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技術 皮膚化粧料

出願人 クラシエホームプロダクツ株式会社
発明者 中川由希子
出願日 2016年4月20日 (3年10ヶ月経過) 出願番号 2016-084469
公開日 2017年10月26日 (2年4ヶ月経過) 公開番号 2017-193506
状態 未査定
技術分野 化粧料
主要キーワード シートマスク 絹加水分解物 美容パック 真珠母貝 コンダクタンス変化 乾燥環境 アコヤガイ 老化兆候
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月26日)のものです。
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課題

肌荒れ、特にかさつきを改善して肌質を整え、肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきがない使用感触に優れた皮膚化粧料を提供する。

解決手段

下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする皮膚化粧料。(A)加水分解コンキオリン(B)絹加水分解物(C)ハトムギ種子抽出物ダイズ種子抽出物、ザクロ花抽出物ユズ果実抽出物コメヌカ抽出物、シャクヤク根抽出物ボタン抽出物から選ばれる2種以上さらに、成分(D)として、グリチルリチン酸及びその誘導体グリチルレチン酸及びその誘導体、γ−アミノ酪酸トラネキサム酸類アスコルビン酸及びその誘導体、胎盤抽出物から選ばれる1種又は2種以上を含有する上記の皮膚化粧料。

概要

背景

皮膚の最外層に位置する表皮角層)は生体外界とを隔て、様々な外界物質生体内への侵入と生体内部からの水分の過剰蒸散を防ぐバリア機能を担う器官である。皮膚のバリア機能は、界面活性剤による洗浄日光暴露による紫外線過度乾燥環境などが原因で一時的に損なわれ、このバリア機能の低下は皮膚生理学的には経皮水分蒸散量(TEWL)の増大などの形で把握される。このTEWLの増大した状態がいわゆる肌荒れであり、種々の原因により皮膚状態乱れが繰り返され、常態化することにより、炎症性応答による痒みや色素沈着、新たな肌荒れの惹起による悪循環が起こる。また一般的な皮膚の老化兆候である皮膚の乾燥、角質細胞剥離、肌のハリや弾力低下によるシワタルミなどの現象へと進行する。そのため肌荒れを抑止することは、美容上好ましくないさまざまな皮膚状態の予防のためのケアとして極めて重要である。

このような肌荒れを防止するために様々な方法や化粧料が提案されており、例えば、保湿成分を用いて皮膚のバリア機能を補う方法、皮膚機能を改善する成分を配合して皮膚機能を徐々に改善させる方法などが挙げられる。保湿成分による皮膚のバリア機能を補う方法としては、例えば多価アルコールや糖類などの水和性の高い保湿成分、流動パラフィンエステル油剤などの皮膚閉塞性の高い油分を配合することにより皮膚水分蒸散量を調整することが一般的に行われている。また更にこれら保湿成分より高い効果を有する化粧料として、ヒドロキシクエン酸誘導体を含有する化粧料(例えば、特許文献1を参照)、植物から抽出されたスフィンゴ脂質を有効成分として含有する化粧料(例えば、特許文献2を参照)、クエン酸を含む特定の有機酸エチルグルコシドを含有する化粧料(例えば、特許文献3を参照)等が保湿機能を高める方法として提案されている。

皮膚機能を改善する各種薬剤を有効成分とした方法としては、例えば、種々の植物抽出物幹細胞因子の放出を抑制して肌荒れを改善する化粧料(例えば、特許文献4を参照)、エンドルフィン作用物質細胞賦活作用による抗肌荒れ・抗老化化粧料(例えば、特許文献5を参照)、塩化カルニチンを含み表皮角質細胞の増殖を促進する化粧料(例えば、特許文献6を参照)、特定の化合物グリチルリチン酸等の抗炎症剤組み合わせ化粧料(例えば、特許文献7を参照)等が開示されている。

