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技術 商品陳列フック用カードホルダー

出願人 中日産業株式会社
発明者 林誠浩
出願日 2016年4月26日 (4年2ヶ月経過) 出願番号 2016-088571
公開日 2017年11月2日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2017-196080
状態 特許登録済
技術分野 陳列棚
主要キーワード ホルダー受 水平突起 成形費 両側軸 フック棒 延長板 角度切り 回動中心線
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年11月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

カードホルダー受部をホルダー棒から取り外すことなく角度調整を行なうことができ、かつ、スムーズな角度切り替え操作でコンパクトに構成できるカードホルダーを提供すること。

解決手段

カードホルダー10を、カードホルダー本体部11とカードホルダー受部20とを有して構成する。カードホルダー本体部11には、位置決め部材12とその両端外側に配置された一対の軸受部材14、14とを有する。カードホルダー本体部11の回動中心軸線は、位置決め部材12の内部に配置され、位置決め部材12の外面側に、カードホルダー受部20の前端面25に形成された水平凹部26に係合する水平突起部17を形成する。

概要

背景

通常、カードホルダーは、該当商品を示す内容や価格等が表示されるカードホルダー本体部とカードホルダー本体部を回動可能に支持するカードホルダー受部とを備えている。カードホルダー本体部は、誰でも見やすいようにカードホルダー受部に対して上下方向または左右方向に角度調整可能に構成されている。特に上下方向に角度調整する場合、従来においては、カードホルダー受部からホルダー棒を取り外して行なうように構成されていた。しかし、角度調整する場合にカードホルダー受部をホルダー棒から取り外す作業は手間が掛かるため、各メーカーはそれを改良するために手間のかからない構成のカードホルダーを構成する必要が生じていた。そのために改良されたカードホルダーは、特許文献1及び特許文献2に示すように、カードホルダー受部をホルダー棒から取り外すことなく、上下方向及び左右方向共角度調整できることとなっていた。

これによると、特許文献1では、十手型フック上段バーの先端屈曲部にカードホルダー本体部を支持可能な継手上下動不動に取り付けられている。継手は、上段バーの下面が当接する下ストッパー部に3箇所の溝が角度を有して形成され、上段バーがそれぞれの溝のいずれかに係合することにより、カードホルダー本体部が上段バーに対して水平方向に角度調整可能に形成されている。また、カードホルダー本体部の背面側には、上把持部と下把持部が形成され継手の受け部の上下面に係合可能に形成されている。下把持部には、水平方向に複数の溝部が形成され、受け部の下辺部がいずれかの溝に係合可能に形成されている。継手とカードホルダー本体部とは樹脂製で可撓性を有していることから、カードホルダー本体部の下辺部を手で押して複数の溝のいずれかに係合することにより、カードホルダー本体部は上下方向に傾斜可能な姿勢を形成することができていた。

また、特許文献2では、商品棚から前方に突出するカードホルダーを支持するホルダー棒と、商品を吊り下げフック棒と、が上下2段に配置されている。ホルダー棒の先端屈曲部にカードホルダーを支持するカードホルダー支持部が装着され、カードホルダーを支持可能に配置されている。カードホルダーはカードホルダー本体部とカードホルダー支持部とからなり、カードホルダー支持部には、ホルダー棒の先端屈曲部が装着される装着縦孔が形成されるとともに、先端両側に先端側に向かって長手状の軸部を突設している。また、ホルダー棒の水平部が係合する水平溝が有角状に複数形成されている。

カードホルダー本体部は、背面に一対の回動支持部が幅方向に間隔を有して形成されている。一対の回動支持部にはカードホルダー支持部の両側軸部に係合する凹部が対向するように上下方向に複数段に形成されている。したがって、ホルダー棒を、カードホルダー支持部のいずれかの水平溝に係合することにより、カードホルダー本体部を水平方向に傾斜して配置することができ、また、カードホルダー本体のいずれか一対の凹部を一対のカードホルダー支持部の長手状の軸部に係合させることにより、上下方向に傾斜可能な姿勢を形成することができていた。

