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技術 横連立型フォークパーキングとその入出庫方法

出願人 IHI運搬機械株式会社
発明者 大隈政春
出願日 2016年5月18日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-099199
公開日 2017年11月24日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-206857
状態 特許登録済
技術分野 乗り物を格納するための建築物
主要キーワード 中央支持部材 補助固定 昇降扉 片フランジ L形部材 昇降旋回装置 トレイ移動装置 横行ローラ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月24日)のものです。
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図面 (18)

課題

1つの入出庫部から各格納棚に車を入出庫させることができる横連立フォークパーキングとその入出庫方法を提供する。

解決手段

昇降路2を昇降するくし型ケージ12と、昇降路2に沿って設けられた複数の格納棚14と、昇降路2と各格納棚14との間で車1を載せて水平移動可能な複数のくし型トレイ16と、を有する格納装置10と、車1が入出庫する入出庫位置Xを有する入出庫部20と、を有する出入棟102と、出入棟102に連続して配置され格納装置10を有する別棟104と、くし型ケージ12と同一平面において互いに干渉しない形状を有し車1を搭載可能な横行トレイ30と、出入棟102と別棟104との間で横行トレイ30をその幅方向に水平移動可能なトレイ移動装置40と、を備える。

概要

背景

フォークパーキングは、車を載せて昇降するくし型ケージと、格納棚に車を載せて格納するくし型トレイとを用いる機械式駐車装置である。
かかるフォークパーキングは、例えば特許文献1に開示されている。

また、連立型フォークパーキングは、少なくとも2機のフォークパーキングを横方向又は縦方向に連立して建築された機械式駐車装置である。このうち、横方向に連立して建築された機械式駐車装置を、以下、横連立型フォークパーキングという。
かかる連立型フォークパーキングは、例えば特許文献2に開示されている。

以下の説明において、車を入出庫させる場所を「入出庫部」とする。また、連立型フォークパーキングのうち、入出庫部を有するを「出入棟」とし、入出庫部を有さない棟を「別棟」とする。

概要

1つの入出庫部から各棟の格納棚に車を入出庫させることができる横連立型フォークパーキングとその入出庫方法を提供する。昇降路2を昇降するくし型ケージ12と、昇降路2に沿って設けられた複数の格納棚14と、昇降路2と各格納棚14との間で車1を載せて水平移動可能な複数のくし型トレイ16と、を有する格納装置10と、車1が入出庫する入出庫位置Xを有する入出庫部20と、を有する出入棟102と、出入棟102に連続して配置され格納装置10を有する別棟104と、くし型ケージ12と同一平面において互いに干渉しない形状を有し車1を搭載可能な横行トレイ30と、出入棟102と別棟104との間で横行トレイ30をその幅方向に水平移動可能なトレイ移動装置40と、を備える。

目的

本発明の目的は、1つの入出庫部から各棟の格納棚に車を入出庫させることができる横連立型フォークパーキングとその入出庫方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

昇降路昇降するくし型ケージと、前記昇降路に沿って設けられた複数の格納棚と、前記昇降路と各格納棚との間で車を載せて水平移動可能な複数のくし型トレイと、を有する格納装置と、前記車が入出庫する入出庫位置を有する入出庫部と、を有する出入と、前記出入棟に連続して配置され前記格納装置を有する別棟と、前記くし型ケージと同一平面において互いに干渉しない形状を有し前記車を搭載可能な横行トレイと、前記出入棟と前記別棟との間で前記横行トレイを該横行トレイの幅方向に水平移動可能なトレイ移動装置と、を備える、横連立フォークパーキング

請求項2

前記トレイ移動装置は、前記横行トレイの長手方向両端部を該横行トレイの幅方向に水平移動可能に支持する複数の横行ローラと、前記横行ローラを回転駆動するローラ駆動装置と、を有する、請求項1に記載の横連立型フォークパーキング。

請求項3

記入出庫部は、前記出入棟内で前記格納装置から前記入出庫位置を隔離するバースであり、前記出入棟の前記昇降路は、前記バースの上方と下方のいずれか一方又は双方に位置し、前記トレイ移動装置は、前記出入棟の前記入出庫位置と前記別棟の前記昇降路内の第1載替位置との間と、前記別棟の前記昇降路の中心線上に位置し前記入出庫部とは高さが異なる第2載替位置と前記出入棟の前記昇降路の中心線上に位置し第2載替位置と同じ高さの第3載替位置との間と、に設けられる、請求項1又は2に記載の横連立型フォークパーキング。

請求項4

前記入出庫部は、前記出入棟の前記昇降路内に位置し、前記トレイ移動装置は、前記出入棟の前記入出庫位置と前記別棟の前記昇降路内の第1載替位置との間に設けられる、請求項1又は2に記載の横連立型フォークパーキング。

請求項5

前記入出庫部は、前記出入棟の前記昇降路内に位置し、前記トレイ移動装置は、前記別棟の前記昇降路内に位置し前記入出庫部とは高さが異なる第2載替位置と前記出入棟の前記昇降路内に位置する第3載替位置との間に設けられる、請求項1又は2に記載の横連立型フォークパーキング。

請求項6

前記入出庫部内に設けられ、前記入出庫位置に位置するときの前記横行トレイに隣接し、前記車が入出庫する入出庫高さと前記横行トレイより下方に位置する退避高さとの間で昇降可能な昇降床を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の横連立型フォークパーキング。

請求項7

前記入出庫部は、前記格納装置の下部、中間、又は上部に設けられる、請求項1に記載の横連立型フォークパーキング。

請求項8

前記トレイ移動装置は、上下に複数段並列して設けられ、前記車を載せた上下の前記横行トレイをそれぞれ独立に水平移動し、前記バースは、前記横行トレイと同一平面において互いに干渉しない形状を有し前記入出庫位置において前記車を載せて昇降可能な入出庫ケージを有し、さらに前記横連立型フォークパーキングは、上下の前記トレイ移動装置の移動方向の一端又は両端の外側に設けられ、前記トレイ移動装置との間で前記横行トレイを水平移動するトレイ待機を備える、請求項3に記載の横連立型フォークパーキング。

請求項9

前記トレイ移動装置は、上下に複数段並列して設けられ、前記車を載せた上下の前記横行トレイをそれぞれ独立に水平移動し、さらに前記横連立型フォークパーキングは、上下の前記トレイ移動装置の移動方向の一端又は両端の外側に設けられ、前記トレイ移動装置との間で前記横行トレイを水平移動するトレイ待機棚を備える、請求項1、2及び4〜7のうちのいずれか一項に記載の横連立型フォークパーキング。

請求項10

前記入出庫位置の下方に設けられ、前記トレイ移動装置及び前記ケージと同一平面において互いに干渉しない形状の回転台を有し、前記入出庫位置において前記回転台に前記車を載せて昇降かつ水平旋回可能な昇降旋回装置を備える、請求項1〜9のいずれか一項に記載の横連立型フォークパーキング。

請求項11

前記車が入出庫する入出庫高さは、上下の前記トレイ移動装置より上方に位置する、請求項8又は9に記載の横連立型フォークパーキング。

請求項12

請求項3又は4に記載の横連立型フォークパーキングの入出庫方法であって、(A)前記入出庫部内の前記入出庫位置に位置する前記横行トレイの上に、前記車を入庫させ、(B)前記トレイ移動装置により、前記入出庫位置から前記第1載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、(C)前記別棟の前記くし型ケージを前記車の下方から上昇させて、前記車を前記横行トレイから前記別棟の前記くし型ケージに載せ替える、横連立型フォークパーキングの入出庫方法。

請求項13

請求項3又は4に記載の横連立型フォークパーキングの入出庫方法であって、(A)出庫する前記車を載せた前記格納装置の前記くし型ケージを下降させて、前記車を前記くし型ケージから前記第1載替位置に位置する前記横行トレイに載せ替え、(B)前記トレイ移動装置により、前記第1載替位置から前記入出庫部内の前記入出庫位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、(C)前記入出庫位置から、前記車を出庫させる、横連立型フォークパーキングの入出庫方法。

