図面 (/)

技術 油性メイクアップ化粧料

出願人 株式会社コーセー
発明者 小川雅子篠田知明五十嵐啓二
出願日 2017年3月17日 (3年3ヶ月経過) 出願番号 2017-053311
公開日 2017年10月12日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2017-186312
状態 未査定
技術分野 化粧料
主要キーワード 皿状容器 ジャー容器 不揮発性油剤 樹脂皿 網状型シリコーンブロック共重合体 白色体 絶対評価 ビニルジフェニルジメチコン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題

化粧持ちに優れ、塗布時の伸び広がりが良く、塗布後のサラサラとした使用感を有する油性メイク化粧料を提供する。

解決手段

以下の成分(A)〜(D);(A)シリコーン樹脂粉体(B)25℃の粘度が5〜50センチストークスである不揮発性シリコーン(C)イソドデカンを含む揮発性油剤(D)シロキサン鎖を主鎖とする皮膜形成剤を含有し、前記成分(A)の含有量が10〜30質量%であり、前記成分(C)の含有量が5〜30質量%であり、前記成分(D)の含有量が1〜10質量%であり、前記成分(A)と成分(B)の含有質量比が1:1〜1:6である油性メイクアップ化粧料

概要

背景

油性メイクアップ化粧料において、良好な使用感を得るだけでなく、経時での化粧効果持続性に優れたものが検討されている。例えば、架橋型オルガノポリシロキサン有機シリコーン樹脂揮発性シリコーン非揮発性液状油と特定の粒径粉体を組み合わせることで塗布した時に良好な使用感が得られ、化粧効果の持続性に優れる化粧料の技術(特許文献1参照)、不揮発性油剤撥水性樹脂粉体油溶性シリコーン樹脂揮発性溶媒などの組み合わせにより塗膜表面凹凸を形成させ空気膜を保持させることで耐久性に優れる化粧料の技術(特許文献2参照)等があった。

概要

化粧持ちに優れ、塗布時の伸び広がりが良く、塗布後のサラサラとした使用感を有する油性メイク化粧料を提供する。 以下の成分(A)〜(D);(A)シリコーン樹脂粉体(B)25℃の粘度が5〜50センチストークスである不揮発性シリコーン(C)イソドデカンを含む揮発性油剤(D)シロキサン鎖を主鎖とする皮膜形成剤を含有し、前記成分(A)の含有量が10〜30質量%であり、前記成分(C)の含有量が5〜30質量%であり、前記成分(D)の含有量が1〜10質量%であり、前記成分(A)と成分(B)の含有質量比が1:1〜1:6である油性メイクアップ化粧料。 なし

目的

本発明の課題は、化粧持ちに優れ、塗布時の伸び広がりが良く、塗布後のサラサラとした使用感を有する油性化粧料を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

以下の成分(A)〜(D);(A)シリコーン樹脂粉体(B)25℃の粘度が5〜50センチストークスである不揮発性シリコーン(C)イソドデカンを含む揮発性油剤(D)シロキサン鎖を主鎖とする皮膜形成剤を含有し、前記成分(A)の含有量が10〜30質量%であり、前記成分(C)の含有量が5〜30質量%であり、前記成分(D)の含有量が1〜10質量%であり、前記成分(A)と成分(B)の含有質量比が1:1〜1:6である油性メイクアップ化粧料

請求項2

前記成分(A)の平均粒子径が5〜15μmである請求項1記載の油性メイクアップ化粧料。

請求項3

前記成分(D)がトリメチルシロキシケイ酸ポリメチルシルセスキオキサンから選択される1種または2種以上である請求項1または2記載の油性メイクアップ化粧料。

請求項4

チークファンデーション白粉コンシーラーのいずれかである請求項1〜3のいずれか1項に記載の油性メイクアップ化粧料

請求項5

塗布体付き容器充填されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の油性メイクアップ化粧料。

技術分野

0001

本発明は、塗布時の伸び広がりが良く、塗布後にべたつかずサラサラとした使用感化粧持ちに優れる油性メイクアップ化粧料に関する。

背景技術

0002

油性メイクアップ化粧料において、良好な使用感を得るだけでなく、経時での化粧効果持続性に優れたものが検討されている。例えば、架橋型オルガノポリシロキサン有機シリコーン樹脂揮発性シリコーン非揮発性液状油と特定の粒径粉体を組み合わせることで塗布した時に良好な使用感が得られ、化粧効果の持続性に優れる化粧料の技術(特許文献1参照)、不揮発性油剤撥水性樹脂粉体油溶性シリコーン樹脂揮発性溶媒などの組み合わせにより塗膜表面凹凸を形成させ空気膜を保持させることで耐久性に優れる化粧料の技術(特許文献2参照)等があった。

