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技術 画像形成装置

出願人 理想科学工業株式会社
発明者 川島正裕
出願日 2016年4月4日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2016-075115
公開日 2017年10月12日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2017-188745
状態 特許登録済
技術分野 ファクシミリ一般 電子写真における制御・管理・保安
主要キーワード 開き度合 前端領域 JIS規格 所定画素値 規格サイズ 開角度 スイッチ部材 原稿配置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

圧板開閉動作の誤検出を防止することが可能な画像形成装置を提供する。

解決手段

原稿置台10を備えた本体部2と圧板3とを備え、原稿Pの原稿画像を読み取る画像形成装置1であって、本体部2の後方部Bにおいて、圧板3を回転させて、圧板3を開閉可能に構成するヒンジ部20と、ヒンジ部20が圧板3によって原稿厚さ方向の上方に付勢された場合に、ヒンジ部20を上方に移動させる上下可動部40と、後方部Bにおいて、圧板3と本体部2との原稿厚さ方向における離間距離Dが所定距離ΔD以下である場合にON状態を検出し、離間距離Dが所定距離ΔDよりも大きい場合にOFF状態を検出するセンサ部30と、OFF状態が検出された場合、原稿Pよりも前方に位置する前端領域FAにおける前端画像を取得する画像取得部と、前端画像の濃度に基づいて、圧板3の開閉動作を判定する判定部とを備える制御部100を有する。

概要

背景

従来、複写機印刷機など、原稿から原稿画像を読み取る画像形成装置は、原稿を載置する原稿載置台を備える本体部と、原稿を原稿載置台に押圧する圧板とを備えている。圧板は、ヒンジ部を介して本体部に取り付けられることで、開閉動作を可能としており、この開閉動作によって原稿を原稿載置台に押圧する。

また、画像形成装置では、圧板の開閉動作を検出するために、本体部の上面にセンサ部が備えられている(例えば、特許文献1参照)。かかるセンサ部は、本体部の上面から突出するスイッチ部材を備えており、スイッチ部材が押下されてON状態になる場合、圧板の閉動作を検出し、スイッチ部材が圧板から離間してOFF状態になる場合、圧板の開動作を検出する。

このようなセンサ部による開閉動作の検出結果が、画像形成装置における様々な処理のトリガとして用いられている。例えば、センサ部が圧板の閉動作を検出した場合、原稿載置台に載置される原稿サイズを検出する処理を実行し、センサ部が圧板の開動作を検出した場合、原稿載置台に配置されていた原稿が取り除かれるものと判断して、検出した原稿サイズをリセットする処理を実行する。

ところで、圧板が閉動作により書物などの厚い原稿を押圧する場合、ヒンジ部が固定されたままであると、圧板は、原稿を片寄って押圧してしまう。このため、圧板が閉動作により厚い原稿を押圧する際に、ヒンジ部が圧板によって原稿厚さ方向の上方に付勢された場合、ヒンジ部を上方に移動(リフトアップ)させる上下可動部を備えた画像形成装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。

このような上下可動部を備えた画像形成装置では、圧板が閉動作によって厚い原稿を押圧しても、ヒンジ部を上方に移動できるため、圧板が原稿を片寄って押圧することを抑制できる。

概要

圧板の開閉動作の誤検出を防止することが可能な画像形成装置を提供する。原稿載置台10を備えた本体部2と圧板3とを備え、原稿Pの原稿画像を読み取る画像形成装置1であって、本体部2の後方部Bにおいて、圧板3を回転させて、圧板3を開閉可能に構成するヒンジ部20と、ヒンジ部20が圧板3によって原稿厚さ方向の上方に付勢された場合に、ヒンジ部20を上方に移動させる上下可動部40と、後方部Bにおいて、圧板3と本体部2との原稿厚さ方向における離間距離Dが所定距離ΔD以下である場合にON状態を検出し、離間距離Dが所定距離ΔDよりも大きい場合にOFF状態を検出するセンサ部30と、OFF状態が検出された場合、原稿Pよりも前方に位置する前端領域FAにおける前端画像を取得する画像取得部と、前端画像の濃度に基づいて、圧板3の開閉動作を判定する判定部とを備える制御部100を有する。

