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技術 紙箱

出願人 凸版印刷株式会社
発明者 佐藤慎菱沼敏男
出願日 2016年4月28日 (5年8ヶ月経過) 出願番号 2016-090917
公開日 2017年11月2日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2017-197246
状態 特許登録済
技術分野 包装体 紙器
主要キーワード 固定連接 変形復元力 押さえ効果 連接体 縦仕切り 上下動板 連接板 運搬用具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月2日)のものです。
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図面 (16)

課題

内容物の厚さや個数は想定している形状や個数にしか対応することができなかったり、内容物の位置がずれたり偏ったりする場合や、箱を開放した場合に展示性が低下したり、内容物が変形してしまうことのない運搬用具を提供することである。

解決手段

左右側板対峙する係止部を有する身箱と、山折目連接している上下動板回動板からなっている上下動連接体を有する背面板とからなっていて、山折目の近傍に左右側板の内面の幅より張り出している張出部を有し、張出部以外の幅が左右側板の幅より狭く、係止部に張出部が嵌合し、張出部の位置が可変な構造の紙箱を提供する。

概要

背景

内容物を紙箱収納したまま陳列することができる紙箱としては、特許文献1のような紙箱が知られている。すなわち、紙箱の底面に傾斜状に支持される多数の受け部を配列することにより、その傾斜状の支持受け部ごとに内容物を配すことにより、紙箱の蓋を開いた状態のまま内容物を傾斜して陳列することが可能になっている。

他方、そのような内容物を支持する受け部の位置がずれることがない様にする技術として、特許文献2のような紙箱が知られている。すなわち、波状に収納することができる支持受け部と直交して縦仕切りを設け、その縦仕切りと支持受け部を切込みと切欠きを嵌め合わせることで支持受け部の変形を防止できることとなったものである。

それとは別に、特許文献3のような舌片起立させて仕切りとする技術も知られており、また、特許文献4のように内容物の上面を覆う部材を設ける技術も知られている。

概要

内容物の厚さや個数は想定している形状や個数にしか対応することができなかったり、内容物の位置がずれたり偏ったりする場合や、箱を開放した場合に展示性が低下したり、内容物が変形してしまうことのない運搬用具を提供することである。左右側板対峙する係止部を有する身箱と、山折目連接している上下動板回動板からなっている上下動連接体を有する背面板とからなっていて、山折目の近傍に左右側板の内面の幅より張り出している張出部を有し、張出部以外の幅が左右側板の幅より狭く、係止部に張出部が嵌合し、張出部の位置が可変な構造の紙箱を提供する。

目的

上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明では、身箱と背面板とから少なくともなっており、該身箱が、底板と該底板より連接して起立する左側板と該左側板と対峙する位置で該底板より連接して起立する右側板とから少なくともなっており、該左側板と該右側板の両方の対峙する位置に対となる左側板係止部と右側板係止部が一対以上設けられており、前記背面板が、少なくとも一つ以上の上下動連接体からなり、該上下動連接体が上下動板と該上下動板と山折目を介して連接する回転板とからなり、該山折目において上下動板と回転板がなす山折目連接角度が上面からの角度で270度以上360度以下で角度可変となっており、前記上下動板または前記回動板またはその双方の前記山折目の左端の近傍および右端の近傍に各々左側張出部と右側張出部を有し、前記左側板の内面と前記右側板の内面との距離より前記左側張出部の先端と前記右側張出部の先端との距離の方が長く、前記上下動板または前記回動板またはその双方の前記張出部以外の部分における幅が前記左側板の内面と前記右側板の内面との距離より短く、前記左側板係止部に前記左側張出部が嵌合し、前記右側板係止部に前記右側張出部が嵌合し、前記左側係止部と前記右側係止部からなる係止部対における前記左側張出部と前記右側張出部からなる張出部対の位置が高い位置と低い位置との間で上下移動自在な構造となっている紙箱を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

身箱背面板とから少なくともなっており、該身箱が、底板と該底板より連接して起立する左側板と該左側板と対峙する位置で該底板より連接して起立する右側板とから少なくともなっており、該左側板と該右側板の両方の対峙する位置に対となる左側板係止部と右側板係止部が一対以上設けられており、前記背面板が少なくとも一つ以上の上下動連接体からなり、該上下動連接体が上下動板と該上下動板と山折目を介して連接する回転板とからなり、該山折目において上下動板と回転板がなす山折目連接角度が上面からの角度で270度以上360度以下で角度可変となっており、前記上下動板または前記回動板またはその双方の前記山折目の左端の近傍および右端の近傍に各々左側張出部と右側張出部を有し、前記左側板の内面と前記右側板の内面との距離より前記左側張出部の先端と前記右側張出部の先端との距離の方が長く、前記上下動板または前記回動板またはその双方の前記張出部以外の部分における幅が前記左側板の内面と前記右側板の内面との距離より短く、前記左側板係止部に前記左側張出部が嵌合し、前記右側板係止部に前記右側張出部が嵌合し、前記左側係止部と前記右側係止部からなる係止部対における前記左側張出部と前記右側張出部からなる張出部対の位置が高い位置と低い位置との間で上下移動自在な構造となっている紙箱

請求項2

前記左側係止部および前記右側係止部からなる係止部対が複数対有するとともに、前記背面板が前記上下動板と前記回動板からなる前記上下動連接体を複数有するとともに、前記上下動連接体どうしが谷折目を介して連接しており、前記上下動連接体どうしがなす谷折目連接角度が上面からの角度で0度以上90度以下で角度可変となっている請求項1記載の紙箱。

請求項3

前記背面板がさらに上下動しない固定連接体を有するとともに、前記上下動連接体が該固定連接体と連接しており、前記上下動連接体と該固定連接体がなす谷折目連接角度が上面からの角度で0度以上90度以下で角度可変となっている請求項1または2記載の紙箱。

請求項4

前記固定連接体が、前記上下動連接体と連接している固定背面板と、該固定背面板の反対側で連接している起立板とからなり、前記固定背面板と前記起立板がなす山折目連接角度が上面からの角度で290度以上360度以下で固定角度となっている請求項3記載の紙箱。

請求項5

身箱がさらに固定連接体押さえ部材を有するとともに、該固定連接体押さえ部材が差込板と覆板とからなり、該差込板と該覆板が上面からの角度で180度以上360度以下の角度可変に連接しており、該差込板の先端部が前記起立板と身箱の間に挟まれており、該覆板の先端部が前記固定背面板と前記上下動連接体の間に挟まれている請求項4記載の紙箱。

請求項6

身箱が前記底板と該底板より各々起立する左側板と右側板と前側板後側板を有し、左側板と前側板、左側板と後側板、右側板と前側板、右側板と後側板が各々接している請求項1から5何れか記載の紙箱。

