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技術 運行計画作成装置および運行計画作成方法

出願人 株式会社東芝東芝インフラシステムズ株式会社
発明者 ロペズレアンドロミゲルウォン
出願日 2016年3月31日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2016-072634
公開日 2017年10月5日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2017-178265
状態 特許登録済
技術分野 鉄道交通の監視、制御、保安
主要キーワード 稲妻型 運転規則 運転ルール 基準列 基本ダイヤ 計画図 運転曲線 カスタマイズボタン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月5日)のものです。
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図面 (16)

課題

運行計画の変更に要する作業時間の短縮することができる。

解決手段

実施形態の運行計画作成装置は、表示部と、表示制御部と、作成部と、を備える。表示制御部は、交通機関運行に関わる計画毎に設けられかつ当該計画を示す計画図形と、計画に適用可能な規則毎に設けられかつ当該規則を示す規則図形と、を含む画面を表示部に表示する。作成部は、規則図形の計画図形へのドラックアンドドロップが検出された場合に、規則図形がドラッグアンドドロップされた計画図形が示す計画に対して、当該規則図形が示す規則を適用した新たな計画を作成する。また、表示制御部は、規則図形がドロップされた計画図形を、新たな計画を示す計画図形に変更する。

概要

背景

鉄道に限らず、路線バス航空機等の様々な交通機関運行計画を立てるには、数多くの運行規則を厳守するだけでなく、事業者乗客乗務員計画者等の様々な希望を考慮する必要がある。例えば、鉄道の輸送計画に不可欠な運転曲線を作成する場合、鉄道の性能や信号や路線条件等による鉄道の速度の制限を考慮しなければならない。また、ダイヤグラムを作成する場合、交通機関の停止時間や折り返しや走行時間などの様々な運行規則を考慮しなければならない。また、乗務員の乗務計画を作成する場合には、労働ルールを考慮しなければならない。

概要

運行計画の変更に要する作業時間の短縮することができる。実施形態の運行計画作成装置は、表示部と、表示制御部と、作成部と、を備える。表示制御部は、交通機関の運行に関わる計画毎に設けられかつ当該計画を示す計画形と、計画に適用可能な規則毎に設けられかつ当該規則を示す規則形と、を含む画面を表示部に表示する。作成部は、規則形の計画形へのドラックアンドドロップが検出された場合に、規則形がドラッグアンドドロップされた計画形が示す計画に対して、当該規則形が示す規則を適用した新たな計画を作成する。また、表示制御部は、規則形がドロップされた計画形を、新たな計画を示す計画形に変更する。

目的

本実施形態の運行計画作成システムで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルCD−ROMフレキシブルディスクFD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

表示部と、交通機関運行に関わる計画毎に設けられかつ当該計画を示す計画図形と、前記計画に適用可能な規則毎に設けられかつ当該規則を示す規則図形と、を含む画面を前記表示部に表示する表示制御部と、前記規則図形の前記計画図形へのドラックアンドドロップが検出された場合に、前記規則図形がドラッグアンドドロップされた前記計画図形が示す計画に対して、当該規則図形が示す規則を適用した新たな前記計画を作成する作成部と、を備え、前記表示制御部は、前記規則図形がドロップされた前記計画図形を、前記新たな計画を示す前記計画図形に変更する運行計画作成装置。

請求項2

前記表示制御部は、前記画面が含む全ての前記計画図形が示す前記計画に対して適用する前記規則を示す前記規則図形である第1規則図形を前記画面に含め、前記作成部は、前記第1規則図形が前記計画図形にドロップされた場合、前記画面が含む全ての前記計画図形が示す前記計画に対して、当該第1規則図形が示す前記規則を適用した新たな前記計画を作成する請求項1に記載の運行計画作成装置。

請求項3

前記作成部は、さらに、一方の前記規則図形がドラッグされかつ当該一方の規則図形が他方の前記規則図形にドロップされた場合、前記一方の規則図形が示す前記規則と前記他方の規則図形が示す前記規則とを結合した新たな前記規則を作成し、前記一方の規則図形が示す前記規則と前記他方の規則図形が示す前記規則とがコンフリクトする場合、前記新たな規則の作成を禁止し、前記表示制御部は、さらに、前記新たな規則を示す前記規則図形を前記画面に含める請求項1に記載の運行計画作成装置。

請求項4

前記作成部は、さらに、前記計画図形が選択されかつ前記規則の生成が指示された場合、前記選択された計画図形が示す前記計画に適用された前記規則を抽出し、当該抽出した規則を新たな前記規則として作成し、前記表示制御部は、前記新たな規則を示す前記規則図形を前記画面に含める請求項1に記載の運行計画作成装置。

請求項5

前記作成部は、運転中および運転前の前記計画を示す前記計画図形に対して前記規則図形がドロップされた場合に、前記規則図形が示す前記規則を適用した新たな前記計画を作成する請求項1に記載の運行計画作成装置。

請求項6

前記規則を記憶する記憶部を備え、前記表示制御部は、前記記憶部に記憶された前記規則を示す前記規則図形を前記画面に含める請求項1に記載の運行計画作成装置。

請求項7

交通機関の運行に関わる計画毎に設けられかつ当該計画を示す計画図形と、前記計画に適用可能な規則毎に設けられかつ当該規則を示す規則図形と、を含む画面を表示部に表示し、前記規則図形の前記計画図形へのドラックアンドドロップが検出された場合に、前記規則図形がドラッグアンドドロップされた前記計画図形が示す計画に対して、当該規則図形が示す規則を適用した新たな前記計画を作成し、前記規則図形がドロップされた前記計画図形を、前記新たな計画を示す前記計画図形に変更する、ことを含む運行計画作成方法