目的

本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、圧板の開閉動作の誤検出を防止することが可能な画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

原稿を載置する原稿載置台を備えた本体部と、前記本体部に開閉可能に取り付けられ、前記原稿を前記原稿載置台に押圧する圧板とを備え、前記原稿に表される原稿画像を読み取る画像形成装置であって、前記原稿載置台よりも前記本体部の前後方向の後方に位置する後方部において、回転軸を中心に前記圧板を回転させて、前記圧板を開閉可能に構成するヒンジ部と、前記ヒンジ部が前記圧板によって原稿厚さ方向の上方に付勢された場合に、前記ヒンジ部を原稿厚さ方向の上方に移動させる上下可動部と、前記本体部の前後方向の前記後方部において、前記圧板と前記本体部との前記原稿厚さ方向における離間距離所定距離以下である場合にON状態を検出し、前記離間距離が前記所定距離よりも大きい場合にOFF状態を検出するセンサ部と、前記OFF状態が検出された場合、前記原稿載置台上において、前記原稿載置台に載置される前記原稿よりも前記前後方向の前方に位置する前端領域における前端画像を取得する画像取得部と、前記前端画像の濃度に基づいて、前記圧板の開閉動作を判定する判定部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。

請求項2

前記ON状態が検出された場合に、前記原稿載置台に載置されている前記原稿の原稿サイズを検出するサイズ検出部と、前記原稿サイズに基づいて、前記原稿から読み取った原稿画像を印刷する用紙サイズを設定する設定部を更に備え、前記設定部は、前記判定部によって前記圧板が開動作していると判定された場合、前記用紙サイズをリセットすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、原稿を載置する原稿載置台を備えた本体部と、本体部に開閉可能に取り付けられ、原稿を原稿載置台に押圧する圧板とを備え、原稿に表される原稿画像を読み取る画像形成装置に関する。

背景技術

0002

従来、複写機印刷機など、原稿から原稿画像を読み取る画像形成装置は、原稿を載置する原稿載置台を備える本体部と、原稿を原稿載置台に押圧する圧板とを備えている。圧板は、ヒンジ部を介して本体部に取り付けられることで、開閉動作を可能としており、この開閉動作によって原稿を原稿載置台に押圧する。

0003

また、画像形成装置では、圧板の開閉動作を検出するために、本体部の上面にセンサ部が備えられている(例えば、特許文献1参照)。かかるセンサ部は、本体部の上面から突出するスイッチ部材を備えており、スイッチ部材が押下されてON状態になる場合、圧板の閉動作を検出し、スイッチ部材が圧板から離間してOFF状態になる場合、圧板の開動作を検出する。

0004

このようなセンサ部による開閉動作の検出結果が、画像形成装置における様々な処理のトリガとして用いられている。例えば、センサ部が圧板の閉動作を検出した場合、原稿載置台に載置される原稿サイズを検出する処理を実行し、センサ部が圧板の開動作を検出した場合、原稿載置台に配置されていた原稿が取り除かれるものと判断して、検出した原稿サイズをリセットする処理を実行する。

0005

ところで、圧板が閉動作により書物などの厚い原稿を押圧する場合、ヒンジ部が固定されたままであると、圧板は、原稿を片寄って押圧してしまう。このため、圧板が閉動作により厚い原稿を押圧する際に、ヒンジ部が圧板によって原稿厚さ方向の上方に付勢された場合、ヒンジ部を上方に移動(リフトアップ)させる上下可動部を備えた画像形成装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。

0006

このような上下可動部を備えた画像形成装置では、圧板が閉動作によって厚い原稿を押圧しても、ヒンジ部を上方に移動できるため、圧板が原稿を片寄って押圧することを抑制できる。

先行技術

0007

特開平9−329848号公報
特開2010−28465号公報

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、従来技術のように上下可動部を備えた画像形成装置では、上下可動部によりヒンジ部を原稿厚さ方向の上方に移動(リフトアップ)できるが、この移動によって、ヒンジ部とともに圧板も移動するため、圧板がスイッチ部材から離れるように移動する。