請求項7

紙箱が、さらに天面押さえ部材を有し、該天面押さえ部材が前記左側板の上端と前記右側板の上端がなす身箱内部の仮想内部天面の少なくとも一部で上方から身箱内部を押さえている請求項1から6何れか記載の紙箱。

請求項8

該天面押さえ部材が、身箱と連接している蓋、もしくは、身箱と連接していない蓋、もしくは、身箱全体を収納する外箱、もしくは、一部が開口する外箱本体と該外箱本体の開口を閉鎖する蓋とからなる外箱からなる請求項7記載の紙箱。

請求項9

前記左側板と前記右側板の両方が各々内面板外面板の二枚以上の板からなっており、各々の内面板にのみ前記係止部を有する請求項1から8何れか記載の紙箱。

請求項10

前記係止部が各々斜めに形成されている請求項1から9何れか記載の紙箱。

請求項11

前記係止部が切込みから構成され、該切込みが湾曲している請求項10記載の紙箱。

請求項12

前記上下動板もしくは前記上下動板と固定背面板に中仕切舌片を複数有し、該中仕切変が起立可能である請求項1から11何れか記載の紙箱。

技術分野

0001

本件発明は、内容物が容易に内部で移動せず、そのまま美麗に陳列することができる紙箱に掛かる。

背景技術

0002

内容物を紙箱に収納したまま陳列することができる紙箱としては、特許文献1のような紙箱が知られている。すなわち、紙箱の底面に傾斜状に支持される多数の受け部を配列することにより、その傾斜状の支持受け部ごとに内容物を配すことにより、紙箱の蓋を開いた状態のまま内容物を傾斜して陳列することが可能になっている。

0003

他方、そのような内容物を支持する受け部の位置がずれることがない様にする技術として、特許文献2のような紙箱が知られている。すなわち、波状に収納することができる支持受け部と直交して縦仕切りを設け、その縦仕切りと支持受け部を切込みと切欠きを嵌め合わせることで支持受け部の変形を防止できることとなったものである。

0004

それとは別に、特許文献3のような舌片起立させて仕切りとする技術も知られており、また、特許文献4のように内容物の上面を覆う部材を設ける技術も知られている。

先行技術

0005

実公平5−026025号公報
実公平4−020741号公報
実用新案登録第3010338号公報
実用新案登録第2518712号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、特許文献1の様な紙箱では内容物を展示する位置は固定であり、内容物の厚さや個数は想定している形状や個数にしか対応することができなかった。さらに、このような紙箱では内容物の運搬等により内容物の位置がずれたり偏ったりする場合があり、箱を開放した場合に展示性が低下したり、内容物の種類によっては内容物が変形してしまうおそれもあった。

課題を解決するための手段

0007

上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明では、身箱背面板とから少なくともなっており、該身箱が、底板と該底板より連接して起立する左側板と該左側板と対峙する位置で該底板より連接して起立する右側板とから少なくともなっており、該左側板と該右側板の両方の対峙する位置に対となる左側板係止部と右側板係止部が一対以上設けられており、前記背面板が、少なくとも一つ以上の上下動連接体からなり、該上下動連接体が上下動板と該上下動板と山折目を介して連接する回転板とからなり、該山折目において上下動板と回転板がなす山折目連接角度が上面からの角度で270度以上360度以下で角度可変となっており、前記上下動板または前記回動板またはその双方の前記山折目の左端の近傍および右端の近傍に各々左側張出部と右側張出部を有し、前記左側板の内面と前記右側板の内面との距離より前記左側張出部の先端と前記右側張出部の先端との距離の方が長く、前記上下動板または前記回動板またはその双方の前記張出部以外の部分における幅が前記左側板の内面と前記右側板の内面との距離より短く、前記左側板係止部に前記左側張出部が嵌合し、前記右側板係止部に前記右側張出部が嵌合し、前記左側係止部と前記右側係止部からなる係止部対における前記左側張出部と前記右側張出部からなる張出部対の位置が高い位置と低い位置との間で上下移動自在な構造となっている紙箱を提供するものである。

0008

また、請求項2にかかる発明では、前記左側係止部および前記右側係止部からなる係止部対が複数対有するとともに、前記背面板が前記上下動板と前記回動板からなる前記上下動連接体を複数有するとともに、前記上下動連接体どうしが谷折目を介して連接しており、前記上下動連接体どうしがなす谷折目連接角度が上面からの角度で0度以上90度以下で角度可変となっている請求項1記載の紙箱を提供するものである。

0009

また、請求項3にかかる発明では、前記背面板がさらに上下動しない固定連接体を有するとともに、前記上下動連接体が該固定連接体と連接しており、前記上下動連接体と該固定連接体がなす谷折目連接角度が上面からの角度で0度以上90度以下で角度可変となっている請求項1または2記載の紙箱を提供するものである。

0010

また、請求項4にかかる発明では、前記固定連接体が、前記上下動連接体と連接している固定背面板と、該固定背面板の反対側で連接している起立板とからなり、前記固定背面板と前記起立板がなす山折目連接角度が上面からの角度で290度以上360度以下で固定角度となっている請求項3記載の紙箱を提供するものである。

0011

また、請求項5にかかる発明では、身箱がさらに固定連接体押さえ部材を有するとともに、該固定連接体押さえ部材が差込板と覆板とからなり、該差込板と該覆板が上面からの角度で180度以上360度以下の角度可変に連接しており、該差込板の先端部が前記起立板と身箱の間に挟まれており、該覆板の先端部が前記固定背面板と前記上下動連接体の間に挟まれている請求項4記載の紙箱を提供するものである。

0012

また、請求項6にかかる発明では、身箱が前記底板と該底板より各々起立する左側板と右側板と前側板後側板を有し、左側板と前側板、左側板と後側板、右側板と前側板、右側板と後側板が各々接している請求項1から5何れか記載の紙箱を提供するものである。

0013

また、請求項7にかかる発明では、紙箱が、さらに天面押さえ部材を有し、該天面押さえ部材が前記左側板の上端と前記右側板の上端がなす身箱内部の仮想内部天面の少なくとも一部で上方から身箱内部を押さえている請求項1から6何れか記載の紙箱を提供するものである。

0014

また、請求項8にかかる発明では、該天面押さえ部材が、身箱と連接している蓋、もしくは、身箱と連接していない蓋、もしくは、身箱全体を収納する外箱、もしくは、一部が開口する外箱本体と該外箱本体の開口を閉鎖する蓋とからなる外箱からなる請求項7記載の紙箱を提供するものである。

