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技術 機械式駐車装置の制御方法及び機械式駐車装置

出願人 新明和工業株式会社
発明者 吉原和夫山下博司
出願日 2016年3月30日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2016-068990
公開日 2017年10月5日 (3年4ヶ月経過) 公開番号 2017-179899
状態 特許登録済
技術分野 乗り物を格納するための建築物
主要キーワード 矩形状枠 後部センサ 確認報知 操作者識別情報 操作者認証 エレベータ式 管理者専用 契約者識別情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

正規利用者による入出庫操作が完了するまでは第三者による操作を防止して安全性を高めることができる機械式駐車装置制御方法を提供する。

解決手段

利用者が正規の利用者であることを確認する認証処理(S2)と、認証処理の後で車体搬送手段を乗降部へ呼び出す搬送呼出処理(S5)と、利用者の個人識別情報を取得して登録する個人識別情報登録処理と、車体搬送手段が乗降部に到着し、かつ個人識別情報登録処理が行われた後に、入出庫扉を開く開扉処理(S7)と、入出庫扉を閉じる前に、乗降部の外部に存在する利用者から個人識別情報を取得する個人識別情報取得処理と、個人識別情報登録処理により登録された個人識別情報と個人識別情報取得処理により取得された個人識別情報とが一致しているか否かを判定する判定処理(S11)と、判定処理における判定結果が一致した後に、入出庫扉を閉じる閉扉処理(S13)とを有する。

概要

背景

機械式駐車装置では、通常、駐車装置入出庫口入出庫扉が設けられている。そして、入出庫扉を開いた状態で、入出庫口を介して車両の入出庫が行われ、入出庫が完了した後、入出庫扉が閉じられる。

入出庫口の外部には操作盤が設置されており、管理人利用者自身が入出庫のための各操作をこの操作盤によって行うことができる。例えば、利用者が車両を入出庫する際には、操作盤を操作することにより、パレット乗降部に呼び出して入出庫扉が開かれる。そして、入庫する際には乗降部のパレット上に車両を停車させ、出庫する際には、パレット上の車両を乗降部から外へ出して停車させる。その後、乗降部内の安全を確認し、操作盤を操作して入出庫扉を閉める。

しかし、利用者の不注意等により乗降部内の安全確認が十分になされなかった場合、入出庫扉の閉扉操作が行われて乗降部内に人が閉じ込められるおそれがある。また、入出庫扉が開放した状態の場合、次の利用者が、先の利用者が入出庫扉を閉じずに立ち去ったと思い込み、乗降部内を確認せずに入出庫扉を閉じると、先の利用者が閉じ込められるおそれがある。

このように乗降部内に人が閉じ込められるのを防ぐために、種々の提案がなされている(例えば、特許文献1,2等を参照)。

例えば、特許文献1では、入出庫扉を開放する前に第1の認証処理を行って入出庫扉を開放し、その後、車両を入出庫し、入出庫扉を閉じる前に第2の認証処理を行うようにしている。そして、第1の認証処理の認証情報と第2の認証処理の認証情報とが照合処理で一致した後に、操作盤で閉扉操作がなされて入出庫扉が閉じられる。

概要

正規の利用者による入出庫操作が完了するまでは第三者による操作を防止して安全性を高めることができる機械式駐車装置の制御方法を提供する。 利用者が正規の利用者であることを確認する認証処理(S2)と、認証処理の後で車体搬送手段を乗降部へ呼び出す搬送呼出処理(S5)と、利用者の個人識別情報を取得して登録する個人識別情報登録処理と、車体搬送手段が乗降部に到着し、かつ個人識別情報登録処理が行われた後に、入出庫扉を開く開扉処理(S7)と、入出庫扉を閉じる前に、乗降部の外部に存在する利用者から個人識別情報を取得する個人識別情報取得処理と、個人識別情報登録処理により登録された個人識別情報と個人識別情報取得処理により取得された個人識別情報とが一致しているか否かを判定する判定処理(S11)と、判定処理における判定結果が一致した後に、入出庫扉を閉じる閉扉処理(S13)とを有する。

目的

本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、正規の利用者による入出庫操作が完了するまでは第三者による操作を防止して安全性を高めることができる機械式駐車装置の制御方法及び機械式駐車装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

乗降部において車両の入出庫が行われる機械式駐車装置制御方法であって、前記乗降部の入出庫扉を開く前に、利用者が予め登録された正規の利用者であることを確認する認証処理と、前記認証処理の後で車体搬送手段を前記乗降部へ呼び出す搬送呼出処理と、前記入出庫扉を開く前に、利用者の個人識別情報を取得して登録する個人識別情報登録処理と、前記車体搬送手段が前記乗降部に到着し、かつ前記個人識別情報登録処理が行われた後に、前記入出庫扉を開く開扉処理と、前記入出庫扉を閉じる前に、前記乗降部の外部に存在する利用者から個人識別情報を取得する個人識別情報取得処理と、前記個人識別情報登録処理により登録された個人識別情報と前記個人識別情報取得処理により取得された個人識別情報とが一致しているか否かを判定する判定処理と、前記判定処理における判定結果が一致した後に、前記入出庫扉を閉じる閉扉処理と、を有する機械式駐車装置の制御方法。

