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技術 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 森田翼池吉靖弘
出願日 2016年5月24日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-103570
公開日 2017年11月30日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-209837
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御
主要キーワード 半導体メモリーデバイス USBコネクター 電波到達距離 レジカウンター インターフェースボード 応答要求信号 カード型記録媒体 タッチセンサー
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

無線通信アダプター接続可能な接続部を複数備える印刷装置について、複数の無線通信アダプターが接続される可能性があることに対応する処理を実行できるようにする。

解決手段

複数の無線LANアダプターADを接続可能な印刷装置10であって、印刷媒体印刷する印刷部21と、無線LANアダプターADを接続可能な複数のUSBポートPTと、複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態を検出した場合、接続された複数の無線LANアダプターADから無線LANアダプターADの無線通信機能に係る情報を取得し、取得した複数の無線LANアダプターADの情報を比較して、より高機能な一方の無線LANアダプターADを使用可能な状態にし、他方の無線LANアダプターADは使用不可能な状態にする接続状態管理処理を実行する制御部20と、を備えることを特徴とする印刷装置10。

概要

背景

従来、無線通信アダプター無線ドングル)が装着され、無線通信アダプターにより無線通信する印刷装置プリンター)が知られている(例えば、特許文献1参照)。

概要

無線通信アダプターが接続可能な接続部を複数備える印刷装置について、複数の無線通信アダプターが接続される可能性があることに対応する処理を実行できるようにする。複数の無線LANアダプターADを接続可能な印刷装置10であって、印刷媒体印刷する印刷部21と、無線LANアダプターADを接続可能な複数のUSBポートPTと、複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態を検出した場合、接続された複数の無線LANアダプターADから無線LANアダプターADの無線通信機能に係る情報を取得し、取得した複数の無線LANアダプターADの情報を比較して、より高機能な一方の無線LANアダプターADを使用可能な状態にし、他方の無線LANアダプターADは使用不可能な状態にする接続状態管理処理を実行する制御部20と、を備えることを特徴とする印刷装置10。

目的

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、無線通信アダプターが接続可能な接続部を複数備える印刷装置について、複数の無線通信アダプターが接続される可能性があることに対応する処理を実行できるようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

複数の無線通信アダプター接続可能な印刷装置であって、印刷媒体印刷する印刷部と、前記無線通信アダプターを接続可能な複数の接続部と、複数の前記接続部に前記無線通信アダプターが接続された状態を検出した場合、接続された複数の前記無線通信アダプターから前記無線通信アダプターの無線通信機能に係る情報を取得し、取得した複数の前記無線通信アダプターの前記情報を比較して、より高機能な前記無線通信アダプターを使用可能な状態にし、他の前記無線通信アダプターは使用不可能な状態にする接続状態管理処理を実行する制御部と、を備えることを特徴とする印刷装置。

請求項2

前記制御部は、前記無線通信アダプターを使用不可能な状態にする場合、前記無線通信アダプターへの電力の供給を停止することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項3

前記制御部は、前記無線通信アダプターを使用不可能な状態にする場合、前記無線通信アダプターへのリソース割り当てを停止することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。

請求項4

前記制御部は、起動時に前記接続状態管理処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。

請求項5

前記制御部は、1の前記接続部に前記無線通信アダプターが接続された状態を検出したときに、他の前記接続部にも前記無線通信アダプターが接続されて、複数の前記接続部にそれぞれ前記無線通信アダプターが接続された状態となったことを検出した場合、全ての前記無線通信アダプターを使用不可能な状態とし、再起動を促す情報を前記印刷部に印刷させることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。

請求項6

前記制御部は、1の前記接続部に前記無線通信アダプターが接続された状態を検出したときに、他の前記接続部にも前記無線通信アダプターが接続されて、複数の前記接続部にそれぞれ前記無線通信アダプターが接続された状態となったことを検出した場合、前記接続状態管理処理を実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。

請求項7

前記情報は前記無線通信アダプターが対応する周波数帯に係るものであり、前記制御部は、前記接続状態管理処理において、接続された複数の前記無線通信アダプターのうち、対応する周波数帯の数が多い前記無線通信アダプターを、高機能な前記無線通信アダプターとして判別することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷装置。

請求項8

前記情報は前記無線通信アダプターの電波到達距離又は電波強度に係るものであり、前記制御部は、前記接続状態管理処理において、接続された複数の前記無線通信アダプターのうち、高機能な前記無線通信アダプターを判別する際、前記無線通信アダプターの前記電波到達距離又は前記電波強度に基づき判別を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷装置。

