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技術 画像読取装置及び画像形成装置

出願人 キヤノン株式会社
発明者 佐久間智史
出願日 2016年5月18日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2016-099845
公開日 2017年11月24日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-208704
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における露光及び原稿送り ファクシミリ一般
主要キーワード 入力パルス数 排出空間 上流側シート 照明動作 逆転制御 下流側シート プラテンガイド ジャンプ台
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

原稿の取り忘れを防ぐことのできる画像読取装置及び画像形成装置を提供する。

解決手段

原稿を積載する原稿トレイ24の下方に、画像読取手段により画像が読み取られた原稿が排出される排紙トレイ25を設ける。この排紙トレイ25を照明する排紙照明部40を、排紙照明部40の光照射方向が原稿トレイ24及び排紙トレイ25との間の排出空間Sを向くように、排紙トレイ25のシート積載領域よりも幅方向の外側に取り付ける。

概要

背景

従来、デジタル複写機プリンタファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成部と、画像読取装置とを備え、画像読取装置によって読み取った画像情報に基づいて画像形成部により、シートに画像を形成するようにしたものがある。画像読取装置として、画像読取装置本体の上部に、積載トレイ積載されたシートである原稿を搬送する自動原稿搬送装置であるADF(Auto Document Feeder)を有するものがある。

この画像読取装置では、プラテンガラスの所定の画像読取位置の下方に画像読取手段を移動させた後、画像読取位置上を、ADFにより原稿を一定の速度で搬送することにより、原稿画像を読み取る。なお、画像が読み取られた後、原稿は、積載トレイの下方に設けられた原稿排出部に排出される。

ここで、原稿が原稿排出部に排出された後、ユーザは原稿を取り除くが、ユーザが原稿に気づかない場合がある。この場合、原稿の取り忘れが生じるので、原稿の取り忘れを防止するため、原稿排出部を照明手段により照らすようにしたものがある。このような画像読取装置としては、照明手段を原稿排出部の上方で且つ積載トレイの下方に、さらに読取可能な最大サイズ原稿の排出方向と直交する幅方向の外側に配置するようにしたものがある(特許文献1参照)。このような位置に照明手段を配置することにより、照明手段からの光が原稿に遮られるのを防ぐことができるので、原稿の視認性が向上し、原稿の取り忘れを防止することができる。

概要

原稿の取り忘れを防ぐことのできる画像読取装置及び画像形成装置を提供する。原稿を積載する原稿トレイ24の下方に、画像読取手段により画像が読み取られた原稿が排出される排紙トレイ25を設ける。この排紙トレイ25を照明する排紙照明部40を、排紙照明部40の光照射方向が原稿トレイ24及び排紙トレイ25との間の排出空間Sを向くように、排紙トレイ25のシート積載領域よりも幅方向の外側に取り付ける。

目的

本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、原稿の取り忘れをより効果的に防ぐことのできる画像読取装置及び画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シート積載するシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送手段によって搬送されたシートの画像を読み取る画像読み取り手段と、前記シート積載手段の下方に配置され、画像が読み取られたシートが排出される排出シート積載手段と、前記排出シート積載手段のシート積載領域よりもシート排出方向と直交する幅方向の外側に配置され、前記排出シート積載手段を照明する照明手段と、を備え、前記照明手段が、前記照明手段の光照射方向が前記シート積載手段及び前記排出シート積載手段との間の空間を向くように設けられていることを特徴とする画像読取装置。

請求項2

前記照明手段が取り付けられる取り付け部と、前記画像が読み取られたシートが排出されるシート排出口と、を備え、前記取り付け部を前記シート排出口の幅方向の縁部に設けたことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。

請求項3

前記取り付け部は、前記シート排出口の幅方向の側壁を形成する枠体シート排出方向下流側端の前記シート排出口に臨む位置に形成された凹部であることを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。

請求項4

前記照明手段を、前記シート積載手段よりも下方に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像読取装置。

請求項5

前記照明手段は、発光部を備え、前記照明手段を、前記発光部からの光の光軸の方向が前記排出シート積載手段のシート積載面に対して略平行となるように配置することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像読取装置。

請求項6

前記照明手段は、前記発光部からの光が透過する透明なカバー部材を有することを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。

請求項7

前記カバー部材は、シート排出方向に対し前記空間から離れる方向における角度がシート排出方向下流側ほど大きくなるように形成された複数の光透過面を有することを特徴とする請求項6記載の画像読取装置。

