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技術 ドアプロテクター構造

出願人 株式会社ホンダアクセス
発明者 湯沢峰司品川尚久船橋昌也渡部大輔上中野卓渡邊和成熊井健
出願日 2016年3月31日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-073168
公開日 2017年10月5日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-178283
状態 特許登録済
技術分野 車両のドア
主要キーワード 扇状部 開閉面 ドアエッジ ドアプロテクタ 制御溝 腕部材 リンク軸 二リンク
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

ドア開閉連動してプロテクターをドアのエッジへ係脱させる耐久性に優れたドアプロテクター構造を提供する。

解決手段

車両用ドア1のエッジ部2に係脱可能なプロテクター4と、プロテクター4を動作させる動作部7と、車両用ドア1の開閉に伴って移動する可動機構5と、可動機構5とプロテクター4とを連結するワイヤー8と、を備え、可動機構5の動作により、プロテクター4が車両用ドア1のエッジ部2に係脱する。

概要

背景

自動四輪車を他の自動四輪車に隣接して駐車し、ドアを開ける際に隣接する自動四輪車の車体にドアのエッジ衝突させてしまうことがある。また、ドアを開けようとした際に強風により意図せずドアが大きく開き、隣接する自動四輪車にドアのエッジが衝突してしまうことがある。このようなドアエッジの衝突は、隣接する自動四輪車に限らず、例えば、自宅車庫に自動四輪車を駐車している場合に、ドアを開ける際に車庫の側壁にドアのエッジを衝突させてしまうことがある。さらに、小さな子供がドアを開ける際には、力が弱いことからドアの動き上手く制御できず、隣接する自動四輪車等にドアのエッジを衝突させてしまうことがある。また、自者の自動四輪車のドアのエッジを他者所有する自動四輪車等に衝突させ、損傷を生じさせてしまう虞もある。

自動四輪車のドアが隣接する自動四輪車等、一定以上の硬度を有するものに衝突すると、ドアが変形したり、ドアの表面に施された塗装が剥げる等、ドアに損傷が生じ、自動四輪車の外観が著しく損なわれてしまう。

このような衝突によるドアの損傷を防止するものとして、ドアを開ける動作に伴ってドアのエッジ部分弾性部材等により形成されたプロテクターが被さり、ドアのエッジ部分を保護する車両用ドアプロテクターが知られている(例えば、特許文献1)。

概要

ドアの開閉連動してプロテクターをドアのエッジへ係脱させる耐久性に優れたドアプロテクター構造を提供する。車両用ドア1のエッジ部2に係脱可能なプロテクター4と、プロテクター4を動作させる動作部7と、車両用ドア1の開閉に伴って移動する可動機構5と、可動機構5とプロテクター4とを連結するワイヤー8と、を備え、可動機構5の動作により、プロテクター4が車両用ドア1のエッジ部2に係脱する。

目的

本発明は以上の問題点を解決し、ドアの開閉と連動してプロテクターをドアのエッジへ係脱させる耐久性に優れたドアプロテクター構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

車両用ドアエッジに係脱可能なプロテクターと、前記プロテクターを動作させる動作部と、前記車両用ドアの開閉に伴って移動する可動機構と、前記可動機構と前記プロテクターとを連結する連結部と、を備え、前記可動機構の動作により前記プロテクターが前記車両用ドアのエッジに係脱することを特徴とするドアプロテクター構造。

請求項2

前記可動機構は、前記車両用ドアの開閉面側に対向し、前記車両用ドアの開閉に伴って移動する可動受部と、前記可動受部に接し、前記可動受部の移動に伴って傾倒する傾倒部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のドアプロテクター構造。

請求項3

前記プロテクターは前記動作部に設けられた操作部に固定されており、前記操作部は前記プロテクターが前記エッジに係止する方向に付勢されており、前記プロテクターは前記車両用ドアが閉じられる時に、前記連結部が前記傾倒部により引き込まれることにより前記車両用ドア内部に収容されることを特徴とする請求項2に記載のドアプロテクター。