概要

肌荒れ、特にかさつきを改善して肌質を整え、肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきがない使用感触に優れた皮膚化粧料を提供する。下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする皮膚化粧料。(A)加水分解コンキオリン(B)絹加水分解物(C)ハトムギ種子抽出物ダイズ種子抽出物、ザクロ花抽出物ユズ果実抽出物コメヌカ抽出物、シャクヤク根抽出物ボタン抽出物から選ばれる2種以上さらに、成分(D)として、グリチルリチン酸及びその誘導体グリチルレチン酸及びその誘導体、γ−アミノ酪酸トラネキサム酸類アスコルビン酸及びその誘導体、胎盤抽出物から選ばれる1種又は2種以上を含有する上記の皮膚化粧料。なし

目的

上記従来技術は、いずれも肌荒れ改善を目的とする皮膚化粧料として一定の改善がなされ
ているが、保湿成分による皮膚のバリア機能を補う方法は、いずれも皮膚水分保持能力が充分なものとは言えず角質改善効果が少なく、油剤による閉塞剤を用いた場合は油っぽく、ベタベタするなどの不快な感触を与える欠点があり、より有効性のある効果を発揮するには保湿成分や油剤を多量に配合しなければならず、その結果としてべたつき感の強い不快な感触を与えるものであった。更に保湿効果によって一時的に肌荒れ状態を改善するものの、洗浄により除去するあるいは使用を中止すると容易に元の肌状態戻り、充分満足すべきものには至っていない。また、皮膚機能を改善する各種薬剤を有効成分として配合する方法は、皮膚水分保持能力が充分なものとは言えず、角質改善効果が発揮されるまでには長い使用期間を要し、ハリや弾力を回復する機能を発揮するまでには至っていない。そのため肌荒れ、特にかさつきを改善して肌質を整え、肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきがない使用感触に優れた皮膚化粧料が強く望まれていた。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする皮膚化粧料。(A)加水分解コンキオリン(B)絹加水分解物(C)ハトムギ種子抽出物ダイズ種子抽出物、ザクロ花抽出物ユズ果実抽出物コメヌカ抽出物、シャクヤク根抽出物ボタン抽出物から選ばれる2種以上

請求項2

(D)グリチルリチン酸及びその誘導体グリチルレチン酸及びその誘導体、γ−アミノ酪酸トラネキサム酸類アスコルビン酸及びその誘導体、胎盤抽出物から選ばれる1種又は2種以上を含有する請求項1に記載の皮膚化粧料。

技術分野

0001

本発明は、肌荒れ、特にかさつきを改善して肌質を整え、肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきがない使用感触に優れた皮膚化粧料に関するものである。

背景技術

0002

皮膚の最外層に位置する表皮角層)は生体外界とを隔て、様々な外界物質生体内への侵入と生体内部からの水分の過剰蒸散を防ぐバリア機能を担う器官である。皮膚のバリア機能は、界面活性剤による洗浄日光暴露による紫外線過度乾燥環境などが原因で一時的に損なわれ、このバリア機能の低下は皮膚生理学的には経皮水分蒸散量(TEWL)の増大などの形で把握される。このTEWLの増大した状態がいわゆる肌荒れであり、種々の原因により皮膚状態乱れが繰り返され、常態化することにより、炎症性応答による痒みや色素沈着、新たな肌荒れの惹起による悪循環が起こる。また一般的な皮膚の老化兆候である皮膚の乾燥、角質細胞剥離、肌のハリや弾力低下によるシワタルミなどの現象へと進行する。そのため肌荒れを抑止することは、美容上好ましくないさまざまな皮膚状態の予防のためのケアとして極めて重要である。

0003

このような肌荒れを防止するために様々な方法や化粧料が提案されており、例えば、保湿成分を用いて皮膚のバリア機能を補う方法、皮膚機能を改善する成分を配合して皮膚機能を徐々に改善させる方法などが挙げられる。保湿成分による皮膚のバリア機能を補う方法としては、例えば多価アルコールや糖類などの水和性の高い保湿成分、流動パラフィンエステル油剤などの皮膚閉塞性の高い油分を配合することにより皮膚水分蒸散量を調整することが一般的に行われている。また更にこれら保湿成分より高い効果を有する化粧料として、ヒドロキシクエン酸誘導体を含有する化粧料(例えば、特許文献1を参照)、植物から抽出されたスフィンゴ脂質を有効成分として含有する化粧料(例えば、特許文献2を参照)、クエン酸を含む特定の有機酸エチルグルコシドを含有する化粧料(例えば、特許文献3を参照)等が保湿機能を高める方法として提案されている。

