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技術 電気部品用ソケット

出願人 株式会社エンプラス
発明者 西秀俊
出願日 2016年3月31日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-071874
公開日 2017年10月5日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-183189
状態 特許登録済
技術分野 個々の半導体装置の試験 半導体又は固体完全装置の支持 ホルダ付接続装置(装置一般)
主要キーワード 収容面積 Vカット 位置決め収容 電導部材 直交二軸 スプリングコイル 収容面 ガイド長孔
関連する未来課題
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図面 (16)

課題

ソケット本体部の収容部に電気部品よりも十分に広い収容面積を確保し得るようにする。

解決手段

ソケット本体部1の収容部7に収容された電気部品の端子部と、前記ソケット本体部1に設けられたコンタクトピンとを電気的に接触させる電気部品用ソケットであって、矩形状を有する前記収容部7の収容面7a上を対角線方向に前進及び後退進退動作をし、前進時に前記収容部7に収容された前記電気部品の少なくとも一つの角部を前記収容部7の中心に向かって押圧して、前記電気部品の位置決めをする押圧部材2を備えたものである。

概要

背景

従来の電気部品用ソケットは、ソケット本体部の収容部に収容された電気部品押さえラッチ機構を備え、電気部品の端子部と、ソケット本体部に設けられたコンタクトピンとを電気的に接触させるものであって、上記ラッチ機構がソケット本体部に第1回動軸を介して回動自在に配置されたレバー部と、このレバー部に第2回動軸を介して回動自在に配置され、上記電気部品を押圧するラッチ部を有しており、レバー部を回動させることにより、ラッチ部が回動されると共に、レバー部の回動量よりもラッチ部の回動量の方が大きくなるように構成されたものとなっていた(例えば、特許文献1参照)。

また、他の電気部品用ソケットは、電気部品を収容する収容部の四隅に電気部品の各角部をガイドして位置決規制するガイド部が上方に突設され、開閉動作をする一対のラッチが上記収容部を間にして左右に配設されており、ラッチが閉じた状態でラッチの押圧部で収容部に収容された電気部品を押圧して、電気部品の端子部とソケット本体部に設けられたコンタクトピンと、を電気的に接触させるものとなっていた(例えば、特許文献2参照)。

概要

ソケット本体部の収容部に電気部品よりも十分に広い収容面積を確保し得るようにする。ソケット本体部1の収容部7に収容された電気部品の端子部と、前記ソケット本体部1に設けられたコンタクトピンとを電気的に接触させる電気部品用ソケットであって、矩形状を有する前記収容部7の収容面7a上を対角線方向に前進及び後退進退動作をし、前進時に前記収容部7に収容された前記電気部品の少なくとも一つの角部を前記収容部7の中心に向かって押圧して、前記電気部品の位置決めをする押圧部材2を備えたものである。

目的

本発明は、このような問題点に対処し、ソケット本体部の収容部に電気部品よりも十分に広い収容面積を確保し得るようにする電気部品用ソケットを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

ソケット本体部の収容部に収容された電気部品端子部と、前記ソケット本体部に設けられたコンタクトピンとを電気的に接触させる電気部品用ソケットであって、矩形状を有する前記収容部の収容面上を対角線方向に前進及び後退進退動作をし、前進時に前記収容部に収容された前記電気部品の少なくとも一つの角部を前記収容部の中心に向かって押圧して、前記電気部品の位置決めをする押圧部材を備えたことを特徴とする電気部品用ソケット。

請求項2

矩形状の前記収容部の少なくとも一つの対角線方向には、一組の前記押圧部材が対向配置されていることを特徴とする請求項1記載の電気部品用ソケット。

請求項3

前記押圧部材に進退動作をさせると共に、前記押圧部材の前進時に前記電気部品を前記収容面側に押圧し、前記押圧部材の後退時に押圧解除する操作部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気部品用ソケット。

請求項4

前記押圧部材と前記操作部材との間に、前記操作部材に対する操作力を前記押圧部材の進退動作に変換して伝える操作力伝達手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の電気部品用ソケット。

