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技術 フォントデータ生成プログラム、及びフォントデータ生成方法

出願人 株式会社リコー
発明者 長田浩一
出願日 2016年5月20日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2016-101327
公開日 2017年11月24日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2017-207700
状態 特許登録済
技術分野 表示装置の制御、回路
主要キーワード 中央縦線 再調整処理 中央横線 基準幅 ストローク幅 デザイン要素 マルチウェイ ラスタライズ結果
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

錯視調整されたフォントにおける文字の太さを可変とする場合に、当該文字の各線の太さをより適切に調整すること。

解決手段

フォントデータ生成プログラムは、コンピュータに、文字の太さの指定を受け付けるステップと、前記文字の字形を表す第1の線及び第2の線の太さを、指定された太さに応じて調整するステップと、前記調整された第1の線の太さと第2の線の太さとの比が所定範囲外の場合に、前記第1の線の太さを、前記所定範囲内となるように再調整するステップと、を実行させる。

概要

背景

従来、アウトラインフォントからドットパターンを生成する(ラスタライズする)際に、線幅補正するヒンティング処理を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。

従来のアウトラインフォントは、文字の太さ(ウェイト)が予め決められている。そのため、文字の大きさ(サイズ)はユーザが指定できるが、文字の太さは指定できない。

そこで、一つのフォントデータから、指定された文字の太さに調整(ウェイト調整)する技術が提案されている(非特許文献1参照)。これにより、例えばより細い太さを指定することにより、プリンタートナー消費量を削減することができる。

概要

錯視調整されたフォントにおける文字の太さを可変とする場合に、当該文字の各線の太さをより適切に調整すること。フォントデータ生成プログラムは、コンピュータに、文字の太さの指定を受け付けるステップと、前記文字の字形を表す第1の線及び第2の線の太さを、指定された太さに応じて調整するステップと、前記調整された第1の線の太さと第2の線の太さとの比が所定範囲外の場合に、前記第1の線の太さを、前記所定範囲内となるように再調整するステップと、を実行させる。

目的

そこで、錯視調整されたフォントにおける文字の太さを可変とする場合に、当該文字の各線の太さをより適切に調整することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コンピュータに、文字の太さの指定を受け付けるステップと、前記文字の字形を表す第1の線及び第2の線の太さを、指定された太さに応じて調整するステップと、前記調整された第1の線の太さと第2の線の太さとの比が所定範囲外の場合に、前記第1の線の太さを、前記所定範囲内となるように再調整するステップと、を実行させる、フォントデータ生成プログラム

請求項2

前記受け付けるステップは、前記文字の大きさは一定のまま、前記文字の太さの指定を受け付けるステップである、請求項1記載のフォントデータ生成プログラム。

請求項3

前記所定範囲は、文字ごと、または文字のサイズごとに設定された範囲である、請求項1または2記載のフォントデータ生成プログラム。

請求項4

前記所定範囲を、前記調整するステップにより調整された後の前記文字を構成するドットの数及び前記文字の大きさ、または前記文字の画数に応じて設定するステップを実行させる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のフォントデータ生成プログラム。

請求項5

前記文字の各線が交差した箇所の周囲の点の位置が、前記点に応じた許容範囲外の場合に、前記点の位置を、前記許容範囲内となるように再調整するステップを実行させる、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のフォントデータ生成プログラム。

請求項6

コンピュータが、文字の太さの指定を受け付けるステップと、前記文字の字形を表す第1の線及び第2の線の太さを、指定された太さに応じて調整するステップと、前記調整された第1の線の太さと第2の線の太さとの比が所定範囲外の場合に、前記第1の線の太さを、前記所定範囲内となるように再調整するステップと、を実行する、フォントデータ生成方法

技術分野

0001

本発明は、フォントデータ生成プログラム、及びフォントデータ生成方法に関する。

背景技術

0002

従来、アウトラインフォントからドットパターンを生成する(ラスタライズする)際に、線幅補正するヒンティング処理を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。

