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技術 放射線撮影制御装置、放射線撮影制御装置の制御方法及びプログラム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 有馬圭亮
出願日 2016年4月19日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-083854
公開日 2017年10月26日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-192509
状態 未査定
技術分野 放射線診断機器
主要キーワード 対比対象 側面ボタン 反転ボタン 失敗原因 同一シリーズ 撮影画像表示領域 検査指示 検査入力
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

写損画像と、写損画像の解析に適した対比用の診断画像とを収集する。

解決手段

放射線撮影制御装置であって、撮影部により撮影された放射線画像を取得する取得部と、放射線画像が写損画像である場合に撮影部により再撮影された放射線画像を、対比用の診断画像として抽出する抽出部と、写損画像と対比用の診断画像とを外部装置へ出力する出力部とを備える。

概要

背景

従来、医用診断を目的とした放射線検査では、撮影の失敗による再撮影が必要になることがある。再撮影の原因は、撮影条件不備体動ポジショニングなど多岐にわたる。再撮影の原因となった画像は悪影響を及ぼすため診断には用いられずに写損画像として廃棄される。

再撮影は患者の被爆だけでなく、放射線技師の作業時間、施設への信頼にも損失を与えている。そのため、再撮影の低減を目的に、失敗した撮影に関する情報を蓄積し、失敗原因解析および対策検討が行われている。撮影した画像は一般的にはPACS(Picture Archiving and Communication Systems)に出力されるが、写損画像の蓄積を目的としたPACSを導入し、撮影失敗解析の環境が整いつつある施設もある。特許文献1では、写損画像の蓄積を効率化するため、再撮影が行われなかった正常な画像とは別の出力先に写損画像を送信することが開示されている。

また、近年では写損画像の解析機能が備わったPACSの導入も進んでいる。このような写損解析システムでは、写損画像単独での解析のみならず、写損画像の成功例である診断画像との対比による解析も行われる。

概要

写損画像と、写損画像の解析に適した対比用の診断画像とを収集する。放射線撮影制御装置であって、撮影部により撮影された放射線画像を取得する取得部と、放射線画像が写損画像である場合に撮影部により再撮影された放射線画像を、対比用の診断画像として抽出する抽出部と、写損画像と対比用の診断画像とを外部装置へ出力する出力部とを備える。

目的

撮影した画像は一般的にはPACS(Picture Archiving and Communication Systems)に出力されるが、写損画像の蓄積を目的とした

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

撮影手段により撮影された放射線画像を取得する取得手段と、前記放射線画像が写損画像である場合に前記撮影手段により再撮影された放射線画像を、対比用の診断画像として抽出する抽出手段と、前記写損画像と前記対比用の診断画像とを外部装置へ出力する出力手段と、を備えることを特徴とする放射線撮影制御装置

請求項2

前記撮影手段により撮影された放射線画像が写損画像であることの入力を受け付け入力手段をさらに備え、前記撮影手段は、前記入力手段による入力に応じて放射線画像を再撮影することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影制御装置。

請求項3

前記撮影手段により撮影された放射線画像を編集する編集手段をさらに備え、前記出力手段は、前記編集手段により同一の編集条件で編集された前記写損画像と前記対比用の診断画像とを前記外部装置へ出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影制御装置。

請求項4

前記抽出手段は、前記写損画像と同一のシリーズIDが付与された放射線画像を前記対比用の診断画像として抽出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮影制御装置。

請求項5

前記シリーズIDはDICOM付帯情報であることを特徴とする請求項4に記載の放射線撮影制御装置。

請求項6

前記抽出手段は、前記写損画像と同一の撮影方法IDが付与された放射線画像を前記対比用の診断画像として抽出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮影制御装置。

請求項7

提案書請求項5をベース前記抽出手段は、前記写損画像と同一の検査に属する放射線画像を前記対比用の診断画像として抽出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮影制御装置。

請求項8

前記抽出手段は、撮影方法ごとに予め保持された標準画像から、前記写損画像と同一の撮影方法IDを有する標準画像を前記対比用の診断画像として抽出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮影制御装置。

請求項9

提案書請求項7をベース前記抽出手段は、ユーザ選択に基づいて前記写損画像に対応する対比用の診断画像を抽出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮影制御装置。

請求項10

放射線撮影制御装置の制御方法であって、取得手段が、撮影手段により撮影された放射線画像を取得する取得工程と、抽出手段が、前記放射線画像が写損画像である場合に前記撮影手段により再撮影された放射線画像を、対比用の診断画像として抽出する抽出工程と、出力手段が、前記写損画像と前記対比用の診断画像とを外部装置へ出力する出力工程と、を有することを特徴とする放射線撮影制御装置の制御方法。

