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技術 画像形成装置

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 山中達也
出願日 2016年4月13日 (3年8ヶ月経過) 出願番号 2016-080036
公開日 2017年10月19日 (2年2ヶ月経過) 公開番号 2017-191192
状態 特許登録済
技術分野 電子写真一般。全体構成、要素 電子写真における制御・管理・保安
主要キーワード アームレール シートホルダー カバー移動機構 支軸周り 係合ボス 熱反射膜 横レール 縦レール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月19日)のものです。
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図面 (8)

課題

像担持体を保護するカバーを用いて冷却風の流れを規制することにより、定着装置電力損失を抑制可能な画像形成装置を提供する。

解決手段

画像形成装置は、像担持体と、現像装置と、転写部と、給送部と、本体フレームと、定着装置と、排出部と、記録媒体搬送路と、開閉部材と、カバーシートと、カバー移動機構と、冷却部と、を備える。本体フレームは、像担持体の上方に所定の隙間を介して配置される。定着装置は、本体フレームに装着される。カバーシートは、像担持体の記録媒体搬送路側を覆う保護位置と、像担持体と本体フレームの隙間に配置される退避位置と、を往復移動可能である。カバー移動機構は、開閉部材の開閉連動してカバーシートを保護位置及び退避位置に配置する。退避位置に配置されたカバーシートが本体フレームに接触することにより、冷却部と定着装置の間の空気流流路遮断する。

概要

背景

従来、電子写真方式プリンター複写機ファクシミリなどの画像形成装置は、用紙を感光体ドラムへ搬送しながら、用紙の表面にトナー像転写し、そのトナー像を定着部によって用紙表面定着し、この用紙を装置外部に排出させている。更に、ジャム紙詰まり)処理を施すために、装置本体に対して回転可能に支持された開閉体を開くことによって、感光体ドラムから定着部への用紙搬送路を装置本体から開放することができるようになっている。

ここで、開閉体を開いたとき、感光体ドラム表面が装置外部に露出し、感光体ドラム表面が外光に曝され、感光層劣化するおそれがある。また、露出した感光体ドラム表面に手や物が触れると、表面が汚染されたり、傷付いたりするおそれがある。

そこで、特許文献1では、開閉体に連動して、感光体ドラムを覆う位置と用紙搬送路から退避する位置とに移動するドラムカバーが設けられている。開閉体を閉じたときには、ドラムカバーを用紙搬送路から退避させ、感光体ドラム表面のトナー像を用紙に転写することができる。ジャム処理のために、開閉体を開いたとき、用紙搬送路を開放するとともに、ドラムカバーが装置本体の外方を向く感光体ドラム表面を覆い、感光体ドラム表面が装置外部に露出することを防いでいる。

また、特許文献2では、定着装置からの熱によって感光体ドラムや現像装置等の画像形成ユニット高熱に曝されることを抑えるための冷却部が設けられている。そして、感光体ドラム表面を保護するドラムカバーが退避しているときにドラムカバーが冷却部により発生する気流中に位置するようになっている。

概要

像担持体を保護するカバーを用いて冷却風の流れを規制することにより、定着装置の電力損失を抑制可能な画像形成装置を提供する。画像形成装置は、像担持体と、現像装置と、転写部と、給送部と、本体フレームと、定着装置と、排出部と、記録媒体搬送路と、開閉部材と、カバーシートと、カバー移動機構と、冷却部と、を備える。本体フレームは、像担持体の上方に所定の隙間を介して配置される。定着装置は、本体フレームに装着される。カバーシートは、像担持体の記録媒体搬送路側を覆う保護位置と、像担持体と本体フレームの隙間に配置される退避位置と、を往復移動可能である。カバー移動機構は、開閉部材の開閉に連動してカバーシートを保護位置及び退避位置に配置する。退避位置に配置されたカバーシートが本体フレームに接触することにより、冷却部と定着装置の間の空気流流路遮断する。

目的

本発明は、上記問題点に鑑み、像担持体を保護するカバーを用いて冷却風の流れを規制することにより、定着装置を通過した記録媒体を効率よく冷却するとともに、定着装置の電力損失も抑制可能な画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

