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技術 水性クレンジング化粧料

出願人 株式会社コーセー
発明者 黒木純子
出願日 2016年3月31日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-070010
公開日 2017年10月5日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-178868
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード クレンシ エスプリ 含有質量比率 小道具 ブライド ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル ポリグリセリル基 メイクアップ料
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この項目の情報は公開日時点(2017年10月5日)のものです。
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課題

メイク除去能に優れ、後肌のべたつきや肌への刺激感が低く、更には保存安定性にも優れた水性クレンジング化粧料の提供。

解決手段

式(1)で表されるグリセリン誘導体(A)、エチレンオキシド平均付加モル数が15〜25であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(B)、エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜30であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(C)、2価アルコール(D)、及び水(E)を含有する水性クレンジング化粧料。成分(A)がポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピルグリセルエーテル(3BO)(8EO)(5PO)であることが好ましい水性クレンジング化粧料。Gly−[O−(PO)l−(EO)m−(BO)nH]3・・・(1)(l,m及びnは平均付加モル数;1≦l+m≦30;質量比で1/5≦PO/EO≦5/1;1≦n≦5)

概要

背景

メイク汚れを除去するためのクレンジング化粧料は、主にはクレンジングオイルなどに代表される油性クレンジング化粧料クレンジングクリームなどに代表される乳化型クレンジング化粧料、そしてクレンジングローションクレンジングジェルなどに代表される水性クレンジング化粧料の3タイプに大別することができる。
ここで、水性クレンジング化粧料とは、水やアルコール類等の水性成分からなる水性媒体に、メイク除去機能を具現化するのに必要な各種成分を均一に溶解、あるいは可溶化させた形態の化粧料を指す。
このうち、油性のものや、乳化型のものは、多量に含有されている液状油性成分がメイク汚れを溶かし込み、汚れを浮かせるためメイク除去能に優れるが、洗い上がり油膜感が、みずみずしい使用感を求める消費者ニーズ応えづらいという難点があった。一方で、油性成分の含有量が少なく、界面活性剤と水性媒体を主成分とする水性クレンジング料は、みずみずしい使用感に優れているため、上述の消費者のニーズにマッチしやすい。また、クレンジングローションであれば粘度が低いため、コットンに含ませて拭き取るだけで手軽にメイク汚れを落とすことができ、近年ではこの手軽さの嗜好が高まってきている。また、クレンジングローションに粘度を付与したタイプであるクレンジングジェルも、高分子によるみずみずしい使用感と、肌に残る高分子の膜が洗い上がりのつるつるとした膜感演出することから、若年層中心に市場では受け入れられている。

水性クレンジング化粧料は、界面活性剤がメイク汚れを浮かせ、それを拭き取ったり洗い流して除去するため、界面活性剤と液状油によりメイク汚れを落とすタイプの油性、もしくは乳化型クレンジング化粧料と比較するとメイク除去能は若干劣るものであった。
そこで近年、水性クレンジング化粧料においてメイク除去能を向上させるため、非イオン性界面活性剤と未中和アニオン性界面活性剤を組み合わせた技術(特許文献1)や、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル両性界面活性剤を組み合わせた技術(特許文献2)などが提案されている。
また、メイク除去能に優れた成分として、例えばポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3BO)(8EO)(5PO)に代表されるグリセリン誘導体が開発され、グリセリン誘導体と界面活性剤を組合わせたクレンジング料も提案されている(特許文献3)。

概要

メイク除去能に優れ、後肌のべたつきや肌への刺激感が低く、更には保存安定性にも優れた水性クレンジング化粧料の提供。式(1)で表されるグリセリン誘導体(A)、エチレンオキシド平均付加モル数が15〜25であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(B)、エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜30であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(C)、2価アルコール(D)、及び水(E)を含有する水性クレンジング化粧料。成分(A)がポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピルグリセルエーテル(3BO)(8EO)(5PO)であることが好ましい水性クレンジング化粧料。Gly−[O−(PO)l−(EO)m−(BO)nH]3・・・(1)(l,m及びnは平均付加モル数;1≦l+m≦30;質量比で1/5≦PO/EO≦5/1;1≦n≦5)なし

目的

このため、メイク除去能に優れ、後肌のベたつきや肌への刺激感が低く、更には保存安定性にも優れた水性クレンジング化粧料の開発が望まれていた

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

次の成分(A)〜(E);(A)一般式(1)で示されるグリセリン誘導体Gly−[O−(PO)l−(EO)m−(BO)nH]3(1)(式中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基であり、l及びmはそれぞれPO及びEOの平均付加モル数であり、(l+m)は1〜30の値であり、質量比(PO/EO)は1/5〜5/1であって、BOは炭素数4のオキシアルキレン基であり、nはBOの平均付加モル数であって、1〜5の値である。)(B)エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜25であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(C)エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜30であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(D)2価アルコール(E)水を含有する水性クレンジング化粧料

