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技術 情報処理装置、インストーラー及びプリンタドライバ

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 大塚隆史丸山和真
出願日 2016年5月11日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2016-095140
公開日 2017年11月16日 (4年3ヶ月経過) 公開番号 2017-204120
状態 特許登録済
技術分野 入出力制御 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード 設定表示欄 OS管理領域 設定値表示 インストーラー パッケージプログラム 初回起動 操作対応処理 画面更新処理
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (16)

課題

ユーザーが最初にプリンタドライバに入力する所望の印刷設定に、簡単な操作で戻すことができるようにする。

解決手段

インストーラー30は、プリンタドライバ40において設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示させる登録画面制御部32と、印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、少なくとも1つの印刷設定項目に関するインストールデフォルトの印刷設定37を生成するインストールデフォルト生成部33と、プリンタドライバ40のインストール時に、インストールデフォルトの印刷設定37をプリンタドライバ40へ出力する出力部と、を備える。プリンタドライバ40は、インストーラー30から出力されるインストールデフォルトの印刷設定37を、ユーザーが書き換え不可能な第1の記憶領域22に保存して管理する印刷設定管理部41を備える。

概要

背景

パーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理装置は、プリンタドライバインストールすることにより、ネットワークなどに接続されている印刷装置に対して印刷ジョブを出力することができるようになる。プリンタドライバは、印刷装置の印刷機能に対応した印刷設定を行うことが可能である。例えば、情報処理装置においてプリンタドライバが起動されると、複数の印刷設定項目を含む印刷設定画面が情報処理装置の表示部に表示される。そのため、ユーザーは、印刷設定画面に含まれる複数の印刷設定項目のそれぞれに対して所望の設定値を入力することにより、プリンタドライバに対して所望の印刷設定を反映させることができる。

ところで、プリンタドライバは、工場出荷時に複数の印刷設定項目のそれぞれに対して予めデフォルト値が設定されたファクトリーデフォルトの印刷設定と共に、情報処理装置にインストールされる。ファクトリーデフォルトの印刷設定は、プリンタドライバにおける印刷設定の初期値として利用される。ただし、ユーザーは、上述した印刷設定画面に対する設定操作を行うことにより、ファクトリーデフォルトの印刷設定に代えて、所望の印刷設定を初期値として利用するように設定変更することも可能である。

従来、上記のようなプリンタドライバにおいて、第1のデフォルト値と、第2のデフォルト値とを記憶しておくようにした技術が提案されている(例えば特許文献1)。この従来技術におけるプリンタドライバは、ユーザーにより第1のデフォルト値を読み出す指示が行われると、第1のデフォルト値を読み出して印刷設定に反映し、第2のデフォルト値を読み出す指示が行われると、第2のデフォルト値を読み出して印刷設定に反映するようにしている。

概要

ユーザーが最初にプリンタドライバに入力する所望の印刷設定に、簡単な操作で戻すことができるようにする。インストーラー30は、プリンタドライバ40において設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示させる登録画面制御部32と、印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、少なくとも1つの印刷設定項目に関するインストールデフォルトの印刷設定37を生成するインストールデフォルト生成部33と、プリンタドライバ40のインストール時に、インストールデフォルトの印刷設定37をプリンタドライバ40へ出力する出力部と、を備える。プリンタドライバ40は、インストーラー30から出力されるインストールデフォルトの印刷設定37を、ユーザーが書き換え不可能な第1の記憶領域22に保存して管理する印刷設定管理部41を備える。

目的

本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ユーザーが最初に入力した所望の印刷設定に簡単な操作で戻すことができるようにした、情報処理装置、インストーラー及びプリンタドライバを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

記憶手段を有し、インストーラー起動してプリンタドライバを前記記憶手段にインストールする情報処理装置であって、前記インストーラーは、前記プリンタドライバにおいて設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示させる登録画面制御手段と、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、少なくとも1つの印刷設定項目に関するインストールデフォルトの印刷設定を生成するインストールデフォルト生成手段と、前記プリンタドライバのインストール時に、前記インストールデフォルトの印刷設定を前記プリンタドライバへ出力する出力手段と、を備え、前記プリンタドライバは、前記インストーラーから出力される前記インストールデフォルトの印刷設定を、前記記憶手段におけるユーザーが書き換え不可能な第1の記憶領域に保存して管理する印刷設定管理手段、を備えることを特徴とする情報処理装置。

請求項2

前記プリンタドライバは、前記印刷設定管理手段によって管理される前記インストールデフォルトの印刷設定を反映させた印刷設定画面を表示させると共に、前記印刷設定画面に対するユーザーの設定操作に基づいて前記インストールデフォルトの印刷設定をユーザーが所望する印刷設定に書き換えて前記印刷設定画面に反映させる設定画面制御手段、を更に備え、前記印刷設定管理手段は、前記印刷設定画面に反映されている印刷設定を、ユーザーによる登録操作に基づいて前記記憶手段におけるユーザーが書き換え可能な第2の記憶領域に保存することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記設定画面制御手段は、ユーザーによる標準設定反映操作に基づいて、前記第1の記憶領域から前記インストールデフォルトの印刷設定を読み出し、前記印刷設定画面に対して前記インストールデフォルトの印刷設定を反映させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。

請求項4

前記インストーラーは、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を前記印刷設定画面に反映させるかを、予めユーザーに選択させる標準設定選択画面を表示させる選択画面制御手段と、前記標準設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づき、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれか一方の印刷設定を指定した標準設定情報を生成する標準設定指定手段と、を更に備え、前記出力手段は、前記プリンタドライバのインストール時に、前記標準設定情報を前記プリンタドライバへ出力し、前記プリンタドライバは、前記インストーラーから出力される前記標準設定情報を管理する標準設定管理手段、を更に備え、前記設定画面制御手段は、ユーザーによる標準設定反映操作を検知したとき、前記標準設定指定情報に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。

請求項5

前記プリンタドライバは、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を前記印刷設定画面に反映させるかを、ユーザーに選択させる標準設定選択画面を表示させる選択画面制御手段と、前記標準設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づき、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれか一方の印刷設定を指定した標準設定情報を生成する標準設定指定手段と、前記標準設定指定手段により生成される前記標準設定情報を管理する標準設定管理手段と、を更に備え、前記設定画面制御手段は、ユーザーによる標準設定反映操作を検知したとき、前記標準設定指定情報に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。

請求項6

前記プリンタドライバは、ユーザーによる印刷設定呼び出し操作を検知したときに、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を前記印刷設定画面に反映させるかを、ユーザーに選択させる印刷設定選択画面を表示させる印刷設定選択画面制御手段、を更に備え、前記設定画面制御手段は、前記印刷設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。

請求項7

前記情報処理装置は、前記プリンタドライバを起動させる複数のアプリケーションを更に有し、前記プリンタドライバは、前記複数のアプリケーションのそれぞれに対し、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれかを予め関連付けたアプリケーション情報を管理するアプリケーション管理手段と、前記複数のアプリケーションのうちの一のアプリケーションによって起動されるとき、前記一のアプリケーションを特定するアプリケーション特定手段と、を更に備え、前記設定画面制御手段は、前記アプリケーション情報に基づき、前記アプリケーション特定手段によって特定される前記一のアプリケーションに関連付けられた印刷設定を特定し、その特定結果に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。

請求項8

前記設定画面制御手段は、前記アプリケーション特定手段によって特定される前記一のアプリケーションに関連付けられた印刷設定の特定結果を表示し、ユーザーによる確認操作受け付けることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。

請求項9

前記インストーラーは、複数のプリンタドライバを前記記憶手段にインストールするように構成され、前記登録画面制御手段は、前記複数のプリンタドライバのそれぞれにおいて設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示させ、前記インストールデフォルト生成手段は、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、前記複数のプリンタドライバのそれぞれに対する前記インストールデフォルトの印刷設定を生成し、前記出力手段は、前記複数のプリンタドライバのそれぞれをインストールする時に、各プリンタドライバに対応する前記インストールデフォルトの印刷設定を各プリンタドライバへ出力することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置。

請求項10

前記インストールデフォルト生成手段は、複数の印刷設定項目のうちの予め許可された印刷設定項目に対するユーザーの印刷設定登録操作のみを受け付けて前記インストールデフォルトの印刷設定を生成することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の情報処理装置。

請求項11

前記登録画面制御手段は、ファクトリーデフォルトの印刷設定を反映させた状態で前記印刷設定登録画面を表示させ、前記インストールデフォルト生成手段は、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、前記ファクトリーデフォルトの印刷設定を書き換えて前記インストールデフォルトの印刷設定を生成することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の情報処理装置。

請求項12

記憶手段を有する情報処理装置において実行され、前記記憶手段にプリンタドライバをインストールするインストーラーであって、前記情報処理装置に、前記プリンタドライバにおいて設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示させる第1のステップと、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、少なくとも1つの印刷設定項目に関するインストールデフォルトの印刷設定を生成する第2のステップと、前記プリンタドライバのインストール時に、前記インストールデフォルトの印刷設定を前記プリンタドライバへ出力し、前記インストールデフォルトの印刷設定を、前記記憶手段におけるユーザーが書き換え不可能な第1の記憶領域に保存させる第3のステップと、を実行させることを特徴とするインストーラー。

請求項13

前記情報処理装置に、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記記憶手段におけるユーザーが書き換え可能な2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を印刷設定画面に反映させるかを、予めユーザーに選択させる標準設定選択画面を表示させる第4のステップと、前記標準設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づき、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれか一方の印刷設定を指定した標準設定情報を生成する第5のステップと、を更に実行させ、前記第3のステップは、前記プリンタドライバのインストール時に、前記標準設定情報を前記プリンタドライバへ更に出力することを特徴とする請求項12に記載のインストーラー。

