図面 (/)

技術 留め具

出願人 株式会社パイオラックス
発明者 董連海青木亮
出願日 2016年5月12日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2016-096135
公開日 2017年11月16日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-203520
状態 特許登録済
技術分野 板の接続 挿入ピン・リベット ボルト・ナット・座金
主要キーワード 取付完了状態 取付完了 押し込み荷重 略扇形状 被締結部材 挿入抵抗 挿入開口 被取付部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

取り付けを容易にしつつ、取付完了後のガタつきを抑える留め具を提供する。

解決手段

留め具10は、取付孔に挿入されて、取付孔内に位置する棒状体係合する。筒状の基部20は、棒状体を挿入可能に筒状に形成され、取付孔の径より小径に形成される。柱部22は、基部から延出して複数形成される。複数のフランジ部24は、複数の柱部の先端部にそれぞれ形成され、取付孔より径方向外向きに張り出す。係合部26は、基部に挿入される棒状体に係合する。複数の柱部22は、係合部26が棒状体に係合した状態でフランジ部24を拡開して取付孔の縁部に係止させる。

概要

背景

特許文献1には、被締結部材に貫通する開口に取り付けられる円筒状のクリップが開示される。このクリップは、円筒状の中央部分と、被締結部材の開口より大径の先端部分および後端部分と、軸方向に沿って先端部分から中央部分に渡って形成される複数の切り込み部とを有する。クリップの先端部分は、被締結部材の開口に挿入するときに縮径するように撓み、挿入が完了すると復元力により拡径して開口の裏縁に係止する。

概要

取り付けを容易にしつつ、取付完了後のガタつきを抑える留め具を提供する。留め具10は、取付孔に挿入されて、取付孔内に位置する棒状体係合する。筒状の基部20は、棒状体を挿入可能に筒状に形成され、取付孔の径より小径に形成される。柱部22は、基部から延出して複数形成される。複数のフランジ部24は、複数の柱部の先端部にそれぞれ形成され、取付孔より径方向外向きに張り出す。係合部26は、基部に挿入される棒状体に係合する。複数の柱部22は、係合部26が棒状体に係合した状態でフランジ部24を拡開して取付孔の縁部に係止させる。

目的

本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、取り付けを容易にしつつ、取付完了後のガタつきを抑える留め具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

取付孔内に配置される棒状体係合する留め具であって、取付孔の径より小径に形成される筒状の基部と、前記基部から延出し、周方向に離れて複数形成される柱部と、複数の前記柱部の先端部にそれぞれ形成され、取付孔より径方向外向きに張り出す複数のフランジ部と、前記基部に挿入される棒状体に係合する係合部と、を備え、該留め具は、取り付けの際に前記基部から取付孔に挿入されて前記基部に棒状体を挿入され、複数の前記柱部は、前記係合部が棒状体に係合した状態で複数の前記フランジ部を拡開して取付孔の縁部に係止させることを特徴とする留め具。

請求項2

複数の前記柱部は、内側に、先端部に向かって前記基部の中心軸に接近するように傾斜するテーパ面を有し、前記テーパ面に棒状体が当接して複数の前記フランジ部を拡開することを特徴とする請求項1に記載の留め具。

請求項3

前記係合部は、前記基部から延出して、周方向に離れて複数形成される弾性爪体により構成され、複数の前記弾性爪体および複数の前記柱部は、周方向にそれぞれ離れて位置することを特徴とする請求項1または2に記載の留め具。

請求項4

前記係合部の先端部は、前記テーパ面より前記基部側に位置することを特徴とする請求項2に記載の留め具。

技術分野

0001

本発明は、棒状体係合する留め具に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、被締結部材に貫通する開口に取り付けられる円筒状のクリップが開示される。このクリップは、円筒状の中央部分と、被締結部材の開口より大径の先端部分および後端部分と、軸方向に沿って先端部分から中央部分に渡って形成される複数の切り込み部とを有する。クリップの先端部分は、被締結部材の開口に挿入するときに縮径するように撓み、挿入が完了すると復元力により拡径して開口の裏縁に係止する。

先行技術

0003

特開2006−71014号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1に開示される技術では、クリップの先端部分は、開口の裏縁に係止した後、縮径するように撓み可能であるため、先端部分の経時的なへたりや、開口およびクリップの寸法誤差によってガタつく恐れがある。また、先端部分が被締結部材の開口より大きいため、先端部分を縮径しながら開口に挿入することになり、挿入しづらいおそれがある。

