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図面 (9)

課題

車両交換を容易に行うことが可能な移動脱水車を提供する。

解決手段

この移動脱水車100は、車両1に設けられたシャーシ13と、シャーシ13に取り付けられ、第1梁部材21および第2梁部材22により形成される骨組部2と、骨組部2上に設置される収納庫5と、汚泥を供給する汚泥供給ポンプ61と、収納庫5内に配置されるとともに、骨組部2に取り付けられ、汚泥供給ポンプ61により供給された汚泥の脱水処理を行う脱水部62とを備える。

概要

背景

従来、脱水部を備える移動脱水車が知られている(たとえば、特許文献1参照)。

上記特許文献1に開示されたような移動脱水車は、いわゆるトラックなどの車両のシャーシの上に、汚泥などの脱水を行うための機構部分を含む収納庫コンテナ)が設置されている。

ここで、移動脱水車の分野では、脱水部は、溶接ボルト締結などにより、シャーシに直接固定されるのが一般的である。すなわち、脱水部と収納庫(コンテナ)とは、それぞれ、シャーシに直接固定されるのが一般的である。また、車両の耐用年数は、通常、脱水部を含む汚泥の脱水処理を行うための構成に比べて短い。

概要

車両交換を容易に行うことが可能な移動脱水車を提供する。この移動脱水車100は、車両1に設けられたシャーシ13と、シャーシ13に取り付けられ、第1梁部材21および第2梁部材22により形成される骨組部2と、骨組部2上に設置される収納庫5と、汚泥を供給する汚泥供給ポンプ61と、収納庫5内に配置されるとともに、骨組部2に取り付けられ、汚泥供給ポンプ61により供給された汚泥の脱水処理を行う脱水部62とを備える。

目的

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、車両交換を容易に行うことが可能な移動脱水車を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

車両に設けられたシャーシと、前記シャーシに取り付けられ、複数の梁部材により形成される骨組部と、前記骨組部上に設置される収納庫と、汚泥を供給する汚泥供給ポンプと、前記収納庫内に配置されるとともに、前記骨組部に取り付けられ、前記汚泥供給ポンプにより供給された汚泥の脱水処理を行う脱水部とを備える、移動脱水車

請求項2

前記梁部材は、汚泥に対する耐食性を有する材料または部材により形成されている、請求項1に記載の移動脱水車。

請求項3

締結部材を用いて、前記梁部材と前記シャーシとを互いに固定する第1固定部材をさらに備える、請求項1または2に記載の移動脱水車。

請求項4

前記シャーシは、前記車両の前後方向に延びる支持部材を含み、前記梁部材は、前記支持部材の上面上に沿って前記前後方向に延びるように配置された状態で、前記シャーシに取り付けられた第1梁部材と、前記車両の横方向に延びるとともに、前記前後方向に間隔を隔てて並んで配置された複数の第2梁部材とを含む、請求項3に記載の移動脱水車。

請求項5

前記支持部材は、前記横方向に所定の間隔を隔てて一対設けられており、前記第1梁部材は、一対の前記支持部材の上面上のそれぞれに沿って配置された状態で、前記一対の支持部材のそれぞれに取り付けられている、請求項4に記載の移動脱水車。

請求項6

前記脱水部は、平面視において、前記一対の支持部材と重なる位置に配置された状態で、前記骨組部に取り付けられている、請求項5に記載の移動脱水車。

請求項7

前記汚泥供給ポンプは、前記収納庫の下方側から前記骨組部に取り付けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の移動脱水車。

請求項8

前記汚泥供給ポンプは、平面視において、前記シャーシと重ならない位置で、かつ、前記シャーシの外側に配置されている、請求項7に記載の移動脱水車。

請求項9

前記脱水部は、供給される汚泥の凝集処理を行う混和槽と、前記混和槽により凝集処理された汚泥の脱水処理を行う脱水機とを含み、前記脱水機と前記骨組部との間に配置され、孔部を有する床部材と、前記床部材の前記孔部を介して、前記脱水機を前記骨組部に直接固定する第2固定部材とをさらに備える、請求項1〜8のいずれか1項に記載の移動脱水車。

請求項10

前記シャーシは、前記前後方向に延びるとともに、前記横方向に並んで配置された一対の支持部材を含み、前記脱水部は、供給される汚泥の凝集処理を行う混和槽と、前記混和槽により凝集処理された汚泥の脱水処理を行うスクリュ式脱水機とを含み、前記スクリュ式脱水機は、水平方向に延びるように、かつ、前記一対の支持部材の間に配置された回転軸を有し、供給された汚泥を前記回転軸の回転に伴い送るスクリュと、前記スクリュを取り囲むように配置され、ろ過溝が形成された積層状ろ体とを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の移動脱水車。

技術分野

0001

この発明は、移動脱水車に関し、特に、脱水部を備える移動脱水車に関する。

背景技術

0002

従来、脱水部を備える移動脱水車が知られている(たとえば、特許文献1参照)。

0003

上記特許文献1に開示されたような移動脱水車は、いわゆるトラックなどの車両のシャーシの上に、汚泥などの脱水を行うための機構部分を含む収納庫コンテナ)が設置されている。