請求項11

コンピュータを、請求項1乃至9の何れか1項に記載の放射線撮影制御装置の各手段として機能させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、放射線撮影制御装置、放射線撮影制御装置の制御方法及びプログラムに関する。

背景技術

0002

従来、医用診断を目的とした放射線検査では、撮影の失敗による再撮影が必要になることがある。再撮影の原因は、撮影条件不備体動ポジショニングなど多岐にわたる。再撮影の原因となった画像は悪影響を及ぼすため診断には用いられずに写損画像として廃棄される。

0003

再撮影は患者の被爆だけでなく、放射線技師の作業時間、施設への信頼にも損失を与えている。そのため、再撮影の低減を目的に、失敗した撮影に関する情報を蓄積し、失敗原因解析および対策検討が行われている。撮影した画像は一般的にはPACS(Picture Archiving and Communication Systems)に出力されるが、写損画像の蓄積を目的としたPACSを導入し、撮影失敗解析の環境が整いつつある施設もある。特許文献1では、写損画像の蓄積を効率化するため、再撮影が行われなかった正常な画像とは別の出力先に写損画像を送信することが開示されている。

0004

また、近年では写損画像の解析機能が備わったPACSの導入も進んでいる。このような写損解析システムでは、写損画像単独での解析のみならず、写損画像の成功例である診断画像との対比による解析も行われる。

先行技術

0005

特許第4764098号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1に記載の技術では、対比用の診断画像を収集することができない。

0007

本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、写損画像と、写損画像の解析に適した対比用の診断画像とを収集するための技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記の目的を達成する本発明に係る放射線撮影制御装置は、
撮影手段により撮影された放射線画像を取得する取得手段と、
前記放射線画像が写損画像である場合に前記撮影手段により再撮影された放射線画像を、対比用の診断画像として抽出する抽出手段と、
前記写損画像と前記対比用の診断画像とを外部装置へ出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする。

発明の効果

0009

本発明によれば、写損画像と、写損画像の解析に適した対比用の診断画像とを収集することができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の一実施形態に係る放射線撮影システムの構成の一例を示す図。
本発明の一実施形態に係る新規検査入力画面の一例を示す図。
本発明の一実施形態に係る撮影画面の一例を示す図。
本発明の一実施形態に係る画像情報テーブルの一例を示す図。
本発明の一実施形態に係る処理の手順を示すフローチャート
本発明の一実施形態に係る画像編集情報テーブルの一例を示す図。

実施例

0011

以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。

0012

(実施形態1)
<放射線撮影システムの構成>
図1は、本発明の一実施の形態に係る放射線撮影システムの構成の一例を示す図である。放射線撮影システムにおいて、1は放射線撮影制御装置、11は放射線撮影進捗を管理するHIS(Hospital Information System:院内情報システム)である。また、12はRIS(Radiology Information System:放射線部門内情報システム)、13はPACS(Picture Archiving and Communication Systems:画像サーバ)である。14はプリンタ、17は写損解析システムである。

0013

HIS11は、会計情報を管理するサーバを含んでいても良い。放射線撮影が必要と判断されると、HIS端末より検査指示を入力し、依頼先である放射線部門に伝達する。この依頼情報検査オーダといい、この検査オーダには依頼元部門名や、検査項目、患者の個人データなどが含まれる。放射線部門はRIS12にて検査オーダを受信すると、撮影条件などを付加し、放射線撮影制御装置1へ転送する。放射線撮影制御装置1では受信した検査オーダに従って放射線撮影を実施する。撮影された画像に検査情報を付与し、PACS13への転送やプリンタ14でのプリント出力が行われる。また、放射線撮影制御装置1での検査実施情報は、HIS11へ転送される。HIS11へ転送された実施情報は、検査の進捗管理以外に、検査後の会計処理にも用いられる。また、写損画像は写損画像の解析が行われる写損解析システム17へ転送される。

0014

これら各装置間は、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等で構成されるネットワーク15を介して接続されている。なお、これら各装置には、1又は複数のコンピュータが含まれる。コンピュータには、例えば、CPU等の主制御部、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶部が具備される。また、コンピュータには、ネットワークカード等の通信部、キーボードディスプレイ又はタッチパネル等の入出力部等が具備されていてもよい。これら各構成要素は、バス等により接続され、主制御部が記憶部に記憶されたプログラムを読み出して実行することで制御される。