請求項4

前記連結部がワイヤーであることを特徴とする請求項3に記載のドアプロテクター構造。

技術分野

0001

本発明は、自動四輪車ドア開閉連動して作動するドアプロテクター構造に関する。

背景技術

0002

自動四輪車を他の自動四輪車に隣接して駐車し、ドアを開ける際に隣接する自動四輪車の車体にドアのエッジ衝突させてしまうことがある。また、ドアを開けようとした際に強風により意図せずドアが大きく開き、隣接する自動四輪車にドアのエッジが衝突してしまうことがある。このようなドアエッジの衝突は、隣接する自動四輪車に限らず、例えば、自宅車庫に自動四輪車を駐車している場合に、ドアを開ける際に車庫の側壁にドアのエッジを衝突させてしまうことがある。さらに、小さな子供がドアを開ける際には、力が弱いことからドアの動き上手く制御できず、隣接する自動四輪車等にドアのエッジを衝突させてしまうことがある。また、自者の自動四輪車のドアのエッジを他者所有する自動四輪車等に衝突させ、損傷を生じさせてしまう虞もある。

0003

自動四輪車のドアが隣接する自動四輪車等、一定以上の硬度を有するものに衝突すると、ドアが変形したり、ドアの表面に施された塗装が剥げる等、ドアに損傷が生じ、自動四輪車の外観が著しく損なわれてしまう。

0004

このような衝突によるドアの損傷を防止するものとして、ドアを開ける動作に伴ってドアのエッジ部分弾性部材等により形成されたプロテクターが被さり、ドアのエッジ部分を保護する車両用ドアプロテクターが知られている(例えば、特許文献1)。

先行技術

0005

特許第4458930号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1の車両用ドアのプロテクターは、ゴム又は樹脂成型品により形成されたプロテクターを屈伸させる構成を有している。すなわち、ドア閉状態の時にはプロテクターを屈曲させて車両内に収容し、ドア開状態の時にプロテクター内部に埋設された板バネによりプロテクターを伸長して車両外に突出させてドアのエッジに係止させる構造である。しかしながらこのような構造では、ドアの開閉に伴ってプロテクターの屈伸を繰り返されるため、プロテクターが劣化し正常に作動しなくなってしまう虞があり、プロテクターの耐久性の問題があった。

0007

そこで、本発明は以上の問題点を解決し、ドアの開閉と連動してプロテクターをドアのエッジへ係脱させる耐久性に優れたドアプロテクター構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

請求項1に記載の発明に係るドアプロテクター構造は、車両用ドアのエッジに係脱可能なプロテクターと、前記プロテクターを動作させる動作部と、前記車両用ドアの開閉に伴って移動する可動機構と、前記可動機構と前記プロテクターとを連結する連結部と、を備え、前記可動機構の動作により前記プロテクターが前記車両用ドアのエッジに係脱することを特徴とする。

0009

請求項2に記載の発明に係るドアプロテクター構造は、前記可動機構は、前記車両用ドアの開閉面側に対向し、前記車両用ドアの開閉に伴って移動する可動受部と、前記可動受部に接し、前記可動受部の移動に伴って傾倒する傾倒部と、を備えることを特徴とする。

0010

請求項3に記載の発明に係るドアプロテクター構造は、前記プロテクターは前記動作部に設けられた操作部に固定されており、前記操作部は前記プロテクターが前記エッジに係止する方向に付勢されており、前記プロテクターは前記車両用ドアが閉じられる時に、前記連結部が前記傾倒部により引き込まれることにより前記車両用ドア内部に収容されることを特徴とする。

0011

請求項4に記載の発明に係るドアプロテクター構造は、前記連結部がワイヤーであることを特徴とする。

0012

請求項1に記載の発明によれば、ドアの開閉に連動してプロテクターをドアのエッジへ係脱させることができる。

0013

請求項2に記載の発明によれば、ドアを開閉するだけでプロテクターをドアのエッジへ係脱させることができる。

0014

請求項3に記載の発明によれば、プロテクターがエッジに係止した状態を維持することができる。

0015

請求項4に記載の発明によれば、連結部を安価に製造することができる。また、連結部の配設が容易となる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施例1を示すドアのエッジ周辺の正面図である。
同、プロテクターがエッジに係止したドアのエッジ周辺の正面図である。
同、ドア内部を自動四輪車の外側から透視した図である。
同、傾倒部が傾倒した状態の可動機構の斜視図である。
同、傾倒部が立設した状態の可動機構の斜視図である。
同、扇状部が突出した状態のドア内側の斜視図である。
同、扇状部が収容された状態のドア内側の斜視図である。
同、ドアを閉じた状態の動作部の水平断面図である。
同、ドアを少し開けた状態の動作部の水平断面図である。
同、ドアを完全に開けた状態の動作部の水平断面図である。
同、ドアを閉じた状態のプロテクター周辺の斜視図である。
同、ドアを開けた状態のプロテクター周辺の斜視図である。