請求項2

前記認証処理によって利用者が正規の利用者であることを確認した直後に、前記搬送呼出処理を行う、請求項1に記載の機械式駐車装置の制御方法。

請求項3

前記個人識別情報は、利用者が入力手段を操作して任意に入力する数字及び/または文字からなる情報、または利用者がタッチパネル上に任意に描くパターンの情報である、請求項1または2に記載の機械式駐車装置の制御方法。

請求項4

前記個人識別情報は、生体認証技術を用いて取得される利用者の身体的特徴を示す生体情報である、請求項1または2に記載の機械式駐車装置の制御方法。

請求項5

前記生体情報は、利用者が前記乗降部の外部に設けられた操作盤または当該操作盤の付属操作部に直接触れたときに取得される利用者の手または指の静脈模様の画像データである、請求項4に記載の機械式駐車装置の制御方法。

請求項6

前記生体情報は、利用者の顔の画像データであり、前記個人識別情報登録処理は、前記認証処理のための利用者による認証操作が行われたときに、前記認証操作の直前、直後または当該操作中に撮影した前記利用者の顔の画像データを前記個人識別情報として取得して登録し、前記個人識別情報取得処理は、利用者による閉扉操作が行われたときに、前記閉扉操作の直前、直後または当該操作中に撮影した前記利用者の顔の画像データを前記個人識別情報として取得する、請求項4に記載の機械式駐車装置の制御方法。

請求項7

前記閉扉処理は、前記判定処理における判定結果が一致した場合に、該一致に応答して前記入出庫扉を閉じる、請求項1〜5のいずれかに記載の機械式駐車装置の制御方法。

請求項8

前記閉扉処理は、前記判定処理における判定結果が一致し、かつ利用者による閉扉操作が行われた場合に、前記入出庫扉を閉じる、請求項1〜6のいずれかに記載の機械式駐車装置の制御方法。

請求項9

前記認証処理と前記搬送呼出処理との間に行われ、利用者の車両が入庫済みであるか否かを示す情報に基づいて利用者が入庫のために来たのか出庫のために来たのかを判別する入出庫判別処理を有するとともに、前記入出庫判別処理によって利用者が入庫のために来たと判別した場合には、前記開扉処理を行った後で、入庫する前記車両が前記乗降部に乗り入れられ、かつ、その後に人が前記乗降部から退出したことを検出することにより入庫完了判定を行う入庫完了判定処理を有し、前記開扉処理を行った後、前記入庫完了判定処理による入庫完了判定が行われるまでは、前記個人識別情報取得処理を行わない、請求項1〜8のいずれかに記載の機械式駐車装置の制御方法。

請求項10

前記入出庫判別処理によって利用者が出庫のために来たと判別した場合には、前記個人識別情報登録処理と前記個人識別情報取得処理と前記判定処理とを省略するとともに、前記入出庫判別処理によって利用者が出庫のために来たと判別した場合には、前記開扉処理を行った後で、出庫する前記車両が前記乗降部から退出したことを検出することにより出庫完了判定を行う出庫完了判定処理を有し、前記入出庫判別処理によって利用者が出庫のために来たと判別した場合には、前記車体搬送手段が前記乗降部に到着したことを条件に前記開扉処理を行い、前記開扉処理の後に前記出庫完了判定処理が行われ、かつその後に前記乗降部の外部に設けられた操作盤に対して利用者による閉扉操作が行われることによって前記閉扉処理を行う、請求項9に記載の機械式駐車装置の制御方法。

請求項11

請求項1〜10のいずれかに記載の機械式駐車装置の制御方法によって制御されることを特徴とする機械式駐車装置。

技術分野

0001

本発明は、機械式駐車装置制御方法及びこの制御方法により制御される機械式駐車装置に関する。

背景技術

0002

機械式駐車装置では、通常、駐車装置入出庫口入出庫扉が設けられている。そして、入出庫扉を開いた状態で、入出庫口を介して車両の入出庫が行われ、入出庫が完了した後、入出庫扉が閉じられる。

0003

入出庫口の外部には操作盤が設置されており、管理人利用者自身が入出庫のための各操作をこの操作盤によって行うことができる。例えば、利用者が車両を入出庫する際には、操作盤を操作することにより、パレット乗降部に呼び出して入出庫扉が開かれる。そして、入庫する際には乗降部のパレット上に車両を停車させ、出庫する際には、パレット上の車両を乗降部から外へ出して停車させる。その後、乗降部内の安全を確認し、操作盤を操作して入出庫扉を閉める。

0004

しかし、利用者の不注意等により乗降部内の安全確認が十分になされなかった場合、入出庫扉の閉扉操作が行われて乗降部内に人が閉じ込められるおそれがある。また、入出庫扉が開放した状態の場合、次の利用者が、先の利用者が入出庫扉を閉じずに立ち去ったと思い込み、乗降部内を確認せずに入出庫扉を閉じると、先の利用者が閉じ込められるおそれがある。

0005

このように乗降部内に人が閉じ込められるのを防ぐために、種々の提案がなされている(例えば、特許文献1,2等を参照)。

0006

例えば、特許文献1では、入出庫扉を開放する前に第1の認証処理を行って入出庫扉を開放し、その後、車両を入出庫し、入出庫扉を閉じる前に第2の認証処理を行うようにしている。そして、第1の認証処理の認証情報と第2の認証処理の認証情報とが照合処理で一致した後に、操作盤で閉扉操作がなされて入出庫扉が閉じられる。