請求項9

印刷媒体に印刷する印刷部と、無線通信アダプターを接続可能な複数の接続部とを有する印刷装置の制御方法であって、複数の前記接続部に前記無線通信アダプターが接続された状態を検出した場合、接続された複数の前記無線通信アダプターから前記無線通信アダプターの無線通信機能に係る情報を取得し、取得した複数の前記無線通信アダプターの前記情報を比較して、より高機能な前記無線通信アダプターを使用可能な状態にし、他の前記無線通信アダプターは使用不可能な状態にする接続状態管理処理を実行することを特徴とする印刷装置の制御方法。

技術分野

0001

本発明は、印刷装置、及び、印刷装置の制御方法に関する。

背景技術

0002

従来、無線通信アダプター無線ドングル)が装着され、無線通信アダプターにより無線通信する印刷装置(プリンター)が知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2011−11462号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ここで、印刷装置に、無線通信アダプターが接続可能な接続部を、複数、設けた場合、印刷装置に複数の無線通信アダプターが接続された状態となり得る。このように、印刷装置に複数の無線通信アダプターが接続された場合に、対応する処理を行って、複数の無線通信アダプターが接続されたことに起因する不具合を防止する技術について、従来、開示が無かった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、無線通信アダプターが接続可能な接続部を複数備える印刷装置について、複数の無線通信アダプターが接続される可能性があることに対応する処理を実行できるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために、本発明は、複数の無線通信アダプターを接続可能な印刷装置であって、印刷媒体印刷する印刷部と、前記無線通信アダプターを接続可能な複数の接続部と、複数の前記接続部に前記無線通信アダプターが接続された状態を検出した場合、接続された複数の前記無線通信アダプターから前記無線通信アダプターの無線通信機能に係る情報を取得し、取得した複数の前記無線通信アダプターの前記情報を比較して、より高機能な前記無線通信アダプターを使用可能な状態にし、他の前記無線通信アダプターは使用不可能な状態にする接続状態管理処理を実行する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、複数の無線通信アダプターが接続された場合、複数の無線通信アダプターが使用可能な状態で接続されることに起因して発生し得る不具合を防止した上で、通信に使用することが適切な高機能の無線通信アダプターを介して外部の装置と通信可能な状態へ移行できる。すなわち、上記構成によれば、印刷装置は、複数の無線通信アダプターが接続される可能性があることに対応する処理を実行できる。

0006

また、本発明の印刷装置は、前記制御部は、前記無線通信アダプターを使用不可能な状態にする場合、前記無線通信アダプターへの電力の供給を停止することを特徴とする。
本発明の構成によれば、不必要に電力が消費されることを抑制でき、省電力化を実現できる。

0007

また、本発明の印刷装置は、前記制御部は、前記無線通信アダプターを使用不可能な状態にする場合、前記無線通信アダプターへのリソース割り当てを停止することを特徴とする。
本発明の構成によれば、不必要にリソースが消費されることを抑制できる。

0008

また、本発明の印刷装置は、前記制御部は、起動時に前記接続状態管理処理を実行することを特徴とする。
本発明の構成によれば、起動した時点で、複数の無線通信アダプターが接続されることに起因した不具合が発生することを防止することができる。

0009

また、本発明の印刷装置は、前記制御部は、1の前記接続部に前記無線通信アダプターが接続された状態を検出したときに、他の前記接続部にも前記無線通信アダプターが接続されて、複数の前記接続部にそれぞれ前記無線通信アダプターが接続された状態となったことを検出した場合、全ての前記無線通信アダプターを使用不可能な状態とし、再起動を促す情報を前記印刷部に印刷させることを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置が起動している間に、印刷装置に新たに無線通信アダプターが接続された場合に、複数の無線通信アダプターが使用可能な状態で印刷装置に接続されたときに生じ得る不具合を確実に防止した上で、起動時(再起動時)に接続状態管理処理が実行されることを好適に利用して、無線通信アダプターを介して外部の装置と通信可能な状態へとスムーズに移行できる。

0010

また、本発明の印刷装置は、前記制御部は、1の前記接続部に前記無線通信アダプターが接続された状態を検出したときに、他の前記接続部にも前記無線通信アダプターが接続されて、複数の前記接続部にそれぞれ前記無線通信アダプターが接続された状態となったことを検出した場合、前記接続状態管理処理を実行することを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置が起動している間に、印刷装置に新たに無線通信アダプターが接続された場合に、複数の無線通信アダプターが使用可能な状態で印刷装置に接続されたときに生じ得る不具合を確実に防止した上で、ユーザーの作業を伴うことなく、自動で、無線通信アダプターを介して外部の装置と通信可能な状態へとスムーズに移行できる。