請求項14

請求項3に記載の横連立型フォークパーキングの入出庫方法であって、(A)前記入出庫部内の前記入出庫位置に位置する前記横行トレイの上に、前記車を入庫させ、(B)前記トレイ移動装置により、前記入出庫位置から前記第1載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、(C)前記別棟の前記くし型ケージを前記車の下方から前記第2載替位置より上方まで上昇させて、前記車を前記横行トレイから前記別棟の前記くし型ケージに載せ替え、(D)前記第2載替位置と前記第3載替位置との間で横行可能な前記横行トレイを前記第2載替位置へ水平移動させ、(E)前記別棟の前記くし型ケージを前記第2載替位置に位置する前記横行トレイの上方から下降させて、前記車を前記別棟の前記くし型ケージから該横行トレイに載せ替え、(F)前記トレイ移動装置により、前記第2載替位置から前記第3載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、(G)前記出入棟の前記くし型ケージを前記車の下方から前記第3載替位置より上方まで上昇させて、前記車を前記横行トレイから前記出入棟の前記くし型ケージに載せ替える、横連立型フォークパーキングの入出庫方法。

請求項15

請求項3に記載の横連立型フォークパーキングの入出庫方法であって、(A)出庫する前記車を載せた前記出入棟の前記くし型ケージを下降させて、前記車を前記出入棟の前記くし型ケージから前記第3載替位置に位置する前記横行トレイに載せ替え、(B)前記トレイ移動装置により、前記第3載替位置から前記第2載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、(C)前記車を載せた前記別棟の前記くし型ケージを上降させて、前記車を前記第2載替位置に位置する前記横行トレイから前記別棟の前記くし型ケージに載せ替え、(D)前記別棟の前記くし型ケージを前記第1載替位置に位置する前記横行トレイの上方から下降させて、前記車を前記別棟の前記くし型ケージから該横行トレイに載せ替え、(E)前記トレイ移動装置により、前記第1載替位置から前記入出庫位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、(F)前記入出庫位置から、前記車を出庫させる、横連立型フォークパーキングの入出庫方法。

請求項16

請求項5に記載の横連立型フォークパーキングの入出庫方法であって、(A)前記入出庫部内の前記入出庫位置に位置する前記出入棟の前記くし型ケージの上に前記車を入庫させ、該くし型ケージを前記第3載替位置より上方まで上昇させ、(B)前記第2載替位置と前記第3載替位置との間で横行可能な前記横行トレイを前記第3載替位置へ水平移動させ、(C)前記出入棟の前記くし型ケージを前記第3載替位置に位置する前記横行トレイの上方から下降させて、前記車を前記出入棟の前記くし型ケージから該横行トレイに載せ替え、(D)前記トレイ移動装置により、前記第3載替位置から前記第2載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、(E)前記別棟の前記くし型ケージを前記車の下方から前記第2載替位置より上方まで上昇させて、前記車を前記横行トレイから前記出入棟の前記くし型ケージに載せ替える、横連立型フォークパーキングの入出庫方法。

請求項17

請求項5に記載の横連立型フォークパーキングの入出庫方法であって、(A)出庫する前記車を載せた前記別棟の前記くし型ケージを下降させて、前記車を前記別棟の前記くし型ケージから前記第2載替位置に位置する前記横行トレイに載せ替え、(B)前記トレイ移動装置により、前記第2載替位置から前記第3載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、(C)前記車を載せた前記出入棟の前記くし型ケージを上降させて、前記車を前記第3載替位置に位置する前記横行トレイから前記出入棟の前記くし型ケージに載せ替え、(D)前記出入棟の前記くし型ケージを前記入出庫位置まで下降させ、(E)前記入出庫位置から、前記車を出庫させる、横連立型フォークパーキングの入出庫方法。

技術分野

0001

本発明は、くし型ケージを用いる横連立フォークパーキングとその入出庫方法に関する。

背景技術

0002

フォークパーキングは、車を載せて昇降するくし型ケージと、格納棚に車を載せて格納するくし型トレイとを用いる機械式駐車装置である。
かかるフォークパーキングは、例えば特許文献1に開示されている。

0003

また、連立型フォークパーキングは、少なくとも2機のフォークパーキングを横方向又は縦方向に連立して建築された機械式駐車装置である。このうち、横方向に連立して建築された機械式駐車装置を、以下、横連立型フォークパーキングという。
かかる連立型フォークパーキングは、例えば特許文献2に開示されている。

0004

以下の説明において、車を入出庫させる場所を「入出庫部」とする。また、連立型フォークパーキングのうち、入出庫部を有するを「出入棟」とし、入出庫部を有さない棟を「別棟」とする。

先行技術

0005

特開2011−106124号公報
特開平7−293032号公報

発明が解決しようとする課題

0006

フォークパーキングは、同一位置で互いに干渉しないように互いに位置の異なる歯部を有するくし型ケージとくし型トレイを用いる。
また、くし型ケージは、その歯部に車の車輪を載せて昇降路を昇降し、くし型トレイは、その歯部に車の車輪を載せて格納棚と昇降路の間を横行する。

0007

例えば特許文献1に開示されたフォークパーキングの収容台数を増やそうとした場合、複数棟の特許文献1のフォークパーキングを単に連立させることが考えられる。その場合、それぞれの棟が入出庫部を備えることとなるため、連立したフォークパーキングの全体としては、棟の数と同じ数の入出庫部を有することとなる。
そのため、入出庫部への入出庫口を多く設けられない場合には、この方法で車の収容台数を増やすことはできなかった。

0008

また、特許文献2の出入棟の格納棚の向きと、別棟の格納棚の向きは、直交している。すなわち、出入棟の格納棚の幅方向は、別棟の格納棚の長手方向である。特許文献2に開示された連立型フォークパーキングは、横連立型のものであっても、出入棟の入出庫部で車を搭載したくし型搬送台をその長手方向に移動させる。そのため、特許文献2の横連立型のフォークパーキングでは、出入棟の入出庫部でくし型搬送台を90°旋回させる過程が必要である。

0009

なお、くし型搬送台をその幅方向に横行させて出入棟の入出庫部と別棟との間を往復させる横連立型フォークパーキングは存在しない。

0010

本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、1つの入出庫部から各棟の格納棚に車を入出庫させることができる横連立型フォークパーキングとその入出庫方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

本発明によれば、昇降路を昇降するくし型ケージと、前記昇降路に沿って設けられた複数の格納棚と、前記昇降路と各格納棚との間で車を載せて水平移動可能な複数のくし型トレイと、を有する格納装置と、前記車が入出庫する入出庫位置を有する入出庫部と、を有する出入棟と、
前記出入棟に連続して配置され前記格納装置を有する別棟と、
前記くし型ケージと同一平面において互いに干渉しない形状を有し前記車を搭載可能な横行トレイと、
前記出入棟と前記別棟との間で前記横行トレイを該横行トレイの幅方向に水平移動可能なトレイ移動装置と、を備える、横連立型フォークパーキングが提供される。

0012

また、前記トレイ移動装置は、前記横行トレイの長手方向両端部を該横行トレイの幅方向に水平移動可能に支持する複数の横行ローラと、前記横行ローラを回転駆動するローラ駆動装置と、を有する。

0013

また、前記入出庫部は、前記出入棟内で前記格納装置から前記入出庫位置を隔離するバースであり、
前記出入棟の前記昇降路は、前記バースの上方と下方のいずれか一方又は双方に位置し、
前記トレイ移動装置は、前記出入棟の前記入出庫位置と前記別棟の前記昇降路内の第1載替位置との間と、前記別棟の前記昇降路の中心線上に位置し前記入出庫部とは高さが異なる第2載替位置と前記出入棟の前記昇降路の中心線上に位置し第2載替位置と同じ高さの第3載替位置との間と、に設けられる。

0014

また、前記入出庫部は、前記出入棟の前記昇降路内に位置し、
前記トレイ移動装置は、前記出入棟の前記入出庫位置と前記別棟の前記昇降路内の第1載替位置との間に設けられる。

0015

また、前記入出庫部は、前記出入棟の前記昇降路内に位置し、
前記トレイ移動装置は、前記別棟の前記昇降路内に位置し前記入出庫部とは高さが異なる第2載替位置と前記出入棟の前記昇降路内に位置する第3載替位置との間に設けられる。

0016

また、前記入出庫部内に設けられ、前記入出庫位置に位置するときの前記横行トレイに隣接し、前記車が入出庫する入出庫高さと前記横行トレイより下方に位置する退避高さとの間で昇降可能な昇降床を備える。

0017

また、前記入出庫部は、前記格納装置の下部、中間、又は上部に設けられる。

0018

また、前記トレイ移動装置は、上下に複数段並列して設けられ、前記車を載せた上下の前記横行トレイをそれぞれ独立に水平移動し、
前記バースは、前記横行トレイと同一平面において互いに干渉しない形状を有し前記入出庫位置において前記車を載せて昇降可能な入出庫ケージを有し、
さらに前記横連立型フォークパーキングは、上下の前記トレイ移動装置の移動方向の一端又は両端の外側に設けられ、前記トレイ移動装置との間で前記横行トレイを水平移動するトレイ待機を備える。