技術分野

0001

本発明の実施形態は、運行計画作成装置および運行計画作成方法に関する。

背景技術

0002

鉄道に限らず、路線バス航空機等の様々な交通機関運行計画を立てるには、数多くの運行規則を厳守するだけでなく、事業者乗客乗務員計画者等の様々な希望を考慮する必要がある。例えば、鉄道の輸送計画に不可欠な運転曲線を作成する場合、鉄道の性能や信号や路線条件等による鉄道の速度の制限を考慮しなければならない。また、ダイヤグラムを作成する場合、交通機関の停止時間や折り返しや走行時間などの様々な運行規則を考慮しなければならない。また、乗務員の乗務計画を作成する場合には、労働ルールを考慮しなければならない。

先行技術

0003

特開平7−52801号公報
特開平8−6999号公報

発明が解決しようとする課題

0004

このような様々な条件を考慮して運行計画を作成する方法では、作成した運行計画が各条件を満たしているか否かを1つずつ確認する必要があるため、運行計画の作成に要する作業時間が膨大になり、限られた時間の中でより良い運行計画を作成することが困難である。また、運行計画の作成する際のルールを予め定めておくことにより、運行計画を自動的に作成する方法もあるが、運行計画の微調整が困難であり、どの部分にどの条件が適用されたのかを直感的に把握することが困難である。

課題を解決するための手段

0005

実施形態の運行計画作成装置は、表示部と、表示制御部と、作成部と、を備える。表示制御部は、交通機関の運行に関わる計画毎に設けられかつ当該計画を示す計画図形と、計画に適用可能な規則毎に設けられかつ当該規則を示す規則図形と、を含む画面を表示部に表示する。作成部は、規則図形の計画図形へのドラックアンドドロップが検出された場合に、規則図形がドラッグアンドドロップされた計画図形が示す計画に対して、当該規則図形が示す規則を適用した新たな計画を作成する。また、表示制御部は、規則図形がドロップされた計画図形を、新たな計画を示す計画図形に変更する。

図面の簡単な説明

0006

図1は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムの構成の一例を示す図である。
図2は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルール作成処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図3は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムにおいて表示される運行計画作成画面の一例を示す図である。
図4は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行計画に対する運行ルールの適用処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図5は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムにおいて表示される運行計画作成画面の一例を示す図である。
図6は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムにおいて表示される運行計画作成画面の一例を示す図である。
図7は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムにおいて表示される運行計画作成画面の一例を示す図である。
図8は、第2の実施形態にかかる運行計画作成システムにおいて表示される運行計画作成画面の一例を示す図である。
図9は、第3の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図10は、第3の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の一例を説明するための図である。
図11は、第4の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図12は、第4の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の一例を説明するための図である。
図13は、第5の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの適用処理の一例を説明するための図である。
図14は、本実施形態にかかる運行計画作成システムにおいて表示される運行計画作成画面の一例を示す図である。
図15は、本実施形態にかかる運行計画作成システムにおいて表示される運行計画作成画面の一例を示す図である。

実施例

0007

以下、添付の図面を用いて、本実施形態にかかる運行計画作成装置および運行計画作成方法を適用した運行計画作成システムについて説明する。

0008

(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムの構成の一例を示す図である。本実施形態にかかる運行計画作成システムは、鉄道の運行計画や鉄道の乗務員の運用計画鉄道車両の運用計画等の鉄道の運行に関わる計画(以下、運行計画と言う)の作成を支援するシステムである。以下の説明では、鉄道の運行計画の作成を支援する運行計画作成システムについて説明するが、交通機関の運行に関わる計画の作成を支援するシステムであれば、以下に説明する運行計画作成システムを同様に適用可能である。例えば、路線バスや航空機等の各種の交通機関の運行に関わる運行計画にも、以下に説明する運行計画作成システムを同様に適用可能である。

0009

図1に示すように、本実施形態では、運行計画作成システムは、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)等を含みかつ各種情報表示可能な表示部1と、後述するタッチパネル1a等の入力部を用いてユーザにより入力された各種情報の取得および表示部1に対する各種情報の表示を制御する出入力管理部2と、鉄道の運行計画の作成、および当該運行計画の作成を支援する画面(以下、運行計画作成画面と言う)の作成等を行う処理部3と、鉄道の運行計画の作成に用いる各種情報を記憶するデータベースDBと、を有する。本実施形態では、表示部1は、表示画面上にタッチパネル1aを有する。タッチパネル1aは、表示画面に表示された各種情報に対するタッチ操作を検出可能である。

0010

データベースDBは、図1に示すように、鉄道の車両(以下、鉄道車両と言う)に関する車両データ、鉄道車両のうち所定の鉄道車両(例えば、普通列車)に関する基準列車データ、運行計画に適用可能な規則である運行ルールを含むルールデータ、鉄道の運行計画を含む基本ダイヤデータ、鉄道車両の乗務員の運用計画を含む乗務員行路データ、運行計画を作成している当日の鉄道の運行計画を含む当日ダイヤデータ等を記憶する。