先行技術

0007

2014−139401号公報
2015−151679号公報

発明が解決しようとする課題

0008

上記特許文献1の場合、第1の認証処理の認証情報と第2の認証処理の認証情報とが一致すれば閉扉操作ができるので、例えば、認証情報としての暗証番号を家族で共有している場合など、第1の認証操作を行った者とは異なる第三者同乗する家族)が、家族全員退出したとする思い込みによって、第2の認証操作を行い、さらに閉扉操作を実行するおそれがあり、乗降部内の人の居残りを防止することが難しい場合がある。

0009

本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、正規の利用者による入出庫操作が完了するまでは第三者による操作を防止して安全性を高めることができる機械式駐車装置の制御方法及び機械式駐車装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するために、本発明のある形態に係る機械式駐車装置の制御方法は、乗降部において車両の入出庫が行われる機械式駐車装置の制御方法であって、前記乗降部の入出庫扉を開く前に、利用者が予め登録された正規の利用者であることを確認する認証処理と、前記認証処理の後で車体搬送手段を前記乗降部へ呼び出す搬送呼出処理と、前記入出庫扉を開く前に、利用者の個人識別情報を取得して登録する個人識別情報登録処理と、前記車体搬送手段が前記乗降部に到着し、かつ前記個人識別情報登録処理が行われた後に、前記入出庫扉を開く開扉処理と、前記入出庫扉を閉じる前に、前記乗降部の外部に存在する利用者から個人識別情報を取得する個人識別情報取得処理と、前記個人識別情報登録処理により登録された個人識別情報と前記個人識別情報取得処理により取得された個人識別情報とが一致しているか否かを判定する判定処理と、前記判定処理における判定結果が一致した後に、前記入出庫扉を閉じる閉扉処理と、を有する。

0011

この制御方法によれば、利用者が予め登録された正規の利用者であることを確認する認証処理と、利用者の個人識別情報を取得して登録する個人識別情報登録処理とが行われた後、開扉処理が行われ、車両の入出庫の完了後に、乗降部の外部に存在する利用者から個人識別情報を取得し、この取得した個人識別情報が、登録済みの個人識別情報と一致しなければ、閉扉処理が行われず入出庫扉を閉じることができない。よって、正規の利用者による入出庫操作が完了するまでは第三者による操作を防止して、乗降部内での人の居残りを防ぎ、安全性を高めることができる。なお、本書における「判定結果が一致した」とは、判定処理による判定結果が「一致」であることをいう。

0012

また、前記認証処理によって利用者が正規の利用者であることを確認した直後に、前記搬送呼出処理を行うようにしてもよい。これにより、車体搬送手段を乗降部へ早く呼び出すことができ、利用者の待ち時間を短縮できる。

0013

また、前記個人識別情報は、利用者が入力手段を操作して任意に入力する数字及び/または文字からなる情報、または利用者がタッチパネル上に任意に描くパターンの情報であってもよい。

0014

また、前記個人識別情報は、生体認証技術を用いて取得される利用者の身体的特徴を示す生体情報であってもよい。このように個人識別情報として利用者の生体情報を用いれば、利用者が個人識別情報を覚えておく必要がない。

0015

また、前記生体情報は、利用者が前記乗降部の外部に設けられた操作盤または当該操作盤の付属操作部に直接触れたときに取得される利用者の手または指の静脈模様の画像データであってもよい。

0016

また、前記生体情報は、利用者の顔の画像データであり、前記個人識別情報登録処理は、前記認証処理のための利用者による認証操作が行われたときに、前記認証操作の直前、直後または当該操作中に撮影した前記利用者の顔の画像データを前記個人識別情報として取得して登録し、前記個人識別情報取得処理は、利用者による閉扉操作が行われたときに、前記閉扉操作の直前、直後または当該操作中に撮影した前記利用者の顔の画像データを前記個人識別情報として取得するようにしてもよい。

0017

また、前記閉扉処理は、前記判定処理における判定結果が一致した場合に、該一致に応答して前記入出庫扉を閉じるようにしてもよい。

0018

また、前記閉扉処理は、前記判定処理における判定結果が一致し、かつ利用者による閉扉操作が行われた場合に、前記入出庫扉を閉じるようにしてもよい。

0019

また、前記認証処理と前記搬送呼出処理との間に行われ、利用者の車両が入庫済みであるか否かを示す情報に基づいて利用者が入庫のために来たのか出庫のために来たのかを判別する入出庫判別処理を有するとともに、前記入出庫判別処理によって利用者が入庫のために来たと判別した場合には、前記開扉処理を行った後で、入庫する前記車両が前記乗降部に乗り入れられ、かつ、その後に人が前記乗降部から退出したことを検出することにより入庫完了判定を行う入庫完了判定処理を有し、前記開扉処理を行った後、前記入庫完了判定処理による入庫完了判定が行われるまでは、前記個人識別情報取得処理を行わないようにしてもよい。これにより、利用目的に応じた適切な対応を行うことができる。