0019

もしくは、前記トレイ移動装置は、上下に複数段並列して設けられ、前記車を載せた上下の前記横行トレイをそれぞれ独立に水平移動し、
さらに前記横連立型フォークパーキングは、上下の前記トレイ移動装置の移動方向の一端又は両端の外側に設けられ、前記トレイ移動装置との間で前記横行トレイを水平移動するトレイ待機棚を備える。

0020

また、前記入出庫位置の下方に設けられ、前記トレイ移動装置及び前記ケージと同一平面において互いに干渉しない形状の回転台を有し、前記入出庫位置において前記回転台に前記車を載せて昇降かつ水平旋回可能な昇降旋回装置を備える。

0021

また、前記車が入出庫する入出庫高さは、上下の前記トレイ移動装置より上方に位置する。

0022

また本発明によれば、上述した横連立型フォークパーキングの入出庫方法であって、
(A)前記入出庫部内の前記入出庫位置に位置する前記横行トレイの上に、前記車を入庫させ、
(B)前記トレイ移動装置により、前記入出庫位置から前記第1載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、
(C)前記別棟の前記くし型ケージを前記車の下方から上昇させて、前記車を前記横行トレイから前記別棟の前記くし型ケージに載せ替える、横連立型フォークパーキングの入出庫方法が提供される。

0023

また、(A)出庫する前記車を載せた前記格納装置の前記くし型ケージを下降させて、前記車を前記くし型ケージから前記第1載替位置に位置する前記横行トレイに載せ替え、
(B)前記トレイ移動装置により、前記第1載替位置から前記入出庫部内の前記入出庫位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、
(C)前記入出庫位置から、前記車を出庫させる。

0024

また、(A)前記入出庫部内の前記入出庫位置に位置する前記横行トレイの上に、前記車を入庫させ、
(B)前記トレイ移動装置により、前記入出庫位置から前記第1載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、
(C)前記別棟の前記くし型ケージを前記車の下方から前記第2載替位置より上方まで上昇させて、前記車を前記横行トレイから前記別棟の前記くし型ケージに載せ替え、
(D)前記第2載替位置と前記第3載替位置との間で横行可能な前記横行トレイを前記第2載替位置へ水平移動させ、
(E)前記別棟の前記くし型ケージを前記第2載替位置に位置する前記横行トレイの上方から下降させて、前記車を前記別棟の前記くし型ケージから該横行トレイに載せ替え、
(F)前記トレイ移動装置により、前記第2載替位置から前記第3載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、
(G)前記出入棟の前記くし型ケージを前記車の下方から前記第3載替位置より上方まで上昇させて、前記車を前記横行トレイから前記出入棟の前記くし型ケージに載せ替える。

0025

また、(A)出庫する前記車を載せた前記出入棟の前記くし型ケージを下降させて、前記車を前記出入棟の前記くし型ケージから前記第3載替位置に位置する前記横行トレイに載せ替え、
(B)前記トレイ移動装置により、前記第3載替位置から前記第2載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、
(C)前記車を載せた前記別棟の前記くし型ケージを上降させて、前記車を前記第2載替位置に位置する前記横行トレイから前記別棟の前記くし型ケージに載せ替え、
(D)前記別棟の前記くし型ケージを前記第1載替位置に位置する前記横行トレイの上方から下降させて、前記車を前記別棟の前記くし型ケージから該横行トレイに載せ替え、
(E)前記トレイ移動装置により、前記第1載替位置から前記入出庫位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、
(F)前記入出庫位置から、前記車を出庫させる。

0026

また、(A)前記入出庫部内の前記入出庫位置に位置する前記出入棟の前記くし型ケージの上に前記車を入庫させ、該くし型ケージを前記第3載替位置より上方まで上昇させ、
(B)前記第2載替位置と前記第3載替位置との間で横行可能な前記横行トレイを前記第3載替位置へ水平移動させ、
(C)前記出入棟の前記くし型ケージを前記第3載替位置に位置する前記横行トレイの上方から下降させて、前記車を前記出入棟の前記くし型ケージから該横行トレイに載せ替え、
(D)前記トレイ移動装置により、前記第3載替位置から前記第2載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、
(E)前記別棟の前記くし型ケージを前記車の下方から前記第2載替位置より上方まで上昇させて、前記車を前記横行トレイから前記出入棟の前記くし型ケージに載せ替える。

0027

また、(A)出庫する前記車を載せた前記別棟の前記くし型ケージを下降させて、前記車を前記別棟の前記くし型ケージから前記第2載替位置に位置する前記横行トレイに載せ替え、
(B)前記トレイ移動装置により、前記第2載替位置から前記第3載替位置まで前記車を載せた前記横行トレイを水平移動させ、
(C)前記車を載せた前記出入棟の前記くし型ケージを上降させて、前記車を前記第3載替位置に位置する前記横行トレイから前記出入棟の前記くし型ケージに載せ替え、
(D)前記出入棟の前記くし型ケージを前記入出庫位置まで下降させ、
(E)前記入出庫位置から、前記車を出庫させる。

発明の効果

0028

上述した本発明の装置と方法によれば、格納装置と入出庫部を有する出入棟と格納装置を有する別棟とを連続して配置し、トレイ移動装置が、出入棟と別棟との間で、車を搭載可能な横行トレイをその幅方向に水平移動させる。
それにより本発明の装置と方法によれば、複数の棟を有する連立型フォークパーキングであっても、1つの入出庫部から各棟の格納棚に車を入出庫させることができる。

図面の簡単な説明

0029

本発明による横連立型フォークパーキングの第1実施形態図である。
図1のA−A矢視図である。
図1のC−C矢視図である。
本発明による横連立型フォークパーキングの第2実施形態図である。
本発明による横連立型フォークパーキングの第3実施形態図である。
本発明による横連立型フォークパーキングの第4実施形態図である。
本発明による横連立型フォークパーキングの第5実施形態図である。
本発明による横連立型フォークパーキングの第6実施形態図である。
図8のD−D矢視図である。
図9のE−E矢視図である。
本発明の第1〜5実施形態において、昇降旋回装置を用いた入出庫方法の説明図である。
本発明の第1実施形態〜第4実施形態による横連立型フォークパーキングの別棟への入庫方法の説明図である。
本発明の第1実施形態〜第4実施形態による横連立型フォークパーキングの別棟からの出庫方法の説明図である。
本発明の第1実施形態〜第3実施形態による横連立型フォークパーキングの出入棟への入庫方法の説明図である。
本発明の第1実施形態〜第3実施形態による横連立型フォークパーキングの出入棟からの出庫方法の説明図である。
本発明の第5実施形態による横連立型フォークパーキングの別棟への入庫方法の説明図である。
本発明の第5実施形態による横連立型フォークパーキングの別棟への出庫方法の説明図である。

実施例

0030

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。

0031

(第1実施形態)
図1は、本発明による横連立型フォークパーキング100の第1実施形態図である。
この図において、本発明の横連立型フォークパーキング100は、出入棟102、別棟104、横行トレイ30、及びトレイ移動装置40を備える。格納装置10は、くし型ケージ12、複数の格納棚14、及び複数のくし型トレイ16を有する。

0032

なお、後述するように、本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、第1トレイ移動装置40Mと第2トレイ移動装置40Nとの複数のトレイ移動装置40を有する。以下の説明において、第1トレイ移動装置40Mと第2トレイ移動装置40Nをまとめて「トレイ移動装置40」と呼ぶ。

0033

出入棟102と別棟104は、それぞれ、格納装置10を有する。出入棟102の格納棚14と別棟104の格納棚14は、平行に配列する。つまり、出入棟102の格納棚14の幅方向と、別棟104の格納装置10の幅方向は、同じ方向である。
以下の説明において、出入棟102及び別棟104の格納棚14の幅方向を単に「幅方向」とし、その格納棚14の長手方向を単に「長手方向」とする。

0034

別棟104は、出入棟102に連続して配置された棟である。別棟104は、出入棟102に対して幅方向に並設されている。別棟104は、入出庫部20を有さない。

0035

くし型ケージ12は、例えば四隅ワイヤ(又はチェーン)で吊り下げられて、昇降路2を昇降する。
複数の格納棚14は、昇降路2に沿って好ましくは両側に設けられる。
複数のくし型トレイ16は、昇降路2と各格納棚14との間で車1を載せて水平移動可能に構成されている。

0036

図2は、図1のA−A矢視図である。この図は、別棟104の格納装置10を示している。なお、図1のB−B矢視図(出入棟102の格納装置10)も、図1と同様の構成となっている。

