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技術 昇降装置及び仕分け装置

出願人 伊東電機株式会社
発明者 伊東一夫中村竜彦長澤拓也
出願日 2016年4月22日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2016-086616
公開日 2017年10月26日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2017-193438
状態 特許登録済
技術分野 コンベヤ間の中継 2 物品の選別
主要キーワード 縦方向ガイド ユーターン 横方向レール 姿勢支持 後方エリア 各脚部材 前方エリア 空転ローラ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (18)

課題

搬送効率が高い昇降装置を提供することを課題とする。

解決手段

上部側ステーション2と、下部側ステーション3と、昇降置台10,11を備えている。上部側ステーション2と下部側ステーション3には横方向載置台5,6がある。横方向載置台5,6は水平方向にのみ移動する。昇降載置台10,11は上下方向にのみに移動する。いずれかの昇降載置台10,11が上部側ステーション2にあるときには上部側横方向載置台5が昇降載置台10,11と隣接した位置にあって一連搬送路を形成し、当該昇降載置台10,11が上部側ステーション2を離れると上部側横方向載置台5が当該昇降載置台10,11があった位置に移動し、昇降載置台10,11が下部側ステーション3を離れると下部側横方向載置台6が当該昇降載置台10,11があった位置に移動する。

概要

背景

郵便事業者宅配便事業者は、集荷した小包荷物等を行き先別に仕分ける作業を行う。例えば、集荷した荷物等は特定の仕分け場に集められ、そこで行き先別に仕分けられてトラック等に積み込まれる。
仕分け場では、コンベヤライン縦横張りめぐらされ、集荷された荷物が行き先別に集められる。
ここで仕分け場におけるコンベヤラインは、主搬送路から複数の副搬送路(子搬送路)が枝分かれし、さらに複数の副搬送路(孫搬送路)や曾孫搬送路が分岐している。

また昨今では、仕分けがさらに細かくなり、コンベヤラインを更に複雑化させざるを得ない状況にある。
そのためコンベヤラインを立体的に組み立て、水平搬送路の上部または下部に別の水平搬送路を設け、荷物を上下の水平搬送路の間で受け渡す。
この様な用途に使用される昇降装置には、例えば昇降台パンタ機構昇降させるものがある。
また特許文献1には、駆動用モータを備えた滑車ワイヤーロープ懸架して、そのワイヤーロープに繋いだ枠型キャリッジを高さ方向上下に移動させて搬送物を搬送する発明が開示されている。

概要

搬送効率が高い昇降装置を提供することを課題とする。上部側ステーション2と、下部側ステーション3と、昇降載置台10,11を備えている。上部側ステーション2と下部側ステーション3には横方向載置台5,6がある。横方向載置台5,6は水平方向にのみ移動する。昇降載置台10,11は上下方向にのみに移動する。いずれかの昇降載置台10,11が上部側ステーション2にあるときには上部側横方向載置台5が昇降載置台10,11と隣接した位置にあって一連の搬送路を形成し、当該昇降載置台10,11が上部側ステーション2を離れると上部側横方向載置台5が当該昇降載置台10,11があった位置に移動し、昇降載置台10,11が下部側ステーション3を離れると下部側横方向載置台6が当該昇降載置台10,11があった位置に移動する。

目的

本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み、搬送効率が高い昇降装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

上部側ステーションと、下部側ステーションと、上部側ステーションと下部側ステーションの間を上下に移動する複数の昇降置台と、上部側ステーションにあって横方向に移動する一又は複数の上部側横方向載置台と、下部側ステーションにあって横方向に移動する一又は複数の下部側横方向載置台を有し、いずれかの昇降載置台が上部側ステーションにあるときには上部側横方向載置台が昇降載置台と隣接した位置にあって上部側横方向載置台と昇降載置台とで一連搬送路を形成し、当該昇降載置台が上部側ステーションを離れると上部側横方向載置台が当該昇降載置台があった位置に移動し、いずれかの昇降載置台が下部側ステーションにあるときには下部側横方向載置台が昇降載置台と隣接した位置にあって下部側横方向載置台と昇降載置台とで一連の搬送路を形成し、当該昇降載置台が下部側ステーションを離れると下部側横方向載置台が当該昇降載置台があった位置に移動することを特徴とする昇降装置

請求項2

昇降載置台と、上部側横方向載置台と、下部側横方向載置台はいずれもコンベヤ装置を搭載していることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。

請求項3

複数の昇降載置台は、線状部材で連結されていて一方が上方に移動すると他方が下方に移動し、一方が下方に移動すると他方が上方に移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の昇降装置。

請求項4

下部側ステーションは、昇降装置の一方の側面側及び/又は双方の側面側から搬送物搬入及び/又は搬出可能であり、上部側ステーションは、昇降装置の一方の側面側及び/又は双方の側面側から搬送物を搬入及び/又は搬出可能であり、少なくとも下記のいずれかのルートで搬送物を搬送することができることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の昇降装置。(1)下部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、上部側ステーションであって搬送物の進行方向側に搬送物を搬出する段違い直線方向上昇ルート。(2)下部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、下部側ステーションの他方の側面から搬送物を搬出する下部側直線進行ルート。(3)下部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、上部側ステーションであって搬送物の進行方向側とは逆方向に搬送物を搬出する段違いユーターン上昇ルート。(4)上部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、下部側ステーションであって搬送物の進行方向側に搬送物を搬出する段違い直線方向降下ルート。(5)上部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、上部側ステーションの他方の側面から搬送物を搬出する上部側直線進行ルート。(6)上部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、下部側ステーションであって搬送物の進行方向側とは逆方向に搬送物を搬出する段違いユーターン降下ルート。