請求項2

成分(A)がポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3BO)(8EO)(5PO)である請求項1記載の水性クレンジング化粧料。

請求項3

成分(B)と成分(C)の含有質量比(B)/(C)が1〜5である、請求項1又は2記載の水性クレンジング化粧料。

請求項4

成分(B)及び成分(C)の総含有量と、成分(A)との含有質量比(A)/{(B)+(C)}が1〜15である請求項1〜3のいずれか一項に記載の水性クレンジング化粧料。

技術分野

0001

本発明は、メイク汚れを除去するための水性クレンジング化粧料に関し、更に詳細には、特定のグリセリン誘導体エチレンオキシド平均付加モル数が15〜25であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜30であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、2価アルコール、及び水を含有した水性クレンジング化粧料に関するものである。

背景技術

0002

メイク汚れを除去するためのクレンジング化粧料は、主にはクレンジングオイルなどに代表される油性クレンジング化粧料クレンジングクリームなどに代表される乳化型クレンジング化粧料、そしてクレンジングローションクレンジングジェルなどに代表される水性クレンジング化粧料の3タイプに大別することができる。
ここで、水性クレンジング化粧料とは、水やアルコール類等の水性成分からなる水性媒体に、メイク除去機能を具現化するのに必要な各種成分を均一に溶解、あるいは可溶化させた形態の化粧料を指す。
このうち、油性のものや、乳化型のものは、多量に含有されている液状油性成分がメイク汚れを溶かし込み、汚れを浮かせるためメイク除去能に優れるが、洗い上がり油膜感が、みずみずしい使用感を求める消費者ニーズ応えづらいという難点があった。一方で、油性成分の含有量が少なく、界面活性剤と水性媒体を主成分とする水性クレンジング料は、みずみずしい使用感に優れているため、上述の消費者のニーズにマッチしやすい。また、クレンジングローションであれば粘度が低いため、コットンに含ませて拭き取るだけで手軽にメイク汚れを落とすことができ、近年ではこの手軽さの嗜好が高まってきている。また、クレンジングローションに粘度を付与したタイプであるクレンジングジェルも、高分子によるみずみずしい使用感と、肌に残る高分子の膜が洗い上がりのつるつるとした膜感演出することから、若年層中心に市場では受け入れられている。

0003

水性クレンジング化粧料は、界面活性剤がメイク汚れを浮かせ、それを拭き取ったり洗い流して除去するため、界面活性剤と液状油によりメイク汚れを落とすタイプの油性、もしくは乳化型クレンジング化粧料と比較するとメイク除去能は若干劣るものであった。
そこで近年、水性クレンジング化粧料においてメイク除去能を向上させるため、非イオン性界面活性剤と未中和アニオン性界面活性剤を組み合わせた技術(特許文献1)や、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル両性界面活性剤を組み合わせた技術(特許文献2)などが提案されている。
また、メイク除去能に優れた成分として、例えばポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3BO)(8EO)(5PO)に代表されるグリセリン誘導体が開発され、グリセリン誘導体と界面活性剤を組合わせたクレンジング料も提案されている(特許文献3)。

先行技術

0004

特開2011−37782号公報
特開2014−201561号公報
特開2006−232717号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、種々の界面活性剤を組み合わせ、高濃度で含有した場合、界面活性剤によるべたつきを伴うことがあった。
また、メイク除去能を十分に発揮するための量の特許文献3のグリセリン誘導体を含有した場合、高温保存下において水への溶解性が低下し二層に分離することから、製品として一定の品質担保できず、更に肌への刺激感がある点で課題があった。

