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技術 有害動物捕獲用の箱罠とその組立方法

出願人 株式会社アイエスイー
発明者 高橋勲高橋完
出願日 2016年4月7日 (4年2ヶ月経過) 出願番号 2016-076982
公開日 2017年10月12日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2017-184670
状態 特許登録済
技術分野 捕獲、駆除
主要キーワード 固定横 正方形網目 横断状態 縦補強 メッシュパネル 切り抜き加工 識別指標 トリガー装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月12日)のものです。
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図面 (20)

課題

設置現場において誰でも工具を使わずに、すばやく組立・分解することができる耐久強度富む箱罠(檻)を提供する。

解決手段

箱罠本体Cの天井面パネルTと底面パネルBと左右両側面パネルSL、SRと背面パネル並びに有害動物侵入口開閉シャッター用左右両昇降ガイド支柱11L、11R)を、前後方向へ延在する合計4本の長い水平連結杆12yと左右方向へ延在する合計2本の短かい水平連結杆12xと上下方向へ延在する合計4本の垂直連結杆13とによって、全体的な直方体に組み立てる。

概要

背景

工具を使わずに組立・分解できる有害動物捕獲用の箱罠(檻)が、下記の特許文献1〜3に開示されている。

そのうちの特許文献3に記載されたパネルユニットは、複数の矩形パネルから全体的な直方体に形作られており、その各格子パネル本体(ワイヤーメッシュ)における隣り合う側端面同士を直角に交叉させ、連結軸を介して旋回自在に枢支連結している点で、本発明に最も近似する公知技術であると考えられる。

概要

設置現場において誰でも工具を使わずに、すばやく組立・分解することができる耐久強度富む箱罠(檻)を提供する。箱罠本体Cの天井面パネルTと底面パネルBと左右両側面パネルSL、SRと背面パネル並びに有害動物侵入口開閉シャッター用左右両昇降ガイド支柱11L、11R)を、前後方向へ延在する合計4本の長い水平連結杆12yと左右方向へ延在する合計2本の短かい水平連結杆12xと上下方向へ延在する合計4本の垂直連結杆13とによって、全体的な直方体に組み立てる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

天井面パネル(T)と底面パネル(B)並びに左右一対側面パネル(SL)(SR)から前後方向への細長く延在する直方体をなし、その直方体の背面開口背面パネル(R)によって施蓋された状態の箱罠本体(C)と、その箱罠本体(C)の正面開口を有害動物侵入口(E)として区画する状態に据え立てられた左右一対の開閉シャッター昇降ガイド支柱(11L)(11R)と、上記有害動物侵入口(E)の開閉シャッター(10)をその昇降ガイド支柱(11L)(11R)に沿って落下させるトリガー装置とを備え、上記箱罠本体(C)を直方体に形成する天井面パネル(T)と底面パネル(B)と左右両側面パネル(SL)(SR)と背面パネル(R)とが、何れも金属骨線材の縦横交叉する格子状態に溶接されたメッシュパネル本体(P)から成る有害動物捕獲用の箱罠において、上記天井面パネル(T)と底面パネル(B)並びに左右両側面パネル(SL)(SR)の悉く同じ長方形なメッシュパネル本体(P)と、上記背面パネル(R)の正方形又は長方形なメッシュパネル本体(P)には、各々その網目を細分する複数本づつの縦・横補強線材(14y)(14x)が、その両端部に連続している連結杆受け入れリング(15)(16)をメッシュパネル本体(P)の額縁から張り出す状態に溶接されており、上記開閉シャッター用左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)の背面には複数づつの連結杆受け入れリング(22)(22)が、左右両側面パネル(SL)(SR)のメッシュパネル本体(P)から前側へ張り出す縦補強線材(14y)の連結杆受け入れリング(15)(15)と同じ垂直中心線(Z−Z)上での対応合致することとなる整列状態に溶接されており、上記箱罠本体(C)を直方体に形成する天井面パネル(T)と左右両側面パネル(SL)(SR)と底面パネル(B)との隣り合う相互間が、その直方体の前後方向へ延在する平行な4コーナー稜線(Y−Y)に沿って、左右両側面パネル(SL)(SR)側の横補強線材(14x)(14x)から張り出す上下両端部の連結杆受け入れリング(16)(16)と、天井面パネル(T)側並びに底面パネル(B)側の横補強線材(14x)(14x)から張り出す左右両端部の連結杆受け入れリング(16)(16)との対応合致する内部へ、前方又は後方から抜き差し自在に差し込まれる合計4本の長い水平連結杆(12y)(12y)(12y)(12y)によって連結され、同じく箱罠本体(C)を直方体に形成する天井面パネル(T)と背面パネル(R)と底面パネル(B)との隣り合う相互間が、その直方体の左右方向へ延在する平行な2コーナー稜線(X−X)に沿って、背面パネル(R)側の縦補強線材(14y)から張り出す上下両端部の連結杆受け入れリング(15)(15)と、天井面パネル(T)側並びに底面パネル(B)側の縦補強線材(14y)(14y)から張り出す後端部の連結杆受け入れリング(15)(15)との対応合致する内部へ、左方向又は右方向から抜き差し自在に差し込まれる合計2本の短かい水平連結杆(12x)(12x)によって連結され、上記箱罠本体(C)を直方体に形成する左右両側面パネル(SL)(SR)と背面パネル(R)と開閉シャッター用の左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)との隣り合う相互間が、その直方体の上下方向へ延在する平行な4コーナー稜線(Z−Z)に沿って、左右両側面パネル(SL)(SR)側の縦補強線材(14y)(14y)から張り出す前後両端部の連結杆受け入れリング(15)(15)と、上記左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)の背面側から張り出す連結杆受け入れリング(22)(22)と、背面パネル(R)側の横補強線材(14x)から張り出す左右両端部の連結杆受け入れリング(16)(16)との各々対応合致する内部へ、上方から抜き差し自在に差し込まれる合計4本の垂直連結杆(13)(13)(13)(13)によって連結され、上記合計4本の長い水平連結杆(12y)〜(12y)と合計2本の短かい水平連結杆(12x)(12x)とが、上記垂直連結杆(13)〜(13)の差し込みにより悉く抜け止め状態拘束されることとなるように定めたことを特徴とする有害動物捕獲用の箱罠。

請求項2

合計4本の垂直連結杆(13)(13)(13)(13)を長い打込み棒として、地中打ち込み固定するように定めたことを特徴とする請求項1記載の有害動物捕獲用の箱罠。

請求項3

箱罠本体(C)を直方体に形成する天井面パネル(T)と底面パネル(B)、左右両側面パネル(SL)(SR)並びに背面パネル(R)には、その各自の使用される形成面を示す識別指標(18)が付与されていることを特徴とする請求項1記載の有害動物捕獲用の箱罠。

請求項4

底面パネル(B)の縦・横補強線材(14y)(14x)がそのメッシュパネル本体(P)から張り出す両端部の連結杆受け入れリング(15)(16)と、左右両側面パネル(SL)(SR)の横補強線材(14x)がそのメッシュパネル本体(P)から張り出す下端部の連結杆受け入れリング(16)(16)と、背面パネル(R)の縦補強線材(14y)がそのメッシュパネル本体(P)から張り出す下端部の連結杆受け入れリング(15)とは、何れも接地するフラット面(15f)(16f)を備えた半円形又はD字形造形したことを特徴とする請求項1記載の有害動物捕獲用の箱罠。

請求項5

有害動物侵入口(E)の開閉シャッター(10)が有害動物の透視不能な金属の目隠し板から成り、その下端中央部に倒立U字形の逃し溝(21)を設けたことを特徴とする請求項1記載の有害動物捕獲用の箱罠。

