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技術 会員制ECサイト運営者が出稿したインターネット広告を閲覧したユーザーの行動を追跡して会員制ECサイトの会員IDに紐付けして広告成果を監視すること

出願人 バリューコマース株式会社
発明者 伊藤信敬
出願日 2016年5月17日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-098631
公開日 2017年11月24日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2017-207849
状態 特許登録済
技術分野
  • -
主要キーワード 生活態様 無線通信素子 媒体主 生体認証用データ コンピューティング機器 ユニーク番号 レストラン予約 広告閲覧者
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月24日)のものです。
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図面 (3)

課題

会員制ECサイト前提として、広告閲覧したときの情報端末と、広告に関連した所定の行動をしたときの情報端末とが相違していても、正しく広告成果を判定して広告主から媒体主に広告料が支払われるようにする。

解決手段

会員IDの会員がオンラインまたはオフラインで前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとると、広告主サーバーにおいて、会員IDの会員がキャンペーン広告に関連した所定行動をしたことが判明し、このことと会員閲覧記録とを照らし合わせることで、当該会員がトラッキングキーで特定される広告誘導事象の該当者であることを認知することができる。

概要

背景

===会員制を採り入れたECサイト===
我が国においては、Yahoo!や楽天市場などの大規模なECサイトが多くの消費者に利用されている。こうしたECサイトでは会員制が採用されており、消費者は会員ID(アカウント)を取得して活用することで、買物に伴う各種の特典を受けることができるとともに、氏名・住所電話番号などの配達情報クレジットカード番号などの決済情報会員情報として登録しておくことにより、その後の取引に伴う入力の手間が省けるようになっている。

ECサイトのアカウントは、ショッピングオークション旅行予約レストラン予約施設予約などのネット取引の枠内にとどまらず、Tポイントや楽天ポイントなどのように、実店舗での買物の際にも利用できるポイントカードなどと連動しており、1つのアカウントでネット取引および実店舗取引の双方に伴うポイントが共通して蓄積利用できるようになっている。
具体例をあげると、ヤフー株式会社が運営しているECサイトの場合、Yahooショッピング、Yahooオークション、Yahooトラベルなどのネット取引に YahoooIDと称する共通のアカウントを利用することができる。このアカウントはTポイントIDと連携するようになっており、ネット取引と実店舗取引の双方でTポイントを蓄積したり消費したりすることができる。

===アフィリエイト広告概要===
上記のようなECサイトの運営者広告宣伝の1つの手法としてアフィリエイト広告を利用することがある。以下では、現在広く普及しているアフィリエイト広告の周知のコンピューティング技術について概要を説明する。

(ア)ある広告主キャンペーン広告インターネット上のある広告媒体サイト掲載されており、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて上記キャンペーン広告がクリックされると、当該利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーリダイレクトされ、上記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページ利用者が見ることになる。

(イ)上記のように利用者の目に見え広告誘導プロセスに伴って、つぎのように隠れた広告誘導プロセスが実行される。広告管理サーバーは、上記の広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、上記クリックされた広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、当該広告誘導事象を特定するためのユニーク番号トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存する。

(ウ)また広告管理サーバーは、上記のトラッキングキーBを付加したURLにより利用者端末を広告主サーバーにリダイレクトする。さらに、利用者端末Aが広告主サーバーにリダイレクトされてきたことにより広告主サーバーは前記トラッキングキーBを取得し、このトラッキングキーBを利用者端末Aのブラウザークッキーに書き込むことにより、この後に「このクッキーが記録されている利用者端末AがトラッキングキーBで特定される広告誘導事象の該当者である」ということが広告主サーバーにおいて検知できるようになっている。
なお、クッキーを利用するのではなく、利用者端末Aの端末識別子を利用して「この端末識別子の端末AがトラッキングキーBで特定される広告誘導事象の該当者である」という記録を広告主サーバーに保存する方法も周知慣用である。

(エ)上記のように広告主のキャンペーンページを見た利用者が広告主のECサイトにアクセスして所定の買物行動をすると、広告主サーバーは「このクッキーが記録されている利用者端末AがトラッキングキーBで特定される広告誘導事象の該当者である」ということを検知することができる。このことを検知すると広告主サーバーは「トラッキングキーBの該当者が所定の買物行動をした」ということ意味する成果報告電文を広告管理サーバーに送信する。

(オ)広告主サーバーからトラッキングキーBを含む成果報告電文を受信した広告管理サーバーは、トラッキングキーBを含む広告誘導記録を抽出し、この広告誘導記録に基づいて広告主から広告媒体サイトの運営者(媒体主とする)に広告料を支払うための処理を実行する。

概要

会員制のECサイトを前提として、広告を閲覧したときの情報端末と、広告に関連した所定の行動をしたときの情報端末とが相違していても、正しく広告成果を判定して広告主から媒体主に広告料が支払われるようにする。会員IDの会員がオンラインまたはオフラインで前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとると、広告主サーバーにおいて、会員IDの会員がキャンペーン広告に関連した所定行動をしたことが判明し、このことと会員閲覧記録とを照らし合わせることで、当該会員がトラッキングキーで特定される広告誘導事象の該当者であることを認知することができる。

目的

この発明の第2の目的は、前述した会員制のECサイトを前提とすることにより、オンラインで所定の広告を閲覧した会員が、オンラインかオフラインかにかかわらず、広告に関連した所定の行動を行ったことを追跡的に検知し、広告の成果ありと判定することができるようにすることである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