0006

このため、メイク除去能に優れ、後肌のベたつきや肌への刺激感が低く、更には保存安定性にも優れた水性クレンジング化粧料の開発が望まれていた。

課題を解決するための手段

0007

かかる実情において、本発明者は上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、(A)ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3BO)(8EO)(5PO)に代表される一般式(1)で示されるグリセリン誘導体
Gly−[O−(PO)l−(EO)m−(BO)nH]3 (1)
(式中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基であり、l及びmはそれぞれPO及びEOの平均付加モル数であり、(l+m)は1〜30の値であり、質量比(PO/EO)は1/5〜5/1であって、BOは炭素数4のオキシアルキレン基であり、nはBOの平均付加モル数であって、1〜5の値である。)と、(B)エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜25であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルと、(C)エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜30であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルの2種の非イオン性界面活性剤を組み合わせることで、成分(A)の水への溶解性が向上し、安定性に優れた製剤となることを見出した。また驚くべきことに、成分(A)〜(C)を組み合わせることで、肌への刺激感が成分(A)単独よりも低くなることを見出した。更には、成分(A)〜(C)に(D)2価アルコールを加えることで、成分(A)の水への溶解性が更に向上し保存安定性が改善するだけでなく、メイク除去能に優れ、後肌のべたつきや肌への刺激感が低い優れた水性クレンジング料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。

0008

すなわち本発明は次の成分(A)〜(E);
(A)一般式(1)で示されるグリセリン誘導体
Gly−[O−(PO)l−(EO)m−(BO)nH]3 (1)
(式中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基であり、l及びmはそれぞれPO及びEOの平均付加モル数であり、(l+m)は1〜30の値であり、質量比(PO/EO)は1/5〜5/1であって、BOは炭素数4のオキシアルキレン基であり、nはBOの平均付加モル数であって、1〜5の値である。)
(B)エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜25であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル
(C)エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜30であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル
(D)2価アルコール
(E)水
を含有する水性クレンジング化粧料に関するものである。

0009

更に、成分(A)がポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3BO)(8EO)(5PO)である水性クレンジング化粧料に関するものである。

0010

更に、成分(B)と成分(C)の含有質量比(B)/(C)が1〜5である、水性クレンジング化粧料に関するものである。

0011

更に、成分(B)及び成分(C)の総含有量と、成分(A)との含有質量比(A)/{(B)+(C)}が1〜15である水性クレンジング化粧料に関するものである。

発明の効果

0012

本発明の水性クレンジング化粧料は、メイク除去能に優れ、後肌のベたつきや肌への刺激感が低く、更には保存安定性にも優れたものである。

0013

以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書において「〜」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。

0014

本発明の水性クレンジング化粧料に用いられる、成分(A)のグリセリン誘導体は、前記一般式(1)で表されるものであり、
Gly−[O−(PO)l−(EO)m−(BO)nH]3 (1)
(式中、Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基、POはオキシプロピレン基、EOはオキシエチレン基であり、l及びmはそれぞれPO及びEOの平均付加モル数であり、(l+m)は1〜30の値であり、質量比(PO/EO)は1/5〜5/1であって、BOは炭素数4のオキシアルキレン基であり、nはBOの平均付加モル数であって、1〜5の値である。)グリセリンにプロピレンオキシドおよびエチレンオキシドを合計でグリセリンに対して3〜90モル当量の割合で付加させた後に、炭素数4のアルキレンオキシドをグリセリンに対して3〜15モル当量の割合で付加させて得られる。すなわち、グリセリン誘導体(A)は、一度POとEOとの付加物を合成した後、炭素数4のアルキレンオキシドをブロック状で付加することにより得られる。

0015

プロピレンオキシド(PO)およびエチレンオキシド(EO)の質量比(PO/EO)は1/5〜5/1であり、プロピレンオキシドおよびエチレンオキシドの付加形態は、ランダム状でもブロック状でもよい。プロピレンオキシド(PO)およびエチレンオキシド(EO)の質量比(PO/EO)が1/5未満の場合、メイク除去能が低くなり、5/1を超える場合は、水への溶解性が低くなる。

0016

プロピレンオキシド(PO)およびエチレンオキシド(EO)の平均付加モル数は、合計で3〜90モル、すなわちl+mが1〜30の範囲にあることが好ましい。POおよびEOの平均付加モル数が合計で3モル未満、すなわちl+mが1未満であれば、水への溶解性が低くなる。平均付加モル数が合計で90モル、すなわちl+mが30を超えると、メイク除去能が低くなり、後肌のべたつき感が生じる。

0017

炭素数4のアルキレンオキシド(BO)の平均付加モル数は、3〜15モル、すなわちnが1〜5の範囲にあることが好ましい。BOの平均付加モル数が3モル、すなわちnが1未満であれば、メイク除去能が低くなる。平均付加モル数が15モル、すなわちnが5を超えると水への溶解性が低くなる。

0018

炭素数4のアルキレンオキシドとしては、1,2−ブチレンオキシド、2,3−ブチレンオキシド、テトラメチレンオキシドテトラヒドロフラン)などが挙げられる。これらの中で、入手の容易さ、反応制御の容易さなどの点から、1,2−ブチレンオキシドが好ましい。

