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技術 重量測定装置

出願人 アンリツインフィビス株式会社
発明者 上萬直哉小泉孝治野口雄介
出願日 2016年3月29日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-066298
公開日 2017年10月5日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2017-181194
状態 特許登録済
技術分野 検量;特殊材料重量測定 重量測定装置 移動中の材料の連続した流れの重量測定
主要キーワード 保護扉 動作確認モード 各検査ライン タッチパネル表示器 回転蓋 連接部材 計量センサ 秤量台
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

精度確認作業工程を削減しつつ、複数のサンプルを用いて精度確認を行うことができる重量測定装置を提供すること。

解決手段

カプセル重量選別装置1は、複数のサンプルの重量の真値を取得する真値取得部としてのタッチパネル表示器50および入力インタフェース45と、精度確認モードでの動作を制御する制御部41と、を備える。制御部41は、複数のサンプルを搬送部10で搬送させて計量部20で計量させる計量制御部41Aと、複数の真値と、複数のサンプルの計量値対応付けデータ管理部41Bと、データ管理部41Bで対応付けられた、各サンプルの計量値と真値との差に基づいて統計量を算出する統計量算出部41Cと、統計量算出部41Cの統計量に基づいて計量部20の計量精度規格値適合するか否かを判定し、判定結果を出力する適合結果出力部41Dと、を備える。

概要

背景

食品等の生産ラインにおいては重量測定装置が組み込まれて用いられており、この重量測定装置は、生産された物品前段から順次搬入され、搬入された物品を搬送しながら計量部で計量するようになっている。

このようなダイナミック計量(動的計量)を行う重量測定装置では、静止状態サンプルを計測して得た真値を用いて計量精度を確認することが行われる。計量精度を確認する際、オペレータは、静止により静的に計量したサンプルの重量を真値として書きとめておき、同一のサンプルを重量測定装置で動的に計量する。そして、オペレータは、計量値と真値とから繰り返し精度等の計量精度を計算し、計量精度が所定の基準範囲内であるかを判断している。したがって、精度確認のためのオペレータの作業工程が多くなってしまうという問題があった。

一方、計量精度の計算を装置に行わせる技術としては、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載のものは、サンプルの真値を重量測定装置に入力しておき、この真値を用いて重量測定装置が計量精度を算出し、算出した計量精度を許容値に並べて表示するようになっている。

概要

精度確認の作業工程を削減しつつ、複数のサンプルを用いて精度確認を行うことができる重量測定装置を提供すること。カプセル重量選別装置1は、複数のサンプルの重量の真値を取得する真値取得部としてのタッチパネル表示器50および入力インタフェース45と、精度確認モードでの動作を制御する制御部41と、を備える。制御部41は、複数のサンプルを搬送部10で搬送させて計量部20で計量させる計量制御部41Aと、複数の真値と、複数のサンプルの計量値を対応付けデータ管理部41Bと、データ管理部41Bで対応付けられた、各サンプルの計量値と真値との差に基づいて統計量を算出する統計量算出部41Cと、統計量算出部41Cの統計量に基づいて計量部20の計量精度が規格値適合するか否かを判定し、判定結果を出力する適合結果出力部41Dと、を備える。

目的

本発明は、前述のような従来の問題を解決するためになされたもので、精度確認の作業工程を削減しつつ、複数のサンプルを用いて精度確認を行うことができる重量測定装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被計量物を搬送する搬送部(10)と、前記搬送部で搬送中の被計量物を計量して計量値を出力する計量部(20)と、を備えた重量測定装置であって、通常の運転モード、または前記計量部の計量精度を確認する精度確認モードへ動作モードを切り替えモード切替制御部(42)と、計量精度の規格値を入力する設定部(50)と、複数のサンプルの重量の真値を取得する真値取得部(50、45)と、前記精度確認モードでの動作を制御する制御部(41)と、を備え、前記制御部は、前記複数のサンプルを前記搬送部で搬送させて前記計量部で計量させる計量制御部(41A)と、複数の前記真値と、複数の前記サンプルの計量値を対応付けデータ管理部(41B)と、前記データ管理部で対応付けられた、各サンプルの計量値と真値との差に基づいて統計量を算出する統計量算出部(41C)と、前記統計量算出部の統計量に基づいて前記計量部の計量精度が前記規格値に適合するか否かを判定し、判定結果を出力する適合結果出力部(41D)と、を備えたことを特徴とする重量測定装置。

請求項2

前記真値取得部は、入力操作により前記真値を取得することを特徴とする請求項1に記載の重量測定装置。

請求項3

前記真値取得部は、外部機器から前記真値を取得することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の重量測定装置。

請求項4

前記真値取得部で取得した真値を外部記憶装置に出力して記憶させる出力インタフェース(46)を備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の重量測定装置。

請求項5

前記計量制御部は、前記真値取得部が取得する真値の数をバッチ処理の単位とし、前記サンプルを、所定のバッチ処理数だけ前記搬送部で繰り返し搬送させて前記計量部で計量させることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の重量測定装置。

請求項6

前記サンプルには、該サンプルを個体毎に識別可能識別情報が付加されており、前記真値取得部は、前記真値と前記識別情報を取得し、前記データ管理部は、前記識別情報に基づいて複数の前記真値と複数の前記サンプルの計量値を対応付けることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の重量測定装置。