0005

本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、取り付けを容易にしつつ、取付完了後のガタつきを抑える留め具を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するために、本発明のある態様の留め具は、取付孔内に配置される棒状体に係合する留め具であって、取付孔の径より小径に形成される筒状の基部と、基部から延出し、周方向に離れて複数形成される柱部と、複数の柱部の先端部にそれぞれ形成され、取付孔より径方向外向きに張り出す複数のフランジ部と、基部に挿入される棒状体に係合する係合部と、を備える。該留め具は、取り付けの際に基部から取付孔に挿入されて基部に棒状体を挿入され、複数の柱部は、係合部が棒状体に係合した状態で複数のフランジ部を拡開して取付孔の縁部に係止させる。

発明の効果

0007

本発明によれば、取り付けを容易にしつつ、取付完了後のガタつきを抑える留め具を提供できる。

図面の簡単な説明

0008

図1(a)は、表側からみた留め具の斜視図であり、図1(b)は、裏側からみた留め具の斜視図である。
図2(a)は、留め具の正面図であり、図2(b)は、留め具の平面図である。
図2(a)に示す留め具の線分A−Aの断面図である。
取付完了状態の留め具について説明するための図である。

実施例

0009

図1(a)は、表側からみた留め具10の斜視図であり、図1(b)は、裏側からみた留め具10の斜視図である。また、図2(a)は、留め具10の正面図であり、図2(b)は、留め具10の平面図である。

0010

留め具10は、基部20、柱部22、フランジ部24および係合部26を備える。留め具10は、被取付部材取付部材を留めるために用いられる。留め具10は、被取付部材に設けられた棒状体に係合部26を係合させた状態で、フランジ部24で取付部材を抜け止めする。

0011

被取付部材の棒状体は、たとえばボルトであり、被取付部材の取付面から突出する。取付部材は、被取付部材のボルトおよび留め具10を挿入するための取付孔を有する。取付部材は、被取付部材のボルトを取付孔に挿入した状態で、留め具10により被取付部材が離れることを規制される。被取付部材は、金属板材や木材などのパネルであってよく、取付部材も、金属板材や木材などのパネルであってよい。また、被取付部材は、車体パネルであってよく、取付部材は、内装パネル飾り部材などの内装部材であってよい。なお、以下の説明では、係合部が棒状体に係合し、留め具10が被取付部材および取付部材に取り付けられた状態を、単に取付状態という。

0012

基部20は、円筒状に形成され、棒状体を挿入するための挿入開口20aを有する。基部20は、留め具10の一端に設けられる。柱部22は、基部20から軸方向に沿って延出し、複数形成される。柱部22は少なくとも一対以上設けられ、実施例では4つ設けられる。複数の柱部22は、周方向に等間隔に離れて位置する。複数の柱部22は、基部20の外周面に沿って形成され、複数の柱部22の外接円は基部20の外径と同じ径に設定される。

0013

柱部22は、図2(a)に示すように、径方向内側で先端部に向かって中心軸に接近するように傾斜するテーパ面30を有する。テーパ面30は、取付完了状態で棒状体に当接し、柱部22およびフランジ部24を拡開させる。テーパ面30は、柱部22の中途に位置し、係合部26の先端部よりフランジ部24側に位置する。柱部22は、テーパ面30より基部20側が細く、テーパ面30よりフランジ部24側が太くなるように形成される。

0014

フランジ部24は、柱部22の先端部に形成され、取付部材の取付孔より径方向外向きに張り出す。フランジ部24は、上面視にて略扇形状に形成される。図2(b)に示すように、複数のフランジ部24の内面24aによって、留め具10の先端部に十字形スリット28が形成される。ドライバーなどの工具がスリット28に差し入れられ、複数のフランジ部24の内面に係合することで、工具を回して留め具10を軸回転できる。

0015

係合部26は、基部20に挿入される棒状体に係合するために形成され、基部20から延出する。係合部26は、周方向に離れて複数形成される弾性爪体により構成される。係合部26は、棒状体であるボルトのネジ溝に係合するよう、先端部が挿入開口20aより径方向内向きに突出する。

0016

図3は、図2(a)に示す留め具10の線分A−Aの断面図である。図3に示すように、係合部26は、柱部22と周方向に離れて交互に位置する。これにより、柱部22および係合部26が独立して撓むことができ、取付時の挿入抵抗を分散できる。また、係合部26が撓むことで、棒状体であるボルトのネジ溝に容易に係合させることができる。

0017

テーパ面30は、係合部26の先端部26aより径方向内側に延在しており、基部20に挿入された棒状体が当接するように構成されている。

0018

図4は、取付完了状態の留め具10について説明するための図である。図4(a)および図4(b)は、ともに取付完了状態の留め具10の断面を示すが、留め具10の回転角が45度異なる。

