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技術 情報処理装置、プログラム供給プログラム及び情報処理システム

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 南方良紀
出願日 2016年5月19日 (3年2ヶ月経過) 出願番号 2016-100147
公開日 2017年11月24日 (1年7ヶ月経過) 公開番号 2017-207941
状態 特許登録済
技術分野 ストアードプログラム
主要キーワード 供給プログラム コンシューマー サポート部 具合情報 システムエラー プログラム識別情報 ログ生成 各電子機器
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (11)

課題

電子機器に生じた不具合を解決可能なファームウェアサーバーが保持していない場合でも、将来的に電子機器の当該不具合を解決する。

解決手段

情報処理装置は、電子機器の不具合を解決可能なプログラムを記憶するプログラム記憶部と、プログラム記憶部が記憶するプログラムを示す識別情報とプログラムが解決可能な不具合を示す不具合情報とを互いに関連付けて記憶する不具合記憶部と、1以上の電子機器から1以上の電子機器に発生した不具合を示す不具合情報を取得し、取得した不具合情報を示す不具合を解決可能なプログラムを記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断すると、取得した不具合情報を不具合記憶部に新たに登録し、プログラム記憶部が不具合記憶部に新たに登録された不具合情報により示される不具合を解決可能なプログラムを新たに記憶すると、新たに記憶されたプログラムを1以上の電子機器に供給する制御部とを具備する。

概要

背景

電子機器の不具合に関するログ収集し、収集したログを基に、不具合を解決可能なファームウェアを保持しているか否かを判断し、不具合を解決可能なファームウェアを保持している場合に、当該ファームウェアの情報を電子機器に送信するサーバーが知られている(例えば、特許文献1参照)。

概要

電子機器に生じた不具合を解決可能なファームウェアをサーバーが保持していない場合でも、将来的に電子機器の当該不具合を解決する。情報処理装置は、電子機器の不具合を解決可能なプログラムを記憶するプログラム記憶部と、プログラム記憶部が記憶するプログラムを示す識別情報とプログラムが解決可能な不具合を示す不具合情報とを互いに関連付けて記憶する不具合記憶部と、1以上の電子機器から1以上の電子機器に発生した不具合を示す不具合情報を取得し、取得した不具合情報を示す不具合を解決可能なプログラムを記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断すると、取得した不具合情報を不具合記憶部に新たに登録し、プログラム記憶部が不具合記憶部に新たに登録された不具合情報により示される不具合を解決可能なプログラムを新たに記憶すると、新たに記憶されたプログラムを1以上の電子機器に供給する制御部とを具備する。

目的

以上のような事情に鑑み、本開示の目的は、電子機器に生じた不具合を解決可能なファームウェアをサーバーが保持していない場合でも、将来的に電子機器の当該不具合を解決することが可能な情報処理装置、プログラム供給プログラム及び情報処理システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

電子機器に発生する不具合を解決可能なプログラムを記憶するためのプログラム記憶部と、前記プログラム記憶部が記憶するプログラムを示すプログラム識別情報と、前記プログラムが解決可能な不具合を示す不具合情報とを、互いに関連付けて記憶するための不具合記憶部と、1以上の電子機器から、前記1以上の電子機器に発生した不具合を示す不具合情報を取得し、前記プログラム記憶部が、前記取得した不具合情報を示す不具合を解決可能なプログラムを記憶しているか否かを判断し、前記プログラム記憶部が前記不具合を解決可能なプログラムを記憶していないと判断すると、前記取得した不具合情報を、前記不具合記憶部に新たに登録し、前記プログラム記憶部が、前記不具合記憶部に新たに登録された不具合情報により示される不具合を解決可能なプログラムを新たに記憶すると、前記新たに記憶されたプログラムを、前記1以上の電子機器に供給する制御部とを具備する情報処理装置