請求項14

前記第1のステップは、複数のプリンタドライバのそれぞれにおいて設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示させ、前記第2のステップは、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、前記複数のプリンタドライバのそれぞれに対する前記インストールデフォルトの印刷設定を生成し、前記第3のステップは、前記複数のプリンタドライバのそれぞれをインストールする時に、各プリンタドライバに対応する前記インストールデフォルトの印刷設定を各プリンタドライバへ出力することを特徴とする請求項12又は13に記載のインストーラー。

請求項15

前記第2のステップは、複数の印刷設定項目のうちの予め許可された印刷設定項目に対するユーザーの印刷設定登録操作のみを受け付けて前記インストールデフォルトの印刷設定を生成することを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載のインストーラー。

請求項16

前記第1のステップは、ファクトリーデフォルトの印刷設定を反映させた状態で前記印刷設定登録画面を表示させ、前記第2のステップは、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、前記ファクトリーデフォルトの印刷設定を書き換えて前記インストールデフォルトの印刷設定を生成することを特徴とする請求項12乃至15のいずれかに記載のインストーラー。

請求項17

記憶手段を有する情報処理装置において実行されるプリンタドライバであって、前記情報処理装置に、インストール時にインストーラーから出力される少なくとも1つの印刷設定項目に関するインストールデフォルトの印刷設定を、前記記憶手段におけるユーザーが書き換え不可能な第1の記憶領域に保存させる第1のステップ、を実行させることを特徴とするプリンタドライバ。

請求項18

前記情報処理装置に、前記第1の記憶領域に保存される前記インストールデフォルトの印刷設定を反映させた印刷設定画面を表示させると共に、前記印刷設定画面に対するユーザーの設定操作に基づいて前記インストールデフォルトの印刷設定をユーザーが所望する印刷設定に書き換えて前記印刷設定画面に反映させる第2ステップと、前記印刷設定画面に反映されている印刷設定を、ユーザーによる登録操作に基づいて前記記憶手段におけるユーザーが書き換え可能な第2の記憶領域に保存させる第3のステップと、を更に実行させることを特徴とする請求項17に記載のプリンタドライバ。

請求項19

前記情報処理装置に、ユーザーによる標準設定反映操作に基づいて、前記第1の記憶領域から前記インストールデフォルトの印刷設定を読み出し、前記印刷設定画面に対して前記インストールデフォルトの印刷設定を反映させる第4のステップ、を更に実行させることを特徴とする請求項18に記載のプリンタドライバ。

請求項20

前記情報処理装置に、インストール時に前記インストーラーから出力される、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれか一方の印刷設定が指定された標準設定情報を管理する第5のステップ、を更に実行させ、前記第4のステップは、ユーザーによる標準設定反映操作を検知したとき、前記標準設定指定情報に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする請求項19に記載のプリンタドライバ。

請求項21

前記プリンタドライバは、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を前記印刷設定画面に反映させるかを、ユーザーに選択させる標準設定選択画面を表示させる第5のステップと、前記標準設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づき、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれか一方の印刷設定を指定した標準設定情報を生成する第6のステップと、前記第6のステップにより生成される前記標準設定情報を管理する第7のステップと、を更に実行させ、前記第4のステップは、ユーザーによる標準設定反映操作を検知したとき、前記標準設定指定情報に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする請求項19に記載のプリンタドライバ。

請求項22

前記情報処理装置に、ユーザーによる印刷設定呼び出し操作を検知したときに、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を前記印刷設定画面に反映させるかを、ユーザーに選択させる印刷設定選択画面を表示させる第8のステップと、前記印刷設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させる第9のステップと、を更に実行させることを特徴とする請求項18乃至21のいずれかに記載のプリンタドライバ。

請求項23

前記情報処理装置は、前記プリンタドライバを起動させる複数のアプリケーションを更に有しており、前記プリンタドライバは、前記情報処理装置に、前記複数のアプリケーションのそれぞれに対し、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれかを予め関連付けたアプリケーション情報を管理する第10のステップと、前記複数のアプリケーションのうちの一のアプリケーションによって起動されるとき、前記一のアプリケーションを特定する第11のステップと、前記アプリケーション情報に基づき、前記第11のステップで特定される前記一のアプリケーションに関連付けられた印刷設定を特定し、その特定結果に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させる第12のステップと、を更に実行させることを特徴とする請求項18乃至22のいずれかに記載のプリンタドライバ。

請求項24

前記第12のステップは、前記一のアプリケーションに関連付けられた印刷設定の特定結果を表示し、ユーザーによる確認操作を受け付けることを特徴とする請求項23に記載のプリンタドライバ。

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置インストーラー及びプリンタドライバに関する。

背景技術

0002

パーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理装置は、プリンタドライバをインストールすることにより、ネットワークなどに接続されている印刷装置に対して印刷ジョブを出力することができるようになる。プリンタドライバは、印刷装置の印刷機能に対応した印刷設定を行うことが可能である。例えば、情報処理装置においてプリンタドライバが起動されると、複数の印刷設定項目を含む印刷設定画面が情報処理装置の表示部に表示される。そのため、ユーザーは、印刷設定画面に含まれる複数の印刷設定項目のそれぞれに対して所望の設定値を入力することにより、プリンタドライバに対して所望の印刷設定を反映させることができる。

0003

ところで、プリンタドライバは、工場出荷時に複数の印刷設定項目のそれぞれに対して予めデフォルト値が設定されたファクトリーデフォルトの印刷設定と共に、情報処理装置にインストールされる。ファクトリーデフォルトの印刷設定は、プリンタドライバにおける印刷設定の初期値として利用される。ただし、ユーザーは、上述した印刷設定画面に対する設定操作を行うことにより、ファクトリーデフォルトの印刷設定に代えて、所望の印刷設定を初期値として利用するように設定変更することも可能である。

0004

従来、上記のようなプリンタドライバにおいて、第1のデフォルト値と、第2のデフォルト値とを記憶しておくようにした技術が提案されている(例えば特許文献1)。この従来技術におけるプリンタドライバは、ユーザーにより第1のデフォルト値を読み出す指示が行われると、第1のデフォルト値を読み出して印刷設定に反映し、第2のデフォルト値を読み出す指示が行われると、第2のデフォルト値を読み出して印刷設定に反映するようにしている。

先行技術

0005

特開2006−285476号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記従来技術では、第1のデフォルト値と第2のデフォルト値のそれぞれがユーザーによって書き換えられてしまうと、元のデフォルト値に戻すことができなくなるという問題がある。例えば、情報処理装置にインストールされたプリンタドライバを最初に起動させたとき、ユーザーは、各印刷設定項目を詳細に検討しながら自身で頻繁に利用する印刷設定を行い、その印刷設定を、ファクトリーデフォルトの印刷設定に代えて初期値として登録する。ところが、その後、ユーザーが誤って初期値として登録した所望の印刷設定を別の印刷設定に書き換えてしまった場合には、ワンクリック操作などの簡単な操作で元の印刷設定に戻すことができなくなる。そのため、ユーザーは、初回起動時と同様に、各印刷設定項目を詳細に検討しながら元の印刷設定を再現する作業を行わなければならない。

0007

一方、ユーザーが所望の印刷設定を別の印刷設定に書き換えてしまった場合でも、ファクトリーデフォルトの印刷設定については、ワンクリック操作などの簡単な操作で復元できるようにしたプリンタドライバもある。しかし、ユーザーにとってはファクトリーデフォルトの印刷設定の内容を詳細に把握していないことが多いため、ファクトリーデフォルトの印刷設定に戻すことにはあまり意味がない。

0008

そこで本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ユーザーが最初に入力した所望の印刷設定に簡単な操作で戻すことができるようにした、情報処理装置、インストーラー及びプリンタドライバを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、記憶手段を有し、インストーラーを起動してプリンタドライバを前記記憶手段にインストールする情報処理装置であって、前記インストーラーは、前記プリンタドライバにおいて設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示させる登録画面制御手段と、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、少なくとも1つの印刷設定項目に関するインストールデフォルトの印刷設定を生成するインストールデフォルト生成手段と、前記プリンタドライバのインストール時に、前記インストールデフォルトの印刷設定を前記プリンタドライバへ出力する出力手段と、を備え、前記プリンタドライバは、前記インストーラーから出力される前記インストールデフォルトの印刷設定を、前記記憶手段におけるユーザーが書き換え不可能な第1の記憶領域に保存して管理する印刷設定管理手段、を備えることを特徴とする構成である。

0010

請求項2に係る発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記プリンタドライバは、前記印刷設定管理手段によって管理される前記インストールデフォルトの印刷設定を反映させた印刷設定画面を表示させると共に、前記印刷設定画面に対するユーザーの設定操作に基づいて前記インストールデフォルトの印刷設定をユーザーが所望する印刷設定に書き換えて前記印刷設定画面に反映させる設定画面制御手段、を更に備え、前記印刷設定管理手段は、前記印刷設定画面に反映されている印刷設定を、ユーザーによる登録操作に基づいて前記記憶手段におけるユーザーが書き換え可能な第2の記憶領域に保存することを特徴とする構成である。

0011

請求項3に係る発明は、請求項2に記載の情報処理装置において、前記設定画面制御手段は、ユーザーによる標準設定反映操作に基づいて、前記第1の記憶領域から前記インストールデフォルトの印刷設定を読み出し、前記印刷設定画面に対して前記インストールデフォルトの印刷設定を反映させることを特徴とする構成である。