請求項7

前記サンプルから前記識別情報を読み取る読み取り部(47)を備えたことを特徴とする請求項6に記載の重量測定装置。

技術分野

0001

本発明は、被計量物を搬送しながら計量する重量測定装置に関する。

背景技術

0002

食品等の生産ラインにおいては重量測定装置が組み込まれて用いられており、この重量測定装置は、生産された物品前段から順次搬入され、搬入された物品を搬送しながら計量部で計量するようになっている。

0003

このようなダイナミック計量(動的計量)を行う重量測定装置では、静止状態サンプルを計測して得た真値を用いて計量精度を確認することが行われる。計量精度を確認する際、オペレータは、静止により静的に計量したサンプルの重量を真値として書きとめておき、同一のサンプルを重量測定装置で動的に計量する。そして、オペレータは、計量値と真値とから繰り返し精度等の計量精度を計算し、計量精度が所定の基準範囲内であるかを判断している。したがって、精度確認のためのオペレータの作業工程が多くなってしまうという問題があった。

0004

一方、計量精度の計算を装置に行わせる技術としては、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載のものは、サンプルの真値を重量測定装置に入力しておき、この真値を用いて重量測定装置が計量精度を算出し、算出した計量精度を許容値に並べて表示するようになっている。

先行技術

0005

特開2006−322751号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1に記載のものは、複数のサンプルを用いて計量精度を算出することを考慮していない。このため、特許文献1に記載のものは、計量精度の算出に必要な回数分、1つのサンプルの搬送と計量を行う必要があるため、精度確認の作業工程を削減できず、精度確認に多大な時間を要してしまっていた。

0007

そこで、本発明は、前述のような従来の問題を解決するためになされたもので、精度確認の作業工程を削減しつつ、複数のサンプルを用いて精度確認を行うことができる重量測定装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明に係る重量測定装置は、被計量物を搬送する搬送部(10)と、前記搬送部で搬送中の被計量物を計量して計量値を出力する計量部(20)と、を備えた重量測定装置であって、通常の運転モード、または前記計量部の計量精度を確認する精度確認モードへ動作モードを切り替えモード切替制御部(42)と、計量精度の規格値を入力する設定部(50)と、複数のサンプルの重量の真値を取得する真値取得部(50、45)と、前記精度確認モードでの動作を制御する制御部(41)と、を備え、前記制御部は、前記複数のサンプルを前記搬送部で搬送させて前記計量部で計量させる計量制御部(41A)と、複数の前記真値と、複数の前記サンプルの計量値を対応付けデータ管理部(41B)と、前記データ管理部で対応付けられた、各サンプルの計量値と真値との差に基づいて統計量を算出する統計量算出部(41C)と、前記統計量算出部の統計量に基づいて前記計量部の計量精度が前記規格値に適合するか否かを判定し、判定結果を出力する適合結果出力部(41D)と、を備えたことを特徴とする。

0009

この構成により、例えば、真値の取得順序と同じ順番で、複数のサンプルを搬送部で搬送させて計量させるようにしておくことにより、同じサンプル同士で計量値と真値との差が得られ、その差に基づいた統計量を算出できる。このため、複数のサンプルを用いて精度確認を行うことができる。また、計量精度の判定をオペレータが行う必要がないため、精度確認の作業工程を削減できる。この結果、精度確認の作業工程を削減しつつ、複数のサンプルを用いて精度確認を行うことができる。

0010

本発明に係る重量測定装置において、前記真値取得部は、入力操作により前記真値を取得することを特徴とする。

0011

この構成により、サンプルの真値を入力操作により設定できるため、実際の製品等をサンプルとして用いて精度確認を行うことができる。

0012

本発明に係る重量測定装置において、前記真値取得部は、外部機器から前記真値を取得することを特徴とする。

0013

この構成により、静止秤等の外部機器で測定した真値を直接取得できる。これにより、真値の入力操作を不要にできる。

0014

本発明に係る重量測定装置は、前記真値取得部で取得した真値を外部記憶装置に出力して記憶させる出力インタフェース(46)を備えることを特徴とする。

0015

この構成により、出力インタフェースを介して真値を外部記憶装置に保存しておくことができる。また、次に真値を取得する際に、外部機器としての外部記憶装置から短時間で真値を取得できる。

0016

本発明に係る重量測定装置において、前記計量制御部は、前記真値取得部が取得する真値の数をバッチ処理の単位とし、前記サンプルを、所定のバッチ処理数だけ前記搬送部で繰り返し搬送させて前記計量部で計量させることを特徴とする。

0017

この構成により、一定数のサンプルをバッチ処理の単位とし、バッチ処理数分繰り返し計量するため、サンプルの数を少なくでき、真値の取得に要する時間を短縮できる。また、サンプル数より多くの測定結果を得ることができるため、適切に精度確認を行うことができる。

0018

本発明に係る重量測定装置において、前記サンプルには、該サンプルを個体毎に識別可能識別情報が付加されており、前記真値取得部は、前記真値と前記識別情報を取得し、前記データ管理部は、前記識別情報に基づいて複数の前記真値と複数の前記サンプルの計量値を対応付けることを特徴とする。

0019

この構成により、例えば、サンプルの搬送順序とサンプルの識別情報との関係を規定しておき、規定された順序でサンプルを搬送および計量することで、複数のサンプルの真値と計量値との対応関係を保つことができる。

