図面 (/)

技術 情報表示システム

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 堤匡史
出願日 2016年4月28日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-091728
公開日 2017年11月2日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 2017-199298
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 濃淡度合 成績表 フロントページ 関連属性 情報リンク 表示バー オブジェクト形式 フッター
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

印刷物閲覧する際のユーザーの利便性を向上することができる情報表示システムを提供する。

解決手段

情報表示システムは、印刷装置と、表示端末とを含む。表示端末制御部32は、視認判断部37と、画像データ抽出部38と、リンク有無判断部39と、リンク先情報取得部41と、表示制御部42とを備える。リンク有無判断部39は、レンズ34を介してユーザーによって視認されている印刷物のページ中に、印刷物のリンク先の情報の表記があるか否かを判断する。リンク先情報取得部41は、リンク有無判断部39により、リンク先の情報の表記があると判断されれば、画像データ抽出部38により抽出された画像データに基づいて、リンク先に関する情報を取得する。表示制御部42は、リンク先情報取得部41により取得されたリンク先に関する情報を、ユーザーに視認できるように、レンズ34に表示するよう制御する。

概要

背景

複合機に代表される印刷装置においては、印刷部に備えられる感光体に対して画像データを基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナーを供給して可視画像とした後、可視画像を用紙に転写する。そして、用紙上のトナーを印刷装置に備えられる定着装置によって用紙に定着させる。その後、トナーが定着された用紙を印刷物として装置外に排出する。

印刷装置は、画像データについて、ネットワークを介して接続されたコンピューターから受信したり、画像読み取り部で読み取ったりして取得する。印刷物には、その内容に応じて、表や図が記載されており、さらには、「表1参照」といったように表や図のリンク先の情報が記載されていたりする。リンク先の表や図の情報を把握するためには、リンク先が同じページに記載されていない限り、リンク先のページに至るまで印刷物のページをめくって、リンク先の表や図を印刷物の中から見つけ出し、目で見て確認しなければならない。ここで、情報の表示に際し、インターネットアクセスし、ウェブページ表示可能な装置に関する技術が、特開2000−66868号公報(特許文献1)に開示されている。

特許文献1に開示のコンピューターベースの装置は、ユーザー・コンピューター・システムに関連するディスプレイ画面上に表示するために広域ネットワークサーバーから受信した表示可能情報信号を自動的に適応させるためのコンピューターベースの装置である。コンピューターベースの装置は、ユーザー・コンピューター・システムからネットワーク・サーバーにユーザー要求信号を送信するための手段であって、ユーザー要求信号がユーザーのディスプレイ画面に関連する少なくとも一つのディスプレイ画面関連属性に関する情報とユーザーの要求に固有の情報とを含む送信手段と、ユーザーの要求に固有の情報に応答して表示可能情報信号を生成するための手段と、表示されたときにそれに関連する情報をユーザーのディスプレイ画面に適合させるために、少なくとも一つのディスプレイ画面関連属性に応答して表示可能情報信号を適応させる手段とを含むこととしている。

概要

印刷物を閲覧する際のユーザーの利便性を向上することができる情報表示システムを提供する。情報表示システムは、印刷装置と、表示端末とを含む。表示端末制御部32は、視認判断部37と、画像データ抽出部38と、リンク有無判断部39と、リンク先情報取得部41と、表示制御部42とを備える。リンク有無判断部39は、レンズ34を介してユーザーによって視認されている印刷物のページ中に、印刷物のリンク先の情報の表記があるか否かを判断する。リンク先情報取得部41は、リンク有無判断部39により、リンク先の情報の表記があると判断されれば、画像データ抽出部38により抽出された画像データに基づいて、リンク先に関する情報を取得する。表示制御部42は、リンク先情報取得部41により取得されたリンク先に関する情報を、ユーザーに視認できるように、レンズ34に表示するよう制御する。

目的

この発明の目的は、印刷物を閲覧する際のユーザーの利便性を向上することができる情報表示システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