0011

処理部3は、図1に示すように、運行計画の作成および運行計画作成画面の作成等を行う輸送計画部31と、運行計画に従って鉄道が運行されているか否かを運行管理部32と、運行計画に適用可能な運行ルールの管理を行うルール処理部33と、を有する。輸送計画部31は、図1に示すように、鉄道の運行計画を作成する基本ダイヤ作成部311と、鉄道車両の運用計画を作成する車両運用作成部312と、鉄道の乗務員の運用計画を作成する乗務員行路作成部313と、を有する。運行管理部32は、図1に示すように、輸送計画部31により作成された鉄道の運行計画に従って鉄道が運転されているか否かを判断する運転整理部321を有する。

0012

ルール処理部33は、図1に示すように、ルール作成部331と、ルールチェック部332と、ルール保存部333と、ルール呼出し部334と、シェイプ作成部335と、シェイプ保存部336と、シェイプ呼出し部337と、を有する。ルール作成部331は、運行計画に適用可能な運行ルールを作成する。ルールチェック部332は、運行計画に対して運行ルールが適用可能か否かを判断する。ルール保存部333は、ルール作成部331により作成された運行ルールをデータベースDBに保存する。ルール呼出し部334は、データベースDBに記憶された運行ルールを呼び出す。シェイプ作成部335は、運行ルールを示す図形である運行規則図形を作成する。シェイプ保存部336は、シェイプ作成部335により作成された運行規則図形をデータベースDBに保存する。シェイプ呼出し部337は、データベースDBから、運行計画作成画面に含める運行規則図形を呼び出す。

0013

出入力管理部2は、図1に示すように、処理部3により作成された運行計画作成画面を表示部1に表示する表示制御部21と、表示部1の表示画面上に設置されたタッチパネル1a等を介してユーザにより入力された各種情報の取得等を行う入力処理部22と、を有する。

0014

次に、図2および図3を用いて、本実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理について説明する。図2は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の流れの一例を示すフローチャートである。図3は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムにおいて表示される運行計画作成画面の一例を示す図である。

0015

図2および図3に示すように、入力処理部22を介して運行ルールの作成が指示されると、表示制御部21は、運行計画作成画面G内に、運行ルールの作成を支援するルール作成ウィンドウW2を表示する(ステップS201)。

0016

本実施形態では、表示制御部21は、運行ルールの作成を指示する情報が入力されると、図3に示すように、運行計画ウィンドウW1およびルール作成ウィンドウW2を含む運行計画作成画面Gを表示部1に表示する。運行計画ウィンドウW1は、鉄道の運行計画毎に設けられかつ当該運行計画を示す後述する対象オブジェクト(例えば、列車スジS1〜S10)が含まれる。以下の説明では、列車スジS1〜S10を区別する必要がない場合には、列車スジSと記載する。ルール作成ウィンドウW2には、運行ルール欄W21、ルール種別欄W22、対象オブジェクト欄W23、パターン欄W24、ロジック欄W25、シェイプ欄W26、シェイプ画像欄W27、インポートタンB1、カスタマイズボタンB2、キャンセルボタンB3、逆生成ボタンB4、保存ボタンB5等が含まれる。

0017

運行ルール欄W21は、ルール処理部33が作成する運行ルールの名称が表示される。ルール種別欄W22は、ルール処理部33が作成する運行ルールのルール種別が表示される。対象オブジェクト欄W23は、作成する運行ルールを適用可能とする対象オブジェクトの名称が表示される。パターン欄W24は、作成する運行ルールを適用可能な対象オブジェクトか否かを判断するロジックのパターン(以下、制約パターンと言う)が表示される。ロジック欄W25は、作成する運行ルールを適用可能な対象オブジェクトか否かを判断するロジックである制約条件が表示される。シェイプ欄W26は、作成する運行ルールを示す運行規則図形として選択された運行規則図形の名称が表示される。シェイプ画像欄W27は、当該選択された運行規則図形が表示される。

0018

インポートボタンB1は、作成する運行ルールの運行規則図形の外部装置からの取得を指示するボタンである。ユーザは、表示部1の表示画面上に設けられたタッチパネル等を操作してインポートボタンB1を押下することで、作成する運行ルールを示す運行規則図形を入力することができる。カスタマイズボタンB2は、作成する運行ルールの運行規則図形の変更を指示するボタンである。ユーザは、タッチパネル1a等を操作してカスタマイズボタンB2を押下することで、運行規則図形の色や向き等を変更することができる。

0019

キャンセルボタンB3は、運行ルールの作成の中止を指示するボタンである。ユーザは、タッチパネル1a等を操作してキャンセルボタンB3を押下することで、運行ルールの作成を中止することができる。逆生成ボタンB4は、運行計画ウィンドウW1に表示された対象オブジェクト(例えば、列車スジS)に基づく運行ルールの作成を指示するボタンである。保存ボタンB5は、作成する運行ルールおよび運行規則図形の保存を指示するボタンである。ユーザは、タッチパネル1a等を操作して保存ボタンB5を押下することで、運行ルールおよび運行規則図形の保存を指示することができる。

0020

図2戻り、ルール作成ウィンドウW2が表示部1に表示されると、ルール処理部33は、入力処理部22から、作成する運行ルールの名称や当該運行ルールのルール種別を取得する(ステップS202)。本実施形態では、ルール処理部33は、ルール種別として、作成タイプまたは調整タイプを取得する。ここで、調整タイプの運行ルールは、既に作成済みの運行計画に対して適用可能な運行ルールである。一方、作成タイプの運行ルールは、新たに作成した運行計画に対して適用可能な運行ルールである。