0020

本発明に係る重量測定装置は、前記サンプルから前記識別情報を読み取る読み取り部(47)を備えたことを特徴とする。

0021

この構成により、読み取り部を用いてサンプルから識別情報を自動的に読み取ることができるので、サンプルの搬送順序をサンプルの識別情報の順序と一致させない場合でも、複数のサンプルの真値と計量値との対応関係を保つことができる。

発明の効果

0022

本発明は、精度確認の作業工程を削減しつつ、複数のサンプルを用いて精度確認を行うことができる重量測定装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0023

本発明の一実施形態に係るカプセル重量選別装置外観を示す図であり、保護扉開扉時の状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係るカプセル重量選別装置の外観を示す図であり、保護扉の閉扉時の状態を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係るカプセル重量選別装置の内部構成を示す側面図である。
本発明の一実施形態に係るカプセル重量選別装置の制御回路を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係るカプセル重量選別装置の精度確認動作の概要を説明する概念図である。
本発明の一実施形態に係るカプセル重量選別装置における精度確認動作時の動作開始前画面表示例を示す図である。
本発明の一実施形態に係るカプセル重量選別装置における精度確認動作時の動作実行中の画面表示例を示す図である。

実施例

0024

以下、本発明に係るカプセル重量選別装置の実施形態について図面を参照して説明する。図1図7は、本発明に係るカプセル重量選別装置の一実施形態を示している。

0025

図1図2において、重量測定装置としてのカプセル重量選別装置1は、カプセル型錠剤の生産ラインの下流側に設置されており、カプセル型錠剤を被計量物Wとしてこの被計量物Wの重量を測定するようになっている。カプセル型錠剤とは、薬剤が内部に封入され、両端が半球状に形成された円柱状のカプセル錠である。被計量物Wの原料としては、ゼラチンヒドロキシプロピルメチルセルロース等を用いることができる。なお、被計量物Wは、カプセル型でない錠剤や、菓子等の食品であってもよい。

0026

また、カプセル重量選別装置1は、測定により得られた計量値に応じ、計量値が基準範囲内の被計量物Wを後段搬出し、計量値が基準範囲外の被計量物を生産ラインから排除するようになっている。

0027

カプセル重量選別装置1は、装置本体部2と、この装置本体部2に対して開閉自在に設けられた保護扉3、4、5とを備えている。保護扉3は装置本体部2の正面上部に設けられ、保護扉4は装置本体部2の正面下部に儲けられ、保護扉5は装置本体部2の側面に設けられている。

0028

保護扉3、4、5は、装置本体部2の内部に設けられた後述する検査ライン8を覆っている。保護扉3、4、5は、透明な樹脂板等から構成されており、これにより、保護扉3、4、5を通して検査ライン8の作動状態を外部から確認できるようになっている。装置本体部2には、保護扉3、4、5の開扉状態を検知する開扉センサ3A、4A、5Aがそれぞれ設けられている。

0029

装置本体部2の上部には、上段の生産ラインから供給された長尺状のカプセル型錠剤等を被計量物Wとして一時的に貯留する3つのホッパ6が設けられている。装置本体部2の正面には3つの傾斜板7が設けられている。

0030

傾斜板7の上面はOK品搬送路31を構成しており、このOK品搬送路31は、ホッパ6に貯留された被計量物Wのうち、カプセル重量選別装置1において良品と判定されたものを、保護扉4に形成された開口部4Bを通して図示しない下段の生産ライン(梱包工程等)に搬出する。

0031

図3において、装置本体部2には、搬送部10と計量部20とをそれぞれ有する検査ライン8が複数設けられている。本実施形態において、装置本体部2は、30個の検査ライン8を備えている。検査ライン8は、被計量物Wの搬送方向に並行になるように区切られており、この検査ライン8を搬送路として被計量物Wが搬送される。

0032

搬送部10は、マガジン9、供給部62、バッファ部64、搬送部材80、駆動機構部61を備えている。マガジン9は、ホッパ6の底部から自重により供給された被計量物Wを、その長辺方向が上下方向になる姿勢整列させて収納する。そして、マガジン9は、周期的な上下移動に合わせて下端部にあるストッパー(図示略)で下端部を開閉させることにより、その下端部から1つの被計量物Wを間欠的に供給部62に搬送する。なお、本実施形態では、バッファ部64の搬送方向下流側に、選別部30が設けられている。

0033

供給部62は、マガジン9から供給された被計量物Wを計量部20に搬送する。計量部20は、秤量台21を備えており、搬送部10から秤量台21上に搬送された被計量物Wを計量し、被計量物Wの荷重に応じた計量値を出力する。

0034

供給部62には、マガジン9の直下に湾曲凹部68が設けられており、マガジン9から落下した被計量物Wは、湾曲凹部68に着地することで、その軸線を搬送方向斜め上に向けた傾斜姿勢で保持される。

0035

また、湾曲凹部68の搬送方向上流側(図中右側)に、搬送方向に進出されるプッシャ69が設けられており、プッシャ69は、湾曲凹部68の後方(図中右側)から水平にスライドして、湾曲凹部68に位置する被計量物Wを搬送方向下流側となる計量部20へ送る。