0009

このような場合、センサ部では、圧板とスイッチ部材とが離間してOFF状態を検出してしまい、圧板が開動作を行っていると誤検出してしまうという問題があった。

0010

本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、圧板の開閉動作の誤検出を防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置の第1の特徴は、原稿を載置する原稿載置台を備えた本体部と、前記本体部に開閉可能に取り付けられ、前記原稿を前記原稿載置台に押圧する圧板とを備え、前記原稿に表される原稿画像を読み取る画像形成装置であって、前記原稿載置台よりも前記本体部の前後方向の後方に位置する後方部において、回転軸を中心に前記圧板を回転させて、前記圧板を開閉可能に構成するヒンジ部と、前記ヒンジ部が前記圧板によって原稿厚さ方向の上方に付勢された場合に、前記ヒンジ部を原稿厚さ方向の上方に移動させる上下可動部と、前記本体部の前後方向の前記後方部において、前記圧板と前記本体部との前記原稿厚さ方向における離間距離所定距離以下である場合にON状態を検出し、前記離間距離が所定距離よりも大きい場合にOFF状態を検出するセンサ部と、前記OFF状態が検出された場合、前記原稿載置台上において、前記原稿載置台に載置される前記原稿よりも前記前後方向の前方に位置する前端領域における前端画像を取得する画像取得部と、前記前端画像の濃度に基づいて、前記圧板の開閉動作を判定する判定部と、を備えることにある。

0012

本発明に係る画像形成装置の第2の特徴は、上記特徴に係り、前記ON状態が検出された場合に、前記原稿載置台に載置されている前記原稿の原稿サイズを検出するサイズ検出部と、前記原稿サイズに基づいて、前記原稿から読み取った原稿画像を印刷する用紙サイズを設定する設定部を更に備え、前記設定部は、前記判定部によって前記圧板が開動作していると判定された場合、前記用紙サイズをリセットすることにある。

発明の効果

0013

本発明に係る画像形成装置の第1の特徴によれば、上下可動部は、ヒンジ部が圧板によって原稿厚さ方向の上方に付勢された場合に、ヒンジ部を原稿厚さ方向の上方に移動させる。また、センサ部は、本体部の前後方向の後方部における圧板と本体部との原稿厚さ方向における離間距離が所定距離以下になった場合にON状態を検出し、離間距離が所定距離よりも大きい場合にOFF状態を検出する。

0014

ここで、圧板が閉動作によって書籍などの厚みの大きい原稿を押圧する場合、圧板がヒンジ部を原稿厚さ方向の上方に付勢するため、上下可動部は、ヒンジ部を原稿厚さ方向の上方に移動させる。このとき、ヒンジ部の移動に伴って、圧板も原稿厚さ方向の上方に移動するため、圧板と本体部との離間距離が大きくなり、センサ部が、OFF状態を検出する場合がある。

0015

画像形成装置では、画像取得部は、OFF状態が検出された場合に、原稿載置台に載置される原稿よりも前後方向の前方に位置する前端領域における前端画像を取得し、判定部は、前端画像の濃度に基づいて、圧板の開閉動作を判定する。

0016

すなわち、画像取得部は、OFF状態が検出された場合、圧板の実際の開き度合に伴って明るさが大きく変化する前端領域における前端画像を取得する。そして、判定部は、前端画像の濃度に基づいて、圧板の開閉動作を判定するため、圧板の実際の開き度合に基づいて、圧板の開閉動作をより正確に判定できる。

0017

このように、画像形成装置によれば、圧板の開閉動作をより正確に判定できるため、圧板の開閉動作の誤検出を防止することができる。

0018

本発明に係る画像形成装置の第2の特徴によれば、サイズ検出部は、センサ部によってON状態が検出された場合に、原稿サイズを検出する。そして、設定部は、原稿サイズを用紙サイズに設定する。また、設定部は、判定部によって圧板が開動作していると判定された場合、用紙サイズをリセットする。

