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技術 カラオケ装置及びプログラム

出願人 株式会社エクシング
発明者 上田実新井路子
出願日 2016年3月31日 (5年6ヶ月経過) 出願番号 2016-073624
公開日 2017年10月5日 (4年0ヶ月経過) 公開番号 2017-182024
状態 特許登録済
技術分野 他に分類されない音響(残響,カラオケ等)
主要キーワード 設定画像データ データ提供用 混合表示 内部画像データ 指示送信処理 汎用画像データ 画像識別データ 画像データ表示処理
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

複数のユーザによってカラオケに興じる場合に、ユーザ間の公平性を確保すること。

解決手段

カラオケ通信ステム1は、複数のユーザによってカラオケに興じる際に、各ユーザの所持する通信端末装置20の中で、カラオケ装置10に設定画像の画像データを出力することが可能な通信端末装置20の数に応じて、楽曲を複数の区間に分割し、各通信端末装置20に時間長の等しい区間を割り当てる。そして、各ユーザの通信端末装置20は、自機に割り当てられた区間に対応する区間画像データをデータ提供サーバ装置80から取得して、カラオケ装置10に出力する。

概要

背景

近年、伴奏のみからなるカラオケデータ再生し、当該再生されたカラオケデータに併せてユーザがカラオケは、娯楽趣味として認知されている。

また、最近では、インターネットの普及と、携帯電話機スマートフォンに代表される通信端末装置の高機能化とに伴い、カラオケ装置を利用するユーザが所持する通信端末装置を用いて、インターネット上のサーバ装置から画像データを取得し、当該取得された画像データを通信端末装置からカラオケ装置に出力し、当該画像データをカラオケ装置のモニタ上に表示させるカラオケ装置も登場している(例えば、特許文献1)。

このカラオケ装置においては、通信端末装置から出力される画像データが、モニタ上に表示される楽曲歌詞背景として表示されるため、ユーザは、自身の嗜好合致する画像を見ながら、カラオケに興じることができる。

概要

複数のユーザによってカラオケに興じる場合に、ユーザ間の公平性を確保すること。カラオケ通信ステム1は、複数のユーザによってカラオケに興じる際に、各ユーザの所持する通信端末装置20の中で、カラオケ装置10に設定画像の画像データを出力することが可能な通信端末装置20の数に応じて、楽曲を複数の区間に分割し、各通信端末装置20に時間長の等しい区間を割り当てる。そして、各ユーザの通信端末装置20は、自機に割り当てられた区間に対応する区間画像データをデータ提供サーバ装置80から取得して、カラオケ装置10に出力する。

目的

本発明は、課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数のユーザによってカラオケ装置を利用する場合に、外部から取得される画像データ関し、ユーザ間の公平性や通信コストの低減を確保することが可能なカラオケ装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の通信端末装置通信可能なカラオケ装置であって、楽曲再生中に表示させる画像データを識別する画像識別データを少なくとも含む設定データ受け付ける受付手段と、前記楽曲のカラオケデータを取得するカラオケデータ取得手段と、通信可能な前記通信端末装置を決定する決定手段と、前記決定された通信端末装置の数を算出する算出手段と、前記楽曲の再生時間及び前記算出された通信端末装置の数に基づき、前記楽曲の再生時間を複数の区間に分割する分割手段と、前記決定された通信端末装置の各々に対して、前記分割手段によって分割された区間のいずれかの前記区間を割り当てる割当手段と、前記割当手段によって前記区間が割り当てられた前記通信端末装置に、前記画像識別データと、前記割り当てられた区間を示す区間データとを含む取得指示データを、に送信する送信手段と、前記区間が割り当てられた前記通信端末装置から、前記区間データが示す区間に基づく前記画像データを取得する画像データ取得手段と、前記取得された画像データを表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とするカラオケ装置。

請求項2

請求項1に記載のカラオケ装置において、前記区間は、所定の時間長によって規定されており、前記割当手段が、前記決定された通信端末装置毎に同一の時間長を備える区間を割り当てることを特徴とするカラオケ装置。

請求項3

請求項1又は2に記載のカラオケ装置において、前記画像データ取得手段が、前記割当手段によって区間が割り当てられた前記特定された通信端末装置から取得指示データに基づいた前記画像データを取得し、前記表示制御手段が、前記決定された通信端末装置から送信された前記画像データを前記表示手段に表示させることを特徴とするカラオケ装置。

請求項4

請求項1〜3のいずれか1項に記載のカラオケ装置において、前記通信端末装置の使用環境を検出する検出手段を備え、前記割当手段が、前記検出された使用環境に基づき、前記区間の割り当てを変更することを特徴とするカラオケ装置。

請求項5

請求項1〜4のいずれか1項に記載のカラオケ装置において、前記表示手段に前記画像データを表示中に、前記通信端末装置に前記割当手段によって前記区間が割り当てられた前記区間に基づき、(1)表示されている前記画像データを送信している前記通信端末装置、及び、(2)前記画像データが表示されている区間の次の区間における前記画像データを送信する前記通信端末装置、の少なくともいずれか一方の前記通信端末装置に関連する関連データを前記表示手段に表示させる通知手段を備えることを特徴とするカラオケ装置。

請求項6

複数の通信端末装置と通信可能なカラオケ装置を、楽曲の再生中に表示させる画像データを識別する画像識別データを少なくとも含む設定データを受け付ける受付手段、前記楽曲のカラオケデータを取得するカラオケデータ取得手段、通信可能な前記通信端末装置を決定する決定手段、前記決定された通信端末装置の数を算出する算出手段、前記楽曲の再生時間及び前記算出された通信端末装置の数に基づき、前記楽曲の再生時間を複数の区間に分割する分割手段、前記決定された通信端末装置の各々に対して、前記分割手段によって分割された区間のいずれかの前記区間を割り当てる割当手段と、前記割当手段によって前記区間が割り当てられた前記通信端末装置に、前記画像識別データと、前記割り当てられた区間を示す区間データとを含む取得指示データを、に送信する送信手段、前記区間が割り当てられた前記通信端末装置から、前記区間データが示す区間に基づく前記画像データを取得する画像データ取得手段、及び、前記取得された画像データを表示手段に表示させる表示制御手段、として機能させることを特徴とするプログラム

技術分野

0001

本発明は、カラオケ装置及びプログラムに関する。

背景技術

0002

近年、伴奏のみからなるカラオケデータ再生し、当該再生されたカラオケデータに併せてユーザがカラオケは、娯楽趣味として認知されている。

0003

また、最近では、インターネットの普及と、携帯電話機スマートフォンに代表される通信端末装置の高機能化とに伴い、カラオケ装置を利用するユーザが所持する通信端末装置を用いて、インターネット上のサーバ装置から画像データを取得し、当該取得された画像データを通信端末装置からカラオケ装置に出力し、当該画像データをカラオケ装置のモニタ上に表示させるカラオケ装置も登場している(例えば、特許文献1)。

0004

このカラオケ装置においては、通信端末装置から出力される画像データが、モニタ上に表示される楽曲歌詞背景として表示されるため、ユーザは、自身の嗜好合致する画像を見ながら、カラオケに興じることができる。

先行技術

0005

特開2015−191035号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1に記載のカラオケ装置において、スマートフォン等の通信端末装置を用いてインターネット上のサーバ装置から画像データを取得する場合には、データ通信量に応じた通信費が発生するケースがある。

0007

このため、複数人のユーザからなるグループにてカラオケに興じる際に、カラオケの実施時にモニタに表示される画像データを、一部のユーザの通信端末装置のみを利用して取得し、カラオケ装置に出力させると、画像データの取得に利用された通信端末装置のユーザの負担が大きくなる可能性があり、ユーザ間に不均衡が発生することも多い。

0008

本発明は、課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数のユーザによってカラオケ装置を利用する場合に、外部から取得される画像データ関し、ユーザ間の公平性通信コストの低減を確保することが可能なカラオケ装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

課題を解決するため、本発明は、複数の通信端末装置と通信可能なカラオケ装置であって、楽曲の再生中に表示させる画像データを識別する画像識別データを少なくとも含む設定データ受け付ける受付手段と、前記楽曲のカラオケデータを取得するカラオケデータ取得手段と、通信可能な前記通信端末装置を決定する決定手段と、前記決定された通信端末装置の数を算出する算出手段と、前記楽曲の再生時間及び前記算出された通信端末装置の数に基づき、前記楽曲の再生時間を複数の区間に分割する分割手段と、前記決定された通信端末装置の各々に対して、前記分割手段によって分割された区間のいずれかの前記区間を割り当てる割当手段と、前記割当手段によって前記区間が割り当てられた前記通信端末装置に、前記画像識別データと、前記割り当てられた区間を示す区間データとを含む取得指示データを、に送信する送信手段と、前記区間が割り当てられた前記通信端末装置から、前記区間データが示す区間に基づく前記画像データを取得する画像データ取得手段と、前記取得された画像データを表示手段に表示させる表示制御手段と、を備える。

発明の効果

0010

本発明は、複数のユーザによってカラオケ装置を利用する場合であって、例えば、画像データを外部から取得し、モニタに表示させる場合に、カラオケ装置と通信可能な状態にある通信端末装置の数に応じて、取得する画像データを分割して各ユーザの通信端末装置によって取得させることができる。

0011

したがって、本発明は、外部から画像データを取得する場合に、当該画像データの取得時に通信費用、又は。通信上の制限等の通信コストが発生する可能性があるため、複数のユーザによってカラオケ装置を利用する場合には、原則、画像データを外部データから取得する負担を各ユーザの間にて公平化することができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明に係るカラオケ通信システムにおける一実施形態の構成を示すシステム構成図である。
一実施形態のカラオケ通信システムにおいて、各ユーザの通信端末装置と各通信端末装置に割り当てられる区間の関係を示す図である。
一実施形態におけるカラオケ通信システムの動作概要を示す概念図である。
一実施形態のカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
一実施形態のカラオケ装置に設けられる記憶部に格納されるアクセスユーザデータの一例を示す図である。
一実施形態のカラオケ装置に設けられる記憶部に格納される予約リストデータの一例を示す図である。
一実施形態の通信端末装置の構成を示すブロック図である。
一実施形態のカラオケ装置によって実行されるカラオケデータの再生処理メイン処理)を示すフローチャート(その1)である。
一実施形態のカラオケ装置によって実行されるカラオケデータの再生処理(メイン処理)を示すフローチャート(その2)である。
一実施形態のカラオケ装置によって実行されるカラオケデータの再生処理(通常表示再生処理)を示すフローチャートである。
一実施形態のカラオケ装置によって実行されるカラオケデータの再生中における、外部から取得された画像データの表示処理を示すフローチャートである。

