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技術 摺動スクレーパーの取付け構造およびリニアガイド装置

出願人 ニッタ株式会社THK株式会社
発明者 石崎洋治松本篤史青木堅一朗古澤竜二岩城翔
出願日 2017年2月21日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2017-030252
公開日 2017年11月24日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2017-207199
状態 特許登録済
技術分野 直線運動をする物品用の軸受 軸受の密封
主要キーワード コ字形溝 成型収縮 円錐コロ 取付用ねじ 内側面間 編物布 水素添加アクリロニトリルブタジエンゴム 液晶ポリマー繊維
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月24日)のものです。
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図面 (9)

課題

ガイドレールとより確実に密着する摺動スクレーパーの取付け構造およびリニアガイド装置を提供する。

解決手段

ガイドレール12に摺動自在に跨架されたスライダと、このスライダの端面に取り付けられ、両縦枠18とこれらの縦枠18を結ぶ横枠20とを有するコ字形取付プレート16と、この取付プレート16のコ字形溝22内に嵌着され、両縦部32とこれらの両縦部32を結ぶ横部34と、前記ガイドレール12に摺接する溝部36とを有する摺動スクレーパー30Aとを備え、取付プレート16の両縦枠18の内側面のうち少なくとも開口端部、または前記摺動スクレーパー30Aの両縦部32の外側面のうち少なくとも前記開口端部に対向する端部に、前記縦枠18と縦部32とが当接する突起部38を設けたことを特徴とする。

概要

背景

従来、リニアガイド装置は、ガイドレールとこのガイドレールに摺動自在に跨架されたスライダとを備えている(特許文献1)。スライダの摺動方向の端面には取付プレートが取り付けられており、この取付プレートの凹溝内に摺動スクレーパーが収容されている。

この摺動スクレーパーは、ゴムなどの弾性材からなり、ガイドレールとの隙間からスライダ内に異物侵入しないように、ガイドレールの上面および両側部と当接し、シールされた状態となっている。

概要

ガイドレールとより確実に密着する摺動スクレーパーの取付け構造およびリニアガイド装置を提供する。ガイドレール12に摺動自在に跨架されたスライダと、このスライダの端面に取り付けられ、両縦枠18とこれらの縦枠18を結ぶ横枠20とを有するコ字形の取付プレート16と、この取付プレート16のコ字形溝22内に嵌着され、両縦部32とこれらの両縦部32を結ぶ横部34と、前記ガイドレール12に摺接する溝部36とを有する摺動スクレーパー30Aとを備え、取付プレート16の両縦枠18の内側面のうち少なくとも開口端部、または前記摺動スクレーパー30Aの両縦部32の外側面のうち少なくとも前記開口端部に対向する端部に、前記縦枠18と縦部32とが当接する突起部38を設けたことを特徴とする。

目的

本発明の課題は、ガイドレールとより確実に密着する摺動スクレーパーの取付け構造およびリニアガイド装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

ガイドレール摺動自在に跨架されたスライダと、このスライダの端面に取り付けられ、両縦枠とこれらの両縦枠を結ぶ横枠とを有するコ字形取付プレートと、この取付プレートのコ字形溝内に嵌着され、両縦部とこれらの両縦部を結ぶ横部と、前記ガイドレールに摺接する溝部とを有する摺動スクレーパーとを備え、前記取付プレートの前記両縦枠の内側面のうち少なくとも開口端部、または前記摺動スクレーパーの前記両縦部の外側面のうち少なくとも前記開口端部に対向する端部に、前記縦枠と縦部とが当接する突起部を設けたことを特徴とする摺動スクレーパーの取付け構造

請求項2

前記取付プレートの前記横枠の内面、または前記横枠に対向する前記横部の外面に、前記横枠と前記横部とが当接する凸部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の摺動スクレーパーの取付け構造。

請求項3

前記取付プレートの前記横枠に対向する前記摺動スクレーパーの前記横部の外面に凹部が形成されており、前記取付プレートの前記横枠の内面に形成した前記凸部が、前記凹部に当接していることを特徴とする請求項2に記載の摺動スクレーパーの取付け構造。

請求項4

前記摺動スクレーパーが、前記溝部内面に、繊維とエラストマーとが一体化された摺動層を有する弾性材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の摺動スクレーパーの取付け構造。