0020

また、前記入出庫判別処理によって利用者が出庫のために来たと判別した場合には、前記個人識別情報登録処理と前記個人識別情報取得処理と前記判定処理とを省略するとともに、前記入出庫判別処理によって利用者が出庫のために来たと判別した場合には、前記開扉処理を行った後で、出庫する前記車両が前記乗降部から退出したことを検出することにより出庫完了判定を行う出庫完了判定処理を有し、前記入出庫判別処理によって利用者が出庫のために来たと判別した場合には、前記車体搬送手段が前記乗降部に到着したことを条件に前記開扉処理を行い、前記開扉処理の後に前記出庫完了判定処理が行われ、かつその後に前記乗降部の外部に設けられた操作盤に対して利用者による閉扉操作が行われることによって前記閉扉処理を行うようにしてもよい。これにより、出庫の際には、制御の簡略化及び利用者の操作の簡略化を図ることができる。

0021

また、本発明のある形態に係る機械式駐車装置は、上記の機械式駐車装置の制御方法によって制御されることを特徴とする。この構成によれば、上記の機械式駐車装置の制御方法による効果と同様の効果が得られる。

発明の効果

0022

本発明は、以上に説明した構成を有し、正規の利用者による入出庫操作が完了するまでは第三者による操作を防止して安全性を高めることができる機械式駐車装置の制御方法及び機械式駐車装置を提供することができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0023

図1は、本実施形態の機械式駐車装置の乗降部を示す平面図である。
図2は、図1に示す機械式駐車装置の概略ブロック図である。
図3は、図1に示す機械式駐車装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。

実施例

0024

以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されない。

0025

(実施形態)
本実施形態では、機械式駐車装置として、パレット式の駐車装置を例に説明する。図1は、本実施形態の機械式駐車装置の乗降部を示す平面図である。以下では、便宜上、図1に示すように、機械式駐車装置1の前後左右を決めて説明する。また、図1では、車両Vを簡略化して矩形状枠として示す。また、図2は、図1に示す機械式駐車装置1の概略ブロック図である。

0026

この機械式駐車装置1は、駐車塔2内に複数のパレット(車体搬送手段)6が収容されている。駐車塔2には、車両Vが入出庫される場所となる乗降部3が設けられ、この乗降部3の正面側には車両Vを入出庫するための入出庫口4が設けられ、この入出庫口4には入出庫扉5が備えられている。この入出庫口4の外側の側方(図では右方)には、機械式駐車装置1の運転操作等を行う操作盤7が設けられている。

0027

また、この機械式駐車装置1には、物体を検知する複数のセンサ11〜16が設けられている。車両Vを入出庫させる車両配置部であるパレット6の左側方に左部センサ11が設けられ、右側方に右部センサ12が設けられている。また、パレット6の前方には、乗降部3の左右方向全長で物体を検知する前部センサ13が設けられ、パレット6の前後方向の中間部分には、車両Vの有無を検知するための車両検知センサ16が設けられている。さらに、パレット6と入出庫扉5との間には、乗降部3の左右方向全長で物体を検知する後部センサ14が設けられ、入出庫口4の部分には、入出庫扉5の外側で物体を検知する扉外センサ15が設けられている。なお、模式的に一点鎖線とその両端の黒丸とで示された各センサ11〜16は、例えば、両端の黒丸部分に投光器受光器とが対向配置された光センサで構成され、一点鎖線は物体が検知される光の通路を示している。

0028

また、図2に示すように、機械式駐車装置1には、例えば、エレベータ式の駐車装置の場合、複数のパレット6の各々を格納する複数の格納部(図示せず)が備えられており、格納部と乗降部3との間でパレット6を搬送するパレット搬送手段8と、入出庫扉5を開閉する入出庫扉開閉手段9とを有している。なお、機械式駐車装置1は、エレベータ式に限らず、垂直循環式、水平多層式、箱型循環式、平面往復式等の駐車装置であってもよい。また、パレットを使用せず、パレット搬送手段に代えて車体搬送手段に直接車両積載して格納部と乗降部の間で搬送する駐車装置であってもよい。

0029

操作盤7には、制御装置71と、画面に文字及び画像等を表示する表示装置72と、スピーカ73と、契約者識別情報入力手段74と、操作者識別情報入力手段75とが備えられている。

0030

制御装置71は、表示装置72及びスピーカ73を制御して操作手順を案内する情報等を出力する。また、制御装置71は、契約者識別情報入力手段74から契約者識別情報が入力されるとともに、操作者識別情報入力手段75から操作者識別情報(個人識別情報)が入力される。また、制御装置71は、パレット搬送手段8及び入出庫扉開閉手段9を制御し、各センサ11〜16からの出力信号が入力される。なお、後述するように、操作盤7に、入出庫扉5を閉じるために操作する閉扉タン、パレット6を呼び出すために操作するスタートボタン等の操作部が設けられている場合があるが、この場合、利用者等によって各操作部に対して操作(例えば、閉扉ボタンを押す操作、スタートボタンを押す操作)が行われることにより各操作部からの指示信号が制御装置71に入力される。

0031

制御装置71は、CPU等の演算処理部と、ROMおよびRAM等を含みCPUが実行する制御プログラム及び種々のデータ等を記憶する記憶部とを有しており、CPUが制御プログラムを実行することにより機械式駐車装置1全体を制御する。なお、制御装置71は、集中制御する単独の制御装置によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置によって構成されていてもよい。例えば、パレット搬送手段8を制御する制御装置と、入出庫扉開閉手段9を制御する制御装置とが、制御装置71から別個に分離されていてもよいし、さらに操作盤7の外部に設けられていてもよい。