0011

また、本発明の印刷装置は、前記情報は前記無線通信アダプターが対応する周波数帯に係るものであり、前記制御部は、前記接続状態管理処理において、接続された複数の前記無線通信アダプターのうち、対応する周波数帯の数が多い前記無線通信アダプターを、高機能な前記無線通信アダプターとして判別することを特徴とする。
本発明の構成によれば、対応する周波数帯の数が多く、ユーザーが選択可能な周波数帯が多く、印刷装置が設置される環境に応じた周波数に設定できる可能性の高い印刷装置ほど、優先的に、通信に実際に使用する無線通信アダプターとすることができる。

0012

また、本発明の印刷装置は、前記情報は前記無線通信アダプターの電波到達距離又は電波強度に係るものであり、前記制御部は、前記接続状態管理処理において、接続された複数の前記無線通信アダプターのうち、高機能な前記無線通信アダプターを判別する際、前記無線通信アダプターの前記電波到達距離又は前記電波強度を反映して判別を行うことを特徴とする。
本発明の構成によれば、制御部は、電波到達距離又は電波強度に基づき、高機能な無線通信アダプターを適切に判別できる。

0013

また、上記目的を達成するために、本発明は、印刷媒体に印刷する印刷部と、無線通信アダプターを接続可能な複数の接続部とを有する印刷装置の制御方法であって、複数の前記接続部に前記無線通信アダプターが接続された状態を検出した場合、接続された複数の前記無線通信アダプターから前記無線通信アダプターの無線通信機能に係る情報を取得し、取得した複数の前記無線通信アダプターの前記情報を比較して、より高機能な前記無線通信アダプターを使用可能な状態にし、他の前記無線通信アダプターは使用不可能な状態にする接続状態管理処理を実行することを特徴とする。
本発明の構成によれば、印刷装置は、複数の無線通信アダプターが接続された場合、複数の無線通信アダプターが使用可能な状態で接続されることに起因して発生し得る不具合を防止した上で、通信に使用することが適切な高機能の無線通信アダプターを介して外部の装置と通信可能な状態へ移行できる。すなわち、上記構成によれば、印刷装置は、複数の無線通信アダプターが接続される可能性があることに対応する処理を実行できる。

図面の簡単な説明

0014

本実施形態に係る印刷システムの各装置の機能的構成を示すブロック図。
印刷装置の動作を示すフローチャート
印刷装置の動作を示すフローチャート。
印刷装置の動作を示すフローチャート。
印刷媒体に印刷される情報の一例を示す図。
印刷装置の動作を示すフローチャート。

実施例

0015

以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る印刷システム1の各装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、印刷システム1は、印刷装置10と、印刷装置10に対するホストコンピューターとして機能するタブレット端末11とを備える。
印刷システム1は、タブレット端末11の制御で、印刷装置10が印刷を実行するシステムである。印刷システム1は、例えば、スーパーマーケットコンビニエンスストア等の小売店や、居酒屋や喫茶店等の飲食店等の店舗レジカウンターに設けられ、レジカウンターにおける会計に応じて、レシート発行する。

0016

印刷装置10は、印刷媒体を収容し、印刷媒体に印刷する機能を有する装置である。
図1に示すように、印刷装置10は、制御部20と、印刷部21と、記憶部22と、印刷装置タッチパネル23と、USB通信インターフェース24と、を備える。

0017

制御部20は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、印刷装置10を制御する。制御部20は、CPUによるプログラムの実行や、制御回路による信号処理等、ハードウェア及びソフトウェアにより、印刷装置10を制御する。
印刷部21は、印刷装置10に収容された印刷媒体を搬送する搬送機構や、印刷ヘッドにより印刷媒体に画像を印刷する印刷機構等の、印刷媒体への印刷に係る機構を備える。印刷部21は、制御部20の制御で、各種機構を動作させて、印刷媒体に画像を印刷する。

0018

記憶部22は、不揮発性メモリーを備え、各種情報を記憶する。
印刷装置タッチパネル23は、印刷装置10の筐体に設けられたタッチパネルである。印刷装置タッチパネル23は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて設けられたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、制御部20の制御で、各種画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、制御部20に出力する。制御部20は、タッチセンサーからの入力に基づいて、ユーザーによるタッチ操作に対応する処理を実行する。

0019

USB通信インターフェース24は、USBの仕様に従って通信を行うUSBコントローラー等のUSBによる通信に係る構成を有するインターフェースボードを備える。USB通信インターフェース24は、複数(本実施形態では、3個。)のUSBポートPT1(接続部)、USBポートPT2(接続部)、USBポートPT3(接続部)を備える。以下、USBポートPT1、USBポートPT2、及び、USBポートPT3を区別しない場合、「USBポートPT」と表現する。
USB通信インターフェース24は、制御部20の制御で、USBポートPTに接続されたUSBデバイスと通信する。
印刷装置10のUSB通信インターフェース24には、USBデバイスとして、無線LANアダプターAD(無線通信アダプター)が接続可能である。
無線LANアダプターADは、無線LANに対応する所定の無線通信規格(本例では、Wi−Fi(登録商標)であるものとする。)に従って無線通信する機能を有する外付けアダプターである。