0017

以下、本発明の実施例について、添付の図1図12を参照して説明する。以下に説明する実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。なお、実施例において、自動四輪車の前方を前側、自動四輪車の後方を後側として説明する。

0018

図1は、右ハンドル自動四輪車の運転席のドア1が閉じた状態のドア1のエッジ部2周辺を示している。ドア1にはドア1を開閉するためのドアハンドル3が設けられている。一方、図2にはドア1を少し開いた状態のドア1のエッジ部2周辺を示しており、プロテクター4がドア1のエッジ部2に係止している。

0019

図3は、ドア1内部を自動四輪車の外側から透視した図であり、図3右方向が自動四輪車の前方である。ドア1の下部にはドア1の開閉に伴って移動する可動機構5が設けられている。また、ドアハンドル3の取付部であるハンドル取付部6の下方であってエッジ部2に近接した部分には、プロテクター4を動作させる動作部7が設けられている。この可動機構5と動作部7は、連結部としてのワイヤー8により接続されている。

0020

図4及び図5に示すとおり、可動機構5は、ドア1に固定された基部11と、基部11の上面に下部が軸支されて立設する傾倒部12と、傾倒部12の下端に固定された可動受部としての扇状部13と、基部11の上面に立設したワイヤー保持部14とを有して構成されている。

0021

基部11は板状に形成され金属板であり、ドア1に対して略垂直にドア1に固定されている。基部11には、その一部を略矩形切り欠いた切欠部15が形成され、扇状部13がこの切欠部15内に配置されている。基部11は、ドア1の内側に設けられた収容部16の底部17に固定されており、底部17の切欠部15に対向する位置には、略矩形の貫通孔18が形成されている。扇状部13は、この貫通孔18から収容部16の外部に突出可能となっている。

0022

図4及び図5に示すとおり、傾倒部12は、略三角形の板状に形成されており、その下部前側が基部11に固定された固定部材19に挟持されるように固定軸20により軸支されている。そのため、傾倒部12は、固定軸20を中心に前側へ傾倒可能となっている。傾倒部12の下端は扇状部13の上面に接している。一方、傾倒部12が垂直に立設した状態では、後述する規制部21が基部11の上面に当接するため、傾倒部12は後側へ傾倒しないようになっている。また、傾倒部12の上端部にはワイヤー8の一端を固定したワイヤー固定部22が形成されている。ワイヤー8は傾倒部12の上端部から後側に向かって延びている。したがって、傾倒部12が前側に傾倒すると、ワイヤー8が前側に引っ張られることになる。

0023

扇状部13は、中心角鋭角略扇形状に形成されており、円弧部23が傾倒部12の傾倒方向に対して直角となるように傾倒部12の下端部に接している。図6に示すように、傾倒部12が垂直に立設した状態では、扇状部13の大部分が貫通孔18から収容部16の外部に突出しており、図7に示すように、傾倒部12が前方へ傾倒するのに伴って可動受部13は収容部16内へ収容される。扇状部13の上端部には板状の規制部21が設けられている。この規制部21は、基部11の上面に当接し、それ以上扇状部13が下方へ移動しないように規制するものである。

0024

次に、扇状部13の動作について説明する。ドア1を閉める方向に移動させ、ドア1が自動四輪車のドア枠(図示せず)に接近すると、収容部16の外部に突出した扇状部13の側面部24が前記ドア枠に当接する。さらにドア1を閉めていくと、側面部24にドア1を閉めようとする力が付加され、扇状部13が上方に移動する。これは、扇状部13が傾倒部12に固定されており、傾倒部12が固定軸20を中心に傾倒可能となっている構成によるものである。すなわち、可動受部13の側面部24にドア1を閉めようとする力が付加されると傾倒部12が前側に傾倒すると共に扇状部13が上方に移動する。そして、ドア1を完全に閉めると、可動受部13は側面部24が前記ドア枠に当接した状態で収容部16に収容される。