画像データを基に印刷した印刷物に記載されたリンク先に関する情報を表示する情報表示システムであって、画像を形成して印刷する印刷装置と、前記印刷装置と通信可能であって、情報を表示する表示端末とを含み、前記印刷装置は、取得した画像データを基に画像を形成して印刷する印刷部と、前記印刷部により印刷を行った前記画像データを前記表示端末に送信するよう制御する画像データ送信制御部とを備え、前記表示端末は、前記画像データ送信制御部により送信された前記画像データを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記画像データを記憶する記憶部と、前記情報を表示する表示部と、前記表示部を介して前記ユーザーが前記印刷部により印刷された印刷物を視認しているか否かを判断する視認判断部と、前記視認判断部により前記ユーザーが前記印刷物を視認していると判断されれば、前記記憶部に記憶され、前記印刷物に対応する前記画像データを抽出する画像データ抽出部と、前記表示部を介して前記ユーザーによって視認されている前記印刷物のページ中に、前記印刷物のリンク先の情報の表記があるか否かを判断するリンク有無判断部と、前記リンク有無判断部により、前記リンク先の情報の表記があると判断されれば、前記画像データ抽出部により抽出された前記画像データに基づいて、前記リンク先に関する情報を取得するリンク先情報取得部と、前記リンク先情報取得部により取得された前記リンク先に関する情報を、前記ユーザーに視認できるように、前記表示部に表示するよう制御する表示制御部とを備える、情報表示システム。

請求項2

前記表示制御部は、前記リンク先情報取得部により取得された前記リンク先のページ番号に関する情報を表示するよう制御する、請求項1に記載の情報表示システム。

請求項3

前記表示制御部は、前記リンク先のページ番号に関する情報を、前記リンク先の表記の近傍に表示するよう制御する、請求項2に記載の情報表示システム。

請求項4

前記表示制御部は、前記リンク先のページ番号に関する情報を、前記ユーザーによって視認されている現在のページ番号と、前記リンク先のページ番号との位置関係視覚的に表した図形によって表示するよう制御する、請求項2または3に記載の情報表示システム。

請求項5

前記表示制御部は、前記リンク先のページ番号に関する情報を、現在のページをブックの見開いた状態とし、前記リンク先のあるページを栞で表した図形によって表示するよう制御する、請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報表示システム。

請求項6

前記表示制御部は、前記リンク先情報取得部によって取得されたリンク先の画像データを前記ユーザーに視認可能に表示するよう制御する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報表示システム。

請求項7

前記表示制御部は、前記リンク先情報取得部によって取得された前記リンク先の画像の外形形状の図形を、前記リンク先の画像に対応した位置に前記印刷物を可読させるよう表示するよう制御する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報表示システム。

請求項8

前記表示制御部は、前記リンク先の画像のあるページと現在のページ番号との差に応じて、前記外形形状の図形の濃淡度合いを変化させて表示するよう制御する、請求項7に記載の情報表示システム。

請求項9

前記表示端末は、前記ユーザーの頭部に装着されるメガネウェアラブル端末を含み、前記表示部は、前記メガネ型ウェアラブル端末に含まれるレンズを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報表示システム。

請求項10

前記表示制御部による表示の制御を切り替え可能な切り替え部を備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報表示システム。

技術分野

0001

この発明は、情報表示システムに関するものである。

背景技術

0002

複合機に代表される印刷装置においては、印刷部に備えられる感光体に対して画像データを基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナーを供給して可視画像とした後、可視画像を用紙に転写する。そして、用紙上のトナーを印刷装置に備えられる定着装置によって用紙に定着させる。その後、トナーが定着された用紙を印刷物として装置外に排出する。

0003

印刷装置は、画像データについて、ネットワークを介して接続されたコンピューターから受信したり、画像読み取り部で読み取ったりして取得する。印刷物には、その内容に応じて、表や図が記載されており、さらには、「表1参照」といったように表や図のリンク先の情報が記載されていたりする。リンク先の表や図の情報を把握するためには、リンク先が同じページに記載されていない限り、リンク先のページに至るまで印刷物のページをめくって、リンク先の表や図を印刷物の中から見つけ出し、目で見て確認しなければならない。ここで、情報の表示に際し、インターネットアクセスし、ウェブページ表示可能な装置に関する技術が、特開2000−66868号公報(特許文献1)に開示されている。