0015

また、請求項9にかかる発明では、前記左側板と前記右側板の両方が各々内面板外面板の二枚以上の板からなっており、各々の内面板にのみ前記係止部を有する請求項1から8何れか記載の紙箱を提供するものである。

0016

また、請求項10にかかる発明では、前記係止部が各々斜めに形成されている請求項1から9何れか記載の紙箱を提供するものである。

0017

また、請求項11にかかる発明では、前記係止部が切込みから構成され、該切込みが湾曲している請求項10記載の紙箱を提供するものである。

0018

また、請求項12にかかる発明では、前記上下動板もしくは前記上下動板と固定背面板に中仕切舌片を複数有し、該中仕切変が起立可能である請求項1から11何れか記載の紙箱を提供するものである。

発明の効果

0019

本件発明によれば、内容物が可変、すなわち内容物の厚さや個数が変化しても違和感なく適切かつ見た目よく収納することが可能で、その収納状態のまま蓋を開くか除くだけで容易に展示することが可能になった。それのみならず、内容物の運搬等を行ったり倒れたいした場合であっても、内容物の位置がそのまま保持することが可能になり、ずれたり偏ったりすることを防止することが可能になり、箱を開放した場合にも収納状態を維持できるため、展示性が高い。

0020

さらに、仮想内部天面までの内部高さを外箱や蓋などの手段により制限することにより、背面板や固定連接体押さえ部材による変形復元力が働き、それによりクッション性が与えられ、これにより内容物に若干の圧力がかかり続けることが可能になり、その圧力により静置した場合に比べて背面板や固定連接体押さえ部材と内容物との間の摩擦力が向上し、内容物が偏って紙箱の内部で密集して内容物が変形する可能性が減少した。特に、内容物が脆弱性物品や、変形しやすい物品の場合、変形により美粧性が低下する様な物品で特に効果が高い。

図面の簡単な説明

0021

本発明に係る紙箱を、内容物を入れていない状態で組み上げた状態で、外箱に入れている途中の状態を示す斜視図である。
本発明に係る図1の紙箱の、身箱の展開図である。
本発明に係る図1の紙箱の、背面板の展開図である。
本発明に係る図1の紙箱の、固定連接体押さえ部材の展開図である。
本発明に係る図1の外箱の展開図である。
本発明に係る図1の紙箱を、内容物を入れていない状態で組み上げ、これを外箱に入れる前の状態を示す斜視図である。
本発明に係る紙箱の、身箱を組み上げ、係止部を省略した状態を示す斜視図である。
本発明に係る紙箱の、身箱に背面板を入れた状態を示す前後方向に切断した状態の概念断面図である。
本発明に係る図8の紙箱の、身箱に背面板を入れ、さらに内容物を入れるとともに固定連接体押さえ部材を設け、さらに仮想内部天面において上下動が規制された状態を示す前後方向の概念断面図である。
本発明に係る紙箱の、身箱を組み上げた状態を示す左右方向に切断した状態の概念断面図である。
本発明に係る紙箱の、背面板の一つの上下動連接体を示す概念斜視図である。
本発明に係る紙箱の、固定連接体を示す概念斜視図である。
本発明に係る図1の紙箱を、内容物を入れていない状態で組み上げた状態で、外箱に入れ、蓋を閉じていない状態を示す斜視図である。
本発明に係る図1の紙箱の、固定連接体押さえ部材の斜視図である。
本発明に係る図1の紙箱を、内容物を入れていない状態で組み上げた状態で、外箱に入れ、蓋を閉る寸前の状態を示す斜視図である。

実施例

0022

以下、背面板が上下動連接体を二つ持ち、さらに固定連接体も具える構造の紙箱で代表させて、図面を参照しながら本発明の形態について説明する。

0023

図2は本発明に係る紙箱の身箱1の展開図であり、図3は、本発明に係る紙箱の背面板2の展開図であり、図4は、本発明に係る紙箱の、固定連接体押さえ部材3の展開図である。

0024

この紙箱は、身箱1と背面板2からなっているものが代表的であるが、さらに固定連接体押さえ部材3を有する構造で代表させて図面を用いて説明する。

0025

身箱1は、図2で示す様に、底板11と左側板12と右側板13が必須であり、前側板14と後側板15は必須でないが、少なくとも左側板12と右側板13が起立している状態を維持していることが必要である。

0026

この実施の形態では、連接部材161により左側板12と前側板14、連接部材162により左側板12と後側板15、連接部材163により右側板13と前側板14、連接部材164により右側板13と後側板15が各々互いに固定されていることにより左側板12と右側板13が底板11から起立している。

0027

また、この左側板12と右側板13と前側板14と後側板15は内面板と外面板により二重化して複板構造になっている。

0028

すなわち、左側板12は、左側板外面板121と、左側板上面板122と、左側板内面板123と、左側板折込板124とからなって、各々左側板折目125で連接している。すなわち、底板1と連接する左側板外面板121とは第一左側板折目1251を介して連接し、左側板外面板121と左側板上面板122とは第二左側板折目1252を介して連接し、左側板上面板122と左側板内面板123は第三左側板折目1253を介して連接し左側板内面板123と左側板折込板124は第四左側板折目1254を介して連接している。

0029

同様に、右側板13は、右側板外面板131と、右側板上面板132と、右側板内面板133と、右側板折込板134とからなって、各々右側板折目135で連接している。すなわち、底板1と連接する右側板外面板131とは第一右側板折目1351を介して連接し、右側板外面板131と右側板上面板132とは第二右側板折目1352を介して連接し、右側板上面板132と右側板内面板133は第三右側板折目1353を介して連接し右側板内面板133と右側板折込板134は第四右側板折目1354を介して連接している。

0030

同様に、前側板14は、前側板外面板141と、前側板上面板142と、前側板内面板143と、前側板折込板144とからなって、各々前側板折目145で連接している。すなわち、底板1と連接する前側板外面板141とは第一前側板折目1451を介して連接し、前側板外面板141と前側板上面板142とは第二前側板折目1452を介して連接し、前側板上面板142と前側板内面板143は第三前側板折目1453を介して連接し前側板内面板143と前側板折込板144は第四前側板折目1454を介して連接している。

0031

同様に、後側板15は、後側板外面板151と、後側板上面板152と、後側板内面板153と、後側板折込板154とからなって、各々後側板折目155で連接している。すなわち、底板1と連接する後側板外面板151とは第一後側板折目1551を介して連接し、後側板外面板151と後側板上面板152とは第二後側板折目1552を介して連接し、後側板上面板152と後側板内面板153は第三後側板折目1553を介して連接し後側板内面板153と後側板折込板154は第四後側板折目1554を介して連接してい
る。