請求項5

上部側ステーションを複数段有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の昇降装置。

請求項6

高さの異なる位置に複数のステーションがあり、各ステーションには、載置台を配置する複数のエリアがあり、高さの異なる複数のステーションの間を移動する複数の昇降載置台と、各ステーションにあって横方向に移動する横方向載置台を有し、いずれかの昇降載置台がいずれかのステーション内のエリアにあるときには当該ステーションの横方向載置台が隣接するエリアにあって横方向載置台と昇降載置台とで一連の搬送路を形成し、当該昇降載置台が前記ステーションを離れると、横方向載置台が当該昇降載置台があったエリアに位置に移動して、横方向載置台があったエリアが空き状態となり、他の昇降載置台が前記空き状態となったエリアに納まることを特徴とする仕分け装置

技術分野

0001

本発明は、搬送物を上下方向に移動させる昇降装置及び仕分け装置に関するものである。本発明の昇降装置及び仕分け装置は、例えば立体的コンベヤラインの中に配置されて上下のコンベヤの間で搬送物を受け渡す用途に使用される。また本発明の昇降装置及び仕分け装置は、搬送物の排出先受入れ先を変更する用途にも使用される。

背景技術

0002

郵便事業者宅配便事業者は、集荷した小包荷物等を行き先別に仕分ける作業を行う。例えば、集荷した荷物等は特定の仕分け場に集められ、そこで行き先別に仕分けられてトラック等に積み込まれる。
仕分け場では、コンベヤラインが縦横張りめぐらされ、集荷された荷物が行き先別に集められる。
ここで仕分け場におけるコンベヤラインは、主搬送路から複数の副搬送路(子搬送路)が枝分かれし、さらに複数の副搬送路(孫搬送路)や曾孫搬送路が分岐している。

0003

また昨今では、仕分けがさらに細かくなり、コンベヤラインを更に複雑化させざるを得ない状況にある。
そのためコンベヤラインを立体的に組み立て、水平搬送路の上部または下部に別の水平搬送路を設け、荷物を上下の水平搬送路の間で受け渡す。
この様な用途に使用される昇降装置には、例えば昇降台パンタ機構昇降させるものがある。
また特許文献1には、駆動用モータを備えた滑車ワイヤーロープ懸架して、そのワイヤーロープに繋いだ枠型キャリッジを高さ方向上下に移動させて搬送物を搬送する発明が開示されている。

先行技術

0004

特開2006−16203号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従来技術の昇降装置は、下部側のステーションと上部側のステーションを有し、この間を一つの昇降台等が往復するものであると言える。そのため従来技術の昇降装置は、搬送効率が悪いという欠点がある。
即ち従来技術の昇降装置では、下部に設置されたコンベヤから上部に設置されたコンベヤに搬送物を載せ変える際には、下部側のコンベヤから昇降装置の下部側のステーションに搬送物を搬入する。そして昇降台等を上昇させて搬送物を上部側のステーションに移動させる。その後に、上部側のステーションから上部側のコンベヤに搬送物を搬出する。

0006

そのため昇降台等が昇降装置の上部側のステーションにあるときは、下部側のステーションには昇降台等が無く、昇降装置に搬送物を搬入することができない。そのため従来技術の昇降装置では、昇降台等の到着を待つため、昇降装置の前で搬送物を待機させる必要がある

0007

そこで本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み、搬送効率が高い昇降装置を提供することを課題とする。また本発明は、搬送物を効率良く仕分けることができる仕分け装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0008

上記した課題を解決するための態様は、上部側ステーションと、下部側ステーションと、上部側ステーションと下部側ステーションの間を上下に移動する複数の昇降載置台と、上部側ステーションにあって横方向に移動する一又は複数の上部側横方向載置台と、下部側ステーションにあって横方向に移動する一又は複数の下部側横方向載置台を有し、いずれかの昇降載置台が上部側ステーションにあるときには上部側横方向載置台が昇降載置台と隣接した位置にあって上部側横方向載置台と昇降載置台とで一連の搬送路を形成し、当該昇降載置台が上部側ステーションを離れると上部側横方向載置台が当該昇降載置台があった位置に移動し、いずれかの昇降載置台が下部側ステーションにあるときには下部側横方向載置台が昇降載置台と隣接した位置にあって下部側横方向載置台と昇降載置台とで一連の搬送路を形成し、当該昇降載置台が下部側ステーションを離れると下部側横方向載置台が当該昇降載置台があった位置に移動することを特徴とする昇降装置である。

0009

本態様の昇降装置では、昇降載置台を複数台有している。そのため一方の昇降載置台が上部側ステーションにあるときに他方の昇降載置台を下部側ステーションに留め置くことができる。同様に、一方の昇降載置台が下部側ステーションにあるときに他方の昇降載置台を上部側ステーションに留め置くことができる。そのため例えば上部側ステーション上の搬送物を昇降装置から排出している最中に下部側ステーションの載置台に搬送物を搬入することができる。
また本態様の昇降装置では、上部側ステーションに上部側横方向載置台があり、下部側ステーションには下部側横方向載置台がある。
そして昇降載置台が上部側ステーションにあるときには上部側横方向載置台が昇降載置台と隣接した位置にあって上部側横方向載置台と昇降載置台とで一連の搬送路を形成する。そのため昇降載置台が上部側ステーションにあるときに、昇降載置台に搬送物を搬入したり、昇降載置台から搬送物を搬出することができる。
同様に、昇降載置台が下部側ステーションにあるときにも昇降載置台に搬送物を搬入したり、昇降載置台から搬送物を搬出することができる。
また当該昇降載置台が上部側ステーションを離れると上部側横方向載置台が当該昇降載置台があった位置に移動し、上部側ステーションの他の位置に空きスペースができるから、他の昇降載置台をその空きスペースに入れることができる。
下部側ステーションについても同様であり、昇降載置台が下部側ステーションを離れると下部側横方向載置台が当該昇降載置台があった位置に移動し、下部側ステーションの他の位置に空きスペースができるから、他の昇降載置台をその空きスペースに入れることができる。