概要

カードホルダー受部をホルダー棒から取り外すことなく角度調整を行なうことができ、かつ、スムーズな角度切り替え操作でコンパクトに構成できるカードホルダーを提供すること。カードホルダー10を、カードホルダー本体部11とカードホルダー受部20とを有して構成する。カードホルダー本体部11には、位置決め部材12とその両端外側に配置された一対の軸受部材14、14とを有する。カードホルダー本体部11の回動中心軸線は、位置決め部材12の内部に配置され、位置決め部材12の外面側に、カードホルダー受部20の前端面25に形成された水平凹部26に係合する水平突起部17を形成する。

目的

本発明は、上述の課題を解決するものであり、簡単な構成で角度調整の作業をスムーズにするとともに、コンパクトに構成するカードホルダーを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

陳列棚の前方に突出して配設され、商品吊り下げフック棒と、前記フック棒の上方に位置しカードホルダーを支持するホルダー棒と、を有する商品陳列フック用カードホルダーであって、前記カードホルダーは、樹脂材で形成され前面にカード収納する収納部を有するカードホルダー本体と、樹脂材で形成され前記ホルダー棒に装着される挿入縦孔を有するとともに前記カードホルダー本体を上下方向に回動可能に支持するカードホルダー受部と、を備え、前記カードホルダー本体の背面には、幅方向中央部に前記カードホルダーの背面との間に下方又は上方を開口する空間部を有して下方又は上方に突出するとともに外面側に複数の突起部を水平方向に形成する湾曲状の位置決め部材と、前記位置決め部材の両外側に配設されて前記カードホルダーの背面との間に下方又は上方を開口する空間部を有して下方又は上方に突出する一対の軸受部材を備え、前記カードホルダー本体は、前記カードホルダー受部に対して上下方向に段階的に角度調整可能に構成され、前記カードホルダー本体を上下方向に段階的に角度調整するために、前記カードホルダー本体が前記カードホルダー受部に配設された軸部材を中心に回動可能に構成されるとともに、前記位置決め部材の幅方向に形成された複数の突起部のいずれかと前記カードホルダー受部の前端面の幅方向に形成された水平凹部とが係合可能に構成され、前記軸部材の中心軸線が、カードホルダー本体部の背面と前記位置決め部材との間に形成される空間部内に配設されていることを特徴とする商品陳列フック用カードホルダー。

請求項2

前記カードホルダー受部には、前記カードホルダー本体の突起部のいずれかが前記カードホルダー受部の水平凹部に係合するときに、前記カードホルダー本体の背面が当接可能なストッパー面を形成していることを特徴とする請求項1記載の商品陳列フック用カードホルダー。

請求項3

前記ストッパー面は、前記カードホルダー受部の前端面から延びる連結板の先端部に形成された上下方向のほぼ中央部からそれぞれ反対方向に傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項2記載の商品陳列フック用カードホルダー。

請求項4

前記ホルダー棒は前方に延びる水平部と前記水平部の先端で上方に屈曲する先端屈曲部とを有して形成され、前記カードホルダー受部に形成された前記挿入縦孔は前記ホルダー棒の先端屈曲部に嵌入されるとともに、前記挿入縦孔の下端連接されて前記ホルダー棒の水平部が挿入されるための少なくとも両側面及び後端面が開口されたホルダー棒挿入部が前記ホルダー受部の上辺部と下辺部との間に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のそれぞれに記載の商品陳列フック用カードホルダー。

請求項5

前記下辺部には、長手方向に沿って前記ホルダー棒の水平部が係合可能な係合溝が、平面視有角状左右一対形成されていることを特徴とする請求項4記載の商品陳列フック用カードホルダー。

技術分野

0001

本発明は、商品棚の前方に延びて商品吊り下げフック棒と、その上方に配置されたホルダー棒とを備え、ホルダー棒の先端に装着可能に配置されるとともに表示カード収納する商品陳列フック用カードホルダーに関し、特にカードホルダーをホルダー棒から取り外すことなく、カードホルダーの角度調整を行なえることに関する。