実施例

0013

以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、複数の通信端末装置と、各通信端末装置と通信可能なカラオケ装置と、を備えるカラオケ通信システム又は当該カラオケ装置に対して本願のカラオケ装置及びそのプログラムを適用した場合の実施形態である。

0014

[1]カラオケ通信システム
[1.1]カラオケ通信システムの概要
まず、図1を用いて本実施形態のカラオケ通信システム1の概要について説明する。なお、図1は、本実施形態におけるカラオケ通信システム1の構成を示すシステム構成図である。

0015

以下の説明においては、図が煩雑になることを防止するために、図1においては、一部のユーザ、一部の遊興施設(以下、「店舗」という。)50、携帯型の通信端末装置(以下、「通信端末装置」という。)20、及び、カラオケ装置10のみを示している。すなわち、実際のカラオケ通信システム1においては、各図に示しているよりも多数のカラオケ装置10、ユーザ、通信端末装置20及び店舗50が存在している。

0016

本実施形態のカラオケ通信システム1は、例えば、複数のカラオケルームから構成される店舗50に設置されるカラオケ装置10と、カラオケ装置10と連携して各種機能を実行する複数の通信端末装置20と、ネットワークNに接続される管理サーバ装置30と、ネットワークNに接続された外部記憶装置40と、を有し、ユーザに対してカラオケに関するサービス(以下、「カラオケ提供サービス」という。)を提供するシステムである。

0017

また、本実施形態のカラオケ通信システム1は、複数のカラオケデータがデータベース化されており、データベース化されたカラオケデータを再生するためのシステムである。

0018

特に、各カラオケデータには、楽曲データと、各楽曲データに対応しカラオケデータの再生時に表示される歌詞を示す歌詞データと、が少なくとも含む。カラオケ通信システム1は、ユーザが選曲したカラオケデータを再生と、歌詞を表示と、を構成するシステムである。

0019

そして、カラオケ通信システム1は、楽曲データの再生中に、歌詞とカラオケ装置10や外部記憶装置40に記憶される画像データに基づいた画像とを表示する構成を備えるシステムである。

0020

また、カラオケ通信システム1は、カラオケ装置10を利用する際に、外部のデータ提供用のサーバ装置(以下、「データ提供サーバ装置」という。)80によって提供された画像データを利用可能な構成を備える。

0021

すなわち、カラオケ通信システム1は、カラオケデータの再生中において、カラオケ装置10に記憶される汎用画像を表示するための汎用画像データに代えて、ユーザの指示の下、通信端末装置20を介してデータ提供サーバ装置80によって提供される画像データを設定し、当該設定された画像データに基づいて、カラオケ装置10(具体的には、後述の表示部115)に歌詞と画像とが表示される構成を備える。

0022

特に、本実施形態のカラオケ通信システム1は、データ提供サーバ装置80によって提供されている画像データをシステム表示部115に表示させる場合には、該当するカラオケデータにおける再生時間(すなわち、楽曲の再生時間)をユーザ数(すなわち、データ提供サーバ装置80から画像データを取得可能な通信端末装置20の数)によって複数の区間に分割し、各通信端末装置20の各々に分割された区間のいずれかの区間を割り当て、当該カラオケデータの再生中に、区間が割り当てられた通信端末装置20から画像データを取得し、取得された画像データをカラオケ装置10に表示させる構成を備える。

0023

なお、図1においては、外部記憶装置40内に記憶された各データベース(以下、「DB」という。)に、カラオケ装置10が、直接アクセスできるよう外部記憶装置40をネットワークNに直接接続する構成例について示しているが、外部記憶装置40は、管理サーバ装置30内に構成されてもよい。

0024

また、ネットワークNは、例えば、携帯電話網を含む公衆電話網と、IP(Internet Protocol)ネットワークが相互接続されて構成される。ただし、当該ネットワークNの構成は、これに限られない。

0025

さらに、外部記憶装置40の管理運営主体は、専用のコンピュータを設けるようにしてもよい。本実施形態においては、説明を具体化するため、管理サーバ装置30によって管理運用されるものとして説明を行う。

0026

データ提供サーバ装置80は、URL等のアドレスに基づいて画像データ等の各種データを提供するサーバ装置である。データ提供サーバ装置80は、従来から利用されているサーバ装置であるので、その説明を省略する。

0027

[1.2]カラオケ通信システムの概要構成
次に、本実施形態のカラオケ通信システムの概要構成について説明する。
本実施形態のカラオケ通信システム1は、
(1)ユーザの所持する携帯端末装置20内に予め記憶される画像データ(以下、「内部画像データ」という。)、及び、
(2)データ提供サーバ装置80に予めアップロードされ、携帯端末装置20を用いたユーザがネットワークNを介して、自由に閲覧及び取得(ダウンロード又はストリーミング送信等)することが可能な状態にある画像データ(以下、「外部画像データ」という。)
を歌詞と表示する画像のデータ(以下、「設定画像データ」という。)として用いることが可能な構成を備える。

0028

そして、これらの画像データの中から1の画像データが、カラオケデータの再生中に表示部115に表示される画像として設定されると、カラオケ装置10は、カラオケデータの再生時に、当該設定された設定画像データの取得元に関するデータ(例えば、URLや内部動画を示すデータ)を含む取得指示データを該当する通信端末装置20に送信し、当該設定画像データを通信端末装置20から取得して、カラオケデータの歌詞データと、設定画像データとを表示させる。

0029

なお、設定画像データは、静止画スライドショー形式にて表示させる画像データであってもよいし、複数のフレーム画像によって構成される動画像データであってもよい。ただし、本実施形態においては、説明を具体化するため、動画像データを用いて説明を行う。

0030

カラオケ装置10は、店舗50にある業務用カラオケ装置の他に、家庭用ゲーム機パーソナルコンピュータなどの装置である。

0031

具体的には、カラオケ装置10は、
(1)ユーザの選曲操作に基づいてカラオケデータを、外部記憶装置40から取得するカラオケデータ取得機能
(2)外部記憶装置40から取得したカラオケデータ、又はカラオケ装置10に予め記憶されるカラオケデータに含まれる楽曲データを再生して楽音を出力させる楽曲再生機能
(3)楽音の出力に伴って、カラオケデータに含まれる歌詞データに基づいて楽曲の歌詞を表示させる歌詞表示機能、
(4)外部記憶装置40などの装置から取得された汎用画像データを、再生中のカラオケデータに同期して表示させる画像表示機能、及び、
(5)管理サーバ装置30と複数の通信端末装置20とを連動して、各通信端末装置20とカラオケ装置10とを通信可能にする登録機能、及び、
(6)(4)の画像機能に代えて、通信端末装置20によって、又は、通信端末装置20を介してデータ提供サーバ装置80から提供された画像データと歌詞とを表示させる設定画像表示機能
等の各種機能を備える。

0032

特に、カラオケ装置10は、(7)の設定画像表示機能としては、
(7A)カラオケ装置10と通信設定を行った複数の通信端末装置20のうち、設定画像データを出力可能な状態にある通信端末装置20及びその数を決定する決定機能、及び、
(7B)カラオケデータの再生中に、決定した通信端末装置20のうち、該当する通信端末装置20から設定画像データを分割によって取得する画像データ取得機能、
を有し、通信端末装置20から取得した設定画像データの画像と歌詞とを表示させる構成を備える。

0033

また、カラオケ装置10は、再生されるカラオケデータの楽曲IDとともに、携帯端末装置20、又は、図示しないリモコンと連動して予約処理を実行したユーザ(以下、「予約ユーザ」という。)のユーザ識別データ(すなわち、ユーザID)、又は、他のユーザのユーザIDを、歌唱ユーザ識別データ(以下、「歌唱ユーザID」という。)として記憶する。カラオケ装置10は、楽曲IDが示すカラオケデータの再生順が規定された予約リストのデータ(以下、「予約リストデータ」という。)を生成し、又は、既に生成した予約リストデータに追加し更新する予約処理を実行する構成を備える。

0034

なお、本実施形態においては、再生順が規定された各楽曲IDに対応付けて再生されるカラオケデータを予約データという。すなわち、予約リストデータは、複数の予約データのリストである。

0035

通信端末装置20は、例えば、スマートフォン、携帯用電話機及びタブレット型のデータ通信端末装置等の端末装置であり、ユーザが携帯可能(持ち運び可能)な端末装置である。

0036

具体的には、通信端末装置20は、XML(eXtensible Markup Language)、又は、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)等のマークアップ言語によって記述されているリソースデータをURLに基づいて取得し、当該取得したリソースデータに基づいて、画像の表示、音の再生及びデータ通信を行うブラウジング機能を備える。

0037

また、通信端末装置20は、タッチパネル機能を備え、カラオケ装置10の操作用アプリケーションを実行する。

0038

なお、操作用のアプリケーションは、演奏する楽曲の選曲、カラオケデータの再生と中止採点機能起動指示と表示と中止と、などカラオケ装置10の各種の操作をさせることが可能なアプリケーションである。

0039

なお、この操作用のアプリケーションは、選曲に必要な楽曲IDを含む楽曲選曲用のデータを含んでもよく、当該楽曲選曲用のデータを管理サーバ装置30から取得する構成であってもよい。

0040

特に、本実施形態においては、操作用のアプリケーションは、
(1)設定画像を設定する機能を備え、ユーザの入力操作に基づいて通信端末装置20に記録された画像データの一覧を表示させる機能、
(2)データ提供サーバ装置80上の外部画像データについて、ユーザの設定したキーワード等の画像に関するデータに基づいて、関連する画像データのURL(すなわち、後述する外部画像アドレス)、タイトル、時間長、サムネイル画像等の各データを含む外部画像データを取得して、当該外部画像データの一覧を表示させる機能、及び、
(3)ユーザによって当該一覧から1の画像データを決定する機能、
を備える。

0041

また、通信端末装置20は、タッチパネルに表示された画像にユーザによってタッチ操作が実行されると、当該タッチ操作によってタッチされた画像に対応付けられている操作指示を決定し、当該決定された操作指示を受け付ける構成を備える。

0042

さらに、通信端末装置20は、カラオケ装置10から送信された操作指示に基づいて、カラオケデータの再生中に設定画像データをデータ提供サーバ装置80から取得しつつ、カラオケ装置10に送信する構成を備える。