0003

従来のアウトラインフォントは、文字の太さ(ウェイト)が予め決められている。そのため、文字の大きさ(サイズ)はユーザが指定できるが、文字の太さは指定できない。

0004

そこで、一つのフォントデータから、指定された文字の太さに調整(ウェイト調整)する技術が提案されている(非特許文献1参照)。これにより、例えばより細い太さを指定することにより、プリンタートナー消費量を削減することができる。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、いわゆる錯視調整を施してデザインされた字形のフォントデータから、指定された文字の太さに調整する場合、生成されたドットパターンに、不自然な線幅のバラツキや、「黒み」のバラツキが発生する場合があるという問題がある。

0006

そこで、錯視調整されたフォントにおける文字の太さを可変とする場合に、当該文字の各線の太さをより適切に調整することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

フォントデータ生成プログラムは、コンピュータに、文字の太さの指定を受け付けるステップと、前記文字の字形を表す第1の線及び第2の線の太さを、指定された太さに応じて調整するステップと、前記調整された第1の線の太さと第2の線の太さとの比が所定範囲外の場合に、前記第1の線の太さを、前記所定範囲内となるように再調整するステップと、を実行させる。

発明の効果

0008

開示の技術によれば、錯視調整されたフォントにおける文字の太さを可変とする場合に、当該文字の各線の太さをより適切に調整することが可能となる。

図面の簡単な説明

0009

実施形態に係る情報処理装置ハードウェア構成の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。
情報処理装置の処理の一例を示すシーケンス図である。
ウェイトを調整した場合の字形について説明する図である。
ウェイトを大きくした場合の問題点を説明する図である。
ストローク幅を再調整した場合の字形について説明する図である。
交点周辺の位置を再調整する処理を説明する図である。

実施例

0010

以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。

0011

<錯視調整について>
実施形態を説明する前に、錯視調整についてまず説明する。

0012

フォントの字形のデザインにおいて、例えば以下のような錯視に対応するための錯視調整を行うことが従来知られている。

0013

縦線横線の線幅が同じだと、横線がより太く見えるという錯視に対応するため、一の文字に縦線と横線が共存している場合は、横線を意図的に細めにする。

0014

・字形内部の線も含めて全部を太くすると、文字が視覚的に黒くなり過ぎて、他の文字とバランスがとれなくなるという錯視に対応するため、太い(ウェイトが大きい)文字の場合は、文字の「黒み」を自然に保つために、字形内部の線を細めにする。

0015

・一の文字において、平行する横線が3本以上存在している場合は、各横線を等分に配置すると下方向に片寄って見えるという錯視に対応するため、一番下の横線を太くし、内側の横線を細くしてかつ位置を上にずらす。

0016

本実施形態では、このような錯視調整を考慮してデザインされた字形のウェイトを可変としたフォントにおける問題を解決する。

0017

<ハードウェア構成>
図1は、実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。

0018

情報処理装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置101、HDD(Hard disk drive)102、メモリ装置103、CPU(Central Processing Unit;演算処理装置)104、通信インターフェース(I/F)105、操作I/F106を有する。

0019

HDD102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置103は、コンピュータの起動時にHDD102からプログラムを読み出して格納する。そして、CPU104はメモリ装置103に格納されたプログラムに従って、後述するような各種処理を実現する。

0020

通信I/F105は、USBポート無線LAN(Local Area Network)カードLANカードなどで構成されており、ネットワークに接続するために用いられる。

0021

操作I/F106は、キーボードディスプレイ等で実現され、情報処理装置10を操作するための操作画面が表示される。

0022

後述する実施形態のフォントデータ生成方法がフォントデータ生成プログラムによって実現される場合、フォントデータ生成プログラムは例えば記録媒体110の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。記録媒体110は、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。