0032

また、この左側板内面板123と右側板内面板133には各々対となる係止部が設けられている。この実施例では切込みにより構成されている係止部となっており、それが二対設けられている。すなわち、左側板第一係止部126と左側板第二係止部127と右側板第一係止部136と右側板第二係止部137であり、このうち左側板第一係止部126と右側板第一係止部136が向かい合って対になっている位置に形成されており、左側板第二係止部127と右側板第二係止部137が向かい合って対になっている位置に形成されている。

0033

なお、各々の係止部は、折目と切込みから構成され、そのうち折目が左右の内面板の底面から上面に至る途中まで向かって後から前に設けられ、その折目の上端および下端から後ろに向かって伸び水平部と、上面水平部端と下面水平部端を後ろに湾曲しならがつなぐ湾曲部とから構成される切込みと、その折目と切込みで区切られる領域がフラップ形状を形成している。

0034

すなわち、左側板第一係止部126は、左側板第一係止折目1261が左側板内面板123の底面から上面に向かって後から前に設けられ、その左側板第一係止折目1261の上端および下端からフラップ形状を形成する様に、左側板第一係止切込み1262が設けられている。

0035

それと対になる右側板第一係止部136は、右側板第一係止折目1361が右側板内面板133の底面から上面に向かって後から前に設けられ、その右側板第一係止折目1361の上端および下端からフラップ形状を形成する様に、右側板第一係止切込み1362が設けられている。

0036

またさらに、左側板第二係止部127は、左側板第二係止折目1271が左側板内面板123の底面から上面に向かって後から前に設けられ、その左側板第一係止折目1271の上端および下端からフラップ形状を形成する様に、左側板第二係止切込み1272が設けられている。

0037

それと対になる右側板第二係止部137は、右側板第二係止折目1371が右側板内面板133の底面から上面に向かって後から前に設けられ、その右側板第二係止折目1371の上端および下端からフラップ形状を形成する様に、右側板第二係止切込み1372が設けられている。

0038

また、左側板内面板123の前側に固定フラップ1231が折目を介して連接して設けられており、同様に左側板内面板123の後側にも固定フラップ1232が折目を介して連接して設けられている。

0039

また、右側板内面板133の前側に固定フラップ1331が折目を介して連接して設けられており、同様に左側板内面板133の後側にも固定フラップ1332が折目を介して連接して設けられている。

0040

背面板2は、図3に示す様に、上下動板と回転板とからなる上下動連接体が設けられていることが必須だが、この実施例では第一上下動板211と第一回転板212とからなる第一の上下動連接体21と、第二上下動板221と回転板222とからなる第二の上下動連接体22と、さらに固定背面板231と起立板232とからなる固定連接体とからなる。

0041

この場合の第一上下動板211と第一回転板212は、左側板12や右側板13と直交する方向に設けられた、互いに、上面からの角度で270度以上360度以下の固定角度ではない可変角度の第一山折目241を介して連接している。

0042

また、第一回転板212と第二上下動板221は、左側板12や右側板13と直交する方向に設けられた、互いに、上面からの角度で0度以上90度以下の固定角度ではない可変角度の第一谷折目242を介して連接している。

0043

また、第二上下動板221と第二回転板222は、左側板12や右側板13と直交する方向に設けられた、互いに、上面からの角度で270度以上360度以下の固定角度ではない可変角度の第二山折目243を介して連接している。

0044

また、第二回転板222と固定背面板231は、左側板12や右側板13と直交する方向に設けられた、互いに、上面からの角度で0度以上90度以下の固定角度ではない可変角度の第二谷折目244を介して連接している。

0045

また、固定背面板231と起立板232は、左側板12や右側板13と直交する方向に設けられた、、互いに、上面からの角度で270度以上360度以下の固定角度で第三山折目245を介して連接している。この第三山折目245の角度を固定するために角度固定部材233も有している。

0046

これは、角度固定部材233は、固定背面板231の左右に連接している左右の角度固定部材2231と、その角度固定部材2231と連接している角度固定フラップ2232からなっており、角度固定フラップ2232が起立板232に貼り合せ等の手段で固定されていることによって、固定背面板231と起立板232の第三山折目245を介しての連接角度が固定される。

0047

その上で、第一上下動板211の第一山折目241の両近傍には左側第一上下動板張出部2111と右側第一上下動板張出部2112とからなる張出部が設けられ、第一山折目241の長さ、すなわち、図11の様なその両張出部の先端どうしの距離L2115は、図10の様に身箱1の左側板内面板121と右側板内面板131との距離である左右側板内面の幅W171よりも長く設定されている。

0048

また、両張出部の先端どうしの距離L2115は左右側板内面の幅W171に左右側板の厚みd172の倍の距離を加えた長さ、すなわち、左右側板外面間の距離W172より短くなっている。

0049

また、第一回転板212の第一山折目241の両近傍には左側第一回転板張出部2121と右側第一回転板張出部2122とからなる張出部が設けられ、その両張出部の先端どうしの距離L2125は身箱1の左側板内面板121と右側板内面板131との距離である左右側板内面の幅W171よりも長く設定されている。また、両張出部の先端どうしの距離L2125は左右側板内面の幅W171に左右側板の厚みd172の倍の距離を加えた長さ、すなわち、左右側板外面間の距離W172より短くなっている。

0050

その上で、第二上下動板221の第二山折目243の両近傍には左側第二上下動板張出部2211と右側第二上下動板張出部2212とからなる張出部が設けられ、第二山折目243の長さ、すなわち、その両張出部の先端どうしの距離L2215は身箱1の左側板内面板121と右側板内面板131との距離である左右側板内面の幅W171よりも長く設定されている。また、両張出部の先端どうしの距離L2215は左右側板内面の幅W171に左右側板の厚みd172の倍の距離を加えた長さ、すなわち、左右側板外面間の距離W172より短くなっている。

0051

また、第二回転板222の第一山折目243の両近傍には左側第一回転板張出部2221と右側第一回転板張出部2222とからなる張出部が設けられ、その両張出部の先端どうしの距離L2225は身箱1の左側板内面板121と右側板内面板131との距離である左右側板内面の幅W171よりも長く設定されている。また、両張出部の先端どうしの距離L2225は左右側板内面の幅W171に左右側板の厚みd172の倍の距離を加えた長さ、すなわち、左右側板外面間の距離W172より短くなっている。

0052

それに対して、第一上下動板211の第一山折目241の両近傍以外である、左側第一上下動板張出部2111と右側第一上下動板張出部2112とからなる張出部が設けられていない場所どうしの距離W2114は身箱1の左側板内面板121と右側板内面板131との距離W171よりも若干短く設定されている。

0053

また、第二上下動板221の第二山折目243の両近傍以外である、左側第二上下動板張出部2211と右側第一上下動板張出部2212とからなる張出部が設けられていない場所どうしの距離L2215は身箱1の左側板内面板121と右側板内面板131との距離W171よりも若干短く設定されている。