0043

管理サーバ装置30は、外部記憶装置40を管理し、カラオケ通信システム1にてユーザに提供されるカラオケ提供サービスを含む各種のサービスを管理し、POS(POINTOF SALE)システムの機能を備えるサーバ装置である。

0044

特に、管理サーバ装置30は、外部記憶装置40に記憶されたユーザに関するデータ(以下、「ユーザ管理データ」という。)やカラオケデータの各種データを管理する。管理サーバ装置30は、カラオケ装置10及び通信端末装置20からの指示に基づいて、指示された各種データを外部記憶装置40から読み出してカラオケ装置10又は通信端末装置20に送信する構成を備える。

0045

外部記憶装置40は、HDDハードディスクドライブ)、又は、SSD(ソリッドステートドライブ)等の記憶領域により構成される。外部記憶装置40は、記憶領域内ユーザ管理DB401及びカラオケデータ用DB402が構築され、管理サーバ装置30によって管理運用される。

0046

ユーザ管理DB401は、カラオケ装置10を利用するユーザのユーザ管理データであって、外部記憶装置40に記憶される。

0047

具体的には、ユーザ管理データは、各ユーザを識別するユーザID、ユーザ名、性別年齢メールアドレス、お気に入り画像及び各ユーザが携帯する携帯端末装置20を識別するためのID(以下、「端末ID」という。)など、ユーザに関するデータである。

0048

カラオケデータ用DB402は、「邦楽」、「J-POP」、又は「ロック」等、カラオケデータの階層的な楽曲ジャンルを示すジャンルデータと、各カラオケデータを識別する楽曲IDと、楽曲タイトル(楽曲名)と、歌手名(アーティスト名)と、画像のジャンルを示す画像ジャンルデータとを含む複数のカラオケデータが外部記憶装置40に記憶されるデータベースである。なお、一部のカラオケデータは、カラオケ装置10に記憶されてもよい。

0049

また、カラオケデータには、カラオケ用の楽曲データと、楽曲データの再生に同期して表示させる歌詞データと、当該歌詞データの表示制御を行う制御データとが含まれる。

0050

さらに、カラオケ用の楽曲データには、複数の楽器演奏音再生制御するためのMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データ、Aメロ、Bメロ、サビなど楽曲の構成を示す楽曲構成データ、歌パート基準音キー)の音高を示す音高データ、及びメロディガイドするためのガイドメロディデータなどが含まれる。

0051

[1.3]カラオケ通信システムの原理(設定画像表示機能の原理)
次に、図2を用いて本実施形態のカラオケ通信システム1における設定画像表示機能について説明する。なお、図2は本実施形態のカラオケ通信システム1の設定画像表示機能において、複数のユーザの通信端末装置20に対し、楽曲の演奏時間を分割して得られる区間を割り当てる場合の一例を示す概念図ある。

0052

本実施形態のカラオケ装置10は、ユーザの指示に基づいて、データ提供サーバ装置80から設定画像データを取得し、設定画像を表示部115に表示させる場合に、通信端末装置20によって設定された設定画像の格納先を示す外部画像アドレスを含む画像識別データと楽曲IDとを取得し、かつ、取得された楽曲IDに基づいて、画像識別データを予約リストデータの該当する予約データに追加し、予約リストデータを更新する構成を備える。

0053

そして、カラオケ装置10は、カラオケデータの再生開始時、又は、カラオケデータの再生開始よりも所定時間前のタイミングにおいて、予約リストデータの画像識別データに基づき、当該通信端末装置20を介してデータ提供サーバ装置80から設定画像データを取得し、当該設定画像データが示す設定画像と、歌詞とを表示させる。

0054

特に、このように設定画像データの設定画像と歌詞とを表示させるにおいて、複数のユーザによってカラオケ装置10を利用される場合、設定画像データの取得を通信コストにおける公平性の観点から、カラオケ装置10は、図2に示すように、設定画像データを表示させる。カラオケ装置10は、カラオケデータの総演奏時間を複数の区間に分割し、各ユーザの通信端末装置20に各区間を割り当てる。カラオケ装置10は、通信端末装置20から区間毎に表示される設定画像データを取得する。通信端末装置20は、割り当てられた区間に該当する設定画像データを取得し、設定画像データをカラオケ装置10に送信する。

0055

すなわち、カラオケ装置10は、データ提供サーバ装置80上の画像データを利用する場合には、当該画像データの取得時に通信費用、又は、通信上の制限などの通信コが発生する可能性があるため、複数のユーザによってカラオケ装置10を利用する場合は、原則、画像データをデータ提供サーバ装置80から取得する負担を各ユーザ間にて公平化するための構成を備える。

0056

その一方で、例えば、電池切れになっている場合、又は、通信上の競合が発生している等の理由によって、画像データの取得時に、通信端末装置20とカラオケ装置10との間において通信が確立できない場合がある。

0057

すなわち、全ての携帯端末装置20は、必ずしもカラオケ装置10に設定画像データを出力することができる状態にあるとは限らない。

0058

そこで、本実施形態のカラオケ装置10は、各ユーザが所持する通信端末装置20の中で、カラオケ装置10に設定画像データを出力できる状態である通信可能の通信端末装置20を管理し、当該通信端末装置20の数に応じて、カラオケデータにおける楽曲データを複数の区間に分割して、各区間を当該通信端末装置20に割り当てる。

0059

そして、カラオケ装置10は、該当するカラオケデータの再生開始時刻、又は、当該カラオケデータの再生中における当該カラオケデータの再生時刻を基準とした各区間の開始時刻及び終了時刻を含む区間データと、画像識別データと、を含む取得指示データを各通信端末装置20に送信する。カラオケ装置10は、取得指示データに基づいて、それぞれの通信端末装置20から該当する区間における設定画像データを取得する。

0060

また、本実施形態の各通信端末装置20は、取得指示データを受信すると、取得指示データに含まれる区間データの開始時刻及び終了時刻に基づいて、データ提供サーバ装置80から、設定画像データを取得する。

0061

具体的には、各通信端末装置20は、各区間の開始時刻、終了時刻、及び時間長に沿って定められた開始時刻(以下、「区間開始時刻」という。)から終了時刻(以下、「区間終了時刻」という。)までの画像データ(以下、「区間画像データ」という。)を、画像データにおける時間軸を基準にデータ提供サーバ装置80から取得する。

0062

そして、各通信端末装置20は、取得された区間画像データをカラオケ装置10に送信する。特に、本実施形態においては、カラオケ装置10によって区間画像データをストリーミング再生するために、各通信端末装置20は、取得された区間画像データをカラオケデータの再生に合わせて、カラオケ装置10に送信する。

0063

例えば、6人のユーザによってカラオケ装置10を利用している場合であって、
(1)通信端末装置20において、ユーザA、ユーザB、ユーザC、ユーザDの各ユーザの所持する4台の通信端末装置20が、カラオケ装置10と通信可能であって、カラオケ装置10に区間画像データを出力できる状況、及び、
(2)カラオケデータの再生時間が4分であって場合、カラオケデータの再生に合わせて、4分以上(例えば、5分30秒)の画像データが、当該カラオケデータの再生中に表示される場合を想定する。

0064

カラオケ装置10は、例えば、図2に示すように、カラオケデータの再生時間を、4つの均等な時間長(すなわち、同一の時間長「1分」の区間)に分割し、分割された時間長である各区間(すなわち、区間1から区間4)をユーザA、ユーザB、ユーザC、ユーザDの各通信端末装置20に割り当てる。

0065

そして、カラオケ装置10は、各区間における区間開示時刻到来前までに、各通信端末装置20に、カラオケデータの再生開始時刻、又は、再生中のカラオケデータの再生時刻を基準とした各区間の区間開始時刻及び区間終了時刻を示す区間データと、画像識別データとを含む取得指示データを送信する。

0066

特に、カラオケ装置10は、
(1)区間1については、ユーザAの通信端末装置20を介して、データ提供サーバ装置80から画像データの先頭時刻である「0:00」から「1:00」までの区間(以下、「再生区間」という。)における区間画像データを取得し、
(2)区間2については、ユーザBの通信端末装置20を介して、データ提供サーバ装置80から画像データの「1:01」から「2:00」までの再生区間における区間画像データを取得し、
(3)区間3については、ユーザCの通信端末装置20を介して、データ提供サーバ装置80から画像データの「2:01」から「3:00」までの再生区間における区間画像データを取得し、
(4)区間4については、ユーザDの通信端末装置20を介して、データ提供サーバ装置80から画像データの「3:01」から「4:00」までの再生区間における区間画像データを取得する。

0067

そして、カラオケ装置10は、各再生区間において取得された区間画像データの画像と、歌詞とを表示させる。

0068

なお、カラオケ装置10は、各再生区間の区間開始時刻に通信端末装置20から区間画像データを取得することができれば、取得指示データが送信されるタイミングは限定されない。

0069

また、4台の通信端末装置20に対して4つの均等な同一時間長の区間を割り当てたが、例えば、信速度が速い通信端末装置20の時間長を長くするなどデータ提供サーバ装置80と通信端末装置20と通信規格や通信速度の通信環境に基づいて、割り当てる区間の時間長を替えてもよいし、5以上に分けた区間を4台の通信端末装置20に割り当ててもよい。

0070

このような構成を備えることによって、本実施形態のカラオケ通信システム1は、複数のユーザによってカラオケ装置10を利用する場合であって、例えば、外部サイトから取得された外部画像データをカラオケ装置10の表示部115に表示させる場合に、カラオケ装置と通信可能な状態にある通信端末装置20の数に基づいて、画像データを分割して各ユーザの通信端末装置20を介して取得させることができる。

0071

したがって、本発明は、本実施形態のカラオケ通信システム1は、外部画像データを取得させる場合に、当該外部画像データの取得時に通信費用、又は、通信上の制限などの通信コストが発生する可能性があるため、複数のユーザによってカラオケ装置10を利用する場合には、画像データをデータ提供サーバ装置80から取得する負担を各ユーザ間にて公平化することができる。

0072

[1.4]カラオケ通信システムの動作概要
次に、図3を用いつつ、本実施形態のカラオケ通信システム1の概要動作について説明する。なお、図3は、本実施形態のカラオケ通信システム1において実行される動作概要を示す概念図である。

0073

まず、画像を設定する画像設定ユーザの通信端末装置20は、既に生成されている予約リストデータをカラオケ装置10から取得し、当該取得した予約リストデータ及び画像設定ユーザの操作入力に基づいて、決定されたカラオケデータの再生中に表示させる画像データを識別する画像識別データ(すなわち、データ提供サーバ装置80から画像データを取得するためのURLなどの外部画像アドレスを含むデータ)を含む設定データを送信する(図3の[1])。