0004

特許文献1に開示のコンピューターベースの装置は、ユーザー・コンピューター・システムに関連するディスプレイ画面上に表示するために広域ネットワークサーバーから受信した表示可能情報信号を自動的に適応させるためのコンピューターベースの装置である。コンピューターベースの装置は、ユーザー・コンピューター・システムからネットワーク・サーバーにユーザー要求信号を送信するための手段であって、ユーザー要求信号がユーザーのディスプレイ画面に関連する少なくとも一つのディスプレイ画面関連属性に関する情報とユーザーの要求に固有の情報とを含む送信手段と、ユーザーの要求に固有の情報に応答して表示可能情報信号を生成するための手段と、表示されたときにそれに関連する情報をユーザーのディスプレイ画面に適合させるために、少なくとも一つのディスプレイ画面関連属性に応答して表示可能情報信号を適応させる手段とを含むこととしている。

先行技術

0005

特開2000−66868号公報

発明が解決しようとする課題

0006

特許文献1に開示の技術は、コンピューターを用いてウェブサイト閲覧する際に、コンピューターのディスプレイのサイズやウィンドウのサイズが許すのであれば、リンク先のテキストピクチャーが表示されることとしている。

0007

しかし、このような技術では、既に印刷された印刷物について、リンク先が記載されている場合に対応することはできない。すなわち、既に印刷された印刷物の閲覧時に、記載されたリンク先の情報を容易に把握することができれば、ユーザーにとって利便性のよいものとなる。

0008

この発明の目的は、印刷物を閲覧する際のユーザーの利便性を向上することができる情報表示システムを提供することである。

課題を解決するための手段

0009

この発明に係る情報表示システムは、画像データを基に印刷した印刷物に記載されたリンク先に関する情報を表示する。情報表示システムは、印刷装置と、表示端末とを含む。印刷装置は、画像を形成して印刷する。表示端末は、印刷装置と通信可能であって、情報を表示する。印刷装置は、印刷部と、画像データ送信制御部とを備える。印刷部は、取得した画像データを基に画像を形成して印刷する。画像データ送信制御部は、印刷部により印刷を行った画像データを表示端末に送信するよう制御する。表示端末は、受信部と、国分と、表示部と、視認判断部と、画像データ抽出部と、リンク有無判断部と、リンク先情報取得部と、表示制御部とを備える。受信部は、画像データ送信制御部により送信された画像データを受信する。記憶部は、受信部により受信された画像データを記憶する。表示部は、情報を表示する。視認判断部は、表示部を介してユーザーが印刷部により印刷された印刷物を視認しているか否かを判断する。画像データ抽出部は、視認判断部によりユーザーが印刷物を視認していると判断されれば、記憶部に記憶され、印刷物に対応する画像データを抽出する。リンク有無判断部は、表示部を介してユーザーによって視認されている印刷物のページ中に、印刷物のリンク先の情報の表記があるか否かを判断する。リンク先情報取得部は、リンク有無判断部により、リンク先の情報の表記があると判断されれば、画像データ抽出部により抽出された画像データに基づいて、リンク先に関する情報を取得する。表示制御部は、リンク先情報取得部により取得されたリンク先に関する情報を、ユーザーに視認できるように、表示部に表示するよう制御する。

発明の効果

0010

このような情報表示システムによると、リンク先に関する情報を表示部への表示によって確認することができる。そうすると、わざわざリンク先に関する情報を、例えば、印刷物の中からページをめくって自らが探し出す必要はない。したがって、印刷物を閲覧する際のユーザーの利便性を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0011

この発明の一実施形態に情報表示システムの外観を示す概略図である。
図1に示す情報表示システムの構成を示すブロック図である。
ウェアラブル端末制御部の構成を示すブロック図である。
リンク先の情報を表記する印刷物を印刷する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
印刷された印刷物の一部を示す図である。
リンク先に関する情報を表示する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
リンク先に関する情報としてリンク先のページ番号が表示された場合のレンズによる視野画像の一例を示す図である。
表示制御部による表示形式を変更した場合のレンズによる視野画像の一例を示す図である。
表示制御部による表示形式をさらに変更した場合のレンズによる視野画像の一例を示す図である。
リンク先の画像データを表示した場合のレンズによる視野画像の一例を示す図である。
リンク先の画像データの外形形状を表示した場合のレンズによる視野画像の一例を示す図である。
リンク先の画像が表記された視野画像の一例を示す図である。

実施例

0012

以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る情報表示システム24の外観を示す概略図である。図2は、図1に示す情報表示システム24の構成を示すブロック図である。図1においては、情報表示システム24を一点鎖線で示している。