先行技術

0003

特開2001−302456号公報
WO2003/075863号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1の技術では、化粧持ちに優れるが、有機シリコーン樹脂を多く含有することにより、塗布時の伸び広がりの良さが得られず、塗布開始時と塗布後の使用感の変化が大きいため、肌への負担が大きく、良好な使用感が得られなかった。また、特許文献2の技術では、撥水性樹脂粉体や撥水性表面処理粉体を含有することで、滑水性耐水性に優れるが、良好な使用感が得られず、化粧持ちにおいても十分なものではなかった。

0005

そこで、本発明の課題は、化粧持ちに優れ、塗布時の伸び広がりが良く、塗布後のサラサラとした使用感を有する油性化粧料を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

本発明者らは、鋭意検討の結果、シリコーン樹脂粉体と25℃の粘度が5〜50センチストークスである不揮発性シリコーンイソドデカンを含む揮発性油剤シロキサン鎖を主鎖とする皮膜形成剤を組み合わせ、特定の比率で含有することにより、塗布開始時には伸び広がりが良く、ソフトフォーカス効果に優れ、さらに、シリコーン樹脂粉体が不揮発性シリコーンを吸油し、揮発性油剤が揮発することで、油剤伸び広がる使用感から粉体を肌上で転がすような使用感に変化し、塗布後にべたつかずサラサラとした使用感を有する油性メイクアップ化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。

0007

すなわち本発明は、以下の成分(A)〜(D);
(A)シリコーン樹脂粉体
(B)25℃の粘度が5〜50センチストークスである不揮発性シリコーン
(C)イソドデカンを含む揮発性油剤
(D)シロキサン鎖を主鎖とするシリコーン皮膜形成剤
を含有し、前記成分(A)の含有量が10〜30質量%であり、前記成分(C)の含有量が5〜30質量%であり、前記成分(D)の含有量が1〜10質量%であり、前記成分(A)と成分(B)の含有質量比が1:1〜1:6である油性メイクアップ化粧料を提供するものである。

0008

さらに、前記成分(A)の平均粒子径が5〜15μmである油性メイクアップ化粧料を提供するものである。

0009

さらに、前記成分(D)がトリメチルシロキシケイ酸ポリメチルシルセスキオキサンから選択される1種または2種以上である油性メイクアップ化粧料を提供するものである。

0010

さらに、チークファンデーション白粉コンシーラーのいずれかである油性メイクアップ化粧料を提供するものである。

0011

さらに、塗布体付き容器充填されている油性メイクアップ化粧料を提供するものである。

発明の効果

0012

本発明の油性メイクアップ化粧料は塗布時の伸び広がりが良く、ソフトフォーカス効果に優れ、塗布後にべたつかずサラサラとした使用感、化粧持ちに優れるものである。

0013

以下、本発明を詳細に説明する。

0014

本発明の油性メイクアップ化粧料は、油性成分を主成分とするメイクアップ化粧料であり、より詳細には油を連続相とするメイクアップ化粧料である。

0015

本発明に用いられる成分(A)のシリコーン樹脂粉体は、オルガノポリシロキサン架橋結合させて得られる、三次元架橋構造を有するものであり、例えば、網状型シリコーン架橋型シリコーン、これらの複合粉体である架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体等のシリコーン粉体が挙げられ、特に、塗布後のサラサラとした使用感を得るという観点から、架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体等の粉体が好ましい。

0016

本発明における成分(A)は、成分(B)を吸油することで、油剤が伸び広がる使用感から粉体を肌上で転がすような使用感に変化するため、自重以上に成分(B)を吸油することが可能な粉体であることが好ましい。吸油量は、例えば、JIS K5101の測定法準拠して評価することができる。
また、本発明の成分(A)は、塗布時の伸び広がりの良さと塗布後のサラサラとした使用感を得るという観点から、平均粒子径が5〜15μmが好ましく、さらには5〜12μmがより好ましい。尚、成分(A)の平均粒子径は電気抵抗法によって測定できる。