0004

皮膚機能を改善する各種薬剤を有効成分とした方法としては、例えば、種々の植物抽出物幹細胞因子の放出を抑制して肌荒れを改善する化粧料(例えば、特許文献4を参照)、エンドルフィン作用物質細胞賦活作用による抗肌荒れ・抗老化化粧料(例えば、特許文献5を参照)、塩化カルニチンを含み表皮角質細胞の増殖を促進する化粧料(例えば、特許文献6を参照)、特定の化合物グリチルリチン酸等の抗炎症剤組み合わせ化粧料(例えば、特許文献7を参照)等が開示されている。

先行技術

0005

特開2007−254388号公報
特開2006−022006号公報
特開2005−314310号公報
特開2006−056902号公報
特開2006−008538号公報
特開平11−302143号公報
特開2005−53785号広報

発明が解決しようとする課題

0006

上記従来技術は、いずれも肌荒れ改善を目的とする皮膚化粧料として一定の改善がなされ
ているが、保湿成分による皮膚のバリア機能を補う方法は、いずれも皮膚水分保持能力が充分なものとは言えず角質改善効果が少なく、油剤による閉塞剤を用いた場合は油っぽく、ベタベタするなどの不快な感触を与える欠点があり、より有効性のある効果を発揮するには保湿成分や油剤を多量に配合しなければならず、その結果としてべたつき感の強い不快な感触を与えるものであった。更に保湿効果によって一時的に肌荒れ状態を改善するものの、洗浄により除去するあるいは使用を中止すると容易に元の肌状態戻り、充分満足すべきものには至っていない。また、皮膚機能を改善する各種薬剤を有効成分として配合する方法は、皮膚水分保持能力が充分なものとは言えず、角質改善効果が発揮されるまでには長い使用期間を要し、ハリや弾力を回復する機能を発揮するまでには至っていない。そのため肌荒れ、特にかさつきを改善して肌質を整え、肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきがない使用感触に優れた皮膚化粧料が強く望まれていた。

課題を解決するための手段

0007

本発明者らは上記目的を達成するため鋭意研究を行った結果、加水分解コンキオリンと、絹加水分解物と、ハトムギ種子抽出物ダイズ種子抽出物、ザクロ花抽出物ユズ果実抽出物コメヌカ抽出物、シャクヤク根抽出物ボタン抽出物から選ばれる2種以上と、グリチルリチン酸及びその誘導体グリチルレチン酸及びその誘導体、γ−アミノ酪酸トラネキサム酸類アスコルビン酸及びその誘導体、胎盤抽出物から選ばれる1種又は2種以上を含有することによって、相乗効果によりかさつきなどの肌荒れを改善して肌質を整え、肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきがない使用感触に優れたていることを見出し本発明を完成した。

0008

即ち、本発明は、(A)加水分解コンキオリン、(B)絹加水分解物、(C)ハトムギ種子抽出物、ダイズ種子抽出物、ザクロ花抽出物、ユズ果実抽出物、コメヌカ抽出物、シャクヤク根抽出物、ボタン抽出物から選ばれる2種以上、(D)グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、γ−アミノ酪酸、トラネキサム酸類、アスコルビン酸及びその誘導体、胎盤抽出物から選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする皮膚化粧料である。

発明の効果

0009

本発明の皮膚化粧料は、肌荒れ、特にかさつきを改善して肌質を整え、肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきがない使用感触に優れた効果を有するものである。

0010

以下、本発明の構成について詳述する。
本発明で使用する成分(A)加水分解コンキオリンは、真珠母貝であるアコヤガイ(学名Pinctada fucata)の真珠層に含まれる硬タンパク質コンキオリン加水分解した水溶液である。加水分解の方法は特に限定されるものでなく、常法により行うことができる。商品名「真珠たん白抽出液」シリーズ(丸善製薬(株)製)等の市販品を使用できるが、それらに限定されるものではない。