つぎの事項(11)〜(17)により特定される方法。(11)広告管理サーバー広告主サーバーにより実施される分散コンピューティングの方法であること(12)会員制ECサイト運営者広告主であるキャンペーン広告インターネット上のある広告媒体サイト掲載され、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて前記キャンペーン広告がクリックされると、利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーにリダイレクトされ、前記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページが利用者端末Aに表示される、広告誘導プロセスが実行されること(13)広告誘導プロセスに伴って、広告管理サーバーは、前記広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、前記キャンペーン広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、前記広告誘導事象を特定するためのユニーク番号トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存するとともに、このトラッキングキーBを付加したURLにより利用者端末を広告主サーバーにリダイレクトすること(14)広告主サーバーは、利用者端末AがリダイレクトされてきたことによりトラッキングキーBを取得するとともに、利用者端末Aから当該端末を特定可能な端末識別子Cを取得し、会員制ECサイトの会員データベースに端末識別子Cと会員IDの対応関係が記録されているか否かを調べ、記録されていない場合、トラッキングキーBと端末識別子Cを対応づけした端末閲覧記録を作成して記録すること(15)上記プロセス(14)の後に利用者端末Aが広告主サーバーの会員制ECサイトにログインした際、広告主サーバーは、利用者端末Aの端末識別子Cおよび当該利用者の会員ID(D)を取得するとともに、端末識別子Cを含む端末閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、端末識別子Cと対応づけされているトラッキングキーBに会員ID(D)を対応づけした会員閲覧記録を作成して記録すること(16)会員ID(D)の利用者が適宜な情報端末を用いて広告主サーバーの会員制ECサイトにログインし、前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとった際、広告主サーバーは、会員ID(D)を含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、会員ID(D)に対応づけされているトラッキングキーBを抽出し、当該トラッキングキーBを含む成果報告電文を作成して広告管理サーバーに送信すること(17)広告管理サーバーは、受信した成果報告電文中のトラッキングキーBと同じキーを含む広告誘導記録を抽出し、その広告誘導記録中の広告媒体IDに該当する広告媒体サイトに掲載された広告IDに該当するキャンペーン広告の広告成果があったことを認定すること

請求項2

つぎの事項(21)〜(27)により特定される方法。(21)広告管理サーバーと広告主サーバーにより実施される分散コンピューティングの方法であること(22)会員制ECサイトの運営者が広告主であるキャンペーン広告がインターネット上のある広告媒体サイトに掲載され、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて前記キャンペーン広告がクリックされると、利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーにリダイレクトされ、前記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページが利用者端末Aに表示される、広告誘導プロセスが実行されること(23)広告誘導プロセスに伴って、広告管理サーバーは、前記広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、前記キャンペーン広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、前記広告誘導事象を特定するためのユニーク番号(トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存するとともに、このトラッキングキーBを付加したURLにより利用者端末を広告主サーバーにリダイレクトすること(24)広告主サーバーは、利用者端末AがリダイレクトされてきたことによりトラッキングキーBを取得するとともに、利用者端末Aのクッキー識別子Cと会員IDの対応関係が会員データベースに記録されているか否かを調べ、対応関係が記録されていない場合、および、利用者端末Aにクッキーが記録されていない場合、利用者端末AのクッキーにトラッキングキーBを書き込むことで端末閲覧記録を作成するか、あるいは、トラッキングキーBとクッキー識別子Cを対応づけした端末閲覧記録を作成して保存すること(25)上記プロセス(24)の後に利用者端末Aが広告主サーバーの会員制ECサイトにログインした際、広告主サーバーは、利用者端末Aのクッキー識別子Cおよび当該利用者の会員ID(D)を取得するとともに、クッキー識別子Cを含む端末閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、クッキー識別子Cと対応づけされているトラッキングキーBに会員ID(D)を対応づけした会員閲覧記録を作成して記録すること(26)会員ID(D)の利用者が適宜な情報端末を用いて広告主サーバーの会員制ECサイトにログインし、前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとった際、広告主サーバーは、会員ID(D)を含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、会員ID(D)に対応づけされているトラッキングキーBを抽出し、当該トラッキングキーBを含む成果報告電文を作成して広告管理サーバーに送信すること(27)広告管理サーバーは、受信した成果報告電文中のトラッキングキーBと同じキーを含む広告誘導記録を抽出し、その広告誘導記録中の広告媒体IDに該当する広告媒体サイトに掲載された広告IDに該当するキャンペーン広告の広告成果があったことを認定すること