0004

ここで、移動脱水車の分野では、脱水部は、溶接ボルト締結などにより、シャーシに直接固定されるのが一般的である。すなわち、脱水部と収納庫(コンテナ)とは、それぞれ、シャーシに直接固定されるのが一般的である。また、車両の耐用年数は、通常、脱水部を含む汚泥の脱水処理を行うための構成に比べて短い。

先行技術

0005

特開平10−34196号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記特許文献1に開示されたような従来の移動脱水車では、シャーシに脱水部が直接固定されているため、古くなった車両のみを交換しようとすると、収納庫(コンテナ)と脱水部とを別々にシャーシから取り外さなければならない。その結果、車両交換に手間が掛かるという問題点があると考えられる。

0007

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、車両交換を容易に行うことが可能な移動脱水車を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

この発明の一の局面による移動脱水車は、車両に設けられたシャーシと、シャーシに取り付けられ、複数の梁部材により形成される骨組部と、骨組部上に設置される収納庫と、汚泥を供給する汚泥供給ポンプと、収納庫内に配置されるとともに、骨組部に取り付けられ、汚泥供給ポンプにより供給された汚泥の脱水処理を行う脱水部とを備える。

0009

この発明の一の局面による移動脱水車では、上記のように、シャーシに取り付けられる骨組部と、骨組部上に設置される収納庫と、収納庫内に配置されるとともに、骨組部に取り付けられる脱水部とを設ける。これにより、脱水部は、骨組部を介してシャーシに取り付けられるので、骨組部とシャーシとの互いの固定を解除するだけで、脱水部をシャーシから取り外すことができる。その結果、車両交換を容易に行うことができる。また、脱水部および収納庫がそれぞれ骨組部に取り付けられるので、車両交換時に、脱水部と収納庫と骨組部とをまとめて取り扱うことができる。

0010

上記一の局面による移動脱水車において、好ましくは、梁部材は、汚泥に対する耐食性を有する材料または部材により形成されている。このように構成すれば、汚泥や、路面に散布された凍結防止剤や、沿岸部における潮風等による梁部材(骨組部)の腐食を抑制することができるので、通常使用時のみならず、車両交換時において、梁部材をワイヤーなどにより吊り上げた場合に、梁部材が腐食することに起因して収納庫側の底が抜けることなどを抑制することができる。その結果、車両交換をより容易に行うことができる。また、たとえば、ステンレス鋼などにより骨組部を形成する場合には、アルミニウム合金)や木材により形成される従来の一般的な骨組部よりも機械的強度を向上させることができる。

0011

上記一の局面による移動脱水車において、好ましくは、締結部材を用いて、梁部材とシャーシとを互いに固定する第1固定部材をさらに備える。このように構成すれば、締結部材を取り外すだけで、第1固定部材による梁部材とシャーシとの互いの固定を容易に解除することができるので、車両交換をより容易に行うことができる。

0012

この場合、好ましくは、シャーシは、車両の前後方向に延びる支持部材を含み、梁部材は、支持部材の上面上に沿って前後方向に延びるように配置された状態で、シャーシに取り付けられた第1梁部材と、車両の横方向に延びるとともに、前後方向に間隔を隔てて並んで配置された複数の第2梁部材とを含む。このように構成すれば、第1梁部材が支持部材の上面上に沿って延びるように配置されるので、第1梁部材にせん断応力が作用するのを抑制することができる。また、第1梁部材と第2梁部材とが、それぞれ前後方向と横方向とに延びるので、前後方向および横方向において、骨組部により収納庫や脱水部を安定して支持することができる。

0013

上記シャーシが車両の前後方向に延びる支持部材を含む構成において、好ましくは、支持部材は、横方向に所定の間隔を隔てて一対設けられており、第1梁部材は、一対の支持部材の上面上のそれぞれに沿って配置された状態で、一対の支持部材のそれぞれに取り付けられている。このように構成すれば、支持部材が1つ設けられる場合と比べて、骨組部により収納庫や脱水部を一層安定して支持することができる。

0014

上記第1梁部材は、一対の支持部材の上面上のそれぞれに沿って配置された状態で、一対の支持部材のそれぞれに取り付けられている構成において、好ましくは、脱水部は、平面視において、一対の支持部材と重なる位置に配置された状態で、骨組部に取り付けられている。このように構成すれば、2つの支持部材により脱水部の重量を受けることができるので、脱水部を骨組部に安定した状態で取り付けることができる。

0015

上記一の局面による移動脱水車において、好ましくは、汚泥供給ポンプは、収納庫の下方側から骨組部に取り付けられている。このように構成すれば、収納庫内に汚泥供給ポンプを配置する場合と比較して、収納庫内に作業者が通る通路部分などの作業スペースを広く確保することができる。また、骨組部とシャーシとの互いの固定を解除するだけで、脱水部のみならず、汚泥供給ポンプも同時にシャーシから取り外すことができる。

0016

この場合、好ましくは、汚泥供給ポンプは、平面視において、シャーシと重ならない位置で、かつ、シャーシの外側に配置されている。このように構成すれば、車両交換時に、骨組部を汚泥供給ポンプと一緒にワイヤーなどにより吊り上げた際に、シャーシと汚泥供給ポンプとが干渉するのを抑制することができる。