0074

そして、カラオケ装置10は、画像設定ユーザの通信端末装置20から設定データを受け付けると、当該設定データに含まれる画像識別データ、カラオケデータを識別する楽曲ID、及び、当該カラオケデータの楽曲を歌唱する歌唱ユーザを識別する歌唱ユーザIDを関連付けて予約リストデータの該当する予約データに追加し更新する(図3の[2])。

0075

一方、カラオケ装置10は、予約リストデータにおける再生対象のカラオケデータの再生準備を行う再生準備タイミングにおいて、通信可能状態における通信端末装置20を決定し、通信端末装置20の数を算出する(図3の[3])。

0076

そして、カラオケ装置10は、該当するカラオケデータを図2に例示するように算出された通信可能の通信端末装置20の数に、複数の区間にカラオケデータの再生時間を分割し、各区間を当該各通信端末装置20に割り当てる(図3の[4])。

0077

また、カラオケ装置10は、当該再生準備タイミングにおいて、当該予約リストデータの楽曲IDに基づいて、楽曲データが含まれるカラオケデータを外部記憶装置40から取得する(図3の[5])。

0078

そして、カラオケ装置10は、当該再生準備タイミング、又は、当該カラオケデータの再生中における所定のタイミング(具体的には、各区間の区間開始時刻)に、カラオケデータの再生開始時刻又は再生中のカラオケデータの再生時刻を基準とした各区間の区間開始時刻及び区間終了時刻を示す区間データと、画像識別データとを含む取得指示データを該当する通信端末装置20に送信する(図3の[6])。

0079

一方、通信端末装置20は、取得指示データを受信すると、当該取得指示データに含まれる区間データと、画像識別データとに基づいて、データ提供サーバ装置80に区間画像データの取得要求を示す画像取得要求データを送信する(図3の[7])。

0080

他方、データ提供サーバ装置80は、通信端末装置20から送信された画像取得要求データに基づいて、区間画像データをユーザの通信端末装置20に送信する(図3の[8])。

0081

そして、通信端末装置20は、データ提供サーバ装置80から、カラオケデータの再生開始時刻、又は、該当する再生区間の区間開始時刻までに、該当する再生区間の区間画像データを取得して、カラオケ装置10に出力する(図3の[9])。

0082

また、カラオケ装置10は、外部記憶装置40から取得されたカラオケデータを再生する。そして、カラオケ装置10は、当該カラオケデータの再生中に、取得指示データに基づいてユーザの通信端末装置20から送信された区間画像データを取得しつつ、当該取得された区間画像データに基づいて表示させる(図3の[10])。

0083

なお、カラオケ装置10は、カラオケデータの再生開始のタイミングに合わせて、各通信端末装置20から各区間画像データを取得する場合に、各通信端末装置20に取得指示データを当該再生開始時刻、又は、各再生区間の開始時刻までに送信し、当該カラオケデータの再生中に、各通信端末装置20から各区間画像データを取得する。

0084

なお、カラオケ装置10は、データ提供サーバ装置80によって提供されている外部画像データに代えて、いずれかの通信端末装置20に記憶される内部画像データを、カラオケデータの再生時に利用してもよい。

0085

[2]各装置の具体的な構成
[2.1]カラオケ装置
次に、図4図6を用いて本実施形態のカラオケ装置10について説明する。なお、図4は、本実施形態のカラオケ装置10の構成を示すブロック図であり、図5は、記憶部119に記憶されるアクセスユーザデータの一例を示す図である。また、図6は、記憶部119に記録される予約リストデータの一例を示す図である。

0086

本実施形態のカラオケ装置10は、図4に示すように、ネットワークNを介してカラオケデータ及び画像データ等を取得するための通信を行う通信制御部111と、マイクMから出力された音声信号に対して所定の処理を行うことによって音声データを生成する音声入力処理部112と、カラオケデータを再生するカラオケ再生部113と、再生されたカラオケデータに対応する楽音をスピーカSPに拡声させる拡声処理部114と、を備えている。

0087

また、カラオケ装置10は、表示部115と、表示部115を制御する表示部制御部116と、通信端末装置20と近距離無線通信規格に従った通信を行う近距離無線通信部117と、各部を統合的に制御する制御部118と、各機能を実現するための各種データが記憶される記憶部119と、現在日時を決定し、又は、ストップウォッチとして機能するタイマ130と、各機能を実現するための処理を実行するデータ処理部120と、を備えている。

0088

そして、カラオケ装置10は、スピーカSP及びマイクMを備え、制御部118を中心にバスや所定の伝送ラインによって接続されている。

0089

なお、例えば、本実施形態の通信制御部111は、データ処理部120と連動して、本発明の「カラオケデータ取得手段」を構成し、表示部制御部116は、データ処理部120と連動して、本発明の「表示制御手段」及び「通知手段」を構成する。また、近距離無線通信部117は、制御部118と連動して「受付手段」及び「検出手段」を構成する。

0090

通信制御部111は、制御部118の制御の下、ネットワークNを介して管理サーバ装置30と通信を構築し、各種データの授受を行う。

0091

特に、通信制御部111は、近距離無線通信部117を介して通信端末装置20からの予約データに含まれる楽曲IDに基づいて、楽曲IDに対応する楽曲データを含むカラオケデータを管理サーバ装置30から取得する処理を実行する。そして、通信制御部111は、取得されたカラオケデータをカラオケ再生部113に供給する。

0092

カラオケ再生部113は、MIDI音源を有し、制御部118の制御の下、管理サーバ装置30を介して外部記憶装置40から取得(ダウンロード)されたカラオケデータに含まれる楽曲データに基づいてMIDI音源を制御する楽曲再生処理を行い、楽音データを生成する。

0093

そして、カラオケ再生部113は、楽曲再生処理によって生成された楽音データを拡声処理部114に出力する。

0094

拡声処理部114は、制御部118の制御の下、カラオケ再生部113から出力された楽音データをアナログ形式オーディオ信号に変換する処理及び変換されたオーディオ信号を所定のレベル増幅してスピーカSPに出力する処理を行う。

0095

なお、スピーカSPは、カラオケ装置10が設けられた設置場所によって適した複数のスピーカユニットによって構成されるスピーカシステムによって構成されている。また、拡声処理部114にて、残響処理等の各種信号処理を施し、当該信号処理後のオーディオ信号をスピーカSPから出力させる構成としてもよい。

0096

表示部115は、例えば、有機EL(Electro−Luminescence)素子液晶表示素子、又は、CRT(Cathode Ray Tube)によって構成され、表示部制御部116の制御に従って画像データの画像を表示する。

0097

具体的には、表示部115は通信端末装置20から供給される区間画像データと、歌詞データと、に基づいて画像と歌詞とが重畳された画像を表示する。

0098

表示部制御部116は、制御部118及びデータ処理部120の制御の下、歌詞データ及び画像データに基づく表示処理を実行し、歌詞と画像が重畳された画像を表示するための表示用データを生成して表示部115に出力する。

0099

近距離無線通信部117は、赤外線受光部、又は、所定の通信規格に従ったアンテナを有し、IrDA(Infrared data Association)等の赤外線通信、又は、bluetooth(登録商標),IEEE802.15.4、無線LAN等の近距離無線通信規格に従い、通信端末装置20とデータの授受を行う。

0100

例えば、近距離無線通信部117は、通信端末装置20から送信された命令コマンドをバスに出力する。

0101

また、例えば、近距離無線通信部117は、通信端末装置20から設定データなどの各種データを受信すると、受信したデータをバスに出力するとともに、データ処理部120による制御の下、通信端末装置20に対して取得指示データを送信する。

0102

なお、通信端末装置20とカラオケ装置10との間の通信は、ネットワークNや管理サーバ装置30を介して実行してもよい。

0103

制御部118は、主に図示せぬ中央演算処理装置(CPU)、キャッシュメモリ、及びRAMによって構成され各部を統合的に制御する。また、制御部118は、各部と連動しつつ、各機能を実現するための処理を実行する。

0104

特に、制御部118は、近距離無線通信部117と連動して、記憶部119にデータの記憶及び読み出しを行い、カラオケデータを予約するための予約処理及び画像設定受付機能を実現するための画像設定処理を実行する。

0105

記憶部119は、例えばHDDやSSD(Solid State Drive)などの記憶領域にデータが記憶される。記憶領域内には、図6に示すアクセスユーザデータと、図7に示す予約リストデータとが記憶される。

0106

アクセスユーザデータは、店舗50において1台のカラオケ装置10によって同時にカラオケを興じるユーザの通信端末装置20であって、ユーザの通信端末装置20を管理するためのデータである。

0107

特に、アクセスユーザデータには、例えば、図5に示すように、カラオケ通信システム1のサービスにログインしている各ユーザに対応するユーザIDと、ユーザ名と、関連付けフラグのデータと、端末IDと、が対応付けられたデータが記憶部119に記録される。

0108

また、本実施形態の関連付けフラグのデータとは、各ユーザの所持する通信端末装置20が、カラオケ装置10に対して、画像データを出力できる状態にあるか否かを示すデータであり、画像データを出力可能な通信端末装置20を備える各ユーザに対応する。

0109

例えば、関連付けフラグのデータは、カラオケ装置10と通信端末装置20とが通信可能である場合、ONデータ(図5において「○」)が設定される。関連付けフラグのデータは、カラオケ装置10と通信端末装置20とが通信不能である場合、OFFデータ図5において「×」、以下、フラグについては、「○」をON、「×」をOFFとする)が設定される。

0110

予約リストデータは、予約されたカラオケデータを管理するため、予約を行ったユーザ(歌唱ユーザ)のユーザIDと、当該ユーザによって予約されたカラオケデータの楽曲IDとが対応付けられた予約データを、予約順リスト化されたリストデータである。

0111

例えば、予約リストデータには、図6に示すように、
(1)再生順を示すナンバーと、
(2)当該ナンバーで再生するカラオケデータを識別するための楽曲IDと、
(3)当該楽曲IDが示すカラオケデータの楽曲を歌唱するユーザ(歌唱ユーザ)を識別するための歌唱ユーザIDと、
(4)当該楽曲IDが示すカラオケデータの再生中に表示させる画像データを識別するための画像識別データと、
(5)当該画像識別データが示す画像データを設定したユーザ(画像設定ユーザ)を識別するための画像設定ユーザIDと、
が対応付けられた予約リストデータが、記憶部119に記憶される。

