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技術 プリンタ、印字媒体、印字方法、及びラベルの製造方法

出願人 サトーホールディングス株式会社
発明者 土橋郁夫三木孝仁
出願日 2016年5月13日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2016-096619
公開日 2017年11月16日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2017-202648
状態 特許登録済
技術分野 目的に特徴のあるプリンター プリンティングのための記録情報の処理
主要キーワード イスラム教 光反射センサ 食品表示 モータ制御プログラム ラベルフォーマット 記号テーブル ピクトグラム 特定原材料
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月16日)のものです。
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図面 (11)

課題

食品食品原料等の情報を消費者に確実に提供すること。

解決手段

プリンタ1は、外部から食品の名称を取得する取得部105と、記憶部106とを備える。プリンタ1において、CPU102は、印字制御部として機能して、ROM101に記憶された制御プログラムによって、取得部105において取得された食品名称に基づいて、記憶部106から食品名称に対応する視覚記号を抽出して、視覚記号を含む印字用データを生成する。

概要

背景

日本では、食品表示法に則って、食品に用いられる原材料名、消費期限等の情報を表記することが決められている。しかし、表示のために使用できる印字面積は、食品が封入されたパッケージ、袋等によって異なる。そこで、表記が必要な情報を、限られたサイズのラベル印字できるプリンタが提案されている(特許文献1参照)。

概要

食品の食品原料等の情報を消費者に確実に提供すること。プリンタ1は、外部から食品の名称を取得する取得部105と、記憶部106とを備える。プリンタ1において、CPU102は、印字制御部として機能して、ROM101に記憶された制御プログラムによって、取得部105において取得された食品名称に基づいて、記憶部106から食品名称に対応する視覚記号を抽出して、視覚記号を含む印字用データを生成する。

目的

本発明は、食品の食品原料等の情報を消費者に認識し易く印字することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

印字媒体食品に関する情報を印字するプリンタであって、食品原料と、前記食品原料に対応する視覚記号とが紐付けして格納された記憶部と、前記記憶部から前記食品原料に対応する視覚記号を抽出して、前記視覚記号を含む印字用データを生成する印字制御部と、を備えるプリンタ。

請求項2

請求項1に記載のプリンタであって、前記記憶部には、さらに、前記食品原料を含んで製造される食品の名称が紐付けして格納されており、前記印字制御部は、前記記憶部から前記食品名称に対応する視覚記号を抽出して、前記視覚記号を含む印字用データを生成する、プリンタ。

請求項3

請求項2に記載のプリンタであって、外部から前記食品原料又は前記食品名称に関する情報を取得する取得部を、更に備え、前記印字制御部は、前記取得部において取得された前記食品原料又は前記食品名称に基づいて、前記記憶部から前記視覚記号を抽出して、前記視覚記号を含む印字用データを生成する、プリンタ。

請求項4

請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリンタであって、前記食品原料に対して、表示ルールに関する情報が、更に紐付けされており、前記印字制御部は、前記表示ルールに対応した視覚記号の表示モードに基づいて前記食品原料に対応する視覚記号を含む印字用データを生成する、プリンタ。

請求項5

請求項4に記載のプリンタであって、前記食品原料に対して、複数の表示ルールに関する情報が紐付けされており、前記表示ルールに対応した視覚記号の表示モードを選択する選択部を、更に備え、前記印字制御部は、前記取得部において取得された前記食品名称に関連する食品原料のうち、前記選択部によって選択された表示ルールに対応した視覚記号の表示モードに基づいて前記食品原料に対応する視覚記号を含む印字用データを生成する、プリンタ。

請求項6

請求項4又は5に記載のプリンタであって、前記表示ルールとして、表示義務のある食品原料であることを示す表示義務情報及び表示が奨励された食品原料であることを示す表示奨励情報の少なくとも一方が、前記食品原料に対して紐付けされており、前記印字制御部は、前記取得部において取得された前記食品名称に関連する食品原料のうち、前記表示義務情報又は前記表示奨励情報が紐付けされた食品原料に対応する視覚記号を含む前記印字用データを生成する、プリンタ。

請求項7

請求項4又は5に記載のプリンタであって、前記表示ルールとして、食に関する禁忌情報が、前記食品原料に対して紐付けされており、前記印字制御部は、前記取得部において取得された前記食品名称に関連する食品原料のうち、前記禁忌情報が紐付けされた食品原料に対応する視覚記号を含む前記印字用データを生成する、プリンタ。