0017

上記一の局面による移動脱水車において、好ましくは、脱水部は、供給される汚泥の凝集処理を行う混和槽と、混和槽により凝集処理された汚泥の脱水処理を行う脱水機とを含み、脱水機と骨組部との間に配置され、孔部を有する床部材と、床部材の孔部を介して、脱水機を骨組部に直接固定する第2固定部材とをさらに備える。このように構成すれば、第2固定部材により、床部材の孔部を介して、脱水機を骨組部に直接固定することができるので、脱水機を安定して支持することができる。

0018

上記一の局面による移動脱水車において、好ましくは、シャーシは、前後方向に延びるとともに、横方向に並んで配置された一対の支持部材を含み、脱水部は、供給される汚泥の凝集処理を行う混和槽と、混和槽により凝集処理された汚泥の脱水処理を行うスクリュ式脱水機とを含み、スクリュ式脱水機は、水平方向に延びるように、かつ、一対の支持部材の間に配置された回転軸を有し、供給された汚泥を回転軸の回転に伴い送るスクリュと、スクリュを取り囲むように配置され、ろ過溝が形成された積層状ろ体とを含む。このように構成すれば、回転軸やスクリュなどの構成が主に一対の支持部材の間に配置されるので、スクリュ式脱水機の重心が一対の支持部材の間の外に配置されるのを抑制することができる。その結果、一対の支持部材により、スクリュ式脱水機を安定して支持することができる。

発明の効果

0019

本発明によれば、上記のように、車両交換を容易に行うことが可能な移動脱水車を提供することができる。

図面の簡単な説明

0020

本発明の一実施形態による移動脱水車を示した分解斜視図である。
本発明の一実施形態による移動脱水車の脱水ユニットによる脱水処理の全体構成を示した概略図である。
本発明の一実施形態による移動脱水車のシャーシ、梁部材および脱水部を背面側から示した断面図である。
本発明の一実施形態による移動脱水車のシャーシと梁部材とが第1固定部材により固定された状態を示した斜視図である。
本発明の一実施形態による移動脱水車の各部の配置を模式的に示した平面図である。
本発明の一実施形態による移動脱水車の汚泥供給ポンプの取り付け構造について説明するための図である。
本発明の一実施形態による移動脱水車の積層状ろ体の拡大側面図である。
本発明の一実施形態による床部材の孔部を介した第2固定部材による脱水機の取り付け構造を側方から示した断面図である。

実施例

0021

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

0022

(移動脱水車の構成)
図1図8を参照して、本発明の一実施形態による移動脱水車100の構成について説明する。

0023

図1に示す本発明の一実施形態による移動脱水車100は、点在する小規模排水処理施設巡回して、小規模排水処理施設で発生した汚泥を処理する商用のトラック(貨物自動車)である。移動脱水車100は、大規模下水処理施設が備えられていない比較的人口の少ない街において、効率的に汚泥を脱水処理することが可能である。

0024

移動脱水車100は、図2に示すように、車両1と、骨組部2と、第1固定部材3と、床部材4を含む収納庫5と、脱水ユニット6(図2参照)と、第2固定部材7(図3参照)とを備えている。

0025

車両1には、図1に示すように、前輪10および後輪11と、移動脱水車100の運転手乗車するキャブ12と、シャーシ13とが設けられている。シャーシ13は、前輪10、後輪11および燃料タンク(図示せず)などが取り付けられる車両1の骨格部分である。また、シャーシ13は、骨組部2と、骨組部2の上に設置される収納庫5と、収納庫5の内外に配置される脱水ユニット6とを支持するように構成されている。シャーシ13は、比較的大きな重量物支持可能な強靭な部材である。また、シャーシ13は、鋼により形成されている。なお、シャーシ13は、第1固定部材3により、骨組部2と互いに固定されている。また、シャーシ13は、支持部材130と横部材131とを含んでいる。

0026

支持部材130は、図3に示すように、角型の管状に形成されている。また、支持部材130は、図1に示すように、車両1の前後方向(X方向)に延びるとともに、車両1の横方向(Y方向)に並ぶように一対設けられている。また、支持部材130は、キャブ12の後端近傍から後方(X2方向)に延びている。また、一対の支持部材130は、図3に示すように、後述するスクリュ式脱水機623(脱水ユニット6の一部)の回転軸92aが間に配置されるように、横方向(Y方向)に所定の間隔を隔てて設けられている。なお、スクリュ式脱水機623は、特許請求の範囲の「脱水機」の一例である。

0027

横部材131は、図1に示すように、一対の支持部材130の間に配置され、一対の支持部材130を補強する補強部材である。また、横部材131は、横方向(Y方向)に延びるとともに、前後方向(X方向)に間隔を隔てて並ぶように複数設けられている。したがって、シャーシ13は、平面視において(上方向から見て)、前後方向に延びるはしご型に形成されている。

0028

骨組部2は、シャーシ13の上方側(Z1方向側)からシャーシ13の支持部材130に取り付けられるよう構成されている。また、骨組部2は、複数の梁部材から形成されている。また、梁部材は、第1梁部材21と、第2梁部材22とを含んでいる。第1梁部材21および第2梁部材22は、脱水ユニット6において脱水処理される汚泥に対する耐食性を有する材料により形成されている。たとえば、第1梁部材21および第2梁部材22は、ステンレス鋼により形成されている。