0112

特に、画像識別データには、図6に示すように、
(4A)対象の画像データが通信端末装置20以外の外部装置から取得する外部画像データであるか否かを示す外部画像フラグのデータと、
(4B)外部画像データの場合における画像データの所在を示す外部画像アドレスと、
(4C)対象の画像データが通信端末装置20に記憶される内部画像データであるか否かを示す内部画像フラグのデータと、
が含まれている。

0113

また、本実施形態において、画像データは動画像データであり、また、画像識別データにおける外部画像アドレスは、動画像データが記憶される所在を示すデータである。外部画像アドレスは、URLである。

0114

さらに、新たに予約処理がされた場合には、当該予約リストデータの最後にカラオケデータの楽曲ID等の予約データが追加される。

0115

なお、外部画像データとは、データ提供サーバ装置80上の画像データを示し、内部画像データとは、通信端末装置20内に記憶された画像データを示す。外部画像データ、又は、内部画像データのフラグのデータを保持しない予約データの場合、カラオケ装置10の記憶部119内に記憶される汎用画像データを用いることを示す。

0116

記憶部119には、各機能を実現するための処理を実行する際に利用されるプログラムを記憶する。

0117

データ処理部120は、制御部118と同一、又は、独立したCPU、及びカラオケ装置10の駆動に必要な各種のプログラムが記憶され、かつワークエリアとして用いられるROM/RAM121により構成される。

0118

また、データ処理部120は、ROM/RAM121に記憶されるアプリケーションを実行することによって、取得部122と、登録部123と、指示部124と、区間設定部125と、を実現する。

0119

なお、例えば、本実施形態の取得部133は、近距離無線通信部117と連動して、本発明の「受付手段」、「送信手段」及び「画像データ取得手段」を構成するとともに、区間設定部125は、「特定手段」、「算出手段」、「分割手段」及び「割当手段」を構成する。

0120

取得部122は、処理を実行するために必要な各種データを取得する。具体的には、取得部122は、近距離無線通信部117と連動して、カラオケデータの再生中に表示させる画像識別データを含む設定データを通信端末装置20から受け付ける受付処理を実行する。

0121

登録部123は、記憶部119に各種データを登録させる。具体的には、登録部123は、取得部122が取得したデータに基づいて、記憶部119内のアクセスユーザデータに追加するアクセスユーザ追加処理を実行する。また、登録部123は、取得部122が取得したデータに基づいて、記憶部119内の予約リストデータの該当する予約データに追加する予約リストデータ追加処理を実行する。

0122

指示部124は、近距離無線通信部117と連動して、各種指示を生成し、当該指示を外部の装置に送信する。具体的には、指示部124は、取得指示データを生成し、生成され取得指示データを通信端末装置20に送信させる指示送信処理を実行する。

0123

区間設定部125は、再生対象となるカラオケデータの再生時間に基づき、該当するカラオケデータの再生時間を複数の区間に分割し、通信可能な通信端末装置20毎の区間画像データの取得管理を実行させる外部画像取得管理データを生成する。

0124

[2.2]カラオケ装置10において実行される各処理
次に、本実施形態のカラオケ装置10において実行される各処理の詳細について説明する。

0125

(アクセスユーザ追加処理)
登録部123は、各ユーザが所有(操作)する通信端末装置20とカラオケ装置10とを通信可能に設定するため、
(1)近距離無線通信部117を介して、通信端末装置20からユーザのユーザID及び当該通信端末装置20を識別する端末IDを含む利用登録指示を直接取得し、
(2)ユーザの指示に基づいて、カラオケ提供サービスを介して管理サーバ装置30から通信設定の登録を希望するユーザIDを取得し、
(3)(1)のユーザIDと(2)のユーザIDとを照合し、
(4)ユーザIDが一致する場合に、該当する端末IDによって識別される通信端末装置20を、当該カラオケ装置10と通信可能に設定する。

0126

そして、登録部123は、ユーザID、ユーザ名及び端末IDを、記憶部119内のアクセスユーザデータに追加する。

0127

例えば、取得部122がユーザID「User001」と、ユーザ名「AAA」と、端末ID「M001」と、を含む利用登録指示を取得した場合、登録部123は、図4に示すように、アクセスユーザデータのユーザIDの欄に「User001」を、ユーザ名の欄に「AAA」を、端末IDの欄に「M001」を関連付けて追加し、アクセスユーザデータを更新する。

0128

登録部123は、予め定められたタイミング毎に、アクセスユーザデータに登録された通信端末装置20と通信を実行し、通信可能であるか否か、すなわち画像データを出力可能な通信端末装置20であるか否かを判定する。

0129

例えば、登録部123は、近距離無線通信部117を介して、所定の信号を発信し、当該信号に対する応答信号の有無に基づいて、アクセスユーザデータの各通信端末装置20が通信可能であるか否かを判定する。

0130

また、登録部123は、アクセスユーザデータに登録された各通信端末装置20のうち、通信可能である通信端末装置20においては、該当するアクセスユーザデータにおける関連付けフラグをONに設定する。

0131

例えば、図5に例示する場合には、5人のユーザの所持する通信端末装置20において「ゲスト1」及び「EEE」のユーザの2人を除く3人のユーザの通信端末装置20が、カラオケ装置10と通信可能であり、設定画像データを出力可能である場合を例示している。

0132

なお、本実施形態の関連付けフラグのデータを決定する処理は任意であり、例えば、ユーザが店舗50のカラオケルームに入室したタイミング、又は、入室後の所定タイミングに、制御部118は、近距離無線通信部117と連動して、各通信端末装置20とカラオケ装置10との通信状態を検出し、各通信端末装置20がカラオケ装置10に設定画像データを出力可能な状態にあるか否かを検出する。

0133

(受付処理)
画像設定ユーザの携帯端末装置20は、予約処理、又は、画像設定データ生成処理を実行する。携帯端末装置20は、生成された楽曲ID及び歌唱者ユーザIDを含む予約データ、又は、楽曲ID及び画像識別データを含む設定データをカラオケ装置10に送信する。

0134

そして、取得部122は、画像設定ユーザの携帯端末装置20から送信された予約データ又は設定データを、近距離無線通信部117を介して受け付ける。

0135

特に、本実施形態の取得部122は、予約処理においては、カラオケ再生部113によるカラオケデータの再生前だけでなく、カラオケ再生部113によってカラオケデータの再生中においても、予約データ、又は、設定データを、受け付ける。

0136

また、取得部122は、予約された楽曲のカラオケデータの再生前に設定データを受け付けるだけでなく、再生中のカラオケデータに対しても設定データを受け付ける。

0137

(予約処理)
受付処理により取得部122が設定データ、又は、予約データを取得すると、登録部123は、取得部122が取得した設定データ又は予約データを記憶部119内の予約リストデータに追加し、更新する。

0138

具体的には、取得部122は、設定データのみ取得した場合には、設定データに含まれる楽曲IDに基づいて予約リストデータ内の該当する予約データを決定し、決定した予約データに設定データの内容を追加する。

0139

また、取得部122は、設定データを予約データとともに取得した場合には、当該予約データを予約リストデータに新たに追加する際に、設定データの内容を追加する。

0140

例えば、取得部122が、楽曲ID「12345」及び歌唱ユーザID「User001」を含む予約データと、外部画像を示す外部画像フラグと、外部画像アドレス「https://○○○○○○○○○○」を含む画像識別データと、画像設定ユーザID「User002」とを含む設定データを取得した場合を説明する。

0141

この場合、登録部123は、図5に示すように、予約リストデータにおける楽曲IDの欄に「12345」を、歌唱ユーザIDの欄に「User001」を、外部画像の欄に「○」を、外部画像アドレスの欄に「https://○○○○○○○○○○」を、画像設定ユーザIDの欄に「User002」を関連付けて追加する。

0142

また、例えば、取得部122が、楽曲ID「12348」及び歌唱ユーザID「User003」を含む予約データを取得した場合を説明する。

0143

この場合、登録部123は、図5に示すように、予約リストデータにおける楽曲IDの欄に「12348」を、歌唱ユーザIDの欄に「User003」を関連付けて追加する。

0144

なお、登録部123は、再生中のカラオケデータに対して画像識別データを有する設定データを取得した場合、すなわち、楽曲IDが無く、画像識別データのみ含まれる設定データを取得した場合には、予約リストデータに追加することなく、その旨を指示部124に指示する。

0145

また、指示部124は、後述するように、再生中のカラオケデータについて設定画像データを表示するための指示送信処理を実行する。

0146

通信制御部111は、制御部118と連動し、予約リストデータの楽曲IDに基づいて、カラオケデータを取得する。具体的には、制御部118は、予約リストデータを参照して、再生対象のカラオケデータ(当該予約リストデータの最先の再生順位を備えるカラオケデータ)の楽曲IDを取得する。通信制御部111は、制御部118によって取得された楽曲IDが示すカラオケデータを管理サーバ装置30から取得する。

0147

例えば、図5の予約リストデータのNo.「1」が再生対象の場合、制御部118は、予約リストデータから楽曲ID「12345」を取得する。通信制御部111は、制御部118によって取得された楽曲ID「12345」が示すカラオケデータを管理サーバ装置30から取得する。

0148

(指示送信処理)
指示部124は、制御部118と連動し、カラオケ再生部113によって再生されるカラオケデータの楽曲IDに関連付けられた歌唱ユーザIDと画像識別データとに基づいて、当該画像識別データが示す画像データを取得させる指示を含む取得指示データを生成し、生成された取得指示データを当該歌唱ユーザIDが示すユーザの通信端末装置20に送信する。

0149

具体的には、指示部124は、記憶部119内の予約リストデータを参照して、再生対象のカラオケデータの楽曲IDに関連付けられた画像識別データを決定する。

0150

また、指示部124は、決定した画像識別データの外部画像フラグ及び内部画像フラグを参照して、当該画像識別データが示す画像データが通信端末装置20以外の外部から取得する外部画像データか、通信端末装置20の内部画像データかを判定する。

0151

外部画像データである場合に、区間設定部125は、登録部123によって決定された通信端末装置20の数を算出し、再生対象となるカラオケデータの再生時間に基づき、該当するカラオケデータの時間軸に基づいて、再生時間を複数の区間に分割する。

0152

また、区間設定部125は、分割された各区間を登録部123によって決定された各通信端末装置20に割り当てて、予め定められた順序(再生順)に基づいて、通信端末装置20毎に、各区間の開始時刻及び終了時刻を示す区間データと、外部画像アドレスと、各通信端末装置20のユーザIDと、該当するカラオケデータの楽曲IDとに対応付けて外部画像取得管理データを生成し、当該生成された外部画像取得管理データをROM/RAM121に記憶する。