0017

成分(A)の具体例としては、例えば、INCI名(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)で表すと、(ジメチコンビニルジメチコン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、(ジフェニルジメチコンビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマー等が挙げられる。中でも、塗布後のサラサラとした使用感を得るという観点から、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン/シルセスキオキサン)クロスポリマー等が好ましい。市販品としては、例えば、KSP−100、101、102、105、300(何れも、信越化学工業社製)、トレフィルE505、E506、E701(何れも、東レ・ダウコーニング社製)等が挙げられる。中でも、KSP−100(平均粒子径5μm)、101(平均粒子径12μm)等が好適である。

0018

本発明に用いられる成分(A)の含有量は、塗布後のサラサラとした使用感とソフトフォーカス効果を得る観点から好ましくは10〜30質量%(以下%と略す)、さらに15〜30%がより好ましい。

0019

本発明に用いられる成分(B)の25℃の粘度が5〜50センチストークスである不揮発性シリコーンは、通常化粧料に用いられるものであれば、特に制限されず使用することができる。具体的には、例えば、ジメチルポリシロキサンメチルフェニルポリシロキサン等が挙げられる。市販品としては、KF−96A−6CS、KF−96−10CS、KF−96−50CS、KF−56(何れも、信越化学工業社製)等が挙げられる。

0020

本発明は成分(A)が成分(B)を吸油することにより、塗布開始時と塗布後の使用感の変化が得られ、塗布後のサラサラとした使用感を付与する作用がある。つまり、本発明における成分(A)の吸油量により成分(B)の含有量が決まる。本発明の成分(A)が成分(B)を吸油することで油性メイクアップ化粧料独特のべたつきがなく、塗布後にサラサラとした使用感を得ることができる。

0021

本発明に用いられる成分(A)と成分(B)の含有質量比は、成分(A)が成分(B)を吸油し、伸び広がりの良さと塗布後のサラサラとした使用感を得る観点からA:B=1:1〜1:6が好ましく、さらに1:1〜1:5がより好ましい。

0022

本発明に用いられる成分(C)のイソドデカンを含む揮発性油剤は、イソドデカンを必須とし、25℃において揮発性を有するものである。本発明の成分(C)はイソドデカンのみで使用しても良く、イソドデカンとその他の揮発性油剤を組み合わせて使用しても良い。本発明の成分(C)は、通常化粧料に用いられるものであれば、特に制限されず使用することができる。具体的には、例えば、イソドデカンの他、軽質流動イソパラフィン等の揮発性炭化水素油オクタメチルシクロテトラシロキサンドデカメチルシクロヘキサシロキサンメチルトリメチコン、カプリリルトリメチコン、ジメチルポリシロキサン、デカメチルテトラシロキサンエチルトリシロキサン等の揮発性シリコーン油が挙げられ、これらの一種又は二種以上を含有することができる。市販品としては、軽質流動イソパラフィンとしてはアイソパーH(エッソ化学社製)、ISODODECANE(IMCD(INEOS OLIGOMERS)社製)、イソヘキサデカンユニケマ社製)、IPソルベント1620MU、IPソルベント2028MU、IPソルベント2835(何れも、出光興産社製)、デカメチルシクロペンタシロキサンとしてTSF405(東シリコ−ン社製)、SH245、DC345(東レ・ダウコ−ニング社製)、KF−995(信越化学工業社製)、メチルトリメチコンとしては、シリコ−ンTMF−1.5(信越化学工業社製)、ジメチルポリシロキサンとしてはKF−96L−2CS(信越化学工業社製)、デカメチルテトラシロキサンとしてはKF−96L−1.5CS(信越化学工業社製)、エチルトリシロキサンとしてはSILSOFT ETS(モメンティブ・パフォ−マンス・マテリアルズ社製)などが挙げられる。

0023

本発明に用いられる成分(C)の含有量は、伸び広がりの良さと塗布開始時と塗布後の使用感の変化が得られる観点から好ましくは5〜30%、さらに7〜20%がより好ましい。また、成分(C)中のイソドデカンの含有量は、好ましくは30〜100%、さらに60〜100%がより好ましい。