請求項8

請求項1〜7のいずれか1項に記載のプリンタであって、前記プリンタで動作可能なアプリケーションを作成及び改変する構成を備えたプリンタ。

請求項9

請求項1〜8のいずれか1項に記載のプリンタであって、前記印字媒体は、食品に貼付されるラベルである、プリンタ。

請求項10

食品に関する情報が印字された印字媒体であって、少なくとも、食品原料と、前記食品原料に対応する視覚記号とが印字された印字媒体。

請求項11

印字媒体に食品に関する情報を印字する印字方法であって、食品原料と、前記食品原料に対応する視覚記号とが紐付けされたテーブルに基づいて、前記食品原料に対する視覚記号が抽出され、前記抽出された視覚記号を含む印字用データが生成され、前記印字用データに基づいて前記印字媒体に前記食品に関する情報が印字される、印字方法。

請求項12

食品に関する情報が印字されたラベルの製造方法であって、印字面を有するラベルを供給する工程と、前記印字面に印字する印字用データを生成する工程と、前記印字用データに基づいて前記印字面に印字する食品に関する情報を印字する印字工程と、を有し、前記印字用データを生成する工程では、食品原料と、前記食品原料に対応する視覚記号とが紐付けされたテーブルに基づいて、前記食品原料に対する視覚記号を抽出し、前記視覚記号を含む印字用データを生成する、ラベルの製造方法。

技術分野

0001

本発明は、プリンタ印字媒体印字方法、及びラベルの製造方法に関する。

背景技術

0002

日本では、食品表示法に則って、食品に用いられる原材料名、消費期限等の情報を表記することが決められている。しかし、表示のために使用できる印字面積は、食品が封入されたパッケージ、袋等によって異なる。そこで、表記が必要な情報を、限られたサイズのラベルに印字できるプリンタが提案されている(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2004−330454号公報

発明が解決しようとする課題

0004

近年は、食品の多様化消費者食品品質及び安全性への意識の高まり、また、健康への関心の高まりから、加工食品における食品原料等の表示を充実させることが求められている。

0005

また、消費者のなかには、様々な理由から、特定の食材を食することができない者もいる。このような消費者にとって、食品原料等の表示は重要である。このため、サイズや印字領域が限定されたラベルに、食品原料等の表示を、消費者に認識し易く印字するという観点から、更なる改良が求められていた。

0006

そこで、本発明は、食品の食品原料等の情報を消費者に認識し易く印字することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明のある態様によれば、印字媒体に食品に関する情報を印字するプリンタであって、食品原料と、前記食品原料に対応する視覚記号とが紐付けして格納された記憶部と、前記記憶部から前記食品原料に対応する視覚記号を抽出して、前記視覚記号を含む印字用データを生成する印字制御部と、を備えるプリンタが提供される。

発明の効果

0008

上記態様によれば、食品の原材料等の情報を消費者に認識し易く印字することができる。

図面の簡単な説明

0009

図1は、本発明の実施形態に係るプリンタ1を説明する概略構成図である。
図2は、本発明の実施形態に係るプリンタ1の構成を説明するブロック図である。
図3は、記憶部106に格納された食品情報テーブルを説明する図である。
図4は、記憶部106に格納された視覚記号テーブルを説明する図である。
図5は、CPU102が図3に示された食品情報テーブル及び図4に示された視覚記号テーブルから印字用データを生成する処理を説明するフローチャートである。
図6は、図5に示す処理によって生成された印字用データに基づいて、印字媒体に印字された視覚記号を含む食品情報を説明する模式図である。
図7は、本発明の実施形態に係るプリンタ1に適用可能な食品情報テーブルの別の例を説明する図である。
図8は、CPU102が図7に示された食品情報テーブル及び図4に示された視覚記号テーブルから印字用データを生成する処理を説明するフローチャートである。
図9は、図8に示す処理によって生成された印字用データに基づいて、ラベルLに印字された視覚記号を含む食品情報を説明する模式図である。
図10は、図8に示す処理によって生成された印字用データに基づいて、ラベルLに印字された視覚記号を含む食品情報を説明する模式図である。