0153

なお、予め定められた順序としては、ランダムに決定してもよいし、通信端末装置20のアクセスユーザデータにおける登録順であってもよく、特に限定されない。

0154

指示部124は、記憶部119内のアクセスユーザを参照して、外部画像フラグのデータがONの通信端末装置20がある場合には、
(1)タイマ130と連動して取得されたカラオケデータの再生開始時刻(絶対時刻)を決定し、
(2)当該決定した再生開始時刻と、ROM/RAM121に記憶された外部画像取得管理データと、に基づいて、通信端末装置20毎に該当する通信端末装置20に送信する取得指示データを生成し、
(3)近距離無線通信部117を介して、生成した取得指示データを該当する通信端末装置20に送信する。

0155

特に、指示部124は、各区間の開始時刻及び終了時刻を示す区間データと、外部画像アドレスと、カラオケデータの再生開始時刻と、含む取得指示データを生成する。そして、指示部124は、各区間データが示す開始時刻前までに取得指示データを通信端末装置20に送信させる。

0156

指示部124は、予約リストデータを参照し、画像識別データに基づき、内部画像フラグのデータがONの場合には、画像設定ユーザの通信端末装置20に取得指示データを送信し、取得部122に、通信端末装置20から内部画像データを取得させる。

0157

なお、以下のいずれかの場合、指示部124は、外部記憶装置40に記憶された汎用画像データの要求を行うためのデータ(以下、「汎用取得指示データ」という。)を生成し、生成された汎用取得指示データを、ネットワークNを介して管理サーバ装置30に送信させる。

0158

(1)予約リストデータに画像識別データが記録されていない場合
(2)示す画像データが外部画像データ、又は、内部画像データであり、かつ、該当するユーザの通信端末装置20と通信不能な場合

0159

(楽曲再生処理及び画像表示処理
指示送信処理が完了すると、カラオケ再生部113は、取得部122と連動し、カラオケデータ取得処理によって取得されたカラオケデータに含まれる楽曲データを再生する。

0160

特に、外部画像データを表示させる場合には、カラオケ再生部113は、取得部122と連動し、取得指示データに基づいて、近距離無線通信部117を介して取得指示データに対応した区間画像データを通信端末装置20から受信すると、区間画像データとカラオケデータに含まれる歌詞データとを表示部制御部116に供給し、楽曲の歌詞と、外部画像とを重畳して表示部115に表示させる。

0161

例えば、指示送信処理において該当する通信端末装置20に取得指示データが送信された場合に、該当する通信端末装置20は、画像取得要求データに基づいてデータ提供サーバ装置80から外部画像データをそれぞれ取得し、該当する区間における画像データを区間画像データとしてカラオケ装置10に送信する。

0162

そして、カラオケ再生部113は、取得部122と連動し、カラオケデータの再生中に、当該取得指示データに基づいて各通信端末装置20から送信された各区間画像データを取得しつつ、表示部制御部116を制御して当該取得された区間画像データを表示部115に表示させる。

0163

また、例えば、指示送信処理において内部画像を備える通信端末装置20に内部取得指示データが送信された場合に、内部画像を備える通信端末装置20は、内部取得指示データに基づいて、端末記憶部230に記憶される画像データから表示対象の画像データを決定し、決定された画像データである内部画像データをカラオケ装置10に送信する。

0164

そして、表示部制御部116は、カラオケデータの再生中に、内部取得指示データに基づいて、該当する通信端末装置20から送信された内部画像データを取得しつつ、当該取得されたが内部画像データを表示部115に表示させる。

0165

例えば、指示送信処理において管理サーバ装置30に汎用取得指示データが送信された場合に、管理サーバ装置30は、汎用取得指示データに基づいて、外部記憶装置40のカラオケデータ用DB402から画像データから表示対象の画像データを決定し、決定された画像データである汎用画像データをカラオケ装置10に送信する。

0166

そして、表示部制御部116は、カラオケデータの再生中に、汎用取得指示データに基づいて管理サーバ装置30から送信された汎用画像データを取得しつつ、取得された汎用画像データをシステム表示部115に表示させる。

0167

なお、表示制御部116は、記憶部119に記憶された汎用画像データを用いてもよい。

0168

[2.3]通信端末装置
次に、図7を用いて本実施形態の通信端末装置20の構成及びその動作について説明する。なお、図7は、本実施形態における通信端末装置20の構成を示す構成図である。

0169

本実施形態の通信端末装置20は、図7に示すように、ネットワークNに通信接続されるネットワーク通信部210と、カラオケ装置10と近距離無線通信を行う近距離無線通信部220と、各種のデータを記憶する端末記憶部230と、各処理を実行する端末データ処理部240と、端末表示部250と、端末表示部250に対する画像の表示を制御する端末表示制御部260と、タッチパネルにより構成される操作部270と、端末管理制御部280と、備える。

0170

なお、通信端末装置20の各部は、バスBによって相互に接続されており、データの授受を実行する。

0171

ネットワーク通信部210は、所定のネットワークインターフェースであり、端末データ処理部240及び端末管理制御部280の制御の下、基地BSを介してネットワークNに接続される管理サーバ装置30又はデータ提供サーバ装置80と通信可能であり、管理サーバ装置30又はデータ提供サーバ装置80と種々のデータの授受を行う。

0172

近距離無線通信部220は、IrDA(Infrared data Association)等の赤外線通信、又は、bluetooth(登録商標),IEEE802.15.4、無線LAN等の近距離無線通信規格に従い、カラオケ装置10と近距離無線網を構築し、カラオケ装置10とデータの授受を行う。

0173

なお、通信端末装置20とカラオケ装置10との間の通信は、ネットワークNや管理サーバ装置30を介して実行されてもよい。

0174

端末記憶部230は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリなどにより構成される。

0175

そして、端末記憶部230は、各種のアプリケーションが記憶されるアプリケーション記憶部231と、端末データ処理部240によって生成された設定データが記憶される設定データ記憶部232と、カラオケ装置10から受信した取得指示データが記憶される取得指示データ記憶部233と、操作アプリケーション起動中にワークエリアとして機能するRAM234とを備える。

0176

特に、各種のアプリケーションには、カラオケデータの再生中に表示させる画像データを設定する設定操作を含むカラオケ装置10の操作を行うためのタッチパネル用の操作アプリケーションを含む。

0177

端末データ処理部240は、独立した中央演算処理装置(CPU)によって又は端末管理制御部280の中央演算処理装置(CPU)によって構成され、アプリケーション記憶部231に記録されているアプリケーションに応じて各種データ処理を実行する。

0178

特に、端末データ処理部240は、管理サーバ装置30と連動し、端末記憶部230に記憶されているユーザに関するデータを外部記憶装置40のユーザ管理DB401に追加する処理を実行する。

0179

また、端末データ処理部240は、カラオケ装置10及び管理サーバ装置30と連動し、ユーザの操作入力に基づいて、外部記憶装置40のカラオケデータ用DB402からカラオケ装置10において再生されるカラオケデータを決定する予約処理を実行する。

0180

そして、端末データ処理部240は、カラオケ装置10及び管理サーバ装置30と連動し、カラオケデータを予約する予約データを生成する予約処理、及び、予約されたカラオケデータの再生中に表示させる画像データをカラオケ装置10に設定するための設定データを生成する画像設定データ生成処理を実行する。

0181

(予約処理)
特に、端末データ処理部240において実行される予約処理は、カラオケ提供システム1にログインしていることを前提に、
(A1)ユーザの操作に従って、歌手、楽曲名又はキーワードなどに基づいて楽曲を決定し、
(A2)決定した楽曲の楽曲IDを外部記憶装置40に記憶されるカラオケデータ用DB402から取得し、
(A3)カラオケ装置10と通信可能な1以上の通信端末装置20がリスト化されたアクセスユーザデータから、操作者のユーザID(すなわち、ログインしているユーザの予約ユーザ識別データであって、例えばログインID)を歌唱ユーザIDとして決定し、又は、他のユーザのユーザIDを歌唱ユーザIDとして決定し、
(A4)楽曲IDと歌唱ユーザIDとを含む予約データを生成し、生成された予約データをカラオケ装置10に送信する。カラオケ装置10は、受信された予約データに基づいて、楽曲IDと歌唱ユーザIDとを管理する予約リストデータに追加する。

0182

なお、(A3)の処理においては、端末データ処理部240は、取得したアクセスユーザデータに基づく歌唱ユーザの選択メニューを端末表示部250に表示させてその中から操作者を含め1のユーザのユーザIDを決定してもよいし、ログインしているユーザのユーザIDが自動的に決定されてもよい。

0183

(画像設定データ生成処理)
また、端末データ処理部240において実行される画像設定データ生成処理は、
(B1)カラオケ装置10が備える予約リストデータを取得し、
(B2)ユーザの操作入力に基づいて、カラオケデータの再生中に表示させる画像データを識別する画像識別データ(例えば、URL)を取得し、
(B3)画像設定ユーザIDとして操作者のユーザIDと、取得された画像識別データとを含む設定データを生成する。

0184

なお、端末データ処理部240は、予約データの生成とともに設定画像データを設定する画像設定データ生成処理を実行する場合、又は、再生中のカラオケデータについて設定画像データを表示させるための設定データの画像設定データ生成処理を実行する場合には、予約リストデータを取得せずに、上記の(B2)及び(B3)の処理を実行してもよい。

0185

また、端末データ処理部240は、再生中の楽曲に設定画像データを表示させる場合には、楽曲IDを含まずに画像識別データのみを有する設定データを生成すればよい。

0186

具体的には、端末データ処理部240は、画像識別データを取得する際には、端末表示制御部260及び操作部270と連動させて所定のアプリケーションを実行させ、内部画像データか又は外部画像データかを示すフラグ、内部画像データの場合には記憶されているフォルダ名、及び、外部画像データの場合には外部アドレスを含む設定データを生成する。

0187

なお、端末データ処理部240は、予約処理と画像設定データ生成処理とを同時に実行してもよい。この場合には、端末データ処理部240は、予約処理時に画像設定データ生成処理を実行して予約データとともに設定データを生成し、予約データ及び設定データをカラオケ装置10に送信する。

0188

端末データ処理部240は、カラオケ装置10及び管理サーバ装置30と連動して、通信端末装置20とカラオケ装置10とを通信可能にする設定の各処理を実行する。

0189

端末データ処理部240は、端末管理制御部280による制御の下、端末表示制御部260及び操作部270と連動し、取得指示データに含まれる外部画像アドレスに基づいて、データ提供サーバ装置80から区間画像データを取得し、取得指示データに含まれる区間データに対応した区間画像データをカラオケ装置10に送信させる。