請求項6

開閉シャッター用左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)の下端部に、その開閉シャッター(10)を受け止め得るフラットな金属接地板(17)が取り付け固定されたことを特徴とする請求項1記載の有害動物捕獲用の箱罠。

請求項7

請求項1に記載された有害動物捕獲用箱罠の組立方法であって、金属骨線材が格子状態に溶接された長方形のメッシュパネル本体(P)に、その網目を細分する複数本づつの縦・横補強線材(14y)(14x)が、その両端部の連結杆受け入れリング(15)(16)をメッシュパネル本体(P)の額縁から張り出す状態に溶接された天井面パネル(T)と底面パネル(B)並びに左右一対の側面パネル(SL)(SR)と、同じく金属線材が格子状態に溶接された正方形又は長方形のメッシュパネル本体(P)に、その網目を細分する複数本づつの縦・横補強線材(14y)(14x)が、その両端部の連結杆受け入れリング(15)(16)をメッシュパネル本体(P)の額縁から張り出す状態に溶接された背面パネル(R)と、上記左右両側面パネル(SL)(SR)側の連結杆受け入れリング(15)(15)と対応合致する複数づつの連結杆受け入れリング(22)(22)が背面に溶接され、且つ有害動物侵入口(E)の開閉シャッター(10)を支持する左右一対の昇降ガイド支柱(11L)(11R)と、上記左右両側面パネル(SL)(SR)の長辺と同じ長さを有する合計4本の長い水平連結杆(12y)(12y)(12y)(12y)と、上記天井面パネル(T)の短辺と同じ長さを有する合計2本の短かい水平連結杆(12x)(12x)と、上記左右両側面パネル(SL)(SR)の短辺よりも長い背丈を有する合計4本の垂直連結杆(13)(13)(13)(13)とを用意し、先ず第1に、底面パネル(B)へ左右何れか一方の右側面パネル(SR)を前後方向に沿い延在する長い水平連結杆(12y)によって枢支連結する一方、同じく底面パネル(B)へ背面パネル(R)を左右方向に沿い延在する短かい水平連結杆(12x)により枢支連結して、地面(GL)への展開状態に敷き並べ、第2に、その展開状態にある底面パネル(B)から上記右側面パネル(SR)と背面パネル(R)とを、各々上記水平連結杆(12y)(12x)の軸線廻りに約90度だけ起立させて、その起立した右側面パネル(SR)と背面パネル(R)との交叉するコーナーを、上方から串刺す垂直連結杆(13)によって連結固定し、第3に、未だ展開状態にある底面パネル(B)へ残る他方の左側面パネル(SL)を、やはり前後方向に沿い延在する長い水平連結杆(12y)によって枢支連結し、第4に、上記底面パネル(B)からの起立状態にある右側面パネル(SR)と背面パネル(R)へ、上方から天井面パネル(T)を底面パネル(B)との向かい合う水平状態に載架して、その天井面パネル(T)と右側面パネル(SR)とを前後方向に沿い延在する長い水平連結杆(12y)によって枢支連結する一方、同じく天井面パネル(T)と背面パネル(R)とを左右方向に沿い延在する短かい水平連結杆(12x)によって枢支連結し、第5に、未だ展開状態にある上記左側面パネル(SL)を底面パネル(B)から、上記長い水平連結杆(12y)の軸線廻りに約90度だけ起立させて、その起立した左側面パネル(SL)と背面パネル(R)との交叉するコーナーを、上方から串刺す垂直連結杆(13)によって連結固定し、第6に、上記左側面パネル(SL)と天井面パネル(T)とを前後方向に沿い延在する長い水平連結杆(12y)によって連結固定し、上記第1〜6工程を経て直方体に組み立てられた箱罠本体(C)へ、最後に開閉シャッター(10)の左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)を前方から当てがう如く据え立てて、その左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)と箱罠本体(C)の上記左右両側面パネル(SL)(SR)とを、上方から串刺す垂直連結杆(13)の左右一対によって連結固定することを特徴とする有害動物捕獲用箱罠の組立方法。

技術分野

0001

本発明は有害動物捕獲用の剛性富む箱罠(檻)と、その設置現場での便利な組立方法に関する。

背景技術

0002

工具を使わずに組立・分解できる有害動物捕獲用の箱罠(檻)が、下記の特許文献1〜3に開示されている。

0003

そのうちの特許文献3に記載されたパネルユニットは、複数の矩形パネルから全体的な直方体に形作られており、その各格子パネル本体(ワイヤーメッシュ)における隣り合う側端面同士を直角に交叉させ、連結軸を介して旋回自在に枢支連結している点で、本発明に最も近似する公知技術であると考えられる。

先行技術

0004

特許第4480480号公報
実用新案登録第3147701号公報
特開2014−97035号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところが、上記特許文献3に開示されたパネルユニットの構成では、第1に連結軸(S)の受け入れ連結穴(6)を備えたアイボルト連結リング(RA)〜(RD)の短かい軸部が、各格子パネル本体(2)の側端面(1A)〜(1D)においてのみ、その縦鉄線(3)と横鉄線(5)へ継ぎ足し状態に溶接されているため、複数の連結リング(RA)〜(RD)をその連結穴(6)同士が同一中心線上へ整然と正しく並ぶ状態に位置決め溶接することは困難であり、その連結リング(RA)〜(RD)の短かい軸部を縦鉄線(3)の両端部と横鉄線(5)の両端部へ各々添え付け溶接したとしても、これらから成る正方形網目の格子パネル本体(2)を、その物理的に増強することはできず、未だ剛性に劣る。

0006

また、第2に同じ正方形パネルの複数を連結することにより、図5〜11のような有害動物捕獲用箱罠(X)のパネル直方体(檻本体)(101)を形作ることができるとしても、その正方形パネルの隣り合う同士を旋回自在に連結している連結軸(S)、就中水平の設置状態にある連結軸(S)は、図5〜11の組立状態において、その連結リング(RA)〜(RD)の連結穴(6)から抜け出すおそれがある。その抜け止め状態に保つ構成が具備されていないため、捕獲された有害動物が箱罠(X)内において暴れれば、容易に破壊(分解)されてしまうことになる。

0007

第3に、特許文献3の図5〜11に記載された箱罠(X)の構成では、そのパネル直方体(檻本体)(101)における前面侵入口(103)の開閉扉(102)も、縦鉄線(3)と横鉄線(5)とから成る正方形網目の格子状態に形成されており、捕獲された有害動物にとって内部から透視できるため、その開閉扉(102)へ突進することになり、その結果開閉扉(102)も早期に破壊されてしまいやすい。

0008

しかも、その開閉扉(102)は箱罠(X)の天井面や底面、左右両側面、背面の正方形パネルと同じく、落下時に据付け地面と強く接する横鉄線(5)を有するため、箱罠(X)の組立作業者が誤って足を挟まれ、負傷する危険がある。

課題を解決するための手段

0009

本発明はこのような諸問題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では天井面パネル底面パネル並びに左右一対側面パネルから前後方向への細長く延在する直方体をなし、その直方体の背面開口背面パネルによって施蓋された状態の箱罠本体と、

0010

その箱罠本体の正面開口を有害動物侵入口として区画する状態に据え立てられた左右一対の開閉シャッター昇降ガイド支柱と、

0011

上記有害動物侵入口の開閉シャッターをその昇降ガイド支柱に沿って落下させるトリガー装置とを備え、

0012

上記箱罠本体を直方体に形成する天井面パネルと底面パネルと左右両側面パネルと背面パネルとが、何れも金属骨線材の縦横交叉する格子状態に溶接されたメッシュパネル本体から成る有害動物捕獲用の箱罠において、