0037

この図において、3は別棟104の建屋、4はガイドレール、5は別棟104の建屋3の柱、6は水平梁、7はガイドレール4を支持するレールサポートである。

0038

図2において、左右の格納棚14の長手方向両端部には、棚部支持部材13aが水平に設けられている。また、棚部支持部材13aには、複数の横行ローラ15が同一高さで幅方向に間隔を隔て、かつ軸心を中心に回転可能に取り付けられている。

0039

さらに、この図において昇降路2の長手方向両端部には、中央支持部材13bが棚部支持部材13aと同一高さに水平に設けられている。また、中央支持部材13bには、複数の横行ローラ15が同一高さで幅方向に間隔を隔て、かつ軸心を中心に回転可能に取り付けられている。

0040

さらに、棚部支持部材13a及び中央支持部材13bは、それぞれに取り付けられた横行ローラ15を回転駆動するローラ駆動装置(図示せず)をそれぞれ有する。

0041

図2において、くし型ケージ12とくし型トレイ16は、同一位置で互いに干渉しないように、それぞれ互いに位置の異なる歯部12a,16aを有している。
また、くし型ケージ12は、その歯部12aに車1の車輪1aを載せて昇降路2を昇降し、くし型トレイ16は、その歯部16aに車1の車輪1aを載せて格納棚14と昇降路2の間を横行するようになっている。

0042

上述した構成により、横行ローラ15を回転駆動することで、歯部16aに車1を載せたくし型トレイ16を格納棚14と昇降路2の間で横行させることができる。

0043

また、任意の段において、くし型トレイ16を昇降路2の中央に横行させた状態において、くし型ケージ12とくし型トレイ16の歯部12a,16aが互いに干渉せずに、くし型ケージ12が昇降路2を昇降することができる。

0044

従って、車1を載せたくし型ケージ12が、上から下に下降することにより、昇降路2の中央に位置するくし型トレイ16に車1を載せ替えることができる。また、逆に、くし型ケージ12が、下から上に上昇することにより、車1を載せたくし型トレイ16からくし型ケージ12に車1を載せ替えることができる。

0045

図1において、出入棟102は、車1が入出庫する入出庫位置Xを有する入出庫部20を有する。第1実施形態の入出庫部20は、出入棟102内で格納装置10から入出庫位置Xを隔離するバース20である。
なお、入出庫部20は出入棟102のみに設けられており、別棟104には設けられていない。

0046

本実施形態において、別棟104の昇降路2は、入出庫部20と同じ高さから上方に向けて延びる。本実施形態の出入棟102の昇降路2は、バース20より上方の位置から上方に向けて延びる。出入棟102の昇降路2とバース20は、バース20の天井で区切られている。
そのため、出入棟102や別棟104の格納装置10からバース内部(入出庫部20)が隔離されているので、車1の運転者は、格納装置10の内部に入れない。それにより、運転者の安全を確保できる。

0047

図3は、図1のC−C矢視図である。この図は、出入棟102の内部に位置するバース20を示している。
この図において、8は出入棟102の建屋、9は出入棟102の建屋8の柱である。
また図1図3において、トレイ移動装置40は、横行トレイ30の長さ方向両端部をその幅方向に水平移動可能に支持する複数の横行ローラ42と、横行ローラ42を回転駆動するローラ駆動装置44と、を有する。

0048

図1において、バース20は、昇降路2の外側に設けられ車1が入出庫する幅方向の位置(以下、「入出庫位置X」)を有する。入出庫位置Xにおいて車1が入出庫する高さ(車輪1aの支持高さ)を以下、「入出庫高さH」と呼ぶ。なお、図1は、入出庫位置Xと出入棟102の中心とが一致しているが、本発明の横連立型フォークパーキング100の構成は、これに限らない。

0049

さらに、入出庫高さHと別棟104の昇降路2の中心線との交点位置を以下、「第1載替位置Y1」と呼ぶ。別棟104の昇降路2の中心線上に位置し、入出庫部20とは高さが異なる位置を、「第2載替位置Y2」とし、出入棟102の昇降路2の中心線上に位置し、第2載替位置Y2と同じ高さの位置を「第3載替位置Y3」と呼ぶ。第1載替位置Y1、第2載替位置Y2、及び第3載替位置Y3を総称して「載替位置Y」と呼ぶ。

0050

出入棟102は、この例では、別棟104の図で左側に隣接して設けられている。
バース20の幅、奥行き、高さは、運転手圧迫感感じず、車1を運転して容易に外部との間で入出庫ができるように十分大きく設定することが好ましい。

0051

横行トレイ30は、格納装置10のくし型ケージ12と同一平面において互いに干渉せず、かつ車1を搭載可能な形状を有する。すなわち、横行トレイ30は、同一位置でくし型ケージ12と互いに干渉しないように、くし型ケージ12の歯部12aと位置が異なる歯部31a(図3参照)を有している。

0052

横行トレイ30は、格納装置10のくし型トレイ16と同一であるのが好ましいが、くし型ケージ12と同一平面において互いに干渉しない限りで異なってもよい。
横行トレイ30は、トレイ移動装置40により、横行トレイ30の幅方向に水平移動する。

0053

図1において、トレイ移動装置40は、出入棟102と別棟104との間で横行トレイ30を、横行トレイ30の幅方向に水平移動させる装置である。なお、水平移動時の横行トレイ30の幅方向と、出入棟102及び別棟104の格納棚14の幅方向は、同じ方向である。

0054

本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、トレイ移動装置40として、第1トレイ移動装置40Mと第2トレイ移動装置40Nとを備える。第1トレイ移動装置40Mと第2トレイ移動装置40Nは、各々独立して駆動する。

0055

(入出庫位置Xと第1載替位置Y1の段について)
第1トレイ移動装置40Mは、出入棟102の入出庫位置Xと別棟104の昇降路2内の第1載替位置Y1との間に設けられ、複数の横行ローラ42と第1ローラ駆動装置44Mとを有する。

0056

格納装置10とバース20の長手方向両端部(図3で上下端部)には、ローラ支持部材46が水平に設けられている。ローラ支持部材46は、図1では、入出庫位置Xの支持部材46a、第1載替位置Y1の支持部材46b、及びその間の支持部材46c,46dに分割され、それぞれの間には、横行トレイ30が通過可能な隙間が設けられている。図1において、入出庫位置Xと第1載替位置Y1の間で、横行トレイ30は、入出庫高さHを幅方向に水平移動する。
なお、本発明はこの構成に限定されず、支持部材46a,46b,46c,46dの一部又は全部を一体に形成してもよい。

0057

図1図3において、ローラ支持部材46(支持部材46a,46b,46c,46d)には、複数の横行ローラ42が同一高さで幅方向に間隔を隔て、かつ軸心を中心に回転可能に取り付けられている。複数の横行ローラ42は、横行トレイ30の長手方向両端部を入出庫位置Xと第1載替位置Y1との間で幅方向に水平移動可能に支持する。

0058

横行ローラ42及びローラ支持部材46は、格納装置10の横行ローラ15及び棚部支持部材13aと同一であるのが好ましいが、異なってもよい。

0059

第1ローラ駆動装置44Mは、出入棟102の入出庫位置Xと別棟104の昇降路2内の第1載替位置Y1との間に設けられるローラ駆動装置44であり、複数の横行ローラ42を回転駆動する。なお、複数の横行ローラ42の全てが駆動ローラでなくてもよい。

0060

第1ローラ駆動装置44Mは、支持部材46a,46b,46c,46dに取り付けられた複数の横行ローラ42を、支持部材毎に独立に回転駆動できることが好ましい。しかし、本発明はこの構成に限定されず、出入棟102の入出庫位置Xと別棟104の昇降路内の第1載替位置Y1との間の複数の横行ローラ42の全てを同期して駆動してもよい。

0061

図1図3において、本発明の横連立型フォークパーキング100は、さらに昇降扉80、昇降床82、及び固定床84を備える。

0062

格納装置10とバース20の間には、車1を載せた横行トレイ30が通過可能な開口18が設けられている。

0063

昇降扉80は、開口18を全閉可能な大きさを有し、上昇時に開口18を全開し、下降時に開口18を全閉するようになっている。この構成により、運転手が車1を運転してバース20に入庫する際、及びバース20から外部へ出庫する際に、開口18を全閉し、格納装置10の内部へのアクセスを確実に防止することができる。
なお、昇降扉80は、この例では1枚であるが、2枚以上で構成してもよい。