請求項3

つぎの事項(31)〜(39)により特定される方法。(31)広告管理サーバーと広告主サーバーにより実施される分散コンピューティングの方法であること(32)会員制ECサイトの運営者が広告主であるキャンペーン広告がインターネット上のある広告媒体サイトに掲載され、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて前記キャンペーン広告がクリックされると、利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーにリダイレクトされ、前記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページが利用者端末Aに表示される、広告誘導プロセスが実行されること(33)広告誘導プロセスに伴って、広告管理サーバーは、前記広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、前記キャンペーン広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、前記広告誘導事象を特定するためのユニーク番号(トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存するとともに、このトラッキングキーBを付加したURLにより利用者端末を広告主サーバーにリダイレクトすること(34)広告主サーバーは、利用者端末AがリダイレクトされてきたことによりトラッキングキーBを取得するとともに、利用者端末Aから当該端末を特定可能な端末識別子Cを取得し、会員制ECサイトの会員データベースに端末識別子Cと会員IDの対応関係が記録されているか否かを調べ、記録されていない場合、トラッキングキーBと端末識別子Cを対応づけした端末閲覧記録を作成して記録すること(35)上記プロセス(34)の後に利用者端末Aが広告主サーバーの会員制ECサイトにログインした際、広告主サーバーは、利用者端末Aの端末識別子Cおよび当該利用者の会員ID(D)を取得するとともに、端末識別子Cを含む端末閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、端末識別子Cと対応づけされているトラッキングキーBに会員ID(D)を対応づけした会員閲覧記録を作成して記録すること(36)広告主サーバーは、所定の外部システムから会員行動報告電文を受信した際、当該電文に含まれる会員関連データを抽出し、当該会員関連データに基づいて会員データベースを検索して当該会員関連データに該当する会員ID(D)を特定し、会員ID(D)を含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合には当該会員ID(D)に対応づけされているトラッキングキーBを抽出し、当該トラッキングキーBを含む成果報告電文を作成して広告管理サーバーに送信すること(37)前記会員関連データは、会員制ECサイトの会員データベースにおいて会員IDに対応づけて登録された、ポイントID、通信識別子電話番号、クーポンID、生体認証用データ電子レシートIDのうちの少なくとも1つであること(38)前記会員行動報告電文は、会員制ECサイトの会員が実空間において前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとった際、前記所定の外部システムが会員から取得した前記会員関連データを含めて生成した電文であること(39)広告管理サーバーは、受信した成果報告電文中のトラッキングキーBと同じキーを含む広告誘導記録を抽出し、その広告誘導記録中の広告媒体IDに該当する広告媒体サイトに掲載された広告IDに該当するキャンペーン広告の広告成果があったことを認定すること

請求項4

つぎの事項(41)〜(49)により特定される方法。(41)広告管理サーバーと広告主サーバーにより実施される分散コンピューティングの方法であること(42)会員制ECサイトの運営者が広告主であるキャンペーン広告がインターネット上のある広告媒体サイトに掲載され、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて前記キャンペーン広告がクリックされると、利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーにリダイレクトされ、前記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページが利用者端末Aに表示される、広告誘導プロセスが実行されること(43)広告誘導プロセスに伴って、広告管理サーバーは、前記広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、前記キャンペーン広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、前記広告誘導事象を特定するためのユニーク番号(トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存するとともに、このトラッキングキーBを付加したURLにより利用者端末を広告主サーバーにリダイレクトすること(44)広告主サーバーは、利用者端末AがリダイレクトされてきたことによりトラッキングキーBを取得するとともに、利用者端末Aのクッキー識別子Cと会員IDの対応関係が会員データベースに記録されているか否かを調べ、対応関係が記録されていない場合、および、利用者端末Aにクッキーが記録されていない場合、利用者端末AのクッキーにトラッキングキーBを書き込むことで端末閲覧記録を作成するか、あるいは、トラッキングキーBとクッキー識別子Cを対応づけした端末閲覧記録を作成して保存すること(45)上記プロセス(44)の後に利用者端末Aが広告主サーバーの会員制ECサイトにログインした際、広告主サーバーは、利用者端末Aのクッキー識別子Cおよび当該利用者の会員ID(D)を取得するとともに、クッキー識別子Cを含む端末閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、クッキー識別子Cと対応づけされているトラッキングキーBに会員ID(D)を対応づけした会員閲覧記録を作成して記録すること(46)広告主サーバーは、所定の外部システムから会員行動報告電文を受信した際、当該電文に含まれる会員関連データを抽出し、当該会員関連データに基づいて会員データベースを検索して当該会員関連データに該当する会員ID(D)を特定し、会員ID(D)を含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合には当該会員ID(D)に対応づけされているトラッキングキーBを抽出し、当該トラッキングキーBを含む成果報告電文を作成して広告管理サーバーに送信すること(47)前記会員関連データは、会員制ECサイトの会員データベースにおいて会員IDに対応づけて登録された、ポイントID、通信識別子、電話番号、クーポンID、生体認証用データ、電子レシートIDのうちの少なくとも1つであること(48)前記会員行動報告電文は、会員制ECサイトの会員が実空間において前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとった際、前記所定の外部システムが会員から取得した前記会員関連データを含めて生成した電文であること(49)広告管理サーバーは、受信した成果報告電文中のトラッキングキーBと同じキーを含む広告誘導記録を抽出し、その広告誘導記録中の広告媒体IDに該当する広告媒体サイトに掲載された広告IDに該当するキャンペーン広告の広告成果があったことを認定すること

請求項5

請求項1〜4のいずれかに記載の分散コンピューティングの方法を実施するように広告主サーバーにインストールされるプログラム

技術分野

0001

この発明は、会員制ECサイト運営者出稿したインターネット広告閲覧したユーザー行動を追跡して会員制ECサイトの会員IDに紐付けして広告成果監視するコンピューティングに関する。

背景技術

0002

===会員制を採り入れたECサイト===
我が国においては、Yahoo!や楽天市場などの大規模なECサイトが多くの消費者に利用されている。こうしたECサイトでは会員制が採用されており、消費者は会員ID(アカウント)を取得して活用することで、買物に伴う各種の特典を受けることができるとともに、氏名・住所電話番号などの配達情報クレジットカード番号などの決済情報会員情報として登録しておくことにより、その後の取引に伴う入力の手間が省けるようになっている。