0012

請求項4に係る発明は、請求項2に記載の情報処理装置において、前記インストーラーは、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を前記印刷設定画面に反映させるかを、予めユーザーに選択させる標準設定選択画面を表示させる選択画面制御手段と、前記標準設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づき、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれか一方の印刷設定を指定した標準設定情報を生成する標準設定指定手段と、を更に備え、前記出力手段は、前記プリンタドライバのインストール時に、前記標準設定情報を前記プリンタドライバへ出力し、前記プリンタドライバは、前記インストーラーから出力される前記標準設定情報を管理する標準設定管理手段、を更に備え、前記設定画面制御手段は、ユーザーによる標準設定反映操作を検知したとき、前記標準設定指定情報に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする構成である。

0013

請求項5に係る発明は、請求項2に記載の情報処理装置において、前記プリンタドライバは、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を前記印刷設定画面に反映させるかを、ユーザーに選択させる標準設定選択画面を表示させる選択画面制御手段と、前記標準設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づき、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれか一方の印刷設定を指定した標準設定情報を生成する標準設定指定手段と、前記標準設定指定手段により生成される前記標準設定情報を管理する標準設定管理手段と、を更に備え、前記設定画面制御手段は、ユーザーによる標準設定反映操作を検知したとき、前記標準設定指定情報に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする構成である。

0014

請求項6に係る発明は、請求項2乃至5のいずれかに記載の情報処理装置において、前記プリンタドライバは、ユーザーによる印刷設定呼び出し操作を検知したときに、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を前記印刷設定画面に反映させるかを、ユーザーに選択させる印刷設定選択画面を表示させる印刷設定選択画面制御手段、を更に備え、前記設定画面制御手段は、前記印刷設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする構成である。

0015

請求項7に係る発明は、請求項2乃至6のいずれかに記載の情報処理装置において、前記情報処理装置は、前記プリンタドライバを起動させる複数のアプリケーションを更に有し、前記プリンタドライバは、前記複数のアプリケーションのそれぞれに対し、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれかを予め関連付けたアプリケーション情報を管理するアプリケーション管理手段と、前記複数のアプリケーションのうちの一のアプリケーションによって起動されるとき、前記一のアプリケーションを特定するアプリケーション特定手段と、を更に備え、前記設定画面制御手段は、前記アプリケーション情報に基づき、前記アプリケーション特定手段によって特定される前記一のアプリケーションに関連付けられた印刷設定を特定し、その特定結果に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする構成である。

0016

請求項8に係る発明は、請求項7に記載の情報処理装置において、前記設定画面制御手段は、前記アプリケーション特定手段によって特定される前記一のアプリケーションに関連付けられた印刷設定の特定結果を表示し、ユーザーによる確認操作受け付けることを特徴とする構成である。

0017

請求項9に係る発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置において、前記インストーラーは、複数のプリンタドライバを前記記憶手段にインストールするように構成され、前記登録画面制御手段は、前記複数のプリンタドライバのそれぞれにおいて設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示させ、前記インストールデフォルト生成手段は、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、前記複数のプリンタドライバのそれぞれに対する前記インストールデフォルトの印刷設定を生成し、前記出力手段は、前記複数のプリンタドライバのそれぞれをインストールする時に、各プリンタドライバに対応する前記インストールデフォルトの印刷設定を各プリンタドライバへ出力することを特徴とする構成である。

0018

請求項10に係る発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置において、前記インストールデフォルト生成手段は、複数の印刷設定項目のうちの予め許可された印刷設定項目に対するユーザーの印刷設定登録操作のみを受け付けて前記インストールデフォルトの印刷設定を生成することを特徴とする構成である。

0019

請求項11に係る発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の情報処理訴追において、前記登録画面制御手段は、ファクトリーデフォルトの印刷設定を反映させた状態で前記印刷設定登録画面を表示させ、前記インストールデフォルト生成手段は、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、前記ファクトリーデフォルトの印刷設定を書き換えて前記インストールデフォルトの印刷設定を生成することを特徴とする構成である。

0020

請求項12に係る発明は、記憶手段を有する情報処理装置において実行され、前記記憶手段にプリンタドライバをインストールするインストーラーであって、前記情報処理装置に、前記プリンタドライバにおいて設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示させる第1のステップと、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、少なくとも1つの印刷設定項目に関するインストールデフォルトの印刷設定を生成する第2のステップと、前記プリンタドライバのインストール時に、前記インストールデフォルトの印刷設定を前記プリンタドライバへ出力し、前記インストールデフォルトの印刷設定を、前記記憶手段におけるユーザーが書き換え不可能な第1の記憶領域に保存させる第3のステップと、を実行させることを特徴とする構成である。

0021

請求項13に係る発明は、請求項12に記載のインストーラーにおいて、前記情報処理装置に、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記記憶手段におけるユーザーが書き換え可能な2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を印刷設定画面に反映させるかを、予めユーザーに選択させる標準設定選択画面を表示させる第4のステップと、前記標準設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づき、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれか一方の印刷設定を指定した標準設定情報を生成する第5のステップと、を更に実行させ、前記第3のステップは、前記プリンタドライバのインストール時に、前記標準設定情報を前記プリンタドライバへ更に出力することを特徴とする構成である。

0022

請求項14に係る発明は、請求項12又は13に記載のインストーラーにおいて、前記第1のステップは、複数のプリンタドライバのそれぞれにおいて設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示させ、前記第2のステップは、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、前記複数のプリンタドライバのそれぞれに対する前記インストールデフォルトの印刷設定を生成し、前記第3のステップは、前記複数のプリンタドライバのそれぞれをインストールする時に、各プリンタドライバに対応する前記インストールデフォルトの印刷設定を各プリンタドライバへ出力することを特徴とする構成である。

0023

請求項15に係る発明は、請求項12乃至14のいずれかに記載のインストーラーにおいて、前記第2のステップは、複数の印刷設定項目のうちの予め許可された印刷設定項目に対するユーザーの印刷設定登録操作のみを受け付けて前記インストールデフォルトの印刷設定を生成することを特徴とする構成である。

0024

請求項16に係る発明は、請求項12乃至15のいずれかに記載のインストーラーにおいて、前記第1のステップは、ファクトリーデフォルトの印刷設定を反映させた状態で前記印刷設定登録画面を表示させ、前記第2のステップは、前記印刷設定登録画面に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、前記ファクトリーデフォルトの印刷設定を書き換えて前記インストールデフォルトの印刷設定を生成することを特徴とする構成である。

0025

請求項17に係る発明は、記憶手段を有する情報処理装置において実行されるプリンタドライバであって、前記情報処理装置に、インストール時にインストーラーから出力される少なくとも1つの印刷設定項目に関するインストールデフォルトの印刷設定を、前記記憶手段におけるユーザーが書き換え不可能な第1の記憶領域に保存させる第1のステップ、を実行させることを特徴とする構成である。

0026

請求項18に係る発明は、請求項17に記載のプリンタドライバにおいて、前記情報処理装置に、前記第1の記憶領域に保存される前記インストールデフォルトの印刷設定を反映させた印刷設定画面を表示させると共に、前記印刷設定画面に対するユーザーの設定操作に基づいて前記インストールデフォルトの印刷設定をユーザーが所望する印刷設定に書き換えて前記印刷設定画面に反映させる第2ステップと、前記印刷設定画面に反映されている印刷設定を、ユーザーによる登録操作に基づいて前記記憶手段におけるユーザーが書き換え可能な第2の記憶領域に保存させる第3のステップと、を更に実行させることを特徴とする構成である。

0027

請求項19に係る発明は、請求項18に記載のプリンタドライバにおいて、前記情報処理装置に、ユーザーによる標準設定反映操作に基づいて、前記第1の記憶領域から前記インストールデフォルトの印刷設定を読み出し、前記印刷設定画面に対して前記インストールデフォルトの印刷設定を反映させる第4のステップ、を更に実行させることを特徴とする構成である。

0028

請求項20に係る発明は、請求項19に記載のプリンタドライバにおいて、前記情報処理装置に、インストール時に前記インストーラーから出力される、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれか一方の印刷設定が指定された標準設定情報を管理する第5のステップ、を更に実行させ、前記第4のステップは、ユーザーによる標準設定反映操作を検知したとき、前記標準設定指定情報に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする構成である。

0029

請求項21に係る発明は、請求項19に記載のプリンタドライバにおいて、前記プリンタドライバは、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を前記印刷設定画面に反映させるかを、ユーザーに選択させる標準設定選択画面を表示させる第5のステップと、前記標準設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づき、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれか一方の印刷設定を指定した標準設定情報を生成する第6のステップと、前記第6のステップにより生成される前記標準設定情報を管理する第7のステップと、を更に実行させ、前記第4のステップは、ユーザーによる標準設定反映操作を検知したとき、前記標準設定指定情報に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させることを特徴とする構成である。

0030

請求項22に係る発明は、請求項18乃至21のいずれかに記載のプリンタドライバにおいて、前記情報処理装置に、ユーザーによる印刷設定呼び出し操作を検知したときに、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれの印刷設定を前記印刷設定画面に反映させるかを、ユーザーに選択させる印刷設定選択画面を表示させる第8のステップと、前記印刷設定選択画面に対するユーザーの選択操作に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させる第9のステップと、を更に実行させることを特徴とする構成である。

0031

請求項23に係る発明は、請求項18乃至22のいずれかに記載のプリンタドライバにおいて、前記情報処理装置は、前記プリンタドライバを起動させる複数のアプリケーションを更に有しており、前記プリンタドライバは、前記情報処理装置に、前記複数のアプリケーションのそれぞれに対し、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と、前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定とのいずれかを予め関連付けたアプリケーション情報を管理する第10のステップと、前記複数のアプリケーションのうちの一のアプリケーションによって起動されるとき、前記一のアプリケーションを特定する第11のステップと、前記アプリケーション情報に基づき、前記第11のステップで特定される前記一のアプリケーションに関連付けられた印刷設定を特定し、その特定結果に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されている前記インストールデフォルトの印刷設定と前記第2の記憶領域に記憶されている印刷設定のうちの一方の印刷設定を読み出して前記印刷設定画面に反映させる第12のステップと、を更に実行させることを特徴とする構成である。