請求項2

請求項1に記載の情報処理装置であって、前記制御部は、前記プログラム記憶部が、前記不具合記憶部に新たに登録された不具合情報により示される不具合を解決可能なプログラムを新たに記憶したことを、前記1以上の電子機器に通知し、少なくとも一部の前記1以上の電子機器から、前記不具合を解決可能なプログラムを供給するよう要求を受け付け、前記要求の要求元の電子機器に、前記新たに記憶されたプログラムを供給する情報処理装置。

請求項3

請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、前記プログラムは、ファームウェアである情報処理装置。

請求項4

情報処理装置を、電子機器に発生する不具合を解決可能なプログラムを記憶するためのプログラム記憶部と、前記プログラム記憶部が記憶するプログラムを示すプログラム識別情報と、前記プログラムが解決可能な不具合を示す不具合情報とを、互いに関連付けて記憶するための不具合記憶部と、1以上の電子機器から、前記1以上の電子機器に発生した不具合を示す不具合情報を取得し、前記プログラム記憶部が、前記取得した不具合情報を示す不具合を解決可能なプログラムを記憶しているか否かを判断し、前記プログラム記憶部が前記不具合を解決可能なプログラムを記憶していないと判断すると、前記取得した不具合情報を、前記不具合記憶部に新たに登録し、前記プログラム記憶部が、前記不具合記憶部に新たに登録された不具合情報により示される不具合を解決可能なプログラムを新たに記憶すると、前記新たに記憶されたプログラムを、前記1以上の電子機器に供給する制御部として機能させるプログラム供給プログラム

請求項5

1以上の電子機器と、情報処理装置とを具備する情報処理システムであって、前記1以上の電子機器は、それぞれ、自機器に発生した不具合を示す不具合情報を前記情報処理装置に供給する制御部を有し、前記情報処理装置は、電子機器に発生する不具合を解決可能なプログラムを記憶するためのプログラム記憶部と、前記プログラム記憶部が記憶するプログラムを示すプログラム識別情報と、前記プログラムが解決可能な不具合を示す不具合情報とを、互いに関連付けて記憶するための不具合記憶部と、前記1以上の電子機器から、前記不具合情報を取得し、前記プログラム記憶部が、前記取得した不具合情報を示す不具合を解決可能なプログラムを記憶しているか否かを判断し、前記プログラム記憶部が前記不具合を解決可能なプログラムを記憶していないと判断すると、前記取得した不具合情報を、前記不具合記憶部に新たに登録し、前記プログラム記憶部が、前記不具合記憶部に新たに登録された不具合情報により示される不具合を解決可能なプログラムを新たに記憶すると、前記新たに記憶されたプログラムを、前記1以上の電子機器に供給する制御部とを有する情報処理システム。

技術分野

0001

本開示は、電子機器に不具合が生じたときに、当該不具合を解決可能なファームウェアを電子機器に供給する情報処理装置プログラム供給プログラム及び情報処理システムに関する。

背景技術

0002

電子機器の不具合に関するログ収集し、収集したログを基に、不具合を解決可能なファームウェアを保持しているか否かを判断し、不具合を解決可能なファームウェアを保持している場合に、当該ファームウェアの情報を電子機器に送信するサーバーが知られている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2009−043081号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記技術において、不具合を解決可能なファームウェアをサーバーが保持していない場合、電子機器の当該不具合を解決することができない。

0005

以上のような事情に鑑み、本開示の目的は、電子機器に生じた不具合を解決可能なファームウェアをサーバーが保持していない場合でも、将来的に電子機器の当該不具合を解決することが可能な情報処理装置、プログラム供給プログラム及び情報処理システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本開示の一形態に係る情報処理装置は、
電子機器に発生する不具合を解決可能なプログラムを記憶するためのプログラム記憶部と、
前記プログラム記憶部が記憶するプログラムを示すプログラム識別情報と、前記プログラムが解決可能な不具合を示す不具合情報とを、互いに関連付けて記憶するための不具合記憶部と、
1以上の電子機器から、前記1以上の電子機器に発生した不具合を示す不具合情報を取得し、
前記プログラム記憶部が、前記取得した不具合情報を示す不具合を解決可能なプログラムを記憶しているか否かを判断し、
前記プログラム記憶部が前記不具合を解決可能なプログラムを記憶していないと判断すると、前記取得した不具合情報を、前記不具合記憶部に新たに登録し、
前記プログラム記憶部が、前記不具合記憶部に新たに登録された不具合情報により示される不具合を解決可能なプログラムを新たに記憶すると、前記新たに記憶されたプログラムを、前記1以上の電子機器に供給する
制御部と
を備える。