0025

ワイヤー保持部14は、基部11の上面であって傾倒部12の後側に固定されて立設されている。ワイヤー保持部14は、略三角形の板状に形成されており、傾倒部12と略同一の高さを有している。ワイヤー保持部14の上端部には、ワイヤー8を挿通する挿通孔25が形成されている。ワイヤー8は一端が傾倒部12のワイヤー固定部22に固定され、ワイヤー保持部14の挿通孔25に挿通され、さらに後側に向かって延設されている。

0026

ワイヤー8は、スチールステンレス等により形成されており、ワイヤー保持部14と動作部7との間の部分はポリ塩化ビニルPVC)等で形成された被覆部材26により被覆されている。

0027

図8図10は動作部7の水平断面を上側から見た図を示しており、動作部7は略矩形状であって中空の動作部本体31の前側の壁である前壁32に形成された前壁孔33からワイヤー8が内部へ引き込まれている。動作部本体31の内部には、操作部としての平行リンク機構34が備えられており、この平行リンク機構34は、第一リンク部材35と、第二リンク部材36と、第三リンク部材37と、プロテクター4に接続されている腕部材38とを有して構成されている。第一リンク部材35と、第二リンク部材36と、第三リンク部材37と、腕部材38はリンク軸39,40,41,42により回動可能に軸支されている。ワイヤー8の他端は、第一リンク部材35の前側端部43に接続されている。また、第一リンク部材35の前側端部43と前壁孔33の内部側の口部44には、コイルばね45の両端が固定されている。ワイヤー8はコイルばね45の内部に挿通されている。このコイルばね45により、平行リンク機構34は動作部本体31の後側の壁である後壁46側に付勢されている。

0028

リンク軸39は、動作部本体31の底面47方向に延設されており、底面47に形成された制御溝48内を摺動する。制御溝48は、リンク軸39の移動方向を制御するものである。制御溝48は、前側から後側へ直線状に形成された直線部49と、そのさらに後側に形成された湾曲部50とを有している。湾曲部50は、自動四輪車の内部方向に湾曲している。また、リンク軸39は、第一リンク部材35と第二リンク部材36とを軸支している。

0029

第一リンク部材35と第三リンク部材37は、リンク軸40により軸支されており、腕部材38は、リンク軸41,42により第二リンク部材36及び第三リンク部材37に軸支されている。また、動作部本体31の内部には、動作部本体31の前壁32と後壁46に固定されたレール部材51が配設されている。このレール部材51の上面側にはレール部材51の上面を摺動するスライド部材52が配設されている。スライド部材52は、スライド軸53によりレール部材51の下方に配設された第二リンク部材36及び第三リンク部材37の略中間部分に軸支されている。第二リンク部材36及び第三リンク部材37は、スライド部材52に対して回動自在に軸支されている。レール部材51には、スライド軸53,54が挿通され、その移動範囲を制御するスライド溝55が形成されている。

0030

腕部材38は、後壁46に設けられた後壁孔56から動作部本体31の外部へ突出しており、さらに、収容部16に形成された腕部材用孔57から収容部16の外部へ突出している。腕部材38の先端部にはプロテクター4が接続されている。したがって、プロテクター4は動作部7の動作に基づいて動作するようになっている。プロテクター4は、硬質合成樹脂細長く形成された本体部61に軟質合成樹脂で細長く形成された弾性部62が固定されており、ドア1のエッジ部2に略平行に配置されている。プロテクター4の弾性部62の長手方向には、薄板状のエッジ部2に係止する係止溝63が形成されている。