0019

グリセリンにこれらのアルキレンオキシドを付加させる場合、アルカリ触媒相関移動触媒ルイス酸触媒などを用いて付加反応を行う。一般的には、水酸化カリウムなどのアルカリ触媒を用いることが好ましい。

0020

成分(A)としては、具体的には、(EO)の平均付加モル数が8、(PO)の平均付加モル数が5、(BO)の平均付加モル数が3であるものが挙げられ、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3BO)(8EO)(5PO)が、メイク除去能を向上させる点から好ましい。市販品としては、ウィルブライドS−753D(日油社製)を使用することができる。なお、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3BO)(8EO)(5PO)は、INCI(International Nomenclature of Cosmetic Ingredients)名では、PEG/PPGポリブチレングリコール—8/5/3グリセリンとも表記できる。

0021

本発明における成分(A)の含有量は特に限定されないが、1〜30質量%(以下、単に%と略す)が好ましく、また5〜15%がより好ましい。成分(A)の含有量がこの範囲であると、よりメイク除去能に優れる点でより好ましい。

0022

本発明の水性クレンシジング化粧料に用いられる成分(B)のイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルは、イソステアリン酸とポリオキシエチレングリセリンからなるモノエステルであり、メイク除去能、並びに水への溶解性の観点から、エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜25のイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルが用いられる。成分(B)のエチレンオキシドの平均付加モル数が15未満であると、水への溶解性が低下し保存安定性が悪く、25以上であるとメイク除去能が低下する。

0023

具体的な成分(B)としては、例えば、エチレンオキシドの平均付加モル数が15であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(INCI名:イソステアリン酸PEG−15グリセリル)、エチレンオキシドの平均付加モル数が20であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(INCI名:イソステアリン酸PEG−20グリセリル)、エチレンオキシドの平均付加モル数が25であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(INCI名:イソステアリン酸PEG−25グリセリル)が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。

0024

このような成分(B)としては、イソステアリン酸PEG−15グリセリルの市販品として、例えば、ユニオックスGM−15IS(日油社製)、EMALEX GWIS−115EX(日本エマルジョン社製)、イソステアリン酸PEG−20グリセリルの市販品として、例えば、ブラウノンRGL−20MISE(青木油脂工業社製)、EMALEX GWIS−120(日本エマルジョン社製)、イソステアリン酸PEG−25グリセリルの市販品として、例えば、EMALEX GWIS−125(日本エマルジョン社製)を用いることができる。

0025

これら成分(B)の中でも、メイク除去能、並びに水への溶解性をさらに高める観点から、エチレンオキシドの平均付加モル数が20であるイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(INCI名:イソステアリン酸PEG−20グリセリル)を用いることが好ましい。

0026

本発明の水性クレンジング化粧料における成分(B)の含有量は、特に限定されないが、0.1〜5%が好ましく、0.5〜1.5%がより好ましい。成分(B)の含有量がこの範囲であると、よりべたつきや肌への刺激感が低く、保存安定性に優れる点で、より好ましい。

0027

本発明の水性クレンジング化粧料に用いられる成分(C)のトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルは、イソステアリン酸とポリオキシエチレングリセリンからなるトリエステルであり、メイク除去能、並びに水への溶解性の観点から、エチレンオキシドの平均付加モル数が15〜30のトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルが用いられる。成分(C)のエチレンオキシドの平均付加モル数が15未満であると、水への溶解性が低下し保存安定性が悪く、30以上であるとメイク除去能が低下する。

0028

具体的な成分(C)としては、例えば、エチレンオキシドの平均付加モル数が15であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(INCI名:トリイソステアリン酸PEG−15グリセリル)、エチレンオキシドの平均付加モル数が20であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(INCI名:トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル)、エチレンオキシドの平均付加モル数が30であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(INCI名:トリイソステアリン酸PEG−30グリセリル)が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。

0029

このような成分(C)としては、トリイソステアリン酸PEG−15グリセリルの市販品として、例えば、ブラウノンRGL−15TISE(青木油脂工業社製)、トリイソステアリン酸PEG−20グリセリルの市販品として、例えば、ブラウノンRGL−20TISE(青木油脂工業社製)、MファインオイルISG−20T(ミヨシ油脂社製)、トリイソステアリン酸PEG−30グリセリルの市販品として、例えば、ユニオックスGT−30IS(日油社製)を用いることができる。

0030

これら成分(C)の中でも、メイク除去能、並びに水への溶解性をさらに高める観点から、エチレンオキシドの平均付加モル数が20であるトリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(INCI名:トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル)を用いることが好ましい。