背景技術

0002

通常、カードホルダーは、該当商品を示す内容や価格等が表示されるカードホルダー本体部とカードホルダー本体部を回動可能に支持するカードホルダー受部とを備えている。カードホルダー本体部は、誰でも見やすいようにカードホルダー受部に対して上下方向または左右方向に角度調整可能に構成されている。特に上下方向に角度調整する場合、従来においては、カードホルダー受部からホルダー棒を取り外して行なうように構成されていた。しかし、角度調整する場合にカードホルダー受部をホルダー棒から取り外す作業は手間が掛かるため、各メーカーはそれを改良するために手間のかからない構成のカードホルダーを構成する必要が生じていた。そのために改良されたカードホルダーは、特許文献1及び特許文献2に示すように、カードホルダー受部をホルダー棒から取り外すことなく、上下方向及び左右方向共角度調整できることとなっていた。

0003

これによると、特許文献1では、十手型フック上段バーの先端屈曲部にカードホルダー本体部を支持可能な継手上下動不動に取り付けられている。継手は、上段バーの下面が当接する下ストッパー部に3箇所の溝が角度を有して形成され、上段バーがそれぞれの溝のいずれかに係合することにより、カードホルダー本体部が上段バーに対して水平方向に角度調整可能に形成されている。また、カードホルダー本体部の背面側には、上把持部と下把持部が形成され継手の受け部の上下面に係合可能に形成されている。下把持部には、水平方向に複数の溝部が形成され、受け部の下辺部がいずれかの溝に係合可能に形成されている。継手とカードホルダー本体部とは樹脂製で可撓性を有していることから、カードホルダー本体部の下辺部を手で押して複数の溝のいずれかに係合することにより、カードホルダー本体部は上下方向に傾斜可能な姿勢を形成することができていた。

0004

また、特許文献2では、商品棚から前方に突出するカードホルダーを支持するホルダー棒と、商品を吊り下げるフック棒と、が上下2段に配置されている。ホルダー棒の先端屈曲部にカードホルダーを支持するカードホルダー支持部が装着され、カードホルダーを支持可能に配置されている。カードホルダーはカードホルダー本体部とカードホルダー支持部とからなり、カードホルダー支持部には、ホルダー棒の先端屈曲部が装着される装着縦孔が形成されるとともに、先端両側に先端側に向かって長手状の軸部を突設している。また、ホルダー棒の水平部が係合する水平溝が有角状に複数形成されている。

0005

カードホルダー本体部は、背面に一対の回動支持部が幅方向に間隔を有して形成されている。一対の回動支持部にはカードホルダー支持部の両側軸部に係合する凹部が対向するように上下方向に複数段に形成されている。したがって、ホルダー棒を、カードホルダー支持部のいずれかの水平溝に係合することにより、カードホルダー本体部を水平方向に傾斜して配置することができ、また、カードホルダー本体のいずれか一対の凹部を一対のカードホルダー支持部の長手状の軸部に係合させることにより、上下方向に傾斜可能な姿勢を形成することができていた。

先行技術

0006

実用新案登録第3106925号公報
特開2004‐29187号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかし、特許文献1の場合、上段バーから継手を取り外すことなくカードホルダーと継手とを一体的に組み付けた状態で上下方向及び左右方向に傾斜させることができるものの、角度調整する際には、上把持部を中心にして板状の受け部を前後方向に形成された下把持部の複数の溝を選択しなければならないので、カードホルダーの前後方向のスペースを必要とすることになる。したがって大きな角度で傾斜させる必要がある場合には、広いスペースが必要となる。また、受け部を下把持部で係合する際に、角度変更切り替えをスムーズに行なおうとすれば、受け部の下辺が溝に係合するまでの移動抵抗を小さくしなければならない。つまり係合状態によってはカードホルダーが継手から外れ易くなり、カードホルダー自体が落下する虞を生じることとなる。

0008

また、特許文献2の場合、カードホルダー支持部をホルダー棒から取り外すことなくカードホルダー支持部とカードホルダー本体とを一体的に組み付けた状態で角度調整することはできるものの、カードホルダー本体の背面に形成された一対の回動支持部の凹部に、カードホルダー支持部の一対の長手状の軸部に係合させる際、一対の軸部を挟むように回動支持部の凹部を係合させるため、その係合状態がきつくなり角度調整の切り替え作業がスムーズにできなかった。そのためカードホルダーの角度調整に時間を要することになっていた。