請求項5

前記摺動層は、前記エラストマーが含浸された布材を含むことを特徴とする請求項4に記載の摺動スクレーパーの取付け構造。

請求項6

前記摺動層が、前記スライダの移動方向に平行な平坦面を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の摺動スクレーパーの取付け構造。

請求項7

前記摺動層は、前記溝部内面及び前記両縦部の下端面に設けられていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の摺動スクレーパーの取付け構造。

請求項8

ガイドレールと、このガイドレールに摺動自在に跨架されたスライダとを備え、前記スライダは、摺動方向の端面に取り付けられた取付プレートのコ字形溝内に、前記ガイドレールに摺接する溝部を有する摺動スクレーパーが嵌着されているリニアガイド装置であって、前記摺動スクレーパーが、請求項1〜7のいずれか1項に記載の取付け構造を有することを特徴とするリニアガイド装置。

技術分野

0001

本発明は、ガイドレールに沿って走行するスライダに取り付けられる摺動スクレーパーの取付け構造、およびリニアガイド装置に関する。

背景技術

0002

従来、リニアガイド装置は、ガイドレールとこのガイドレールに摺動自在に跨架されたスライダとを備えている(特許文献1)。スライダの摺動方向の端面には取付プレートが取り付けられており、この取付プレートの凹溝内に摺動スクレーパーが収容されている。

0003

この摺動スクレーパーは、ゴムなどの弾性材からなり、ガイドレールとの隙間からスライダ内に異物侵入しないように、ガイドレールの上面および両側部と当接し、シールされた状態となっている。

先行技術

0004

特許第4232389号公報

発明が解決しようとする課題

0005

摺動スクレーパーは、ゴムなどのエラストマー加硫成型して形成されるが、加硫成型すると脱型後に摺動スクレーパーは図8Aに矢印Xで示す方向に対して収縮しやすい。

0006

このような摺動スクレーパー7を、図8Bに示すように、取付プレート2に装着して、ガイドレール3上に設置すると、成型収縮による変形のため、摺動スクレーパー7とガイドレール3の両側面との間に隙間8が生じやすい。このような隙間8から粉塵などの異物が侵入するおそれがある。

0007

本発明の課題は、ガイドレールとより確実に密着する摺動スクレーパーの取付け構造およびリニアガイド装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

本発明に係る摺動スクレーパーの取付け構造は、ガイドレールに摺動自在に跨架されたスライダと、このスライダの端面に取り付けられ、両縦枠とこれらの縦枠を結ぶ横枠とを有するコ字形の取付プレートと、この取付プレートのコ字形溝内に嵌着され、両縦部とこれらの両縦部を結ぶ横部と、前記ガイドレールに摺接する溝部とを有する摺動スクレーパーとを備え、前記取付プレートの両縦枠の内側面のうち少なくとも開口端部、または前記摺動スクレーパーの両縦部の外側面のうち少なくとも前記開口端部に対向する端部に、前記縦枠と縦部とが当接する突起部を設けたことを特徴とする。

0009

本発明に係るリニアガイド装置は、ガイドレールと、このガイドレールに摺動自在に跨架されたスライダとを備え、前記スライダは、摺動方向の端面に取り付けられた取付プレートのコ字形溝内に、前記ガイドレールに摺接する溝部を有する摺動スクレーパーが嵌着されているリニアガイド装置であって、前記摺動スクレーパーが、上記取付け構造を有することを特徴とする。

発明の効果

0010

本発明の摺動スクレーパーの取付け構造は、前記取付プレートの両縦枠の内側面のうち少なくとも開口端部、または前記摺動スクレーパーの両縦部の外側面のうち少なくとも前記開口端部に対向する端部に、縦枠と縦部とが当接する突起部を設けたので、摺動スクレーパーの両縦部はガイドレールの側面に向かって押し付けられるため、摺動スクレーパーがガイドレールの側面により確実に密着し、異物の侵入を防止することができる。