0020

図1に示すように、無線LANアダプターADは、アダプター制御部30と、アダプター記憶部31と、アダプター通信インターフェース32と、アダプター無線通信部33と、を備える。
アダプター制御部30は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、無線LANアダプターADを制御する。アダプター制御部30は、CPUによるプログラムの実行や、制御回路による信号処理等、ハードウェア及びソフトウェアの機能により、無線LANアダプターADを制御する。
アダプター記憶部31は、不揮発性メモリーを備え、各種情報を記憶する。
アダプター通信インターフェース32は、USBコネクターや、USBの仕様に従って通信を行うUSBコントローラー等のUSBによる通信に係る構成を有するインターフェースボードを備える。アダプター通信インターフェース32は、アダプター制御部30の制御で、USBの仕様に従って通信を行う。印刷装置10のUSB通信インターフェース24のUSBポートPTのいずれかに、無線LANアダプターADのアダプター通信インターフェース32のUSBコネクターが接続されることにより、無線LANアダプターADは印刷装置10に接続される。
アダプター無線通信部33は、アンテナや、送信データ変調し又は受信データを復調する変調/復調部、変調後の送信データを電波としてアンテナを介して送信し又はアンテナを介して受信した電波に含まれる信号を変調/復調部に出力するRF部等を有する。アダプター無線通信部33は、アダプター制御部30の制御で、外部装置(タブレット端末11を含む)と、無線LANに対応する所定の無線通信規格に従って無線通信する。

0021

タブレット端末11は、前面の広い領域にタッチパネルである端末タッチパネル42が設けられたタブレット型の(板状の)端末である。
図1に示すように、タブレット端末11は、端末制御部40と、端末無線通信部41と、端末タッチパネル42と、端末記憶部43と、を備える。

0022

端末制御部40は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、タブレット端末11を制御する。端末制御部40は、CPUによるプログラムの実行や、信号処理回路による信号処理等、ハードウェア及びソフトウェアの機能により、タブレット端末11を制御する。
端末無線通信部41は、端末制御部40の制御で、所定の無線通信の規格に従って、外部装置(無線LANアダプターADを含む。)と無線通信する。
端末タッチパネル42は、液晶表示パネル等の表示パネルと、表示パネルに重ねて設けられたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、端末制御部40の制御で、各種画像を表示する。タッチセンサーは、タッチ操作を検出し、端末制御部40に出力する。端末制御部40は、タッチセンサーからの入力に基づいて、ユーザーによるタッチ操作に対応する処理を実行する。
端末記憶部43は、メモリーを備え、各種情報を記憶する。

0023

ところで、上述したように、印刷装置10は、複数のUSBポートPT(複数の接続部)を備える。このため、印刷装置10は、複数のUSBポートPTのそれぞれに、無線LANアダプターADが接続されることにより、複数の無線LANアダプターADが接続された状態となる可能性がある。
本実施形態に係る印刷装置10は、複数の無線LANアダプターADが接続される可能性があることを踏まえ、以下の処理を実行する。

0024

図2のフローチャートFAは、印刷装置10の電源オンされ、印刷装置10が起動するときに、印刷装置10が実行する処理を示すフローチャートである。すなわち、印刷装置10は、起動時に、フローチャートFAに示す処理を実行する。
印刷装置10は、例えば、印刷装置10の起動時に行われる初期処理において、フローチャートFAで示す処理を実行する。

0025

図2に示すように、印刷装置10の制御部20は、複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態か否かを判別する(ステップSA1)。
ステップSA1において、制御部20は、例えば、以下の方法で、複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態か否かを判別する。例えば、制御部20は、USBポートPTに接続されたUSBデバイスのそれぞれとUSBに従って通信し、各USBデバイスからベンダーID、及び、プロダクトIDを検出(取得)する。周知のとおり、ベンダーID、及び、プロダクトIDは、USBデバイスに割り振られるコードであり、USBホスト(本実施形態では、印刷装置10)は、これらIDの組み合わせによって、USBデバイスの種類を判別可能である。制御部20は、USBポートPTに接続された各USBデバイスから取得したベンダーID、及び、プロダクトIDに基づいて、各USBデバイスの種類を判別する。制御部20は、種類が無線LANアダプターADであるUSBデバイスを検出し、複数のベンダーID、又は、プロダクトIDを検出した場合、複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態であると判別する。
ステップSA1において、複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態か否かを判別する方法は、例示した方法に限らず、どのような方法でもよい。

0026

複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態ではない場合(ステップSA1:NO)、換言すれば、1つのUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態の場合、又は、印刷装置10に無線LANアダプターADが1つも接続されてない場合、制御部20は、処理を終了する。