0032

前述の契約者識別情報は、機械式駐車装置1を利用する際に、利用者が契約者であることを認証するための情報であり、例えば、機械式駐車装置1の個々の契約者ごとに予め定められている契約者専用の暗証番号である。この場合、例えば、契約者識別情報入力手段74は、例えばテンキーあるいはタッチパネル等の番号入力部によって構成され、利用者による番号入力部の操作によって契約者専用の暗証番号が入力される。

0033

制御装置71では、全ての契約者の各々に付与されている契約者識別情報を登録した契約者テーブルを予め記憶しており、契約者認証手段71aとして機能する。この契約者認証手段71aでは、契約者テーブルに登録されている全ての契約者識別情報の中に、契約者識別情報入力手段74から入力される契約者識別情報と一致するものがあれば、利用者が契約者であると判定し、一致するものが無ければ契約者ではないと判定する。なお、制御装置71には、管理責任者が利用者に機械式駐車装置1の取扱いに関して教育を行い、管理責任者から操作権限を与えられた利用者が、契約者として登録(契約者識別情報等が記憶)されている。

0034

また、操作者識別情報は、契約者識別情報とは異なる情報であり、例えば、利用者が機械式駐車装置1に車両を入出庫するたびに任意に定めることができるパスワード(数字のみ、英字等の文字のみ、または数字と文字とが混在する情報)である。

0035

制御装置71は、利用者が車両を入出庫する際、操作者登録認証手段71bとして機能する。この操作者登録認証手段71bでは、入出庫扉5を開く前に、操作者識別情報入力手段75から入力される操作者識別情報を登録(記憶)する。その後、車両の入出庫が完了し、入出庫扉5を閉じる前に、操作者識別情報入力手段75から入力される操作者識別情報が、先に登録した操作者識別情報と一致しているか否かを判定し、一致していれば操作者が同一であると判定し、一致していなければ操作者は同一でないと判定する。

0036

なお、例えば、契約者識別情報が個々の契約者専用の暗証番号であり、操作者識別情報が利用者が任意に定めるパスワードであるというように、契約者識別情報と操作者識別情報とが同種の情報である場合には、契約者識別情報入力手段74と操作者識別情報入力手段75とを一つの入力手段で共用するようにしてもよい。

0037

次に、機械式駐車装置1の利用方法の一例について説明する。図3は、機械式駐車装置1の制御方法の一例を示すフローチャートである。この制御方法は、制御装置71により実行され、車両の入庫時と出庫時とで概ね同一であるが、出庫時は、これに限らない。

0038

ここでは、契約者識別情報は個々の契約者専用の暗証番号であり、操作者識別情報は利用者が任意に定めるパスワードである場合を例に説明する。

0039

利用者は、車両を入出庫(入庫または出庫)する際、操作盤7に向かい、まず、契約者認証操作を行う。契約者認証操作は、ここでは、利用者がテンキー等の契約者識別情報入力手段74を用いて契約者専用の暗証番号を入力する操作である。

0040

そして、制御装置71では、まず、ステップS1で、利用者による契約者認証操作が実行されたか否かを判定し、契約者認証操作が実行されると、次のステップS2に移行して、契約者認証操作を行った利用者が契約者であるか否かを判定する(認証処理)。ここで、利用者による契約者認証操作が実行されることにより、契約者識別情報(契約者専用の暗証番号)が制御装置71に入力される。

0041

ステップS2では、制御装置71が前述の契約者認証手段71aとして機能し、契約者テーブルに登録されている全ての契約者識別情報の中に、契約者認証操作により入力される契約者識別情報と一致するものが存在するか否かを判定し、一致するものがあれば、契約者である(Yes)と判定し、一致するものが無ければ契約者ではない(Nо)と判定する。

0042

このステップS2の判定結果がNоの場合には、ステップS3に移行してエラー表示処理を行い、表示装置72とスピーカ73によりエラー表示がなされる。

0043

ステップS2の判定結果がYesの場合には、ステップS4に移行し、入出庫情報テーブルに基づいて入庫か出庫かを判別する入出庫判別処理を行う。ここで、入出庫情報テーブルには、個々の契約者の車両が入庫済みであるか否かを示す情報を含んでいる。例えば、予め定められている契約者番号と、契約者識別情報と、当該契約者の車両が載置されているパレット6の番号とが対応付けて記憶された情報からなり、例えば、車両が入庫されていない場合には、パレット6の番号は記憶されていない(あるいは空であることを示す情報を記憶していてもよい)。なお、契約者番号と契約者識別情報とは対応づけられて予め入出庫情報テーブルに記憶されており、入出庫情報テーブルを前述の契約者テーブルに兼用するようにしてもよい。また、制御装置71は、入出庫情報テーブルを記憶しており、車両が入庫及び出庫されるたびに入出庫情報テーブルを更新している。

0044

よって、制御装置71は、入出庫情報テーブルに基づいて、利用者が入庫するためにきたのか出庫するためにきたのかを判別することができ、ステップS4では、利用者の車両が入庫されていなければ「入庫(利用者が入庫のために来た)」と判別し、車両が入庫済みであれば「出庫(利用者が出庫のために来た)」と判別する。

0045

次に、ステップS5に移行してパレット6を呼び出す搬送呼出処理を実行し、入庫時には空のパレット6が、出庫時には当該車両が積載されたパレット6が、それぞれパレット搬送手段8によって乗降部3への搬送が開始される。