0010

昇降載置台と、上部側横方向載置台と、下部側横方向載置台はいずれもコンベヤ装置を搭載していることが望ましい。

0011

本態様によると、昇降載置台への搬送物の搬入や、昇降載置台からの搬送物の搬出を円滑に行うことができる。

0012

複数の昇降載置台は、線状部材で連結されていて一方が上方に移動すると他方が下方に移動し、一方が下方に移動すると他方が上方に移動することが望ましい。

0013

本態様によると、昇降載置台が同期的に昇降するので、時間の無駄が少ない。

0014

下部側ステーションは、昇降装置の一方の側面側及び/又は双方の側面側から搬送物を搬入及び/又は搬出可能であり、上部側ステーションは、昇降装置の一方の側面側及び/又は双方の側面側から搬送物を搬入及び/又は搬出可能であり、少なくとも下記のいずれかのルートで搬送物を搬送することができることが望ましい。
(1)下部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、上部側ステーションであって搬送物の進行方向側に搬送物を搬出する段違い直線方向上昇ルート。(2)下部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、下部側ステーションの他方の側面から搬送物を搬出する下部側直線進行ルート
(3)下部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、上部側ステーションであって搬送物の進行方向側とは逆方向に搬送物を搬出する段違いユーターン上昇ルート。
(4)上部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、下部側ステーションであって搬送物の進行方向側に搬送物を搬出する段違い直線方向降下ルート。(5)上部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、上部側ステーションの他方の側面から搬送物を搬出する上部側直線進行ルート。
(6)上部側ステーションであって昇降装置の一方の側面から搬送物を搬入し、下部側ステーションであって搬送物の進行方向側とは逆方向に搬送物を搬出する段違いユーターン降下ルート。

0015

上部側ステーションを複数段有するものであってもよい。

0016

仕分け装置に係る態様は、高さの異なる位置に複数のステーションがあり、各ステーションには、載置台を配置する複数のエリアがあり、高さの異なる複数のステーションの間を移動する複数の昇降載置台と、各ステーションにあって横方向に移動する横方向載置台を有し、いずれかの昇降載置台がいずれかのステーション内のエリアにあるときには当該ステーションの横方向載置台が隣接するエリアにあって横方向載置台と昇降載置台とで一連の搬送路を形成し、当該昇降載置台が前記ステーションを離れると、横方向載置台が当該昇降載置台があったエリアに位置に移動して、横方向載置台があったエリアが空き状態となり、他の昇降載置台が前記空き状態となったエリアに納まることを仕分け装置である。

発明の効果

0017

本発明の昇降装置及び仕分け装置は、上下にステーションを持ち、一方のステーションで搬送物を昇降載置台から排出している最中に他方のステーションの昇降載置台に搬送物を搬入することができる。そのため、本発明の昇降装置及び仕分け装置は、搬送効率が高い。また本発明の昇降装置及び仕分け装置を搬送物の仕分けに利用する場合には、仕分けの効率が高い。

図面の簡単な説明

0018

本発明の実施形態の昇降装置(仕分け装置)及びその周辺機器の斜視図である。
図1の昇降装置のフレーム付属するガイドとラックの斜視図である。
図1の昇降装置の上部側横方向載置台、上部側横レール及び上部側横方向ラックの斜視図である。
図1の昇降装置の下部側横方向載置台、下部側横レール及び下部側横方向ラックの斜視図である。
図1の昇降装置の昇降載置台、縦方向ガイド及び縦方向ラックの斜視図である。
図1の昇降装置の昇降載置台の昇降機構の斜視図である。
図1の昇降装置の昇降載置台と縦方向ガイド及び縦方向ラックの関係を示す斜視図である。
図1の昇降装置の上部側横方向載置台、下部側横方向載置台及び昇降載置台の関係を示す斜視図である。
図1の昇降装置の上部側横方向載置台、下部側横方向載置台及び昇降載置台を示す正面図である。
(a)乃至(c)は、図1の昇降装置の動作を示す説明図である。
(d)乃至(f)は、図10に続く昇降装置の動作を示す説明図である。
(g)乃至(i)は、図11に続く昇降装置の動作を示す説明図である。
(j)(k)は、図12に続く昇降装置の動作を示す説明図である。
図1の昇降装置の昇降載置台と線状部材及びプーリの関係を説明する斜視図である。
(a)乃至(d)は、図1の昇降装置における搬送物の移動ルートを示す説明図である。
本発明のさらに他の実施形態の昇降装置の概要図である。
(a)乃至(d)は、本発明の他の実施形態の昇降装置の概要と昇降装置の動作を示す説明図である。

実施例

0019

以下さらに本発明の実施形態について説明する。
図1に示す装置は、搬送物を昇降させたり、搬送物の排出先や受入れ先を変更する装置として活用されるものである。図1に示す装置は、昇降装置としても仕分け装置としても使用することができる。以下、図1に示す装置を昇降装置1として説明する。
昇降装置(仕分け装置)1は、図1,8,9の様に上部側ステーション2と、下部側ステーション3がある。ここでステーション2,3は、搬送物を積み下ろす場所である。本実施形態では下部側ステーション3は、搬送物100を昇降装置1に搬入する部分であり、上部側ステーション2は、昇降装置1から搬送物100を搬出する部分である。
上部側ステーション2と下部側ステーション3にはそれぞれ横方向載置台5,6がある。即ち上部側ステーション2には上部側横方向載置台5があり、下部側ステーション3には下部側横方向載置台6がある。上部側横方向載置台5は上部側ステーション2にあって、水平方向にのみ移動する載置台である。一方、下部側横方向載置台6は下部側ステーション3にあって、水平方向にのみ移動する載置台である。
上部側横方向載置台5と下部側横方向載置台6は、いずれも小型のコンベヤ装置を搭載しており、搬送物100を直線的に搬送することができる。