0011

本発明で使用する成分(A)の含有量は、好ましくは全組成中0.0001〜10質量%(以下、単に%と記する)であり、更に好ましくは0.001〜1%である。0.0001%未満では、十分な肌荒れ改善効果が得られない場合があり、10%を超えると、製剤の安定性や優れた使用感を損なう場合がある。

0012

本発明で使用する成分(B)絹加水分解物は、例えばその製法として特公昭58−17763号公報、特公昭59−31520号公報、特公昭60−41043号公報などが知られている。絹加水分解物の中でも、分子量が500以下の絹繊維硫酸加水分解物が特に好ましいものとして挙げることができる。

0013

本発明で使用する成分(B)の含有量は、好ましくは全組成中0.0001〜10%であり、更に好ましくは0.001〜1%である。0.0001%未満では、十分な肌荒れ改善効果が得られない場合があり、10%を超えると、べたつきなどを生じて優れた使用感を損なう場合がある。

0014

本発明で使用する成分(C)は、ハトムギ種子抽出物、ダイズ種子抽出物、ザクロ花抽出物、ユズ果実抽出物、コメヌカ抽出物、シャクヤク根抽出物、ボタン抽出物から2種以上組み合わせることで、その相乗効果により肌荒れを改善して肌質を整え、肌のハリ・弾力を向上させることができる。

0015

本発明で使用する成分(C)は、そのまま又は粉砕後、水、エタノール等の低級アルコールプロピレングリコールや1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール、ジエチレングリコールエーテル等の多価アルコールアルキルエーテルその他の極性溶媒、又はそれらの混液にて抽出して得ることができるが、これらに限定されるものではない。

0016

本発明で使用する成分(C)の含有量は、2種以上の合計量として好ましくは全組成中0.0001〜10%であり、更に好ましくは0.001〜1%である。0.0001%未満では、十分な肌荒れ改善効果が得られない場合があり、10%を超えると、べたつきなどを生じて優れた使用感を損なう場合がある。

0017

本発明で使用する成分(D)は、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、γ−アミノ酪酸、トラネキサム酸類、アスコルビン酸及びその誘導体、胎盤抽出物から選ばれる1種又は2種以上を組み合わせたものである。

0018

グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体は、カンゾウまたはその同属植物根茎および根から抽出したグリチルリチン等を原料として生成したものであり、一般に抗炎症抗アレルギー作用があることが知られている。グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体は、医薬品、医薬部外品化粧品通常用いられているものであれば特に制限されず用いることができる。グリチルリチン酸類は、公知の方法により合成してもよく、或いは市販品として入手することもできる。本発明に用いる、グリチルリチン酸又はグリチルレチン酸の誘導体としては、例えば、ステアリル酸等の脂肪酸とのエステル誘導体が挙げられる。グリチルリチン酸又はグリチルレチン酸の塩としては、ナトリウムカリウム等のアルカリ金属塩や、アンモニウム塩等が挙げられ、例えば、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチルリチン酸ステアリル、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル等が挙げられる。また、グリチルリチン酸類は、これらを含有するカンゾウ等の生薬生薬末生薬エキスとして本発明の育毛剤に配合されていてもよい。グリチルリチン酸類としては、好ましくはグリチルリチン酸の塩であり、より好ましくはグリチルリチン酸のアルカリ金属塩であり、特に好ましくはグリチルリチン酸ジカリウムである。

0019

ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ酪酸は、血行促進作用又は細胞賦活作用を有することが知られており、公知の化合物(例えば、特許第1413603号公報、特許第1197012号公報、特許第1527136号公報記載)であり、医薬品、医薬部外品、化粧品で通常用いられているものであれば特に制限されず用いることができる。

0020

トラネキサム酸類は、医薬品、医薬部外品、化粧品で通常用いられているものであれば特に制限されず用いることができる。トラネキサム酸は、トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸略称であり、トラネキサム酸類とは具体的には、トラネキ
サム酸塩マグネシウム塩カルシウム塩ナトリウム塩カリウム塩等の金属塩類リン酸塩塩酸塩臭化水素塩、硫酸塩等)、トラネキサム酸エステルビタミンAエステルビタミンEエステル、ビタミンCエステル等のビタミンエステル、アルキルエステル)、トラネキサム酸アミド、トラネキサム酸の二量体等が挙げられる。