請求項5

前記押圧部材の前記電気部品の当接部には、前記電気部品の交差する2側面に当接すると共に、前記収容面に平行な軸周りに回転するガイドローラを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気部品用ソケット。

技術分野

0001

本発明は、電気部品性能検査に使用される電気部品用ソケットに関し、特にソケット本体部の収容部に電気部品よりも十分に広い収容面積を確保し得るようにする電気部品用ソケットに係るものである。

背景技術

0002

従来の電気部品用ソケットは、ソケット本体部の収容部に収容された電気部品を押さえラッチ機構を備え、電気部品の端子部と、ソケット本体部に設けられたコンタクトピンとを電気的に接触させるものであって、上記ラッチ機構がソケット本体部に第1回動軸を介して回動自在に配置されたレバー部と、このレバー部に第2回動軸を介して回動自在に配置され、上記電気部品を押圧するラッチ部を有しており、レバー部を回動させることにより、ラッチ部が回動されると共に、レバー部の回動量よりもラッチ部の回動量の方が大きくなるように構成されたものとなっていた(例えば、特許文献1参照)。

0003

また、他の電気部品用ソケットは、電気部品を収容する収容部の四隅に電気部品の各角部をガイドして位置決規制するガイド部が上方に突設され、開閉動作をする一対のラッチが上記収容部を間にして左右に配設されており、ラッチが閉じた状態でラッチの押圧部で収容部に収容された電気部品を押圧して、電気部品の端子部とソケット本体部に設けられたコンタクトピンと、を電気的に接触させるものとなっていた(例えば、特許文献2参照)。

先行技術

0004

特開2010−153235号公報
特開2007−59117号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、このような従来の電気部品用ソケットにおいて、特許文献1には、レバー部の回動量よりもラッチ部の回動量の方が大きくなるように構成することにより、収容部の上方を大きく開くことができ、電気部品の収容及び取出しを容易に行うことができることは記載されているが、電気部品を収容部中央に位置決めすることに関しては明示的に記載されていない。

0006

一方、特許文献2には、収容部の四隅に突設されたガイド部によって電気部品を収容部中央に位置決めすることが記載されているが、収容部の収容面積は上記ガイド部によって電気部品の外形寸法に合わせて規制されているため、収容面積には電気部品の外形寸法に対する余裕が少なかった。したがって、電気部品が上記収容部に収容される際に、電気部品の縁部がガイド部に乗り上げ、ガイド部の一部を削るおそれがあった。そのため、ガイド部が削られて発生するダストにより、電気部品の端子部とコンタクトピンとの電気的な接触不良が生じるおそれがあった。

0007

そこで、本発明は、このような問題点に対処し、ソケット本体部の収容部に電気部品よりも十分に広い収容面積を確保し得るようにする電気部品用ソケットを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、本発明による電気部品用ソケットは、ソケット本体部の収容部に収容された電気部品の端子部と、前記ソケット本体部に設けられたコンタクトピンとを電気的に接触させる電気部品用ソケットであって、矩形状を有する前記収容部の収容面上を対角線方向に前進及び後退進退動作をし、前進時に前記収容部に収容された前記電気部品の少なくとも一つの角部を前記収容部の中心に向かって押圧して、前記電気部品の位置決めをする押圧部材を備えたものである。

発明の効果

0009

本発明によれば、電気部品を押圧してソケット本体部の収容部中央に位置決めするための押圧部材が、矩形状を有する収容部の対角線方向に前進及び後退の進退動作をするので、収容部に電気部品よりも十分に広い収容面積を確保することができる。したがって、従来技術のような電気部品の縁部がガイド部に乗り上げ、ガイド部の一部を削るおそれがない。それ故、ガイド部が削られて発生するダストにより、電気部品の端子部とコンタクトピンとの電気的な接触不良が生じるというおそれもない。