0031

次に、動作部7の動作について説明する。ドア1が閉じた状態では、傾倒部12が前側に傾倒しており、ワイヤー8が前側に引っ張られた状態となっている。ワイヤー8が前側に引っ張られると、図8に示すように、平行リンク機構34がコイルばね45の付勢力に抗して前壁32側に引っ張られた状態で維持される。この時、スライド部材52も前壁32側に移動している。そして、プロテクター4は、図3及び図11に示すとおり、ドア1の内面であってエッジ部2に隣接した位置に配置されている。この状態から、ドア1を開いていくと、コイルばね45の付勢力により平行リンク機構34が後壁46側に移動し、ワイヤー8が後壁46側に引っ張られて、傾倒部12が後側に起き上がる。リンク軸39が制御溝48の直線部49の後端である直線部後端58に位置した時に、スライド部材52のスライド軸54がスライド溝55の後端であるスライド溝後端59に当接し、スライド部材52がそれ以上後側へ移動することが規制される。この状態が図9に示してあり、この状態の時に腕部材38が最も後側へ突出した状態となる。その後、さらにドア1を開いていくとコイルばね45の付勢力により、リンク軸39が制御溝48の湾曲部50を摺動する。リンク軸39が制御溝48の湾曲部50を移動することにより、第一リンク部材35がレール部材51から離れる方向(図9の矢印Y1の方向)に移動し、腕部材38は、第一リンク部材35と反対の方向(図9の矢印Y2の方向)に移動する。この腕部材38の移動により、プロテクター4の弾性部62がドア1の外側方向(図9の矢印Y3の方向)に移動することになる。そして、図12に示すように、プロテクター4の係止溝63がエッジ部2に係止し、プロテクター4の弾性部62がドア1の外側に配置される。この状態では、プロテクター4はコイルばね45の付勢力によりエッジ部2に係止する方向に付勢されているため、エッジ部2への係止状態が確実に維持される。動作部本体31内には、腕部材38が当接し、腕部材38が一定以上前側へ移動することを規制する当接部材60が設けられている。

0032

ドア1を開いた状態から徐々に閉じていくと、上記ドア1を開ける場合の動作と逆の動作が行われる。すなわち、扇状部13が前記ドア枠に当接し、上方に移動すると共に傾倒部12が前側に傾倒し、ワイヤー8が前側に引っ張られる。すると、リンク軸39が制御溝48内を前壁32側に移動し第一リンク部材35及ぶ腕部材38がレール部材51に近づく方向(図9の矢印Y1、Y2の反対方向)に移動し、腕部材38が動作部本体31及び収容部16から突出する方向に移動しエッジ部2とプロテクター4の係止が外れる。さらに、ドア1を閉じていくと、平行リンク機構34がコイルばね45の付勢力に抗して前壁32側に移動し、図11に示すように、プロテクター4がドア1の内面であってエッジ部2に隣接した位置に配置される。ドア1が完全に閉じるとプロテクター4はドア1の内部に配置されるため、自動四輪車の外観には現れなくなる。

0033

以上のように、本実施例のドアプロテクター構造は、車両用ドアとしてのドア1のエッジとしてのエッジ部2に係脱可能なプロテクター4と、前記プロテクター4を動作させる動作部7と、前記ドア1の開閉に伴って移動する可動機構5と、前記可動機構5と前記プロテクター4とを連結する連結部としてのワイヤー8と、を備え、前記可動機構5の動作により前記プロテクター4が前記ドア1のエッジに係脱することにより、ドア1の開閉に連動してプロテクター4をドア1のエッジ部2へ係脱させることができる。

0034

また、本実施例のドアプロテクター構造は、前記可動機構5は、前記ドア1の開閉面側に対向し、前記ドア1の開閉に伴って移動する可動受部としての扇状部13と、前記扇状部13に接し、前記扇状部13の移動に伴って傾倒する傾倒部12と、を備えることにより、ドア1を開閉するだけでプロテクター4をドア1のエッジ部2へ係脱させることができる。

0035

また、本実施例のドアプロテクター構造は、前記プロテクター4は前記動作部7に設けられた操作部としての平行リンク機構34に固定されており、前記平行リンク機構34は前記プロテクター4が前記エッジ部2に係止する方向に付勢されており、前記プロテクター4は前記ドア1が閉じられる時に、前記ワイヤー8が前記傾倒部12により引き込まれることにより前記ドア1内部に収容されることにより、プロテクター4がエッジ部2に係止した状態を確実に維持することができる。

0036

また、本実施例のドアプロテクター構造は、前記連結部がワイヤー8であることにより、可動機構5と動作部7を安価な部材により連結することができる。また、ワイヤー8細長い部材であり、収容部16内のスペースを有効に使用することができる。

実施例

0037

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、扇状部13は中心角が鋭角な略扇形状に形成されているが、ドア枠に当接して上方に移動可能であれば、他の形状であってもよい。

0038

1ドア(車両用ドア)
2エッジ部(エッジ)
4プロテクター
5可動機構
7動作部
8ワイヤー(連結部)
12傾倒部
13扇状部(可動受部)
31 動作部
34平行リンク機構(操作部)

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