0064

図3において、昇降床82は、バース内(入出庫部内)に設けられ、入出庫位置Xに位置する横行トレイ30の右側に隣接し、図で上下に位置する支持部材46cの間に位置する。
また、この例で、昇降床82は、横行トレイ30の歯部31aと位置が異なる歯部82aと、その他の横行トレイ30の隙間を塞ぐ閉鎖板82bとを有する。
歯部82aと閉鎖板82bは、昇降床82の図で左側に固定されており、昇降床82と共に昇降するようになっている。

0065

昇降床82は、車1が入出庫する入出庫高さHと、横行トレイ30より下方に位置する退避高さLとの間で昇降可能に構成されている。
昇降床82の上面は、入出庫高さHにおいて入出庫高さHと実質的に同一高さに位置する。また、昇降床82の上面は、退避高さLにおいて水平移動する横行トレイ30の下面より下方に位置する。

0066

なお、横行トレイ30A,30Bに車1を載せていないときは、昇降床82は、入出庫高さH又はそれより高い位置で待機してもよい。この構成により、入出庫高さHへ移動する移動時間を短縮できる。

0067

図3において、固定床84は、入出庫位置Xに位置する横行トレイ30の左側に隣接する。また、この例で、固定床84は、横行トレイ30の歯部31aと位置が異なる歯部84aと、その他の横行トレイ30の隙間を塞ぐ閉鎖板84bとを有する。

0068

歯部84aと閉鎖板84bは、固定床84の図で右側に固定されており、固定床84の上面は横行トレイ30の上面(入出庫高さH)と実質的に同一高さに位置する。固定床84の歯部84aは、横行トレイ30の横行時の抵抗を低減するため、入出庫高さHより人の歩行に支障がない程度低い(好ましくは2〜5mm)ことが好ましい。
なお、必要により、固定床84を昇降床82と同様に昇降するように構成してもよい。

0069

図3において、本発明の横連立型フォークパーキング100は、さらに補助固定床85を備える。
補助固定床85は、バース20の長手方向両端部(図で上下端部)に設けられ、昇降床82及び固定床84とバース建屋8との隙間を塞いでいる。補助固定床85の上面は入出庫高さHと実質的に同一高さに位置する。

0070

上述した構成により、運転手が車1を運転して外部からバース20に入庫する際、及びバース20から外部へ出庫する際に、入出庫位置Xに位置する横行トレイ30のまわり(前後左右)に横行トレイ30の上面と実質的に同一高さの床面を形成することができる。これにより、車1の入出庫を容易にし、かつバース20内での人の乗り降りを容易にすることができる。

0071

また、昇降床82を下降させることで、バース内の入出庫位置Xと載替位置Yとの間で水平移動する横行トレイ30と昇降床82との干渉を確実に防止することができる。

0072

(第2載替位置Y2と第3載替位置Y3の段について)
第2トレイ移動装置40Nは、別棟104の昇降路2内に位置する第2載替位置Y2と、出入棟102の昇降路2内に位置する第3載替位置Y3との間に設けられ、複数の横行ローラ42と第2ローラ駆動装置44Nとを有する。第2トレイ移動装置40Nは、複数あってもよい。

0073

第2載替位置Y2から第3載替位置Y3までの格納装置10の長手方向両端部には、ローラ支持部材46が水平に設けられている。ローラ支持部材46は、図1では、第2載替位置Y2の支持部材46e、第3載替位置Y3の支持部材46f、及びその間の支持部材46g,46hに分割され、それぞれの間には、横行トレイ30が通過可能な隙間が設けられている。
なお、本発明はこの構成に限定されず、支持部材46e,46f,46g,46hの一部又は全部を一体に形成してもよい。

0074

図1において、ローラ支持部材46(支持部材46e,46f,46g,46h)には、複数の横行ローラ42が同一高さで幅方向に間隔を隔て、かつ軸心を中心に回転可能に取り付けられている。複数の横行ローラ42は、横行トレイ30の長手方向両端部を第2載替位置Y2と第3載替位置Y3との間で幅方向に水平移動可能に支持する。

0075

横行ローラ42及びローラ支持部材46は、格納装置10の横行ローラ15及び棚部支持部材13aと同一であるのが好ましいが、異なってもよい。

0076

第2ローラ駆動装置44Nは、別棟104の昇降路2内の第2載替位置Y2と出入棟102の第3載替位置Y3との間に設けられるローラ駆動装置44であり、複数の横行ローラ42を回転駆動する。なお、複数の横行ローラ42の全てが駆動ローラでなくてもよい。
第2ローラ駆動装置44Nは、支持部材46e,46f,46g,46hに取り付けられた複数の横行ローラ42を回転駆動し、横行トレイ30を幅方向に進行させる。

0077

また、本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、第2トレイ移動装置40Nの移動方向の一端(図1の左端)の外側に、格納棚14を備えていてもよい。この場合、本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、第2トレイ移動装置40Nの移動方向の少なくとも他端(図1の右端)の外側に、トレイ待機棚70を備え、第2トレイ移動装置40Nとの間で横行トレイ30を水平移動させる。トレイ待機棚70は、第2トレイ移動装置40Nの延長上に、トレイ移動装置40と同様の構成のトレイ移載装置72を有する。

0078

上述したトレイ待機棚70を設けることにより、第2トレイ移動装置40Nの移動方向の他端(図1の左端)の外側の格納棚14に車1を出し入れする際に、横行トレイ30をトレイ待機棚70に退避させることができる。

0079

図1において、本発明の横連立型フォークパーキング100は、さらに制御装置90を備える。
制御装置90は、操作盤を有するコンピュータ(PC)又はプログラマブルロジックコントローラPLC)であり、操作盤からの指令信号に基づき、上述した各構成機器を制御する。

0080

上述した本実施形態によれば、出入棟102の入出庫位置Xと別棟104の昇降路2との間で横行トレイ30を移動させるトレイ移動装置40と、別棟104の昇降路2と出入棟102の昇降路2との間で横行トレイ30を移動させるトレイ移動装置40を備える。それにより、入出庫部20(バース20)を出入棟102の昇降路2から隔離して設けることができるので、入出庫部20を格納装置10から隔離でき、入出庫時の運転者の安全性を高めることができる。
またバース内の入出庫位置のまわりに棚柱等を設ける必要がないので、圧迫感が少ない入出庫位置において、運転手が車を運転して容易に入出庫ができる。

0081

本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、出入棟102と別棟104への入出庫を、出入棟102の入出庫部20のみで行うことができるので、出入口の数が制限される場合にも、連立型フォークパーキングを使用出来る。

0082

さらに、本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、出入棟102と別棟104とで、格納棚14の向きが同じである。格納棚14の幅方向が、水平移動中の横行トレイ30の幅方向でもあり、その方向に横行トレイ30を移動させる。それにより、入出庫時に車1を旋回させなくても入出庫させることができる。そのため、入出庫にかかる時間を短縮することができる。

0083

(第2実施形態)
図4は、本発明による横連立型フォークパーキング100の第2実施形態図である。
この図において、本実施形態のバース20は、格納装置10の上部に設けられている。また、本発明の横連立型フォークパーキング100は、出入棟102の昇降路2をバース20の下方に備え、別棟104の昇降路2は、入出庫部20と同じ高さから下方に向けて延びている。

0084

また、第2載替位置Y2と第3載替位置Y3は、バース20より下方に設けられている。
その他の本実施形態の横連立型フォークパーキング100の構成と効果は、第1実施形態のそれらと同様である。

0085

(第3実施形態)
図5は、本発明による横連立型フォークパーキング100の第3実施形態図である。
この図において、本実施形態のバース20は、格納装置10の中間に設けられている。また、本発明の横連立型フォークパーキング100は、出入棟102の昇降路2をバース20の上方と下方の双方に備え、別棟104の昇降路2は、入出庫部20と同じ高さから上下に延びている。

0086

また、本実施形態の第2トレイ移動装置40Nは、バース20の上方と下方の双方に設けられている。
その他の本実施形態の横連立型フォークパーキング100の構成と効果は、第1実施形態のそれらと同様である。

0087

このように、本発明の入出庫部20は、第1実施形態〜第3実施形態に示すように、格納装置10の下部、中間、及び上部のいずれに設けられていてもよい。つまり、バース20と、出入棟102の昇降路2との位置関係は、第1実施形態〜第3実施形態に示した例に限らない。出入棟102の昇降路2は、バース20の下方に位置していてもよく、バース20の上方と下方の双方に位置していてもよい。

0088

(第4実施形態)
図6は、本発明による横連立型フォークパーキング100の第4実施形態図である。
本実施形態の入出庫部20は、出入棟102の昇降路2内に位置する。そのため、出入棟102のくし型ケージ12が入出庫部20まで下降できるので、本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、入出庫ケージ50を有さない。