請求項8

前記カバー部材は、シート排出方向下流側がシート排出方向上流側よりも前記空間から離れるように湾曲した光透過面を有することを特徴とする請求項6記載の画像読取装置。

請求項9

前記光透過面にシボ加工を施すことを特徴とする請求項7又は8記載の画像読取装置。

請求項10

前記照明手段における光を発する部分は、鉛直方向に延びていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像読取装置。

請求項11

シートを積載するシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送手段によって搬送されたシートの画像を読み取る画像読み取り手段と、前記シート積載手段の下方に配置され、画像が読み取られたシートが排出される排出シート積載手段と、前記排出シート積載手段を照明する照明手段と、を備え、前記照明手段における光を発する部分は、鉛直方向に延びていることを特徴とする画像読取装置。

請求項12

シートの画像を読み取る請求項1乃至11の何れか1項に記載の画像読取装置を備え、前記画像読取装置により読み取られた画像情報に基づいて画像を形成することを特徴とする画像形成装置

技術分野

0001

本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関し、特に排出されたシートの取り忘れを防ぐための構成に関する。

背景技術

0002

従来、デジタル複写機プリンタファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成部と、画像読取装置とを備え、画像読取装置によって読み取った画像情報に基づいて画像形成部により、シートに画像を形成するようにしたものがある。画像読取装置として、画像読取装置本体の上部に、積載トレイ積載されたシートである原稿を搬送する自動原稿搬送装置であるADF(Auto Document Feeder)を有するものがある。

0003

この画像読取装置では、プラテンガラスの所定の画像読取位置の下方に画像読取手段を移動させた後、画像読取位置上を、ADFにより原稿を一定の速度で搬送することにより、原稿画像を読み取る。なお、画像が読み取られた後、原稿は、積載トレイの下方に設けられた原稿排出部に排出される。

0004

ここで、原稿が原稿排出部に排出された後、ユーザは原稿を取り除くが、ユーザが原稿に気づかない場合がある。この場合、原稿の取り忘れが生じるので、原稿の取り忘れを防止するため、原稿排出部を照明手段により照らすようにしたものがある。このような画像読取装置としては、照明手段を原稿排出部の上方で且つ積載トレイの下方に、さらに読取可能な最大サイズ原稿の排出方向と直交する幅方向の外側に配置するようにしたものがある(特許文献1参照)。このような位置に照明手段を配置することにより、照明手段からの光が原稿に遮られるのを防ぐことができるので、原稿の視認性が向上し、原稿の取り忘れを防止することができる。

先行技術

0005

特開2013−197725号公報

発明が解決しようとする課題

0006

このような従来の画像読取装置では、ユーザが積載トレイ側から原稿排出部を見た際、積載トレイよりも大きいサイズの原稿に対しては照明手段が原稿を照らすことができるので、ユーザが原稿を取り忘れることはない。しかし、積載トレイよりも小さい原稿については、照明手段が原稿を照らすことができないので、ユーザが原稿を取り忘れてしまう場合がある。この場合、取り忘れの原稿が大量にあり、この後、さらに原稿の読み取りが行われると、取り忘れ原稿により、原稿の詰まりが発生してしまう。

0007

そこで本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、原稿の取り忘れをより効果的に防ぐことのできる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、画像読取装置において、シートを積載するシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送手段によって搬送されたシートの画像を読み取る画像読み取り手段と、前記シート積載手段の下方に配置され、画像が読み取られたシートが排出される排出シート積載手段と、前記排出シート積載手段のシート積載領域よりもシート排出方向と直交する幅方向の外側に配置され、前記排出シート積載手段を照明する照明手段と、を備え、前記照明手段が、前記照明手段の光照射方向が前記シート積載手段及び前記排出シート積載手段との間の空間を向くように設けられていることを特徴とするものである。

発明の効果

0009

本発明によれば、原稿の取り忘れをより効果的に防ぐことができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の実施の形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の正面図。
上記画像読取装置の構成を説明する図。
(a)は上記画像読取装置の斜視図、(b)は上記画像読取装置から原稿トレイを取り除いた状態を示す他方向斜視図。
上記画像読取装置の制御ブロック図。
上記画像読取装置の原稿読取時における制御を示すフローチャート
上記画像読取装置に設けられた排紙照明部の構成を説明する斜視図。
上記排紙照明部の構成を説明するBB断面図。
上記排紙照明部の照明方向を説明する斜視図。
上記排紙照明部の照明方向を説明する平面図。
上記排紙照明部の他の取り付け位置を示す図。
上記他の取り付け位置に取り付けられた排紙照明部の照明方向を説明する平面図。