図面の簡単な説明

0011

第1実施形態に係るリニアガイド装置を示す斜視図である。
第1実施形態に係る摺動スクレーパーを取付プレートに取り付けた状態を示す正面図である。
第1実施形態の変形例に係る摺動スクレーパーを取付プレートに取り付けた状態を示す正面図である。
図4Aは第2実施形態、図4Bは第2実施形態の変形例(1)に係る摺動スクレーパーを取付プレートに取り付けた状態を示す正面図である。
図5Aは第2実施形態の変形例(2)、図5Bは第2実施形態の変形例(3)に係る摺動スクレーパーを取付プレートに取り付けた状態を示す正面図である。
第3実施形態に係る摺動スクレーパーを取付プレートに取り付けた状態を示す正面図である。
第4実施形態に係る摺動スクレーパーを取付プレートに取り付けた状態を示す正面図である。
図8Aは従来の摺動スクレーパーを示す正面図であり、図8Bは図8Aの摺動スクレーパーを取付プレートに取り付けた状態を示す説明図である。

実施例

0012

以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。

0013

1.第1実施形態
リニアガイド装置10Aは、図1に示すように、ガイドレール12と、このガイドレール12に摺動自在に跨架されたスライダ14とから構成される。スライダ14の内部には、ガイドレール12の側面19に沿って移動するボール円錐コロなどの転動体(図示せず)が設けられる。

0014

スライダ14の摺動方向(矢印Sで示す)の少なくとも一方の端面には、コ字形の取付プレート16が、ねじ等で取り付けられる。図2に示すように、取付プレート16は、両縦枠18と、両縦枠18を結ぶ横枠20とから構成されるコ字形溝22を有する。

0015

取付プレート16の横枠20の略中央部には、取付プレート16のコ字形溝22内に突出する円弧状の凸部24が形成されている。取付プレート16のコ字形溝22内には、後述する溝部36でガイドレール12の上面と両側面に摺接する摺動スクレーパー30Aが嵌着される。

0016

取付プレート16の縦枠18および横枠20には、上述したスライダ14に取り付けるための取付用ねじ孔26が設けられている。また、取付プレート16の横枠20に設けられる円弧状の凸部24には、横枠20を貫通する孔25が形成されている。この孔25は、例えばリニアガイド装置10Aへグリースを供給する機能を有する。取付プレート16の材質としては、特に限定されず、金属、樹脂などが挙げられる。

0017

摺動スクレーパー30Aは、図2に示すように、両縦部32、32とこれらの両縦部32、32を結ぶ横部34とから形成され、これら両縦部32、32および横部34によって、ガイドレール12に摺接する摺動層を備えた溝部36が形成される。

0018

また、摺動スクレーパー30Aは、取付プレート16の縦枠18に対向する両縦部32、32の外側面に、取付プレート16の縦枠18内側面に当接する突起部38がそれぞれ設けられる。突起部38は、取付プレート16のコ字形溝22内側面の開口端部に対向する端部(以下、下端ということがある)に形成されている。

0019

また、取付プレート16の横枠20に対向する横部34の外面には凹部40を設けている。凹部40は、横部34の略中央部付近に設けられており、取付プレート16のコ字形溝22内に突出する凸部24の下端部に当接している。

0020

摺動スクレーパー30Aの下端に設けた突起部38は、取付プレート16の側面の縦枠18に当接している。このとき、両突起部38、38の端面間の長さは、取付プレート16の縦枠18、18間の長さ(すなわちコ字形溝22の内側面間の長さ)と等しいか、それよりもやや大きい程度が好ましい。これにより、摺動スクレーパー30Aをガイドレール12の側面に押圧して、隙間ができるのを抑制することができる。

0021

また、突起部38の縦方向の長さL1は、摺動スクレーパー30Aの縦部32の高さL2に対して60%以下、好ましくは50%以下で、5%以上、好ましくは10%以上であるのが好ましい。

0022

一方、横部34に設けた凹部40は、取付プレート16の凸部24の下端部に当接し押圧される結果、ガイドレール12の上面で摺動スクレーパー30Aとの間に隙間ができるのを抑制することができる。

0023

摺動スクレーパー30Aは、突起部38や凹部40の大きさや形状、あるいは摺動スクレーパー30Aの外面に形成する位置を変更することでガイドレール12に当接する力を調節することができる。突起部38および凹部40は、摺動スクレーパー30Aの成形時に同時成型してもよいし、または成型後に切削加工するなどして形成してもよい。

0024

摺動スクレーパー30Aは、図2に示すように、取付プレート16のコ字形溝22内に嵌着される。コ字形溝22は、取付プレート16の内部に形成されていてもよく、スライダ14の取付け面とは反対側の取付プレート16の前面に形成されていてもよい。