0031

本発明の水性クレンジング化粧料における成分(C)の含有量は、特に限定されないが、0.1〜5%が好ましく、0.4〜1.4%がより好ましい。成分(C)の含有量がこの範囲であれば、よりべたつきや肌への刺激感が低く、保存安定性に優れる点で、より好ましい。

0032

また、本発明の水性クレンジング化粧料において、成分(B)と成分(C)とを特定の比率で含有することで、より外観透明度が高く、保存安定性に優れる水性クレンジング化粧料を得ることができる。外観の透明度をを向上させ、成分(A)の水への溶解性を高めて保存安定性を良好にさせる観点から、成分(B)と成分(C)の含有質量比(B)/(C)は1〜5が好ましく、1〜2.5がより好ましい。

0033

さらに、本発明の水性クレンジング化粧料において、成分(B)と成分(C)の総含有量と、成分(A)とを特定の比率で含有することで、より後肌のべたつきや肌の刺激感がなく、保存安定性に優れる水性クレンジング化粧料を得ることができる。後肌のべたつきや肌の刺激感を軽減させ、保存安定性を良好にさせる観点から、成分(B)及び成分(C)の総含有量と、成分(A)との含有質量比(A)/{(B)+(C)}は1〜15が好ましく、1〜10がより好ましい。

0034

本発明の水性クレンジング化粧料に用いられる成分(D)の2価アルコールは、分子内に2個の水酸基を有するアルコールであり、例えばジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,3−ブチレングリコールプロピレングリコール、1,2−ヘキサンジオールジエチレングリコールトリエチレングリコール、などが挙げられる。これら2価アルコールの中でも、外観の透明度をを向上させ、成分(A)の水への溶解性を高めて保存安定性を良好にさせる観点から、特にジプロピレングリコールと1,3−ブチレングリコールが好ましい。これら2価アルコールは一種または二種以上を用いることができる。

0035

本発明の水性クレンジング化粧料における成分(D)の含有量は、特に限定されないが、1〜50%が好ましく、1〜25%がより好ましい。成分(D)の含有量がこの範囲であれば、より外観の透明度が高く、後肌のべたつきが低く、保存安定性に優れる点で、より好ましい。

0036

本発明の水性クレンジング化粧料に用いられる成分(D)は、ジプロピレングリコールと1,3−ブチレングリコールを組み合わせことがより好ましい。その含有質量比率は特に限定されないが、ジプロピレングリコール:1,3−ブチレングリコールの含有質量比率が10:1〜1:1の範囲であれば、より後肌のべたつきのなさに優れる点で、より好ましい。

0037

本発明の水性クレンジング化粧料は、水性媒体に成分(A)〜(D)を溶解させたものであり成分(E)である水を必須に含有する。成分(E)水としては、通常化粧料製造のために用いられる水であれば特に限定されず、常水精製水温泉水深層水や、ラベンダー水、ローズ水オレンジフラワー水などの植物由来水蒸気蒸留水などが挙げられ、一種又は二種以上を用いることができる。本発明の水性クレンジング化粧料における成分(E)の含有量は特に限定されないが、50〜90%が好ましい。

0038

本発明の水性クレンジング化粧料には、上記の必須成分のほかに、通常化粧料に使用する成分、すなわち成分(A)〜(D)以外の界面活性剤、油性成分、低級アルコール多価アルコール保湿剤等の水性成分、紫外線吸収剤酸化防止剤pH調整剤美容成分防腐剤染料清涼剤色素香料等を本発明の効果を妨げない範囲で適宜含有することができる。

0039

成分(B)及び(C)以外の界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤両性性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤が挙げられ、これらより一種又は二種以上を用いることができる。

0040

アニオン性界面活性剤としては、例えば脂肪酸セッケンラウリル硫酸ナトリウムラウリル硫酸カリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、POE(ポリオキシエチレン、以下同様)ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン酸塩、POEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸ナトリウム等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウムモノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、N−ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウム等のN−アシルメチルタウリン塩硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩POEアルキルエーテルカルボン酸塩、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩が挙げられ、一種又は二種以上を用いることができる。

0041

カチオン界面活性剤としては、例えば、モノ長鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキル型の第4級アンモニウム塩またはエチレンオキサイド付加型の第4級アンモニウム塩、ジココイルエチルヒドロキシエチルメチルアンモニウムメチル硫酸塩、ジステアロイルエチルヒドロキシエチルメチルアンモニウム・メチル硫酸塩等をが挙げられ、必要に応じて一種又は二種以上を用いることができる。