0089

この図において、入出庫部20は出入棟102の昇降路2の下部に設けられているが、入出庫部20は、出入棟102の昇降路2の中間又は上部に設けられていてもよい。この図のように昇降路2の下部に入出庫部20が設けられている場合には、本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、入出庫部20に昇降旋回装置60を備えていることが好ましい。

0090

また、この図において、別棟104の昇降路内の第1載替位置Y1は、昇降路2の下部に設けられているが、これに限らない。第1載替位置Y1は、別棟104の昇降路2の中間又は上部に設けられていてもよい。つまり、入出庫部20と第1載替位置Y1との高さが同じであっても、その高さが、例えば出入棟102の格納装置10にとっての下部に相当し、別棟104の格納装置10にとっての中間に相当してもよい。

0091

本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、第2トレイ移動装置40Nを有さず、出入棟102の入出庫位置Xと別棟104の昇降路2内の第1載替位置Y1との間に設けられるトレイ移動装置40(第1トレイ移動装置40M)のみを備える。
その他の本実施形態の横連立型フォークパーキング100の構成は、第1実施形態〜第3実施形態のそれらと同様である。

0092

従来の横連立型フォークパーキングでは、くし型搬送台の移動の際にはくし型搬送台の長手方向に移動させるため、入庫時と出庫時のいずれの場合にも、必ずくし型搬送台を90°旋回させる必要があった。そのため、くし型搬送台を旋回させる分、入出庫時間が遅かった。

0093

一方、本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、上述したように横行トレイ30を移動させる際に横行トレイ30を旋回させる必要が無いため、特許文献2に開示された従来の横連立型フォークパーキングよりも、入出庫時間を短縮することができる。

0094

また、出入棟102の昇降路2に、入出庫部20から直接、車1を昇降させることができ、入出庫時間を短縮することができるとともに、複数の格納装置10に格納された車1を一つの入出庫口22から入出庫させることができる。

0095

さらに、1つのトレイ移動装置40で、出入棟102と別棟104との入出庫を賄うことができるので、車1の載せ替えが少ない分、入出庫時間を短縮することができる。

0096

(第5実施形態)
図7は、本発明による横連立型フォークパーキング100の第5実施形態図である。
本実施形態の入出庫部20は、出入棟102の昇降路2内に位置する。そのため、出入棟102のくし型ケージ12が入出庫部20まで下降できるので、本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、入出庫ケージ50を有さない。

0097

この図において、入出庫部20は昇降路2の下部に設けられているが、入出庫部20は、昇降路2の中間又は上部に設けられていてもよい。この図のように昇降路2の下部に入出庫部20が設けられている場合には、本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、入出庫部20に昇降旋回装置60を備えていることが好ましい。
また、この図において、別棟104の昇降路内の第2載替位置Y2は、昇降路2の下部に設けられているが、これに限らない。第2載替位置Y2は、別棟104の昇降路2の中間又は上部に設けられていてもよい。

0098

本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、第1トレイ移動装置40Mを有さず、別棟104の第2載替位置Y2と出入棟102の第3載替位置Y3との間に設けられるトレイ移動装置40(第2トレイ移動装置40N)のみを備える。

0099

この図の場合、別棟104における出入棟102の入出庫部20と同じ高さの位置には、出入棟102と別棟104の格納装置10から完全に隔離された例えば車路等の別空間106が設けられている。しかし、この場所に存在するものは、その他のものであってもよい。
その他の本実施形態の横連立型フォークパーキング100の構成は、第1実施形態〜第4実施形態のそれらと同様である。

0100

この構成により本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、別棟104の昇降路2の出入棟102の入出庫部20と同じ高さに、第1載替位置Y1を有さなくても、双方の棟102、104に格納された車1を一つの入出庫口22から入出庫させることができる。

0101

(第6実施形態)
図8は、本発明による横連立型フォークパーキング100の第6実施形態図である。
図9は、図8のD−D矢視図である。なお、以下、上下のトレイ移動装置40A,40Bによる上下の横行トレイ30A,30Bの上面高さ(車輪1aの支持高さ)を以下、横行高さHa,Hbとする。
本実施形態の各段のトレイ移動装置40は、上下に複数段並列して設けられ、車1を載せた上下の横行トレイ30をそれぞれ独立に水平移動する。上下に複数段並列して設けられているのは、第1トレイ移動装置40Mでも、第2トレイ移動装置40Nでもよく、又は、それらの双方でもよい。図8において、入出庫位置Xと第1載替位置Y1の間で、上方の横行トレイ30Aは、横行高さHaを幅方向に水平移動し、下方の横行トレイ30Bは、横行高さHbを幅方向に水平移動する。上下の横行トレイ30A,30Bは、それぞれ1枚でも2枚でもよい。

0102

本実施形態の横連立型フォークパーキング100がバース20を備える場合、バース20には、入出庫ケージ50が設けられている。
図8図9において、入出庫ケージ50は、横行トレイ30と同一平面において互いに干渉しない形状を有し入出庫位置Xにおいて車1を載せて昇降可能な入出庫ケージ50を有し、入出庫位置Xにおいて車1を載せて昇降可能に構成されている。

0103

入出庫ケージ50は、ガイドレール52(図3参照)に沿って入出庫高さHと横行トレイ30の下方との間で昇降する。入出庫ケージ50の昇降機構は、例えばチェーン、スプロケット、及び電動モータ組合せによる。なお、この昇降の際に、ガイドレール52及び入出庫ケージ50は、構成部材が入出庫高さHより上方に突出しないよう構成されている。

0104

また、入出庫ケージ50は、横行トレイ30と同一位置で互いに干渉しない歯部51aを有する。入出庫ケージ50は、くし型ケージ12と同一形状であることが好ましいが相違してもよい。この入出庫ケージ50により、車1は、上方の横行トレイ30Aと下方の横行トレイ30Bのいずれにも入出庫することができる。

0105

本実施形態の横連立型フォークパーキング100は、上下のトレイ移動装置40A,40Bの移動方向の一端又は両端の外側に、トレイ移動装置40との間で横行トレイ30を水平移動するトレイ待機棚70を備える。トレイ待機棚70の構成は、第1実施形態のものと同様である。

0106

また、第1トレイ移動装置40Mが上下に複数段並列して設けられている場合、車1が入出庫する入出庫高さHは、上下のトレイ移動装置40A,40Bより上方に位置する。

0107

横行高さHa,Hbの差は、横行トレイ30A,30Bが互いに干渉なく横行できる限りで小さく設定するのがよい。
なお、本発明はこの構成に限定されず、横行高さHa,Hbの差を、車1を載せた下側の入出庫トレイ30Bが自由に水平移動できるように設定してもよい。
この構成により、上下のトレイ移動装置40A,40Bは、上下の入出庫トレイ30A,30Bに車1が載っているときでも、それぞれ独立して自由に入出庫トレイ30A,30Bを水平移動することができる。

0108

昇降路内の第1載替位置Y1a,Y1b、第2載替位置Y2a,Y2b、第3載替位置Y3a,Y3bは、横行高さHa,Hbと昇降路2の中心線との交点位置に相当する。
なお、本発明は、この例に限定されず、横行高さHaを入出庫高さHより高く設定してもよい。

0109

図10は、図9のE−E矢視図である。
この図に示すように、横行トレイ30の長手方向両端部の端部水平部材32をL形部材で構成し、両端部から突起した板状のレール(又はレ鋼の片フランジ上面)のみが横行ローラ42の上に載る構成であるのがよい。

0110

なお、端部水平部材32は、L形部材に限定されず、その他の水平部材、例えばコの字形部材を用いてもよい。
また、この図に示すように、端部水平部材32の上面を入出庫高さHより低い位置に設定することが好ましい。この構成により、端部水平部材32と補助固定床85との干渉を回避し、かつ補助固定床85と昇降床82の上面を入出庫高さHに設定したままで、その間の表面隙間を小さくできる。

0111

なお、図10に示すように、上下のトレイ移動装置40A,40Bを備える入出庫部20の昇降床82は、図3に示したような歯部82aや閉鎖板82bを有さない。同様に、上下のトレイ移動装置40A,40Bを備える入出庫部20の固定床84は、歯部84aや閉鎖板84bを有さない。