0025

取付プレート16は、スライダ14に取り付けた際は、摺動スクレーパー30Aをスライダ14に押圧する押さえ板役割も有する。

0026

凹部40の形状としては、図2に示すような円弧状に限定されず、例えば、多角形状、三角形状、四角形状などであってもよい。

0027

摺動スクレーパー30Aは、摺動層を内面(すなわち、溝部36を形成する面)に備えた弾性材(エラストマー)から構成される。摺動層は繊維とエラストマーとを一体化したものであり、ガイドレール12に接触する摺動抵抗が低く、摺動摩擦に対する耐久性に優れる。

0028

エラストマーは、主に、繊維の耐久性を向上させる。このエラストマーの材質としては、例えば、天然ゴムニトリルゴムクロロプレンゴムハイパロンポリブタジエンゴムエチレン−プロピレンゴム(EPM)、エチレンプロピレンジエン三元共重合体(EPDM)、水素添加アクリロニトリルブタジエンゴム(H−NBR)、シリコンゴムフッ素ゴムアクリルゴムスチレンブタジエンゴム塩素化ポリエチレンゴムミラブルウレタン熱硬化性ポリウレタン熱可塑性ポリウレタンまたは熱可塑性ポリエステルなどのエラストマーが挙げられ、これら一種以上が使用される。

0029

摺動層を構成するエラストマーには、加硫剤加硫促進助剤および補強剤が配合されてもよい。加硫剤としては、例えば、ジクミルパーオキサイドなどの有機過酸化物有機硫黄化合物金属酸化物などが挙げられる。加硫促進助剤としては、例えば、ステアリン酸などの脂肪酸、金属酸化物などが挙げられる。補強剤としては、例えば、カーボンブラックホワイトカーボンなどが挙げられる。さらに、例えば、老化防止剤充填剤可塑剤粘着剤などもまた配合され得る。これら以外に、摺動抵抗を小さくするために、グラファイトシリコンオイルフッ素パウダー、又は二硫化モリブデン等の固体潤滑剤がエラストマーに含まれても良い。

0030

摺動層を構成する繊維は、ガイドレール12と摺接することにより、ガイドレール12の周りの摺動抵抗を小さくすることができる。この繊維の材質としては、例えば、ナイロン繊維アラミド繊維ポリエステル繊維炭素繊維テフロン登録商標)繊維、液晶ポリマー繊維ガラス繊維綿糸などが挙げられる。また、繊維は布材の形態であってもよく、短繊維の形態でエラストマーに混合してもよい。

0031

摺動層は、エラストマーが含浸された布材を含んでもよい。繊維の形態が布材である場合、布材がガイドレール12と接触摺動するように布材とエラストマーとを成形時に一体化させる。一方、短繊維の形態である場合、エラストマーの中に短繊維を混ぜ込んで一体成形する。布材としては、織物布編物布または不織布が挙げられる。

0032

以上述べたように、摺動スクレーパー30Aは、縦部32に、取付プレート16のコ字形溝22内の縦枠18の内面に当接する突起部38を設けることによって、ガイドレール12との間に隙間が生じず、異物の侵入を防止することができる。さらに、ガイドレール12に均一に密着するため、過度な摺動抵抗が発生しない。このような摺動スクレーパー30Aを、図1に示すようなスライダ14に取り付けることにより、リニアガイド装置10Aをガイドレール12上でスムーズに移動させることができる。

0033

摺動スクレーパー30Aの両縦部32、32は、突起部38が縦枠18に当接していることにより、ガイドレール12の側面に向かって押し付けられるため、ガイドレール12の側面により確実に密着し、異物の侵入を防止することができる。

0034

摺動スクレーパー30Aは、摺動層を備えていることにより、摺動抵抗を低減し、スムーズにガイドレール12を移動することができると共に、耐久性を向上することができる。

0035

(変形例)
図3は、図2に示す摺動スクレーパー30Aの変形例を示している。同図に示す摺動スクレーパー30Bは、両側の縦部41の外側面に切欠き部42が形成され、この切欠き部42による隙間を介して下端部と上端部に突起部43、44がそれぞれ形成される。上端部の突起部44は、摺動スクレーパー30Bの上端に形成された面取り部45によって取付プレート16との間に隙間が形成されている。