図面の簡単な説明

0010

本発明による電気部品用ソケットの一実施形態を示す斜視図である。
本発明による電気部品用ソケットの平面図である。
図1のO−O線断面矢視図である。
電気部品の一構成例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は底面図である。
ソケット本体部の構成例を示す平面図である。
電気部品の収容部底部に配置される保持部材の構成例を示す平面図である。
図2のP−P線断面矢視図である。
押圧部材の可動部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
押圧部材のガイドローラを示す部分断面図である。
本発明による電気部品用ソケットの要部拡大平面図である。
操作部材のレバー部を示す断面図である。
操作部材のラッチ部を示す部分断面図である。
操作力伝達手段の一構成例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
図13の要部拡大正面図である。
本発明による電気部品用ソケットの動作を説明する図であり、(a)は収容部を開く動作を示し、(b)収容部を閉じる動作を示す。

実施例

0011

以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による電気部品用ソケットの一実施形態を示す斜視図であり、図2図1の平面図、図3図1のO−O線断面矢視図である。この電気部品用ソケットは、電気部品の性能検査に使用されるもので、ソケット本体部1と、押圧部材2と、操作部材3と、操作力伝達手段4と、を備えて構成されている。

0012

上記ソケット本体部1は、図4(a)に示すような外形が矩形状の電気部品5を位置決めして保持し、同図(b)に示すように電気部品5の裏面に設けられた端子部6と、後述のコンタクトピン9とを電気的に接触させるもので、中央部には電気部品5を受容可能に、一方向(以下、同方向を「上方」又は「+Z方向」と言う)を開放した矩形状の収容部7が設けられている。

0013

詳細には、ソケット本体部1は、図5に示すように、中央部に上下方向(Z方向)に貫通する矩形状の収容部7を形成し、この収容部7の底部に図6に示すような平面視八角形の保持部材8を配置した構成となっている。また、保持部材8は、その上面を収容面7aとし、収容面7aには、収容部7に位置決め収容された電気部品5の端子部6に対応させて、複数のコンタクトピン9が設けられている。この場合、ソケット本体部1に形成された収容部7は、後述の押圧部材2が後方に後退して収容面7aが開かれた状態において、収容される電気部品5の底面積よりも十分に広い収容面積が確保できるようになっている。

0014

なお、図5において、符号10は後述の押圧部材2の伝達ピン22が挿通される貫通孔を示し、符号11は後述の操作力伝達手段4を常時、収容部7側に付勢する第3バネ部材39を収容する長穴を示す。

0015

ここで、コンタクトピン9は、図3に示すように、保持部材8を上下方向に貫いて、両端部が保持部材8の上下面から突出した状態で設けられた良電導部材であり、上端部が電気部品5の端子部6と弾性的に電気接触できるように上下動自在に形成されている。また、下端部は、同図に示すように、上記ソケット本体部1の底部に取り付けられた中継基板12に植設されており、コンタクトピン9が中継基板12の配線を介して検査装置配線基板に設けられた配線と電気的に接続されるようになっている。

0016

上記ソケット本体部1の収容部7の四隅部には、押圧部材2が設けられている。この押圧部材2は、収容部7の収容面7a上を前進及び後退の進退動作をし、前進時に収容部7に収容された電気部品5の四つの角部を収容部7の中心部に向かって押圧して、電気部品5を収容部7の中央に位置決めをするもので、図6に示す平面視八角形の保持部材8の、収容部7の四隅部に対応する対向側面8aに対して進退可能に設けられている。

0017

詳細には、押圧部材2は、図7に示すように、一端部がソケット本体部1に固定された第1バネ部材(例えば、スプリングコイル)13によって同図に示す矢印A方向(収容部7の中心に向かう方向)に常時付勢されており、一端部が保持部材8の上記対向側面8aに固定されたガイドピン14に沿って同図に示す矢印A,B方向に移動自在にされた可動部15と、この可動部15の上端部にて電気部品5との当接部に設けられ、収容面7aに平行な回転軸23周りに回転するガイドローラ16とを備えて構成されている。

0018

より詳細には、可動部15は、図8(b)に示すように、Z方向に伸びる本体部17と、本体部17の下端から水平方向に伸びる第1片部18と、同図(a)に示すように本体部17の上端から矢印A,B方向に沿った第1片部18の中心軸に対して略45°方向に伸びる第2片部19とから成る。

