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技術 連結具

出願人 株式会社真島製作所協同日之出産業株式会社
発明者 真島隆介
出願日 2017年4月12日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2017-078585
公開日 2017年10月26日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2017-194160
状態 特許登録済
技術分野 クランプ・クリップ 棒・管の相互結合
主要キーワード 鈍角状 嵌入方向 張り出し状 係止作業 連結強度 ビニールハウス 連結作業 打ち込む
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

2本のパイプ連結具で連結する作業の作業性を向上させること。

解決手段

本発明では、2本のパイプ(2,3)を係止する連結本体(4)と、連結本体(4)の内側で2本のパイプ(2,3)の間に嵌入される楔体(5)とで、2本のパイプ(2,3)を連結する連結具(1)において、連結本体(4)又は楔体(5)のいずれか一方に係入凹部(11)を形成するとともに他方に係入凸部(20)を形成し、連結本体(4)の内側に楔体(5)を嵌入させることで2本のパイプ(2,3)を連結した状態で係入凸部(20)が係入凹部(11)に係入し、係入凸部(20)を係入凹部(11)への係入方向に沿って進退可能として、連結本体(4)と楔体(5)とを着脱可能とすることにした。

概要

背景

従来より、ビニールハウスなどにおいてビニールシート被覆する骨組として複数本パイプを組み合わせた構造のものが広く利用されている。この骨組では、交差する2本のパイプを連結具を用いて連結している。

この2本のパイプを連結するために用いられる連結具としては、2本のパイプを係止する連結本体と、連結本体の内側で2本のパイプの間に嵌入される楔体とで構成されたものが知られている(たとえば、特許文献1参照。)。

そして、上記連結具では、交差する2本のパイプを連結本体で係止し、その後、連結本体の内側において2本のパイプの間に楔体を嵌入させる。その際に、楔体の一部が連結本体から張り出すまで連結本体の内側に楔体を嵌入させる。その後、連結本体から張り出した楔体の一部を外側に屈曲させる。これにより、連結本体に楔体が固定され、2本のパイプを固定的に連結することができる。

概要

2本のパイプを連結具で連結する作業の作業性を向上させること。本発明では、2本のパイプ(2,3)を係止する連結本体(4)と、連結本体(4)の内側で2本のパイプ(2,3)の間に嵌入される楔体(5)とで、2本のパイプ(2,3)を連結する連結具(1)において、連結本体(4)又は楔体(5)のいずれか一方に係入凹部(11)を形成するとともに他方に係入凸部(20)を形成し、連結本体(4)の内側に楔体(5)を嵌入させることで2本のパイプ(2,3)を連結した状態で係入凸部(20)が係入凹部(11)に係入し、係入凸部(20)を係入凹部(11)への係入方向に沿って進退可能として、連結本体(4)と楔体(5)とを着脱可能とすることにした。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

2本のパイプ係止する連結本体と、連結本体の内側で2本のパイプの間に嵌入される楔体とで、2本のパイプを連結する連結具において、連結本体又は楔体のいずれか一方に係入凹部を形成するとともに他方に係入凸部を形成し、連結本体の内側に楔体を嵌入させることで2本のパイプを連結した状態で係入凸部が係入凹部に係入し、係入凸部を係入凹部への係入方向に沿って進退可能として、連結本体と楔体とを着脱可能としたことを特徴とする連結具。

請求項2

前記係入凸部及び係入凹部は、連結状態で2本のパイプの間に位置することを特徴とする請求項1に記載の連結具。

請求項3

前記係入凸部は、連結本体と楔体との嵌入方向に沿って傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の連結具。

技術分野

0001

本発明は、2本のパイプを連結するための連結具に関するものである。

背景技術

0002

従来より、ビニールハウスなどにおいてビニールシート被覆する骨組として複数本のパイプを組み合わせた構造のものが広く利用されている。この骨組では、交差する2本のパイプを連結具を用いて連結している。

0003

この2本のパイプを連結するために用いられる連結具としては、2本のパイプを係止する連結本体と、連結本体の内側で2本のパイプの間に嵌入される楔体とで構成されたものが知られている(たとえば、特許文献1参照。)。

0004

そして、上記連結具では、交差する2本のパイプを連結本体で係止し、その後、連結本体の内側において2本のパイプの間に楔体を嵌入させる。その際に、楔体の一部が連結本体から張り出すまで連結本体の内側に楔体を嵌入させる。その後、連結本体から張り出した楔体の一部を外側に屈曲させる。これにより、連結本体に楔体が固定され、2本のパイプを固定的に連結することができる。