実施例

0010

[プリンタ]
本発明の実施形態に係るプリンタは、印字媒体に、食品に関する情報を印字するプリンタであり、食品原料と、前記食品原料に対応する視覚記号とが紐付けして格納された記憶部と、前記記憶部から前記食品原料に対応する視覚記号を抽出して、前記視覚記号を含む印字用データを生成する印字制御部と、を備える。

0011

以下、本発明の実施形態に係るプリンタを図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタ1を説明する概略構成図である。また、図2は、本実施形態に係るプリンタ1の構成を説明するブロック図である。

0012

本実施形態において、印字媒体とは、粘着面を有するラベルである。本実施形態では、複数のラベルLが帯状の台紙Sに所定の間隔で仮着されたラベル連続体Mがロール状に巻回されたラベルロールRとして供給される。

0013

また、本実施形態において、食品に関する情報は、少なくとも、食品名称、食品原料、原材料名に対応する視覚記号を含む。

0014

本実施形態において、食品名称とは、例えば、「内弁当」、「唐揚げ弁当」等の加工食品の名称を示す。また、原材料名とは、食品単位を示し、例えば、幕の内弁当の場合であれば、ご飯、煮物里芋人参)、焼さけ、スパゲッティエビフライポテトサラダ(一部に小麦大豆牛肉を含む)等を示す。また、原材料名としての食品単位を、さらに、原料まで細やかに分類したものを食品原料といい、米、里芋、人参、さけ、小麦、卵、エビ、大豆、牛肉等を示す。

0015

また、視覚記号とは、いわゆるピクトグラムを示す。食品名称、原材料名、食品原料及び視覚記号の詳細は後述する。

0016

図1に示すように、本実施形態に係るプリンタ1は、印字媒体を供給する供給部2と、印字媒体を検出する検出部3と、検出された印字位置に基づいて印字媒体に印字する印字部4とを有する。また、プリンタ1は、供給部2、検出部3及び印字部4を制御する制御部5を有する。制御部5の詳細は後述する。

0017

供給部2は、ラベルロールRを回転可能に保持する供給軸21と、検出部3及び印字部4にラベル連続体Mを繰り出す搬送ローラ22とを有する。

0018

検出部3は、特定の光を出射する発光部(図示せず)と、発光部から出射された光が台紙Sにおいて反射した反射光受光する受光部(図示せず)とを有する光反射センサ31を備える。

0019

台紙Sの裏面には、印刷等によって基準マーク(図示せず)が設けられている。光反射センサ31は、台紙Sの裏面に設けられた基準マークを光学的に検出するセンサであり、台紙Sの裏面側に配置されている。

0020

光反射センサ31において、受光部は、発光部から出射された光が台紙Sにおいて反射された反射光を電気信号に変換するものであり、反射光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する。

0021

光反射センサ31からの電気信号に基づいて、後述する制御部5において、ラベルLの印字基準位置等の調整が行われる。なお、本実施形態におけるラベルLには、感熱により発色する感熱発色層が形成されたサーマル紙が用いられる。

0022

印字部4は、プラテンローラ41とサーマルヘッド42とを有する。サーマルヘッド42は、プラテンローラ41によって搬送されるラベル連続体Mに対して接触及び離間が自在になるように設けられている。

0023

また、プラテンローラ41は、タイミングベルト43を介して、ステッピングモータ44に接続されている。ステッピングモータ44の駆動がタイミングベルト43によってプラテンローラ41に伝えられて、プラテンローラ41が駆動される。

0024

印字の際には、ラベル連続体Mは、プラテンローラ41とサーマルヘッド42とによって挟持されて搬送される。このとき、サーマルヘッド42に設けられた発熱体(図示せず)が選択的に発熱することによって、ラベルLの感熱発色層が発色させられて、文字、記号等が印字される。

0025

所定の食品情報が印字されたラベルLは、台紙Sから剥離されて、食品に貼付される。

0026

続いて、図1に示すプリンタ1の構成について説明する。図2は、図1に示すプリンタ1を説明するブロック図である。

0027

本実施形態に係るプリンタ1は、ROM(Read Only Memory)101と、ROM101に記憶されている各種制御プログラムに従って各部を制御するCPU(Central Processing Unit)102と、CPU102のワークエリアとしてのRAM(Random Access Memory)103とを備える。これらROM101,CPU102,RAM103及び後述する各構成は、内部バス104によって接続されている。