0023

また、実施形態のフォントデータ生成プログラムを記録した記録媒体110がドライブ装置101にセットされると、記録媒体110からドライブ装置101を介してHDD102にインストールされる。フォントデータ生成プログラムをネットワークからダウンロードした場合は、通信I/F105を介してHDD102にインストールされる。

0024

機能構成
次に、図2を参照し、実施形態に係る情報処理装置10の機能構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置10の機能ブロック図である。情報処理装置10は、受付部12、調整部13、再調整部14、及び設定部15を有する。これら各部は、情報処理装置10にインストールされた1以上のプログラムが、情報処理装置10のCPU104に実行させる処理により実現される。

0025

また、情報処理装置10は、記憶部11を有する。記憶部11は、例えば、情報処理装置10の補助記憶装置であるHDD102等を用いて実現される。記憶部11は、マルチウェイトフォントデータ111を記憶する。マルチウェイトフォントデータ111は、文字の大きさ(サイズ)を一定としながら、文字の太さ(ウェイト)を指定できるフォント(以下「マルチウェイトフォント」と称する。)のデータを記憶する。マルチウェイトフォントは、「横線」「縦線」「右払い」などの共通のエレメントですべての文字を表現するエレメント方式のアウトラインフォントでもよいし、TrueTypeフォントのようなフルアトライン方式のデータでもよい。なお、このマルチウェイトフォントにおいて、錯視調整のため、一の文字において、各縦線または各横線において、比較的太い線と比較的細い線等があるように予めデザインされているものとする。

0026

受付部12は、例えばユーザからの操作に応じて、文字の太さの指定を受け付ける。

0027

調整部13は、文字の字形を表す各線の太さを、指定された太さに応じて調整する。

0028

再調整部14は、調整部13により調整された第1の線の太さと第2の線の太さとの比が、設定部15により設定された所定範囲の範囲外である場合に、第1の線の太さを、当該所定範囲内となるように再調整する。

0029

設定部15は、文字ごと、または文字のサイズごとに、再調整部14が再調整を行うか否かを判定するための第1の線の太さと第2の線の太さとの比の許容範囲を、ユーザからの設定操作に応じて、または文字ごと、または文字のサイズごとに算出し、設定する。なお、文字ごと、または文字のサイズごとに許容範囲を算出する処理の詳細例は後述する。

0030

なお、情報処理装置10は、ドットパターン(ビットマップフォント)としてラスタライズする際にウェイトを調整する代わりに、ウェイトが調整されたアウトラインフォントのデータを生成して出力するようにしてもよい。

0031

<処理>
次に、図3を参照し、情報処理装置10の処理について説明する。図3は、情報処理装置10の処理の一例を示すシーケンス図である。

0032

ウェイトの指定を受け付ける(ステップS101)。なお、ウェイトの指定は、例えば、1〜9までの9段階で指定できるようにする。

0033

指定されたウェイトの値に応じて、アウトラインフォントの各ストローク幅を調整する(ステップS102)。ここで、「ウェイト」とは、フォント(書体)全体の太さであり、「ストローク」とは、文字の一である。文字の字形は、文字を構成する各ストロークの集合により表現される。

0034

調整された各ウェイトのうち、一のウェイトを処理対象として選択する(ステップS103)。

0035

処理対象のウェイトの幅と、基準幅との比を算出する(ステップS104)。なお、基準幅は、一の文字における調整された全ウェイトの幅のうち、最も広い幅である。

0036

ステップS104で算出した比が、文字ごとに予め設定された最大許容限界よりも大きいか否かを判定する(ステップS105)。

0037

算出した比が、文字ごとに予め設定された最大許容限界よりも大きい場合(ステップS105でYES)、処理対象のウェイトの幅を、最大許容限界に基準幅を乗算した値に再調整し(ステップS106)、後述するステップS109の処理に進む。

0038

算出した比が、文字ごとに予め設定された最大許容限界よりも大きくない場合(ステップS105でNO)、算出した比が、文字ごとに予め設定された最小許容限界よりも小さいか否かを判定する(ステップS107)。