0013

図1および図2を参照して、情報表示システム24は、画像データを基に印刷した印刷物46に記載されたリンク先に関する情報を表示する。情報表示システム24は、画像を形成して印刷する印刷装置11と、表示端末としてのウェアラブル端末31とを含む。なお、図1においては、情報表示システム24に含まれる印刷装置11へ画像データおよび印刷命令を送信するコンピューター26も図示している。

0014

ここでまず、印刷装置11の構成について説明する。印刷装置11は、画像処理に関し、コピー機能プリンター機能ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。印刷装置11は、印刷装置制御部12と、操作部13と、画像読み取り部14と、用紙に画像を形成して印刷する印刷部15と、給紙カセット16と、ハードディスク17と、ネットワーク23と接続するための印刷装置ネットワークインターフェース部18と、受信部としての印刷装置通信部19とを備える。

0015

印刷装置制御部12は、印刷装置11全体の制御を行う。操作部13は、印刷装置11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示画面21を含む。表示画面21は、タッチパネル型式であり、印刷装置11の情報を表示すると共に、入力のインターフェースとなる。操作部13は、印刷部数階調等の画像形成の条件や電源オンまたはオフをユーザーに入力させる。画像読み取り部14は、セット位置にセットされた原稿読み取り位置に搬送する原稿搬送装置としてのADF(Auto Document Feeder)22を含む。画像読み取り部14は、ADF22または不図示の載置台上にセットされた原稿の画像データを読み取る。給紙カセット16は、複数設けられており、それぞれ複数枚の用紙をそれらの内部に収納可能である。印刷部15は、画像読み取り部14により読み取られた画像データやネットワーク23を介して送信された画像データを基に、給紙カセット16から搬送されてきた用紙に画像を形成して印刷する。ハードディスク17は、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行う。印刷装置通信部19は、外部装置、具体的には、例えば、ウェアラブル端末31との接続を行うためのインターフェースである。

0016

印刷装置11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを用いて印刷部15において画像を形成して印刷することにより、複写機として作動する。また、印刷装置11は、ネットワーク23に接続されたコンピューター26等から送信された画像データを用いて、印刷部15において画像を形成して印刷することにより、プリンターとして作動する。

0017

印刷装置制御部12は、画像データ送信制御部25を含む。画像データ送信制御部25は、印刷部15により印刷を行った画像データをウェアラブル端末31に送信するよう制御する。画像データ送信制御部25は、印刷を行った時に、ウェアラブル端末31との接続を確立して画像データを送信するよう制御する。これについては、後に詳述する。

0018

次に、ウェアラブル端末31の構成について説明する。ウェアラブル端末31は、印刷装置11と通信可能である。通信方法としては、例えば、ワイファイ(Wi−fi)等が用いられる。ウェアラブル端末31は、いわゆるメガネ型のウェアラブル端末31である。ウェアラブル端末31は、ユーザーの頭部に装着されてユーザーの視界の情報を取得する。

0019

ウェアラブル端末31は、ウェアラブル端末制御部32と、ウェアラブル端末記憶部33と、情報を表示する表示部としてのレンズ34と、ウェアラブル端末通信部35と、画像データ取得部36とを備える。ウェアラブル端末制御部32は、ウェアラブル端末31全体の制御を行う。記憶部としてのウェアラブル端末記憶部33は、不揮発性半導体メモリ等から構成されており、画像データや種々のデータを記憶する。レンズ34は透過性を有する。ウェアラブル端末31を装着したユーザーは、レンズ34越しに種々の物、例えば、印刷装置11により印刷された印刷物を見て、閲覧することができる。また、レンズ34は、後述する表示制御部42により、情報として種々のデータをユーザーに視認可能に投影して表示することができる。受信部としてのウェアラブル端末通信部35は、印刷装置11から送信される画像データを受信する。画像データ取得部36は、ユーザーの視界の情報のうち、印刷物の画像を画像データとして取得する。具体的には、画像データ取得部36は、ウェアラブル端末31に備えられたレンズ34越しにユーザーによって見られた景色の情報を、設けられた撮像カメラ(図示せず)等を利用して撮像し、画像データとして取得する。