0054

また、固定背面板231と起立板232の幅である固定背面板の幅W234は、図12の様に、角度固定部材233により互いに270度以上の固定角度の第三山折目245を介して連接している状態で、身箱1の左側板内面板121と右側板内面板131との距離W171よりも若干短く設定されている。

0055

加えて、第一上下動板211には、折目とその両端を例えばU字状に結ぶ切込みが設けられて起立フラップ2113が多数形成されており、折目を起立させると、内容物の中仕切りとして用いることができる。

0056

この起立フラップ2113は、折目が前後方向に設けられるものでも、左右方向に設けられるものでも構わないし、その両方向のフラップが設けられるものでも構わない。この起立フラップは、内容物5が第一上下動板211上に複数収納する場合、その内容物5どうしを仕切る役割を果たす。従って、内容物5の個数や大きさに応じて起立させたり起立させなかったり適宜調整することができる。

0057

加えて、第一上下動板211には、折目とその両端を例えばU字状に結ぶ切込みが設けられて起立フラップ2113が多数形成されており、折目を起立させると、内容物の中仕切りとして用いることができる。

0058

この起立フラップ2113は、折目が前後方向に設けられるものでも、左右方向に設けられるものでも構わないし、その両方向のフラップが設けられるものでも構わない。この起立フラップは、内容物5が第一上下動板211上に複数収納する場合、その内容物5どうしを仕切る役割を果たす。従って、内容物5の個数や大きさに応じて起立させたり起立させなかったり適宜調整することができる。

0059

また、第二上下動板221にも、折目とその両端を例えばU字状に結ぶ切込みが設けられて起立フラップ2213が多数形成されており、折目を起立させると、内容物の中仕切りとして用いることができる。

0060

この起立フラップ2213も、折目が前後方向に設けられるものでも、左右方向に設けられるものでも構わないし、その両方向のフラップが設けられるものでも構わない。この
起立フラップは、内容物5が第二上下動板221上に複数収納する場合、その内容物5どうしを仕切る役割を果たす。従って、内容物5の個数や大きさに応じて起立させたり起立させなかったり適宜調整することができる。

0061

また、固定背面板231にも、折目とその両端を例えばU字状に結ぶ切込みが設けられて起立フラップ2311が多数形成されており、折目を起立させると、内容物5の中仕切りとして用いることができる。

0062

この起立フラップ2311も、折目が前後方向に設けられるものでも、左右方向に設けられるものでも構わないし、その両方向のフラップが設けられるものでも構わない。この起立フラップは、内容物5が固定背面板231上に複数収納する場合、その内容物5どうしを仕切る役割を果たす。従って、内容物5の個数や大きさに応じて起立させたり起立させなかったり適宜調整することができる。

0063

第一山折目241は、力が全く掛かっていない自由状態では、第一上下動板211と第一回転板212が、上面からの角度で270度以上360度以下の自然状態の第一山折目連接角度θ2411に山折りされているが、内容物5を収納し、さらに天面が仮想内部天面173で押さえられ、身箱内部17が内部高さh173以内に押し込まれている場合は、収納時の第一山折目連接角度θ2412に山折りされている。さらに、最大押し込まれた場合は、完全に折り込まれて第一上下動板211と第一回転板212が接する、上面からの角度で360度の状態まですることができる。

0064

第一谷折目242は、力が全く掛かっていない自由状態では、第一回転板212と第二上下動板221とが、上面からの角度で0度以上90度以下の自然状態の第一谷折目連接角度θ2421に谷折りされているが、内容物5を収納し、さらに天面が仮想内部天面173で押さえられ、身箱内部17が内部高さh173以内に押し込まれている場合は、収納時の第一谷折目連接角度θ2422に谷折りされている。さらに、最大押し込まれた場合は、完全に折り込まれて第一回転板212と第二上下動板221とが接する、上面からの角度で0度の状態まですることができる。

0065

これにより、力が全く掛かっていない自由状態では、第一上下動板211と第一回転板212と第二上下動板221とがZ字状になっている。

0066

他方、上方から加圧すると、第一上下動板211と第一回転板212と第二上下動板221とが高さの低いZ字状となる。

0067

他方、上方から加圧し、最後まで押し込まれると、第一上下動板211と第一回転板212と第二上下動板221とが折り重なった状態となる。

0068

第二山折目243は、力が全く掛かっていない自由状態では、第二上下動板221と第二回転板222が、上面からの角度で270度以上360度以下の自然状態の第二山折目連接角度θ2431に山折りされているが、内容物5を収納し、さらに天面が仮想内部天面173で押さえられ、身箱内部17が内部高さh173以内に押し込まれている場合は、収納時の第二山折目連接角度θ2432に山折りされている。さらに、最大押し込まれた場合は、第二上下動板221が第二山折目243部分で固定背面板231に接する角度の状態まですることができる。

0069

第二谷折目242は、力が全く掛かっていない自由状態では、第二回転板221と固定背面板231とが、上面からの角度で0度以上90度以下の自然状態の第二谷折目連接角度θ2441に谷折りされているが、内容物5を収納し、さらに天面が仮想内部天面17
3で押さえられ、身箱内部17が内部高さh173以内に押し込まれている場合は、収納時の第二谷折目連接角度θ2442に谷折りされている。さらに、最大押し込まれた場合は、完全に折り込まれて第二回転板222と固定背面板231とが接する、上面からの角度で0度の状態まですることができる。

0070

これにより、力が全く掛かっていない自由状態では、第二上下動板221と第二回転板222と固定背面板231とが変形Z字状になっている。

0071

他方、上方から加圧すると、第二上下動板221と第二回転板222と固定背面板231とが狭い変形Z字状となる。

0072

他方、上方から加圧し、最後まで押し込まれると、第二回転板222と固定背面板231とが折り重なった状態となり、それに第二上下動板221がもたれかかる構造になっている。

0073

次に、固定連接体押さえ部材3は、図4に示す様に、覆板31と差込板32とからなり、覆板31と差込板32とは非固定角度の山折目33で連接している。また、覆板31には開口部311が必要に応じて複数設けられている。

0074

この覆板31と差込板32の幅は両方とも、身箱1の左側板内面板121と右側板内面板131との距離よりも若干狭い設定されている。

0075

また、この覆板31の前後方向の長さは、固定背面板231の前後方向の長さより若干長くなっており、差込板32の上下方向の長さは、起立板232の上下方向の長さより若干長くなっている。