表面に静電潜像が形成される像担持体と、該像担持体の表面に形成された静電潜像をトナー像現像する現像装置と、該像担持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体転写する転写部と、該転写部に記録媒体を給送する給送部と、前記像担持体の上方に所定の隙間を介して配置される本体フレームと、該本体フレームに装着され、前記転写部においてトナー像が転写された記録媒体を加熱及び加圧することにより記録媒体上にトナー像を定着する定着装置と、前記定着装置でトナー像が定着された記録媒体を排出する排出部と、前記給送部から前記排出部まで記録媒体を搬送する記録媒体搬送路と、該記録媒体搬送路を開閉可能な開閉部材と、前記像担持体の前記記録媒体搬送路側を覆う保護位置と、前記像担持体と前記本体フレームの隙間に配置される退避位置と、を往復移動可能な可撓性のカバーシートと、前記開閉部材の開放および閉鎖連動して前記カバーシートを前記保護位置と前記退避位置との間で往復移動させるカバー移動機構と、前記定着装置から前記排出部に至る前記記録媒体搬送路を冷却する空気流を発生させる冷却部と、を備え、前記カバーシートは、前記開閉部材の開放により前記保護位置に配置されるとともに、前記開閉部材の閉鎖により前記退避位置に配置され、前記退避位置に配置された前記カバーシートが前記本体フレームに接触することにより、前記冷却部と前記定着装置の間の空気流の流路遮断することを特徴とする画像形成装置

請求項2

前記カバー移動機構は、前記カバーシートの移動方向の一端縁を保持する第1シートホルダーと、前記カバーシートの移動方向の他端縁を保持する第2シートホルダーと、前記第1シートホルダーの一端部が回動可能に連結される揺動軸と、前記開閉部材に回動可能に支持される揺動支点と、を有する一対のリンクアームと、該リンクアームの前記揺動軸を摺動可能に支持する一対のアームレールと、前記第2シートホルダーの両端部を摺動可能に支持する一対のホルダーレールと、を有し、前記カバーシートを前記退避位置に移動させたとき前記第1シートホルダーと前記第2シートホルダーの間隔が前記カバーシートの移動方向の長さよりも短くなり、前記カバーシートが撓んで前記本体フレームに接触することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記冷却部は、空気流を発生させる送風ファンと、該送風ファンによって発生した空気流を前記定着装置に案内する第1ダクトと、該第1ダクトによって案内された空気流を、前記カバーシートと前記本体フレームとの接触部から前記定着装置と前記排出部の間の前記記録媒体搬送路に案内する第2ダクトと、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。

請求項4

前記カバーシートが前記保護位置と前記退避位置との間で往復移動する際に前記カバーシートの表面側または裏面側に接触する清掃部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。

請求項5

前記清掃部材は、前記本体フレームの前記カバーシートと対向する面に配置されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。

請求項6

前記カバーシートの前記像担持体と対向する面を支持するガイド部材が設けられており、前記清掃部材は前記ガイド部材に配置されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、電子写真方式を利用した複写機プリンターファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に関し、特に、定着部近傍に配置される感光体等を冷却させる画像形成装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、電子写真方式のプリンター、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置は、用紙を感光体ドラムへ搬送しながら、用紙の表面にトナー像転写し、そのトナー像を定着部によって用紙表面定着し、この用紙を装置外部に排出させている。更に、ジャム紙詰まり)処理を施すために、装置本体に対して回転可能に支持された開閉体を開くことによって、感光体ドラムから定着部への用紙搬送路を装置本体から開放することができるようになっている。

0003

ここで、開閉体を開いたとき、感光体ドラム表面が装置外部に露出し、感光体ドラム表面が外光に曝され、感光層劣化するおそれがある。また、露出した感光体ドラム表面に手や物が触れると、表面が汚染されたり、傷付いたりするおそれがある。

0004

そこで、特許文献1では、開閉体に連動して、感光体ドラムを覆う位置と用紙搬送路から退避する位置とに移動するドラムカバーが設けられている。開閉体を閉じたときには、ドラムカバーを用紙搬送路から退避させ、感光体ドラム表面のトナー像を用紙に転写することができる。ジャム処理のために、開閉体を開いたとき、用紙搬送路を開放するとともに、ドラムカバーが装置本体の外方を向く感光体ドラム表面を覆い、感光体ドラム表面が装置外部に露出することを防いでいる。