0024

本発明に用いられる成分(D)のシロキサン鎖を主鎖とするシリコーン皮膜形成剤は、オルガノポリシロキサン構造を主鎖とし、直鎖状または分岐状の構造が連続しているものであり、架橋していても良い。また、本発明における皮膜形成とは、皮膜を形成するものであれば特に限定されないが、シリコーン樹脂が可溶な溶媒に40%溶解した溶液を、ガラス板に400μm厚のアプリケーターで塗布し、室温24時間乾燥後に皮膜が形成されていることをいい、特に化粧持ちの向上のために用いられる成分である。本発明の成分(D)として、具体的には、例えば、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン等が挙げられる。トリメチルシロキシケイ酸は、 [(CH3)3SiO1/2]x[SiO2]yで表されるもの(Xは1〜3、Yは0.5〜8)等であり、ポリメチルシルセスキオキサンは、R1SiO1.5単位とR2SiO0.5単位(式中は置換または非置換の1価の炭化水素基を表す)からなる構造を有しているものである。市販品としては、トリメチルシロキシケイ酸としては、シリコンX−21−5250(50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)、KF−7312T(60%メチルトリメチコン溶液)、KF−7312J(50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)、KF−7312K(60%ジメチコン溶液)、KF−9021(50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)(何れも信越化学工業社製)、SR1000(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製))、ポリメチルシルセスキオキサンとしては、SILFORMFLEXIBLE RESIN(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)等が挙げられる。

0025

本発明に用いられる成分(D)の含有量は、化粧持ちとソフトフォーカス効果の観点から好ましくは1〜10%、さらに3〜8%がより好ましい。

0026

本発明の油性メイクアップ化粧料は、水や多価アルコール等の水性成分を含んでも良いが、本発明の効果を損なわないために、水性成分の含有量は1%以下の実質的に水を含まないものである。

0027

本発明の油性メイクアップ化粧料としては、特に限定されないが、目的に応じて種々の性状製品形態とすることができる。性状としては、例えば、液状、半固形状等が挙げられ、塗布時の伸び広がりの良さの観点から、好ましくは固形油が1%以下であり、さらに25℃において液状のものがより好ましい。製品形態としては、例えば、チーク、ファンデーション、白粉、コンシーラー等とすることができ、本発明の効果を発揮する点で、より好ましくはチーク、ファンデーションが好適である。

0028

本発明の油性メイクアップ化粧料の形態としては、特に限定されず種々の形態のものを使用できる。例えば、グロスチップブラシ等の塗布具容器の蓋等に備え付けられている塗布体付き容器、ボトル容器ジャー容器樹脂皿金皿コンパクト容器等の皿状容器チューブ容器ディスペンサー容器等が挙げられる。特に、本発明は揮発性油を含有していることから、気密性が高いものが好ましい。また、直接肌に塗布でき、手を汚さないという点から、塗布体付き容器が好適である。

0029

本発明の外層部は前記成分(A)〜(D)の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、成分(B)〜成分(D)以外の油性成分、(A)以外の粉体、界面活性剤、水性成分、紫外線吸収剤保湿剤酸化防止剤美容成分防腐剤色素香料等の通常公知の成分を含有することができる。

0030

油性成分としては動物油植物油合成油等の起源の固形油、半固形油液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類油脂類硬化油類、エステル油類、脂肪酸類高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィンスクワランポリイソブチレンポリブテン等の炭化水素類、オリーブ油ヒマシ油ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ホホバ油2−エチルヘキサン酸セチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリルイソステアリン酸ジグリセリルジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ジグリセリル、イソノナン酸イソトリデシル乳酸イソステアリル、乳酸オクチルドデシル、乳酸オレイル、乳酸ステアリル、リンゴ酸ジイソステアリルミリスチン酸イソプロピルパルミチン酸イソプロピルミリスチン酸オクチルドデシルロジン酸ペンタエリトリットエステルジオタンネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステルフィトステロール脂肪酸エステル等のエステル類ステアリン酸ラウリン酸ミリスチン酸ベヘニン酸イソステアリン酸オレイン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコールセチルアルコールラウリルアルコールオレイルアルコールイソステアリルアルコールベヘニルアルコール等の高級アルコール類、高重合度メチルフェニルポリシロキサン、架橋型メチルポリシロキサンポリオキシ変性オルガノポリシロキサン架橋型ポリエーテル変性メチルポリシロキサンメタクリル変性ポリシロキサン、ステアリル変性メチルポリシロキサン、オレイル変性メチルポリシロキサン、ベヘニル変性メチルポリシロキサン、ポリビニルピロリドン変性メチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサンポリオキシアルキレンアルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体アルコキシ変性ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類パーフルオロデカンパーフルオロオクタンパーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピルラノリンアルコール等のラノリン誘導体等が挙げられ、これらを一種又は二種以上を用いることができる。