0036

計量部20は、供給部62の次工程に設けられている。計量部20は、供給部62から送り出された被計量物Wが1個ずつ秤量台21に載せられて被計量物Wの1個の重量を計測する。

0037

秤量台21の載置面21Aは、搬送方向に直交する断面形状がV溝状に形成される。秤量台21は、ロバーバル機構によって計測装置に支持される。ロバーバル機構は、それぞれの辺が自由に動ける平行四辺形枠組みを有する。

0038

計量部20は、この枠組みの一方の柱に秤量台21を取り付け、他方の柱を固定端とした計量センサとされる。これにより、秤量台21のどの位置に被計量物Wが載せられても正確な重量が計測される。

0039

計測装置は、計量センサとして、例えばロードセル(図示略)を有する。秤量台21に被計量物Wが載置されることで、荷重が加わるロードセルの電気信号によって被計量物Wの重量を計量する。なお、計量センサは、ロードセルに限定されず、他の種々の計量センサを用いることが可能である。

0040

バッファ部64は、計量部20の次工程に設けられ、計測の終了した少なくとも1個の被計量物Wを区切って保持する。このバッファ部64には、計量部20の計測タイミングと略一致して、被計量物Wが静止状態で載置される。

0041

バッファ部64は、載置により被計量物Wを保持する載置台65を有する。本実施形態では、複数の載置台65が階段状に形成され、各載置台65によって被計量物Wが区切られ、間欠的に搬送が行われるようになっている。

0042

選別部30は、バッファ部64の次工程に設けられる。選別部30は、バッファ部64から被計量物Wが搬送されるときに、計量部20からの計測の結果に基づき被計量物Wの搬送先を切り替える。

0043

このように、カプセル重量選別装置1では、搬送方向上流側から搬送方向下流側に向かって、供給部62、計量部20、及びバッファ部64が隣接して配設されている。本実施形態では、供給部62、計量部20、及びバッファ部64は、それぞれが水平方向に平坦に並び、複数の被計量物Wが1つずつ間欠的に連続して搬送される。

0044

搬送部材80は、例えばE字状等、下向きの空間を備えた構造で形成される。本構成例では、下向きに突出する複数の爪部を有し、搬送方向上流側から後爪部81、中爪部82、前爪部83が下側に垂下して、例えば金属板折曲加工等で一体構造製作される。

0045

中爪部82と前爪部83との間には、被計量物Wがその軸線方向で収容可能となる空間となる。より具体的には、この空間は、被計量物Wがその軸線方向で十分に余裕を持って収容可能に中爪部82と前爪部83が離間するよう設定されている。また中爪部82と前爪部83の離間距離は、秤量台21の搬送方向の長さと同等またはやや長くなるように設定されている。

0046

搬送部材80は、これら後爪部81、中爪部82、前爪部83、及び上壁部84によって被計量物Wの逃げ、飛び出しを防止することができる。また、中爪部82と後爪部81との間は、間隙部85を有する。

0047

この間隙部85は、被計量物Wの搬送を1つずつに区切るための空間であり、搬送される複数の被計量物W同士が接触せず間欠的に搬送され、各工程である供給部62、計量部20、バッファ部64に確実に被計量物Wを載置し、且つこれら載置状態の被計量物Wの搬送開始の際に、各被計量物W間に各爪部81、82、83を進入可能とする空間を形成する。

0048

中爪部82の前面は、計量部20の被計量物Wの搬送方向後面を押圧して計量部20に載置状態の被計量物Wを計量部20から搬出する。

0049

前爪部83の前面は、計量部20に隣接するバッファ部64に載置状態の被計量物Wの搬送方向後面を押圧してバッファ部64の被計量物Wをバッファ部64の計量部20に隣接する載置台65から次の載置台65へと搬送する。

0050

後爪部81の後面は、中爪部82の前面に対し搬送方向上流側に離間している。後爪部81の後面は、湾曲凹部68に落下されて来る次の被計量物Wの湾曲凹部68から計量部20がある搬送方向側への飛び出しを規制する。

0051

また、後爪部81の後面は、中爪部82の前面によって計量部20上の被計量物Wを次の工程部であるバッファ部64へ押し出したときに、湾曲凹部68から来る次の被計量物Wが計量部20に留まるように計量部20から下流側への飛び出しを規制する。

0052

前爪部83の後面は、バッファ部64に搬送されて来る次の被計量物Wがバッファ部64の計量部20に隣接する載置台65に留まるように、計量部20に隣接する載置台65から行き過ぎて下流側の載置台65へ飛び出すのを規制する。本実施形態においては、前爪部83の搬送方向下流側が前爪部83の前面となり、前爪部83の搬送方向上流側が前爪部83の後面となっている。

0053

搬送部材80は、後述の駆動機構部61によって、略四角形循環軌道86を移動する。この循環軌道86は、搬送部材80で被計量物Wを搬送させる移動軌道を水平方向とする送り軌道と、この送り軌道から離脱する離脱軌道と、搬送部材80を降下位置水平移動させる帰還軌道と、この帰還軌道の終端である降下位置から秤量台21上に搬送部材80を降下して送り軌道の始点に移動させる降下軌道と、からなる。