先行技術

0005

特開2008−38942号公報

発明が解決しようとする課題

0006

ところが、上記従来の連結具では、楔体の一部が連結本体から張り出すまで連結本体の内側に楔体を嵌入させなければならず、しかも、嵌入後に連結本体から張り出した楔体の一部を屈曲させる必要があるため、連結具による連結作業に多大な労力や時間を要しており、作業性が悪いといった問題があった。

0007

また、上記従来の連結具では、2本のパイプを連結した後に、連結本体から楔体を離脱して連結具を外すことが困難であり、パイプの変更等のメンテナンス作業も困難であるといった問題があった。

課題を解決するための手段

0008

そこで、請求項1に係る本発明では、2本のパイプを係止する連結本体と、連結本体の内側で2本のパイプの間に嵌入される楔体とで、2本のパイプを連結する連結具において、連結本体又は楔体のいずれか一方に係入凹部を形成するとともに他方に係入凸部を形成し、連結本体の内側に楔体を嵌入させることで2本のパイプを連結した状態で係入凸部が係入凹部に係入し、係入凸部を係入凹部への係入方向に沿って進退可能として、連結本体と楔体とを着脱可能とすることにした。

0009

また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記係入凸部及び係入凹部は、連結状態で2本のパイプの間に位置することにした。

0010

また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記係入凸部は、連結本体と楔体との嵌入方向に沿って傾斜する傾斜面を有することにした。

発明の効果

0011

そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。

0012

すなわち、本発明では、2本のパイプを係止する連結本体と、連結本体の内側で2本のパイプの間に嵌入される楔体とで、2本のパイプを連結する連結具において、連結本体又は楔体のいずれか一方に係入凹部を形成するとともに他方に係入凸部を形成し、連結本体の内側に楔体を嵌入させることで2本のパイプを連結した状態で係入凸部が係入凹部に係入し、係入凸部を係入凹部への係入方向に沿って進退可能として、連結本体と楔体とを着脱可能とすることにしているために、連結具の連結作業に要する時間や労力を軽減することができ、作業性を向上させることができる。また、連結具が着脱可能となるために、連結具を有効に再利用することができるとともに、メンテナンス作業等も容易に行うことができる。

0013

特に、係入凸部及び係入凹部を連結状態で2本のパイプの間に位置させた場合には、2本のパイプの間で最も連結具に力が掛かる部分で係入凸部を係入凹部に係入させることができ、連結強度を向上させることができる。

0014

また、係入凸部に連結本体と楔体との嵌入方向に沿って傾斜する傾斜面を設けた場合には、嵌入時に楔体に作用させる力を軽減することができ、連結作業時の作業性をより一層向上させることができる。

図面の簡単な説明

0015

本発明に係る連結具を示す正面図(a)、右側面図(b)。
連結本体を示す正面図(a)、右側面図(b)。
実施例1に係る楔体を示す正面図(a)、右側面図(b)、係入凸部を示す拡大平面図(c)。
連結具の連結作業を示す説明図。
実施例2に係る楔体を示す正面図。
連結具の連結作業を示す説明図。
連結具の連結作業を示す説明図。

実施例

0016

以下に、本発明に係る連結具の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。

0017

[実施例1]
図1に示すように、連結具1は、2本のパイプ2,3を連結するために使用される。なお、ここでは、2本のパイプ2,3が上下に配置され、図1(a)に示すように正面視で上側の小径のパイプ2が左右に水平に伸延する一方、下側の大径のパイプ3が前後に水平に伸延して、2本のパイプが直角状に交差(直交)している場合について説明する。

0018

連結具1は、2本のパイプ2,3を係止する連結本体4と、連結本体4の内側で2本のパイプ2,3の間に嵌入される楔体5とで構成されている。なお、連結具1(連結本体4及び楔体5)は、弾性を有する金属等の素材で形成される。

0019

連結本体4は、図1及び図2に示すように、1枚の板を中央から左右下方に向けて折曲することで成形されており、側面視において上端部から下端部に向けて左右の側片6,7を左右に傾斜状に広げて、全体が二股状に広がる形状となっている。

0020

この連結本体4は、上端部に上側のパイプ2を係止するための係止部8を形成している。係止部8は、左右の側片6,7の上端部間をパイプ2の外径と略同一の内径で上向きに湾曲させた形状となっており、係止部8の内周面がパイプ2の上側外周面密着して支持されることでパイプ2の中途部に係止される。