0009

本発明は、上述の課題を解決するものであり、簡単な構成で角度調整の作業をスムーズにするとともに、コンパクトに構成するカードホルダーを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明に係る商品陳列フック用カードホルダーは、以下のように構成するものである。すなわち、
請求項1記載の発明は、陳列棚の前方に突出して配設され、商品を吊り下げるフック棒と、前記フック棒の上方に位置しカードホルダーを支持するホルダー棒と、を有する商品陳列フック用カードホルダーであって、
前記カードホルダーは、樹脂材で形成され前面にカードを収納する収納部を有するカードホルダー本体と、樹脂材で形成され前記ホルダー棒に装着される挿入縦孔を有するとともに前記カードホルダー本体を上下方向に回動可能に支持するカードホルダー受部と、を備え、前記カードホルダー本体の背面には、幅方向中央部に前記カードホルダーの背面との間に下方又は上方を開口する空間部を有して下方又は上方に突出するとともに外面側に複数の突起部を水平方向に形成する湾曲状の位置決め部材と、前記位置決め部材の両外側に配設されて前記カードホルダーの背面との間に下方又は上方を開口する空間部を有して下方又は上方に突出する一対の軸受部材を備え、前記カードホルダー本体は、前記カードホルダー受部に対して上下方向に段階的に角度調整可能に構成され、前記カードホルダー本体を上下方向に段階的に角度調整するために、前記カードホルダー本体が前記カードホルダー受部に配設された軸部材を中心に回動可能に構成されるとともに、前記位置決め部材の幅方向に形成された複数の突起部のいずれかと前記カードホルダー受部の前端面の幅方向に形成された水平凹部とが係合可能に構成され、前記軸部材の中心軸線が、カードホルダー本体部の背面と前記位置決め部材との間に形成される空間部内に配設されていることを特徴とするものである。

0011

これによると、カードホルダー本体の回動中心となるカードホルダー受部の軸部材の中心軸線が、カードホルダー本体部の背面と位置決め部材間で形成された空間部内に位置されている。位置決め部材の外面側には水平方向に形成された複数の突起部がカードホルダー受部の前端面に形成された水平凹部と係合可能に構成されている。つまり、位置決め部材の内外にカードホルダー本体部の回動中心と角度調整する位置決め構成部位が形成されているため、カードホルダー自体をコンパクトに構成することができる。しかも表示カードを収納する収納部がカードホルダー本体部の前面側に形成されているため、カードホルダー本体部の傾斜角度を小さく設定しても、表示カードを大きく振ることができるため、これによってもカードホルダーをコンパクトに構成することができる。

0012

また、カードホルダー本体に形成された位置決め部材と軸受部材とが、位置決め部材及び軸受部材とカードホルダー本体の背面との間に下方又は上方に開口する空間部を有していることから、成形型シンプルに形成できて成形コストを廉価にすることができる。さらに、軸受部材は下方又は上方を開口する空間部を有していることから、カードホルダー埋め部の軸部材を容易に挿入することができ、カードホルダー本体部とカードホルダー受部の組付を容易にすることができる。

0013

また、位置決め部材に形成された水平方向の突起部が一面側で係合するカードホルダー受部の溝状の水平凹部に係合するから、突起部が回転して水平凹部に突入する際の背面に接触する抵抗を小さく設定することができる。これにより角度調整の切り替えをスムーズに行なうことができる。

0014

請求項2記載の発明は、請求項1の発明に係るものであって、前記カードホルダー受部には、前記カードホルダー本体の突起部のいずれかが前記カードホルダー受部の水平凹部に係合するときに、前記カードホルダー本体の背面が当接可能なストッパー面を形成していることを特徴としている。

0015

これによると、角度調整する際の切り替え作業をスムーズにするために、突起部の水平凹部への突入時における背面に接触する抵抗を小さく設定しても、カードホルダー本体部はカードホルダー受部のストッパー面で保持されているから、カードホルダー本体のカードホルダー受部からの落下を防止することができる。