0076

その上で、この覆板31は、前後方向に若干湾曲しており、上方に向かって凸状の形状となっている。

0077

そして、強度の関係上、身箱1、背面板2、固定連接体押さえ部材3、外箱4は、おのおの前後方向の紙目製作した。この場合の紙目方向は、身蓋1の場合、底板11部分を基準とした方向である。

0078

なお、このような身箱1、背面板2、固定連接体押さえ部材3は各々独立したブランクから構成されている必要はなく、例えば前側板折込板144を設ける代わりに、前側板内面板143の端部が谷折線を介して背面板2の第一上下動板211の端部と繋がっている構成でも構わない。同様に、背面板2の起立板232の端部が、固定連接体押さえ部材3の差込板32の端部と繋がっている構成でも構わない。

0079

さらに、前側板内面板143の端部が谷折線を介して背面板2の第一上下動板211の端部と繋がって、背面板2の起立板232の端部が固定連接体押さえ部材3の差込板32の端部と繋がっている一枚のブランクから成り立っている構成でも構わない。

0080

次に、天面押さえ部材につき、それが外箱である場合を用いて図1を用いて説明する。外箱5は図5のように、外箱底板41から左側に外箱左側第一折目4261を介して外箱左側板421が連接し、外箱左側板421から左側に外箱左側第二折目4262を介して外箱左側天板422が連接し、外箱底板41から右側に外箱右側第一折目4361を介して外箱右側板431が連接し、外箱右側板431から右側に外箱右側第二折目4362を介して外箱右側天板432が連接している。

0081

また、外箱底板41から前側に外箱前側第一折目4461を介して外箱前側板441が連接し、外箱前側板441から前側に外箱左側第二折目4462を介して外箱前側天板442が連接し、外箱前側天板442から前側に外箱前側第三折目4463を介して外箱天板固定板443が連接し、外箱天板固定板443から前側に外箱左側第四折目4464を介して外箱天板固定板押さえ板444が連接している。但し、外箱前側第一折目4461中央部分にスリット445が存在する。

0082

また、外箱底板41から後側に外箱蓋側第一折目4561を介して外箱後側板451が連接し、外箱後側板451から後側に外箱蓋側第二折目4562を介して蓋材452が連接し、蓋材452から後側に外箱蓋側第三折目4563を介して蓋材前側板453が連接し、蓋材前側板453から後側に外箱蓋側第四折目4564を介してフラップ454が連接している。

0083

また、外箱左側板421と外箱前側板441の間、外箱右側板431と外箱前側板441の間、外箱左側板421と外箱後側板451の間、外箱右側板431と外箱後側板451の間には各々外箱側板連接体461、462、463、464が設けられている。

0084

この外箱4は、外箱底板41から外箱左側板421と外箱右側板431と外箱前側板441を折り立て、さらに、外箱左側天板422と外箱右側天板432と外箱前側天板442を内側に向かって外箱底板41と平行になる様にして折り、外箱天板固定板押さえ板444を折った上で、外箱天板固定板443を下方へ完全に折返し外箱左側天板422と外箱右側天板432を固定する。

0085

このとき、外箱天板固定板押さえ板444が、外箱前側板441と完全に面接触するまで押し込むことで、外箱4が図13のように完成する。なお、このとき、外箱5の内面は、身箱1の外面より前後方向、左右方向、上下方向とも若干大きく作られている。

0086

さらに、外箱左側天板422と外箱右側天板432と外箱前側天板442が上部で固定されていることにより外箱天板48が設けられるが、上部には外箱天板48存在しない外箱天面開放部471が存在する。もちろん、外箱左側天板422と外箱右側天板432と外箱前側天板442が上部で固定される方法は貼り合せ等でも構わない。

0087

その上で、この外箱4を閉鎖する場合は、外箱底板41から外箱後側板451を折り立て、蓋材452を内側に向かって外箱底板41と平行になる様にして折り、さらに、蓋材前側板453を下方に折り、フラップ454をスリット445に差込み固定することで閉鎖することにより、内容物を完全に包装することができる。閉鎖方法は他の方法によるものでも構わない。

0088

次に、このような紙箱は、身箱1を図7の様に組み立て、その身箱1の中に背面板2を入れ、各係止部に張出部を嵌める図6の様な状態で使用する。

0089

すなわち、身箱1の底板11から、左側板12、右側板13、前側板14、後側板15を、各々第一左側板折目1251、第一右側板折目1351、第一前側板折目1451、第一後側板折目1551から山折りに折って起立させる。

0090

次に、第二左側板折目1252と第二右側板折目1352から底板11と水平になるように山折りに折り、第三左側板折目1253と第三右側板折目1353から下側に山折りに折り込んで押し込むと同時に、第四左側板折目1254と第四右側板折目1354から底板11と密着する様に谷折りする。

0091

さらに、第二前側板折目1452と第二後側板折目1552から底板11と水平になるように山折りに折り、さらに、連接部材161、163、および固定フラップ1231、1331が前側板14の内部に来るような状態にし、て第三前側板折目1453から下側に連接部材161、163、および固定フラップ1231、1331を包み込むような状態で山折りに折り込んで押し込むと同時に、第四前側板折目1454から底板11と密着する様に谷折りする。

0092

また、連接部材162、164、および固定フラップ1232、1332が後側板15の内部に来るような状態にし、て第三後側板折目1553から下側に連接部材162、164、および固定フラップ1232、1332を包み込むような状態で山折りに折り込んで押し込むと同時に、第四後側板折目1554から底板11と密着する様に谷折りする。

0093

最後に、第四前側板折目1454と第四後側板折目1554が第四左側板折目1254と第四右側板折目1354より上に来るように引き上げてから底板11と密着する様に戻す。

0094

これにより、各々の側板が二重化された身箱が形成される。このうち、左側板内面板121と右側板内面板131には各々左側板第一係止部126、左側板第二係止部127、右側板第一係止部136、右側板第一係止部136が設けられているが、各々の係止部が開いていない状態では、各々の側板が二重化されているが、各々の係止部が開いている状態では、その部分だけ側板が二重化されていないものとなる。

0095

この場合、各張出部2111、2112、2121、2122、2211、2212、2221、2222が各係止部126、127、136、137の中で、各切込み1262、1272、1362、1372の後側面側の湾曲部分に沿って上下動可能になっている。

0096

これにより、力が全く掛かっていない図8の様な第一上下動板211と第一回転板212と第二上下動板221がZ字状になっている状態では、各張出部2111、2112、2121、2122が各係止部126、136の中で、各切込み1262、1362の後側面側の湾曲部分の上端に位置し、これ以上の第一上下動板211の上昇と第一回転板212の回転を抑止している。