0032

請求項24に係る発明は、請求項23に記載のプリンタドライバにおいて、前記第12のステップは、前記一のアプリケーションに関連付けられた印刷設定の特定結果を表示し、ユーザーによる確認操作を受け付けることを特徴とする構成である。

発明の効果

0033

本発明によれば、ユーザーがプリンタドライバのインストール時に入力する所望の印刷設定を、ユーザーが書き換え不可能な第1の記憶領域に保存して管理するため、ユーザーはその最初に入力した印刷設定に、いつでも簡単な操作で戻すことができるようになる。

図面の簡単な説明

0034

情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
プリンタドライバのインストール時における制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。
印刷設定登録画面の一例を示す図である。
プリンタドライバのインストール時における標準設定選択画面の一例を示す図である。
プリンタドライバが通常起動された場合の機能構成を示すブロック図である。
設定画面制御部によって表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
プリンタドライバの通常起動時の標準設定選択画面の一例を示す図である。
印刷設定呼び出し操作が行われた場合の画面遷移を示す図である。
インストーラーによって行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。
インストール時に一時的に起動するプリンタドライバによって行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。
プリンタドライバが通常起動した場合に行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。
操作対応処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態におけるプリンタドライバの主たる機能構成の一例を示すブロック図である。
アプリケーション情報の一例を示す図である。
インストーラーが起動した場合の初期画面の一例を示す図である。

実施例

0035

以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。

0036

(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態における情報処理装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置1は、パーソナルコンピュータやタブレット端末などで構成される。この情報処理装置1は、CPU2aとメモリ2bとを有する制御部2と、カラー液晶ディスプレイなどで構成される表示部3と、キーボードマウスタッチパネルなどで構成される操作入力部4と、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続するための通信インタフェース5と、ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブSSD)などで構成される不揮発性記憶装置6とを備えている。この情報処理装置1は、例えば通信インタフェース5を介して、MFP(Multifunction Peripherals)やプリンタなどで構成される印刷装置に接続されており、その印刷装置に対応するプリンタドライバをインストールすることにより、その印刷装置において実行可能な印刷ジョブを生成して出力することができるようになる。

0037

記憶装置6には、情報処理装置1のオペレーティングシステムに相当するシステムプログラム10と、後述するプリンタドライバ40のドライバプログラム21をインストールするためのパッケージプログラム11とが記憶されている。パッケージプログラム11には、情報処理装置1にプリンタドライバ40をインストールするインストールプログラム12と、プリンタドライバ40のプログラムデータ13と、プリンタドライバ40で設定可能な複数の印刷設定項目のそれぞれに対して予めデフォルト値が設定されたファクトリーデフォルトの印刷設定14とが含まれる。このようなパッケージプログラム11は、例えば通信インタフェース5を介してダウンロードされたものであっても良いし、また図示を省略するCD−ROMUSBメモリなどのようなコンピュータ読み取り可能な記録媒体から取得されたものであっても良い。また記憶装置6には、システムプログラム10及びパッケージプログラム11が記憶されている領域以外に、プリンタドライバ40をインストール可能な空き領域となる記憶領域16が含まれる。

0038

制御部2のCPU2aは、記憶装置6に記憶されているプログラムを読み出して実行するものである。メモリ2bは、CPU2aがプログラムを実行することに伴って発生する一時的なデータなどを記憶するためのものである。情報処理装置1に電源投入されると、CPU2aは、記憶装置6からシステムプログラム10を読み出して実行する。そしてユーザーによる指示操作に基づいてプリンタドライバ40を情報処理装置1にインストールするとき、制御部2のCPU2aは、記憶装置6に記憶されているパッケージプログラム11からインストールプログラム12を読み出して実行する。これにより、記憶装置6の空き領域である記憶領域16に、プリンタドライバ40のドライバプログラム21がインストールされる。

0039

情報処理装置1は、プリンタドライバ40のインストール時に、ユーザーによる印刷設定の入力操作を受け付け、その印刷設定をプリンタドライバ40のデフォルト設定として登録する。このとき、情報処理装置1は、ユーザーによって指定された印刷設定をユーザーが書き換えることができない記憶領域に保存して管理する。以下、このような情報処理装置1について詳しく説明する。

0040

図2は、プリンタドライバ40のインストール時における制御部2の機能構成の一例を示すブロック図である。CPU2aによってシステムプログラム10が実行されることにより、制御部2は、オペレーティングシステム20を起動させる。制御部2においてオペレーティングシステム20が起動している状態で、ユーザーによりプリンタドライバ40のインストールが指示されると、制御部2は、インストールプログラム12を実行し、インストーラー30を起動させる。

0041

図2に示すように、インストーラー30は、ファクトリーデフォルト読出部31と、登録画面制御部32と、インストールデフォルト生成部33と、選択画面制御部34と、標準設定指定部35と、インストール制御部36とを備えている。

0042

ファクトリーデフォルト読出部31は、インストーラー30の起動に伴って機能する。ファクトリーデフォルト読出部31は、記憶装置6からパッケージプログラム11に含まれるファクトリーデフォルトの印刷設定14を読み出す。ファクトリーデフォルト読出部31によってファクトリーデフォルトの印刷設定14が読み出されると、インストーラー30は登録画面制御部32を機能させる。

0043

登録画面制御部32は、インストール対象となるプリンタドライバ40において設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面を表示部3に表示させると共に、その印刷設定画面をユーザーによる操作に基づいて更新する処理を行う。したがって、制御部2においてインストーラー30が起動すると、表示部3には印刷設定登録画面が表示されるようになる。

0044

図3は、印刷設定登録画面G1の一例を示す図である。この印刷設定登録画面G1では、インストール対象となるプリンタドライバ40において設定可能な複数の印刷設定項目51が表示される。各印刷設定項目51には、現在の設定値を表示する設定値表示欄52と、ユーザーが各設定値表示欄52に表示されている設定値を変更したい場合にプルダウンメニューを表示させるための操作ボタン53とが含まれる。また印刷設定登録画面G1には、各設定値表示欄52に表示されている設定値による印刷設定を、インストールデフォルトの印刷設定として登録するためのボタン54が含まれる。

0045

登録画面制御部32は、図3に示すような印刷設定登録画面G1を表示部3に表示させるとき、ファクトリーデフォルト読出部31によって取得されたファクトリーデフォルトの印刷設定14に含まれるデフォルト値を各印刷設定項目51の設定値表示欄52に初期値として表示させる。したがって、ユーザーは、印刷設定登録画面G1に対する操作を行うことにより、ファクトリーデフォルトの印刷設定14を所望の印刷設定に変更することができる。ユーザーによって印刷設定項目51に対する設定変更操作が行われると、登録画面制御部32は、その設定変更操作に基づき、その印刷設定項目51において初期値として表示されているファクトリーデフォルトのデフォルト値を、ユーザーが指定した設定値に変更し、印刷設定登録画面G1を更新する。これにより、ファクトリーデフォルトの印刷設定14が、ユーザーの所望する印刷設定に逐次変更されていくことになる。

0046

また登録画面制御部32は、ユーザーによる設定変更が予め許可されている印刷設定項目51の設定値表示欄52に表示されているファクトリーデフォルトのデフォルト値だけを設定変更可能な表示態様で表示し、それ以外の設定変更が禁止されている印刷設定項目51の設定値表示欄52に表示されているファクトリーデフォルトのデフォルト値については設定変更できないことを示す表示態様で表示させるようにしても良い。図3の例では、カラー設定の設定値表示欄52に表示されているファクトリーデフォルトのデフォルト値がユーザーによる設定変更ができない表示態様である場合を示している。このように印刷設定登録画面G1に、ユーザーが設定変更できない設定値表示欄52が含まれている場合、ユーザーがその設定値表示欄52に対応する操作ボタン53aを操作したとしても、プルダウンメニューは表示されず、設定値を変更することができないようになっている。これにより、プリンタドライバ40のインストール時において、例えばカラー設定に関するデフォルト値が「グレースケール」から「カラー」に変更されてしまうことを禁止できるので、無駄なカラー印刷が頻繁に行われてしまうことを未然に防止することができる。

0047

また登録画面制御部32は、ユーザーによる印刷設定登録操作を検知した場合、すなわちユーザーによってボタン54が操作された場合、インストールデフォルト生成部33を機能させる。インストールデフォルト生成部33は、ユーザーによって印刷設定登録操作が行われたことに基づき、インストールデフォルトの印刷設定37を生成する処理部である。すなわち、インストールデフォルト生成部33は、ユーザーによる印刷設定登録操作が行われた時点において、印刷設定登録画面G1の各印刷設定項目51における設定値を収集し、それらの設定値の組み合わせによって定義される印刷設定を、インストールデフォルトの印刷設定37として生成する。そしてインストールデフォルト生成部33は、インストールデフォルトの印刷設定37をインストール制御部36へ出力する。

0048

インストール制御部36は、記憶装置6の記憶領域16にプリンタドライバ40のドライバプログラム21をインストールする処理部である。このインストール制御部36は、パッケージプログラム11からインストール対象となるプリンタドライバ40のプログラムデータ13を読み出す。このプログラムデータ13は、プリンタドライバ40のドライバプログラム21が圧縮されたデータである。インストール制御部36は、その圧縮されたプログラムデータ13を解凍することにより、プリンタドライバ40のドライバプログラム21を生成する。そしてインストール制御部36は、オペレーティングシステム20を介して、解凍したドライバプログラム21を記憶装置6の空き領域である記憶領域16に格納することにより、プリンタドライバ40のドライバプログラム21をインストールする。