0007

これにより、電子機器に生じた不具合を解決可能なプログラムを情報処理装置が保持していないため、電子機器に生じた不具合を直ちに解決することができない場合でも、将来的に、電子機器に生じた不具合を解決することが可能である。

0008

前記制御部は、
前記プログラム記憶部が、前記不具合記憶部に新たに登録された不具合情報により示される不具合を解決可能なプログラムを新たに記憶したことを、前記1以上の電子機器に通知し、
少なくとも一部の前記1以上の電子機器から、前記不具合を解決可能なプログラムを供給するよう要求を受け付け
前記要求の要求元の電子機器に、前記新たに記憶されたプログラムを供給する。

0009

不具合を解決可能なプログラムを、プログラムを供給するよう要求する電子機器にのみ供給することで、各電子機器の個別具体的な必要性に応じて、電子機器にプログラムを供給することができる。

0010

前記プログラムは、ファームウェアである。

0011

上記目的を達成するため、本開示の一形態に係るプログラム供給プログラムは、
情報処理装置を、
電子機器に発生する不具合を解決可能なプログラムを記憶するためのプログラム記憶部と、
前記プログラム記憶部が記憶するプログラムを示すプログラム識別情報と、前記プログラムが解決可能な不具合を示す不具合情報とを、互いに関連付けて記憶するための不具合記憶部と、
1以上の電子機器から、前記1以上の電子機器に発生した不具合を示す不具合情報を取得し、
前記プログラム記憶部が、前記取得した不具合情報を示す不具合を解決可能なプログラムを記憶しているか否かを判断し、
前記プログラム記憶部が前記不具合を解決可能なプログラムを記憶していないと判断すると、前記取得した不具合情報を、前記不具合記憶部に新たに登録し、
前記プログラム記憶部が、前記不具合記憶部に新たに登録された不具合情報により示される不具合を解決可能なプログラムを新たに記憶すると、前記新たに記憶されたプログラムを、前記1以上の電子機器に供給する
制御部
として機能させる。

0012

上記目的を達成するため、本開示の一形態に係る情報処理システムは、
1以上の電子機器と、情報処理装置とを具備する情報処理システムであって、
前記1以上の電子機器は、それぞれ、
機器に発生した不具合を示す不具合情報を前記情報処理装置に供給する制御部を有し、
前記情報処理装置は、
電子機器に発生する不具合を解決可能なプログラムを記憶するためのプログラム記憶部と、
前記プログラム記憶部が記憶するプログラムを示すプログラム識別情報と、前記プログラムが解決可能な不具合を示す不具合情報とを、互いに関連付けて記憶するための不具合記憶部と、
前記1以上の電子機器から、前記不具合情報を取得し、
前記プログラム記憶部が、前記取得した不具合情報を示す不具合を解決可能なプログラムを記憶しているか否かを判断し、
前記プログラム記憶部が前記不具合を解決可能なプログラムを記憶していないと判断すると、前記取得した不具合情報を、前記不具合記憶部に新たに登録し、
前記プログラム記憶部が、前記不具合記憶部に新たに登録された不具合情報により示される不具合を解決可能なプログラムを新たに記憶すると、前記新たに記憶されたプログラムを、前記1以上の電子機器に供給する
制御部と
を有する。