0054

そして、送り軌道が、被計量物Wの直線状の搬送軌道と重なる。これにより、搬送部材80は、搬送軌道上の被計量物Wを、上方から掻き出すようにして、計量部20から切り出し、バッファ部64へと搬送する。従って、搬送軌道の下側からは何ら送り手段を突出させる必要がない。その結果、秤量装置の秤量台機構干渉が生じない。

0055

駆動機構部61は、駆動源であるモータ78と、このモータ78に連動連結されるリンク79で構成される。駆動機構部61は、ホッパ6より受け入れた被計量物Wを供給部62から計量部20へ搬送する。

0056

また、駆動機構部61は、計測された被計量物Wをバッファ部64、選別部30へ搬送する。また、選別部30にて、被計量物Wの搬送先を切り替えるように、後述するゲートを駆動する。

0057

さらに、駆動機構部61は、搬送部材80を循環軌道86で駆動する。搬送部材80は、駆動機構部61によって駆動されることで、被計量物Wの搬送軌道に循環軌道86の一部を重ねて移動される。

0058

駆動機構部61のリンク79は、供給部62のプッシャ69と、バッファ部64の階段状の載置台65とに図示しない機構で連動連結され、また図示しない連接部材等により搬送部材80が連動連結されて、これらが同期して駆動する。

0059

上記の構成を有する搬送部10の搬送動作を説明する。本実施形態に係るカプセル重量選別装置1では、まず、計量部20の秤量台21に載置されている被計量物Wの搬出が、搬送部材80の送り軌道によって開始される。

0060

同時に、プッシャ69が次の被計量物Wを供給部62から秤量台21へ向けて押し出す。また、このとき、搬送部材80はバッファ部64の被計量物Wの搬出を開始させる。搬送部材80は、秤量台21上の被計量物Wの搬送方向後面を中爪部82の前面で押し、バッファ部64上の被計量物Wの搬送方向後面を前爪部83の前面で押して、それぞれ搬出を行う。

0061

その後、搬送部材80によって、秤量台21の被計量物W、載置台65の被計量物Wは搬出途中となる。その後、搬送部材80と、プッシャ69とが搬送方向に移動することで、秤量台21の被計量物Wがバッファ部64に搬送途中となり、供給部62の被計量物Wが秤量台21に搬送途中となる。

0062

さらに搬送部材80とプッシャ69が搬送方向に移動すると、秤量台21の被計量物Wがバッファ部64に到達する。また、供給部62の次の被計量物Wが秤量台21に達する。

0063

その後、バッファ部64の計量部20に隣接する載置台65の被計量物Wは、次の載置台65へと搬送され、次の被計量物Wがプッシャ69によって秤量台21に載置される。秤量台21に載置されていた被計量物Wは、搬送部材80によってバッファ部64の計量部20に隣接する載置台65に載置される。

0064

秤量台21と、バッファ部64の計量部20に隣接する載置台65への被計量物Wの載置が完了すると、秤量台21上の被計量物Wは計測となる。この際、搬送部材80は、循環軌道86の離脱軌道となり上方向に移動され、搬送軌道から退避する。

0065

秤量台21での次の被計量物Wの計測中に、さらに搬送方向上流側から次の被計量物Wが供給部62に供給され、搬送部材80は帰還軌道を通り、秤量台21の被計量物Wの上方に到達する。

0066

供給部62へ供給された被計量物Wは、プッシャ69によって計量部20へと搬送され、以後、上記同様の動作が繰り返される。

0067

従って、供給部62の被計量物Wは計量部20へ向かって搬送されるとともに、計量部20の被計量物Wは搬送部材80の中爪部82の前面によって計量部20から搬出される方向へと搬送される。これらの搬送は、同期して行われる。

0068

このカプセル重量選別装置1では、飛び出し防止用シャッターを設けることなく、確実に計量部20に被計量物Wを留まらせることができ、搬送速度の高速化が可能となり、被計量物Wを秤量台21に正確に停止させて安定的な計量を行うことができ、計量部20から搬出される被計量物Wの搬送方向下流側への飛び出しを規制することができる。

0069

選別部30は、OK品搬送路31、NG品搬送路32、OK/NGゲート23を備えている。OK/NGゲート23は、落下口33を塞いで被計量物Wの搬送先を切り替え、被計量物WをOK品搬送路31またはNG品搬送路32へと落下させる。なお、OK/NGゲート23は、例えば一端が回転軸を中心に回転することで、落下口33を開閉する回転蓋機構や、落下口33に沿って直線往復運動することにより、落下口33を開閉するスライド蓋機構等より構成できる。

0070

図4に示すように、カプセル重量選別装置1は、制御回路40を備えている。制御回路40は判定部43を有し、この判定部43は、各検査ライン8の計量部20の計量値を所定の重量範囲と比較することで、被計量物WをOK品、NG品の何れかに判定を行い、判定結果をタッチパネル表示器50に表示させる。

0071

判定部43は、被計量物Wの計量値が所定の良品範囲内のものをOK品として判定する。制御回路40は、OK品の判定に応じてOK/NGゲート23をOK位置に切替える。これにより、計量済みの被計量物Wは、OK品搬送路31を通過する。

0072

一方、判定部43は、被計量物Wの計量値が所定の良品範囲から外れるものをNG品として判定する。制御回路40は、NG品の判定に応じて、OK/NGゲート23をNG位置に切替える。これにより、計量済みの被計量物Wは、NG品搬送路32を通過する。