0042

両性界面活性剤としては、例えば、2−アルキル‐N−カルボキシメチル‐N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムべタインラウリルジメチルアミノ酢酸べタイン、アルキルべタイン、アミドべタイン、スルホべタイン等のべタイン系界面活性剤等が挙げられ、必要に応じて一種又は二種以上を用いることができる。

0044

油性成分としては、化粧品に一般に使用される動物油植物油合成油等の起源固形油半固形油液体油揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類油脂類ロウ類硬化油類、エステル油類、脂肪酸類高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、油性げル化剤類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィンスクワランワセリンポリイソブチレンポリブテンモンタンワックス等の炭化水素類、オリーブ油ヒマシ油ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、モクロウミツロウゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピルパルミチン酸イソプピルミリスチン酸オクチルドデシルジイソステアリン酸ポリグリセリルロジン酸ペンタエリスリットエステル、ジオタンネオペンチルグリコールキャンデリラワックス等のエステル類ステアリン酸ラウリン酸ミリスチン酸ベヘン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコールセチルアルコールラウリルアルコールオレイルアルコールイソステアリルアルコールベヘニルアルコール等の高級アルコール類、メチルポリシロキサンメチルフェニルポリシロキサントリメチルシロキシケイ酸高重合メチルポリシロキサン、高重合メチルフェニルポリシロキサン、架橋型メチルポリシロキサン架橋型メチルフェニルポリシロキサン、架橋型ポリエーテル変性メチルポリシロキサン、メタクリル変性ポリシロキサンステアリル変性メチルポリシロキサン、ポリビニルピロリドン変性メチルポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン低重合度ジメチルポリシロキサン高重合度ジメチルポリシロキサンポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン共重合体アルコキシ変性ポリシロキサン架橋型オルガノポリシロキサンフッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類パーフルオロデカンパーフルオロオクタンパーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、デキストリン脂肪酸エステル蔗糖脂肪酸エステルデンプン脂肪酸エステル、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カリウム、12−ヒドロキシステアリン酸等の油性ゲル化剤等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。

0045

本発明の水性クレンジング化粧料には、特にハードウォータープルーフメイクを落とす目的で、上記油性成分を含有することも可能であるが、その含有量は、5%以下であることが好ましく、1%以下であることがより好ましい。油性成分の含有量がこの範囲であれば、より後肌の油膜感やべたつきの無さに優れる点で、より好ましい。

0046

成分(A)〜(D)以外の水性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、例えばエタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセリンポリグリセリン等のグリセロール類アロエべラ、キュウリレモン、ラべンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられる。また保湿剤として、例えばタンパク質ムコ多糖コラーげン、エラスチンケラチン等が挙げられ、これらより一種又は二種以上用いることができる。

0047

本発明の水性クレンジング化粧料は、特に後肌の保湿感の向上を目的とした場合においては、エタノールの含有量が5%以下が好ましく、1%以下がより好ましい。エタノールの含有量がこの範囲であれば、より後肌の保湿感に優れる点で、より好ましい。

0048

pH調整剤としては、乳酸クエン酸クエン酸ナトリウムリン酸一水素ナトリウムリン酸二水素ナトリウムグリコール酸コハク酸酒石酸リンゴ酸炭酸カリウム炭酸水素ナトリウム炭酸水素アンモニウム水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミンモノエタノールアミン等が挙げられ、これらより一種又は二種以上用いることができる。
この中でも、クエン酸及びクエン酸ナトリウムが肌への刺激感のなさといった観点から好ましい。

0049

本発明の水性クレンジング化粧料は、特に後肌の乾燥感のなさを訴求する目的においては、pHが4.5〜8.0が好ましく、5.0〜6.5がより好ましい。pHがこの範囲であれば、より後肌の乾燥感が少ない点で、より好ましい。

0050

紫外線吸収剤としては、例えばメトキシケイヒ酸エチルヘキシル、エチルヘキシルトリアゾンフェニルべンズイミダゾールスルホン酸ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン等が挙げられ、これらより一種又は二種以上用いることができる。

0051

酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロールアスコルビン酸等、美容成分としては例えばビタミン類美白剤消炎剤生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステルフェノキシエタノール等が挙げられ、これらより一種又は二種以上用いることができる。

0052

本発明の水性クレンジング化粧料は、その用途目的、方法、使用する環境等に応じ、水性液状、水性ジェル状水性ミスト状、あるいはそれらを不織布等に含浸させたシート状、または噴射剤を組み合わせたエアゾールスプレーエアゾールフォーム等の、いずれの剤型にも適用することが可能である。容器形態も同様であり、ボトルディスペンサー付ボトル、ジャーチューブスプレーアトマイザーエアゾール缶シート類充填した袋、箱等、特に制限されず、様々な容器に適用することができる。