0019

これにより、設定部は、圧板の開閉動作に基づいて、用紙サイズを適切にリセットできるため、原稿サイズに基づいた用紙サイズの設定をより正確に行うことができる。

図面の簡単な説明

0020

本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の機能を示すブロック図である。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す平面図である。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
本発明の実施例1に係る前端画像の濃度と前端領域の離間距離との関係を説明するためのグラフ図である。

実施例

0021

以下、本発明の実施例に係る画像形成装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。また、以下に示す実施例は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。

0022

[実施例1]
<画像形成装置の構成>
画像形成装置1は、原稿Pに表される原稿画像を読み取る読取装置としての機能と、読み取った原稿画像を印刷する印刷装置としての機能を備える。図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置1の概略構成を示す斜視図である。

0023

以下の説明において、図1に示すように、画像形成装置1の上下方向を上下方向Zとし、画像形成装置1の前後方向を前後方向Xとし、画像形成装置1の左右方向を左右方向Yとして規定する。なお、上下方向Zは、原稿厚さ方向とも言い換えられる。

0024

図1に示すように、画像形成装置1は、本体部2と、本体部2に開閉可能に取り付けられる圧板3とを備える。圧板3は、原稿Pを原稿載置台10に押圧するためのものである。

0025

図2は、本発明の実施例1に係る画像形成装置1の概略構成を示す断面図である。図2に示すように、本体部2は、原稿載置台10と、ヒンジ部20と、センサ部30と、上下可動部40と、操作パネル部50と、印刷ユニット70と、本体制御部100とを備える。

0026

原稿載置台10は、本体部2の上部2Aに配置される。原稿載置台10は、原稿Pを載置するためのものである。原稿載置台10は、ガラス等の光透過性の材料からなる。なお、本体部2の上部2Aは、原稿載置台10を基準として、原稿載置台10よりも本体部2の前後方向Xの前方に位置する前方部Fと、原稿載置台10よりも前後方向Xの後方に位置する後方部Bとを備える。

0027

ヒンジ部20は、原稿載置台10よりも前後方向Xの後方に位置する後方部Bに配置される。ヒンジ部20は、後方部Bおいて、回転軸Cを中心に圧板3を回転させて、圧板3を開閉可能に構成する。

0028

センサ部30は、ヒンジ部20と同様に後方部Bに配置される。センサ部30は、後方部Bにおいて、圧板3と本体部2との上下方向Zにおける離間距離Dが所定距離ΔD以下である場合にON状態を検出し、離間距離Dが所定距離ΔDよりも大きい場合にOFF状態を検出する。

0029

センサ部30は、データ線を介して本体制御部100に接続される。センサ部30は、ON状態を検出した場合には、ONデータを本体制御部100に送信し、OFF状態を検出した場合には、OFFデータを本体制御部100に送信する。具体的に、センサ部30は、スイッチ部材31と、光学センサ32,33とを備える。

0030

スイッチ部材31は、上下方向Zの上方と下方とに移動可能に構成される。スイッチ部材31は、バネ部34によって上下方向Zの上方に付勢されている。スイッチ部材31は、上下方向Zの上方に所定距離ΔD以上移動しないように、ストッパ(不図示)を備えている。

0031

スイッチ部材31は、圧板3の閉動作によって離間距離Dが所定距離ΔD以下になると、圧板3に押し込まれて、上下方向Zの下方に移動する。

0032

光学センサ32,33は、一方が発光部を構成し、他方が受光部を構成する。圧板3の閉動作によってスイッチ部材31が押し込まれると、光学センサ32,33の間で送受されている光が遮断される。光学センサ32,33の間の光が遮断されると、光学センサ32,33が、ON状態を示すONデータを送信する。

0033

一方で、圧板3の開動作によって離間距離Dが所定距離ΔDよりも大きくなると、スイッチ部材31が光学センサ32,33の間から引き出され、光学センサ32,33の間で光を送受する。光学センサ32,33が、光学センサ32,33の間で光を送受すると、OFF状態を示すOFFデータを送信する。