0021

また、連結本体4は、二股状の下端部それぞれに(左右の側片6,7の下端部に)下側のパイプ3を係止するための係止部9を形成している。この係止部9は、正面視でパイプ3の外径と略同一の内径で各側片6,7の下端部を切欠させた形状となっており、係止部9の内周面がパイプ3の外周面に密着して支持することでパイプ3の中途部を係止する。各係止部9には、正面視でパイプ3の外径と略同一の内径で湾曲する鍔10が内側に向けて張り出し状に形成されている。そして、係止部9がパイプ3に係止されている状態では、鍔10の上側の湾曲面がパイプ3の下側外周面に密着してパイプ3を支持するようになっている。

0022

ここで、係止部9は、連結本体4が側面視において上端部から下端部に向けて左右に傾斜して二股状に広がる形状となっているために、平面視でパイプ3の外径と略同一の内径の円を上下方向にだけ縮小した楕円状の円弧で各側片6,7の下端部を切欠させることによって、正面視ではパイプ3の外径と略同一の内径で切欠された形状となっている(図1(a)参照。)。鍔10の湾曲面も同様である。また、鍔10は、各側片6,7に対して内側に鈍角状に折曲することによって、側面視では湾曲面がパイプ3の外周に密着する水平面となるようにしている(図1(b)参照。)。

0023

さらに、連結本体4は、各側片6,7の中央部に貫通孔からなる係入凹部11を形成している。この係入凹部11は、正面視で下側のパイプ3の直上方位置に形成されており、上下のパイプ2,3の間に位置している。なお、係入凹部11は、貫通孔である必要はなく、各側片6,7から外側に腕状に張り出した凹部形状であってもよい。

0024

楔体5は、図1及び図3に示すように、1枚の板を中央から左右下方に向けて折曲することで成形されており、側面視において上端部から下端部に向けて左右の側片12,13を左右に傾斜状に広げて、全体が二股状に広がる形状となっている。なお、楔体5の左右の側片12,13は、連結本体4の左右の側片6,7と略同一の傾斜角度で傾斜しており、連結本体4の左右の側片6,7の間隔よりも肉厚分だけ狭い間隔にして、連結本体4の左右の側片6,7の内側に楔体5を挿入することで連結本体4の左右の側片6,7の内側面と楔体5の左右の側片12,13の外側面とが密着するようにしている。

0025

この楔体5は、上端部に上側のパイプ2を係止するための係止部14を形成している。係止部14は、左右の側片12,13の上端部間をパイプ2の外径と略同一の内径で下向きに湾曲させた形状となっており、係止部14の外周面がパイプ2の下側外周面に密着して支持することでパイプ2の中途部を係止する。

0026

また、楔体5は、二股状の下端部それぞれに(左右の側片12,13の下端部に)下側のパイプ3を係止するための係止部15を形成している。この係止部15は、連結状態において正面視でパイプ3の外径と略同一の内径で各側片12,13の下端部を切欠させた形状となっており、係止部15の内周面がパイプ3の外周面に密着して支持されることでパイプ3の中途部に係止される。

0027

ここで、係止部15は、楔体5が側面視において上端部から下端部に向けて左右に傾斜して二股状に広がる形状となっているために、平面視でパイプ3の外径と略同一の内径の円を上下方向にだけ縮小した楕円状の円弧で各側片12,13の下端部を切欠させることによって、正面視ではパイプ3の外径と略同一の内径で切欠された形状となっている(図1(a)参照。)。また、係止部15は、左右端部に凸部16,17を形成し、円弧状の中途部よりも左右端部の凸部16,17が下方に向けて張り出した凹状の円弧形状としている。これにより、図1に示す連結本体4と楔体5との連結状態では、下側のパイプ3の上端部よりも係止部15の左右端部の凸部16,17が下方に突出して係止部15でパイプ3の上端部を堅固に保持できるようになっている。

0028

さらに、楔体5は、各側片12,13の中央部に略U字状の貫通状の切欠18を形成するとともに、切欠18の内側の舌片19の下端部を外側に向けて張り出すように折曲させることで、各側片12,13の中央部に突出片状の係入凸部20を形成している。この係入凸部20は、連結状態において正面視で下側のパイプ3の直上方位置に形成されており、上下のパイプ2,3の間に位置している。係入凸部20は、係入凹部11と略同一の幅を有しており、連結状態において係入凹部11に係入されるようになっている。