0021

さらに、ルール処理部33は、運行計画作成システムにより作成される運行計画を示す図形である対象オブジェクト(運行計画図形の一例)のうち、作成する運行ルールを適用可能とする対象オブジェクトを選択する(ステップS203)。本実施形態では、対象オブジェクトとしては、スジ系の対象オブジェクト、横棒系の対象オブジェクト、および箱ダイヤ系の対象オブジェクトがある。スジ系の対象オブジェクトとしては、鉄道の運行計画をダイヤグラムで表す列車スジ、鉄道車両の運用をダイヤグラムで表す車両運用スジ、鉄道の乗務員の乗務スケジュール行路)をダイヤグラムで表す乗務員運行行路スジ等がある。

0022

また、横棒系の対象オブジェクトとしては、鉄道の運行計画を横棒で表す列車横棒、鉄道車両の運用計画を横棒で表す車両運用横棒、鉄道の乗務員の乗務スケジュールを横棒で表す乗務員行路横棒等がある。また、箱ダイヤ系の対象オブジェクトとしては、鉄道の運用計画を表す箱ダイヤである車両運用箱ダイヤ、鉄道の乗務員の乗務スケジュールを表す箱ダイヤである乗務員行路箱ダイヤ等がある。

0023

次いで、ルール処理部33は、取得したルール種別および選択した対象オブジェクトに基づいて、制約パターンを選択する(ステップS204)。次いで、ルール処理部33は、入出力処理部22により取得された情報および選択した制約パターンに従って、制約条件を作成する(ステップS204)。

0024

制約条件は、フローチャートやコード等で表す方法があるが、本実施形態では、疑似コードで表す。具体的には、ルール処理部33は、運行ルールを適用可能な対象オブジェクトであるか否かを判断する制約パターンの一例として疑似コード(例えば、対象オブジェクトの{・・・}の{・・・}が{・・・}でないなら、{・・・}に変更する)を選択する。次いで、ルール処理部33は、普通列車に変更する運行ルールを作成する場合、「対象オブジェクトの{列車スジ}の{種別}が{普通列車}でないなら、{普通列車}に変更する」等の疑似コードを制約条件として作成する。

0025

次いで、ルール処理部33は、作成する運行ルールを示す運行規則図形を選択する(ステップS205)。本実施形態では、ルール処理部33は、予め設定された運行規則図形の候補の中から、入力処理部22を介してユーザにより選択された運行規則図形の候補を、当該作成する運行ルールの運行規則図形として選択する。若しくは、ルール処理部33は、入力処理部22を介してユーザにより入力された図形を、当該作成する運行ルールの運行規則図形として選択しても良い。さらに、ルール処理部33は、入力処理部22を介してユーザにより入力された指示に基づいて、選択した運行規則図形の色や当該運行規則図形を表示する際の向き等を変更しても良い。

0026

その後、ルール処理部33は、作成した運行ルールおよび当該運行ルールを示す運行規則図形を対応付けて、データベースDB(記憶部の一例)に保存する(ステップS206)。これにより、運行計画作成画面Gにおいて運行計画の変更または作成を行う際に、新たに作成した運行ルールを、運行計画に対して適用することができるようになる。

0027

次に、図4および図5を用いて、本実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行計画に対する運行ルールの適用処理について説明する。図4は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行計画に対する運行ルールの適用処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5は、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムにおいて表示される運行計画作成画面の一例を示す図である。以下の説明では、運行計画ウィンドウW1に、対象オブジェクトの一例として列車スジSが表示される例について説明するが、列車スジS以外の対象オブジェクトが運行計画ウィンドウW1に表示されている場合も、同様にして、運行計画に対する運行ルールの適用処理を実行することができる。

0028

図4に示すように、入力処理部22を介して運行ルールの適用が指示されると、表示制御部21は、運行計画ウィンドウW1およびルール選択ウィンドウを含む運行計画作成画面Gを表示部1に表示する(ステップS401)。ここで、ルール選択ウィンドウは、データベースDBに記憶された運行規則を示す運行規則図形が表示されたウィンドウである。

0029

図5に示すように、本実施形態では、表示制御部21は、運行計画ウィンドウW1およびルール選択ウィンドウW3を含む運行計画作成画面Gを表示部1に表示させる。ルール選択ウィンドウW3は、適用ルール選択領域W31と、ルール詳細表示領域W32と、削除ボタンB6と、編集ボタンB7と、を含む。適用ルール選択領域W31は、運行ルール毎に設けられた運行規則図形R1〜R7が表示される。以下、運行規則図形R1〜R7を区別する必要がない場合には、運行規則図形Rと記載する。ルール詳細表示領域W32は、適用ルール選択領域W31に表示された運行規則図形Rのうち、選択(本実施形態では、タッチパネル1aによりタッチ操作が検出)された運行規則図形R(例えば、運行規則図形R7)が示す運行ルールの詳細(例えば、運行ルールの名称、ルール種別、対象オブジェクト、制約条件等)が表示される。

0030

削除ボタンB6は、適用ルール選択領域W31に表示された運行規則図形Rのうち、選択された運行規則図形Rの削除を指示するボタンである。ユーザは、タッチパネル1a等を操作して削除ボタンB6を押下することで、適用ルール選択領域W31から運行規則図形Rを削除することができる。編集ボタンB7は、適用ルール選択領域W31に表示された運行規則図形Rのうち、選択された運行規則図形Rが示す運行規則の編集を指示するボタンである。ユーザは、タッチパネル1a等を操作して編集ボタンB7を押下することで、運行規則図形Rを編集可能な図示しないウィンドウの表示を指示することができる。