0013

上記天井面パネルと底面パネル並びに左右両側面パネルの悉く同じ長方形なメッシュパネル本体と、上記背面パネルの正方形又は長方形なメッシュパネル本体には、各々その網目を細分する複数本づつの縦・横補強線材が、その両端部に連続している連結杆受け入れリングをメッシュパネル本体の額縁から張り出す状態に溶接されており、

0014

上記開閉シャッター用左右両昇降ガイド支柱の背面には複数づつの連結杆受け入れリングが、左右両側面パネルのメッシュパネル本体から前側へ張り出す縦補強線材の連結杆受け入れリングと同じ垂直中心線上での対応合致することとなる整列状態に溶接されており、

0015

上記箱罠本体を直方体に形成する天井面パネルと左右両側面パネルと底面パネルとの隣り合う相互間が、その直方体の前後方向へ延在する平行な4コーナー稜線に沿って、左右両側面パネル側の横補強線材から張り出す上下両端部の連結杆受け入れリングと、天井面パネル側並びに底面パネル側の横補強線材から張り出す左右両端部の連結杆受け入れリングとの対応合致する内部へ、前方又は後方から抜き差し自在に差し込まれる合計4本の長い水平連結杆によって連結され、

0016

同じく箱罠本体を直方体に形成する天井面パネルと背面パネルと底面パネルとの隣り合う相互間が、その直方体の左右方向へ延在する平行な2コーナー稜線に沿って、背面パネル側の縦補強線材から張り出す上下両端部の連結杆受け入れリングと、天井面パネル側並びに底面パネル側の縦補強線材から張り出す後端部の連結杆受け入れリングとの対応合致する内部へ、左方向又は右方向から抜き差し自在に差し込まれる合計2本の短かい水平連結杆によって連結され、

0017

上記箱罠本体を直方体に形成する左右両側面パネルと背面パネルと開閉シャッター用の左右両昇降ガイド支柱との隣り合う相互間が、その直方体の上下方向へ延在する平行な4コーナー稜線に沿って、左右両側面パネル側の縦補強線材から張り出す前後両端部の連結杆受け入れリングと、上記左右両昇降ガイド支柱の背面側から張り出す連結杆受け入れリングと、背面パネル側の横補強線材から張り出す左右両端部の連結杆受け入れリングとの各々対応合致する内部へ、上方から抜き差し自在に差し込まれる合計4本の垂直連結杆によって連結され、

0018

上記合計4本の長い水平連結杆と合計2本の短かい水平連結杆とが、上記垂直連結杆の差し込みにより悉く抜け止め状態に拘束されることとなるように定めたことを特徴とする。

0019

又、請求項2では合計4本の垂直連結杆を長い打込み棒として、地中打ち込み固定するように定めたことを特徴とする。

0020

請求項3では箱罠本体を直方体に形成する天井面パネルと底面パネル、左右両側面パネル並びに背面パネルには、その各自の使用される形成面を示す識別指標が付与されていることを特徴とする。

0021

請求項4では底面パネルの縦・横補強線材がそのメッシュパネル本体から張り出す両端部の連結杆受け入れリングと、左右両側面パネルの横補強線材がそのメッシュパネル本体から張り出す下端部の連結杆受け入れリングと、背面パネルの縦補強線材がそのメッシュパネル本体から張り出す下端部の連結杆受け入れリングとは、何れも接地するフラット面を備えた半円形又はD字形造形したことを特徴とする。

0022

請求項5では有害動物侵入口の開閉シャッターが有害動物の透視不能な金属の目隠し板から成り、その下端中央部に倒立U字形の逃し溝を設けたことを特徴とする。

0023

請求項6では開閉シャッター用左右両昇降ガイド支柱の下端部に、その開閉シャッターを受け止め得るフラットな金属接地板取り付け固定されたことを特徴とする。

0024

更に、請求項7では請求項1に記載された有害動物捕獲用箱罠の組立方法であって、

0025

金属骨線材が格子状態に溶接された長方形のメッシュパネル本体に、その網目を細分する複数本づつの縦・横補強線材が、その両端部の連結杆受け入れリングをメッシュパネル本体の額縁から張り出す状態に溶接された天井面パネルと底面パネル並びに左右一対の側面パネルと、

0026

同じく金属線材が格子状態に溶接された正方形又は長方形のメッシュパネル本体に、その網目を細分する複数本づつの縦・横補強線材が、その両端部の連結杆受け入れリングをメッシュパネル本体の額縁から張り出す状態に溶接された背面パネルと、

0027

上記左右両側面パネル側の連結杆受け入れリングと対応合致する複数づつの連結杆受け入れリングが背面に溶接され、且つ有害動物侵入口の開閉シャッターを支持する左右一対の昇降ガイド支柱と、

0028

上記左右両側面パネルの長辺と同じ長さを有する合計4本の長い水平連結杆と、

0029

上記天井面パネルの短辺と同じ長さを有する合計2本の短かい水平連結杆と、

0030

上記左右両側面パネルの短辺よりも長い背丈を有する合計4本の垂直連結杆とを用意し、

0031

先ず第1に、底面パネルへ左右何れか一方の右側面パネルを前後方向に沿い延在する長い水平連結杆によって枢支連結する一方、同じく底面パネルへ背面パネルを左右方向に沿い延在する短かい水平連結杆により枢支連結して、地面への展開状態に敷き並べ、

0032

第2に、その展開状態にある底面パネルから上記右側面パネルと背面パネルとを、各々上記水平連結杆の軸線廻りに約90度だけ起立させて、その起立した右側面パネルと背面パネルとの交叉するコーナーを、上方から串刺す垂直連結杆によって連結固定し、

0033

第3に、未だ展開状態にある底面パネルへ残る他方の左側面パネルを、やはり前後方向に沿い延在する長い水平連結杆によって枢支連結し、

0034

第4に、上記底面パネルからの起立状態にある右側面パネルと背面パネルへ、上方から天井面パネルを底面パネルとの向かい合う水平状態に載架して、その天井面パネルと右側面パネルとを前後方向に沿い延在する長い水平連結杆によって枢支連結する一方、同じく天井面パネルと背面パネルとを左右方向に沿い延在する短かい水平連結杆によって枢支連結し、

0035

第5に、未だ展開状態にある上記左側面パネルを底面パネルから、上記長い水平連結杆の軸線廻りに約90度だけ起立させて、その起立した左側面パネルと背面パネルとの交叉するコーナーを、上方から串刺す垂直連結杆によって連結固定し、

0036

第6に、上記左側面パネルと天井面パネルとを前後方向に沿い延在する長い水平連結杆によって連結固定し、

0037

上記第1〜6工程を経て直方体に組み立てられた箱罠本体へ、最後に開閉シャッターの左右両昇降ガイド支柱を前方から当てがう如く据え立てて、その左右両昇降ガイド支柱と箱罠本体の上記左右両側面パネルとを、上方から串刺す垂直連結杆の左右一対によって連結固定することを特徴とする。

発明の効果

0038

請求項1の上記構成によれば、箱罠(檻)本体を直方体に形成する天井面パネルと底面パネル、左右両側面パネル並びに背面パネルのメッシュパネル本体が、何れも金属骨線材の縦横交叉する格子状態に溶接されただけのものではなく、その平面(表面)には網目を細かく区分する複数本づつの縦・横補強線材が付属溶接されてもいるため、その全体的に重厚となって、優れた耐久強度・高剛性を維持できるのであり、如何なる振動や衝撃などを受けるも、決して破壊されてしまうおそれはない。