0029

ここで、係入凸部20は、各側片12,13に外側へ向けて張り出した突出片状に形成することで、係入方向(ここでは、前後方向)に向けて前進及び後退することができるように変形可能となっている。また、係入凸部20は、連結本体4に楔体5を嵌入する方向(ここでは、左方向)に沿って傾斜する傾斜面21を左側の端部に形成している。

0030

なお、上記連結具1では、連結本体4に係入凹部11を形成する一方、楔体5に係入凸部20を形成しているが、連結本体4に係入凸部20を形成するとともに楔体5に係入凹部11を形成してもよい。

0031

連結具1(連結本体4及び楔体5)は、以上に説明したように形成されており、以下に説明するようにして2本のパイプ2,3を連結する(図4参照。)。

0032

まず、上側のパイプ2の上側から連結本体4を被せることで連結本体4の左右の側片6,7の間に上側のパイプ2の中途部を通し、連結本体4の上側の係止部8で上側のパイプ2の中途部を係止する。また、下側のパイプ3の右側から連結本体4をパイプ3に向けて左側に移動させることで連結本体4の下側の係止部9の左側に下側のパイプ3の中途部を通し、連結本体4の下側の係止部9で下側のパイプ3の中途部を係止する。

0033

この状態(2本のパイプ2,3を連結本体4で係止した状態)で、連結本体4の係止部8の内側面(下側面)が上側のパイプ2の上側面と密着しており、連結本体4の係止部9の鍔10の湾曲面(上側面)が下側のパイプ3の下側面と密着しているため、2本のパイプ2,3が上下方向に動くことがなく、連結本体4が2本のパイプ2,3に安定して係止される。これにより、作業時に作業者が連結本体4から手を放すこともでき、作業性が向上される。

0034

次に、楔体5の上側の係止部14の外側面(上側面)を上側のパイプ2の下側面に接触させた状態で上側のパイプ2に沿って楔体5をハンマー等で打ち込むことで連結本体4の内側へ向けて楔体5を移動させ、2本のパイプ2,3の間に楔体5を強制的に嵌入させる。

0035

その際に、楔体5の係入凸部20は、端部の傾斜面21が連結本体4の側片6,7と衝突し、一旦は内側に向けて後退するが、その後、連結本体4の係入凹部11において外側に向けて前進し、係入凹部11に係入される。また、楔体5の移動に伴って楔体5の下側の係止部15に形成した左側端部の凸部16が下側のパイプ3を乗り越え、楔体5の下側の係止部15が下側のパイプ3の上側に係止される。

0036

これにより、上側のパイプ2は、連結本体4の上側の係止部8と楔体5の上側の係止部14とで保持されるとともに、下側のパイプ3は、連結本体4の下側の係止部9と楔体5の下側の係止部15とで保持され、2本のパイプ2,3が連結具1(連結本体4及び楔体5)で強固に連結される。このときにも、連結本体4の係止部9の鍔10の湾曲面(上側面)が下側のパイプ3の下側面と密着しているため、連結本体4の係止部9と楔体5の係止部15とで下側のパイプ3を強固に保持することができる。

0037

なお、連結後において、連結本体4に対して楔体5を連結時とは逆向きにハンマー等で打ち込んで移動させると、係入凸部20が一時的に後退して係入凹部11との係入状態が解除され、連結本体4から楔体5を取り外すことができる。

0038

[実施例2]
上記実施例1に係る連結具1では、楔体5を上側のパイプ2の外周面に沿って直線状にスライド移動させて取付けるようにしているが、これに限られず、たとえば、楔体を下側のパイプ3の外周面に沿って円弧状に回転移動させて取付けるようにすることもできる。なお、以下の説明では、上記実施例1と同様の構成となる部分については共通の符号を付して説明を省略する。

0039

図5に示すように、楔体5'は、係入方向前側となる正面視で左側上部に切欠部22を形成している。この切欠部22は、左右の側片12,13の正面視で左側上部と係止部14の正面視で左側を切り欠くことで形成しており、下側のパイプ3の外径やそれと同一の係止部15の内径と同心円状の円弧形状としている。

0040

また、楔体5'は、左右の側片12,13に係止用突起23を形成している。この突起23は、係入凸部20よりも係入方向前側に形成している。

0041

そして、上記楔体5'を用いて2本のパイプ2,3を連結させる場合には、まず、上記実施例1と同様に、連結本体4の上側の係止部8で上側のパイプ2の中途部を係止するとともに、連結本体4の下側の係止部9で下側のパイプ3の中途部を係止する。