0020

次に、ウェアラブル端末制御部32の構成について説明する。図3は、ウェアラブル端末制御部32の構成を示すブロック図である。図3を参照して、ウェアラブル端末制御部32は、視認判断部37と、画像データ抽出部38と、リンク有無判断部39と、リンク先情報取得部41と、表示制御部42とを備える。視認判断部37は、レンズ34を介してユーザーが印刷部15により印刷された印刷物を視認しているか否かを判断する。画像データ抽出部38は、視認判断部37によりユーザーが印刷物を視認していると判断されれば、ウェアラブル端末記憶部33に記憶され、印刷物に対応する画像データを抽出する。リンク有無判断部39は、レンズ34を介してユーザーによって視認されている印刷物のページ中に、印刷物のリンク先の情報の表記があるか否かを判断する。リンク先情報取得部41は、リンク有無判断部39により、リンク先の情報の表記があると判断されれば、画像データ抽出部38により抽出された画像データに基づいて、リンク先に関する情報を取得する。表示制御部42は、リンク先情報取得部41により取得されたリンク先に関する情報を、ユーザーに視認できるように、レンズ34に表示するよう制御する。これらの構成については、後に詳述する。

0021

次に、ネットワーク23を介して印刷装置11に接続可能なコンピューター26の構成について説明する。コンピューター26には、ディスプレイ27と、キーボード28と、マウス29とが接続されている。ディスプレイ27により、コンピューター26からの情報やデータが表示される。また、キーボード28およびマウス29を用いて、ユーザーは、コンピューター26へのデータの入力を行う。印刷装置11を利用して印刷を要求するユーザーは、コンピューター26に接続されたキーボード28およびマウス29を用い、ネットワーク23を介して印刷を要求する画像データと共に印刷命令を印刷装置11に対して送信する。印刷装置11は、受信した印刷命令に従い、受信した画像データを基に画像を用紙に形成して印刷し、出力する。

0022

次に、情報表示システム24を用いて、印刷物に記載されたリンク先の情報を表示する場合の処理の流れについて説明する。まず、リンク先の情報を表記する印刷物を印刷する場合について説明する。

0023

図4は、リンク先の情報を表記する印刷物を印刷する場合の処理の流れを示すフローチャートである。図4を参照して、ユーザーは、コンピューター26を用いて、印刷装置11に印刷要求を行う。すなわち、ネットワーク23を介して印刷を要求する画像データと共に印刷命令を印刷装置11に対して送信する。そうすると、印刷装置11は、印刷要求を受け付ける(図4において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。この場合、印刷装置ネットワークインターフェース部18を介して、画像データを受信する。

0024

その後、受信した画像データに基づいて、印刷部15により画像を形成し、印刷する(S12)。そして、印刷物を出力する(S13)。また、この時に、すなわち、印刷を行った時に、印刷装置11からウェアラブル端末31に画像データを送信する(S14)。具体的には、印刷装置通信部19からウェアラブル端末通信部35へ画像データを送信する。そうすると、ウェアラブル端末31は、印刷装置11から送信された画像データを受信する(S15)。その後、ウェアラブル端末記憶部33に受信された画像データが記憶される(S16)。すなわち、印刷部15により印刷を行った画像データが、ウェアラブル端末記憶部33に記憶されることとなる。

0025

図5は、印刷された印刷物46の一部を示す図である。ここでいう一部とは、複数枚の印刷物46の中の一枚の印刷物46ということを意味する。図5を参照して、印刷物46は、複数枚、すなわち、複数のページによって構成されている。この印刷物46には、その中央の領域に横書きの複数の行から構成される文字の表記47があり、ページの下側部分において、フッターとしてページ番号の表記48がある。図5に示す印刷物46は、25ページに対応する印刷物46である。また、このページには、文字の表記47の中央部分において、「「表3−1」を参照。」との文字の表記49がある。この表記49は、この25ページには記載がなく、他のページに記載のある表を示唆するリンク先の情報である。

0026

次に、印刷物46に記載されたリンク先に関する情報を表示する場合の処理の流れについて説明する。すなわち、上記した図4に示す処理の流れで印刷された印刷物46に記載されたリンク先に関する情報を表示する場合の処理の流れである。

0027

図6は、印刷物46に記載されたリンク先に関する情報を表示する場合の処理の流れを示すフローチャートである。図6を参照して、まず、ユーザーは、印刷物46の閲覧を開始する(S21)。この場合、ユーザーは、ウェアラブル端末31を頭部に装着して、レンズ34越しに印刷物46を閲覧する。