0073

制御回路40はモード切替制御部42を備えており、このモード切替制御部42は、タッチパネル表示器50に対するモード切替操作に応じて、タッチパネル表示器50で選択された動作モードへのモード切替えを行う。

0074

カプセル重量選別装置1は、被計量物Wの計量、良否判別、選別を行う通常の運転モードと、計量部20の計量精度を確認する精度確認モードとを備えている。

0075

図5は、カプセル重量選別装置1が精度確認モードにおいて実行する精度確認動作の概要を説明する概念図である。

0076

図5に示すように、精度確認モードでは、規格値(測定精度規格)がカプセル重量選別装置1に入力される。また、精度確認モードでは、複数のサンプルが用いられる。複数のサンプルは、例えば、被計量物Wとして実際に検査される製品(錠剤等)を用いることができる。

0077

また、精度確認モードでは、複数のサンプルのサンプル数分の真値がカプセル重量選別装置1に入力される。サンプルの真値は、予めオペレータにより静止秤等を用いて静的に計量されたサンプルの重量値である。

0078

また、精度確認モードでは、カプセル重量選別装置1において複数のサンプルが搬送および計量され、計量値が求められる。複数のサンプルは、事前にマガジン9に装填された状態で用意される。本実施形態では、10個のサンプルを用いて精度確認動作が行われる。サンプルの計量は、入力された真値の数のサンプルを用いた精度確認動作をバッチ処理(一括処理)とし、所定のバッチ処理数(繰り返し回数)だけ繰り返し行われる。例えば、バッチ処理数を3に設定した場合、1回目のバッチ処理で10個のサンプルの計量が行われた後、オペレータによりマガジン9にサンプルが再び装填される。その後、2回目のバッチ処理で10個のサンプルの計量が行われた後、オペレータによりマガジン9にサンプルが再び装填される。同様にして、3回目のバッチ処理でサンプルの計量が行われる。このように、バッチ処理数だけサンプルの計量を繰り返すことで、サンプル数×バッチ処理数分の計量値が得られる。

0079

その後、精度確認モードでは、サンプルの真値と計量値を用いて繰り返し精度等が演算される。そして、演算結果と規格値との比較により精度評価が行われ、精度評価の判定が出力される。

0080

ここで、動作確認モードにおいて、複数のサンプルの真値は、例えば、真値が入力された順序に基づいて識別される。また、複数のサンプルの計量値は、例えば、計量が行われた順序に基づいて識別される。この場合、複数バッチ処理数分の計量を繰り返す際に、マガジンに装填されるサンプルの順序を一定に保つことが求められる。このため、オペレータによる複数のサンプルの識別のために、サンプルをサンプル番号等で管理することが好ましい。

0081

このような精度確認動作を行うカプセル重量選別装置1において、タッチパネル表示器50は、計量精度の規格値と、複数のサンプルの重量の真値が入力されるようになっている。

0082

また、カプセル重量選別装置1は、入力インタフェース45を備えており、この入力インタフェース45を介して複数のサンプルの重量の真値を取得可能になっている。このように、タッチパネル表示器50および入力インタフェース45は、本発明における真値取得部を構成している。

0083

制御部41は、精度確認モードでの動作を制御するようになっている。制御部41は、精度確認モードでの動作のために、計量制御部41A、データ管理部41B、統計量算出部41C、適合結果出力部41Dを備えている。

0084

計量制御部41Aは、複数のサンプルを搬送部10で搬送させて計量部20で計量させるようになっている。

0085

データ管理部41Bは、複数の真値と、複数の計量値を対応付けるようになっている。具体的には、データ管理部41Bは、複数の真値をその取得順序に基づいて識別し、複数の計量値をその計量順序に基づいて識別し、各順序を一致させて対応付けている。

0086

統計量算出部41Cは、データ管理部41Bで対応付けられたサンプルの計量値と真値の各差分(器差)をデータ値として統計量を算出するようになっている。具体的には、統計量算出部41Cは、データ管理部41Bで対応付けられた計量部20で測定した計量値の個数データ数とし、平均値標準偏差最大値最小値レンジを算出している。

0087

適合結果出力部41Dは、統計量算出部41Cで算出した統計量に基づいて計量部20の計量精度が規格値に適合するか否かを判定し、判定結果を出力するようになっている。具体的には、適合結果出力部41Dは、計量誤差の規格を許容範囲とし、統計量算出部41Cで算出する統計量において、平均値±3σの領域が許容範囲内に収まっているか否かを判定基準とし、許容範囲内に収まっていれば適合とし、許容範囲から外れていれば不適合と判定している。

0088

また、適合結果出力部41Dによる判定結果の出力先は、タッチパネル表示器50または出力インタフェース46である。判定結果の出力先が出力インタフェース46である場合、適合結果出力部41Dは、判定結果のデータを出力インタフェース46に出力して外部機器に送信する。

0089

また、本実施形態に係るカプセル重量選別装置1において、真値取得部としてのタッチパネル表示器50は、入力操作により真値を取得する。

0090

また、本実施形態に係るカプセル重量選別装置1において、真値取得部としての入力インタフェース45は、図示しない外部機器から真値を取得する。

0091

また、カプセル重量選別装置1は、タッチパネル表示器50または入力インタフェース45で取得した真値を図示しない外部記憶装置に出力して記憶させる出力インタフェース46を備える。この外部記憶装置は、入力インタフェース45に真値を入力する外部機器と同一機器であってもよい。また、本実施形態では、精度確認モードでのサンプルの計量は、所定のバッチ処理数だけ繰り返し行われるようになっている。計量制御部41Aは、複数のサンプルを搬送部10でバッチ処理数分繰り返し搬送させて計量部20で計量させる。