0021

アスコルビン酸及びその誘導体は、具体的にはL−アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸エステルマグネシウム塩、L−アスコルビン酸グルコシド、2−O−エチル−L−アスコルビン酸、3−O−エチル−L−アスコルビン酸などを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。

0022

胎盤抽出物としては、水溶性プラセンタエキス等が挙げられ、医薬品、医薬部外品、化粧品で通常用いられているものであれば特に制限されず用いることができる。

0023

本発明で使用する成分(D)の含有量は、好ましくは全組成中0.001〜10%であり、更に好ましくは0.1〜5%である。0.001%未満では、十分な肌荒れ改善効果が得られない場合があり、10%を超えると、製剤の安定性や優れた使用感を損なう場合がある。

0024

本発明の皮膚化粧料は、上述した成分を必須の構成成分とするが、当該組成物には本発明の目的を損なわない範囲で、他の成分、例えば、陰イオン性界面活性剤両性界面活性剤非イオン性界面活性剤、粘剤、油剤、粉体色素樹脂顔料)、防腐剤香料保湿剤生理活性成分塩類溶媒酸化防止剤キレート剤パール化剤中和剤pH調整剤昆虫忌避剤酵素等の成分を適宜配合することができる。
以下に他の配合成分の具体例を示すが、これらに限られるものではない。

0026

両性界面活性剤としては、グリシン型アミノプロピオン酸型、カルボキシベタイン型、スルホベタイン型、スルホン酸型、硫酸型、リン酸型等が挙げられる。

0028

油剤としては、通常化粧料に用いられる揮発性及び不揮発性の油剤、溶剤及び樹脂が挙げられ、常温液体ペースト固体のいずれの形態であっても構わない。油剤の例としては、例えばセチルアルコールイソステアリルアルコールラウリルアルコールヘキサデシルアルコールオクチルドデカノール等の高級アルコールイソステアリン酸ウンデシレン酸オレイン酸等の脂肪酸、ミリスチン酸ミリスチルラウリン酸ヘキシルミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシルミリスチン酸イソプロピルジメチルオクタン酸へキシルデシル、モノステアリン酸グリセリントリオタングリセリンフタル酸ジエチルモノステアリン酸エチレングリコールオキシステアリン酸オクチル等のエステル類、ステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、分岐脂肪酸コレステリル等のコレステロールエステル、流動パラフィン、ワセリンスクワラン等の炭化
水素ラノリン還元ラノリンカルナバロウ等のロウミンク油、カカオ脂ヤシ油パーム核油ツバキ油ゴマ油ヒマシ油オリーブ油等の油脂、ジメチルポリシロキサン環状ジメチルポリシロキサンメチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油等が挙げられる。

0029

粉体の例としては、赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色素、黄色4号Alレーキ、黄色203号Baレーキ等のレーキ色素ナイロンパウダーシルクパウダーシリコーンパウダーセルロースパウダーシリコーンエラストマー球状粉体ポリエチレン末等の樹脂、黄酸化鉄赤色酸化鉄酸化クロムカーボンブラック群青紺青等の有色顔料酸化亜鉛酸化チタン等の白色顔料タルクマイカセリサイトカオリン等の体質顔料雲母チタン等のパール顔料等の顔料、硫酸バリウム炭酸カルシウム炭酸マグネシウム珪酸マグネシウム等の金属塩シリカアルミナ等の無機粉体ベントナイトスメクタイト窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状等)に特に制限はない。

0030

生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、老化防止剤紫外線防御剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤抗菌剤殺菌剤乾燥剤冷感剤温感剤ビタミン類アミノ酸創傷治癒促進剤刺激緩和剤鎮痛剤細胞賦活剤酵素成分等が挙げられる。