0039

また、上記直方体に形成する各種パネルの隣り合う相互間を、多数のボルトナットやその他の締結具によって締結する必要がなく、その直方体の前後方向へ延在する4コーナー稜線に沿って、前方又は後方から抜き差し自在に差し込まれる合計4本の長い水平連結杆と、同じく左右方向へ延在する2コーナー稜線に沿って、左方向又は右方向から抜き差し自在に差し込まれる合計2本(上下一対)の短かい水平連結杆と、更に上下方向へ延在する4コーナー稜線に沿って、上方から抜き差し自在に差し込まれる合計4本の垂直連結杆との3種を用いて、極めて容易に連結することができ、その直方体への組立のみならず分解も、工具の必要なく短時間での効率良く行えるのであり、現場作業性に優れる。

0040

その場合、特に請求項2の構成を採用するならば、上記垂直連結杆の合計4本を設置現場の地中へ打ち込むことによって、上記箱罠(檻)を直方体に組み立てる作業が完了することとなり、著しく便利であると共に、如何なる現場でも安定・強固に据え付けることができる。

0041

また、請求項3の構成を採用するならば、その識別指標を目視することによって、誰でも使用する各種パネルを誤りなく選び出せるのであり、箱罠の組立作業をますます便利に行える。

0042

請求項4の構成を採用するならば、箱罠本体の底面が設置現場の地面から浮上する状態を予防でき、延いては有害動物の違和感・警戒感が解消するため、その捕獲成果がますます向上する。

0043

請求項5の構成を採用するならば、捕獲された有害動物が開閉シャッターに突進して、その開閉シャッターを早期に破損させたり、また設置現場へ箱罠を据え付け中の作業者が、誤って落下した開閉シャッターにより、足を負傷したりすることを確実に防止できる効果がある。

0044

更に、請求項6の構成を採用するならば、左右両昇降ガイド支柱の下端部に金属接地板が横断しているため、その昇降ガイド支柱の強度と安定性が向上するほか、有害動物侵入口の地面を常時金属接地板によってフラット化することができ、その地面の激しい荒れ不整)や凹凸による有害動物の違和感・警戒感を無くせる効果もある。

0045

他方、請求項7の構成によれば、重量がある各種パネルでも作業者の1人や2人によって、順序良く短時間に組み立てることができ、箱罠(檻)本体へ前方から開閉シャッター用左右両昇降ガイド支柱を組み付けるべく、最終的に左右一対(合計2本)の垂直連結杆を上方から串刺せば、後側へ先に串刺されている左右一対(合計2本)の垂直連結杆とも相俟って、合計4本の長い水平連結杆が前後方向へ移動して抜けたり、合計2本の短かい水平連結杆が左右方向へ移動して抜けたりするおそれはなく、自づと安定・強固な組立状態を得られる効果がある。

図面の簡単な説明

0046

本発明に係る箱罠の全体概略斜面図である。
図1の分解斜面図である。
図2を拡大して示す分解断面平面図である。
天井面パネルを抽出して示す平面図である。
天井面パネルの縦補強線材を抽出して示す平面図である。
図5の側面図である。
天井面パネルの横補強線材を抽出して示す平面図である。
図7の側面図である。
左側面パネルを抽出して示す正面図である。
右側面パネルを抽出して示す正面図である。
左右両側面パネルの横補強線材を抽出して示す正面図である。
図11の側面図である。
背面パネルを抽出して示す正面図である。
背面パネルの横補強線材を抽出して示す正面図である。
図14の側面図である。
底面パネルを抽出して示す平面図である。
底面パネルの横補強線材を抽出して示す平面図である。
図17の側面図である。
底面パネルの縦補強線材を抽出して示す側面図である。
図20の平面図である。
各種パネルを連結した展開状態の平面説明図である。
図21の22−22線断面図である。
開閉シャッターとその昇降ガイド支柱の変形実施形態を示す斜面図である。
本発明に係る箱罠の組立順序を説明するために、その必要な各種パネルの敷き並べ状態を示す模式図である。
図24の状態から右側面パネルと背面パネルとを起立させて、その起立した両パネルの相互間へ、上方から垂直連結杆を差し込む工程の模式図である。
図25の状態にある底面パネルと左側面パネルとの相互間へ、前方から長い水平連結杆を差し込む工程の模式図である。
図26の状態から天井面パネルを載架し、その天井面パネルと右側面パネルとの相互間へ、前方から長い水平連結杆を差し込む一方、同じく天井面パネルと背面パネルとの相互間へ、左方向から短かい水平連結杆を差し込む工程の模式図である。
図27の状態から左側面パネルを起立させて、その起立した左側面パネルと背面パネルとの相互間へ、上方から垂直連結杆を差し込む工程の模式図である。
図28の状態にある天井面パネルと左側面パネルとの相互間へ、前方から長い水平連結杆を差し込む工程の模式図である。
図29の状態から開閉シャッター用の昇降ガイド支柱を据え立て、その左右両昇降ガイド支柱と左右両側面パネルとの相互間へ、上方から垂直連結杆を差し込む工程の模式図である。
箱罠の組立状態を示す側面図である。
図31の平面図である。
図31の33−33線断面図である。
図32の34−34線断面図である。
図31の35−35線断面図である。
図32のA部分拡大斜面図である。

実施例

0047

以下、図面に基いて本発明の好適な実施形態を詳述すると、その有害動物捕獲用の箱罠(檻)は、図1〜3や図31〜36に示す概略的な分解状態と組立状態とから明白なように、前後(正背)方向へ細長く延在する矩形(長方形)の天井面パネル(T)並びに左右両側面パネル(SL)(SR)と、これらとほぼ同じ大きさの矩形(長方形)な底面パネル(B)と、矩形(正方形又は長方形)の背面パネル(R)と、その背面パネル(R)とほぼ対応する大きさ・形状の有害動物侵入口(正面開口)(E)を開閉する開閉シャッター(10)と、その開閉シャッター(10)における左右一対の昇降ガイド支柱(11L)(11R)と、上記パネル(T)(SL)(SR)(B)(R)の各種と開閉シャッター(10)の昇降ガイド支柱(11L)(11R)から、直方体の箱罠(檻)本体(C)に組み立てる複数本の連結杆(12y)(12y)(12y)(12y)(12x)(12x)(13)(13)(13)(13)とを備えており、分解して運搬したり、設置場所を変えたりすることもできるようになっている。

0048

その場合、左右両側面パネル(SL)(SR)は互換性を有し、天井面パネル(T)や底面パネル(B)などへ左右対称の設置状態に組み立てられる。上記連結杆(12y)(12y)(12y)(12y)(12x)(12x)(13)(13)(13)(13)としては、左右両側面パネル(SL)(SR)の長辺と同じ長さを有する上下一対づつ合計4本の長い水平連結杆(12y)〜(12y)と、天井面パネル(T)や底面パネル(B)の短辺と同じ長さを有する上下一対(合計2本)の短かい水平連結杆(12x)(12x)と、左右両側面パネル(SL)(SR)の短辺よりも長く(背高く)起立し,地面(GL)への打ち込み棒()としても機能し得る前後一対づつ合計4本の垂直連結杆(13)〜(13)とが用意されている。これらの連結杆(12y)〜(12y)(12x)(12x)(13)〜(13)は、何れも金属の管棒材から成る。

0049

そして、上下一対づつ合計4本の長い水平連結杆(12y)〜(12y)は上記直方体の前後(正背)方向(奥行方向/縦方向)へ延在する平行な4コーナー稜線(Y−Y)に沿って、後述する左右両側面パネル(SL)(SR)側の横補強線材から張り出す上下両端部の連結杆受け入れリングと、天井面パネル(T)側並びに底面パネル(B)側の横補強線材から張り出す左右両端部の連結杆受け入れリングとの対応合致する内部へ、前方又は後方から抜き差し自在に差し込まれることにより、その直方体の天井面パネル(T)と左右両側面パネル(SL)(SR)と底面パネル(B)との隣り合う相互間を連結する。