0028

プリンタ1において、ROM101、CPU102及びRAM103は、上述した制御部5を構成する。

0029

ROM101には、プリンタ制御プログラム、各種固定データ、制御テーブルデータ、IO定数モータ制御プログラム等が記憶されている。

0030

また、RAM103は、CPU102が動作する上で必要となる各種データを記憶するワークエリア、及び印字データ展開される印字展開エリアを有する。

0031

また、プリンタ1は、外部から食品原料又は食品名称に関する情報を取得する取得部105を備える。取得部105は、インタフェース111及び内部バス104を介して、CPU102と接続されている。本実施形態において、取得部105とは、ユーザから文字や数字の入力を受け付けキーボード或いはタッチパネルである。

0032

また、プリンタ1は、記憶部106を備える。記憶部106には、少なくとも、食品原料と、食品原料に対応する視覚記号とが紐付けされたテーブルが格納されている。記憶部106に格納された食品情報テーブルのデータは、CPU102からの制御信号により書き換え可能である。記憶部106に格納されたテーブルの詳細については後述する。

0033

本実施形態におけるプリンタ1において、CPU102は、ROM101に記憶された制御プログラムによって、取得部105において取得された食品原料又は食品名称に関する情報に基づいて、記憶部106から視覚記号を抽出して、視覚記号を含む印字用データを生成する。すなわち、CPU102は、印字制御部として機能する。

0034

また、プリンタ1は、選択部107を備える。選択部107は、インタフェース112及び内部バス104を介して、CPU102と接続されている。選択部107は、視覚記号の表示モードを選択するためのキーである。表示モードについては、後述する。

0035

また、プリンタ1は、表示部108を備える。表示部108は、インタフェース113及び内部バス104を介して、CPU102と接続されている。表示部108は、取得部105において取得された情報や、選択部107において選択されるモードに関する情報を表示する。また、記憶部106に格納されたテーブルを更新する際の操作に必要な情報が表示される。

0036

また、本実施形態に係るプリンタ1は、印字のための構成として、図1を用いて説明した、光反射センサ31、サーマルヘッド42及びステッピングモータ44を備える。

0037

また、プリンタ1は、光反射センサ31の動作を制御するためのセンサ制御回路114と、サーマルヘッド42の動作を制御するためのサーマルヘッド制御回路115と、ステッピングモータ44の動作を制御するためのモータ制御回路116とを備える。

0038

センサ制御回路114は、CPU102からの制御信号に基づいて、光反射センサ31の発光部を制御して光を出射させるとともに、受光部から出力された電気信号を受け取りデジタルデータに変換して印字基準検出データとしてCPU102に供給する。

0039

モータ制御回路116は、CPU102からの制御信号に基づいて、ステッピングモータ44の制御信号を制御して、プラテンローラ41を回転させることにより、ラベルロールRを搬送方向に搬送駆動する。

0040

サーマルヘッド制御回路115は、CPU102からの制御信号に基づいて、RAM103の印字展開エリアに展開された印字すべき文字、記号及びバーコード等の印字用データに対応する信号をサーマルヘッド42に供給して印字動作を行わせる。

0041

以上説明した構成を有するプリンタ1によれば、取得部105において取得された食品原料又は食品名称に対して、記憶部106に格納されたテーブルに基づいて、取得された食品原料又は食品名称に関連する視覚記号が抽出される。また、プリンタ1によれば、抽出された視覚記号を含む印字用データが生成されて、この印字用データに基づいて、食品に関する情報が印字媒体に印字される。

0042

したがって、プリンタ1によれば、食品の原材料等の情報を消費者に認識し易く印字することができる。

0043

また、プリンタ1は、AEP(Application Enable Printer)機能を備えたプリンタである。AEP機能とは、プリンタ単体で、プリンタにおいて動作可能なアプリケーションを作成及び改変する構成を備えたプリンタである。この構成の一例として、AEPは、アプリケーションプログラミングインタフェースを備える。これにより、プリンタ1の機能を改変することができる。このAEPによれば、ユーザは、プリンタ1を制御するためのPC等の情報処理端末を使用することなく、容易にアプリケーションを改変できる。AEPにより作成されたアプリケーションを利用することにより、例えば、プリンタ1にキーボードを接続することで、PCと接続することなく、プリンタ1のみでラベルフォーマットを作成できる。また、プリンタ1に接続したスキャナで、既存のバーコード等の情報を読み取って、同一のバーコードの複製を発行することができる。