発明の効果

0013

本開示によれば、電子機器に生じた不具合を解決可能なファームウェアをサーバーが保持していない場合でも、将来的に電子機器の当該不具合を解決することが可能である。

図面の簡単な説明

0014

本開示の実施形態に係る情報処理システムを示す図である。
情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
電子機器のハードウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置及び電子機器の機能的構成を示すブロック図である。
電子機器に不具合が発生したときの情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。
電子機器に不具合が発生したときの情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
電子機器に不具合が発生したときの電子機器の動作を示すフローチャートである。
ファームウェアが情報処理装置に新たに登録されたときの情報処理システムの動作を示すシーケンス図である
ファームウェアが情報処理装置に新たに登録されたときの情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
ファームウェアが情報処理装置に新たに登録されたときの電子機器の動作を示すフローチャートである。

実施例

0015

以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。

0016

(1.情報処理システムの概要
図1は、本技術の一実施形態に係る情報処理システムを示す図である。
情報処理システム1は、情報処理装置10と、1以上(典型的には複数)の電子機器20とを有する。

0017

情報処理装置10は、インターネット等のネットワークNを通じて、電子機器20と双方向に通信して情報を授受する。情報処理装置10は、サーバー装置としての機能を有し、以下、「サーバー装置10」と称する。電子機器20は、例えば、MFP(Multifunction peripheral)等の画像形成装置であり、以下MFP20と称する。

0018

サーバー装置10は、各MFP20に生じうる各種の不具合を解決可能な各種のプログラム(典型的にはファームウェア。以下ファームウェアとして説明する。)を予め保持している。各MFP20は、何らかの不具合(例えば、システムエラーロック等)が発生すると、この不具合に関するログを生成し、生成したログをサーバー装置10に送信する。サーバー装置10は、受信したログを基に、この不具合を解決可能な特定のファームウェアを保持しているか否かを判断する。サーバー装置10は、この不具合を解決可能なファームウェアを保持している場合、MFP20に当該ファームウェアを供給する。一方、サーバー装置10は、この不具合を解決可能なファームウェアを保持していない場合、MFP20の不具合を直ちに解決することができない。その後、サーバー装置10にこの不具合を解決可能なファームウェアが新たに登録されると、サーバー装置10は、当該ファームウェアをMFP20に供給する。

0019

(2.ハードウェア構成)
(2−1.情報処理装置のハードウェア構成)
図2は、情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。

0020

サーバー装置10は、制御部11と、制御部11とバス16を介して接続された表示部12、ネットワーク通信部13、操作部14及び記憶部15とを有する。

0021

制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等を含む。制御部11は、RAM(Random Access Memory)にロードされたプログラムを実行する。

0022

表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等を含む。表示部12は、制御部11から受け取った情報に基づいて演算処理を行い、生成した画像信号画面に表示する。典型的には、表示部12は外付け表示装置である。

0023

ネットワーク通信部13は、ネットワークNに接続するためのインターフェースである。

0024

操作部14は、キーボードマウス及び各種スイッチ等を含む。操作部14は、ユーザーからの操作を検出して制御部11に出力する。

0025

記憶部15は、ROM(Read Only Memory)と、RAMと、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量の記憶装置とを含む。ROMは、コンピューター読み取り可能な非一過性記録媒体の一例であり、制御部11が実行するプログラムやデータ等を固定的に記録する。RAMには、ROMに記録されたプログラムがロードされる。

0026

(2−2.MFPのハードウェア構成)
図3は、本開示の第1の実施形態に係るMFPのハードウェア構成を示すブロック図である。

0027

MFP20は、制御部21を備える。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)及び専用のハードウェア回路等から構成され、MFP20の全体的な動作制御を司る。MFP20を各機能部(後述)として機能させるコンピュータープログラムは、ROM等のコンピューター読み取り可能な非一過性の記録媒体に記録される。

0028

制御部21は、画像読取部22、画像処理部24、画像メモリー25、画像形成部26、操作部27、記憶部28、ネットワーク通信部23等と接続されている。制御部21は、接続されている上記各部の動作制御や、各部との間での信号又はデータの送受信を行う。