0020

また昇降装置1は、図1,8,9の様に昇降載置台10,11を2基備えている。昇降載置台10,11は、上部側ステーション2と下部側ステーション3の間を上下方向にのみに移動するものである。昇降載置台10,11にも小型のコンベヤ装置が搭載されており、搬送物100を直線的に搬送することができる。

0021

昇降装置1に付属する設備として、上部側コンベヤ15と、下部側コンベヤ16がある。

0022

以下、詳細に説明する。
本実施形態の昇降装置1は、図1の様に枠状のフレーム20を有している。フレーム20は、内部に昇降載置台10,11を一列に並べて配置できる全長Lを有している。またフレーム20は内部に昇降載置台10,11を入れることができる幅Wを有している。
フレーム20は内部が大きく2つのエリアに分かれている。即ちフレーム20は全長Lを有し、その内部が長手方向に前方エリアFと後方エリアRに分かれている。

0023

フレーム20には、図2の様に、4本の縦方向ガイド21と、4本の横方向レール27,28と、2本の横方向ラック32,33が設けられている。また各縦方向ガイド21の中に縦方向ラック26が設けられている。
詳細に説明すると、フレーム20の前方エリアFと後方エリアRに、それぞれ縦方向ガイド21が対向して一対ずつ設けられている。即ち前方エリアFにはその両幅側に縦方向ガイド21Fr、21Flがある。また後方エリアRにはその両幅側に縦方向ガイド21Rr、21Rlがある。縦方向ガイド21はいずれも垂直姿勢に設置されている。
縦方向ガイド21は、図5,7の様に、断面形状が溝型であり、基本壁部22と、左右の袖壁部23,25を有している。
そして一方の袖壁部23の内側に縦方向ラック26が設置されている。また本実施形態では、他方の袖壁部25がガイドの機能を果たす。

0024

本実施形態では、4本の縦方向ガイド21の各上下端近傍にプーリ17が設けられている。
フレーム20を中心にプーリ17の配置を説明すると、フレーム20の幅方向の一方の一面側に4個のプーリ17a,b,c,dが設けられいる。一面側に設けられた4個のプーリ17a,b,c,dは、同一平面を構成している。
同様に、フレーム20の幅方向の他方の一面側に4個のプーリ17e,f,g,hが設けられている。多面側に設けられた4個のプーリ17e,f,g,hについても同一平面にある。

0025

またフレーム20には、一対の上部側横方向レール27a,27bと、一対の下部側横方向レール28a,bが設けられている。
上部側横方向レール27a,27bは、いずれも断面形状が溝型であり、フレーム20の上部寄りの位置に設置されている。上部側横方向レール27a,27bは、水平方向にのび、フレーム20の略全長に渡る長さを有し、前方エリアFと後方エリアRに跨がっている。

0026

下部側横方向レール28a,28bについても断面形状が溝型である。下部側横方向レール28a,bは、フレーム20の下部寄りの位置に設置されている。下部側横方向レール28a,bについても、水平方向にのび、フレーム20の略全長に渡る長さを有し、前方エリアFと後方エリアRに跨がっている。

0027

一方の上部側横方向レール27bの下に上部側横方向ラック32が設置されている。上部側横方向ラック32は水平に設置されており、上部側横方向レール27bに対して平行である。
また一方の下部側横レール28bの上に下部側横方向ラック33が設置されている。下部側横方向ラック33は水平に設置されており、下部側横方向レール28bに対して平行である。

0028

次に上部側横方向載置台5について説明する。上部側横方向載置台5は、図3に示す様に移動台40と、コンベヤ部41と、つり下げコロ43と、走行モータ45を有している。移動台40は、上部側横方向載置台5のフレームを構成する部材であり、鋼材によって四角形枠組された部材である。
即ち移動台40は、水平に配された側面部材44a,44bと、これを接続する接続部材(図示せず)を有し、四角形に枠組みされている。
側面部材44a,44bには、それぞれ2つのつり下げ片46a,46bが設けられている。そして各つり下げ片46a,46bの上端部は、梁部材48で繋がれており、当該梁部材48に、つり下げコロ43が取り付けられている。つり下げコロ43は、梁部材48に対して外向きに設けられており、自由回転可能である。

0029

また一方の側面部材44bに、走行モータ45が固定されている。走行モータ45は回転軸が垂直姿勢となる様に取り付けられている。走行モータ45の出力軸にはピニオンギヤ47が取り付けられている。

0030

移動台40の枠状の部分にはコンベヤ部41が形成されている。コンベヤ部41は、周知のローラコンベヤと同一の構造であり、移動台40の側面部材44a,44bの間に複数のローラ50が設けられたものである。各ローラ50は、図示しないベルトで連結されており、連動する。またローラ50の一つは、モータ内蔵ローラであり、内部のモータ給電することによって回転する。即ちローラ50の一つは、ローラ本体内のモータと減速機が内蔵されたものであり、駆動力を有していて自転する。他のローラ50は、空転ローラであり、モータ内蔵ローラからベルトを介して動力伝導されて回転する従動ローラである。