0034

上下可動部40は、本体部2の後方部Bに配置される。上下可動部40は、ヒンジ部20に連結する。

0035

具体的に、上下可動部40は、可動部41と、可動部41を収容する収容部42とを備える。可動部41は、ヒンジ部20に連結する。可動部41は、収容部42に収容された状態で、上下方向Zに移動可能に構成される。また、例えば、圧板3が厚い原稿Pを押圧した場合、原稿Pの端部を支点したテコ原理により、ヒンジ部20が上下方向Zの上方に付勢される。

0036

このように、上下可動部40は、ヒンジ部20が圧板3によって上下方向Zの上方に付勢された場合に、ヒンジ部20を上下方向Zの上方に移動(リフトアップ)させる。

0037

操作パネル部50は、ユーザの入力操作受け付けるとともに、各種の情報等を表示する。操作パネル部50は、ユーザが各種の入力操作を行うための操作ボタンおよびタッチパネル等を有する入力部と、各種の情報等を表示する液晶表示パネル等からなる表示部とを備える(いずれも不図示)。操作パネル部50は、データ線を介して、本体制御部100に接続される。操作パネル部50と本体制御部100との間では、各種の制御情報送受信される。

0038

読取部60は、原稿載置台10の下方に配置される。読取部60は、光源と、ミラーと、CCD等の撮像素子(いずれも不図示)とがユニット化されたものである。読取部60は、データ線を介して本体制御部100に接続される。

0039

読取部60は、移動用モータ(不図示)によって本体部2の左右方向Yに移動可能に構成される。読取部60は、本体部2の左右方向Yに移動しながら、原稿Pを読み取る。読取部60は、原稿Pに表される原稿画像を読み取ることにより、原稿画像を示す原稿画像データを本体制御部100に送信する。

0040

読取部60は、原稿サイズを検出するためのサイズデータを読み取る。具体的に、読取部60は、前後方向Xに配列されたCCDにより、原稿Pの前後方向X(主走査方向)のサイズを示す主走査サイズデータを読み取る。また、読取部60は、反射ミラー(不図示)により、原稿Pの左右方向Y(副走査方向)のサイズを示す副走査サイズデータを読み取る。そして、読取部60は、主走査サイズデータと副走査サイズデータとを含むサイズデータを本体制御部100に送信する。

0041

印刷ユニット70は、原稿画像データを印刷する印刷処理を実行する。印刷ユニット70は、印刷用紙を収容する用紙収容部、用紙収容部から印刷用紙を給紙する給紙部、原稿画像データに基づいて、給紙される印刷用紙に印刷するインクジェットヘッド部、印刷済の印刷用紙を外部に排紙する排紙部などが備えられている(いずれも不図示)。

0042

本体制御部100は、画像形成装置1における各種機能を制御する。ここで、図3は、画像形成装置1の機能を示すブロック図である。

0043

図3に示すように、本体制御部100は、画像取得部101と、判定部102と、サイズ検出部103と、設定部104と、印刷制御部105と、記憶部106とを備える。

0044

画像取得部101は、読取部60を制御して、読取部60から原稿画像データを取得する。また、画像取得部101は、センサ部30によってOFF状態が検出された場合、原稿載置台10上において、原稿載置台10に載置される原稿Pよりも前後方向Xの前方に位置する前端領域FAにおける前端画像を取得する。

0045

ここで、図4は、本体部2の上部2Aを示す平面図である。図4に示すように、原稿載置台10には、原稿位置合わせ用の基準点OPが規定されている。また、原稿載置台10では、全体領域が原稿配置領域DAと前端領域FAとにより区画されている。

0046

原稿配置領域DAは、原稿Pが配置される領域である。原稿配置領域DAのサイズは、ISO規格JIS規格等の規格に規定される規格サイズのうち、画像形成装置1によって印刷可能な最大サイズ(例えば、A3サイズ)で規定してもよい。

0047

前端領域FAは、原稿配置領域DAよりも前後方向Xの前方に位置する領域である。図4の例では、原稿Pの前後方向Xの前方の縁部PEよりも、前方の領域である。なお、前端領域FAの前後方向Xにおける長さは、例えば、1〜2cmである。