0046

次に、ステップS6では、利用者による操作者登録操作(操作者識別情報の入力)が行われて操作者識別情報を登録済みであるか否かを判定し、登録済みであれば、ステップS7へ移行する。操作者登録操作は、ここでは、利用者がテンキー等の操作者識別情報入力手段75を用いて任意のパスワードを入力する操作である。

0047

なお、図3では図示していないが、利用者による操作者登録操作が実行されると、制御装置71は、操作者登録操作に基づいて入力される操作者識別情報(パスワード)を登録(記憶)する(個人識別情報登録処理)。この個人識別情報登録処理は、次のステップS7の前までに行われればよい。例えば、ステップS1の前でもよいし、ステップS4の直後でもよい。

0048

そして、ステップS7では、パレット6が乗降部3に到着していることを条件として、開扉処理を実行し、入出庫扉開閉手段9により入出庫扉5が開扉される。

0049

ここまでに、利用者は、操作盤7で契約者認証操作(契約者専用の暗証番号の入力操作)と操作者登録操作(任意のパスワードの入力操作)とを行っている。そして、入出庫扉5が開扉されると、この後、利用者は、入庫の際には車両Vをパレット6上の規定位置に停車させ、出庫の際にはパレット6に積載された車両Vを入出庫口4の外に出庫させる。

0050

次に、制御装置71は、ステップS8で、センサ11〜16の出力信号に基づいて車両の入出庫が完了したか否かを判定する。例えば、入庫の際には、車両検知センサ16が検知状態であり、かつ、センサ11〜14が非検知状態であるときに、降車した運転手(利用者)が入出庫口4を通過することにより扉外センサ15が検知状態から非検知状態になった場合に、入庫が完了したと判定してもよい。また、出庫の際には、車両検知センサ16及びセンサ11〜14が非検知状態であるときに、車両が入出庫口4を通過することにより扉外センサ15が検知状態から非検知状態になった場合に、出庫が完了したと判定してもよい。

0051

すなわち、制御装置71は、ステップS4の入出庫判別処理で「入庫」と判別した場合には、ステップS8では入庫が完了したかの否かの判定を行い(入庫完了判定処理)、ステップS4の入出庫判別処理で「出庫」と判別した場合には、ステップS8では出庫が完了したかの否かの判定を行う(出庫完了判定処理)。

0052

そして、入出庫(入庫または出庫)が完了したと判定すれば、ステップS9へ移行して安全確認報知処理を実行し、表示装置72とスピーカ73によって利用者に駐車塔2(乗降部3)内の安全確認を行うよう報知がなされる。

0053

利用者は安全確認を行った後、操作盤7に向かい、操作者認証操作を行う。この操作者認証操作は、先に行った操作者登録操作と同一であり、利用者が操作者識別情報入力手段75を用いて先の操作者登録操作で入力したパスワードと同一のパスワードを入力する操作である。

0054

制御装置71は、ステップS10で、利用者による操作者認証操作が実行されたか否かを判定し、操作者認証操作が実行されると入力された操作者識別情報(パスワード)を取得(個人識別情報取得処理)し、ステップS11へ移行し、操作者認証操作によって入力される操作者識別情報(パスワード)と、先のステップS6の操作者登録操作に基づく登録済みの操作者識別情報(パスワード)とが一致しているか否かを判定し(判定処理)、判定結果が一致しなければ、操作者が同一ではないと判定し、ステップS12に移行してエラー表示処理を行い、表示装置72とスピーカ73によりエラー表示がなされる。その後、ステップS10以降の処理が繰り返される。

0055

制御装置71は、上記の判定結果が一致すれば操作者は同一と判定し、ステップS13に移行して閉扉処理を実行し、入出庫扉開閉手段9によって入出庫扉5が閉じられる。なお、エレベータ式の場合には、入出庫扉5が閉じられた後、パレット6が所定の格納部へ搬送される。また、制御装置71は、ステップS13の閉扉処理を実行するとともに入出庫情報テーブルを更新する。さらに、操作者登録認証手段71bに登録されていた操作者識別情報は消去されるか、空であることを示す情報に置き換えられる。

0056

本実施形態では、利用者が予め登録された契約者(正規の利用者)であることを確認する認証処理(ステップS2参照)と、操作者登録操作による個人識別情報登録処理(ステップS6参照)とが行われた後、ステップS7の開扉処理が行われ、入出庫の完了後に、乗降部3の外部の操作盤7を用いた利用者の操作者認証操作によって操作者識別情報が入力され、この入力される操作者識別情報が、操作者登録操作によって登録済みの操作者識別情報と一致しなければ、ステップS13の閉扉処理は行われない。操作者識別情報は、入出庫する際に、利用者が任意に定め、通常当該利用者のみが知りうるので、当該利用者が乗降部3から出てから操作盤7を操作して操作者認証操作を行わないと入出庫扉5を閉じることができない。よって、正規の利用者による入出庫操作が完了するまでは第三者による操作を防止して、乗降部3内での人の居残りを防ぎ、安全性を高めることができる。

0057

なお、操作盤7に、例えばスタートボタンを設け、正規の利用者が契約者認証操作を行った後、スタートボタンを押すことで、ステップS5の搬送呼出処理が開始されるようにしてもよい。

0058

また、操作盤7に、入出庫扉5を閉じるための操作ボタンとして閉扉ボタンを設け、正規の利用者が操作者認証操作を行った後、閉扉ボタンを押す操作(閉扉操作)が行われることにより、ステップS13の閉扉処理が行われるようにしてもよい。