0031

次に下部側横方向載置台6について説明する。下部側横方向載置台6は、あたかも前記した上部側横方向載置台5を天地逆にした様な構造である。
下部側横方向載置台6についても、図4に示す様に移動台60と、コンベヤ部61と、走行コロ63と、走行モータ65を有している。移動台60は、下部側横方向載置台6のフレームを構成する部材であり、鋼材によって四角形に枠組された部材であり、水平に配された側面部材64a,64bと、これを接続する接続部材(図示せず)を有し、四角形に枠組みされている。
側面部材64a,64bには、それぞれ2つの脚部材66a,66bが設けられている。そして各脚部材66a,66bの下端部に、走行コロ63が取り付けられている。走行コロ63は、各脚部材66a,66bに内向きに設けられており、自由回転可能である。

0032

また一方の側面部材64bに、走行モータ65が固定されている。走行モータ65は回転軸が垂直姿勢となる様に取り付けられている。走行モータ65の出力軸にはピニオンギヤ67が取り付けられている。

0033

移動台60の枠状の部分にはコンベヤ部61が形成されている。コンベヤ部61は、周知のローラコンベヤと同一の構造であり、移動台60の側面部材64a,64bの間に複数のローラ70が設けられたものである。各ローラ70は、図示しないベルトで連結されており、連動する。またローラ70の一つは、モータ内蔵ローラであり、他のローラ70は、空転ローラである。

0034

次に昇降載置台10,11について説明する。2台の昇降載置台10,11は、同一なので、先に図面右側の昇降載置台11について説明する。
昇降載置台11は、図5に示す様に昇降台80と、コンベヤ部81と、昇降ガイドローラとして機能する挟持用コロ83と、昇降モータ85を有している。昇降台80は、昇降載置台10のフレームを構成する部材であり、鋼材によって四角形に枠組された部材である。
即ち昇降台80は、水平に配された側面部材84a,84bと、これを接続する接続部材86を有し、四角形に枠組みされている。
側面部材84a,84bには、それぞれ姿勢支持片87が設けられている。姿勢支持片87は、垂直方向にのびている。そして姿勢支持片87の上下の端部近傍に、一対の挟持用コロ83が取り付けられている。挟持用コロ83は、図7の様に、一定の間隔を開けて対向する一対の挟持用コロ83a,83bによって構成されている。
挟持用コロ83a,83bは自由回転可能である。

0035

また昇降台80の底部に、図6の様に昇降モータ85が固定されている。昇降モータ85は回転軸が水平姿勢となる様に取り付けられている。昇降モータ85の出力軸には歯付きプーリ88が取り付けられている。
また昇降モータ85と平行に駆動軸93が回転可能に設けられている。そして駆動軸93の両端に、ピニオンギヤ95が設けられている。駆動軸93の中間部には、歯付きプーリ96が取り付けられている。
昇降モータ85に固定された歯付きプーリ88と駆動軸93に取り付けられた歯付きプーリ96に、歯付きベルト97が巻回されている。

0036

昇降台80の枠状の部分にはコンベヤ部81が形成されている。コンベヤ部81の構造は、前記した上部側横方向載置台5等と同じであり、側面部材84a,84bの間に複数のローラ90が設けられたものである。各ローラ90は、ベルト(図示せず)で連結されており、連動する。またローラ90の一つは、モータ内蔵ローラであり、他のローラ90は、空転ローラである。

0037

他方の昇降載置台10は、右側の昇降載置台11と同一である。

0038

次に各部材の相関関係について説明する。
上部側横方向載置台5は、フレーム20の上部側にあり、フレーム20の上部側横方向レール27a,27bから吊り下げられた姿勢で設置されている。即ち上部側横方向載置台5のつり下げコロ43が、上部側横方向レール27a,27bと係合し、つり下げ片46a,46bによって移動台40が垂下されている。
また上部側横方向載置台5の走行モータ45に取り付けられたピニオンギヤ47が上部側横方向ラック32と係合している。
そのため走行モータ45を回転すると、上部側横方向載置台5の移動台40が水平方向に移動する。

0039

下部側横方向載置台6は、フレーム20の下部側にあり、フレーム20の下部側横方向レール28a,bから立ち上がった姿勢で設置されている。即ち下部側横方向載置台6の走行コロ63が、下部側横方向レール28a,bと係合し、脚部材66a,66bによって移動台60が一定の高さの位置に支持されている。
また下部側横方向載置台6の走行モータ65に取り付けられたピニオンギヤ67が下部側横方向ラック33と係合している。
そのため走行モータ65を回転すると、下部側横方向載置台6の移動台60が水平方向に移動する。

0040

昇降載置台10は、フレーム20の後方エリアRにあり、姿勢支持片87に設けられた一対の挟持用コロ83a,83bが、縦方向ガイド21Rr、21Rlの袖壁部25と係合している。即ち一対の挟持用コロ83a,83bの間で縦方向ガイド21の袖壁部25が挟まれている。また駆動軸93の両端に設けられたピニオンギヤ95が縦方向ガイド21Rr、21Rl内の縦方向ラック26と係合している。そのため昇降モータ85を回転すると、昇降載置台10の昇降台80が水平方向に移動する。

0041

また他方の昇降載置台11は、フレーム20の前方エリアFにあり、姿勢支持片87に設けられた一対の挟持用コロ83a,83bが、縦方向ガイド21Fr、21Flの袖壁部25と係合している。また駆動軸93の両端に設けられたピニオンギヤ95が縦方向ガイド21Fr、21Fl内の縦方向ラック26と係合している。

0042

前方エリアF側の昇降載置台11は、後方エリアRの昇降載置台10に従動して昇降する。
即ち前方エリアF側の昇降載置台11と後方エリアR側の昇降載置台10は、ワイヤー等の4本の線状部材98で連結されている。
具体的に説明すると、昇降載置台10と昇降載置台11の上面同士は、図14の様に2本の線状部材98a,98bで接続されている。また2本の線状部材98a,98bの中間部は、上部側の4個のプーリ17a,b,f,eに巻回されており、走行方向が変更されている。
同様に昇降載置台10と昇降載置台11の下面同士は、2本の線状部材98c,98dで接続されている。また2本の線状部材98c,98dの中間部は、下部側の4個のプーリ17c,d,g,hに巻回されており、走行方向が変更されている。