0015

<放射線撮影制御装置の構成>
ここで、放射線撮影制御装置1は、表示部2と、操作部3と、放射線発生制御部4と、撮影制御部5と、表示制御部16とを有する。

0016

放射線発生制御部4は、ケーブル9を介して放射線発生部8と接続されており、当該放射線発生部8からの放射線の照射を制御する。放射線発生部8は、例えば、放射線管球により実現され、被写体(例えば、患者の特定部位)に向けて放射線を照射する。

0017

操作部3は、放射線撮影制御装置1における処理を統括制御する。表示部2は、例えば、液晶ディスプレイ等で実現され、各種情報オペレータ撮影技師医師等)に向けて表示する。操作部3は、例えば、マウスや操作ボタン等で実現され、オペレータからの各種指示を装置内に入力する。なお、表示部2及び操作部3は、それらが一体となったタッチパネルで実現されてもよい。

0018

また、撮影制御部5は、ケーブル10を介して放射線検出器7と接続されており、当該ケーブル10により両者の間では、電源画像信号制御信号等が授受される。放射線検出器7は、被写体を透過した放射線を検出し、当該被写体に基づく放射線画像(放射線画像)を取得する検出器として機能する。すなわち、放射線発生部8及び放射線検出器7が連携して動作することにより放射線撮影部が実現される。なお、放射線検出器7は、立位または臥位撮影台6に設置されている。

0019

撮影制御部5は、RIS12から受信したオーダ情報のうち少なくとも1つに対応する放射線撮影の開始を指示する指示部として機能する。オーダ情報には、例えば被検者情報と当該被検者についての1または複数の撮影部位が含まれる。ここで、開始の指示はたとえば操作部3がユーザの入力を受けて指示される。あるいは、撮影制御部5が撮影すべきオーダ情報を選択して撮影の開始を指示してもよい。

0020

撮影を実施すると、表示部2に画像が表示される。オペレータは表示された画像に対し、操作部3を介して画像処理切り出し、アノテーションの付与、幾何変換等の画像編集を実施する。

0021

ただし、被検者の動きによる画像のぶれや、整位の失敗などにより、診断に使用するには不適切な所謂写損画像が得られる場合がある。このような撮影失敗の場合には、再撮影を実施し、診断に適切な画像を得る。再撮影が実施された画像に対応する写損画像は、表示部2において、診断に不適切であることが区別できるよう表示される。

0022

その後、当該オーダ情報に対応する全ての放射線撮影が終了し、ユーザが操作部3を介してオーダの完了を確認する入力を行うと、撮影制御部5は診断画像をPACS13に送信する。また、再撮影の原因となった写損画像と、再撮影によって得られた診断画像とを外部装置である写損解析システム17へ送信する。

0023

このようにすることで、写損解析システム17へ、解析対象の写損画像およびその写損解析における対比対象となる診断画像が送信されるため、写損解析の精度向上に寄与する。

0024

以上が、本発明の一実施形態に係る放射線撮影システムの構成の一例についての説明である。なお、図1に示す構成は、あくまで一例であり、適宜変更できる。例えば、図1では、放射線撮影制御装置1に対してネットワーク15を介して各種装置が接続されているが、必ずしも放射線撮影制御装置1は、このような装置と接続される必要はない。写損画像および診断画像がDVDのような可搬媒体へ出力され、可搬媒体を介して写損解析システム17へ入力されても良い。また、このネットワーク15は有線で構成されていても、一部が無線信号伝送路で構成されていても良い。

0025

撮影処理
ここで、図1に示す放射線撮影システムによる検査の流れに沿って放射線画像を撮影する際の処理の手順を説明する。

0026

まず、検査依頼書またはRIS12からの検査依頼により放射線撮影制御装置1に対して患者情報および検査情報を入力する。患者情報は、患者名、患者IDなどを含み、検査情報は、患者に対して実施する撮影の内容を規定した撮影情報を含む。

0027

放射線撮影制御装置1は、表示制御部16の制御により、図2に示すような新規検査入力画面を表示部2に表示する。新規検査入力画面は、図2(a)に示すように、患者情報入力領域101と、患者情報確定ボタン102と、依頼検査リスト103とを含む。また、新規検査入力画面は、患者情報表示領域104と、撮影情報表示領域105と、撮影情報入力ボタン106と、検査開始ボタン107とを含んで構成される。