0049

そしてインストール制御部36は、CPU2aがドライバプログラム21を実行可能な状態になると、オペレーティングシステム20にドライバプログラム21の実行を命令し、制御部2において一時的にプリンタドライバ40を起動させる。インストール制御部36は、出力部36aを有している。この出力部36aは、プリンタドライバ40が一時的に起動した状態になると、ファクトリーデフォルトの印刷設定14及びインストールデフォルトの印刷設定37をプリンタドライバ40へ出力する。

0050

プリンタドライバ40は、インストール時に一時的に起動されると、印刷設定管理部41及び標準設定管理部42として機能する。印刷設定管理部41は、インストーラー30から出力されるファクトリーデフォルトの印刷設定14及びインストールデフォルトの印刷設定37を記憶領域16へ保存して管理する。より詳しく説明すると、印刷設定管理部41は、オペレーティングシステム20を介して、記憶領域16に、プリンタドライバ40が管理する記憶領域であるドライバ管理領域22を生成する。プリンタドライバ40は、このドライバ管理領域22を、ユーザーが書き換え不可能な記憶領域として管理する。すなわち、ドライバ管理領域22は、ユーザーが書き換え不可能な第1記憶領域である。そして印刷設定管理部41は、ユーザーがデータの書き換えを行うことができないドライバ管理領域22に、インストールデフォルトの印刷設定37と、ファクトリーデフォルトの印刷設定14とを保存して管理する。したがって、ドライバ管理領域22に保存される印刷設定37,14は、プリンタドライバ40のインストール完了後、ユーザーによって書き換えられないように管理される。

0051

また印刷設定管理部41は、インストールデフォルトの印刷設定37をオペレーティングシステム20に対して出力する。このとき、印刷設定管理部41は、オペレーティングシステム20が管理するOS管理領域23にインストールデフォルトの印刷設定37を格納することを指示する。これにより、オペレーティングシステム20は、印刷設定管理部41から出力されるインストールデフォルトの印刷設定37を、自身が管理するレジストリなどのOS管理領域23に保存して管理する。図2に示すように、OS管理領域23には、ユーザー領域24と、共有領域25とが存在する。ユーザー領域24は、ユーザー毎割り当てられる記憶領域である。また共有領域25は、複数のユーザーが共有して利用可能な記憶領域である。ユーザー領域24及び共有領域25は、いずれもユーザーが書き換え可能な第2記憶領域である。そしてオペレーティングシステム20は、それらのユーザー領域24及び共有領域25のそれぞれに対してインストールデフォルトの印刷設定37を保存して管理する。ユーザー領域24及び共有領域25のそれぞれに保存されるインストールデフォルトの印刷設定37は、その後、ユーザーによって別の印刷設定に書き換えられることがある。

0052

またインストーラー30の選択画面制御部34は、プリンタドライバ40における標準設定となる印刷設定を、ドライバ管理領域22及びOS管理領域23に保存される複数の印刷設定のうちのいずれにするかを、ユーザーに予め選択させる標準設定選択画面を表示部3に表示させる処理部である。この選択画面制御部34は、例えばインストールデフォルト生成部33によってインストールデフォルトの印刷設定37が生成された後に機能する。そしてユーザーによる所望の印刷設定の入力操作が行われた後、選択画面制御部34は、表示部3に標準設定選択画面を表示し、プリンタドライバ40における標準設定となる印刷設定の選択操作を受け付ける。

0053

図4は、標準設定選択画面G2の一例を示す図である。図4(a)に示す標準設定選択画面G2では、プリンタドライバ40の印刷設定画面においてユーザーが標準設定に戻すための標準設定ボタンを操作したときに反映させる印刷設定を選択することができる。すなわち、図4(a)に示す標準設定選択画面G2には、標準設定となる印刷設定を表示する標準設定表示欄55と、ユーザーが標準設定表示欄55に表示されている印刷設定を別の印刷設定に変更したい場合にプルダウンメニューを表示させるための操作ボタン56とが含まれる。また図4(a)では、標準設定表示欄55にインストールデフォルトの印刷設定37が標準設定として表示されている場合を例示している。このようにインストールデフォルトの印刷設定37が標準設定として指定されているとき、プリンタドライバ40は、ドライバ管理領域22に保存されているインストールデフォルトの印刷設定37を標準設定として取り扱う。

0054

ユーザーが標準設定となる印刷設定を変更したいときには、操作ボタン56をクリック操作する。これにより、図4(b)に示すようなプルダウンメニュー59が表示される。このプルダウンメニュー59には、ドライバ管理領域22に保存されているインストールデフォルトの印刷設定37及びファクトリーデフォルトの印刷設定14、並びに、ユーザー領域24に保存されている印刷設定及び共有領域25に保存されている印刷設定が含まれている。そのため、ユーザーは、プルダウンメニュー59において一覧表示される複数の印刷設定のうちから一の印刷設定をプリンタドライバ40の標準設定として選択することができる。特に本実施形態では、この標準設定選択画面G2に対する操作を行うことにより、ユーザーは、インストール時に入力した所望の印刷設定を、プリンタドライバ40の標準設定として選択することができる。

0055

また図4(a)に示す標準設定選択画面G2の下部には、標準設定表示欄55に表示されている印刷設定を標準設定に指定するためのOKボタン58と、ひとつ前の画面に戻るための戻るボタン57とが表示されている。ユーザーは、標準設定表示欄55に表示されている印刷設定を標準設定として確定させるときには、OKボタン58を操作する。これにより、インストーラー30において標準設定指定部35が機能する。

0056

標準設定指定部35は、プリンタドライバ40の標準設定を指定した標準設定情報49を生成する。この標準設定情報49は、ドライバ管理領域22に保存されているインストールデフォルトの印刷設定37、ドライバ管理領域22に保存されているファクトリーデフォルトの印刷設定14、ユーザー領域24に保存されている印刷設定、及び、共有領域25に保存されている印刷設定、のうちの一つの印刷設定を標準設定として指定する情報である。そして標準設定指定部35は、標準設定情報49をインストール制御部36へ出力する。

0057

そしてインストール制御部36は、プリンタドライバ40を一時的に起動させた状態で、出力部36aによってファクトリーデフォルトの印刷設定14及びインストールデフォルトの印刷設定37をプリンタドライバ40へ出力するとき、それらの印刷設定14,37と共に、標準設定情報49をプリンタドライバ40へ出力する。

0058

プリンタドライバ40の標準設定管理部42は、インストーラー30から出力される標準設定情報49を取得し、その標準設定情報49を管理する。例えば標準設定管理部42は、標準設定情報49をドライバ管理領域22及びOS管理領域23のいずれか一方に保存して管理する。ドライバ管理領域22に標準設定情報49を保存すると、その標準設定情報49はその後に書き換えることができなくなる。これに対し、OS管理領域23に標準設定情報49を保存した場合には、その後、標準設定情報49を書き換えることが可能である。本実施形態では、プリンタドライバ40のインストールが終了した後にユーザーが標準設定を変更する場合があることを考慮し、OS管理領域23に標準設定情報49を保存するようにした例を説明する。

0059

上記のように本実施形態では、プリンタドライバ40のインストール時にユーザーによって入力される印刷設定を、インストールデフォルトの印刷設定37として、ユーザーが書き換え不可能なドライバ管理領域22に保存する。そのため、プリンタドライバ40は、ユーザーによって最初に入力されるインストールデフォルトの印刷設定37を、書き換えられないように保持することができるようになっている。そしてプリンタドライバ40のインストール時にインストールデフォルトの印刷設定37と、標準設定情報49とがプリンタドライバ40によって管理される状態となると、プリンタドライバ40のインストールが完了する。そのため、インストーラー30は、一時的に起動させたプリンタドライバ40の起動を終了させた後、自身の起動状態も終了させる。

0060

次に、上記のようにして情報処理装置1にインストールされたプリンタドライバ40の通常起動時の動作について説明する。例えば情報処理装置1において起動中の文書編集アプリケーションなどに対し、ユーザーが印刷指示を行うと、アプリケーションがオペレーティングシステム20に対してプリンタドライバ40の起動を指示する。これにより、オペレーティングシステム20が記憶領域16にインストールされたドライバプログラム21を実行し、制御部2においてプリンタドライバ40を通常起動させる。

0061

図5は、プリンタドライバ40が通常起動された場合の機能構成を示すブロック図である。情報処理装置1へのインストール後にプリンタドライバ40が通常起動すると、プリンタドライバ40は、上述した印刷設定管理部41及び標準設定管理部42の他、更に画面制御部43、標準設定指定部44、ジョブ生成部45及びジョブ出力部46として機能する。

0062

画面制御部43は、表示部3に表示する表示画面を制御する処理部である。この画面制御部43は、設定画面制御部43a、選択画面制御部43b及び印刷設定選択画面制御部43cとしての機能を有している。設定画面制御部43aは、印刷設定画面G3を表示部3に表示させ、ユーザーによる印刷設定操作を受け付ける処理部である。

0063

図6は、設定画面制御部43aによって表示される印刷設定画面G3の一例を示す図である。図6に示すように印刷設定画面G3では、プリンタドライバ40において設定可能な複数の印刷設定項目61が表示される。これら複数の印刷設定項目61は、インストール時の印刷設定登録画面G1において表示される複数の印刷設定項目51と同様である。各印刷設定項目61には、現在の設定値を表示する設定値表示欄62と、ユーザーが各設定値表示欄62に表示されている設定値を変更したい場合にプルダウンメニューを表示させるための操作ボタン63とが含まれる。