0003

ECサイトのアカウントは、ショッピングオークション旅行予約レストラン予約施設予約などのネット取引の枠内にとどまらず、Tポイントや楽天ポイントなどのように、実店舗での買物の際にも利用できるポイントカードなどと連動しており、1つのアカウントでネット取引および実店舗取引の双方に伴うポイントが共通して蓄積利用できるようになっている。
具体例をあげると、ヤフー株式会社が運営しているECサイトの場合、Yahooショッピング、Yahooオークション、Yahooトラベルなどのネット取引に YahoooIDと称する共通のアカウントを利用することができる。このアカウントはTポイントIDと連携するようになっており、ネット取引と実店舗取引の双方でTポイントを蓄積したり消費したりすることができる。

0004

===アフィリエイト広告概要===
上記のようなECサイトの運営者は広告宣伝の1つの手法としてアフィリエイト広告を利用することがある。以下では、現在広く普及しているアフィリエイト広告の周知のコンピューティング技術について概要を説明する。

0005

(ア)ある広告主キャンペーン広告インターネット上のある広告媒体サイト掲載されており、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて上記キャンペーン広告がクリックされると、当該利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーリダイレクトされ、上記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページ利用者が見ることになる。

0006

(イ)上記のように利用者の目に見え広告誘導プロセスに伴って、つぎのように隠れた広告誘導プロセスが実行される。広告管理サーバーは、上記の広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、上記クリックされた広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、当該広告誘導事象を特定するためのユニーク番号トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存する。

0007

(ウ)また広告管理サーバーは、上記のトラッキングキーBを付加したURLにより利用者端末を広告主サーバーにリダイレクトする。さらに、利用者端末Aが広告主サーバーにリダイレクトされてきたことにより広告主サーバーは前記トラッキングキーBを取得し、このトラッキングキーBを利用者端末Aのブラウザークッキーに書き込むことにより、この後に「このクッキーが記録されている利用者端末AがトラッキングキーBで特定される広告誘導事象の該当者である」ということが広告主サーバーにおいて検知できるようになっている。
なお、クッキーを利用するのではなく、利用者端末Aの端末識別子を利用して「この端末識別子の端末AがトラッキングキーBで特定される広告誘導事象の該当者である」という記録を広告主サーバーに保存する方法も周知慣用である。

0008

(エ)上記のように広告主のキャンペーンページを見た利用者が広告主のECサイトにアクセスして所定の買物行動をすると、広告主サーバーは「このクッキーが記録されている利用者端末AがトラッキングキーBで特定される広告誘導事象の該当者である」ということを検知することができる。このことを検知すると広告主サーバーは「トラッキングキーBの該当者が所定の買物行動をした」ということ意味する成果報告電文を広告管理サーバーに送信する。

0009

(オ)広告主サーバーからトラッキングキーBを含む成果報告電文を受信した広告管理サーバーは、トラッキングキーBを含む広告誘導記録を抽出し、この広告誘導記録に基づいて広告主から広告媒体サイトの運営者(媒体主とする)に広告料を支払うための処理を実行する。

0010

===発明が解決しようとする課題===
一般の人々がコンピューティング機器を用いてインターネットを利用する生活態様が近年おおい多様化している。自宅職場ではおもにデスクトップパソコンノートパソコンを用いてインターネットにアクセスし、外出時などにはスマートフォンタブレットやノートパソコンなどの携帯情報端末を利用してインターネットにアクセスしている。

0011

したがって、自宅のデスクトップパソコンを使って上記説明例のキャンペーンページを閲覧した後、そのキャンペーンに関連したECサイトにスマートフォンでアクセスして所定の買物行動をするという事態が頻出する。このように、広告誘導記録が生成されるプロセスで使用した利用者端末と異なる情報端末により買物行動(ネット取引)が行われると、上述したアフィリエイト広告の仕組みでは広告成果として認識されず、媒体主に広告料が支払われないのである。同様に、利用者端末のブラウザーを用いて広告を閲覧した後、同じ端末のアプリを用いて(ブラウザーを用いずに)買物行動(ネット取引)行った場合も広告成果として認識できない。

0012

この発明の第1の目的は、前述した会員制のECサイトを前提とすることにより、広告を閲覧したときの情報端末と、広告に関連した所定の買物行動(ネット取引)をしたときの情報端末とが相違していても、正しく広告成果を判定して広告主から媒体主に広告料が支払われるようにする。

0013

この発明の第2の目的は、前述した会員制のECサイトを前提とすることにより、オンラインで所定の広告を閲覧した会員が、オンラインかオフラインかにかかわらず、広告に関連した所定の行動を行ったことを追跡的に検知し、広告の成果ありと判定することができるようにすることである。ここにおける「所定の行動」の態様を広告主がさまざまに設定できるようにすることで、インターネット広告の利用価値を高めることができる。

0014

第2の目的と類似したO2O指向のアフィリエイト広告が従来から開発されている。特許第4097682号公報「ペイパービジット広告システム」、特許第5210707号公報「携帯アフィリエイトトラッキングシステム」、特許第5355198号公報「実店舗アフィリエイトシステムのコンピューティングの方法」などが知られている。この発明においては、前述した会員制のECサイトを前提とすることで、これら既存のO2O指向技術よりはるかに使い勝手の良いインターネット広告の仕組みを提供しようとするものである。

0015

===課題を解決するための手段===
この発明においては、従来と同様に、会員制ECサイトの運営者が出稿したインターネット広告がある広告媒体サイトに掲載されていて、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて上記キャンペーン広告がクリックされると、当該利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーにリダイレクトされ、上記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページを利用者が見ることになる。