0053

本発明の水性クレンジング化粧料の使用方法としては、水性クレンジング化粧料をメイク汚れになじませ、その後コットンやティッシュ等で拭き取ったり、洗い流すという手順で使用する方法や、コットンや不織布などに水性クレンジング化粧料を含浸させて適用部位に使用する方法などが挙げられるが、容器や小道具担体仕様は特に限定されないものとする。

0054

本発明の製造方法としては特に限定されないが、例えば、成分(B)及び(C)、成分(A)、成分(D)をそれぞれ水性媒体中に溶解させた後、それらを成分(E)へ均一に混合撹拌することで水性クレンジング化粧料を得ることが可能である。

0055

次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。

0056

実施例1〜17及び比較例1〜6:水性クレンジング化粧料(ローション状)
下記表1〜表3に示す水性クレンジング化粧料を調製し、透過率、保存安定性、メイク除去能、後肌のべたつきのなさ、刺激感のなさに関して、下記の方法により評価した。
その結果も併せて表1〜表3に示す。

0057

0058

0059

0060

(製造方法)
(1)成分1〜11を均一に混合溶解する。
(2)成分12〜15を均一に混合する。
(3)(1)と(2)を均一に混合溶解する。
(4)容器に充填して、水性クレンジング化粧料を得た。

0061

評価方法
下記評価項目について、各々下記方法により評価を行った。
(評価項目)
イ.透過率
ロ.保存安定性
ハ.メイク除去能
ニ.後肌のべたつきのなさ
ホ.刺激感のなさ

0062

<評価項目(イ)の測定方法
試料初期の安定性評価として、透過率を測定した。製造した試料を分光光度計UV−2500PC(島津製作所社製)を用いて波長700nmの透過率を測定した。精製水の透過率を100として、各試料の透過率を換算した。

0063

<評価項目(ロ)の評価方法>
製造した試料を樹脂製透明ボトルに充填して密閉し、50℃に設定した恒温槽に入れ、1週間静置した外観を目視で確認し、以下の判定基準に従って判定した。
評価基準
[判 定]:[評価結果]
◎ :層分離がなく、白濁が全く見られない
○ : 層分離がなく、わずかに白濁が認められる
△ : 層分離がなく、白濁している
× : 層分離する
<評価項目(ハ)〜(ホ)の評価方法>
下記に示すメイクアップ料をした化粧品評価専門パネル10名が、調製した水性クレンジング化粧料2.0gを含浸させたコットンを用いて、30秒間全顔のメイク料を拭き取り使用した。拭き取り後のメイク除去能、後肌のべたつきのなさ、刺激感のなさに関して、以下に示す評価基準に従って5段階に評価し、更に全パネル評点平均点を以下の判定基準に従って判定した。
<評価項目(ハ)〜(ホ)に用いたメイクアップ料>
口紅エスプリークルージュグラッセPK802(コーセー社製)
ファンデーション:エスプリークカバーするのに素肌感持続クトUV OC−410(コーセー社製)
マスカラ:エスプリークフルイプレションマスカラ BK001(フィルムタイプ)(コーセー社製)
<評価基準>
[評価結果] :[評 点]
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
<判定基準>
[評点の平均点] :[判 定]
4.5以上 : ◎
3.5以上、4.5未満 : ○
1.5以上、3.5未満 : △
1.5未満 : ×

0064

表1〜表3の結果から明らかなように、実施例1〜17の水性クレンジング化粧料は、
比較例1〜6の水性クレンジング化粧料に比べ、保存安定性、メイク除去能、後肌のべたつきのなさ、及び刺激感のなさの全てにおいて優れたものであった。
これに対して、成分(B)の代わりにエチレンオキシドの平均付加モル数が10であるイソステアリン酸PEG−10グリセリル又はポリグリセリル基を有するカプリン酸ポリグリセリル−6を用いた比較例1、2は、保存安定性不良、刺激感を生じてしまい、満足のいくものが得られなかった。
また、成分(C)の代わりにエチレンオキシドの平均付加モル数が10であるトリイソステアリン酸PEG−10グリセリル及びイソステアリル基の平均付加モル数が2であるジイソステアリン酸PEG−20グリセリルを用いた比較例3、4は保存安定性、メイク除去能、後肌のべたつきのなさ及び刺激感の全ての項目において、満足のいくものが得られなかった。
成分(A)未配合である比較例5は、成分(A)を配合している実施例1〜17と比較して、メイク除去能の点で劣るものであった。また、成分(D)の代わりに3価アルコールであるグリセリンを含有した比較例6は、外観の透明度が低く、保存安定性に劣るものであった。