0064

設定画面制御部43aは、プリンタドライバ40の起動時において印刷設定画面G3を表示するとき、標準設定管理部42によって管理される標準設定情報49を取得し、その標準設定情報49に基づいてプリンタドライバ40の標準設定として指定されている印刷設定を特定する。そして設定画面制御部43aは、その特定した印刷設定を印刷設定管理部41に要求する。印刷設定管理部41は、設定画面制御部43aからの要求に基づき、プリンタドライバ40の標準設定として指定されている印刷設定をドライバ管理領域22又はOS管理領域23から読み出し、設定画面制御部43aへ出力する。そして設定画面制御部43aは、印刷設定管理部41から取得した印刷設定に基づき、各印刷設定項目61の設定値表示欄62に標準設定の設置値を表示した初期画面を生成し、その初期画面を表示部3に表示させる。このとき、例えばインストールデフォルトの印刷設定37が標準設定として指定されていれば、ドライバ管理領域22に記憶されているインストールデフォルトの印刷設定37が反映された印刷設定画面G3が表示部3に初期画面として表示される。そしてユーザーは、各印刷設定項目61の操作ボタン63を操作することにより、プルダウンメニューを表示させることにより、各印刷設定項目61の設定値を所望の設定値に変更することができる。すなわち、設定画面制御部43aは、ユーザーによる設定操作に基づいて印刷設定画面G3の各印刷設定項目61の設定値表示欄62に表示される設定値を書き換えて印刷設定画面G3を更新する。

0065

また印刷設定画面G3には、各印刷設定項目61の設定値表示欄62に表示される設定値を標準設定の印刷設定に戻すための標準設定ボタン67が設けられる。この標準設定ボタン67は、ユーザーによる標準設定反映操作を受け付けるためのボタンである。ユーザーによって標準設定ボタン67が操作されると、設定画面制御部43aは、プリンタドライバ40の起動時と同様に、標準設定情報49に基づいて標準設定の印刷設定を印刷設定管理部41に要求する。そして設定画面制御部43aは、印刷設定管理部41から取得する標準設定の印刷設定に基づき、各印刷設定項目61の設定値表示欄62に標準設定の設置値を表示し、印刷設定画面G3を更新する。したがって、インストールデフォルトの印刷設定37が標準設定として指定されていれば、ユーザーは標準設定反映操作を行うことにより、いつでもインストールデフォルトの印刷設定37が反映された印刷設定画面G3に戻すことができる。

0066

また印刷設定画面G3には、プリンタドライバ40の標準設定を変更するための標準変更ボタン68が設けられる。この標準変更ボタン68は、ユーザーによる標準設定変更操作を受け付けるためのボタンである。この標準変更ボタン68が操作されると、画面制御部43において選択画面制御部43bが機能する。選択画面制御部43bは、標準変更ボタン68が操作されることに伴い、プリンタドライバ40において標準設定となる印刷設定を、ドライバ管理領域22及びOS管理領域23に保存される複数の印刷設定のうちのいずれにするかを、ユーザーに選択させる標準設定選択画面を表示部3に表示させる。そして選択画面制御部43bは、プリンタドライバ40における標準設定となる印刷設定の変更操作を受け付ける。

0067

図7は、標準設定選択画面G4の一例を示す図である。図7に示すように、選択画面制御部43bは、ユーザーによる標準設定変更操作に基づき、印刷設定画面G3の前面側に標準設定選択画面G4をポップアップ表示させる。この標準設定選択画面G4では、プリンタドライバ40の印刷設定画面G3においてユーザーが標準設定反映操作を行ったときに反映させる印刷設定を選択することができる。すなわち、標準設定選択画面G4は、図7に示すようなプルダウンメニュー形式の画面となっており、そのプルダウンメニューには、ドライバ管理領域22に保存されているインストールデフォルトの印刷設定37及びファクトリーデフォルトの印刷設定14、並びに、ユーザー領域24に保存されている印刷設定及び共有領域25に保存されている印刷設定が表示されている。そのため、ユーザーは、標準設定選択画面G4において一覧表示される複数の印刷設定のうちから、一の印刷設定をプリンタドライバ40の標準設定として選択することができる。そして選択画面制御部43bは、ユーザーによって一の印刷設定が選択されると、標準設定指定部44を機能させる。

0068

標準設定指定部44は、インストール時にインストーラー30で機能する標準設定指定部35と同様であり、プリンタドライバ40の標準設定を指定した標準設定情報49を生成する。この標準設定情報49は、ドライバ管理領域22に保存されているインストールデフォルトの印刷設定37、ドライバ管理領域22に保存されているファクトリーデフォルトの印刷設定14、ユーザー領域24に保存されている印刷設定、及び、共有領域25に保存されている印刷設定、のうちの一つの印刷設定を標準設定として指定する情報である。すなわち、標準設定指定部44は、標準設定選択画面G4に対して行われたユーザーの選択操作に基づいて、一の印刷設定を標準設定に指定した標準設定情報49を生成する。そして標準設定指定部44は、その標準設定情報49を標準設定管理部42へ出力する。これにより、標準設定管理部42において管理される標準設定情報49が更新される。

0069

図6戻り、印刷設定画面G3の上部には、印刷設定画面G3の各印刷設定項目61に反映された印刷設定を表示するお気に入り設定表示欄64と、お気に入り設定表示欄64に表示される印刷設定を別の印刷設定に変更し、その別の印刷設定を呼び出すための印刷設定選択画面を表示させるための操作ボタン65と、ユーザーがお気に入り設定となる印刷設定を編集するための編集ボタン66とが表示される。例えば、プリンタドライバ40の起動時に、標準設定に指定されている印刷設定が反映された印刷設定画面G3が初期画面として表示されると、お気に入り設定表示欄64には、その標準設定に対応する印刷設定の名称が表示される。図6の例では、お気に入り設定表示欄64に、インストールデフォルトの印刷設定37が表示されており、各印刷設定項目61の設定値がインストールデフォルトの印刷設定37に基づいて表示された状態となっている。

0070

そしてユーザーは、操作ボタン65を操作することにより、ドライバ管理領域22及びOS管理領域23に記憶されている複数の印刷設定の中から、印刷設定画面G3に反映させる印刷設定を選択することができる。つまり、ユーザーによる操作ボタン65の操作は、印刷設定画面G3に反映させる印刷設定を呼び出すための呼び出し操作となっている。

0071

図8は、ユーザーによって印刷設定呼び出し操作が行われた場合の画面遷移を示す図である。まず図8(a)に示すように、ユーザーによって印刷設定呼び出し操作が行われると、画面制御部43において印刷設定選択画面制御部43cが機能する。印刷設定選択画面制御部43cは、ユーザーによる印刷設定呼び出し操作を検知したときに、ドライバ管理領域22及びOS管理領域23のそれぞれに記憶されている複数の印刷設定のいずれの印刷設定を印刷設定画面G3に反映させるかを、ユーザーに選択させる印刷設定選択画面G5を表示させる。この印刷設定選択画面G5は、プリンタドライバ40の印刷設定画面G3に直接反映させる印刷設定を選択するための画面である。例えば、印刷設定選択画面G5は、図8(a)に示すようなプルダウンメニュー形式の画面となっており、そのプルダウンメニューには、ドライバ管理領域22に保存されているインストールデフォルトの印刷設定37及びファクトリーデフォルトの印刷設定14、並びに、ユーザー領域24に保存されている印刷設定及び共有領域25に保存されている印刷設定が表示されている。そのため、ユーザーは、印刷設定選択画面G5において一覧表示される複数の印刷設定のうちから、一の印刷設定を選択することにより、その一の印刷設定を呼び出して印刷設定画面G3に反映させることができる。つまり、設定画面制御部43aは、上記のような印刷設定選択画面G5に対するユーザーの選択操作を印刷設定反映操作として受け付け、ユーザーによって選択された印刷設定を印刷設定管理部41から取得し、その印刷設定を印刷設定画面G3の各印刷設定項目61に反映させるのである。その結果、図8(a)に示す印刷設定画面G3は、例え図8(b)に示すような印刷設定画面G3に遷移する。図8の例では、ユーザーがOS管理領域23のユーザー領域24に記憶されている印刷設定が選択された場合の一例を示している。

0072

そして本実施形態では、ユーザーによる印刷設定呼び出し操作が行われたときに表示される印刷設定選択画面G5に、ドライバ管理領域22に記憶されているインストールデフォルトの印刷設定37が表示されるようになっている。そのため、インストールデフォルトの印刷設定37がプリンタドライバ40の標準設定に指定されていない場合であっても、ユーザーは、印刷設定呼び出し操作を行うことにより、いつでもインストールデフォルトの印刷設定37が反映された印刷設定画面G3に戻すことができる。

0073

さらに印刷設定画面G3の下部には、OKボタン69と、キャンセルボタン70と、適用ボタン71とが表示される。OKボタン69は、各印刷設定項目61の設定値を確定させて印刷ジョブの生成を指示するボタンである。キャンセルボタン70は、印刷設定の変更操作をキャンセルするボタンである。適用ボタン71は、各印刷設定項目61における現在の設定値を含む印刷設定を登録して保存しておくためのボタンである。

0074

ユーザーによって適用ボタン71が操作されると、設定画面制御部43aは、各印刷設定項目61の現在の設定値を印刷設定管理部41へ出力する。印刷設定管理部41は、設定画面制御部43aから出力される設定値に基づく印刷設定を、OS管理領域23のユーザー領域24又は共有領域25に保存して管理する。例えば、ドライバ管理領域22から読み出したインストールデフォルトの印刷設定37を印刷設定画面G3に反映させた状態でユーザーによる設定値の変更操作が行われ、その後、ユーザーによる適用ボタン71の操作が行われた場合、印刷設定管理部41は、各印刷設定項目61の設定値の組み合わせから成る印刷設定を新たに生成し、その新たな印刷設定をOS管理領域23のユーザー領域24又は共有領域25に保存して管理する。これに対し、ユーザー領域24又は共有領域25から読み出した印刷設定を印刷設定画面G3に反映させた状態でユーザーによる設定値の変更操作が行われ、その後、ユーザーによる適用ボタン71の操作が行われた場合、印刷設定管理部41は、ユーザーによって指定された設定値を、ユーザー領域24又は共有領域25に記憶されている元の印刷設定に上書きして保存する。したがって、ユーザー領域24又は共有領域25に記憶されている印刷設定は、ユーザーによる適用ボタン71の操作によって変更される。