0016

上記のように利用者の目に見える広告誘導プロセスに伴って隠れた広告誘導プロセスが実行され、広告管理サーバーは、上記の広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、上記クリックされた広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、当該広告誘導事象を特定するためのユニーク番号(トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存し、広告主サーバーにより「この利用者端末AがトラッキングキーBで特定される広告誘導事象の該当者である」ということを表す端末閲覧記録が作成される。ここまでは従来と同様である。

0017

この発明においては、従来と異なり、広告主サーバーは、上記の端末閲覧記録(利用者端末AとトラッキングキーBとを対応づけする記録)に基づいて、当該端末Aが会員制ECサイトにログインした際にその会員ID(D)を取得し、利用者端末Aに対応づけされているトラッキングキーBに会員ID(D)を対応づけした会員閲覧記録を作成して保存する。この会員閲覧記録は、会員ID(D)の会員がトラッキングキーBで特定される広告誘導事象の該当者である」ということを表す記録である。

0018

その後、会員ID(D)の会員が以下に詳述するようにオンラインまたはオフラインで前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとると、広告主サーバーにおいて、会員ID(D)の会員が前記キャンペーン広告に関連した所定行動をしたことが判明し、このことと前記会員閲覧記録とを照らし合わせることで、当該会員がトラッキングキーBで特定される広告誘導事象の該当者であることを認知することができ、これによって当該会員に対して特典を付与することができる。また、この場合に広告主サーバーはトラッキングキーBを含む成果報告電文を広告管理サーバーに送信する。これを受けて広告管理サーバーは、トラッキングキーBに該当する広告誘導記録に基づいて広告料の支払い事務などを遂行することができる。

図面の簡単な説明

0019

この発明が実施される環境の一例の概略図
この発明が実施される環境の他の例の概略図

発明を実施する形態

0020

この発明が実施される環境の一例を図1に示している。広告主サーバーは、会員制ECサイトをインターネット上に開設するとともに、広告管理サーバーと連携して広告閲覧者の行動を追跡する。広告管理サーバーは、広告主が出稿した広告をインターネット上の多数の広告媒体サイトに掲載するとともに、広告主サーバーと連携して広告閲覧者の行動を追跡し、広告主から広告媒体主に広告料を支払うための事務処理などを実行する。利用者は、パソコン、スマートフォン、タブレット端末などの情報端末(利用者端末とも記す)を用いてインターネットにアクセスし、広告媒体サイトやECサイトなどを訪問する。この発明に係る方法は、以下に説明するように、広告管理サーバーと広告主サーバーにより実施される分散コンピューティングの方法である。

0021

===第1実施形態の要点===
(ア)会員制ECサイトの運営者が広告主であるキャンペーン広告がインターネット上のある広告媒体サイトに掲載され、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて前記キャンペーン広告がクリックされると、利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーにリダイレクトされ、前記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページが利用者端末Aに表示される(これを広告誘導プロセスとする)。

0022

広告主サーバーは、会員制ECサイトを開設しており、会員データベースを備えている。会員データベースには、会員IDをキーとして会員に関する種々の情報が集積されている。会員データベースには、たとえば、会員IDに対応づけて登録された、ポイントID、無線通信識別子RFID、NFC等)、電話番号、クーポンID、生体認証用データ顔写真データを含む)、電子レシートIDなどが含まれているとともに、利用者がログインしてきたときに使用していた利用者端末の端末識別子や、利用者端末のブラウザクッキークッキー識別子などの情報も記録されている。

0023

(イ)広告誘導プロセスに伴って、広告管理サーバーは、前記広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、前記キャンペーン広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、前記広告誘導事象を特定するためのユニーク番号(トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存するとともに、このトラッキングキーBを付加したURLにより利用者端末を広告主サーバーにリダイレクトする。
《広告誘導記録》 広告媒体ID/広告ID/トラッキングキー/日時

0024

(ウ)広告主サーバーは、利用者端末AがリダイレクトされてきたことによりトラッキングキーBを取得するとともに、利用者端末Aから当該端末を特定可能な端末識別子Cを取得し、会員制ECサイトの会員データベースに端末識別子Cと会員IDの対応関係が記録されているか否かを調べ、記録されていない場合、トラッキングキーBと端末識別子Cを対応づけした端末閲覧記録を作成して保存する。
《端末閲覧記録》 端末識別子/トラッキングキー/日時

0025

上記プロセス(ウ)において、リダイレクトされてきた利用者端末Aの端末識別子Cが会員制ECサイトの会員データベースに会員IDに対応づけて記録されている場合は、つぎに説明する会員閲覧記録(会員IDとトラッキングキーの対応づけ)を作成して保存する。

0026

(エ)上記プロセス(ウ)の後に利用者端末Aが広告主サーバーの会員制ECサイトにログインした際、広告主サーバーは、利用者端末Aの端末識別子Cおよび当該利用者の会員ID(D)を取得するとともに、端末識別子Cを含む端末閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、端末識別子Cと対応づけされているトラッキングキーBに会員ID(D)を対応づけした会員閲覧記録を作成して記録する。
《会員閲覧記録》 会員ID/トラッキングキー/日時

0027

(オ)会員ID(D)の利用者が適宜な情報端末を用いて広告主サーバーの会員制ECサイトにログインし、前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとった際、広告主サーバーは、会員ID(D)を含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、会員ID(D)に対応づけされているトラッキングキーBを抽出し、当該トラッキングキーBを含む成果報告電文を作成して広告管理サーバーに送信する。