0019

留め具10の取付方法について説明する。作業者は、取付部材14の取付孔14aに留め具10を基部20から挿入する。次に、作業者は、留め具10の挿入開口20aを被取付部材12の棒状体16に位置合わせして、挿入開口20aに棒状体16を押し込ませ、取付部材14を被取付部材12に重ねるように接近させる。係合部26は棒状体16の外周面に当接して拡開するように撓み、係合部26の先端部26aが棒状体16のネジ溝に係合して、フランジ部24が取付孔14aの縁部(縁辺)に係止すると取付が完了する。作業者は、留め具10を押し込むだけで容易に取り付けできる。

0020

取付完了状態の留め具10では、図4(b)に示すように、係合部26の先端部26aが棒状体16のネジ溝に係合して、留め具10が被取付部材12に固定される。また、図4(a)に示すように、フランジ部24が取付部材14の取付孔14aの縁部に係止して、取付部材14が被取付部材12から離れる方向の動きを規制している。基部20は、取付孔14aの径より小径に形成されており、取付孔14a内に収まっている。

0021

複数のテーパ面30が棒状体16の先端に当接して径方向外向きの力を受け、複数の柱部22および複数のフランジ部24が径方向外向きに撓んで拡開する。棒状体16により複数の柱部22および複数のフランジ部24の縮径が制限される。これにより、柱部22が取付孔14aの内縁に当接し、フランジ部24が取付孔14aの縁部に係止して、取付部材14のガタつきを抑えることができる。

0022

図4(b)に示すように、テーパ面30は、係合部26の先端部26aよりフランジ部24側に位置し、先端部26aと軸方向に離れて位置する。すなわち、係合部26の先端部26aは、テーパ面30より基部20側に位置する。これにより、留め具10の押し込み時に、係合部26と柱部22の拡開のタイミングを異ならせて、押し込み荷重を分散できる。このように、実施例の留め具10によれば、取付作業を容易にしつつ、取付完了後に取付部材14のガタつきを抑えることができる。

0023

複数のフランジ部24は、取付孔14aを通過しようとしても、内面24a同士が当接して縮径する撓みが制限され、通過できないように構成されている。基部20は取付孔14aの径より小径に形成され、取付部材14の取付孔14aに基部20から挿入されるため、フランジ部24を径方向に大きく設定して、取付部材14への掛かり代を十分に確保することが可能である。

0024

取付完了状態の留め具10の取り外し方法について説明する。作業者はドライバーなどの工具をスリット28に差し入れ、工具を回転させれば、係合部26が棒状体16のネジ溝に沿って移動し、棒状体16と係合部26の係合を外すことができる。このように、フランジ部24の内面24a同士の間隔が大きくならないように設定することで、専用の治具をでなく、市販の工具により留め具10を取り外すことができる。

0025

本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。

0026

実施例では、棒状体16としてボルト、係合部26として弾性爪体を用いる態様を示したが、この態様に限られない。たとえば、ボルトを基部20の内周面螺合させて係合させてよい。この場合、基部20の内周面が係合部として機能する。また、棒状体16は、係合部26の先端部26aが係合可能な溝を有していれば、ボルトでなくてよい。また、棒状体16は、被取付部材12に固定されなくともよい。

0027

10留め具、 12被取付部材、 14取付部材、 14a取付孔、 16棒状体、 20 基部、 20a挿入開口、 22 柱部、 24フランジ部、 24a内面、 26係合部、 26a 先端部、 28スリット、 30テーパ面。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社ショーワの「 推進軸の締結構造」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】車両への搭載作業性を向上させ、小型軽量化も可能となる推進軸を提供すること。【解決手段】推進軸の端部に配置される自在継手に備えられる被締結部材33と、前記被締結部材に圧入嵌合されるボルト9と、前... 詳細

  • トヨタ自動車株式会社の「 かしめ締結構造」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】鉄製のかしめボルトと鉄の熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数を有する金属を用いた被取り付け部材との間で、大電流の通電が行われても、接触抵抗値が大きく変動しないようにすること。【解決手段】セレーショ... 詳細

  • JFEスチール株式会社の「 鋼管の接合継手、該鋼管の接合継手を用いた鋼管の接合方法」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】逆回転防止の機能を十分に発揮することができ、かつ雄継手と雌継手の周方向の調整代を有して回転防止することができる鋼管の接合継手、及び該鋼管の接合継手を用いた鋼管の接合方法を提供する。【解決手段】... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