0050

また、上下一対(合計2本)の短かい水平連結杆(12x)(12x)は同じく直方体の左右方向(幅方向/横方向)へ延在する平行な2コーナー稜線(X−X)に沿って、後述する背面パネル(R)側の縦補強線材から張り出す上下両端部の連結杆受け入れリングと、天井面パネル(T)側並びに底面パネル(B)側の縦補強線材から張り出す後端部の連結杆受け入れリングとの対応合致する内部へ、左方向又は右方向から抜き差し自在に差し込まれることにより、その直方体の天井面パネル(T)と背面パネル(R)と底面パネル(B)との隣り合う相互間を連結する。

0051

更に、前後一対づつ合計4本の長い垂直連結杆(13)〜(13)は上記直方体の上下方向(高さ方向)へ延在する平行な4コーナー稜線(Z−Z)に沿って、後述する左右両側面パネル(SL)(SR)側の縦補強線材から張り出す前後両端部の連結杆受け入れリングと、開閉シャッター(10)における左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)の背面側から張り出す連結杆受け入れリングと、背面パネル(R)側の横補強線材から張り出す左右両端部の連結杆受け入れリングとの各々対応合致する内部へ、上方から抜き差し自在に差し込まれることにより、その直方体の左右両側面パネル(SL)(SR)と背面パネル(R)と開閉シャッター用左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)との隣り合う相互間を連結するようになっている。

0052

有害動物捕獲用の箱罠(檻)はその有害動物侵入口(E)から侵入した有害動物の検知センサーと、そのセンサー検知出力信号を受けて、上記開閉シャッター(10)を自動的に落下させるトリガー装置も具備しているが、そのトリガー装置としては検知センサーの出力信号を受けて、開閉シャッター(10)を自動的に落下させるものだけに限らず、例えば有害動物の侵入状態をネットワークカメラにより撮影し、そのカメラから受信したライブ画像を、監視者パソコン携帯電話などのユーザー情報端末により目視しながら、トリガー装置を作動させるべく遠隔操作しても良い。尚、そのトリガー装置や検知センサー、ネットワークカメラなどの図示と説明は省略する。

0053

本発明における上記構成部材組立部品)のうち、先ず天井面パネル(T)の具体的な構成を詳述すると、これは図4のような矩形(長方形)(例えば2000mm×1000mmや2400mm×1200mmの大きさ)の額縁内を縦横交叉する複数本の金属骨線材(例えばφ4mm〜6mmの棒鋼)(図示符号省略)から、格子状態に組み付け溶接されたメッシュパネル本体(P)と、その網目(例えば200mm角メッシュや100mm角メッシュ)を更に細かく区分する如く、メッシュパネル本体(P)の平面(片側表面)へ格子状態に付属溶接された複数本(図例では5本)の縦補強線材(14y)と複数本(図例では10本)の横補強線材(14x)とから成る。その縦・横補強線材(14y)(14x)は上記メッシュパネル本体(P)の骨線材とほぼ同じ太さの棒鋼や鉄筋である。

0054

しかも、その縦補強線材(14y)が矩形(長方形)をなすメッシュパネル本体(P)の平行な短辺から張り出す前後両端部と、横補強線材(14x)が同じくメッシュパネル本体(P)の平行な長辺から張り出す左右両端部とは、何れも円形(例えばφ30mmの大きさ)の連結杆受け入れリング(15)(15)(16)(16)として連続的に巻き曲げられている。

0055

その場合、複数本の縦補強線材(14y)はメッシュパネル本体(P)の両長辺や縦骨線材と悉く平行に延在するが、図4〜6から明白なように、その両短辺から張り出す前後両端部は一旦互いに相反する方向へ約45度(θ)だけ折り曲げられた上、連結杆受け入れリング(15)(15)として円形に巻き曲げられており、その巻き曲げられた連結杆受け入れリング(15)(15)は上記メッシュパネル本体(P)の平面と直交する平面に開口している。

0056

他方、複数本の横補強線材(14x)は同じくメッシュパネル本体(P)の両短辺や横骨線材と悉く平行に延在するが、その両長辺から張り出す左右両端部も図4、7、8のように、一旦互いに相反する方向へ約45度(θ)だけ折り曲げられた上、やはり連結杆受け入れリング(16)(16)として円形に巻き曲げられており、その巻き曲げられた連結杆受け入れリング(16)(16)も上記メッシュパネル本体(P)の平面と直交する平面に開口している。

0057

つまり、予じめ図5〜8のように両端部が約45度(θ)だけ折り曲げられ、円形の連結杆受け入れリング(15)(15)(16)(16)として巻き曲げ準備された縦補強線材(14y)と横補強線材(14x)との複数本づつを、上記矩形(長方形)のメッシュパネル本体(P)へ図4のように、その両端部がメッシュパネル本体(P)の額縁から張り出す関係状態に溶接しているのであり、上記天井面パネル(T)を左右両側面パネル(SL)(SR)や底面パネル(B)と組み立てる時に、その隣り合うメッシュパネル本体(P)の縦補強線材(14y)から張り出す両端部の連結杆受け入れリング(15)(15)同士が衝突したり、横補強線材(14x)から張り出す両端部の連結杆受け入れリング(16)(16)同士が衝突したりすることを避け、その縦・横補強線材(14y)(14x)同士が図21示唆する如く、同じ中心線(L−L)(W−W)上に正しく対応合致して整然と並列し得るようになっている。

0058

次に、左右両側面パネル(SL)(SR)の具体的な構成について言えば、これらは図9、10のように上記天井面パネル(T)と同じ大きさの矩形(長方形)をなし、そのメッシュパネル本体(P)に複数本づつ溶接された縦・横補強線材(14y)(14x)が、メッシュパネル本体(P)の両短辺や両長辺(額縁)から張り出す両端部に、やはり連結杆受け入れリング(15)(15)(16)(16)を具備しているけれども、その横補強線材(14x)における張り出し一端部(下端部)の連結杆受け入れリング(16)だけは円形でなく、図11、12に抽出して示す如く、地面(GL)との接触面(接地面)がフラットな半円形やD字形に巻き曲げられている。(16f)はその接地するフラット面を示す。その他の構成は上記天井面パネル(T)と実質的に同一であり、共通するため、その左右両側面パネル(SL)(SR)に天井面パネル(T)と同じ図示符号を記入するにとどめる。

0059

また、背面パネル(R)は上記天井面パネル(T)や左右両側面パネル(SL)(SR)よりも小さい図13のような矩形(正方形)(例えば1000mm×1000mmや1200mm×1200mmの大きさ)をなし、そのメッシュパネル本体(P)に複数本づつ溶接された縦・横補強線材(14y)(14x)が、メッシュパネル本体(P)の各辺(額縁)から張り出す両端部に、やはり連結杆受け入れリング(15)(15)(16)(16)を具備しているけれども、その左右両側面パネル(SL)(SR)の上記縦補強線材(14y)と直交して起立する状態になる縦補強線材(14y)における張り出し一端部(下端部)の連結杆受け入れリング(15)だけは円形でなく、これも図11、12と同様にして、接地面がフラット面(15f)をなす図14、15のような半円形やD字形に巻き曲げられている。その他の構成は上記天井面パネル(T)と実質的に同一であり、共通するため、その背面パネル(R)に天井面パネル(T)と同じ図示符号を記入するにとどめるが、上下方向(高さ方向)に細長い長方形の背面パネル(R)を採用することもあり得る。