0031

粉体としては、化粧料に一般に使用される粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子顔料級等の粒子径多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的に例示すれば、酸化チタン酸化亜鉛酸化セリウム硫酸バリウム等の白色無機顔料酸化鉄カーボンブラックチタン酸化チタン焼結物酸化クロム水酸化クロム紺青群青等の有色無機顔料タルク白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母合成雲母絹雲母セリサイト)、合成セリサイト、カオリン炭化珪素ベントナイトスメクタイト無水ケイ酸酸化アルミニウム酸化マグネシウム酸化ジルコニウム、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウムメタケイ酸アルミニウムマグネシウムケイ酸カルシウムケイ酸バリウムケイ酸マグネシウム炭酸カルシウム炭酸マグネシウムヒドロキシアパタイト窒化ホウ素等の白色体質粉体、二酸化チタン被覆雲母二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄処理雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂ポリエチレン系樹脂ポリアクリル系樹脂ポリエステル系樹脂フッ素系樹脂セルロース系樹脂ポリスチレン系樹脂スチレンアクリル共重合樹脂等の合成樹脂ポリプロピレン系樹脂ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、シルク粉末セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、黒色401号、褐色201号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色203号、青色205号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、黄色4号、黄色5号、黄色202号(1)、黄色202号(2)、黄色203号、黄色402号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄色407号、橙色205号、橙色402号、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号(1)、赤色105号(1)、赤色106号、赤色227号、赤色230号(1)、赤色231号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体、アルミニウム粉金粉銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙げられ、これら粉体はその一種又は二種以上を用いることができ、必要に応じて、フッ素系化合物シリコーン系化合物金属石鹸レシチン水素添加レシチンコラーゲン炭化水素高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックスロウ、界面活性剤等を用いて、公知の方法により表面処理を施したり、さらに複合化したものを用いても良い。

0032

界面活性剤としては、化粧料に一般に用いられている界面活性剤であれば、特に限定されず、非イオン性界面活性剤アニオン性界面活性剤カチオン性界面活性剤両性界面活性剤等を用いることができる。例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油ポリオキシアルキレンアルキル共変性オルガノポリシロキサンポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、レシチン等が挙げられる。

0034

紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系等の紫外線吸収剤、例えば、4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタンオキシベンゾンパラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、2,4,6−トリス[4−(2−エチルキシルオキシカルボニルアニリノ]−1,3,5−トリアジンジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン等が挙げられる。

0035

保湿剤としては、例えば、タンパク質ムコ多糖、コラーゲン、エラスチンケラチン等が挙げられ、酸化防止剤としては、例えば、α−トコフェロールアスコルビン酸等が挙げられ、美容成分としては、例えば、ビタミン類消炎剤生薬等が挙げられ、防腐剤としては、例えば、パラオキシ安息香酸エステルフェノキシエタノール、1,2−ペンタンジオール等が挙げられる。

0036

本発明の油性メイクアップ化粧料の製造方法は、特に限定されるものではないが、例えば、成分(A)〜成分(D)、その他の任意成分を均一に混合分散し、これを容器に充填して得ることができる。

0037

以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実施例 1〜13、比較例 1〜10 :油性チーク(塗布体付き容器)
下記表1〜4に示す組成の油性チークを調整し、イ.塗布後のサラサラとした使用感、ロ.伸び広がりの良さ、ハ.化粧持ち、ニ.ソフトフォーカス効果について、下記評価方法により評価し、その評価結果を表1〜4に示す。

0038

0039

0040

0041

0042

※1:KSP−100(信越化学工業社製)
※2:KSP−101(信越化学工業社製)
※3:KSP−300(信越化学工業社製)
※4:ガンパールGMI—0804(アイカ工業社製)
※5:シリコーンTMF−1.5(信越化学工業社製)
※6:SILFORMFLEXIBLE RESIN(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
※7:シリコーン KP−543(信越化学工業社製)