0028

ここで、視認判断部37は、レンズ34を介してユーザーが印刷部15により印刷された印刷物46を視認しているか否かを判断する(S22)。この場合、視認判断部37は、画像データ取得部36により取得された印刷物46の画像データが、ウェアラブル端末記憶部33に記憶されているか否かを判断する。この判断は、例えば、同じページ番号において同じ文字が記載されているか否かといった情報や、印刷物46中に記載された文字列、表や図のレイアウトといった情報によって判断される。

0029

視認判断部37によりユーザーが印刷物46を視認していると判断されれば(S22において、YES)、画像データ抽出部38は、ウェアラブル端末記憶部33に記憶され、印刷物46に対応する画像データを抽出する(S23)。

0030

その後、リンク有無判断部39は、レンズ34を介してユーザーによって視認されている印刷物46のページ中に、印刷物46のリンク先の情報の表記があるか否かを判断する(S24)。この場合、具体的には、リンク有無判断部39は、レンズ34を介してユーザーに視認されている印刷物46の中に、「参照」の文字やURL等があるか否かに基づいて判断する。ここで、図5に示す印刷物46においては、「表3−1を参照。」との文字の表記49があるため、リンク先の情報の表記があると判断される(S24において、YES)。

0031

リンク有無判断部39によりリンク先の情報の表記49があると判断されると、リンク先情報取得部41は、画像データ抽出部38により抽出された画像データに基づいて、リンク先に関する情報を取得する(S25)。ここで、リンク先に関する情報とは、例えば、リンク先のページ番号についての情報や、リンク先に示されている表や図に関するデータの情報である。

0032

その後、表示制御部42は、リンク先情報取得部41により取得されたリンク先情報を、ユーザーに視認できるように、レンズ34に表示するよう制御する(S26)。この場合、ユーザーによる印刷物46の視認を可能にした状態を維持して、リンク先に関する情報をレンズ34に表示するよう制御する。

0033

図7は、リンク先に関する情報としてリンク先のページ番号が表示された場合のレンズ34による視野画像の一例を示す図である。図7を参照して、視野画像51の範囲内には、表記47、48、49のある印刷物46がある。そして、リンク先を示す文字の表記49の近傍、具体的には表記49の上側領域には、リンク先情報としてのテキストボックス52が表示されている。具体的には、この場合のリンク先情報としては、リンク先のページ番号である「41ページ」の表示53がなされている。この表示53は、実際に印刷物46に印刷されているものではなく、表示制御部42によってレンズ34に投影されているものである。すなわち、ウェアラブル端末31を装着しているユーザーの視野画像51において視覚的に認識できるものであり、他のユーザーが認識することはできないものである。もちろん、印刷物46が汚染されることはない。

0034

このような表示制御部42による表示を行い、印刷物46の閲覧が終了すれば、処理を終了する(S27において、YES)。

0035

このような情報表示システム24によれば、リンク先に関する情報をレンズ34への表示によって確認することができる。そうすると、わざわざリンク先に関する情報を、例えば、印刷物46の中からページをめくって自らが探し出す必要はない。したがって、印刷物46を閲覧する際のユーザーの利便性を向上させることができる。

0036

また、この場合、表示制御部42は、リンク先情報取得部41により取得されたリンク先のページ番号に関する情報を表示するよう制御しているため、リンク先のページ番号の情報を容易に把握することができる。したがって、ページをスキップして、リンク先の位置を容易に探し当てることができる。

0037

なお、この場合、リンク先情報を示すテキストボックス52については、表記49の下側領域に表示してもよいし、左側領域右側領域に表示してもよい。

0038

また、上記の実施の形態においては、表示制御部42は、リンク先のページ番号に関する情報をリンク先の情報の表記49の上側領域においてテキストボックス52で表示するよう制御することとしたが、これに限らず、表示制御部42は、リンク先のページ番号に関する情報を、ユーザーによって視認されている現在のページ番号とリンク先のページ番号との位置関係を視覚的に表した図形によって表示するよう制御することにしてもよい。