0048

画像取得部101は、読取部60を制御して、前端領域FAにおける前端画像を示す前端画像データを取得する。

0049

具体的に、画像取得部101は、読取部60を待機時に配置する待機位置WPにおいて、前後方向X(主走査方向)における1ライン画像データを取得する。画像取得部101は、1ライン画像データのうち、前端領域FA内の前端画像を示す前端画像データを抽出する。このようにして画像取得部101は、前端画像データを取得する。

0050

判定部102は、センサ部30から送信されるONデータ又はOFFデータに基づいて、圧板3の開閉動作を判定する。

0051

なお、圧板3の閉動作とは、原稿Pを原稿載置台10に押圧するために、圧板3の開き度合(例えば、開角度)を小さくする動作を示す。一方、圧板3の開動作とは、原稿Pを原稿載置台10から取り出すために、圧板3の開き度合を大きくする動作を示す。

0052

また、判定部102は、前端画像の濃度に基づいて、圧板3の開閉動作を判定する。なお、濃度は、256階調グレースケールにより表される画素値である。よって、濃度は、“0”から“255”までの画素値により示され、画素値が小さいほど濃い(暗い)画像であることを表し、画素値が大きいほど薄い(明るい)画像であることを表す。

0053

具体的に、判定部102は、前端画像データに基づいて、前端画像における全画素値の総和を画素数除算して、画素値の平均値を算出する。判定部102は、算出した画素値の平均値を濃度とし、この濃度に基づいて開閉動作を判定する。

0054

サイズ検出部103は、センサ部30によってON状態が検出された場合に、原稿載置台10に載置される原稿Pの原稿サイズを検出する。具体的に、サイズ検出部103は、読取部60を制御して、サイズデータを取得し、取得したサイズデータに基づいて、原稿サイズを検出する。

0055

設定部104は、原稿サイズに基づいて、原稿Pから読み取った原稿画像を印刷する用紙サイズを設定する。

0056

また、設定部104は、判定部102によって圧板3が開動作していると判定された場合、用紙サイズをリセットする。

0057

印刷制御部105は、印刷ユニット70を制御して、印刷処理を実行する。例えば、印刷制御部105は、読取部60によって読み取られた原稿画像データに基づいて、所定画像を印刷用紙に印刷する印刷処理を実行する。

0058

記憶部106は、画像取得部101において用いられる各種データを記憶する。例えば、記憶部106には、画像形成装置1において印刷可能な規格に規定される用紙サイズを記憶する。

0059

<画像形成装置1の動作>
次に、画像形成装置1の動作について説明する。図5は、画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。具体的に、図5は、画像形成装置1において、センサ部30によりON状態又はOFF状態が検出された際の動作を示すフローチャートである。

0060

テップS10において、センサ部30は、ON状態、又は、OFF状態を検出すると、ON状態を示すONデータ、又は、OFF状態を示すOFFデータを本体制御部100に送信する。

0061

ステップS20において、本体制御部100では、判定部102が、ON状態を示すONデータ、又は、OFF状態を示すOFFデータのいずれを受信したか判定する。

0062

ステップS30において、判定部102は、OFFデータを受信したと判定した場合(ステップS20“OFF”)、判定部102は、判定処理を実行する。なお、判定処理の詳細は、後述する(図9参照)。

0063

一方、ステップS40において、判定部102は、ONデータを受信したと判定した場合(ステップS20“ON”)、判定部102は、圧板3が閉動作していると判定する。

0064

例えば、判定部102が閉動作していると判定するケースとしては、図6に示すように、圧板3が原稿載置台10に載置される厚さT1の原稿Pを押圧するケースや、図7に示すように、圧板3が厚さT1よりも厚い厚さT2の原稿Pを押圧するケースなどが挙げられる。