0031

図4に戻り、ルール選択ウィンドウW3を含む運行計画作成画面Gが表示部1に表示されると、ルール処理部33は、タッチパネル1a等によって、ルール選択ウィンドウW3が含む運行規則図形Rが、運行計画ウィンドウW1が含む列車スジSのいずれかの上にドラッグされたことが検出されるのを待つ。本実施形態では、表示制御部21は、図5に示すように、ルール選択ウィンドウW3が含む運行規則図形Rのうち、タッチパネル1aによりタッチ操作が検出されてドラッグされた運行規則図形R(例えば、運行規則図形R7)をハイライト表示等によって、その表示態様を、他の運行規則図形Rの表示態様と異ならせる。

0032

ルール処理部33は、タッチパネル1a等によって、運行規則図形Rが列車スジS上にドラッグされたことが検出されると、当該運行規則図形Rが示す運行ルールが、当該列車スジSが示す運行計画に対して適用可能か否かを判断する対象チェックを実行する(ステップS402)。本実施形態では、ルール処理部33は、運行規則図形Rが示す運行ルールの制約条件に基づいて、当該運行ルールが、列車スジSが示す運行計画に対して適用可能か否かを判断する。

0033

例えば、図6に示すように、運行規則図形R7が列車スジS10(急行列車の列車スジS)にドラッグされた場合、運行規則図形R7が示す運行ルールの制約条件「対象オブジェクトの{列車スジ}の{種別}が{普通列車}でないなら、{普通列車}に変更する」を列車スジS10が満たすため、ルール処理部33は、運行規則図形R7が示す運行ルールを列車スジS10が示す運行計画に適用可能と判断する。そして、表示制御部21は、対象チェックによってエラーなしと判断された場合(ステップS403:Yes)、すなわち、運行規則図形Rが示す運行ルールが列車スジSが示す運行計画に適用可能である場合、運行規則図形Rがドラッグされた列車スジSまたは当該列車スジSの周囲を青色でハイライト表示等して、その表示態様を変更する(ステップS404)。

0034

そして、輸送計画部31は、タッチパネル1a等によって、運行規則図形Rが列車スジSにドロップされたことが検出されたか否かを判断する(ステップS405)。運行規則図形Rが列車スジSにドロップされたことが検出された場合(ステップS405:Yes)、輸送計画部31(作成部の一例)は、運行規則図形Rが示す運行ルールを、当該運行規則図形Rがドロップされた列車スジSが表す運行計画に適用した新たな運行計画を作成する(ステップS406)。さらに、表示制御部21は、運行規則図形Rがドロップされた列車スジSを、作成された新たな運行計画を示す列車スジSに変更する(ステップS406)。これにより、運行規則図形Rをドラッグアンドドロップするだけで、列車スジS等の対象オブジェクトが示す運行計画を、様々な運行ルールを満たした運行計画に変更することができるので、運行計画の変更に要する作業時間の短縮することができる。また、運行計画作成画面Gにおいていずれの列車スジSに運行ルールが適用されたかを直感的に把握することができる。

0035

一方、図7に示すように、運行規則図形R7が列車スジS3(普通列車の列車スジ)にドラッグされた場合、運行規則図形R7が示す運行ルールの制約条件「対象オブジェクトの{列車スジ}の{種別}が{普通列車}でないなら、{普通列車}に変更する」を列車スジS3が満たさないため、ルール処理部33は、運行規則図形R7が示す運行ルールを列車スジS3に適用できないと判断する。そして、表示制御部21は、対象チェックによってエラーありと判断された場合(ステップS403:No)、すなわち、運行規則図形Rが示す運行ルールが列車スジSに適用できない場合、運行規則図形Rがドラッグされた列車スジSを赤色でハイライト表示等して、その表示態様を変更する(ステップS407)。その際、表示制御部21は、運行規則図形Rが示す運行ルールが列車スジSに適用可能である場合とは異なる表示態様に、列車スジSの表示態様を異ならせる。

0036

そして、輸送計画部31は、運行規則図形Rが、当該運行規則図形が示す運行ルールを適用できない列車スジSにドロップされたか否かを判断する(ステップS408)。運行規則図形Rが、当該運行規則図形が示す運行ルールを適用できない列車スジSにドロップされていない場合(ステップS408:No)、表示制御部21は、ドラッグ中の運行規則図形Rが他の列車スジS上に移動するのを待つ(ステップS409)。ドラッグ中の運行規則図形Rが他の列車スジS上に移動した場合(ステップS409:Yes)、ステップS402に戻り、対象チェックが実行される。

0037

運行規則図形Rが、当該運行規則図形Rが示す運行ルールを適用できない列車スジS上でドロップされた場合(ステップS408:Yes)、輸送計画部31は、運行規則図形Rが示す運行ルールの列車スジSに対する適用を行わない(ステップS410)。さらに、表示制御部21は、ドラッグされている運行規則図形Rを、適用ルール選択領域W31に戻す(ステップS410)。

0038

このように、第1の実施形態にかかる運行計画作成システムによれば、運行計画の変更に要する作業時間を短縮することができる。

0039

(第2の実施形態)
本実施形態は、所定の運行規則図形が対象オブジェクトにドロップされた場合、運行計画作成画面が含む全ての対象オブジェクトが示す運行計画に対して、当該所定の運行規則図形が示す運行ルールを適用する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。

0040

本実施形態では、ルール処理部33は、運行ルールを適用する対象オブジェクトを選択する場合に(図2のステップS203)、運行計画作成画面Gが含む全ての対象オブジェクト(例えば、列車スジS)を、運行ルールを適用する運行計画を示す対象オブジェクトとして選択可能である。