0028

(カ)広告管理サーバーは、受信した成果報告電文中のトラッキングキーBと同じキーを含む広告誘導記録を抽出し、その広告誘導記録中の広告媒体IDに該当する広告媒体サイトに掲載された広告IDに該当するキャンペーン広告の広告成果があったことを認定する。これによって広告主から広告媒体主に広告料を支払うための事務処理を遂行することができる。

0029

===第1実施形態の作用効果===
会員制ECサイトの運営者(広告主)が前記広告により、たとえば、「ECサイトで今週中に○○商品購入すると2000ポイント進呈」といったキャンペーンを告知したとする。この広告を閲覧するのは会員制ECサイトの会員だけではなく非会員も閲覧する。また、会員であっても、上記キャンペーン広告をクリックしたときに使用していた利用者端末がこれまでECサイトにログインしたことのない端末であることもある。

0030

そして、その後の別の機会に、広告閲覧した端末Aで会員制ECサイトにログインすると(新たに会員になった場合も含む)、広告主サーバーにおいて、端末閲覧記録に基づいて会員閲覧記録が作成される。

0031

さらに別の機会に、上記の会員が広告閲覧した端末Aとは別の情報端末を用いてECサイトにログインして「ECサイトで今週中に○○商品を購入する」というキャンペーン広告に関連した行動をとると、広告主サーバーは、この会員が広告を見てから所定の買物行動をしたことを認知し、この会員に2000ポイント進呈する処理を遂行することができる。また広告管理サーバーは、広告誘導記録に基づいて、広告主から広告媒体主に広告料を支払うための事務処理を遂行することができる。

0032

===第2実施形態の要点===
第2実施形態は、前記広告誘導プレセスに伴って、キャンペーン広告をクリックして広告主サーバーにリダイレクトされてきた利用者端末Aが端末識別子を取得できない機種であることが第1実施形態と相違する点である。この場合は、以下の発明特定事項(21)〜(27)のようにクッキーを利用してトラッキングを行う。その他は第1実施形態と同じである。もちろん第1実施形態と第2実施形態は併用的に実施されるものであって、第1実施形態における上述した作用効果は当然第2実施形態においても奏する。

0033

(21)広告管理サーバーと広告主サーバーにより実施される分散コンピューティングの方法であること
(22)会員制ECサイトの運営者が広告主であるキャンペーン広告がインターネット上のある広告媒体サイトに掲載され、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて前記キャンペーン広告がクリックされると、利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーにリダイレクトされ、前記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページが利用者端末Aに表示される、広告誘導プロセスが実行されること
(23)広告誘導プロセスに伴って、広告管理サーバーは、前記広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、前記キャンペーン広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、前記広告誘導事象を特定するためのユニーク番号(トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存するとともに、このトラッキングキーBを付加したURLにより利用者端末を広告主サーバーにリダイレクトすること
(24)広告主サーバーは、利用者端末AがリダイレクトされてきたことによりトラッキングキーBを取得するとともに、利用者端末Aのクッキー識別子Cと会員IDの対応関係が会員データベースに記録されているか否かを調べ、対応関係が記録されていない場合、および、利用者端末Aにクッキーが記録されていない場合、利用者端末AのクッキーにトラッキングキーBを書き込むことで端末閲覧記録を作成するか、あるいは、トラッキングキーBとクッキー識別子Cを対応づけした端末閲覧記録を作成して保存すること
(25)上記プロセス(24)の後に利用者端末Aが広告主サーバーの会員制ECサイトにログインした際、広告主サーバーは、利用者端末Aのクッキー識別子Cおよび当該利用者の会員ID(D)を取得するとともに、クッキー識別子Cを含む端末閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、クッキー識別子Cと対応づけされているトラッキングキーBに会員ID(D)を対応づけした会員閲覧記録を作成して記録すること
(26)会員ID(D)の利用者が適宜な情報端末を用いて広告主サーバーの会員制ECサイトにログインし、前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとった際、広告主サーバーは、会員ID(D)を含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、会員ID(D)に対応づけされているトラッキングキーBを抽出し、当該トラッキングキーBを含む成果報告電文を作成して広告管理サーバーに送信すること
(27)広告管理サーバーは、受信した成果報告電文中のトラッキングキーBと同じキーを含む広告誘導記録を抽出し、その広告誘導記録中の広告媒体IDに該当する広告媒体サイトに掲載された広告IDに該当するキャンペーン広告の広告成果があったことを認定すること

0034

===第3実施形態と第4実施形態の要点===
第1実施形態と第2実施形態は、キャンペーン広告を閲覧した会員が後にECサイトにおいてその広告に関連した行動をとった場合に広告成果ありと判定するものであった(オンラインタイプ)。これに対して第3実施形態と第4実施形態は、キャンペーン広告を閲覧した会員が広告主関連実店舗などの実空間においてその広告に関連した行動をとった場合に広告成果ありと判定するものである(O2Oタイプ)。

0035

O2Oタイプでは、たとえば、以下のようにさまざまなキャンペーンを実施することができる(図2参照)。

0036

《キャンペーン例1》
●会員のポイントIDを使ったキャンペーン例
広告主関連店舗で今週中に買い物してポイントカードを提示するとポイント3倍進呈するというキャンペーンである。この場合、広告主関連店舗にPOSシステムにポイントカード読取機があり、顧客(会員)の買物金額とポイントIDを含む会員行動報告電文がPOSシステム(外部システム)から広告主サーバーに送られてくる。広告主サーバーは、受信した会員行動報告電文中のポイントIDの持ち主の会員IDを会員データベースから検索し、検索抽出した会員IDを含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合には当該会員IDに対応づけされているトラッキングキーを含む成果報告電文を広告管理サーバーに送信する。以下は第1実施形態および第2実施形態と同じでよい。