0190

特に、端末データ処理部240は、取得指示データに含まれるカラオケデータの再生開始時刻に基づいて、区間画像データのカラオケ装置10に出力タイミングを設定し、当該出力タイミングが到来した際にカラオケ装置10において区間画像データが再生開始可能に、当該区間画像データをカラオケ装置10に送信させる。または、端末データ処理部240は、取得指示データに含まれるカラオケデータの再生開始時刻と、区間データが開始時刻とに基づいて、区間データが開始時刻に、通信端末装置20からデータ提供サーバ装置80に画像取得要求データを送信する。端末データ処理部240は、データ提供サーバ装置80から取得した区間画像データをカラオケ装置10に送信させる。

0191

そして、端末データ処理部240は、区間終了時刻が到来すると、当該区間画像データの取得及びカラオケ装置10への出力を終了する。

0192

端末表示部250は、所定のサイズ(例えば、5インチ、W480×H960ピクセル)の画像表示領域を有し、液晶素子又はEL(Electro Luminescence)素子のパネルによって構成され、端末表示制御部260において生成された表示データに基づいて所定の画像を表示する。

0193

また、端末表示部250は、操作部270と連動し、カラオケ装置10の各種の操作指示を受け付ける指示画像を表示する。

0194

端末表示制御部260は、端末データ処理部240及び端末管理制御部280の制御の下、端末表示部250に所定の画像を表示させる表示データを生成し、生成された表示データに基づいて当該端末表示部250に所定の画像を表示させる。

0195

操作部270は、各種の確認ボタンと、各操作指令を入力する操作ボタンその他のキーとであって、端末表示部250上に設けられたタッチセンサを備えるタッチパネルによって構成され、カラオケ装置10の各操作を行う際に用いられる。

0196

端末管理制御部280は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、通信端末装置20の全般的な機能及び種々のプログラムを実行するための全般的な機能を総括的に制御する。

0197

特に、端末管理制御部280は、端末データ処理部240によって生成された設定データを、近距離無線通信部220を介してカラオケ装置10に送信させる。

0198

また、端末管理制御部280は、カラオケ装置10から送信された取得指示データを、近距離無線通信部220を介して受信する。そして、端末管理制御部280は、ネットワーク通信部210を介して画像取得要求データがデータ提供サーバ装置80に送信させる。

0199

また、端末管理制御部280は、画像取得要求データに基づいてデータ提供サーバ装置80から送信された区間画像データを、ネットワーク通信部210を介して取得する。そして、端末管理制御部280は、取得した区間画像データを、近距離無線通信部220を介してカラオケ装置10に送信させる。

0200

[3]カラオケ装置の動作
次に、図8図11を用いて本実施形態のカラオケ装置10によって実行されるカラオケデータの再生処理の動作について説明する。

0201

なお、図8及び図9は、本実施形態のカラオケ装置10によって実行されるカラオケデータの再生処理(メイン処理)を示すフローチャート(その1)である。また、図10及び図11は、本実施形態のカラオケ装置10によって実行されるカラオケデータの再生処理の一部の処理であって、通常表示再生処理又は外部画像に基づく表示再生処理を示すフローチャートである。

0202

本動作においては、以下の処理に先立って、外部記憶装置40内のユーザ管理DB401と、カラオケデータ用DB402とには、各種データを備え、カラオケ装置10の記憶部119は、図5及び図6に例示するデータを記憶する。

0203

また、本動作においては、カラオケ装置10は、通電電源がONの状態)されており、予約待機状態であるものとする。

0204

なお、本動作においては、カラオケデータの再生中に、当該再生中のカラオケデータにおける設定画像の設定又は切り替えは実行されないものとして説明する。

0205

(メイン処理)
まず、制御部118は、予約待機状態における予め定められたタイミングに、記憶部119内の予約リストデータを参照し、予約データ、すなわち再生対象のカラオケデータが有るか否かを判定する(ステップS101)。

0206

このとき、制御部118は、予約データがないと判定した場合には、本動作を終了させて予約待機状態に戻り、予約データが有ると判定した場合には、通信制御部111は、予約データの楽曲IDに基づいて楽曲データを含むカラオケデータを、外部記憶装置40から取得する(ステップS102)。

0207

次いで、指示部124は、予約リストデータの画像識別データを参照し、再生対象のカラオケデータの再生中に表示させる画像データが設定されているか否かを判定する(ステップS103)。

0208

このとき、指示部124は、画像データが設定されていないと判定した場合には、汎用取得指示データを、通信制御部111を介して管理サーバ装置30に送信し(ステップS104)、ステップS200へ移行する。

0209

一方、指示部124は、画像データが設定されていると判定した場合には、記憶部119の予約リストデータの画像識別データを参照し、設定されている画像データが通信端末装置20の外部画像データであるか否かを判定する(ステップS105)。

0210

このとき、指示部124によって通信端末装置20の外部画像データであると判定された場合には、カラオケ再生部113及び表示部制御部116は、外部画像に基づく画像データ表示処理を含む歌詞データの表示処理、及び楽曲再生処理(以下、「外部画像に基づく表示再生処理」という。)を実行して(ステップS300)ステップS111の処理に移行する。

0211

具体的には、外部画像に基づく表示再生処理としては、カラオケ再生部113及び表示部制御部116は、取得部122と連動し、該当するカラオケデータを取得しつつ、当該取得されたカラオケデータに基づいて、楽曲データの楽曲再生処理と、歌詞データの表示処理とを実行する。さらに、外部画像に基づく表示再生処理は、外部画像データに基づく画像データ表示処理を実行する。なお、本実施形態における外部画像に基づく表示再生処理の詳細については後述する。

0212

また、指示部124は、通信端末装置20の外部画像データでないと判定した場合には、すなわち、通信端末装置20に記憶される内部画像データであると判定した場合には、アクセスユーザデータを参照し画像設定ユーザIDが示す画像設定ユーザの通信端末装置20と通信可能か否かを判定する(ステップS106)。

0213

そして、指示部124は、ステップS106の処理において、画像設定ユーザの通信端末装置20と通信不能と判定した場合には、ステップS104へ移行し、画像設定ユーザの通信端末装置20と通信可能と判定した場合には、内部取得指示データを、近距離無線通信部117を介して画像設定ユーザの通信端末装置20に送信し(ステップS107)、ステップS200へ移行する。

0214

次いで、カラオケ再生部113及び表示部制御部116は、取得部122と連動し、カラオケデータに基づく歌詞データの表示処理、及び楽曲データの楽曲再生処理と、内部画像データ、又は、汎用画像データに基づく表示処理(以下、「通常表示再生処理」という。)を実行して(ステップS200)ステップS111の処理に移行させる。

0215

例えば、ステップS104を経由してステップS200の処理を実行する場合には、表示部制御部116は、外部記憶装置40から取得された汎用画像データを表示部115に表示させる。

0216

また、例えば、ステップS107を経由してステップS200の処理を実行する場合には、表示部制御部116は、画像設定ユーザの通信端末装置20から取得した内部画像データを表示部115に表示させる。

0217

なお、当該ステップS200の処理においては、カラオケ再生部113は、いずれのステップを経由しても、該当するカラオケデータに基づいて楽曲データの再生及び歌詞データの表示を実行させる。

0218

また、当該ステップS200の処理におけるカラオケデータに基づく歌詞データの表示処理及び楽曲再生処理と当該画像データ(内部画像又は汎用画像の画像データ)に基づく画像データ表示処理(以下、「通常表示再生処理」という。)の詳細については後述する。

0219

次いで、制御部118は、記憶部119内の予約リストデータを参照し、予約データ、すなわち再生対象のカラオケデータが有るか否かを判定する(ステップS111)。

0220

このとき、制御部118は、予約データが有ると判定した場合には、ステップS102の処理に移行し、当該予約データがないと判定した場合には、予約待機状態に移行して(ステップS212)本動作を終了させる。

0221

(通常表示再生処理)
次に、メイン処理におけるステップS200の通常表示再生処理の詳細について説明する。

0222

まず、カラオケ再生部113及び表示部制御部116は、取得部122と連動し、カラオケデータと、内部画像データ、又は、汎用画像データの画像データとを取得して通常表示再生処理を開始する(ステップS201)。

0223

特に、ステップS205の処理を介して当該ステップS201の処理を実行する場合には、カラオケデータに基づいて楽曲データの再生及び歌詞データの表示を実行しつつ、新たに設定された内部画像データ、又は、汎用画像データの画像データを取得し、取得された画像データに基づく画像データ表示処理を開始する。

0224

次いで、取得部122は、予約リストデータの予約データ(再生中以外の予約データ)に対して設定データを受け付けた否か判定する(ステップS202)。

0225

このとき、取得部122が設定データを受け付けていないと判定した場合には、制御部118は、カラオケデータの再生終了か否かを判定する(ステップS203)。

0226

そして、制御部118は、カラオケデータの再生終了ではない(すなわち、継続する)と判定した場合には、ステップS202へ移行し、カラオケデータの再生終了であると判定した場合には、ステップS206に移行する。

0227

ステップS202の処理において、取得部122によって設定データが受信された判定された場合には、制御部118は、当該設定データに含まれる楽曲IDと画像識別データとに基づいて、予約リストデータを更新し(ステップS205)、ステップS202へ移行する。

0228

次いで、制御部118は、ステップS203の処理において、カラオケデータの再生が終了されたと判定した場合には、終了指示を画像データの供給元の通信端末装置20、又は、管理サーバ装置30に送信し(ステップS206)、本動作を終了させる。なお、ステップS206の処理においては、制御部118は、予約データを予約リストデータから削除する。

0229

(外部画像に基づく表示再生処理)
次に、メイン処理におけるステップS300の外部画像表示再生処理の詳細について説明する。

0230

まず、区間設定部125は、登録部123と連動して、アクセスユーザデータの関連付けフラグのデータに基づき、画像データを出力可能な通信端末装置20及び画像データを出力可能な通信端末装置20の数を決定する(ステップS301)。

0231

次いで、取得122は、再生対象となるカラオケデータを取得するとともに、指示部124は、登録部123によって決定された通信端末装置20の数を算出し、再生対象となるカラオケデータの再生時間に基づき、該当する再生時間を複数の区間に分割する(ステップS302)。

0232

次いで、区間設定部125は、分割された複数の区間を登録部123によって決定された各通信端末装置20に対して割り当てて、通信端末装置20毎に、外部画像取得管理データを生成する(ステップS303)。