0043

(製造方法)
A.成分(5)〜(16)を、均一に混合する。
B.Aに(1)〜(4)、(17)〜(24)を加え、均一に混合分散する。
C.Bを塗布体付き容器に充填し、油性チークを得た。

0044

(評価方法)
下記イ〜ニの項目について、各試料について専門パネル10名による使用テストを行った。イについては、塗布開始時には油剤が伸び広がる使用感から塗布後には粉体を肌上で転がすようなサラサラとした使用感に変化するかを下記判定基準に従い評価した。ロ、ハについては、パネル各人が下記絶対基準にて5段階に評価し評点をつけ、パネル全員の評点合計からその平均値を算出し、下記判定基準により判定した。ロについては、塗布時の伸び広がりの良さを評価した。ハについては、各試料を塗布し、パネルに通常の生活をしてもらった後、6時間後の化粧膜崩れていないかどうかを評価した。ニについては、化粧膜がマット仕上がり、凹凸が補正されて目立たないかどうかを下記判定基準に従い評価した。

0045

評価項目
イ.塗布後のサラサラとした使用感
判定基準
(判定)
◎ :塗布開始時と塗布後の使用感の変化を感じ
サラサラとした使用感が得られる
○ :塗布開始時と塗布後の使用感の変化を感じるが、
サラサラとした使用感は得られない
△ :塗布開始時と塗布後の使用感の変化を感じるが、
おさまりが悪くべたつきを感じる
× :塗布開始時と塗布後の使用感の変化を感じず、
おさまりが悪くべたつきを感じる

0046

(評価項目)
ロ.伸び広がりの良さ
ハ.化粧持ち

0047

絶対評価基準
(評点):(評価)
5 :非常に良い
4 :良い
3 :普通
2 :悪い
1 :非常に悪い
判定基準
(判定):(評点の平均点
◎ :4点を超える :非常に良好
○ :2.5点を超え4点以下 :良好
△ :1点を超え2.5点以下 :やや不良
× :1点以下 :不良

0048

(評価項目)
ニ.ソフトフォーカス効果
判定基準
(判定)
◎ :化粧膜がマットに仕上がり、凹凸が補正されている
○ :化粧膜がマットに仕上がらないが、凹凸は補正されている
△ :化粧膜がマットに仕上がらず、凹凸は十分に補正されず凹凸が見え
× :化粧膜がマットに仕上がらず、凹凸が目立つ

0049

表1〜4の結果より明かなように、実施例の油性チークは、塗布時の伸び広がりが良く、塗布後にべたつかずサラサラとした使用感を有し、化粧持ち、ソフトフォーカス効果に優れるものであった。一方、成分(A)の含有量が異なる比較例1は、成分(A)による成分(B)の吸油が不十分なため、塗布後のサラサラとした使用感が得られず、ソフトフォーカス効果に満足のいくものが得られなかった。また、成分(A)を含有しない比較例2は、成分(A)による成分(B)の吸油が不十分なため、塗布後のサラサラとした使用感が得られず、伸び広がりの良さに満足のいくものが得られなかった。また、成分(A)と成分(B)の含有質量比が1:1〜1:6を満たさない比較例3は、成分(A)による成分(B)の吸油が不十分なため、塗布後のサラサラとした使用感が得られず、ソフトフォーカス効果に満足のいくものが得られなかった。成分(B)を含有しない比較例4、5は、何れも塗布後のサラサラとした使用感が得られず、塗布時の伸び広がりの良さに満足のいくものが得られなかった。成分(C)イソドデカンを含有しない比較例6、成分(C)の含有量が異なる比較例7は、何れも塗布後のサラサラとした使用感が得られず、塗布時の伸び広がりの良さに満足のいくものが得られなかった。成分(D)を過剰に含有する比較例8は、塗布時からべたついてしまい、塗布時の伸び広がりの良さが得られず、塗布後のサラサラとした使用感に満足のいくものが得られなかった。また、成分(D)を含有しない比較例9、10は、何れも化粧持ち、ソフトフォーカス効果に満足のいくものが得られなかった。