0097

他方、図9の様に上方から加圧し、内容物5を収納し、さらに天面が仮想内部天面173で押さえられ、身箱内部17が内部高さh173以内に押し込まれている場合は、第一上下動板21と第一回転板212と第二上下動板221がが折り重なった状態となって、各切込み1262、1362の後側面側の湾曲部分の下端の底板11に接する位置に位置し、これ以上の第一上下動板21の下降を抑止している。

0098

身箱内部17が内部高さh173以内に押し込まれている状態を実現するには、例えば外箱4に収納する等の方法があるが、その手段に限らない。例えば、蓋材452により覆っていない状態でも、外箱天板48により仮想内部天面173の左側を外箱左側天板422で覆い、右側を外箱右側天板432で覆っていれば、中央部分に外箱天面開放部471が存在していても、第一上下動板211と第一回転板212が左側と右側の両端部で内容物5を上面から押さえる状態になるので、結局、内容物5を通して外箱4により間接的にこれ以上の第一上下動連接体21の下降を抑止している。

0099

しかも、その状態で外箱天面開放部471が存在しているために、内容物5が上面から容易に観察できる。

0100

また、力が全く掛かっていない第二上下動板221と第二回転板222と固定背面板231とが変形Z次状になっている状態では、各張出部2211、2212、2221、222が各係止部127、137の中で、各切込み1272、1372の後側面側の湾曲部分の上端に位置し、これ以上の第二上下動板221の上昇と第一回転板222の回転を抑止している。この状態は、身箱2を外箱4から外すことで容易に実現できる。

0101

他方、上方から加圧し、内容物5を収納し、さらに天面が覆板31で押さえられ、さらにこの覆板31が仮想内部天面173で押さえられ、身箱内部17が内部高さh173以内に押し込まれている場合は、第二上下動板221と第二回転板222が固定背面板231に支持されている状態となって、各切込み1272、1372の後側面側の湾曲部分のほぼ下端の底板11に近接する位置に位置し、これ以上の第二上下動板23の下降を抑止している。

0102

身箱内部17が内部高さh173以内に押し込まれている状態を実現するには、上記同様、内容物5を通して外箱4により間接的にこれ以上の第二上下連接体22の下降を抑止している。しかも、その状態で外箱天面開放部471が存在しているために、内容物5が上面から容易に観察できる。

0103

図14の様な固定連接体押さえ部材3の覆板31の湾曲処理は、その柔軟性により必ず処理が必要ではないが、効率良く押さえて内容物5を収納するためには、湾曲処理されている方が好ましい。このような湾曲形状を維持するために固定連接体押さえ部材3のみフィルム貼りや形状維持のための薬液処理を施すことも可能である。

0104

なお、固定連接体押さえ部材3が透明または半透明プラスチックシート等で構成する場合は、覆板開口部311は設けない構成も可能である。

0105

その身箱1の中に背面板2を入れた状態で、内容物の大きさなどに合致した起立フラップ2113、2213、2313だけを上方へ折り立て、中仕切りとして、内容物を美麗に配列することが可能になる。

0106

この場合、内容物が薄い、もしくは背面板2の各仕切られた位置に各々一個の場合は、それを載せても上面との空間に余裕で収納することができるため、背面板2を変形することなく、そのまま第一上下動板211、第二上下動板221、固定背面板231上に収納することができ、そのまま収納のみならず陳列することが可能な構造になっている。

0107

他方、内容物が厚い、もしくは背面板2の各仕切られた位置に各々二個以上の場合は、それを載せると、をそのままでは背面板2と身蓋1の上面との間に存在する収納空間空間に余裕で収納することができずはみ出してしまうため、蓋や袋などの身蓋1の上面より上の天面を仮想内部天面173で規制し内部高さh173の高さまでに収納位置を限定する蓋や外箱4の外箱天板48などにより部材による下方に押す力が掛かるようになる。

0108

これにより上下動板が下がるとともに、回動板が回転して水平に近い角度になり、これによってその上下動連接体がつぶれ平坦もしくはほぼ平坦な構造になることにより、上下動連接体部分において背面板2と身蓋1の上面である仮想内部天面173との間に存在する身箱内部17の収納空間空間が広くなり、これによって身箱1の仮想内部天面173より下の収納空間に内容物5を、厚い内容物5であった場合や複数を同一の区画に収納しなければならない場合でも収納可能になる。

0109

この実施の形態では、背面板2の上下動連接体におけるZ字構造がクッション性を併せ持っているので、単なる収納の適切化のみならず、内容物の保護にも資する構造となって
いる。また、このようなクッション性により若干の圧が内容物に掛かるため、紙箱の中での内容物の位置が回動せず固定されたままになるので、当初予定されていた収納状況を維持することが可能になる。

0110

また、この実施形態では上下動連接体は二つ設けられているが、例えば、その第一上下動連接体21をなす第一上下動板211の上には身蓋1の仮想内部天面173より下の収納空間に収まる薄手の内容物5を入れ、第二上下動連接体22をなす第二上下動板221の上には薄手の身蓋1の仮想内部天面173より下の収納空間からはみ出る厚手もしくは複数の内容物5を入れるなど、上下動板ごとに載せる内容物5の品種や個数などを適宜調整可能になる。

0111

なお、固定背面板25の上にも内容物を載せることは可能であるが、固定背面板231の角度と高さが固定されているので、身箱1の上面より下の収納空間も固定されて、それより大きかったり多かったりする内容物5であると、その収納空間からあふれてしまうので、そこに載せる内容物5の種類や大きさに制限がある。

0112

加えて、このような固定背面板231にはクッション性が設けられていないので、内容物にクッション性が求められる場合は、固定背面板231に載せられている内容物の上に固定連接体押さえ部材3を取り付けることである程度のクッション性を与えることが可能になる。

0113

すなわち、図9の様に固定連接体押さえ部材3の差込板32を起立板232と身蓋1の後側板内面板153との間に差し込むとともに、固定連接体押さえ部材3の反対側の端部である覆板31の端部を第二回転板222と固定背面板231との間に挟みこみ、第二谷折目243に突き当たるように差込む。この場合、完全に奥まで差込む構造であっても、途中までの差込でも良い構造であっても良い。

0114

このような構造とすることにより、蓋などの収納空間上面を制限する手段により上から加圧される場合にクッション性を付与することが可能になる。

0115

例えば、蓋材452により覆っていない状態でも、外箱天板48により仮想内部天面173の左側を外箱左側天板422で覆い、右側を外箱右側天板432で覆っていれば、中央部分に外箱天面開放部471が存在していても、固定連接体押さえ部材3が左側と右側の両端部で内容物5を上面から押さえる状態になるので、結局、この固定連接体押さえ部材3により間接的に内容物5を押さえて固定している。

0116

しかも、このとき、覆板31には覆板開口部311が存在しているために、陳列性も十分であると同時に、覆板開口部311が設けられていない部分により内容物5のクッション押さえ効果が発揮できる。