0027

複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態の場合(ステップSA1:YES)、制御部20は、接続状態管理処理を実行し(ステップSA2)、処理を終了する。

0028

図3のフローチャートFBは、接続状態管理処理の詳細を示すフローチャートである。
図3のフローチャートFBに示すように、接続状態管理処理において、制御部20は、接続された複数の無線LANアダプターADのそれぞれと通信し、無線LANアダプターADのそれぞれについて、無線LANアダプターADが対応する無線通信規格(無線通信機能、周波数帯、電波到達距離、電波強度等に係る情報)を取得する(ステップSB1)。

0029

無線通信規格の例として、例えば、IEEE802.11b、IEEE802.11g、及び、IEEE802.11aがある。以下、IEEE802.11b、及び、IEEE802.11gをまとめて、「IEEE802.11b/g」と表現する。
IEEE802.11b/gは、周波数帯として「2.4GHz」帯を使用可能な通信規格であり、IEEE802.11aは、周波数帯として「5GHz」帯を使用可能な通信規格である。

0030

次いで、制御部20は、接続された複数の無線LANアダプターADのそれぞれの無線通信規格に基づいて、無線LANアダプターADのそれぞれの機能を取得する(ステップSB2)。
本実施形態において、無線LANアダプターADの機能は、「無線LANアダプターADが対応する周波数帯」を少なくとも含む。
ステップSB2において、制御部20は、無線LANアダプターADの無線通信規格がIEEE802.11b/gの場合、その無線LANアダプターADの機能として、その無線LANアダプターADが対応する周波数帯である「2.4GHz」帯を取得する。
また、制御部20は、無線LANアダプターADの無線通信規格がIEEE802.11b/g、及び、IEEE802.11aである場合、その無線LANアダプターADの機能として、その無線LANアダプターADが対応する周波数帯である「2.4GHz」帯、及び、「5GHz」帯を取得する。

0031

次いで、制御部20は、接続された複数の無線LANアダプターADについて、ステップSB2で取得した無線LANアダプターADの機能を比較することにより、より高機能な無線LANアダプターADを判別する(ステップSB3)。以下、ステップSB3の処理について詳述する。

0032

ステップSB3において、制御部20は、対応する周波数帯の数が多い方の無線LANアダプターADを、より高機能な無線LANアダプターADとして判別する。例えば、1の無線LANアダプターADが対応する周波数帯が「2.4GHz」帯であり、他の無線LANアダプターADが対応する周波数帯が「2.4GHz」帯、及び、「5GHz」帯であるとする。この場合、制御部20は、他の無線LANアダプターADを、より高機能な無線LANアダプターADとして判別する。

0033

制御部20が、対応する周波数帯の数が多い方の無線LANアダプターADを、より高機能な無線LANアダプターADとして判別する理由は以下である。
すなわち、本実施形態では、印刷装置10に接続された無線LANアダプターADが対応する周波数帯が、複数、ある場合、ユーザーは、所定の手段により、使用する周波数帯を選択することができる。そして、無線LANアダプターADについて、対応する周波数帯の数が多いということは、ユーザーが選択可能な周波数帯の候補が多いということである。ユーザーが選択可能な周波数帯の候補が多ければ多いほど、ユーザーは、印刷装置10が設置された場所の環境や、印刷装置10に求める通信に関する特性等を踏まえた適切な周波数帯を選択できる。以上を踏まえ、制御部20は、対応する周波数帯の数が多い方の無線LANアダプターADを、より高機能な無線LANアダプターADとして判別する。

0034

複数の無線LANアダプターADのそれぞれについて、対応する周波数帯の数が同一の場合、制御部20は、各無線LANアダプターADの電波到達距離、及び、電波強度を反映して、より高機能な無線LANアダプターADを判別する。詳述すると、無線LANアダプターADの機種ごとに、電波到達距離、及び、電波強度は異なる。これを踏まえ、事前に、印刷装置10の記憶部22に、無線LANアダプターADの機種ごとに、機種を示す情報と、無線LANアダプターADの電波到達距離を示す情報と、無線LANアダプターADの電波強度を示す情報とが対応付けられたテーブルが記憶される。機種ごとの電波到達距離及び電波強度は、無線LANアダプターADのメーカー製品スペックとして公表するものを用いてもよく、また、テストシミュレーションの結果に基づくものでもよい。制御部20は、接続された複数の無線LANアダプターADのそれぞれについて、無線LANアダプターADのベンダーID、及び、プロダクトIDに基づいて、無線LANアダプターADの機種を判別する。次いで、制御部20は、接続された複数の無線LANアダプターADのそれぞれについて、上述したテーブルに基づいて、電波到達距離及び電波強度を取得する。次いで、制御部20は、接続された複数の無線LANアダプターADのそれぞれの電波到達距離及び電波強度を比較して、より高機能な無線LANアダプターADを判別する。なお、制御部20が、電波到達距離及び電波強度の両方ではなく、いずれか一方に基づいて、より高機能な無線LANアダプターADを判別する構成でもよい。