0041

図8は、第2の実施形態にかかる運行計画作成システムにおいて表示される運行計画作成画面の一例を示す図である。図8に示すように、本実施形態では、表示制御部21は、運行計画作成画面Gが含む全ての対象オブジェクトを運行ルールの適用する対象オブジェクトとする運行ルールを示す運行規則図形R8(所定の運行規則図形の一例であり、例えば、3つの稲妻型の図形を結合したアイコン)を、適用ルール選択領域W31に含める。

0042

そして、図8に示すように、運行規則図形R8がドラッグされかつ運行計画ウィンドウW1が含む列車スジSのいずれかの上にドロップされた場合、輸送計画部31は、運行計画ウィンドウW1が含む全ての列車スジSが示す運行計画に対して、運行規則図形R8が示す運行ルールを適用する。これにより、運行計画ウィンドウW1が含む全ての列車スジSが示す運行計画を変更する場合に、1つの列車スジSに運行規則図形R8をドラッグアンドドロップするだけで、当該全ての列車スジSが示す運行計画を変更することができるので、列車スジSが示す運行計画の変更の作業負担を軽減することができる。

0043

例えば、運行規則図形R8が示す運行ルールが「運行計画ウィンドウが含む全ての列車スジの種別を普通列車に変更する」である場合、輸送計画部31は、運行計画ウィンドウW1が含む全ての列車スジS1〜S10が示す運行計画を、普通列車の運行計画に変更する。その際、輸送計画部31は、運行計画ウィンドウW1が含む列車スジS1〜S10のうち、普通列車以外の列車スジS1,S4,S5,S6,S7,S10が示す運行計画を、普通列車の運行計画に変更する。

0044

また、表示制御部21は、運行規則図形R8が列車スジSのいずれかの上にドラッグされると、運行計画ウィンドウW1が含む列車スジS1〜S10のうち、普通列車以外の列車スジS1,S4,S5,S6,S7,S10(すなわち、運行規則図形R8が示す運行ルールを適用可能な運行計画を示す列車スジS)を青色でハイライト表示等して、その表示態様を変更する。これにより、運行計画ウィンドウW1が含む列車スジSのうち、運行規則図形R8が示す運行ルールの適用によって、運行計画が変更される列車スジSを容易に識別することができる。

0045

このように、第2の実施形態にかかる運行計画作成システムによれば、列車スジSが示す運行計画の変更の作業負担を軽減することができる。

0046

(第3の実施形態)
本実施形態は、一方の運行規則図形が他方の運行規則図形にドラッグアンドドロップされた場合、当該一方の運行規則図形が示す運行ルールと当該他方の運行規則図形が示す運行ルールとを結合した新たな運行ルールを作成する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の箇所については説明を省略する。

0047

本実施形態では、ルール処理部33は、適用ルール選択領域W31が含む一方の運行規則図形Rをドラッグして他方の運行規則図形Rに対してドロップした場合、当該一方の運行規則図形Rが示す運行ルールと当該他方の運行規則図形Rが示す運行ルールとがコンフリクトするか否かを判断するコンフリクトチェックを実行する。ここで、コンフリクトとは、一方の運行規則図形Rが示す運行ルールと、他方の運行規則図形Rが示す運行ルールとを同時に適用できないことである。

0048

例えば、ルール処理部33は、一方の運行規則図形Rが示す運行ルールが「普通列車に変更する」であり、他方の運行規則図形Rが示す運行ルールが「特急列車に変更する」である場合、当該一方の運行規則図形Rが示す運行ルールと当該他方の運行規則図形Rが示す運行ルールとがコンフリクトすると判断する。また、ルール処理部33は、一方の運行規則図形Rが示す運行ルールのルール種別が調整タイプで、他方の運行規則図形Rが示す運行ルールのルール種別が作成タイプである場合、当該一方の運行規則図形Rが示す運行ルールと当該他方の運行規則図形Rが示す運行ルールとがコンフリクトすると判断する。

0049

ルール処理部33(作成部の一例)は、コンフリクトチェックによって、一方の運行規則図形Rが示す運行ルールと他方の運行規則図形Rが示す運行ルールとがコンフリクトしないと判断された場合、当該一方の運行規則図形Rが示す運行ルールと当該他方の運行規則図形Rが示す運行ルールとを結合した新たな運行ルールを作成する。さらに、ルール処理部33は、一方の運行規則図形Rと他方の運行規則図形Rとを重ね合わせた図形を、作成した新たな運行ルールを示す運行規則図形Rとする。そして、表示制御部21は、新たな運行ルールを示す運行規則図形Rを、適用ルール選択領域W31に含める。これにより、一方の運行規則図形Rと他方の運行規則図形Rとを重ね合わせるだけで、新たな運行ルールを作成することができるので、新たな運行ルールの作成を容易化することができる。一方、ルール処理部33は、コンフリクトチェックによって、一方の運行規則図形Rが示す運行ルールと他方の運行規則図形Rが示す運行ルールとがコンフリクトすると判断された場合、新たな運行ルールの作成を禁止する。

0050

次に、図9および図10を用いて、本実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の流れについて説明する。図9は、第3の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10は、第3の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の一例を説明するための図である。