0044

[食品情報テーブル]
次に、記憶部106に格納されたテーブルの詳細について説明する。図3は、記憶部106に格納された食品情報テーブルを説明する図である。図4は、記憶部106に格納された視覚記号テーブルを説明する図である。

0045

図3に示された食品情報テーブルは、食品原料欄と食品名称欄とを有し、食品原料と、この原材料が使用される食品名称とが紐付けされている。図3において、例えば、米は、幕の内弁当と、唐揚げ弁当とに紐付けされており、卵は、幕の内弁当と、コロッケサンドとに紐付けされている。

0046

図4に示された視覚記号テーブルは、食品原料欄と視覚記号欄とを有し、食品原料と、この食品原料を表す視覚記号とが紐付けされている。図4に示す視覚記号テーブルには、牛乳、卵、カニ、エビ、牛肉、豚肉、小麦、イカ、大豆等に対して視覚記号が紐付けされている。

0047

[印字用データの生成処理
続いて、CPU102が、図3に示された食品情報テーブル及び図4に示された視覚記号テーブルから印字用データを生成する処理について説明する。

0048

図5は、CPU102が視覚記号を含む印字用データを生成する処理を説明するフローチャートである。以下では、取得部105により取得される情報が食品名称である場合について説明する。

0049

テップS1において、CPU102は、取得部105から食品名称を取得する。ここで、食品名称を取得するとは、ユーザによるキーボードからの入力を受け付けることである。このとき、CPU102は、表示部108に、ユーザに対して食品名称の入力を促す表示を行う。

0050

ユーザから食品名称が入力されると、ステップS2において、CPU102は、記憶部106に格納された食品情報テーブルを検索して、取得された食品名称に紐付けされた食品原料を抽出し、RAM103に一時的に記憶する。

0051

ステップS3において、CPU102は、抽出された食品原料に視覚記号が紐付けされているか否か判別する。

0052

抽出された食品原料に視覚記号が紐付けされている場合には、CPU102は、ステップS4において、食品原料に紐付けされた視覚記号を抽出し、RAM103に一時的に記憶する。

0053

続いて、CPU102は、ステップS5において、次の食品原料の有無を判別する。食品名称に対して複数の食品原料が紐付けされている場合には、CPU102は、ステップS3〜S5の処理を繰り返す。

0054

CPU102は、全ての食品原料に対して視覚記号の抽出が終了すると、ステップS6において、視覚記号を含む印字用データを生成する。

0055

図6は、図5に示す処理によって生成された印字用データに基づいて、ラベルLに印字された視覚記号を含む食品情報を説明する模式図である。図6に示すように、ラベルLには、食品名称、原材料名、及び賞味期限のような食品に関する諸情報に加えて、これらの印字欄外に、一部の食品原料に対して用意された視覚記号が印字される。

0056

プリンタ1によれば、このように生成された印字用データに基づいて、食品原料に対応する視覚記号を印字できる。したがって、プリンタ1は、食品の原材料等の情報を消費者に認識し易く印字することができる。

0057

[食品情報テーブルの別の実施形態と印字用データの生成処理]
本実施形態に係るプリンタ1では、少なくとも図4に示す視覚記号テーブルが用意されていればよい。また、食品情報テーブルには、食品原料に対して更に別の情報が紐付けされていてもよい。

0058

次に、本発明の実施形態に係るプリンタ1に適用可能な食品情報テーブルの別の例について、図7を用いて説明する。

0059

図7は、本発明の実施形態に係るプリンタ1に適用可能な食品情報テーブルの別の例を説明する図である。

0060

図7に示す食品情報テーブルには、食品原料に対して、表示ルールに関する情報が紐付けされている。表示ルールに関する情報とは、アレルギーに関する情報、宗教戒律に基づく禁忌情報等である。アレルギーに関する情報には、表示義務のある食品原料であることを示す表示義務情報、及び、表示が奨励された食品原料であることを示す表示奨励情報がある。