0043

本実施形態では、フレーム20の一方の側面側において、同一平面を構成する4個のプーリ17a,b,c,dに懸架された2本の線状部材98a,98dが、昇降載置台10と昇降載置台11を介して環状に繋がっている。フレーム20の他方の側面側においても同様であり、同一平面を構成する4個のプーリ17e,f,g,hに懸架された2本の線状部材98b,98cが、昇降載置台10と昇降載置台11を介して環状に繋がっている。
そのため前方エリアF側の昇降載置台11と後方エリアR側の昇降載置台10は、線状部材(ワイヤー)98及びプーリ17の作用により、一方が上昇すれば他方が降下し、一方が降下すれは他方が上昇する。
即ち前方エリアF側の昇降載置台11は、後方エリアRの昇降載置台10と常に反対方向に昇降する。

0044

本実施形態の昇降装置1では、上部側横方向載置台5は、常にフレーム20の上部側にあり、移動台40は常に一定の高所にある。即ち上部側横方向載置台5の移動台40は常に上部側ステーション2にあって、走行モータ45を駆動することによって水平方向にのみ移動する。上部側横方向載置台5の移動台40は常に上部側ステーション2にあって、後方エリアRと前方エリアFの間を往復移動する。
下部側横方向載置台6は、常にフレーム20の下部側にあり、移動台60は常に一定の低い位置にある。即ち下部側横方向載置台6の移動台60は常に下部側ステーション3にあって、走行モータ65を駆動することによって水平方向にのみ移動する。下部側横方向載置台6の移動台60は常に下部側ステーション3にあって、後方エリアRと前方エリアFの間を往復移動する。

0045

これに対して昇降載置台10は、常にフレーム20の後方エリアRにあり、上部側ステーション2と下部側ステーション3の間を往復移動する。昇降載置台11は、常にフレーム20の前方エリアFにあり、上部側ステーション2と下部側ステーション3の間を往復移動する。

0046

そして本実施形態の昇降装置1では、昇降載置台10,11が昇降し、上部側ステーション2及び下部側ステーション3に空所ができると、上部側横方向載置台5と下部側横方向載置台6が水平方向に移動して空所側に移動する。
例えば、昇降載置台10が後方エリアRの上部側ステーション2にある場合、他方の昇降載置台11は、前方エリアFの下部側ステーション3にある。
上部側ステーション2に注目すると、後方エリアRには昇降載置台10があり、前方エリアFには上部側横方向載置台5がある。昇降載置台10の昇降台80と、上部側横方向載置台5の移動台40の高さは同一である。より詳細には、昇降載置台10のコンベヤ部81の載置面の高さと、上部側横方向載置台5のコンベヤ部41の載置面の高さは同一である。

0047

そして昇降モータ85を駆動して、昇降載置台10を降下させると、移動前に昇降載置台10があった上部側ステーション2の後方エリアRが空き状態となる。本実施形態では、上部側ステーション2の後方エリアRが空き状態となれば、上部側ステーション2の上部側横方向載置台5が移動して元、昇降載置台10が存在していた場所を埋める。
即ち、上部側横方向載置台5は、前方エリアFから後方エリアRに移動する。その結果、上部側ステーション2は前方エリアFが空き状態となる。

0048

下部側ステーション3についても同様であり、前方エリアFには昇降載置台11があり、後方エリアRには下部側横方向載置台6がある。昇降載置台11の昇降台80と、下部側横方向載置台6の移動台60の高さは同一である。より詳細には、昇降載置台11のコンベヤ部81の載置面の高さと、下部側横方向載置台6のコンベヤ部61の載置面の高さは同一である。
前方エリアFには昇降載置台11があり、後方エリアRには下部側横方向載置台6がある状態で、昇降載置台11が上昇すると、下部側ステーション3の下部側横方向載置台6が移動して元、昇降載置台11が存在していた場所を埋める。即ち、下部側横方向載置台6は、後方エリアRから前方エリアFに移動する。その結果、下部側ステーション3は後方エリアRが空き状態となる。

0049

そしてさらに後方エリアR側の昇降載置台10が降下し、前方エリアF側の昇降載置台11が上昇すると、後方エリアR側の昇降載置台10は下部側ステーション3に至り、前方エリアF側の昇降載置台11は上部側ステーション2に至る。そして昇降載置台10及び昇降載置台11は、それぞれ空き状態となった部分に納まる。

0050

次に、昇降装置1を使用して搬送物100,101を昇降させる際の一連の動作について図10以下を参照しつつ説明する。本実施形態では、昇降装置1に付属する設備として、上部側コンベヤ15と、下部側コンベヤ16がある。上部側コンベヤ15は、昇降装置1の上部側ステーション2と同じ高さの位置にある。より詳細には、上部側コンベヤ15の載置面は、上部側横方向載置台5のコンベヤ部41の載置面の高さと同じ高さである。下部側コンベヤ16は、昇降装置1の下部側ステーション3と同じ高さの位置にある。より詳細には、下部側コンベヤ16の載置面は、下部側横方向載置台6のコンベヤ部61の載置面の高さと同じ高さである。

0051

図10(a)では、後方エリアRの下部側ステーション3に昇降載置台10があり、前方エリアFの上部側ステーション2に昇降載置台11がある。
この状況で、第一搬送物100が、図10(a)の様に下部側コンベヤ16に載置されて移送され、昇降装置1に到達した場合、下部側ステーション3では、下位にある昇降載置台10の高さと下部側コンベヤ16の高さが一致している。そのため昇降載置台10のコンベヤ部81を駆動することにより、図10(b)の様に第一搬送物100を昇降載置台10に引き入れることができる。

