットルーム画面
615、616a、616b、616c、617、625、626a、626b、627チャットバルーン
651担当変更画面

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