0031

本発明の皮膚化粧料は、常法に従って製造することができる。また、本発明の皮膚化粧料としては、基礎化粧料メイクアップ化粧料ボデイ化粧料等が挙げられる。剤形も目的に応じて任意に選択することができる。すなわち、液状、クリーム状、ジェル状乳液状、シート状、エアゾール状等のものが挙げられる。本発明の皮膚化粧料は、一般の化粧料に限定されるものではなく、医薬部外品、指定医薬部外品外用医薬品等包含するものである。

0032

次に本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、これに限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法評価法を説明する。

0033

肌荒れ改善効果試験
顔(部位:)に肌荒れをおこしている10名のパネルにより、肌荒れ改善効果試験を実施した。試験法は左右の頬に、異なる化粧水を1週間塗布し、その期間終了後の翌日に判定した。評価基準は以下の通りである。
(評価基準)
◎…パネル8名以上が、肌荒れが改善されていると認めた。
○…パネル6名以上8名未満が、肌荒れが改善されていると認めた。
△…パネル3名以上6名未満が、肌荒れが改善されていると認めた。
×…パネル3名未満が、肌荒れが改善されていると認めた。

0034

コンダクタンス測定による保湿効果試験
10名のパネルの前腕部を用い、塗布前と塗布後30分、60分後、120分後の皮膚コンダクタンスを測定し、この変化率から保湿効果を評価した。尚、皮膚コンダクタンスの変化率は、以下の式により求められ、角層の吸水性水分保持能への影響を検討することが可能であり、この変化率が小さいと、角層水分の増加があり、保湿効果が高いと評価できる。また評価基準は以下の通りである。
コンダクタンス変化率=(塗布前のコンダクタンス)/(塗布後のコンダクタンス)
(評価基準)
◎…パネル10名のコンダクタンス変化率の平均:0以上0.1未満
○…パネル10名のコンダクタンス変化率の平均:0.1以上0.2未満
△…パネル10名のコンダクタンス変化率の平均:0.2以上0.3未満
×…パネル10名のコンダクタンス変化率の平均:0.3以上

0035

(肌のハリ・弾力)
専門パネル10名により、各皮膚化粧料を1週間連用し、使用後の肌のハリ・弾力について評価を実施した。評価基準は以下の通りである。
(評価基準)
◎…専門パネル8名以上が使用中及び使用後肌なめらかであると認めた。
○…専門パネル6名以上8名未満が使用中及び使用後肌がなめらかであると認めた。
△…専門パネル3名以上6名未満が使用中及び使用後肌がなめらかであると認めた。
×…専門パネル3名未満が使用中及び使用後肌がなめらかであると認めた。

0036

(肌へのべたつきのなさ)
専門パネル10名により、各皮膚化粧料を使用、使用中の使用後の肌へのべたつきのなさについて評価を実施した。評価基準は以下の通りである。
(評価基準)
◎…専門パネル8名以上が使用中及び使用後肌へのべたつきがないと認めた。
○…専門パネル6名以上8名未満が使用中及び使用後肌へのべたつきがないと認めた。
△…専門パネル3名以上6名未満が使用中及び使用後肌へのべたつきがないと認めた。
×…専門パネル3名未満が使用中及び使用後肌へのべたつきがないと認めた。

0037

実施例1〜18、比較例1〜6
表1に示した処方の皮膚化粧料を調製し、前記各試験を実施した。その結果を表1に併せて示す。

0038

0039

表1より明らかなように本発明の成分を用いた実施例の皮膚化粧料はいずれも優れた性能
を有していた。一方、比較例では、肌荒れ改善効果、保湿効果、肌のハリ・弾力、べたつきのなさのいずれかの面で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。

0040

以下、本発明皮膚化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の皮膚化粧料についても、上記の使用時の肌荒れ改善試験、保湿試験、肌のハリ・弾力、使用時のべたつきのなさについて各項目を検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。

