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技術 スタッキング機能付き包装容器

出願人 レンゴー株式会社
発明者 石谷真橋本章宮原千嘉
出願日 2016年5月17日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2016-098634
公開日 2017年11月24日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2017-206274
状態 特許登録済
技術分野 積重ね可能容器 紙器
主要キーワード 組立形 収納用トレイ 谷折線 スタッキング状態 外側板 内側板 斜折線 カップ入り
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

構造的に強固で、耐圧強度に優れたスタッキング機能付き包装容器を提供する。

解決手段

底壁1の周囲に立ち上がる側壁2及び端壁3が角稜線8を有するコーナー部を挟んで繋がり、コーナー部の上部に係合凸部10を、下部に係合凹部11をそれぞれ備えた包装容器において、コーナー部には、底側から上方へ離れた位置を起点として、角稜線8から側壁2及び端壁3の下端へかけて間隔が広がるように斜め方向に延びる斜折線11a,11bを入れると共に、斜折線11a,11bの間の部分に角稜線8から下方へ延びる谷折線11cを入れ、斜折線11a,11bの間の部分を谷折線11cを軸に内側へ窪むように折り込んで、係合凹部11を形成する。角稜線8を横切る切目線を入れることなく、折り曲げのみによって係合凹部11を形成しているので、構造的に強固となり、側壁2及び端壁3が直立しているので、優れた耐圧強度が確保される。

概要

背景

従来、下記特許文献1には、図5に示すように、底壁51の周囲に連設された各一対の側壁52及び端壁53を起立させ、側壁52から角稜線54を介して延びる連結片55を折り曲げコーナー部を形成し、端壁53に連結片55を貼り付けたトレイ状包装容器において、コーナー部の上部に突起状の係合凸部56を設け、下部に係合凹部57を設けたものが記載されている。

この包装容器の係合凹部57は、側壁52から角稜線54を横切って連結片55へ至る切目線の下方を内側へ折り込んだ第1折込部57aと、底壁52から端壁53へ至る切目線の端側を内側へ折り込んだ第2折込部57bとの重畳により形成される。

このような包装容器を積み重ねスタッキング状態とする際には、下段側の包装容器の係合凸部56を、上段側の包装容器の係合凹部57に係合させて、下段側と上段側の包装容器の積ずれを防止する。

また、下記特許文献2には、図6に示すように、底壁61の周囲に連設された各一対の側壁62及び端壁63を下方から上方へかけて外側へ傾くように起立させ、側壁62と端壁63とをコーナー部で繋ぎ、側壁62及び端壁63がそれぞれ上端額縁部64,65を有する二重構造を形成するようにした包装容器が記載されている。

このような包装容器を積み重ねてスタッキング状態とする際には、下段側の包装容器の額縁部64,65に上段側の包装容器の底壁61の周縁部を載せて、下段側の包装容器により上段側の包装容器が支持されるようにする。

概要

構造的に強固で、耐圧強度に優れたスタッキング機能付き包装容器を提供する。底壁1の周囲に立ち上がる側壁2及び端壁3が角稜線8を有するコーナー部を挟んで繋がり、コーナー部の上部に係合凸部10を、下部に係合凹部11をそれぞれ備えた包装容器において、コーナー部には、底側から上方へ離れた位置を起点として、角稜線8から側壁2及び端壁3の下端へかけて間隔が広がるように斜め方向に延びる斜折線11a,11bを入れると共に、斜折線11a,11bの間の部分に角稜線8から下方へ延びる谷折線11cを入れ、斜折線11a,11bの間の部分を谷折線11cを軸に内側へ窪むように折り込んで、係合凹部11を形成する。角稜線8を横切る切目線を入れることなく、折り曲げのみによって係合凹部11を形成しているので、構造的に強固となり、側壁2及び端壁3が直立しているので、優れた耐圧強度が確保される。

目的

この発明は、構造的に強固で、耐圧強度に優れたスタッキング機能付き包装容器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