0035

なお、接続された複数の無線LANアダプターADのうち、より高機能な無線LANアダプターADを判別する方法は、上述した方法に限らない。例えば、制御部20が、対応する周波数帯の数を利用せず、電波到達距離、又は、電波強度を利用して、より高機能な無線LANアダプターADを判別する構成でもよい。すなわち、通信の安定性や、通信効率等が高い無線LANアダプターADが、より高機能な無線LANアダプターADとして判別される方法であれば、どのような方法でもよい。

0036

以下の説明では、ステップSB3において制御部20が、より高機能な無線LANアダプターADを「高機能アダプター」と表現し、接続された無線LANアダプターADのうち、高機能アダプター以外の無線LANアダプターADを、「低機能アダプター」と表現する。

0037

ステップSB3で高機能アダプターを判別した後、制御部20は、高機能アダプターを使用可能な状態とする(ステップSB4)。詳述すると、制御部20は、高機能アダプターの制御用デバイスドライバーをロードする。なお、制御部20は、印刷装置10の起動時にデバイスドライバーが自動でロードされる構成の場合は、高機能アダプターの制御用のデバイスドライバーがロードされた状態を維持する。制御部20は、ロードされたデバイスドライバーの機能により、高機能アダプターを動作させる。高機能アダプターを動作させるとは、高機能アダプターを制御部20による制御が可能な状態とし、印刷装置10が高機能アダプターを介して外部の装置と通信可能な状態とすることを意味する。

0038

次いで、制御部20は、低機能アダプターを使用不可能な状態とする(ステップSB5)。詳述すると、制御部20は、低機能アダプターの制御用のデバイスドライバーをアンロードする。なお、制御部20は、印刷装置10の起動時にデバイスドライバーが自動でロードされない構成の場合は、低機能アダプターの制御用のデバイスドライバーがアンロードされた状態を維持する。制御部20は、低機能アダプターの制御用のデバイスドライバーをアンロードすることにより、低機能アダプターへのリソースの割り当てを停止する。低機能アダプターへのリソースの割り当てとは、低機能アダプターの制御用のデバイスドライバーについて、RAM、その他のメモリーに記憶領域が確保されたり、当該デバイスドライバーが生成するプロセスがCPUに割り当てられたりすることをいう。また、低機能アダプターの制御用のデバイスドライバーがアンロードされることにより、低機能アダプターへの電力の供給が停止されると共に、低機能アダプターが動作しない状態となる。

0039

以上のように、本実施形態では、印刷装置10の起動時に、複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態の場合、制御部20により接続状態管理処理が実行され、高機能アダプターのみが使用可能な状態とされ、高機能アダプター以外の低機能アダプターは使用不可能な状態とされる。これにより、以下の効果を奏する。

0040

印刷装置10に複数の無線LANアダプターADが接続され、複数の無線LANアダプターADのそれぞれが使用可能な状態とされて電波の送受信を行う場合、以下の問題がある。すなわち、複数の無線LANアダプターADが送受信する電波が電波干渉を起こし、無線LANアダプターADを介して行う外部の装置との通信に悪影響が及ぶ可能性がある。また、複数の無線LANアダプターADのいずれかにより、不必要な電波の送受信(例えば、通信可能な外部の装置を検出するために定期的に行われる応答要求信号重畳された電波の送信。)が行われ、不必要に電波帯域を使用する可能性がある。一方で、本実施形態では、印刷装置10に数の無線LANアダプターADが接続された状態の場合は、1つの無線LANアダプターADが使用可能な状態とされるため、上述した問題が生じることを防止できる。
特に、本実施形態では、複数の無線LANアダプターADのうち、より高機能な無線LANアダプターADが使用可能な状態とされるため、印刷装置10は、より高機能な無線LANアダプターADを介して、外部の装置との間での通信を行うことができる。

0041

さらに、接続された複数の無線LANアダプターADのうち、低機能アダプターについては、リソースの割り当てが停止されるため、不必要にリソースが消費されることを抑制できる。また、CPUの処理負荷を低減できると共に、メモリーの消費量を抑制できる。
さらに、接続された複数の無線LANアダプターADのうち、低機能アダプターについては、電力の供給が停止されるため、不必要に電力が消費されることを防止でき、省電力化を実現できる。