実施例

0011

以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の正面図である。図1に示すように、画像形成装置501は、画像形成装置本体502と、画像形成装置本体502の上部に装着され、シートである原稿の画像読取を行う画像読取装置1を備えている。

0012

画像形成装置本体502は、上部に不図示の画像形成部が配置され、その下方に、給紙カセット503に収納されたシートを給紙する不図示のシート給送部が配置されている。なお、画像形成部は、周知の電子写真方式によりシートに画像を形成するものであり、レーザ書き込み部、電子写真プロセス部、定着部等を有している。シート給送部は給紙カセット503に載置されたシートを分離給紙するための不図示の給紙ローラ等を備え、画像形成部にシートを給送する。また、画像読取装置1と画像形成装置本体502との間には排紙空間504が設けられており、画像形成部により画像が形成されたシートは、不図示の排紙部により排紙空間504に排出される。

0013

画像読取装置1は、読み取り対象の原稿に記録された画像情報を光学的に読み取り、光電変換して画像データとして画像形成装置501に入力するものである。この画像読取装置1は、画像読取装置本体2と、画像読取装置本体2の上部に開閉自在に設けられ、複数枚の原稿を分離し、分離した原稿を後述する画像読取位置に搬送するシート搬送装置であるADF3を備えている。

0014

画像読取装置本体2には、図2に示すように本体側画像読取手段である第1画像読取部22が設けられている。この第1画像読取部22は、不図示の光を原稿に投射するランプ反射笠、原稿からの反射光光電素子まで導き、かつ縮小していく縮小光学系を備えている。また、画像読取装置本体2の上面には第1プラテンガラス21及び原稿台ガラス26が設けられている。

0015

第1画像読取部22は、不図示のモータの駆動により矢印で示す副走査方向に原稿台ガラス26と平行に往復移動する。なお、本実施の形態において、モータは、後述する図4に示す制御部71により正逆転制御され、第1画像読取部22を、ホームポジションを基準にして往復移動させる。そして、このように移動する際、第1画像読取部22は、原稿台ガラス26上の原稿を光学的に走査する。なお、モータは、入力パルス数によって回転量が決められるステッピングモータであり、後述する制御部はモータに付与するパルス数を制御することにより、第1画像読取部22の位置を制御する。

0016

ADF3には原稿を積載するシート積載手段である原稿トレイ24と、原稿トレイ24に載置された原稿を1枚ずつ分離給紙して搬送するためのシート搬送手段である原稿搬送部4が設けられている。また、ADF3には、原稿搬送部4により搬送され、画像が読み取られた後の原稿が排出される排出シート積載手段である排紙トレイ25と、第2画像読取部23と、原稿トレイ24に原稿が積載されていることを検知する原稿検知手段31が設けられている。なお、原稿トレイ24と排紙トレイ25との間には、画像が読み取られた後の原稿が排出される空間である排出空間Sが形成されている。

0017

原稿搬送部4は、ピックアップローラ12、分離部13、第1搬送ローラ対14、レジストレーションローラ対15、第2搬送ローラ対16、第3搬送ローラ対18、排紙ローラ対19等を備えている。ピックアップローラ12は、原稿トレイ24に載置された原稿Dを搬送路Rに送り込むものである。分離部13は、ピックアップローラ12によって給送される原稿Dを1枚ずつに分離するものである。この分離部13は、分離ローラ13aと、分離ローラ13aに対向して配置され、不図示の付勢手段により付勢されて分離ローラ13aに圧接する分離パッド13bにより構成される。

0018

本実施の形態において、ピックアップローラ12は、後述する図4に示す給紙モータMにより分離ローラ13aと共に回転し、原稿Dを搬送路Rに送り込む。ここで、ピックアップローラ12は、上下方向に移動可能な不図示のアームにより回転自在に支持されている。なお、このアームは、通常、ピックアップローラ12が図中実線で示す原稿トレイ24に原稿を載置するときの邪魔にならないホームポジションに位置するように上方に移動している。また、このアームは、原稿Dを給送する際、下降し、これによりピックアップローラ12は、図中実線の位置から破線の位置に回転しながら下降して原稿Dの上面に当接する。