0061

図7に示す食品情報テーブルが適用されたプリンタ1は、選択部107において、ユーザから表示モードの選択を受け付けて、選択された表示モードに基づいて、視覚記号を含む印字用データを生成する。

0062

具体的に、図7に示す食品情報テーブルは、表示ルール1として、アレルギーに関する情報が紐付けされており、食品原料欄、表示義務情報欄及び表示推奨情報欄を有する。図7に示す食品情報テーブルでは、食品原料に対して、表示義務のある食品原料であることを示す表示義務情報欄が紐付けされている。また、食品原料に対して、表示が奨励された食品原料であることを示す表示奨励情報が紐付けされている。

0063

ここで、表示義務情報とは、食品衛生法において表示を義務化する特定原材料を示し、卵、乳、小麦、エビ、カニ、蕎麦落花生がある。

0064

また、表示奨励情報とは、食品衛生法において、通知で表示を奨励する特定原材料に準ずるものを示し、あわび、イカ、いくら、オレンジカシューナッツキウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、ごま、大豆、鶏肉バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんごゼラチンがある。

0065

また、図7に示す食品情報テーブルは、表示ルール2として宗教戒律に基づく禁忌情報欄を有する。図7に示す食品情報テーブルは、禁忌情報A〜C欄を有する。禁忌情報A〜Cは、異なる宗教又は宗派であることを示す。

0066

すなわち、宗教Aは、豚肉とアルコール禁止し、宗教Bは、、アルコール、エビ及びカニを禁止している。禁忌情報には、具体的には、イスラム教のハラーム及びシュブハと、ヒンドゥー教において一般に避ける食材肉全般、、豚、魚介類全般、卵、生もの、五葷等がある。

0067

図7に示す食品情報テーブルには、図示されていないが、各表示ルールには、印字の際の優先順位に関する優先順位が設定されている。優先順位とは、例えば、禁忌扱いとされている食品原料における禁止の順番を示す。

0068

例えば、イスラム教では、教義で禁じられている食品原料であるハラームと、禁じられてはいないが嫌悪感を示す食品原料であるシュブハがある。ハラームには、「豚、アルコール、血液、適切な処理が施されていない肉」があり、シュブハには、ウナギタコ、イカ、貝類漬け物などの発酵食品等がある。この場合には、後者よりも、前者の方が高い優先順位(禁止順位)が設定されている。

0069

続いて、CPU102が、図7に示された食品情報テーブル及び図4に示された視覚記号テーブルから印字用データを生成する処理について説明する。

0070

図8は、CPU102が、図7に示された食品情報テーブル及び図4に示された視覚記号テーブルから印字用データを生成する処理を説明するフローチャートである。

0071

図8に示す処理では、ROM101、CPU102及びRAM103によって構成される印字制御部が、表示ルールに対応した視覚記号の表示モードに基づいて、食品原料に対応する視覚記号を含む印字用データを生成する。

0072

また、図7に示された食品情報テーブルが適用される場合には、選択部107において、複数の表示モードから少なくとも一の表示モードが選択可能とされている。この場合、印字制御部は、取得部105において取得された食品名称に関連する食品原料のうち、選択部107によって選択された表示モードに基づいて食品原料に対応する視覚記号を含む印字用データを生成する。

0073

ステップS11において、CPU102は、取得部105から食品名称を取得する。

0074

続いて、ステップS12において、CPU102は、記憶部106に格納された食品情報テーブルを検索して、取得された食品名称に紐付けされた食品原料を抽出し、RAM103に一時的に記憶する。

0075

ステップS13において、CPU102は、ユーザに対して、表示モードの選択を促す。

0076

次に、ステップS14において、CPU102は、抽出された食品原料に、選択部107において選択された表示モードに対応する視覚記号が紐付けされているか否か判別する。

0077

抽出された食品原料に、選択された表示モードに対応する視覚記号が紐付けされている場合には、CPU102は、ステップS15において、食品原料に紐付けされた視覚記号を抽出し、RAM103に一時的に記憶する。

0078

続いて、CPU102は、ステップS16において、次の食品原料の有無を判別する。食品名称に対して複数の食品原料が紐付けされている場合には、CPU102は、ステップS14〜S16の処理を繰り返す。