0051

図9に示すように、表示制御部21は、運行計画ウィンドウW1およびルール選択ウィンドウW3を含む運行計画作成画面Gを表示部1に表示する(ステップS901)。ルール処理部33は、ルール選択ウィンドウW3の適用ルール選択領域W31が含む一方の運行規則図形Rが、他方の運行規則図形Rの上にドラッグされるのを待つ。ルール処理部33は、一方の運行規則図形Rが他方の運行規則図形Rの上にドラッグされると、コンフリクトチェックを行う(ステップS902)。

0052

そして、一方の運行規則図形Rが示す運行ルールと他方の運行規則図形Rが示す運行ルールとがコンフリクトしないと判断された場合(ステップS903:Yes)、表示制御部21は、当該一方の運行規則図形Rおよび当該他方の運行規則図形Rを青色のハイライト表示等によって、その表示態様を変更する(ステップS904)。その後、ルール処理部33は、一方の運行規則図形Rが他方の運行規則図形Rの上でドロップされたか否かを判断する(ステップS905)。

0053

一方の運行規則図形Rが他方の運行規則図形Rの上でドロップされた場合(ステップS905:Yes)、ルール処理部33は、当該一方の運行規則図形Rが示す運行ルールと当該他方の運行規則図形Rが示す運行ルールとを結合した新たな運行ルールを作成する(ステップS906)。また、ルール処理部33は、一方の運行規則図形Rと他方の運行規則図形Rとを重ね合わせた図形を、新たな運行ルールを示す運行規則図形Rとして作成して、適用ルール表示領域W31に含める(ステップS906)。さらに、ルール処理部33は、新たな運行ルールおよび当該新たな運行ルールを示す運行規則図形RをデータベースDBに保存する(ステップS906)。

0054

例えば、運行ルール「特急列車に変更する」を示す運行規則図形R2が、運行ルール「全停車時間を2分にする」を示す運行規則図形R6の上にドラッグアンドドロップされた場合、ルール処理部33は、図10に示すように、運行規則図形R2と運行規則図形R6とを重ね合わせた図形を、新たな運行ルール「特急列車に変更しかつ全停車時間を2分にする」を示す運行規則図形R8として適用ルール表示領域W31に含める。

0055

そして、輸送計画部31は、運行規則図形R8が、普通列車の運行計画を示す列車スジS3(図3参照)の上にドラッグアンドドロップされた場合、運行規則図形R8が示す運行ルールを列車スジS3が示す運行計画に適用する。そして、表示制御部21は、図10に示すように、運行規則図形R8が示す運行ルールを適用した運行計画を示す列車スジS3を、運行計画ウィンドウW1に含める。

0056

図9に戻り、一方の運行規則図形Rが示す運行ルールと他方の運行規則図形Rが示す運行ルールとがコンフリクトする場合(ステップS903:No)、表示制御部21は、当該一方の運行規則図形Rおよび当該他方の運行規則図形Rを赤色のハイライト表示等によって、その表示態様を変更する(ステップS907)。次いで、ルール処理部33は、一方の運行規則図形Rが他方の運行規則図形Rの上でドロップされたか否かを判断する(ステップS908)。一方の運行規則図形Rが他方の運行規則図形Rの上でドロップされなかった場合(ステップS908:No)、ルール処理部33は、ドラッグ中の運行規則図形Rが他の運行規則図形Rの上に移動するのを待つ(ステップS909)。ドラッグ中の運行規則図形Rが他の運行規則図形Rの上に移動した場合(ステップS909:Yes)、ステップS902に戻り、コンフリクトチェックを実行する。

0057

一方の運行規則図形Rが他方の運行規則図形Rの上にドロップされた場合(ステップS908:Yes)、ルール処理部33は、新たな運行ルールの作成を行わない(ステップS910)。さらに、表示制御部21は、ドラッグされている運行規則図形Rを、適用ルール選択領域W31の元の位置に戻す(ステップS910)。

0058

このように、第3の実施形態にかかる運行計画作成システムによれば、新たな運行ルールの作成を容易化することができる。

0059

(第4の実施形態)
本実施形態は、対象オブジェクトが選択されかつ運行ルールの生成が指示された場合、当該選択された対象オブジェクトが示す運行計画に適用された運行ルールを抽出し、当該抽出した運行ルールを新たな運行ルールとして作成する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の箇所については説明を省略する。

0060

本実施形態では、ルール処理部33(作成部の一例)は、タッチパネル1aによるタッチ操作の検出によって、列車スジSが選択されかつルール選択ウィンドウW3が含む逆生成ボタンB4によって運行ルールの生成が指示された場合、選択された列車スジSが示す運行計画に適用された運行ルールを抽出する。そして、ルール処理部33は、抽出した運行ルールを新たな運行ルールとして作成する。これにより、運行ルールを作成する際に、ユーザが運行ルールのルール種別等の各種情報を入力しなくても、新たな運行ルールを作成することができるので、新たな運行ルールを容易かつ迅速に作成することができる。さらに、ルール処理部33は、作成された新たな運行ルールを示す運行規則図形Rを作成する。表示制御部21は、作成された運行規則図形Rを、ルール選択ウィンドウW3の適用ルール表示領域W31に含める。

0061

次に、図11および図12を用いて、本実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の流れについて説明する。図11は、第4の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12は、第4の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの作成処理の一例を説明するための図である。

0062

図11に示すように、ルール処理部33は、タッチパネル1aによって、運行計画作成画面Gにおいて、列車スジSが選択されかつ逆生成ボタンB4が押下されて運行ルールの生成が指示されたことを検出した場合、選択された列車スジSが示す運行計画に適用された運行ルールを抽出する。さらに、ルール処理部33は、選択された列車スジSが示す運行計画に基づいて、当該列車スジSに従って運行される鉄道の種別、発着駅、停車時間等の運行計画の特性(以下、運行計画特性と言う)を取得する(ステップS1101)。そして、ルール処理部33は、取得した運行計画特性に基づいて、制約パターンを取得する(ステップS1102)。