0029

第1梁部材21は、図3に示すように、角型の管状に形成されている。また、第1梁部材21は、図1に示すように、前後方向(X方向)に延びるとともに、横方向(Y方向)に所定の間隔を隔てて並ぶように一対設けられている。詳細には、一対の第1梁部材21は、それぞれ、一対の支持部材130の上面上に沿って前後方向に延びるように配置された状態で、シャーシ13に取り付けられている。また、第1梁部材21の横方向における外側面21aは、図3に示すように、支持部材130の横方向における外側の外側面130aと略面一(同一平面上に配置される)となるように配置されている。なお、外側面21aとは、横方向において、一対の第1梁部材21の互いに対向する内側面の逆側の面である。また、外側面130aとは、横方向において、一対の支持部材130の互いに対向する内側面の逆側の面である。

0030

第1梁部材21と支持部材130とは、図4に示すように、第1梁部材21の外側面21aと、支持部材130の外側面130aとに取り付けられる第1固定部材3により、互いに固定されるように構成されている。

0031

第2梁部材22は、図4に示すように、側面視において(横方向から見て)、後方側(X2方向側)が開放された断面C字形状に形成されている。また、第2梁部材22は、複数設けられている。また、複数の第2梁部材22は、それぞれ横方向(Y方向)に延びるとともに、前後方向(X方向)に間隔を隔てて並んで配置されている。また、第2梁部材22は、第1梁部材21の上面上(Z1方向側)に、第1梁部材21に接触した状態で配置されている。なお、第2梁部材22は、第2梁部材22に対して前方側(上記断面C字形状の開放された側とは逆側)から取り付けられる第1固定部材3により、第1梁部材21およびシャーシ13に対して固定されるように構成されている。なお、第1梁部材21および第2梁部材22の周囲には、図1に示すように、水平に配置され、第1梁部材21および第2梁部材22のすべての端部に接続される矩形状の枠部材23が設けられている。

0032

第1固定部材3は、図4に示すように、断面L字状の板形状に形成されている。また、第1固定部材3は、ステンレス鋼などの金属により形成されている。また、第1固定部材3は、ボルトおよびナットなどの締結部材3aを用いて、第1梁部材21とシャーシ13とを互いに固定するように構成されている。詳細には、第1固定部材3は、第2梁部材22の前方側の面(図示せず)、第1梁部材21の外側面21a、および、支持部材130の外側面130aのそれぞれに対して締結部材3aを用いて締結することにより、第2梁部材22と、第1梁部材21と、支持部材130とを互いに固定するように構成されている。したがって、第1固定部材3は、締結部材3aによる支持部材130に対する締結を解除することにより、支持部材130と、骨組部2(第1梁部材21、第2梁部材22および枠部材23)とを分離可能なように構成されている。つまり、第1固定部材3は、シャーシ13と、骨組部2および骨組部2上の構成とを分離可能なように構成されている。

0033

収納庫5は、図1に示すように、下方が開放された直方体形状に形成されている。また、収納庫5は、前後方向(X方向)の長さが第1梁部材21の長さに対応し、横方向(Y方向)の長さが第2梁部材22の長さに対応している。また、収納庫5は、骨組部2上に設置されている。

0034

収納庫5は、上下方向(Z方向)に延びる4つの側壁部材51と、4つの側壁部材51の上端部のそれぞれに接続され、水平方向に延びる矩形状の天板部材52とを含んでいる。4つの側壁部材51の下端は、それぞれ、上記矩形状の枠部材23の各辺に固定されている。また、側壁部材51および天板部材52は、ステンレス鋼(骨組部2を形成する材料)よりも比重の小さい材料により形成されている。たとえば、側壁部材51および天板部材52は、アルミニウムにより形成されている。また、横方向の両側の側壁部材51、および、後方(X2方向)の側壁部材51には、それぞれ、ドア53が設けられている。脱水処理の作業者は、ドア53を介して収納庫5に出入する。また、収納庫5は、上記の通り、床部材4を含んでいる。

0035

床部材4は、天板部材52の形状に対応する平板形状に形成されている。また、床部材4は、骨組部2を形成する材料と同じくステンレス鋼により形成されている。また、床部材4は、図3に示すように、骨組部2(第2梁部材22)と、後述するスクリュ式脱水機623(脱水ユニット6の一部)との間に配置されている。また、床部材4は、複数の孔部4aを有している。なお、孔部4aには、スクリュ式脱水機623を第2梁部材22に固定する第2固定部材7が配置される。詳細については後述する。

0036

脱水ユニット6は、図2に示すように、小規模排水処理施設の汚泥貯留槽Dから汚泥を車両1内に供給する供給処理と、供給された汚泥を凝集する凝集処理と、凝集された汚泥を脱水する脱水処理との3つの処理を順に行うように構成されている。

0037

脱水ユニット6は、可搬式汚泥槽60と、汚泥供給ポンプ61と、脱水部62と、無機凝集剤供給部63と、高分子凝集剤供給部64と、回収槽65と、発電部66(図5参照)と、制御盤67とを備えている。