0029

制御部21は、ユーザーから、操作部27またはネットワークNに接続されたパーソナルコンピュータ(図示せず)等を通じて入力されるジョブ実行指示に従って、スキャナ機能印刷機能及びコピー機能機能等の各機能についての動作制御を実行するために必要な機構の駆動及び処理を制御する。

0030

画像読取部22は、原稿から画像を読み取る。

0031

画像処理部24は、画像読取部22で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部24は、画像読取部22により読み取られた画像が画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の画像処理を行う。

0032

画像メモリー25は、画像読取部22による読み取りで得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部26での印刷対象となるデータを一時的に記憶したりする領域を有する。

0033

画像形成部26は、画像読取部22で読み取られた画像データ等の画像形成を行う。

0034

操作部27は、MFP20が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付けるタッチパネル部および操作キー部を備える。タッチパネル部は、タッチパネルが設けられたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部27aを備えている。

0035

ネットワーク通信部23は、ネットワークに接続するためのインターフェースである。

0036

記憶部28は、画像読取部22によって読み取られた原稿画像等を記憶する、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量の記憶装置である。記憶部28には、MFP20内のハードウェアを制御するためのプログラムであるファームウェアが保持される。

0037

(3.情報処理装置及び電子機器の機能的構成)
図4は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置及び電子機器の機能的構成を示すブロック図である。

0038

サーバー装置10は、コンピューター読み取り可能な非一過性の記録媒体の一例であるROMに記録された情報処理プログラムをRAMにロードして実行することにより、問合応答部111、転送管理部112及びサービスサポート部113として機能する。

0039

問合せ応答部111は、サーバー装置10が、取得したログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアを保持しているか否かを判断する。

0040

転送管理部112は、ファームウェアDB151から読み出したファームウェアをMFP20に供給する。

0041

サービスサポート部113は、不具合DB152から読み出した機器識別情報により一意識別されるMFP20に、MFP20に発生した不具合を解決可能なファームウェアが新たに登録されたことを通知する。

0042

MFP20は、コンピューター読み取り可能な非一過性の記録媒体の一例であるROMに記録された情報処理プログラムをRAMにロードして実行することにより、処理実行部211、ログ生成部212、DB問合せ部213及び更新処理部214として機能する。

0043

処理実行部211は、外部装置から取得したデータに対して特定の処理を実行する。

0044

ログ生成部212は、不具合が発生した時のMFP20の内部状態を示すログを生成する。

0045

DB問合せ部213は、ログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアをサーバー装置10が保持しているか否かを、サーバー装置10に問い合わせる。

0046

更新処理部214は、記憶部28に記憶されたファームウェアを、サーバー装置10から取得したファームウェアで更新する。

0047

(4.情報処理システムの動作)
(4−1.MFPに不具合が発生したときの動作)
図5は、MFPに不具合が発生したときの情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。図6は、MFPに不具合が発生したときの情報処理装置の動作を示すフローチャートである。図7は、MFPに不具合が発生したときのMFPの動作を示すフローチャートである。

0048

MFP20の処理実行部211は、パーソナルコンピューター等の外部装置(図示せず)から入力されたデータ(例えば、印刷データ)を取得する(ステップS201)。処理実行部211は、外部装置から取得したデータに対して特定の処理(例えば、画像処理及び画像形成)の実行を開始する(ステップS202)。処理実行部211は、処理の実行中に不具合が発生したか否かを監視している(ステップS203)。処理実行部211は、処理の実行中に不具合の発生を検出すると(ステップS203:Yes)、不具合が発生したことをログ生成部212に通知する。

0049

MFP20のログ生成部212は、処理実行部211から不具合が発生したことの通知を受けると、不具合が発生した時のMFP20の内部状態を示すログを生成する(ステップS204)。このログは、例えば、制御部21の種別名称等)を示す情報、制御部21のバージョン情報、制御部21内において不具合が発生した機能部(モジュール)を特定する情報、当該不具合が発生した機能部(モジュール)のバージョン情報及び発生したエラーの種別を示す情報等を含む。ログ生成部212は、生成したログをDB問合せ部213に供給する。