0019

レジストレーションローラ対15は、分離部13により1枚ずつ分離搬送された後、第1搬送ローラ対14により搬送された原稿の先端を揃えるためのものである。第2搬送ローラ対16はレジストレーションローラ対15により先端が揃えられた原稿を搬送して第1画像読取部22により原稿画像が読み取られる画像読取位置22aを通過させるためのものである。第3搬送ローラ対18及び排紙ローラ対19は、画像が読み取られた原稿をシート排出口20から排紙トレイ25上に排紙するためのものである。

0020

なお、原稿トレイ24には、1対の幅方向規制板30が原稿Dのシート搬送方向と直交する幅方向にスライド自在に配置されている。そして、この幅方向規制板30により、原稿トレイ24に積載された原稿Dの幅方向の位置を規制することで原稿給送時、幅方向の位置を揃えて原稿Dを給送することができる。

0021

第2画像読取部23は原稿搬送部4により搬送された原稿の第2面の画像を読み取るためのものであり、搬送路Rの上方に設けられている。なお、第2画像読取部23よりも搬送路側には第2プラテンガラス28が設けられている。この第2画像読取部23は、第2プラテンガラス28の下方を通過する原稿の裏面に不図示の光源から光を照射した後、原稿からの反射光を受光素子で光電変換し、入射光量に応じた電気信号を出力することにより、原稿の第2面の画像を読み取る。このように、本実施の形態において、画像読取装置1は、第2画像読取部23を備えることにより、ADF3により原稿を搬送する場合には、第1画像読取部22と第2画像読取部23によって原稿の表裏の画像を一度の原稿搬送により読み取ることができる。

0022

本実施の形態において、画像読取装置1は、ユーザによって選択された、固定読みモード(原稿台ガラス原稿読取モード)と、流し読みモード(ADF原稿読取モード)とのいずれかのモードによって原稿を読み取るようになっている。

0023

固定読みモードは、ユーザにより、原稿台ガラス26に載置された原稿の画像を、第1画像読取部22を矢印に示す副走査方向に移動させながら読み取るモードである。なお、ADF3は、原稿台ガラス26が手前側から開閉可能となるように、奥側に配設された不図示のヒンジ部により画像読取装置本体2に対して上下方向に開閉(回動)可能に支持されている。そして、固定読みモードの場合は、ADF3を上方回動することにより、原稿台ガラス26の上方を開放して原稿台ガラス上に原稿を載置する。この後、ADF3を閉じて原稿台ガラス上の原稿を押さえた状態で、既述したように第1画像読取部22を、ホームポジションを基準にして往復移動させることにより、原稿台ガラス26上の原稿を光学的に走査する。

0024

流し読みモードは、ADF3により原稿を、第1画像読取部22の上方及び第2画像読取部23の下方を通過させることにより、原稿の片面又は両面画像を読み取るモードである。流し読みモードにより原稿画像を読み取る場合には、ピックアップローラ12により、原稿トレイ24に積載された複数の原稿のうちの最上位の原稿を分離部13に搬送する。ここで、原稿が複数枚重なって搬送された場合には、分離部13により、最上位の原稿を他の原稿から分離して搬送する。1枚に分離された原稿は、第1搬送ローラ対14により、停止した状態のレジストレーションローラ対15に搬送される。そして、分離部13により分離された1枚の原稿の先端を静止した状態のレジストレーションローラ対15のニップ部に突き当てて原稿にループを生じさせることにより、原稿の先端を揃えることができる。

0025

先端が揃えられた後、レジストレーションローラ対15の回転開始によって原稿は第2搬送ローラ対16に搬送され、第2搬送ローラ対16により、プラテンガイド17にガイドされながら第1プラテンガラス21上を搬送される。このとき、第1画像読取部22は、原稿の表面の画像情報を読み取る所定の流し読み位置に移動しているので、原稿が読取位置22aを通過する際、原稿の表面画像が第1画像読取部22により読み取られる。

0026

次に、表面画像の読み取りが終了すると、原稿は、ジャンプ台27にガイドされながら第2プラテンガラス28の下面を通過し、この際、原稿の裏面の画像情報が第2画像読取部23により読み取られる。そして、この第2画像読取部23による原稿の裏面画像読み取りが終了すると、原稿は第2搬送ローラ対18及び排紙ローラ対19により、シート排出口20から排出空間Sに排出され、排紙トレイ25上に積載される。