0005

また、特許文献2では、定着装置からの熱によって感光体ドラムや現像装置等の画像形成ユニット高熱に曝されることを抑えるための冷却部が設けられている。そして、感光体ドラム表面を保護するドラムカバーが退避しているときにドラムカバーが冷却部により発生する気流中に位置するようになっている。

先行技術

0006

特開2005−91482号公報
特開2010−210729号公報

発明が解決しようとする課題

0007

特許文献2の構成では、通風ダクトを複数の流路分岐させ、感光体ドラムや現像装置等へ送風するとともに、用紙搬送方向に対し定着装置の下流側の搬送路へ送風することで定着装置を通過した用紙を冷却している。しかしながら、定着装置の下流側へ送風した空気流が定着装置の内部にも流れ込むおそれがある。その結果、定着装置内定着ローラーが冷却されてしまい、電力損失してしまうという不都合があった。

0008

本発明は、上記問題点に鑑み、像担持体を保護するカバーを用いて冷却風の流れを規制することにより、定着装置を通過した記録媒体を効率よく冷却するとともに、定着装置の電力損失も抑制可能な画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、像担持体と、現像装置と、転写部と、給送部と、本体フレームと、定着装置と、排出部と、記録媒体搬送路と、開閉部材と、カバーシートと、カバー移動機構と、冷却部と、を備えた画像形成装置である。像担持体は、表面に静電潜像が形成される。現像装置は、像担持体の表面に形成された静電潜像をトナー像に現像する。転写部は、像担持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体に転写する。給送部は、転写部に記録媒体を給送する。本体フレームは、像担持体の上方に所定の隙間を介して配置される。定着装置は、本体フレームに装着され、転写部においてトナー像が転写された記録媒体を加熱及び加圧することにより記録媒体上にトナー像を定着する。排出部は、定着装置でトナー像が定着された記録媒体を排出する。記録媒体搬送路は、給送部から排出部まで記録媒体を搬送する。開閉部材は、記録媒体搬送路を開閉可能である。カバーシートは、可撓性であって、像担持体の記録媒体搬送路側を覆う保護位置と、像担持体と本体フレームの隙間に配置される退避位置と、を往復移動可能である。カバー移動機構は、開閉部材の開放および閉鎖に連動してカバーシートを保護位置と退避位置との間で往復移動させる。冷却部は、定着装置から排出部に至る記録媒体搬送路を冷却する空気流を発生させる。カバーシートは、開閉部材の開放により保護位置に配置されるとともに、開閉部材の閉鎖により退避位置に配置される。退避位置に配置されたカバーシートが本体フレームに接触することにより、冷却部と定着装置の間の空気流の流路を遮断する。

発明の効果

0010

本発明の第1の構成によれば、開閉部材を開放すると、記録媒体搬送路が開放されるとともに、カバーシートが像担持体を保護する保護位置に配置され、開閉部材を閉じると、カバーシートが像担持体と本体フレームの隙間の退避位置に配置される。カバーシートが退避位置に配置された状態では、カバーシートが本体フレームに接触することにより冷却部と定着部材の間の空気流の流路を遮断される。従って、冷却部によって定着装置から排出部に搬送される記録媒体を冷却する際に、定着部材が冷却されることによる電力の損失を抑制することができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の要部を示す側面断面図
本実施形態の画像形成装置1におけるカバー移動機構20を示す斜視図であり、開閉カバー6を閉鎖した状態を示す図
本実施形態の画像形成装置1におけるカバー移動機構20を示す側面断面図であり、開閉カバー6を閉鎖した状態を示す図
本実施形態の画像形成装置1におけるカバー移動機構20を示す斜視図であり、開閉カバー6を開放した状態を示す図
本実施形態の画像形成装置1におけるカバー移動機構20を示す側面断面図であり、開閉カバー6を開放した状態を示す図
本実施形態の画像形成装置1の冷却部40周辺の構成を示す側面断面図
図6における第1ダクト42の排気口43a、43b周辺の拡大図