0036

ここで、2つの突起部43、44の縦方向の合計長さ(L3+L4)は、前記と同様に、摺動スクレーパー30Bの縦部41の高さL5に対して60%以下、好ましくは50%以下で、5%以上、好ましくは10%以上であるのが好ましい。

0037

その他は、図2に示す摺動スクレーパー30Aの取付け構造と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。

0038

本変形例の場合、摺動スクレーパー30Bの両縦部41、41は、突起部43、44が縦枠18に当接していることにより、ガイドレール12の側面に向かって押し付けられるため、上記実施形態と同様の効果が得られる。

0039

本実施形態の場合、摺動スクレーパーは、溝部36を形成する面に摺動層を備えている場合について説明したが、適宜省略してもよい。

0040

2.第2実施形態
図4A,図4Bは、それぞれ本発明の第2実施形態に係る摺動スクレーパー48A、48Bの取付け構造を示している。図4Aに示す摺動スクレーパー48Aは、図2に示した摺動スクレーパー30Aと同様に、縦部50の外側面の下端に、取付プレート52の縦枠53に当接する突起部54を有している。

0041

また、摺動スクレーパー48Aの横部55の略中央部には凹部56が形成されており、取付プレート52の横枠59の略中央部に円弧状の凸部57と当接している。このとき、当該凹部56と凸部57の当接部位を除いて、横枠59と摺動スクレーパー48Aの横部55との間には隙間58Aが形成されている。

0042

また、取付プレート52は、縦枠53の下端に内方に突出した突出部61が形成されており、この突出部61と摺動スクレーパー48Aの下端面との間にも隙間60Aが形成されている。

0043

上記隙間58A、60Aを設けることにより、摺動スクレーパー48Aの逃げ部を確保し、摺動抵抗を下げることができる。その他は前述の実施形態と同様である。

0044

摺動スクレーパー48Aの両縦部50、50は、突起部54が縦枠53に当接していることにより、ガイドレール12の側面に向かって押し付けられるため、上記実施形態と同様の効果が得られる。

0045

図4Bは、図4Aに示した摺動スクレーパー48Aの変形例を示している。図4Bに示すように、摺動スクレーパー48Bは、横部55で連結された両側の縦部62の外側面に切欠き部63が形成され、この切欠き部63による隙間を介して下端部と上端部に突起部64、65がそれぞれ形成される。その他は前述の実施形態と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。

0046

隙間58A、60Aが設けられているので、本実施形態と同様の効果が得られる。また摺動スクレーパー48Bの両縦部62は、突起部64、65が縦枠53に当接していることにより、ガイドレール12の側面に向かって押し付けられるため、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。

0047

図5A,図5Bは、それぞれ本発明のさらに他の実施形態に係る摺動スクレーパー48C、48Dの取付け構造を示している。図5Aに示す摺動スクレーパー48Cは、図2に示した摺動スクレーパー30Aと同様に、縦部50の外側面の下端に、取付プレート52の縦枠53に当接する突起部54を有している。

0048

また、摺動スクレーパー48Cの横部66の略中央部には、図4Aに示したような凹部56が形成されておらず、取付プレート52の横枠59の略中央部に形成された円弧状の凸部57が横部66に直接当接している。このとき、凸部57の当接部位を除いて、横枠59と摺動スクレーパー48Cの横部66との間には隙間58Bが形成されている。

0049

また、取付プレート52は、縦枠53の下端に内方に突出した突出部61と、摺動スクレーパー48Cの下端面との間にも隙間60Bが形成されている。その他は前述の実施形態と同様である。

0050

隙間58B、60Bが設けられているので、本実施形態と同様の効果が得られる。また摺動スクレーパー48Cの両縦部50、50は、突起部54が縦枠53に当接していることにより、ガイドレール12の側面に向かって押し付けられるため、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。

0051

図5Bに示す摺動スクレーパー48Dは、縦部50の外側面の上端に切欠き部67を設けた他は、図5Aに示す摺動スクレーパー48Cと同様である。

0052

本実施形態の場合、横枠59に凸部57を設ける場合について説明したが、本発明はこれに限らず、横部55,66の外面に凸部を設けることとしてもよい。

0053

3.第3実施形態
上記第1及び第2実施形態の場合、摺動スクレーパーの両縦部に、取付プレートの縦枠に向かって突出した突起部を設ける場合について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、図6に示すように、取付プレート74の横枠76と縦枠75にそれぞれ凸部77と突起部78とを設けてもよい。突起部78の縦方向の長さL6は、摺動スクレーパー71の縦部72の高さL7に対して60%以下、好ましくは50%以下で、5%以上、好ましくは10%以上であるのが好ましい。