0038

なお、汚泥供給ポンプ61、脱水部62、無機凝集剤供給部63および高分子凝集剤供給部64は、骨組部2(図1参照)または収納庫5(図1参照)に取り付けられており、可搬式汚泥槽60および回収槽65は、骨組部2および収納庫5のいずれにも取り付けられていない。すなわち、可搬式汚泥槽60および回収槽65は、移動脱水車100(図1参照)が移動する際には、収納庫5(作業者が通る通路部分など)内に積み込まれ(図5の収納庫5内のハッチング部分は積み込まれた状態を示している)、小規模排水処理施設に到着した際には、作業者により収納庫5の外に出されて、移動脱水車100の外部に設置される。

0039

可搬式汚泥槽60は、小規模排水処理施設の汚泥貯留槽Dに配置されたポンプD1により、汚泥貯留槽Dから供給される汚泥を受け入れ貯留するように構成されている。また、可搬式汚泥槽60には、汚泥が供給される供給口部分にストレーナ60aが設けられている。ストレーナ60aは、汚泥に含まれる夾雑物を取り除くように構成されている。なお、可搬式汚泥槽60は、汚泥貯留槽D内の汚泥に夾雑物が多く含まれていない場合には、使用しなくてもよい。

0040

汚泥供給ポンプ61は、可搬式汚泥槽60から脱水部62に汚泥を供給するように構成されている。汚泥供給ポンプ61は、図6に示すように、収納庫5の下方側(Z2方向側)から骨組部2に取り付けられている。詳細には、汚泥供給ポンプ61には、上下方向(Z方向)に延びる吊下部材61aが設けられている。吊下部材61aは、上端部近傍において、第2梁部材22に固定され、下端部近傍において汚泥供給ポンプ61に固定されている。すなわち、汚泥供給ポンプ61は、吊下部材61aを介して、収納庫5の下方側から第2梁部材22に取り付けられている。また、汚泥供給ポンプ61は、図5に示すように、平面視において(上方から見て)、シャーシ13と重ならない位置で、かつ、シャーシ13の外側に配置されている。詳細には、汚泥供給ポンプ61は、移動脱水車100の後端近傍で、かつ、車両1の右側(Y1方向側)に配置されている。また、汚泥供給ポンプ61は、平面視において(上方から見て)、床部材4と重なる位置に配置されている。

0041

脱水部62は、収納庫5内に配置されている。また、脱水部62は、図2に示すように、汚泥供給ポンプ61により供給された汚泥に無機凝集剤および高分子凝集剤を順次加えて、2段階で凝集処理を行った後、凝集された汚泥の脱水処理を行うように構成されている。脱水部62は、無機凝集混和槽621と、高分子凝集混和槽622と、スクリュ式脱水機623とを含んでいる。なお、無機凝集混和槽621および高分子凝集混和槽622は、特許請求の範囲の「混和槽」の一例である。

0042

無機凝集混和槽621は、汚泥供給ポンプ61により、可搬式汚泥槽60から供給される汚泥を受け入れるように構成されている。また、無機凝集剤供給部63には、無機供給ポンプ63aが設けられている。無機凝集剤供給部63は、無機供給ポンプ63aにより、無機凝集混和槽621に無機凝集剤を供給するように構成されている。なお、無機凝集剤供給部63は、補充ホース(図示せず)が接続されることにより、移動脱水車100の外から無機凝集剤を補充可能に構成されている。

0043

無機凝集混和槽621には、モータにより駆動される羽根車621aが設けられている。羽根車621aは、無機凝集混和槽621内に配置され、無機凝集混和槽621に供給された汚泥と無機凝集剤とを撹拌することにより、汚泥を凝集させるように構成されている。

0044

高分子凝集混和槽622は、無機凝集混和槽621に隣接して設けられている。また、高分子凝集混和槽622は、無機凝集混和槽621から越流により供給された汚泥を受け入れるように構成されている。また、高分子凝集混和槽622には、高分子凝集剤供給部64から高分子凝集剤が供給される。

0045

詳細には、高分子凝集剤供給部64は、給水槽641と、原液槽642と、希釈槽643とを含んでいる。給水槽641は、水を貯留するように構成されている。給水槽641は、給水ホース(図示せず)が接続され、移動脱水車100の外から水が給水されるように構成されている。原液槽642は、高分子凝集剤の原液を貯留するように構成されている。希釈槽643は、給水槽641および原液槽642から、それぞれ、水および高分子凝集剤の原液が供給されるように構成されている。また、希釈槽643には、撹拌装置(図示せず)と高分子供給ポンプ643aとが設けられている。希釈槽643は、撹拌装置により、水と高分子凝集剤の原液とを撹拌して、高分子凝集剤の原液を希釈した後、高分子供給ポンプ643aにより、希釈した高分子凝集剤を高分子凝集混和槽622に供給するように構成されている。

0046

高分子凝集混和槽622には、モータにより駆動される羽根車622aが設けられている。羽根車622aは、高分子凝集混和槽622内に配置され、高分子凝集混和槽622に供給された汚泥と高分子凝集剤とを撹拌することにより、汚泥をより一層凝集させるように構成されている。

0047

スクリュ式脱水機623は、図2に示すように、供給口90と、排出口91と、スクリュ92と、複数の可動板93a(図7参照)および複数の固定板93b(図7参照)を有する積層状ろ体93と、モータ94と、外枠95と、ろ液受け部96と、筐体97(図3参照)とを含んでいる。なお、ろ液受け部96および筐体97を除く構成(供給口90と、排出口91と、スクリュ92と、積層状ろ体93と、モータ94と、外枠95)は、それぞれ、横方向に一対設けられている。