0019

ここで、本体部17には、一端部が保持部材8の対向側面8aに固定されたガイドピン14が挿入されて摺動するガイド穴20、及び一端部がソケット本体部1に固定された第1バネ部材13の他端部を収容する穴部21が設けられている。また、第1片部18は、図7に示すようにソケット本体部1の底面1aを摺動しながら、該底面1aと中継基板12との間の隙間を矢印A,B方向に移動するように設けられている。さらに、第1片部18の端部近傍部には、図7に示すように、上方に伸びる伝達ピン22が後述の操作力伝達手段4に連結して設けられており、この操作力伝達手段4のX方向へのスライド移動連動して可動部15(押圧部材2)を矢印A,B方向に移動させるようになっている。また、図7に示すように、第2片部19は、保持部材8の上面(収容面7a)を摺動するように設けられている。これにより、可動部15は、矢印A,B方向への滑らかな進退動作を行うことができる。また、第2片部19は、電気部品5の側面に当接して電気部品5を収容部7の中央に寄せる機能をも有している。さらに、本体部17の上端には、図8(b)に示すように、ガイドローラ16の回転軸23(図7参照)を収容面7aに平行に支持する軸受孔24が設けられ、ガイドローラ16が取り付け可能となっている。

0020

また、ガイドローラ16は、図9に示すように、電気部品5との当接部に対応して周方向にV字状のVカット部25を形成し、図10に収容部7の要部拡大平面図で示すように、ガイドローラ16のVカット面25aが収容部7に収容された電気部品5の交差する側面5aに当接するようになっている。これにより、ガイドローラ16によって、電気部品5に対して収容部7の中心に向かう均等な押圧力を付与することができる。この場合、ガイドローラ16は、図8(a)に示すように、Vカット部25の中心(Vカットの頂点)が可動部15の矢印A,B方向の中心軸と合致するように設けられる。

0021

ソケット本体部1の収容部7を間にして、収容面7aに平行な直交二軸の一軸方向(本実施形態ではX方向)の両端部には、操作部材3が設けられている。この操作部材3は、押圧部材2に進退動作をさせると共に、押圧部材2の前進時に電気部品5の上面を収容面7a側に押圧し、押圧部材2の後退時に押圧解除するもので、レバー部26とラッチ部27とを備えて構成されている。

0022

ここで、レバー部26は、外部から操作力が付与される部分であり、図3に示すように、両端部が収容面7aに平行にソケット本体部1に支持された第1回動軸28周りに回動自在に配設されている。また、ラッチ部27は、電気部品5の上面を収容面7a側に押圧する部分であり、レバー部26の、第1回動軸28を間にして操作力が付与される側とは反対側に、収容面7aに平行にレバー部26に支持された第2回動軸29周りに回動自在に配設されている。そして、レバー部26を操作して回動させると、この動きに連動してラッチ部27が回動するようになっている。このとき、同図に示すように、レバー部26の回動量θ1に対してラッチ部27の回動量θ2が大きくなるように操作部材3が構成されている。

0023

詳細には、レバー部26は、図11に示すように、一端部側下部に下方を開放したバネ受穴30を形成し、図3に示すように、このバネ受穴30に一端部がソケット本体部1に固定された第2バネ部材(例えば、スプリングコイル)31の他端部を受け入れて、第2バネ部材31によって常時上方に付勢されるようになっている。また、一端部側上部は、図11に示すように、外部からの操作力を受ける被操作部32として形成している。さらに、他端部側下部には、第1回動軸28が挿通する第1軸孔33が設けられ、他端部側上部には、第2回動軸29が挿通する第2軸孔34が設けられている。そして、第1軸孔33の一端部寄り下部には、下方を開放した伝達穴部35が設けられており、この伝達穴部35の側面35aに後述の操作力伝達手段4の突起部40を当接させて、レバー部26の回動動作を操作力伝達手段4のスライド動作に変換できるようになっている。

0024

また、ラッチ部27は、図12に示すように、略中央部に第2回動軸29が挿通する第3軸孔36が設けられており、先端部27aを電気部品5の上面を収容面7a側に押圧する押圧凸部37として形成している。また、ラッチ部27の後端部27b側には、第3軸孔36側から斜め下方に向けて伸びる長孔38が形成されており、ソケット本体部1に設けられた軸部43(図15参照)が挿入されるようになっている。これにより、レバー部26の回動動作に伴って軸部43が長孔38内を摺動することにより、ラッチ部27が第2回動軸29を中心に回動する。