0042

次に、図6(a)に示すように、下側のパイプ3の外周面側部(図6では右側部)に楔体5'の下側の係止部15を接触させた状態で楔体5'を下側のパイプ3の外周面に沿って回転(図6では左回り)させ、図6(b)(図7(a))に示すように、連結本体4の係入凹部11で突起23を係止した状態にする。これにより、作業時に作業者が楔体5'から手を放すこともでき、作業性が向上される。

0043

次に、図7(a)に示すように、下側のパイプ3の外周面側部(図7では右側部)に楔体5'の下側の係止部15を接触させた状態でさらに楔体5'を下側のパイプ3の外周面に沿って回転(図7では左回り)させることで連結本体4の内側へ向けて楔体5'を移動させ、2本のパイプ2,3の間に楔体5'を強制的に嵌入させる。

0044

その際に、楔体5'の係入凸部20は、端部の傾斜面21が連結本体4の側片6,7と衝突し、一旦は内側に向けて後退するが、その後、連結本体4の係入凹部11において外側に向けて前進し、係入凹部11に係入される。また、楔体5'の回転に伴って楔体5'の下側の係止部15に形成した左側端部の凸部16が下側のパイプ3を乗り越え、楔体5'の下側の係止部15が下側のパイプ3の上側に係止される。この係止作業において、楔体5'に切欠部22が形成されているために、楔体5'が上側のパイプ2と衝突することなく楔体5'を下側のパイプ3の外周面に沿って下側から上向きに円滑に回転させることができ、作業性を向上させることができる。

0045

これにより、上側のパイプ2は、連結本体4の上側の係止部8と楔体5'の上側の係止部14とで保持されるとともに、下側のパイプ3は、連結本体4の下側の係止部9と楔体5'の下側の係止部15とで保持され、2本のパイプ2,3が連結具1(連結本体4及び楔体5')で強固に連結される。このときにも、連結本体4の係止部9の鍔10の湾曲面(上側面)が下側のパイプ3の下側面と密着しているため、連結本体4の係止部9と楔体5'の係止部15とで下側のパイプ3を強固に保持することができる。

0046

なお、連結後において、連結本体4に対して楔体5'を連結時とは逆向きに回転(図7では右回り)させると、係入凸部20が一時的に後退して係入凹部11との係入状態が解除され、連結本体4から楔体5'を取り外すことができる。

0047

以上に説明したように、連結具1は、連結本体4又は楔体5のいずれか一方に係入凹部11を形成するとともに他方に係入凸部20を形成し、連結本体4の内側に楔体5を嵌入させることで2本のパイプ2,3を連結した状態で係入凸部20が係入凹部11に係入し、係入凸部20を係入凹部11への係入方向(図1(a)の前後方向)に沿って進退可能として、連結本体4と楔体5とを着脱可能に構成している。

0048

そのため、上記構成の連結具1では、連結本体4に楔体5を嵌入するだけで連結作業が完了し、連結具1の連結作業に要する時間や労力を軽減することができ、作業性を向上させることがでる。また、連結具1が着脱可能となるために、連結具1を取り外して有効に再利用することができるとともに、連結具1を一時的に取り外してパイプ2,3の交換を行うなどのメンテナンス作業等も容易に行うことができる。

0049

また、上記連結具1は、係入凸部20及び係入凹部11を連結状態で2本のパイプ2,3の間に位置させた構成となっている。

0050

そのため、上記構成の連結具1では、2本のパイプ2,3の間で最も連結具1に力が掛かる部分で係入凸部20を係入凹部11に係入させることができ、係入凹部11から係入凸部20が外れるおそれがなく、連結具1による連結強度を向上させることができる。

0051

また、上記連結具1は、係入凸部20に連結本体4と楔体5との嵌入方向(図1(a)の左右方向)に沿って傾斜する傾斜面21を設けた構成となっている。

0052

そのため、上記構成の連結具1では、嵌入時に係入凸部20が傾斜面21に案内されて変形するので、楔体5に作用させる力を軽減することができ、連結作業時の作業性をより一層向上させることができる。

0053

1連結具2,3パイプ
4 連結本体 5楔体
6,7側片8係止部
9 係止部 10 鍔
11 係入凹部 12,13 側片
14 係止部 15 係止部
16,17 凸部 18切欠
19舌片20 係入凸部
21 傾斜面

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