0059

なお、上記の例のように、契約者識別情報を契約者専用の暗証番号とし、操作者識別情報を任意のパスワードとする場合において、例えば、操作盤7に登録ボタンを設け、契約者専用の暗証番号を入力する際には、契約者専用の暗証番号を入力後に、登録ボタンを1回押すことで、契約者識別情報の入力を確定するようにし、操作者識別情報を登録する際には、任意のパスワードを入力後に、登録ボタンを1回押すことで、操作者識別情報の入力を確定するようにしてもよい。

0060

さらにこの場合において、契約者専用の暗証番号を入力後に、登録ボタンを2回連続して押すことにより、契約者専用の暗証番号の入力を確定するとともに、契約者専用の暗証番号の一部が、操作者識別情報として入力されたものとして登録するようにしてもよい。例えば、契約者専用の暗証番号が4桁の場合に、同暗証番号の下1桁または下2桁の番号を操作者識別情報として登録する。この場合、操作者識別情報が数字のみからなるパスワード(番号)となり、操作者識別情報の登録操作を簡素化でき、利用者の操作の負担を減らすことができる。契約者専用の暗証番号は、契約者以外の者に利用されないようにするためにセキュリティー上、例えば4桁以上の桁数の多い番号が好ましいが、操作者識別情報は、契約者による登録操作を想定すればよいので、契約者専用の暗証番号より桁数が少なくてもよい。

0061

また、利用者が車両を入出庫した後、例えば、操作者認証操作を実行しないか、閉扉ボタンがある場合にそれを押し忘れることにより、入出庫扉5を閉め忘れて立ち去る場合がある。そこで、図1二点鎖線で示すように、乗降部3の奥の左右に、制御装置71に接続される安全確認ボタン20,21を設け、管理者が契約者識別情報入力手段74を操作して管理者専用のパスワードを制御装置71へ入力するか、または、管理者が操作者識別情報入力手段75を操作して管理者自身が設定したパスワードを制御装置71へ入力した後、2つの安全確認ボタン20,21を押し、再度、管理者が上記と同様にして同じパスワードを制御装置71へ入力することにより、制御装置71による閉扉処理(ステップS13)が行われるようにしてもよい。また、この場合において、操作者識別情報入力手段75に後述の生体認証装置を用いる場合には、パスワードに代えて、管理者の生体情報が制御装置71へ入力される。

0062

〔契約者識別情報入力手段の他の例〕
個々の契約者に専用のICカードが付与されている場合には、契約者識別情報入力手段74はICカードリーダで構成される。この場合、ICカードをICカードリーダにかざすあるいはタッチすることで、ICカードから契約者識別情報が読み取られる。

0063

また、個々の契約者に専用のリモコンが付与されている場合には、契約者識別情報入力手段74は、リモコンからの信号を受信する受信装置で構成される。この場合、利用者のリモコンの操作によって、リモコンから契約者識別情報が送信され、その情報が受信装置で受信される。

0064

また、契約者に専用のカードキーが付与されている場合には、契約者識別情報入力手段74は、カードキーの情報を読み取る読み取り装置で構成される。この場合、カードキーを読み取り装置の挿入部に挿入することで、カードキーから契約者識別情報が読み取られる。また、読み取り装置の挿入部に挿入したカードキーは、車両を入出庫した後、利用者が操作者認証操作を行い、さらに、操作盤7に設けられた閉扉ボタンを押さなければ、挿入部から抜けないようにしてもよい。これにより、入出庫扉5の閉め忘れを防止できる。

0065

〔操作者識別情報入力手段の他の例〕
操作者識別情報入力手段75は、タッチパネルで構成され、利用者がタッチパネル上に任意に描くパターン(文字、模様等)の情報を操作者識別情報としてもよい。

0066

また、操作者識別情報入力手段75は、利用者の身体的特徴を示す生体情報(例えば、顔の画像データ、手や指の静脈模様の画像データ、指紋の画像データ等)を撮像するカメラ等で構成され、生体情報を操作者識別情報としてもよい。この場合、操作者識別情報入力手段75及び操作者登録認証手段71bを、生体認証装置で構成することができ、利用者は操作者識別情報を覚えておく必要が無い。

0067

この生体認証装置は、操作者登録操作時においては、そのときに取得した生体情報を登録(記憶)し、操作者認証操作時においては、そのときに取得した生体情報が登録済みの生体情報と一致しているか否か(操作者が同一であるか否か)を判定する機能を有している。

0068

そして、この生体認証装置は、利用者が操作盤7に対して所定の操作をしたときに自動的に生体情報を取得するように構成してもよい。

0069

生体認証装置として、顔認証装置を用いる場合において、例えば、利用者が契約者認証操作(暗証番号の入力操作、ICカードをICカードリーダにタッチする等)を行ったときに、その操作の直前、直後または操作中に撮影した利用者の顔の画像データを取得して操作者識別情報として登録するようにしてもよい。そして、操作盤7に閉扉ボタンが設けられ、利用者が、入出庫完了後に、閉扉ボタンを押す操作(閉扉操作)を行ったときに、その操作の直前、直後または操作中に撮影した利用者の顔の画像データを操作者識別情報として取得して、操作者が同一であるか否かの判定を行うようにしてもよい。