0028

依頼検査リスト103には、RIS12より受信した検査が並べられ一覧表示される。依頼検査リスト103よりいずれかの検査を選択すると、図2(b)に示すように、患者情報表示領域104には、当該選択された患者に対応する患者情報(患者ID、患者名、生年月日等)が表示される。また、撮影情報表示領域105には、検査IDが表示され、その直ぐ下の領域には、当該検査IDに対応する撮影情報が表示される。撮影情報は、上述した通り、RIS12から受信する。図2の例の場合、撮影情報に対応した撮影方法ボタン109(胸部正面ボタン109a、胸部側面ボタン109b)が配されている。撮影情報入力ボタン106の押下に従って、図2(c)に示すように撮影情報入力領域108を表示し、さらに撮影方法を追加することもできる。図2(c)の例では、撮影情報入力領域108に複数の撮影方法選択ボタン114が表示されており、これを選択することで撮影方法を追加できる。追加された撮影方法は撮影情報表示領域105に胸部正面ボタン109a、胸部側面ボタン109bと並べて表示される。各撮影方法は撮影方法IDと対応付けられている。

0029

オペレータは、患者情報及び撮影情報を確認した後、検査開始ボタン107を押下する。これにより、実施する検査が確定する。検査開始ボタン107の押下に従って、放射線撮影制御装置1は、図3に示すような撮影画面を表示部2に表示する。撮影画面は、撮影時に用いられる画面である。

0030

撮影画面は、基本的には、図2で説明した新規検査入力画面と同様の表示領域を有して構成される。新たに追加される表示領域としては、図3に示すように、画像表示領域110と、メッセージ領域111と、画像処理設定領域112と、検査終了ボタン113とが挙げられる。

0031

撮影画面が表示されると、撮影情報表示領域105内で最も上部に配された撮影方法ボタン109aがデフォルト選択状態になっている。これに伴って、放射線撮影制御装置1の撮影制御部5は、当該撮影方法ボタン(撮影方法)に対応して設定された撮影条件(管電圧管電流、照射時間等)を放射線発生制御部4に向けて送信する。すると、撮影制御部5は、当該撮影条件に従って放射線検出器7を制御して撮影の準備を整える。

0032

準備が整うと、放射線撮影制御装置1は、撮影可能状態へ遷移する。このとき、メッセージ領域111には、撮影可能状態であることを示す「Readyメッセージ」が表示される。

0033

続いて、オペレータは、撮影方法を確認し、撮影のセッティング及び患者のポジショニングを行う。一連撮影準備が完了すると、オペレータは、メッセージ領域111を参照して撮影可能状態であることを確認した後、放射線照射スイッチ(不図示)を押下する。すると、放射線撮影制御装置1は、放射線発生部8により被写体(患者の特定部位)に向けて放射線を照射させ、放射線検出器7により当該被写体を透過した放射線を検出させる。これにより、放射線画像の撮影が行われる。

0034

撮影が完了すると、放射線撮影制御装置1の撮影制御部5は、放射線検出器7から撮影画像を取得するとともに、当該取得した撮影画像に対して所定の画像処理条件に基づいて画像処理を実施する。所定の画像処理条件は、撮影方法に対応して予め規定されている。

0035

画像処理が終了すると、放射線撮影制御装置1は、当該画像処理された撮影画像を撮影画像表示領域110に表示する。オペレータは、当該撮影画像のコントラスト等を変更したい場合、画像処理設定領域112に設けられたコントラストや輝度等のボタンを操作する。

0036

同様に、出力画像切り出し領域を変更したい場合は、切り出しボタン122および切り出し枠126等を操作し、所望の切り出し領域を指定する。診断情報となる文字列を付与する場合、アノテーションボタン123等を操作し、アノテーション127に示すような文字列を画像上に重ねる。画像の向きが診断に適さない場合、回転ボタン120、反転ボタン121等を使って幾何変換を行う。以上のように、オペレータは、当該撮影画像表示領域110に表示された撮影画像に対して追加の画像編集を実施できる。

0037

オペレータが撮影に失敗としたと判断した場合には、再撮影ボタン124を押下することで、再撮影を実施できる。再撮影ボタン124を押下すると、図3(b)に示すように、撮影情報表示領域105に再撮影対象と同じ撮影方法ボタン109cが追加され、撮影制御部5は、当該撮影条件に従って放射線検出器7を制御して撮影の準備を整える。撮影の対象となった画像は写損画像として扱われ、撮影方法ボタン109aにはアイコン等が表示され、写損画像であることが示される。

0038

DICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)付帯情報としては、再撮影した画像には再撮影対象の画像と同じシリーズIDが付与される。また、写損ボタン125を押下すると、再撮影を伴わずに該撮影画像を写損画像として扱うことができる。なお、オペレータが未撮影の撮影方法ボタン109を押下した場合には、現在の画像の撮影条件、画像処理条件は保存され、次の撮影が始まる。