0025

上記押圧部材2と操作部材3との間には、操作力伝達手段4が設けられている。この操作力伝達手段4は、操作部材3に対する操作力を押圧部材2の進退動作に変換して伝えるものであり、図2に示すようにソケット本体部1の長穴11(図5参照)に収容された第3バネ部材(例えば、スプリングコイル)39によって常時、収容部7側に付勢されており、操作部材3の動きに連動して操作部材3の下方のソケット本体部1上面をX方向にスライド移動するようになっている。

0026

詳細には、操作力伝達手段4は、図13に示すように、Y方向に長い板状の部材であり、操作部材3のレバー部26に設けられた伝達穴部35に対応した上面位置に突起部40(同図においては、二つの突起部40で示す。)が、伝達穴部35に挿入されて設けられている。

0027

上記突起部40は、図14に示すように、先端部が先に向かって円錐状に細くなり、最先端が球状に形成されており、先端部の側面40aが押圧部材2のレバー部26に設けられた伝達穴部35の収容部7側の側面35aによって押圧されるようになっている。なお、図13において、符号41は第3バネ部材39の一端部を保持するピンを示し、符号42は押圧部材2の伝達ピン22の先端部が挿入されて摺動するガイド長孔を示す。

0028

次に、このように構成された電気部品用ソケットの動作について説明する。
先ず、操作部材3のレバー部26の被操作部32に、図15(a)に示すように第2バネ部材31の付勢力に抗して矢印C方向の操作力が付与されると、レバー部26は第1回動軸28を中心に回動する。即ち、図3において左側のレバー部26が反時計回りに、又右側のレバー部26が時計回りに夫々回動する。

0029

レバー部26の回動に伴って、ソケット本体部1に設けられた軸部43がラッチ部27に設けられた長孔38(図12参照)を上端部から下端部に向かって摺動し、これによりラッチ部27が第2回動軸29周りに回動して矢印Dで示すように起立する。即ち、図3において左側のラッチ部27が反時計回りに、又右側のラッチ部27が時計回りに夫々回動する。このようにして、ラッチ部27が起立することにより、収容部7の上方が全開され、収容部7への電気部品5の投入が容易になる。

0030

また、レバー部26の回動に伴って、図15(a)に示すように、レバー部26に設けられた伝達穴部35に挿入された操作力伝達手段4の突起部40の先端部が伝達穴部35の収容部7側の側面35aにより押圧される。これにより、操作力伝達手段4が第3バネ部材39の付勢力に抗して収容部7とは反対方向に移動する。即ち、図3において、左側の操作力伝達手段4が左方向(−X方向)に移動し、右側の操作力伝達手段4が右方向(+X方向)に移動する。

0031

ここで、図2に示す左下の押圧部材2に着目して、その動作を説明する。
図2において、左側の操作力伝達手段4が左方向(−X方向)に移動すると、図7に示すように、先端部を操作力伝達手段4のガイド長孔42に挿入させて設けられた押圧部材2の伝達ピン22は、操作力伝達手段4に押されて−X方向に移動すると同時に、ガイド長孔42の側面を摺動して−Y方向にも移動する。その結果、押圧部材2は、図7に示す矢印B方向(収容部7の略対角線に沿った外方)における移動範囲の最後部まで後退する。他の三つの押圧部材2も同様に後退する。これにより、図2に示すように、収容部7は全開し、電気部品5の収容が可能となる。

0032

上述のようにして収容部7が開かれると、収容部7に上方から電気部品5が投入される。この場合、全開状態の収容部7の収容面積が電気部品5の底面積よりも十分に広いため、電気部品5の一部が収容部7からはみ出してソケット本体部1に乗り上げ、ソケット本体部1の一部を削るおそれがない。また、例え投入位置がずれて電気部品5の角部が押圧部材2に乗り上げたとしても、押圧部材2のガイドローラ16が回転して電気部品5を収容部7内に導き入れるため、押圧部材2の一部が削られるおそれもない。したがって、ソケット本体部1又は押圧部材2の一部が削られて発生するダストによる、電気部品5の端子部6とコンタクトピン9との電気的接触不良の問題を解消することができ、電気部品5の性能検査の信頼性を向上することができる。