0065

実施例18:水性クレンジング化粧料
(成分) (%)
1.PEG/PPG/ポリブチレングリコール—8/5/3グリセリン(注1) 8
2.イソステアリン酸PEG20−グリセリル(注3) 0.8
3.トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル(注8) 0.7
4.エタノール5
5.ジプロピレングリコール10
6.1,3−ブチレングリコール5
7.クエン酸0.02
8.クエン酸ナトリウム0.08
9.フェノキシエタノール0.2
10.ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム(注12) 0.1
11.ヒアルロン酸プロピレングリコール(注13) 0.1
12.シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール(注14) 1
13.精製水残量
(注12)ヒアロベールキューピー社製)
(注13)ヒアルジョン(キッコーマバイオケミファ社製)
(注14)NEOSOLUE−AQULIO(日本精化社製

0066

(製造方法)
(1)成分1〜3を均一に溶解する。
(2)成分4〜13を均一に溶解する。
(3)(1)に(2)を加え、均一に混合する。
(4)容器に充填して、水性クレンジング化粧料を得た。

0067

実施例18の水性クレンジング化粧料は、保存安定性、メイク除去能、後肌のべたつきの無さ、及び刺激感のなさの全てにおいて優れたものであった。

0068

実施例19:水性クレンンジング化粧料(ゲル状)
(成分) (%)
1.PEG/PPG/ポリブチレングリコール—8/5/3グリセリン(注1)15
2.イソステアリン酸PEG20−グリセリル(注3) 1
3.トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル(注8) 0.9
4.(アクリレーツアクリル酸アルキル(C10−30))
クロスポリマー(注15) 0.3
5.カルボキシビニルポリマー(注16) 0.1
6.水酸化ナトリウム0.12
7.エタノール5
8.ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド0.5
9.ミリスチン酸イソプロピル(注17) 1
10.軽質流動イソパラフィン(注18) 1
11.ラウリン酸スクロース(注19) 2
12.グリセリン 1
13.ジプロピレングリコール10
14.1,3−ブチレングリコール5
15.ヒアルロン酸ナトリウム(注20) 0.1
16.精製水残量
(注15)CARBOPOL ULTREZ21 POLYMER
(日本ルーブリゾール社製)
(注16)CARBOPOL 980(日本ルーブリゾール社製)
(注17)IPM−EX(日本サーファクタント工業社製)
(注18)クロラータムLES(クロージャパン社製
(注19)DK−エステルS−L18A(第一工業製薬社製)
(注20)ヒアルロン酸FCH−SU(キッコーマンバイオケミファ社製)

0069

(製造方法)
(1)成分1〜3を均一に溶解する。
(2)成分4〜6を均一に混合し、中和する。
(3)成分7〜11を均一に混合する。
(4)(1)に(2)、(3)及び成分12〜16を加え、均一に混合する。
(5)容器に充填して、水性クレンジング化粧料(ゲル状)を得た。

0070

実施例19の水性クレンジング化粧料(ゲル状)は、保存安定性、メイク除去能、後肌のべたつきの無さ、及び刺激感のなさの全てにおいて優れたものであった。

0071

実施例20:水性クレンジング化粧料(含浸シート状)
(成分) (%)
1.PEG/PPG/ポリブチレングリコール—8/5/3グリセリン(注1)5
2.イソステアリン酸PEG20−グリセリル(注3) 0.5
3.トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル(注8) 0.4
4.エタノール5
5.フェノキシエタノール0.2
6.ジプロピレングリコール5
7.1,3−ブチレングリコール5
8.リン酸二水素ナトリウム0.1
9.リン酸一水素ナトリウム0.1
10.エデト酸二ナトリウム0.05
11.トリメチルグリシン(注21) 0.5
12.精製水残量
(注21)アミノコート(旭化成ケミカルズ社製)

0072

(製造方法)
(1)成分1〜3を均一に溶解する。
(2)成分4〜12を均一に溶解する。
(3)(1)に(2)を加え、均一に溶解する。
(4)(3)を不織布に含浸させ、容器に充填して水性クレンジング化粧料(含浸シート
状)を得た。

実施例

0073

実施例20の水性クレンジング化粧料(含浸シート)は、保存安定性、メイク除去能、後肌のべたつきの無さ、及び刺激感のなさの全てにおいて優れたものであった。

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