0050

MFP20のDB問合せ部213は、ログ生成部212から取得したログをネットワークNを介してサーバー装置10に供給し、このログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアをサーバー装置10が保持しているか否かを、サーバー装置10に問い合わせる(ステップS205)。

0051

サーバー装置10の問合せ応答部111は、ネットワークNを介してMFP20からログを取得する(ステップS101)。問合せ応答部111は、サーバー装置10が、取得したログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアを保持しているか否かを判断する(ステップS102)。具体的には、不具合データベース(DB)152(不具合記憶部)は、複数のMFP20から取得した不具合のログ(不具合情報)を記憶している。不具合DB152は、記憶しているログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアをサーバー装置10が保持している場合には、ログに関連付けて、このファームウェアを示すファームウェア識別情報を記憶している。「ファームウェア識別情報」は、例えば、ファームウェアのバージョン情報を含む。

0052

問合せ応答部111は、MFP20から取得したログが示す不具合を含むログを、不具合DB152から探索する。問合せ応答部111は、MFP20から取得したログが示す不具合を含むログを不具合DB152から検出した場合、検出されたログに不具合を解決可能なファームウェア識別情報が関連付けられているか否かを判断する。問合せ応答部111は、検出されたログに不具合を解決可能なファームウェア識別情報が関連付けられている場合、ログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアを、サーバー装置10が保持していると判断する(ステップS102:Yes)。問合せ応答部111は、ログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアを、サーバー装置10が保持していると判断すると、当該判断結果をMFP20に通知する(ステップS103)。当該判断結果には、ログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアのファームウェア識別情報(バージョン情報を含む)が付加される。

0053

MFP20のDB問合せ部213は、サーバー装置10から応答としての判断結果を受信する(ステップS206)。DB問合せ部213は、取得した判断結果が、不具合を解決可能なファームウェアをサーバー装置10が保持していることを示す場合(ステップS206:Yes)、ファームウェアにより不具合を解決可能であることを示す表示とファームウェアを更新するか否かをユーザーに入力させるための表示とを表示部27aに表示させる。DB問合せ部213は、操作部27に対するユーザーの特定の入力操作ファームウェア更新要求として検出する。すると、DB問合せ部213は、取得した判断結果に付加されたファームウェア識別情報(バージョン情報を含む)が示すファームウェアの取得要求を、サーバー装置10に送信する(ステップS207)。なお、処理実行部211が処理を実行中である場合は、DB問合せ部213は、処理実行部211による処理が完了した後、ファームウェアの取得要求をサーバー装置10に送信する。

0054

サーバー装置10の転送管理部112は、MFP20からファームウェアの取得要求を受信する(ステップS104)。転送管理部112は、受信した取得要求の対象のファームウェアをファームウェアDB151(プログラム記憶部)から読み出し、読み出したファームウェアをMFP20に供給する(ステップS105)。

0055

MFP20の更新処理部214は、サーバー装置10から不具合を解決可能なファームウェアを取得(ダウンロード)する(ステップS208)。更新処理部214は、記憶部28に記憶されたファームウェアを、サーバー装置10から取得したファームウェアで更新する(ステップS209)。

0056

一方、サーバー装置10の問合せ応答部111は、MFP20から取得したログが示す不具合を含むログを不具合DB152から検出できない場合、ログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアを、サーバー装置10が保持していないと判断する(ステップS102:No)。また、問合せ応答部111は、MFP20から取得したログが示す不具合を含むログを不具合DB152から検出し、かつ、検出されたログに不具合を解決可能なファームウェア識別情報が関連付けられていない場合も、ログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアを、サーバー装置10が保持していないと判断する(ステップS102:No)。問合せ応答部111は、ログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアをサーバー装置10が保持していないと判断すると、当該判断結果をMFP20に通知し、MFP20から取得したログと、このMFP20を一意に識別する機器識別情報とを、互いに関連付けて不具合DB152に記憶する(ステップS106)。