実施例

0012

以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の要部を示す側面断面図である。画像形成装置1はモノクロプリンターであり、装置本体1Aの下部に配設される給紙部31と、給紙部31から上方に用紙Pを搬送する用紙搬送路5と、用紙搬送路5の右方に配設される画像形成部2と、画像形成部2の上方に配設される定着装置4と、画像形成部2の感光体ドラム3の周囲に配設されるカバー移動機構20と、カバー移動機構20の右方に配設される冷却部40とを備えている。

0013

給紙部31は、給紙カセット収納した用紙Pをピックアップローラー32によって1枚ずつ取り出し、用紙搬送路5に送る。用紙搬送路5は、搬送ローラー33とレジストローラー対34を有し、給紙部31から送り出された用紙Pを画像形成部2に向けて搬送する。

0014

画像形成部2は、電子写真方式によって用紙Pに所定のトナー像を形成するものであり、図1時計回り方向に回転可能に軸支された感光体ドラム3と、感光体ドラム3の周囲には、帯電器35、現像装置36、転写ローラー37、クリーニングユニット38等が感光体ドラム3の回転方向に沿って配置されている。

0015

帯電器35は、高電圧印加される帯電ワイヤーを備えており、帯電ワイヤーからのコロナ放電によって感光体ドラム3表面が均一に帯電される。感光体ドラム3は、感光層を形成する感光材料として、アモルファスシリコン感光体、または有機感光体OPC感光体)が用いられる。そして、パソコン等の上位機器から送信された画像データに基づいて露光ユニット(図示せず)からレーザー光が感光体ドラム3に照射されると、感光体ドラム3の表面電位が選択的に減衰され、感光体ドラム3表面に静電潜像が形成される。

0016

次いで、現像装置36が感光体ドラム3表面の静電潜像を現像し、感光体ドラム3表面にトナー像が形成される。感光体ドラム3表面に形成されたトナー像は、転写ローラー37によって用紙Pに転写される。転写後に感光体ドラム3表面に残留しているトナーは、クリーニングユニット38により除去される。また感光体ドラム3表面の残留電荷は、除電ユニット(図示せず)により除去され、次の画像形成に備える。

0017

トナー像が転写された用紙Pは、用紙搬送路5の下流側に配置された定着装置4に向けて搬送される。定着装置4では、定着ローラー4aと加圧ローラー4bのニップ部(定着ニップ部)を用紙Pが通過することによって加熱、加圧され、用紙P上にトナー像が定着される。ついで、定着された用紙Pは、排出ローラー対7によって排出トレイ39上に排出される。給紙部31から排出ローラー対7に至る用紙搬送路5は、装置本体1Aの左方で略上下方向に設定されている。

0018

装置本体1Aの左側壁には開閉カバー6が設けられる。開閉カバー6は、用紙搬送路5におけるジャム処理を行うために、装置本体1Aに対して開閉可能となっている。開閉カバー6を開放すると、用紙搬送路5が装置本体1A側と開閉カバー6側とに分離し、用紙搬送路5の用紙を取り除くことができる。

0019

開閉カバー6は、下端部を装置本体1Aに対して回転可能に軸支されている。開閉カバー6を支軸周り揺動操作すると、開閉カバー6は、装置本体1Aと開閉カバー6との間で開口が形成される開放状態図1の一点鎖線の状態)と、装置本体1A内を密閉する閉鎖状態とに切り換えられる。開閉カバー6が閉鎖状態にあるときには、画像形成が可能であるが、開閉カバー6が開放状態にあるときには、後述するカバー移動機構20によって、カバーシート27が感光体ドラム3の上方から左方に移動する。これによって、開閉カバー6を開放してジャム処理を行う際に、作業者の手や工具等が感光体ドラム3に接触することによる感光体ドラム3表面の傷付きを防止することができる。

0020

図2は、開閉カバー6を閉鎖した状態(画像形成時)におけるカバー移動機構20を示す斜視図であり、図3は、開閉カバー6を閉鎖した状態におけるカバー移動機構20を示す側面断面図である。図2図3を用いてカバーシート27を移動させるカバー移動機構20について詳細に説明する。