0037

《キャンペーン例2》
●会員の無線通信素子識別子を使ったキャンペーン例
広告主関連実店舗に今週中に来店すれば100ポイント進呈するというキャンペーンである。会員は自分のスマートフォンなどの利用者端末やIDカードなどに内蔵された無線通信素子の識別子をECサイトの会員データベースに登録してある。広告主関連実店舗にはNFC等の無線通信素子の読取機があり、顧客(会員)が来店すると顧客の無線通信素子が読取機と通信して識別子が読み取られる。この無線通信識別子を含んだ会員行動報告電文が広告主関連実店舗システム(外部システム)から広告主サーバーに送られてくる。広告主サーバーは、受信した会員行動報告電文中の無線通信素子の通信識別子の持ち主の会員IDを会員データベースから検索し、検索抽出した会員IDを含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合には当該会員IDに対応づけされているトラッキングキーを含む成果報告電文を広告管理サーバーに送信する。

0038

《キャンペーン例3》
●会員の電話番号を使ったキャンペーン例
広告主関連コールセンターに会員の電話機により1時間以内に電話をかけて質問回答すると3000ポイント進呈するというキャンペーンである。この場合、コールセンターのコンピューティングシステム(外部システム)から質問に答えた人の電話番号を含む会員行動報告電文が広告主サーバーに送られてくる。広告主サーバーは、受信した会員行動報告電文中の電話番号の持ち主の会員IDを会員データベースから検索し、検索抽出した会員IDを含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合には当該会員IDに対応づけされているトラッキングキーを含む成果報告電文を広告管理サーバーに送信する。

0039

《キャンペーン例4》
●クーポンIDを使ったキャンペーン例
広告主関連実店舗にて3000円以上の買い物で500円引きになるクーポンの利用を促すキャンペーンである。会員はキャンペーンページなどを経由して入手した電子クーポンを自分のスマートフォンなどに保存しており、広告主サーバーの会員データベースにおいては会員IDとユニークなクーポンIDとが対応づけされている。広告主関連実店舗のPOSシステムにはクーポン読取機があり、クーポンが利用されると顧客(会員)の買物情報売上金額)とクーポンIDを含む会員行動報告電文がPOSシステム(外部システム)から広告主サーバーに送られてくる。広告主サーバーは、受信した会員行動報告電文中のクーポンIDにづいた会員IDを会員データベースから検索し、検索抽出した会員IDを含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合には当該会員IDに対応づけされているトラッキングキーを含む成果報告電文を広告管理サーバーに送信する。

0040

《キャンペーン例5》
●顔写真データを使ったキャンペーン例
広告主関連イベント会場出向いて入口のカメラで顔を撮影して来場が確認されると100ポイント進呈するというキャンペーンである。この場合、イベント会場のコンピューティングシステム(外部システム)から入場した人の顔写真データを含む会員行動記録が広告主サーバーに送られてくる。広告主サーバーは、受信した会員行動記録中の顔写真データの該当人物の会員IDを会員データベースから検索し、検索抽出した会員IDを含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合には当該会員IDに対応づけされているトラッキングキーを含む成果報告電文を広告管理サーバーに送信する。

0041

《キャンペーン例6》
●電子レシートを使ったキャンペーン例
広告主関連実店舗で指定の商品を購入すると、1点あたり100ポイントもらえる電子レシートのキャンペーンである。電子レシートは会員制ECサイトの会員向けのサービスで、実店舗会員IDカードの読取り無線通信の場合はタッチ)で実店舗利用のレシート情報が会員のアカウントに送信されると、顧客(会員)の指定商品購入記録を含む会員行動報告電文が電子レシートシステム(外部システム)から広告主サーバーに送られてくる。広告主サーバーは、受信した会員行動報告電文中の電子レシートの会員IDを会員データベースから検索し、検索抽出した会員IDを含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合には当該会員IDに対応づけされているトラッキングキーを含む成果報告電文を広告管理サーバーに送信する。

0042

===第3実施形態に対応する発明特定事項===
以上のキャンペーン例の詳細説明から明らかなように、つぎの事項(31)〜(39)により特定される方法の発明を把握することができる。
(31)広告管理サーバーと広告主サーバーにより実施される分散コンピューティングの方法であること
(32)会員制ECサイトの運営者が広告主であるキャンペーン広告がインターネット上のある広告媒体サイトに掲載され、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて前記キャンペーン広告がクリックされると、利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーにリダイレクトされ、前記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページが利用者端末Aに表示される、広告誘導プロセスが実行されること
(33)広告誘導プロセスに伴って、広告管理サーバーは、前記広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、前記キャンペーン広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、前記広告誘導事象を特定するためのユニーク番号(トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存するとともに、このトラッキングキーBを付加したURLにより利用者端末を広告主サーバーにリダイレクトすること
(34)広告主サーバーは、利用者端末AがリダイレクトされてきたことによりトラッキングキーBを取得するとともに、利用者端末Aから当該端末を特定可能な端末識別子Cを取得し、会員制ECサイトの会員データベースに端末識別子Cと会員IDの対応関係が記録されているか否かを調べ、記録されていない場合、トラッキングキーBと端末識別子Cを対応づけした端末閲覧記録を作成して記録すること
(35)上記プロセス(34)の後に利用者端末Aが広告主サーバーの会員制ECサイトにログインした際、広告主サーバーは、利用者端末Aの端末識別子Cおよび当該利用者の会員ID(D)を取得するとともに、端末識別子Cを含む端末閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、端末識別子Cと対応づけされているトラッキングキーBに会員ID(D)を対応づけした会員閲覧記録を作成して記録すること
(36)広告主サーバーは、所定の外部システムから会員行動報告電文を受信した際、当該電文に含まれる会員関連データを抽出し、当該会員関連データに基づいて会員データベースを検索して当該会員関連データに該当する会員ID(D)を特定し、会員ID(D)を含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合には当該会員ID(D)に対応づけされているトラッキングキーBを抽出し、当該トラッキングキーBを含む成果報告電文を作成して広告管理サーバーに送信すること
(37)前記会員関連データは、会員制ECサイトの会員データベースにおいて会員IDに対応づけて登録された、ポイントID、通信識別子、電話番号、クーポンID、生体認証用データ、電子レシートIDのうちの少なくとも1つであること
(38)前記会員行動報告電文は、会員制ECサイトの会員が実空間において前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとった際、前記所定の外部システムが会員から取得した前記会員関連データを含めて生成した電文であること
(39)広告管理サーバーは、受信した成果報告電文中のトラッキングキーBと同じキーを含む広告誘導記録を抽出し、その広告誘導記録中の広告媒体IDに該当する広告媒体サイトに掲載された広告IDに該当するキャンペーン広告の広告成果があったことを認定すること