0070

また、顔認証装置を用いる場合において、操作盤7に、操作者登録認証ボタンが設けられ、この操作者登録認証ボタンが押されたときに撮影した利用者の顔の画像データを取得するようにしてもよい。また、顔の画像データを取得する範囲(場所)を制限するようにしてもよい。

0071

また、生体認証装置として、静脈認証装置または指紋認証装置を用いる場合においては、例えば、操作盤7に、パレット6を呼び出すためのスタートボタンと、入出庫扉5を閉じるための閉扉ボタンとが設けられ、それらにカメラが内蔵されている場合に、上記スタートボタンを押したときに撮影された利用者の手や指の静脈模様あるいは指紋の画像データを取得して操作者識別情報として登録するようにしてもよい。そして、利用者が、入出庫完了後に、閉扉ボタンを押す操作(閉扉操作)を行ったときに撮影された利用者の手や指の静脈模様あるいは指紋の画像データを操作者識別情報として取得して、操作者が同一であるか否かの判定を行うようにしてもよい。

0072

また、操作盤7に、上記スタートボタンと閉扉ボタンに代えて、パレット6を呼び出すための操作や入出庫扉5を閉じるための操作を行うマウス(付属操作部)が接続され、そのマウスにカメラが内蔵されている場合に、マウスに直接触れたときに撮影された利用者の手のひらや指の静脈模様あるいは指紋の画像データを操作者識別情報として取得するようにしてもよい。

0073

また、静脈認証装置または指紋認証装置を用いる場合において、操作盤7に、利用者の手や指の静脈模様あるいは指紋を撮影するための専用の撮影部が、別途設けられていてもよい。

0074

〔契約者識別情報入力手段及び操作者識別情報入力手段の他の例〕
契約者識別情報入力手段74は、利用者の身体的特徴を示す生体情報(例えば、顔の画像データ、手や指の静脈模様の画像データ、指紋の画像データ等)を撮像するカメラ等で構成され、生体情報を契約者識別情報としてもよい。この場合、契約者識別情報入力手段74及び契約者認証手段71aを、生体認証装置で構成することができる。

0075

この生体認証装置には、全ての契約者から契約時において取得した生体情報(契約者の顔、手や指の静脈模様、あるいは、指紋の画像データ等)が予め登録(記憶)されている。そして、操作盤7に、契約者認証ボタンが設けられ、この契約者認証ボタンが押されたときに撮影した利用者の生体情報を取得し、予め登録されている全ての契約者の生体情報の中に、取得した生体情報と一致するものが存在するか否かを判定し、一致するものがあれば、契約者であると判定し、一致するものが無ければ契約者ではないと判定する。

0076

本実施形態では、操作者識別情報を契約者識別情報とは異なる情報を用いるようにしているので、契約者識別情報入力手段74及び契約者認証手段71aを生体認証装置(A)で構成した場合には、操作者識別情報入力手段75には、生体認証装置(A)とは異なる部位の生体情報を取得する生体認証装置(B)を用いるか、生体認証装置ではないもの、例えば、前述のパスワードを入力するためのテンキーやタッチパネル等の入力手段、文字や模様等のパターンを描くためのタッチパネル等の入力手段を用いればよい。また、上記の操作者識別情報を取得する生体認証装置(B)を、生体認証装置(A)と同一部位の生体情報を取得するものとし、操作者登録操作時は契約者テーブルを使った認証を行わないようにしてもよい。この場合、契約者(ドライバー)が契約者認証操作後、搬送呼出処理を待つ間に乗車して待機し、同乗者が操作盤7前で操作者登録操作、操作者認証操作及び閉扉操作を一括して行うことができるので、安全確認に関する責任の分散が生じにくい。

0077

なお、本実施形態では、操作者識別情報入力手段75を操作盤7に設けているが、操作者識別情報入力手段75を操作盤7の他、駐車場敷地の入口から駐車塔2の入出庫口4に至るまでの入庫車両進入経路の途中に設け、この進入経路の途中に設けた操作者識別情報入力手段75を用いて操作者登録操作を行い、操作盤7に設けた操作者識別情報入力手段75を用いて操作者認証操作を行うようにしてもよい。

0078

なお、本実施形態では、図3を用いて入庫時と出庫時を同一の制御フローとして説明したが、出庫時はこれに限らない。出庫時は、入出庫扉5が開かれて車両を乗降部3から外へ出した後(すなわち出庫後)は、操作盤7付近から乗降部3内の人の有無の確認が容易であるので、利用者による操作者登録操作及び操作者認証操作を省略するようにしてもよい。例えば、操作盤7に前述の閉扉ボタン(ここでは安全確認ボタンと呼んでもよい)を設けておいて、図3において、ステップS4において「出庫」と判別した場合には、ステップS6及びステップS10〜S12の処理を省略し、ステップS9の安全確認報知処理が行われた後、利用者が安全確認を行ってから閉扉ボタンを押す操作(閉扉操作)が行われることによりステップS13の閉扉処理が行われるようにしてもよい。これにより、出庫の際には、制御の簡略化及び利用者の操作の簡略化を図ることができる。

0079

上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。

0080

本発明は、正規の利用者による入出庫操作が完了するまでは第三者による操作を防止して安全性を高めることができる機械式駐車装置の制御方法等として有用である。

0081

1機械式駐車装置
2駐車塔
3乗降部
5入出庫扉
6パレット(車体搬送手段)
7操作盤
S1〜S13 ステップ

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