0039

算出した比が、文字ごとに予め設定された最小許容限界よりも小さくない場合(ステップS107でNO)、後述するステップS109の処理に進む。

0040

算出した比が、文字ごとに予め設定された最小許容限界よりも小さい場合(ステップS107でYES)、処理対象のウェイトの幅を、最小許容限界に基準幅を乗算した値に再調整する(ステップS108)。

0041

各ウェイトのうち、処理対象として未選択のウェイトがあるか判定する(ステップS109)。

0042

未選択のウェイトがある場合(ステップS109でYES)、未選択のウェイトを処理対象として選択し(ステップS110)、ステップS104の処理に進む。

0043

未選択のウェイトがない場合(ステップS109でNO)、処理を終了する。
≪ウェイト調整処理
次に、図4図5を参照して、ステップS102のウェイトを調整する処理について説明する。

0044

図4は、ウェイトを調整(変更)した場合の字形について説明する図である。

0045

標準的なウェイト(例えば1〜9までの9段階で指定できる場合の5)が指定され、指定されたウェイトにてフォントデータをラスタライズした結果、図4(A)のようなドットパターン(字形)が生成されたとする。図4(A)に示すドットパターンには、錯視調整を考慮してデザインした結果、以下の特徴がある。

0046

・横線の幅(5ドット)よりも、縦線の幅(6ドット)が大きい。

0047

・両端の縦線の幅(6ドット)よりも、中央縦線の幅(5ドット)が小さい。

0048

中央横線の配置は、上端横線と下端横線の中央よりも、やや上にずらされている。

0049

一方、ユーザがより小さいウェイト(細い文字幅)を要求した結果、ステップS102の処理により図4(B)のようなドットパターン(字形)が生成されたとする。

0050

図4(B)に示す字形には、不自然な線幅のばらつきがあるという問題がある。例えば、右端と左端の縦線が、他の線に比べて太いのが目立つ。

0051

この問題点は、元々の字形のデザインにおいて錯視調整をしていたために起きる。錯視調整をしていなければ、すべての線幅が同一にデザインされているため、このような問題は起きない。

0052

一方、ユーザがより大きいウェイト(太い文字幅)を要求した結果、ステップS102の処理により図4(C)のようなドットパターン(字形)が生成されたとする。

0053

図4(C)に示す字形には、字形内部の4つの白い四角(□)の大きさがばらついており、不自然に見えるという問題点がある。

0054

この問題点も、元々の字形のデザインにおいて錯視調整をしていたために起きる。錯視調整をしていなければ、上端横線と下端横線の中央に中央横線を配置されるため、このような問題は起きない。

0055

なお、一般に、ウェイトを大きく(文字を太く)すると、「画数の多い文字の『黒み』と、画数の少ない文字の『黒み』が不揃いになる」という問題が起きる。(図5、「書体のデザイン要素とデザイン統一」株式会社 タイプバンク<http://www.enfour.co.jp/media/typeface/2.html>参照。)
そのため、マルチウェイトフォントにおいても、ウェイトを大きくすると、図5(A)のような字形になる。このような字形が生成されてしまう原因は、元々の字形が、ウェイトが比較的小さいことを前提にデザインされているからである。本来であれば、図5(B)のような字形が望ましい。
≪ウェイト再調整処理
次に、図4図6を参照して、ステップS106、ステップS108の、ウェイトを再調整する処理について説明する。

0056

錯視調整を考慮してデザインされたフォントのウェイトを可変にした場合、上述したような問題が生じる場合がある。

0057

そこで、本実施形態では、錯視調整をされたフォントのウェイトについて、以下のウェイト再調整処理を行う。

0058

図4(A)の文字について、元々の字形が、錯視調整により、細い縦線幅/基準縦線幅=7/8であるようにデザインされているとする。これは、錯視調整を考慮して字形をデザインした結果、"あるべきデザイン"として縦線幅のばらつきが7:8になっていることを意味する。