0065

そして、ステップS50において、サイズ検出部103は、読取部60を制御して、サイズデータを取得し、取得したサイズデータに基づいて、原稿サイズを検出する。

0066

ステップS60において、設定部104は、原稿サイズに基づいて、原稿画像を印刷する用紙サイズを設定する。具体的に、設定部104は、規格に規定される用紙サイズを記憶部106から読み出して、原稿サイズに最も近似する用紙サイズを特定する。設定部104は、特定した用紙サイズを、原稿画像を印刷する用紙サイズとして設定する。例えば、設定部104が、用紙サイズを設定することで、用紙サイズが操作パネル部50に表示される。

0067

ステップS70において、画像取得部101は、ユーザから読取開始指示を受け付けたか否かを判定する。例えば、画像取得部101は、ユーザにより操作パネル部50に設けられる読取開始ボタンが入力されたか否かに基づいて、読取開始指示を受け付けたか否かを判定する。なお、画像取得部101は、読取開始指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS70“No”)、ステップS70の動作を繰り返す。

0068

ステップS80において、画像取得部101は、読取開始指示を受け付けたと判定した場合(ステップS70“Yes”)、原稿画像の読取処理を行う。具体的に、画像取得部101は、読取部60を制御して、原稿に表される原稿画像を読み取って、原稿画像を示す原稿画像データを取得する。

0069

なお、この後、印刷制御部203が、原稿画像データに基づいて、印刷処理を実行するが、説明を省略する。

0070

次に、ステップS30において実行される判定処理について説明する。ここで、判定処理は、判定部102によってOFFデータが受信されたと判定した場合(ステップS20“OFF”)に実行されるが、OFFデータを受信するケースとしては、下記の2つのケースが想定される。

0071

第1のケースは、図2に示すように、圧板3が開動作を行うことで、離間距離Dが所定距離ΔDよりも大きくなるケースである。

0072

第2のケースは、図8に示すように、圧板3が閉動作を行う際に、上下可動部40がヒンジ部20を上下方向Zの上方に移動させ、この結果、離間距離Dが所定距離ΔDよりも大きくなるケースである。なお、第2のケースでは、前端領域FAにおける本体部2と圧板3との離間距離DFは、第1のケースに比べて、短くなる。

0073

判定処理では、上述の2つのケースを対象として、開閉動作を判定する。図9は、画像形成装置1によって実行される判定処理の動作を示すフローチャートである。

0074

ステップS31において、画像取得部101は、読取部60を制御して、前端領域FAにおける前端画像データを取得する。

0075

ステップS32において、判定部102は、前端画像の濃度に基づいて、圧板3の開閉動作を判定する。具体的に、判定部102は、前端画像データを取得すると、前端画像データに示される前端画像の濃度(暗さ)が、所定濃度TH以上であるか否かを判定する。

0076

ここで、図10は、前端領域FAにおける本体部2と圧板3との離間距離DFと、前端画像の濃度との関係を示すグラフである。なお、図10のグラフに示されるデータは、実測によって取得してもよい。

0077

図10のグラフに示すように、前端領域FAは、圧板3の開き度合に伴う離間距離DFによって、明るさが大きく変化する領域である。よって、圧板3が開かれて、離間距離DFが大きいほど、原稿載置台10を介して読取部60に外光が入光し易くなるため、暗い画像、すなわち、濃度が大きくなる。

0078

一方で、圧板3が閉じられて、離間距離DFが小さいほど、原稿載置台10を介して読取部60に外光が入光しにくくなるため、明るい画像、すなわち、濃度が小さくなる。

0079

なお、濃度は、画素値で表されるため、画素値が小さいほど、濃度は濃く(暗く)なり、画素値が大きいほど、濃度は薄く(明るく)なる。よって、判定部は、所定濃度TH以上であるか否かを判定する場合、画素値が所定画素値以下であるか否かを判定することに留意すべきである。

0080

ステップS33において、判定部102は、前端画像の濃度が所定濃度TH以上であると判定した場合(ステップS32“Yes”)、判定部102は、圧板3が開動作を行っていると判定する。

0081

そして、ステップS34において、設定部104は、判定部102によって圧板3が開動作していると判定された場合、用紙サイズをリセットする。すなわち、設定部104は、開動作により、原稿載置台10に載置されていた原稿Pがユーザによって取り除かれると判断して、用紙サイズをリセットする。設定部104が用紙サイズをリセットすることで、操作パネル部50に表示される用紙サイズが消去される。