0079

CPU102は、全ての食品原料に対して視覚記号の抽出が終了すると、ステップS17において、視覚記号を含む印字用データを生成する。

0080

図9は、図8に示す処理によって生成された印字用データに基づいて、ラベルLに印字された視覚記号を含む食品情報を説明する模式図である。図9に示すように、ラベルLには、食品名称、原材料名、及び賞味期限のような食品に関する諸情報に加えて、これらの印字欄外に、ユーザによって選択された表示モードに基づく視覚記号が印字される。

0081

図9には、ユーザによって、アレルギーに関する情報が選択された場合に印字される視覚記号が示されている。また、図9には、表示義務情報に該当する食品原料に対応する視覚記号が、表示奨励情報に該当する食品原料に対応する視覚記号よりも上段に太文字で印字されている。

0082

すなわち、図9には、表示ルール毎に設定された優先順位に基づいて、表示義務情報に該当する食品原料に対応する視覚記号が、表示奨励情報に該当する食品原料に対応する視覚記号よりも優先的に印字されることが示されている。

0083

図10は、図8に示す処理によって生成された印字用データに基づいて、ラベルLに印字された視覚記号を含む食品情報を説明する模式図である。図10には、ユーザによって、表示ルール2の宗教B(イスラム教)が選択された場合に印字される視覚記号が示されている。

0084

図10では、食品原料「豚」に対応する視覚記号が、食品原料「イカ」に対応する視覚記号よりも上段に太文字で印字されている。これは、イスラム教では「豚」は、教義で禁じられているハラームであり、「イカ」は、禁じられてはいないが嫌悪感を示すシュブハであることを表す。すなわち、図10には、同じ禁忌情報に属する食品原料に対応する視覚記号であっても、表示ルール毎に設定された優先順位に基づいて印字されることが示されている。

0085

以上のように、プリンタ1によれば、このように生成された印字用データに基づいて、食品原料に対応する視覚記号を印字できる。したがって、プリンタ1は、食品の原材料等の情報を消費者に認識し易く印字することができる。

0086

[変形例]
以下では、本発明の実施形態の変形例について説明する。

0087

上述のプリンタ1において、RAM103は、記憶部106の論理領域に用意されていてもよい。

0088

また、プリンタ1において、取得部105は、既に印字された印字媒体を読み取るスキャナを更に備えていてもよい。取得部105がスキャナである場合には、食品等に予め貼付されたラベルに記載された食品原料をスキャンすることによって、食品原料欄に記載された食品原料を取得し、この食品原料に対応する視覚記号だけをラベルに印字することができる。

0089

これにより、プリンタ1によれば、食品名称、食品原料等のように表示が義務づけられた情報が既に印字されているラベルに、既に印字された食品原料に対応する視覚記号だけが印字されたラベルを後から追加することができる。

0090

また、取得部105がスキャナを備えたプリンタ1によれば、スキャナにより取り込んだ、予め貼付されたラベルのフォーマットを使って、別の新たなラベルを作成することもできる。

0091

本実施形態において、プリンタ1は、選択部107を備えることを説明した。本実施形態では、取得部105と選択部107とを区別して表した。しかし、選択機能割り当てることのできるキーボード或いはタッチパネルであれば、取得部105と選択部107の両者を兼用できる。

0092

なお、本実施形態に係るプリンタ1において、選択部107は必須構成ではない。本実施形態では、表示モードの選択操作を不要とすることもでき、この場合には、選択部107は不要である。

0093

図8に示した処理のステップS13に示すモード選択では、一度に複数のモードを選択することができる。例えば、宗教Aと宗教Cが選択された場合には、宗教Aに対応する視覚記号と宗教Cに対応する視覚記号との色を変えたり、濃淡を変えたり、サイズを変えたり、また、異なる行に印字したりして、区別して印字してもよい。宗教Aと宗教Cとを区別して印字することの一例としては、該当する食品原料の数が多い方を優先的に印字することが挙げられる。

0094

プリンタ1によれば、このように生成された印字用データに基づいて、複数の表示モードが選択された場合であっても、食品原料に対応する視覚記号を区別して印字できる。したがって、プリンタ1は、食品の原材料等の情報を消費者に認識し易く印字することができる。

0095

図8に示した処理のステップS17では、印字用データ生成する際には、選択された表示ルールを説明するテキストデータが印字されてもよい。すなわち、宗教A,B,C、或いは、アレルギー情報という文字を視覚記号と併せて印字してもよい。このようにすることで、食品の原材料等の情報を消費者に、より一層、認識し易く印字することができる。