0057

MFP20のDB問合せ部213は、サーバー装置10から応答としての判断結果を受信する(ステップS206)。DB問合せ部213が取得した判断結果が不具合を解決可能なファームウェアをサーバー装置10が保持していないことを示す場合(ステップS206:No)、MFP20は、現時点では直ちに不具合を解決することができない。

0058

(4−2.ファームウェアがサーバー装置に新たに登録されたときの動作)
図8は、ファームウェアがサーバー装置に新たに登録されたときの情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。図9は、ファームウェアがサーバー装置に新たに登録されたときのサーバー装置の動作を示すフローチャートである。図10は、ファームウェアがサーバー装置に新たに登録されたときのMFPの動作を示すフローチャートである。

0059

その後、サーバー装置10の不具合DB152に記憶(ステップS106)されたログにより特定される不具合を解決可能なファームウェアが、新たに開発される。情報処理装置(図示せず。例えば、開発者のパーソナルコンピューター)からサーバー装置10のファームウェアDB151に、このファームウェアが新たに登録される。また、この情報処理装置からサーバー装置10の不具合DB152に、記憶(ステップS106)されたログに関連付けて、このファームウェア(ファームウェアDB151に新たに登録されたファームウェア)を示すファームウェア識別情報が新たに登録される。新たに登録されたファームウェアが解決可能な不具合を示すログが複数ある場合には、複数のログ全てに関連付けて、ファームウェア識別情報が新たに登録される。

0060

サーバー装置10のサービスサポート部113は、不具合DB152を参照し、新たに登録されたファームウェア識別情報が関連付けられたログ(ログが複数ある場合には、複数のログ全て)にそれぞれ関連付けられた機器識別情報を読み出す。サービスサポート部113は、読み出した機器識別情報により一意に識別されるMFP20(複数の機器識別情報を読み出した場合には、複数のMFP20全て)に、MFP20に発生した不具合を解決可能なファームウェアが新たに登録されたことを通知する(ステップS301)。当該通知には、不具合を解決可能なファームウェアのファームウェア識別情報(バージョン情報を含む)が付加される。

0061

各MFP20のDB問合せ部213は、サーバー装置10から、不具合を解決可能なファームウェアが新たに登録されたことの通知を受ける(ステップS401。シーケンス図では、1台のMFP20のみ記載する。)。DB問合せ部213は、不具合を解決可能なファームウェアが新たに登録されたことの通知を受けると、不具合を解決可能なファームウェアが新たに登録されたことを示す表示と、ファームウェアを更新するか否かをユーザーに入力させるための表示とを、表示部27aに表示させる。DB問合せ部213は、操作部27に対するユーザーの特定の入力操作を、ファームウェア更新要求として検出する。DB問合せ部213は、当該通知に付加されたファームウェアのファームウェア識別情報(バージョン情報を含む)が示すファームウェアの取得要求を、サーバー装置10に送信する(ステップS402)。

0062

サーバー装置10の転送管理部112は、MFP20からファームウェアの取得要求を受信する(ステップS302)。転送管理部112は、受信した取得要求の対象のファームウェアをファームウェアDB151から読み出し、読み出したファームウェアをMFP20に供給する(ステップS303)。

0063

MFP20の更新処理部214は、サーバー装置10から不具合を解決可能なファームウェアを取得する(ステップS403)。更新処理部214は、記憶部28に記憶されたファームウェアを、サーバー装置10から取得したファームウェアで更新する(ステップS404)。