0027

ところで、画像読取装置1には、画像読取装置1の斜視図である図3の(a)及び、画像読取装置1から原稿トレイ24を取り除いた状態を示す他方向斜視図である図3の(b)に示すように、照明手段である排紙照明部40が配置されている。そして、この排紙照明部40により、排紙トレイ25を照明する。なお、ADF3は、画像が読み取られた原稿が排出されるシート排出口20を備えている。そして、排紙照明部40は、奥カバー32に対してシート排出口20を挟んで原稿排出方向(シート排出方向)と直交する幅方向の反対側、すなわちADF3の手前側に配置されている。

0028

図4は本実施の形態に係る画像読取装置1の制御ブロック図である。制御手段である制御部71は、画像読取装置1の原稿画像読取動作、ADF3の原稿搬送動作及び排紙照明部40の照明動作を制御する。この制御部71は、画像形成装置本体502に設けても良い。

0029

この制御部71には操作信号を入力する操作部73と、原稿トレイ24に原稿Dが積載されているかを検知する原稿検知手段31と、給紙モータMと、第1画像読取部22と、第2画像読取部23と、排紙照明部40が接続される。そして、制御部71は原稿検知手段31からの検知信号、操作部73からの信号に基づき給紙モータM、第1画像読取部22、第2画像読取部23、排紙照明部40を制御する。

0030

次に、本実施の形態に係る制御部71の原稿読取時における制御について図5のフローチャートを用いて説明する。制御部71は、まず原稿検知手段31からの検知信号に基づいて原稿トレイ24に原稿Dが積載(セット)されているかを判断する(S1)。原稿Dが積載されたと判断すると(S1のY)、操作部73からの給紙開始信号の受信を待ち(S2)、画像読取信号を受信すると(S2のY)、原稿給紙動作を開始する(S3)。

0031

原稿給紙動作が開始されると、排紙照明部40を作動させ、排紙照明部40により排紙トレイ25の照明を開始する(S4)。この後、原稿検知手段31からの信号に基づいて原稿トレイ24に原稿Dがあるかを判断し(S5)、原稿Dが原稿トレイ24にあると判断した場合には(S5のY)、原稿給紙動作を続ける。原稿トレイ24に原稿Dがないと判断すると(S5のN)、原稿給紙動作を終了する(S6)。原稿給紙動作が終了した後、設定時間が経過したかどうかを判断し(S7)、設定時間が経過していると判断した場合には(S7のY)、排紙照明部40による照明を終了する。このように本実施の形態においては、原稿給紙動作が開始されると、排紙照明部40を作動させ、原稿給紙動作が終了した後、設定時間、排紙トレイ25を照明するようにしている。

0032

次に、排紙照明部40について説明する。排紙照明部40は、図6に示すように、排紙トレイ25のシート積載領域Eよりも幅方向外側で、かつADF3のシート排出口20の幅方向の縁部に取り付けられている。本実施の形態においては、排紙照明部40は、ADF3のシート排出口20の幅方向の側壁を形成する枠体であるフレーム33の原稿排出方向下流側端(シート排出方向下流側端)のシート排出口20に臨む位置に形成された凹部34に取り付けられている。なお、本実施の形態では、排紙照明部40は、ADF3を矢印43で示す前方より見た際にフレーム33により隠れるように配置されているが、排出された原稿の視認を妨げることがなければ、フレーム33から突出した位置に排紙照明部40を配置しても良い。

0033

また、排紙照明部40は、図6のBB断面図である図7に示すように、不図示のLED等の光源と、光源からの光が出射される発光面41を有する発光部42と、発光部42からの光が透過する透明なカバー部材50を備えている。そして、排紙照明部40は、矢印に示す発光部42からの光の光軸の方向、すなわち光照射方向が原稿排出方向に対して搬送路方向側を向くように、言い換えれば排出空間Sを向くようにフレーム33に取り付けられている。

0034

これにより、発光部42からの光はカバー部材50の原稿排出方向に向いた平板状の第1光透過面51及び第1光透過面51と隣接して設けられ、搬送路側方向に向いた平板状の第2光透過面52を透過して排出空間Sに、排出空間Sの側方から進入する。このように、排紙照明部40を光照射方向が排出空間Sを向くように取り付けることにより、排出空間Sを側方から照らすことができる。なお、本実施の形態では第1光透過面51及び第2光透過面52の表面に、拡散効果を持たせるためシボ加工を施している。これにより、図7において斜線部で示す排紙照明部40の照明範囲Zが、扇状となって広がる。