0033

このようにして収容部7に電気部品5が収容された後、レバー部26の被操作部32に対する操作力が解除されると、上述とは逆の動作が実行される。即ち、図15(b)に示すように、レバー部26が第2バネ部材31によって上方に付勢されて、第1回動軸28周りに矢印E方向に回動する。詳細には、図3において、左側のレバー部26は時計回りに回動し、右側のレバー部26は反時計回りに回動する。

0034

レバー部26の回動に伴って、ソケット本体部1に設けられた軸部43がラッチ部27に設けられた長孔38を下端部から上端部に向かって摺動し、ラッチ部27が第2回動軸29周りに矢印F方向に回動する。即ち、図3において左側のラッチ部27が時計回りに、又右側のラッチ部27が反時計回りに夫々回動する。そして、図15(b)に示すように、ラッチ部27は倒伏して先端部27aの押圧凸部37により収容部7に収容された電気部品5の上面を収容面7a側に押圧し、電気部品5の端子部6とコンタクトピン9とを電気的に接触させる。

0035

同時に、レバー部26の回動に伴って、操作力伝達手段4の突起部40に対するレバー部26の伝達穴部35の側面35aによる押圧が解除され、操作力伝達手段4は、第3バネ部材39の付勢力によって収容部7側に移動する。即ち、図3において、左側の操作力伝達手段4は右方向(+X方向)に移動し、右側の操作力伝達手段4は左方向(−X方向)に移動する。

0036

ここでも、図2に示す左下の押圧部材2に着目して、その動作を説明する。
図2において、左側の操作力伝達手段4が右方向(+X方向)に移動すると、図7に示すように、先端部を操作力伝達手段4のガイド長孔42に挿入させて設けられた押圧部材2の伝達ピン22に対する操作力伝達手段4による押圧が解除される。したがって、押圧部材2は、第1バネ部材13による付勢力により、図7に示す矢印A方向(収容部7の略対角線に沿った内方)に前進する。このとき、押圧部材2の伝達ピン22は、操作力伝達手段4の+X方向への移動及び押圧部材2の図7に示す矢印A方向への移動に伴って、操作力伝達手段4のガイド長孔42内を+Y方向に移動することになる。同様にして、他の三つの押圧部材2も収容部7の略対角線に沿った内方に前進する。これにより、四つの押圧部材2によって収容部7に収容された電気部品5の四角部が収容部7の中心に向かって押圧され、電気部品5が収容部7の略中央部に位置決めされる。

0037

詳細には、押圧部材2のガイドローラ16のVカット面25aが収容部7に収容された電気部品5の交差する側面5aに当接し、電気部品5を収容部7の内側に向かって寄せて中央部に位置決めする。これにより、電気部品5の外形寸法公差を吸収して電気部品5をセンターリングすることが可能となる。

0038

なお、以上の説明においては、収容部7の四隅部に対応して四つの押圧部材2を配設した場合について述べたが、本発明はこれに限られず、矩形状の収容部7の少なくとも一つの対角線方向に対向させて一組の押圧部材2を配設してもよく、収容部7の何れか一つの隅部に一つの押圧部材2を配設してもよい。押圧部材2が一つの場合には、収容部7の対角線方向に押圧部材2に対向させて、電気部品5の交差する側面5aに当接して位置決めする位置決め突起を保持部材8に設けるとよい。

0039

また、ガイドローラ16は、一部の押圧部材2に設けられているだけであってもよく、又は全ての押圧部材2に無くてもよい。この場合、ガイドローラ16を有しない押圧部材2には、電気部品5との当接部に、電気部品5の交差する側面5aに当接するVカット面を設けるとよい。

0040

1…ソケット本体部
2…押圧部材
3…操作部材
4…操作力伝達手段
5…電気部品
5a…側面
6…端子部
7…収容部
7a…収容面
9…コンタクトピン
16…ガイドローラ

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