0048

供給口90は、高分子凝集混和槽622から越流により汚泥が供給される入口部分である。また、排出口91は、供給口90の後方(X2方向)に設けられ、脱水処理が完了した汚泥(脱水ケーキ)を排出する出口部分である。また、排出口91には、モータにより駆動されて脱水ケーキを車両1の外に搬出するコンベヤ91aが設けられている。なお、コンベヤ91aにより搬出された脱水ケーキは、搬出用コンテナEに貯留される。

0049

スクリュ92は、前後方向(X方向)(水平方向)に延びるように配置される回転軸92aを有している。また、スクリュ92は、モータ94からの駆動力により回転軸92aとともに回転し、回転軸92aの回転に伴い汚泥を排出口91側(後方側)に送るように構成されている。また、回転軸92aは、図3に示すように、横方向(Y方向)において、シャーシ13の一対の支持部材130の間に配置されている。

0050

積層状ろ体93は、円環形状の板部材(可動板93aおよび固定板93b)を積層させて円筒状になっている。また、可動板93aおよび固定板93bは、図示しないが前後方向(X方向)から見て、円板形状を有するとともに、図7に示すように、スクリュ92が挿通される第1孔部930を中心部分に有している。すなわち、可動板93aおよび固定板93bは、リング形状を有している。また、積層状ろ体93は、スクリュ92を取り囲むようにスクリュ92が第1孔部930に挿通された状態で、可動板93aと固定板93bとが前後方向に交互に積層された多重板構造を有している。

0051

また、複数の固定板93bは、スクリュ92が挿通される第1孔部930とは別に、それぞれ、スペーサFが螺合される第2孔部931(ネジ穴)を有している。そして、第2孔部931にスペーサFが螺合されることより、固定板93bは、隣接する他の固定板93bとの距離を所定距離に保持するように構成されている。これにより、スクリュ式脱水機623は、各固定板93b間に、ろ過溝Sが形成されている。

0052

外枠95は、複数の固定板93bを固定するように構成されている。詳細には、外枠95は、複数の固定板93bの外周端部に当接状態で配置され、各固定板93bの移動を規制している。また、外枠95は、回転軸92aの軸方向(X方向)に沿って延びている。また、固定板93bへの外枠95の当接部分は、固定板93bの周方向に等間隔で複数(たとえば、3つの外枠95が120度間隔で)設けられている(図7では1つの外枠95のみ示している)。そして、複数の固定板93bは、外枠95に対して固定されることにより、可動板93aとの積層状態を維持するように構成されている。また、可動板93aは、第1孔部930を構成する内周面がスクリュ92の外周部に当接して、スクリュ92の回転に伴いスクリュ92の回転軸92aの周方向および半径方向に常に移動されるように構成されている。このように、スクリュ式脱水機623は、スクリュ92の回転により、ろ過溝S内で可動板93aを常に移動させることによって、ろ過溝Sの目詰まりを抑制するように構成されている。

0053

また、ろ液受け部96は、図2に示すように、ろ過溝S(図7参照)を通り抜けて排出されたろ液をろ過溝Sの下方側から受けるように構成されている。また、ろ液受け部96は、ろ液を収納庫5の外に設置された回収槽65に自然流下により排出するように構成されている。

0054

筐体97は、図3および図8に示すように、概ね、直方体形状に形成されている。また、筐体97は、床部材4に直接当接した状態で、床部材4上に設置されている。また、筐体97には、横方向(Y方向)の両側面の下方端部に、一対のフランジ部97aが設けられている。フランジ部97aは、図3に示すように、床部材4に沿って横方向(Y方向)の外側に延びている。また、フランジ部97aには、図8に示すように、前後方向(X方向)に並ぶ孔部97bが複数設けられている。また、フランジ部97aの孔部97bは、平面視において(上方から見て)、床部材4の孔部4aと重なる位置に設けられている。また、第2梁部材22は、平面視において、フランジ部97aの孔部97b、および、床部材4の孔部4aと重なる位置で、床部材4側に孔部22aが設けられている。

0055

第2固定部材7は、フランジ部97aの孔部97b、床部材4の孔部4a、および、第2梁部材22の孔部22aを介して、スクリュ式脱水機623(筺体97)を骨組部2に直接固定するように構成されている。第2固定部材7は、たとえば、ボルトおよびナットなどである。また、スクリュ式脱水機623は、平面視において(上方から見て)、一対の支持部材130と重なる位置に配置された状態で、第2固定部材7により、骨組部2に取り付けられている。

0056

回収槽65は、上記の通り、スクリュ式脱水機623から排出されるろ液を回収するように構成されている。また、回収槽65は、図示しないホースを介して無機凝集混和槽621、高分子凝集混和槽622および希釈槽643内の液体を回収可能に構成されている。また、回収槽65には、ポンプが設けられており、ポンプにより回収した液体を小規模排水処理施設に設けられた液体貯留槽(図示せず)などに排出するように構成されている。