0112

この構成により、上下の横行トレイ30を別々に独立して横行させることができるため、その分、入出庫にかかる時間を短縮することができる。

0113

なお、第1トレイ移動装置40Mと第2トレイ移動装置40Nは、それぞれのトレイ移動装置40A,40Bの上段下段との間で空の入出庫トレイ30を昇降する1対のトレイ昇降棚を有していてもよい。トレイ昇降棚は、例えば複数の横行ローラ上に空の横行トレイ30を載せたまま、ローラ支持部材46ごと昇降する装置であり、例えば、格納装置内と入出庫部内に設けられる。
第1トレイ移動装置40Mと第2トレイ移動装置40Nがそれぞれトレイ昇降棚を2箇所有することにより、トレイ移動装置40A,40Bの上段と下段との間で空の横行トレイ30を循環させることができるので、入出庫時間を短縮することができる。
その他の本実施形態の横連立型フォークパーキング100の構成と効果は、第1実施形態〜第5実施形態のそれらと同様である。

0114

なお、第1実施形態〜第6実施形態の入出庫部20には、昇降旋回装置60が設けられていても、設けられていなくてもよい。
昇降旋回装置60は、入出庫位置Xの下方に設けられた回転台62を有し、入出庫位置Xにおいて回転台62に車1を載せて昇降かつ水平旋回可能に構成されている。回転台62は、トレイ移動装置40及び入出庫ケージ50又は昇降床82の歯部82aや閉鎖板82b、若しくは固定床84の歯部84aや閉鎖板84bと同一平面において互いに干渉しない形状となっている。
この構成により、回転台62が入出庫高さHに位置するときに、入出庫ケージ50又は昇降床82若しくは固定床84の隙間を回転台62が塞ぐので、入出庫部20に人が歩行可能な実質的に同一高さの床面を形成することができる。

0115

昇降旋回装置60は、回転台62を旋回高さH1と下降高さとの間で昇降させ、かつ旋回高さH1において水平旋回させる。
旋回高さH1は、回転台62の下面が入出庫高さHより上に位置する高さであり、下降高さは、回転台62の上面が横行トレイ30の下方に位置する高さである。

0116

図11は、本発明の第1〜5実施形態において、昇降旋回装置60を用いた入出庫方法の説明図である。
この図において、(A)は180°回転と通り抜け、(B)は90°回転を示している。

0117

図11(A)において、車1が横行トレイ30の上に前進入庫した後、入庫直後又は出庫直前に、回転台62を入出庫高さHより上の旋回高さH1まで上昇させ、車1を載せた横行トレイ30を180°回転させる。次いで、前進出庫により横行トレイ30から車1を出庫させることができる。

0118

また、バース20の前後に入出庫口22を設けることにより、図7(A)において、前進入庫により車1が横行トレイ30の上に入庫した後、前進出庫により横行トレイ30から車1を出庫させることができる。この場合、昇降旋回装置60は使用しない。

0119

図11(B)において、バース20の横方向に入出庫口22を設け、入庫時及び出庫時に、車1を載せた横行トレイ30を昇降旋回装置60により90°回転させることで、横方向の入出庫口22から車1を入庫させ、かつ出庫させることができる。

0120

なお、第6実施形態の横連立型フォークパーキング100において昇降旋回装置60を用いる場合には、昇降旋回装置60は、横行トレイ30ではなく、回転台62の上に車1を入庫させ、旋回する。
その他の第6実施形態の昇降旋回装置60の構成は、第1〜5実施形態と同様である。

0121

次に、本発明の横連立型フォークパーキング100の入出庫方法について説明する。本発明による横連立型フォークパーキング100は、制御装置90により、操作盤からの指令信号に基づき、以下の入出庫方法を実行する。

0122

(第1実施形態〜第4実施形態)
(別棟104への入庫)
図12は、本発明の第1実施形態〜第4実施形態による横連立型フォークパーキング100の別棟104への入庫方法の説明図である。

0123

図12(A)において、出入棟102のバース内(入出庫部内)の入出庫位置Xに位置する横行トレイ30の上に、車1を入庫させる。
次いで、図12(B)において、第1トレイ移動装置40Mにより、入出庫位置Xから第1載替位置Y1まで車1を載せた横行トレイ30を、横行トレイ30の幅方向に水平移動させる。この時点で、くし型ケージ12は第1載替位置Y1の下方に位置している。

0124

次いで、図12(C)において、格納装置10のくし型ケージ12を車1の下方から上昇させて、車1を横行トレイ30からくし型ケージ12に載せ替える。

0125

車1を載せたくし型ケージ12は、格納する格納棚14より上まで上昇した後、その格納棚14のくし型トレイ16を昇降路2の中央に横行させる。その後、車1を載せたくし型ケージ12が、上から下に下降することにより、昇降路2の中央に位置するくし型トレイ16に車1を載せ替える。

0126

次いで、車1を載せたくし型トレイ16を格納棚14へ横行させることにより、図12(D)に示すように、車1の格納棚14への格納が完了する。

0127

図12(C)において、車1をくし型ケージ12に載せ替えた後、図12(D)において、第1トレイ移動装置40Mにより、第1載替位置Y1から入出庫位置Xまで空の横行トレイ30を水平移動させ、次の車1の入庫に備える、ことが好ましい。
なお、車1の入庫後に、出庫する場合には、空の横行トレイ30をそのまま第1載替位置Y1に待機させてもよい。

0128

(別棟104からの出庫)
図13は、本発明の第1実施形態〜第4実施形態による横連立型フォークパーキング100の別棟104からの出庫方法の説明図である。
図13(A)において、車1を載せたくし型トレイ16を昇降路2の中央まで横行させた後、くし型ケージ12を車1の下方から上昇させて、車1をくし型トレイ16からくし型ケージ12に載せ替える。この載せ替え後に、空のくし型トレイ16を格納棚14へ戻す。

0129

次いで、図13(B)において、出庫する車1を載せたくし型ケージ12を下降させて、車1をくし型ケージ12から第1載替位置Y1に位置する横行トレイ30に載せ替える。

0130

次いで、図13(C)において、第1トレイ移動装置40Mにより、第1載替位置Y1からバース内(入出庫部内)の入出庫位置Xまで車1を載せた横行トレイ30を水平移動させる。

0131

次いで、図13(D)において、入出庫位置Xから、車1を出庫させる。

0132

なお上述の図12図13についての説明では、図1の第1実施形態の横連立型フォークパーキング100について説明したが、第2実施形態〜第4実施形態でも同様である。

0133

(第1実施形態〜第3実施形態)
(出入棟102への入庫)
図14は、本発明の第1実施形態〜第3実施形態による横連立型フォークパーキング100の出入棟102への入庫方法の説明図である。なお、第1載替位置Y1で車1を横行トレイ30からくし型ケージ12に載せ替えるまでの過程は、別棟104への入庫方法(図12(A)、図12(B))と同様である。

0134

すなわち、図12(A)において、出入棟102のバース内(入出庫部内)の入出庫位置Xに位置する横行トレイ30の上に、車1を入庫させる。

0135

次いで、図12(B)において、第1トレイ移動装置40Mにより、入出庫位置Xから第1載替位置Y1まで車1を載せた横行トレイ30を、横行トレイ30の幅方向に水平移動させる。この時点で、くし型ケージ12は第1載替位置Y1の下方に位置している。

0136

次いで、図14(A)において、別棟104のくし型ケージ12を車1の下方から上昇させて、車1を横行トレイ30から別棟104のくし型ケージ12に載せ替える。

0137

車1を載せたくし型ケージ12は、第2載替位置Y2より上まで上昇した後、第2載替位置Y2と第3載替位置Y3との間で横行可能な横行トレイ30を第2載替位置Y2へ水平移動させる。
その後、図14(B)に示すように、別棟104のくし型ケージ12を第2載替位置Y2に位置する横行トレイ30の上方から下降させて、車1を別棟104のくし型ケージ12から横行トレイ30に載せ替える。

0138

次いで、図14(C)に示すように、第2トレイ移動装置40Nにより、第2載替位置Y2から第3載替位置Y3まで車1を載せた横行トレイ30を水平移動させる。

0139

次に、図14(D)に示すように、出入棟102のくし型ケージ12を車1の下方から第3載替位置Y3より上方まで上昇させて、車1を横行トレイ30から出入棟102のくし型ケージ12に載せ替える。

0140

その後、車1を載せたくし型ケージ12を格納する格納棚14より上まで上昇させた後、その格納棚14のくし型トレイ16を昇降路2の中央に横行させる。その後、車1を載せたくし型ケージ12が、上から下に下降することにより、昇降路2の中央に位置するくし型トレイ16に車1を載せ替える。