0021

図2に示すように、カバー移動機構20は、カバーシート27と、カバーシート27を支持する第1シートホルダー28及び第2シートホルダー29と、アームレール21と、ホルダーレール22と、シートガイド23(図3参照)を備える。

0022

カバーシート27は、高分子量ポリエチレンで形成された可撓性のシート材であり、表面側(感光体ドラム3と反対側の面)に熱反射膜をコートされて断熱性を有する。カバーシート27の幅方向(感光体ドラム3の軸方向)の長さは、感光体ドラム3の軸方向長さ以上に設定されるとともに、カバーシート27の移動方向(図2の左右方向及び図3の上下方向)の長さは、感光体ドラム3の外径の約2倍程度に設定されている。開閉カバー6が閉鎖状態にあるときは、カバーシート27は感光体ドラム3の上方に配置される。

0023

第1シートホルダー28はカバーシート27の前方縁部27aをほぼ全幅にわたって固定支持し、第2シートホルダー29はカバーシート27の後方縁部27bをほぼ全幅にわたって固定支持する。第1シートホルダー28の長手方向両端部には一対の第1係合ボス28aが形成されている。また第2シートホルダー29の長手方向両端部には一対の第2係合ボス29aが形成される。

0024

装置本体1Aには、幅方向に夫々一対のアームレール21とホルダーレール22とが固設される。アームレール21には、略上下方向に延びる縦レール溝21aが形成され、ホルダーレール22には、略水平方向に延びる横レール溝22aが形成される。

0025

第1シートホルダー28の両端部に形成された第1係合ボス28aは、一対のリンクアーム11の上端部に形成された揺動軸11aに揺動可能に連結される。揺動軸11aは、アームレール21に形成された縦レール溝21aに摺動可能に係合している。リンクアーム11は、下端部に形成された揺動支点11bによって開閉カバー6に揺動可能に支持されている。第1シートホルダー28は、リンクアーム11を介して開閉カバー6と連動して移動可能となっている。

0026

第2シートホルダー29の両端部に形成された第2係合ボス29aは、一対のホルダーレール22に形成された横レール溝22aに摺動可能に係合している。

0027

シートガイド23は一対のホルダーレール22の間に配設されている。また、シートガイド23は、カバーシート27の下面に対向するように横レール溝22aに沿って水平方向に延び、更に、その左端(アームレール21側)に円弧形状の湾曲部23aが形成されている。第1シートホルダー28が上下方向に移動し、第2シートホルダー29が水平方向に移動するときに、第1シートホルダー28と第2シートホルダー29に支持されるカバーシート27は、シートガイド23の湾曲部23aに案内され、感光体ドラム3を囲む円弧状の軌道で移動することになる。

0028

図4は、開閉カバー6を開放した状態におけるカバー移動機構20を示す斜視図であり、図5は、開閉カバー6を開放した状態におけるカバー移動機構20を示す側面断面図である。図2図3及び図4図5を用いてカバー移動機構20によるカバーシート27の移動動作について説明する。

0029

開閉カバー6を閉鎖した状態では、図2及び図3に示すように、カバーシート27は感光体ドラム3の上方であって定着装置4(図1参照)の下方(以下、退避位置という)に配置されている。なお、カバーシート27の移動方向(図3の左右方向)の長さは、縦レール溝21aの上端部(退避位置における第1シートホルダー28の位置)から横レール溝22aの右端部(退避位置における第2シートホルダー29の位置)までの長さよりも長いため、退避位置においてはカバーシート27が撓んだ状態となる。また、カバーシート27の下方にはシートガイド23が存在するため、図3に示すように、カバーシート27は上方に撓んだ状態となっている。

0030

開閉カバー6を閉鎖した状態から、図3二点鎖線の矢印に示すように開閉カバー6を開方向に回動させると、リンクアーム11が開閉カバー6に連動して移動し、揺動軸11aが縦レール溝21aの上端部から図3実線矢印方向に移動する。これに伴い、リンクアーム11の揺動軸11aに連結された第1シートホルダー28も縦レール溝21aに沿って下方に移動する。