底壁(1)の周囲に立ち上がる側壁(2)及び端壁(3)が角稜線(8)を有するコーナー部を挟んで繋がり、スタッキング状態での積ずれ防止用として、コーナー部の上部に係合凸部(10)を、下部に係合凹部(11)をそれぞれ備えた包装容器において、前記コーナー部には、底側から上方へ離れた位置を起点として、角稜線(8)から側壁(2)及び端壁(3)の下端へかけて間隔が広がるように斜め方向に延びる斜折線(11a,11b)が入れられると共に、斜折線(11a,11b)の間の部分に角稜線(8)から下方へ延びる谷折線(11c)が入れられており、前記コーナー部の斜折線(11a,11b)の間の部分が谷折線(11c)を軸に内側へ窪むように折り込まれて、前記係合凹部(11)が形成されていることを特徴とするスタッキング機能付き包装容器。

技術分野

0001

この発明は、スタッキング状態での積ずれを防止する機能を備えた包装容器に関するものである。

背景技術

0002

従来、下記特許文献1には、図5に示すように、底壁51の周囲に連設された各一対の側壁52及び端壁53を起立させ、側壁52から角稜線54を介して延びる連結片55を折り曲げコーナー部を形成し、端壁53に連結片55を貼り付けたトレイ状の包装容器において、コーナー部の上部に突起状の係合凸部56を設け、下部に係合凹部57を設けたものが記載されている。

0003

この包装容器の係合凹部57は、側壁52から角稜線54を横切って連結片55へ至る切目線の下方を内側へ折り込んだ第1折込部57aと、底壁52から端壁53へ至る切目線の端側を内側へ折り込んだ第2折込部57bとの重畳により形成される。

0004

このような包装容器を積み重ねてスタッキング状態とする際には、下段側の包装容器の係合凸部56を、上段側の包装容器の係合凹部57に係合させて、下段側と上段側の包装容器の積ずれを防止する。

0005

また、下記特許文献2には、図6に示すように、底壁61の周囲に連設された各一対の側壁62及び端壁63を下方から上方へかけて外側へ傾くように起立させ、側壁62と端壁63とをコーナー部で繋ぎ、側壁62及び端壁63がそれぞれ上端額縁部64,65を有する二重構造を形成するようにした包装容器が記載されている。

0006

このような包装容器を積み重ねてスタッキング状態とする際には、下段側の包装容器の額縁部64,65に上段側の包装容器の底壁61の周縁部を載せて、下段側の包装容器により上段側の包装容器が支持されるようにする。

先行技術

0007

特開2009−29494号公報
特開2012−162289号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、図5に示す包装容器では、係合凹部57を形成するための切目線が角稜線54を横切っているため、構造的に弱く、輸送時の衝撃等による外力で角稜線54の付近破れたり、係合凹部57に臨む部分が破れたりして、組立形状が損なわれるような損壊が生じやすいという問題があった。

0009

また、図6に示す包装容器では、側壁62及び端壁63が傾斜しているため、重量物収納した状態での積み重ねにより、保管時に垂直方向の大きな荷重が作用する場合、側壁62と端壁63の連結部分に大きな負荷が作用して、側壁62及び端壁63が倒れやすくなり、荷重に対する耐圧強度が低くなるという問題があった。

0010

そこで、この発明は、構造的に強固で、耐圧強度に優れたスタッキング機能付き包装容器を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0011

上記課題を解決するため、この発明は、底壁の周囲に立ち上がる側壁及び端壁が角稜線を有するコーナー部を挟んで繋がり、スタッキング状態での積ずれ防止用として、コーナー部の上部に係合凸部を、下部に係合凹部をそれぞれ備えた包装容器において、
前記コーナー部には、底側から上方へ離れた位置を起点として、角稜線から側壁及び端壁の下端へかけて間隔が広がるように斜め方向に延びる斜折線が入れられると共に、斜折線の間の部分に角稜線から下方へ延びる谷折線が入れられており、
前記コーナー部の斜折線の間の部分が谷折線を軸に内側へ窪むように折り込まれて、前記係合凹部が形成されているものとしたのである。

発明の効果

0012

この発明に係る包装容器では、コーナー部の下部の係合凹部を、角稜線を横切る切目線を入れることなく、斜折線と谷折線に沿った折り曲げのみによって形成しているので、構造的に強固となり、輸送時の衝撃等による損壊が生じにくくなる。

0013

また、側壁及び端壁が組立状態直立する構成とすることができ、重量物を収納した状態で積み重ねても、垂直方向の大きな荷重で側壁及び端壁が倒れることがなく、保管適性に優れたものとすることができる。