0075

ただし、ユーザーによって編集ボタン66が操作された場合、印刷設定管理部41は、ユーザーによって指定された設定値をユーザー領域24又は共有領域25に記憶されている元の印刷設定に上書きせず、各印刷設定項目61の設定値の組み合わせから成る印刷設定を新たに生成し、その新たな印刷設定をユーザー領域24又は共有領域25に保存して管理することもできる。

0076

またユーザーによってOKボタン69が操作された場合、プリンタドライバ40のジョブ生成部45が機能する。ジョブ生成部45は、制御部2において起動中のアプリケーションからドキュメントなどの印刷データを取得し、ユーザーによって指定された印刷設定を反映させた印刷ジョブを生成する。そしてジョブ生成部45は、印刷ジョブをジョブ出力部46へ出力する。ジョブ出力部46は、ジョブ生成部45によって生成される印刷ジョブを、通信インタフェース5を介して印刷装置に出力する処理を行う。

0077

次に上記のように構成される情報処理装置1において、プリンタドライバ40をインストールする際にインストーラー30によって行われる処理手順を説明する。図9は、インストーラー30によって行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。尚、この処理は、情報処理装置1の制御部2においてインストールプログラム12が実行されることによって行われる処理である。

0078

図9に示すように、インストーラー30は、制御部2において起動されると(ステップS10)、まずファクトリーデフォルトの印刷設定14を読み出し(ステップS11)、表示部3に印刷設定登録画面G1を表示させる(ステップS12)。そしてインストーラー30は、ユーザーによる印刷設定登録操作を受け付け(ステップS13)、インストールデフォルトの印刷設定37を生成する(ステップS14)。続いてインストーラー30は、表示部3に標準設定選択画面G2を表示させ(ステップS15)、ユーザーによる選択操作を受け付ける(ステップS16)。そしてインストーラー30は、ユーザーによる選択操作に基づき、複数の印刷設定の中から、一の印刷設定を標準設定に指定した標準設定情報49を生成する(ステップS17)。

0079

続いてインストーラー30は、プリンタドライバ40のインストールを開始する(ステップS18)。これにより、記憶装置6の記憶領域16にドライバプログラム21がインストールされる。インストーラー30は、インストール開始後、プリンタドライバ40の起動が可能な状態になるまでインストールを継続し(ステップS19)、プリンタドライバ40の起動が可能な状態になれば(ステップS19でYES)、プリンタドライバ40を一時的に起動させる(ステップS20)。そしてインストーラー30は、プリンタドライバ40に対してインストールデフォルトの印刷設定37を出力すると共に(ステップS21)、ファクトリーデフォルトの印刷設定14を出力する(ステップS22)。このとき、インストーラー30は、プリンタドライバ40に対し、インストールデフォルトの印刷設定37及びファクトリーデフォルトの印刷設定14をユーザーか書き換え不可能な記憶領域に記憶することを指示する。これにより、プリンタドライバ40は、インストールデフォルトの印刷設定37及びファクトリーデフォルトの印刷設定14をドライバ管理領域22に保存して管理するようになる。したがって、インストールデフォルトの印刷設定37及びファクトリーデフォルトの印刷設定14は、ユーザーによって書き換えられることがないように管理される。

0080

またインストーラー30は、標準設定情報49をプリンタドライバ40へ出力する(ステップS23)。これにより、プリンタドライバ40は、標準設定情報49を取得して管理する。したがって、プリンタドライバ40は、その後の起動時やユーザーによる標準設定反映操作に基づいて標準設定に指定された印刷設定を印刷設定画面G3に反映させることができるようになる。上記処理が終了すると、インストーラー30は、プリンタドライバ40の起動を終了させると共に(ステップS24)、自身の起動状態を終了させ、全ての処理を終了する(ステップS25)。

0081

次にプリンタドライバ40がインストール時に一時的に起動した場合の処理手順を説明する。図10は、インストール時に一時的に起動するプリンタドライバ40によって行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。尚、この処理は、情報処理装置1の制御部2においてドライバプログラム21が実行されることによって行われる処理である。

0082

プリンタドライバ40は、インストーラー30によって起動されると(ステップS30)、インストーラー30から出力されるインストールデフォルトの印刷設定37を取得し(ステップS31)、そのインストールデフォルトの印刷設定37をドライバ管理領域22へ保存する(ステップS32)。またプリンタドライバ40は、インストールデフォルトの印刷設定37をドライバ管理領域22へ保存した後、更にそのインストールデフォルトの印刷設定37をOS管理領域23のユーザー領域24及び共有領域25へ保存する(ステップS33)。これにより、ユーザーは、ユーザー領域24又は共有領域25に保存されているインストールデフォルトの印刷設定37を呼び出して印刷設定を変更することができるようになる。

0083

続いてプリンタドライバ40は、インストーラー30から出力されるファクトリーデフォルトの印刷設定14を取得し(ステップS34)、そのファクトリーデフォルトの印刷設定14をドライバ管理領域22へ保存する(ステップS32)。さらにプリンタドライバ40は、インストーラー30から出力される標準設定情報49を取得し(ステップS36)、その標準設定情報49をOS管理領域23へ保存する(ステップS37)。以上で、インストール時にプリンタドライバ40が起動して行う処理が終了する。

0084

次にプリンタドライバ40がインストール後に通常起動した場合の処理手順について説明する。図11は、プリンタドライバ40が通常起動した場合に行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。尚、この処理もまた、情報処理装置1の制御部2においてドライバプログラム21が実行されることによって行われる処理である。

0085

プリンタドライバ40は、ユーザーの印刷指示が検知されることによって起動されると(ステップS40)、まず標準設定情報49を読み出し(ステップS41)、その標準設定情報49に基づいてプリンタドライバ40の標準設定に指定されている印刷設定を読み出す(ステップS42)。そしてプリンタドライバ40は、ステップS42で読み出した印刷設定を反映させた印刷設定画面G3を表示部3に表示させる(ステップS43)。

0086

その後、プリンタドライバ40は、ユーザーによる操作を検知したか否かを判断し(ステップS44)、ユーザーによる操作を検知した場合(ステップS44でYES)、ユーザーによる操作が印刷設定操作であるか否かを判断する(ステップS45)。その結果、ユーザーによる操作が印刷設定操作である場合(ステップS45でYES)、プリンタドライバ40は、画面更新処理を行う(ステップS46)。この画面更新処理は、ユーザーによる印刷設定操作に基づいて印刷設定画面G3に表示されている各印刷設定項目61の設定値を変更し、印刷設定画面G3を更新する処理である。

0087

またユーザーによる操作が印刷設定操作でなかった場合(ステップS45でNO)、プリンタドライバ40は、ユーザーによる操作がジョブ実行指示であるか否かを判断する(ステップS47)。ここでは、ユーザーによって印刷設定画面G3のOKボタン69が操作された場合に、YESと判断される。その結果、ユーザーによる操作がジョブ実行指示であった場合(ステップS47でYES)、プリンタドライバ40は、印刷ジョブを生成し(ステップS48)、その印刷ジョブを印刷装置へ出力する(ステップS49)。

0088

またユーザーによる操作がジョブ実行指示でもなかった場合(ステップS47でNO)、プリンタドライバ40は,操作対応処理を行う(ステップS50)。この操作対応処理では、ユーザーによる操作に応じた処理が行われる。

0089

図12は、操作対応処理(ステップS50)の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。プリンタドライバ40は、この処理を開始すると、ユーザーによって適用ボタン71が操作されたことによる印刷設定の登録操作が行われたか否かを判断する(ステップS51)。ユーザーによる操作が印刷設定の登録操作であった場合(ステップS51でYES)、プリンタドライバ40は、印刷設定画面G3における現在の印刷設定を取得し(ステップS52)、その印刷設定をOS管理領域23のユーザー領域24又は共有領域25へ保存する(ステップS53)。

0090

またプリンタドライバ40は、ユーザーによる操作が印刷設定の登録操作でないと判断した場合(ステップS51でNO)、次にユーザーによる操作が標準変更ボタン68に対する標準設定変更操作であるか否かを判断する(ステップS54)。その結果、ユーザーによる操作が標準設定変更操作である場合(ステップS54でYES)、プリンタドライバ40は、表示部3に標準設定選択画面G4を表示させ(ステップS55)、ユーザーによる選択操作を受け付ける(ステップS56)。そしてプリンタドライバ40は、ユーザーの選択操作に基づいて複数の印刷設定のうちから一の印刷設定を標準設定に指定した標準設定情報49を生成し(ステップS57)、標準設定情報49を更新する(ステップS58)。

0091

またプリンタドライバ40は、ユーザーによる操作が標準設定変更操作でもないと判断した場合(ステップS54でNO)、次にユーザーによる操作が操作ボタン65に対する印刷設定呼び出し操作であるか否かを判断する(ステップS59)。その結果、ユーザーによる操作が印刷設定呼び出し操作である場合(ステップS59でYES)、プリンタドライバ40は、表示部3に印刷設定選択画面G5を表示させ(ステップS60)、ユーザーによる選択操作を受け付ける(ステップS61)。そしてプリンタドライバ40は、ユーザーによって選択された一の印刷設定を読み出し(ステップS62)、その一の印刷設定を反映させて印刷設定画面G3を更新する(ステップS63)。