0031

また、第1シートホルダー28の移動に伴い、カバーシート27を介して第2シートホルダー29も横レール溝22aの右端部から図3の実線矢印方向に左側に移動する。これにより、カバーシート27は撓んだ状態から伸長しながらシートガイド23に沿って案内され、湾曲部23aにおいて感光体ドラム3を囲うように円弧状に移動し、図4図5に示すように、感光体ドラム3の用紙搬送路5側を覆う位置(以下、保護位置という)に配置される。

0032

開閉カバー6を開放した状態から、図5の二点鎖線の矢印に示すように開閉カバー6を閉方向に回動させると、リンクアーム11が開閉カバー6に連動して移動し、揺動軸11aが縦レール溝21aの下端部から図5の実線矢印方向に移動する。これに伴い、リンクアーム11の揺動軸11aに連結された第1シートホルダー28も縦レール溝21aに沿って上方に移動する。また、第1シートホルダー28の上方への移動に伴って、カバーシート27には第1シートホルダー28と第2シートホルダー29の間で圧縮方向の力が作用する。その結果、カバーシート27の復元力弾性力)により第2シートホルダー29が押圧され、第2シートホルダー29は横レール溝22aに沿って図5の実線矢印方向(右方向)に移動する。そして、カバーシート27は第2シートホルダー29が横レール溝22の右端部に到達するまでは伸張した状態でシートガイド23に沿って案内され、湾曲部23aにおいて感光体ドラム3を囲うように円弧状に移動する。

0033

ここで、第2シートホルダー29が横レール溝22の右端部に到達して停止した後もリンクアーム11は継続して回動し、揺動軸11aが縦レール溝21aの上端部に向かって移動する。その結果、第1シートホルダー28と第2シートホルダー29の間隔がカバーシート27の移動方向の長さよりも短くなるため、カバーシート27は伸張した状態から撓みながら感光体ドラム3の上方に移動して図2図3に示す退避位置に戻る。

0034

図6は、画像形成装置1の冷却部40周辺の構成を示す側面断面図であり、図7は、図6における第1ダクト42の排気口43a、43b周辺の拡大図である。図1図2、及び図6図7を参照しながら冷却部40の配置と構成について説明する。

0035

図1図2に示すように、冷却部40は、開閉カバー6側からみて用紙搬送路5の奥側に配設される。冷却部40は、定着装置4から発散する熱が伝達される感光体ドラム3や現像装置36、クリーニングユニット38等の画像形成ユニットと、定着装置4を通過して用紙搬送路5を搬送される用紙Pとを冷却するものである。

0036

図6図7に示すように、冷却部40は、送風ファン41と、第1ダクト42と、第2ダクト44と、を備える。送風ファン41は、装置本体1A外部の空気を吸引する吸気ファンである。送風ファン41から取り入れられた空気は、第1ダクト42内を通過して第1排気口43a及び第2排気口43bに送風される。

0037

第1排気口43aから排出される空気流は、カバーシート27の下方を通過して感光体ドラム3、現像装置36、クリーニングユニット38等に送風され、これらのユニットを冷却する。これにより、定着装置4の熱による現像装置36内のトナーやクリーニングユニット38内の廃トナー流動性の低下を抑制することができる。

0038

第2排気口43bから排出される空気流は、カバーシート27の上方を通過した後、定着装置4のハウジング50が装着される本体フレーム52の側面52bと装置本体1Aの内壁面51との間に形成される第2ダクト44内を上方に流れ、定着装置4と排出ローラー対7を連結する用紙搬送路5に送風される。これにより、定着装置4を通過して排出ローラー対7に向かう用紙を冷却し、定着ローラー4aの熱により溶融したトナーを冷却して用紙搬送路5や排出ローラー対7へのトナー付着を抑制することができる。また、吸湿した用紙が定着装置4を通過すると、加熱された用紙から水蒸気が発生し、湯気となって立ち上ることがあるが、第2ダクト44から用紙搬送路5に送風されることによって水蒸気が拡散されるため、ユーザー発煙と見誤るおそれがなくなる。