0060

更に、底面パネル(B)は上記天井面パネル(T)や左右両側面パネル(SL)(SR)とほぼ同じ大きさの矩形(長方形)をなすが、次の特殊な構成を備えているため、その天井面パネル(T)や左右両側面パネル(SL)(SR)との互換性はない。

0061

即ち、第1に底面パネル(B)のメッシュパネル本体(P)にも複数本づつの縦・横補強線材(14y)(14x)が格子状態に溶接されており、そのメッシュパネル本体(P)の両長辺から張り出す横補強線材(14x)の左右両端部に、やはり連結杆受け入れリング(16)(16)を具備しているが、その連結杆受け入れリング(16)(16)は円形でなく、接地面がフラット面(16f)(16f)をなす図16〜18のような半円形やD字形に巻き曲げられている。

0062

第2に、縦補強線材(14y)は図16に示す如く、その一端部(前端部)に上記連結杆受け入れリング(15)を具備しておらず、メッシュパネル本体(P)の前側短辺から張り出さない形態に言わば切り揃えられており、その前側短辺には有害動物侵入口(E)付近の地面(GL)をフラット化して、鹿や猪、子熊などの有害動物が侵入する際の違和感や警戒感を無くすために、縞鋼板などの金属接地板(17)が溶接されている。その金属接地板(17)を前側へ張り出し形成して、これにより落下時の開閉シャッター(10)を受け止めることができるように定めても良い。

0063

第3に、同じく縦補強線材(14y)の他端部(後端部)はメッシュパネル本体(P)の後側短辺から張り出しており、その張り出し他端部は連結杆受け入れリング(15)として巻き曲げられているが、これも円形ではなく、図10、20のように接地面がフラット面(15f)をなす半円形やD字形に造形されている。

0064

要すれば、図2、3の概略全体から示唆されるように、上記左右両側面パネル(SL)(SR)における横補強線材(14x)の張り出し下端部と、上記背面パネル(R)における縦補強線材(14y)の張り出し下端部と、底面パネル(B)における横補強線材(14x)の張り出し左右両端部並びに縦補強線材(14y)の張り出し後端部とを、何れも接地面がフラット面(16f)(15f)をなす半円形やD字形に巻き曲げることにより、底面パネル(B)の全面を地面(GL)へ確実に安定良く密着させて、その地面(GL)からの浮上による違和感や警戒感を有害動物に与えないようになっているのである。

0065

上記底面パネル(B)における第1〜3点を除いたほかの構成は、先の天井面パネル(T)や左右両側面パネル(SL)(SR)の構成と実質的に同一であり、共通するため、その底面パネル(B)に上記天井面パネル(T)と同じ図示符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略するが、上記底面パネル(B)における縦補強線材(14y)の一端部(前端部)をメッシュパネル本体(P)の前側短辺から張り出して、その張り出し前端部を上記張り出し後端部と同じく、フラット面(15f)により接地する半円形やD字形に造形してもさしつかえない。

0066

尚、上記網目を細分する縦・横補強線材(14y)(14x)が溶接される前の縦・横金属骨線材から成るメッシュパネル本体(P)としては、その額縁の大きさ・形状(長方形)が同じ天井面パネル(T)と左右両側面パネル(SL)(SR)並びに底面パネル(B)のそれらを共通に使うことができ、量産効果の向上に役立つ。

0067

上記天井面パネル(T)と左右両側面パネル(SL)(SR)、背面パネル(R)並びに底面パネル(B)の各種は、何れも矩形の額縁内を縦横交叉する複数本づつの金属骨線材(先に例示した棒鋼)と、その網目を更に細分する複数本づつの縦・横補強線材(14y)(14x)とを備えた格子状態のメッシュパネル本体(P)から成り、外観上類似しているため、箱罠(檻)本体(C)への組立作業を誤りなく、しかもすばやく行えるように、その各種パネル(T)(SL)(SR)(B)(R)には自身が箱罠(檻)本体(C)のどこに使用されるかという形成面を示す「天井面」や「左側面」、「右側面」、「背面」、「底面」という識別指標(18)が付与されている。

0068

その識別指標(18)としては上記パネル(T)(SL)(SR)(B)(R)毎に異なる記号や図形、着色などを採用してもさしつかえないが、図4、9、10、13、16に示す如く、言わばストレートな上記文字が切り抜き加工された金属表示板(19)を、天井面パネル(T)と左右両側面パネル(SL)(SR)、背面パネル(R)並びに底面パネル(B)の見やすい所定位置へ、各々溶接などにより付属一体化しておくことが好ましい。作業者にとって一々考えるまでもなく、これらを一瞥して誤まりなく使い分けることができ、箱罠(檻)本体(C)を組み立てる現場作業性がますます向上するからである。

0069

更に、上記有害動物侵入口(E)の開閉シャッター(10)と、その昇降ガイド支柱(11L)(11R)の具体的な構成を詳述すると、ここに左右一対の昇降ガイド支柱(11L)(11R)は図1〜3のような向かい合うコ字形の鋼材から成り、その中途高さ位置に水平の補強桟(20)が固定横架されることにより、これからの下方空間が上記背面パネル(R)とほぼ対応する大きさの矩形(正方形)な有害動物侵入口(E)として区成されている。そのため、上記開閉シャッター(10)が小さくとも侵入口(正面開口)(E)と同じ大きさの矩形(正方形)に作成されている。

0070

その場合、上記侵入口(E)の開閉シャッター(10)を上記背面パネル(R)とほぼ同じく、縦・横金属骨線材(先に例示した棒鋼)から成る格子状態のメッシュパネル本体(P)として、透視できるように造形してもさしつかえないが、特に有害動物の透視不能な目隠し板から作成することが好ましい。捕獲された有害動物(特に猪)が暴れて、開閉シャッター(10)へ勢いよく突進し、そのシャッター(10)が早期に壊れることを予防できるからである。その目隠し板としては図示するような1枚物の金属板を採用することが望ましい。

0071

何れにしても、上記開閉シャッター(10)の下端中央部は逃し溝(21)として倒立U字形に切り抜かれており、開閉シャッター(10)が落下した時に、万一作業者が足を挟まれて、負傷する危険を予防できるようになっている。

0072

この点、図1〜3や図16、21、33、34の実施形態では上記したように、底面パネル(B)の前側短辺に金属接地板(17)が溶接されているが、その金属接地板(17)を底面パネル(B)には溶接せず、図23の変形実施形態に示す如く、上記昇降ガイド支柱(11L)(11R)における下端部の左右相互間へ横断状態に溶接して、これにより落下時の開閉シャッター(10)を受け止めるように定めても良く、そうすれば有害動物侵入口(E)の地面(GL)をフラット化して、有害動物の侵入時における違和感や警戒感を無くすことができることに加えて、両昇降ガイド支柱(11L)(11R)をその水平な補強桟(20)とも相俟って、ますます安定良く高剛性に保てる効果もある。

0073

更に、両昇降ガイド支柱(11L)(11R)における上記矩形(正方形)の侵入口(E)を区画する背面には、図2、3、21や図31〜34に示す如く、左右両側面パネル(SL)(SR)におけるメッシュパネル本体(P)の前側短辺から張り出す縦補強線材(14y)の円形な連結杆受け入れリング(15)(15)と対応位置する複数(図例では5個)づつの連結杆受け入れリング(22)(22)が溶接されている。その昇降ガイド支柱(11L)(11R)側の連結杆受け入れリング(22)(22)と上記左右両側面パネル(SL)(SR)側の連結杆受け入れリング(15)(15)とは、互いに同じ垂直中心線(Z−Z)上に正しく対応合致するよう整然と並列して、上記垂直連結杆(打込み棒)(13)(13)を円滑に受け入れることとなる。