0117

これにより、単なる収納の適切化のみならず、内容物の保護にも資する構造となっている。さらに、このようなクッション性により若干の圧が内容物に掛かるため、紙箱の中での内容物の位置が回動せず固定されたままになるので、当初予定されていた収納状況を維持することが可能になる。

0118

さらに、図5のように、外箱4に収納するとき、外箱4として外箱左側天板422と外箱右側天板432が備わっているものを用い、それに入れるとこの外箱左側天板422と外側右側天板432によりクッション性が付与された状態を維持することができ、それにより内容物の保護や内容物の予想しえない移動を防止することができるとともに、外箱左側天板422と外箱右側天板432との間に外箱天面開放部471を設けることで、陳列
性も備えることが可能になった。

0119

もちろんこのような外箱4は、このような構造に特定されるものではなく、身箱1と一体となったものでも構わない。

0120

この様な外箱4は、このような構造に限られることはなく、外箱左側天板422と外箱右側天板432で左右両端から仮想内部天面173の内部高さh173に身箱内部17を規制する必然性はなく、例えば外箱天板48が透明もしくは半透明プラスチックシートや透明もしくは半透明フィルムになっている外箱4でも同様な効果を奏することができる。

0121

また、前側から後側まで連続する帯状体左右一対で設けられていて、それにより左側と右側の両側で仮想内部天面173の内部高さh173に身箱内部17を規制する構造であっても構わない。

0122

また、箱の形式を取らなくとも、身箱1に付属させる蓋などの部材により少なくとも左側と右側の両側で仮想内部天面173の内部高さh173に身箱内部17を規制する構造であっても構わない。

0123

なお、このような紙箱は、厚紙の他、ダンボールアート紙、プラスチック板などある程度の形状を維持できる材料であれば各種紙材を使用することが可能であり、また、このような紙材は、身箱1の材質と背面板2の材質と固定連接体押さえ部材3と外箱の材質が同一でも構わないが、そのような必然性はない。

0124

また、このような身箱1上面の高さを規制する手段として必ずしも外箱を用いる必要はなく、身蓋に直接繋がっている蓋や、独立している蓋、さらに別な袋やシュリンクフィルム等のフィルム押さえにより実現しているものであっても構わない。

0125

加えて、この紙材として紙に何の処理を施さない紙を使用することも可能だが、耐水層を付加することにより耐水処理を付与するなど、各種処理が施された紙材を用いることも可能であり、必要により外箱4のみを耐水性にすることも可能である。その他、用途によっては耐油処理なども可能である。

0126

さらに、用途によっては印刷層を部分的または全面に設けることにより、内容物の見栄えをさらに良くさせるために、各種表示を付与する等の印刷を施すことも可能である。

0127

1身箱
11底板
12左側板
121 左側板外面板
122 左側板上面板
123 左側板内面板
1231、1232固定フラップ
124 左側板折込板
125 左側板折目
1251 第一左側板折目
1252 第二左側板折目
1253 第三左側板折目
1254 第四左側板折目
126 左側板第一係止部
1261 左側板第一係止折目
1262 左側板第一係止切込み
127 左側板第二係止部
1271 左側板第二係止折目
1272 左側板第二係止切込み
13右側板
131 右側板外面板
1331、1332 固定フラップ
132 右側板上面板
133 右側板内面板
134 右側板折込板
135 右側板折目
1351 第一右側板折目
1352 第二右側板折目
1353 第三右側板折目
1354 第四右側板折目
136 右側板第一係止部
1361 右側板第一係止折目
1362 右側板第一係止切込み
137 右側板第二係止部
1371 右側板第二係止折目
1372 右側板第二係止切込み
14前側板
141 前側板外面板
142 前側板上面板
143 前側板内面板
144 前側板折込板
145 前側板折目
1451 第一前側板折目
1452 第二前側板折目
1453 第三前側板折目
1454 第四前側板折目
15後側板
151 後側板外面板
152 後側板上面板
153 後側板内面板
154 後側板折込板
155 後側板折目
1551 第一後側板折目
1552 第二後側板折目
1553 第三後側板折目
1554 第四後側板折目
161、162、163、164連接部材
17 身箱内部
171左右側板内面
W171 左右側板内面の幅
172 左右側板外面
W172 左右側板外面間の距離
d172 左右側板の厚み
173仮想内部天面
h173 内部高さ
2背面板
21 第一上下動連接体
211 第一上下動板
2111 左側第一上下動板張出部
2112 右側第一上下動板張出部
2113起立フラップ
W2114 張出部以外の部分における幅
L2115 左側張出部の先端と右側張出部の先端との距離
212 第一回転板
2121 左側第一回転板張出部
2122 右側第一回転板張出部
22 第二上下動連接体
221 第二上下動板
2211 左側第二上下動板張出部
2212 右側第二上下動板張出部
2213 起立フラップ
W2214 張出部以外の部分における幅
L2215 左側張出部の先端と右側張出部の先端との距離
222 第二回転板
2221 左側第二回転板張出部
2222 右側第二回転板張出部
23固定連接体
231固定背面板
2311 起立フラップ
232起立板
233角度固定部材
2331 角度固定側板
2332 角度固定フラップ
W234 固定背面板の幅
24 折目
241 第一山折目
θ2411 自然状態の第一山折目連接角度
θ2412収納時の第一山折目連接角度
242 第一谷折目
θ2421 自然状態の第一山折目連接角度
θ2422 収納時の第一山折目連接角度
243 第二山折目
θ2431 自然状態の第一山折目連接角度
θ2432 収納時の第一山折目連接角度
244 第二谷折目
θ2441 自然状態の第一山折目連接角度
θ2442 収納時の第一山折目連接角度
245 第三山折目
3 固定連接体押さえ部材
31 覆板
311 覆板開口部
32差込板
33 山折目
4外箱
41外箱底板
421 外箱左側板
422 外箱左側天板
4261 外箱左側第一折目
4262 外箱左側第二折目
431 外箱右側板
432 外箱右側天板
4361 外箱右側第一折目
4362 外箱右側第二折目
441 外箱前側板
442 外箱前側天板
443外箱天板固定板
444 外箱天板固定板押さえ板
445スリット
4461 外箱前側第一折目
4462 外箱前側第二折目
4463 外箱前側第三折目
4463 外箱前側第四折目
451 外箱後側板
452蓋材
453 蓋材前側板
454フラップ
4561 外箱蓋側第一折目
4562 外箱蓋側第二折目
4563 外箱蓋側第三折目
4564 外箱蓋側第四折目
461、462、463、464外箱側板連接板
471 外箱天面開放部
48 外箱天板
5 内容物

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