0057

発電部66は、発電を行うとともに、脱水ユニット6の各部に電力を供給可能に構成されている。

0058

制御盤67は、脱水ユニット6の各部を制御可能に構成されている。たとえば、制御盤67は、脱水部62に電気的に接続され、スクリュ式脱水機623の運転を制御可能に構成されている。また、制御盤67は、高分子凝集剤供給部64および無機凝集剤供給部63に電気的に接続され、高分子凝集剤および無機凝集剤の供給を制御可能に構成されている。また、制御盤67は、汚泥供給ポンプ61に電気的に接続され、汚泥供給ポンプ61の運転を制御可能に構成されている。また、制御盤67には、非常時において脱水ユニット6の各部を停止させる停止スイッチ(図示せず)が設けられている。なお、脱水部62およびコンベヤ91aにも、それぞれ、運転を停止させる非常停止スイッチ(図示せず)が設けられている。

0059

(車両交換)
次に、図1および図4を参照して、車両交換について説明する。

0060

車両交換では、まず、図4に示すシャーシ13(支持部材130)と骨組部2(第1梁部材21)との互いの固定を解除する。詳細には、第1固定部材3とシャーシ13(支持部材130)とを締結する締結部材3aを取り外す。なお、この時、脱水部62(スクリュ式脱水機623)は、第2固定部材22により骨組部2(第2梁部材22)に固定されている。そして、骨組部2の下にワイヤーを通して、図1に示す収納庫4や脱水部62(図2参照)ごと骨組部2をクレーンなどにより吊り上げる。そして、古い車両1から新しい車両1に交換し、第1固定部材3により新しい車両1に対して骨組部2を固定する。

0061

(実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。

0062

本実施形態では、上記のように、シャーシ13に取り付けられる骨組部2と、骨組部2上に設置される収納庫5と、収納庫5内に配置されるとともに、骨組部2に取り付けられる脱水部62とを設ける。これにより、脱水部62は、骨組部2を介してシャーシ13に取り付けられるので、骨組部2とシャーシ13との互いの固定を解除するだけで、脱水部62をシャーシ13から取り外すことができる。その結果、車両交換を容易に行うことができる。また、脱水部62および収納庫5がそれぞれ骨組部2に取り付けられるので、車両交換時に、脱水部62と収納庫5と骨組部2とをまとめて取り扱うことができる。

0063

また、本実施形態では、上記のように、梁部材(第1梁部材21および第2梁部材22)および床部材4を、汚泥に対する耐食性を有する材料により形成する。これにより、汚泥や、路面に散布された凍結防止剤や、沿岸部における潮風等による梁部材(骨組部2)および床部材4の腐食を抑制することができるので、通常使用時のみならず、車両交換時において、梁部材をワイヤーなどにより吊り上げた場合に、梁部材および床部材4が腐食することに起因して収納庫5側の底が抜けることなどを抑制することができる。その結果、車両交換をより容易に行うことができる。また、たとえば、ステンレス鋼材などにより骨組部2および床部材4を形成する場合には、アルミニウム(合金)や木材により形成される従来の一般的な骨組部2および床部材4よりも機械的強度を向上させることができる。

0064

また、本実施形態では、上記のように、締結部材3aを用いて、梁部材(第1梁部材21および第2梁部材22)とシャーシ13とを互いに固定する第1固定部材3を設ける。これにより、締結部材3aを取り外すだけで、第1固定部材3による梁部材とシャーシ13との互いの固定を容易に解除することができるので、車両交換をより容易に行うことができる。

0065

また、本実施形態では、上記のように、シャーシ13に、車両1の前後方向に延びる支持部材130を設け、梁部材を、支持部材130の上面上に沿って前後方向に延びるように配置された状態で、シャーシ13に取り付けられた第1梁部材21と、車両1の横方向に延びるとともに、前後方向に間隔を隔てて並んで配置された複数の第2梁部材22とで構成する。これにより、第1梁部材21が支持部材130の上面上に沿って延びるように配置されるので、第1梁部材21にせん断応力が作用するのを抑制することができる。また、第1梁部材21と第2梁部材22とが、それぞれ前後方向と横方向とに延びるので、前後方向および横方向において、骨組部2により収納庫5や脱水部62を安定して支持することができる。

0066

また、本実施形態では、上記のように、支持部材130を、横方向に所定の間隔を隔てて一対設け、第1梁部材21を、一対の支持部材130の上面上のそれぞれに沿って配置された状態で、一対の支持部材130のそれぞれに取り付ける。これにより、支持部材130が1つ設けられる場合と比べて、骨組部2により収納庫5や脱水部62を一層安定して支持することができる。

0067

また、本実施形態では、上記のように、脱水部62を、平面視において、一対の支持部材130と重なる位置に配置された状態で、骨組部2に取り付ける。これにより、2つの支持部材130により脱水部62の重量を受けることができるので、脱水部62を骨組部2に安定した状態で取り付けることができる。

0068

また、本実施形態では、上記のように、汚泥供給ポンプ61を、収納庫5の下方側から骨組部2に取り付ける。これにより、収納庫5内に汚泥供給ポンプ61を配置する場合と比較して、収納庫5内に作業者が通る通路部分などの作業スペースを広く確保することができる。また、骨組部2とシャーシ13との互いの固定を解除するだけで、脱水部62のみならず、汚泥供給ポンプ61も同時にシャーシ13から取り外すことができる。

0069

また、本実施形態では、上記のように、汚泥供給ポンプ61を、平面視において、シャーシ13と重ならない位置で、かつ、シャーシ13の外側に配置する。これにより、車両交換時に、骨組部2を汚泥供給ポンプ61と一緒にワイヤーなどにより吊り上げた際に、シャーシ13と汚泥供給ポンプ61とが干渉するのを抑制することができる。