0059

この文字に対し、縦線幅のばらつきの許容範囲が4/5から10/11、すなわち許容範囲の最小値(最小許容限界)=4/5、許容範囲の最大値(最大許容限界)=10/11と設定されているとする。これは、縦線幅のばらつきは7:8が理想であるが、細い縦線幅がさらに細くなったとしても、4:5までは許容され、細い縦線幅が太めになったとしても10:11までは許容されることを意味する。

0060

この字形の場合の細い縦線幅/基準縦線幅と、最小許容限界及び最大許容限界の値の大小関係は以下である。

0061

細い縦線幅/基準縦線幅(5/6) > 最小許容限界(4/5)
細い縦線幅/基準縦線幅(5/6) <最大許容限界(10/11)
したがって、この字形は、錯視調整の許容限界の範囲内であるため、この字形のままシステムに返される。

0062

ユーザがより細い文字幅を要求した結果、ステップS102の処理により図4(B)のような字形が生成された場合、細い縦線幅/基準縦線幅と、最小許容限界及び最大許容限界の値の大小関係は以下である。

0063

細い縦線幅/基準縦線幅(1/2) < 最小許容限界(4/5)
したがって、この字形は、錯視調整の許容限界の範囲外であるため、それぞれ図6(A)、図6(B)に示すように、細い縦線幅/基準縦線幅=1ドット/1ドット、または2ドット/2ドットのいずれかになるようにラスタライズ結果を補正し、システムに返す。なお、1ドット/1ドット、または2ドット/2ドットのいずれにするかは、例えば管理者等のユーザが設定可能としてもよい。

0064

なお、縦線幅と横線幅の比についても許容範囲を設定し、再調整された縦線幅に応じて横線幅の再調整を行うようにしてもよい。または、同様に、横線幅を再調整し、再調整された横線幅に応じて縦線幅の再調整を行うようにしてもよい。
≪許容範囲について≫
上述したウェイト再調整処理で用いられる許容範囲の値は、設定部15が、文字ごと、及び文字のサイズごとに、ユーザからの設定操作に応じて設定してもよい。

0065

または、設定部15は、調整部13により調整された後の文字を構成するドットの数及び当該文字の大きさに応じて算出し、設定してもよい。この場合、例えば、文字の大きさに応じた面積当たりの文字を表すドット数の比に応じて、許容範囲を決定してもよい。または、設定部15は、文字の画数に応じて許容範囲を決定してもよい。

0066

<変形例>
各線の交点は太く見えるという錯視の調整のため、図7(A)のように、線が交差した箇所を細くデザインすることが知られている。

0067

そこで、以下のような処理を行ってもよい。

0068

設定部15は、図7(B)のように、線が交差した箇所の周囲の各点(各制御点)の位置の許容範囲を設定する。

0069

再調整部17は、調整部13によりウェイト調整された後の各制御点の位置が、設定部15により設定された許容範囲の範囲外であるか否か判定し、範囲外の場合は、範囲内になるように、各制御点の位置を再調整する。

0070

これにより、図7(B)の例では、制御点501乃至514は、それぞれ許容範囲601乃至614の範囲に位置するように調整される。

0071

<まとめ>
以上説明したように、本実施形態では、錯視調整されたフォントデータを保持しておき、異なるウェイトの字形が要求されたとき、錯視調整を考慮してウェイトや制御点の位置を再調整する。

0072

それにより、錯視調整されたフォントにおける文字の太さを可変とする場合に、自然な字形を生成することができる。

0073

なお、上述した実施形態におけるシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。

0074

例えば、情報処理装置10は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。

0075

10情報処理装置
11 記憶部
111マルチウェイトフォントデータ
12 受付部
13 調整部
14再調整部
15 設定部

0076

特開平05−197365号公報

先行技術

0077

"RTFont(スケーラブルフォント)",[online],[平成28年5月6日検索],インターネット<URL:https://industry.ricoh.com/font/element/index.html>

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