0042

次に、起動している間に、1つの無線LANアダプターADが使用可能な状態で接続されているときの印刷装置10の動作について説明する。
印刷装置10は、動作モードとして、モードM1と、モードM2とを有する。以下、動作モードがモードM1のときの印刷装置10の動作について説明し、次いで、動作モードがモードM2のときの印刷装置10の動作について説明する。動作モードは、所定の手段により、ユーザーが切り替えることができる。

0043

図4のフローチャートFCは、動作モードがモードM1のときの印刷装置10の動作を示すフローチャートである。
図4のフローチャートFCの開始時点では、印刷装置10に1つの無線LANアダプターADが接続され、その無線LANアダプターADが使用可能な状態である。
図4に示すように、モードM1において、印刷装置10の制御部20は、いずれかのUSBポートPTに、新たに、無線LANアダプターADが接続されたか否かを監視する(ステップSC1)。新たに無線LANアダプターADが接続された場合、印刷装置10に複数の無線LANアダプターADが接続された状態となる。

0044

新たに無線LANアダプターADが接続されたことを検出した場合(ステップSC1:YES)、制御部20は、既に接続された状態であった無線LANアダプターAD、及び、新たに接続された無線LANアダプターADの両方について、使用不可能な状態とする(ステップSC2)。上述したように、制御部20は、デバイスドライバーをアンロードすることによって、無線LANアダプターADを使用不可能な状態とする。ステップSC2の処理により、印刷装置10は、無線LANアダプターADを介した外部の装置との通信ができない状態となる。

0045

次いで、制御部20は、印刷部21を制御して、印刷媒体に、無線LANアダプターADが、複数、接続されたため、いずれの無線LANアダプターADも使用不可能な状態としたこと、及び、再起動を促す情報を少なくとも含む情報を印刷させる(ステップSC3)。図5は、ステップSC3で印刷媒体に印刷される情報の一例を示す。
ユーザーは、印刷媒体に印刷された情報を視認により確認することにより、印刷装置が無線LANアダプターADを介した外部の装置との通信ができない状態であること、及び、再起動を実行すべきことを、迅速に認識できる。また、ユーザーは、当該認識に基づいて、印刷装置10の再起動を実行できる。
なお、上述したように、印刷装置10が再起動された場合、再起動に伴って印刷装置10により接続状態管理処理が実行され、高機能アダプターが使用可能であり、低機能アダプターが使用不可能な状態とされる。

0046

以上説明したモードM1によれば、印刷装置10が起動している間に、印刷装置10に新たに無線LANアダプターADが接続された場合に、複数の無線LANアダプターADが使用可能な状態で印刷装置10に接続されたときに生じ得る不具合を確実に防止した上で、起動時に接続状態管理処理が実行されることを好適に利用して、無線LANアダプターADを介して外部の装置と通信可能な状態へとスムーズに移行できる。

0047

図6のフローチャートFDは、動作モードがモードM2のときの印刷装置10の動作を示すフローチャートである。
図6のフローチャートFDの開始時点では、印刷装置10に1つの無線LANアダプターADが接続され、その無線LANアダプターADが使用可能な状態である。
図6に示すように、モードM2において、印刷装置10の制御部20は、いずれかのUSBポートPTに、新たに、無線LANアダプターADが接続されたか否かを監視する(ステップSD1)。新たに無線LANアダプターADが接続された場合、印刷装置10に複数の無線LANアダプターADが接続された状態となる。

0048

新たに無線LANアダプターADが接続されたことを検出した場合(ステップSD1:YES)、制御部20は、一旦、既に接続された状態であった無線LANアダプターAD、及び、新たに接続された無線LANアダプターADの両方について、使用不可能な状態とする(ステップSD2)。
次いで、制御部20は、接続状態管理処理を実行する(ステップSD3)。
上述したように、接続状態管理処理が実行されることにより、高機能アダプターが使用可能であり、低機能アダプターが使用不可能な状態とされる。

0049

以上説明したモードM2によれば、印刷装置10が起動している間に、印刷装置10に新たに無線LANアダプターADが接続された場合に、複数の無線LANアダプターADが使用可能な状態で印刷装置10に接続されたときに生じ得る不具合を確実に防止した上で、ユーザーの作業を伴うことなく、自動で、無線LANアダプターADを介して外部の装置と通信可能な状態へとスムーズに移行できる。

0050

以上説明したように、本実施形態に係る印刷装置10は、印刷媒体に印刷する印刷部と、無線LANアダプターAD(無線通信アダプター)を接続可能な複数のUSBポートPT(接続部)と、複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態の場合、接続された複数の無線LANアダプターADから無線LANアダプターADの機能を取得し、取得した複数の無線LANアダプターADの機能を比較して、より高機能な一方の無線LANアダプターADを使用可能な状態にし、他方の無線LANアダプターADは使用不可能な状態にする接続状態管理処理を実行する制御部20と、を備える。
この構成によれば、印刷装置10は、複数の無線LANアダプターADが接続された場合、複数の無線LANアダプターADが使用可能な状態で接続されることに起因して発生し得る不具合を防止した上で、通信に使用することが適切な高機能の無線LANアダプターADを介して外部の装置と通信可能な状態へ移行できる。すなわち、上記構成によれば、印刷装置10は、複数の無線LANアダプターADが接続される可能性があることに対応する処理を実行できる。