0043

===第4実施形態に対応する発明特定事項===
また同様に、以上のキャンペーン例の詳細説明から明らかなように、つぎの事項(41)〜(49)により特定される方法の発明を把握することができる。
(41)広告管理サーバーと広告主サーバーにより実施される分散コンピューティングの方法であること
(42)会員制ECサイトの運営者が広告主であるキャンペーン広告がインターネット上のある広告媒体サイトに掲載され、この広告媒体サイトを閲覧している利用者端末Aにおいて前記キャンペーン広告がクリックされると、利用者端末Aは、当該広告にリンクする広告管理サーバーを介して当該広告にリンクする広告主サーバーにリダイレクトされ、前記キャンペーンの詳細情報を伝えるキャンペーンページが利用者端末Aに表示される、広告誘導プロセスが実行されること
(43)広告誘導プロセスに伴って、広告管理サーバーは、前記広告媒体サイトを特定可能な情報(広告媒体IDとする)と、前記キャンペーン広告を特定可能な情報(広告IDとする)と、前記広告誘導事象を特定するためのユニーク番号(トラッキングキーBとする)を少なくとも含んだ広告誘導記録を作成して保存するとともに、このトラッキングキーBを付加したURLにより利用者端末を広告主サーバーにリダイレクトすること
(44)広告主サーバーは、利用者端末AがリダイレクトされてきたことによりトラッキングキーBを取得するとともに、利用者端末Aのクッキー識別子Cと会員IDの対応関係が会員データベースに記録されているか否かを調べ、対応関係が記録されていない場合、および、利用者端末Aにクッキーが記録されていない場合、利用者端末AのクッキーにトラッキングキーBを書き込むことで端末閲覧記録を作成するか、あるいは、トラッキングキーBとクッキー識別子Cを対応づけした端末閲覧記録を作成して保存すること
(45)上記プロセス(44)の後に利用者端末Aが広告主サーバーの会員制ECサイトにログインした際、広告主サーバーは、利用者端末Aのクッキー識別子Cおよび当該利用者の会員ID(D)を取得するとともに、クッキー識別子Cを含む端末閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合、クッキー識別子Cと対応づけされているトラッキングキーBに会員ID(D)を対応づけした会員閲覧記録を作成して記録すること
(46)広告主サーバーは、所定の外部システムから会員行動報告電文を受信した際、当該電文に含まれる会員関連データを抽出し、当該会員関連データに基づいて会員データベースを検索して当該会員関連データに該当する会員ID(D)を特定し、会員ID(D)を含む会員閲覧記録があるか否かを調べ、ある場合には当該会員ID(D)に対応づけされているトラッキングキーBを抽出し、当該トラッキングキーBを含む成果報告電文を作成して広告管理サーバーに送信すること
(47)前記会員関連データは、会員制ECサイトの会員データベースにおいて会員IDに対応づけて登録された、ポイントID、通信識別子、電話番号、クーポンID、生体認証用データ、電子レシートIDのうちの少なくとも1つであること
(48)前記会員行動報告電文は、会員制ECサイトの会員が実空間において前記キャンペーン広告に関連した所定の行動をとった際、前記所定の外部システムが会員から取得した前記会員関連データを含めて生成した電文であること
(49)広告管理サーバーは、受信した成果報告電文中のトラッキングキーBと同じキーを含む広告誘導記録を抽出し、その広告誘導記録中の広告媒体IDに該当する広告媒体サイトに掲載された広告IDに該当するキャンペーン広告の広告成果があったことを認定すること

0044

以上詳しく説明したように、この発明の方法は広告管理サーバーと広告主サーバーにより実施されるコンピューティングの方法であり、このことを前提として、この発明の射程は、上記分散コンピューティングの方法を実施するように広告主サーバーにインストールされるプログラムにも及ぶものである。なお、スマートフォンやタブレット端末にインストールされる特定のアプリ(広告媒体アプリ)に広告管理サーバーからキャンペーン広告を配信し、この広告がクリックされると広告主のキャンペーンページに誘導する仕組みの成果報酬型広告が周知であるところ、本書面においては、この仕組みの広告媒体アプリも本発明の広告媒体サイトに該当するものとする。

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