0039

本実施形態では、図7に示すようにカバーシート27が退避位置に配置されているとき、カバーシート27の上方への撓みによってカバーシート27が定着装置4の下方に位置する本体フレーム52の下端部52aに接触している。その結果、カバーシート27と本体フレーム52との接触部Cによってカバーシート27と本体フレーム52の下端部52aとの間の隙間が塞がれるため、第2排気口43bから排出される空気流は定着ローラー4aの方向に送風されず、本体フレーム52の側面52bと装置本体1Aの内壁面51との間に形成される第2ダクト44を上方に通過して用紙搬送路5に効率良く導風される。

0040

従って、定着装置4を通過して排出ローラー対7に搬送される用紙を効果的に冷却することができ、溶融状態のトナーが付着することによる用紙搬送路5や排出ローラー対7の汚染を抑制することができる。また、第2排気口43bから排出される空気流が定着ローラー4aの方向に送風されないため、定着ローラー4aが冷却されることによる電力の損失を抑制することができる。

0041

また、図7に示すように、カバーシート27と対向する本体フレーム52の下端部52aには、清掃部材60が固定されている。清掃部材60は、カバーシート27の幅方向(図7紙面と垂直な方向)全域に亘ってカバーシート27と対向する。カバー移動機構20によるカバーシート27の移動動作に伴い、カバーシート27の表面側(感光体ドラム3と反対側)が清掃部材60に摺擦される。これにより、カバーシート27の表面に付着した紙粉やトナー等の汚れを自動的に除去することができ、開閉カバー6の開放時に操作者から見えるカバーシート27の美観を維持することができる。清掃部材60の材質としては、スポンジや不織布等が用いられる。

0042

なお、本実施形態では清掃部材60をカバーシート27の表面側と対向する本体フレーム52の下端部52aに配置したが、カバーシート27の裏面側の汚れを除去する場合は、清掃部材60をカバーシート27の裏面側(感光体ドラム3側)と対向するシートガイド23に沿って配置することもできる。ここで、紙粉やトナー等の塵埃はカバーシート27の表面側に堆積し易いため、清掃部材60をカバーシート27の表面側に配置する本実施形態の構成が好ましい。なお、清掃部材60をカバーシート27の表面側と裏面側の両方に配置してもよい。

0043

その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、送風ファン41を吸気ファンで構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、送風ファン41を排気ファンで構成し、感光体ドラム3、現像装置36、クリーニングユニット38周辺や用紙搬送路5周辺の熱気が第1ダクト42を介して送風ファン41により装置本体1Aの外部に排出されるようにしてもよい。

0044

また、上記実施形態では、第1ダクト42の排気口が第1排気口43a、第2排気口43bの2つに分岐している例を示したが、本発明はこれに限らず、3つ以上の排気口に分岐していてもよい。

0045

また、本発明は図1に示したようなモノクロプリンターに限らず、カラープリンターモノクロ及びカラー複写機、ファクシミリ等、感光体ドラムを保護するドラムカバーを備えた種々の画像形成装置に適用可能である。

0046

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に利用することができる。本発明の利用により、像担持体を保護するカバーを用いて冷却風の流れを規制することで、定着装置を通過した記録媒体を効率よく冷却するとともに、定着装置の電力損失も抑制可能な画像形成装置を提供することができる。

0047

1画像形成装置
1A 装置本体
2画像形成部
3感光体ドラム(像担持体)
4定着装置
4a定着ローラー
4b加圧ローラー
5 用紙搬送路(記録媒体搬送路)
6開閉カバー(開閉部材)
7排出ローラー対(排出部)
11リンクアーム
20カバー移動機構
21アームレール
22ホルダーレール
23シートガイド(ガイド部材
27カバーシート
28 第1シートホルダー
29 第2シートホルダー
31 給紙部(給送部)
36現像装置
37転写ローラー(転写部)
40 冷却部
41送風ファン
42 第1ダクト
43a 第1排気口
43b 第2排気口
44 第2ダクト
50ハウジング(定着装置)
51内壁面(装置本体)
52本体フレーム
52a下端部(本体フレーム)
52b 側面(本体フレーム)
60清掃部材
C 接触部
P 用紙(記録媒体)

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