0141

次いで、車1を載せたくし型トレイ16を格納棚14へ横行させることにより、車1の格納棚14への格納が完了する。これにより、車1の格納棚14への格納が完了する。

0142

なお、車1を第1載替位置Y1でくし型ケージ12に載せ替えた後の第1トレイ移動装置40Mによって行われる空の横行トレイ30の動作は、上述した「別棟104への入庫方法」と同様である。

0143

(出入棟102からの出庫)
図15は、本発明の第1実施形態〜第3実施形態による横連立型フォークパーキング100の出入棟102からの出庫方法の説明図である。

0144

図15(A)において、車1を載せたくし型トレイ16を昇降路2の中央まで横行させた後、くし型ケージ12を車1の下方から上昇させて、車1をくし型トレイ16からくし型ケージ12に載せ替える。この載せ替え後に、空のくし型トレイ16を格納棚14へ戻す。

0145

次いで、出庫する車1を載せた出入棟102のくし型ケージ12を下降させて、車1を出入棟102のくし型ケージ12から第3載替位置Y3に位置する横行トレイ30に載せ替える。

0146

次いで、図15(B)において、第1トレイ移動装置40Mにより、第3載替位置Y3から第2載替位置Y2まで車1を載せた横行トレイ30を水平移動させる。その後、車1を載せた別棟104のくし型ケージ12を上降させて、車1を第2載替位置Y2に位置する横行トレイ30から別棟104のくし型ケージ12に載せ替える。
次いで、図15(C)に示すように、別棟104のくし型ケージ12を第1載替位置Y1に位置する横行トレイ30の上方から下降させて、車1を別棟104のくし型ケージ12から横行トレイ30に載せ替える。

0147

次に、図15(D)に示すように、第1トレイ移動装置40Mにより、第1載替位置Y1から入出庫位置Xまで車1を載せた横行トレイ30を水平移動させ、その後、入出庫位置Xから車1を出庫させる。

0148

なお上述の図14図15についての説明では、図1の第1実施形態の横連立型フォークパーキング100について説明したが、第2実施形態と第3実施形態でも同様である。

0149

また、第4実施形態の横連立型フォークパーキング100における出入棟102への入出庫方法は、従来のフォークパーキングにおける周知の入出庫方法と同様である。

0150

(第5実施形態)
(別棟104への入庫)
図16は、本発明の第5実施形態による横連立型フォークパーキング100の別棟104への入庫方法の説明図である。
まず、入出庫部20内の入出庫位置Xに位置する出入棟102前のくし型ケージ12の上に車1を入庫させ、図16(A)に示すように、くし型ケージ12を第3載替位置Y3より上方まで上昇させる。

0151

次に、図16(B)に示すように、第2載替位置Y2と第3載替位置Y3との間で横行可能な横行トレイ30を第3載替位置Y3へ水平移動させる。その後、出入棟102のくし型ケージ12を第3載替位置Y3に位置する横行トレイ30の上方から下降させて、車1を出入棟102のくし型ケージ12から横行トレイ30に載せ替える。

0152

次いで、図16(C)に示すように、第2トレイ移動装置40Nにより、第3載替位置Y3から第2載替位置Y2まで車1を載せた横行トレイ30を水平移動させる。
その後、図16(D)に示すように、別棟104のくし型ケージ12を車1の下方から第2載替位置Y2より上方まで上昇させて、車1を横行トレイ30から出入棟102のくし型ケージ12に載せ替え、別棟104の格納棚14に車1を格納する。

0153

(別棟104からの出庫)
図17は、本発明の第5実施形態による横連立型フォークパーキング100の別棟104への出庫方法の説明図である。

0154

車1を載せたくし型トレイ16を別棟104の昇降路2の中央まで横行させた後、別棟104のくし型ケージ12を車1の下方から上昇させて、車1をくし型トレイ16からくし型ケージ12に載せ替える。この載せ替え後に、空のくし型トレイ16を格納棚14へ戻す。
次いで、図17(A)に示すように、出庫する車1を載せた別棟104のくし型ケージ12を下降させて、車1を別棟104のくし型ケージ12から第2載替位置Y2に位置する横行トレイ30に載せ替える。

0155

その後、図17(B)に示すように、第2トレイ移動装置40Nにより、第2載替位置Y2から第3載替位置Y3まで車1を載せた横行トレイ30を水平移動させる。

0156

次に図17(C)に示すように、車1を載せた出入棟102のくし型ケージ12を上降させて、車1を第3載替位置Y3に位置する横行トレイ30から出入棟102のくし型ケージ12に載せ替える。その後、図17(D)に示すように、出入棟102のくし型ケージ12を入出庫位置Xまで下降させる。
その後、入出庫位置Xから、車1を出庫させる。

0157

(出入棟102への入出庫)
本実施形態の横連立型フォークパーキング100における出入棟102への入出庫方法は、従来のフォークパーキングにおける周知の入出庫方法と同様である。

0158

(第6実施形態)
第6実施形態の横連立型フォークパーキング100の入出庫時には、車1は、入出庫ケージ50と回転台62の上に乗り込み、回転台62の下降後に車1の下方まで横行した横行トレイ30A,30Bの上に、入出庫ケージ50の昇降により搭載される。

0159

また、第6実施形態の横連立型フォークパーキング100では、空の下方の横行トレイ30Bは、上方の横行トレイ30Aに車1が搭載されていても、空であっても、独立して自由に横行できる。そのため、例えば上方の横行トレイ30Aが入出庫位置Xから第1載替位置Y1へ移動している間に、下方の横行トレイ30Bが入出庫位置Xまで水平移動できるので、入出庫時間を短縮することができる。

0160

下方の横行トレイ30Bに車1が搭載されている間は、上方と下方の横行トレイ30は、互いにすれ違うことができないため、上方の横行トレイ30Aは、トレイ待機棚70で待機する。

0161

これらの横行トレイ30の動作は、入出庫部20と第1載替位置Y1の間であっても、第2載替位置Y2と第3載替位置Y3の間であっても、同様である。
その他の本実施形態の横連立型フォークパーキング100の入出庫方法は、上述した第1実施形態〜第5実施形態のそれと同様である。

0162

上述した本発明の装置と方法によれば、格納装置10と入出庫部20を有する出入棟102と、格納装置10を有する別棟104とを連続して配置する。そして、トレイ移動装置40が、出入棟102と別棟104との間で、車1を搭載可能な横行トレイ30をその幅方向に水平移動させる。
それにより本発明の装置と方法によれば、複数の棟を有する連立型フォークパーキングであっても、1つの入出庫部20から各棟の格納棚14に車1を入出庫させることができる。そのため、入出庫部20を多く設けられない場合であっても、複数の棟を設けることで、車1の収容台数を増やすことができる。

0163

なお本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。

0164

H 入出庫高さ、H1旋回高さ、Ha,Hb横行高さ、L退避高さ、
X入出庫位置、Y 載替位置、Y1 第1トレイ移載装置、
Y1a 上方の第1トレイ移載装置、Y1b 下方の第1トレイ移載装置、
Y2 第2載替位置、Y2a 上方の第2載替位置、Y2b 下方の第2載替位置、
Y3 第3載替位置、Y3a 上方の第3載替位置、Y3b 下方の第3載替位置、
1 車、1a車輪、2昇降路、3別棟の建屋、4ガイドレール、
5 別棟の建屋の柱、6水平梁、7レールサポート、8出入棟の建屋、
9 出入棟の建屋の柱、10格納装置、12 くし型ケージ、12a歯部、
13a棚部支持部材、13b中央支持部材、14格納棚、15横行ローラ、
16 くし型トレイ、16a 歯部、18 開口、20 入出庫部(バース)、
22入出庫口、30横行トレイ、30A 上方の横行トレイ、
30B 下方の横行トレイ、31a 歯部、32 端部水平部材、
40トレイ移動装置、40A 上方のトレイ移動装置、
40B 下方のトレイ移動装置、40M 第1トレイ移動装置、
40N 第2トレイ移動装置、42 横行ローラ、44ローラ駆動装置、
44M 第1ローラ駆動装置、44N 第2ローラ駆動装置、46ローラ支持部材、
46a,46b,46c,46d,46e,46f,46g,46h 支持部材、
50 入出庫ケージ、51a 歯部、52 ガイドレール、60昇降旋回装置、
62回転台、70 トレイ待機棚、72 トレイ移載装置、
72A 上方のトレイ移載装置、72B 下方のトレイ移載装置、
80昇降扉、82昇降床、82a 歯部、82b閉鎖板、84固定床、
84a 歯部、84b 閉鎖板、85補助固定床、90制御装置、
100 横連立型フォークパーキング、102 出入棟、104 別棟、
106 別空間

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