0051

また、本実施形態では、制御部20は、無線LANアダプターADを使用不可能な状態にする場合、無線LANアダプターADへの電力の供給を停止する。
この構成によれば、不必要に電力が消費されることを抑制でき、省電力化を実現できる。

0052

また、本実施形態では、制御部20は、無線LANアダプターADを使用不可能な状態にする場合、無線LANアダプターADへのリソースの割り当てを停止する。
この構成によれば、不必要にリソースが消費されることを抑制できる。

0053

また、本実施形態では、制御部20は、起動時に接続状態管理処理を実行する。
この構成によれば、印刷装置10は、複数の無線LANアダプターADが接続された状態で印刷装置10が起動した場合に、起動して時点で、複数の無線LANアダプターADが接続されることに起因した不具合が発生することを防止することができる。

0054

また、本実施形態では、制御部20は、1のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態のときに、他のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続され、複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態となった場合、全ての無線LANアダプターADを使用不可能な状態とし、再起動を促す情報を印刷部21に印刷させる。
この構成によれば、印刷装置10が起動している間に、印刷装置10に新たに無線LANアダプターADが接続された場合に、複数の無線LANアダプターADが使用可能な状態で印刷装置10に接続されたときに生じ得る不具合を確実に防止した上で、起動時(再起動時)に接続状態管理処理が実行されることを好適に利用して、無線LANアダプターADを介して外部の装置と通信可能な状態へとスムーズに移行できる。

0055

また、本実施形態では、制御部20は、1のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態のときに、他のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続され、複数のUSBポートPTに無線LANアダプターADが接続された状態となった場合、接続状態管理処理を実行する。
この構成によれば、印刷装置10が起動している間に、印刷装置10に新たに無線LANアダプターADが接続された場合に、複数の無線LANアダプターADが使用可能な状態で印刷装置10に接続されたときに生じ得る不具合を確実に防止した上で、ユーザーの作業を伴うことなく、自動で、無線LANアダプターADを介して外部の装置と通信可能な状態へとスムーズに移行できる。

0056

また、本実施形態では、制御部20は、接続状態管理処理において、接続された複数の無線LANアダプターADのうち、対応する周波数帯の数が多い無線LANアダプターADを、高機能な無線LANアダプターADと判別する。
この構成によれば、対応する周波数帯の数が多く、ユーザーが選択可能な周波数帯が多く、印刷装置10が設置される環境に応じた周波数に設定できる可能性の高い印刷装置10ほど、優先的に、通信に実際に使用する無線LANアダプターADとすることができる。

0057

また、本実施形態では、制御部20は、接続状態管理処理において、接続された複数の無線LANアダプターADのうち、高機能な無線LANアダプターADを判別する際、無線LANアダプターADの電波到達距離又は電波強度を反映して判別を行う。
この構成によれば、制御部20は、電波到達距離又は電波強度を反映して、高機能な無線LANアダプターADを適切に判別できる。

0058

なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、無線LANアダプターADは、USBデバイスであり、USBの仕様に従って印刷装置10と通信した。しかしながら、無線LANアダプターADと、印刷装置10との間での通信で使用する通信プロトコルはUSBに限らず何でもよい。
また例えば、上述した印刷装置10の制御方法(印刷装置の制御方法)が、印刷装置10が備えるコンピューター、又は、印刷装置10に接続される外部装置を用いて実現される場合、本発明を、当該方法を実現するためにコンピューターが実行するプログラム、このプログラムをコンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体、或いは、このプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。上記記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu−ray(登録商標)Disc、光磁気ディスクフラッシュメモリーカード型記録媒体等の可搬型の、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、上記記録媒体は、印刷装置10や、印刷装置10に接続された外部装置が備える内部記憶装置であるRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD等の不揮発性記憶装置でもよい。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成示唆するものではない。

0059

1…印刷システム、10…印刷装置、11…タブレット端末、20…制御部、21…印刷部、22…記憶部、23…印刷装置タッチパネル、24…USB通信インターフェース、30…アダプター制御部、31…アダプター記憶部、32…アダプター通信インターフェース、33…アダプター無線通信部、40…端末制御部、41…端末無線通信部、42…端末タッチパネル、43…端末記憶部、AD…無線LANアダプター(無線通信アダプター)、PT(PT1、PT2、PT3)USBポート(接続部)。

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