0092

さらにプリンタドライバ40は、ユーザーによる操作が印刷設定呼び出し操作でもないと判断した場合(ステップS59でNO)、次にユーザーによる操作が標準設定ボタン67に対する標準設定反映操作であるか否かを判断する(ステップS64)。その結果、ユーザーによる操作が標準設定反映操作である場合(ステップS64でYES)、プリンタドライバ40は、標準設定情報49を読み出し(ステップS64)、標準設定情報49において指定されている標準設定の印刷設定を読み出す(ステップS65)。そしてプリンタドライバ40は、印刷設定画面G3に対して標準設定の印刷設定を反映させることにより印刷設定画面G3を更新する(ステップS57)。以上で操作対応処理が終了する。

0093

このように情報処理装置1においてプリンタドライバ40が通常起動すると、ユーザーは、印刷設定画面G3に対する操作を行うことで所望の印刷設定を行うことができる。特にユーザーが所望の印刷設定を登録する操作を行った場合には、その印刷設定がOS管理領域23のユーザー領域24又は共有領域25へ保存されるため、ドライバ管理領域22に保存されているインストールデフォルトの印刷設定37が書き換えられることがない。そのため、ユーザーは、標準設定反映操作や印刷設定呼び出し操作を行うことにより、プリンタドライバ40のインストール時に最初に入力した所望の印刷設定を、いつでも簡単に印刷設定画面G3に反映させることが可能である。

0094

(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。図13は、第2実施形態におけるプリンタドライバ40の機能構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置1には、複数のアプリケーション81〜84がインストールされており、制御部2は、それら複数のアプリケーション81〜84のそれぞれを起動させることが可能である。そして各アプリケーション81〜84は、ユーザーの印刷指示に基づいて、オペレーティングシステム20にプリンタドライバ40の起動を指示し、制御部2においてプリンタドライバ40を通常起動させることができる。

0095

本実施形態のプリンタドライバ40は、第1実施形態で説明した構成に加えて、更にアプリケーション特定部91及びアプリケーション管理部92の機能を有し、起動元のアプリケーションに対して予め関連付けられた印刷設定をドライバ管理領域22又はOS管理領域23から読み出し、印刷設定画面G3に反映させることができるように構成される。

0096

アプリケーション特定部91は、オペレーティングシステム20に対してプリンタドライバ40の起動を指示したアプリケーション81〜84を特定する処理部である。このアプリケーション特定部91は、オペレーティングシステム20から取得する情報に基づき、複数のアプリケーション81〜84のうちのいずれのアプリケーションによって起動されたかを特定する。アプリケーション特定部91によって起動元のアプリケーションが特定されると、アプリケーション管理部92が機能する。

0097

アプリケーション管理部92は、アプリケーション情報93を管理しており、そのアプリケーション情報93に基づいて起動元のアプリケーションに予め関連付けられた印刷設定を特定する。

0098

図14は、アプリケーション情報93の一例を示す図である。アプリケーション情報93は、アプリケーション93aと、デフォルト設定93bとが互いに一対一で関連付けられた情報である。したがって、このアプリケーション情報93を参照することにより、一のアプリケーションに関連付けられているデフォルトの印刷設定を特定することができる。

0099

アプリケーション管理部92は、上記のようなアプリケーション情報93に基づき、アプリケーション特定部91で特定された起動元のアプリケーションに予め関連付けられている印刷設定を特定する。そしてアプリケーション管理部92は、特定した印刷設定を印刷設定管理部41へ通知する。これにより、印刷設定管理部41は、起動元のアプリケーションに関連付けられている印刷設定を読み出し、画面制御部43の設定画面制御部43aへ出力することができる。その結果、設定画面制御部43aは、プリンタドライバ40の初期画面として、起動元のアプリケーションに予め関連付けられている印刷設定を反映させた印刷設定画面G3を表示部3に表示させることができる。したがって、本実施形態では、複数のアプリケーション81〜84のそれぞれがプリンタドライバ40を起動させたとき、プリンタドライバ40の初期画面として表示される印刷設定画面G3がアプリケーション毎に異なる画面となる。そしてユーザーは、アプリケーションと印刷設定との組み合わせとして所望の組み合わせをアプリケーション情報93に予め登録しておくことにより、プリンタドライバ40の起動後に、印刷設定操作を行う頻度を最小限に抑えることができるようになり、操作性がより一層向上する。

0100

上述したアプリケーション情報93は、プリンタドライバ40のインストール時にインストーラー30の機能によってユーザーが予め登録できるようにしても良いし、プリンタドライバ40のインストール後にユーザーが任意に登録できるようにしても良い。

0101

また設定画面制御部43aは、アプリケーション特定部91によって特定された一のアプリケーションに関連付けられている印刷設定の特定結果を表示部3に表示させ、ユーザーによる確認操作を受け付けるようにしても良い。この場合、設定画面制御部43aは、ユーザーによる確認操作を検知することにより、起動元のアプリケーションに対して予め関連付けられている印刷設定を印刷設定画面G3に反映させて表示する。これにより、ユーザーによる確認操作が行われることを条件として、起動元のアプリケーションに予め関連付けられている印刷設定が印刷設定画面G3に反映されるため、ユーザーにとって利便性の高いものとなる。

0102

尚、本実施形態におけるインストーラー30及びプリンタドライバ40のその他の構成及び動作は、第1実施形態で説明したものと同様である。

0103

(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、インストーラー30が複数のプリンタドライバ40を情報処理装置1の記憶装置6へインストールする場合を例示する。

0104

図15は、本実施形態においてインストーラー30が起動した場合に表示部3に表示される初期画面G7の一例を示す図である。この初期画面G7は、インストーラー30がインストール可能な複数のプリンタドライバ40の中から、ユーザーがインストール対象となるプリンタドライバ40を選択することができる画面となっている。すなわち、ユーザーは、各プリンタドライバの名称の左側に表示されているチェックボックス75a〜75bに対してチェックマークを付与する操作を行うことにより、インストール対象となるプリンタドライバ40を選択することができる。図15の例では、インストーラー30が3つのプリンタドライバ40をインストール可能であり、ユーザーによって3つのプリンタドライバ40の全てがインストール対象として選択された状態を示している。そしてユーザーによって初期画面G7の下部に表示されるボタン76が操作されると、インストーラー30は、ユーザーによって選択された複数のプリンタドライバ40のそれぞれを1つずつ順にインストールするために、第1実施形態で説明した印刷設定登録画面G1を表示部3に表示させる。

0105

インストーラー30は、複数のプリンタドライバ40をインストールするとき、第1実施形態で説明した処理をインストール対象のプリンタドライバ40毎に繰り返し実行する。すなわち、登録画面制御部32は、複数のプリンタドライバ40のそれぞれにおいて設定可能な印刷設定に関する印刷設定登録画面G1を順次表示させ、インストールデフォルト生成部33は、それらの印刷設定登録画面G1に対するユーザーの印刷設定登録操作に基づき、複数のプリンタドライバ40のそれぞれに対するインストールデフォルトの印刷設定37を順次生成する。そしてインストール制御部36は、複数のプリンタドライバ40のそれぞれをインストールする時に、各プリンタドライバ40に対応するインストールデフォルトの印刷設定37を各プリンタドライバ40へ出力する。これにより、記憶装置6にインストールされる各プリンタドライバ40は、自身のドライバ管理領域22に自身のインストールデフォルトの印刷設定37を保存して管理することができるようになる。その結果、複数のプリンタドライバ40のそれぞれに対するインストールデフォルトの印刷設定37は、ユーザーによって書き換えが不可能な領域に格納される。

0106

尚、本実施形態におけるインストーラー30及びプリンタドライバ40のその他の構成及び動作は、第1実施形態及び第2実施形態で説明したものと同様である。

0107

(変形例)
以上、本発明に関する実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態において説明した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能である。

0108

例えば上記実施形態では、インストーラー30がプリンタドライバ40のインストール中に、プリンタドライバ40を起動させることが可能な状態になれば、プリンタドライバ40を一時的に起動させてインストールデフォルトの印刷設定37及び標準設定情報49をプリンタドライバ40へ出力する形態について説明した。しかし、インストーラー30は、プリンタドライバ40のインストール中にプリンタドライバ40を一時的に起動させるものに限られない。例えば、インストーラー30は、インストールデフォルトの印刷設定37及び標準設定情報49を、プリンタドライバ40が初回起動時に必ずアクセスする記憶領域に、インストールデフォルトの印刷設定37及び標準設定情報49を格納しておくようにしても良い。この場合、プリンタドライバ40は、インストール後の初回起動時に、インストールデフォルトの印刷設定37及び標準設定情報49を自動的に取得し、以後それらの情報を管理することができるようになる。

0109

また上記実施形態では、プリンタドライバ40のインストール時にファクトリーデフォルトの印刷設定14も記憶装置6へインストールする形態を例示したが、ファクトリーデフォルトの印刷設定14については、必ずしも記憶装置6へのインストールを要しない。

0110

1情報処理装置
2 制御部
6記憶装置(記憶手段)
22ドライバ管理領域(第1の記憶領域)
23OS管理領域(第2の記憶領域)
30インストーラー
32登録画面制御部(登録画面制御手段)
33インストールデフォルト生成部(インストールデフォルト生成手段)
34 選択画面制御部(選択画面制御手段)
35標準設定指定部(標準設定指定手段)
36a 出力部(出力手段)
40プリンタドライバ
41印刷設定管理部(印刷設定管理手段)
42 標準設定管理部(標準設定管理手段)
43 画面制御部
43a 設定画面制御部(設定画面制御手段)
43b 選択画面制御部(選択画面制御手段)
43c印刷設定選択画面制御部(印刷設定選択画面制御手段)
44 標準設定指定部

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