0035

なお、図6等に示されているように、光を出射する第1光透過面51及び第2光透過面52の表面は、上下方向(鉛直方向)に延びている。このように光を発する排紙照明部40における部分(本実施の形態では第1光透過面51及び第2光透過面52の表面)が鉛直方向に延びているので、排紙照明部40が排出空間Sへ向けて水平に近い角度で光を発するようにすることが容易に実現できている。

0036

また、図8に示すように、本実施の形態において、排紙照明部40は、原稿トレイ24の下端面より下方に配置されており、これにより排紙照明部40は原稿トレイ24に邪魔されることなく排出空間Sの搬送路方向奥側まで照明することが可能となる。

0037

なお、本実施の形態において、排紙トレイ25は、原稿排出方向上流側上流側シート積載面25aと、上流側シート積載面25aの原稿排出方向下流側の下流側シート積載面25bを備えている。そして、矢印で示す発光部42からの光の光軸の方向を排紙トレイ25のシート積載面25aと略平行になるように排紙照明部40を配置すれば、さらに排出空間Sの搬送路方向奥側まで照明することが可能となる。

0038

これにより、図9に示すように、排出された原稿Dが太線で示す原稿トレイ24よりも小さく、原稿トレイ24によって隠れてしまうサイズの原稿であっても、原稿Dが見え易くなり、ユーザの原稿の取り忘れを防止することができる。

0039

以上説明したように、本実施の形態においては、排紙照明部40を、光照射方向が排出空間Sを向くように、排紙トレイ25のシート積載領域Eよりも幅方向の外側に取り付けるようにしている。これにより、排出された原稿Dが原稿トレイ24によって隠れてしまうサイズの原稿であっても、排出された原稿Dが見え易くなるため、ユーザは原稿が排紙トレイ25にあることを視認することができる。この結果、原稿の取り忘れを防止することができる。

0040

なお、これまでは排紙照明部40をADF3の手前側に配置した場合について説明したが、本発明は、これに限らない。例えば、図10及び図11に示すように、排紙照明部40をADF3の奥側、すなわち奥カバー32側に配置しても良い。また、これまでの説明では、カバー部材50は、光透過面として平板状であり、且つ、直交している2つの光透過面51,52を有していたが、本発明は、これに限らない。

0041

カバー部材50の光透過面は直交でなくとも、少なくとも1つの面が搬送路側方向に面している角度で構成されていれば良い。言い換えれば、カバー部材50は、原稿排出方向に対し排出空間Sから離れる方向における角度が原稿排出方向下流側ほど大きくなるように形成された複数の光透過面を有しても良い。また、カバー部材50は、光透過面として平板状でなく、シート排出方向下流側がシート排出方向上流側よりも排出空間から離れるように湾曲した形状のものを有していても良い。

0042

1…画像読取装置、2…画像読取装置本体、3…ADF(シート搬送装置)、4…原稿搬送部(シート搬送手段)、22…第1画像読取部(画像読み取り手段)、23…第2画像読取部(画像読み取り手段)、24…原稿トレイ(シート積載手段)、25…排紙トレイ(排出シート積載手段)、25a…上流側シート積載面、32…奥カバー、33…フレーム(枠体)、34…凹部、40…排紙照明部(照明手段)、41…光透過面(発光面)、42…発光部、50…カバー部材、501…画像形成装置、D…原稿(シート)、E…シート積載領域、R…搬送路、S…排出空間、Z…照明範囲

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    【課題】 本発明が解決しようとする課題は、所定の条件を満たした場合に宛先やアドレスを全桁表示することで適切な宛先を選択できるようにすることである。【解決手段】 上記課題を解決するために、本実施形態... 詳細

  • セイコーエプソン株式会社の「 記録装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】筐体の上部を開閉するスキャナーに設けられたパネルをチルトさせたままスキャナーを開くと、パネルが見え難く操作性が低下する場合がある。【解決手段】プリンター1は、パネルユニット13を第1姿勢にする... 詳細

  • ブラザー工業株式会社の「 プリンタ、及び、プリンタのためのコンピュータプログラム」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】 第1のテーブル内の内容と第2のテーブル内の内容とを整合させるための技術を提供する。【解決手段】 プリンタは、サーバから印刷データとデータ識別情報とを受信する第1の受信部と、印刷データを用... 詳細

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