0074

図示実施形態の箱罠(檻)本体(C)は上記した構成を備えており、その直方体へ組み立てる方法を説明すると、次のとおりである。

0075

即ち、図24〜30はその箱罠(檻)本体(C)の組立順序を説明するための模式図であり、予じめ底面パネル(B)と左右両側面パネル(SL)(SR)の何れか一方(図例では右側面パネル)(SR)との隣り合う長辺同士を、長い水平連結杆(12y)によって起伏的な回動自在に枢支連結すると共に、同じく底面パネル(B)の後側短辺と背面パネル(R)の下側になる一辺とを、短かい水平連結杆(12x)により起伏的な回動自在に枢支連結して、設置現場の地面(GL)へ図24のような展開状態に敷き並べる。

0076

その枢支連結作業するに当っては、上記底面パネル(B)のメッシュパネル本体(P)に溶接されている横補強線材(14x)のフラット面(16f)を有する半円形やD字形の連結杆受け入れリング(16)と、上記右側面パネル(SR)のメッシュパネル本体(P)に溶接されている横補強線材(14x)の同じくフラット面(16f)を有する半円形やD字形連結杆受け入れリング(16)との複数づつを、図21に示す如く、同じ中心線(Y−Y)上での対応合致する関係状態に整列させて、その内部へ前方又は後方から(右側の)長い水平連結杆(12y)を串刺し状態に差し込むと共に、同じく底面パネル(B)のメッシュパネル本体(P)に溶接されている縦補強線材(14y)のフラット面(15f)を有する半円形やD字形の連結杆受け入れリング(15)と、上記背面パネル(R)のメッシュパネル本体(P)に溶接されている縦補強線材(14y)のフラット面(15f)を有する半円形やD字形連結杆受け入れリング(15)との複数づつを、図21に示す如く、同じ中心線(X−X)上での対応合致する関係状態に整列させて、その内部へ左方向又は右方向から(下側の)短かい水平連結杆(12x)をやはり串刺し状態に差し込めば良い。

0077

そして、図24のように準備された展開状態から、その底面パネル(B)に対して右側面パネル(SR)を長い水平連結杆(12y)の軸線廻りに、約90度だけ起立させる一方、これと相前後して、同じく底面パネル(B)から背面パネル(R)を短かい水平連結杆(12x)の軸線廻りに、約90度だけ起立させるのである。

0078

そうすれば、図25の状態から示唆されるように、上記右側面パネル(SR)におけるメッシュパネル本体(P)の後側短辺から張り出す縦補強線材(14y)の円形な連結杆受け入れリング(15)と、上記背面パネル(R)のメッシュパネル本体(P)から張り出す横補強線材(14x)の円形な連結杆受け入れリング(16)との複数づつが、同じ垂直中心線(Z−Z)上での対応合致する関係状態に整列するため、その内部へ上方から図25、26のように、(右側の)垂直連結杆(13)を串刺し状態に差し込むことにより、その右側面パネル(SR)と背面パネル(R)とが伏倒しない状態に仮り組みしておく。

0079

但し、上記底面パネル(B)の設置場所を変える必要が起らなければ、その垂直連結杆(13)を地面(GL)に打ち込んで、その最終的な本組み状態に固定維持しておいても良い。

0080

次いで、未だバラ状態にある左側面パネル(SL)を上記底面パネル(B)の横隣り位置に敷き並べて、その左側面パネル(SL)のメッシュパネル本体(P)に溶接されている横補強線材(14x)のフラット面(16f)を有する半円形やD字形の連結杆受け入れリング(16)と、上記底面パネル(B)のメッシュパネル本体(P)に溶接されている横補強線材(14x)の同じくフラット面(16f)を有する半円形やD字形連結杆受け入れリング(16)との複数づつを、同じ中心線(Y−Y)上での対応合致する関係状態に整列させて、その内部へ前方又は後方から図26のように(左側の)長い水平連結杆(12y)を串刺し状態に差し込む。その長い水平連結杆(12y)の軸線廻りに、追って左側面パネル(SL)を約90度だけ起立させることができる状態に準備しておくのである。

0081

他方、未だバラ状態にある天井面パネル(T)を、図26の底面パネル(B)から起立状態にある背面パネル(R)と右側面パネル(SR)へ、上方から底面パネル(B)と言わば向かい合う水平状態に載架して、その天井面パネル(T)におけるメッシュパネル本体(P)の後側短辺から張り出す縦補強線材(14y)の円形な連結杆受け入れリング(15)と、上記背面パネル(R)におけるメッシュパネル本体(P)の上側一辺から張り出す縦補強線材(14y)の円形な連結杆受け入れリング(15)との複数づつを、同じ中心線(X−X)上での対応合致する関係状態に整列させた上、その内部へ左方向から図27のように短かい水平連結杆(12x)を串刺し状態に差し込むのであり、そうすればその水平連結杆(12x)は先の(右側)垂直連結杆(13)と衝突して、これにより受け止め規制されるため、右側から抜け出すおそれがない。

0082

また、その短かい水平連結杆(12x)の差し込みと相前後して、同じく天井面パネル(T)におけるメッシュパネル本体(P)の右側長辺から張り出す横補強線材(14x)の円形な連結杆受け入れリング(16)と、上記右側面パネル(SR)におけるメッシュパネル本体(P)の上側長辺から張り出す横補強線材(14x)の円形な連結杆受け入れリング(16)との複数づつを、同じ中心線(Y−Y)上での対応合致する関係状態に整列させて、その内部へ前方から図27のように(右側の)長い水平連結杆(12y)を串刺し状態に差し込むのであり、そうすればその水平連結杆(12y)も先の(右側)垂直連結杆(13)と衝突して、これにより受け止め規制されるため、後側から抜け出すおそれはない。

0083

その後、上記左側面パネル(SL)を図27から図28のように、底面パネル(B)との長い水平連結杆(12y)の軸線廻りに約90度だけ起立させて、その左側面パネル(SL)におけるメッシュパネル本体(P)の後側短辺から張り出す縦補強線材(14y)の円形な連結杆受け入れリング(15)と、既に起立している背面パネル(R)のメッシュパネル本体(P)から張り出す横補強線材(14x)の円形な連結杆受け入れリング(16)との複数づつを、同じ垂直中心線(Z−Z)上での対応合致する関係状態に整列させて、その内部へ上方から図28、29のように(左側の)垂直連結杆(13)を串刺し状態に差し込む。その場合、その垂直連結杆(13)を打ち込み棒(杭)として、地面(GL)へ深く打ち込み固定しても良い。

0084

上記の(左側)垂直連結杆(13)を差し込めば、先に起立している左側面パネル(SL)と水平に載架された天井面パネル(T)とが、約90度だけ交叉する状態も安定裡に保たれるので、それから図29のように左側面パネル(SL)と天井面パネル(T)との隣り合う長辺同士を、その前方から串刺し状態に差し込む長い水平連結杆(12y)によって、起伏的な回動自在に枢支連結すれば良い。

0085

また、同じく(左側の)垂直連結杆(13)を差し込めば、上下一対(2本)の短かい水平連結杆(12x)(12x)は右側の垂直連結杆(13)と相俟って、左右方向から挟持拘束され、抜け止め状態に固定維持されることとなる。併せて、左右一対づつ合計4本の長い水平連結杆(12y)(12y)(12y)(12y)も、上記垂直連結杆(13)(13)の左右一対(2本)によって後側へ抜け出さない状態に受け止められることとなる。