0052

そして図10(c)の様に昇降載置台10を上昇させると、もと昇降載置台10があった下部側ステーション3の後方エリアRが空き状態となる。またもと昇降載置台11があった上部側ステーション2の前方エリアFが空き状態となる。
この状態となると、図10(c)の矢印の様に、各ステーション2,3で上部側横方向載置台5と下部側横方向載置台6が水平移動し、図11(d)の様に空き状態となった場所に移動する。
その結果、図11(d)の様に、各昇降載置台10,11の移動先が空き状態となる。即ち上昇中の昇降載置台10の上部たる上部側ステーション2の後方エリアRが空き状態となり、下降中の昇降載置台11の下部たる下部側ステーション3の前方エリアFが空き状態となる。

0053

そして図11(e)の様に、昇降載置台10が上部側ステーション2に至り、元、上部側横方向載置台5があった位置(上部側ステーション2の後方エリアR)に昇降載置台10が納まる。その結果、昇降載置台10と上部側横方向載置台5の高さが揃い、両者のコンベヤ部81,41が一連の搬送路を構成する。
そして両者のコンベヤ部81,41が駆動し、図11(f)の様に、第一搬送物100が昇降載置台10から上部側横方向載置台5に乗り移り、遂には図12(g)の様に昇降装置1から上部側コンベヤ15に排出される。

0054

一方、下部側ステーション3に注目すると、図11(e)の様に、下部側ステーション3でも下部側横方向載置台6と昇降載置台11の高さが一致しており、両者のコンベヤ部81,61が一連の搬送路を構成する。
ここで第2の搬送物101が、昇降装置1に到着すると、図11(e)の様に、第2の搬送物101が、下部側横方向載置台6に引き込まれ、さらに図11(f)図12(g)の様に隣接する昇降載置台11に進む。

0055

続いて、図12(h)の様に、後方エリアR側の昇降載置台10を降下させると、これに従動して前方エリアF側の昇降載置台11が上昇し、昇降載置台11に載置された第2の搬送物101が上昇する。
また昇降載置台11の上昇に伴って、下部側ステーション3の前方エリアFが空き状態となり、図12(h)(i)の様に、下部側横方向載置台6が水平移動して、元、昇降載置台11があった位置を埋める。
同様に、上部側ステーション2についても、昇降載置台10の降下に伴って後方エリアRが空き状態となり、図12(h)(i)の様に、上部側横方向載置台5が水平移動して、元、昇降載置台10があった位置を埋める。

0056

そして図13(j)(k)の様に、搬送物101が昇降載置台11から上部側コンベヤ15に排出される。
以下、前記した一連の動作を繰り返し、下部側コンベヤ16から上部側コンベヤ15に搬送物を移送し続ける。

0057

本実施形態の昇降装置1では、いずれか一方のエリアR,Fを上昇して上部側ステーション2に至った搬送物100を排出する間に、他方のエリアR,Fの下部側ステーション3に新たな搬送物を搬入することができる。そのため時間の無駄なく搬送物を上側に搬送することができる。

0058

また上記した実施形態では、昇降装置1に付属する設備として、上部側コンベヤ15と、下部側コンベヤ16を一基ずつ設置した。即ち昇降装置1の一方の側面にのみ上部側コンベヤ15と、下部側コンベヤ16設置した。しかし図15に示す様に、昇降装置1に付属する設備として、上部側コンベヤ15と、下部側コンベヤ16を2基ずつ設置してもよい。即ち昇降装置1の上部側ステーション2の双方の側面に上部側コンベヤ15a,15aを設け、下部側ステーション3の双方の側面に下部側コンベヤ16a,16aを設けてもよい。

0059

以上説明した実施形態では、搬送物100を下方から上方に搬送する場合を説明したが、搬送物100を上方から下方に搬送する用途に、本実施形態の昇降装置1を使用することもできる。
昇降装置1のいずれの側面から搬送物を搬入し、いずれの側面から搬送物を搬送するかは任意である。

0060

可能な搬送ルートを図示すると、図15の通りである。
図15に示す実施形態では、下部側ステーション3は、昇降装置1の双方の側面側から搬送物を搬入及び搬出可能であり、上部側ステーション2についても昇降装置1の双方の側面側から搬送物を搬入及び搬出可能である。

0061

図15(a)(c)は、下部側ステーション3であって昇降装置1の一方の側面から搬送物を搬入し、上部側ステーション2であって搬送物の進行方向側に搬送物を搬出する段違い直線方向上昇ルートと、上部側ステーション2であって昇降装置1の一方の側面から搬送物を搬入し、下部側ステーション3であって搬送物の進行方向側に搬送物を搬出する段違い直線方向降下ルートを示している。
図15(b)は、下部側ステーション3であって昇降装置1の一方の側面から搬送物を搬入し、下部側ステーション3の他方の側面から搬送物を搬出する下部側直線進行ルートと、上部側ステーション2であって昇降装置1の一方の側面から搬送物を搬入し、上部側ステーション2の他方の側面から搬送物を搬出する上部側直線進行ルートを示している。
図15(d)は、下部側ステーション3であって昇降装置1の一方の側面から搬送物を搬入し、上部側ステーション2であって搬送物の進行方向側とは逆方向に搬送物を搬出する段違いユーターン上昇ルートと、上部側ステーション2であって昇降装置1の一方の側面から搬送物を搬入し、下部側ステーション3であって搬送物の進行方向側とは逆方向に搬送物を搬出する段違いユーターン降下ルートを示している。