0082

一方、ステップS35において、判定部102は、前端画像の濃度が所定濃度TH以上でないと判定した場合(ステップS32“No”)、判定部102は、圧板3が閉動作を行っていると判定する。この場合、判定部102は、設定した用紙サイズをリセットすることなく、維持する。

0083

<作用及び効果>
以上のように、本発明の実施例1に係る画像形成装置1では、上下可動部40は、ヒンジ部20が圧板3によって上下方向Zの上方に付勢された場合に、ヒンジ部20を上下方向Zの上方に移動させる。また、センサ部30は、本体部2の前後方向の後方部Bにおける圧板3と本体部2との上下方向Zにおける離間距離Dが所定距離ΔD以下になった場合にON状態を検出し、離間距離Dが所定距離ΔDよりも大きい場合にOFF状態を検出する。

0084

ここで、図8に示すように、圧板3が、閉動作によって書籍などの厚みの大きい原稿Pを押圧する場合、圧板3がヒンジ部20を上下方向Zの上方に付勢し、上下可動部40は、ヒンジ部20を上下方向Zの上方に移動させる。このとき、ヒンジ部20の移動に伴って、圧板3も上下方向Zの上方に移動するため、圧板3と本体部2との離間距離Dが所定距離ΔDよりも大きくなり、センサ部30が、OFF状態を検出してしまう場合がある。

0085

本発明の実施例1に係る画像形成装置1では、画像取得部101は、OFF状態が検出された場合に、前端領域FAにおける前端画像を取得し、判定部102は、前端画像の濃度に基づいて、圧板3の開閉動作を判定する。

0086

前端領域FAは、圧板3の開き度合に伴う離間距離DFによって、明るさが大きく変化する領域である。すなわち、画像取得部101は、OFF状態が検出された場合、圧板3の実際の開き度合に伴って明るさが大きく変化する前端領域FAにおける前端画像を取得する。そして、判定部102は、前端画像の濃度に基づいて、圧板の開閉動作を判定する。これにより、圧板の実際の開き度合に基づいて、圧板の開閉動作をより正確に判定できる。

0087

このように、本発明の実施例1に係る画像形成装置1によれば、圧板3の開閉動作をより正確に判定できるため、圧板3の開閉動作の誤検出を防止することができる。

0088

また、本発明の実施例1に係る画像形成装置1では、サイズ検出部103は、センサ部30によってON状態が検出された場合、原稿サイズを検出する。そして、設定部104は、原稿サイズを用紙サイズに設定する。また、設定部104は、判定部102によって圧板3が開動作していると判定された場合、用紙サイズをリセットする。

0089

これにより、設定部104は、圧板3の開閉動作に基づいて、用紙サイズを適切にリセットできるため、原稿サイズに基づいた用紙サイズの設定をより正確に行うことができる。すなわち、開閉動作の検出結果をトリガとした処理をより正確に行うことができる。

0090

[本発明のその他の実施形態]
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。

0091

例えば、上述した実施形態では、判定部102は、前端画像データに基づいて、前端画像における画素値の平均値を算出し、算出した画素値の平均値を濃度としていたが、これに限定されるものではない。例えば、判定部102は、前端画像データに基づいて、前端画像において最も高い画素値(最も薄い濃度)を濃度として、開閉動作を判定してもよいし、前端画像において最も低い画素値(最も濃い濃度)を濃度として、開閉動作を判定してもよい。

0092

このように、本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。

0093

1…画像形成装置
2…本体部
3…圧板
10…原稿載置台
20…ヒンジ部
30…センサ部
40…上下可動部
50…操作パネル部
60…読取部
70…印刷ユニット
100…本体制御部
101…画像取得部
102…判定部
103…サイズ検出部
104…設定部
105…印刷制御部
106…記憶部
B…後方部
C…回転軸
D…離間距離
DF…離間距離
F…前方部
FA…前端領域

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