0016

請求項3記載の発明は、請求項2の発明に係るものであって、前記ストッパー面は、前記カードホルダー受部の前端面から延びる連結板の先端部に形成された上下方向のほぼ中央部からそれぞれ反対方向に傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴としている。

0017

これによって、カードホルダーが、垂直面を中心にして、上向きと下向きに傾斜することができ適宜な角度を選択することができる。

0018

請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に係るものであって、前記ホルダー棒は前方に延びる水平部と前記水平部の先端で上方に屈曲する先端屈曲部とを有して形成され、前記カードホルダー受部に形成された前記挿入縦孔は前記ホルダー棒の先端屈曲部に嵌入されるとともに、前記挿入縦孔の下端連接されて前記ホルダー棒の水平部が挿入されるための少なくとも両側面及び後端面が開口されたホルダー棒挿入部が前記ホルダー受部の上辺部と下辺部との間に形成されていることを特徴とするものである。

0019

これによると、ホルダー棒は樹脂製のカードホルダー受部の上辺部と下辺部を開くことによって容易にカードホルダー受部のホルダー棒挿入部に挿入されることができ、先端屈曲部を挿入縦孔に挿入することによって、カードホルダー受部をホルダー棒に装着することができる。

0020

請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明に係るものであって、前記下辺部には、長手方向に沿って前記ホルダー棒の水平部が係合可能な係合溝が、平面視有角状に左右一対形成されていることを特徴としている。

0021

これによると、ホルダー棒の水平部をいずれかの係合溝に係合させることによって、カードホルダー本体をカードホルダー受部から取り外すことなくカードホルダー本体を左右方向に角度調整することができる。

図面の簡単な説明

0022

図1は、本発明の一実施形態を示す商品陳列フックの側面図である。
図1のホルダー棒に取り付けたカードホルダーを示す側面図である。
同平面図である。
カードホルダー本体部の背面図(a)と側面図(b)である。
カードホルダー受部の正面図(a)と側面図(b)である。
カードホルダーの底面斜視図である。
カードホルダー背面図である。
図同平面断面図である。
同側面断面図である。
カードホルダーを上方に傾斜させた状態の側面図(a)及び断面図(b)
カードホルダーを下方に傾斜させた状態の側面図(a)及び断面図(b)
カードホルダーを左右方向に傾斜させた状態((a)正面、(b)右方向、(c)左方向)を示す平面図

実施例

0023

以下、本発明の商品陳列フック用カードホルダー(以下、単にカードホルダーという)の実施形態を図面に基づいて説明する。

0024

図1は、カードホルダー10を装着した商品陳列フック1の側面図であり、図2はカードホルダー10の側面図、図3はその平面図を示す。

0025

カードホルダー10は、図示しない商品棚に係合する係合部4から前方(図1の左方向)に向かって延びる2本の金属棒、つまり、下方のフック棒2及び上方のホルダー棒3のうち上段のホルダー棒3の先端に装着されている。ホルダー棒3は、棚から前方に延びる水平部3aと水平部3aの先端に形成された先端屈曲部3bとを有し、先端屈曲部3bにカードホルダー10が装着される。

0026

図2〜3に示すように、カードホルダー10は、商品を示す表示カードを収納するカードホルダー本体部11と、カードホルダー本体部11を支持するカードホルダー受部20を有して構成されている。

0027

カードホルダー本体部11とカードホルダー受部20とは、カードホルダー本体部11の背面11bに形成された後述の一対の軸受部材14、14に後述のカードホルダー受部20の一対の軸部材29、29が、開口された下方又は上方から挿入されることによって、カードホルダー本体部11が回動可能に支持される。カードホルダー本体部11に形成された位置決め部材12は、一対の軸受部材14、14間に配置されている。

0028

図4(a)はカードホルダー本体部11の背面を示す図であり、図4(b)はその側面図を示している。カードホルダー本体部11は樹脂材で形成され、図1〜2に示すように、前面に該当商品を示す内容や価格等が記載された図示しないカードを収納する収納部11aが形成され、背面11bがカードホルダー受部20に支持可能に形成されている。背面11bの幅方向中央部には位置決め部材12が形成されている。位置決め部材12は、実施形態においては、背面11bとの間に下方が開口された空間部13を形成するように背面11bから下方に湾曲する板状に形成されている。位置決め部材12の外側面には、幅方向に沿って3本の水平突起部17(17a、17b、17c)が形成されている。