0039

オペレータは、上述した手順を繰り返して撮影情報表示領域105内の全撮影方法の撮影を実施する。全ての撮影が終了すると、オペレータは、検査終了ボタン113を押下する。これにより、一連の検査が終了し、放射線撮影制御装置1は、再度、新規検査入力画面を表示する。このとき、放射線撮影制御装置1は、撮影制御部5において、写損として扱われなかった診断画像を、その検査情報、撮影条件等を付帯情報として付与したうえで、例えば、PACS13、プリンタ14、自装置におけるROM等に出力する。さらに、撮影制御部5は、写損画像とその解析において対比に用いられる診断画像とを写損解析システム17へ出力する。なお、RIS12やROM等においては、当該撮影画像と患者情報とを関連付けて格納する。

0040

<診断画像の抽出方法
次に、対比用の診断画像の抽出方法に関して述べる。撮影画像の情報は、例えば、図4に示すような画像情報テーブルとしてデータベースに保存される。画像情報テーブルには、画像ID、検査ID、撮影方法ID、撮影方法名称、DICOM付帯情報であるシリーズIDや、写損実施情報などが含まれる。放射線撮影制御装置1の撮影制御部5は、検査IDO−0001の出力処理において、写損画像I−0001を抽出する。さらに、写損画像I−0001と同一シリーズIDを持つ画像I−0002を対比用の診断画像として抽出する。あるいは、検査IDO−0002における画像I−0004、画像I−0005のように、同一撮影方法IDを持つ画像、または同一検査内の画像を対比用の診断画像として抽出する。

0041

そのほか、予め撮影方法毎標準画像を撮影制御部5に保持しておき、写損画像と同一撮影方法IDの標準画像を対比用の診断画像として抽出してもよい。図4に示す画像情報テーブルに保存されている画像の一覧を表示部2に表示し、オペレータに対比用の診断画像を選択させても良い。すなわち、ユーザ選択に基づいて写損画像に対応する対比用の診断画像を抽出してもよい。

0042

<対比用の診断画像の生成処理
次に、図5に示すフローチャートを参照しながら、対比用の診断画像の生成処理の手順を説明する。ステップS201において、撮影制御部5は、出力画像に施す編集パラメータを読み込む。前述の画像編集の情報は、例えば、図6に示すような画像編集情報テーブルとしてデータベースに保存される。画像編集情報テーブルには、コントラストなどの画像処理パラメータ、切り出し領域の左上、右下を示す相対座標、アノテーション位置を示す相対座標、アノテーション文字列、回転角度、などが含まれる。例えば、I−0002を診断画像として出力する場合、画像編集情報テーブルよりI−0002の行のデータが読み込まれる。

0043

続いて、撮影制御部5は、S202において画像処理、S203においてアノテーションの埋め込み処理、S204において切り出し処理、S205において幾何変換処理を順に実施する。これにより出力画像が生成される。

0044

ここで、出力画像が写損画像の対比用の診断画像である場合、ステップS201において、写損画像の編集パラメータが読み込まれる。例えば、I−1002を写損画像に対する対比用の診断画像として出力する場合、写損画像であるI−0001の編集パラメータが読み込まれる。続いて、S202、S203、S204、S205の各処理を実施することにより写損画像と同一の編集条件で画像編集が施された対比用の診断画像が生成される。撮影制御部5は、写損画像と、当該対比用の診断画像とを写損解析システム17へ出力する。

0045

なお、ステップS203で埋め込まれるアノテーションに関しては、写損解析の補足情報として写損画像にのみ付与することも考えられる。この場合には、ステップS201における読み込みにおいて、対比用の診断画像のアノテーション編集情報として対比用の診断画像であるI−0002の情報を読み込み、他の編集情報については写損画像であるI−0001の情報を読み込む。

0046

本発明によれば、写損画像と、写損画像の解析に適した対比用の診断画像とを収集するための技術を提供することができる。また、診断画像には診断支援目的の処理が施されており、写損解析における対比に沿わない場合があるが、本発明によれば、同じ処理が施された画像を出力するため、写損解析に適した画像収集が可能となる。

0047

(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

0048

1:放射線撮影制御装置、2:表示部、3:操作部、4:放射線発生制御部、5:撮影制御部、6:撮影台、7:放射線検出器、8:放射線発生部、9,10:ケーブル、11:HIS、12:RIS、13:PACS、14:プリンタ、15:ネットワーク、16:表示制御部、17:写損解析システム

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