0041

実施例17(化粧水)
(1)加水分解コンキオリン0.5%
(2)絹加水分解物0.5%
(3)グリチルリチン酸ジカリウム0.2%
(4)ハトムギ種子抽出物0.3%
(5)ユズ果実抽出物0.5%
(6)エタノール6.0%
(7)ジプロピレングリコール2.0%
(8)ポリエチレングリコール1000 1.0%
(9)グリセリン1.0%
(10)マルチトール0.5%
(11)ソルビトール0.5%
(12)ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油0.2%
(13)モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン0.2%
(14)ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.1%
(15)クエン酸0.05%
(16)クエン酸ナトリウム0.1%
(17)胎盤抽出物0.2%
(18)キサンタンガム0.05%
(19)エデト酸二ナトリウム0.01%
(20)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル0.1%
(21)フェノキシエタノール0.2%
(22)エチルヘキシルグリセリン0.05%
(23)香料0.01%
(24)精製水全量を100%とする

0042

(製法)(6)〜(13)、(20)〜(23)を均一に混合し、(1)〜(5)、(14)〜(19)、(24)を均一に混合したものに加え、充分に攪拌した後、ディスペンサーボトル容器充填し化粧水を調製した。

0043

実施例18(シートマスク
(1)加水分解コンキオリン0.2%
(2)絹加水分解物0.2%
(3)トラネキサム酸1.0%
(4)ダイズ種子エキス0.5%
(5)ユズ果実エキス0.2%
(6)グリシン0.1%
(7)PCA−Na 0.1%
(8)ジプロピレングリコール7.0%
(9)ポリエチレングリコール4000 1.0%
(10)ポリグリセリン1.0%
(11)ソルビトール1.0%
(12)キサンタンガム0.1%
(13)カルボキシビニルポリマー0.5%
(14)アルキル変性カルボキシビニルポリマー0.1%
(15)ヒアルロン酸Na 0.3%
(16)ポリアクリル酸Na 0.1%
(17)ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸三ナトリウム0.1%
(18)フェノキシエタノール0.3%
(19)精製水全量を100%とする

0044

(製法)(8)〜(12)、(17〜18)、(19)の一部を均一にホモミキサーにて分散する。ついで(1)〜(7)、(13)〜(16)、(19)の残部を加えて均一に混合ものを加え、再びホモミキサーにて分散し、シートに含浸させてシートマスクを調製した。

0045

実施例19(乳液)
(1)加水分解コンキオリン0.5%
(2)絹加水分解物0.3%
(3)グリチルリチン酸ジカリウム0.1%
(4)トラネキサム酸0.2%
(5)ハトムギ種子抽出物0.5%
(6)ユズ果実抽出物0.3%
(7)ヒアルロン酸ナトリウム0.1%
(8)流動パラフィン13.0%
(9)親油型モノステアリン酸グリセリン2.0%
(10)ワセリン1.0%
(11)メチルポリシロキサン(5000cs) 0.5%
(12)ステアリン酸1.0%
(13)コレステロール1.0%
(14)ソルビトール3.0%
(15)ベヘニルアルコール0.5%
(16)ベントナイト0.5%
(17)N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム0.1%
(18)グリセリン5.0%
(19)ジプロピレングリコール1.0%
(20)水溶性コラーゲン(F) 0.3%
(21)メチルパラベン0.2%
(22)フェノキシエタノール0.2%
(23)精製水全量を100%とする

0046

(製法)(8)〜(15)を約80℃にて均一溶解し、(16)〜(23)を約80℃にて均一溶解したものを加えてホモミキサーにて分散する。ついで冷却を行い、40℃で(1)〜(6)を添加して30℃まで冷却しPET容器に充填し乳液を調製した。

0047

実施例20(ボディミルク
(1)加水分解コンキオリン0.5%
(2)絹加水分解物0.3%
(3)グリチルリチン酸ジカリウム0.1%
(4)トラネキサム酸0.2%
(5)ハトムギ種子抽出物0.5%
(6)ユズ果実抽出物0.3%
(7)エタノール10.0%
(8)ポリオキシエチレン(2)アルキル(12〜15)リン酸0.5%
(9)ポリオキシエチレン(2)オレイルエーテル0.5%
(10)流動パラフィン2.0%
(11)メチルポリシロキサン(100cs) 2.0%
(12)スクワラン1.0%
(13)ポリアクリル酸アルキル 0.5%
(14)カルボキシビニルポリマー0.2%
(15)水酸化カリウム0.15%
(16)エデト酸二ナトリウム0.05%
(17)香料0.1%
(18)フェノキシエタノール0.2%
(19)精製水全量を100%とする