0029

位置決め部材12の両端部外側には、背面11bから下方に向かって湾曲して延長され背面11bとの間に下方が開口された空間部15を有する板状の軸受部材14が一対形成され、後述のカードホルダー受部20の一対の軸部材29が挿入される。位置決め部材12と背面11bとの間に形成された空間部13は側面視(図2(b))に示すように共に下方が開放されていることから、従来に対して型構成をシンプルにして成形時のコストを廉価にするとともにカードホルダー受部20の軸部材29を挿入しやすくしている。

0030

また、一対の軸受部材14の外側下方に背面11bから突出した軸支持部18が形成されて、それぞれの軸受部材14、14内に挿入された軸部材29、29を下方から支持している。

0031

なお、位置決め部材12と背面11bとの間に形成された空間部13及び一対の軸受部材14、14と背面11bとの間に形成された空間部15、15は上方を開口するように形成してもよい。その場合、軸支持部18、18は軸受部材14、14の外側上方に背面11bから突出されて軸部材29、29を上方から支持することになる。

0032

カードホルダー受部20は樹脂材で形成され、図5(a)〜(b)に示すように、頭部21と、胴体部22を有している。頭部21には、ホルダー棒3の先端屈曲部3bが挿入可能な挿入縦孔21aが形成され、胴体部22には、両側部と後端部が開口された部位を間にして上辺部22aと下辺部22bとが形成されている。開口部位にはホルダー棒3の水平部3aが挿入されるホルダー棒挿入部22cが挿入縦孔21aの下端に連接されて形成されている。また、図6に示すように、下辺部22bは、長手方向の中央部が開口されて平面視左右に分割されている。分割された下辺部22bには、長手方向中心線に対してそれぞれ30度後方に傾斜して形成された係合溝24(図8(a)参照)が一対形成されて、ホルダー棒3の水平部3aが左右に形成されたいずれかの係合溝24に係合可能とされる。なお、図8(a)上、上方にある係合溝24を第1の係合溝24aとし、下方にある係合溝24を第2の係合溝24bとする。

0033

図5に示すように、カードホルダー受部20の前端面25には、前端面25から前方に延びる延長板28、28がそれぞれ間隔を有して一対形成され、それぞれの延長板28、28の先端中央部付近にそれぞれ外方に向かう軸部材29が延長板28、28と一体的に形成されている。それぞれの軸部材29,29は、前述のように、カードホルダー本体部11の軸受部材14、14内に挿入されてそれぞれ軸受部材14、14及びその下方に配置された軸支持部18、18に支持される。

0034

図5(a)に示すように、カードホルダー受部20の前端面25には、一対の延長板28、28間に幅方向に水平凹部26が1本形成され、前述のカードホルダー本体部11の位置決め部材12の複数に配置された水平突起部17(17a、17b、17c図4参照)のいずれかが係合される。いずれかの水平突起部17(17a、17b、17c)は、水平凹部26と背面11bが連接する角部位として形成された軸支持部27に回動可能に支持される。したがって、カードホルダー本体部11の回動中心線と回動された位置で位置決めされる水平突起部17とは、一対の延長板28、28内の空間部30内に収納される。これによって、カードホルダー本体部11とカードホルダー受部20とをコンパクトに形成することができる。特に軸部材29、29の中心軸線が位置決め部材12の空間部13内に配置され位置決め部材12の外面側に水平凹部26と係合する水平突起部17が形成されているので、カードホルダー本体部11の背面11bとカードホルダー受部20の前端面25との間を短くすることができる。これによってカードホルダー10をコンパクトに構成できることとなる。

0035

また、延長板28、28の先端部は三角状に形成され、その頂点部28aを中心にして後方に向かって上方に傾斜された上ストッパー面28bと下方に傾斜された下ストッパー面28cがそれぞれの延長板28、28に形成されている。この上ストッパー面28b、下ストッパー面28cは、カードホルダー本体部11が角度調整により上方を向いた位置と下方を向いた位置に傾斜する際にカードホルダー本体部11の背面11bに当接可能に形成されている。したがって、カードホルダー本体部11を上方位置または下方位置のいずれの位置に傾斜させても、傾斜位置で確実に維持することができる。