0092

また、カプセル重量選別装置1において、サンプルには、このサンプルを個体毎に識別可能な識別情報が付加されていることが好ましい。識別情報は、数字文字記号バーコード色彩等、サンプルごとに異なる情報である。サンプルの識別情報は、そのサンプルの真値とともにタッチパネル表示器50から入力される。または、サンプルの識別情報は、そのサンプルの真値とともに入力インタフェース45を介して入力される。すなわち、サンプルの識別情報は、そのサンプルの真値とともにタッチパネル表示器50または入力インタフェース45を用いて取得される。そして、データ管理部41Bは、真値を取得順序または識別情報に基づいて計量値の順序と一致させて対応付ける。これにより、真値と計量値の対応関係を保つことができる。

0093

また、カプセル重量選別装置1は、サンプルから識別情報を読み取る読み取り部47を備えることが好ましい。読み取り部47は、搬送部10または計量部20に設けられており、精度確認モードで計量されるサンプルから識別情報を読み取るようになっている。読み取り部47は、サンプルの識別情報を例えば光学的に読み取り、読み取った識別情報を制御部41に出力する。この場合、計量値を識別情報に基づいて識別することで計量値を真値に対応付けることができる。

0094

図6図7に示すように、タッチパネル表示器50は状態表示領域110と、操作領域120と、データ表示領域130とを備えている。

0095

状態表示領域110は、タッチパネル表示器50の上端部に配置された左右に延びる帯状の領域である。状態表示領域110には、装置の状態が主として表示される。

0096

操作領域120は、タッチパネル表示器50の下端部に配置された左右に延びる帯状態の領域である。操作領域120には、操作可能な操作ボタンが主として表示される。図6図7の例では、操作領域120には、クリアボタン121と出力ボタン122が表示されている。クリアボタン121は、各設定項目数値を削除するためのボタンである。出力ボタン122は、精度確認の結果を外部出力するためのボタンである。出力ボタン122が押されると、精度確認の結果は、出力インタフェース46を介して外部機器に出力される。外部機器は、例えば、USBメモリ等の記録媒体、またはプリンタである。

0097

データ表示領域130は、タッチパネル表示器50の中央部に配置された領域であって、状態表示領域110と操作領域120に挟まれた領域である。データ表示領域130には、現在の動作モードに必要な情報が表示される。これらの状態表示領域110、操作領域120、データ表示領域130における表示情報の生成とタッチ操作への応答は、制御部41が行う。

0098

カプセル重量選別装置1が精度確認モードで停止中のときは、図6に示すように、状態表示領域110に「精度確認」および「停止中」と表示されており、装置が精度確認モードにおいて停止中であることをオペレータに示している。

0099

図6において、データ表示領域130の上部には、「精度確認(ラインチェック)を行います。スタートボタンを押し、サンプルを流してください。」の案内文が表示されており、精度確認動作のために実施すべき事項をオペレータに案内している。

0100

また、データ表示領域130の右上部には、ライングループ切替部132が設けられている。ライングループ切替部132には、30ラインの検査ライン8を構成する3つのグループ四角形で表示されている。各グループは、10ラインの検査ライン8からなる。ライングループ切替部132には、選択されたグループが太線で表示されている。また、ライングループ切替部132では、所望のグループをタッチ操作することで、そのグループへの切替が可能になっている。

0101

また、データ表示領域130の上部には、測定精度規格、グループ番号、精度確認サンプル数、精度確認バッチ数(バッチ処理数を表す)の項目名と各値が表示されており、この画面上で各項目の値を設定可能になっている。ここで、グループ番号とは、複数のサンプルからなるグループが複数ある場合に、グループを識別する番号である。

0102

また、データ表示領域130の左半分には、1から10の検査ライン8のライン番号と、各検査ライン8の測定精度の項目名が表示されている。これらの測定精度の項目の値および精度確認結果は、図6では空白になっている。精度確認モードで運転が開始されると、データ表示領域130には、サンプルの計量が全バッチ処理数分の処理が完了した検査ライン8から、測定精度の項目の値および精度確認結果が順次表示される。

0103

また、データ表示領域130の右半分には、ライン選択部134が設けられている。ライン選択部134は、選択された検査ライン8のライン番号を表示(ライン番号1が表示中)している。ライン選択部134には、左右一対の矢印が表示されており、この矢印へのタッチ操作により検査ライン8の切替が可能になっている。また、この領域には、選択された検査ライン8での精度確認に係る具体的な数値が項目名とともに表示される。この項目名には、現在値測定個数、X−bar、S、R、Max、Min、真値、測定値、器差が含まれる。器差は真値と計量値との差であり、X−bar、S、R、Max、Minに対応する数値は統計量算出部41Cで算出した平均値、標準偏差、レンジ、最大値、最小値となっている。図6では、サンプルの真値のみが表示されており、他の項目の数値は空白になっている。