0039

図8は、表示制御部42による表示形式を変更した場合のレンズ34による視野画像の一例を示す図である。図8を参照して、視野画像56には、表記47、48、49が印刷された印刷物46の上側領域57において、リンク先表示バー58が表示されている。リンク先表示バー58は、太い横棒の形状で構成されており、現在のページ番号とリンク先のページ番号とが、ドット59a、59bでそれぞれ表示されている。ドット59aについては、矢印で示された「現在のページ」との表示60aで「現在のページ」の位置を示している。ドット59bについては、矢印で示された「リンク先のページ」との表示60bで「リンク先のページ」の位置を示している。

0040

こうすることにより、現在のページとリンク先のページとの位置関係を視覚的に容易に確認することができる。また、印刷物46の文字の表記47に重なってリンク先に関する情報が表示されないため、印刷物46自体の視認性も良好にすることができる。

0041

また、以下のように構成してもよい。すなわち、表示制御部42は、リンク先のページ番号に関する情報を、現在のページをブックの見開いた状態とし、リンク先のあるページを栞で表した図形によって表示するよう制御するようにしてもよい。

0042

図9は、この場合の表示制御部42による表示形式をさらに変更した場合のレンズ34による視野画像の一例を示す図である。図9を参照して、視野画像61には、表記47、48、49が印刷された印刷物46の上側領域62において、リンク先のページ番号の情報に関するブック図形63が表示されている。ブック図形63においては、見開いた状態で、現在のページが印刷物46全体のどの辺りのページなのかを視覚的に表している。そして、太線で示す栞図形64で、リンク先のページの位置を示している。このように構成することによっても、現在のページとリンク先のページとの位置関係を視覚的に確認することができる。また、この場合も、印刷物46の文字の表記47に重なってリンク先に関する情報が表示されないため、印刷物46自体の視認性も良好にすることができる。

0043

また、上記の実施の形態において、表示制御部42は、リンク先情報取得部41により取得されたリンク先のページ番号に関する情報を表示することとしたが、これに限らず、表示制御部42は、リンク先情報取得部41によって取得されたリンク先の画像データをそのままユーザーに視認可能に表示するよう制御してもよい。

0044

図10は、リンク先の画像データを表示した場合のレンズ34による視野画像の一例を示す図である。図10を参照して、視野画像66には、表記47、48、49が印刷された印刷物46の右側領域67において、リンク先の画像データ68が表示されている。具体的には、画像データ68としては、表のオブジェクト形式の画像データ68であり、「表3−1成績表」との表題と、縦のマス国語、算数、理科、社会といった科目、横のマスにAさん、Bさん、Cさんといった成績対象者、そして、対応するマスに各科目の点数とが記載されたものである。この画像データ68の表示については、表記49の位置から矢印69が延びるように表示されている。

0045

このような構成によると、リンク先の画像を画像データ68としてそのまま認識できるため、ページをめくらずに、リンク先の画像の情報をより詳細に把握することができる。また、この場合も、印刷物46の文字の表記47に重なってリンク先に関する情報が表示されないため、印刷物46自体の視認性も良好にすることができる。

0046

また、以下のように構成してもよい。すなわち、表示制御部42は、リンク先情報取得部41によって取得されたリンク先の画像の外形形状の図形を、リンク先の画像に対応した位置に印刷物46を可読させるよう表示するよう制御してもよい。

0047

図11は、リンク先の画像データの外形形状を表示した場合のレンズ34による視野画像の一例を示す図である。図11を参照して、視野画像71には、表記47、48、49が印刷された印刷物46のうち、リンク先の画像に対応した位置に、リンク先の画像の外形形状の図形72が表示されている。この図形72については、ハッチングで示し部分が透明性を有している。したがって、図形72は、文字の表記47を透過させることができ、文字の表記47を視認できる状態である。このように構成することにより、リンク先の画像データの外形形状を把握することができる。そして、ページをめくっていって、リンク先の画像のあるページにたどり着けば、図12に示すように、リンク先の画像73がそのまま表れることになる。図12は、リンク先の画像73が表記された視野画像の一例を示す図である。

0048

この場合、リンク先のページが現在のページよりも前にある場合と後ろにある場合とで、表示態様、例えば、図形72を表示する色や濃度を変更することにしてもよい。こうすることにより、リンク先の画像のページと現在のページとの位置関係を明確に認識することができる。また、ページをめくっていって現在のページとリンク先の画像のあるページとが近づくにつれ、図形72を表示する色の濃度を濃くすることにしてもよい。また、現在のページとリンク先の画像のあるページとが遠ざかっていくにつれ、図形72を表示する色の濃度を薄くすることにしてもよい。こうすることにより、より視覚的に、現在のページとリンク先のページとの位置関係を把握することができる。