0036

次に、ホルダー棒3にカードホルダー10を挿入する作用について説明する。

0037

先ず、図2に示すように、カードホルダー受部20をカードホルダー本体部11に係合させる。カードホルダー受部20の一対の延長板28、28を、位置決め部材12と両端に形成された軸受部材14、14との間の隙間から一対の延長板28、28を、開口された下方又は上方から挿入した後、カードホルダー受部20の軸部材29、29をカードホルダー本体部11の軸受部材14、14内に挿入して、軸部材29、29を軸受部材14、14及び軸支持部18、18で係合支持して、カードホルダー本体部11とカードホルダー受部20を一体化させる。

0038

次に、カードホルダー受部20の上辺部22a、下辺部22bで構成された胴体部22を上下方向に広げるようにしてホルダー棒3の先端屈曲部3bをホルダー棒挿入部22cから頭部21に形成された挿入縦孔21a内に挿入する。そして、ホルダー棒3の水平部3aをホルダー棒挿入部22c内に挿入する。この際、ホルダー棒3の水平部3aは、下辺部22bの左右に分割された中心線上の開口部位上に沿って配置する。すると、図1及び図7に示すように、カードホルダー本体部11はホルダー棒3に対して水平方向に直交する位置にあり正面を向いた姿勢に維持される。

0039

なお、先にホルダー棒3の先端屈曲部3bにカードホルダー受部20を挿入した後で、カードホルダー本体部11をカードホルダー受部20に装着するようにしてもよい。

0040

次に、カードホルダー10を上下方向に角度調整する作用について図8〜13に基づいて説明する。カードホルダー10がホルダー棒3に対して90度に直立している状態は、図8〜9に示す通りであり、図9に示すように、カードホルダー本体部11は、カードホルダー受部20(ホルダー棒3)に対して上下方向に直交する90度の位置にある。この場合、カードホルダー本体部11側の水平突起部17の内中央位置の17bが、カードホルダー受部側の水平凹部26内に係合され、水平凹部26と水平凹部26に隣接する一対の前端面25の肩部に形成された軸支持部27、27で支持されることとなる。

0041

図10(a)〜(b)に示すように、カードホルダー本体部11を上方に傾斜させた場合、カードホルダー本体部11の上部を後方に向けて手で押し込むと、カードホルダー本体部11側の水平突起部17の内、上部の水平突起部17aが軸部材29の周りを、図10(b)上、時計方向に回転して、水平突起部17aが水平凹部26内に係合する。上方位置の水平突起部17aは、水平凹部26と水平凹部26に隣接する一対の前端面25の肩部に形成された軸支持部27、27で支持されることとなる。カードホルダー本体部11の位置決め部材12とカードホルダー受部20は樹脂材で形成され、水平突起部17bの一面側が回転しながら水平凹部26内に突入することになるので、背面11b(軸支持部27、27)との間の接触を小さくすることによって水平突起部17bの突入時における接触する際の抵抗を小さく設定することができ、角度調整するための切り替え作業をスムーズに行なうことができる。しかも、上方に傾けた位置では、延長板28の上ストッパー面28bがカードホルダー本体部11の背面11bに当接することから、カードホルダー本体部11はこの上方傾斜位置で確実に保持される。ちなみにこの上方位置はカードホルダー本体部11の垂直面に対してほぼ30°の傾斜位置に設定されている。