0086

そこで,上記のような直方体に組み立られた箱罠(檻)本体(C)の前方から、開閉シャッター(10)の昇降ガイド支柱(11L)(11R)を当てがう如く据え立て、その左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)の背面から張り出す円形の連結杆受け入れリング(22)(22)と、上記左右両側面パネル(SL)(SR)の前側短辺から張り出す縦補強線材(14y)の円形な連結杆受け入れリング(15)との複数づつを、同じ垂直中心線(Z−Z)上での対応合致する関係状態に整列させて、その内部へ上方から図30のように左右一対の垂直連結杆(13)(13)を串刺し状態に差し込むのである。その場合、その垂直連結杆(13)(13)を打ち込み棒(杭)として、やはり地面(GL)へ打ち込み固定することができる。

0087

何れにしても、最後に上記前側にある左右一対(2本)の垂直連結杆(13)(13)を差し込めば、先の直方体をなす箱罠(檻)本体(C)に対して、その有害動物侵入口(E)を開閉するシャッター用昇降ガイド支柱(11L)(11R)が組み付け固定されることとなり、その垂直連結杆(13)(13)によって上記合計4本の長い水平連結杆(12y)(12y)(12y)(12y)が前側へ抜け出すこともなく、後側の垂直連結杆(13)(13)と相俟って挟持拘束されるのである。

0088

つまり、箱罠が直方体に組み立て完成された状態では、図31〜36から明白なように、その直方体の前後方向(奥行方向/縦方向)へ延在する平行な4コーナー稜線(Y−Y)上において、左右両側面パネル(SL)(SR)側の横補強線材(14x)(14x)から張り出す上下両端部の連結杆受け入れリング(16)(16)と、天井面パネル(T)側並びに底面パネル(B)側の横補強線材(14x)(14x)から張り出す左右両端部の連結杆受け入れリング(16)(16)とが、整然と正しく対応合致とすることになり、その内部へ合計4本の長い水平連結杆(12y)〜(12y)が串刺し状態に差し込まれるので、その上記直方体の4コーナー稜線(Y−Y)に沿って平行に延在する合計4本の水平連結杆(12y)〜(12y)により、上記天井面パネル(T)と左右両側面パネル(SL)(SR)と底面パネル(B)との隣り合う相互間が枢支連結される結果となる。

0089

また、同じく直方体の左右方向(幅方向/横方向)へ延在する平行な2コーナー稜線(X−X)上において、背面パネル(R)側の縦補強線材(14y)から張り出す上下両端部の連結杆受け入れリング(15)(15)と、天井面パネル(T)側並びに底面パネル(B)側の縦補強線材(14y)(14y)から張り出す後端部の連結杆受け入れリング(15)(15)とが、やはり整然と正しく対応合致することになり、その内部へ上下一対(合計2本)の短かい水平連結杆(12x)(12x)が串刺し状態に差し込まれるため、その上記直方体の2コーナー稜線(X−X)に沿って平行に延在する合計2本(上下一対)の短かい水平連結杆(12x)(12x)により、上記天井面パネル(T)と背面パネル(R)と底面パネル(B)との隣り合う相互間が枢支連結されることになる。

0090

更に、上記直方体の上下方向(高さ方向)へ延在する平行な4コーナー稜線(Z−Z)上において、左右両側面パネル(SL)(SR)側の縦補強線材(14y)(14y)から張り出す前後両端部の連結杆受け入れリング(15)(15)と、開閉シャッター用左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)の背面側から張り出す連結杆受け入れリング(22)(22)と、背面パネル(R)側の横補強線材(14x)から張り出す左右両端部の連結杆受け入れリング(16)(16)とが、整然と正しく対応合致することになり、その内部へ合計4本の垂直連結杆(13)〜(13)が串刺し状態に差し込まれるので、その上記直方体の4コーナー稜線(Z−Z)に沿って平行に延在する合計4本の垂直連結杆(13)〜(13)により、上記左右両側面パネル(SL)(SR)と背面パネル(R)と開閉シャッター用左右両昇降ガイド支柱(11L)(11R)との隣り合う相互間が枢支連結される結果となる。

0091

その場合、合計4本の長い水平連結杆(12y)〜(12y)は左右両側面パネル(SL)(SR)の長辺(上記直方体の奥行寸法)と同じ長さを有しており、上下一対(合計2本)の短かい水平連結杆(12x)(12x)は天井面パネル(T)や底面パネル(B)の短辺(上記直方体の幅方向)と同じ長さを有しているに比して、合計4本の垂直連結杆(13)〜(13)は左右両側面パネル(SL)(SR)の短辺(上記直方体の高さ寸法)よりも長い長さ(背丈)を備えており、打込み棒(杭)として地面(GL)へ深く打ち込まれたとしても、常時上記直方体をなす箱罠(檻)本体(C)の天井面パネル(T)から背高く張り出し起立するようになっているため、特に図36から示唆されるように、その最終的に地中へ打ち込まれた合計4本の長い垂直連結杆(13)〜(13)によって、先の長い水平連結杆(12y)〜(12y)と短かい水平連結杆(12x)(12x)が悉く自づと抜け止め状態に拘束されるのである。

0092

しかも、上記箱罠(檻)本体(C)を直方体に形成する各種パネル(T)(SL)(SR)(B)(R)は上記のとおり、縦横交叉する複数本の金属骨線材から格子状態に組み付け溶接されたメッシュパネル本体(P)の平面(片側表面)へ、更に複数本づつの縦・横補強線材(14y)(14x)がその網目を細かく区分する如く溶接された形態として、その全体的な厚肉の高剛性を有するため、捕獲された有害動物が内部において、激しく暴れ動くも、その箱罠(檻)の破壊(分解)されてしまうおそれはない。

0093

図24〜30に示した組立方法は、合計4本の長い水平連結杆(12y)(12y)(12y)(12y)と合計2本の短かい水平連結杆(12x)(12x)並びに合計4本の垂直連結杆(13)(13)(13)(13)を差し込むことによって行えるため、上記パネル(T)(SL)(SR)(B)(R)の各種を締結するボルト・ナットや、作業工具などを使用する必要がなく、またその各種パネル(T)(SL)(SR)(B)(R)には箱罠(檻)本体(C)の形成面を示す識別指標(18)が付与されているため、設置現場での組立作業性に著しく優れる。

0094

更に、上記組立順序を逆方向に実行すれば、先の垂直連結杆(13)(13)(13)(13)と長い水平連結杆(12y)〜(12y)並びに短かい水平連結杆(12x)(12x)を容易に抜き出せるため、その箱罠(檻)をやはり容易に便利良く分解することができ、その小型・扁平に分解した状態で車両に積載・運搬することにより、設置場所を変えることも容易に行えるのである。

0095

(10)・開閉シャッター
(11L)(11R)・昇降ガイド支柱(12y)・長い水平連結杆
(12x)・短かい水平連結杆
(13)・垂直連結杆
(14y)・縦補強線材
(14x)・横補強線材
(15)(16)(22)・連結杆受け入れリング
(15f)(16f)・フラット面
(17)・金属接地版
(18)・識別指標
(19)・金属表示板
(20)・補強桟
(21)・逃し凹溝
(B)・底面パネル
(C)・箱罠(檻)本体
(E)・有害動物侵入口(正面開口)
(P)・メッシュパネル本体
(R)・背面パネル
(SL)・左側面パネル
(SR)・右側面パネル
(T)・天井面パネル
(GL)・地面
(L−L)・縦中心線
(W−W)・横中心線
(X−X)(Y−Y)(Z−Z)・コーナー稜線

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