0064

(5.まとめ)
特許文献1によれば、サーバーは、電子機器の不具合を解決可能なファームウェアを保持していない場合、不具合を解決するための手段を何ら講じない。

0065

これに対して、本実施形態によれば、サーバー装置10は、MFP20の不具合を解決可能なファームウェアを保持していない場合、MFP20に生じた不具合のログを記憶しておく。サーバー装置10は、この不具合を解決可能なファームウェアがサーバー装置10に新たに登録されると、不具合を解決可能なファームウェアをMFP20に供給する。これにより、MFP20に生じた不具合を解決可能なファームウェアをサーバー装置10が保持していないため、MFP20に生じた不具合を直ちに解決することができない場合でも、将来的に、MFP20に生じた不具合を解決することが可能である。

0066

また、汎用のパーソナルコンピューター(PC、Personal Computer)のような所謂コンシューマー製品には、典型的には、極めて多数のPCに同じファームウェアが予めインストールされている。そのため、多数のPCに似た不具合が発生するような事態において、不具合を解決可能なようにバージョンアップしたファームウェアを、可能な限り多数のPCに、一括的にインストールして不具合の解決を図ることも多い。

0067

これに対して、MFPは、所謂コンシューマー製品ではなく、法人や事業者向けの製品である。MFPには、納入先である法人や事業者の要望に応じて、異なる各プログラムがインストールされたり、各プログラムに対する設定値が異なることも多い。このため、汎用のPCのような所謂コンシューマー製品のように、可能な限り多数のMFPに不具合を解決可能なファームウェアを一括的にインストールすることが、必ずしも常に適切であるとは限らない。なぜなら、不具合が発生していないMFPにはそのファームウェアをインストールする必要が無いし、MFPのプログラムの構成等によっては、そのファームウェアをインストールすることでむしろ新たな不具合が予期せず発生してしまうおそれもあるからである。

0068

そこで、本実施形態によれば、サーバー装置10は、不具合を解決可能なファームウェアがサーバー装置10に新たに登録されると、この不具合を解決可能なファームウェアを、この不具合が発生したMFP20にのみ供給する。これにより、不具合が発生していないMFPにこのファームウェアをインストールすることで新たな不具合が予期せず発生してしまうおそれが無くなる。

0069

加えて、本実施形態によれば、ステップS207及びS401で、MFP20がファームウェアをダウンロードし更新するか否かをMFP20のユーザーに判断させた。MFPによっては、使用する機能が特定の機能に偏っていることがある(例えば、コピー機能及び印刷機能を主に使用し、FAX機能は全く使用しない等)。そのような場合、実際にはMFPの特定の機能に不具合が生じている筈だが、ユーザーがその機能を使用しない上、使用頻度の高い主な機能には不具合が生じていないため、見かけ上はMFPが安定的に稼働しているような状況となりうる。この場合、ユーザーは、新たな不具合が予期せず発生してうる危険を冒してMFPに新たなファームウェアをインストールするよりも、見かけ上は安定的に稼働している環境を維持したいと考えることもありうる。そこで、本実施形態によれば、ステップS207及びS401で、MFP20がファームウェアをダウンロードし更新するか否かをMFP20のユーザーに判断させることで、各MFP20の個別具体的な必要性に応じて、MFP20にファームウェアをダウンロードし更新させることができる。

0070

(6.変形例)
サーバー装置10のサービスサポート部113は、MFP20に、不具合を解決可能なファームウェアが新たに登録されたことを通知した(ステップS301)。これに変えて、サービスサポート部113は、不具合が発生したMFP20そのものではなく、不具合が発生したMFP20のユーザー(管理者)が所有する情報処理装置(図示せず。例えば、パーソナルコンピューター等)に、不具合を解決可能なファームウェアが新たに登録されたことを通知してもよい。ただし、不具合が発生したMFP20のユーザー(管理者)が所有する情報処理装置(図示せず)の機器識別情報やメールアドレス等を、不具合DB152にログを登録する際に、予め登録しておく必要がある。

0071

10…サーバー装置
20…MFP
111…問合せ応答部
112…転送管理部
113…サービスサポート部
211…処理実行部
212…ログ生成部
213…DB問合せ部
214…更新処理部

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