0054

摺動スクレーパー71の縦部72と横部73はそれぞれ直線、すなわち、摺動スクレーパー71の両縦部72、72及び横部73は、取付プレート74側の外面が平坦である。

0055

なお、符号17は、ガイドレール12をねじ等で固定するために設けられた取付用ねじ孔である。

0056

本実施形態の場合、摺動スクレーパー71の両縦部72、72は取付プレート74の突起部78によってガイドレール12の側面に向かって押し付けられるため、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。

0057

4.第4実施形態
(全体構成)
次に第4実施形態に係る摺動スクレーパーの取付け構造について説明する。上記第1〜第3実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、簡略のため説明を省略する。

0058

図7に示すように、摺動スクレーパー80は、両縦部81、81と、両縦部81、81を結ぶ横部83とを備え、ガイドレール12に摺接する溝部90が形成されている。両縦部81、81の下端の外側面には、取付プレート52の縦枠53内側面に当接する突起部84、84が設けられている。溝部90内面及び両縦部81、81の下端面87には、摺動層86が設けられている。両縦部81、81の外側面の上端に切欠き部85が設けられている。

0059

摺動スクレーパー80の摺動層86は、スライダ14の移動方向に平行な平坦面を有し、当該平坦面においてガイドレール12表面に接触している。摺動スクレーパー80の厚さは、特に限定されないが、例えば、0.5〜8.0mm、好ましくは1.0〜5.0mmとすることができる。

0060

摺動スクレーパー80の両縦部81、81は、突起部84が縦枠に当接していることにより、ガイドレール12の側面に向かって押し付けられるため、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。

0061

本実施形態の場合、摺動スクレーパー80は、平坦面でガイドレール12に接触する摺動層86を備えることにより、ガイドレール12表面に対する摺動抵抗を抑制することができ、耐久性を向上することができる。

0062

摺動スクレーパー80は、ガイドレール12に接触しない下端面87にも摺動層86が設けられているので、異物などによって縦部81の割れなどの損傷を防止することができる。

0063

5.変形例
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の改良や変更が可能である。例えば、上記第1〜第4実施形態の構成を適宜組み合わせてもよい。具体的には、溝部内面及び両縦部の下端面に設けられた摺動層を、第1〜第3実施形態に適用してもよい。

0064

また第1〜第3実施形態の説明では摺動スクレーパーを取付プレートに1枚だけ取り付けるようにしたが、摺動スクレーパーを複数枚重ね合わせて取付プレートに装着してもよい。

0065

10Aリニアガイド装置
12ガイドレール
14スライダ
16、52、74、取付プレート
18、53、75縦枠
20、59、76横枠
22コ字形溝
24 凸部
30A、48A、71、80摺動スクレーパー
32、41、50、62、72、81 縦部
34、55、66、73、83横部
36、90 溝部
38、54、64、78、84突起部
40、56 凹部
43、44 突起部
57、77 凸部
86摺動層
87 下端面

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    【課題】 簡易且つコンパクトな構成によりボールねじ軸の撓みを防止して振動や騒音を抑制し高速に動作できるボールねじ軸サポート構造とアクチュエータを提供すること。【解決手段】 ボールねじ軸と、ボールね... 詳細

  • 株式会社アイエイアイの「 ボールねじ軸サポート構造とアクチュエータ」が 公開されました。( 2021/09/16)

    【課題】 簡易な構成によりサポート部材の位置を適切に調製することで振動や騒音を抑制し高速に動作できるボールねじ軸サポート構造とアクチュエータを提供すること。【解決手段】 ボールねじ軸と、上記ボール... 詳細

  • THK株式会社の「 運動案内装置」が 公開されました。( 2021/09/16)

    【課題】ラック部材を軌道部材に固定する際に人為的なミスを生じさせないように良好な組み立て性を有すると共に、部品点数の抑制及び運動案内装置の小型化を図ることができる運動案内装置を提供する。【解決手段】長... 詳細

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