0070

また、本実施形態では、上記のように、脱水部62に、供給される汚泥の凝集処理を行う無機凝集混和槽621および高分子凝集混和槽622と、無機凝集混和槽621および高分子凝集混和槽622により凝集処理された汚泥の脱水処理を行うスクリュ式脱水機623とを設け、移動脱水車100に、スクリュ式脱水機623と骨組部2との間に配置され、孔部4aを有する床部材4と、床部材4の孔部4aを介して、スクリュ式脱水機623を骨組部2に直接固定する第2固定部材22とを設ける。これにより、第2固定部材22により、床部材4の孔部4aを介して、スクリュ式脱水機623を骨組部2に直接固定することができるので、スクリュ式脱水機623を安定して支持することができる。

0071

また、本実施形態では、上記のように、シャーシ13に、前後方向に延びるとともに、横方向に並んで配置された一対の支持部材130を設け、脱水部62に、供給される汚泥の凝集処理を行う無機凝集混和槽621および高分子凝集混和槽622と、無機凝集混和槽621および高分子凝集混和槽622により凝集処理された汚泥の脱水処理を行うスクリュ式脱水機623とを設け、スクリュ式脱水機623に、水平方向に延びるように、かつ、一対の支持部材130の間に配置された回転軸92aを有し、供給された汚泥を回転軸92aの回転に伴い送るスクリュ92と、スクリュ92を取り囲むように配置され、ろ過溝Sが形成された積層状ろ体93とを設ける。これにより、回転軸92aやスクリュ92などの構成が主に一対の支持部材130の間に配置されるので、スクリュ式脱水機623の重心が一対の支持部材130の間の外に配置されるのを抑制することができる。その結果、一対の支持部材130により、スクリュ式脱水機623を安定して支持することができる。

0072

(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。

0073

たとえば、上記実施形態では、第1梁部材および第2梁部材を、ステンレス鋼により形成した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、第1梁部材および第2梁部材が耐食性を有しているのであれば、第1梁部材および第2梁部材を、ステンレス鋼により形成しなくてもよい。たとえば、第1梁部材および第2梁部材を、耐食性を有する表面処理が施されたアルミニウムまたはアルミニウム合金(耐食性を有する部材)により形成してもよい。

0074

また、上記実施形態では、床部材を、骨組部を形成する材料と同じくステンレス鋼により形成した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、床部材を、耐食性を有する表面処理が施された、ステンレス鋼(骨組部を形成する材料)よりも比重の小さい材料により形成してもよい。たとえば、床部材を、アルミニウムまたはアルミニウム合金により形成してもよい。このように構成することで、床部材を軽量化することができる。

0075

また、上記実施形態では、本発明の脱水機として、スクリュ式脱水機を用いた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、スクリュ式脱水機以外の脱水機を用いてもよい。たとえば、本発明の脱水機として、ベルトプレス式脱水機多重円板式脱水機などを用いてもよい。

0076

また、上記実施形態では、支持部材を一対設けた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、支持部材を1つまたは3つ以上設けてもよい。

0077

また、上記実施形態では、第1梁部材と第2梁部材とを、第1固定部材により互いに固定した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、第1梁部材と第2梁部材とを、溶接などの第1固定部材以外の方法により互いに固定してもよい。

0078

また、上記実施形態では、スクリュ式脱水機を、第2梁部材に固定した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、スクリュ式脱水機を、第1梁部材に固定してもよい。

0079

また、上記実施形態では、シャーシと第1梁部材とを互いに固定した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、シャーシと第2梁部材とを互いに固定してもよい。

0080

また、上記実施形態では、スクリュ式脱水機を、平面視において、一対の支持部材と重なる位置に配置した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、スクリュ式脱水機を、平面視において、一対の支持部材と重ならない位置に配置してもよい。

0081

また、上記実施形態では、汚泥供給ポンプを収納庫の下方側から第2梁部材に取り付けた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、汚泥供給ポンプを収納庫の下方側から第1梁部材に取り付けてもよい。また、汚泥供給ポンプを収納庫内から第1梁部材または第2梁部材に取り付けてもよい。

0082

また、上記実施形態では、第2梁部材を断面C字形状(いわゆる溝形鋼)に形成した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、第2梁部材を断面H字形状(いわゆるH形鋼)などの断面C字形状(いわゆる溝形鋼)以外の形状に形成してもよい。

0083

また、上記実施形態では、支持部材および第1梁部材を角型の管状(いわゆる角形鋼管)に形成した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、支持部材および第1梁部材をH字形状(いわゆるH形鋼)などの角型の管状(いわゆる角形鋼管)以外の形状に形成してもよい。

0084

1 車両
2骨組部
3 第1固定部材
3a締結部材
4床部材
4a 孔部
5収納庫
7 第2固定部材
13シャーシ
21 第1梁部材
22 第2梁部材
61汚泥供給ポンプ
62脱水部
92スクリュ
92a回転軸
93 積層状ろ体
100移動脱水車
130支持部材
621無機凝集混和槽(混和槽)
622高分子凝集混和槽(混和槽)
623スクリュ式脱水機
S ろ過溝

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