0063

次いで、ルール処理部33は、取得した制約パターンに従って、制約条件を作成する(ステップS1102)。その後、ルール処理部33は、図2に示すステップS205〜S206と同様の処理を行う。例えば、図12に示すように、タッチパネル1aによって列車スジS3が選択されかつ逆生成ボタンB4が押下された場合、表示制御部21は、運行ルール欄W21、ルール種別欄W22、対象オブジェクト欄W23、ロジック欄W25、シェイプ画像欄W27、キャンセルボタンB3、逆生成ボタンB4、および保存ボタンB5を含むルール作成ウィンドウW2を運行計画作成画面Gに含める。

0064

そして、ルール処理部33は、選択された列車スジS3が示す運行計画に適用された運行ルール「普通列車に変更する」を抽出し、当該運行ルールを新たな運行ルールとして作成する。また、ルール処理部33は、選択された列車スジS3が示す運行計画の運行計画特性を取得する。さらに、ルール処理部33は、取得した運行計画特性に基づいて、制約パターンを取得し、かつ当該制約パターンに従って制約条件を作成する。表示制御部21は、図12に示すように、作成した制約条件を、ロジック欄W25に表示させる。

0065

このように、第4の実施形態にかかる運行計画作成システムによれば、新たな運行ルールを容易かつ迅速に作成することができる。

0066

(第5の実施形態)
本実施形態は、運行中および運行前の運行計画を示す対象オブジェクトに対して運行規則図形がドロップされた場合に、当該ドロップされた運転規則図形が示す運転ルールを運行計画に対して適用する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の箇所については説明を省略する。

0067

本実施形態では、輸送計画部31は、運行計画作成画面Gの運行計画ウィンドウW1が含む列車スジSのうち、運行中および運行前の運行計画を示す列車スジSに対して運行規則図形Rがドロップされた場合に、当該ドロップされた運行規則図形Rが示す運行ルールを、列車スジSが示す運行計画に適用する。これにより、運行日当日の運行計画に対しても容易に運行ルールを適用することができる。一方、輸送計画部31は、運行計画ウィンドウW1が含む列車スジSのうち、運行済みの運行計画を示す列車スジSに対して運行規則図形Rがドロップされても、当該ドロップされた運行規則図形Rが示す運行ルールを、列車スジSが示す運行計画に対して適用しない。

0068

図13は、第5の実施形態にかかる運行計画作成システムにおける運行ルールの適用処理の一例を説明するための図である。例えば、図13に示すように、運行中の列車スジS3に対して運行規則図形R4がドロップされた場合、輸送計画部31は、列車スジS3が示す運行計画に対して、運行規則図形R4が示す運行ルール「列車スジにおいて運行規則図形をドロップした位置から、運休として車庫に戻す」を適用する。表示制御部31は、列車スジS3が示す運行計画に対して、運行規則図形R4が示す運行ルールが適用された場合、列車スジS3を、運行規則図形R4がドロップされた位置において運休とし、当該位置から車庫がある位置まで折り返す列車スジに変更する。

0069

このように、第5の実施形態にかかる運行計画作成システムによれば、運行日当日の運行計画に対しても容易に運行ルールを適用することができる。

0070

以上説明したとおり、第1から第5の実施形態によれば、行計画の変更に要する作業時間を短縮することができる。

0071

上述の実施形態においては、運行計画作成画面Gの運行計画ウィンドウW1に列車スジSが表示された場合における、運行計画に対する運行ルールの適用処理について説明したが、運行計画作成画面Gの運行計画ウィンドウW1に対象オブジェクトが表示されていれば、同様にして、運行計画に対する運行ルールの適用処理を実行することができる。例えば、輸送計画部31は、図14が示す横棒系の対象オブジェクト1401または図15に示す箱ダイヤ系の対象オブジェクト1501が運行計画ウィンドウW1に表示されている場合にも、同様にして、対象オブジェクトが示す運行計画に対する運行ルールの適用処理を実行することができる。

0072

なお、本実施形態の運行計画作成システムで実行されるプログラムは、ROM(Read Only Memory)等に予め組み込まれて提供される。本実施形態の運行計画作成システムで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルCD−ROMフレキシブルディスクFD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。

0073

さらに、本実施形態の運行計画作成システムで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の運行計画作成システムで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。

0074

本実施形態の出入力管理部2で実行されるプログラムは、上述した各部(表示制御部21、入力処理部22)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(Central Processing Unit)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、表示制御部21、入力処理部22が主記憶装置上に生成されるようになっている。

0075

本実施形態の処理部3で実行されるプログラムは、上述した各部(輸送計画部31、運行管理部32、ルール処理部33)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、輸送計画部31、運行管理部32、ルール処理部33が主記憶装置上に生成されるようになっている。

0076

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

0077

1 表示部
2出入力管理部
3 処理部
21表示制御部
22入力処理部
31輸送計画部
32運行管理部
33ルール処理部
311基本ダイヤ作成部
312車両運用作成部
313乗務員行路作成部
331ルール作成部
332ルールチェック部
333 ルール保存部
334 ルール呼出し部
335シェイプ作成部
336 シェイプ保存部
337 シェイプ呼出し部

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