図面の簡単な説明

0014

この発明の実施形態に係る段ボール製のスタッキング機能付き包装容器のブランクを示す図
同上の組立状態を示す斜視図
同上のコーナー部を下方から示す部分拡大斜視図
同上の包装容器のスタッキング状態を示す斜視図
特許文献1に記載の包装容器のスタッキング状態を示す斜視図
特許文献2に記載の包装容器のスタッキング状態を示す斜視図

実施例

0015

以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。

0016

この包装容器は、トレイ状のものであり、図1に示すような段ボールシートのブランクから組み立てられる。このブランクでは、底壁1の四隅が斜めに切断され、底壁1の対向する長辺に側壁2を構成する外側板4、頂部5及び内側板6が順次連設され、底壁1の対向する短辺に端壁3を構成する端板7が連設され、外側板4の両端に角稜線8を介して端壁3を構成する連結片9が連設されている。

0017

外側板4と連結片9の境界に臨んでコーナー部をなす部分には、頂部5の両側方で突出する係合凸部10が設けられている。

0018

また、係合凹部11を形成するため、高さ方向の中間位置を起点とし、角稜線8から外側板4及び連結片9の組立時の下端へかけて間隔が広がるように斜め方向に延びる斜折線11a,11bが入れられると共に、斜折線11a,11bの間の部分に角稜線8から組立時の下方へ延びる谷折線11cが入れられている。

0019

斜折線11a,11bと谷折線11cは、それぞれ組立時に折れ曲がりやすいように、切目断続的に入れられたリード罫とされている。

0020

なお、谷折線11cは、角稜線8の延長線上に1本のみ設けたものを例示しているが、斜折線11a,11bの交点から下方へ複数本設けるようにしてもよい。

0021

このようなブランクを組み立てるには、図2に示すように、外側板4から頂部5及び内側板6を順次内側へ折り曲げ、外側板4の内面に内側板6を貼り付けて二重構造の側壁2を形成し、底壁1から一対の側壁2を起立させる。

0022

次に、コーナー部を形成するように角稜線8に沿って連結片9を内側へ折り曲げて、各コーナー部の上部に係合凸部10が突出した状態とし、底壁1から一対の端板7を起立させ、連結片9の外面に端板7を貼り付けて端壁3を形成する。

0023

そして、各コーナー部の下部において、図3に示すように、斜折線11a,11bの間の部分を、谷折線11cを軸に内側へ窪むように折り込んで係合凹部11を形成する。

0024

このように組み立てた包装容器を積み重ねてスタッキング状態とする際には、図4に示すように、下段側の包装容器の係合凸部10を、上段側包装容器の係合凹部11に係合させて、下段側と上段側の包装容器の積ずれを防止する。

0025

上記のような包装容器では、コーナー部の下部の係合凹部11を、角稜線8を横切る切目線を入れることなく、斜折線11a,11bと谷折線11cに沿った折り曲げのみによって形成しているので、構造的に強固となり、輸送時の衝撃等によりコーナー部が破れるような損壊が生じにくくなる。

0026

また、側壁2及び端壁3が組立状態で直立しているので、重量物を収納した状態で積み重ねても、垂直方向の大きな荷重で側壁2及び端壁3が倒れる方向への力が作用することがなく、保管適性に優れたものとなる。

0027

このため、例えば、冷蔵した流通過程での結露により強度低下が懸念されるカップ入りヨーグルト収納用トレイや、相当な重量となるじゃがいも等の青果物収納用トレイとして使用すると、収納物を確実に保護して輸送し、保管することができる。

0028

なお、上記実施形態では、天面が開放されたトレイ状の包装容器を例示したが、トレイ状の部分に天面を閉じる蓋フラップを連設した包装容器や、A式と呼ばれる溝切形の包装容器のほか、ラップラウンド式の包装容器において、コーナー部に上方へ突出する係合凸部を設けると共に、上記のような構成の係合凹部を設けて、スタッキング機能を付加するようにしてもよい。

0029

1底壁
2側壁
3端壁
4外側板
5 頂部
6内側板
7端板
8 角稜線
9連結片
10係合凸部
11 係合凹部
11a,11b斜折線
11c 谷折線

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