0049

なお、上記の実施の形態においては、リンク先に関する情報として、リンク先のページ番号の情報やリンク先の画像データの情報としたが、これに限らず、他のリンク先に関する情報リンク、例えば、リンク先の情報として、リンク先が文献であった場合に、文献のフロントページの画像データや要約の画像データ、現在のページに対して何ページ前または何ページ後であるかといった情報であってもよい。

0050

また、上記の実施の形態において、表示制御部42による表示の制御を切り替え可能な切り替え部を備えるよう構成してもよい。こうすることにより、よりユーザーの要求する表示態様で、リンク先に関する情報を表示することができる。具体的には、例えば、リンク先に関する情報の表示態様を切り替える切り替えキーを、ウェアラブル端末31のうちのレンズの側部に設け、この切り替えキーのスイッチを押下して上記した種々の表示態様の切り替えが可能な構成とする。

0051

なお、上記の実施の形態においては、画像データ送信制御部25は、印刷を行った時に画像データをウェアラブル端末31に送信するよう制御することとしたが、これに限らず、ある所定のタイミングで、それまでに印刷を行った画像データをまとめてウェアラブル端末31に送信するよう制御してもよい。

0052

また、上記の実施の形態においては、コンピューター26から送信された画像データを用いて、印刷物46のリンク先に関する情報を表示することとしたが、これに限らず、原稿の画像を読み取ってコピーした印刷物を閲覧する場合にも適用される。すなわち、例えば、ADF22に原稿を載せて画像読み取り部14によってスキャンし、この読み取った画像データをウェアラブル端末31に送信する。そして、画像読み取り部によってスキャンされて印刷された印刷物46の閲覧時にリンク先に関する情報を表示することにしてもよい。

0053

なお、上記の実施の形態においては、表示端末として、ウェアラブル端末31を用いることとしたが、これに限らず、例えば、タブレットPCや、表示部としてタッチパネルを有する携帯端末を用いることとしてもよいし、プロジェクターのような投影型の表示部を備える表示端末であってもよい。

0054

今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0055

この発明に係る情報表示システムは、印刷物を閲覧する際のユーザーの利便性の向上が要求される場合に、特に有効に利用される。

0056

11印刷装置、12 印刷装置制御部、13 操作部、14画像読み取り部、15印刷部、16給紙カセット、17ハードディスク、18 印刷装置ネットワークインターフェース部、19 印刷装置通信部、21表示画面、22 ADF、23ネットワーク、24情報表示システム、25画像データ送信制御部、26コンピューター、27ディスプレイ、28キーボード、29マウス、31ウェアラブル端末、32 ウェアラブル端末制御部、33 ウェアラブル端末記憶部、34レンズ、35 ウェアラブル端末通信部、36画像データ取得部、37視認判断部、38 画像データ抽出部、39リンク有無判断部、41リンク先情報取得部、42表示制御部、46印刷物、47,48,49表記、51,56,61,66,71視野画像、52テキストボックス、53,60a,60b 表示、57,62 上側領域、58リンク先表示バー、59a,59bドット、63ブック図形、64 栞図形、67右側領域、68 画像データ、69 矢印、72 図形、73 画像。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • シチズン時計株式会社の「 プリンタ」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】 ファンで発生した風を無駄なくサーマルヘッドの狙いの位置に当てることができるプリンタを提供する。【解決手段】 ケース2の縦壁に配置されるファン41と、ケース2の開口部2aを開閉するカバー(... 詳細

  • 東芝テック株式会社の「 画像処理装置および画像処理方法」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】 本発明が解決しようとする課題は、所定の条件を満たした場合に宛先やアドレスを全桁表示することで適切な宛先を選択できるようにすることである。【解決手段】 上記課題を解決するために、本実施形態... 詳細

  • セイコーエプソン株式会社の「 記録装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】筐体の上部を開閉するスキャナーに設けられたパネルをチルトさせたままスキャナーを開くと、パネルが見え難く操作性が低下する場合がある。【解決手段】プリンター1は、パネルユニット13を第1姿勢にする... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