0104

なお、図6では、1から5までのサンプル番号が表示されているが、6から10のサンプル番号は、縦方向スクロールすることで表示される。ライン番号が1の検査ライン8に係るこれらの数値は図6では空白となっている。この状態では、マガジン9には、運転開始までに予めサンプルが装填されている。

0105

図6の状態で図示しないスタートボタンが押されると、精度確認モードで運転が開始され、マガジン9に装填されたサンプルが搬送および計測される。そして、サンプルの計量を全バッチ処理数分の処理が終了した検査ライン8から、図7に示すように、測定値、真値との差(器差欄)、測定精度が表示されるとともに、精度確認結果が適合または不適合の文字で表示される。なお、1つのバッチ処理の終了時には、「サンプルを再装填してください」等の案内分が表示される。

0106

なお、本実施形態では、重量測定装置としてのカプセル重量選別装置1に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、食品等の比較的質量が重い被計量物をコンベアで搬送して計量する重量測定装置にも適用することができる。

0107

以上説明したように、本実施形態に係るカプセル重量選別装置1は、複数のサンプルの重量の真値を取得する真値取得部としてのタッチパネル表示器50および入力インタフェース45と、精度確認モードでの動作を制御する制御部41と、を備える。

0108

また、制御部41は、複数のサンプルを搬送部10で搬送させて計量部20で計量させる計量制御部41Aと、複数の真値と、複数のサンプルの計量値を対応付けるデータ管理部41Bと、データ管理部41Bで対応付けられた、各サンプルの計量値と真値との差に基づいて統計量を算出する統計量算出部41Cと、統計量算出部41Cの統計量に基づいて計量部20の計量精度が規格値に適合するか否かを判定し、判定結果を出力する適合結果出力部41Dと、を備える。

0109

この構成により、例えば、真値の取得順序と同じ順番で、複数のサンプルを搬送および計量させるようにしておくことにより、同じサンプル同士で計量値と真値との差が得られ、その差に基づいた統計量を算出できる。このため、複数のサンプルを用いて精度確認を行うことができる。また、計量精度の判定をオペレータが行う必要がないため、精度確認の作業工程を削減できる。この結果、精度確認の作業工程を削減しつつ、複数のサンプルを用いて精度確認を行うことができる。

0110

また、本実施形態に係るカプセル重量選別装置1において、真値取得部としてのタッチパネル表示器50は、入力操作により真値を取得する。

0111

サンプルの真値を入力操作により設定できるため、実際の製品等をサンプルとして精度確認を行うことができる。

0112

また、本実施形態に係るカプセル重量選別装置1において、真値取得部としての入力インタフェース45は、外部機器から真値を取得する。

0113

この構成により、静止秤等の外部機器で測定した真値を直接取得できる。これにより、真値の入力操作を不要にできる。

0114

また、本実施形態に係るカプセル重量選別装置1は、タッチパネル表示器50または入力インタフェース45で取得した真値を外部記憶装置に出力して記憶させる出力インタフェース46を備える。

0115

この構成により、出力インタフェース46を介して真値を外部記憶装置に保存しておくことができる。また、次に真値を取得する際に、外部機器としての外部記憶装置から短時間で真値を取得できる。

0116

また、本実施形態に係るカプセル重量選別装置1において、計量制御部41Aは、真値取得部としてのタッチパネル表示器50または入力インタフェース45が取得する真値の数をバッチ処理の単位とし、サンプルを、所定のバッチ処理数だけ搬送部10で繰り返し搬送させて計量部20で計量させる。

0117

この構成により、一定数のサンプルをバッチ処理の単位とし、バッチ処理数分繰り返し計量するため、サンプルの数を少なくでき、真値の取得に要する時間を短縮できる。また、サンプル数より多くの測定結果を得ることができるため、適切に精度確認を行うことができる。

0118

また、本実施形態に係るカプセル重量選別装置1において、サンプルには、このサンプルを個体毎に識別可能な識別情報が付加されており、タッチパネル表示器50または入力インタフェース45は、真値と識別情報を取得する。そして、データ管理部41Bは、識別情報に基づいて複数の真値と複数のサンプルの計量値を対応付ける。

0119

この構成により、例えば、サンプルの搬送順序とサンプルの識別情報との関係を規定しておき、規定された順序でサンプルを搬送および計量することで、複数のサンプルの真値と計量値との対応関係を保つことができる。

0120

また、本実施形態に係るカプセル重量選別装置1は、サンプルから識別情報を読み取る読み取り部47を備える。

0121

この構成により、読み取り部47を用いてサンプルから識別情報を自動的に読み取ることができるので、サンプルの搬送順序をサンプルの識別情報の順序と一致させない場合でも、複数のサンプルの真値と計量値との対応関係を保つことができる。

0122

以上のように、本発明に係る重量測定装置は、精度確認の作業工程を削減しつつ、複数のサンプルを用いて精度確認を行うことができるという効果を有し、複数の検査ラインを用いて被計量物を計量する重量測定装置として有用である。

0123

1カプセル重量選別装置(重量測定装置)
10 搬送部
20計量部
41 制御部
41A 計量制御部
41Bデータ管理部
41C統計量算出部
41D適合結果出力部
45入力インタフェース(真値取得部)
46出力インタフェース
47読み取り部
50タッチパネル表示器(設定部、真値取得部)
W 被計量物

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