0050

実施例14:油性ファンデーションシェーキングタイプのボトル容器)
成 分 (%)
(1)(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー※1 7
(2)(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー※2 3
(3)ジメチルポリシロキサン(6mm2/s、25℃) 50
(4)イソドデカン7
(5)デカメチルシクロペンタシロキサン7
(6)トリメチルシロキシケイ酸3
(7)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
(8)エタノール
(9)PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン0.3
(10)イソノナン酸イソトリデシル残量
(11)アボカド油0.1
(12)トコフェロール0.1
(13)酸化亜鉛(平均粒子径25nm) 1
(14)酸化チタン(平均粒子径270nm) 6
(15)黄色酸化鉄
(16)黒色酸化鉄0.1
(17)ベンガラ0.5
(18)窒化ホウ素0.5
(19)タルク0.5

0051

(製造方法)
A.成分(3)〜(12)を、均一に混合する。
B.Aに(1)〜(2)、(13)〜(19)を加え、均一に混合分散する。
C.Bをシェーキング容器に充填し、油性ファンデーションを得た。

0052

得られた油性ファンデーションは、化粧持ちに優れ、塗布時の伸び広がりが良く、塗布後のサラサラとした使用感、ソフトフォーカス効果に優れたものであった。

0053

実施例15:油性コンシーラー(ガラスジャー容器)
成 分 (%)
(1)(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー※1 15
(2)ジメチルポリシロキサン(50mm2/s、25℃) 15
(3)イソドデカン5
(4)ポリメチルシルセスキオキサン※6 8
(5)重質流動イソパラフィン
(6)1,3—ブチレンブリコール
(7)レシチン0.5
(8)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル残量
(9)パルミチン酸デキストリン1.5
(10)コレステロール0.1
(11)酸化亜鉛5
(12)酸化チタン15
(13)酸化鉄1
(14)板状硫酸バリウム
(15)マイカ20
(16)シリカ

0054

(製造方法)
A.成分(8)、(9)を、80℃に加熱し、均一に混合溶解する。
B.Aに(1)〜(7)、(10)〜(16)を加え、室温で均一に混合分散する。
C.Bをガラスジャー容器に充填し、油性コンシーラーを得た。

0055

得られた油性コンシーラーは、化粧持ちに優れ、塗布時の伸び広がりが良く、塗布後のサラサラとした使用感、ソフトフォーカス効果に優れたものであった。

0056

実施例16:油性白粉(ディスペンサーチューブ容器)
成 分 (%)
(1)(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー※1 30
(2)ジメチルポリシロキサン(6mm2/s、25℃) 30
(3)イソドデカン10
(4)メチルトリメチコン(沸点191℃)※5 10
(5)トリメチルシロキシケイ酸1
(6)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル3
(7)フェノキシエタノール0.5
(8)イソノナン酸イソトリデシル残量
(9)N‐ステアロイルジヒドロスフィンゴシン0.1
(10)ホホバ油0.1
(11)窒化ホウ素1
(12)タルク8
(13)ラウロイルリシン
(14)酸化チタン被覆マイカ

0057

(製造方法)
A.成分(2)〜(10)を、均一に混合する。
B.Aに(1)、(11)〜(14)を加え、均一に混合分散する。
C.Bをディスペンサーチューブ容器に充填し、油性白粉を得た。

実施例

0058

得られた油性白粉は、化粧持ちに優れ、塗布時の伸び広がりが良く、塗布後のサラサラとした使用感、ソフトフォーカス効果に優れたものであった。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社ミルボンの「 毛髪処理方法、毛髪用第1組成物及び毛髪用第2組成物」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】柔らかさ、滑らかさといった手触りに優れる毛髪処理方法、並びに、この方法で使用される毛髪用第1組成物及び毛髪用第2組成物の提供。【解決手段】毛髪処理方法は、酸及び/又はその塩が配合された酸性の毛... 詳細

  • 三菱ケミカル株式会社の「 ポリビニルアルコール系樹脂粉末」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】不純物の分布が均一であるポリビニルアルコール系樹脂粉末。【解決手段】粒径500〜1000μmのポリビニルアルコール系樹脂の酢酸ナトリウムの含有量(重量%)/粒径100〜300μmのポリビニルア... 詳細

  • サンスター株式会社の「 口腔用組成物」が 公開されました。( 2020/04/30)

    【課題】炭化水素油を含みながらも経時安定性に優れた口腔用組成物を提供すること。【解決手段】炭化水素油、多価アルコール、及び界面活性剤を含有する口腔用組成物であって、(i)グリセリン、並びにポリグリセリ... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い法人

関連性が強い法人一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