0096

本実施形態において、記憶部106は、図2には図示しない有線又は無線ネットワークを介して、プリンタ1の外部に設けられていてもよい。また、取得部105、選択部107及び表示部108も同様に、有線又は無線ネットワークを介して、プリンタ1の外部に設けられるものであってもよい。この場合には、プリンタ1は、有線又は無線ネットワークに適応した通信用インタフェースを備えるものとする。

0097

図3,7に示す食品情報テーブルでは、食品原料欄と食品名称欄とが設けられているが、食品名称欄はなくてもよい。

0098

また、図7に示す食品情報テーブルにおいて、食品原料に紐付けされる表示ルールには、アレルギー情報、宗教戒律に基づく禁忌情報以外にも、いわゆるベジタリアン菜食主義者)にとっての可不可を表すルールや、上述した表示義務情報及び表示奨励情報以外のアレルギーに関する情報等を設定することができる。記憶部106に格納された食品情報テーブルは、入力モードを選択することによって、ユーザによって、適宜、更新可能である。したがって、禁忌情報等の食品に関する情報もユーザによって追加可能である。

0099

[印字媒体]
本発明の実施形態に係る印字媒体は、食品に関する情報が印字された印字媒体であって、少なくとも、食品原料と、食品原料に対応する視覚記号とが印字されたものである。本実施形態に係る印字媒体の一例は、図6に示されるラベルLである。

0100

図6に示された印字媒体の一例によれば、食品の名称に対して、この食品名称に関連する食品原料と視覚記号とが印字媒体に印字されるため、食品の原材料等の情報を消費者に認識し易く印字することができる。

0101

なお、印字媒体は、スーパーマーケットレジ等で発行されるレシートでもよい。

0102

[印字方法]
本発明の実施形態に係る印字方法は、印字媒体に食品に関する情報を印字する印字方法であって、食品原料と、食品原料に対応する視覚記号とが紐付けされたテーブルに基づいて、食品原料に対する視覚記号が抽出され、抽出された視覚記号を含む印字用データが生成され、印字用データに基づいて印字媒体に食品に関する情報が印字されるものである。

0103

本実施形態に係る印字方法によれば、食品原料に対して、食品原料と視覚記号とを含む印字用データが生成されるため、この印字用データに基づいて、食品に関する情報を印字媒体に印字することができる。

0104

したがって、本実施形態に係る印字方法によれば、食品の原材料等の情報を消費者に認識し易く印字することができる。

0105

[ラベルの製造方法]
本発明の実施形態に係るラベルの製造方法は、食品に関する情報が印字されたラベルの製造方法であって、印字面を有するラベルを供給する工程と、印字面に印字する印字用データを生成する工程と、印字用データに基づいて印字面に印字する食品に関する情報を印字する印字工程と、を有し、印字用データを生成する工程では、食品原料と、食品原料に対応する視覚記号とが紐付けされたテーブルに基づいて、食品原料に対する視覚記号を抽出し、視覚記号を含む印字用データを生成するというものである。

0106

本実施形態に係るラベルの製造方法は、上述した、図1に示すプリンタ1によって実行される。すなわち、ラベルを供給する工程は、供給部2において実行される。印字用データを生成する工程は、制御部5において実行される。印字工程は、検出部3及び印字部4において実行される。

0107

本実施形態に係るラベルの製造方法によれば、食品原料と視覚記号とを含む印字用データが生成されて、この印字用データに基づいて、食品に関する情報がラベルに印字される。

0108

したがって、本実施形態に係るラベルの製造方法によれば、食品の原材料等の情報を消費者に認識し易く印字することができる。

0109

以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は、本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。

0110

1プリンタ
2 供給部
3 検出部
4印字部
5 制御部
21供給軸
22搬送ローラ
31光反射センサ
41プラテンローラ
42サーマルヘッド
43タイミングベルト
44ステッピングモータ
101 ROM
102 CPU
103 RAM
104内部バス
105 取得部
106 記憶部
107 選択部
108 表示部
111インタフェース
112 インタフェース
113 インタフェース
114センサ制御回路
115サーマルヘッド制御回路
116 モータ制御回路

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