0048

(製法)(7)〜(12)を均一溶解し、(13)〜(19)を均一分散したところへ入れ、ホモミキサーにて分散する。次に(1)〜(6)を順に加えて攪拌しガラス容器に充填しボディミルクを調製した。

0049

実施例21(美容液
成分名
(1)水素添加大豆レシチン1.0%
(2)メチルフェニルポリシロキサン3.0%
(3)メチルシクロポリシロキサン3.0%
(4)ミリスチン酸オクチルドデシル3.0%
(5)フィトステロール0.2%
(6)加水分解コンキオリン0.5%
(7)絹加水分解物0.3%
(8)グリチルリチン酸ジカリウム0.1%
(9)ハトムギ種子抽出物0.5%
(10)ユズ果実抽出物0.3%
(11)POE(60)硬化ヒマシ油0.5%
(12)アスコルビン酸グルコシド2.0%
(13)グリセリン5.0%
(14)ポリエチレングリコール1000 1.0%
(15)ソルビトール3.0%
(16)マルチトール3.0%
(17)ジイソプロパノールアミン適 量
(18)水酸化カリウム適 量
(19)カルボキシビニルポリマー0.1%
(20)アルキル変性カルボキシビニルポリマー0.1%
(21)キサンタンガム0.1%
(22)エデト酸二ナトリウム0.04%
(23)精製水全量を100%とする

0050

(製法)(6)〜(23)を80℃にて均一溶解し、(1)〜(5)を80℃にて均一分散したところへ入れ、ホモミキサーにて分散する。冷却し、美容液を調製した。

0051

実施例22(クリーム)
(1)加水分解コンキオリン0.5%
(2)絹加水分解物0.3%
(3)グリチルリチン酸ジカリウム0.1%
(4)ハトムギ種子抽出物0.5%
(5)ユズ果実抽出物0.3%
(6)ミリスチン酸オクチルドデシル5.0%
(7)流動パラフィン5.0%
(8)セトステアリルアルコール5.0%
(9)イソステアリン酸硬化ヒマシ油2.0%
(10)ミツロウ2.0%
(11)フィトステロール0.5%
(12)メチルポリシロキサン(20cs) 0.3%
(13)メチルシクロポリシロキサン2.0%
(14)モノステアリン酸グリセリン1.0%
(15)セチル硫酸ナトリウム1.0%
(16)水溶性コラーゲン1.0%
(17)フェノキシエタノール0.4%
(18)エデト酸ナトリウム0.2%
(19)1,2−ヘキサンジオール0.2%
(20)精製水全量を100%とする

0052

(製法)(6)〜(14)を80℃に加温し、(15)〜(20)を80℃に加温したものにホモミキサーにて分散する。次いで(1)〜(5)を加えて再度ホモミキサーにて分散し、室温まで冷却して、樹脂容器に充填してクリームを調製した。

0053

実施例23(美容パック
(1)加水分解コンキオリン0.5%
(2)絹加水分解物0.3%
(3)γ−アミノ酪酸0.3%
(4)ハトムギ種子抽出物0.5%
(5)ユズ果実抽出物0.3%
(6)アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体0.5%
(7)キサンタンガム0.1%
(8)アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム1.0%
(9)(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサン二酸グリセリル5.0%
(10)水添マカデミアナッツ油1.0%
(11)スクワラン2.0%
(12)ジプロピレングリコール5.0%
(13)1,3−プロパンジオール10.0%
(14)水酸化ナトリウム0.1%
(15)グリセリン5.0%
(16)レチノール0.002%
(17)アスタキサンチン0.0005%
(18)エデト酸二ナトリウム0.01%
(19)精製水全量を100%とする

実施例

0054

(製法)(9)〜(13)を50℃に加温し、(6)、(7)、(14)〜(19)の混合物にホモミキサーにて分散する。(1)〜(5)、(8)を加えて均一に混合し、ボトル容器に充填して美容パックを調製した。

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