0042

次に、図11(a)〜(b)に示すように、カードホルダー本体部11を下方に傾斜させた場合、カードホルダー本体部11の下部を後方に向けて手で押し込むと、カードホルダー本体部11側の水平突起部17の内、下部の水平突起部17cが軸部材29の周りを、図11(b)上、反時計方向に回転して、水平突起部17cが水平凹部26内に係合する。下方位置の水平突起部17cは、水平凹部26と水平凹部26に隣接する一対の前端面25の肩部に形成された軸支持部27、27で支持されることとなる。カードホルダー本体部11の位置決め部材12とカードホルダー受部20は樹脂材で形成され、水平突起部17cの一面側が回転しながら水平凹部26内に突入することになるので、上述通り切り替え作業をスムーズに行なうことができる。しかも、下方に傾けた位置では、延長板28の下ストッパー面28cがカードホルダー本体部11の背面11bに当接することから、カードホルダー本体部11はこの下方傾斜位置で確実に保持される。ちなみにこの下方位置はカードホルダー本体部11の垂直面に対してほぼ30°の傾斜位置に設定される。

0043

次に、カードホルダー本体部11をホルダー棒3に対して左右方向に角度調整する作用について図12(a)〜(c)に基づいて説明する。図12(a)は、カードホルダー本体部11が、ホルダー棒3に対して正面を向いている姿勢であり、ホルダー棒3の軸線に直交する方向にある。図12においては、カードホルダー本体部11の上下方向の向きは下向きの状態を示しているが、どの角度であってもよい。ホルダー棒3の水平部3aは、カードホルダー受部20の下辺部22bの中央位置の開口部位に沿って係合されている。

0044

図12(b)は、カードホルダー本体部11がホルダー棒3に対して平面視右方向に角度調整された位置であり、カードホルダー受部20を、手で、平面視時計方向に回転させることによってホルダー棒3の水平部3aは、下辺部22bに形成された第1の係合溝24aに係合される。

0045

図12(c)は、カードホルダー本体部11がホルダー棒3に対して平面視左方向に角度調整された位置であり、カードホルダー受部20を、手で、平面視反時計方向に回転させることによってホルダー棒3の水平部3aは、下辺部22bに形成された第2の係合溝24bに係合される。

0046

上述のように、本発明では、カードホルダー受部20をホルダー棒3から取り外すことなくカードホルダーの角度調整を行なうことができる。

0047

また、カードホルダー本体部11の回動中心となる軸部材29の中心軸線が、カードホルダー本体部11に形成された位置決め部材12の空間部30内に配置され、位置決め部材12の外面側に形成された水平突起部17がカードホルダー受部20の前端面25に形成された水平凹部26に係合される。つまり位置決め部材12の内外に回動中心と角度調整構成部位が配置されていることから、カードホルダー本体部11の背面11bとカードホルダー受部20の前端面25との間隔を短くすることができ、カードホルダー10自体をコンパクトに構成することができる。

0048

また、軸部材29と角度調整を構成する部位の位置との距離を短く設定できることにより、その外側に表示されるカードホルダー本体部11の収納部11aをより大きく振ることができる。これによってもカードホルダー本体部11とカードホルダー受部20の形状をコンパクトに設計できる。

0049

さらに、カードホルダー本体部11の回動中心となる軸部材29に対して角度調整される水平突起部17が水平凹部26に係合される際、水平突起部17の片側面のみで水平凹部26内に突入し、突入した後は、延長板28の上ストッパー面28bまたは下ストッパー面29cがカードホルダー本体部11の背面11bに当接するから、水平突起部17の突入時における背面11bに接触する際の抵抗を小さく設定することが可能となる。そのため、角度調整作業をスムーズに行なうことができる。

0050

また、カードホルダー受部20にカードホルダー本体部11を装着する際、カードホルダー受部20の軸部材29をカードホルダー本体部11の軸受部材14の下方又は上方に開口された部位より挿入できることから、カードホルダー受部20にカードホルダー本体部11を容易に組付できる。

0051

さらに、カードホルダー本体部11の位置決め部材12と軸受部材14の下方又は上方が開口されていることは、カードホルダー本体部11を樹脂成型する際の型抜けをシンプルにして成形費用を廉価にすることができる。

0052

1、商品陳列フック
2、フック棒
3、ホルダー棒
3b、先端屈曲部
10、カードホルダー
11、ホルダー本体
11a、背面
12、位置決め部材
13、空間部
14、軸受部材
15、空間部
17、水平突起部
18、軸支持部
20、カードホルダー受部
22、胴体部
25、前端面
26、水平凹部
27、軸支持部
28b、ストッパー面
28c、ストッパー面
29、軸部材

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