0062

昇降装置1を仕分け装置として使用する場合には、上記した各ルートを所定の信号に応じて切り換えることができるものであることが望ましい。
少なくとも、いずれかの段違い直線方向ルートと、いずれかの直線進行ルートを選択して実施することが可能であり、搬送物に応じて排出方向を変更することができることが望ましい。

0063

以上説明した実施形態では、フレーム20内に二つのエリアR,Fがあり、2台の昇降載置台10,11を配置したが、フレーム20内を3以上のエリアR,Fに区分し、3台以上の昇降載置台を配置してもよい。
ただしこの場合は、各昇降載置台10,11に個別の昇降用動力源を設ける必要がある。また各ステーション2,3に複数の横方向載置台を設置する必要がある。
図16は、3台の昇降載置台10,11,12を備えた昇降装置8を示す。昇降装置8では、上部側ステーション2に2基、上部側横方向載置台5a,5bが設けられている。また下部側ステーション2にも2基、下部側横方向載置台6a,6bが設けられている。図16では、昇降載置台10,11,12を網かけ表示している。
本実施形態の昇降装置8においても、いずれかの昇降載置台10,11,12が上部側ステーション2にあるときには上部側横方向載置台5a,5bが昇降載置台10,11,12と隣接した位置にあって一連の搬送路を形成する。いずれかの昇降載置台10,11,12が下部側ステーション3にあるときも同様であり、下部側横方向載置台6a,6bが昇降載置台10,11,12と隣接した位置にあって一連の搬送路を形成する。
昇降載置台10,11,12が上部側ステーション2または下部側ステーション3を離れると上部側横方向載置台5a,5b又は下部側横方向載置台6a,6bが当該昇降載置台10,11,12があった位置に移動する。

0064

また上記した実施形態は、2階建て構造であり、下部側ステーション3の上に、一つだけ上部側ステーション2があるが、さらに多段構造を採用することもできる。
図17は、上部側ステーションを2段に有する3階建て構造の昇降装置13である。
昇降装置13では、3階ステーション(上部側ステーション)35と2階ステーション(上部側ステーション)36を有している。3階ステーション35の構造は、先の実施形態と同じであり、上部側横方向載置台5がある。

0065

2階ステーション36は、下部側ステーション3と3階ステーション35の間の階であるが、その高さは、両者の中間よりも下部側ステーション3に寄っている。
2階ステーション36には、上部側横方向載置台37がある。
仮に昇降載置台10が17(a)の様に下部側ステーション3にあり、昇降載置台11が3階ステーション35にあり、昇降載置台10を3階ステーション35に移動させ、昇降載置台11を下部側ステーション3に移動させる場合を説明する。

0066

この場合、17(a)の様に2階ステーション36の上部側横方向載置台37は、前方エリアFにあり、後方エリアRは空き状態である。
この状態で、後方エリアRの昇降載置台10を上昇させ、空き状態となった2階ステーションの後方エリアRを通過させる。
後方エリアRの昇降載置台10と、前方エリアFの昇降載置台11は、同期的に動作するので、17(b)の様に2階ステーション36の上の位置で交差する。
そして後方エリアRの昇降載置台10が2階ステーション36を通過したタイミングで、17(c)の様に2階ステーション36の上部側横方向載置台37を前方エリアFから後方エリアRに移動させ、前方エリアFを空き状態にする。前方エリアFの昇降載置台11は降下を続け、空き状態となった2階ステーション36の前方エリアFを通過する。
そして最終的に、後方エリアRの昇降載置台10は3階ステーション35に到達し、前方エリアFの昇降載置台11は下部ステーション3に到達する。

0067

また本実施形態の昇降装置13では、2階ステーション36に搬送物を搬出したり、2階ステーション36から搬送物を搬入することもできる。
本実施形態の昇降装置13では、2階ステーション36は、下部側ステーション3と3階ステーション35の間であって、両者の中間よりも下部側ステーション3に寄った位置にあるが、3階ステーション35側によった位置であってもよい。

0068

線状部材98はワイヤーに限らず、チェーンロープ、ベルト等を採用することもできる。
また上記した実施形態では、双方の昇降載置台10,11に昇降用動力源たる昇降モータ85が搭載されているが、いずれか一方の昇降載置台10,11にだけ昇降モータ85を搭載し、他方を線状部材98で従動させてもよい。
上記した実施形態では、昇降載置台10,11に昇降用動力源たる昇降モータ85を搭載したが、昇降モータをフレーム20側に設置し、線状部材98を巻き上げる等の動作によって昇降載置台10,11を昇降させてもよい。
またクラッチ等で切り換えることによって、昇降モータ85の動力をコンベヤ部81に伝導し、コンベヤ部81を駆動してもよい。

0069

同様に、上記した実施形態では、上部側横方向載置台5と下部側横方向載置台6にそれぞれ走行モータ45,65を設けたが、いずれか一方にだけ走行モータを設けてもよい。そしてワイヤーやチェーン等の線状部材98で上部側横方向載置台5と下部側横方向載置台6を連結し、上部側横方向載置台5と下部側横方向載置台6の一方を走行モータで走行させ、他方をそれに従動させてもよい。
また走行モータをフレーム20側に設置し、線状部材を直線移動させる等の動作によって上部側横方向載置台5と下部側横方向載置台6を同期的に走行させてもよい。

0070

1,8,12昇降装置(仕分け装置)
2 上部側ステーション
3 下部側ステーション
5 上部側横方向載置台
6 下部側横方向載置台
10,11,12昇降載置台
17プーリ
41コンベヤ部
45走行モータ
65 走行モータ
61 コンベヤ部
80昇降台
81 コンベヤ部
85昇降モータ
98 線状部材

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