0233

具体的には、区間設定部125は、分割された複数の区間を登録部123によって決定された各通信端末装置20に対して割り当てつつ、予め定められた順序(再生順)に基づいて、各区間の開始時刻及び終了時刻を示す区間データと、外部画像アドレスと、各通信端末装置20のユーザIDと、該当するカラオケデータの楽曲IDとを含む外部画像取得管理データを生成する。そして、区間設定部125は、当該生成した外部画像取得管理データをROM/RAM121に記憶する。

0234

次いで、指示部124は、カラオケデータの再生開始時刻(絶対時刻)を決定し、当該決定した再生開始時刻と、外部画像取得管理データと、に基づいて、通信端末装置20毎に取得指示データを生成し、近距離無線通信部117を介して、生成された取得指示データを各通信端末装置20に送信させる(ステップS304)。

0235

次いで、カラオケ再生部113及び表示部制御部116は、カラオケデータの再生開始時刻を検出すると(ステップS310)、取得部122と連動し、該当する通信端末装置20(すなわち、最初の区間データ又は次の区間データが割り当てられた通信端末装置20)から区間画像データの取得を開始し、カラオケデータに基づく歌詞データの表示処理と、楽曲データの楽曲再生処理と、区間画像データに基づく画像データ表示処理と、を開始する(ステップS311)。

0236

次いで、取得部122は、予約リストデータに基づいて、再生中のカラオケデータに対して設定データを受け付けたか否か判定する(ステップS312)。

0237

このとき、取得部122が設定データを受け付けていないと判定した場合には、制御部118は、カラオケデータが再生終了か否かを判定する(ステップS313)。

0238

そして、制御部118は、カラオケデータの再生を終了しない(すなわち、継続する)と判定した場合には、ステップS316へ移行し、カラオケデータの再生終了と判定した場合には、ステップS321に移行する。

0239

一方、ステップS312の処理において、取得部122によって設定データが受け付けられと判定された場合には、制御部118は、当該設定データに含まれる楽曲IDに基づいて、予約リストデータの予約データを更新し(ステップS315)、ステップS312へ移行する。

0240

次いで、制御部118は、ステップS313の処理において、カラオケデータの再生が終了していないを判定した場合には、次の区間の開始時刻が到来したか否か判定する(ステップS316)。

0241

このとき、制御部118は、次の区間の開始時刻が到来していないと判定した場合には、ステップS312の処理に移行し、次の区間の開始時刻が到来したと判定した場合には、ステップS311の処理に移行する。

0242

次いで、制御部118は、ステップS313の処理において、カラオケデータの再生が終了したことを判定した場合には、当該カラオケデータの予約データを予約リストデータから削除して(ステップS321)本動作を終了させる。

0243

以上説明したように、本実施形態のカラオケ通信システム1は、複数のユーザが所持する通信端末装置20の中で、カラオケ装置10画像データを出力することが可能な通信端末装置20の数に応じて、楽曲の演奏時間を複数の区間に分割できるので、各通信端末装置20に対して、時間長の等しい区間を割り当てることができる。

0244

また、各通信端末装置20は、割り当てられた再生区間において区間画像データを取得してカラオケ装置10に出力する。これにより、カラオケ装置10は、取得された区間画像データの画像と楽曲の歌詞とカラオケ装置を表示部115に表示するので、外部画像データを画像データのデータ量を均等化して、複数のユーザの間の公平性を確保することが可能となる。

0245

[4]変形例
[4.1]変形例1
実施形態においては、カラオケ装置10から通信端末装置20に対して、カラオケデータの再生開始時刻及び各区間の各区間開始時刻を示す区間データを含む取得指示データを送信しているが、各通信端末装置20においては、再生開始時刻に基づいて通信端末装置20に割り当てられた区間データに含まれる区間開始時刻を読み出し、該当する区間画像データの出力を開始してもよいし、再生開始時刻、又は、各区間の区間開始時刻に、カラオケ装置10から送信された出力開始タイミングを示す指示データに基づいて該当する区間画像データの出力を開始してもよい。

0246

なお、再生開始時刻、又は、各区間の区間開始時刻に、カラオケ装置10から送信された出力開始タイミングを示す指示データに基づいて該当する区間画像データの出力する場合には、カラオケ装置10による画像データの取得及びデコードに所定の時間が必要になるため、カラオケ装置10が、各区間の区間開始時刻よりも所定時間(例えば、0.5秒)早く出力開始タイミングを示す指示データを送信して、各区間に対応する楽曲の再生開始タイミングと、当該区間に対応する区間画像データの表示タイミングとの同期を取る。

0247

[4.2]変形例2
実施形態においては、アクセスユーザデータの関連付けフラグのデータに基づき(すなわち、カラオケ装置10と通信端末装置20間の通信状態のみに基づき)、画像データを出力可能な通信端末装置20を決定して、各通信端末装置20に等しい時間長の区間を割り当てる方法を採用したが、通信端末装置20の使用環境に応じて、各通信端末装置20に割り当てる区間の割当を変更してもよい。

0248

例えば、通信端末装置20の使用環境として、ネットワーク通信部210における電波受信状態(すなわち、通信端末装置20及び基地局BSの間の電波状態)を検出して、当該検出された電波受信状態に基づき、各通信端末装置20に割り当てる区間の時間長を変更する。例えば、電波受信状態のよい通信端末装置20により多くの時間長に対応する区間を割り当てるようにしてもよい。

0249

この場合には、区間の割当に先立ち、登録部123が、通信端末装置20から電波受信状態に関するデータを取得して、カラオケ装置10は、電波受信状態に関するデータに基づき、各通信端末装置20の電波受信状態を検出するようにすればよい。

0250

また、この場合には、電波受信状態の悪い通信端末装置20を区間の割当対象から除外する構成を採用することも可能である。

0251

そして、この構成により、データ提供サーバ装置80から確実に外部画像データを取得可能な通信端末装置20に対してのみ、区間データを割り当て、外部画像データの取得に失敗する可能性を低減することが可能となる。なお、この場合、登録部123が、本発明の「検出手段」を構成することとなる。

0252

また、この構成において、通信端末装置20の使用環境として通信端末装置20における電池残量を検出して、当該検出した電池残量に基づき、各通信端末装置20に割り当てる区間の時間長を変更する。例えば、電池残量の多い通信端末装置20により多くの時間長に対応する区間を割り当てるようにしてもよい。

0253

この場合には、区間の割当に先立ち、登録部123が、通信端末装置20から電池残量に関するデータを取得して、カラオケ装置10は、当該データに基づき、各通信端末装置20の電池残量を検出するようにすればよい。

0254

[4.3]変形例3
また、設定画像に対応する画像データの出力に際して、現在の区間における設定画像の画像データの取得元、次の区間における設定画像の画像データの取得元又はその双方をカラオケ装置10(具体的には、表示部115)に表示させてもよい。

0255

すなわち、カラオケ装置10は、区間画像データを表示中に、各通信端末装置20に割り当てられた区間データに基づき、
(1)当該表示されている区間画像データを送信している通信端末装置20のユーザ名又はユーザID、及び、
(2)当該区間画像データの表示が実行されている区間データの次の区間データにおける区間画像データを送信する通信端末装置20のユーザ名又はユーザID、
の少なくともいずれか一方のデータを表示部115に表示させてもよい。

0256

この場合には、単に、該当するユーザ名又はユーザIDを表示部115に表示させるようにしてもよいし、当該各表示に追加して次の区間までの残り時間を表示部115上に表示させるようにしてもよい。

0257

[4.]変形例4
実施形態において、カラオケデータの再生中に表示される画像データは動画像データであったが、静止画像データであってもよい。

0258

例えば、複数の静止画像データがデータ提供サーバ装置80に記憶されており、歌唱ユーザの通信端末装置20が、取得指示データに基づいて、一定間隔(例えば10秒)で静止画像データをデータ提供サーバ装置80から取得し、カラオケ装置10に送信する。

0259

そして、カラオケ装置10の表示部制御部116は、歌唱ユーザの通信端末装置20から送信される静止画像データを表示部115に表示させ、一定間隔で表示を切り替える。

0260

また、カラオケデータの再生中に表示される区間画像データを含む画像データは、動画像データと静止画像データの組み合わせであってもよい。

0261

例えば、カラオケ装置10の指示部124が、カラオケデータの再生状況に基づいて、各通信端末装置20に動画像データ、又は、静止画像データを取得させる取得指示データを送信させる。

0262

そして、表示部制御部116は、各通信端末装置20から受信した動画像データと静止画像データとを組み合わせて表示させる混合表示制御処理を実行する。

0263

この混合表示制御処理において、例えば、指示部124は、カラオケデータのサビ部分を再生している場合には、外部画像データから一部の動画像データを取得させる取得指示データを送信し、サビ部分以外を再生している場合、外部画像データから静止画像データを取得させる取得指示データが送信されてもよい。

0264

[4.5]変形例5
実施形態においては、歌唱者の歌唱音に基づくカラオケ装置10について説明したが、ギタードラムなどの楽器音に基づくカラオケ装置10又はカラオケ通信システム1に適用することも可能である。この場合には、カラオケ装置10は、マイクMや他の入力装置によって楽器音や楽器信号を取得すればよい。

0265

[4.6]変形例6
実施形態における管理サーバ装置30は、1台のサーバ装置によって構成されていてもよいし、複数のサーバ装置によってシステムとして構成されていてもよい。また、外部記憶装置40に記憶されるユーザ管理DB401及びカラオケデータ用DB402は、一つのデータベースによって構成されても複数のデータベースによって構成されていてもよい。

0266

1 …カラオケ通信システム
10 …カラオケ装置
20 …通信端末装置
30 …管理サーバ装置
40 …外部記憶装置
80 …データ提供サーバ装置
111 …通信制御部
112 …音声入力処理部
113 …カラオケ再生部
114 …拡声処理部
115 … 表示部
116 … 表示部制御部
117 …近距離無線通信部
118 … 制御部
119 … 記憶部
120 …データ処理部
121 … ROM/RAM
122 … 取得部
123 …登録部
124 …指示部
125 …区間設定部
130 …タイマ
210 …ネットワーク通信部
220 … 近距離無線通信部
230 …端末記憶部
231 …アプリケーション記憶部
232 …設定データ記憶部
233 …画像データ取得指示記憶部
244 … RAM
240 …端末データ処理部
250 … 端末表示部
260 … 端末表示制御部
270 … 操作部
280 …端末管理制御部
401 …ユーザ管理DB
402 …カラオケデータ用DB

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